JP2006039691A - 営業活動用の資料提供システム、営業活動用の資料提供方法、および営業活動用の資料提供プログラム - Google Patents
営業活動用の資料提供システム、営業活動用の資料提供方法、および営業活動用の資料提供プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】営業活動に有用な資料を、営業担当者に検索の手間を強いることなく特定・提供したり、これら資料を営業活動の結果に応じて柔軟に変更可能とする。
【解決手段】営業日報データに含まれる各種属性情報を抽出して営業文書検索用データベース112に格納する検索用データ作成部106と、営業活動の結果を評価値に換算する換算テーブル140に営業活動の結果の属性情報を照合し評価値を算定する結果換算部127と、前記評価値の基準評価値との適合度を算定すると共に営業文書データベース130に格納する営業文書登録部126と、営業文書検索用データベース112から営業活動フェーズの各属性情報を抽出し次営業活動フェーズを認識すると共に営業文書データベース130から適合度が所定レベル以上の営業活動用の資料を検索する営業文書検索部107と、この資料を利用端末200に宛てて送信する検索結果通知部109と、からシステムを構成する。
【選択図】図1
【解決手段】営業日報データに含まれる各種属性情報を抽出して営業文書検索用データベース112に格納する検索用データ作成部106と、営業活動の結果を評価値に換算する換算テーブル140に営業活動の結果の属性情報を照合し評価値を算定する結果換算部127と、前記評価値の基準評価値との適合度を算定すると共に営業文書データベース130に格納する営業文書登録部126と、営業文書検索用データベース112から営業活動フェーズの各属性情報を抽出し次営業活動フェーズを認識すると共に営業文書データベース130から適合度が所定レベル以上の営業活動用の資料を検索する営業文書検索部107と、この資料を利用端末200に宛てて送信する検索結果通知部109と、からシステムを構成する。
【選択図】図1
Description
本発明は、営業活動用の資料提供システム、営業活動用の資料提供方法、および営業活動用の資料提供プログラムに関する。
会社内に散在する営業活動用資料の有無や活用方法について検索を行うとすれば、例えば営業担当者個人の人脈や経験に頼ることが多かった。しかし現在では、企業の営業力強化の観点から、ナレッジマネジメントシステム等が種々提供されている。
例えば、顧客情報と営業履歴とを入力する顧客情報・営業履歴入力手段と、前記顧客情報・営業履歴入力手段によって入力された顧客情報と営業履歴を格納する顧客情報・営業履歴データベースと、営業ノウハウルールを評価値とともに格納する営業ノウハウルールベースと、前記顧客情報・営業履歴データベースと営業ノウハウルールベースとを参照し、顧客情報と営業履歴とを条件として、該当する評価値が高い営業ノウハウルール、評価値が高い営業ノウハウルールが適用される顧客、の少なくとも一方を検索するナビゲーション推論手段と、前記ナビゲーション推論手段の検索結果から、営業活動案リスト、有望顧客リスト、入手情報リスト、の少なくとも一つを出力するナビゲーション出力手段と、前記顧客情報・営業履歴データベースから営業履歴とその営業結果とを入力し、営業結果に対応する所定の評価値を、営業結果に近い営業ノウハウルールほど大きく学習されるように、前記営業結果に至るまでの各営業ノウハウルールの評価値に配分して増減させ、学習した営業ノウハウルールを前記営業ノウハウルールベースに出力する営業ノウハウ学習手段と、を備えたことを特徴とする営業ナビゲーション装置(特許文献1参照)などが提案されている。
特開平10−124584号公報
しかしながら、従来提案されてきた手法では、目的とする資料等を、営業担当者自らが会社内のデータベースで検索する必要があった。しかもそのデータベースに格納された資料等は、想定する利用対象が固定的に設定されたものであり、実際に活用された状況や結果に応じて柔軟に利用対象が更新されるといった配慮はなされていなかった。
そこで本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、営業活動に有用な資料を、営業担当者に検索の手間を強いることなく特定・提供し、また、特定・提供する資料を営業活動の結果に応じて柔軟に変更可能とする、営業活動用の資料提供システム、営業活動用の資料提供方法、および営業活動用の資料提供プログラムを提供することを主たる目的とする。
上記課題を解決する本発明の営業活動用の資料提供システムは、営業活動用の資料を、営業担当者の利用端末に提供するシステムであって、営業担当者の利用端末より営業日報データを受信し、当該営業日報データが含む、少なくとも営業案件、営業活動フェーズ、営業活動に用いた資料、および営業活動の結果、の各属性情報を抽出して営業文書検索用データベースに格納する、検索用データ作成部と、営業活動用の資料を用いた際の営業活動の結果を当該営業活動用の資料の評価値に換算する換算テーブルに、前記営業文書検索用データベースにおける前記営業活動の結果の属性情報を照合し、各営業活動用の資料毎の各営業活動のフェーズに応じた評価値を算定する、結果換算部と、前記算定した評価値を、営業活動のフェーズについて予め定めた基準評価値と対照し、前記各営業活動用の資料毎の各営業活動のフェーズにおける当該基準評価値との適合度を算定すると共に、この適合度を、対応する営業活動用の資料と関連づけて営業文書データベースに格納する営業文書登録部と、前記営業文書検索用データベースより営業案件毎の営業活動フェーズの各属性情報を抽出し、当該抽出した営業活動フェーズの属性情報に基づき、各営業案件毎の次営業活動フェーズを認識すると共に、当該認識した営業案件毎の次営業活動フェーズについて、前記営業文書データベースから前記適合度が所定レベル以上の営業活動用の資料を検索する、営業文書検索部と、前記適合度が所定レベル以上の営業活動用の資料を、前記営業担当者の利用端末に宛てて送信する、検索結果通知部と、を備えることを特徴とする(第1の発明)。
第2の発明は、第1の発明において、前記利用端末への営業活動用の資料の送信履歴を、履歴データベースに格納すると共に、営業活動用の資料の前記利用端末への送信に先立ち、前記送信履歴に基づいて送信済みの営業活動用の資料の送信を排除する、送信管理部を備えることを特徴とする。
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記算定した評価値を、前記営業文書データベースにおいて該当営業活動用の資料に関連づけて格納済みの前評価値に加算して現評価値を算定すると共に、当該現評価値を前記基準評価値と対照し現適合度を算定し、この現適合度を、営業文書データベースに格納済みの適合度と置換する、評価値改廃部を備えることを特徴とする。
第4の発明は、第1〜第3のいずれかの発明において、前記営業担当者の利用端末より、前記適合度が前記所定レベル以下で、かつ所定レベル範囲内とする検索範囲要求を受信し、当該検索範囲要求を前記営業文書データベースにおける前記営業活動用の資料の検索範囲とする、あいまい度設定部を備えることを特徴とする。
第5の発明は、営業活動用の資料をコンピュータにより営業担当者の利用端末に提供する方法であって、営業担当者の利用端末より営業日報データを受信し、当該営業日報データが含む、少なくとも営業案件、営業活動フェーズ、営業活動に用いた資料、および営業活動の結果、の各属性情報を抽出して営業文書検索用データベースに格納し、営業活動用の資料を用いた際の営業活動の結果を当該営業活動用の資料の評価値に換算する換算テーブルに、前記営業文書検索用データベースにおける前記営業活動の結果の属性情報を照合し、各営業活動用の資料毎の各営業活動のフェーズに応じた評価値を算定し、前記算定した評価値を、営業活動のフェーズについて予め定めた基準評価値と対照し、前記各営業活動用の資料毎の各営業活動のフェーズにおける当該基準評価値との適合度を算定すると共に、この適合度を、対応する営業活動用の資料と関連づけて営業文書データベースに格納し、前記営業文書検索用データベースより営業案件毎の営業活動フェーズの各属性情報を抽出し、当該抽出した営業活動フェーズの属性情報に基づき、各営業案件毎の次営業活動フェーズを認識すると共に、当該認識した営業案件毎の次営業活動フェーズについて、前記営業文書データベースから前記適合度が所定レベル以上の営業活動用の資料を検索し、前記適合度が所定レベル以上の営業活動用の資料を、前記営業担当者の利用端末に宛てて送信することを特徴とする。
第6の発明は、営業活動用の資料を営業担当者の利用端末に提供する方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、営業担当者の利用端末より営業日報データを受信し、当該営業日報データが含む、少なくとも営業案件、営業活動フェーズ、営業活動に用いた資料、および営業活動の結果、の各属性情報を抽出して営業文書検索用データベースに格納するステップと、営業活動用の資料を用いた際の営業活動の結果を当該営業活動用の資料の評価値に換算する換算テーブルに、前記営業文書検索用データベースにおける前記営業活動の結果の属性情報を照合し、各営業活動用の資料毎の各営業活動のフェーズに応じた評価値を算定するステップと、前記算定した評価値を、営業活動のフェーズについて予め定めた基準評価値と対照し、前記各営業活動用の資料毎の各営業活動のフェーズにおける当該基準評価値との適合度を算定すると共に、この適合度を、対応する営業活動用の資料と関連づけて営業文書データベースに格納するステップと、前記営業文書検索用データベースより営業案件毎の営業活動フェーズの各属性情報を抽出し、当該抽出した営業活動フェーズの属性情報に基づき、各営業案件毎の次営業活動フェーズを認識すると共に、当該認識した営業案件毎の次営業活動フェーズについて、前記営業文書データベースから前記適合度が所定レベル以上の営業活動用の資料を検索するステップと、前記適合度が所定レベル以上の営業活動用の資料を、前記営業担当者の利用端末に宛てて送信するステップと、を含むことを特徴とする。
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明の実施の形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、営業活動に有用な資料を、営業担当者に検索の手間を強いることなく特定・提供し、また、特定・提供する資料を営業活動の結果に応じて柔軟に変更可能とできる。
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。
−−−システム構成−−−
