JP2006039676A - 受付呼出し方法及びシステム - Google Patents

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泰弘 高村
Noriyoshi Imaeda
則美 今枝
Hiroshi Kitajima
広志 北島
Tatsuya Matsutani
達矢 松谷
Kazuhide Hasegawa
長谷川  和秀
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Abstract

【課題】 病院等の受付後に呼び出しを受けるまでの間において、呼び出し迄の間に待ち合い場所以外の場所で待つことを可能とすると共に呼び出しの時点を的確に把握できる方法又はシステムを提供を課題とし、待合場所での長時間の拘束や名前の聞き間違い等を防ぐことの可能な受付呼出し方法又はシステムの提供を課題とする。
【解決手段】 係る課題は受付者の受付後の呼出し時間を受信機により該受付者に知らせ受付呼出しを行う方法であり、該受付者に対して受信機を提供すると共に受付に対応して順次呼出しを行っている状況を検出し、該状況に関する情報を該受信機に対して送信することにより、該受付者に対して受付呼出しの連絡する受付呼出し方法を用いることによって解決できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、医療機関や公的機関或いは銀行等のサービス等を受ける際に受付時間として一定時間以上自己の順番まで待つことが必要な受付に際して、待ち合い時間中にどの程度の受付が済んでいるか及び自己の順番が近付いたか及び自己の順番がきたか等の情報を速やかに当人に知らせることを可能とする受付呼出し方法及びシステムに関する。
従来より、医療機関や公的機関或いは銀行等のサービス等を受ける場合において、同様にサービスを受ける人が多くいる場合には、受付の順序において順次該サービスを受ける人をアナウンス等で呼出して知らせているものである。
従って、医療機関や公的機関或いは銀行等のサービス等を受ける場合には順番待ちのため長時間待合室等の場所で自己の順番の呼出しを待つことが必要であった。
この場合、例えば病院等の医療機関においては、自己の診察時間の開始を待つまで病院等の待合室に常時いる事が必要であり、急用や小用等のためにその待合室を離れる事ができないという不便があった。
更に待合室等においては、アナウンス等の待合室内に放送し、次に診察を受けるべき者の名前を呼んで順番が来た事を知らせるものであるが、極めて大人数の者が待つ待合室内においては他の者の雑談等や雑踏等により該アナウンスが聞き取りにくくなってしまい、自己の順番の呼びだしが聞き取れない場合も多い。
更に、特に御年寄り等においては耳が不自由な者もおり、特定されている場所で呼出しアナウンスを行うだけの受付呼出し方法では自己の番を聞き逃してしまう事があった。
この場合、音声による呼出しだけではなく電光掲示番等で順番が来た者の番号を明示し、視覚によっても順番を把握できるようにしている場合もある。
しかし、この掲示番等は、大きな待合室の一角に設置されているものであり、少し離れた場所ではその受付番号の表示が見にくいものであり、更には御年寄り等にとっては見にくいものとなる場合も多かった。
特に、従来までの前記呼出しアナウンス及び電光掲示板等の視覚による受付番号の明示は全て所定の待合場所でのみ行われるものであり、短時間でもその場所を外した場合には自己の順番の呼出しを受けても気が付かない場合もあり、その場を離れる事ができないものであった。
これらの他、例えば銀行等においては、順次処理すること及び待合場所がそれほど大きくない事から口頭で呼出しを行うことが多々あり、より聞き取りずらいことが多く、自己の名前や受付番号を聞き落としやすかった。
更に、待合者の名前を呼んで順番を知らせる場合においては自己の名前と発音上近似する名前の者が他にいた場合に自己が呼ばれたのか否か不明である場合も多かった。
以上の様に、従来の受付の呼出しにおいては、自己の順番がきたか否かの判別が難しく、特に待ち合い中においてはその場を離れることができないという欠点があり、何等かの解決方法が従来よりも望まれていた。
本発明は係る課題を解決し、自己の順番が来たことが明確に分かると共に現状の待ち状態がいかなる状態であるか例えば現在順番が来ている者或いは次に順番が来る者がいかなる番号の者であるかが判明し、更には自己の順番が来るのがどの程度してからかのおおよその判別を可能とし、更には待合場所等を離れていても前記各情報が入手可能な受付呼出し方法又はシステムを提供するものである。
