JP2006039766A - 画像入出力装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents

画像入出力装置、制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 従来のような、常に最大の原稿サイズを最大の拡大率で読み取った場合のメモリサイズを最大で確保することを不要とし、メモリ使用容量の最適化を図ることを可能とした画像入出力装置を提供する。
【解決手段】 画像入出力装置は、リーダ部5、プリンタ部6、コントローラ部110を備える。コントローラ部110は、リーダ部5で不定型サイズの原稿を読取る際に、記録紙サイズ分のメモリサイズか又はリーダ部5で読取可能な最大原稿サイズ分のメモリサイズの何れか小さい方のメモリサイズをDRAM38から獲得し、原稿サイズが獲得されたメモリサイズを超える場合、DRAM38に対し離散的にアドレスをスキップして画像データを書込むと共に、画像データ読出位置をDRAM38に保存し、DRAM38から画像データを読出す際は、DRAM38に保存された画像データ読出位置を基準に画像データを読出す。
【選択図】 図7

Description

本発明は、サイズが不明な原稿の画像を読み取ることが可能な画像入出力装置、制御方法、及びプログラムに関する。
従来、デジタル式複写機やファクシミリ装置等の画像入出力装置においては、ドキュメントフィーダ(原稿給送機構)により複数頁の原稿を順次原稿読取位置に搬送しスキャンを行うことで、画像入力のスループットを向上させる技術が開発されている。各種技術の中でも、原稿を照射する光学系の位置を固定し、ドキュメントフィーダにより原稿を光学系の固定位置に対して等速で搬送し、光学系の上方を通過させることでスキャンを行う(以下、原稿移動式と称する)スキャナ装置も開発されている。
原稿移動式による原稿読み取りの場合、原稿台上に原稿を載置することが不要であるため、原稿台のサイズを超えるような長さを有する不定形サイズの原稿の読み取りも実現可能であるという利点がある。
原稿移動式により不定形サイズの原稿を読み取る場合には、不要な画像の読み取り、もしくは不要な画像を読み取って記録紙に出力することを防止するため、原稿サイズを確定することが必要となる。
原稿サイズを確定する方法としては、画像入出力装置の構成にも依存するが、原稿の搬送方向に直交する方向の長さ(原稿の幅)は、ドキュメントフィーダの幅方向ガイド10bにより検知し、原稿の搬送方向の長さ(原稿の長さ)は、ドキュメントフィーダの原稿搬送部に配設された原稿サイズ検知センサ10aにより検知する方法が一般的に用いられている(図5参照)。
また、原稿台の下側に設けられた原稿サイズ検知素子によって原稿サイズを検知するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−69211号公報
上記従来例における原稿台の下側に設けた原稿サイズ検知素子を用いる場合は予め決められた原稿のサイズしか検知できなかった。一方、原稿移動式の画像入出力装置では、原稿の搬送方向長さは原稿搬送部の原稿サイズ検知センサで検知する構造であるため、不定形サイズの原稿をスキャンする際には、スキャン実行中かもしくはスキャン完了後に、原稿の搬送方向長さが確定することになる。ところが、原稿画像記憶用のメモリはスキャン実行前に確保する必要があるため、原稿中の有効画像領域を確実に読み取るためには、画像入出力装置が読み取り可能な最大原稿サイズ分のメモリを確保しておく必要がある。
上記メモリ確保に加えて、原稿のスキャン対象画像を原稿読み取り時に拡大するような場合には、最大の原稿サイズを画像入出力装置の最大の拡大率で読み取った場合のメモリサイズを最大で確保する必要がある。そのため、画像入出力装置に装備するメモリの容量を増加させ、コストパフォーマンスを低下させる要因となっていた。
本発明の目的は、従来のような、常に最大の原稿サイズを最大の拡大率で読み取った場合のメモリサイズを最大で確保することを不要とし、メモリ使用容量の最適化を図ることを可能とした画像入出力装置、制御方法、及びプログラムを提供することにある。
上述の目的を達成するために、本発明の画像入出力装置は、原稿から画像を読み取る画像読取手段と、記録紙に画像を形成する画像形成手段と、画像データを記憶するメモリを備えた画像入出力装置であって、前記画像読取手段によりサイズが不明な原稿を読み取る際に、記録紙サイズ分のメモリサイズか又は前記画像読取手段で読み取り可能な予め決められた所定の原稿サイズ分のメモリサイズの何れか小さい方のメモリサイズを前記メモリから獲得する獲得手段と、原稿サイズが前記獲得手段により獲得されたメモリサイズを超える場合、前記メモリに対し離散的にアドレスをスキップして画像データを書き込むと共に、画像データを読み出す際の参照情報を前記メモリに保存し、前記メモリから画像データを読み出す際は、前記メモリに保存された前記参照情報に基づき、前記メモリに離散的にアクセスすることで画像データを読み出す制御手段とを備えることを特徴とする。
上述の目的を達成するために、本発明の制御方法は、原稿から画像を読み取る画像読取手段と、記録紙に画像を形成する画像形成手段と、画像データを記憶するメモリを備えた画像入出力装置の制御方法であって、前記画像読取手段によりサイズが不明な原稿を読み取る際に、記録紙サイズ分のメモリサイズか又は前記画像読取手段で読み取り可能な予め決められた所定の原稿サイズ分のメモリサイズの何れか小さい方のメモリサイズを前記メモリから獲得し、原稿サイズが前記獲得されたメモリサイズを超える場合、前記メモリに対し離散的にアドレスをスキップして画像データを書き込むと共に、画像データを読み出す際の参照情報を前記メモリに保存し、前記メモリから画像データを読み出す際は、前記メモリに保存された前記参照情報に基づき、前記メモリに離散的にアクセスすることで画像データを読み出すことを特徴とする。