図1は本実施形態における営業活動用の資料提供システムを含むネットワーク構成図である。本発明の営業活動用の資料提供システム10(以下、システム10)は、例えば営業文書検索・提供サーバ100と営業文書登録・管理サーバ120とからなるサーバコンピュータ群で構成するものとできる。またこれら各サーバ100、120は、本発明の営業活動用の資料提供方法を実行する機能を実現すべくハードディスクドライブなどの各記憶装置101、121にそれぞれ格納されたプログラム102、122をメモリ103、123に読み出し、演算装置たるCPU104、124により実行する。
図1は本実施形態における営業活動用の資料提供システムを含むネットワーク構成図である。本発明の営業活動用の資料提供システム10(以下、システム10)は、例えば営業文書検索・提供サーバ100と営業文書登録・管理サーバ120とからなるサーバコンピュータ群で構成するものとできる。またこれら各サーバ100、120は、本発明の営業活動用の資料提供方法を実行する機能を実現すべくハードディスクドライブなどの各記憶装置101、121にそれぞれ格納されたプログラム102、122をメモリ103、123に読み出し、演算装置たるCPU104、124により実行する。
また、システム10における各サーバ100、120は、LANやインターネット等のネットワーク150を介して、利用端末たるクライアントPC200らの外部装置と接続してデータ授受を実行するI/O部105、125をそれぞれ備える。更に、システム10における営業文書検索・提供サーバ100は、検索結果管理用データベース113、検索用日報データベース114を利用可能であり、また営業文書登録・管理サーバ120は、営業文書属性データベース131、営業文書評価データベース132、履歴データベース133、書庫データベース134、および換算テーブル140を利用可能である。
なお、前記システム10として、営業文書検索・提供サーバ100と営業文書登録・管理サーバ120とからなるサーバ群を想定したが、この例に限定されず、前記各サーバ100、120の備える機能を一体に集約したサーバ装置を想定することもできる。
−−−ネットワークで結ばれた外部装置−−−
また、本実施形態におけるシステム10は、ネットワーク150を介して、CRM/SFAサーバ50と協働可能となっている。このCRM/SFAサーバ50は、CRM(Customer Relationship Management)およびSFA(Sales Force Automation)の用途で従来から存在するサーバ装置であり、営業担当者が前記クライアントPC200を通じてアップロードしてきた営業日報データを格納、管理する機能を備えている。このCRM/SFAサーバ50は、前記の機能を実現するため、例えば、前記クライアントPC200営業日報データを受信し、この営業日報データを案件や営業担当者に関連づけてCRM/SFA用データベース53に格納する案件・日報管理部51を備える。また、CRM/SFAサーバ50は、前記営業日報データに添付されていた日報添付資料54を取得し、これを営業日報に絡めて管理する日報添付資料管理部52を備える。
また、本実施形態におけるシステム10は、ネットワーク150を介して、CRM/SFAサーバ50と協働可能となっている。このCRM/SFAサーバ50は、CRM(Customer Relationship Management)およびSFA(Sales Force Automation)の用途で従来から存在するサーバ装置であり、営業担当者が前記クライアントPC200を通じてアップロードしてきた営業日報データを格納、管理する機能を備えている。このCRM/SFAサーバ50は、前記の機能を実現するため、例えば、前記クライアントPC200営業日報データを受信し、この営業日報データを案件や営業担当者に関連づけてCRM/SFA用データベース53に格納する案件・日報管理部51を備える。また、CRM/SFAサーバ50は、前記営業日報データに添付されていた日報添付資料54を取得し、これを営業日報に絡めて管理する日報添付資料管理部52を備える。
なお、このCRM/SFAサーバ50も、前記システム10における各サーバ100、120らと同様に、必要となる機能を実現すべくハードディスクドライブなどの記憶装置に格納されたプログラムをメモリに読み出し、演算装置たるCPUにより実行する。また、このCRM/SFAサーバ50は、LANやインターネット等のネットワーク150を介して、システム10(の営業文書検索・提供サーバ100)らの外部装置と接続してデータ授受を実行するI/O部を備える。
また、利用端末たる前記クライアントPC200は、営業担当者が営業日報データを前記CRM/SFAサーバ50等に送信したり、システム10から営業活動用の資料の提供を受けるためのコンピュータであり、前記システム10らと同様に、利用端末として必要とされる、営業日報の入力を受け付けて処理する案件・日報登録プログラム(例:wwwブラウザで実現)201や、システム10から営業活動用の資料を受信してこれを表示する検索結果・文書表示プログラム(例:wwwブラウザで実現)202、また、各種入出力処理機能を実現したプログラムをメモリに読み出し、演算装置により実行する。また、クライアントPC200は、LANやインターネット等のネットワーク150を介して、前記システム10らの外部装置と接続してデータ授受を実行する通信インターフェイスを備える。更に、クライアントPC200は、営業日報や営業活動用の資料等のデータを出力するディスプレイ装置205や、営業担当者からの入力を受け付けるキーボードやマウスといった入力装置206を備える。
−−−システムが備える機能部−−−
以下に、前記システム10が例えばプログラム102に基づき構成・保持する機能部につき説明を行う。なお、ここでは前記営業文書検索・提供サーバ100、および営業文書登録・管理サーバ120が図1に示すごとくそれぞれ備える各機能部を、合わせて説明する。
以下に、前記システム10が例えばプログラム102に基づき構成・保持する機能部につき説明を行う。なお、ここでは前記営業文書検索・提供サーバ100、および営業文書登録・管理サーバ120が図1に示すごとくそれぞれ備える各機能部を、合わせて説明する。
システム10は、営業担当者の利用端末200より営業日報データを受信し、当該営業日報データが含む、少なくとも営業案件、営業活動フェーズ、営業活動に用いた資料、および営業活動の結果、の各属性情報を抽出して営業文書検索用データベース112に格納する、検索用データ作成部210を備える。
また、システム10は、営業活動用の資料を用いた際の営業活動の結果を当該営業活動用の資料の評価値に換算する換算テーブル140に、前記営業文書検索用データベース112における前記営業活動の結果の属性情報を照合し、各営業活動用の資料毎の各営業活動のフェーズに応じた評価値を算定する、結果換算部430を備える。
また、システム10は、前記算定した評価値を、営業活動のフェーズについて予め定めた基準評価値と対照し、前記各営業活動用の資料毎の各営業活動のフェーズにおける当該基準評価値との適合度を算定すると共に、この適合度を、対応する営業活動用の資料と関連づけて営業文書データベース130に格納する営業文書登録部410を備える。
更に、システム10は、前記基準評価値を適宜な入力インターフェイスより受け付けて、これを保持する基準評価値設定部420を備えることが出来る。
また、システム10は、前記営業文書検索用データベース112より営業案件毎の営業活動フェーズの各属性情報を抽出し、当該抽出した営業活動フェーズの属性情報に基づき、各営業案件毎の次営業活動フェーズを認識すると共に、当該認識した営業案件毎の次営業活動フェーズについて、前記営業文書データベース130から前記適合度が所定レベル以上の営業活動用の資料を検索する、営業文書検索部220を備える。
また、システム10は、前記営業文書検索用データベース112より営業案件毎の営業活動フェーズの各属性情報を抽出し、当該抽出した営業活動フェーズの属性情報に基づき、各営業案件毎の次営業活動フェーズを認識すると共に、当該認識した営業案件毎の次営業活動フェーズについて、前記営業文書データベース130から前記適合度が所定レベル以上の営業活動用の資料を検索する、営業文書検索部220を備える。
また、システム10は、前記適合度が所定レベル以上の営業活動用の資料を、前記営業担当者の利用端末200に宛てて送信する、検索結果通知部240を備える。なお、本実施形態においては、この検索結果通知部240が利用端末200に宛てて送信する営業活動用の資料を生成する、検索結果作成部230をシステム10が備えるものとする。
また、システム10は、前記利用端末200への営業活動用の資料の送信履歴を、履歴データベース133に格納すると共に、営業活動用の資料の前記利用端末200への送信に先立ち、前記送信履歴に基づいて送信済みの営業活動用の資料の送信を排除する、送信管理部260を備えることとできる。
また、システム10は、前記算定した評価値を、前記営業文書データベース130において該当営業活動用の資料に関連づけて格納済みの前評価値に加算して現評価値を算定すると共に、当該現評価値を前記基準評価値と対照し現適合度を算定し、この現適合度を、営業文書データベース130に格納済みの適合度と置換する、評価値改廃部440を備えることとできる。
また、システム10は、前記営業担当者の利用端末200より、前記適合度が前記所定レベル以下で、かつ所定レベル範囲内とする検索範囲要求を受信し、当該検索範囲要求を前記営業文書データベース130における前記営業活動用の資料の検索範囲として設定する、あいまい度設定部250を備えることとできる。
−−−データベースの構成例−−−
次に、本実施形態の前記システム10が利用可能なデータベースについて説明する。図2は本実施形態におけるCRM/SFA用データベース53を示す図である。CRM/SFA用データベース53は、前記CRM/SFAサーバ50が備えるデータベースであり、前記クライアントPC200よりCRM/SFAサーバ50が受信した営業日報データの格納先となる。また、本データベース53は、本実施形態におけるシステム10の営業文書検索・提供サーバ100が利用可能なものとなる。
次に、本実施形態の前記システム10が利用可能なデータベースについて説明する。図2は本実施形態におけるCRM/SFA用データベース53を示す図である。CRM/SFA用データベース53は、前記CRM/SFAサーバ50が備えるデータベースであり、前記クライアントPC200よりCRM/SFAサーバ50が受信した営業日報データの格納先となる。また、本データベース53は、本実施形態におけるシステム10の営業文書検索・提供サーバ100が利用可能なものとなる。
このデータベース53は、各種のテーブルを含むものであり、例えば日報テーブル21(日報タイトル/コードをキーとして、商談年月日、案件コード、フェーズコード、商談内容、結果/コード、結果理由、使った資料、次回の予定/コード、面会者、面会場所、他者コメント、面談時間、宿題/課題事項といった情報を関連づけたレコードの集合体)を含む。
また、データベース53は、営業担当者テーブル22(営業担当者氏名/コードをキーとして、所属部課コードの情報を関連づけたレコードの集合体)を含む。
