JP2006038732A - 情報提供システム、情報提供装置、情報提供装置の制御方法、情報提供装置の制御プログラム、情報提供装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、端末装置 - Google Patents

情報提供システム、情報提供装置、情報提供装置の制御方法、情報提供装置の制御プログラム、情報提供装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、端末装置 Download PDF

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Abstract

【課題】端末装置が通信圏を離脱するタイミングでアシストデータを送信することができる情報提供システム等を提供すること。
【解決手段】通信の仲介を行う基地局20A等を介して端末装置30と通信可能であって、端末装置30に対して測位のための測位補助情報を提供する情報提供装置50であって、情報提供装置50は、端末装置30の現在位置である端末位置を示す端末位置情報を取得する端末位置情報取得手段と、端末装置30と接続中の基地局である接続中基地局の位置及び通信範囲、及び、接続中基地局と通信範囲が連続する基地局の位置及び通信範囲によって規定される拡大通信範囲を示す拡大通信範囲情報を生成する拡大通信範囲情報生成手段と、端末位置が拡大通信範囲の端部であるか否かを判断する相対位置判断手段と、相対位置判断手段の判断結果に基いて、端末装置30に対して測位補助情報を送信する測位補助情報送信手段と、を有する。
【選択図】図8



Description

本発明は、測位のための測位補助情報に関する情報提供システム、情報提供装置、情報提供装置の制御方法、情報提供装置の制御プログラム、情報提供装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、端末装置に関するものである。
従来より、位置情報衛星である例えば、GPS(Global Positioning System)衛星からの位置関連信号を受信し、自己位置を測位するためのGPS装置が知られている(例えば、特許文献1)。
上述の測位は、GPS衛星の軌道情報等に基いて、GPS衛星からの位置関連信号を捕捉し例えば、4つの各GPS衛星との擬似距離を計算する等の複雑な工程が必要である。従って、例えば、携帯電話機に搭載されているGPS装置が単独で自己位置を測位をすると長時間を要する場合ある。
この点、上述のGPS装置のなかには、測位を行うに先立って、測位のための補助情報(以後、アシストデータと呼ぶ)を無線通信によって外部の情報提供装置から受信する構成を有するものがある。このようなGPS装置は、アシストデータを利用することによって迅速に測位を行うことができる。
特開2001−215270号公報(図1等)
しかし、GPS装置が上述の情報提供装置と無線通信できる範囲(以後、通信圏と呼ぶ)の外に位置すると、GPS装置が無線通信によって外部装置からアシストデータを取得することができない場合があるという問題がある。この場合、GPS装置が通信圏を離脱する前にアシストデータを取得していれば、通信圏の離脱後もそのアシストデータを使用して迅速に測位をすることができる。
そこで、本発明は、端末装置が通信圏を離脱するタイミングでアシストデータを送信することができる情報提供システム、情報提供装置、情報提供装置の制御方法、情報提供装置の制御プログラム、情報提供装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、端末装置を提供することを目的とする。
