JP2018067230A - 情報処理装置及び開発支援システム - Google Patents

情報処理装置及び開発支援システム Download PDF

Info

Publication number
JP2018067230A
JP2018067230A JP2016206747A JP2016206747A JP2018067230A JP 2018067230 A JP2018067230 A JP 2018067230A JP 2016206747 A JP2016206747 A JP 2016206747A JP 2016206747 A JP2016206747 A JP 2016206747A JP 2018067230 A JP2018067230 A JP 2018067230A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
user
screen image
unit
information processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016206747A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6752102B2 (ja
Inventor
太一 石阪
Taichi Ishizaka
太一 石阪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2016206747A priority Critical patent/JP6752102B2/ja
Publication of JP2018067230A publication Critical patent/JP2018067230A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6752102B2 publication Critical patent/JP6752102B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】大容量データの収集を自動的に行うこと。【解決手段】ユーザが開発を行う際に使用する表示装置に表示され、ユーザがアプリケーションを用いて作業を行っている作業画面画像を撮像する撮像部111と、作業画面画像に含まれている文字列から重要キーワードを抽出し、抽出された重要キーワードからユーザの開発分野を特定するとともに、作業画面画像からアプリケーションを特定し、特定されたアプリケーションからユーザの次の行動を特定する入力情報学習部115と、ネットワークから、ユーザの開発分野及びユーザの次の行動に関連する関連情報を取得する外部情報分析部116と、関連情報から、ユーザに提案するための提案情報を生成する提案情報管理部117と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置及び開発支援システムに関し、特に、開発を行うユーザを支援するための情報処理装置及び開発支援システムに関する。
従来にはない新技術を用いた新製品の企画を立てる場合、開発者は、一般的に該当製品の分野及び他分野における技術動向及び市場動向を把握し、該当分野の製品に今後必要となる新技術を生み出す方式をとることが多い。
しかしながら、市場動向及び技術動向における情報は膨大であるため、人が内容を咀嚼しながら分析するには多大な時間がかかる。このため、新製品の企画の立案に時間がかかってしまう。また、技術動向の調査が不十分で、将来的に進んでいく方向を誤ってしまうこともある。
このように、膨大なデータを処理することに時間がかかるため、市場動向の見極め、及び、他社差別化技術の深掘りが難しく、新技術の導入が遅れてしまうという課題がある。
特許文献1には、個人が入力したパソコン画面を撮像し、その画像から特定の情報をサーバが抽出し、所望の情報をユーザに提供する検索システムが記載されている。
例えば、特許文献1に記載されている検索システムは、パソコンの検索結果画面に表示される請求記号画像を、端末装置を用いて撮像し、その画像データを、図書館を示す施設情報と共にサーバに送信する。そして、サーバは、受信した画像データに対して文字認識処理を施して請求記号を抽出する。さらに、サーバは、請求記号と施設情報とに基づき書籍情報DBを検索して、請求記号に対応する図書の配架位置を示すマップ情報へのアクセス情報を含む属性情報リストを取得することで、所望の情報をユーザに提供する。
特開2014−21932号公報(図1)
しかしながら、特許文献1に記載された検索システムは、撮像された画像から請求記号を判断するのみであり、外部ネットワークを用いて、入力された内容についての深掘り調査を行うといった自動分析及び学習機能を備えていない。
また、特許文献1では、端末装置は、画像データをサーバ側に送信し、サーバ側でデータ解析を行うため、画像データがインターネット上のサーバに記録される。このため、セキュリティが脆弱である場合には、情報が外部に流出してしまう可能性も懸念される。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、大容量データの収集を自動的に行うことを目的とする。
本発明の一態様に係る情報処理装置は、ユーザが開発を行う際に使用する表示装置に表示された画面画像を撮像することのできる位置に配置され、ネットワークに接続することのできる情報処理装置であって、前記表示装置に表示され、前記ユーザがアプリケーションを用いて作業を行っている作業画面画像を撮像する撮像部と、前記作業画面画像に含まれている文字列から重要キーワードを抽出し、当該抽出された重要キーワードから前記ユーザの開発分野を特定するとともに、前記作業画面画像から前記アプリケーションを特定し、当該特定されたアプリケーションから前記ユーザの次の行動を特定する入力情報学習部と、前記ネットワークから、前記ユーザの開発分野及び前記ユーザの次の行動に関連する関連情報を取得する外部情報分析部と、前記関連情報から、前記ユーザに提案するための提案情報を生成する提案情報管理部と、を備えることを特徴とする。
本発明の一態様に係る開発支援システムは、ネットワークに接続され、ユーザが開発を行う際に使用するユーザ端末、当該ユーザ端末に接続された表示装置、当該ネットワークに接続されたサーバ及び当該ネットワークに接続され、当該表示装置に表示された画面画像を撮像することのできる位置に配置された情報処理装置を備える開発支援システムであって、前記情報処理装置は、前記表示装置に表示され、前記ユーザがアプリケーションを用いて作業を行っている作業画面画像を撮像する撮像部と、前記作業画面画像に含まれている文字列から重要キーワードを抽出し、当該抽出された重要キーワードから前記ユーザの開発分野を特定するとともに、前記作業画面画像から前記アプリケーションを特定し、当該特定されたアプリケーションから前記ユーザの次の行動を特定する入力情報学習部と、前記ネットワークから、前記ユーザの開発分野及び前記ユーザの次の行動に関連する関連情報を取得する外部情報分析部と、前記関連情報から、前記ユーザに提案するための提案情報を生成する提案情報管理部と、を備えることを特徴とする。
本発明の一態様によれば、パソコン画面上に表示された実行アプリケーション及び文字情報を認識し、どのような情報を必要としている業務かを分析するとともに、ネットワークから関連した情報を収集することで、大容量データの収集を自動的に行うことができる。
