JP2006039655A - 非接触データキャリア部材取付方法及び装置 - Google Patents

非接触データキャリア部材取付方法及び装置 Download PDF

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貴一 下村
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Abstract

【課題】 インターポーザーをアンテナに簡易且つ迅速に取り付ける。
【解決手段】 インターポーザー(2)が所定ピッチで担持された連続状基材(6)をインターポーザー(2)毎に打ち抜いて所定数配列し、アンテナ(1)が所定ピッチで形成された連続状基材(3a)を往復動させつつ、連続状基材(6)から複数のインターポーザー(2)を連続状基材(3a)のアンテナ(1)に受け渡すようにしている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、インターポーザー等の非接触型データキャリア部材をアンテナ等他の被搭載体や、カード等の製品に取り付けるための方法及び装置に関する。
図1に示すように、無線タグは、被搭載体であるアンテナ1上に、非接触型データキャリア部材であるインターポーザー2を備える。アンテナ1の端部1a,1b間はインターポーザー2により電気的に連結され、インターポーザー2が取り付けられたアンテナ1は全体として樹脂フィルム等の図示しない保護層により覆われる。
アンテナ1は、図2に示すように、例えば、紙、樹脂等で出来たシート状の基材3の表面に所望のパターンの導電層を付着させることにより形成される。また、インターポーザー2は、図3に示すように、ICチップ4の両側の図示しない電極に短冊状の導電性シート5,5をそれぞれ電気的に接続してなるもので、図1に示すように、両側の導電性シート5,5がアンテナ1の端部1a,1bに導電可能に接合される。導電性シート5,5は上記アンテナ1と同様な層構成を有し、アンテナ1の基材よりも比較的薄い基材上に導電層が積層されることにより形成される。
従来、無線タグとして組み立てられる前のインターポーザー2やアンテナ1は各々の大きさに応じたピッチで別個の連続状基材に形成される。インターポーザー2をアンテナ1に接合するには、インターポーザー2の基材とアンテナ1の基材とを平行に配置し、それぞれを一ピッチずつ間欠走行させ、一方の基材が一時停止したところで打ち抜き機により一つのインターポーザー2を打ち抜く。この打ち抜いたインターポーザー2を搬送ロボットがその吸着ヘッドで吸着して一つのアンテナ1上へと搬送し、アンテナ1の端部1a,1b上に載せる。アンテナ1の端部1a,1b上に載せられたインターポーザー2は超音波振動等によりアンテナ1の端部1a,1bに接着される。インターポーザー2が接着されたアンテナ1の基材は巻き取られ、その後アンテナ1のピッチ毎に分断され、所望の処理が施された後無線タグとされる。
また、従来、打ち抜いたインターポーザー2を搬送ロボットによりアンテナ1上に搬送する方式に代え、二つの回転体を介してアンテナ1に送るようなシステムも提案されている。これは、打ち抜かれた一つのインターポーザー2を第一の回転体のホルダで受け取って第二の回転体のホルダに受け渡し、第二の回転体が受け取ったインターポーザー2をアンテナ1の上に載せるようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−281491号公報
上記前者のインターポーザーの取付方法によれば、インターポーザーの連続状基材からアンテナの連続状基材へと両連続状基材を横断する方向にインターポーザーを搬送する工程を必要とするので、それだけ製造効率が低下し、また、その工程のための搬送ロボット等を必要とするので、製造装置の構造が複雑化するという問題がある。また、後者のインターポーザーの取付方法によれば、第一と第二の回転体の媒介によりインターポーザーを搬送するので、製造効率が低下し、また、第一と第二の回転体を設け、両者をタイミングが合うように同期して回転させなければならないので、製造装置の構造が複雑化するという問題がある。