前記目的は、第1の発明によれば、位置情報衛星から位置関連信号を受信して現在位置を測位する端末装置と、前記端末装置と通信可能な通信範囲において前記端末装置の通信の仲介を行う複数の基地局と、前記基地局を介して前記端末装置と通信可能であって、前記端末装置に対して前記測位のための測位補助情報を提供する情報提供装置と、を有する情報提供システムであって、前記端末装置は、前記情報提供装置から前記基地局を介して前記測位補助情報を取得する測位補助情報取得手段を有し、前記基地局は、前記基地局の位置を示す基地局位置情報を格納する基地局位置情報格納手段と、前記通信範囲を示す通信範囲情報を格納する通信範囲情報格納手段と、を有し、前記情報提供装置は、前記端末装置の現在位置である端末位置を示す端末位置情報を取得する端末位置情報取得手段と、前記端末装置と接続中の前記基地局である接続中基地局の位置及び通信範囲、及び、前記接続中基地局と前記通信範囲が連続する前記基地局の位置及び通信範囲によって規定される拡大通信範囲を示す拡大通信範囲情報を生成する拡大通信範囲情報生成手段と、前記端末位置が前記拡大通信範囲の端部であるか否かを判断する相対位置判断手段と、前記相対位置判断手段の判断結果に基いて、前記端末装置に対して前記測位補助情報を送信する測位補助情報送信手段と、を有することを特徴とする情報提供システムにより達成される。
第1の発明の構成によれば、前記情報提供装置は、前記拡大通信範囲情報生成手段によって前記拡大通信範囲情報を生成することができる。前記端末装置は前記拡大通信範囲内に位置する限り、前記情報提供装置と前記基地局を介して通信可能であるから、前記情報提供装置から前記測位補助情報を取得することができる。
これに対して、前記端末装置が、前記拡大通信範囲外に位置する場合には、前記情報提供装置と前記基地局を介して通信することができないから、前記情報提供装置から前記測位補助情報を取得することができず、前記現在位置の測位に長時間を有する場合がある。
この場合、前記端末装置が前記拡大通信範囲を離脱する前に前記測位補助情報を取得していれば、前記拡大通信範囲からの離脱後も前記測位補助情報を使用して迅速に測位をすることができる。
そこで、前記情報提供装置は、前記相対位置判断手段によって前記端末位置が前記拡大通信範囲の端部であるか否かを判断する。前記端末装置が前記拡大通信範囲の端部に位置するということは、他の部分に位置する場合よりも、前記端末装置が前記拡大通信範囲を離脱する可能性が大きい。そこで、前記情報提供装置は、前記情報提供装置は前記装置位置判断手段の判断結果に基いて、前記端末装置に対して前記測位補助情報を送信する。
これにより、端末装置が通信圏を離脱するタイミングでアシストデータを送信することができる情報提供システムを提供することができる。
前記目的は、第2の発明によれば、通信の仲介を行う基地局を介して端末装置と通信可能であって、前記端末装置に対して測位のための測位補助情報を提供する情報提供装置であって、前記情報提供装置は、前記端末装置の現在位置である端末位置を示す端末位置情報を取得する端末位置情報取得手段と、前記端末装置と接続中の前記基地局である接続中基地局の位置及び通信範囲、及び、前記接続中基地局と前記通信範囲が連続する前記基地局の位置及び通信範囲によって規定される拡大通信範囲を示す拡大通信範囲情報を生成する拡大通信範囲情報生成手段と、前記端末位置が前記拡大通信範囲の端部であるか否かを判断する相対位置判断手段と、前記相対位置判断手段の判断結果に基いて、前記端末装置に対して前記測位補助情報を送信する測位補助情報送信手段と、を有することを特徴とする情報提供装置によって達成される。
第2の発明の構成によれば、第1の発明の構成と同様に、端末装置が通信圏を離脱するタイミングでアシストデータを送信することができる。
第3の発明は、第2の発明の構成において、前記相対位置判断手段は、前記接続中基地局が前記拡大通信範囲の端部に位置するときに、前記端末位置が前記拡大通信範囲の端部であると判断する構成となっていることを特徴とする。
第3の発明の構成によれば、前記相対位置判断手段は、前記接続中基地局の位置に基いて、前記端末位置が前記拡大通信範囲の端部であると判断できるから、前記端末位置が前記拡大通信範囲の端部か否かを迅速に判断することができる。
第4の発明は、第3の発明の構成において、前記端末装置から前記端末装置の現在位置の測位結果である測位位置を示す測位位置情報を取得する測位位置情報取得手段を有し、
前記測位補助情報送信手段は、前記測位位置が前記拡大通信範囲の端部に位置する前記接続中基地局の前記通信範囲の境界部であるときに、前記端末装置に対して前記測位補助情報を送信する構成となっていることを特徴とする。