実施の形態に係る開発支援システムの構成を概略的に示すブロック図である。 開発支援装置の構成を概略的に示すブロック図である。 入力解析情報の一例を示す概略図である。 重要キーワード情報の一例を示す概略図である。 市場動向情報の一例を示す概略図である。 技術動向情報の一例を示す概略図である。 他社情報の一例を示す概略図である。 提案情報の一例を示す概略図である。 (A)及び(B)は、ハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 遠隔サーバの構成を概略的に示すブロック図である。 開発支援装置の処理を示すフローチャートである。 開発支援装置が外部からの情報を分析する処理を示すフローチャートである。 パソコンから調査結果及び提案情報を閲覧する際の処理を示す第1シーケンス図である。 パソコンから調査結果及び提案情報を閲覧する際の処理を示す第2シーケンス図である。 パソコンに表示されるお知らせ画面画像の一例を示す概略図である。 パソコンに表示される回答画面画像の一例を示す概略図である。
図1は、実施の形態に係る開発支援システム100の構成を概略的に示すブロック図である。
開発支援システム100は、パソコン101と、表示装置102と、開発支援装置110と、遠隔サーバ140とを備える。
パソコン101と表示装置102とは、通信線L1を介して接続されている。パソコン101、開発支援装置110及び遠隔サーバ140は、それぞれ、通信線L2〜L4を介して、インターネット等のネットワーク103に接続されている。通信線L1〜L4は、無線であっても、有線であってもよい。
パソコン101は、ユーザが各種情報を処理するユーザ端末である。パソコン101は、ユーザが開発を行う際に使用される。
表示装置102は、映像用の通信線L1を介してパソコン101と接続され、パソコン101の画面画像を表示する。表示装置102も、ユーザが開発を行う際に使用され、ユーザが開発を行っている際には、パソコン101の作業画面画像を表示する。
開発支援装置110は、表示装置102に表示されているパソコン101の作業画面画像を監視し、パソコン101のユーザがどのような作業を行っているかを、作業画面画像内の文字を認識し、関連した情報を外部から学習し、分析する情報処理装置である。ここで、開発支援装置110は、表示装置102に表示された作業画面画像を撮像することのできる位置に配置される。
図2は、開発支援装置110の構成を概略的に示すブロック図である。
開発支援装置110は、撮像部111と、入力部112と、制御部113と、記憶部119と、通信部131とを備える。
撮像部111は、制御部113の制御のもと、ユーザがアプリケーションを用いて作業を行っているパソコン101の作業画面画像が表示される表示装置102の画面を撮像し、制御部113が処理できるデジタル画像の画像データを生成する。撮像部111は、例えば、カメラ等の撮像装置により構成することができる。
入力部112は、ユーザから指示の入力を受ける。入力部112は、例えば、ボタン、音声入力等の入力装置により構成することができる。ユーザは、ボタン等の操作による指示又は音声による指示の入力を行うことにより、調査結果、提案等の情報を閲覧することが可能となる。
制御部113は、撮像部111から取得した画像データから、作業画面画像における文字列を解析して、認識し、開発テーマを学習して記憶する。さらに、制御部113は、関連したキーワードから外部情報を収集し、市場動向、技術動向及び他社情報を分析する。
制御部113は、画像情報管理部114と、入力情報学習部115と、外部情報分析部116と、提案情報管理部117と、情報処理部118とを備える。
画像情報管理部114は、撮像部111で生成された画像データの内、画面画像に変化のあったタイミング及び一定期間画面画像に変化のなかったタイミングにおける画像データを、画面画像データとして記憶部119に記憶する。
ここで、画面画像に変化のあったタイミングとしては、画面画像の内、予め定められた領域の部分画像が変化したタイミング、又は、画面画像の全体に対する変化した部分画像の割合が予め定められた閾値よりも大きいタイミング等、画像分析に多大な処理負荷がかかることのないように、区切りの良いタイミングが選択される。具体的には、アプリケーションが開かれた直後の画面画像の画像データ、メールが送信された場合における送信直前の画面画像の画像データ、アプリケーションを閉じる直前の画面画像の画像データ、Webページを切り替えた直後の画面画像の画像データ、及び、スクロールで表示位置が変わった直後の画像データ等の画像データが画面画像データとして記憶部119に記憶される。
なお、画像情報管理部114は、画面画像に変化があった場合には、変化があった部分の画像のみを抽出して、抽出された画像を示す画像データを画面画像データとして記憶することが望ましい。例えば、画像情報管理部114は、前回記憶されている画面画像データと比較して、変化した部分のみの画像を抽出すればよい。具体的には、画像情報管理部114は、画面画像の各ドットの色比較を行い、一致度が高い部分は捨て、変化率が高い部分を残せばよい。各ドットの画素値の変化が、予め定められた範囲内である場合には、一致度が高いと判断し、それが予め定められた範囲を超えた場合に、変化率が高いと判断される。これにより、例えば、アプリケーションがWordの場合には、文章が入力されている領域の画像のみが保持され、アプリケーション外の背景等は捨てられる。
入力情報学習部115は、画面画像データで示される画面画像からユーザが使用しているアプリケーションを特定するとともに、画面画像データから文字列を抽出し、重要キーワードを抽出する。
また、入力情報学習部115は、抽出された重要キーワードからユーザの開発分野を特定するとともに、特定されたアプリケーションからユーザの次の行動を特定する。例えば、入力情報学習部115は、人工知能等で用いられる学習機能を用いて、特定されたアプリケーション及び抽出された重要キーワードから、ユーザの開発分野及びユーザの次の行動を予測して、その予測結果を学習情報として記憶部119に記憶する。
外部情報分析部116は、ユーザの開発分野及びユーザの次の行動に関連する関連情報を取得する。例えば、外部情報分析部116は、学習情報に基づいて、抽出された重要キーワードを用いて、ネットワーク103で検索を行い、ユーザの開発分野における市場動向情報、技術動向情報及び他社情報を関連情報として収集する。
提案情報管理部117は、収集された市場動向情報、技術動向情報及び他社情報に基づいて、ユーザに提案するための提案情報を生成する。例えば、提案情報管理部117は、ニューラルネットワーク等の汎用的な人口知能の技術を用いて、収集された市場動向情報、技術動向情報及び他社情報に基づき、ユーザが必要としている内容を特定し、特定した内容を提案情報とする。
情報処理部118は、収集された市場動向情報、技術動向情報及び他社情報、並びに、分析された提案情報を用いて、ユーザに通知するお知らせ画面画像(通知画面画像)を表示するためのお知らせ画面画像データ(通知画面画像データ)を生成する。そして、情報処理部118は、通信部131を介して、お知らせ画面画像データを遠隔サーバ140に送信することで、遠隔サーバ140からこのデータをパソコン101へ転送させて、お知らせ画面画像を表示装置102に表示させる。