上述の目的を達成するために、本発明のプログラムは、原稿から画像を読み取る画像読取手段と、記録紙に画像を形成する画像形成手段と、画像データを記憶するメモリを備えた画像入出力装置の制御方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、前記画像読取手段によりサイズが不明な原稿を読み取る際に、記録紙サイズ分のメモリサイズか又は前記画像読取手段で読み取り可能な予め決められた所定の原稿サイズ分のメモリサイズの何れか小さい方のメモリサイズを前記メモリから獲得するモジュールと、原稿サイズが前記獲得されたメモリサイズを超える場合、前記メモリに対し離散的にアドレスをスキップして画像データを書き込むと共に、画像データを読み出す際の参照情報を前記メモリに保存し、前記メモリから画像データを読み出す際は、前記メモリに保存された前記参照情報に基づき、前記メモリに離散的にアクセスすることで画像データを読み出すモジュールとを備えることを特徴とする。
また、本発明は、原稿サイズが前記獲得されたメモリサイズを超える場合、前記メモリに対し離散的にアドレスをスキップして画像データを書き込むと共に、書き込みが完了した画像サイズを前記メモリに保存し、前記メモリから画像データを読み出す際は、前記メモリに保存された前記画像サイズを参照し、前記メモリに離散的にアクセスすることで画像データを読み出す構成としてもよい。
本発明によれば、画像入出力装置において、原稿の読み取り時には原稿から読み取った画像を記録紙に形成する画像出力に必要となる最低限のメモリサイズをメモリから獲得することで、従来のような常に最大の原稿サイズを最大の拡大率で読み取った場合のメモリサイズを最大で確保することが不要となる。これにより、画像入出力装置におけるメモリ使用容量の最適化を図ることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像入出力装置の構成を示すブロック図である。
図1において、画像入出力装置1は、例えば複写機として構成されており、リーダ部5、プリンタ部6、操作部7、ハードディスクドライブ8、コントローラ部110を備えている。画像入出力装置1は、イーサネット(登録商標)等のLAN(Local Area Network)400を介して、パーソナルコンピュータ(PC)から構成される例えば2台のホストコンピュータ3、4に接続されている。
リーダ部5は、原稿の画像を読み取る画像入力(画像読取)処理を行うものであり、原稿給送ユニット10、スキャナユニット11を備えている。原稿給送ユニット10は、原稿を原稿台上の原稿読取位置に給送する。原稿給送ユニット10の構成については図5により説明する。スキャナユニット11は、原稿から画像を光学的に読み取り、電気信号としての画像データに変換する。画像データは後述のDRAM38に記憶される。また、リーダ部5は、制御プログラムに基づいて後述の図6のフローチャートに示す処理を実行する。
プリンタ部6は、原稿から読み取られた画像を記録紙に形成する画像出力(画像形成)処理を行うものであり、給紙ユニット12、マーキングユニット13、排紙ユニット14を備えている。給紙ユニット12は、複数枚の記録紙を収納する複数段の給紙カセット(図2参照)を備えており、該当する給紙カセット内の記録紙をマーキングユニット13に給紙する。マーキングユニット13は、記録紙に画像を転写し定着する画像形成動作を行う。排紙ユニット14は、画像形成が完了した記録紙にソート処理やステイプル処理を施して装置外部に排出する。
操作部7は、原稿から画像を読み取る画像入力処理/記録紙に画像を形成する画像出力処理に関わる入出力操作を行うためのキーボード、画像データや各種機能の表示などを行う液晶パネルを備えている。ハードディスクドライブ8内のハードディスク(図示略)には、制御プログラムや画像データ等が予め書き込まれている。コントローラ部110は、上記の各構成要素に接続されると共に各構成要素を制御するものであり、本実施の形態では単一の電子部品から構成されている。また、コントローラ部110は、制御プログラムに基づいて後述の図7のフローチャートに示す処理を実行する。
図2は、画像入出力装置の内部構成を示す構成図である。
図2において、リーダ部5は、プリンタ部6の上部に配設されており、原稿移動式による原稿読み取りが可能である。リーダ部5では、原稿給送ユニット10の原稿積載部に積載された原稿がその積載順に従って先頭から順次1枚ずつ原稿台15上に給送され、上記図1のスキャナユニット11により所定の読み取り動作が終了した後、読み取られた原稿は原稿台(プラテンガラス)15上から原稿給送ユニット10の原稿排出部に排出される。
スキャナユニット11では、原稿給送ユニット10により原稿が原稿台15上に搬送されてくると、光学ユニット17内のランプ16を点灯させ、次いで光学ユニット17の移動を開始させ、原稿読取位置で固定する。光学ユニット17は原稿給送ユニット10により搬送されてくる原稿を下方から照射し走査する。原稿からの反射光は、複数のミラー18〜20及びレンズ21を介してCCDイメージセンサ(以下CCDと略称)22に結像される。走査された原稿画像をCCD22により読み取り、電気信号としての画像データに変換する。CCD22により変換された画像データは、所定の処理が施された後、コントローラ部110に転送される。
画像入出力装置では、上記の原稿移動式による原稿読み取りの他に、原稿台15上に載置された原稿に対して、光学ユニット17内のランプ16を点灯させ、次いで光学ユニット17の移動を開始させ、原稿を下方から照射し走査することで、走査された原稿画像をCCD22により読み取ることも可能である。 以上の手順で原稿から読み取られた画像データは、リーダ部5からコネクタ56(図3参照)を介してコントローラ部110に送出される。コントローラ部110は、画像データをプリンタ部6に出力する。
