JP2000011511A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JP2000011511A JP10169061A JP16906198A JP2000011511A JP 2000011511 A JP2000011511 A JP 2000011511A JP 10169061 A JP10169061 A JP 10169061A JP 16906198 A JP16906198 A JP 16906198A JP 2000011511 A JP2000011511 A JP 2000011511A
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清 石岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置内で使用するモータの数を減らすことに
より、より安価な光ディスク装置を提供することを目的
とする。 【解決手段】 トラバースベース3に、光ピックアップ
7と、この光ピックアップ7を光ディスク70の内周位
置から外周位置にかけて正逆駆動させる送りモータ11
とを設け、光ディスク70を装置本体1の外部からトラ
バースベース3上に移送させるローディング手段25
と、送りモータ11の駆動によりローディング手段25
を駆動するローディング駆動手段30とを備えている。
送りモータ11により、光ピックアップ7の信号再生の
ための移動と、装置外への光ディスク70の排出とを行
うことができ、装置内で使用するモータの数を減らし
て、より安価な光ディスク装置を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンパクトディス
ク等の、光ディスクに信号を記録し、もしくは記録され
た信号を再生するための光ディスク装置に関するもので
あって、特に、光ピックアップの駆動機構、及び、光デ
ィスクのローディング機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の光ディスク装置は、通常、ユーザ
ーの操作により、装置の前面パネルの開口部から出てく
るディスクトレイ上に光ディスクを装着後、このディス
クトレイごと光ディスクを装置の内部の所定の位置に引
き込む。そして、装置内部の所定の位置に達した光ディ
スクを、ターンテーブルとクランパーにより挟み込んだ
状態で所定の回転数で回転させ、この光ディスク上の所
定の範囲に記録された信号のトラック位置に応じて光ピ
ックアップを移動させることで、信号を再生する。
【0003】そして、従来の光ディスク装置では、これ
らの動作、つまり、ディスクローディング動作、ディス
ク回転動作、光ピックアップ送り動作の3つの動作を、
それぞれ別のモータを駆動元として駆動させている。つ
まり、従来の光ディスク装置では、通常、合計3個のモ
ータを使用するよう構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
光ディスク装置において、その使われているモータは値
段の高い部品の一つであり、合計3個のモータを使用し
ていると、装置自体の値段を下げられないという問題点
を有していた。
【0005】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、装置内で使用するモータの数を減らすことによ
り、より安価な光ディスク装置を提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の光ディスク装置は、トラバースベースに、光
ピックアップと、この光ピックアップを光ディスクの内
周位置から外周位置にかけて正逆駆動させる送りモータ
とを設け、光ディスクを装置本体の外部からトラバース
ベース上に移送させるローディング手段と、送りモータ
の駆動によりローディング手段を駆動するローディング
駆動手段とを備えている。
【0007】この構成によって、送りモータにより、光
ピックアップを信号の再生のための移動と、装置外への
光ディスクの排出とを行うことができ、装置内で使用す
るモータの数を減らして、より安価な光ディスク装置を
提供することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、装置本体側にトラバースベースを配設し、このトラ
バースベースに、光ディスクに信号を記録し、もしくは
記録された信号を再生する光ピックアップと、光ピック
アップ駆動手段を介して前記光ピックアップを光ディス
クの内周位置から外周位置にかけて正逆駆動させる送り
モータとを設け、前記装置本体側に、前記光ディスクを
装置本体の外部から前記トラバースベース上に移送させ
るローディング手段と、前記送りモータの駆動により前
記ローディング手段を駆動するローディング駆動手段と
を備えたことを特徴とする光ディスク装置としたもので
