JP2006040259A - 通信端末、サーバ、再生制御方法及びプログラム - Google Patents

通信端末、サーバ、再生制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 コンテンツを受信して再生する通信端末とコンテンツを送信するサーバとの間の冗長な通信を発生させないようにすること。
【解決手段】 用紙に記録された2次元バーコードを読み取り(S2)、読み取った2次元バーコードを用いてコンテンツをダウンロードし、ダウンロードしたコンテンツを携帯電話内の所定の保存手段に保存するとともに(S28)、コンテンツのダウンロードに用いた2次元バーコードの内容をダウンロードしたコンテンツと関連付けて保存手段に保存する(S32)。2次元バーコードが再び読み取られたとき(S2)、保存手段に保存された情報に基づいて、読み取った2次元バーコードに対応するコンテンツが保存手段にあるか否かを判定する(S6)。保存手段にあると判定した場合には、読み取った2次元バーコードに対応するコンテンツであって保存手段に保存されているコンテンツを再生する(S34)。
【選択図】 図5

Description

本発明は通信端末、サーバ、再生制御方法及びプログラムに係り、特に、通信によりコンテンツを取得する通信端末、その通信端末に対して通信によりコンテンツを提供するサーバ、コンテンツの再生制御方法及びプログラムに関する。
画像、音情報、テキスト情報などの様々なコンテンツを無線通信によりダウンロードして再生する携帯電話が普及してきた。
ところで、コンテンツをダウンロードする際にQRコード(登録商標)などの2次元バーコードを用いるようにしたものが知られている。
例えば、特許文献1には、2次元バーコードを広告媒体に印刷して一般ユーザに配布し、この広告媒体を受け取った一般ユーザが2次元バーコードを携帯電話に読み取らせることにより、ネットワーク上の広告の詳細情報を容易に入手できるようにしたものが記載されている。
その一方で、コンテンツの再生制限を行うようにしたものが知られている。
特許文献2には、暗号化したコンテンツをサーバから受信したとき、復号鍵が自身のメモリに存在するか否かを確認し、復号鍵が存在しない場合にはサーバに復号鍵を要求するようにしたものが記載されている。
特許文献3には、再生するデータとともに当該データの再生が許可される機器、日時、期間などの条件を記録媒体から読み取り、記録媒体から読み取った条件に従って、その記録媒体から読み取ったデータの再生の許可及び制限を行うようにしたものが記載されている。
特許文献4には、放送側で利用条件、限定受信等を定義可能とし、定義内容をコンテンツと共に放送で受信側に配信し、これらの定義内容に基づき視聴者の視聴制御等を行うことにより、著作権等の権利保護を行うようにしたものが記載されている。
特開2002−118680号公報 特開2002−203070号公報 特開2002−94500号公報 特開2002−123801号公報
携帯電話に2次元バーコードを読み取らせて、その2次元バーコードに対応するコンテンツを所定のサーバからダウンロードさせた後、そのコンテンツを携帯電話に再生させる場合、一般に、ユーザは、コンテンツのダウンロードが開始してから終了するまで待たされることになる。
特に、無線通信によりコンテンツをダウンロードする場合には、有線の場合と比較して、サーバにアクセスしてダウンロードが完了するまでに時間がかかり、その結果、コンテンツの再生を開始するまでの待ち時間が長いという課題がある。また、携帯電話での無線通信はその通信環境に左右され、通信環境によってはコンテンツのダウンロードが行えず、その結果、コンテンツを再生できない場合もある。
また、従来の動画の再生装置では、再生有効回数や再生有効期限に関する再生制限を行う場合、一般に、再生有効回数や再生有効期限を動画コンテンツの内部に記憶させておくようになっている。このように動画コンテンツの中に再生有効回数や再生有効期限を記憶させておくと、再生有効回数や再生有効期限を変更しようとした場合、動画コンテンツも作成し直す必要が生じる。そして、動画コンテンツを作成し直すと、動画コンテンツを再び再生装置にダウンロードする必要が生じる。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、コンテンツを受信して再生する通信端末とコンテンツを送信するサーバとの間の冗長な通信を発生させないようにすることができる通信端末、サーバ、再生制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、コンテンツを再生する再生手段と、前記再生手段で再生可能な前記コンテンツをネットワークを介してダウンロードするために必要なアクセス情報であって、所定の記録媒体に記録された前記アクセス情報を読み取る読取手段と、読み取られた前記アクセス情報に基づいて該アクセス情報に対応する前記コンテンツを通信によりダウンロードする通信手段と、ダウンロードされた前記コンテンツを保存する保存手段であって、該コンテンツと関連付けて該コンテンツのダウンロードに用いた前記アクセス情報の内容を保存する保存手段と、前記読取手段によって前記アクセス情報が読み取られたとき、前記保存手段に保存された情報に基づいて、読み取られた前記アクセス情報に対応する前記コンテンツが前記保存手段にあるか否かを判定する判定手段と、前記保存手段にあると判定した場合には、読み取られた前記アクセス情報に対応するコンテンツを前記保存手段から取り出して前記再生手段に再生させる一方で、前記保存手段にないと判定した場合には、読み取られた前記アクセス情報に対応する前記コンテンツを前記通信手段によりダウンロードさせて前記再生手段に再生させる制御手段を備えたことを特徴とする。
この構成によって、読み取ったアクセス情報に基づいてそのアクセス情報に対応するコンテンツが保存手段にあるか否かを判定することができ、保存手段にある場合には通信手段によるダウンロードを行うことなくコンテンツが再生されるので、コンテンツの再生を開始するまでの待ち時間を短縮することができるとともに通信コストを抑えることができる。
また、請求項2に記載のように、前記読取手段は、前記アクセス情報として、前記記録媒体に印刷された2次元バーコード、前記記録媒体に付加されたICタグが記憶した情報、又は、前記記録媒体に印刷された画像内の電子透かし情報を読み取る。
また、前記保存手段が前記コンテンツに関連付けて保存する情報は、請求項3に記載のように、URL(Uniform Resource Locator)、前記コンテンツに対応する識別情報、又は、これらの結合を含む。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明において、前記コンテンツをダウンロードする際にダウンロードしようとする前記コンテンツの容量分の空きが前記保存手段にないとき、通信圏外であるとき、又は、前記コンテンツのダウンロードを中止したときにエラーメッセージを表示する表示手段を備えたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4の何れかに記載の発明において、前記保存手段は、前記コンテンツのダウンロードを開始できないとき、又は、前記コンテンツのダウンロードを中止したときには、読み取られた前記アクセス情報の内容を保存し、前記制御手段は、前記アクセス情報の再読み取りがなくても、前記保存手段に保存された情報に基づいて前記通信手段に前記コンテンツのダウンロードを開始させることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、所定の通信端末が該通信端末で再生可能なコンテンツを所定のサーバからネットワークを介してダウンロードして再生する再生制御方法において、前記コンテンツをダウンロードするために必要なアクセス情報であって、所定の記録媒体に記録された前記アクセス情報を読み取るステップと、読み取られた前記アクセス情報を用いてダウンロードした前記コンテンツを前記通信端末内の所定の保存手段に保存するステップと、前記コンテンツのダウンロードに用いた前記アクセス情報の内容をダウンロードした前記コンテンツと関連付けて前記保存手段に保存するステップと、前記アクセス情報が再び読み取られたとき、前記保存手段に保存された情報に基づいて、読み取られた前記アクセス情報に対応する前記コンテンツが前記保存手段にあるか否かを判定するステップと、前記保存手段にあると判定した場合には、読み取られた前記アクセス情報に対応する前記コンテンツであって前記保存手段に保存されている前記コンテンツを再生するステップを含むことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の発明において、前記コンテンツをダウンロードする際に、ダウンロードしようとする前記コンテンツの容量分の空きが前記保存手段にないとき、通信圏外であるとき、又は、前記コンテンツのダウンロードを中止したとき、エラーメッセージを表示するステップを含むことを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項6又は7に記載の発明において、前記コンテンツのダウンロードを開始できないとき、又は、前記コンテンツのダウンロードを中止したときには、読み取った前記アクセス情報の内容を前記保存手段に保存するステップと、前記アクセス情報の再読み取りがなくても、前記保存手段に保存された情報に基づいて前記コンテンツのダウンロードを実行するステップを含むことを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項6乃至8のいずれかに記載の発明の各ステップをコンピュータに実行させるプログラムである。
請求項10に記載の発明は、コンテンツを再生する再生手段と、前記再生手段で再生可能な前記コンテンツを所定のサーバからネットワークを介して取得するために必要なアクセス情報であって、所定の記録媒体に記録された前記アクセス情報を読み取る読取手段と、読み取られた前記アクセス情報に対応する前記コンテンツを前記サーバに対して要求するコンテンツ要求手段と、要求した前記コンテンツの再生制御情報が記載されたメタデータを該コンテンツとともに前記サーバから受信する受信手段と、受信した前記コンテンツ及び前記メタデータを互いに関連付けて保存する保存手段と、前記読取手段によって前記アクセス情報が読み取られたとき、読み取られた前記アクセス情報に対応する前記コンテンツが前記保存手段に保存されていない場合には、前記コンテンツ及び前記メタデータを前記受信手段により前記サーバから受信して前記メタデータに基づいて前記コンテンツの再生を制御する一方で、読み取られた前記アクセス情報に対応する前記コンテンツが前記保存手段に保存されている場合には、前記コンテンツと関連付けられて前記保存手段に保存されている前記メタデータに基づいて前記保存手段に保存されている前記コンテンツの再生を制御する再生制御手段を備えたことを特徴とする。
請求項11に示すように、前記再生制御情報は、前記コンテンツの再生可能回数、前記コンテンツの再生有効期限、その他の再生条件情報を含む。コンテンツの再生を制御する他の情報であってもよい。
