JP2018067230A - 情報処理装置及び開発支援システム - Google Patents
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Abstract
Description
例えば、特許文献1に記載されている検索システムは、パソコンの検索結果画面に表示される請求記号画像を、端末装置を用いて撮像し、その画像データを、図書館を示す施設情報と共にサーバに送信する。そして、サーバは、受信した画像データに対して文字認識処理を施して請求記号を抽出する。さらに、サーバは、請求記号と施設情報とに基づき書籍情報DBを検索して、請求記号に対応する図書の配架位置を示すマップ情報へのアクセス情報を含む属性情報リストを取得することで、所望の情報をユーザに提供する。
開発支援システム100は、パソコン101と、表示装置102と、開発支援装置110と、遠隔サーバ140とを備える。
表示装置102は、映像用の通信線L1を介してパソコン101と接続され、パソコン101の画面画像を表示する。表示装置102も、ユーザが開発を行う際に使用され、ユーザが開発を行っている際には、パソコン101の作業画面画像を表示する。
開発支援装置110は、撮像部111と、入力部112と、制御部113と、記憶部119と、通信部131とを備える。
制御部113は、画像情報管理部114と、入力情報学習部115と、外部情報分析部116と、提案情報管理部117と、情報処理部118とを備える。
ここで、画面画像に変化のあったタイミングとしては、画面画像の内、予め定められた領域の部分画像が変化したタイミング、又は、画面画像の全体に対する変化した部分画像の割合が予め定められた閾値よりも大きいタイミング等、画像分析に多大な処理負荷がかかることのないように、区切りの良いタイミングが選択される。具体的には、アプリケーションが開かれた直後の画面画像の画像データ、メールが送信された場合における送信直前の画面画像の画像データ、アプリケーションを閉じる直前の画面画像の画像データ、Webページを切り替えた直後の画面画像の画像データ、及び、スクロールで表示位置が変わった直後の画像データ等の画像データが画面画像データとして記憶部119に記憶される。
また、入力情報学習部115は、抽出された重要キーワードからユーザの開発分野を特定するとともに、特定されたアプリケーションからユーザの次の行動を特定する。例えば、入力情報学習部115は、人工知能等で用いられる学習機能を用いて、特定されたアプリケーション及び抽出された重要キーワードから、ユーザの開発分野及びユーザの次の行動を予測して、その予測結果を学習情報として記憶部119に記憶する。
また、情報処理部118は、表示されたお知らせ画面画像に基づいて、ユーザから入力された指示に回答する内容を示す回答画面画像を表示するための回答画面画像データを生成して、通信部131を介して、遠隔サーバ140に送信する。これにより、情報処理部118は、遠隔サーバ140に回答画面画像データをパソコン101へ転送させて、回答画面画像を表示装置102に表示させる。
記憶部119に記憶される情報には、大別して、画像情報120、入力データ情報122及び分析情報126が含まれる。
入力解析情報123は、画面画像データ121で示される画像から抽出された文字列を、画面画像データ121から特定されたアプリケーション及び文字列の内容に従って、予め定められた区分に分類してキーワードとして保持する情報である。
入力解析情報123は、区分1列123a、区分2列123b及びキーワード列123cを有するテーブル形式の情報である。
区分1列123aは、画面画像データ121から特定されたアプリケーションに対応する第1の区分を格納する。
通常、アプリケーションは、画面画像の左上に独自のアイコンを表示しているため、入力情報学習部115は、画面画像データ121からこのアイコンを特定することで、アプリケーションを特定することができる。また、アプリケーションによっては、特定の位置にファイル名が表示されるため、入力情報学習部115は、このファイル名の拡張子からアプリケーションを特定することもできる。
そして、特定されたアプリケーションがOutlook(登録商標)等のメール用のアプリケーションである場合には、その画面画像データ121から抽出されたキーワードは、「1(メール)」に分類される。特定されたアプリケーションがWord(登録商標)等の文書作成用のアプリケーションである場合には、その画面画像データ121から抽出されたキーワードは、「2(設計文書)」に分類される。特定されたアプリケーションがPowerPoint(登録商標)等のプレゼンテーション用のアプリケーションである場合には、その画面画像データ121から抽出されたキーワードは、「3(プロジェクト管理)」に分類される。特定されたアプリケーションがInternet Explorer(登録商標)等のブラウザ用のアプリケーションである場合には、その画面画像データ121から抽出されたキーワードは、「4(Web)」に分類される。