また、情報処理部118は、表示されたお知らせ画面画像に基づいて、ユーザから入力された指示に回答する内容を示す回答画面画像を表示するための回答画面画像データを生成して、通信部131を介して、遠隔サーバ140に送信する。これにより、情報処理部118は、遠隔サーバ140に回答画面画像データをパソコン101へ転送させて、回答画面画像を表示装置102に表示させる。
記憶部119は、作業画面画像の画像データからユーザに通知するための情報を生成する際に必要となる情報を管理する。
記憶部119に記憶される情報には、大別して、画像情報120、入力データ情報122及び分析情報126が含まれる。
画像情報120には、画面画像データ121が含まれる。画面画像データ121は、上述のように、画像情報管理部114により記憶される。例えば、画像情報管理部114は、新たな画面画像データ121を取得する毎に、画像情報120に記憶されている画面画像データ121を新たな画面画像データ121で更新する。
入力データ情報122には、入力解析情報123、重要キーワード情報124及び学習情報125が含まれる。
入力解析情報123は、画面画像データ121で示される画像から抽出された文字列を、画面画像データ121から特定されたアプリケーション及び文字列の内容に従って、予め定められた区分に分類してキーワードとして保持する情報である。
図3は、入力解析情報123の一例を示す概略図である。
入力解析情報123は、区分1列123a、区分2列123b及びキーワード列123cを有するテーブル形式の情報である。
区分1列123aは、画面画像データ121から特定されたアプリケーションに対応する第1の区分を格納する。
通常、アプリケーションは、画面画像の左上に独自のアイコンを表示しているため、入力情報学習部115は、画面画像データ121からこのアイコンを特定することで、アプリケーションを特定することができる。また、アプリケーションによっては、特定の位置にファイル名が表示されるため、入力情報学習部115は、このファイル名の拡張子からアプリケーションを特定することもできる。
そして、特定されたアプリケーションがOutlook(登録商標)等のメール用のアプリケーションである場合には、その画面画像データ121から抽出されたキーワードは、「1(メール)」に分類される。特定されたアプリケーションがWord(登録商標)等の文書作成用のアプリケーションである場合には、その画面画像データ121から抽出されたキーワードは、「2(設計文書)」に分類される。特定されたアプリケーションがPowerPoint(登録商標)等のプレゼンテーション用のアプリケーションである場合には、その画面画像データ121から抽出されたキーワードは、「3(プロジェクト管理)」に分類される。特定されたアプリケーションがInternet Explorer(登録商標)等のブラウザ用のアプリケーションである場合には、その画面画像データ121から抽出されたキーワードは、「4(Web)」に分類される。
区分2列123bは、画面画像データ121から特定されたアプリケーション及び文字列の内容に対応する第2の区分を格納する。
例えば、メール用のアプリケーションにおいて抽出された文字列が人名である場合には、「相手先」に分類される。メール用のアプリケーションにおいて抽出された文字列が「プロジェクト」及び「開発」等の予め定められた文字列を含む場合には、「会議」に分類される。
キーワード列123cは、画面画像データ121から特定された文字列を格納する。
例えば、入力情報学習部115は、画面画像データ121で示される画像の濃淡の差から文字を切り出して、その形を予め記憶部119に記憶されている文字データベース(図示せず)と比較して文字列に変更する。その後、入力情報学習部115は、形態素分析等で単語を切り分け、切り分けられた名詞をキーワードとする。
図2に戻り、重要キーワード情報124は、入力解析情報123に含まれているキーワードの中から抽出された重要なキーワードである重要キーワードを保持する情報である。例えば、入力情報学習部115は、入力解析情報123に含まれているキーワードの内、数多く出てきたキーワード、一定期間内の頻度が予め定められた閾値よりも高いキーワード、及び、重要度が高いと予め定められたメール相手先に送信されたメールに含まれているキーワードを重要キーワードと判断する。
図4は、重要キーワード情報124の一例を示す概略図である。
重要キーワード情報124は、頻度列124aと、相手先重要度列124bと、区分列124cと、重要キーワード列124dとを有するテーブル形式の情報である。
頻度列124aは、重要キーワードの出現頻度を格納する。この実施の形態では、頻度は、1日に出現した回数としているが、このような例に限定されない。
相手先重要度列124bは、重要キーワードがメールの相手先である場合には、その相手先の地位、重要キーワードがメールの相手先以外のキーワードである場合には、その重要度を格納する。相手先の地位については、氏名及び地位が地位データベース(図示せず)として記憶部119に予め記憶されているものとする。また、キーワードの重要度については、重要キーワードの出現頻度、並びに、重要キーワードが分類された入力解析情報123の区分1列123a及び区分2列123bの組み合わせに対応して、重要度データベース(図示せず)として記憶部119に予め記憶されているものとする。例えば、重要キーワードの出現頻度が高いほど、重要度は高いものとなる。
区分列124cは、重要キーワードが分類された入力解析情報123の区分1列123a及び区分2列123bの組み合わせに対応する第3の区分を格納する。アプリケーションとキーワードの内容の組み合わせにより、重要キーワードの種別を特定することができるため第3の区分として、その種別が格納される。
重要キーワード列124dは、入力情報学習部115により抽出された重要キーワードを格納する。
図2に戻り、学習情報125は、ユーザの開発分野及びユーザの次の行動の予測結果を示す情報である。
例えば、入力情報学習部115は、重要キーワード情報124内の重要キーワードに、予め定められた開発分野を示す重要キーワードが含まれている場合には、その開発分野をユーザの開発分野とする。予め定められた開発分野を示す重要キーワードが複数ある場合には、例えば、頻度が最も高いもの、相手先の地位が最も高いもの、重要度が最も高いもの等、予め定められた規則に従って、ユーザの開発分野が決定されればよい。なお、予め定められた開発分野については、開発分野データベース(図示せず)として予め記憶部119に記憶されているものとする。
また、入力情報学習部115は、最後の重要キーワードが抽出されたアプリケーションにより、ユーザの次の行動を特定することができる。例えば、このようなアプリケーションが、ブラウザ用のアプリケーションである場合には、現在の工程が、アイデア出しの工程又は技術調査工程であると特定することができる。このようなアプリケーションが、文書作成用のアプリケーションである場合には、現在の工程が、設計工程であると特定することができる。このようなアプリケーションがプレゼンテーション用のアプリケーションである場合には、現在の工程が、企画工程、提案工程又は進捗工程であると特定することができる。このようなアプリケーションが、Excel(登録商標)の場合には、現在の工程が、試験工程であると特定することができる。そして、入力情報学習部115は、以上のようにして特定した現在の工程から、ユーザの次の行動を特定する。なお、現在の工程に対応する次の行動は、行動データベース(図示せず)として予め記憶部119に記憶されているものとする。