この構成によって、音情報や動画などのコンテンツとは別に、再生可能回数、再生有効期限などの再生条件情報を記載したメタデータをサーバ側で作成しておき、通信端末がコンテンツを要求したときに当該コンテンツとともにメタデータを通信端末に配信して、当該メタデータに基づいて通信端末に再生制御を行わせることができる。また、メタデータをサーバ側で変更する際に、コンテンツに影響を与えることがない。しかも、アクセス情報を読み取るごとにコンテンツをサーバから取得することがないので、無駄な通信が発生しないことになる。
請求項12に記載の発明は、コンテンツを再生する再生手段と、前記再生手段で再生可能な前記コンテンツを所定のサーバからネットワークを介して取得するために必要なアクセス情報であって所定の記録媒体に記録された前記アクセス情報を読み取る読取手段と、読み取られた前記アクセス情報に対応する前記コンテンツを前記サーバに対して要求するコンテンツ要求手段と、要求した前記コンテンツの更新制御情報が記載されたメタデータを該コンテンツとともに前記サーバから受信する受信手段と、受信した前記コンテンツ及び前記メタデータを互いに関連付けて保存する保存手段と、前記更新制御情報に基づいて前記コンテンツ要求手段により前記サーバに前記コンテンツの更新を要求し、前記受信手段により前記サーバから受信した新たな前記コンテンツを前記保存手段に保存する更新制御手段を備えたことを特徴とする。
請求項13に示すように、前記更新制御情報は、次回更新日時、その他の更新条件情報を含む。コンテンツの更新を制御する他の情報であってもよい。
この構成によって、音情報や動画などのコンテンツとは別に、次回更新日時、その他の更新条件情報を記載したメタデータをサーバ側で作成しておき、通信端末がコンテンツを要求したときに当該コンテンツとともにメタデータを通信端末に配信して、当該メタデータに基づいて通信端末に更新制御を行わせることができる。すなわち、サーバ側からコンテンツの更新を通知することなく、コンテンツの更新が可能になる。しかも、通信端末がコンテンツを取得してから更新を行うまでサーバに問い合わせることがないので、無駄な通信が発生しないことになる。
請求項14に記載の発明は、請求項10乃至13のいずれかに記載の通信端末からネットワークを介してアクセスを受けたとき、アクセス元の前記通信端末に対してコンテンツを配信するサーバにおいて、所定の記録媒体に画像を記録する注文を受け付ける注文受付手段と、前記画像に関連する前記コンテンツであって前記通信端末に配信する前記コンテンツを管理する第1のデータベースと、前記第1のデータベースで管理する前記コンテンツと関連付けて前記メタデータを管理する第2のデータベースと、前記コンテンツを前記通信端末が取得するために必要なアクセス情報を前記画像とともに所定の記録媒体に記録させる指示情報を作成する指示情報作成手段と、前記記録媒体に記録された前記アクセス情報が前記通信端末によって読み取られたとき、該通信端末から前記アクセス情報を受信するアクセス情報受信手段と、前記第1のデータベースで管理されている前記コンテンツであって受信した前記アクセス情報に対応する前記コンテンツと、該コンテンツと関連付けられて前記第2のデータベースで管理されている前記メタデータとを、アクセス元の前記通信端末に配信する配信手段を備えたことを特徴とする。
請求項15に記載の発明は、所定の記録媒体に画像を記録する注文を受け付ける注文受付手段と、前記画像に関連するコンテンツであって所定の通信端末に配信する前記コンテンツを管理する第1のデータベースと、前記コンテンツを前記通信端末で再生する際の再生条件が記載されたメタデータを前記コンテンツと関連付けて管理する第2のデータベースと、前記コンテンツを前記通信端末が取得するために必要なアクセス情報を前記画像とともに所定の記録媒体に記録させる指示情報を作成する指示情報作成手段と、前記記録媒体に記録された前記アクセス情報が前記通信端末によって読み取られたとき、該通信端末から前記アクセス情報を受信するアクセス情報受信手段と、受信した前記アクセス情報に対応する前記コンテンツ及び前記メタデータの配信の要否を判定する判定手段と、前記アクセス情報に対応する前記コンテンツを前記第1のデータベースから検索し、前記アクセス情報に対応する前記メタデータを前記第2のデータベースから検索する検索手段と、前記判定手段の判定結果に基づいて、前記コンテンツ及び前記メタデータの両方を配信する必要がある場合には両方をアクセス元の前記通信端末に対して配信し、前記メタデータのみ配信する必要がある場合には前記メタデータのみをアクセス元の前記通信端末に対して配信する配信手段を備えたことを特徴とする。
請求項16に記載の発明は、請求項14又は15に記載の発明において、前記通信端末から該通信端末で管理している現在日時情報を取得し、前記通信端末で管理している前記現在日時情報と本サーバで管理している現在日時情報とが一致しない場合には、前記通信端末での前記コンテンツの再生を禁止することを特徴とする。
この構成によって、ユーザが故意に通信端末で管理する日時情報を変えた場合にも、正しい再生制御又は更新制御を行うことができる。
請求項17に記載の発明は、請求項14乃至16のいずれかに記載の発明において、前記メタデータに基づいて課金処理を行う課金手段を備えたことを特徴とする。
この構成によって、再生可能回数、再生有効期限、その他の再生制御情報や、更新制御情報に基づいた課金を行うことができる。例えば、1曲で何円という課金ではなく、同じ1曲でも何回で何円という課金が可能になる。また、例えば、同じ1曲でも何月何日までの場合には何円という課金が可能になる。また、例えば、同じ1曲でも何回更新する場合には何円という課金が可能になる。
請求項18に記載の発明は、所定の記録媒体に記録されたアクセス情報を読み取るステップと、前記アクセス情報に対応するコンテンツが所定の保存手段に保存されているか否かを判定するステップと、前記アクセス情報が読み取られたとき、読み取られた前記アクセス情報に対応する前記コンテンツが前記保存手段に保存されていない場合には、該コンテンツ及び該コンテンツの再生制御情報が記載されたメタデータを所定のサーバからネットワークを介して取得するステップと、取得された前記コンテンツ及び前記メタデータを互いに関連付けて前記保存手段に保存するステップと、前記保存手段に保存されている前記コンテンツを該コンテンツと関連付けられて該保存手段に保存されている前記メタデータに基づいて再生するステップを含むことを特徴とする。
請求項19に記載の発明は、所定の記録媒体に記録されたアクセス情報を読み取るステップと、前記アクセス情報に対応するコンテンツが所定の保存手段に保存されているか否かを判定するステップと、前記アクセス情報が読み取られたとき、読み取られた前記アクセス情報に対応する前記コンテンツが前記保存手段に保存されていない場合には、該コンテンツ及び該コンテンツの更新制御情報が記載されたメタデータを所定のサーバからネットワークを介して取得するステップと、前記保存手段に保存されている前記コンテンツの更新を該コンテンツと関連付けられて該保存手段に保存されている前記メタデータに基づいて行うステップと、前記保存手段に保存されている前記コンテンツを再生するステップを含むことを特徴とする。
請求項19に記載の発明は、請求項18又は19に記載の再生制御方法の各ステップをコンピュータに実行させるプログラムである。
本発明によれば、コンテンツを受信して再生する通信装置とコンテンツを送信するサーバとの間で冗長な通信を発生させないようにすることができる。
以下、添付図面に従って、本発明を実施するための最良の形態について、詳細に説明する。
図1は、本発明を適用した携帯電話30、40及びサービスサーバ10を含むサービスシステムの全体構成図である。図1において、主として、携帯電話30、40、サービスサーバ10、プリンタ20、及び、パーソナルコンピュータ(以下単に「PC」という)50が、それぞれネットワーク60に接続されて、サービスシステムが構成されている。
サービスサーバ10は、プリンタ20、携帯電話30、40、及び、PC50とネットワーク60を通じて通信し、ユーザの注文に従って写真プリントを作成するプリントサービスや、プリント対象の画像に関連する登録情報のアップロードを受け付けて所定期間保管する登録サービス、保管した登録情報を配信する配信サービス、その他の各種のサービスを行うものである。
ここで、登録情報は、音情報、テキスト情報、動画情報、その他のデジタルコンテンツ(以下単に「コンテンツ」という)である。
プリンタ20は、サービスサーバ10の制御に従って、図2に示すような写真プリント26を作成する。写真プリント26には、QRコード(登録商標)等の2次元バーコード27が、プリント注文された画像28とともに印刷される。
携帯電話30、40は、被写体の撮影が可能である。また、携帯電話30、40は、2次元バーコードを撮影してデコードし、その結果に基づいてネットワーク60を通じてサービスサーバ10にアクセスするようになっている。携帯電話30、40は、実際には、無線通信で基地局(図示を省略)と接続され、その基地局を介して有線のネットワーク60と接続され、そのネットワーク60を介してサービスサーバ10と接続される。
なお、図1においては第1の携帯電話30、第2の携帯電話40及びPC50のみを図示したが、実際には多数のユーザ端末機がネットワーク60に接続される。
ここで、第2の携帯電話40及びPC50は、プリント注文ユーザが所持した、サービスサーバ10に対して画像や登録情報のアップロードを行うアップロード用のユーザ端末機であり、第1の携帯電話30は、写真プリントの配布先ユーザが所持した、サービスサーバ10から登録情報のダウンロードを受けるダウンロード用のユーザ端末機である。
サービスサーバ10のプリントサービスを簡単に説明すると、第2の携帯電話40又はPC50からプリント対象の画像のアップロードを受け付けて、識別情報を発行し、この識別情報を含むアクセス情報を生成して、生成したアクセス情報を2次元バーコードとして画像とともに所定の用紙にプリントする。ここで、アクセス情報は、第1の携帯電話30が無線通信によりネットワーク60を介してサービスサーバ10に接続し、登録情報のダウンロードを行うのに必要な情報である。例えば、URL(Uniform Resource Locator)、及び、登録情報の識別情報が含まれる。識別情報は、アップロードされて写真プリントに印刷した画像を識別する情報であるとともに、登録情報を識別する情報でもある。
また、サービスサーバ10の登録サービスを簡単に説明すると、第2の携帯電話40又はPC50からプリント対象の画像に関連する登録情報のアップロードを受け付けて、識別情報と関連付けて所定のデータベースに登録する。
また、サービスサーバ10の配信サービスを簡単に説明すると、第1の携帯電話30から写真プリント上の2次元バーコードを用いてアクセスを受けたとき、第1の携帯電話30から受信した識別情報に基いて、ダウンロードすべき登録情報を特定し、アクセス元の携帯電話30に登録情報をダウンロードする。
まず、第1実施形態のサービスシステムについて説明する。
図3は、携帯電話30、40の具体的な内部構成例を示す概略ブロック図である。図3において、携帯電話30、40は、主として、カメラ341、マイクロホン342、スピーカ343、液晶ディスプレイ(LCD)344、操作パネル345、位置検出部346、無線通信部347、不揮発性メモリ348、及び、制御部349を含んで構成されている。
