JP2006040317A - 光ピックアップ及びディスクドライブ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 移動ベースに対する対物レンズ駆動装置の位置調整の調整精度の向上等を図る。
【解決手段】 移動ベース7に固定され該移動ベースに対する対物レンズ駆動装置8の位置調整を行うための調整用プレート15を設け、対物レンズ駆動装置に、調整用プレートに固定される固定ブロック13と、固定ブロックに対して所定の方向へ移動される可動ブロック12とを設け、調整用プレートに、固定ブロックが固定される固定部16aと、位置調整時に位置調整用治具に把持される被把持部16bとを設け、調整用プレートの被把持部の少なくとも一部を、対物レンズのレンズ中心Pを通りディスク状記録媒体100のタンジェンシャル方向に延びる線分Lを基準としてディスクテーブルが位置する側の領域である第1の領域R又はその反対側の第2の領域Lの方向へ固定部から突出させて設け、位置調整時に、位置調整用ディスク200を調整用プレートの被把持部の少なくとも一部が突出されない側の領域である第2の領域又は第1の領域に位置させるようにした。
【選択図】 図5

Description

本発明は光ピックアップ及びディスクドライブ装置に関する。詳しくは、調整用プレートが突出された側と反対側に位置調整用ディスクを位置させて、移動ベースに対する対物レンズ駆動装置の位置調整の調整精度の向上等を図る技術分野に関する。
光ディスクや光磁気ディスク等のディスク状記録媒体に対して情報信号の記録や再生を行うディスクドライブ装置があり、このようなディスクドライブ装置には、ディスク状記録媒体の半径方向へ移動され該ディスク状記録媒体に対してレーザー光を照射する光ピックアップが設けられている。
光ピックアップはディスク状記録媒体の半径方向へ移動される移動ベースと該移動ベース上に配置された対物レンズ駆動装置と移動ベースに配置された所要の複数の光学部品とを備えている。
このような光ピックアップにあっては、その製造工程において、対物レンズ駆動装置の移動ベースに対する位置調整が行われる。この位置調整は、対物レンズ駆動装置の可動ブロックに配置された対物レンズを介して位置調整用ディスクに対してレーザー光を照射し、位置調整用ディスクで反射されたレーザー光の戻り光に基づいて測定されるジッター値が最適値となる位置に対物レンズ駆動装置を移動ベースに対して位置調整することにより行われる。ジッター値はディスク状記録媒体から読み出されたRF信号(読み出し信号)の時間軸方向のおける揺らぎを表した数値であり、ジッター値の最適化によりRF信号の品質の向上を図ることができる。
位置調整においては、対物レンズ駆動装置の固定ブロックに予め固定された調整用プレートの一部をその面方向から調整用の治具(一対の把持アーム)によって挟み込むことにより把持し、この調整用の治具によって固定ブロックを移動させたときのジッター値を測定している。この測定の結果、ジッター値が最適値を示した位置に調整用プレートを移動ベースに固定することにより位置調整を完了する。
上記のような位置調整を行う光ピックアップとして、固定ブロックが固定される第1のプレートと移動ベースに固定される第2のプレートとを備え、第2のプレートに対して第1のプレートを充填剤を介して位置調整後に固定するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された光ピックアップにあっては、第1のプレートに固定ブロックを挟んで可動ブロックの反対側に突出された部分を設け、この部分を調整用の治具によって把持し調整用の治具を必要な方向へ移動させることにより位置調整を行うようにしている。
特開平9−251653号公報
上記した従来の光ピックアップにあっては、上記したように、固定ブロックを挟んで可動ブロックが位置する側と反対側に突出された第1のプレートの部分を調整用の治具によって把持することにより位置調整を行うようにしている。
ところが、調整用の治具によって把持される第1のプレートの部分が、位置調整用ディスクの真下に存在してしまうため、位置調整用ディスクと第1のプレートの間の小さな隙間から調整用の治具を挿入して第1のプレートの部分を把持しなければならない。
従って、調整用の治具として厚みの薄い形状のものを使用せざるを得ないため、調整用の治具の剛性が低く、調整時に治具の撓みが生じて位置調整の精度が悪化するというおそれがあった。