なお、以上に記載した行動データベース、開発分野データベース、重要度データベース、地位データベース、文字データベース及び行動データベースについては、公知の学習機能により常にアップデートされているものとする。
分析情報126には、市場動向情報127、技術動向情報128、他社情報129及び提案情報130が含まれる。
市場動向情報127は、学習情報125に含まれているユーザの開発分野を示す重要キーワードと、市場動向を調査するために予め定められたキーワードとを検索キーワードとして用いて検索された情報である。
図5は、市場動向情報127の一例を示す概略図である。
市場動向情報127は、関連度列127aと、区分列127bと、内容列127cとを有するテーブル形式の情報である。
関連度列127aは、検索された情報と、検索キーワードとの関連度を格納する。この関連度は、検索された情報内に検索キーワードが含まれている割合を示すものとする。
区分列127bは、検索された情報の区分を格納する。ここでの区分は、使用された検索キーワードに対応して、予め定められているものとする。
内容列127cは、検索された情報の内容を格納する。
図2に戻り、技術動向情報128は、学習情報125に含まれているユーザの開発分野を示す重要キーワードと、技術動向を調査するために予め定められたキーワードとを検索キーワードとして用いて検索された情報である。
図6は、技術動向情報128の一例を示す概略図である。
技術動向情報128は、関連度列128aと、区分列128bと、内容列128cとを有するテーブル形式の情報である。
関連度列128aは、検索された情報と、検索キーワードとの関連度を格納する。
区分列128bは、検索された情報の区分を格納する。ここでの区分は、使用された検索キーワードに対応して、予め定められているものとする。
内容列128cは、検索された情報の内容を格納する。
なお、市場動向及び技術動向を検索する際に用いられるキーワードについては、公知の学習機能により常にアップデートされているものとする。
図2に戻り、他社情報129は、学習情報125に含まれているユーザの開発分野における他社の製品の動向について検索された情報である。開発分野毎に、検索すべき他社の製品が予め定められており、予め定められたWebページにおいて、検索すべき他社の製品の価格等が検索され、他社情報129として記憶される。
図7は、他社情報129の一例を示す概略図である。
他社情報129は、他社メーカー列129aと、区分列129bと、内容列129cとを有するテーブル形式の情報である。
他社メーカー列129aは、検索された他社製品の製品名を格納する。
区分列129bは、検索された他社製品が、関連技術なのか、他の分野の技術なのかの区分を格納する。この区分については、検索された他社製品毎に予め定められているものとする。
内容列129cは、検索された他社製品に関する情報の内容、例えば、価格等を格納する。
なお、他社情報を検索する製品及びWebページについては、公知の学習機能により常にアップデートされているものとする。
図2に戻り、提案情報130は、学習情報125に含まれているユーザの開発分野及びユーザの次の行動に対応して、検索された関連情報に基づいて、ユーザが必要としている内容を提案する情報である。
図8は、提案情報130の一例を示す概略図である。
提案情報130は、提案区分列130aと、区分列130bと、内容列130cとを有するテーブル形式の情報である。
提案区分列130aは、ユーザに対する提案内容を示す区分を格納する。なお、この区分については、学習情報125に含まれているユーザの開発分野及びユーザの次の行動に対応して、予め定められているものとする。
区分列130bは、特定された提案内容の区分を格納する。ここでの区分は、提案内容を取得した市場動向情報127、技術動向情報128又は他社情報129に応じて、予め定められているものとする。
内容列130cは、特定された提案内容を格納する。
なお、ユーザの開発分野及びユーザの次の行動に対応して、どのような内容の情報をユーザが必要としているかについては、公知の学習機能により常にアップデートされているものとする。
図2に戻り、通信部131は、通信線L3を介して、インターネット等のネットワーク103へ接続して、通信を行う。ネットワーク103への接続は、WiFi等の無線ネットワークが用いられてもよく、LAN(Local Area Network)等の有線ネットワークが用いられてもよい。
以上に記載された制御部113の一部又は全部は、例えば、図9(A)に示されているように、メモリ10と、メモリ10に格納されているプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ11とにより構成することができる。このようなプログラムは、ネットワークを通じて提供されてもよく、また、記録媒体に記録されて提供されてもよい。
なお、記憶部119は、メモリ10により構成することができ、図示されてはいない、その他の揮発性又は不揮発性のメモリにより構成することもできる。
また、制御部113の一部又は全部は、例えば、図9(B)に示されているように、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuits)又はFPGA(Field Programmable Gate Array)等の処理回路12で構成することもできる。
遠隔サーバ140は、開発支援装置110からネットワーク103を介して接続されるとともに、パソコン101からのWeb閲覧要求コマンドを開発支援装置110に転送し、開発支援装置110から返送された応答をパソコン101に返送する。
図10は、遠隔サーバ140の構成を概略的に示すブロック図である。
遠隔サーバ140は、制御部141と、記憶部144と、通信部150とを備える。
制御部141は、遠隔サーバ140での処理を制御する。
制御部141は、Webサーバ部142と、転送処理部143とを備える。
Webサーバ部142は、パソコン101を介して、ユーザの認証を行う。
転送処理部143は、ログインされたユーザからの指示に応じて、開発支援装置110からユーザの開発を支援するための情報を取得して、パソコン101に転送する。
記憶部144は、遠隔サーバ140での処理に必要な情報を記憶する。
記憶部144は、Webコンテンツ情報145と、接続情報147とを記憶する。
Webコンテンツ情報145は、パソコン101に表示するWebコンテンツの情報である。例えば、Webコンテンツ情報145は、ユーザのログインのために、表示装置102にログイン画面画像を表示するためのログイン画面画像データを含むログイン画面情報146を含む。
接続情報147は、開発支援情報を転送するための情報である。例えば、接続情報147は、開発支援装置110の機器IDを示す機器ID情報148及びパソコン101と接続するためのPC接続情報149を含む。
機器ID情報148は、開発支援装置110毎に固有に割り当てられた識別情報である機器IDを示す。機器IDは、開発支援装置110のユーザが視認可能な場所に記載されているものとする。
PC接続情報149は、パソコン101と通信を行うために必要な情報である。例えば、PC接続情報149は、開発支援装置110と接続しているパソコン101のソケット番号及びIPアドレス等である。
