JP2006044511A - ミラー及び角度検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ミラーの鏡面の角度を適切に検出する。
【解決手段】鏡面の向きを変更可能なミラー18であって、鏡面の向きを変更するアクチュエータ16と、鏡面と同じ方向を向くように、鏡面とともに向きを変更するプレートピボット10と、プレートピボット10に向かって付勢されることにより、プレートピボット10が回転運動をした場合に、回転量に応じて、鏡面とほぼ垂直な移動方向に移動するスライドブロック20と、スライドブロック20の移動量に応じて、鏡面の回転量を検知する回転量検知部とを備え、プレートピボット10は、プレートピボット10の回転に伴ってスライドブロック20の先端がプレートピボット10上を滑らないように、スライドブロック20の先端を保持するスライドブロック取付部を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ミラー及び角度検出装置に関する。
従来、ミラーアセンブリのプレートピボット(ピボットテーブル)に磁石を固定し、角度変更用アセンブリ側に磁気検出装置を設けたミラー角度検出装置が知られている(特許文献1)。この磁気検出装置は、鏡面の傾きによる磁界の変化を検出するものである。
実開平3−112441号公報
しかし、プレートピボットに固定した磁石により、鏡面の角度変位の全範囲において角度を検出するためには、磁石の大きさを、プレートピボットの動きに合わせて大きくする必要がある。また、鏡面の傾きによる磁界の変化を適切に検出するためには、例えば図6に示すように、プレートピボットの回転中心、磁石、及び磁気検出素子のニュートラルを同一線上に設ける必要がある。そのため、従来、レイアウトに制約が生じ、スペースを効率よく使えない場合があった。また、例えば、自動車用のアウターミラーにおいては、ミラーボデー内のスペースが限られているため、スペースの有効利用が強く望まれている。
また、鏡面を傾けるためのアクチュエータが角度検出装置付きの専用品となり、汎用性がなかった。更には、基板からのハーネス等の特別な配策によって磁気検出素子を磁石に近接させる場合、作業性が悪く、コストが高くなる場合があった。
そこで、本発明は、上記の課題を解決できるミラー及び角度検出装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、以下の構成を有する。
(構成1)鏡面の向きを変更可能なミラーであって、鏡面と平行な軸に対して鏡面を回転運動させることにより、鏡面の向きを変更するアクチュエータと、鏡面と同じ方向を向くように、鏡面とともに向きを変更する連動部材と、連動部材に向かって付勢されることにより、連動部材が回転運動をした場合に、回転量に応じて、鏡面とほぼ垂直な移動方向に移動するスライドブロックと、スライドブロックの移動量に応じて、鏡面の回転量を検知する回転量検知部とを備え、連動部材は、連動部材の回転に伴ってスライドブロックの先端が連動部材上を滑らないように、スライドブロックの先端を保持するスライドブロック取付部を有する。
このように構成すれば、鏡面の回転運動(円弧運動)を、スライドブロックにより、直線運動に変換できる。また、これにより、鏡面の角度を適切に検出することができる。また、このように構成すれば、回転量検知部等の配置の自由度が高まるため、ミラー内において、アクチュエータの空いたスペースを利用でき、スペース効率がよくなる。そのため、ミラーのコストを低減できる。
また、スライドブロックが連動部材に固定されているため、連動部材の回転によるスティックスリップを防ぐことができる。スティックスリップとは、連動部材上の接触位置を変えながら、スライドブロックが連動部材上を滑って移動する現象である。また、回転の方向によりスライドブロックの傾きが変化してしまうのを防ぐことができる。この結果、回転量検知部の検知結果にヒステリシスが生じるのを防ぐことができる。
尚、鏡面とほぼ垂直な移動方向とは、例えば、鏡面を傾けない場合に、鏡面と垂直となる方向である。また、ミラーは、例えば自動車用のアウターミラーである。連動部材は、例えばミラーホルダやハウジング等の、ミラーの動きに従って受動的に動く部材であってもよく、例えばプレートピボットのように自身が能動的に動くことにより、鏡面を駆動する部材であってもよい。また、連動部材は、鏡面の一部であってもよい。スライドブロック及び回転量検知部は、鏡面、ミラーホルダ、プレートピボット、ハウジング等のミラーの構成部品のいずれかに合わせて配置されてよい。また、スライドブロック及び回転量検知部は、アクチュエータの内部に配置されてもよく、外部に配置されてもよい。