カメラ341は、被写体の撮影に用いられるほかに、2次元バーコードの読取にも用いられる。マイクロホン342は、通話に用いられるほかに、登録情報のひとつである音情報の入力にも用いられる。スピーカ343は、通話に用いられるほかに、登録情報のひとつである音情報の出力にも用いられる。LCD344は、撮影した画像の表示、電子メールの表示、及び、各種の操作画面の表示に用いられるほかに、テキスト情報、動画情報、その他の登録情報の出力にも用いられる。操作パネル345は、電話番号の入力、及び、電子メールの内容の入力に用いられるほかに、登録情報のひとつであるテキスト情報の入力にも用いられる。位置検出部346は、GPS(Global Positioning System)を利用して携帯電話30、40の現在位置を検出する。
無線通信部347は、図示を省略した基地局を介して無線通信することにより、他の携帯電話やネットワーク60上のサービスサーバ10と通信を行う。本実施形態では、第1に、プリント対象の画像をサービスサーバ10にアップロードするとともにアップロードした画像のプリントを注文する。第2に、プリント対象の画像に関連する登録情報をサービスサーバ10にアップロードするとともにプリント対象の画像に関連する登録情報の保管を依頼する。第3に、2次元バーコードを用いて登録情報をサービスサーバ10からダウンロードする。
不揮発性メモリ348は、携帯電話30、40の各部を制御するための制御プログラム、ネットワーク60を通じてダウンロードしたコンテンツ、再生制御のための管理テーブル、その他の各種情報を記憶するものである。
制御部349は、プログラムを実行して、携帯電話30、40の各部を統括して制御する。具体的には、制御手段349は、カメラ341によって2次元バーコードが読み取られたとき、不揮発性メモリ348に保存された情報に基づいて、読み取った2次元バーコードに対応するコンテンツが不揮発性メモリ348にあるか否かを判定する。そして、不揮発性メモリ348にあると判定した場合には、読み取った2次元バーコードに対応するコンテンツを不揮発性メモリ348から取り出して、LCD344及びスピーカ343などにより再生させる一方で、不揮発性メモリ348にないと判定した場合には、読み取った2次元バーコードに対応するコンテンツを無線通信部347によりダウンロードさせてLCD344及びスピーカ343などに再生させる。また、制御部349は、コンテンツをダウンロードする際にダウンロードしようとするコンテンツの容量分の空きが不揮発性メモリ348にないとき、通信圏外であるとき、又は、コンテンツのダウンロードを中止したときには、LCD344によりエラーメッセージを表示する。また、制御部349は、コンテンツのダウンロードを開始できないとき、又は、コンテンツのダウンロードを中止したときには、読み取った2次元バーコードの内容を不揮発性メモリ348に保存し、2次元バーコードの再読み取りがなくても、不揮発性メモリ348に保存された情報に基づいて無線通信部347にコンテンツのダウンロードを開始させる。
なお、本実施形態において、本発明における再生手段は主としてスピーカ343及びLCD344によって構成され、本発明における読取手段は主としてカメラ341によって構成され、本発明における通信手段は主として無線通信部347によって構成され、本発明における保存手段は主として不揮発性メモリ348によって構成され、本発明における判定手段及び制御手段は主として制御部349によって構成されている。
携帯電話30で管理される管理テーブルの例を図4に示す。この管理テーブル3480には、原情報(第1のURL及び識別情報idを含む)3481、第2のURL3482、及び、識別情報(id)3483、エラーコード3489などのコンテンツ取得に関する情報が登録される。ここで、URLには、サービスサーバ10からコンテンツをダウンロードする際に用いる第1のURL(3481内)と、携帯電話の不揮発性メモリ348に保存されたコンテンツを不揮発性メモリ348から取得する際に用いる第2のURL3482とがある。
第1のURL(3481内)は、サービスサーバ10が生成した情報であり、2次元バーコードの読み取りを行って2次元バーコードを復号化したときに管理テーブル3480に登録される。なお、第1のURLにおいて、コンテンツを取得するためのプロトコルは「http」で表される。
第2のURL3482は、携帯電話30が生成した情報であり、サービスサーバ10からコンテンツをダウンロードして不揮発性メモリ348(具体的にはスクラッチパッド)に保存したときに管理テーブル3480に登録される。なお、第2のURLにおいて、コンテンツを取得するためのプロトコルは「scratchpad」で表される。
識別情報3483は、サービスサーバ10で各コンテンツごとに発行された情報であり、2次元バーコードの読み取りを行って2次元バーコードを復号化したときに、その復号化して得られた原情報3481から抽出し、管理テーブル3480に登録される。
エラーコード3489は、携帯電話30が生成した情報であり、コンテンツのダウンロードが正常終了して不揮発性メモリ348に保存されたときには、正常終了を示すコード(例えば「00」)が管理テーブル3480に登録され、一方で、コンテンツのダウンロードを開始できなかったとき、又は、コンテンツのダウンロードを中止したときには、異常終了を示すコード(例えば「E1」、「E2」、「E3」など)が管理テーブル3480に登録される。
なお、携帯電話30は、サービスサーバ10にアクセスするときには、第1のURL及び識別情報3483を含む原情報3481からなるHTTPリクエスト、例えば「http://www.fujifilm.co.JP/?id=93ab5」を送信する。この場合、識別情報3483は「93ab5」である。この識別情報3483は実際にはサービスサーバ10で暗号化して生成されており、この識別情報3483をサービスサーバ10が携帯電話30から受信したとき、サービスサーバ10によって復号化される。例えば、暗号化された「93ab5」が「12345」に復号化される。
次に、本実施形態の携帯電話30の再生制御処理の流れを、図5のフローチャートを用いて、詳細に説明する。なお、図5に示す各ステップは、携帯電話30の不揮発性メモリ348に記憶されていたプログラムに従って、携帯電話30の制御部349によって実行される。
まず、ユーザが携帯電話30の操作パネル345を操作して、所定のアプリケーションプログラムを起動し、2次元バーコードの読取開始指示を入力すると、携帯電話30のカメラ341によって2次元バーコードが撮影されて(S2)、復号化される(S4)。
具体的には、2次元バーコードをカメラ341によって撮影すると、「0」及び「1」のビット列からなる2次元マトリクスのビットマップ情報が得られ、このビットマップ情報を予め決められた所定の復号方法で復号化することにより、第1のURL及び識別情報idを含む原情報(2次元バーコードに符号化される前の情報である)が得られる。
次に、読み取った2次元バーコードに対応するコンテンツがスクラッチパッドに保存されているか否かが判定される(S6)。
なお、スクラッチパッドは、携帯電話30の不揮発性メモリ348内の保存領域であって各アプリケーションプログラムごとに割り当てられた保存領域である。このスクラッチパッドには、ネットワーク60を介してダウンロードしたコンテンツと、図4に示すような管理テーブル3480が記憶される。この管理テーブル3480を参照して、再生すべきコンテンツがスクラッチパッドに保存されているか否かを判定する。
詳細には、まず、2次元バーコードの原情報(例えば「http://www.fujifilm.co.JP/?id=93ab5」)から識別情報id(例えば「93ab5」)を抽出し、この識別情報idが管理テーブル3480に登録されているか否かを判定する。次に、その識別情報idに関連付けられた第2のURL3482が管理テーブル3480に登録されているか否かを判定する。ここで、第2のURLが登録されていない場合(第2のURLがnull値である場合)には、読み取った2次元バーコードに対応するコンテンツがスクラッチパッドに保存されていないと判定する。
なお、識別情報idが管理テーブル3480に登録されているか否かを判定する代わりに、原情報自体が管理テーブル3480に登録されているか否かを判定するようにしてもよいし、2次元バーコードのビットマップ情報自体を管理テーブル3480が管理するようにしてビットマップ情報が登録されているか否かを判定するようにしてもよい。また、第2のURL3482が管理テーブル3480に登録されているか否かを判定する代わりに、エラーコード3489が正常終了「00」であるか否かを判定するようにしてもよい。
ところで、図2に示すような写真プリント26を受け取ったユーザが当該写真プリント26上の2次元バーコード27を初めて携帯電話30に読み取らせたとき、読み取った2次元バーコード27に含まれた識別情報id(例えば「93ab5」)は管理テーブル3480には実際にはまだ登録されていない状態である。このような場合には、読み取った2次元バーコード27に対応するコンテンツはスクラッチパッドに保存されていないと判定される。また、2次元バーコード27を読み取らせた場合であっても、後述するように、コンテンツのダウンロードに失敗した場合には、第2のURL3482は管理テーブル3480にはまだ登録されていない状態である。このような場合にも、読み取った2次元バーコード27に対応するコンテンツはスクラッチパッドに保存されていないと判定される。
読み取った2次元バーコードに対応するコンテンツがスクラッチパッドにないと判定した場合には、読み取った2次元バーコードの原情報に基づいて、当該2次元バーコードに対応するコンテンツをサービスサーバ10からダウンロードする。
具体的には、まず、ダウンロードしようとするコンテンツの容量分の空きがスクラッチパッド内にあるか否かを判定する(S10)。ここで、スクラッチパッド内に十分な空きがないときには、2次元バーコードの原情報3481にダウンロード実行不可の理由を示すエラーコード(例えば「E1」)を関連付けて管理テーブル3480に設定するとともに(S12)、スクラッチパッドに空がなくダウンロードできない旨を携帯電話10のLCD344に表示する(S14)。ここで、携帯電話30のユーザは、スクラッチパッドに保存されている別のコンテンツを削除するか否かを指示することができる。携帯電話30は、削除指示の有無を判定し(S16)、削除指示が入力されたときには、コンテンツを削除する(S18)。このコンテンツの削除と同時に、管理テーブル3480から該当する行(原情報3481、第2のURL3482、識別情報3483、エラーコード3489など)が削除される。
空き容量を判定するステップ(S10)において、十分な空き容量があると判定された場合、さらに、携帯電話30が通信圏内にあるか否かを判定する(S20)。ここで、通信圏外であるときには、2次元バーコードの原情報3481にダウンロード不可の理由を示すエラーコード(例えば「E2」)を関連付けて管理テーブル3480に登録するとともに(S22)、通信圏外なのでダウンロードできない旨を携帯電話10のLCD344に表示する(S24)。ここで、携帯電話30のユーザは、ダウンロードのリトライを行うか否かを指示することができる(S26)。
通信圏内であるかを判定するステップ(S20)において、通信圏内であると判定された場合、ほかにダウンロードを阻害する要因がなければ、2次元バーコードに対応するコンテンツを無線通信によりサービスサーバ10からダウンロードする(S28)。ここで、ダウンロードされたコンテンツはスクラッチパッドに保存される。