また、データベース53は、ユーザ規模テーブル23(ユーザ規模名称/コードをキーとして、ユーザ数上限およびユーザ数下限の情報を関連づけたレコードの集合体)を含む。
また、データベース53は、ユーザ規模テーブル23(ユーザ規模名称/コードをキーとして、ユーザ数上限およびユーザ数下限の情報を関連づけたレコードの集合体)を含む。
また、データベース53は、結果テーブル24(結果名称をキーとして、結果コードの情報を関連づけたレコードの集合体)を含む。
また、データベース53は、フェーズテーブル25(フェーズ名称/コードをキーとして、営業タイプコードの情報を関連づけたレコードの集合体)を含む。
また、データベース53は、フェーズテーブル25(フェーズ名称/コードをキーとして、営業タイプコードの情報を関連づけたレコードの集合体)を含む。
また、データベース53は、営業タイプテーブル26(営業タイプ名称をキーとして、営業タイプコードの情報を関連づけたレコードの集合体)を含む。
また、データベース53は、資料テーブル27(資料名称/コード(最新のもの)をキーとして、資料名称/コード(旧来のもの)日報コードの情報を関連づけたレコードの集合体)を含む。
また、データベース53は、資料テーブル27(資料名称/コード(最新のもの)をキーとして、資料名称/コード(旧来のもの)日報コードの情報を関連づけたレコードの集合体)を含む。
また、データベース53は、ソリューション・製品区分(大)テーブル28(ソリューション・製品区分(大)名称をキーとして、ソリューション・製品区分(大)コード、および対象地域コードの情報を関連づけたレコードの集合体)を含む。
また、データベース53は、ソリューション・製品区分(中)テーブル29(ソリューション・製品区分(中)名称をキーとして、ソリューション・製品区分(中)コード、および対象地域コードの情報を関連づけたレコードの集合体)を含む。
また、データベース53は、ソリューション・製品区分(小)テーブル30(ソリューション・製品区分(小)名称をキーとして、ソリューション・製品区分(小)コード、および対象地域コードの情報を関連づけたレコードの集合体)を含む。
また、データベース53は、ソリューション・製品区分(中)テーブル29(ソリューション・製品区分(中)名称をキーとして、ソリューション・製品区分(中)コード、および対象地域コードの情報を関連づけたレコードの集合体)を含む。
また、データベース53は、ソリューション・製品区分(小)テーブル30(ソリューション・製品区分(小)名称をキーとして、ソリューション・製品区分(小)コード、および対象地域コードの情報を関連づけたレコードの集合体)を含む。
また、データベース53は、地域テーブル31(地域名称をキーとして、地域コードの情報を関連づけたレコードの集合体)を含む。
また、データベース53は、用途テーブル32(用途名称をキーとして、用途コードの情報を関連づけたレコードの集合体)を含む。
また、データベース53は、用途テーブル32(用途名称をキーとして、用途コードの情報を関連づけたレコードの集合体)を含む。
また、データベース53は、案件テーブル33(案件名称/コードをキーとして、顧客コード、案件内容、顧客窓口、ソリューション・製品区分(小)コード、用途区分/コード、最新フェーズ/コード、受注確度、営業担当者名/コード、重要度、対象ユーザ規模/コード、受注(見込)金額、競合他社/製品の情報を関連づけたレコードの集合体)を含む。
また、データベース53は、顧客テーブル34(顧客名称/コードをキーとして、業種名称/コード、業種名称/コード(細)、社員数、売上規模/コード、住所、地域区分/コード、電話番号の情報を関連づけたレコードの集合体)を含む。
また、データベース53は、業種(大)テーブル35(業種(大)名称をキーとして、業種(大)コードの情報を関連づけたレコードの集合体)を含む。
また、データベース53は、業種(中)テーブル36(業種(中)名称をキーとして、業種(中)コード、業種(大)コードの情報を関連づけたレコードの集合体)を含む。
また、データベース53は、業種(小)テーブル37(業種(小)名称をキーとして、業種(小)コード、業種(中)コードの情報を関連づけたレコードの集合体)を含む。
また、データベース53は、業種(細)テーブル38(業種(細)名称をキーとして、業種(細)コード、業種(細)コード、業種(小)コードの情報を関連づけたレコードの集合体)を含む。
また、データベース53は、業種(大)テーブル35(業種(大)名称をキーとして、業種(大)コードの情報を関連づけたレコードの集合体)を含む。
また、データベース53は、業種(中)テーブル36(業種(中)名称をキーとして、業種(中)コード、業種(大)コードの情報を関連づけたレコードの集合体)を含む。
また、データベース53は、業種(小)テーブル37(業種(小)名称をキーとして、業種(小)コード、業種(中)コードの情報を関連づけたレコードの集合体)を含む。
また、データベース53は、業種(細)テーブル38(業種(細)名称をキーとして、業種(細)コード、業種(細)コード、業種(小)コードの情報を関連づけたレコードの集合体)を含む。
図3は本実施形態における検索結果管理用データベースを示す図である。次に、検索結果管理用データベース113について説明する。このデータベース113は、システム10における営業活動用の資料の検索結果を、例えば営業担当者毎などに管理するデータベースであり、営業担当者コードをキーとして、案件コード、日報コード、文書名称、文書コード、ヒット率(適合度)、閲覧済みフラグ(クライアントPC200での閲覧)といった情報が関連づけされたデータ構造となっている。
図4は本実施形態における検索用日報データベース(その1)を示す図であり、図5は同様に検索用日報データベース(その2)を示す図である。次に、検索用日報データベース114について説明する。この検索用日報データベース114は、前記営業文書検索・提供サーバ100が、前記CRM/SFAサーバ50のCRM/SFA用データベース53より所定項目の営業日報データを抽出し格納するデータベースである。例えば、日報タイトルおよびコードをキーとして、商談年月日、案件名称、案件コード、案件内容(概要)、顧客名称、顧客コード、製品区分(大)コード、製品区分(中)コード、製品区分(小)コード、地域コード、営業担当者氏名、営業担当者コード、フェーズコード、商談内容、結果コード、結果理由、使った資料(資料コード)、次回の予定(フェーズコード)、顧客業種(大)コード、顧客業種(中)コード、顧客業種(小)コード、顧客業種(細)コード、対象ユーザ規模コード、売上規模コードといった情報が関連づけされたレコードの集合体となっている。
図6は本実施形態における営業文書属性データベース131を示す図である。営業文書属性データベース131は、営業文書データベース130の書庫データベース134に格納している営業活動用の資料の属性を取得して、例えば資料毎に格納したデータベースである。データ構造として、例えば、文書名称およびコードをキーとして、文書種別、キーワード、対象ユーザ規模コード、対象売上規模コード、対象顧客業種(大)コード、対象顧客業種(中)コード対象顧客業種(小)コード、対象顧客業種(細)コード、対象顧客地域コード、対象製品区分(大)コード、対象製品区分(中)コード対象製品区分(小)コード、対象フェーズコードといった情報を関連づけしたレコードの集合体となっている。
図7は本実施形態における営業文書評価データベースを示す図である。次に営業文書評価データベース132について説明する。この営業文書評価データベース132は、営業担当者により使用された資料の評価情報が格納されるデータベースである。そのため、このデータベース132は、例えば、地域評価テーブル39(文書コードをキーとして、対象顧客地域コード、評価値、ヒット率の情報を関連づけたレコードの集合体)を含む。
また、このデータベース132は、フェーズ評価テーブル40(文書コードをキーとして、対象フェーズコード、評価値、ヒット率の情報を関連づけたレコードの集合体)を含む。
また、このデータベース132は、製品(大)評価テーブル41(文書コードをキーとして、対象製品区分(大)コード、評価値、ヒット率の情報を関連づけたレコードの集合体)を含む。
また、このデータベース132は、製品(中)評価テーブル42(文書コードをキーとして、対象製品区分(中)コード、評価値、ヒット率の情報を関連づけたレコードの集合体)を含む。
また、このデータベース132は、製品(小)評価テーブル43(文書コードをキーとして、対象製品区分(小)コード、評価値、ヒット率の情報を関連づけたレコードの集合体)を含む。
また、このデータベース132は、業種(大)評価テーブル44(文書コードをキーとして、対象顧客業種(大)コード、評価値、ヒット率の情報を関連づけたレコードの集合体)を含む。
また、このデータベース132は、業種(中)評価テーブル45(文書コードをキーとして、対象顧客業種(中)コード、評価値、ヒット率の情報を関連づけたレコードの集合体)を含む。
また、このデータベース132は、業種(小)評価テーブル46(文書コードをキーとして、対象顧客業種(小)コード、評価値、ヒット率の情報を関連づけたレコードの集合体)を含む。
また、このデータベース132は、業種(細)評価テーブル47(文書コードをキーとして、対象顧客業種(細)コード、評価値、ヒット率の情報を関連づけたレコードの集合体)を含む。
また、このデータベース132は、ユーザ評価テーブル48(文書コードをキーとして、対象ユーザ規模コード、評価値、ヒット率の情報を関連づけたレコードの集合体)を含む。
また、このデータベース132は、売上評価テーブル49(文書コードをキーとして、対象売上規模コード、評価値、ヒット率の情報を関連づけたレコードの集合体)を含む。
また、このデータベース132は、製品(大)評価テーブル41(文書コードをキーとして、対象製品区分(大)コード、評価値、ヒット率の情報を関連づけたレコードの集合体)を含む。
また、このデータベース132は、製品(中)評価テーブル42(文書コードをキーとして、対象製品区分(中)コード、評価値、ヒット率の情報を関連づけたレコードの集合体)を含む。
また、このデータベース132は、製品(小)評価テーブル43(文書コードをキーとして、対象製品区分(小)コード、評価値、ヒット率の情報を関連づけたレコードの集合体)を含む。
また、このデータベース132は、業種(大)評価テーブル44(文書コードをキーとして、対象顧客業種(大)コード、評価値、ヒット率の情報を関連づけたレコードの集合体)を含む。
また、このデータベース132は、業種(中)評価テーブル45(文書コードをキーとして、対象顧客業種(中)コード、評価値、ヒット率の情報を関連づけたレコードの集合体)を含む。
また、このデータベース132は、業種(小)評価テーブル46(文書コードをキーとして、対象顧客業種(小)コード、評価値、ヒット率の情報を関連づけたレコードの集合体)を含む。
また、このデータベース132は、業種(細)評価テーブル47(文書コードをキーとして、対象顧客業種(細)コード、評価値、ヒット率の情報を関連づけたレコードの集合体)を含む。