あり、信号の再生状態にある光ピックアップを、送りモ
ータにより光ディスク上の信号の内周端部切り換え位置
に移動させたのち、さらに回転方向をかえることなく同
モータをまわしつづけることにより、装置外への光ディ
スクの排出を行え、従来の光ディスク装置において必要
とされていた光ディスクローディング用のモータを廃止
し得るという作用を有する。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
光ディスク装置であって、光ピックアップは、光ディス
ク上の信号が記録されている信号位置範囲よりもさらに
内周側の延長部切り換え位置まで移動可能であり、前記
光ピックアップが前記延長部切り換え位置にあるとき、
送りモータの回転駆動力をローディング駆動手段に切り
換え伝達するように構成したことを特徴としたものであ
り、送りモータにより、光ピックアップを光ディスク上
の信号の内周端切り換え位置に移動させたのち、さらに
送りモータを同方向にまわしつづけることにより、自動
的にローディング駆動手段による装置外への光ディスク
の排出を行えるという作用を有する。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項2記載の
光ディスク装置であって、送りモータの回転駆動力によ
り光ピックアップが、信号位置範囲の内周端部切り換え
位置に移動してきたことを検出する内周検出スイッチ
と、この内周検出スイッチの検出状態で送りモータを更
に内周方向へ回転駆動することにより、この送りモータ
の駆動力をローディング駆動手段に切り換える動力伝達
切り換え手段とを設け、前記内周検出スイッチからの検
出信号に応じて前記送りモータの回転方向を切り換える
ことにより、前記送りモータの回転駆動力の伝達を、ロ
ーディング手段の駆動と前記光ピックアップの駆動とに
選択的に切り換えるように構成したことを特徴としたも
のであり、内周検出スイッチがオフのときには、光ピッ
クアップが内周端部切り換え位置に有ること/内周端部
切り換え位置に移動してきたことを検出し、内周検出ス
イッチをオンとしたときには、光ピックアップが内周検
出スイッチを動作させてからもさらに光ピックアップを
内周側に移動させ得るという作用を有する。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1記載の
光ディスク装置であって、トラバースベースは、光ディ
スクが載置されるターンテーブルを有するとともに、そ
の後端部を中心に回動可能に取り付けられており、前記
トラバースベースを回動させてターンテーブルを前記光
ディスクに対して昇降させる昇降手段と、前記ローディ
ング手段による光ディスクの移送動作に応じて前記昇降
手段に前記送りモータの駆動力を伝達する動力伝達手段
とを設け、光ディスクの移送動作に応じてターンテーブ
ルを昇降させて、このターンテーブル上に光ディスクを
着脱可能に構成したことを特徴としたものであり、昇降
手段によりトラバースベースを上昇させた状態では、タ
ーンテーブルなどにより光ディスクをほぼ水平な状態で
クランプし得、また送りモータの駆動力により動力伝達
手段を介して昇降手段を作動させ、トラバースベースを
下降させた状態では、ターンテーブルが傾きながら下方
に移動させて光ディスクのクランプの解除が行え、装置
外部から光ディスクを装着するとき、装置内部から光デ
ィスクを排出するときに、光ディスクをターンテーブル
の上部を通過し得るという作用を有する。
【0012】請求項5に記載の発明は、請求項4記載の
光ディスク装置であって、ローディング駆動手段は、送
りモータの回転駆動力を伝達する駆動ギヤと、ローディ
ング手段の一部に設けられ前記駆動ギヤと噛み合うラッ
クを有し、前記ラックのラック歯は、トラバースベース
の回動角度とほぼ同じ角度の歯筋角度を有することを特
徴としたものであり、ターンテーブル、つまりトラバー
スベースが回動し前方を下に傾いたとき、駆動ギヤも水
平状態から傾いた状態になるが、このときラックのラッ
ク歯がほぼ同じ角度の歯筋角度を有するよう傾斜した歯
に構成してあることから、これら駆動ギヤとラックとの
噛合は常に正しく行えるという作用を有する。
【0013】(実施の形態1)以下に、本発明の光ディ
スク装置の実施の形態1について、図に基づいて詳細に
説明する。なお、図1〜図6は本発明の実施の形態1に
おける光ディスク装置の構成、及びその動作を図番号順
に示した平面図、図7、図8は光ディスク装置の側面
図、図9、図10は光ディスク装置のカムラック体部分
の背面図、図11は光ディスク装置のトレイラック部分
の側面図、図12は光ディスク装置のタイミング図であ
る。
【0014】図1〜図11において、装置本体(メカベ
ース)1側には、四隅相当部に位置される4個のフロー
ティングゴム2を介して矩形板状のトラバースベース3
が配設されている。その際にトラバースベース3は、そ