なお、コンテンツのダウンロード中に通信環境が急に変化するなどの理由によりダウンロードが中止される場合がある。そこで、ダウンロードが終了したときに異常終了であるか否かを判定し(S30)、異常終了の場合には、2次元バーコードの原情報3481にダウンロード中止を示すエラーコード(例えば「E3」)を関連付けて管理テーブル3480に登録するとともに(S32)、ダウンロードを中止した旨を携帯電話10のLCD344に表示する(S34)。ここで、携帯電話30のユーザは、ダウンロードのリトライを行うか否かを指示することができる(S36)。
コンテンツのダウンロードが正常終了した場合には、読み取った2次元バーコードの原情報をコンテンツと関連付けてスクラッチパッドに保存する(S32)。具体的には、図4に示す管理テーブル3480において、2次元バーコードの原情報3481と第2のURL3482と識別情報id3483とを互いに関連付けて設定する。なお、エラーコード3489には正常終了を示す「00」が設定される。
そして、コンテンツのダウンロードが正常終了した場合には、ダウンロードしたコンテンツが再生される(S34)。例えば、図2の写真プリント26が配布されていた場合、この写真プリント26上の2次元バーコード27を携帯電話30に読み取らせると、サービスサーバ10からその写真プリント26の画像28に関連する登録情報(音情報、動画情報、テキスト情報、その他の登録情報)がダウンロードされて、携帯電話30で再生される。例えば、写真プリント26に印刷されたファミリーの音声を聴くことができ、そのファミリーが撮影された動画や、そのファミリーによって入力されたテキストのメッセージを見ることができる。
なお、コンテンツの再生が終了した後、アプリケーションプログラムを終了するか否かをユーザに選択させる(S36)。ここで、同一の写真プリント又は別の写真プリントの2次元バーコードを読み取らせて、その2次元バーコードに対応するコンテンツを再生させることができる。その場合、2次元バーコードの読み取りを行い(S2)、2次元バーコードの復号化を行い(S4)、2次元バーコードに対応するコンテンツがスクラッチパッドに保存されているか否かを判定する(S6)。
ここで、読み取った2次元バーコードに対応するコンテンツがスクラッチパッドに保存されている場合には、コンテンツのダウンロードは行わず、そのスクラッチパッドに保存されているコンテンツを再生する(S40)。
例えば、まず、2次元バーコードの読取と復号化により得られた原情報(例えば「http://www.fujifilm.co.JP/?id=93ab5」)から識別情報id(例えば「93ab5」)を抽出し、この識別情報idが管理テーブル3480に登録されているか否かを判定する。当該2次元バーコードが既に読み取られていれば、識別情報idは管理テーブル3480に登録されている。次に、その識別情報idに関連付けられた第2のURL3482が管理テーブル3480に登録されているか否かを判定する。ここで、第2のURL3482は、既にコンテンツがダウンロードされてスクラッチパッドに保存されていれば登録されている。すなわち、スクラッチパッドからコンテンツを取り出す方法(例えば「scratchpad:///;pos=0」)が登録されている。一方で、コンテンツがスクラッチパッドに保存されていない場合には、第2のURL3482は、未登録を示す「null」が設定されている。
ここで、第2のURL3482が登録されている場合には、その第2のURL3482を用いてスクラッチパッドからコンテンツを取り出して再生する。したがって、特定の写真プリントの2次元バーコードを最初に読み取らせたときには、無線通信によるコンテンツのダウンロードが行われるが、同一の写真プリントの2次元バーコードを再度読み取らせたときには、ダウンロードは行われることがなく、スクラッチパッドに保存されているコンテンツが再生される。例えば、子供が携帯電話30に同一の写真プリント上の同一の2次元バーコードを何度も読み取らせたとしても、無線通信によりコンテンツをダウンロードするのは1回で済むので、通信コストが削減され、また、2次元バーコードを読み取らせてからコンテンツの再生を開始するまでの時間が、無線通信がない分だけ短かいので、再生を楽しむことができる。
また、コンテンツが携帯電話の保存手段に保存されているか否かを判定する際に用いる管理テーブルは、図4に記載されたものに限るものではなく、用紙から読み取ったアクセス情報に対応してダウンロードしたコンテンツがすでに保存されているか否かを示す情報であれば、異なる形式の情報を用いてもよい。
次に、第2実施形態のサービスシステムについて説明する。
第2実施形態のサービスシステムの全体構成は、図1を用いて説明した第1実施形態のサービスシステムの全体構成と同じであり、既に第1実施形態において説明したので、説明を省略する。
図6は、第2実施形態のサービスシステムにおけるサービスサーバ10の具体的な内部構成の例を示すブロック図である。図6において、サービスサーバ10は、主として、プリンタ20、携帯電話30、40及びPC50とネットワーク60を通じて通信する通信部11と、CPU(Central Processing Unit)からなる制御部12と、登録情報データベース13と、メタデータデータベース14と、課金情報データベース15と、テンプレートデータベース16を含んで構成される。なお、各データベース13乃至16は、サービスサーバ10の筐体内に内蔵されている必要はなく、サービスサーバ10の遠隔に設置して、図1に示されるネットワーク60を通じてサービスサーバ10と接続した形態としてよい。
通信部11は、ネットワーク60に接続した装置と通信を行うものである。この通信部11は、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)により、携帯電話30、40及びPC50と通信可能である。
登録情報データベース13は、携帯電話30に対してダウンロードすべき、音情報、動画情報、静止画情報、テキスト情報、ベクタグラフィックスのマルチメディアコンテンツその他の登録情報を管理する。ここで、登録情報は、プリント対象の画像に関連するデジタルコンテンツ(以下単に「コンテンツ」という)である。プリント対象の画像以外の登録情報を「付加情報」という場合もある。そのプリント対象の画像自体も含む。これらの登録情報は、プリント注文時にプリント注文ユーザの携帯電話40やPC50から画像とともにサービスサーバ10にアップロードされて登録される場合と、プリント注文後にプリント注文ユーザの携帯電話40やPC50からサービスサーバ10にアップロードされて登録される場合と、サーバ10側で入力されて用意される場合がある。
メタデータデータベース14は、コンテンツの再生条件(再生制御情報の一種である)及びコンテンツの更新条件(更新制御情報の一種である)を含むメタデータを管理する。図7に例示されたメタデータ140は、「ID」、「バージョン」、「コンテンツ取得日」、「再生有効期限」、「次回更新日時」、「再生可能回数」からなる。「ID」(識別情報)は登録情報データベース13によって管理されたコンテンツを識別する。なお、識別情報IDは、コンテンツと1対1で対応する場合以外に、ひとつの識別情報IDに対してグループ化された複数のコンテンツと対応する場合がある。プリントサービスの注文や登録サービスの注文を識別する際、プリント対象の画像を識別する際、及び、課金情報を識別する際にも利用される。「バージョン」は、コンテンツの再生に必要な携帯電話30、40のアプリケーションプログラムのバージョンを示す。「コンテンツ取得日」は、サービスサーバ10から携帯電話30がコンテンツを取得する日時(年月日及び時分秒)である。「再生有効期限」は、コンテンツの再生可能な有効日時を示す。「次回更新日時」は、携帯電話30に保存されたコンテンツを更新する日時を示す。「再生有効回数」は、コンテンツの残り再生回数を示す。
制御部12は、通信部11が注文ユーザの携帯電話40又はPC50からプリントサービス及び登録サービスの注文情報を受信したとき、注文ユーザの携帯電話40又はPC50からアップロードされた、プリント対象の画像(静止画情報)、及び、当該画像に関連する音情報、動画情報、テキスト情報などの登録情報(コンテンツ)を登録情報データベース13に登録する。また、制御部12は、再生可能回数、再生有効期限その他のコンテンツの再生条件情報やコンテンツの更新条件情報を記載したメタデータを作成し、メタデータデータベース14に登録する。
また、制御部12は、コンテンツを携帯電話30が取得するために必要な2次元バーコードをプリント対象の画像とともに所定のプリント媒体に記録させる指示情報を作成して、プリンタ20に写真プリント26を作成させる。
また、制御部12は、メタデータに基づいて注文ユーザに対する課金処理を行う。例えば、登録情報のサイズに基づいて、注文ユーザに対する課金の額を算出する。また、例えば、再生可能回数の大きさや、再生有効期限に応じた再生有効期間の長さに基づいて、注文ユーザに対する課金の額を算出する。
また、通信部11は、写真プリント26に記録されたアクセス情報が携帯電話30によって読み取られたとき、その携帯電話30から2次元バーコードが示すアクセス情報を受信する。また、通信部11は、アクセス情報に対応するコンテンツ及びメタデータをアクセス元の携帯電話30に配信する。なお、コンテンツの配信の必要がなければ、メタデータのみ携帯電話30に配信することもある。
また、制御部12は、通信部11が携帯電話30からアクセス情報を受信したとき、受信したアクセス情報に対応するコンテンツ及びメタデータの配信の要否を判定する。また、制御部12は、アクセス情報に対応するコンテンツを登録情報データベース13から検索し、アクセス情報に対応するメタデータをメタデータデータベース14から検索する。そして、コンテンツ及びメタデータの配信要否の判定結果に基づいて、コンテンツ及びメタデータの両方を配信する必要がある場合には両方をアクセス元の携帯電話30に対して配信し、メタデータのみ配信する必要がある場合にはメタデータのみをアクセス元の携帯電話30に対して配信する制御を行う。
また、制御部12は、携帯電話30で管理しているシステム日時(現在日時情報)を取得し、携帯電話30で管理しているシステム日時と制御部12で管理しているシステム日時(現在日時情報)とが一致しない場合には、携帯電話30でのコンテンツの再生を禁止する制御を行う。なお、システム日時が一致しているか否かの判定は、年月日までの一致を判定してもよいし、年月日のみでなく時分秒の単位までの一致を判定してもよいが、所定の許容範囲内であれば一致するものと判定してよい。
なお、本実施形態において、本発明における注文受付手段、アクセス情報受信手段及び配信手段は主として通信部11及び制御部12によって構成され、本発明における指示情報作成手段、判定手段及び課金手段は主として制御部12によって構成されている。
ここで、図7のメタデータ140に基づく再生制御の例を説明する。第1の例として、現在日時が「再生有効期限」を越えていなければコンテンツを再生する。第2の例として、現在日時が「再生有効期限」を越えておらず、かつ、「再生有効回数」をコンテンツの再生ごとにデクリメントしても「1」以上であればコンテンツを再生する。第3の例として、「バージョン」の値が携帯電話30のプログラムが保持する値以下であれば、コンテンツを再生する。