通信部150は、通信線L4を介して、ネットワーク103へ接続して、通信を行う。ネットワーク103への接続は、WiFi等の無線ネットワークが用いられてもよく、LAN等の有線ネットワークが用いられてもよい。
以上に記載された制御部141の一部又は全部は、例えば、図9(A)に示されているように、メモリ10と、メモリ10に格納されているプログラムを実行するCPU等のプロセッサ11とにより構成することができる。このようなプログラムは、ネットワークを通じて提供されてもよく、また、記録媒体に記録されて提供されてもよい。
なお、記憶部144は、メモリ10により構成することができ、図示されてはいない、その他の揮発性若しくは不揮発性のメモリ又はHDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置により構成することもできる。
また、制御部141の一部又は全部は、例えば、図9(B)に示されているように、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC又はFPGA等の処理回路12で構成することもできる。
なお、本実施の形態では、開発支援装置110及びパソコン101とも、遠隔サーバ140とWebSocket等の通信方式を用いて常時接続を行い、接続情報147を用いて開発支援装置110からパソコン101へのPUSH型の送信を可能としている。
次に、開発支援装置110がパソコン画面を監視し、入力データを解析するとともに、情報を収集して分析するときの動作について図11を用いて説明する。
図11は、開発支援装置110の処理を示すフローチャートである。
開発支援装置110の画像情報管理部114は、撮像部111から取得した表示装置102で表示されている画面画像が変化したか否かを判断する(S10)。画面画像が変化した場合(S10でYes)には、画像情報管理部114は、画面画像の画像データを画面画像データ121として記憶部119に一時的に保存する(S11)。
次に、入力情報学習部115は、画面画像データ121で示される画像を解析し、パソコン101で実行されているアプリケーションを判別するとともに、表示されている文字列を抽出する(S12)。
そして、入力情報学習部115は、抽出された文字列からキーワードを抽出し、ステップS12で判別されたアプリケーションに基づいて、抽出されたキーワードを、メール、設計文書、プロジェクト管理又はWebといった区分に割り当て、入力解析情報123として保存する(S13)。
入力情報学習部115は、入力解析情報123の更新のタイミング又は一定期間おきに、入力解析情報123の中から数多く出てきた文字列、一定期間内の頻度、メール相手先等を考慮して重要キーワードを抽出し、重要キーワード情報124として保存する(S14)。
また、入力情報学習部115は、重要キーワード情報124を参照して、ユーザの開発分野及び次の行動を予測して、その予測結果を学習情報125として保存する(S15)。
次に、開発支援装置110がネットワーク103から情報を収集して、各種調査を行う動作について、図12を用いて説明する。
図12は、開発支援装置110が外部からの情報を分析する処理を示すフローチャートである。
開発支援装置110の外部情報分析部116は、学習情報125からユーザの開発分野を抽出し(S20)、関連情報を収集するために、通信部131を介してネットワーク103に接続する(S21)。
続いて、外部情報分析部116は、ネットワーク103から、ユーザの開発分野の今後の法規制の制定及び改正の情報、新規市場の大きさ並びに成長性等の市場動向を調査し、市場動向情報127として保存する(S22)。
続いて、外部情報分析部116は、ユーザの開発分野で使われている技術の今後の動向、技術の置き換わりの予想及び現在使われていない分野の新技術の動向を調査し、技術動向情報128として保存する(S23)。
続いて、外部情報分析部116は、他社の同様製品の価格、機能及び生産情報等の比較を行い、他社情報129として保存する(S24)。
続いて、提案情報管理部117は、ユーザの開発分野及びユーザの次の行動から、各種課題の解決の提案、新技術の検討提案等をまとめ、提案情報130として保存する(S25)。
次に、調査結果及び提案情報をパソコン101から閲覧するための動作について、図13及び図14を用いて説明する。
図13及び図14は、パソコン101から調査結果及び提案情報を閲覧する際の処理を示すシーケンス図である。
開発支援装置110の情報処理部118は、通信部131を介して、遠隔サーバ140に対してWebSocket等の方式にて常時接続した状態としておく(S30〜S32)。
遠隔サーバ140との接続完了後、開発支援装置110の情報処理部118は、開発支援装置110の製造番号等、開発支援装置110の固有の番号である機器IDを遠隔サーバ140に送信する(S33、S34)。
遠隔サーバ140は、開発支援装置110から送られてきた機器IDを、機器ID情報148として記憶部144に記憶する(S35)。そして、遠隔サーバ140の制御部141は、機器IDの保持を完了した完了応答を、通信部150を介して、開発支援装置110に送信する(S36)。
パソコン101から開発支援装置110が保持する情報を閲覧する場合、まず、ユーザは、図示しない入力部を介して、表示装置102にWebブラウザを開き、遠隔サーバ140のURLを入力して(S37)、遠隔サーバ140にアクセスする(S38)。
アクセスされた遠隔サーバ140は、制御部141内のWebサーバ部142が、記憶部144に記憶されているログイン画面情報146に基づいて、通信部150を介して、ログイン画面画像データを返信する(S39、S40)。ログイン画面画像データに従って表示されるログイン画面画像には、接続したい開発支援装置110の機器IDを入力する部分が含まれる。
パソコン101では、表示装置102において、Web画面上にログイン画面画像が表示され、ユーザは、図示しない入力部を用いて、手元にある開発支援装置110の機器IDを入力し(S41)、ログイン画面画像等のボタンを押下して機器IDを遠隔サーバ140に送信する(S42)。
続いて、遠隔サーバ140は、指定された機器IDを機器ID情報148から検索し、一致する機器IDがあれば、その開発支援装置110に接続要求を送信する(S43、S44)。
そのような接続要求を受けた開発支援装置110の情報処理部118は、例えば、乱数で任意の識別ID(識別情報)を生成し(S45)、通信部131を介して返信する(S46)。
続いて、遠隔サーバ140は、取得した識別IDをパソコン101に転送する(S47、S48)。そして、処理は、図14のステップS49に進む。
図14のステップS49では、表示装置102は、Web画面上に識別IDを表示する。
開発支援装置110の情報処理部118は、撮像部111から取得するパソコン画面の画像上に、図13のステップS46で送信した識別IDが表示されているかを確認する(S50)。そして、そのような識別IDが表示されている場合には、ユーザの認証が成功したとして、開発支援装置110の情報処理部118は、ログイン完了コマンドを遠隔サーバ140に送信する(S51)。なお、ここで、ユーザの認証が失敗した場合には、以下の処理は行われない。