係るため請求項1記載の発明は、受付者の受付後の呼出し時間を受信機により該受付者に知らせ受付呼出しを行う方法であり、受付者に対して受信機を提供すると共に受付に対応して順次呼出しを行っている状況を検出し、該状況に関する情報を該受信機に対して送信することにより、該受付者に対して受付呼出しの連絡する受付呼出し方法からなり係る方法によって課題を解決できる。
或いは請求項2記載の発明の様に受付者の受付後の呼出し時間を受信機により該受付者に知らせ受付呼出しを行う方法であり、受付者の受付の順序を特定し、該特定された受付者に対して受信機を提供し、該受付の順序の特定により、特定された受付者が呼出しを受ける時間または順序を判別し、該判別により該受付者の呼出しが近付いた予め定めた時点で、該受付者の呼出しを行う予想時間或いは順序に関する情報を該受信機に対して送信することにより、該受付者に対して受付呼出しの連絡を行う受付呼出し方法を用いてもよい。
この他、請求項3記載の発明の様に受付者の受付後の呼出し時間を受信機により該受付者に知らせ受付呼出しを行う方法であり、受付者の受付の順序を特定し、該特定された受付者に対して受信機を提供し、該受付に対応して順次呼出しを行っている状況を検出し、受付者が呼出しを受ける時間または順序を判別することにより該受付者の呼出しの時点を想定し、該想定した呼出しの時点又は該時点の若干前を時点において、該受付者の呼出しに関する情報を該受信機に対して送信することにより、該受付者に対して受付呼出しの連絡を行う受付呼出し方法を用いたものでもよい。
或いは、請求項4記載の発明の様に受付者の受付後の呼出し時間を受信機により該受付者に知らせ受付呼出しを行う方法であり、受付者の受付の順序を特定し、該特定された受付者に対して受信機を提供し、受付に対応して順次呼出しを行っている状況を検出し、該状況に基づく情報を受信機に送信すると共に、該受付の順序の特定により特定された受付者が呼出しを受ける時間又は順序の判別により、該受付者の呼出しが近付いた場合に該受付者に提供した受信機に情報を提供するものであり、受付に対応して順次呼出しを行っている状況に関する情報及び受付者の呼出しの時点に関する情報を該受信機に対して送信することにより、該受付者に対して受付呼出しの連絡を行う受付呼出し方法でもよい。
これらの場合、請求項5に係る発明の様に受付者に対して提供する受信機に代え、受付者が所持する受信機を用い、該受付者の受信機に各種情報を送信する受付呼出し方法でもよい。
更に、請求項6に係る発明の様に受信機が携帯電話であるものでも、請求項7に係る発明の様に該携帯電話がPHSでも、或いは請求項8に係る発明の様に少なくとも一の送信するべき情報が、文字情報として送信するものであり、携帯電話のメール機能によって受付者が受領する受付呼出し方法を用いてもよい。
或いは請求項9に係る発明の様に携帯電話に対する一の送信が、携帯電話の受信コールの段階で該一の送信を完了するものであり、予め特定した呼出しに関する状況の際に携帯電話の受信コールを行うことを送信者と受付者間で取り決めておき、該受信コールによって受付呼出しに関する情報を受付者が受領するものでもよい。
或いは、請求項10に係る発明の様に受付者の内の任意の受付者が希望する場合に、情報の送信を受けられるもの任意選択的な受付呼出し方法でもよい。
これらの他、請求項11に係る発明の様に受付者の受付後の呼出し時間を受信機により該受付者に知らせ受付呼出しを行うシステムであり、受付者に対して受信機を提供する手段と、受付に対応して順次呼出しを行っている状況を検出する手段と、該状況を検出して得られた情報を該受信機に対して送信する手段とを有し、受付者に対して、受付呼出しを行う時点を判別するための情報を受信機により連絡する受付呼出しシステムを用いても、或いは請求項12に係る発明の様に、受付者の受付の順序を特定する手段と、該特定された受付者に対して受信機を提供する手段と、該受付の順序を特定により特定された受付者が呼出しを受ける時間または順序を判別する手段と、該受付者の呼出しが近付いた場合に該受付者に提供した受信機に判別する手段により得た情報を提供する手段とを有し、受付に対応して順次呼出しを行っている状況を検出判別し、該受付者の呼出しが近付いた予め定めた時点で、該受付者の呼出しを行う予想時間或いは順序に関する情報を該受信機に対して送信することにより、該受付者に対して受付呼出しを行う時点を判別するための情報を受信機によって連絡する受付呼出しシステムでもよい。
