JP2006040386A - ディスク装置 - Google Patents

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JP2006040386A
JP2006040386A JP2004218105A JP2004218105A JP2006040386A JP 2006040386 A JP2006040386 A JP 2006040386A JP 2004218105 A JP2004218105 A JP 2004218105A JP 2004218105 A JP2004218105 A JP 2004218105A JP 2006040386 A JP2006040386 A JP 2006040386A
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clutch
driven pinion
chassis
traverse
gear
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JP2004218105A
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English (en)
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Tomohiro Shirakawa
朋宏 白川
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】 プレイモードで振動による歯部どうしの衝突や異音の発生を防ぐこと。
【解決手段】 従動ピニオン24とギア機構52との間にクラッチ機構36が設けられ、
該クラッチ機構36が、従動ピニオン24の中央部外周面に部分的に形成したクラッチ溝
50と、該クラッチ溝50に外周部を部分的に嵌入させたクラッチ歯車51とからなり、
該クラッチ歯車51がギア機構52を介してフィードモータ17に連動連結されており、
プレイモードからエジェクトモードに切り換えることにより、フィードモータ17を駆動
して光ピックアップ12を最前進a位置まで移動させた後にカムスライダ7を左右一方向
cにスライドさせることにより、切換ラック23に噛合する従動ピニオン24を正転iさ
せ、その正転iさせた従動ピニオン24をクラッチ歯車51に噛合させることによりクラ
ッチ機構36をオン状態にする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えばDVDレコーダなどのディスク装置に関し、プレイモードで振動によ
る歯部どうしの衝突や異音の発生を防ぐようにしたものである。
従来、ディスク装置の技術として特許文献1などに記載したものがあり、その一例を図
10〜図12に基づいて説明すると、これはDVDレコーダであって、ディスクD載置用
トレイ1を前後進a,b可能に支持するローダーシャーシ2の内部空間2aにトラバース
シャーシ3とトラバースホルダ5とが配置され、トラバースシャーシ3の四隅部を弾性ゴ
ムからなる弾性変形可能なダンパー4を介してローダーシャーシ2とトラバースホルダ5
とに連結することにより、該トラバースシャーシ3が後側ダンパー4を中心にして上下動
e,f可能に形成され、トラバースホルダ5の前端起立部5aに突設したカムピン6がロ
ーダーシャーシ2の前部に前後進a,bとは直行する左右方向c,dに移動可能に配置し
たカムスライダ7のカム溝8に嵌入されている。
前記トラバースシャーシ3の前部にターンテーブル10付きスピンドルモータ11が固
定されると共に、そのトラバースシャーシ3に光ピックアップ12がガイドシャフト13
に沿って前後進a,b可能に配置され、光ピックアップ12に一体連結したメインラック
14Aと、該メインラック14Aに一定範囲内移動可能に連結した状態でばね(図示せず
)により後進b側に付勢されたサブラック14Bとからなるダブルラック14が設けられ
、該ダブルラック14に係脱可能に噛合する駆動ピニオン15をウォ−ムギア機構16を
介して正逆回転g,hさせるフィードモータ17がトラバースシャーシ3に設けられてい
る。
図10に示すように、前端起立部5aの下面中央にプレートトリガ19が左右方向c,
dに一定範囲内移動可能に配置され、該プレートトリガ19の前端から起立する起立板1
9aに突設したトリガピン20がカムスライダ7のピン溝21に嵌入され、カムスライダ
7の一端に切換ラック23が形成され、該切換ラック23に対向してローダーシャーシ2