の後端部に配設された2個(複数個)のフローティング
ゴム2の部分を回動軸として、装置本体1側に回動可能
に取り付けられており、また前端部は、装置本体1に対
して上下動可能に取り付けられた上下スライダー6に、
残り2個(複数個)のフローティングゴム2を介して取
り付けられている。つまりトラバースベース2は、上下
スライダー6の上下動により、概略その後端部を中心に
して回動するよう構成されている。なお、上下スライダ
ー6の上下動構成は後述する。
【0015】前記トラバースベース3には、光ディスク
70に信号を記録し、もしくは記録された信号を再生す
るための光ピックアップ7と、載置された光ディスク7
0の回転中心をクランパー14とともに挟み込んで光デ
ィスク70を回転させるためのターンテーブル8と、こ
のターンテーブル8を回転させるためのスピンドルモー
タ9と、光ピックアップ駆動手段20を介して、光ピッ
クアップ7を光ディスク70の概略内周位置から外周位
置にかけて正逆駆動させるための駆動元となる送りモー
タ11などが設けられている。
【0016】すなわち前記光ピックアップ7は、前記ト
ラバースベース3に形成された貫通部4に嵌め込み状に
位置されており、そして貫通部4の左右側縁に設けられ
たガイド体5に支持案内されて、光ディスク70の概略
内周位置から外周位置にかけて正逆駆動可能に構成され
ている。前記ターンテーブル8は、前記貫通部4の前方
に配置されている。そしてスピンドルモータ9は、ター
ンテーブル8と同軸の回転軸10を有し、また前記送り
モータ11は、モータギヤ13と同軸の回転軸12を有
する。
【0017】前記光ピックアップ駆動手段20は、トラ
バースベース3に配置された光ピックアップ駆動ギヤ列
や、光ピックアップ7側に取り付けられた光ピックアッ
プ送りラック体23などによって構成されている。すな
わち、光ピックアップ駆動ギヤ列は、前記モータギヤ1
3に減速噛合される第1駆動ギヤ21と、この第1駆動
ギヤ21に減速噛合される第2駆動ギヤ22とからな
り、この第2駆動ギヤ22の減速ギヤ部が、前記光ピッ
クアップ送りラック体23に形成された前後方向の受動
ラック24に噛合可能とされている。
【0018】以上の21〜24により、送りモータ11
の駆動力を光ピックアップ7に伝達するための光ピック
アップ駆動手段20の一例が構成される。前記装置本体
1側には、前記光ディスク70を装置本体1の外部から
前記トラバースベース3上に移送させるローディング手
段と、前記送りモータ11の駆動により前記ローディン
グ手段を駆動するローディング駆動手段30とが設けら
れる。すなわち、ローディング手段はディスクトレイ2
5などにより一例が構成され、その裏面側には、トレイ
ラック26とカム溝27が形成されている。
【0019】前記ローディング駆動手段30は、トラバ
ースベース3に配置されたローディング駆動ギヤ列や、
ディスクトレイ25側に形成された前後方向のトレイラ
ック26などによって構成されている。すなわち、ロー
ディング駆動ギヤ列は、前記モータギヤ13に減速噛合
される第3駆動ギヤ31と、この第3駆動ギヤ31に減
速噛合される第4駆動ギヤ32と、この第4駆動ギヤ3
2に減速噛合される第5駆動ギヤ33とからなり、この
第5駆動ギヤ33のギヤ部に、前記トレイラック26が
噛合可能とされている。
【0020】以上の26、31〜33により、前記送り
モータ11の駆動力を前記ディスクトレイ(ローディン
グ手段)25に伝達するためのローディング駆動手段3
0の一例が構成される。
【0021】前記光ピックアップ7は、光ディスク70
上の信号が記録されている信号位置範囲Xよりもさらに
内周側の延長部切り換え位置Yまで移動可能であり、そ
して光ピックアップ7が前記延長部切り換え位置Yにあ
るとき、送りモータ11の回転駆動力をローディング駆
動手段30に切り換え伝達するように構成されている。
【0022】すなわち、光ピックアップ7が延長部切り
換え位置Yまで移動し得るように、前記貫通部4やガイ
ド体5が形成されており、さらにモータギヤ13に対す
る受動ラック24の噛合長さが設定されている。そして
トラバースベース3側には、送りモータ11の回転駆動
力により光ピックアップ7が、信号位置範囲Xの内周端
部切り換え位置Zに移動してきたことを検出する内周検
出スイッチ35が設けられ、さらに、この内周検出スイ
ッチ35の検出状態で送りモータ11を更に内周方向へ
回転駆動するように構成されている。
【0023】また装置本体1、トラバースベース3、デ
ィスクトレイ25に亘っては、前記送りモータ11の駆
動力をローディング駆動手段30に切り換える動力伝達
切り換え手段40が設けられている。さらに、前記内周
検出スイッチ35からの検出信号に応じて前記送りモー
タ11の回転方向を切り換えることにより、前記送りモ
ータ11の回転駆動力の伝達を、ディスクトレイ(ロー
ディング手段)25の駆動と光ピックアップ7の駆動と
に選択的に切り換えるように構成されている。