また、インターポーザーに限らず他の非接触型データキャリア部材をアンテナ等他の被搭載体や、カード等の製品に取り付ける場合においても同様な問題が生じる。
従って、本発明は上記問題点を解決する手段を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、非接触データキャリア部材(2)が所定ピッチで担持された連続体(6)を上記非接触データキャリア部材(2)毎に打ち抜いて所定数配列し、被搭載体(1)が所定ピッチで形成された連続状基材(3a)を往復動させつつ、上記連続体(6)から複数の非接触データキャリア部材(2)を上記連続状基材(3a)の被搭載体(1)に受け渡す非接触データキャリア部材取付方法を採用する。
また、請求項2に係る発明は、非接触データキャリア部材(2)が所定ピッチで担持された連続体(6)を前記非接触データキャリア部材(2)毎に打ち抜き、この打ち抜いた非接触データキャリア部材(2)を順次吸着手段(16)に吸着させ、この吸着手段(16)を往復動させつつ、この吸着手段(16)から被搭載体(1)が所定ピッチで形成された連続状基材(3a)に上記非接触データキャリア部材(2)を受け渡す非接触データキャリア部材取付方法を採用する。
また、請求項3に係る発明は、請求項1に記載の非接触データキャリア部材取付方法において、上記所定数配列した非接触データキャリア部材(2)を上記連続状基材(3a)の往復動位置に間欠送りし、上記非接触データキャリア部材(2)と同期して上記連続状基材(3a)を間欠送りする非接触データキャリア部材取付方法を採用する。
また、請求項4に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載の非接触データキャリア部材取付方法において、上記非接触データキャリア部材(2)を上記連続状基材(3a)の被搭載体(1)上に受け渡す前に、上記非接触データキャリア部材(2)及び上記被搭載体(1)上の少なくとも一方に予め接着剤を塗布しておく非接触データキャリア部材取付方法を採用する。
また、請求項5に係る発明は、請求項2に記載の非接触データキャリア部材取付方法において、上記吸着手段(16)の往動時に上記連続状基材(3a)に上記非接触データキャリア部材(2)を受け渡し、上記吸着手段(16)の復動時に上記打ち抜いた非接触データキャリア部材(2)を吸着する非接触データキャリア部材取付方法を採用する。
また、請求項6に係る発明は、非接触データキャリア部材が所定ピッチで担持された連続体(6)を上記非接触データキャリア部材(2)毎に打ち抜く打ち抜き手段(7)と、打ち抜かれた非接触データキャリア部材(2)を所定数配列する配列手段(8)と、被搭載体(1)が所定ピッチで形成された連続状基材(3a)を往復動させる往復動手段(11)とを備え、上記往復動手段(11)にて上記連続体(6)から複数の非接触データキャリア部材(2)を上記連続状基材(3a)の被搭載体(1)に受け渡す非接触データキャリア部材取付装置を採用する。
また、請求項7に係る発明は、非接触データキャリア部材が所定ピッチで担持された連続体(6)を前記非接触データキャリア部材(2)毎に打ち抜く打ち抜き手段(7)と、打ち抜かれた非接触データキャリア部材(2)を順次吸着する吸着手段(16)と、この吸着手段(16)を往復動させつつ、この吸着手段(16)から被搭載体(1)が所定ピッチで形成された連続状基材(3a)に上記非接触データキャリア部材(2)を受け渡す往復動手段(17)とを備えた非接触データキャリア部材取付装置を採用する。
また、請求項8に係る発明は、請求項6又は請求項7に記載の非接触データキャリア部材取付装置において、上記非接触データキャリア部材(2)を上記連続状基材(3a)の被搭載体(1)上に受け渡す前に、上記非接触データキャリア部材(2)上及び上記被搭載体(1)上の少なくとも一方に予め接着剤を塗布する塗布手段(12)を設けた非接触データキャリア部材取付装置を採用する。