遠隔サーバ140は、ログイン完了コマンドを受け、パソコン101に接続するために必要な情報を、PC接続情報149として記憶部144に記憶する(S52)。なお、遠隔サーバ140は、通信コマンドを転送する際には、機器ID情報148に格納されている機器IDと、PC接続情報149に格納されているパソコン101に接続するために必要な情報とを対応付けることで、接続相手先を検索可能とする。
開発支援装置110の情報処理部118は、記憶部119に記憶されている分析情報126に基づいて、お知らせ画面画像を表示するためのお知らせ画面画像データを生成する(S53)。例えば、ユーザの次の行動に対応して、市場動向情報127、技術動向情報128、他社情報129及び提案情報130から抽出する区分が予め定められており、情報処理部118は、市場動向情報127、技術動向情報128、他社情報129及び提案情報130から抽出された一部の内容を予め定められた形式で配置することによりお知らせ画面画像データを生成する。なお、抽出する区分については、公知の学習機能により常にアップデートされているものとする。
そして、開発支援装置110の情報処理部118は、通信部131を介して、お知らせ画面画像データを遠隔サーバ140に送信する(S54)。
そして、遠隔サーバ140の制御部141は、お知らせ画面画像データを、通信部150を介してパソコン101に転送する(S55、S56)。
表示装置102は、受信したお知らせ画面画像データに基づいて、お知らせ画面画像を表示する(S57)。
図15は、パソコン101に表示されるお知らせ画面画像の一例を示す概略図である。
図示されているように、お知らせ画面画像170には、市場動向、技術動向及び他社比較の調査結果並びに提案情報が、予め定められた会話形式のように表示される。そして、ユーザは、画面クリック又は音声による指示によって、市場動向、技術動向、他社比較及び提案情報の少なくとも1つの調査結果の詳細画面画像(回答画面画像)を表示させることができる。以下、詳細画面画像を表示させる処理について説明する。
お知らせ画面画像が表示されている表示装置102を見て、ユーザが、図示しない入力部を介して画面操作を行うことにより(S58)、表示したい調査結果等の要求コマンドが遠隔サーバ140を介して、開発支援装置110に送信される(S59〜S61)。なお、ユーザは、表示したい調査結果等の要求コマンドを、開発支援装置110の入力部112に音声で入力することもできる(S62)。
開発支援装置110の提案情報管理部117は、指示された内容に応じて、回答画面画像を表示するための回答画面画像データを生成する(S63)。例えば、提案情報管理部117は、提案情報130に格納されている市場動向、技術動向、他社比較及び提案の調査結果の内、指示を受けた調査結果のみを予め定められた形式で表示するように、回答画面画像データを生成する。
そして、開発支援装置110の提案情報管理部117は、遠隔サーバ140を介して、そのデータをパソコン101に返信する(S64〜S66)。
表示装置102は、回答画面画像データに基づいて、回答画面画像を表示する(S67)。
図16は、パソコン101に表示される回答画面画像の一例を示す概略図である。
図示されているように、回答画面画像171には、表示することが指示された技術動向及び提案に関する詳細な調査結果が表示されている。
以上のようにして、パソコン101は、開発支援装置110が保持する情報を、ネットワーク103上のデータサーバである遠隔サーバ140を介して、安全に取得して、それを表示することができる。
なお、この実施の形態では、開発支援装置110が調査及び提案する内容を市場動向、技術動向及び他社情報としているが、必ずしもこれらに限定されるものではなく、開発支援装置110は、開発で必要な調査であれば他の観点の情報を収集及び分析できるようにしてもよい。
また、この実施の形態では、遠隔サーバ140が、ネットワーク103に接続されているが、実施の形態はこのような例に限定されず、遠隔サーバ140は、ビル内のローカルLANに接続されていてもよい。
また、この実施の形態では、ユーザの認証は、パソコン101の画面画像上に識別IDを表示させ、その画面画像に表示された識別IDが撮像部111で取得できるかどうかで行われているが、ユーザの認証は必ずしもこの方式で認証する必要はない。例えば、別の撮像部が開発支援装置110又はパソコン101に追加され、その別の撮像部により撮像された顔の画像に基づいて、顔認証等により認証が行われてもよい。さらに、音声による声紋認証、指紋認証、又は、ユーザ名及びパスワード等による認証が行われてもよい。
また、この実施の形態では、開発支援装置110は、小型の携帯型のコンピュータをイメージして記載しているが、必ずしも携帯型である必要はなく、固定式のコンピュータが用いられてもよい。
以上のように、この実施の形態に係る開発支援装置110は、パソコン101の画面上に表示された実行アプリケーション及び文字情報を認識し、どのような情報を必要としている開発業務かを学習及び分析するとともに、ネットワーク103から関連した情報を収集及び分析することができるため、人にはできない大容量データの分析を自動的に行うことが可能となる。
また、この実施の形態に係る開発支援装置110によれば、開発支援装置110を社内LAN等の情報系LANに接続する必要が無いため、顧客の情報システム部門との折衝が不要となり、ネットワーク及びセキュリティに関する知識に乏しい設備業者においても、容易にネットワーク103を活用したシステムを構築することができる。
また、この実施の形態に係る開発支援装置110によれば、ユーザの情報は、開発支援装置110内に保持され、ネットワーク103上のサーバに保持されることはないため、ユーザの情報の漏えいといったセキュリティリスクを小さくすることができる。
以上の実施の形態によれば、ユーザが開発を行う際に使用する表示装置に表示された作業画面画像に基づいて、ユーザの開発を支援するための大容量データの収集を自動的に行うことができる。
また、以上の実施の形態によれば、ユーザの開発分野に対応する重要キーワードと、予め定められたキーワードとを検索キーワードとして用いて、ネットワークで検索を行うため、ユーザの開発を支援するための情報を効率的に取得することができる。
また、以上の実施の形態によれば、関連情報の一部及び提案情報の一部を含むお知らせ画面画像が表示装置に表示されるため、ユーザは、関連情報及び提案情報の概要を容易に認識することができる。
また、以上の実施の形態によれば、検索された情報は、遠隔サーバ140ではなく、開発支援装置110に蓄積されるため、蓄積された情報の漏洩の防止を容易に行うことができる。
また、以上の実施の形態によれば、パソコン101から開発支援装置110にアクセスする度に、新たな識別情報を用いて、ユーザの認証が行われるため、よりセキュリティ性を高めることができる。
なお、本発明は、上述の実施の形態及び図面によって限定されるものではない。本発明の要旨を変更しない範囲で実施の形態及び図面に変更を加えることができるのはもちろんである。
100 開発支援システム、 101 パソコン、 102 表示装置、 103 ネットワーク、 110 開発支援装置、 111 撮像部、 112 入力部、 113 制御部、 114 画像情報管理部、 115 入力情報学習部、 116 外部情報分析部、 117 提案情報管理部、 119 記憶部、 131 通信部、 140 遠隔サーバ、 141 制御部、 142 Webサーバ部、 143 転送処理部、 144 記憶部、 150 通信部、 10 メモリ、 11 プロセッサ、 12 処理回路。