或いは、請求項13に係る発明の様に受付者の受付の順序を特定する手段と、該特定された受付者に対して受信機を提供する手段と、該受付の順序を特定する手段により特定された受付者が呼出し時点を判別する手段と、該受付者の呼出しが近付いた場合或いは呼出しを行う際に該受付者に提供した受信機に情報を提供する手段とを有し、受付に対応して順次呼出しを行っている状況を検出し、該受付者の呼出しの時点又は呼出しの時点の若干前の時点において、該受付者の呼出しに関する情報を該受信機に対して送信することにより、該受付者に対して受付呼出しの連絡を行う受付呼出しシステムでもよく、これらの組み合わせである請求項14記載の受付者の受付の順序を特定する手段と、該特定された受付者に対して受信機を提供する手段と、受付に対応して順次呼出しを行っている状況を検出する手段と、該状況に基づく情報を受信機に送信する手段と、該受付の順序を特定する手段により特定された受付者が呼出しを受ける時間または順序を判別する手段と、該受付者の呼出しが近付いた場合に該受付者に提供した受信機に情報を提供する手段とを有し、受付に対応して順次呼出しを行っている状況に関する情報及び受付者の呼出しの時点に関する情報を該受信機に対して送信することにより、該受付者に対して受付呼出し時間を判別するための情報を受信機によって連絡する受付呼出しシステムを用いても同様に課題を解決できる。
これらのシステムにあっても前記と同様、請求項15に係る発明の様に受付者に対して提供する受信機に代え、受付者が所持する受信機を用いる受付呼出しシステムでも、請求項16に係る発明の様に受信機が携帯電話であっても、或いは請求項17に係る発明の様に携帯電話がPHSであってもよい。
又、請求項18に係る発明の様に携帯電話のメール機能によって文字情報として送信するものでも、請求項19に係る発明の様に携帯電話の受信コールを、予め特定した呼出しに関する状況の際に行うことを送信者と受付者間で取り決めを行い、受信コールの段階で該送信を完了するシステムでもよい。
又、請求項20に係る発明の様に、本システムを享受するか否かを特定する手段を有し、本システムを享受する受付者に対して適用するものでもよい。
まず、本発明に係る方法又はシステムを用いることにより、受付後の呼出しの時間までの間の自己の状況を的確に知ることができ、呼出し時点を予測或いは的確に知ることができるという効果を有する。
従って、多数の人がいる雑踏のような待合室でも的確に自己の呼出しを理解し得るものである。
従って、受付後の呼出し迄の間のストレスを軽減させるばかりでなく、的確なる呼出しを受けられると共に、呼出し名前の取り間違いを無くすと共に、自己の名前を呼ばれたくない者等にも適用できるものである。
更に、受信機にて待ち合い状況や呼出し状況が把握できる事から、予め定められた待合場所に常時待機する必要がなくなり、外出等も行え、待ち合い時間中の有効利用が図れる。
特に病院等で用いた場合には具合のよくない患者が呼出しまでの間待合場所に待機する必要がなくなり、静養できる場所で呼出し迄の間体を休める事ができるという極めて大きな効果を有する。
更に、本方法及びシステムは極めて汎用性が高く、待ち合い時間が必要な各種の場合に適用できるものであるという効果も有する。
本発明の実施の形態を説明するに、まず本発明の基本は、受付を行った者を予め特定し、この受付を行って呼出しを待つ者に対して受信機を提供することにより、必要に応じて現在の呼出しを待っている者に関する情報を該受信機に送信することにより知らせ、更に受付を終え呼出しを待つ者の呼出しの順番が近付いた場合には該者が呼出しを受けるべき予想時間や残り時間に関する情報を送信し、更には呼出しを受ける者の順番が次に来る場合にはその旨の情報、或いは/及び呼出しを受ける者の順番が来た場合にはその旨の情報を、送信することにより、前記受付を済ませ呼出しを待つ者に対して待合場所として特定されている場所以外でも或いは雑踏等によりアナウンスが聞き取れない場合でも、的確に呼出しに関する待ち情報及び自己の呼出し時点を知らせる方法或いはシステムである。
図1は、本発明に係る基本的な一実施の状態の流れを示す図である。
まず、受付を行う者が受付に際して自己の受付の番号を受付にて特定する。
更にその番号に基づくデータを入力してある対応受信機を該受付者に対して提供する。
この場合、該受信機の提供を受けた者は、待ち合い状況を該受信機により把握することができることとなる。
即ち、受付状況及び現状の進展状況に基づいて、現在の状況例えば現在サービスを受ける順番の者即ち呼出しを受けている者又は次に呼出しを受ける者等の対応番号即ち受付番号等を受信機に送信する。