また、図7のメタデータ140に基づく更新制御の例を説明すると、例えば、現在日時が「次回更新日時」であるか、あるいは、「次回更新日時」を既に経過している場合であって「再生有効期限」を越えていない場合にはサービスサーバ10から新しいコンテンツをダウンロードして保存する。
なお、図7において、「バージョン」、「再生有効期限」及び「再生有効回数」は、本発明における再生制御情報の例である。また、図7において、「次回更新日時」は、本発明における更新制御情報の例である。
課金情報データベース15は、注文ユーザや広告主に対する課金情報を管理するものである。注文ユーザに対する課金としては、プリントサービスに対する課金と登録サービスに対する課金がある。
テンプレートデータベース16は、コンテンツのテンプレートを管理するものである。例えば、プリント対象の画像に合成するフレームを記憶する。また、例えば、「A Happy New Year」という音声、「A Happy New Year!」というテキスト情報、動画、アニメーションキャラクタが画面上で動作するようなベクタグラフィックスのマルチメディアコンテンツなどがある。
第2実施形態のサービスシステムにおいて、図3に示される携帯電話30、40は、第1実施形態において説明した機能を有するほかに、以下のような機能を有する。
制御部12は、カメラ341によって2次元バーコードが読み取られたとき、読み取った2次元バーコードに対応するコンテンツが不揮発性メモリ348に保存されていない場合には、2次元バーコードに対応するコンテンツ及びメタデータを無線通信部347によりサービスサーバ10から受信して、その受信したメタデータに基づいてその受信したコンテンツの再生を制御する一方で、読み取った2次元バーコードに対応するコンテンツが不揮発性メモリ348に保存されている場合には、そのコンテンツと関連付けられて不揮発性メモリ348に保存されているメタデータ内の再生制御情報に基づいて、その不揮発性メモリ348に保存されているコンテンツの再生を制御する。
また、制御部12は、メタデータ内の更新制御情報に基づいて、無線通信部347により、サービスサーバ10にコンテンツの更新を要求し、サービスサーバ10から受信した新たなコンテンツを不揮発性メモリ348に保存する。また、制御部12は、メタデータ内の更新制御情報に基づいて、無線通信部347により、サービスサーバ10にメタデータを要求し、サービスサーバ10から受信した新たなメタデータを不揮発性メモリ348に保存する。
なお、本実施形態において、本発明における再生手段は主としてスピーカ343及びLCD344によって構成され、本発明における読取手段は主としてカメラ341によって構成され、本発明におけるコンテンツ要求手段及び受信手段は主として無線通信部347によって構成され、本発明における保存手段は主として不揮発性メモリ348によって構成され、本発明における判定手段及び制御手段は主として制御部349によって構成されている。
次に、第2実施形態のサービスシステムにおけるサービス処理の流れについて説明する。なお、サービス処理には各種あるので、その代表的な2つの例を挙げて詳細に説明する。
図9は、第1実施例のサービス処理の流れを示す説明図である。
図9において、注文ユーザは、まず、携帯電話40によって、被写体を撮影する(S101)。例えば、撮影により静止画を取得した場合、撮影後に携帯電話40で入力した音情報をプリント対象の静止画に付加することが可能であり、また、撮影後に携帯電話40で入力したテキスト情報をプリント対象の静止画に付加することも可能である。また、撮影により動画を取得した場合、動画からプリント対象の静止画を抽出することも可能であり、動画の撮影と同時に録音した音情報をプリント対象の静止画に付加すること、及び、撮影後に携帯電話40で入力したテキスト情報をプリント対象の静止画に付加することも可能である。
次に、注文ユーザは、携帯電話40によって、プリントサービスの注文操作を行う(S102)。
ここで、プリントサービスは、画像を所定のプリント媒体に印刷した写真プリントを作成するサービスである。
具体的には、撮影して得られた複数枚の静止画の中からプリントすべき画像を選択し、必要に応じて、写真プリントのサイズや枚数などを入力する。動画の中からプリント対象の静止画を抽出してもよい。また、写真プリントの引渡方法を指定する。例えば、プリント注文ユーザが写真店などの特定の受け渡し場所へ直接行って受け取る場合には、その受け渡し場所を指定する。また、例えば、配布先を指定して郵便や宅配便などによる配送を依頼する場合には、その配布先を指定する。この場合、写真は包装されて所望の配布先に配送される。また、ポストカードはそのポストカードそのものが所望の配布先に配送されるように依頼することも可能である。
また、プリント注文ユーザは、携帯電話40によって、登録サービスの注文操作を行う(S103)。
ここで、登録サービスは、プリント対象の画像又は当該画像に関連するコンテンツ(音情報、テキスト情報、動画、その他の登録情報)を登録情報データベース13に登録して、所定期間の保管を行うサービスである。
例えば、撮影して得られた静止画がプリント対象である場合、静止画と、静止画に付加した音情報及びテキスト情報とを登録するように要求することが可能である。また、動画から抽出した静止画がプリント対象である場合、当該静止画と、静止画の抽出元である動画と、動画の撮影と同時に録音した音情報と、撮影後に入力したテキスト情報とを、登録情報として登録するように要求することができる。このような登録情報は、後述するように、写真プリントの配布先ユーザの携帯電話30にダウンロードされる。なお、登録情報は、サービスサーバ10へアップロードして登録する以外にも、テンプレートデータベース16に予め登録されている複数のテンプレート情報の中から所望のテンプレート情報を選択し、選択されたテンプレート情報へのリンク情報のみが登録されるようにしてもよい。例えば、予め作成したFlash(商標)などのベクタグラフィックスのマルチメディアコンテンツが選択されたとき、選択されたマルチメディアコンテンツへのリンク情報が登録される。
また、注文ユーザは、再生可能回数、再生有効期限などのコンテンツの再生条件や、コンテンツの更新条件を指定することができる。例えば、再生可能回数を10回に制限した場合には何円、20回に制限した場合には何円、といった再生可能回数と課金の額との関係が携帯電話30のLCD344に表示されるので、課金の額を考慮して、操作パネル345により再生可能回数を選択する操作を行う。また、例えば、再生有効期限が来月までであれば何円、再来月までであれば何円、といった再生有効期限と課金の額との関係が携帯電話30のLCD344に表示されるので、課金の額を考慮して、操作パネル345により再生有効期限を選択する操作を行う。また、例えば、更新可能回数が0回であれば何円、1回以上であれば何円、といった更新可能回数と課金の額との関係が携帯電話30のLCD344に表示されるので、課金の額を考慮して、操作パネル345により更新可能回数を選択する操作を行う。
そして、プリント注文ユーザが携帯電話40で所定の送信操作を行うと、ネットワーク60を通じて、携帯電話40からサービスサーバ10に注文情報がアップロードされる(S104)。ここで、注文情報には、プリント対象の画像、登録情報、再生条件情報、更新条件情報、及び、写真プリントの引渡情報が含まれる。
また、携帯電話40からサービスサーバ10に対してアップロードを行う場合を例に説明したが、図示を省略したデジタルカメラで撮影し(S101)、撮影した画像を記録した記録メディアをPC50に装着して、PC50によって、プリントサービスの注文操作(S102)、登録サービスの注文操作(S103)、及び、サービスサーバ10への注文情報のアップロード(S104)を行ってもよい。
なお、登録情報、再生条件情報及び更新条件情報のアップロードは、プリント対象の画像のアップロードと同時に行わなくても、プリント対象の画像のアップロード後に行うことも可能になっている。
注文情報のアップロードを受け付けたサービスサーバ10は、プリント対象の各画像に対応して識別情報IDを発行する(S111)。この識別情報IDは、プリント対象の画像を識別するほか、写真プリント配布先のユーザの携帯電話30にダウンロードされる登録情報の識別に用いられる。この識別情報は、プリント対象の画像と1対1で対応する場合と、ひとつの識別情報がプリント注文ごとにグループ化された複数枚のプリント対象の画像に対応する場合とがある。
次に、サービスサーバ10は、写真プリントの配布先の携帯電話30がネットワーク60を介してサービスサーバ10から登録情報を取得するために必要な、アクセス情報を生成する(S112)。ここで、アクセス情報には、URL(Uniform Resource Locator)と識別情報IDとが含まれる。
次に、サービスサーバ10は、携帯電話40又はPC50からアップロードされた登録情報、再生条件情報、更新条件情報、引渡情報等の注文情報を、識別情報IDと関連付けてデータベースに登録する。ここで、登録情報は登録情報データベース13によって管理され、再生条件情報及び更新条件情報はメタデータの一部としてメタデータデータベース14によって管理される。
次に、プリント対象の画像及びアクセス情報がサービスサーバ10からプリンタ20に送信されて(S114)、プリンタ20により写真プリント26が作成される(S115)。ここで、アクセス情報は、2次元バーコード27として、プリント対象の画像28とともに同一のプリント媒体に印刷される。
次に、サービスサーバ10は課金処理を行う(S116)。ここで課金は、プリントサービス(プリント対象の画像が印刷された写真プリント26を作成するサービスである)に対する課金と、登録サービス(登録情報を保管するとともに携帯電話30からのアクセスに応じて登録情報を配信するサービスである)に対する課金とに分類される。
プリントサービスのみ要求した注文ユーザに対してはプリントサービスの課金処理のみが行われる。詳細には、写真プリントの種類(普通サイズ、ポストカードなどの種類)や枚数、郵便や宅配便による配送を行うか否か、などによって料金が異なる。
また、プリントサービスと併せて登録サービスを要求した注文ユーザに対してはプリントサービスに対する課金処理のほかに登録サービスの課金処理が行われる。詳細には、再生条件情報(再生有効期限、再生可能回数など)や更新条件情報(更新回数)に応じた課金処理が行われる。例えば、再生可能回数を10回に制限した場合には何円、20回に制限した場合には何円、というように再生可能回数に応じた額の課金を行う。また、例えば、再生有効期限が来月までであれば何円、再来月までであれば何円、というように再生有効期限に応じた額の課金を行う。また、例えば、更新可能回数が0回であれば何円、1回以上であれば何円、というように更新可能回数に応じた額の課金を行う。
なお、再生有効期限を経過したとき、サービスサーバ10によって登録情報は登録情報データベース13から削除される。
次に、第1実施形態において、写真プリント26の配布先で携帯電話30に写真プリント26上の2次元バーコード27を読み取らせてコンテンツを再生させる際の処理の流れについて説明する。
写真プリント26の配布先のユーザは、その携帯電話30を2次元バーコードの読取モードにして、携帯電話30に写真プリント26上の2次元バーコード27を読み取らせる(S121)。そうすると、携帯電話30は、2次元バーコード27に対応するコンテンツが携帯電話30の不揮発性メモリ348に保存されているか否かを判定する(S122)。