次いで、プリンタ部6では、レーザドライバにより駆動されるレーザ発光部24が、コントローラ部110から出力された画像データに対応するレーザ光を発光し、マーキングユニット13の感光ドラム25に照射する。感光ドラム25にはレーザ光に応じた静電潜像が形成され、現像器26により静電潜像の部分に現像剤を付着させる。
一方、感光ドラム25に対するレーザ光の照射開始と同期したタイミングで、給紙部12(給紙カセット12a、12b)から記録紙を給紙して転写部27に搬送し、感光ドラム25に付着している現像剤を記録紙に転写することで画像形成を行う。画像が転写された記録紙は定着部28に搬送され、定着部28における加熱・加圧処理により画像が記録紙に定着される。
画像を記録紙の片面に形成する場合は、画像が片面に形成され定着部28を通過した記録紙を排出ローラ29によりそのまま排紙ユニット14に排出する。排紙ユニット14は、排出された記録紙を束ねて記録紙の仕分けを行うソート処理や、仕分けされた記録紙を綴じるステイプル処理を行う。
画像を記録紙の両面に形成する場合は、画像が片面に形成され定着部28を通過した記録紙を排出ローラ29まで搬送した後、排出ローラ29の回転方向を逆転させ、記録紙をフラッパ30により再給紙搬送路31へ導入する。その後、記録紙を再給紙搬送路31経由で転写部27に搬送し、上記と同様に、記録紙に対する現像剤の転写と定着を行うことで、記録紙の他方の片面に画像形成を行う。
コントローラ部110は、リーダ部5部で原稿から読み取った画像データをコードデータに変換し、LAN400を介してホストコンピュータ3、4に送信するスキャナ機能と、ホストコンピュータ3、4からLAN400を介して受信したコードデータを画像データに変換し、プリンタ部6に送出してプリンタ部6に画像形成を行わせるプリンタ機能と、その他の機能を有している。
図3は、コントローラ部110の詳細構成を示すブロック図である。
図3において、コントローラ部110は、メインコントローラ32、ROM36、DRAM38、コーデック(Codec)40、ネットワークコントローラ42、SRAM43、コネクタ44、スキャナインタフェース(以下I/Fと略称)46、プリンタI/F48、拡張コネクタ50、入出力(以下I/Oと略称)制御部51、コネクタ56、コネクタ59、LCDコントローラ60、パネルインタフェース62、E−IDE(Enhanced-IDE)コネクタ63、リアルタイムクロックモジュール64、バックアップ用電池65を備えている。尚、図3では、説明の便宜上、ハードディスクドライブ8をコントローラ部110内に図示している。
メインコントローラ32は、CPU33とバスコントローラ34と後述する各種コントローラ回路を含む機能ブロックとを内蔵している。メインコントローラ32は、ROMI/F35を介してROM36に接続され、DRAMI/F37を介してDRAM38に接続され、コーデックI/F39を介してコーデック40に接続され、ネットワークI/F41を介してネットワークコントローラ42に接続されている。
また、メインコントローラ32は、スキャナバス45を介してスキャナI/F46に接続され、プリンタバス47を介してプリンタI/F48に接続され、PCI(Peripheral Component Interconnect Bus)バス等の汎用高速バス49を介して拡張ボードを接続するための拡張コネクタ50及びI/O制御部51に接続されている。メインコントローラ32の機能については後述する。
ROM36は、メインコントローラ32のCPU33で実行される各種制御プログラムや演算データを格納している。DRAM38は、CPU33が動作するための作業領域や画像データを蓄積するための記憶領域として使用される。コーデック40は、DRAM38に蓄積されたラスタイメージデータをMH(Modified Haffman)/MR(Modified Read)/MMR(Modified Modified Read)/JBIG(Joint Bi-level Image Experts Group)などの公知の圧縮方式で圧縮し、また、圧縮されたデータをラスタイメージデータに伸長する。また、コーデック40には、SRAM43が接続されている。SRAM43は、コーデック40の一時的な作業領域として使用される。
ネットワークコントローラ42は、コネクタ44を介してLAN400との間における所定の制御動作を行う。I/O制御部51には、リーダ部5やプリンタ部6との間で制御コマンドを送受信するための調歩同期式のシリアル通信コントローラ52が2チャンネル装備されている。シリアル通信コントローラ52は、I/Oバス53を介してスキャナI/F46及びプリンタI/F48に接続されている。
スキャナI/F48は、第1の調歩同期シリアルI/F54及び第1のビデオI/F55を介してスキャナコネクタ56に接続されている。スキャナコネクタ56は、リーダ部5のスキャナユニット11に接続されている。スキャナI/F46は、スキャナユニット11から送出された画像データに対し所望の2値化処理や、主走査方向及び副走査方向(もしくは主走査方向又は副走査方向)の変倍処理を行い、また、スキャナユニット11から送出されたビデオ信号に基づいて制御信号を生成し、スキャナバス45を介してメインコントローラ32に転送する。
プリンタI/F48は、第2の調歩同期シリアルI/F57及び第2のビデオI/F58を介してプリンタコネクタ59に接続されている。プリンタコネクタ59は、プリンタ部6のマーキングユニット13に接続されている。プリンタI/F48は、メインコントローラ32から出力された画像データにスムージング処理を施して画像データをマーキングユニット13に出力し、また、マーキングユニット13から送出されたビデオ信号に基づいて制御信号を生成し、プリンタバス47を介してメインコントローラ32に転送する。