に従動ピニオン24が正逆回転i,j可能に配置され、該従動ピニオン24と切換ラック
23との間にクラッチ機構36が設けられており、プレイモードではクラッチオフ状態(
図10参照)にされ、そのプレイモードからエジェクトモードに切り換えたときにクラッ
チ機構36がオン状態にされる。
前記従動ピニオン24はギア機構52を介してフィードモータ17に連動連結され、そ
の従動ピニオン24に対向してトレイ1の下面にトレイラック25が一体突設されている
。なお、26a,26bはカムスライダ7に突設した左右一対のガイドピンであって、ト
レイ1の下面に一体形成した左右一対のガイド溝27a,27bに係合されている。図1
1中、28はローダーシャーシ2の上部に架設した天板部2bの中央収納部に昇降可能に
配置した磁石付きディスクホルダである。
上記構成において、図10及び図11(a)は、プレイモードを示すものであって、切
換ラック23と従動ピニオン24とが噛合されておらず、クラッチ機構36をオフ状態に
しており、トラバースシャーシ3を上動fさせることにより、ターンテーブル10とディ
スクホルダ28とでディスクDを挟持し、スピンドルモータ11の駆動によりターンテー
ブル10を介してディスクDを高速回転させ、フィードモータ17によりウォ−ムギア機
構16、駆動ピニオン15及びダブルラック14を介して光ピックアップ12を前後進a
,bさせ、該光ピックアップ12によりディスクDに記録されている映像情報の再生や録
画または消去をおこなう。
プレイモードからエジェクトモードに切り換えると、スピンドルモータ11の駆動を停
止し、フィードモータ17の駆動により、ウォ−ムギア機構16を介して駆動ピニオン1
5を正転gさせることにより、ダブルラック14を介して光ピックアップ12を前進aさ
せ、図12(a)に示すように、光ピックアップ12がスピンドルモータ11に当接して
最前進a位置に達したときに、駆動ピニオン15とメインラック14Aとの噛合いを解消
してサブラック14Bだけを前進aさせ〔図12(b)参照〕、その前進aしたサブラッ
ク14Bをプレートトリガ19に係合させることにより該プレートトリガ19を一方向c
にスライドさせ、これによりトリガピン20を介してカムスライダ7も同方向cに一体的
にスライドさせて、該カムスライダ7の切換ラック23とフィードモータ17により正転
iされる従動ピニオン24とを同期して連動連結させ、クラッチ機構36をオン状態にす
る。
続いて、ギア機構52、従動ピニオン24及び切換ラック23を介してフィードモータ
17によりカムスライダ7を左右一方向cにスライドさせることにより、カム溝8及びカ
ムピン6を介してトラバースホルダ5が下降され、前側ダンパー4を介してトラバースシ
ャーシ3の前部が押し下げられる。これにより、該トラバースシャーシ3が後側ダンパー
4を中心に下動eされ、ターンテーブル10がトレイ1よりも下がって、該ターンテーブ
ル10上のディスクDがトレイ1に受け渡される。
前記カムスライダ7が左右一方向cにスライドされて左端に達する直前に、各ガイドピ
ン26a,26bが各ガイド溝27a,27bのコーナ斜面30に押し付けられて、トレ
イ1をわずかに前進aさせ、トレイラック25を従動ピニオン24に噛合させ、それと同
時に、切換ラック23が従動ピニオン24から外れて縁が切れ、クラッチ機構36をオフ
状態にする。
次に、前記従動ピニオン24の正転iにより、トレイラック25を介してトレイ1が前
進aされ〔図11(b)参照〕、その最前進a状態のトレイ1からディスクDを取り出し
たり、そのトレイ1上に新たなディスクDを載置した後、エジェクト釦を押すことにより
、上記と逆の手順でプレイモードに戻される。
実用新案登録第3096654号
上記従来の構成では、プレイモードでトラバースシャーシ3が各ダンパー4を介してロ
ーダーシャーシ2に弾性的に支持されているため、そのローダーシャーシ2側から加わる
振動を各ダンパー4で吸収してトラバースシャーシ3を静止させることができるが、その
トラバースシャーシ3側のギア機構52とローダーシャーシ2側の従動ピニオン24とが
常時噛合されているため、上記振動によりギア機構52の歯部と従動ピニオン24の歯部
とが互い衝突して、その歯部が損傷されたり、異音を発生させてユーザに不快感を与える
ことがある。
本発明は、上記従来の欠点に鑑み、プレイモードで振動による歯部どうしの衝突や異音
の発生を防ぐようにしたディスク装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、ディスク載置用トレイを前後進可能