また、このデータベース132は、ユーザ評価テーブル48(文書コードをキーとして、対象ユーザ規模コード、評価値、ヒット率の情報を関連づけたレコードの集合体)を含む。
また、このデータベース132は、売上評価テーブル49(文書コードをキーとして、対象売上規模コード、評価値、ヒット率の情報を関連づけたレコードの集合体)を含む。
なお、上記評価テーブルの一例として、フェーズ評価テーブル135を図に例示している。このフェーズ評価テーブル135は、文書コードをキーとして、対象フェーズコード、評価値、ヒット率の各情報を関連づけたレコードの集合体となっている。当該フェーズ評価テーブル135における各値算定の詳細については後述する。
図8は本実施形態における履歴データベースを示す図である。次に履歴データベース133の説明を行う。この履歴データベース133は、前記営業文書データベース130に含まれるものであり、前記書庫データベース134の資料が営業担当者にシステム10から送信された履歴情報を格納するデータベースである。データ構造としては、例えば、使用済み文書名をキーとして、文書コード、フェーズコード、換算値といった情報を関連づけたレコードの営業担当者コード毎の集合体となっている。なお、前記評価値は、この換算値を同一資料について集約した値となっている。この換算値の算定手順詳細についても後述する。
図9は本実施形態における書庫データベースを示す図である。次に、書庫データベース134について説明する。この書庫データベース134は、営業担当者が営業活動用として活用する資料データを格納している電子的な“書庫”である。データ構造としては、例えば、文書コードをキーとして、文書名の情報が関連づけたレコードの集合体となっている。
図10は本実施形態における(a)換算テーブル(結果コード数が5)、(b)換算テーブル(結果コード数が6)を示す図である。次に、換算テーブル140について説明する。換算テーブル140は、前記営業日報データが含む結果コード(営業活動の結果を示す)に対応する前記換算値を定めたテーブルである。図に示す通り、結果コードの数が奇数である時は、例えば、結果コードの中央値に換算値ゼロを割り当て、一方、結果コード数が偶数である時は、換算値ゼロの割り当てを行わない。
なお、これまで示したシステム10における機能部106〜111、および機能部126〜129は、ハードウェアとして実現してもよいし、HDDやメモリなどの適宜な記憶装置に格納したプログラムとして実現するとしてもよい。この場合、前記CPUがプログラム実行に合わせて記憶装置より該当プログラムをメモリに読み出して、これを実行することとなる。
また、システム10として、前記営業文書検索・提供サーバ100と営業文書登録・管理サーバ120とからなるサーバ群を想定したが、このサーバ群に前記CRM/SFAサーバ50を加えるとしてもよい。
また、前記ネットワーク150に関しては、インターネットやLANの他、専用回線やWAN(Wide Area Network)、電灯線ネットワーク、無線ネットワーク、公衆回線網、携帯電話網など様々なネットワークを採用することも出来る。また、VPNなど仮想専用ネットワーク技術を用いれば、インターネットを採用した際にセキュリティ性を高めた通信が確立され好適である。
−−−処理フロー(事前処理)−−−
以下、営業活動用の資料提供方法の実際手順について、図に基づき説明する。なお、以下で説明する営業活動用の資料提供方法に対応する各種動作は、システム10を構成する各サーバ100、120がそれぞれのメモリに読み出して実行するプログラムによって実現される。そして、これらのプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。また、本実施形態における営業活動用の資料提供は、図11に示す、引き合い前、引合、提案、見積り、内示、一部契約、契約、他決、中止、検収・回収、運用保守、試作、プロトタイプ/実験、延期、一時凍結といった各商談フェーズ(フェーズコードが設定されている)からなる案件管理型営業の商談フェーズフローに沿って実行されるものとする。
以下、営業活動用の資料提供方法の実際手順について、図に基づき説明する。なお、以下で説明する営業活動用の資料提供方法に対応する各種動作は、システム10を構成する各サーバ100、120がそれぞれのメモリに読み出して実行するプログラムによって実現される。そして、これらのプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。また、本実施形態における営業活動用の資料提供は、図11に示す、引き合い前、引合、提案、見積り、内示、一部契約、契約、他決、中止、検収・回収、運用保守、試作、プロトタイプ/実験、延期、一時凍結といった各商談フェーズ(フェーズコードが設定されている)からなる案件管理型営業の商談フェーズフローに沿って実行されるものとする。
なお、営業日報データは、例えば、図12および図13に示すごとき画面インターフェイス1100、1200(クライアントPC200に表示)を介して、営業担当者から入力されたものである。前記画面インターフェイス1100は、例えば、報告書のタイトル、種別、活動日・時間、会社名、案県名、報告内容、添付資料などといった、通常の営業日報の構成情報の入力欄や各種指示インターフェイスから構成される。
−−−処理フロー(メインフロー)−−−
図14は本実施形態における営業活動用の資料提供方法のメインフロー図である。まずは、本発明の営業活動用の資料提供方法の処理手順について主たる流れを説明することとする。システム10における前記営業文書検索・提供サーバ100の検索用データ作成部106は、前記クライアントPC200より営業日報データを受信し、当該営業日報データが含む、少なくとも営業案件、営業活動フェーズ、営業活動に用いた資料、および営業活動の結果、の各属性情報を抽出して営業文書検索用データベース112における検索用日報データベース114に格納する(s1300)。
図14は本実施形態における営業活動用の資料提供方法のメインフロー図である。まずは、本発明の営業活動用の資料提供方法の処理手順について主たる流れを説明することとする。システム10における前記営業文書検索・提供サーバ100の検索用データ作成部106は、前記クライアントPC200より営業日報データを受信し、当該営業日報データが含む、少なくとも営業案件、営業活動フェーズ、営業活動に用いた資料、および営業活動の結果、の各属性情報を抽出して営業文書検索用データベース112における検索用日報データベース114に格納する(s1300)。
なお、前記営業日報データは、前記CRM/SFAサーバ50が、前記クライアントPC200より受信し、これをCRM/SFA用データベース53に格納するものとしてきたが、CRM/SFAサーバ50に代わって営業文書検索・提供サーバ100がクライアントPC200より直接受信するとしてもよい。
次に、前記営業文書登録・管理サーバ120の結果換算部121は、営業活動用の資料を用いた際の営業活動の結果を当該営業活動用の資料の評価値に換算する換算テーブル140に、前記営業文書検索用データベース112の検索用日報データベース114における前記営業活動の結果の属性情報を照合し、各営業活動用の資料毎の各営業活動のフェーズに応じた評価値を算定する(s1301)。
次に、前記営業文書登録・管理サーバ120の営業文書登録部126は、前記算定した評価値を、営業活動のフェーズについて予め定めた基準評価値と対照し、前記各営業活動用の資料毎の各営業活動のフェーズにおける当該基準評価値との適合度(ヒット率)を算定すると共に、この適合度(ヒット率)を、対応する営業活動用の資料と関連づけて営業文書データベース130の営業文書評価データベース132に格納する(s1302)。
このように営業活動用の資料が営業文書データベース130に格納された後、営業担当者の抱える営業案件に応じてシステム10が前記資料を検索し、クライアントPC200に提供するものとする。この場合、前記営業文書検索・提供サーバ100の営業文書検索部107は、前記営業文書検索用データベース112の検索用日報データベース114より営業案件毎の営業活動フェーズの各属性情報を抽出し、当該抽出した営業活動フェーズの属性情報に基づき、各営業案件毎の次営業活動フェーズを認識する(s1303)。
また、当該認識した営業案件毎の次営業活動フェーズについて、前記営業文書データベース130の営業文書評価データベース132から前記適合度が所定レベル以上の営業活動用の資料を検索する(s1304)。また、ここで検索した資料については、そのデータを書庫データベース134より抽出する。
そして、前記営業文書検索・提供サーバ100の検索結果通知部109は、前記適合度が所定レベル以上の営業活動用の資料を、前記営業担当者のクライアントPC200に宛てて送信し(s1305)、処理を終了する。なお、この検索結果については、前記検索結果管理用データベース113において該当する資料(文書コード等)や営業担当者(営業担当者コード)に関連づけて格納される。
また、例えば前記営業文書登録部126が、前記クライアントPC200への営業活動用の資料の送信履歴を、履歴データベース133に格納するものとする。
更に、前記営業文書検索・提供サーバ100の送信管理部111が、営業活動用の資料の前記クライアントPC200への送信に先立ち、前記履歴データベース133の該当営業担当者の送信履歴に基づいて送信済みの営業活動用の資料の送信を排除する処理を行うものとする。
また、本発明において前記算定した評価値は、該当資料に対する営業担当者の評価に応じて更新されていくものであり、またこうして変更されていく評価値に応じて適合度も再計算され、資料の検索結果に反映されることとなる。したがって、前記営業文書登録・管理サーバ120の評価値改廃部129は、前記算定した評価値を、前記営業文書データベース130の営業文書評価データベース132において該当営業活動用の資料に関連づけて格納済みの前評価値に加算して現評価値を算定すると共に、当該現評価値を前記基準評価値と対照し現適合度を算定し、この現適合度を、営業文書データベースの営業文書評価データベース132に格納済みの適合度と置換することとする。
こうして、各資料毎に営業案件や営業フェーズに応じた評価値、適合度が更新され続けることとなり、当該評価値や適合度を利用したシステム10による営業活動用の資料提供の精度が向上していることとなる。
以下、前記各機能部が行う処理フローについてそれぞれ説明する。
以下、前記各機能部が行う処理フローについてそれぞれ説明する。
−−−処理フロー(検索用データ作成部の処理フロー)−−−
図15は本実施形態における検索用データ作成部の処理フローを示す図である。前記営業文書検索・提供サーバ100の検索用データ作成部106は、CRM/SFAサーバ50におけるCRM/SFA用データベース53から営業日報データの抽出を行って、これを検索用日報データベース114に格納する(s1400)。なお、営業日報データを営業文書検索・提供サーバ100がクライアントPC200より直接受信する場合にはこのような処理は不要となる。