請求項1に係る発明によれば、連続体(6)から複数の非接触データキャリア部材(2)を上記連続状基材(3a)の被搭載体(1)に受け渡すようにしたので、非接触データキャリア部材(2)を簡易且つ迅速に被搭載体(1)に取り付けることができる。
請求項2に係る発明によれば、非接触データキャリア部材(2)を順次吸着手段(16)に吸着させ、この吸着手段(16)を往復動させつつ、この吸着手段(16)から被搭載体(1)が所定ピッチで形成された連続状基材(3a)に上記非接触データキャリア部材(2)を受け渡すようにしたので、非接触データキャリア部材(2)を簡易且つ迅速に被搭載体(1)に取り付けることができる。
請求項3に係る発明によれば、非接触データキャリア部材と同期して連続状基材を間欠送りするようにしたので、非接触データキャリア部材(2)を被搭載体(1)に対し位置ずれを生じることなく、正確に取り付けることができるのは勿論のこと、非接触データキャリア部材(2)の取付速度を速めることができる。
請求項4に係る発明によれば、非接触データキャリア部材(2)を上記連続状基材(3a)の被搭載体(1)上に受け渡す前に、非接触データキャリア部材(2)上及び被搭載体(1)上の少なくとも一方に予め接着剤を塗布しておくので、非接触データキャリア部材(2)を被搭載体(1)に電気的導通のための接合を行うことができる。
請求項5に係る発明によれば、吸着手段(16)の往動時に上記連続状基材(3a)に上記非接触データキャリア部材(2)を受け渡し、上記吸着手段(16)の復動時に上記打ち抜いた非接触データキャリア部材(2)を吸着するようにしたので、吸着手段(16)の往復動により非接触データキャリア部材(2)を簡易且つ迅速に被搭載体(1)に取り付けることができる。
請求項6に係る発明によれば、構造を簡素化しつつ、多数の非接触データキャリア部材(2)を簡易且つ迅速に被搭載体(1)に取り付けることができる。
請求項7に係る発明によれば、構造を簡素化しつつ、多数の非接触データキャリア部材(2)を簡易且つ迅速に被搭載体(1)に取り付けることができる。
請求項8に係る発明によれば、非接触データキャリア部材(2)を被搭載体(1)に電気的導通のための接合を行うことができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
(実施の形態1)
図4は実施の形態1の非接触データキャリア部材取付装置を示す構成図である。
図4に示すように、本実施の形態の非接触データキャリア部材取付装置は、非接触データキャリア部材であるインターポーザー2が所定ピッチで配置された連続状基材6を矢印A方向に走行させてインターポーザー2毎に打ち抜く打ち抜き手段としてのロータリー駆動式の切断装置7と、この切断装置7により各個単位に打ち抜かれたインターポーザー2を所定数(本実施形態では16個)受け渡して配列する配列手段としての搬送ベルト8とを備えて構成されている。
また、非接触データキャリア部材取付装置は、3つの上部ガイドローラ9aと4つの下部ガイドローラ9bとが上下交互に配置された被搭載体送り手段としてのアンテナ送り装置10と、被搭載体としてのアンテナ1が所定ピッチで形成された連続状基材3aを蛇行状に巻き掛けたアンテナ送り装置10を搬送ベルト8上に配列された各個単位のインターポーザー2に対して往復動させる往復動手段としての往復動装置11と、インターポーザー2が貼り合わされるアンテナ1の端部1a,1bに予め導電性接着剤を塗布する塗布手段としての塗布部材12とを備えて構成されている。
アンテナ1の構成は、図2に示したものと同様であり、紙、合成樹脂等で出来たシート状の基材3の表面に所望のパターンの導電層を付着させてなるものである。基材3は当初連続状であり、この連続状基材3aの上にアンテナ1が一定ピッチで形成されている。
図4に示すように、インターポーザー2を一定ピッチで担持した連続状基材6は、図示しない送り機構により矢印A方向に走行され取付装置内の切断装置7に送られる。この切断装置7は、周面に複数の打ち抜き刃13aが形成された加工シリンダ13と、この加工シリンダ13に対向して配置された受けシリンダ14とを備えて構成されている。