前記端末装置が、前記拡大通信範囲の端部に位置する前記接続中基地局の前記通信範囲の境界部に位置する場合には、前記端末装置が移動することによって、短時間で前記通信範囲を離脱する可能性が、前記端末装置が前記通信範囲の中心部に位置する場合よりも大きい。
この点、第4の発明の構成によれば、前記端末位置が前記拡大通信範囲の端部であると判断した場合に直ちに前記測位補助情報を送信するのではない。前記情報提供装置は、前記測位補助情報送信手段によって前記測位位置が前記接続中基地局の前記通信範囲の境界部に位置するときに、前記端末装置に対して前記測位補助情報を送信する。
このため、前記情報提供装置は前記端末装置に対して、前記拡大通信範囲を離脱するタイミングをより正確に把握して、前記測位補助情報を送信することができる。
これにより、前記端末装置が、前記拡大通信範囲を離脱する前に取得した前記測位補助情報を使用して、前記拡大通信範囲を離脱した後に、迅速に現在位置を測位することを可能にすることができる。
第5の発明は、第4の発明の構成において、前記端末装置の移動方向を示す移動方向情報を取得する移動方向情報取得手段を有し、前記測位補助情報送信手段は、前記移動方向が前記接続中基地局の前記通信範囲の外部の方向であるときに、前記端末装置に対して前記測位補助情報を送信する構成となっていることを特徴とする。
ここで、前記端末装置が、前記接続中基地局の前記通信範囲の境界部に位置し、前記端末装置の移動方向が前記通信範囲の外部の方向であれば、短時間で前記通信範囲を離脱する可能性が一層大きいと言える。
この点、第5の発明の構成によれば、前記測位補助情報送信手段は、前記移動方向が前記接続中基地局の前記通信範囲の外部の方向であるときに、前記端末装置に対して前記測位補助情報を送信する。
これにより、前記情報提供装置は、前記端末装置が前記通信範囲を離脱する可能性が一層大きい場合に、前記端末装置に対して前記測位補助情報を送信することができる。
第6の発明は、第5の発明の構成において、前記端末装置の移動速度を示す移動速度情報を取得する移動速度情報取得手段を有し、前記測位補助情報送信手段は、前記測位位置が前記接続中基地局の前記通信範囲の境界部の範囲を、前記移動速度情報に基いて変更する構成となっていることを特徴とする。
前記端末装置の前記移動速度が速いほど、前記端末装置がより短時間で前記通信範囲を離脱する可能性が大きい。
この点、前記測位補助情報送信手段は、前記測位位置が前記接続中基地局の前記通信範囲の境界部の範囲を、前記移動速度情報に基いて変更する。例えば、前記移動速度が速いほど、前記境界部の範囲を広く設定する。
このため、前記情報提供装置は、前記端末装置の前記移動速度が速い場合には、前記端末装置に対してより早期に前記測位補助情報を送信することができる。
これにより、前記情報提供装置は、前記端末装置が高速で移動している場合であっても、前記通信範囲を離脱する前に、確実に前記測位補助情報を送信することができる。
前記目的は、第7の発明によれば、通信の仲介を行う基地局を介して端末装置と通信可能であって、前記端末装置に対して測位のための測位補助情報を提供する情報提供装置が、前記端末装置の現在位置である端末位置を示す端末位置情報を取得する端末位置情報取得ステップと、前記情報提供装置が、前記端末装置と接続中の前記基地局である接続中基地局の位置及び通信範囲、及び、前記接続中基地局と前記通信範囲が連続する前記基地局の位置及び通信範囲によって規定される拡大通信範囲を示す拡大通信範囲情報を生成する拡大通信範囲情報生成ステップと、前記情報提供装置が、前記端末位置が前記拡大通信範囲の端部であるか否かを判断する相対位置判断ステップと、前記情報提供装置が、前記相対位置判断手段の判断結果に基いて、前記端末装置に対して前記測位補助情報を送信する測位補助情報送信ステップと、を有することを特徴とする情報提供装置の制御方法によって達成される。
第7の発明に構成によれば、第1の発明の構成と同様に、端末装置が通信圏を離脱するタイミングでアシストデータを送信することができる。