図15は本実施形態における検索用データ作成部の処理フローを示す図である。前記営業文書検索・提供サーバ100の検索用データ作成部106は、CRM/SFAサーバ50におけるCRM/SFA用データベース53から営業日報データの抽出を行って、これを検索用日報データベース114に格納する(s1400)。なお、営業日報データを営業文書検索・提供サーバ100がクライアントPC200より直接受信する場合にはこのような処理は不要となる。
前記検索用データ作成部106は、次に、前記格納した営業日報データのうち、所定期間内に存在する、同一案件かつ同一の報告者の営業日報に基づくものがあればこれを抽出する(s1401)。そして、最新の営業日報に基づくデータのみを残し、古い営業日報に基づくデータを削除する(s1402)。こうして、検索用日報データベース114の最新性を維持しつつ、検索用日報データの生成(s1403)がなされることとなる。
−−−処理フロー(営業文書登録部の処理フロー)−−−
図16は本実施形態における営業文書登録部の処理フローを示す図である。営業文書登録・管理サーバ120の営業文書登録部126は、上述した通り、結果換算部127が算定した評価値を、営業活動のフェーズについて予め定めた基準評価値と対照し、前記各営業活動用の資料毎の各営業活動のフェーズにおける当該基準評価値とのヒット率(適合度)を算定する。そのため、営業文書登録部126は、ローカルシステム(例:前記CRM/SFAサーバ50)の文書(例:前記CRM/SFAサーバ50の日報添付資料54)を、例えばタイムスタンプ順などで指定する(s1500)。
図16は本実施形態における営業文書登録部の処理フローを示す図である。営業文書登録・管理サーバ120の営業文書登録部126は、上述した通り、結果換算部127が算定した評価値を、営業活動のフェーズについて予め定めた基準評価値と対照し、前記各営業活動用の資料毎の各営業活動のフェーズにおける当該基準評価値とのヒット率(適合度)を算定する。そのため、営業文書登録部126は、ローカルシステム(例:前記CRM/SFAサーバ50)の文書(例:前記CRM/SFAサーバ50の日報添付資料54)を、例えばタイムスタンプ順などで指定する(s1500)。
そして、営業文書属性データベース131における登録必須項目(資料名称、文書種別、対象ユーザ規模、対象売上規模、対象顧客業種(大)、対象製品区分(大)、対象フェーズ、対象地域)について、前記文書より選択抽出し、営業文書属性データベース131に入力する(s1501)。
また、任意項目(キーワード1〜5、対象顧客業種(中)、対象顧客業種(小)、対象顧客業種(細)、対象製品区分(中)、対象製品区分(小)についても前記文書より選択抽出し、営業文書属性データベース131に入力する(s1502)。こうして、前記資料についての属性を関営業文書属性データベース131に登録する(s1503)。
また、その後、地域評価テーブルヒット率算出(s1504)、フェーズ評価テーブルヒット率算出(s1505)、製品(大)評価テーブルヒット率算出(s1506)、製品(中)評価テーブルヒット率算出(s1507)、製品(小)評価テーブルヒット率算出(s1508)、業種(大)評価テーブルヒット率算出(s1509)、業種(中)評価テーブルヒット率算出(s1510)、業種(小)評価テーブルヒット率算出(s1511)、業種(細)評価テーブルヒット率算出(s1512)、ユーザ評価テーブルヒット率算出(s1513)、売上評価テーブルヒット率算出(s1514)を行って処理を終了する。これらヒット率の算出処理については後述する。
−−−処理フロー(基準評価値設定部の処理フロー)−−−
図17は本実施形態における基準評価値設定部の処理フローを示す図である。前記営業文書登録部126は、結果換算部127が算定した評価値を、営業活動のフェーズについて予め定めた基準評価値と対照してヒット率を算定する必要があるが、この基準評価値は、前記基準評価値設定部128において設定される。この基準評価値設定部128は、例えば営業文書登録・管理サーバ120が備える適宜な入力インターフェイスを通じ、システム管理者が指定した、基準評価値(v)の入力を受付ける(s1600)。続いて、ここで受け付けた基準評価値(v)が正の整数であるか否かを判定し(s1601)、正の整数でなければ(s1601:NO)、エラー通知と再入力指示を出力インターフェイスに返し(s1602)、処理をステップs1600に戻す。他方、前記基準評価値が正の整数であったならば(s1601:Yes)、当該基準評価値を適宜なメモリ(例:不揮発性メモリ)に保持し(s1603)、処理を終了する。この基準評価値は、資料の有効性を特定するに際し重要なデータであるので、前記フローs1600〜1603の実行権限を、例えばシステム管理者のみに付与するなどとしてもよい。
図17は本実施形態における基準評価値設定部の処理フローを示す図である。前記営業文書登録部126は、結果換算部127が算定した評価値を、営業活動のフェーズについて予め定めた基準評価値と対照してヒット率を算定する必要があるが、この基準評価値は、前記基準評価値設定部128において設定される。この基準評価値設定部128は、例えば営業文書登録・管理サーバ120が備える適宜な入力インターフェイスを通じ、システム管理者が指定した、基準評価値(v)の入力を受付ける(s1600)。続いて、ここで受け付けた基準評価値(v)が正の整数であるか否かを判定し(s1601)、正の整数でなければ(s1601:NO)、エラー通知と再入力指示を出力インターフェイスに返し(s1602)、処理をステップs1600に戻す。他方、前記基準評価値が正の整数であったならば(s1601:Yes)、当該基準評価値を適宜なメモリ(例:不揮発性メモリ)に保持し(s1603)、処理を終了する。この基準評価値は、資料の有効性を特定するに際し重要なデータであるので、前記フローs1600〜1603の実行権限を、例えばシステム管理者のみに付与するなどとしてもよい。
−−−処理フロー(結果換算部の処理フロー)−−−
図18は本実施形態における結果換算部の処理フローを示す図である。前記営業文書登録・管理サーバ120の結果換算部127は、営業活動用の資料を用いた際の営業活動の結果を当該営業活動用の資料の評価値に換算する換算テーブル140に、前記営業文書検索用データベース112の検索用日報データベース114における前記営業活動の結果の属性情報(結果コード)を照合し、各営業活動用の資料毎の各営業活動のフェーズに応じた評価値を算定する。そのため、まず、検索用日報データベース114から、各資料毎に結果コードの情報を取得する(s1700)。
図18は本実施形態における結果換算部の処理フローを示す図である。前記営業文書登録・管理サーバ120の結果換算部127は、営業活動用の資料を用いた際の営業活動の結果を当該営業活動用の資料の評価値に換算する換算テーブル140に、前記営業文書検索用データベース112の検索用日報データベース114における前記営業活動の結果の属性情報(結果コード)を照合し、各営業活動用の資料毎の各営業活動のフェーズに応じた評価値を算定する。そのため、まず、検索用日報データベース114から、各資料毎に結果コードの情報を取得する(s1700)。
続いて、取得した結果コードを昇順に並べて、これをメモリ上などに確保したワークテーブルに登録する(s1701)。ここで、登録した結果コードの数が奇数か否か判定し(s1702)、結果コードの数が奇数であったならば(s1702:Yes)、前記ワークテーブルの先頭から((結果コードの数)/2)−0.5件目までの換算値を+1とする(s1703)。このような、結果コードの奇数/偶数に応じた換算値の設定手法については、前記換算テーブル140に示した通りである。
また、前記ワークテーブルの末尾から((結果コードの数)/2)+0.5件目までの換算値を−1とする(s1704)。更に、ワークテーブルの残り(中間)の換算値をゼロと設定し(s1705)、処理を終了する。
他方、前記ステップs1702において、結果コードが奇数でなかったと判定されたならば(s1702:NO)、前記ワークテーブルの先頭から((結果コードの数)/2)件目までの換算値を+1とする(s1706)。更に、ワークテーブルの末尾から((結果コードの数)/2)件目までの換算値を−1とし(s1707)、処理を終了する。
上述したワークテーブルにおける換算値を、営業文書登録部126が例えば資料毎の営業フェーズに応じて集計し、評価値を算定することとなる。
−−−処理フロー(営業文書登録部のヒット率算定フロー)−−−
次に、営業文書登録部126が実行する、ヒット率の算定フローについて説明する。
図19は本実施形態における営業文書登録部のヒット率算定フロー1を示し、(a)地域評価テーブルヒット率算出、(b)フェーズ評価テーブルヒット率算出、(c)製品(大)評価テーブルヒット率算出、(d)製品(中)評価テーブルヒット率算出の各フロー示す図である。
次に、営業文書登録部126が実行する、ヒット率の算定フローについて説明する。
図19は本実施形態における営業文書登録部のヒット率算定フロー1を示し、(a)地域評価テーブルヒット率算出、(b)フェーズ評価テーブルヒット率算出、(c)製品(大)評価テーブルヒット率算出、(d)製品(中)評価テーブルヒット率算出の各フロー示す図である。
営業文書登録部126は、前記ワークテーブルに基づいて換算値を集計し、例えば各資料毎に営業文書評価データベース132における各テーブルに応じた評価値を算定して評価テーブルを生成しているものとする(例:フェーズ評価テーブル40など)。
そこで、営業文書登録部126は、まず、前記営業文書評価データベース132における地域評価テーブル39について、ヒット率を算定する。本実施形態においては、例えば営業活動の対象となる製品・商品として地域性のあるものを扱う場合を想定するものとし、この場合、「地域」により適合度が異なることは最初から想定しないので、ヒット率項目を全て100とする(s1800)。
また、営業文書登録部126は、フェーズ評価テーブル40について、レコード毎に、ヒット率=(評価値)/Vの値を算出、登録する。値が100を越えた場合は100を、0を下回った場合には0を登録する(s1801)。
また、営業文書登録部126は、製品(大)評価テーブル41について、製品の大分類について齟齬が生じることはありえないため、ヒット率項目を全て100とする(s1800)。
また、営業文書登録部126は、製品(中)評価テーブル42について、その対象製品区分(中)コードが“null”か否か判定する(s1803)。ここで、“null”であるとの判定であれば(s1803:Yes)、対象レコードのヒット率=67とし(s1804)、処理を終了する。また一方で、ステップs1803において“null”ではないと判定されたならば(s1803:No)、対象レコードのヒット率=100とし処理を終了する(s1805)。