例えば、メール用のアプリケーションにおいて抽出された文字列が人名である場合には、「相手先」に分類される。メール用のアプリケーションにおいて抽出された文字列が「プロジェクト」及び「開発」等の予め定められた文字列を含む場合には、「会議」に分類される。
例えば、入力情報学習部115は、画面画像データ121で示される画像の濃淡の差から文字を切り出して、その形を予め記憶部119に記憶されている文字データベース(図示せず)と比較して文字列に変更する。その後、入力情報学習部115は、形態素分析等で単語を切り分け、切り分けられた名詞をキーワードとする。
重要キーワード情報124は、頻度列124aと、相手先重要度列124bと、区分列124cと、重要キーワード列124dとを有するテーブル形式の情報である。
頻度列124aは、重要キーワードの出現頻度を格納する。この実施の形態では、頻度は、1日に出現した回数としているが、このような例に限定されない。
相手先重要度列124bは、重要キーワードがメールの相手先である場合には、その相手先の地位、重要キーワードがメールの相手先以外のキーワードである場合には、その重要度を格納する。相手先の地位については、氏名及び地位が地位データベース(図示せず)として記憶部119に予め記憶されているものとする。また、キーワードの重要度については、重要キーワードの出現頻度、並びに、重要キーワードが分類された入力解析情報123の区分1列123a及び区分2列123bの組み合わせに対応して、重要度データベース(図示せず)として記憶部119に予め記憶されているものとする。例えば、重要キーワードの出現頻度が高いほど、重要度は高いものとなる。
区分列124cは、重要キーワードが分類された入力解析情報123の区分1列123a及び区分2列123bの組み合わせに対応する第3の区分を格納する。アプリケーションとキーワードの内容の組み合わせにより、重要キーワードの種別を特定することができるため第3の区分として、その種別が格納される。
重要キーワード列124dは、入力情報学習部115により抽出された重要キーワードを格納する。
例えば、入力情報学習部115は、重要キーワード情報124内の重要キーワードに、予め定められた開発分野を示す重要キーワードが含まれている場合には、その開発分野をユーザの開発分野とする。予め定められた開発分野を示す重要キーワードが複数ある場合には、例えば、頻度が最も高いもの、相手先の地位が最も高いもの、重要度が最も高いもの等、予め定められた規則に従って、ユーザの開発分野が決定されればよい。なお、予め定められた開発分野については、開発分野データベース(図示せず)として予め記憶部119に記憶されているものとする。
また、入力情報学習部115は、最後の重要キーワードが抽出されたアプリケーションにより、ユーザの次の行動を特定することができる。例えば、このようなアプリケーションが、ブラウザ用のアプリケーションである場合には、現在の工程が、アイデア出しの工程又は技術調査工程であると特定することができる。このようなアプリケーションが、文書作成用のアプリケーションである場合には、現在の工程が、設計工程であると特定することができる。このようなアプリケーションがプレゼンテーション用のアプリケーションである場合には、現在の工程が、企画工程、提案工程又は進捗工程であると特定することができる。このようなアプリケーションが、Excel(登録商標)の場合には、現在の工程が、試験工程であると特定することができる。そして、入力情報学習部115は、以上のようにして特定した現在の工程から、ユーザの次の行動を特定する。なお、現在の工程に対応する次の行動は、行動データベース(図示せず)として予め記憶部119に記憶されているものとする。
図5は、市場動向情報127の一例を示す概略図である。
市場動向情報127は、関連度列127aと、区分列127bと、内容列127cとを有するテーブル形式の情報である。
関連度列127aは、検索された情報と、検索キーワードとの関連度を格納する。この関連度は、検索された情報内に検索キーワードが含まれている割合を示すものとする。
区分列127bは、検索された情報の区分を格納する。ここでの区分は、使用された検索キーワードに対応して、予め定められているものとする。
内容列127cは、検索された情報の内容を格納する。
図6は、技術動向情報128の一例を示す概略図である。
技術動向情報128は、関連度列128aと、区分列128bと、内容列128cとを有するテーブル形式の情報である。
関連度列128aは、検索された情報と、検索キーワードとの関連度を格納する。
区分列128bは、検索された情報の区分を格納する。ここでの区分は、使用された検索キーワードに対応して、予め定められているものとする。
内容列128cは、検索された情報の内容を格納する。
図7は、他社情報129の一例を示す概略図である。