(構成2)連動部材は、鏡面と平行な軸に対して回転運動をすることにより、鏡面を傾けるプレートピボットである。このように構成すれば、連動部材として新たな部材を追加することなく、鏡面の角度を適切に検出することができる。尚、スライドブロックは、例えば、プレートピボット裏面に向かって付勢される。プレートピボット裏面とは、ミラーの裏側を向く面である。
(構成3)スライドブロック取付部は、連動部材に設けられた窪みであり、スライドブロックの先端を収容することにより、スライドブロックの先端を、回動自在に保持する。このように構成すれば、スライドブロックを、連動部材に、適切に固定できる。
(構成4)アクチュエータは、鏡面を、それぞれ異なる第1軸及び第2軸に対して回転運動させ、ミラーは、第1軸及び第2軸のそれぞれに対応して、連動部材におけるそれぞれの軸上の点に向かって付勢される第1及び第2の前記スライドブロックを備え、連動部材は、第2軸に対して鏡面が回転する場合に第1のスライドブロックがつられて移動しないように、第1のスライドブロックを保持する第1のつられ防止機構と、第1軸に対して鏡面が回転する場合に第2のスライドブロックがつられて移動しないように、第2のスライドブロックを保持する第2のつられ防止機構とを有する。
このように構成すれば、つられ現象の発生を防ぐことができる。つられ現象とは、対応する軸以外の軸に対して鏡面が回転した場合に、その回転に伴ってスライドブロックが移動して、回転量検知部の出力が変化する現象である。
(構成5)第1及び第2のスライドブロックのそれぞれは、対応する軸の方向に突出する突起をそれぞれ有し、第1及び第2のつられ防止機構は、対応する前記スライドブロックを保持するスライドブロック取付部に隣接して、当該スライドブロックに対応する前記軸上に並ぶように設けられた窪みであり、対応するスライドブロックの突起を収容する。このように構成すれば、つられ現象の発生を、適切に防ぐことができる。
(構成6)鏡面の角度を検出する角度検出装置であって、鏡面と同じ方向を向くように、鏡面とともに向きを変更する連動部材に向かって付勢されることにより、連動部材が回転運動をした場合に、回転量に応じて、鏡面とほぼ垂直な移動方向に移動するスライドブロックと、スライドブロックの移動量に応じて、鏡面の回転量を検知する回転量検知部とを備え、連動部材は、連動部材の回転に伴ってスライドブロックの先端が連動部材上を滑らないように、スライドブロックの先端を保持するスライドブロック取付部を有する。このように構成すれば、構成1と同様の効果を得ることができる。
本発明によれば、ミラーの鏡面の角度を適切に検出できる。
以下、本発明に係る実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るミラー18の構成を示す。図1において、鏡面の角度検出に必要な要部以外の部分は省略した。ミラー18は、図示した構成の他に、例えばミラボデーや、鏡面等を更に備える。
本実施形態において、ミラー18は、自動車用のアウターミラーであり、アクチュエータ16及び角度検出装置14を備える。アクチュエータ16は、ハウジングフロント12及びプレートピボット10を備える。
ハウジングフロント12は、連動部材であるプレートピボット10を保持する筐体である。プレートピボット10は、連動部材の一例であり、ミラー18の鏡面と平行な軸に対して回転運動をすることにより、鏡面を傾ける。そのため、プレートピボット10は、鏡面と同じ方向を向くように、鏡面とともに向きを変更する。また、アクチュエータ16は、プレートピボット10によって鏡面を回転運動させることにより、鏡面の向きを変更する。
角度検出装置14は、それぞれ複数のスライドブロック20、スプリング22、ガイドケース24、磁石26、スプリング28、及びカバースプリング30と、PCボード32と、カバー34と、複数のスクリュータッピング36とを有する。角度検出装置14は、スライドブロック20、スプリング22、ガイドケース24、磁石26、スプリング28、及びカバースプリング30を、鏡面の垂直方向の傾き、及び水平方向の傾きのそれぞれを検出するために、それぞれ一組づつ有する。
スライドブロック20は、スプリング22により、ハウジングフロント12を介してプレートピボット10の裏面に向かって付勢されている。そして、プレートピボット10が回転運動をした場合に、スライドブロック20は、プレートピボット10の回転量に応じて、鏡面とほぼ垂直な移動方向に移動する。スライドブロック20は、例えばハウジングフロント12に設けられた穴を介して、プレートピボット10に押し当てられてよい。