に支持するローダーシャーシが設けられ、該ローダーシャーシの内部空間に、光ピックア
ップを前後進可能に配置したトラバースシャーシとトラバースホルダとが配置され、前記
トラバースシャーシの四隅部がダンパーを介してローダーシャーシとトラバースホルダと
の連結され、該トラバースホルダがローダーシャーシに前後進方向とは直交する左右方向
にスライド可能に配置したカムスライダに係合され、該カムスライダの一端に形成した切
換ラックと、該切換ラックに対向してローダーシャーシに正逆回転可能に配置した従動ピ
ニオンとの間にクラッチ機構が設けられ、該従動ピニオンとトラバースシャーシに設けた
フィードモータとを連動連結するギア機構がそのトラバースシャーシに設けられており、
プレイモードからエジェクトモードに切り換えることにより、フィードモータを駆動して
光ピックアップを最前進位置まで移動させた後にカムスライダを左右一方向にスライドさ
せることにより、切換ラックを従動ピニオンに噛合させてクラッチ機構をオン状態とし、
フィードモータによりギア機構、従動ピニオン及び切換ラックを介してカムスライダを左
右一方向にスライドさせることにより、トラバースシャーシを下動させ、トレイを前進さ
せるようにしたディスク装置において、前記切換ラックと従動ピニオンとの間に設けたク
ラッチ機構を、その従動ピニオンとギア機構との間に移行させ、その移行させたクラッチ
機構が、従動ピニオンの中央部外周面に部分的に形成したクラッチ溝と、該クラッチ溝に
外周部を部分的に嵌入させたクラッチ歯車とからなり、該クラッチ歯車がギア機構を介し
てフィードモータに連動連結されており、プレイモードからエジェクトモードに切り換え
ることにより、フィードモータを駆動して光ピックアップを最前進位置まで移動させた後
にカムスライダを左右一方向にスライドさせることにより、切換ラックに噛合する従動ピ
ニオンを正転させ、その正転させた従動ピニオンをクラッチ歯車に噛合させることにより
クラッチ機構をオン状態にすることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、ディスク載置用トレイを前後進可能に支持するローダーシャ
ーシが設けられ、該ローダーシャーシの内部空間に、光ピックアップを前後進可能に配置
したトラバースシャーシとトラバースホルダとが配置され、前記トラバースシャーシの四
隅部がダンパーを介してローダーシャーシとトラバースホルダとの連結され、該トラバー
スホルダがローダーシャーシに前後進方向とは直交する左右方向にスライド可能に配置し
たカムスライダに係合され、該カムスライダの一端に形成した切換ラックに対向してロー
ダーシャーシに従動ピニオンが正逆回転可能に配置され、該従動ピニオンとトラバースシ
ャーシ上のフィードモータとを連動連結するギア機構がそのトラバースシャーシ上に設け
られたディスク装置において、前記従動ピニオンとギア機構との間にクラッチ機構が設け
られており、プレイモードからエジェクトモードに切り換えることにより、フィードモー
タを駆動して光ピックアップを最前進位置まで移動させた後にカムスライダを左右一方向
にスライドさせることにより、切換ラックに噛合する従動ピニオンを正転させてクラッチ
機構をオン状態とし、フィードモータによりギア機構、クラッチ機構、従動ピニオン及び
切換ラックを介してカムスライダを左右一方向にスライドさせることにより、トラバース
シャーシを下動させ、トレイを前進させるようにしたことを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記クラッチ機構が、従動
ピニオンの中央部外周面に部分的に形成したクラッチ溝と、該クラッチ溝に外周部を部分
的に嵌入させたクラッチ歯車とからなり、該クラッチ歯車がギア機構を介してフィードモ
ータに連動連結されていることを特徴としている。
請求項1に記載の発明は、実施の一形態(図1〜図9参照)に対応するものであって、
これによれば、トラバースシャーシが各ダンパーを介してローダーシャーシに弾性的に支
持されているため、ローダーシャーシ側から加わる振動を各ダンパーで吸収してトラバー
スシャーシを静止させることができ、これに加えて、プレイモード中は、トラバースシャ
ーシ側のギア機構とローダーシャーシ側の従動ピニオンとがクラッチ機構によりオフ状態
にされているので、上記振動によりクラッチ歯車の歯部と従動ピニオンの歯部とが互いに
衝突せず、従来のように歯部どうしが衝突して損傷されたり、異音を発生させることがな