前記目的は、第8の発明によれば、コンピュータに、通信の仲介を行う基地局を介して端末装置と通信可能であって、前記端末装置に対して測位のための測位補助情報を提供する情報提供装置が、前記端末装置の現在位置である端末位置を示す端末位置情報を取得する端末位置情報取得ステップと、前記情報提供装置が、前記端末装置と接続中の前記基地局である接続中基地局の位置及び通信範囲、及び、前記接続中基地局と前記通信範囲が連続する前記基地局の位置及び通信範囲によって規定される拡大通信範囲を示す拡大通信範囲情報を生成する拡大通信範囲情報生成ステップと、前記情報提供装置が、前記端末位置が前記拡大通信範囲の端部であるか否かを判断する相対位置判断ステップと、前記情報提供装置が、前記相対位置判断手段の判断結果に基いて、前記端末装置に対して前記測位補助情報を送信する測位補助情報送信ステップと、を実行させることを特徴とする情報提供装置の制御プログラムによって達成される。
前記目的は、第9の発明によれば、コンピュータに、通信の仲介を行う基地局を介して端末装置と通信可能であって、前記端末装置に対して測位のための測位補助情報を提供する情報提供装置が、前記端末装置の現在位置である端末位置を示す端末位置情報を取得する端末位置情報取得ステップと、前記情報提供装置が、前記端末装置と接続中の前記基地局である接続中基地局の位置及び通信範囲、及び、前記接続中基地局と前記通信範囲が連続する前記基地局の位置及び通信範囲によって規定される拡大通信範囲を示す拡大通信範囲情報を生成する拡大通信範囲情報生成ステップと、前記情報提供装置が、前記端末位置が前記拡大通信範囲の端部であるか否かを判断する相対位置判断ステップと、前記情報提供装置が、前記相対位置判断手段の判断結果に基いて、前記端末装置に対して前記測位補助情報を送信する測位補助情報送信ステップと、を実行させることを特徴とする情報提供装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体によって達成される。
前記目的は、第10の発明によれば、測位のための測位補助情報を提供する情報提供装置と通信の仲介を行う基地局を介して通信可能な端末装置であって、前記端末装置は、前記端末装置の現在位置である端末位置を示す端末位置情報を取得する端末側端末位置情報取得手段と、前記端末装置と接続中の前記基地局である接続中基地局の位置及び通信範囲、及び、前記接続中基地局と前記通信範囲が連続する前記基地局の位置及び通信範囲によって規定される拡大通信範囲を示す拡大通信範囲情報を生成する端末側拡大通信範囲情報生成手段と、前記端末位置が前記拡大通信範囲の端部であるか否かを判断する端末側相対位置判断手段と、前記相対位置判断手段の判断結果に基いて、前記情報提供装置に対して前記測位補助情報を要求する端末側測位補助情報要求手段と、を有することを特徴とする端末装置によって達成される。
第10の発明の構成によれば、前記端末装置は、前記端末側相対位置判断手段によって前記端末位置が前記拡大通信範囲の端部であるか否かを判断する、そして、その判断結果に基いて、前記端末側測位補助情報要求手段によって前記情報提供装置に対して前記測位補助情報を要求する。
これにより、前記端末装置は前記拡大通信範囲を離脱するタイミングで前記情報提供装置に対して前記測位補助情報を要求することができる。
以下、この発明の好適な実施の形態を添付図面等を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態のアシストデータ提供システム10等を示す概略図である。アシストデータ提供システム10は、情報提供システムの一例である。
図1に示すように、アシストデータ提供システム10は、位置情報衛星である例えば、GPS衛星12a,12b,12c及び12dから位置関連信号を受信して現在位置を測位する端末装置である例えば、端末30を有する。
図1に示すように、アシストデータ提供システム10はまた、端末30と通信可能な範囲である通信範囲において端末30の通信の仲介を行う複数の基地局20A,20B及び20Cを有する。なお、基地局20A等の数は、後述のようにさらに多数であってもよいが、図1では記載を省略している。