他社情報129は、他社メーカー列129aと、区分列129bと、内容列129cとを有するテーブル形式の情報である。
他社メーカー列129aは、検索された他社製品の製品名を格納する。
区分列129bは、検索された他社製品が、関連技術なのか、他の分野の技術なのかの区分を格納する。この区分については、検索された他社製品毎に予め定められているものとする。
内容列129cは、検索された他社製品に関する情報の内容、例えば、価格等を格納する。
図8は、提案情報130の一例を示す概略図である。
提案情報130は、提案区分列130aと、区分列130bと、内容列130cとを有するテーブル形式の情報である。
提案区分列130aは、ユーザに対する提案内容を示す区分を格納する。なお、この区分については、学習情報125に含まれているユーザの開発分野及びユーザの次の行動に対応して、予め定められているものとする。
区分列130bは、特定された提案内容の区分を格納する。ここでの区分は、提案内容を取得した市場動向情報127、技術動向情報128又は他社情報129に応じて、予め定められているものとする。
内容列130cは、特定された提案内容を格納する。
なお、記憶部119は、メモリ10により構成することができ、図示されてはいない、その他の揮発性又は不揮発性のメモリにより構成することもできる。
遠隔サーバ140は、制御部141と、記憶部144と、通信部150とを備える。
制御部141は、Webサーバ部142と、転送処理部143とを備える。
Webサーバ部142は、パソコン101を介して、ユーザの認証を行う。
転送処理部143は、ログインされたユーザからの指示に応じて、開発支援装置110からユーザの開発を支援するための情報を取得して、パソコン101に転送する。
記憶部144は、Webコンテンツ情報145と、接続情報147とを記憶する。
Webコンテンツ情報145は、パソコン101に表示するWebコンテンツの情報である。例えば、Webコンテンツ情報145は、ユーザのログインのために、表示装置102にログイン画面画像を表示するためのログイン画面画像データを含むログイン画面情報146を含む。
接続情報147は、開発支援情報を転送するための情報である。例えば、接続情報147は、開発支援装置110の機器IDを示す機器ID情報148及びパソコン101と接続するためのPC接続情報149を含む。
機器ID情報148は、開発支援装置110毎に固有に割り当てられた識別情報である機器IDを示す。機器IDは、開発支援装置110のユーザが視認可能な場所に記載されているものとする。
PC接続情報149は、パソコン101と通信を行うために必要な情報である。例えば、PC接続情報149は、開発支援装置110と接続しているパソコン101のソケット番号及びIPアドレス等である。
なお、記憶部144は、メモリ10により構成することができ、図示されてはいない、その他の揮発性若しくは不揮発性のメモリ又はHDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置により構成することもできる。
開発支援装置110の画像情報管理部114は、撮像部111から取得した表示装置102で表示されている画面画像が変化したか否かを判断する(S10)。画面画像が変化した場合(S10でYes)には、画像情報管理部114は、画面画像の画像データを画面画像データ121として記憶部119に一時的に保存する(S11)。
そして、入力情報学習部115は、抽出された文字列からキーワードを抽出し、ステップS12で判別されたアプリケーションに基づいて、抽出されたキーワードを、メール、設計文書、プロジェクト管理又はWebといった区分に割り当て、入力解析情報123として保存する(S13)。
また、入力情報学習部115は、重要キーワード情報124を参照して、ユーザの開発分野及び次の行動を予測して、その予測結果を学習情報125として保存する(S15)。
開発支援装置110の外部情報分析部116は、学習情報125からユーザの開発分野を抽出し(S20)、関連情報を収集するために、通信部131を介してネットワーク103に接続する(S21)。
そのような接続要求を受けた開発支援装置110の情報処理部118は、例えば、乱数で任意の識別ID(識別情報)を生成し(S45)、通信部131を介して返信する(S46)。
そして、開発支援装置110の情報処理部118は、通信部131を介して、お知らせ画面画像データを遠隔サーバ140に送信する(S54)。
表示装置102は、受信したお知らせ画面画像データに基づいて、お知らせ画面画像を表示する(S57)。
図示されているように、お知らせ画面画像170には、市場動向、技術動向及び他社比較の調査結果並びに提案情報が、予め定められた会話形式のように表示される。そして、ユーザは、画面クリック又は音声による指示によって、市場動向、技術動向、他社比較及び提案情報の少なくとも1つの調査結果の詳細画面画像(回答画面画像)を表示させることができる。以下、詳細画面画像を表示させる処理について説明する。