メインコントローラ32のCPU33は、ROM36からROMI/F35を介して読み込んだ制御プログラムに基づいて動作し、例えば、ホストコンピュータ3、4から受信したPDL(ページ記述言語)データを解釈し、ラスタイメージデータに展開処理を行う。
メインコントローラ32のバスコントローラ34は、スキャナI/F46、プリンタI/F48、拡張コネクタ50等に接続された外部機器との間で入出力されるデータの転送を制御するものであり、バス競合時のアービトレーション(調停)やDMA(Direct Memory Access)データ転送の制御を行う。即ち、例えば、上述したDRAM38とコーデック40との間のデータ転送、スキャナ部5からDRAM38へのデータ転送、DRAM38からマーキングユニット13へのデータ転送等は、バスコントローラ34によって制御され、DMA転送される。
I/O制御部51は、LCDコントローラ60及びキー入力I/F61を介してパネルI/F62に接続されている。パネルI/F62は、操作部7に接続されている。また、I/O制御部51は、不揮発性メモリとしてのEEPROM(図示略)に接続され、E−IDEコネクタ63を介してハードディスクドライブ8に接続され、画像入出力装置内で管理する日付と時刻を更新/保存するリアルタイムクロックモジュール64に接続されている。尚、リアルタイムクロックモジュール64は、バックアップ用電池65に接続されており、バックアップ用電池65によりバックアップされている。
図4は、メインコントローラ32の詳細構成を示すブロック図である。
図4において、メインコントローラ32は、上記のCPU33とバスコントローラ34の他に、メモリコントローラ69、Gバスアービタ71、スキャナ・プリンタコントローラ72、Bバスアービタ74、インタラプトコントローラ75、電力管理ユニット76、シリアルI/Fコントローラ77、USB(Universal Serial Bus)コントローラ78、パラレルI/Fコントローラ79、LANコントローラ80、汎用入出力コントローラ81、PCIバスI/F82を備えている。
バスコントローラ34は、4×4の64ビットクロスバススイッチで構成され、64ビットのプロセッサバス(Pバス)67を介してCPU33に接続され、メモリ専用のローカルバス(Mバス)68を介してキャッシュメモリを備えたメモリコントローラ69に接続されている。尚、メモリコントローラ69は、ROM36やDRAM38などのメモリ類に接続され、これらのメモリ類の動作を制御する。
また、バスコントローラ34は、グラフィックスバス(Gバス)70を介してGバスアービタ71及びスキャナ・プリンタコントローラ72に接続されている。更に、バスコントローラ34は、入出力バス(Bバス)73を介して、Bバスアービタ74、Gバスアービタ71、スキャナ・プリンタコントローラ72、インタラプトコントローラ75、電力管理ユニット76、UART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)などのシリアルI/Fコントローラ77、USBコントローラ78、IEEE1284等のパラレルI/Fコントローラ79、LANコントローラ80、汎用入出力コントローラ81、Bバス73と外部バスであるPCIバスとの間でI/F動作を司るPCIバスI/F82、及びスキャナ・プリンタコントローラ72に接続されている。
Bバスアービタ74は、Bバス73を協調制御するアービトレーションであり、Bバス73のバス使用要求を受け付け、調停の後、使用許可を選択された1つのマスタに与え、これにより同時に2つ以上のマスタがバスアクセスを行うのを禁止している。尚、アービトレーション方式は3段階の優先権を有し、それぞれの優先権に複数のマスタが割り当てられる。
インタラプトコントローラ75は、図3に示す各機能ブロック及びコントローラ部110の外部からインタラプトを集積し、CPU33がサポートするスキャナ・プリンタコントローラ72、シリアルI/Fコントローラ77〜PCIバスI/F82及びノンマスカブルインタラプト(NMI)に再配分する。
電力管理ユニット76は、図3に示す各機能ブロック毎に電力を管理し、更に1チップで構成されている電子部品としてコントローラ部110の消費電力量の監視を行う。コントローラ部110は、CPU33を内蔵した大規模なASIC(特定用途向けIC)で構成されている。このため、全ての機能ブロックが同時に動作すると大量の熱を発生して、コントローラ部110自体が破壊されてしまう虞がある。
そこで、電力管理ユニット76は、このような事態を防止するために各機能ブロック毎に消費電力を管理し、各機能ブロックの消費電力量をパワーマネージメントレベルとして電力管理ユニット76に集積する。そして、電力管理ユニット76は、各機能ブロックの消費電力量を合計し、消費電力量が限界消費電力を超えないように各機能ブロックの消費電力量を一括して監視する。
Gバスアービタ71は、中央アービトレーション方式によりGバス70を協調制御しており、各バスマスタに対して専用の要求信号と許可信号とを有する。尚、バスマスタへの優先権の付与方式として、全てのバスマスタを同じ優先権として公平にバス権を付与する公平アービトレーションモードと、いずれか1つのバスマスタに対して優先的にバスを使用させる優先アービトレーションモードのうち何れかを指定することができる。
図5(a)は、リーダ部5の原稿給送ユニット10の概略構成を示す側面図、図5(b)は、上面図である。
図5において、原稿給送ユニット10は、原稿サイズ検知センサ10a、幅方向ガイド10bを備えている。原稿の搬送方向に直交する方向の長さ(原稿の幅)は、幅方向ガイド10bにより検知し、原稿の搬送方向の長さ(原稿の長さ)は、原稿サイズ検知センサ10aにより原稿の後端を検知するのにかかった時間により検知する。
原稿積載部に積載された原稿は、原稿待機位置(1)まで引き込まれた後、搬送経路(2)〜(4)に沿って搬送され、光学ユニット17の走査により原稿面の画像が読み取られた後、原稿排出部に排出される。