【0024】すなわち、前記トラバースベース3の前部
には、縦軸41を介して切り換えレバー42が回転可能
に設けられ、この切り換えレバー42の基部には、部分
ギヤ43と弾性係止体44とが設けられている。そして
トラバースベース3にはストッパー体45が設けられ、
前記切り換えレバー42がローディング駆動手段30側
に回転(反時計方向に回転)されて、弾性係止体44が
ストッパー体45に係止されることで、この切り換えレ
バー42の回転限の位置規制と位置維持とを行うように
構成されている。また、切り換えレバー42が回転限の
とき部分ギヤ43に対して、前記光ピックアップ送りラ
ック体23の前端部に形成された前後方向の切り換えラ
ック46が噛合可能とされている。
【0025】前記トラバースベース3の前方には、装置
本体1側のガイド部15に支持案内されて左右方向にス
ライド可能なカムラック体47が設けられ、このカムラ
ック体47の左端には、装置本体1側に設けられたスト
ッパー体16に係止可能な弾性係止体48が形成されて
いる。そしてカムラック体47には、時計方向に回転さ
れる切り換えレバー42が当接可能なカム体49が設け
られている。
【0026】前記装置本体1の前部には、支軸50を介
してストツプレバー51が回転可能に配設され、その際
に支軸50は、カムラック体47に形成された左右方向
の長孔52に位置されている。前記ストツプレバー51
はL字形状であって、そのコーナ部に支軸50が位置さ
れ、そして先端部に対しては、時計方向に回転される前
記切り換えレバー42が当接可能とされ、また基端部に
はストッパーピン53が設けられている。
【0027】前記カムラック体47の左端部分でかつ弾
性係止体48の近くには、前記ストッパーピン53を係
止可能な係止凹部54が形成されている。そしてカムラ
ック体47の前面側には、係止凹部54から右側へ連な
る傾斜カム面55と、左右方向の規制面56とが形成さ
れている。なお、前記支軸50の部分には、ストッパー
ピン53がカムラック体47側に当接されるようにスト
ツプレバー51を回転付勢するばね57が設けられてい
る。前記カムラック体47の右端部分には、ローディン
グ駆動手段30の第5駆動ギヤ33に噛合可能な短尺ラ
ック体58が左右方向に構成されている。
【0028】以上の41〜58により、前記送りモータ
11の駆動力をローディング駆動手段30に切り換える
動力伝達切り換え手段40の一例が構成される。前記カ
ムラック体47の部分には、前記ディスクトレイ25に
形成されたカム溝27と係合する突起軸59が設けられ
ている。ここでカム溝27は、前記ディスクトレイ25
の前部に位置される左右溝部27aと、この左右溝部2
7aの内端から後方へ傾斜される傾斜溝部27bと、こ
の傾斜溝部27bの端から後方へ延びる前後溝部27c
とにより形成されている。
【0029】前記トラバースベース3を回動させてター
ンテーブル8を光ディスク70に対して昇降させる昇降
手段60と、前記ディスクトレイ25による光ディスク
70の移送動作に応じて前記昇降手段60に前記送りモ
ータ11の駆動力を伝達する動力伝達手段66とが設け
られ、光ディスク70の移送動作に応じてターンテーブ
ル8を昇降させて、このターンテーブル8上に光ディス
ク70を着脱可能に構成されている。
【0030】すなわち、前述したようにトラバースベー
ス3は、その前端部に配設された2個のフローティング
ゴム2を介して上下スライダー6に取り付けられ、そし
て上下スライダー6の上下動により回動するよう構成さ
れており、その際に上下スライダー6の上下動は、この
上下スライダー6の左右両側に設けられた被ガイド部6
1が装置本体1側に設けられた上下方向のガイド部62
に嵌合案内されることで行われる。
【0031】そして上下スライダー6の前面側には左右
一対のカムピン63が設けられ、このカムピン63が係
合される左右一対のカム溝64が、前記カムラック体4
7の後面側に形成されている。その際にカム溝64は、
カムラック体47の左右方向の移動動作に応じて、カム
ピン63を介して上下スライダー6を上下方向に移動さ
せるように形成されている。
【0032】以上の61〜64により、トラバースベー
ス3を回動させてターンテーブル8を光ディスク70に
対して昇降させる昇降手段60の一例が構成される。ま
た、前記短尺ラック体58のラック歯は、上下方向に充
分な長さに設定されており、これにより、カムラック体
47の左右方向の移動によってトラバースベース3が上
下に回動されたとしても、第5駆動ギヤ33の短尺ラッ
ク体58に対する噛合が維持されるように構成されてい
る。
【0033】以上の58、33により、ディスクトレイ
25による光ディスク70の移送動作に応じて前記昇降
手段60に前記送りモータ11の駆動力を伝達する動力
伝達手段66の一例が構成される。
【0034】前述したようにトラバースベース3を回動
させたときでも、ローディング駆動手段30における第