Claims (7)

  1. ユーザが開発を行う際に使用する表示装置に表示された画面画像を撮像することのできる位置に配置され、ネットワークに接続することのできる情報処理装置であって、
    前記表示装置に表示され、前記ユーザがアプリケーションを用いて作業を行っている作業画面画像を撮像する撮像部と、
    前記作業画面画像に含まれている文字列から重要キーワードを抽出し、当該抽出された重要キーワードから前記ユーザの開発分野を特定するとともに、前記作業画面画像から前記アプリケーションを特定し、当該特定されたアプリケーションから前記ユーザの次の行動を特定する入力情報学習部と、
    前記ネットワークから、前記ユーザの開発分野及び前記ユーザの次の行動に関連する関連情報を取得する外部情報分析部と、
    前記関連情報から、前記ユーザに提案するための提案情報を生成する提案情報管理部と、を備えること
    を特徴とする情報処理装置。
  2. 前記外部情報分析部は、前記重要キーワードの内、前記ユーザの開発分野に対応する重要キーワードと、予め定められたキーワードとを検索キーワードとして用いて、前記ネットワークで検索を行うことにより、前記関連情報を取得すること
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記関連情報の一部及び前記提案情報の一部を含む通知画面画像を表示するための通知画面画像データを生成し、当該通知画面画像データに基づいて、当該通知画面画像を前記表示装置に表示させる情報処理部をさらに備えること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記ネットワークには、前記表示装置と接続されたユーザ端末及び当該ユーザ端末へデータを転送するサーバが接続されており、
    前記ネットワークと通信するための通信部をさらに備え、
    前記情報処理部は、前記通信部に、前記通知画面画像データを前記サーバへ送信させることで、前記サーバに前記通知画面画像データを前記ユーザ端末へ転送させて、前記表示装置に前記通知画面画像を表示させること
    を特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記情報処理部は、識別情報を生成して、前記通信部に、当該識別情報を前記サーバへ送信させることで、前記サーバに当該識別情報を前記ユーザ端末へ転送させて、前記表示装置に当該識別情報を表示させ、
    前記情報処理部は、前記撮像部で前記表示装置に表示された識別情報を撮像することで、前記ユーザの認証を行い、前記ユーザの認証が成功した場合に、前記通知画面画像データを生成すること
    を特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記情報処理部は、前記表示装置に表示されている前記通知画面画像に基づいて、前記ユーザから入力された指示に回答する内容を示す回答画面画像を表示するための回答画面画像データを生成し、前記通信部に、当該回答画面画像データを前記サーバへ送信させることで、前記サーバに当該回答画面画像データを前記ユーザ端末へ転送させて、前記表示装置に当該回答画面画像を表示させること
    を特徴とする請求項4又は5に記載の情報処理装置。
  7. ネットワークに接続され、ユーザが開発を行う際に使用するユーザ端末、当該ユーザ端末に接続された表示装置、当該ネットワークに接続されたサーバ及び当該ネットワークに接続され、当該表示装置に表示された画面画像を撮像することのできる位置に配置された情報処理装置を備える開発支援システムであって、
    前記情報処理装置は、
    前記表示装置に表示され、前記ユーザがアプリケーションを用いて作業を行っている作業画面画像を撮像する撮像部と、
    前記作業画面画像に含まれている文字列から重要キーワードを抽出し、当該抽出された重要キーワードから前記ユーザの開発分野を特定するとともに、前記作業画面画像から前記アプリケーションを特定し、当該特定されたアプリケーションから前記ユーザの次の行動を特定する入力情報学習部と、
    前記ネットワークから、前記ユーザの開発分野及び前記ユーザの次の行動に関連する関連情報を取得する外部情報分析部と、
    前記関連情報から、前記ユーザに提案するための提案情報を生成する提案情報管理部と、を備えること
    を特徴とする開発支援システム。
JP2016206747A 2016-10-21 2016-10-21 情報処理装置及び開発支援システム Active JP6752102B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016206747A JP6752102B2 (ja) 2016-10-21 2016-10-21 情報処理装置及び開発支援システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016206747A JP6752102B2 (ja) 2016-10-21 2016-10-21 情報処理装置及び開発支援システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018067230A true JP2018067230A (ja) 2018-04-26
JP6752102B2 JP6752102B2 (ja) 2020-09-09