基地局20A等はそれぞれの通信範囲であるカバー範囲を有しており例えば、基地局20Aの通信範囲はカバー範囲20aである。このカバー範囲20aは、通信範囲の一例である。基地局20Aは、図1に示すように、端末30がカバー範囲20aに位置する限り、端末30の通信の仲介を行うことができる。
図1に示すように、アシストデータ提供システム10はまた、基地局20A等を介して端末30と通信可能であって、端末30に対して測位のためのアシストデータを提供するネットワークコントローラ50(以後、NWコントローラ50と呼ぶ)を有する。アシストデータは測位補助情報の一例であり、NWコントローラ50は情報提供装置の一例である。
なお、このNWコントローラ50は、基地局20A等と通信可能であって、基地局20A等を制御する機能も有している。
図1に示すように、アシストデータ提供システム10は、GPS衛星12a等からの位置関連信号に基いて、上述のアシストデータを生成するアシストサーバ80を有する。このアシストサーバ80は、通信網である例えば、インターネット網70を介してNWコントローラ50にアシストデータを送信することができる。
なお、端末30は例えば、携帯電話機、PHS(Personal Handy−phone System)、PDA(Personal Digital Assistance等であるが、これらに限らない。
なお、本実施の形態とは異なり、GPS衛星12a等は4個に限らず例えば、5個以上でもよい。
(基地局20Aの主なハードウエア構成について)
図2は基地局20Aの主なハードウエア構成を示す概略図である。
なお、基地局20B、20C及び、後述の基地局20D等の主なハードウエア構成は基地局20Aと同様なので、説明を省略する。
図2に示すように、基地局20Aは、コンピュータを有しており、コンピュータは、バス22を有する。
このバス22には、CPU(Central Processing Unit)23、記憶装置24、外部記憶装置25等が接続されている。記憶装置24は例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等である。外部記憶装置25は例えば、HD(Hard Disk)等である。
また、このバス22には、各種情報等を入力するための入力装置26、端末30(図1参照)等と通信するための基地局通信装置27、及び、各種情報を表示するための基地局表示装置28が接続されている。
(端末30の主なハードウエア構成について)
図3は端末30の主なハードウエア構成を示す概略図である。
図3に示すように、端末30は、コンピュータを有しており、コンピュータは、バス32を有する。
このバス32には、CPU33、記憶装置34等が接続されている。
また、このバス32には、各種情報等を入力するための入力装置35、基地局20A等を介してNWコントローラ50等と通信するための端末通信装置36、図1のGPS衛星12a等からの位置関連信号に基いて現在位置を測位するための端末GPS装置37、各種情報を表示するための端末表示装置38、及び時計39が接続されている。
(NWコントローラ50の主なハードウエア構成について)
図4はNWコントローラ50の主なハードウエア構成を示す概略図である。
図4に示すように、NWコントローラ50の主なハードウエア構成は、上述の基地局20Aの主なハードウエア構成(図2参照)とほぼ同様である。
ただし、バス52には、NW時計59が接続されており、端末30にアシストデータを送信した時刻等を計測することができるようになっている。
(基地局20Aの主なソフトウエア構成について)
図5は基地局20Aの主なソフトウエア構成を示す概略図である。
図6は、基地局20Aの位置T1及びカバー範囲20a等を示す概略図である。
なお、基地局20B、20C及び、後述の基地局20D等のソフトウエア構成は基地局20Aと同様であるから、説明を省略する。
図5に示すように、基地局20Aは、各部を制御する基地局制御部100、基地局通信装置27(図2参照)に対応する基地局通信部102、基地局表示装置28(図2参照)に対応する基地局表示部104等を有する。
基地局20Aはまた、各種プログラムを格納する基地局第1記憶部110、各種情報を格納する基地局第2記憶部120を有する。