5駆動ギヤ33からトレイラック26への、送りモータ
11の回転駆動力の伝達が円滑に行えるように、このト
レイラック26のラック歯は、概略トラバースベース3
の回動角度とほぼ同じ角度の歯筋角度を有するように形
成されている。
【0035】以上のように構成された光ディスク装置の
実施の形態1について、以下その動作を図12のタイミ
ング図も参照しながら説明する。まず、図1、図7、図
9は光ディスク70から信号を再生しているときの光デ
ィスク装置を示したものである。
【0036】このとき、動力伝達切り換え手段40にお
いては、前記切り換えレバー42が反時計方向に回転さ
れて、弾性係止体44がストッパー体45に係止されて
おり、そしてカムラック体47が右側へ限度まで移動さ
れて、その短尺ラック体58を第5駆動ギヤ33に対し
て右側へ外すとともに、ストッパーピン52を係止凹部
54に係止させて、カムラック体47の位置決めを行っ
ている。また昇降手段60においては、カムラック体4
7が右側へ移動されることによって、上下スライダー6
を上方へ回動させている。
【0037】このような状態での光ディスク70からの
信号の再生は、ターンテーブル8によってその上に挟み
込まれた光ディスク70を、スピンドルモータ9により
ターンテーブル8とともに所定の回転数で回転させなが
ら、光ピックアップ7を、再生しようとしている目的の
信号トラックの概略下位置に移動させ、この光ピックア
ップ7に設けられたレンズ、レーザー等の光学素子によ
り、光ディスク70上の信号を読取ることにより行う。
【0038】ここで、再生しようとしている信号トラッ
クが現在の光ピックアップ7の位置する上にないとき、
もしくは、数十本以上の信号トラックにまたがって信号
を再生しようとするとき、光ピックアップ7を、トラバ
ースベース3に設けられたガイド部5,5に沿って、外
周方向(矢印A方向)、もしくは、内周方向(矢印B方
向)に移動させる必要がある。
【0039】この光ピックアップ7の移動は、送りモー
タ11の回転駆動力により光ピックアップ駆動手段20
を介して行われる。すなわち、送りモータ11によるモ
ータギヤ13の回転は、第1駆動ギヤ21から第2駆動
ギヤ22へと伝達され、この第2駆動ギヤ22の回転に
より受動ラック24を前後に駆動させることで行える。
その際に、送りモータ11によりモータギヤ13が時計
方向aに回転すると、光ピックアップ7は外周方向A
に、また送りモータ11によりモータギヤ13が反時計
方向bに回転すると、光ピックアップ7は内周方向Bに
移動する。
【0040】なお、図1に示した光ディスク70からの
信号の再生状態においては、ローディング駆動手段30
側の各駆動ギヤ31,32,33もモータギヤ13の回
転とともに回転はするが、前述したように短尺ラック体
57が第5駆動ギヤ33に対して右側へ外れていること
から、その駆動力をディスクトレイ25には伝達してい
ない状態にある。
【0041】次に、図2は光ディスク70の最内周に記
録された信号を再生しているときの光ディスク装置を示
したものである。すなわち、送りモータ11によりモー
タギヤ13が反時計方向bに回転し、そして光ピックア
ップ7が、光ピックアップ駆動手段20により内周方向
Bに駆動されて、光ディスク70上の信号が記録されて
いる記録位置範囲Xの内周端部切り換え位置Zまで移動
している。このとき、第2駆動ギヤ22に対しては受動
ラック24の後端部分が噛合されており、また切り換え
ラック46は、部分ギヤ43に接近されている。
【0042】ここに示したように、通常、光ディスク7
0はその規格に信号の記録されている信号位置範囲Xが
光ディスク70の中心からの半径で決められている。そ
して、従来の光ディスク装置では、この信号位置範囲X
の最内周位置に光ピックアップ7の位置検出スイッチを
設け、光ピックアップ7が最内周位置に有ること/最内
周位置に移動してきたことを検出し、それ以上、内周側
には光ピックアップ7が移動しないように制御してい
る。
【0043】これに対して本発明の光ディスク装置にお
いては、最内周位置を内周端部切り換え位置Zとして、
ここに内周検出スイッチ35を設け、この内周検出スイ
ッチ35がオフのときには、光ピックアップ7が最内周
位置に有ること/最内周位置に移動してきたことを検出
する点は従来の光ディスク装置と同じであるが、内周検
出スイッチ35をオンとしたときには、光ピックアップ
7が内周検出スイッチ35を動作させてからもさらに光
ピックアップ7が内周側に移動可能なように構成されて
いる点が、従来の光ディスク装置とは異なる。
【0044】図3は、図2に示したような光ピックアッ
プ7が光ディスク70の最内周位置に移動してきて、内
周検出スイッチ35を動作させた状態よりも、さらに光
ピックアップ7が内周側に移動したときの光ディスク装
置を示したものである。
【0045】ここで、図2の状態と図3の状態の違い、