く、ユーザに快適なプレイ環境を提供することができる。
前記クラッチ機構が、従動ピニオンの中央部外周面に部分的に形成したクラッチ溝と、
該クラッチ溝に外周部を部分的に嵌入させたクラッチ歯車とからなり、構造簡単で部品点
数が少ないので、製作費を安くすることができ、また、クラッチオフ状態から従動ピニオ
ンを回転させるだけで、該従動ピニオンをクラッチ歯車に噛合させて直ちにクラッチオン
状態にすることができる。
請求項2に記載の発明は、基本形態に対応するものであって、これによれば、トラバー
スシャーシが各ダンパーを介してローダーシャーシに弾性的に支持されているので、その
ローダーシャーシ側から加わる振動を各ダンパーで吸収してトラバースシャーシを静止さ
せることができ、これに加えて、プレイモード中は、トラバースシャーシ側のギア機構と
ローダーシャーシ側の従動ピニオンとがクラッチ機構によりオフ状態にされているので、
上記振動によりギア機構の歯部と従動ピニオンの歯部とが互いに衝突せず、従来のように
歯部どうしが衝突して損傷されたり、異音を発生させることがなく、ユーザに快適なプレ
イ環境を提供することができる。
請求項3に記載の発明によれば、前記クラッチ機構が、従動ピニオンの中央部外周面に
部分的に形成したクラッチ溝と、該クラッチ溝に外周部を部分的に嵌入させたクラッチ歯
車とからなり、構造簡単で部品点数が少ないので、製作費を安くすることができ、また、
クラッチオフ状態から従動ピニオンを回転させるだけで、該従動ピニオンをクラッチ歯車
に噛合させて直ちにクラッチオン状態にすることができる。
図1〜図9は本発明の実施の一形態であるDVDレコーダを示すものであって、従動ピ
ニオン24とギア機構52(図1参照)との間にクラッチ機構36が設けられ、サブラッ
ク14Bとプレートトリガ19とを着脱可能に連結するための連結機構35とが設けられ
ている。上記以外の構成は図10〜図12に示す構成とほぼ同じであるから、同一部分に
同一符号を付してその説明を省略する。
図4に示すように、前記従動ピニオン24は、小径状の上側ピニオン部24aと、大径
状の下側ピニオン部24bとからなり、クラッチ機構36は、下側ピニオン部24bの上
端外周面にクラッチ溝50を部分的に形成し、該クラッチ溝50にクラッチ歯車51の外
周部を部分的に嵌入させたものであって、該クラッチ歯車51は歯車機構52を介してフ
ィードモータ17に連動連結されており、図4に示すプレイモードでは、クラッチ機構3
6がオフ状態にされ、このプレイモードからエジェクトモードに切り換えることにより、
従動ピニオン24を正転iさせて、下側ピニオン部24bをクラッチ歯車51に噛合させ
、フィードモータ17の動力をギア機構52及びクラッチ歯車51を介して従動ピニオン
24に伝達する。なお、上側ピニオン部24aには、切換ラック23とトレイラック25
とが択一的に噛合される。
前記連結機構35は、図6に示すように、トラバースシャーシ3の下面に枢支軸46を
介して回動可能に枢着された切換レバー47を有し、該切換レバー47の基端に形成した
基端扇形歯部47aがプレートトリガ19の後側ラック19bに噛合されると共に、その
切換レバー47の先端に形成した先端扇形歯部47bがサブラック14Bの先端に形成し
た前側ラック14aに対向されており、プレイモードでは、切換レバー47の先端扇形歯
部47bがサブラック14Bの前側ラック14aから離間されて連結解除の状態にされ(
図6参照)、エジェクトモードでは、前進aするサブラック14Bの前側ラック14aが
先端扇形歯部47bに係合されて連結状態にされ、プレートトリガ19を左右一方向cに
スライドさせる(図7参照)。
上記構成において、図1、図3及び図5(a)は、プレイモードを示すものであって、
クラッチ機構36及び連結機構35がオフ状態にされると共に、切換ラック23が従動ピ
ニオン24に噛合され、トラバースシャーシ3を上動fさせることにより、ターンテーブ
ル10とディスクホルダ28とでディスクDを挟持し、スピンドルモータ11の駆動によ
りターンテーブル10を介してディスクDを高速回転させ、フィードモータ17によりウ
ォ−ムギア機構16、駆動ピニオン15及びダブルラック14を介して光ピックアップ1
2を前後進a,bさせ(図6参照)、該光ピックアップ12によりディスクDに記録され
ている映像情報の再生や録画または消去をおこなう。
この場合、トラバースシャーシ3が各ダンパー4を介してローダーシャーシ2に弾性的
に支持されているので、そのローダーシャーシ2側から加わる振動を各ダンパー4で吸収