ここで、読み取った2次元バーコード27に対応するコンテンツが不揮発性メモリ348に保存されていない場合には、サービスサーバ10に対して2次元バーコード27に対応するコンテンツを要求する(S123)。ここで、携帯電話30は、識別情報IDを含むアクセス情報(2次元バーコードの原情報である)をサービスサーバ10に対して送信する。
携帯電話30からコンテンツを要求されたサービスサーバ10は、登録情報データベース13によって管理されているコンテンツ(登録情報)の中から識別情報IDに対応するコンテンツを検索するとともに、メタデータデータベース14によって管理されているメタデータの中から識別情報IDに対応するメタデータを検索して(S124)、コンテンツとメタデータとをアクセス元の携帯電話30に配信する(S125)。
コンテンツ及びメタデータを受信した携帯電話30は、コンテンツとメタデータとを互いに関連付けて携帯電話30の不揮発性メモリ348に保存する(S126)。例えば、図7に示す形式のメタデータ140を受信した場合、受信したメタデータ140は、携帯電話30によって図8に示すような管理テーブル4480内で管理される。
図8において、「ID」、「バージョン」、「コンテンツ取得日」、「再生有効期限」、「次回更新日時」、「再生可能回数」は、各識別情報IDごとに、サービスサーバ10から受信した内容が設定される。また、サービスサーバ10から取得したメタデータに関連付けて、2次元バーコード27の原情報が登録される。本実施形態において、原情報は、携帯電話30がサービスサーバ10に接続するために必要なURL(Uniform Resource Locator)及び識別情報IDを含んでいる。
そして、携帯電話30は、受信したメタデータに基づいてコンテンツの再生可否を判定する(S127)。ここで、再生を許可する場合には、サービスサーバ10から受信したコンテンツを再生する(S128)。例えば、図2に示す写真プリント26の2次元バーコード27を携帯電話30に読み取らせた場合、プリント対象の画像28(例えば家族の静止画)に関連する音情報(例えばファミリーの音声)が携帯電話30のスピーカ343から出力され、プリント対象の画像28に関連する動画(例えばファミリーが撮影された動画)が携帯電話30のLCD344に表示され、さらに、操作パネル345によって表示を切り換えると、プリント対象の画像28に関連するテキスト情報(例えばファミリーによって入力された文字メッセージ)が携帯電話30のLCD344に表示される。
ところで、注文ユーザは、プリントサービス及び登録サービスの注文後に登録情報(コンテンツ)をアップロードする場合がある。第1に、注文時には登録情報をアップロードしないで、後からアップロードする場合である。第2に、注文時に登録情報をアップロードしたが、その登録情報を更新するためのアップロード(更新アップロード)を行う場合である(S130)。注文ユーザの携帯電話40又はPC50から登録情報を受信したサービスサーバ10は、登録情報を識別情報IDに関連付けて登録情報データベース13に登録する。なお、メタデータを変更する必要がなければ、メタデータデータベース14内のメタデータは新たに登録又は変更されることがなくそのまま維持される。
また、携帯電話30は現在日時が次回更新日時を経過したか否かを判定し(S132)、次回更新日時を経過したときには、登録情報データベース13に登録されているコンテンツをサービスサーバ10に対して要求する(S133)。このコンテンツ要求には識別情報IDが付加されている。サービスサーバ10は、登録情報データベース13によって管理されているコンテンツ(登録情報)の中から識別情報IDに対応するコンテンツを登録情報データベース13から検索するとともに、メタデータデータベース14によって管理されているメタデータの中から識別情報IDに対応するメタデータを検索して(S134)、コンテンツとメタデータを携帯電話30に送信する(S135)。携帯電話30は、受信したコンテンツとメタデータを互いに関連付けて携帯電話30の不揮発性メモリ348に保存する(S136)。
その後、写真プリント26上の2次元バーコード27を携帯電話30に読み取らせて(S141)、2次元バーコード27に対応するコンテンツが携帯電話30の不揮発性メモリ348に保存されているか否かを判定したとき(S142)、2次元バーコード27に対応するコンテンツが保存されている場合には、サービスサーバ10に対するコンテンツの要求は行わず、再生しようとするコンテンツに関連付けられたメタデータに基づいてコンテンツの再生可否を判定する(S147)。この判定結果に基づいてコンテンツの再生又は再生拒否を行う(S148)。
例えば、現在日時が再生有効期限を超過している場合には、コンテンツの再生を拒否して、再生有効期限を超過している旨のメッセージを携帯電話30のLCD344に表示する。また、例えば、コンテンツの再生ごとにデクリメントした再生可能回数が「0」に達しているとき、再生可能回数が「0」になった旨のメッセージを携帯電話30のLCD344に表示する。
なお、第1実施例のサービス処理における携帯電話30の処理の流れの概略をまとめて図10に示す。この処理の各ステップはプログラムに従って携帯電話30の制御部349によって実行される。
図10において、まず、2次元バーコードが読み取られる(S121)。具体的には、カメラ341により2次元バーコードを撮影するとともに、撮影した2次元バーコードの復号化を行う。次に、読み取った2次元バーコード27に対応するコンテンツが携帯電話30の不揮発性メモリ348に保存されているか否かを判定する(S122)。具体的には、2次元バーコードの復号結果である原情報から識別情報を抽出し、管理テーブル3480に登録されているか否かを判定する。原情報そのものが管理テーブル3480に登録されているか否かを判定してもよい。読み取った2次元バーコード27に対応するコンテンツが不揮発性メモリ348に保存されていないと判定した場合には、2次元バーコード27の原情報(アクセス情報である)に基づいてサービスサーバ10に対してコンテンツを要求し(S123)、サービスサーバ10からコンテンツ及びメタデータを受信し(S125)、受信したコンテンツ及びメタデータを互いに関連付けて不揮発性メモリ348に保存し(S126)、受信したメタデータに基づいてコンテンツの再生を許可するか否かを判定し(S127)、再生を許可する場合(再生可の場合)には、受信したコンテンツを再生する(S128)。一方で、受信したコンテンツの再生を許可しない場合(再生不可の場合)には、コンテンツを再生できない旨のメッセージをLCD344に表示して(S148)、不揮発性メモリ348からコンテンツを削除する(S149)。
また、ステップS122の判定において、2次元バーコード27に対応するコンテンツが不揮発性メモリ348に保存されていると判定した場合には、コンテンツと関連付けられて不揮発性メモリ348に保存されていたメタデータに基づいて、コンテンツの更新の要否を判定する(S132)。具体的には、現在日時が次回更新日時を経過している場合にはコンテンツの更新が必要と判定する。
コンテンツの更新が必要と判定した場合には、サービスサーバ10に対してコンテンツを要求する一方で(S123)、コンテンツの更新が不要と判定した場合には、コンテンツに関連付けられて不揮発性メモリ348に保存されていたメタデータに基づいて、コンテンツの再生を許可するか否かを判定し(S127)、再生可の場合には、不揮発性メモリ348に保存されていたコンテンツを再生する(S128)。一方で、再生不可の場合には、コンテンツの再生は行わないで、コンテンツを再生できない旨のメッセージをLCD344に表示して(S148)、不揮発性メモリ348に保存されていたコンテンツを削除する(S149)。
図11は、第2実施例のサービス処理の流れを示す説明図である。
なお、注文ユーザの携帯電話40またはPC50で所定の操作を行って注文情報をアップロードする処理(S101乃至104)、サービスサーバ10で行うIDの発行(S111)、アクセス情報の生成(S112)、データベースへの登録(S113)、プリント指示(114)、及び、課金処理(S114)の各ステップは、前述した第1実施例のサービス処理と同じである。また、第1実施例のサービス処理と同様に、注文情報に応じて、識別情報IDを含むアクセス情報が、2次元バーコード27として、プリント対象の画像28とともに同一のプリント媒体に印刷される(S115)。
写真プリント26の配布先のユーザは、その携帯電話30に写真プリント26上の2次元バーコード27を読み取らせる(S221)。そうすると、携帯電話30は、2次元バーコード27に対応するコンテンツが携帯電話30の不揮発性メモリ348に保存されているか否かを判定する(S222)。
ここで、読み取った2次元バーコード27に対応するコンテンツが不揮発性メモリ348に保存されていない場合には、サービスサーバ10に対して2次元バーコード27に対応するコンテンツを要求する(S223)。なお、携帯電話30は、識別情報IDを含むアクセス情報(2次元バーコードの原情報である)をサービスサーバ10に対して送信する。また、第2実施例のサービス処理では、携帯電話30で管理するシステム日時をアクセス情報に付加してサービスサーバ10に送信する。
携帯電話30からコンテンツを要求されたサービスサーバ10は、登録情報データベース13によって管理されているコンテンツ(登録情報)の中から識別情報IDに対応するコンテンツを検索するとともに、メタデータデータベース14によって管理されているメタデータの中から識別情報IDに対応するメタデータを検索する(S224)。そして、サービスサーバ10は、検索したメタデータに基づいてコンテンツの再生可否を判定する(S225)。なお、サービスサーバ10は、携帯電話30から受信した携帯電話30のシステム日時とサービスサーバ10で管理するシステム日時とを比較して、一致しない場合にも、再生不可と判定する。
ここで、再生を許可する場合には、サービスサーバ10は携帯電話30に対してコンテンツ及びメタデータを配信する(S226)。コンテンツ及びメタデータを受信した携帯電話30は、コンテンツとメタデータとを互いに関連付けて携帯電話30の不揮発性メモリ348に保存するとともに(S228)、サービスサーバ10から受信したコンテンツを再生する(S229)。
ところで、注文ユーザは、プリントサービス及び登録サービスの注文後に登録情報(コンテンツ)をアップロードする場合がある(S130)。
本実施例において、登録したコンテンツの再生条件情報及び再生更新情報を変更する指定を行うことも可能である。例えば、プリント対象の画像のアップロード時にはコンテンツの更新を行わないと指定したが、ユーザの希望によって、コンテンツの更新を行うように変更する場合がある。また、例えば、プリント対象の画像のアップロード時にはコンテンツの再生有効期限を来月までと指定したが、ユーザの希望によって、1年間有効とするように変更する場合がある。
注文ユーザの携帯電話40又はPC50から、登録情報を受信したサービスサーバ10は、登録情報を識別情報IDに関連付けて登録情報データベース13に登録する。また、注文ユーザの携帯電話40又はPC50から、再生条件情報及び更新条件情報を受信したサービスサーバ10は、これらの情報をメタデータの一部として、識別情報IDに関連付けてメタデータデータベース14に登録する。