また、調整用の治具の厚みが限られてしまうため、使用可能な調整用の治具の種類が限定されてしまうという問題もある。
そこで、本発明光ピックアップ及びディスクドライブ装置は、上記した問題点を克服し、移動ベースに対する対物レンズ駆動装置の位置調整の調整精度の向上等を図ることを課題とする。
本発明光ピックアップ及びディスクドライブ装置は、上記した課題を解決するために、移動ベースに固定され該移動ベースに対する対物レンズ駆動装置の位置調整を行うための調整用プレートを設け、対物レンズ駆動装置に、調整用プレートに固定される固定ブロックと、該固定ブロックに支持され固定ブロックに対して所定の方向へ移動される可動ブロックとを設け、調整用プレートに、固定ブロックが固定される固定部と、移動ベースに対する対物レンズ駆動装置の上記位置調整時に位置調整用治具に把持される被把持部とを設け、調整用プレートの被把持部の少なくとも一部を、対物レンズのレンズ中心を通りディスク状記録媒体のタンジェンシャル方向に延びる線分を基準としてディスクテーブルが位置する側の領域である第1の領域又はその反対側の第2の領域の方向へ固定部から突出させて設け、移動ベースに対する対物レンズ駆動装置の上記位置調整時に、位置調整用ディスクを調整用プレートの被把持部の少なくとも一部が突出されない側の領域である第2の領域又は第1の領域に位置させるようにしたものである。
従って、本発明光ピックアップ及びディスクドライブ装置にあっては、調整用プレートに対して位置調整用ディスクが対向した位置に存在しない。
本発明光ピックアップは、ディスクテーブルに装着され情報信号の記録又は再生が行われるディスク状記録媒体の半径方向へ移動される移動ベースと該移動ベースに配置され対物レンズを所定の方向へ変位させる対物レンズ駆動装置とを備え、製造工程において、対物レンズを介して位置調整用ディスクに照射されるレーザー光に基づいて検出される所定の測定値が最適化される位置に対物レンズ駆動装置を移動ベースに対して位置調整する光ピックアップであって、上記移動ベースに固定され該移動ベースに対する対物レンズ駆動装置の上記位置調整を行うための調整用プレートを設け、上記対物レンズ駆動装置は、調整用プレートに固定される固定ブロックと、該固定ブロックに支持され固定ブロックに対して所定の方向へ移動される可動ブロックとを備え、上記調整用プレートは、固定ブロックが固定される固定部と、移動ベースに対する対物レンズ駆動装置の上記位置調整時に位置調整用治具に把持される被把持部とを有し、調整用プレートの被把持部は少なくとも一部が、対物レンズのレンズ中心を通りディスク状記録媒体のタンジェンシャル方向に延びる線分を基準として上記ディスクテーブルが位置する側の領域である第1の領域又はその反対側の第2の領域の方向へ固定部から突出されて設けられ、移動ベースに対する対物レンズ駆動装置の上記位置調整時に、位置調整用ディスクを調整用プレートの被把持部の少なくとも一部が突出されない側の領域である第2の領域又は第1の領域に位置させるようにしたことを特徴とする。
従って、調整用プレートの被把持部と位置調整用ディスクとが対向して位置されないため、被把持部を把持するときの把持アームの移動のためのスペースが制限されることがなく、把持アームを厚みの厚い撓みを生じない剛性の高いものを使用することができ、位置調整の精度の向上を図ることができる。
また、把持アームの厚みが限られることがないため、使用可能な把持アームの種類が限定されず把持アームの選択の幅を広げることができる。
請求項2に記載した発明にあっては、調整用プレートの被把持部の上記少なくとも一部を上記第1の領域の方向へ固定部から突出させて設けたので、被把持部を突出させるためのスペースを移動ベースを大きくすることなく確保することができ、光ピックアップの小型化を図ることができる。
本発明ディスクドライブ装置は、ディスクテーブルに装着され情報信号の記録又は再生が行われるディスク状記録媒体の半径方向へ移動される移動ベースと該移動ベースに配置され対物レンズを所定の方向へ変位させる対物レンズ駆動装置とを有する光ピックアップを備え、該光ピックアップの製造工程において、対物レンズを介して位置調整用ディスクに照射されるレーザー光に基づいて検出される所定の測定値が最適化される位置に対物レンズ駆動装置を移動ベースに対して位置調整するディスクドライブ装置であって、上記移動ベースに固定され該移動ベースに対する対物レンズ駆動装置の上記位置調整を行うための調整用プレートを設け、上記対物レンズ駆動装置は、調整用プレートに固定される固定ブロックと、該固定ブロックに支持され固定ブロックに対して所定の方向へ移動される可動ブロックとを備え、上記調整用プレートは、固定ブロックが固定される固定部と、移動ベースに対する対物レンズ駆動装置の上記位置調整時に位置調整用治具に把持される被把持部とを有し、調整用プレートの被把持部は少なくとも一部が、対物レンズのレンズ中心を通りディスク状記録媒体のタンジェンシャル方向に延びる線分を基準として上記ディスクテーブルが位置する側の領域である第1の領域又はその反対側の第2の領域の方向へ固定部から突出されて設けられ、移動ベースに対する対物レンズ駆動装置の上記位置調整時に、位置調整用ディスクを調整用プレートの被把持部の少なくとも一部が突出されない側の領域である第2の領域又は第1の領域に位置させるようにしたことを特徴とする。
従って、調整用プレートの被把持部と位置調整用ディスクとが対向して位置されないため、被把持部を把持するときの把持アームの移動のためのスペースが制限されることがなく、把持アームを厚みの厚い撓みを生じない剛性の高いものを使用することができ、位置調整の精度の向上を図ることができる。
また、把持アームの厚みが限られることがないため、使用可能な把持アームの種類が限定されず把持アームの選択の幅を広げることができる。
請求項4に記載した発明にあっては、調整用プレートの被把持部の上記少なくとも一部を上記第1の領域の方向へ固定部から突出させて設けたので、被把持部を突出させるためのスペースを移動ベースを大きくすることなく確保することができ、ディスクドライブ装置の小型化を図ることができる。
以下に、本発明光ピックアップ及びディスクドライブ装置の最良の形態を添付図面に従って説明する。
ディスクドライブ装置1は、外筐2内に所要の各部材及び各機構が配置されて成り(図1参照)、外筐2には図示しないディスク挿入口が形成されている。
外筐2内には図示しないシャーシが配置され、該シャーシに取り付けられたスピンドルモーターのモーター軸にディスクテーブル3が固定されている。
シャーシには、平行なガイド軸4、4が取り付けられると共に図示しない送りモーターによって回転されるリードスクリュー5が支持されている。
光ピックアップ6は、移動ベース7と該移動ベース7に設けられた所要の光学部品と移動ベース7上に配置された対物レンズ駆動装置8とを有し、移動ベース7の両端部に設けられた軸受部7a、7bがそれぞれガイド軸4、4に摺動自在に支持されている。
移動ベース7に設けられた図示しないナット部材がリードスクリュー5に螺合され、送りモーターによってリードスクリュー5が回転されると、ナット部材がリードスクリュー5の回転方向へ応じた方向へ送られ、光ピックアップ6がディスクテーブル3に装着されるディスク状記録媒体100の半径方向へ移動される。
以上のようにして構成されたディスクドライブ装置1において、スピンドルモーターの回転に伴ってディスクテーブル3が回転されると、該ディスクテーブル3に装着されたディスク状記録媒体100が回転され、同時に、光ピックアップ6がディスク状記録媒体100の半径方向へ移動されてディスク状記録媒体100に対する記録動作又は再生動作が行われる。
移動ベース7には、上方に開口された配置凹部9が形成され、該配置凹部9に上記対物レンズ駆動装置8が配置されている(図2参照)。配置凹部9には左右に離隔して上方へ突出された固定用ピン9a、9aが設けられている。
移動ベース7には、配置凹部9が形成された部分とは異なる部分に下方へ開口された取付凹部10が形成されている(図2及び図3参照)。取付凹部10には略左右に離隔して下方へ突出された固定用ピン10a、10aが設けられている。取付凹部10にはディスク状記録媒体100に対してレーザー光を発光する半導体レーザー11が配置される。
対物レンズ駆動装置8は可動ブロック12と固定ブロック13と両者を連結する支持バネ14、14、・・・とを備えている(図2参照)。可動ブロック12には対物レンズ12aが配置され、可動ブロック12は固定ブロック13に支持バネ14、14、・・・を介して中空に保持され固定ブロック13に対して所定の方向へ移動可能とされている。
可動ブロック12が固定ブロック13に対して移動されることにより、対物レンズ12aがディスク状記録媒体100に離接する方向であるフォーカシング方向及びディスク状記録媒体100の略半径方向であるトラッキング方向に変位され、対物レンズ12aを介してディスク状記録媒体100の記録面に照射されるレーザー光のスポットが記録面に集光されると共に記録トラックに追従される。