スプリング22は、第1の付勢手段の一例であり、磁石26とスライドブロック20との間に設けられ、スライドブロック20をプレートピボット10に向かって付勢する。ガイドケース24は、磁石26を収容するケースであり、磁石26を、スプリング22とスプリング28との間に保持する。磁石26は、永久磁石である。スプリング28は、第2の付勢手段の一例であり、ガイドケース24を付勢することにより、磁石26をスプリング22に向かって付勢する。カバースプリング30は、スプリング28における磁石26から遠い端部を支持する。
このように構成すれば、スプリング22及びスプリング28のバランスにより、鏡面の動きを、磁石26の任意の移動量に変換することができる。また、この構成により、鏡面とほぼ垂直な移動方向にスライドブロック20が移動した場合、磁石26は、スライドブロック20の移動量に応じて、スライドブロック20の移動量よりも小さな移動量だけ、スライドブロック20と同じ方向に移動する。尚、角度検出装置14は、第1及び第2の付勢手段として、板バネ等の他の弾性部材を有してもよい。
PCボード32は、図示しない回転量検知部を含んで構成される角度検出回路等の周辺回路を搭載する回路基板であり、スライドブロック20、スプリング22、ガイドケース24、磁石26、スプリング28、及びカバースプリング30を挟んでプレートピボット10と対向するように設けられる。カバー34は、ハウジングフロント12との間にスライドブロック20、スプリング22、ガイドケース24、磁石26、スプリング28、カバースプリング30、及びPCボード32を収容するカバーである。スクリュータッピング36は、カバー34を、ハウジングフロント12に固定する。
このように構成すれば、鏡面の角度を適切に検出することができる。また、角度検出装置14を、ミラー18の垂直方向又は水平方向の直線上の任意の位置に配置することができる。また、配置の自由度が高まるため、ミラー18内において、アクチュエータ16の空いたスペースを利用でき、スペース効率がよい。また、角度検出装置14及びアクチュエータ16からなるアクチュエータのユニットを小型化できる。また、角度検出装置14はアクチュエータ16に対して後付けで付加できる構成であり、アクチュエータ16として、汎用のアクチュエータを使用することができる。そのため、本実施形態によればミラー18のコストを低減できる。
図2は、プレートピボット10及びスライドブロック20について、詳細に説明する図である。図2(a)は、プレートピボット10の動作を説明する図である。本実施形態において、アクチュエータ16(図1参照)は、ミラー18(図1参照)の鏡面を、それぞれ異なる垂直方向回転軸(第1軸)及び水平方向回転軸(第2軸)に対して回転運動させる。
また、角度検出装置14(図1参照)において、複数のスライドブロック20のそれぞれは、垂直方向回転軸及び水平方向回転軸のそれぞれに対応して設けられ、プレートピボット10における対応する軸上の点に向かって付勢される。また、それぞれのスライドブロック20に対応する磁石26及び磁気検出素子202等は、対応するスライドブロック20の位置に配置される。
図2(b)は、プレートピボット10及びスライドブロック20の詳細な構成を示す。本実施形態において、垂直方向回転軸及び水平方向回転軸のそれぞれに対応するスライドブロック20は、対応する軸の方向に突出するつられ防止用突起40をそれぞれ有する。
また、プレートピボット10は、それぞれのスライドブロック20に対応して、スライドブロック取付部42及び突起取付部44を有する。スライドブロック取付部42は、プレートピボット10に設けられた窪みであり、スライドブロック20の先端を収容することにより、スライドブロック20の先端を、回動自在に保持する。これにより、スライドブロック取付部42は、プレートピボット10の回転に伴ってスライドブロック20の先端が連動部材上を滑らないように、スライドブロック20の先端を保持する。
このように構成すれば、スライドブロック20がプレートピボット10に固定されているため、プレートピボット10の回転によるスティックスリップを防ぐことができる。また、回転の方向によりスライドブロックの傾きが変化してしまうのを防ぐことができため、PCボード32に設けられた磁気検出素子202を備えて構成される角度検出回路200の検知結果にヒステリシスが生じるのを防ぐことができる。
また、突起取付部44は、スライドブロック取付部42に隣接してプレートピボット10に設けられた窪みであり、スライドブロック取付部42に収容されるスライドブロック20に対応する軸上に、スライドブロック取付部42と並ぶ。そして、突起取付部44は、対応するスライドブロック20のつられ防止用突起40を収容して保持する。突起取付部44は、つられ防止用突起40を係止することにより、つられ防止用突起40を保持してよい。
このように構成すれば、例えば水平方向回転軸(又は垂直方向回転軸)に対して鏡面が回転する場合に、垂直方向回転軸(又は水平方向回転軸)に対応するスライドブロック20がつられて移動するのを防ぐことができる。また、このつられた動きに応じて角度検出回路200の出力が変化するつられ現象の発生を防ぐことができる。
尚、角度検出回路200は、回転量検知部の一例であり、例えば、ホール素子又はホールセンサ等の磁気検出素子202を有する。角度検出回路200は、磁気検出素子202の出力に基づき、スライドブロック20の移動量に応じて、鏡面の回転量を検知する。角度検出回路200は、磁気検出素子の出力を増幅するオペアンプ、及び磁石26や磁気検出素子202の温度特性を補償する温度補償用素子を更に有するのが好ましい。温度補償用素子は、例えばサーミスタ又は感温抵抗等である。
図3は、プレートピボット10の詳細な構成を示す。図3(a)は、スライドブロック20から見たスライドブロック取付部42近傍の拡大図である。図3(b)は、プレートピボット10にスライドブロック20の先端が収容されている状態を示す図である。図3(c)は、図3(b)におけるA−A断面図である。
図4は、スライドブロック取付部42の機能について説明する図である。図4(a)は、スライドブロック20のスティックスリップについて説明する図である。
円弧運動を直線運動に変換することにより鏡面の角度を検出するスライドブロックの構造において、スライドブロック取付部42を設けていない場合、図4(a)の左側に示すように、プレートピボットの回転に応じてプレートピボットとスライドブロックのあたり方が変化するため、スライドブロックはプレートピボットのA地点からB地点へと滑りながら移動して、スティックスリップが起こる可能性がある。
これに対し、スライドブロック取付部42を設けた場合は、図4(a)の右側に示すように、スライドブロック20はプレートピボット10に固定されているため、滑りながら移動することはない。そのため、スライドブロック取付部42を設けることにより、スティックスリップを防ぐことができる。
図4(b)は、角度検出回路200(図2参照)の出力に生じるヒステリシスについて説明する図である。スライドブロック取付部42を設けていない場合、図4(b)の左側に示すように、プレートピボットの回転方向(行き、帰り)により、プレートピボットにあたるスライドブロックの傾き方向が違う異なる。この場合、同じ回転量に対してスライドブロックの移動量が異なることとなるため、角度検出回路200の出力に、ヒステリシスが生じるおそれがある。
これに対し、スライドブロック取付部42を設けた場合は、図4(b)の右側に示すように、スライドブロック20はプレートピボット10に固定されているため、行きと帰りのあたり方の差が生じない。そのため、スライドブロック取付部42を設けることにより、ヒステリシスの発生を防ぐことができる。
図5は、つられ防止用突起40及び突起取付部44の機能について説明する図である。例えば垂直方向回転軸(V方向)に対応して設けられたスライドブロックに着目すると、つられ防止用突起40及び突起取付部44を設けない場合、図の左側に示すように、水平方向回転軸に対するプレートピボット10の動き(H方向の動き)に対しても、スライドブロック20は変動する。この場合、この変動に応じて角度検出回路200(図2参照)の出力が変動し、つられ現象が生じることとなる。
これに対し、つられ防止用突起40及び突起取付部44を設けた場合、図の右側示すように、つられ防止用突起40及び突起取付部44は、H方向の動きに対してのスライドブロック20の変動に規制をかけるため、つられ現象が生じない。このように、つられ防止用の規制箇所であるつられ防止用突起40をスライドブロック20に設けることにより、つられ現象の発生を防ぐことができる。
以上、本発明を実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
本発明は、例えば自動車用のアウターミラーに好適に利用できる。