この送信を受信した受信機はその表示機能等により、該情報を表示又は音声表示する。
従って、該受信機を所持している者は現在の進展状況が把握でき、自己の順番までのおおよその目途が付くものとなる。
次に、この様に受付による順番に基づいて順次サービスの提供を受けるために呼出しを受けるが、前記受付者の順番が近付いた場合に、予め受付者と受け付け処理によるサービス提供即ち呼出し迄の時間を判別し、例えば呼出しの10分や5分或いは15分程度前と思われる時点で、その旨の情報を当該受付者即ち受付を行い呼出しを待っている者に対して送信する。
これにより該受付者即ち受付を行い呼出しを待っている者の受信機に該情報が送信されて、これを受信することからその表示機能等により、該情報を表示又は音声表示することができる。
従って、受付者即ち受付を行い呼出しを待っている者は自己の呼出し迄の予測時間を把握することができ、呼出しに応じるための準備やサービスを受ける準備を行う事ができる。
例えばサービスを受ける場所例えば呼出しに応じて出頭すべき場所から離れた場所にいる場合には速やかに該場所に向かって移動の開始等を行うことができるものであり、待ち合い時間中に外出等しても問題なく間に合う事ができる。
更に、必要に応じて該受付者に対して順番が来た事の情報即ち呼出し情報を送信するものであってもよい。
この情報を受信機が受信し、該順番が来たこと即ち呼出しの情報を表示又は音声表示する。
以上のように、本発明に係る呼出し方法を用いることにより、受付後の自己の順番待ちに際し、進展状況を把握できると共に自己の呼出しの時点の特定を予め知る事ができると共に自己の呼出しをも知る事ができるものであり、聞き漏らしなどがなくなるばかりでなく、順番待ちの間に外出等を行う事もでき、更には自己の順番に合せて準備等を行う事を可能とするものである。
図2は、本方法を病院の待ち合いの際に用いた一例の流れを示す図である。
先ず、診察を依頼するための受付を行う。
次に受付時においては該受付者に対して対応番号を発行し、該番号を記憶し或いは該番号に対応した受信機である例えば携帯電話機を該受付者に対して提供する。
該携帯電話機は、その電話番号が予め判明していることから、該受付番号に対応する携帯番号として対応しておく。
この場合、受信機にはトランシーバーや受信機能を有するコンピューター等の受信を可能とする各種機器の他、携帯電話等をも含むものであり、更に携帯電話には当然PHS等の機器も含まれるものである。
特に病院等においては、携帯電話に含まれる内のPHSを用いる事が電磁波等の影響の度合いより最もよい。
これにより、該携帯電話を所持した受付者は、該携帯電話により各種情報が得られる事から待合室以外の場所に移動することができることとなる。
次に、病院側においては、現在の診察者或いは呼出し者の受付番号を把握している事から、現在の呼出し者等の番号を受付者の携帯電話に対して発信する。
この場合、現在の呼出し者等の受付番号のほか例えば該携帯電話を所持している者迄の間で待っている人数等を送信するものであってもよい。
この場合、現在の携帯電話は呼出し音の発生、通話等の他、メール通信機能を有していることから、番号や人数を文字情報として明示するものであってもよい。
特に携帯電話の通話によって情報を伝達することは極めて繁雑である事から、文字情報として情報の伝達を行うことは極めて有用である。
更に、具体的に文字情報や音声情報として伝達するものに限らず、病院側から呼出しを行い、受付者側の携帯電話が受信を受けて、この受信コールが鳴った段階でこの送信を完了するものであってもよい。
即ち、いわゆるワンコール乃至は複数回程度のコールを呼出し情報或いは各種情報の送信として用いるものでもよい。
予め、コールの意味を取り決めておくことにより、単なる呼出しコールだけでも十分に情報の伝達ができるものである。
特に、携帯電話等にあっては送信者に関する情報が残り、更には画像面等に送信者が明示されることから、単なるコールであっても発信者が判明でき、更に予め行った取り決めによってその意味を確定しておくことができることから十分に情報の伝達は可能である。
次に、順次呼出しがなされ、該携帯電話を所持している者の順番が近付いた場合に、呼出しを行うであろう予想時間迄の時間を受付者の携帯電話に対して発信する。
この場合にも例えば『後10分で診察を行います』『10分後に診察室に御越し下さい。』等の文字情報をメールで送信するものであってもよい。
特に現在の携帯電話は文字情報を表示する画面を有しており、該画面にこのような情報が明示されることにより速やかに現状を把握できるものとなる。