次に、上記構成を有する本実施の形態の画像入出力装置の動作を図1乃至図12を参照しながら詳細に説明する。
本実施の形態では、画像入出力装置において不定形サイズの(或いはサイズが不明な)原稿から読み取った画像を記録紙に複写する際に、ユーザは明示的に不定形サイズの原稿を読み取ることを操作部7から指定し、続いて複写動作を行うことを操作部7から指示するものとする。不定形サイズの原稿の複写動作を行う場合には、プリンタ部6で画像形成を実行する記録紙のサイズを指定する必要があるため、ユーザは操作部7から複写指示に合わせて記録紙サイズ(或いは給紙カセット段)を指定する必要がある。なお、ここでいう不定形サイズとは、ISO規格のA版、B版(必要に応じて北米で用いられるレター、リーガル等)以外の大きさのサイズである。
ユーザにより操作部7から指定された内容及び動作指示は、パネルI/F62を介してコントローラ部110のCPU33に入力される。コントローラ部110のCPU33は、ユーザによる操作部7からの指定及び動作指示に伴い、図7のフローチャートに示す処理を実行する。
図7は、コントローラ部110の動作を示すフローチャートである。
図7において、コントローラ部110のCPU33は、ユーザから操作部7を介して不定形サイズの原稿の読み取りが指示されたか(不定形サイズの原稿の読み取りモードか)否かを判断する(ステップS11)。ユーザから不定形サイズの原稿の読み取りが指示された場合には、ステップS12に処理を進め、そうでない場合は、本発明と直接関係無いので説明を省略する。
次に、CPU33は、スキャナI/F46を介してリーダ部5にスキャン前処理実行要求を発行すると共に、ユーザから指示された記録紙サイズと不定形サイズの原稿の読み取りモードを認識し、複写実行に必要なメモリサイズの算出を行うと共に、以下に示すようにメモリサイズの比較を行う(ステップS12)。
CPU33は、原稿の搬送方向に直交する方向の長さ(原稿の幅)については、原稿給送ユニット10の幅ガイド10b(図5参照)により検知した情報をスキャナI/F46を介して取得することができるが、不定形サイズの原稿の読み取りの場合、原稿の搬送方向の長さ(原稿の長さ)については、この時点では確定しない。
そこで、CPU33は、記録紙サイズ分のメモリサイズ(記録紙サイズに対応する領域を読み取り記憶することが可能なメモリ量)の算出と、リーダ部5のスキャナユニット11で当該原稿の幅で原稿画像の読み取りに必要とされる可能性のある最大原稿サイズ分のメモリサイズ(最大原稿サイズに対応する領域を読み取り記憶することが可能なメモリ量)の算出を行い、両方のメモリサイズを比較する。なお、ここでの最大原稿サイズは、原稿の幅に関わらずリーダ部5で扱える最大の読取可能サイズとしてもよい。
例えば、画像入出力装置が2値の白黒の画像データを処理する装置であり、リーダ部5及びプリンタ部6で600dpiの画像入力/画像出力を行う場合、記録紙サイズがA3(420mm x 297mm)であると、画像出力に必要なメモリサイズは、
(420 / 25.4 x 600 ) x (297 / 25.4 x 600 ) / 8 ≒ 8.2Mbyte
となる。
また、原稿の幅がA3の短辺であったとすると、リーダ部5のスキャナユニット11での原稿の読み取り可能な最大サイズの主走査幅が297mmで副走査長が630mmであった場合、読み取りモードで変倍率が100%を指定されている場合は、画像出力に必要なメモリサイズは、
(630 / 25.4 x 600 ) x (297 / 25.4 x 600 ) / 8≒12.4Mbyte
となる。
尚、上記の各式では、インチ単位に換算するため25.4で除算し、バイト単位に換算するため8で除算している。
画像入出力装置が原稿の読み取りにおいて画像の変倍回路を備える構成である場合、読み取りモードで変倍率が50%を指定されている場合には、原稿の読み取りで予想される最大メモリサイズは、
12.4 x (1/2)x(1/2) = 3.1Mbyte
となる。
CPU33は、上記ステップS12で算出した結果を比較し、記録紙サイズ分のメモリサイズが、リーダ部5で原稿の読み取りに必要とされる可能性のある最大原稿サイズ分のメモリサイズ以下である場合には、ステップS14に処理を進め、記録紙サイズ分のメモリサイズが、リーダ部5のスキャナユニット11で原稿の読み取りに必要とされる可能性のある最大原稿サイズ分のメモリサイズより大きい場合は、ステップS13に処理を進める。
CPU33は、上記ステップS12の算出結果に応じて、記録紙サイズ分のメモリサイズをメモリ(DRAM38)から獲得する処理(ステップS14)、或いは、リーダ部5のスキャナユニット11で原稿の読み取りに必要とされる可能性のある最大原稿サイズ分のメモリサイズをメモリ(DRAM38)から獲得する処理(ステップS13)、を行う。
一方、リーダ部5は、図7のステップS12でコントローラ部110のCPU33からスキャナI/F46を介してスキャン前処理実行要求が発行されると、図6のフローチャートに示す処理を実行する。
図6は、リーダ部5の動作を示すフローチャートである。
図6において、リーダ部5は、コントローラ部110のCPU33から発行されたスキャン前処理実行要求に付加された情報が、不定形サイズの原稿の読み取りモードを示す情報か否かを判断する(ステップS1)。不定形サイズの原稿の読み取りモードを示す情報の場合には、ステップS2に処理を進め、そうでない場合は、本発明と直接関係無いので説明を省略する。
リーダ部5は、上述したように原稿移動式によるスキャンが可能である。リーダ部5は、スキャン実行のために必要な前処理を実行する(ステップS2)。原稿移動式によるスキャン動作及び後述のメモリアクセス順序の詳細を図5、図8〜図12に示す。