および、図2から図3への状態の移行動作について説明
する。図2の状態から図3の状態への光ピックアップ7
の移動は、オンとした内周検出スイッチ35が光ピック
アップ7により操作された図2の状態から、さらに送り
モータ11によりモータギヤ13が、今までの回転方向
と同じ反時計方向bに回転することによって行われる。
【0046】ここで、光ピックアップ7がさらに内周側
に移動することによって、光ピックアップ7側に取り付
けられた切り換えラック46が、切り換えレバー42の
部分ギヤ43に係合しながら、切り換えレバー42を時
計方向cに回転させる。そしてさらに切り換えレバー4
2が、ストップレバー51を反時計方向dに回転させな
がら、かつ、カム体49を介してカムラック体47を左
側に移動(スライド)eさせる。
【0047】その際にカムラック体47が左側に移動す
ることにより、まず図3に示すように、短尺ラック体5
8が第5駆動ギヤ33に噛合い始め、この状態では、ま
だ、受動ラック24は第2駆動ギヤ22と噛合い状態を
保っている。
【0048】図4は、図3に示したような短尺ラック体
58が第5駆動ギヤ33に噛合い始めた状態から、さら
に、第5駆動ギヤ33による駆動力により、カムラック
体47が左側に移動した状態を示している。この動作
も、送りモータ11によりモータギヤ13が、光ピック
アップ7を内周側に送るときの回転方向と同じく、反時
計方向bに回転することによって行われる。
【0049】このようなカムラック体47の動作により
切り換えレバー42は、このカムラック体47に規制さ
れる位置までさらに時計方向cに回転し、受動ラック2
4と第2駆動ギヤ22の噛合いがはずれる位置まで、光
ピックアップ7をさらなる内周位置まで引き込む。
【0050】また、同じくこのカムラック体47の動作
により、ストップレバー51は、ストッパーピン53が
傾斜カム面55から規制面56へと案内されることで、
切り換えレバー42と完全に離間する位置まで反時計方
向dに回転する。
【0051】ところで、本光ディスク装置においては、
トラバースベース3は上下スライダー6の上下動によ
り、その後端部を回動中心にして回動するよう構成され
ており、そして、この上下スライダー6側のカムピン6
3が、カムラック体47に形成されたカム溝64に係合
している。したがって、カムラック体47の左右方向の
移動動作に応じ、上下スライダー6は上下方向の移動動
作を行う。つまり、カムラック体47の左右動作によ
り、トラバースベース3はその後端部を回動中心にして
回動する。
【0052】すなわち本光ディスク装置においては、図
3に示したようにカムラック体47が右側にあるときに
は、図7、図9に示すように、カムピン63がカム溝6
4の上位部分に係合しており、以て上下スライダー6は
上方にある。また、図4に示したようにカムラック体4
7が左側にあるときには、図8、図10に示すように、
カムピン63がカム溝64の下位部分に係合しており、
以て上下スライダー6は下方にある。
【0053】そして、図7に示した上下スライダー6が
上方にある状態では、ターンテーブル8やクランパー1
4により光ディスク70がほぼ水平な状態でクランプで
きるよう構成されており、また、図8に示した上下スラ
イダー6が下方にある状態では、ターンテーブル8が傾
きながら下方に移動しており、装置外部から光ディスク
70を装着するとき、装置内部から光ディスク70を排
出するときに、光ディスク70がターンテーブル8の上
部を通過できるよう構成されている。
【0054】つまり、これらの構成により、図3に示し
たカムラック体47が右側にある状態から、ローディン
グ駆動手段30の第5駆動ギヤ33の回転gによって、
図4に示した位置までカムラック体47を左側に移動e
させることにより、光ピックアップ7の内周方向への更
なる引き込みと、ストップレバー51の解除と、ターン
テーブル8による光ディスク70のクランプの解除が行
える。
【0055】図5は、同じく送りモータ11によりモー
タギヤ13が反時計方向bに回転し、第5駆動ギヤ33
の回転gによって、図4に示した状態よりさらにカムラ
ック体47が左側に移動eした状態を示している。また
図5には、図1〜図4に図示していないディスクトレイ
25を破線で示してある。
【0056】ここで、図5に示すように、カムラック体
47が第5駆動ギヤ33により、図4に示した位置より
さらに左側に移動すると、カムラック体47上の突起軸
59がカム溝27の左右溝部27aに沿って左側に移動
し、45度の傾斜溝部27bに到達する。そして、この
傾斜溝部27bの左側の壁を突起軸59が押すことによ
り、ディスクトレイ25が装置本体1に対して前方に移
動fする。このとき、ディスクトレイ25に設けたトレ
イラック26が同時に前方に移動して、第5駆動ギヤ3
3に噛み合う。
【0057】なお、この図5に示したカムラック13が
左側に移動した状態では、図8、図11に示すように、