携帯電話30は現在日時が次回更新日時を経過したか否かを判定し(S232)、次回更新日時を経過している場合には、登録情報データベース13に登録されている更新されたコンテンツをサービスサーバ10に対して要求する(S233)。このコンテンツ要求には識別情報IDが付加されている。また、第2実施形態では、携帯電話30で管理するシステム日時をアクセス情報に付加してサービスサーバ10に送信する。サービスサーバ10は、登録情報データベース13によって管理されているコンテンツ(登録情報)の中から識別情報IDに対応するコンテンツを登録情報データベース13から検索するとともに、メタデータデータベース14によって管理されているメタデータの中から識別情報IDに対応するメタデータを検索して(S234)、コンテンツとメタデータを携帯電話30に送信する(S235)。なお、サービスサーバ10は、携帯電話30から受信した携帯電話30のシステム日時とサービスサーバ10で管理するシステム日時とを比較して、一致しない場合には、配信を行わない。
携帯電話30は、受信したコンテンツとメタデータを互いに関連付けて携帯電話30の不揮発性メモリ348に保存する(S236)。
その後、写真プリント26上の2次元バーコード27を携帯電話30に読み取らせて(S241)、2次元バーコード27に対応するコンテンツが携帯電話30の不揮発性メモリ348に保存されているか否かを判定したとき(S242)、2次元バーコード27に対応するコンテンツが保存されている場合には、サービスサーバ10に対して2次元バーコード27に対応するコンテンツの再生許可を要求する(S243)。ここで、再生許可要求には識別情報IDが付加されている。
携帯電話30からコンテンツの再生許可を要求されたサービスサーバ10は、メタデータデータベース14で管理されているメタデータの中から識別情報IDに対応するメタデータを検索する(S244)。そして、サービスサーバ10は、検索したメタデータに基づいてコンテンツの再生可否を判定する(S245)。ここで、サービスサーバ10は、再生許可通知及び再生不可通知の何れかを携帯電話40に対して送信する(S246)。なお、サービスサーバ10は、携帯電話30から受信した携帯電話30のシステム日時とサービスサーバ10で管理するシステム日時とを比較して、一致しない場合にも、再生不可と判定する。
携帯電話30は、再生許可通知を受信した場合には、コンテンツの再生を行う一方で、再生不可通知を受信した場合には、コンテンツの再生は行わないで再生不可メッセージを表示する(S248)。
第2実施例のサービス処理における携帯電話30の処理の流れの概略をまとめて図12に示す。この処理の各ステップはプログラムに従って携帯電話30の制御部349によって実行される。
図12において、まず、2次元バーコードが読み取られる(S221)。次に、読み取った2次元バーコード27に対応するコンテンツが携帯電話30の不揮発性メモリ348に保存されているか否かを判定する(S222)。読み取った2次元バーコード27に対応するコンテンツが不揮発性メモリ348に保存されていないと判定した場合には、2次元バーコード27の原情報(アクセス情報である)に基づいてサービスサーバ10に対してコンテンツを要求する(S223)。なお、サービスサーバ10がコンテンツの再生を許可するか否かを判定するようになっており、再生が許可された場合にはサービスサーバ10からコンテンツ及びメタデータを受信する一方で、再生が否定された場合には再生不可通知を受信する(S225)。ここで、サービスサーバ10から再生不可通知を受信したか否かを判定し(S227)、再生不可通知である場合には、コンテンツの再生を行うことなく、再生不可のメッセージをLCD344に表示する(S251)。一方で、サービスサーバ10からコンテンツ及びメタデータを受信した場合(再生許可の場合)には、受信したコンテンツ及びメタデータを互いに関連付けて不揮発性メモリ348に保存し(S228)、受信したコンテンツを再生する(S229)。
また、ステップS222の判定において、2次元バーコード27に対応するコンテンツが不揮発性メモリ348に保存されていると判定した場合には、コンテンツと関連付けられて不揮発性メモリ348に保存されていたメタデータに基づいて、コンテンツの更新の要否を判定する(S232)。具体的には、現在日時が次回更新日時を経過している場合にはコンテンツの更新が必要と判定する。コンテンツの更新が必要と判定した場合には、サービスサーバ10に対してコンテンツを要求する一方で(S223)、コンテンツの更新が不要と判定した場合には、2次元バーコード27の原情報(アクセス情報である)に基づいてサービスサーバ10に対して再生許可を要求する(S233)。なお、サービスサーバ10がコンテンツの再生の可否を判定するようになっており、サービスサーバ10から再生許可通知又は再生不可通知を受信する(S246)。ここで、再生許可通知及び再生不可通知のいずれであるか否かを判定し(S247)、再生不可通知である場合には
、コンテンツの再生を行うことなく、コンテンツを再生できない旨のメッセージをLCD344に表示して(S252)、不揮発性メモリ348に保存されていたコンテンツを削除する(S253)。一方で、再生許可通知である場合には、不揮発性メモリ348に保存されていたコンテンツを再生する(S248)。
なお、携帯電話30からサービスサーバ10に送信した再生許可要求(S243)に対して、サービスサーバ10が携帯電話10に再生許可通知を送信する際には、この再生許可通知にメタデータ140を付加して、サービスサーバ10から携帯電話30に送信するようにしてもよい。この場合、携帯電話30は、常に、最新のメタデータに基づいて再生制御を行うことができる。すなわち、コンテンツの配信は初回再生時のみ行い、2回目以降の再生時にはメタデータのみ配信する。メタデータは容量が小さいので、コンテンツ配信する場合と比較してユーザの待ち時間は短く、また通信コストの上昇を抑えることができる。
一方で、コンテンツを再生する際に必ず通信が発生することに伴う基本料金を発生させないようにするため、初回再生時のみ携帯電話30からサービスサーバ10にアクセスするようにすることも可能である。
なお、サービスサーバ10が再生可否の判定を行う場合を主として説明したが、アクセス情報の読み取りごとにサービスサーバ10から携帯電話30にメタデータを送信して、携帯電話30がサービスサーバ10から受信したメタデータに基づいて再生可否を判定するようにしてもよい。具体的には、携帯電話30は、2次元バーコードを読み取ると、サービスサーバ10に対してアクセス情報を送信し、アクセス情報を受信したサービスサーバ10は、アクセス情報の識別情報IDに対応するコンテンツ及びメタデータの両方を携帯電話30に送信するか、あるいは、メタデータのみを携帯電話30に送信するかを判定する。例えば、携帯電話30にコンテンツが保存されておらず、携帯電話30がコンテンツを要求した場合にはコンテンツ及びメタデータを携帯電話30に配信すると判定する。一方で、携帯電話30にコンテンツが保存されており、携帯電話30がメタデータのみを要求した場合にはコンテンツは配信せずにメタデータのみを携帯電話30に配信すると判定する。この判定結果に基づいて、コンテンツ及びメタデータの両方を配信する必要がある場合には両方をアクセス元の携帯電話30に対して配信し、メタデータのみ配信する必要がある場合にはメタデータのみをアクセス元の携帯電話30に対して配信する。
以上、更新日時(更新条件のひとつである)は、注文ユーザが設定する場合を例に説明したが、本発明はこれに限るものではなく、サービスサーバ10側でコンテンツ管理者がツール(プログラム)を用いて設定及び管理を行うようにしてもよい。また、コンテンツの定期更新も可能である。例えば、毎日の午後1時、毎週月曜日の午前、毎月2日などである。なお、図10及び図12のフローチャートでは、2次元バーコードの読み取り時に更新の要否を判定してサービスサーバ10から新たなコンテンツをダウンロードする場合を例に説明したが、本発明はこれに限るものではなく、2次元バーコードの読み取りとは関係なく、携帯電話のシステム日時を用いて正確な時間にダウンロードするようにしてもよい。
また、第1実施形態又は第2実施形態において、アクセス情報を2次元コードとして写真プリント26に記録する場合を例に説明したが、本発明はこれに限らず、アクセス情報を、用紙に形成されたICタグに書き込むようにしてもよい。この場合、プリンタ20には、ICタグ(RFID:Radio Frequency Identificationともいう)にアクセス情報を無線で書き込むための無線書込手段を設ける。また、携帯電話には、ICタグからアクセス情報を無線で読み取るための無線読取手段が設けられる。
また、アクセス情報は、写真プリント26の画像に電子透かし情報として埋め込んで記録するようにしてもよい。この場合、携帯電話は、電子透かし情報を読み取る機能を有する。
また、ユーザの通信装置が携帯電話である場合を例に説明したが、本発明はこれに限るものではなく、PDA(Personal Digital Assistance)、その他の通信装置であってもよい。
その他、本発明は、図で示した例や実施形態として説明した例に限定されるものではなく、本発明の要旨に従って適宜設計変更や改良を施して実施してよいことはもちろんである。
本発明を適用した携帯電話を含むサービスシステムの全体構成図 写真プリントの例を示す図 本発明を適用した携帯電話の内部構成の例を示すブロック図 管理テーブルの例を示す図 再生制御処理の流れを示すフローチャート サーバの具体的な内部構成の例を示すブロック図 メタデータの例を示す図 メタデータの管理テーブルの例を示す図 第1実施例のサービス処理の流れの概略を示す説明図 第1実施例のサービス処理における携帯電話の処理の流れの概略を示すフローチャート 第2実施例のサービス処理の流れの概略を示す説明図 第2実施例のサービス処理における携帯電話の処理の流れの概略を示すフローチャート
符号の説明
10…サービスサーバ、11…サービスサーバの通信部、12…サービスサーバの制御部、13…登録情報データベース、14…メタデータデータベース、15…課金情報データベース、16…テンプレートデータベース、20…プリンタ、30、40…携帯電話(通信端末)、50…パーソナルコンピュータ(PC)、26…写真プリント、27…2次元バーコード、27…画像、341…携帯電話のカメラ、344…携帯電話の液晶ディスプレイ(LCD)、345…携帯電話の操作パネル、347…携帯電話の無線通信部、348…携帯電話の不揮発性メモリ、349…携帯電話の制御部、3480…管理テーブル

Claims (20)

  1. コンテンツを再生する再生手段と、
    前記再生手段で再生可能な前記コンテンツをネットワークを介してダウンロードするために必要なアクセス情報であって、所定の記録媒体に記録された前記アクセス情報を読み取る読取手段と、
    読み取られた前記アクセス情報に基づいて該アクセス情報に対応する前記コンテンツを通信によりダウンロードする通信手段と、
    ダウンロードされた前記コンテンツを保存する保存手段であって、該コンテンツと関連付けて該コンテンツのダウンロードに用いた前記アクセス情報の内容を保存する保存手段と、
    前記読取手段によって前記アクセス情報が読み取られたとき、前記保存手段に保存された情報に基づいて、読み取られた前記アクセス情報に対応する前記コンテンツが前記保存手段にあるか否かを判定する判定手段と、