そして、開発支援装置110の提案情報管理部117は、遠隔サーバ140を介して、そのデータをパソコン101に返信する(S64〜S66)。
表示装置102は、回答画面画像データに基づいて、回答画面画像を表示する(S67)。
図示されているように、回答画面画像171には、表示することが指示された技術動向及び提案に関する詳細な調査結果が表示されている。
Claims (7)
- ユーザが開発を行う際に使用する表示装置に表示された画面画像を撮像することのできる位置に配置され、ネットワークに接続することのできる情報処理装置であって、
前記表示装置に表示され、前記ユーザがアプリケーションを用いて作業を行っている作業画面画像を撮像する撮像部と、
前記作業画面画像に含まれている文字列から重要キーワードを抽出し、当該抽出された重要キーワードから前記ユーザの開発分野を特定するとともに、前記作業画面画像から前記アプリケーションを特定し、当該特定されたアプリケーションから前記ユーザの次の行動を特定する入力情報学習部と、
前記ネットワークから、前記ユーザの開発分野及び前記ユーザの次の行動に関連する関連情報を取得する外部情報分析部と、
前記関連情報から、前記ユーザに提案するための提案情報を生成する提案情報管理部と、を備えること
を特徴とする情報処理装置。 - 前記外部情報分析部は、前記重要キーワードの内、前記ユーザの開発分野に対応する重要キーワードと、予め定められたキーワードとを検索キーワードとして用いて、前記ネットワークで検索を行うことにより、前記関連情報を取得すること
を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記関連情報の一部及び前記提案情報の一部を含む通知画面画像を表示するための通知画面画像データを生成し、当該通知画面画像データに基づいて、当該通知画面画像を前記表示装置に表示させる情報処理部をさらに備えること
を特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。 - 前記ネットワークには、前記表示装置と接続されたユーザ端末及び当該ユーザ端末へデータを転送するサーバが接続されており、
前記ネットワークと通信するための通信部をさらに備え、
前記情報処理部は、前記通信部に、前記通知画面画像データを前記サーバへ送信させることで、前記サーバに前記通知画面画像データを前記ユーザ端末へ転送させて、前記表示装置に前記通知画面画像を表示させること
を特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。 - 前記情報処理部は、識別情報を生成して、前記通信部に、当該識別情報を前記サーバへ送信させることで、前記サーバに当該識別情報を前記ユーザ端末へ転送させて、前記表示装置に当該識別情報を表示させ、
前記情報処理部は、前記撮像部で前記表示装置に表示された識別情報を撮像することで、前記ユーザの認証を行い、前記ユーザの認証が成功した場合に、前記通知画面画像データを生成すること
を特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。 - 前記情報処理部は、前記表示装置に表示されている前記通知画面画像に基づいて、前記ユーザから入力された指示に回答する内容を示す回答画面画像を表示するための回答画面画像データを生成し、前記通信部に、当該回答画面画像データを前記サーバへ送信させることで、前記サーバに当該回答画面画像データを前記ユーザ端末へ転送させて、前記表示装置に当該回答画面画像を表示させること
を特徴とする請求項4又は5に記載の情報処理装置。 - ネットワークに接続され、ユーザが開発を行う際に使用するユーザ端末、当該ユーザ端末に接続された表示装置、当該ネットワークに接続されたサーバ及び当該ネットワークに接続され、当該表示装置に表示された画面画像を撮像することのできる位置に配置された情報処理装置を備える開発支援システムであって、
前記情報処理装置は、
前記表示装置に表示され、前記ユーザがアプリケーションを用いて作業を行っている作業画面画像を撮像する撮像部と、
前記作業画面画像に含まれている文字列から重要キーワードを抽出し、当該抽出された重要キーワードから前記ユーザの開発分野を特定するとともに、前記作業画面画像から前記アプリケーションを特定し、当該特定されたアプリケーションから前記ユーザの次の行動を特定する入力情報学習部と、
前記ネットワークから、前記ユーザの開発分野及び前記ユーザの次の行動に関連する関連情報を取得する外部情報分析部と、
前記関連情報から、前記ユーザに提案するための提案情報を生成する提案情報管理部と、を備えること
を特徴とする開発支援システム。
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