上下スライダー6が下方にあって、ターンテーブル8、
つまりトラバースベース3が回動し前方を下に傾いてお
り、第5駆動ギヤ33も水平状態から傾いている。しか
し、第5駆動ギヤ33と噛み合うトレイラック26のラ
ック歯は、トラバースベース3の回動角度とほぼ同じ角
度の歯筋角度を有するよう傾斜した歯に構成してあるこ
とから、これら第5駆動ギヤ33とトレイラック26と
の噛合は正しく行われる。
【0058】図6は、第5駆動ギヤ33がトレイラック
26と噛み合いながらさらに回転し、ディスクトレイ2
5を装置外に排出したときの状態を示している。このと
きカムラック体47は、その突起軸59がカム溝27の
前後溝部27cに位置されており、そして短尺ラック体
58と第5駆動ギヤ33の噛合は外れている。
【0059】以上のように本発明の実施の形態1によれ
ば、信号の再生状態にある光ピックアップ7を、送りモ
ータ11により光ディスク70上の信号の内周端部切り
換え位置Zに移動させたのち、さらに回転方向をかえる
ことなく同モータ11をまわしつづけることにより、自
動的にターンテーブル8による光ディスク70のクラン
プの解除、装置外への光ディスク70の排出を行うこと
ができ、従来の光ディスク装置において必要とされてい
たディスクローディング用のモータを廃止することがで
きる。そして、装置内で使用するモータの数を減らすこ
とにより、より安価な光ディスク装置を提供することが
可能になる。
【0060】なお、上記実施の形態1の説明において
は、再生状態から光ディスク70のクランプ解除、光デ
ィスク70の排出の動作について記述したが、送りモー
タ11の回転を反対方向、すなわち時計方向aにするこ
とにより、装置内への光ディスク70の搬入、光ディス
ク70のクランプ、そして再生状態への移行も可能であ
る。
【0061】また、光ピックアップ7を、送りモータ1
1により光ディスク70上の信号の最内周位置に移動さ
せ、内周検出スイッチ35により光ピックアップ7の位
置を検出したのち、送りモータ11の回転方向を変えた
り、回転を停止させることにより、装置外へ光ディスク
70を排出すること無く、同光ディスク70の信号の連
続した再生/記録が可能である。
【0062】また、本実施の形態1を取ることにより、
従来の光ディスク装置で必要としていた、光ディスクが
装置内に搬入されたことを検出する検出スイッチや光デ
ィスクのクランプ動作を検出する検出スイッチがなくて
も、内周検出スイッチ35により上記状態の検出が可能
になるため、検出スイッチの数を減らす事ができ、より
安価な光ディスク装置を提供する事が可能になる。
【0063】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、送りモー
タにより、光ピックアップを信号の再生のために移動で
きるとともに、光ディスク上の信号の内周端切り換え位
置に移動させたのち、さらに送りモータを同方向にまわ
しつづけることにより、自動的にターンテーブルによる
光ディスクのクランプの解除、装置外への光ディスクの
排出を行うことができ、従来の光ディスク装置において
必要とされていた光ディスクローディング用のモータを
廃止することができ、以て、装置内で使用するモータの
数を減らすことにより、より安価な光ディスク装置を提
供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1を示し、光ディスクから
信号を再生しているときの光ディスク装置の平面図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態1を示し、光ディスクの最
内周に記録された信号を再生しているときの光ディスク
装置の平面図である。
【図3】本発明の実施の形態1を示し、さらに光ピック
アップが内周側に移動したときの光ディスク装置の平面
図である。
【図4】本発明の実施の形態1を示し、さらにカムラッ
クが左側に移動したときの光ディスク装置の平面図であ
る。
【図5】本発明の実施の形態1を示し、さらにカムラッ
クが左側に移動し、ローディング駆動ギヤとトレイラッ
クがかみ合い始めたときの光ディスク装置の平面図であ
る。
【図6】本発明の実施の形態1を示し、ディスクトレイ
を装置外に排出したときの光ディスク装置の平面図であ
る。
【図7】本発明の実施の形態1を示し、上下スライダー
が上方にあるときの光ディスク装置の側面図である。
【図8】本発明の実施の形態1を示し、上下スライダー
が下方にあるときの光ディスク装置の側面図である。
【図9】本発明の実施の形態1を示し、上下スライダー
が上方にあるときの光ディスク装置におけるカムラック
体部分の背面図である。
【図10】本発明の実施の形態1を示し、上下スライダ
ーが下方にあるときの光ディスク装置におけるカムラッ
ク体部分の背面図である。
【図11】本発明の実施の形態1を示し、上下スライダ
ーが下方にあるときの光ディスク装置におけるトレイラ