    前記保存手段にあると判定した場合には、読み取られた前記アクセス情報に対応するコンテンツを前記保存手段から取り出して前記再生手段に再生させる一方で、前記保存手段にないと判定した場合には、読み取られた前記アクセス情報に対応する前記コンテンツを前記通信手段によりダウンロードさせて前記再生手段に再生させる制御手段と、
    を備えたことを特徴とする通信端末。
  2. 前記読取手段は、前記アクセス情報として、前記記録媒体に印刷された2次元バーコード、前記記録媒体に付加されたICタグが記憶した情報、又は、前記記録媒体に印刷された画像内の電子透かし情報を読み取ることを特徴とする請求項1に記載の通信端末。
  3. 前記保存手段が前記コンテンツに関連付けて保存する情報は、URL(Uniform Resource Locator)、前記コンテンツに対応する識別情報、又は、これらの結合を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信端末。
  4. 前記コンテンツをダウンロードする際にダウンロードしようとする前記コンテンツの容量分の空きが前記保存手段にないとき、通信圏外であるとき、又は、前記コンテンツのダウンロードを中止したときにエラーメッセージを表示する表示手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の通信端末。
  5. 前記保存手段は、前記コンテンツのダウンロードを開始できないとき、又は、前記コンテンツのダウンロードを中止したときには、読み取られた前記アクセス情報の内容を保存し、
    前記制御手段は、前記アクセス情報の再読み取りがなくても、前記保存手段に保存された情報に基づいて前記通信手段に前記コンテンツのダウンロードを開始させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の通信端末。
  6. 所定の通信端末が該通信端末で再生可能なコンテンツを所定のサーバからネットワークを介してダウンロードして再生する再生制御方法において、
    前記コンテンツをダウンロードするために必要なアクセス情報であって、所定の記録媒体に記録された前記アクセス情報を読み取るステップと、
    読み取られた前記アクセス情報を用いてダウンロードした前記コンテンツを前記通信端末内の所定の保存手段に保存するステップと、
    前記コンテンツのダウンロードに用いた前記アクセス情報の内容をダウンロードした前記コンテンツと関連付けて前記保存手段に保存するステップと、
    前記アクセス情報が再び読み取られたとき、前記保存手段に保存された情報に基づいて、読み取られた前記アクセス情報に対応する前記コンテンツが前記保存手段にあるか否かを判定するステップと、
    前記保存手段にあると判定した場合には、読み取られた前記アクセス情報に対応する前記コンテンツであって前記保存手段に保存されている前記コンテンツを再生するステップと、
    を含むことを特徴とする再生制御方法。
  7. 前記コンテンツをダウンロードする際に、ダウンロードしようとする前記コンテンツの容量分の空きが前記保存手段にないとき、通信圏外であるとき、又は、前記コンテンツのダウンロードを中止したとき、エラーメッセージを表示するステップを含むことを特徴とする請求項6に記載の再生制御方法。
  8. 前記コンテンツのダウンロードを開始できないとき、又は、前記コンテンツのダウンロードを中止したときには、読み取った前記アクセス情報の内容を前記保存手段に保存するステップと、
    前記アクセス情報の再読み取りがなくても、前記保存手段に保存された情報に基づいて前記コンテンツのダウンロードを実行するステップと、
    を含むことを特徴とする請求項6又は7に記載の再生制御方法。
  9. 請求項6乃至8のいずれかに記載の再生制御方法をコンピュータに実行させるプログラム。
  10. コンテンツを再生する再生手段と、
    前記再生手段で再生可能な前記コンテンツを所定のサーバからネットワークを介して取得するために必要なアクセス情報であって、所定の記録媒体に記録された前記アクセス情報を読み取る読取手段と、
    読み取られた前記アクセス情報に対応する前記コンテンツを前記サーバに対して要求するコンテンツ要求手段と、
    要求した前記コンテンツの再生制御情報が記載されたメタデータを該コンテンツとともに前記サーバから受信する受信手段と、
    受信した前記コンテンツ及び前記メタデータを互いに関連付けて保存する保存手段と、
    前記読取手段によって前記アクセス情報が読み取られたとき、読み取られた前記アクセス情報に対応する前記コンテンツが前記保存手段に保存されていない場合には、前記コンテンツ及び前記メタデータを前記受信手段により前記サーバから受信して前記メタデータに基づいて前記コンテンツの再生を制御する一方で、読み取られた前記アクセス情報に対応する前記コンテンツが前記保存手段に保存されている場合には、前記コンテンツと関連付けられて前記保存手段に保存されている前記メタデータに基づいて前記保存手段に保存されている前記コンテンツの再生を制御する再生制御手段と、
    を備えたことを特徴とする通信端末。
  11. 前記再生制御情報は、前記コンテンツの再生可能回数又は再生有効期限を含むことを特徴とする請求項10に記載の通信端末。
  12. コンテンツを再生する再生手段と、
    前記再生手段で再生可能な前記コンテンツを所定のサーバからネットワークを介して取得するために必要なアクセス情報であって所定の記録媒体に記録された前記アクセス情報を読み取る読取手段と、
    読み取られた前記アクセス情報に対応する前記コンテンツを前記サーバに対して要求するコンテンツ要求手段と、
    要求した前記コンテンツの更新制御情報が記載されたメタデータを該コンテンツとともに前記サーバから受信する受信手段と、
    受信した前記コンテンツ及び前記メタデータを互いに関連付けて保存する保存手段と、
    前記更新制御情報に基づいて前記コンテンツ要求手段により前記サーバに前記コンテンツの更新を要求し、前記受信手段により前記サーバから受信した新たな前記コンテンツを前記保存手段に保存する更新制御手段と、
    を備えたことを特徴とする通信端末。
  13. 前記更新制御情報は、次回更新日時を含むことを特徴とする請求項12に記載の通信端末。
  14. 請求項10乃至13のいずれかに記載の通信端末からネットワークを介してアクセスを受けたとき、アクセス元の前記通信端末に対してコンテンツを配信するサーバにおいて、
    所定の記録媒体に画像を記録する注文を受け付ける注文受付手段と、
    前記画像に関連する前記コンテンツであって前記通信端末に配信する前記コンテンツを管理する第1のデータベースと、
    前記第1のデータベースで管理する前記コンテンツと関連付けて前記メタデータを管理する第2のデータベースと、
    前記コンテンツを前記通信端末が取得するために必要なアクセス情報を前記画像とともに所定の記録媒体に記録させる指示情報を作成する指示情報作成手段と、
    前記記録媒体に記録された前記アクセス情報が前記通信端末によって読み取られたとき、該通信端末から前記アクセス情報を受信するアクセス情報受信手段と、
    前記第1のデータベースで管理されている前記コンテンツであって受信した前記アクセス情報に対応する前記コンテンツと、該コンテンツと関連付けられて前記第2のデータベースで管理されている前記メタデータとを、アクセス元の前記通信端末に配信する配信手段と、
    を備えたことを特徴とするサーバ。
  15. 所定の記録媒体に画像を記録する注文を受け付ける注文受付手段と、
    前記画像に関連するコンテンツであって所定の通信端末に配信する前記コンテンツを管理する第1のデータベースと、
    前記コンテンツを前記通信端末で再生する際の再生条件が記載されたメタデータを前記コンテンツと関連付けて管理する第2のデータベースと、
    前記コンテンツを前記通信端末が取得するために必要なアクセス情報を前記画像とともに所定の記録媒体に記録させる指示情報を作成する指示情報作成手段と、
    前記記録媒体に記録された前記アクセス情報が前記通信端末によって読み取られたとき、該通信端末から前記アクセス情報を受信するアクセス情報受信手段と、
    受信した前記アクセス情報に対応する前記コンテンツ及び前記メタデータの配信の要否を判定する判定手段と、
    前記アクセス情報に対応する前記コンテンツを前記第1のデータベースから検索し、前記アクセス情報に対応する前記メタデータを前記第2のデータベースから検索する検索手段と、
    前記判定手段の判定結果に基づいて、前記コンテンツ及び前記メタデータの両方を配信する必要がある場合には両方をアクセス元の前記通信端末に対して配信し、前記メタデータのみ配信する必要がある場合には前記メタデータのみをアクセス元の前記通信端末に対して配信する配信手段と、
    を備えたことを特徴とするサーバ。
  16. 前記通信端末から該通信端末で管理している現在日時情報を取得し、前記通信端末で管理している前記現在日時情報と本サーバで管理している現在日時情報とが一致しない場合には、前記通信端末での前記コンテンツの再生を禁止することを特徴とする請求項14又は15に記載のサーバ。
  17. 前記メタデータに基づいて課金処理を行う課金手段を備えたことを特徴とする請求項14乃至請求項16のいずれかに記載のサーバ。
  18. 所定の記録媒体に記録されたアクセス情報を読み取るステップと、
    前記アクセス情報に対応するコンテンツが所定の保存手段に保存されているか否かを判定するステップと、
    前記アクセス情報が読み取られたとき、読み取られた前記アクセス情報に対応する前記コンテンツが前記保存手段に保存されていない場合には、該コンテンツ及び該コンテンツの再生制御情報が記載されたメタデータを所定のサーバからネットワークを介して取得するステップと、
    取得された前記コンテンツ及び前記メタデータを互いに関連付けて前記保存手段に保存するステップと、
    前記保存手段に保存されている前記コンテンツを該コンテンツと関連付けられて該保存手段に保存されている前記メタデータに基づいて再生するステップと、
    を含むことを特徴とする再生制御方法。
  19. 所定の記録媒体に記録されたアクセス情報を読み取るステップと、
    前記アクセス情報に対応するコンテンツが所定の保存手段に保存されているか否かを判定するステップと、
    前記アクセス情報が読み取られたとき、読み取られた前記アクセス情報に対応する前記コンテンツが前記保存手段に保存されていない場合には、該コンテンツ及び該コンテンツの更新制御情報が記載されたメタデータを所定のサーバからネットワークを介して取得するステップと、
    前記保存手段に保存されている前記コンテンツの更新を該コンテンツと関連付けられて該保存手段に保存されている前記メタデータに基づいて行うステップと、
    前記保存手段に保存されている前記コンテンツを再生するステップと、
    を含むことを特徴とする再生制御方法。
  20. 請求項18又は19に記載の再生制御方法をコンピュータに実行させるプログラム。
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