Family

ID=62086350

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016206747A Active JP6752102B2 (ja) 2016-10-21 2016-10-21 情報処理装置及び開発支援システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6752102B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190140492A (ko) * 2018-05-21 2019-12-20 삼성중공업 주식회사 체인지 오더 요청용 안건제안 관리 시스템 및 방법
WO2023127631A1 (ja) * 2021-12-27 2023-07-06 本田技研工業株式会社 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09174390A (ja) * 1995-12-21 1997-07-08 Fujitsu Ltd 文書による作業指示・支援システム
JP2006039691A (ja) * 2004-07-22 2006-02-09 Hitachi Ltd 営業活動用の資料提供システム、営業活動用の資料提供方法、および営業活動用の資料提供プログラム
JP2011085974A (ja) * 2009-10-13 2011-04-28 Hitachi Ltd 設計支援装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09174390A (ja) * 1995-12-21 1997-07-08 Fujitsu Ltd 文書による作業指示・支援システム
JP2006039691A (ja) * 2004-07-22 2006-02-09 Hitachi Ltd 営業活動用の資料提供システム、営業活動用の資料提供方法、および営業活動用の資料提供プログラム
JP2011085974A (ja) * 2009-10-13 2011-04-28 Hitachi Ltd 設計支援装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190140492A (ko) * 2018-05-21 2019-12-20 삼성중공업 주식회사 체인지 오더 요청용 안건제안 관리 시스템 및 방법
KR102083343B1 (ko) * 2018-05-21 2020-03-02 삼성중공업 주식회사 체인지 오더 요청용 안건제안 관리 시스템 및 방법
WO2023127631A1 (ja) * 2021-12-27 2023-07-06 本田技研工業株式会社 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6752102B2 (ja) 2020-09-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20200327444A1 (en) System and method for customer journey event representation learning and outcome prediction using neural sequence models
KR101322679B1 (ko) 커뮤니티 교환들의 의미 분석을 이용하는 어시스턴트―어드바이저
US20170277672A1 (en) Information processing device, information processing method, and computer program product
JP2005149126A (ja) 情報取得システム、情報取得方法、及び情報処理プログラム
CN106383875A (zh) 基于人工智能的人机交互方法和装置
US20110314102A1 (en) Content collecting apparatus, content collecting method, and non-transitory computer-readable recording medium encoded with content collecting program
CA2977847A1 (en) Automated extraction tools and their use in social content tagging systems
JP2010211569A (ja) 評価装置、プログラム及び情報処理システム
TW201539210A (zh) 個人資訊管理服務系統
JP2021099839A (ja) 対話装置、制御装置、対話システム、対話方法、制御方法、およびプログラム
JP2020087105A (ja) 情報処理方法、情報処理装置及びコンピュータプログラム
JP6752102B2 (ja) 情報処理装置及び開発支援システム
US20140019545A1 (en) Social Graph Expanding Method, Program and System
US20200104861A1 (en) Web-based system for customer relationship management and method for operating the same
CN112567364B (zh) 知识信息创建支援装置
CN112740159A (zh) 帮助信息显示系统、帮助信息显示方法及帮助信息显示程序
KR102502575B1 (ko) 상품 트렌드 예측 서비스 제공 장치, 방법 및 프로그램
JP2019160286A (ja) 質問応答システム、質問受付回答システム、第1次回答システム、及びそれらを用いた質問応答方法
CN110825954A (zh) 关键词推荐方法、装置和电子设备
CN114328947A (zh) 一种基于知识图谱的问答方法和装置
JP2022181319A (ja) 動画検索装置、動画検索システム及びプログラム
WO2020070906A1 (ja) ワークショップ支援システム及びワークショップ支援方法
JP5656230B2 (ja) アプリケーション操作事例の検索方法、装置及びブログラム
EP3887977A1 (en) Systems and methods for improved searching and categorizing of media content items based on a destination for the media content item
JP2021022107A (ja) 情報提供システムおよびサーバ

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20161021

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190816

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200710

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200721

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200818

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6752102

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250