ック部分の側面図である。
【図12】本発明の実施の形態1を示し、光ディスク装
置のタイミング図である。
【符号の説明】
1 装置本体(メカベース) 2 フローティングゴム 3 トラバースベース 6 上下スライダー 7 光ピックアップ 8 ターンテーブル 9 スピンドルモータ 11 送りモータ 13 モータギヤ 14 クランパー 20 光ピックアップ駆動手段 22 第2駆動ギヤ 23 光ピックアップ送りラック体 24 受動ラック 25 ディスクトレイ(ローディング手段) 26 トレイラック 27 カム溝 30 ローディング駆動手段 33 第5駆動ギヤ 35 内周検出スイッチ 40 動力伝達切り換え手段 42 切り換えレバー 43 部分ギヤ 46 切り換えラック 47 カムラック体 51 ストツプレバー 58 短尺ラック体 59 突起軸 60 昇降手段 63 カムピン 64 カム溝 66 動力伝達手段 70 光ディスク X 信号位置範囲 Y 延長部切り換え位置 Z 内周端部切り換え位置 A 外周方向 B 内周方向 a モータギヤ13の時計方向回転 b モータギヤ13の反時計方向回転
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 脇川 政直 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 石岡 清 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 大西 正徳 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5D046 AA16 CA12 CB15 EA15 GA02 HA03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体側にトラバースベースを配設
    し、このトラバースベースに、光ディスクに信号を記録
    し、もしくは記録された信号を再生する光ピックアップ
    と、光ピックアップ駆動手段を介して前記光ピックアッ
    プを光ディスクの内周位置から外周位置にかけて正逆駆
    動させる送りモータとを設け、前記装置本体側に、前記
    光ディスクを装置本体の外部から前記トラバースベース
    上に移送させるローディング手段と、前記送りモータの
    駆動により前記ローディング手段を駆動するローディン
    グ駆動手段とを備えたことを特徴とする光ディスク装
    置。
  2. 【請求項2】 光ピックアップは、光ディスク上の信号
    が記録されている信号位置範囲よりもさらに内周側の延
    長部切り換え位置まで移動可能であり、前記光ピックア
    ップが前記延長部切り換え位置にあるとき、送りモータ
    の回転駆動力をローディング駆動手段に切り換え伝達す
    るように構成したことを特徴とする請求項1記載の光デ
    ィスク装置。
  3. 【請求項3】 送りモータの回転駆動力により光ピック
    アップが、信号位置範囲の内周端部切り換え位置に移動
    してきたことを検出する内周検出スイッチと、この内周
    検出スイッチの検出状態で送りモータを更に内周方向へ
    回転駆動することにより、この送りモータの駆動力をロ
    ーディング駆動手段に切り換える動力伝達切り換え手段
    とを設け、前記内周検出スイッチからの検出信号に応じ
    て前記送りモータの回転方向を切り換えることにより、
    前記送りモータの回転駆動力の伝達を、ローディング手
    段の駆動と前記光ピックアップの駆動とに選択的に切り
    換えるように構成したことを特徴とする請求項2記載の
    光ディスク装置。
  4. 【請求項4】 トラバースベースは、光ディスクが載置
    されるターンテーブルを有するとともに、その後端部を
    中心に回動可能に取り付けられており、前記トラバース
    ベースを回動させてターンテーブルを前記光ディスクに
    対して昇降させる昇降手段と、前記ローディング手段に
    よる光ディスクの移送動作に応じて前記昇降手段に前記
    送りモータの駆動力を伝達する動力伝達手段とを設け、
    光ディスクの移送動作に応じてターンテーブルを昇降さ
    せて、このターンテーブル上に光ディスクを着脱可能に
    構成したことを特徴とする請求項1記載の光ディスク装
    置。
  5. 【請求項5】 ローディング駆動手段は、送りモータの
    回転駆動力を伝達する駆動ギヤと、ローディング手段の
    一部に設けられ前記駆動ギヤと噛み合うラックを有し、
    前記ラックのラック歯は、トラバースベースの回動角度
    とほぼ同じ角度の歯筋角度を有することを特徴とする請
    求項4記載の光ディスク装置。
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