尚、必要に応じて、携帯電話で呼出しを行うものであってもよい。
この場合においてもメール機能を用いて呼出しを行うものであっても、或いは携帯電話の通話用の受信時の受信音を発生させて、時間が来た事を知らせるものであってもよい。
即ち、前記の受信を伝えるための受信コールに基づく、情報の伝達でももちろんよい。
例えば、通常の通信のための受信コールを行った場合には次の呼出し者が当該コールをした者に対してなされる等の取り決めを病院側と行っておけば、コールだけでも速やかに現状を伝達できる。
もとより、後10分程度で呼出しがなされるであろう場合に用いる等であってもよいのはもちろんである。
以上の様に、本受付呼出し方法は極めて使い勝手がよいものであり、待合室等での移動のできない状態での長時間の待ち合いの苦痛を軽減させるばかりでなく、係る時間の有効利用が図れると共に待ち時間中の進行状況が判明し、不必要な苛立ち等を軽減させる事ができるものである。
更に、病人等にあっては待合室での不動状態での長時間の待機は病気に触る可能性もあり、例えば予め受付を済ませ、近くの自宅等やゆっくり休める休憩施設等で体を休めつつ、自己の診察時間が近付いた際には、速やかに診察場所に移動を行い、的確にかつ定刻に診察を受けることができることとなり、医療の補助をも行い得るものである。
尚、本方法においては、病院側で提供する受信機例えば携帯電話機等を明示したが、これに限らず診察を受ける者即ち受付者が自己所有する携帯電話の電話番号を受付側例えば病院が聞いておき、該携帯電話に対して該各種情報を送信するものであってもよい。
更に、本方法により呼出しに関する情報を得たい受付者に対してのみ受信機を提供し本方法を行うものでもよく、例えば外出を希望する者に対してのみ適用するものであってももちろんよい。
次に、システムとして用いる場合においては、基本的には前記各方法に基づいてシステムを適用するものであり、例えば下記のシステムを取ることが可能である。
即ち、受付者の受付後の呼出し時間を受信機により該受付者に知らせ受付呼出しを行うシステムとなるものであり、受付者の受付の順序を特定する手段により予め受付を行った者を特定し、該特定された受付者に対して受信機を提供する手段により、それぞれに対応する受信機を提供する。
この場合、例えば携帯電話等を用いた場合には、PHS等の携帯電話等を提供するものでよく、或いは、本システムを受けたい者が申し出ることにより、該希望する者だけが受けられるシステムでもよい。
例えば外出予定者のみに本システムを提供するものであってもよい。
次に、前記特定により、順次受付を行っている流れの中で、受付に対応して順次呼出しを行っている状況を検出する手段によって、状況を把握する。
更にこの把握した状況に基づいて、現状を情報として取り纏める。
次に必要に応じてこの情報の内、呼出し時期等を把握するのに必要な情報を受信機に送信する手段により、必要な受信機或いは全受信機に対して送信する。
例えば現状の呼出しを受けている番号或いは次に呼ばれる番号等を送信する。 これにより、受信した者は現状を把握できる。
更に、各受付者にとってはそれぞれ自己の順番が最も気になるものであり、いつの時点で呼出しを受けるかが重要な事である。
従って、該受付の順序を特定する手段により特定された受付者が呼出しを受ける時間又は順序を判別する手段により、いつ頃又は後何番程度で呼出しを受けるか否かを判別することにより、それぞれの受付者の呼出し時刻等を判別特定できる。
例えば、受付を行った者、受付を終え呼出しを待っている者、現在呼出しを受けてサービスを受けている者或いは次に呼出しを受ける者等に関する各種データに基づいて、順次呼出しを受けてサービスを受ける者が変わっていくに従って、既に呼出しを受けサービスの提供を受けている者以外の受付をおこなった者に対して該情報を受信機に対して発信する。
更に、予め定めておいた呼出しの一定時間前或いは順番に来た場合には、該受付者の呼出しが近付いたと判別し、該受付者に提供した受信機に必要な情報を提供する。
従って、後どの程度で呼出しを受けるかが判明する事となり、外出者は待ち合い場所にいつの時点で戻ればよいか等が分かるものである。
例えば、過去の進行データに基づいて、予め定めた残りの待ち合い時間或いは待ち合い人数になった該受付者を検出して、該受付者に対して残り時間や待ち人数等に基づく情報を発信するものでもよい。
更に、次にサービスを受ける者即ち呼出しを受ける者を検出し、呼出しの時点で或いはその必要時間前に呼出しに関する情報を発信するものでもよい。