搬送ベルト8は、搬送ローラ15,15に巻き掛けられ、切断装置7により各個単位に打ち抜かれたインターポーザー2が順次受け渡され、16個のインターポーザー2を受け渡して配列した時点で移動が停止される。
また、搬送ベルト8は、各個単位に打ち抜かれて配列されたインターポーザー2を、アンテナ1が所定ピッチで形成された連続状基材3aを蛇行状に巻き掛けたアンテナ送り装置10を上下に往復動させてアンテナ1の端部1a,1bに貼り合わせた後に上記所定ピッチと矢印B方向に同ピッチ搬送し、間欠送りする。
すなわち、搬送ベルト8は、アンテナ送り装置10を下方に往動させてアンテナ1の端部1a,1bにインターポーザー2を貼り合わせた後に上方に復動させたとき、他のインターポーザー2を間欠送りする。一方、3つの上部ガイドローラ9aと4つの下部ガイドローラ9bは、インターポーザー2の間欠送りと同期して連続状基材3aを矢印C方向に同ピッチ間欠送りする。
なお、アンテナ1の端部1a,1bにインターポーザー2を貼り合わせる場合には、4つの下部ガイドローラ9bの最下端部に位置する各アンテナ1にそれぞれインターポーザー2が受け渡されて1個づつ、計4個貼着される。
そして、搬送ベルト8が他のインターポーザー2を間欠送りし、3つの上部ガイドローラ9aと4つの下部ガイドローラ9bがインターポーザー2の間欠送りと同期して連続状基材3aを同ピッチ間欠送りし、再度アンテナ送り装置10を下方に往動させて4つの下部ガイドローラ9bの最下端部に位置する各アンテナ1にそれぞれインターポーザー2が受け渡されて4個づつ貼着する。これらの動作を4回行うと、連続状基材3aにインターポーザー2を16個受け渡し、各アンテナ1にそれぞれインターポーザー2が貼着されるので、アンテナ1にインターポーザー2が貼着されていない部分まで連続状基材3aを送る。
また、連続状基材3aにインターポーザー2を16個受け渡すと、搬送ベルト8上にはインターポーザー2がなくなるので、インターポーザー2を一定ピッチで担持した連続状基材6を矢印A方向に走行させ、取付装置内に供給する。
この取付装置内に供給された連続状基材6は、切断装置7によりインターポーザー2毎に打ち抜かれる。この切断装置7により各個単位に打ち抜かれたインターポーザー2は、移動する搬送ベルト8に順次受け渡され、搬送ベルト8にインターポーザー2を16個受け渡して配列した時点で搬送ベルト8の移動を停止させる。
アンテナ送り装置10は、上記のように3つの上部ガイドローラ9aと4つの下部ガイドローラ9bとが上下交互に配置され、これら上部ガイドローラ9a及び下部ガイドローラ9bに連続状基材3aが蛇行状に巻き掛けられ、この連続状基材3aは、図示しない基材供給装置からインターポーザー2と同期して供給される。
塗布部材12は、4つの下部ガイドローラ9bの近傍であって、連続状基材3aの送り方向において、4つの下部ガイドローラ9bの最下端部に位置する各アンテナ1にそれぞれインターポーザー2を受け渡す位置の上流側に配置される。
従って、塗布部材12は、インターポーザー2を連続状基材3aにおける各アンテナ1に受け渡す前に各アンテナ1の端部1a,1bに予め導電性接着剤を塗布しておくことができる。
連続状基材6と連続状基材3aの走行制御は、両者に予め表示されたマーク、インターポーザー2のエッジ、アンテナ1のエッジ、アンテナ1の端部1a,1b等を投受光器等で検出することにより行うことができる。
なお、アンテナ1のピッチとインターポーザー2のピッチとが等しければ、連続状基材3aと連続状基材6とは同速度で走行させることができ、その場合は上記走行制御は不要である。
また、切断装置7によるインターポーザー2の打ち抜き位置及び4つの下部ガイドローラ9bの最下端部に位置する各アンテナ1に各インターポーザー2を受け渡す位置等は、それぞれ検出手段により検出され、その検出結果が互いにフィードバックされるように構成されている。
図4に示すように、インターポーザー2の導電性シート5,5は、塗布部材12にて塗布された導電性接着剤によりアンテナ1の端部1a,1bに接着する。これにより、インターポーザー2のアンテナ1に対する本接合が完了する。