図20は本実施形態における営業文書登録部のヒット率算定フロー2を示し、(a)製品(小)評価テーブルヒット率算出、(b)業種(大)評価テーブルヒット率算出、(c)業種(中)評価テーブルヒット率算出、(d)業種(小)評価テーブルヒット率算出の各フロー示す図である。
上記と同様に、営業文書登録部126は、製品(小)評価テーブル43について、その対象製品区分(小)コードが“null”か否か判定する(s1900)。ここで、“null”であるとの判定であれば(s1900:Yes)、対象レコードのヒット率=67とし(s1901)、処理を終了する。また一方で、ステップs1900において“null”ではないと判定されたならば(s1900:No)、対象レコードのヒット率=100とし処理を終了する(s1902)。
また、営業文書登録部126は、業種(大)評価テーブル44について、その業種の大分類について齟齬が生じることはありえないため、ヒット率項目を全て100とする(s1903)。
また、営業文書登録部126は、業種(中)評価テーブル45について、その対象顧客業種(中)コードが“null”か否か判定する(s1904)。ここで、“null”であるとの判定であれば(s1904:Yes)、対象レコードのヒット率=67とし(s1905)、処理を終了する。また一方で、ステップs1904において“null”ではないと判定されたならば(s1904:No)、対象レコードのヒット率=100とし処理を終了する(s1906)。
また、営業文書登録部126は、業種(小)評価テーブル46について、その対象顧客業種(小)コードが“null”か否か判定する(s1907)。ここで、“null”であるとの判定であれば(s1907:Yes)、対象レコードのヒット率=67とし(s1908)、処理を終了する。また一方で、ステップs1907において“null”ではないと判定されたならば(s1907:No)、対象レコードのヒット率=100とし処理を終了する(s1909)。
図21は本実施形態における営業文書登録部のヒット率算定フロー3を示し、(a)業種(細)評価テーブルヒット率算出、(b)ユーザ評価テーブルヒット率算出、(c)売り上げ評価テーブルヒット率算出の各フロー示す図である。
上記と同様に、営業文書登録部126は、業種(細)評価テーブル47について、その対象顧客業種(細)コードが“null”か否か判定する(s2000)。ここで、“null”であるとの判定であれば(s2000:Yes)、対象レコードのヒット率=67とし(s2001)、処理を終了する。また一方で、ステップs2000において“null”ではないと判定されたならば(s2000:No)、対象レコードのヒット率=100とし処理を終了する(s2002)。
また、営業文書登録部126は、ユーザ評価テーブル48について、レコード毎に、ヒット率=(評価値)/Vの値を算出、登録する。値が100を越えた場合は100を、0を下回った場合には0を登録する(s2003)。
また、営業文書登録部126は、売上評価テーブル49について、レコード毎に、ヒット率=(評価値)/Vの値を算出、登録する。値が100を越えた場合は100を、0を下回った場合には0を登録する(s2004)。
−−−処理フロー(評価値改廃部の処理フロー)−−−
図22は本実施形態における評価値改廃部129の処理フローを示す図である。評価値改廃部129は、前記評価値を、前記営業文書データベース130の営業文書評価データベース132において該当営業活動用の資料に関連づけて格納済みの前評価値に加算して現評価値を算定すると共に、当該現評価値を前記基準評価値と対照し現適合度を算定し、この現適合度を、営業文書データベースの営業文書評価データベース132に格納済みの適合度と置換する処理を行う。
図22は本実施形態における評価値改廃部129の処理フローを示す図である。評価値改廃部129は、前記評価値を、前記営業文書データベース130の営業文書評価データベース132において該当営業活動用の資料に関連づけて格納済みの前評価値に加算して現評価値を算定すると共に、当該現評価値を前記基準評価値と対照し現適合度を算定し、この現適合度を、営業文書データベースの営業文書評価データベース132に格納済みの適合度と置換する処理を行う。
そのため、評価値改廃部129は、まず、例えばCRM/SFA用データベース53から、資料テーブル27の内容を、前回バッチ処理時との差分でデータ取得する(s2100)。或いは、検索用データ作成部106が検索用日報データベース114に、このような差分データの格納を予め行っておくものとし、評価値改廃部129は検索用日報データベース114からデータ取得を行うとしてもよい。取得したデータを履歴データベース133に登録する(s2101)。
続いて評価値改廃部129は、履歴データベース133の文書コード、フェーズコードが、フェーズ評価テーブル40の文書コード、対象フェーズコードと等しいレコードにおける、換算値項目全てと評価値項目とを足し合わせる(s2102)。また、この足し合わせたの結果値を評価値とし、フェーズ評価テーブル40の該当レコードを更新する(s2103)。
続いて評価値改廃部129は、ユーザ評価テーブル、売上評価テーブルについてもフェーズ評価テーブル40と同様に評価値の改廃処理を行う(s2104)。こうした改廃処理が実行されたならば、履歴データベース133における該当データを削除する(s2105)。その後、フェーズ評価テーブルヒット率算出(s2106)、ユーザ評価テーブルヒット率算出(s2107)、売上評価テーブルヒット率算出(s2108)を経て、処理を終了する。
−−−処理フロー(営業文書検索部の検索フロー)−−−
図23は本実施形態における営業文書検索部107の検索フロー(全体)を示す図である。営業文書検索部107は、営業文書検索用データベース112の検索用日報データベース114より営業案件毎の営業活動フェーズの各属性情報を抽出し、当該抽出した営業活動フェーズの属性情報に基づき、各営業案件毎の次営業活動フェーズを認識すると共に、当該認識した営業案件毎の次営業活動フェーズについて、前記営業文書データベース130の営業文書評価データベース132から前記適合度が所定レベル以上の営業活動用の資料を検索する。
図23は本実施形態における営業文書検索部107の検索フロー(全体)を示す図である。営業文書検索部107は、営業文書検索用データベース112の検索用日報データベース114より営業案件毎の営業活動フェーズの各属性情報を抽出し、当該抽出した営業活動フェーズの属性情報に基づき、各営業案件毎の次営業活動フェーズを認識すると共に、当該認識した営業案件毎の次営業活動フェーズについて、前記営業文書データベース130の営業文書評価データベース132から前記適合度が所定レベル以上の営業活動用の資料を検索する。
ただし、前記営業文書評価データベース132において前記適合度が所定レベル以上の営業活動用の資料を検索する前段階として、検索用日報データベース114から営業日報の各種属性情報を抽出し、資料の絞り込みを行うとすることもできる。以下に説明するフローでは、そうした絞り込みの作業についても含まれるものとする(例えば、ステップs2205〜s2210)。また、前記ヒット率の算定処理についても、営業文書検索部107が行うとしてもよい(例えば、s2211)。
ここにおいて、営業文書検索部107は、まず処理フローを規定する引数i=1(初期値)と設定し(s2200)、営業文書検索用データベース112の検索用日報データベース114から、全レコードの抽出を行う(s2201)。そして、前記引数i番目のレコードを選択し(s2202)、このi番目のレコードが“null”であるか否か判定する(s2203)。この判定で、“null”であったなら(s2203:Yes)、レコードが他に存在しないと認識し、そのレコードについて個人別検索結果通知(s2204)を実行して処理を終了する。
他方、前記ステップs2203において、i番目のレコードが“null”でなかったならば(s2203:No)、レコードの案件コード、営業担当者コード、地域コード、フェーズコード、次回の予定、製品区分(大)コード、製品区分(中)コード、製品区分(小)コード、顧客業種(大)コード、顧客業種(中)コード、顧客業種(小)コード、顧客業種(細)コード、対象ユーザ規模コード、売上規模コード項目をそれぞれ変数S案件、S営業、Sフェーズ、S次回、S製品(大)、S製品(中)、S製品(小)、S業種(大)、S業種(中)、S業種(小)、S業種(細)、Sユーザ、S売上、に格納する(s2205)。
そして、地域・フェーズ・製品区分検索を実行する(s2206)。更に、この検索結果が、0件であるか否か判定し(s2207)、“0件”であったならば(s2207:Yes)、キーワード検索・結果登録(s2208)を実行して処理をステップs2211に進める。他方、前記検索結果が、0件ではない場合(s2207:No)、業種・ユーザ規模・売上規模検索(s2209)を実行する。
またここで、前記検索結果が0件であるか否か判定し(s2210)、検索結果が“0件”でなかったならば、ヒット率算出・結果登録(s2211)を実行し、処理をステップs2212に進める。ステップs2212では、前記引数iを一つ増やし、“i=i+1”とする。こうして、前記検索用日報データベース114から抽出したレコード全てについて上記ステップがなされるまで処理が繰り返されることとなる。
図24は本実施形態における営業文書検索部107の検索フローのうち、(a)地域・フェーズ・製品区分検索、(b)業種・ユーザ規模・売上規模検索の各フローを示す図である。地域・フェーズ・製品区分検索フローにおいては、前記のS地域=nullであるか否かを判定し(s2300)、S地域=nullでないとなれば(s2300:No)、営業文書属性データベース131から、“(条件01)and(条件02)and(条件03)”の条件下(対象地域、フェーズ、製品区分(大)が同条件)で文書コードを選択する(s2301)。なお、前記“条件”については、図28で示す通りである。他方、S地域=nullであれば(s2300:Yes)、営業文書属性データベース131から、“(条件02)and(条件03)”の条件下(フェーズ、製品区分(大)が同条件)で文書コードを選択し(s2302)、処理を終了する。
また、売上規模検索のフローにおいては、前記のS地域=nullであるか否かを判定し(s2303)、S地域=nullでないとなれば(s2303:No)、営業文書属性データベース131から、“(条件01)and(条件02)and(条件03)and(条件06)and(条件10)and(条件11)”の条件下(対象地域、フェーズ、製品区分(大)、業種(大)、ユーザ規模、売上規模が同条件)で文書コードを選択する(s2304)。他方、S地域=nullであれば(s2303:Yes)、営業文書属性データベース131から、“(条件02)and(条件03)and(条件06)and(条件10)and(条件11)”の条件下(フェーズ、製品区分(大)、ユーザ規模、売上規模が同条件)で文書コードを選択し(s2305)、メモリ上などに設けたワークファイルに、前記選択した文書コードを登録し(s2306)、処理を終了する。