従って、受付に対応して順次呼出しを行っている状況に関する情報及び受付者の呼出しの時点に関する情報を該受信機に対してそれぞれ又は任意に送信することにより、該受付者に対して受付呼出し時間を判別するための情報を受信機によって連絡することができることとなる。
以上、本発明に係る方法及びシステムは極めて使い勝手のよい、かつ有用な発明である。
尚、本システム又は方法に関しては、受付を行った者全てに対して適用するもののほか、例えば待ち合い時間中に外出の必要な者等の特定の者に対してのみ本方法又はシステムを適用するものであってもよい。
本発明に係る基本的な一実施の状態の流れを示す図 本発明を病院の待ち合いの際に用いた一例の流れを示す図

Claims (20)

  1. 受付者の受付後の呼出し時間を受信機により該受付者に知らせ受付呼出しを行う方法であって、
    該受付者に対して受信機を提供すると共に受付に対応して順次呼出しを行っている状況を検出し、該状況に関する情報を該受信機に対して送信することにより、該受付者に対して受付呼出しの連絡することを特徴とする受付呼出し方法。
  2. 受付者の受付後の呼出し時間を受信機により該受付者に知らせ受付呼出しを行う方法であって、
    受付者の受付の順序を特定し、
    該特定された受付者に対して受信機を提供し、
    該受付の順序の特定により、特定された受付者が呼出しを受ける時間又は順序を判別し、
    該判別により該受付者の呼出しが近付いた予め定めた時点で、該受付者の呼出しを行う予想時間或いは順序に関する情報を該受信機に対して送信することにより、該受付者に対して受付呼出しの連絡を行うことを特徴とする受付呼出し方法。
  3. 受付者の受付後の呼出し時間を受信機により該受付者に知らせ受付呼出しを行う方法であって、
    受付者の受付の順序を特定し、
    該特定された受付者に対して受信機を提供し、
    該受付に対応して順次呼出しを行っている状況を検出し、受付者が呼出しを受ける時間または順序を判別することにより該受付者の呼出しの時点を想定し、
    該想定した呼出しの時点又は該時点の若干前を時点において、該受付者の呼出しに関する情報を該受信機に対して送信することにより、該受付者に対して受付呼出しの連絡を行うことを特徴とする受付呼出し方法。
  4. 受付者の受付後の呼出し時間を受信機により該受付者に知らせ受付呼出しを行う方法であって、
    受付者の受付の順序を特定し、
    該特定された受付者に対して受信機を提供し、
    受付に対応して順次呼出しを行っている状況を検出し、
    該状況に基づく情報を受信機に送信すると共に、
    該受付の順序の特定により特定された受付者が呼出しを受ける時間又は順序の判別により、該受付者の呼出しが近付いた場合に該受付者に提供した受信機に情報を提供するものであり、
    受付に対応して順次呼出しを行っている状況に関する情報及び受付者の呼出しの時点に関する情報を該受信機に対して送信することにより、該受付者に対して受付呼出しの連絡を行うことを特徴とする受付呼出し方法。
  5. 受付者に対して提供する受信機に代え、受付者が所持する受信機を用いるものであって、該受付者の受信機に関する情報を入手し、該受付者の受信機に各種情報を送信することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の受付呼出し方法。
  6. 受信機が携帯電話であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の受付呼出し方法。
  7. 携帯電話がPHSであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の受付呼出し方法。
  8. 少なくとも一の送信すべき情報が、文字情報として送信するものであり、携帯電話のメール機能によって受付者が受領するものであることを特徴とする請求項6又は7のいずれかに記載の受付呼出し方法。
  9. 携帯電話に対する一の送信が、携帯電話の受信コールの段階で該一の送信を完了するものであり、予め特定した呼出しに関する状況の際に携帯電話の受信コールを行うことを送信者と受付者間で取り決めておき、該受信コールによって受付呼出しに関する情報を受付者が受領するものであることを特徴とする請求項6乃至8のいずれかに記載の受付呼出し方法。
  10. 受付者の内の任意の受付者が希望する場合に、情報の送信を受けられるものであることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の受付呼出し方法。