なお、塗布部材12によりアンテナ1の端部1a,1bに予め塗布される接着剤が非導電性接着剤の場合、図4に示すように、上記連続状基材3aの上記アンテナ送り装置10よりも下流側には、インターポーザー2をアンテナ1に電気的に導通するように接合する接合手段としてのかしめ装置(図示せず)が配置される。このかしめ装置は、かしめ型を周面に有するローラと、このローラに圧接する加圧ローラとを備え、両ローラ間でインターポーザー2の導電性シート5,5をアンテナ1の端部1a,1bと共にエンボス加工するようになっている。上記両ローラ間での加圧により、導電性シート5,5の導電層が粘着剤を貫通してアンテナ1の端部1a,1bである導電層に接触し、インターポーザー2がアンテナ1に電気的に導通する。接合手段としては、かしめ装置のほか超音波接着装置等を用いることができる。
インターポーザー2が取り付けられたアンテナ1は、連続状基材3aと共に図示しない巻き取りローラにより巻き取られる。
次に、上記取付装置によりインターポーザー2をアンテナ1に取り付ける方法について説明する。
(1)図4に示すように、インターポーザー2が一定ピッチで担持された連続状基材6を矢印A方向に走行させ、取付装置内に供給する。一方、アンテナ送り装置10においては、3つの上部ガイドローラ9a及び4つの下部ガイドローラ9bにアンテナ1が所定ピッチで形成された連続状基材3aを蛇行状に巻き掛ける。
(2)上記取付装置内に供給された連続状基材6は、ロータリー駆動式の切断装置7により切断されてインターポーザー2毎に打ち抜かれる。具体的には、連続状基材6が加工シリンダ13の複数の打ち抜き刃13aによりインターポーザー2の各個単位に打ち抜かれる。
(3)切断装置7により各個単位に打ち抜かれたインターポーザー2は、矢印B方向に無端移動する搬送ベルト8に順次受け渡され、搬送ベルト8にインターポーザー2を16個受け渡して配列した時点で搬送ベルト8の移動を停止させる。
(4)アンテナ1の端部1a,1bには、塗布部材12によって予め導電性接着剤が塗布されており、往復動装置11を駆動してアンテナ送り装置10を下方に往動させ、アンテナ1の端部1a,1bにインターポーザー2を圧接させて貼り合わせた時、インターポーザー2を連続状基材3a上のアンテナ1に転移させる。
つまり、4つの下部ガイドローラ9bの最下端部に位置する各アンテナ1には、それぞれインターポーザー2が受け渡されて1個づつ、計4個貼着される。これにより、インターポーザー2の導電性シート5,5が塗布部材12にて塗布された導電性接着剤によりアンテナ1の端部1a,1bに対し押し付けられ小サイズのインターポーザーであっても、容易に剥がれないように本接合される。
(5)そして、往復動装置11を再度駆動してアンテナ送り装置10を上方に復動させた後、搬送ベルト8を無端移動させて他のインターポーザー2を間欠送りする。3つの上部ガイドローラ9aと4つの下部ガイドローラ9bは、インターポーザー2の間欠送りと同期して連続状基材3aを矢印C方向に同ピッチ間欠送りする。
(6)再度アンテナ送り装置10を下方に往動させて4つの下部ガイドローラ9bの最下端部に位置する各アンテナ1にそれぞれインターポーザー2が受け渡されて4個づつ貼着する。これらの動作を4回行うと、連続状基材3aにインターポーザー2を16個受け渡し、各アンテナ1にそれぞれインターポーザー2が貼着されるので、アンテナ1にインターポーザー2が貼着されていない部分まで連続状基材3aを送る。すなわち、連続状基材3aは、4つの下部ガイドローラ9bに巻き掛ける長さ分送られる。
(7)連続状基材3aにインターポーザー2を16個受け渡すと、搬送ベルト8上にはインターポーザー2がなくなるので、インターポーザー2を一定ピッチで担持した連続状基材6を一方向に走行させ、取付装置内に供給する。以後、上記と同様の動作が繰り返され、インターポーザー2がアンテナ1上に次々と本接合される。
(8)インターポーザー2が本接合されたアンテナ1は、連続状基材3aと共に図示しない巻き取りローラに巻き取られる。この巻き取りローラに巻き取られたアンテナ1及び連続状基材3aは、その後無線タグ等に加工され、図1に示すようにアンテナ毎に分断される。