固定ブロック10は調整用プレート15を介して移動ベース7に固定されている(図2参照)。
調整用プレート15は、図4に示すように、板状の金属材料が所定の形状に折り曲げられて形成され、主面部16と該主面部16から90°折り曲げれて設けられた被固定片部17、17とを有している。主面部16は対物レンズ駆動装置8の固定ブロック13が固定される固定部16aと後述する調整用の治具によって把持される被把持部16bとから成る。
固定部16aには、その上面に対物レンズ駆動装置8の固定ブロック13がネジ止めや接着等の適宜の手段によって固定されている。
対物レンズ駆動装置8の対物レンズ12aのレンズ中心Pを通りディスク状記録媒体100のタンジェンシャル方向に延びる線分を線分L(図5参照)とすると、調整用プレート15は、被把持部16bの大部分が、線分Lを基準としてディスク状記録媒体100が装着されるディスクテーブル3が位置する側の領域である第1の領域Rの方向へ固定部16aから突出されて設けられている。被把持部16bには左右に離隔して被把持孔16c、16cが形成されている。対物レンズ駆動装置8が移動ベース7の配置凹部9に配置された状態において、被把持孔16c、16cの真下の位置に、移動ベース7に形成された治具挿入孔7c、7cがそれぞれ位置される(図2参照)。
被固定片部17、17は左右に離隔し対向した状態で設けられている。対物レンズ駆動装置8が移動ベース7の配置凹部9に配置された状態において、被固定片部17、17に近接した位置には、それぞれ配置凹部9に設けられた固定用ピン9a、9aが位置される。
以上のように構成された光ピックアップ6にあっては、その製造工程において、以下のようにして対物レンズ駆動装置8の移動ベース7に対する位置調整が行われる。
位置調整は、図示しない調整機に光ピックアップ7がセットされることにより行われ、調整機は調整用の治具を有している。調整用の治具には一対の把持アームが設けられ、該把持アームが任意の方向へ移動可能とされている。
調整機に光ピックアップ6がセットされた状態においては、移動ベース7が調整機に固定され、位置調整用ディスク200が調整機に設けられたターンテーブルに装着されており、位置調整用ディスク200は被把持部16bが突出された側と反対側の領域、即ち、第2の領域L(図5参照)側に位置されている。
対物レンズ駆動装置8の固定ブロック13に予め固定された調整用プレート15は、被把持部16bが一対の把持アームによって上下から把持される。把持アームには挿入ピンが設けられており、一方の把持アームが移動ベース7の配置凹部9に上方から挿入され、他方の把持アームが移動ベース7の治具挿入孔7c、7cから挿入され、挿入ピンが被把持孔16c、16cに挿入され、一対の把持アームによって上下から挟持されることにより被把持部16bが把持される。
位置調整は、上記のように光ピックアップ7が調整機にセットされた状態において、半導体レーザー11からレーザー光が出射されることにより行われる。半導体レーザー11からレーザー光が出射されると、可動ブロック12に配置された対物レンズ12aを介して位置調整用ディスク200に対してレーザー光が照射され、位置調整用ディスク200で反射されたレーザー光の戻り光が受光素子で受光される。このとき調整器に設けられた測定器によって受光された戻り光に基づいてジッター値が測定され、この測定値に基づいて把持アームが必要な方向へ移動され、ジッター値が最適値となる位置に対物レンズ駆動装置8が移動ベース7に対して位置調整される。
対物レンズ駆動装置8が移動ベース7に対して位置調整されると、位置調整された状態が保持されたまま調整用プレート15が移動ベース7に固定される。調整用プレート15は、図6に示すように、被固定片部17、17がそれぞれ配置凹部9に設けられた固定用ピン9a、9aに、例えば、半田18、18によって固定される。
このように調整用プレート15の移動ベース7への固定を、被固定片部17、17を固定用ピン9a、9aに半田18、18によって固定することにより行うことができ、ネジ止めにより固定する場合に比し小さなスペースで行うことができると共に部品点数の削減を図ることができる。
尚、調整用プレート15の移動ベース7への固定を、例えば、被固定片部17、17を固定用ピン9a、9aに接着によって固定することにより行うこともできる。
調整用プレート15の移動ベース7への固定が完了すると、把持アームによる被把持部16bに対する把持状態が解除され、光ピックアップ7が調整機から取り外される。