してトラバースシャーシ3を静止させることができ、これに加えて、プレイモード中は、
トラバースシャーシ3側のギア機構52(及びクラッチ歯車51)とローダーシャーシ2
側の従動ピニオン24とがクラッチ機構36によりオフ状態にされているので、上記振動
によりクラッチ歯車51の歯部と従動ピニオン24の歯部とが互いに衝突せず、従来のよ
うに歯部どうしが衝突して損傷されたり、異音を発生させることがなく、ユーザに快適な
プレイ環境を提供することができる。
前記クラッチ機構36が、従動ピニオン24に部分的に形成したクラッチ溝50と、該
クラッチ溝50に外周部を部分的に嵌入させたクラッチ歯車51とからなり、構造簡単で
部品点数が少ないので、製作費を安くすることができ、また、クラッチオフ状態(図4参
照)から従動ピニオン24を正逆回転i,jさせるだけで、該従動ピニオン24をクラッ
チ歯車51に噛合させて直ちにクラッチ機構36をオン状態にすることができる。
プレイモードからエジェクトモードに切り換えると、スピンドルモータ11の駆動を停
止し、フィードモータ17の駆動により、ウォ−ムギア機構16を介して駆動ピニオン1
5を正転gさせることにより、ダブルラック14を介して光ピックアップ12を前進aさ
せる。
次に、図7に示すように、光ピックアップ12が最前進a位置に達したときに、駆動ピ
ニオン15とメインラック14Aとの噛合いを解消してサブラック14Bだけを前進aさ
せ、該サブラック14Bの前側ラック14aを切換レバー47の先端扇形歯部47bに噛
合させ、該切換レバー47を回動させ、その切換レバー47の基端扇形歯部47a及び後
側ラック19bを介してプレートトリガ19を左右一方向cにスライドさせ、これにより
、トリガピン20によりカムスライダ7も同方向cに一体的にスライドさせ〔図5(b)
参照〕、該カムスライダ7の切換ラック23を介して従動ピニオン24を矢印i方向に回
転させて、下側ピニオン部24bをクラッチ歯車51に噛合させ、これにより、クラッチ
機構36をオン状態とし、従動ピニオン24をフィードモータ17に連動連結する。
続いて、フィードモータ17で従動ピニオン24を矢印i方向にほぼ1周近く回転させ
ることにより、切換ラック23を介してカムスライダ7を左右一方向cにスライドさせ、
カム溝8及びカムピン6を介してトラバースホルダ5が下降され〔図5(c)参照〕、前
側ダンパー4を介してトラバースシャーシ3の前部が押し下げられる。これにより、該ト
ラバースシャーシ3が後側ダンパー4を中心に下動eされ、ターンテーブル10がトレイ
1よりも下がって、該ターンテーブル10上のディスクDがトレイ1に受け渡される(図
9参照)。
前記カムスライダ7が左右一方向cにスライドされて左端に達する直前に、各ガイドピ
ン26a,26bが各ガイド溝27a,27bのコーナ斜面30に押し付けられて、トレ
イ1をわずかに前進aさせ、トレイラック25を従動ピニオン24に噛合させ、それと同
時に、切換ラック23が従動ピニオン24から外れて縁が切れる(図8参照)。
その後、前記従動ピニオン24の正転iにより、トレイラック25を介してトレイ1が
前進aされ(図9参照)、その最前進a状態のトレイ1からディスクDを取り出したり、
そのトレイ1上に新たなディスクDを載置した後、エジェクト釦を押すことにより、上記
と逆の手順でプレイモードに戻される。
上記実施の形態では、DVDレコーダを例にあげて説明したが、これに限定されるわけ
ではなく、例えばDVDプレーヤやCDプレーヤなどの各種のディスク装置にも適用され
る。
本発明の実施の一形態であるDVDレコーダのプレイモードを示す平面図である。 同裏面図である。 同縦断面図である。 同クラッチ機構付近の斜視図である。 (a)は同プレイモードを示す横断面図、(b)はエジェクトモードの前半を示す横断面図、(c)はエジェクトモードの後半を示す横断面図である。 同プレイモードを示す要部の概略平面図である。 同エジェクトモードを示す要部の概略平面図である。 同エジェクトモードを示す平面図である。 同エジェクトモードを示す縦断面図である。 従来例を示す平面図である。 (a)はプレイモードを示す縦断面図、(b)はエジェクトモードを示す縦断面図である。 (a)は同エジェクトモードの前半を示す概略平面図、(b)はエジェクトモードの後半を示す概略平面図である。
符号の説明
1 トレイ
2 ローダーシャーシ
2a ローダーシャーシの内部空間
3 トラバースシャーシ
4 ダンパー
5 トラバースホルダ
7 カムスライダ