本発明の一実施形態に係るミラー18の構成を示す図である。 プレートピボット10及びスライドブロック20について、詳細に説明する図である。 図2(a)は、プレートピボット10の動作を説明する図である。 図2(b)は、プレートピボット10及びスライドブロック20の詳細な構成を示す図である。 プレートピボット10の詳細な構成を示す図である。 図3(a)は、スライドブロック取付部42近傍の拡大図である。 図3(b)は、プレートピボット10にスライドブロック20の先端が収容されている状態を示す図である。 図3(c)は、図2におけるA−A断面図である。 スライドブロック取付部42の機能について説明する図である。 図4(a)は、スティックスリップについて説明する図である。 図4(b)は、ヒステリシスについて説明する図である。 つられ防止用突起40及び突起取付部44の機能について説明する図である。 プレートピボットに固定した磁石により、鏡面の角度を検出する構成を示す図である。
符号の説明
10・・・連動部材(プレートピボット)、12・・・ハウジングフロント、14・・・角度検出装置、16・・・アクチュエータ、18・・・ミラー、20・・・スライドブロック、22・・・スプリング、24・・・ガイドケース、26・・・磁石、28・・・スプリング、30・・・カバースプリング、32・・・PCボード、34・・・カバー、36・・・スクリュータッピング、40・・・つられ防止用突起、42・・・スライドブロック取付部、44・・・つられ防止機構(突起取付部)、200・・・回転量検知部(角度検出回路)、202・・・磁気検出素子

Claims (6)

  1. 鏡面の向きを変更可能なミラーであって、
    前記鏡面と平行な軸に対して前記鏡面を回転運動させることにより、前記鏡面の向きを変更するアクチュエータと、
    前記鏡面と同じ方向を向くように、前記鏡面とともに向きを変更する連動部材と、
    前記連動部材に向かって付勢されることにより、前記連動部材が回転運動をした場合に、回転量に応じて、前記鏡面とほぼ垂直な移動方向に移動するスライドブロックと、
    前記スライドブロックの移動量に応じて、前記鏡面の回転量を検知する回転量検知部と
    を備え、
    前記連動部材は、
    前記連動部材の回転に伴って前記スライドブロックの先端が前記連動部材上を滑らないように、前記スライドブロックの先端を保持するスライドブロック取付部を有することを特徴とするミラー。
  2. 前記連動部材は、前記鏡面と平行な軸に対して回転運動をすることにより、前記鏡面を傾けるプレートピボットであることを特徴とする請求項1に記載のミラー。
  3. 前記スライドブロック取付部は、前記連動部材に設けられた窪みであり、前記スライドブロックの先端を収容することにより、前記スライドブロックの先端を、回動自在に保持することを特徴とする請求項1又は2に記載のミラー。
  4. 前記アクチュエータは、前記鏡面を、それぞれ異なる第1軸及び第2軸に対して回転運動させ、
    前記ミラーは、前記第1軸及び第2軸のそれぞれに対応して、前記連動部材におけるそれぞれの軸上の点に向かって付勢される第1及び第2の前記スライドブロックを備え、
    前記連動部材は、
    前記第2軸に対して前記鏡面が回転する場合に前記第1のスライドブロックがつられて移動しないように、前記第1のスライドブロックを保持する第1のつられ防止機構と、
    前記第1軸に対して前記鏡面が回転する場合に前記第2のスライドブロックがつられて移動しないように、前記第2のスライドブロックを保持する第2のつられ防止機構と
    を有することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のミラー。
  5. 第1及び第2の前記スライドブロックのそれぞれは、対応する前記軸の方向に突出する突起をそれぞれ有し、
    前記第1及び第2のつられ防止機構は、対応する前記スライドブロックを保持する前記スライドブロック取付部に隣接して、当該スライドブロックに対応する前記軸上に並ぶように設けられた窪みであり、対応する前記スライドブロックの前記突起を収容することを特徴とする請求項4に記載のミラー。
  6. 鏡面の角度を検出する角度検出装置であって、
    前記鏡面と同じ方向を向くように、前記鏡面とともに向きを変更する連動部材に向かって付勢されることにより、前記連動部材が前記回転運動をした場合に、回転量に応じて、前記鏡面とほぼ垂直な移動方向に移動するスライドブロックと、
    前記スライドブロックの移動量に応じて、前記鏡面の回転量を検知する回転量検知部と
    を備え、
    前記連動部材は、
    前記連動部材の回転に伴って前記スライドブロックの先端が前記連動部材上を滑らないように、前記スライドブロックの先端を保持するスライドブロック取付部を有することを特徴とする角度検出装置。
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