以上に記載した通り、ディスクドライブ装置1にあっては、調整用プレート15の被把持部16bの少なくとも一部を第1の領域R側へ突出させ、位置調整用ディスク200を第2の領域L側に位置させた状態で対物レンズ駆動装置8の移動ベース7に対する位置調整を行っている。
従って、調整用プレート15の被把持部16bと位置調整用ディスク200とが対向して位置されないため、把持アームを配置凹部9に挿入するスペースが制限されることがなく、把持アームを厚みの厚い撓みを生じない剛性の高いものを使用することができ、位置調整の精度の向上を図ることができる。
また、把持アームの厚みが限られることがないため、使用可能な把持アームの種類が限定されず把持アームの選択の幅を広げることができる。
さらに、調整用プレート15の被把持部16bの少なくとも一部がディスク状記録媒体100が装着されるディスクテーブル3側へ突出されているため、被把持部16bを突出させるためのスペースを移動ベース7を大きくすることなく確保することができ、光ピックアップ7の小型化を図ることができる。
上記には、調整用プレート15の被把持部16bの少なくとも一部を第1の領域R側へ突出させ、位置調整用ディスク200を第2の領域L側に位置させた状態で対物レンズ駆動装置8の移動ベース7に対する位置調整を行う例を示したが、逆に、図7に示すように、調整用プレート15の被把持部16bの少なくとも一部を第2の領域L側へ突出させ、位置調整用ディスク200を第1の領域R側に位置させた状態で対物レンズ駆動装置8の移動ベース7に対する位置調整を行うこともできる。
このように調整用プレート15の被把持部16bの少なくとも一部を第2の領域L側へ突出させ、位置調整用ディスク200を第1の領域R側に位置させた状態で対物レンズ駆動装置8の移動ベース7に対する位置調整を行うようにした場合においても、調整用プレート15の被把持部16bと位置調整用ディスク200とが対向して位置されないため、把持アームを配置凹部9に挿入するスペースが制限されることがなく、把持アームを厚みの厚い撓みを生じない剛性の高いものを使用することができ、位置調整の精度の向上を図ることができる。
また、把持アームの厚みが限られることがないため、使用可能な把持アームの種類が限定されず把持アームの選択の幅を広げることができる。
尚、光ピックアップ7にあっては、上記した対物レンズ駆動装置8の移動ベース7に対する位置調整の他に、半導体レーザー11の移動ベース7に対する位置調整、即ち、発光点位置調整も行われる。この発光点位置調整は、半導体レーザー11が固定された位置調整プレート19(図3参照)が、所定の位置調整用治具に把持され該位置調整用治具が必要な方向へ移動されることにより行われる。
位置調整プレート19は半導体レーザー11を固定して保持する保持部20と移動ベース7に固定される固定用平板部21とから成り、保持部20が固定用平板部21に対して90°折り曲げられて設けられている。
固定用平板部21には、その両端部にそれぞれ挿通孔21a、21aが形成されている。
半導体レーザー11が移動ベース7に対して位置調整され発光点位置調整が完了すると、位置調整された状態が保持されたまま位置調整プレート19が移動ベース7に固定される。位置調整プレート19は、図8に示すように、固定用平板部21の挿通孔21a、21aにそれぞれ取付凹部10に設けられた固定用ピン10a、10aが挿通された状態で、固定用平板部21の両端部が固定用ピン10a、10aに、例えば、半田22、22によって固定される。
このように位置調整プレート19の移動ベース7への固定も、調整用プレート15の移動ベース7への固定と同様に、半田22、22によって固定することにより行うことができ、ネジ止めにより固定する場合に比し小さなスペースで行うことができると共に部品点数の削減を図ることができる。
尚、位置調整プレート19の固定用ピン10a、10aへの固定は、半田22、22によらずに、接着等によって行ってもよい。
上記した最良の形態において示した各部の具体的な形状及び構造は、何れも本発明を実施する際の具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