なお、塗布部材12によりアンテナ1の端部1a,1bに予め塗布される接着剤が非導電性接着剤の場合には、アンテナ1にインターポーザー2が仮接合され、このインターポーザー2が仮接合されたアンテナ1は、連続状基材3aと共に走行し、連続状基材3aにより次の接合手段である図示しないかしめ装置により接合処理される。
具体的には、かしめ装置のローラにより、インターポーザー2の導電性シート5,5がアンテナ1の端部1a,1bと共にエンボス処理され、導電性シート5,5の導電層が粘着剤を貫通してアンテナ1の端部1a,1bである導電層に接触する。これにより、インターポーザー2がアンテナ1に固着されると同時に電気的に導通する。
なお、上記実施の形態では、インターポーザー及びアンテナを単列で供給するものとして説明したが、複数列で供給することにより同時に複数個のアンテナにインターポーザーを供給することもできる。
また、上記実施の形態における連続状基材6、連続状基材3aは、ニップローラ等他の駆動手段により走行させることも可能であり、途中にダンサーローラ等を介在させてアンテナとインターポーザーとのタイミング合わせをより細かく制御することもできる。
さらに、上記実施の形態では、ロータリー式の切断装置7を用いたが、これに限らず刃体が一定間隔をおいて複数平行に配置された平台式の切断装置を使用してもよい。
さらにまた、上記実施の形態において、連続状剥離紙にインターポーザーに代えてICラベル等の非接触型データキャリア部材を貼着することにより、ICラベル等を被搭載体に搭載することができる。被搭載体もアンテナ以外の他の非接触型データキャリア部材や、カード等の製品とすることができる。また、被搭載体は連続状基材に代えてベルトコンベア等の搬送装置により一定ピッチで搬送することも可能である。
(実施の形態2)
図5は実施の形態2の非接触データキャリア部材取付装置を示す構成図である。なお、前記実施の形態1と同一又は対応する部分には、同一の符号を用いて説明する。
図5に示すように、本実施の形態の非接触データキャリア部材取付装置は、非接触データキャリア部材であるインターポーザー2が所定ピッチで配置された連続状基材6を矢印A方向に走行させてインターポーザー2毎に打ち抜く打ち抜き手段としてのロータリー駆動式の切断装置7と、この切断装置7により各個単位に打ち抜かれたインターポーザー2を順次吸着する吸着手段としての吸着ローラ16とを備えて構成されている。
また、本実施の形態の非接触データキャリア部材取付装置は、吸着ローラ16を昇降させつつ、この吸着ローラ16から被搭載体としてのアンテナ1が所定ピッチで形成された連続状基材3aにインターポーザー2を受け渡す往復動手段としての昇降装置17と、インターポーザー2が貼り合わされるアンテナ1の端部1a,1bに予め導電性接着剤を塗布する塗布手段としての塗布部材12とを備えて構成されている。
アンテナ1及びインターポーザー2の構成は、図1及び図3に示したものと同様であるため、その説明を省略する。
図5に示すように、インターポーザー2を一定ピッチで担持した連続状基材6は、図示しない送り機構により矢印A方向に間欠走行され取付装置内の切断装置7に間欠的に送られる。この切断装置7は、実施の形態1と同様に周面に複数の打ち抜き刃13aが形成された加工シリンダ13と、この加工シリンダ13に対向して配置された受けシリンダ14とを備えて構成されている。
また、アンテナ1が所定ピッチで形成された連続状基材3aは、図示しない送り機構により矢印B方向に連続的又は間欠的に送られる。
図5の左側の図に示すように、吸着ローラ16は、回転可能に構成され、周面に各個単位に打ち抜かれたインターポーザー2が順次吸着される。
また、吸着ローラ16は、昇降装置17に取り付けられ、この昇降装置17を駆動して吸着ローラ16を下降させた時は、各個単位に打ち抜かれて吸着されたインターポーザー2の1個を連続状基材3aのアンテナ1の端部1a,1bに貼り合わせる(図5の中央の図)。この時、1個のインターポーザー2は、吸着ローラ16から連続状基材3a上のアンテナ1に転移する。
さらに、吸着ローラ16を上昇させた時は、各個単位に打ち抜かれて吸着されたインターポーザー2を順次吸着する(図5の右側の図)。