リーダ部5は、コントローラ部110から原稿の読み取り要求があると、図5に示すように、原稿給送ユニット10の原稿積載部に積載された原稿を原稿待機位置(1)まで引き込む(ステップS2)。リーダ部5は、原稿を原稿待機位置(1)まで引き込むと、原稿給送ユニット10が備える原稿サイズ検知センサ10aにより、通常原稿サイズを特定することが可能である。しかし、本実施の形態で説明するような不定形サイズの原稿は原稿待機位置(1)まで引き込んだ段階で原稿の後端が原稿検知センサ10aを通過しないため、原稿の引き込み段階では原稿サイズを特定することができない。
リーダ部5は、スキャン前処理が完了すると、コントローラ部110からのスキャン開始指示を待つ(ステップS3)。
上記図7に戻り、コントローラ部110のCPU33は、原稿スキャン時のデータ転送の設定をスキャナI/F46に対して行う(ステップS15)。原稿スキャン時のリーダ部6の動作については上述した通りであるが、原稿の画像入力方向及び原稿サイズが不定(未確定)の場合の処理について以下で詳細に説明する。
通常、リーダ部5の原稿給送ユニット10の原稿積載部には図5(a)に示すような状態で原稿を積載する。ここで、原稿サイズ未確定の原稿の搬送方向と画像入力方向を示したものが図8である。図8に示すように、原稿搬送方向と画像入力方向は逆方向となっている。
また、図9(b)では、リーダ部5からコントローラ部110に転送される原稿の画像データをコントローラ部110のDRAM38に書き込む順序(方向)について図示している。図9(a)に示すメモリサイズは、CPU33が上記ステップS13或いは上記ステップS14で獲得したメモリサイズである。
リーダ部5が原稿移動式で原稿の読み取りを行う場合には、原稿の読み取りに伴い、図9(a)に示すDRAM38の記憶領域の左下の原点である画像入力開始位置から、図9(b)に示す矢印方向に画像入力終了位置まで画像データが書き込まれる。
このような画像データ書き込み方法を用いることで、コントローラ部110は、原稿移動式での原稿の読み取りにおいても、内部的に、原稿台15上に載置された原稿からの画像読み取りと同一の画像向きでDRAM38に画像データを保持することができる。図9(c)は、原稿から読み取られた画像の向きのイメージを示している。コントローラ部110は、原稿移動式で原稿から読み取った画像であるか、原稿台15上に載置された原稿から読み取った画像であるかに関わらず、図10(c)に示すような画像の読み出し方向で、すべての画像を同一の方向にアクセスすることができる。
本実施の形態では、上述したように、今回読み取り対象の原稿のサイズは不定形サイズであると想定しているため、読み取りを行う原稿のサイズによって、上記ステップS14で記録紙サイズ分のメモリサイズを獲得した場合、図11(a)に示すように、原稿サイズは獲得したメモリサイズから溢れる可能性がある。
そこで、コントローラ部110のCPU33は、予め、DRAM38に画像データを書き込むためのスキャナI/F46内のDMAコントローラを、図11(b)に示すようにリングバッファで画像データを書き込むように設定する。即ち、DRAM38の記憶領域の左下の画像入力開始位置から画像データの書き込みを開始し、記憶領域の右上の画像入力終了位置1に画像データ(G、F、E、D、C)が達した場合には(図11(a))、記憶領域の左下の原点である画像入力開始位置に離散的にアドレスをスキップして画像データ(B、A)を書き込むような設定を行う(図11(b))。
次に、CPU33は、上記ステップS15でスキャナI/F46に対して原稿スキャン時のデータ転送の設定を終了すると、原稿の読み取り開始要求をスキャナI/F46を介してリーダ部5へ発行した後(ステップS16)、リーダ部5からのスキャンの終了通知を待つ(ステップS17)。
上記図6に戻り、リーダ部5は、コントローラ部110のCPU33から原稿の読み取り開始要求を受けると、上述した原稿移動式による原稿の読み取り動作を実行する(ステップS4)。この場合、原稿給送ユニット10は、上記ステップS2で原稿待機位置(1)に引き込んだ原稿を搬送経路(2)〜(4)に沿って搬送する。この間にスキャナユニット11の光学ユニット17は搬送される原稿を下方から照射し、原稿の読み取りを実行する。
リーダ部5は、原稿の読み取りの終了を待ち(ステップS5)、原稿の読み取りが終了すると、コントローラ部110に対する画像出力同期信号を停止させる(ステップS6)。ここで、リーダ部5からコントローラ部110に対する原稿から読み取った画像データの転送は画像出力同期信号に同期させて行っているため、リーダ部5が画像出力同期信号を停止させることで、コントローラ部110のスキャナI/F46によるDRAM38への画像データの書き込みは停止する。
次に、リーダ部5による原稿の読み取りが実行され、原稿待機位置(1)に引き込んだ原稿が搬送経路(2)〜(4)に沿って搬送され、原稿の画像読み取りが行われる間か、もしくは原稿の読み取りが終了した後に、原稿の後端が原稿給送ユニット10の原稿サイズ検知センサ10aを通過することで、該センサ10aにより原稿の後端が検知され、原稿の搬送方向の長さが確定する。リーダ部5は、確定した原稿の搬送方向の長さを示す原稿サイズ情報及びスキャン終了の通知を、スキャナI/F46を介してコントローラ部110のCPU33に通知する(ステップS7)。これにより、リーダ部5による原稿1枚の読み取り処理が終了する。
尚、複数頁の原稿が原稿給送ユニット110の原稿積載部に積載されている場合は、上記ステップS2以降の処理を繰り返すが、本発明と直接関係無いため詳細な説明は省略する。
上記図7に戻り、コントローラ部110のCPU33は、上記ステップS17でリーダ部5から原稿サイズ情報及びスキャン終了の通知を受けると、原稿サイズ情報を基にスキャン終了処理及び原稿サイズの確定を行う(ステップS18)。次に、CPU33は、確定した原稿サイズを基にDRAM38における画像データの読み出し位置を決定し、決定した画像データ読み出し位置をDRAM38に保存する(ステップS19)。尚、DRAM38から画像データを読み出す際は、DRAM38に保存された上記画像データ読み出し位置を基に画像データを読み出す。