図25は本実施形態における営業文書検索部の検索フロー(ヒット率算出・結果登録)を示す図である。まず処理フローを規定する引数j=1(初期値)と設定し(s2400)、前記ワークファイルからj番目の文書コード(=bun)を抽出する(s2401)。ここで、j番目のレコードがnullか否か判定し(s2402)、“null”であれば(s2402:Yes)、処理を終了する。他方、“null”でなければ(s2402:No)、営業文書評価データベース132の地域評価テーブル39から、“文書コード=bun and (条件01)”との条件下で、ヒット率を選択する(s2403)。
また、営業文書評価データベース132のフェーズ評価テーブル40から、“文書コード=bun and (条件02)”との条件下で、ヒット率を選択する(s2404)。
また、営業文書評価データベース132の製品(大)評価テーブル41から、“文書コード=bun and (条件03)”との条件下で、ヒット率を選択する(s2405)。
また、営業文書評価データベース132の製品(中)評価テーブル42から、“文書コード=bun and (条件04)”との条件下で、ヒット率を選択する(s2406)。
ここで、前記選択の件数が0件であるか否かを判定し(s2407)、“0件”であるならば(s2407:Yes)、γ製品(中)=33とし(s2408)、処理をステップs2409に進める。なお、ここで“γ”はヒット率を指すものとする。
また、営業文書評価データベース132の製品(大)評価テーブル41から、“文書コード=bun and (条件03)”との条件下で、ヒット率を選択する(s2405)。
また、営業文書評価データベース132の製品(中)評価テーブル42から、“文書コード=bun and (条件04)”との条件下で、ヒット率を選択する(s2406)。
ここで、前記選択の件数が0件であるか否かを判定し(s2407)、“0件”であるならば(s2407:Yes)、γ製品(中)=33とし(s2408)、処理をステップs2409に進める。なお、ここで“γ”はヒット率を指すものとする。
また、営業文書評価データベース132の製品(小)評価テーブル43から、“文書コード=bun and (条件05)”との条件下で、ヒット率を選択する(s2409)。
ここで、前記選択の件数が0件であるか否かを判定し(s2410)、“0件”であるならば(s2410:Yes)、γ製品(小)=33とし(s211)、処理をステップs2412に進める。
ここで、前記選択の件数が0件であるか否かを判定し(s2410)、“0件”であるならば(s2410:Yes)、γ製品(小)=33とし(s211)、処理をステップs2412に進める。
また、営業文書評価データベース132の業種(大)評価テーブル44から、“文書コード=bun and (条件06)”との条件下で、ヒット率を選択する(s2412)。
また、営業文書評価データベース132の業種(中)評価テーブル45から、“文書コード=bun and (条件07)”との条件下で、ヒット率を選択する(s2413)。
ここで、前記選択の件数が0件であるか否かを判定し(s2414)、“0件”であるならば(s2414:Yes)、γ業種(中)=33とし(s2415)、処理をステップs2416に進める。
また、営業文書評価データベース132の業種(中)評価テーブル45から、“文書コード=bun and (条件07)”との条件下で、ヒット率を選択する(s2413)。
ここで、前記選択の件数が0件であるか否かを判定し(s2414)、“0件”であるならば(s2414:Yes)、γ業種(中)=33とし(s2415)、処理をステップs2416に進める。
また、営業文書評価データベース132の業種(小)評価テーブル46から、“文書コード=bun and (条件08)”との条件下で、ヒット率を選択する(s2416)。
ここで、前記選択の件数が0件であるか否かを判定し(s2417)、“0件”であるならば(s2417:Yes)、γ業種(小)=33とし(s2418)、処理をステップs2419に進める。
ここで、前記選択の件数が0件であるか否かを判定し(s2417)、“0件”であるならば(s2417:Yes)、γ業種(小)=33とし(s2418)、処理をステップs2419に進める。
また、営業文書評価データベース132の業種(細)評価テーブル47から、“文書コード=bun and (条件09)”との条件下で、ヒット率を選択する(s2419)。
ここで、前記選択の件数が0件であるか否かを判定し(s2420)、“0件”であるならば(s2420:Yes)、γ業種(細)=33とし(s2421)、処理をステップs2422に進める。
ここで、前記選択の件数が0件であるか否かを判定し(s2420)、“0件”であるならば(s2420:Yes)、γ業種(細)=33とし(s2421)、処理をステップs2422に進める。
また、営業文書評価データベース132のユーザ評価テーブル48から、“文書コード=bun and (条件09)”との条件下で、ヒット率を選択する(s2422)。
また、営業文書評価データベース132の売上評価テーブル49から、“文書コード=bun and (条件10)”との条件下で、ヒット率を選択する(s2423)。
更に、ヒット率算出2・検索結果登録(後述)を実行し(s2424)、前記引数jを“j=j+1”として、処理をステップs2401に戻す(s2425)。前記ワークファイルにおけるレコード全てについて上記処理が繰り返されることとなる。
また、営業文書評価データベース132の売上評価テーブル49から、“文書コード=bun and (条件10)”との条件下で、ヒット率を選択する(s2423)。
更に、ヒット率算出2・検索結果登録(後述)を実行し(s2424)、前記引数jを“j=j+1”として、処理をステップs2401に戻す(s2425)。前記ワークファイルにおけるレコード全てについて上記処理が繰り返されることとなる。
図26は本実施形態における営業文書検索部の検索フロー(ヒット率算出2・検索結果登録)を示す図である。このフローにおいては、まず前記“S地域”が“null”か否か判定する(s2500)。ここで、“S地域”が“null”であれば(s2500:Yes)、処理をステップs2502に進める。他方、“S地域”が“null”でなければ(s2500:No)、上記で選択してきた各ヒット率を、ヒット率γ全体=(γ地域+γフェーズ+γ製品(大)+γ製品(中)+ γ製品(小)+γ業種(大)+γ業種(中)+γ業種(小)+γ業種(細)+γユーザ+γ売上)/11として計算する(s2501)。
他方、ステップs2502では、ヒット率γ全体=(γフェーズ+γ製品(大)+γ製品(中)+ γ製品(小)+γ業種(大)+γ業種(中)+γ業種(小)+γ業種(細)+γユーザ+γ売上)/10として計算する。
続いて、前記検索結果管理用データベース113における前記検索結果テーブルから、“文書コード=bun and 案件コード=S案件and 営業担当者コード=S営業”なる条件下で、ヒット率の選択をおこなう(s2503)。
そして、ここで選択されたヒット率の件数が3以上であるか判定し(s2504)、当該判定の結果が、“3より小さい”となれば(s2504:No)、前記検索結果テーブルにγ全体のレコードを登録し(s2505)、処理を終了する。
続いて、前記検索結果管理用データベース113における前記検索結果テーブルから、“文書コード=bun and 案件コード=S案件and 営業担当者コード=S営業”なる条件下で、ヒット率の選択をおこなう(s2503)。
そして、ここで選択されたヒット率の件数が3以上であるか判定し(s2504)、当該判定の結果が、“3より小さい”となれば(s2504:No)、前記検索結果テーブルにγ全体のレコードを登録し(s2505)、処理を終了する。
他方、判定の結果が、“3以上”となれば(s2504:Yes)、更に、γ全体 が選択されたヒット率の最小値より大きいか否か判定し(s2506)、“γ全体がヒット率の最小値より大きくない”となれば(s2506:No)、処理を終了する。
一方、“γ全体がヒット率の最小値より大きい”となれば(s2506:Yes)、ステップs2503で選択された該当レコードのうち、ヒット率が最小のレコードとγ全体のレコードの入替え(更新)を実行し(s2507)、処理を終了する。
一方、“γ全体がヒット率の最小値より大きい”となれば(s2506:Yes)、ステップs2503で選択された該当レコードのうち、ヒット率が最小のレコードとγ全体のレコードの入替え(更新)を実行し(s2507)、処理を終了する。
図27は本実施形態における営業文書検索部の検索フロー(キーワード検索・結果登録)を示す図である。ここではまず、処理フローを規定する引数k=1(初期値)と設定し(s2600)、営業文書属性データベース131からk番目のレコードを抽出する(s2601)。そして、このk番目のレコードがnullか否か判定し(s2602)、“k番目のレコードがnull”であれば(s2602:Yes)、処理を終了する。他方、“k番目のレコードがnull”でなければ(s2602:No)、k番目のレコードのキーワード1〜5を用いて検索用日報データベース114の日報タイトル、案件名称、案件内容(概要)、商談内容項目を全文検索する(s2603)。
更に、“γ全体=(ヒットしたキーワードの数)×20”なる演算処理を実行する(s2604)。また、前記の検索結果管理用で113の検索結果テーブルより、“文書コード=bun and 案件コード=S案件 and 営業担当者コード=S営業”なる条件下でヒット率の選択を行う(s2605)。そして、ここで選択されたヒット率の件数が“3以上である”か否か判定し(s2606)、“3以上”でなければ(s2606:No)、前記検索結果テーブルへのγ全体のレコード登録を実行し(s2607)、処理を終了する。
一方、選択されたヒット率の件数が“3以上である”か否か判定し(s2606)、“3以上”であれば(s2606:Yes)、処理をステップs2608に進める。ステップs2608では、“γ全体が選択されたヒット率の最小値より大きいか否か”を判定し、γ全体が選択されたヒット率の最小値より大きいとなれば(s2608)、ステップs2605で選択された該当レコードのうち、ヒット率が最小のレコードとγ全体のレコードとの入れ替え(更新)を実行して(s2609)、処理を終了する。
−−−処理フロー(検索結果作成部、検索結果通知部の処理フロー)−−−
図29は本実施形態における検索結果作成部、検索結果通知部の処理フローを示す図である。上述までの処理にて、営業担当者の抱える営業案件に応じた資料が検索された訳であるが、検索された資料は、検索結果作成部108が所定の形式に整えて、検索結果通知部109が、該当するクライアントPC200に送信することとなる。