図2乃至図8と共に本発明を実施するための最良の形態を示すものであり、本図はディスクドライブ装置の概略斜視図である。 光ピックアップの拡大平面図である。 半導体レーザーの移動ベースに対する配置状態を示す拡大斜視図である。 調整用プレートの拡大斜視図である。 位置調整用ディスクと調整用プレートの被把持部との位置関係を示す拡大平面図である。 調整用プレートが移動ベースに固定された状態を示す拡大平面図である。 位置調整用ディスクと調整用プレートの被把持部との図5とは異なる位置関係を示す拡大平面図である。 位置調整プレートが移動ベースに固定された状態を示す拡大斜視図である。
符号の説明
100…ディスク状記録媒体、200…位置調整用ディスク、1…ディスクドライブ装置、3…ディスクテーブル、6…光ピックアップ、7…移動ベース、8…対物レンズ駆動装置、12…可動ブロック、12a…対物レンズ、13…固定ブロック、15…調整用プレート、16a…固定部、16b…被把持部

Claims (4)

  1. ディスクテーブルに装着され情報信号の記録又は再生が行われるディスク状記録媒体の半径方向へ移動される移動ベースと該移動ベースに配置され対物レンズを所定の方向へ変位させる対物レンズ駆動装置とを備え、製造工程において、対物レンズを介して位置調整用ディスクに照射されるレーザー光に基づいて検出される所定の測定値が最適化される位置に対物レンズ駆動装置を移動ベースに対して位置調整する光ピックアップであって、
    上記移動ベースに固定され該移動ベースに対する対物レンズ駆動装置の上記位置調整を行うための調整用プレートを設け、
    上記対物レンズ駆動装置は、調整用プレートに固定される固定ブロックと、該固定ブロックに支持され固定ブロックに対して所定の方向へ移動される可動ブロックとを備え、
    上記調整用プレートは、固定ブロックが固定される固定部と、移動ベースに対する対物レンズ駆動装置の上記位置調整時に位置調整用治具に把持される被把持部とを有し、
    調整用プレートの被把持部は少なくとも一部が、対物レンズのレンズ中心を通りディスク状記録媒体のタンジェンシャル方向に延びる線分を基準として上記ディスクテーブルが位置する側の領域である第1の領域又はその反対側の第2の領域の方向へ固定部から突出されて設けられ、
    移動ベースに対する対物レンズ駆動装置の上記位置調整時に、位置調整用ディスクを調整用プレートの被把持部の少なくとも一部が突出されない側の領域である第2の領域又は第1の領域に位置させるようにした
    ことを特徴とする光ピックアップ。
  2. 調整用プレートの被把持部の上記少なくとも一部を上記第1の領域の方向へ固定部から突出させて設けた
    ことを特徴とする請求項1に記載の光ピックアップ。
  3. ディスクテーブルに装着され情報信号の記録又は再生が行われるディスク状記録媒体の半径方向へ移動される移動ベースと該移動ベースに配置され対物レンズを所定の方向へ変位させる対物レンズ駆動装置とを有する光ピックアップを備え、該光ピックアップの製造工程において、対物レンズを介して位置調整用ディスクに照射されるレーザー光に基づいて検出される所定の測定値が最適化される位置に対物レンズ駆動装置を移動ベースに対して位置調整するディスクドライブ装置であって、
    上記移動ベースに固定され該移動ベースに対する対物レンズ駆動装置の上記位置調整を行うための調整用プレートを設け、
    上記対物レンズ駆動装置は、調整用プレートに固定される固定ブロックと、該固定ブロックに支持され固定ブロックに対して所定の方向へ移動される可動ブロックとを備え、
    上記調整用プレートは、固定ブロックが固定される固定部と、移動ベースに対する対物レンズ駆動装置の上記位置調整時に位置調整用治具に把持される被把持部とを有し、
    調整用プレートの被把持部は少なくとも一部が、対物レンズのレンズ中心を通りディスク状記録媒体のタンジェンシャル方向に延びる線分を基準として上記ディスクテーブルが位置する側の領域である第1の領域又はその反対側の第2の領域の方向へ固定部から突出されて設けられ、
    移動ベースに対する対物レンズ駆動装置の上記位置調整時に、位置調整用ディスクを調整用プレートの被把持部の少なくとも一部が突出されない側の領域である第2の領域又は第1の領域に位置させるようにした
    ことを特徴とするディスクドライブ装置。
  4. 調整用プレートの被把持部の上記少なくとも一部を上記第1の領域の方向へ固定部から突出させて設けた
    ことを特徴とする請求項3に記載のディスクドライブ装置。
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