例えば、DRAM38に対する画像データの書き込みが図11(b)に示す画像入力終了位置2で終了した場合、図12に示すように、DRAM38から画像データを読み出してプリンタ部6で画像形成を行う画像出力開始位置1が実際の画像出力開始位置となる。画像出力開始位置1から画像データの読み出しを開始してプリンタ部6で画像形成を行い、画像出力終了位置1まで到達すると離散的にアドレスをスキップしてアクセスすることで、画像出力開始位置2から再び画像データの読み出しを開始してプリンタ部6で画像形成を行い、画像出力終了位置2で画像データの読み出し及び画像形成を終了する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、画像入出力装置において原稿移動式で原稿を読み取る場合において、原稿から読み取った画像を記録紙に形成する画像出力に必要となる最低限のメモリサイズをDRAM38から獲得することで、従来のような最大の原稿サイズを最大の拡大率で読み取った場合のメモリサイズを最大で確保することが不要となる。これにより、画像入出力装置におけるメモリ容量の増加を抑制することが可能となる。
また、DRAM38の記憶領域の左下の原点である画像入力開始位置から、記憶領域の右上の画像入力終了位置まで画像データを書き込むことで、原稿移動式での原稿の読み取りにおいても、原稿台上に載置された原稿からの画像読み取りと同一の画像向きでDRAM38に画像データを保持することができる。これにより、原稿から読み取った画像データの向きを合わせて正しく再現(複写)することが可能となる。
[他の実施の形態]
上記実施の形態では、原稿サイズが獲得メモリサイズを超える場合、DRAM38に対し離散的にアドレスをスキップして画像データを書き込むと共に、確定した原稿サイズからDRAM38における画像データ読み出し位置を決定してDRAM38に保存し、DRAM38から画像データを読み出す際は、DRAM38に保存された画像データ読み出し位置を基に画像データを読み出す場合を例に挙げた。本発明はこれに限ることなく、書き込みが完了した画像サイズをDRAM38に保存し、DRAM38から画像データを読み出す際は、DRAM38に保存された画像サイズを参照し、DRAM38に離散的にアクセスすることで画像データを読み出してもよい。
上記実施の形態では、画像入出力装置を複写機とした場合を例に挙げた。本発明はこれに限ることなく、複合機やファクシミリ装置にも適用することができる。そして、不定形サイズの原稿を送信する場合に上記で記録紙のサイズとしたのを送信サイズと読み替えればよい。
また、以上では原稿給送ユニットを用いて原稿を搬送させて画像を読み取る例について説明したが、本発明はこれに限ることなく、原稿台の下側に複数のフォトインタラプタを設け、原稿台上に原稿を置いたときに原稿サイズを検知するタイプの装置において、フォトインタラプタの出力により推測される原稿サイズ(定形サイズ)より1サイズ上のサイズを上記の最大原稿サイズとして同様の処理を行わせることも可能である。
また、以上では不定形サイズの原稿を読み取る例を説明したが、本発明はこれに限ることなく、装置の原稿台上で読み取るサイズを越える原稿であってもよい。即ち、例えばA4サイズまで対応している装置において、A3サイズの原稿を縦送りで搬送させた場合も上記と同様に処理することが可能である。また、原稿サイズが不明な場合に限定せずに全ての原稿の読み取りに上記処理を行うことも可能である。この場合、全ての原稿サイズ検知センサ(原稿給送ユニットにセンサを設けるもの、原稿台の下側にフォトインタラプタを設けるものをともに含め)を省略することも可能となり安価な装置を提供可能となる。
本発明は、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(図6、図7のフローチャート)をコンピュータ又はCPUに供給し、そのコンピュータ又はCPUが該供給されたプログラムを読出して実行することによって、達成することができる。
この場合、上記プログラムは、該プログラムを記録した記憶媒体から直接供給されるか、又はインターネット、商用ネットワーク、若しくはローカルエリアネットワーク等に接続される不図示の他のコンピュータやデータベース等からダウンロードすることにより供給される。
上記プログラムの形態は、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラムコード、OS(オペレーティングシステム)に供給されるスクリプトデータ等の形態から成ってもよい。
また、本発明は、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを記憶した記憶媒体をコンピュータ又はCPUに供給し、そのコンピュータ又はCPUが記憶媒体に記憶されたプログラムを読出して実行することによっても、達成することができる。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が上述した各実施の形態の機能を実現すると共に、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成する。
プログラムコードを記憶する記憶媒体としては、例えば、ROM、RAM、NV−RAM、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク(登録商標)、光磁気ディスク、CD−ROM、MO、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVDRAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等がある。