  11. 受付者の受付後の呼出し時間を受信機により該受付者に知らせ受付呼出しを行うシステムであって、
    受付者に対して受信機を提供する手段と、
    受付に対応して順次呼出しを行っている状況を検出する手段と、
    該状況を検出して得られた情報を該受信機に対して送信する手段とを有し、
    受付者に対して、受付呼出しを行う時点を判別するための情報を受信機により連絡することを特徴とする受付呼出しシステム。
  12. 受付者の受付後の呼出し時間を受信機により該受付者に知らせ受付呼出しを行うシステムであって、
    受付者の受付の順序を特定する手段と、
    該特定された受付者に対して受信機を提供する手段と、
    該受付の順序を特定により特定された受付者が呼出しを受ける時間または順序を判別する手段と、
    該受付者の呼出しが近付いた場合に該受付者に提供した受信機に判別する手段により得た情報を提供する手段とを有し、
    受付に対応して順次呼出しを行っている状況を検出判別し、該受付者の呼出しが近付いた予め定めた時点で、該受付者の呼出しを行う予想時間或いは順序に関する情報を該受信機に対して送信することにより、該受付者に対して受付呼出しを行う時点を判別するための情報を受信機によって連絡することを特徴とする受付呼出しシステム。
  13. 受付者の受付後の呼出し時間を受信機により該受付者に知らせ受付呼出しを行うシステムであって、
    受付者の受付の順序を特定する手段と、
    該特定された受付者に対して受信機を提供する手段と、
    該受付の順序を特定する手段により特定された受付者が呼出し時点を判別する手段と、
    該受付者の呼出しが近付いた場合或いは呼出しを行う際に該受付者に提供した受信機に情報を提供する手段とを有し、
    受付に対応して順次呼出しを行っている状況を検出し、該受付者の呼出しの時点又は呼出しの時点の若干前の時点において、該受付者の呼出しに関する情報を該受信機に対して送信することにより、該受付者に対して受付呼出しの連絡を行うことを特徴とする受付呼出しシステム。
  14. 受付者の受付後の呼出し時間を受信機により該受付者に知らせ受付呼出しを行うシステムであって、
    受付者の受付の順序を特定する手段と、
    該特定された受付者に対して受信機を提供する手段と、
    受付に対応して順次呼出しを行っている状況を検出する手段と、
    該状況に基づく情報を受信機に送信する手段と、
    該受付の順序を特定する手段により特定された受付者が呼出しを受ける時間または順序を判別する手段と、
    該受付者の呼出しが近付いた場合に該受付者に提供した受信機に情報を提供する手段とを有し、
    受付に対応して順次呼出しを行っている状況に関する情報及び受付者の呼出しの時点に関する情報を該受信機に対して送信することにより、該受付者に対して受付呼出し時間を判別するための情報を受信機によって連絡することを特徴とする受付呼出しシステム。
  15. 受付者に対して提供する受信機に代え、受付者が所持する受信機を用いるものであって、該受付者の受信機に関する情報を入手し、該受付者の受信機に各種情報を送信することを特徴とする請求項11乃至14のいずれかに記載の受付呼出しシステム。
  16. 受信機が携帯電話であることを特徴とする請求項11乃至15のいずれかに記載の受付呼出しシステム。
  17. 携帯電話がPHSであることを特徴とする請求項16記載の受付呼出しシステム。
  18. 少なくとも一の送信するべき情報が、文字情報として送信するものであり、携帯電話のメール機能によって受付者が受領するものであることを特徴とする請求項16又は17のいずれかに記載の受付呼出しシステム。
  19. 携帯電話の受信コールを、予め特定した呼出しに関する状況の際に行うことを送信者と受付者間で取り決めを行う手段を有し、該予め特定した呼出しに関する状況を検出した場合に該携帯電話に対して送信を行って受信コールの段階で該送信を完了することを特徴とする請求項16乃至18のいずれかに記載の受付呼出しシステム。
  20. 受付者の受付に際して、本システムを享受するか否かを特定する手段を有し、本システムを享受する受付者に対してのみ本システムを可動させることを特徴とする請求項11乃至19のいずれかに記載の受付呼出しシステム。
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