12 光ピックアップ
17 フィードモータ
23 切換ラック
24 従動ピニオン
36 クラッチ機構
50 クラッチ溝
51 クラッチ歯車
52 ギア機構
D ディスク
a,b 前後進
c,d 左右方向
e,f 上下動
i,j 正逆回転

Claims (3)

  1. ディスク載置用トレイを前後進可能に支持するローダーシャーシが設けられ、該ローダ
    ーシャーシの内部空間に、光ピックアップを前後進可能に配置したトラバースシャーシと
    トラバースホルダとが配置され、前記トラバースシャーシの四隅部がダンパーを介してロ
    ーダーシャーシとトラバースホルダとの連結され、該トラバースホルダがローダーシャー
    シに前後進方向とは直交する左右方向にスライド可能に配置したカムスライダに係合され
    、該カムスライダの一端に形成した切換ラックと、該切換ラックに対向してローダーシャ
    ーシに正逆回転可能に配置した従動ピニオンとの間にクラッチ機構が設けられ、該従動ピ
    ニオンとトラバースシャーシに設けたフィードモータとを連動連結するギア機構がそのト
    ラバースシャーシに設けられており、プレイモードからエジェクトモードに切り換えるこ
    とにより、フィードモータを駆動して光ピックアップを最前進位置まで移動させた後にカ
    ムスライダを左右一方向にスライドさせることにより、切換ラックを従動ピニオンに噛合
    させてクラッチ機構をオン状態とし、フィードモータによりギア機構、従動ピニオン及び
    切換ラックを介してカムスライダを左右一方向にスライドさせることにより、トラバース
    シャーシを下動させ、トレイを前進させるようにしたディスク装置において、前記切換ラ
    ックと従動ピニオンとの間に設けたクラッチ機構を、その従動ピニオンとギア機構との間
    に移行させ、その移行させたクラッチ機構が、従動ピニオンの中央部外周面に部分的に形
    成したクラッチ溝と、該クラッチ溝に外周部を部分的に嵌入させたクラッチ歯車とからな
    り、該クラッチ歯車がギア機構を介してフィードモータに連動連結されており、プレイモ
    ードからエジェクトモードに切り換えることにより、フィードモータを駆動して光ピック
    アップを最前進位置まで移動させた後にカムスライダを左右一方向にスライドさせること
    により、切換ラックに噛合する従動ピニオンを正転させ、その正転させた従動ピニオンを
    クラッチ歯車に噛合させることによりクラッチ機構をオン状態にすることを特徴とするデ
    ィスク装置。
  2. ディスク載置用トレイを前後進可能に支持するローダーシャーシが設けられ、該ローダ
    ーシャーシの内部空間に、光ピックアップを前後進可能に配置したトラバースシャーシと
    トラバースホルダとが配置され、前記トラバースシャーシの四隅部がダンパーを介してロ
    ーダーシャーシとトラバースホルダとの連結され、該トラバースホルダがローダーシャー
    シに前後進方向とは直交する左右方向にスライド可能に配置したカムスライダに係合され
    、該カムスライダの一端に形成した切換ラックに対向してローダーシャーシに従動ピニオ
    ンが正逆回転可能に配置され、該従動ピニオンとトラバースシャーシ上のフィードモータ
    とを連動連結するギア機構がそのトラバースシャーシ上に設けられたディスク装置におい
    て、前記従動ピニオンとギア機構との間にクラッチ機構が設けられており、プレイモード
    からエジェクトモードに切り換えることにより、フィードモータを駆動して光ピックアッ
    プを最前進位置まで移動させた後にカムスライダを左右一方向にスライドさせることによ
    り、切換ラックに噛合する従動ピニオンを正転させてクラッチ機構をオン状態とし、フィ
    ードモータによりギア機構、クラッチ機構、従動ピニオン及び切換ラックを介してカムス
    ライダを左右一方向にスライドさせることにより、トラバースシャーシを下動させ、トレ
    イを前進させるようにしたことを特徴とするディスク装置。
  3. 前記クラッチ機構が、従動ピニオンの中央部外周面に部分的に形成したクラッチ溝と、
    該クラッチ溝に外周部を部分的に嵌入させたクラッチ歯車とからなり、該クラッチ歯車が
    ギア機構を介してフィードモータに連動連結されていることを特徴とする請求項2に記載
    のディスク装置。
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