上述した実施の形態の機能は、コンピュータから読出されたプログラムコードを実行することによるばかりでなく、コンピュータ上で稼動するOS等がプログラムコードの指示に基づいて実際の処理の一部又は全部を行うことによっても実現することができる。
本発明の実施の形態に係る画像入出力装置の構成を示すブロック図である。 画像入出力装置の内部構成を示す構成図である。 画像入出力装置のコントローラ部の詳細構成を示すブロック図である。 コントローラ部のメインコントローラの詳細構成を示すブロック図である。 (a)は画像入出力装置のリーダ部の原稿給送ユニットの概略構成を示す側面図、(b)は上面図である。 リーダ部の動作を示すフローチャートである。 コントローラ部の動作を示すフローチャートである。 原稿搬送方向と画像入力方向を示す図である。 (a)は獲得メモリサイズを示す図、(b)はメモリに対する画像データ書き込み順序を示す図、(c)はメモリに書き込まれる画像データの向きを示す図である。 (a)は獲得メモリサイズを示す図、(b)はメモリからの画像データ読み出し順序を示す図、(c)はメモリから読み出される画像データの向きを示す図である。 (a)、(b)は原稿サイズが不定の場合で且つ獲得したメモリサイズを超えるサイズであった場合に画像データをメモリに書き込む際のメモリアクセス順序を示す図である。 原稿サイズが不定の場合で且つ獲得したメモリサイズを超えるサイズであった場合に画像データをメモリから読み出す際のメモリアクセス順序を示す図である。
符号の説明
1 画像入出力装置(画像入出力装置に対応)
5 リーダ部(画像読取手段に対応)
6 プリンタ部(画像形成手段に対応)
10 原稿給送ユニット(搬送手段に対応)
10a 原稿サイズ検知センサ(検知手段に対応)
38 DRAM(メモリに対応)
110 コントローラ部(獲得手段、制御手段に対応)

Claims (6)

  1. 原稿から画像を読み取る画像読取手段と、記録紙に画像を形成する画像形成手段と、画像データを記憶するメモリを備えた画像入出力装置であって、
    前記画像読取手段によりサイズが不明な原稿を読み取る際に、記録紙サイズ分のメモリサイズか又は前記画像読取手段で読み取り可能な予め決められた所定の原稿サイズ分のメモリサイズの何れか小さい方のメモリサイズを前記メモリから獲得する獲得手段と、
    原稿サイズが前記獲得手段により獲得されたメモリサイズを超える場合、前記メモリに対し離散的にアドレスをスキップして画像データを書き込むと共に、画像データを読み出す際の参照情報を前記メモリに保存し、前記メモリから画像データを読み出す際は、前記メモリに保存された前記参照情報に基づき、前記メモリに離散的にアクセスすることで画像データを読み出す制御手段とを備えることを特徴とする画像入出力装置。
  2. 前記所定の原稿サイズは前記画像読取手段で読み取り可能な最大原稿サイズであり、
    前記獲得手段は、前記記録紙サイズ分のメモリサイズが前記最大原稿サイズ分のメモリサイズ以下の場合は前記記録紙サイズ分のメモリサイズを前記メモリから獲得し、前記記録紙サイズ分のメモリサイズが前記最大原稿サイズ分のメモリサイズより大きい場合は前記最大原稿サイズ分のメモリサイズを前記メモリから獲得することを特徴とする請求項1記載の画像入出力装置。
  3. 原稿を前記画像読取手段の原稿読取位置に搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段により搬送される原稿の後端を検知する検知手段とを更に備え、
    前記制御手段は、前記検知手段による原稿の後端検知により確定した原稿サイズに基づき、前記参照情報としての画像データ読み出し位置を決定することを特徴とする請求項1記載の画像入出力装置。
  4. 前記画像入出力装置は、複写機、複合機、ファクシミリ装置を含む群から選択されることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の画像入出力装置。
  5. 原稿から画像を読み取る画像読取手段と、記録紙に画像を形成する画像形成手段と、画像データを記憶するメモリを備えた画像入出力装置の制御方法であって、
    前記画像読取手段によりサイズが不明な原稿を読み取る際に、記録紙サイズ分のメモリサイズか又は前記画像読取手段で読み取り可能な予め決められた所定の原稿サイズ分のメモリサイズの何れか小さい方のメモリサイズを前記メモリから獲得し、
    原稿サイズが前記獲得されたメモリサイズを超える場合、前記メモリに対し離散的にアドレスをスキップして画像データを書き込むと共に、画像データを読み出す際の参照情報を前記メモリに保存し、前記メモリから画像データを読み出す際は、前記メモリに保存された前記参照情報に基づき、前記メモリに離散的にアクセスすることで画像データを読み出すことを特徴とする制御方法。
  6. 原稿から画像を読み取る画像読取手段と、記録紙に画像を形成する画像形成手段と、画像データを記憶するメモリを備えた画像入出力装置の制御方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記画像読取手段によりサイズが不明な原稿を読み取る際に、記録紙サイズ分のメモリサイズか又は前記画像読取手段で読み取り可能な予め決められた所定の原稿サイズ分のメモリサイズの何れか小さい方のメモリサイズを前記メモリから獲得するモジュールと、
    原稿サイズが前記獲得されたメモリサイズを超える場合、前記メモリに対し離散的にアドレスをスキップして画像データを書き込むと共に、画像データを読み出す際の参照情報を前記メモリに保存し、前記メモリから画像データを読み出す際は、前記メモリに保存された前記参照情報に基づき、前記メモリに離散的にアクセスすることで画像データを読み出すモジュールとを備えることを特徴とするプログラム。
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