塗布部材12は、連続状基材3aの送り方向において、インターポーザー2を受け渡す位置の上流側に配置される。
従って、塗布部材12は、インターポーザー2を連続状基材3aにおける各アンテナ1に受け渡す前に各アンテナ1の端部1a,1bに予め導電性接着剤を塗布しておくことができる。
なお、切断装置7によるインターポーザー2の打ち抜き位置及び吸着ローラ16がアンテナ1にインターポーザー2を受け渡す位置等は、それぞれ検出手段により検出され、その検出結果が互いにフィードバックされるように構成されている。
図5に示すように、インターポーザー2の導電性シート5,5は、塗布部材12にて塗布された導電性接着剤によりアンテナ1の端部1a,1bに接着する。これにより、インターポーザー2のアンテナ1に対する本接合が完了する。
なお、塗布部材12によりアンテナ1の端部1a,1bに予め塗布される接着剤が非導電性接着剤の場合、上記連続状基材3aの送り方向下流側には、実施の形態1と同様に、インターポーザー2をアンテナ1に電気的に導通するように接合する接合手段としてのかしめ装置(図示せず)が配置される。
インターポーザー2が取り付けられたアンテナ1は、連続状基材3aと共に図示しない巻き取りローラにより巻き取られる。
次に、上記取付装置によりインターポーザー2をアンテナ1に取り付ける方法について説明する。
(1)図4に示すように、インターポーザー2が一定ピッチで担持された連続状基材6を矢印A方向に走行させ、取付装置内に間欠的に供給する。
(2)上記取付装置内に供給された連続状基材6は、ロータリー駆動式の切断装置7により切断されてインターポーザー2毎に打ち抜かれる。具体的には、連続状基材6が加工シリンダ13の複数の打ち抜き刃13aによりインターポーザー2の各個単位に打ち抜かれる。
(3)切断装置7により各個単位に打ち抜かれたインターポーザー2は、矢印方向に回転する吸着ローラ16に順次吸着され、本実施の形態では吸着ローラ16にインターポーザー2が8個受け渡した時点で昇降装置17を駆動する。
(4)そして、吸着ローラ16を下降させ、各個単位に打ち抜かれて吸着されたインターポーザー2の1個を連続状基材3aのアンテナ1の端部1a,1bに転移させる。
(5)次いで、吸着ローラ16を上昇させ、各個単位に打ち抜かれて吸着されたインターポーザー2を順次吸着する(図5の右側の図)。以後、上記と同様の動作が繰り返され、インターポーザー2がアンテナ1上に次々と本接合される。
(6)インターポーザー2が本接合されたアンテナ1は、連続状基材3aと共に図示しない巻き取りローラに巻き取られる。この巻き取りローラに巻き取られたアンテナ1及び連続状基材3aは、その後無線タグ等に加工され、図1に示すようにアンテナ毎に分断される。その他の構成及び作用は、前記実施の形態1と同様であるので、その説明を省略する。
なお、塗布部材12によりアンテナ1の端部1a,1bに予め塗布される接着剤が非導電性接着剤の場合には、実施の形態1と同様であるので、その説明を省略する。
また、本実施の形態では、往復動手段としての昇降装置17を用いたが、各部材を水平方向に設置した場合には、吸着ローラ16を水平方向に往復動させればよい。
さらに、上記各実施の形態では、塗布部材12によって塗布される接着剤を導電性としたが、非導電性の接着剤でもよい。そして、上記実施の形態では、インターポーザー2が貼り合わされるアンテナ1の端部1a,1bに予め導電性接着剤を塗布したが、これに限らずインターポーザー2上に予め塗布するようにしてもよい。要するに、アンテナ1の端部1a,1b上及びインターポーザー2上の少なくとも一方に接着剤を塗布すればよい。
また、上記各実施の形態では、図4及び図5に示すように連続状基材におけるICチップ4が取り付けられた面がアンテナ1に対向するようになっているが、これに限らず、ICチップの取り付けられた面と反対側の面がアンテナ1に対向させることも可能である。その場合は、アンテナ1の端部以外の箇所がインターポーザー2における導電性シートの導電層に接触しないように例えば非導電性塗料等が所定箇所に予め塗布されることが望ましい。