図29は本実施形態における検索結果作成部、検索結果通知部の処理フローを示す図である。上述までの処理にて、営業担当者の抱える営業案件に応じた資料が検索された訳であるが、検索された資料は、検索結果作成部108が所定の形式に整えて、検索結果通知部109が、該当するクライアントPC200に送信することとなる。
この場合、検索結果作成部108と検索結果通知部109とが協働し、前記営業担当者コード別・案件コード別に、前記検索結果テーブルの文書コードをキーとして文書名称、案件名称、ヒット率、次回の予定などの項目をヒット率の降順に並べて抽出する(s2800)。そして、この抽出結果を、営業担当者別に集約して結果通知本文を作成し、電子メール・個人別結果通知画面2900、3000等の手段で提供し(s2801)、処理を終了する。図30において、前記個人別結果通知画面2900、3000たる、検索結果の画面イメージ1、2を示す。図に示す通り、この画面2900、3000は、営業担当者の営業案件毎に営業活動用として有為な資料を、前記ヒット率の昇順で提案する画面となっている。
本実施形態においては、前記営業文書検索・提供サーバ100のあいまい度設定部110が、前記営業担当者のクライアントPC200より、前記ヒット率の検索範囲要求を受信し、当該検索範囲要求を前記営業文書データベース130における前記営業活動用の資料の検索範囲とすることができる。前記画面で言えば、「選択肢を増やす」ボタンのクリック事象を前記あいまい度設定部110が検索範囲要求として検知し、資料検索の範囲を営業担当者が指定したヒット率の任意範囲とすることができる。
本発明によれば、営業活動用の資料を求める営業担当者にかかる手間を低減し、担当している商談等に有為な資料を、メールや個人ポータル等の手段により、適宜なタイミングで通知・配信することが可能となる。
また、あらかじめ想定された資料の使い方だけでなく、想定外の使い方で商談が成功した場合などの他者事例を、資料検索の結果に反映させることも可能となる。更に、システムから営業担当者側に提供された資料以外に有効な資料が存在する場合であっても、営業担当者が資料等の検索範囲を任意に拡大することも可能であり、資料提供の範囲が限定されない。
したがって、営業活動に有用な資料を、営業担当者に検索の手間を強いることなく特定・提供し、また、特定・提供する資料を営業活動の結果に応じて柔軟に変更可能とできる。 以上、本発明の実施の形態について、その実施の形態に基づき具体的に説明したが、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
10 営業活動用の資料提供システム、システム
50 CRM/SFAサーバ
53 CRM/SFA用データベース
54 日報添付資料
100 営業文書検索・提供サーバ
101、121 記憶装置
102、122 プログラム
103、123 メモリ
104、124 CPU
105、125 I/O部
106 検索用データ作成部
107 営業文書検索部
108 検索結果作成部
109 検索結果通知部
110 あいまい度設定部
111 送信管理部
112 営業文書検索用データベース
113 検索結果管理用データベース
114 検索用日報データベース
120 営業文書登録・管理サーバ
126 営業文書登録部
127 結果換算部
128 基準評価値設定部
129 評価値改廃部
130 営業文書データベース
131 営業文書属性データベース
132 営業文書評価データベース
133 履歴データベース
134 書庫データベース
140 換算テーブル
150 ネットワーク
200 利用端末、クライアントPC
50 CRM/SFAサーバ
53 CRM/SFA用データベース
54 日報添付資料
100 営業文書検索・提供サーバ
101、121 記憶装置
102、122 プログラム
103、123 メモリ
104、124 CPU
105、125 I/O部
106 検索用データ作成部
107 営業文書検索部
108 検索結果作成部
109 検索結果通知部
110 あいまい度設定部
111 送信管理部
112 営業文書検索用データベース
113 検索結果管理用データベース
114 検索用日報データベース
120 営業文書登録・管理サーバ
126 営業文書登録部
127 結果換算部
128 基準評価値設定部
129 評価値改廃部
130 営業文書データベース
131 営業文書属性データベース
132 営業文書評価データベース
133 履歴データベース
134 書庫データベース
140 換算テーブル
150 ネットワーク
200 利用端末、クライアントPC
Claims (6)
- 営業活動用の資料を、営業担当者の利用端末に提供するシステムであって、
営業担当者の利用端末より営業日報データを受信し、当該営業日報データが含む、少なくとも営業案件、営業活動フェーズ、営業活動に用いた資料、および営業活動の結果、の各属性情報を抽出して営業文書検索用データベースに格納する、検索用データ作成部と、
営業活動用の資料を用いた際の営業活動の結果を当該営業活動用の資料の評価値に換算する換算テーブルに、前記営業文書検索用データベースにおける前記営業活動の結果の属性情報を照合し、各営業活動用の資料毎の各営業活動のフェーズに応じた評価値を算定する、結果換算部と、
前記算定した評価値を、営業活動のフェーズについて予め定めた基準評価値と対照し、前記各営業活動用の資料毎の各営業活動のフェーズにおける当該基準評価値との適合度を算定すると共に、この適合度を、対応する営業活動用の資料と関連づけて営業文書データベースに格納する営業文書登録部と、
前記営業文書検索用データベースより営業案件毎の営業活動フェーズの各属性情報を抽出し、当該抽出した営業活動フェーズの属性情報に基づき、各営業案件毎の次営業活動フェーズを認識すると共に、当該認識した営業案件毎の次営業活動フェーズについて、前記営業文書データベースから前記適合度が所定レベル以上の営業活動用の資料を検索する、営業文書検索部と、
前記適合度が所定レベル以上の営業活動用の資料を、前記営業担当者の利用端末に宛てて送信する、検索結果通知部と、
を備えることを特徴とする営業活動用の資料提供システム。 - 請求項1において、
前記利用端末への営業活動用の資料の送信履歴を、履歴データベースに格納すると共に、営業活動用の資料の前記利用端末への送信に先立ち、前記送信履歴に基づいて送信済みの営業活動用の資料の送信を排除する、送信管理部を備えることを特徴とする営業活動用の資料提供システム。 - 請求項1または2において、
前記算定した評価値を、前記営業文書データベースにおいて該当営業活動用の資料に関連づけて格納済みの前評価値に加算して現評価値を算定すると共に、当該現評価値を前記基準評価値と対照し現適合度を算定し、この現適合度を、営業文書データベースに格納済みの適合度と置換する、評価値改廃部を備えることを特徴とする営業活動用の資料提供システム。 - 請求項1〜3のいずれかにおいて、
前記営業担当者の利用端末より、前記適合度が前記所定レベル以下で、かつ所定レベル範囲内とする検索範囲要求を受信し、当該検索範囲要求を前記営業文書データベースにおける前記営業活動用の資料の検索範囲とする、あいまい度設定部を備えることを特徴とする営業活動用の資料提供システム。 - 営業活動用の資料をコンピュータにより営業担当者の利用端末に提供する方法であって、
営業担当者の利用端末より営業日報データを受信し、当該営業日報データが含む、少なくとも営業案件、営業活動フェーズ、営業活動に用いた資料、および営業活動の結果、の各属性情報を抽出して営業文書検索用データベースに格納し、
営業活動用の資料を用いた際の営業活動の結果を当該営業活動用の資料の評価値に換算する換算テーブルに、前記営業文書検索用データベースにおける前記営業活動の結果の属性情報を照合し、各営業活動用の資料毎の各営業活動のフェーズに応じた評価値を算定し、
前記算定した評価値を、営業活動のフェーズについて予め定めた基準評価値と対照し、前記各営業活動用の資料毎の各営業活動のフェーズにおける当該基準評価値との適合度を算定すると共に、この適合度を、対応する営業活動用の資料と関連づけて営業文書データベースに格納し、
前記営業文書検索用データベースより営業案件毎の営業活動フェーズの各属性情報を抽出し、当該抽出した営業活動フェーズの属性情報に基づき、各営業案件毎の次営業活動フェーズを認識すると共に、当該認識した営業案件毎の次営業活動フェーズについて、前記営業文書データベースから前記適合度が所定レベル以上の営業活動用の資料を検索し、
前記適合度が所定レベル以上の営業活動用の資料を、前記営業担当者の利用端末に宛てて送信することを特徴とする営業活動用の資料提供方法。 - 営業活動用の資料を営業担当者の利用端末に提供する方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
営業担当者の利用端末より営業日報データを受信し、当該営業日報データが含む、少なくとも営業案件、営業活動フェーズ、営業活動に用いた資料、および営業活動の結果、の各属性情報を抽出して営業文書検索用データベースに格納するステップと、
営業活動用の資料を用いた際の営業活動の結果を当該営業活動用の資料の評価値に換算する換算テーブルに、前記営業文書検索用データベースにおける前記営業活動の結果の属性情報を照合し、各営業活動用の資料毎の各営業活動のフェーズに応じた評価値を算定するステップと、
前記算定した評価値を、営業活動のフェーズについて予め定めた基準評価値と対照し、前記各営業活動用の資料毎の各営業活動のフェーズにおける当該基準評価値との適合度を算定すると共に、この適合度を、対応する営業活動用の資料と関連づけて営業文書データベースに格納するステップと、
前記営業文書検索用データベースより営業案件毎の営業活動フェーズの各属性情報を抽出し、当該抽出した営業活動フェーズの属性情報に基づき、各営業案件毎の次営業活動フェーズを認識すると共に、当該認識した営業案件毎の次営業活動フェーズについて、前記営業文書データベースから前記適合度が所定レベル以上の営業活動用の資料を検索するステップと、
前記適合度が所定レベル以上の営業活動用の資料を、前記営業担当者の利用端末に宛てて送信するステップと、
を含むことを特徴とする営業活動用の資料提供プログラム。
Priority Applications (1)
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JP2004214943A JP2006039691A (ja) | 2004-07-22 | 2004-07-22 | 営業活動用の資料提供システム、営業活動用の資料提供方法、および営業活動用の資料提供プログラム |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2004-07-22 JP JP2004214943A patent/JP2006039691A/ja not_active Withdrawn
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