本発明に係る取付方法及び装置によりインターポーザーを取り付けられたアンテナを示す斜視図である。 アンテナの概略を示す斜視図である。 インターポーザーの概略を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る取付装置の概略を示す正面図である。 本発明の実施の形態2に係る取付装置の概略を示す構成図である。
符号の説明
1…アンテナ(被搭載体)
2…インターポーザー(非接触データキャリア部材)
3a…連続状基材
6…状剥離紙
7…切断装置(打ち抜き手段)
8…搬送ベルト(配列手段)
9a…上部ガイドローラ
9b…下部ガイドローラ
10…アンテナ送り装置
11…往復動装置(往復動手段)
12…塗布部材(塗布手段)
13…加工シリンダ
14…受けシリンダ
15…搬送ローラ
16…吸着ローラ(吸着手段)
17…昇降装置(往復動手段)

Claims (8)

  1. 非接触データキャリア部材が所定ピッチで担持された連続体を上記非接触データキャリア部材毎に打ち抜いて所定数配列し、被搭載体が所定ピッチで形成された連続状基材を往復動させつつ、上記連続体から複数の非接触データキャリア部材を上記連続状基材の被搭載体に受け渡すことを特徴とする非接触データキャリア部材取付方法。
  2. 非接触データキャリア部材が所定ピッチで担持された連続体を前記非接触データキャリア部材毎に打ち抜き、この打ち抜いた非接触データキャリア部材を順次吸着手段に吸着させ、この吸着手段を往復動させつつ、この吸着手段から被搭載体が所定ピッチで形成された連続状基材に上記非接触データキャリア部材を受け渡すことを特徴とする非接触データキャリア部材取付方法。
  3. 請求項1に記載の非接触データキャリア部材取付方法において、
    上記所定数配列した非接触データキャリア部材を上記連続状基材の往復動位置に間欠送りし、上記非接触データキャリア部材と同期して上記連続状基材を間欠送りすることを特徴とする非接触データキャリア部材取付方法。
  4. 請求項1または請求項2に記載の非接触データキャリア部材取付方法において、
    上記非接触データキャリア部材を上記連続状基材の被搭載体上に受け渡す前に、上記非接触データキャリア部材上及び上記被搭載体上の少なくとも一方に予め接着剤を塗布しておくことを特徴とする非接触データキャリア部材取付方法。
  5. 請求項2に記載の非接触データキャリア部材取付方法において、
    上記吸着手段の往動時に上記連続状基材に上記非接触データキャリア部材を受け渡し、上記吸着手段の復動時に上記打ち抜いた非接触データキャリア部材を吸着することを特徴とする非接触データキャリア部材取付方法。
  6. 非接触データキャリア部材が所定ピッチで担持された連続体を上記非接触データキャリア部材毎に打ち抜く打ち抜き手段と、打ち抜かれた非接触データキャリア部材を所定数配列する配列手段と、被搭載体が所定ピッチで形成された連続状基材を往復動させる往復動手段とを備え、
    上記往復動手段にて上記連続体から複数の非接触データキャリア部材を上記連続状基材の被搭載体に受け渡すことを特徴とする非接触データキャリア部材取付装置。
  7. 非接触データキャリア部材が所定ピッチで担持された連続体を前記非接触データキャリア部材毎に打ち抜く打ち抜き手段と、打ち抜かれた非接触データキャリア部材を順次吸着する吸着手段と、この吸着手段を往復動させつつ、この吸着手段から被搭載体が所定ピッチで形成された連続状基材に上記非接触データキャリア部材を受け渡す往復動手段とを備えたことを特徴とする非接触データキャリア部材取付装置。
  8. 請求項6又は請求項7に記載の非接触データキャリア部材取付装置において、
    上記非接触データキャリア部材を上記連続状基材の被搭載体上に受け渡す前に、上記非接触データキャリア部材上及び上記被搭載体上の少なくとも一方に予め接着剤を塗布する塗布手段を設けたことを特徴とする非接触データキャリア部材取付装置。
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