図5に示すように、基地局20Aは、基地局第2記憶部120に個別基地局情報122を格納している。個別基地局情報122は、基地局20Aの位置を示す基地局位置情報122a及び基地局20Aの通信範囲を示すカバー範囲情報122bを含む。基地局位置情報122aは基地局位置情報の一例であり、カバー範囲情報120bは通信範囲情報の一例である。そして、基地局第2記憶部120は、基地局位置格納手段の一例であり、通信範囲情報格納手段の一例でもある。
図5の基地局位置情報122aは、図6の位置T1を示す情報である。そして、図5のカバー範囲情報122bは図6のカバー範囲20aを示す情報である。
図5に示すように、基地局20Aは、基地局第1記憶部110に、基地局情報送信プログラム112を有する。基地局情報送信プログラム112は、基地局制御部100が、NWコントローラ50等の要求に応じて、個別基地局情報122を送信するための情報である。
(端末30の主なソフトウエア構成について)
図7は、端末30の主なソフトウエア構成等を示す概略図である。
図7に示すように、端末30は、各部を制御する端末制御部200、端末通信装置36(図3参照)に対応する端末通信部202、端末表示装置38(図3参照)に対応する端末表示部204、端末GPS装置37(図3参照)に対応する端末測位部206、時計39(図3参照)に対応する端末計時部208等を有する。
端末通信部202は、NWコントローラ50から基地局20A等を介してアシストデータを取得する測位補助情報取得手段の一例である。
端末30はまた、各種プログラムを格納する端末第1記憶部210、各種情報を格納する端末第2記憶部250を有する。
端末30は、端末第1記憶部210に、アシスト要求プログラム212を格納している。アシスト要求プログラム212は、端末制御部200が、基地局20Aを介してNWコントローラ50に対して、測位の補助を要求するための情報である。ここで、測位の補助とは、適切なタイミングでアシストデータの提供を受けることを意味する。
端末30は、取得したアシストデータを、アシストデータ252として端末第2記憶部250に格納する。
(NWコントローラ50の主なソフトウエア構成について)
図8はNWコントローラ50の主なソフトウエア構成を示す概略図である。
図8に示すように、NWコントローラ50は、各部を制御するNW制御部300、NW通信装置57(図4参照)に対応するNW通信部302、NW表示装置58(図4参照)に対応するNW表示部304、NW時計59(図4参照)に対応するNW計時部306等を有する。
NWコントローラ50はまた、各種プログラムを格納するNW第1記憶部310、各種情報を格納するNW第2記憶部350、NWコントローラ50が取得又は生成した情報を格納するNW第3記憶部360を有する。
図8に示すように、NWコントローラ50は、NW第2記憶部350に、基地局情報352を格納している。基地局情報352は、NWコントローラ50が制御するすべての基地局20A(図5参照)等の個別基地局情報122等を示す情報である。
図8に示すように、NWコントローラ50は、NW第1記憶部310に、端末位置情報取得プログラム312を格納している。端末位置情報取得プログラム312は、NW制御部300が、端末30(図1参照)の現在位置を示す端末概位置情報362を取得するための情報である。端末概位置情報362は例えば、端末30と接続している基地局20A(図6参照)の位置を示す情報であり、端末位置情報の一例である。そして、端末位置情報取得プログラム312とNW制御部300が端末位置情報取得手段の一例である。
端末30から測位のアシストを要求された場合には、NW制御部300は、端末位置情報取得プログラム312に基いて、上述の基地局情報352を参照し、端末30が基地局20A等のうちいずれの基地局と直接に接続してアシストを要求しているかを知ることができるようになっている。例えば、端末30が基地局20Aと直接に接続している場合には、NW制御部300は、端末30の概位置が基地局20Aの位置T1(図6参照)であると判断し、位置T1を示す情報を端末概位置情報362としてNW第3記憶部360に格納する。
また、NW制御部300は、端末位置情報取得プログラム312に基いて、端末概位置情報312を取得した時刻を示す端末概位置取得時刻情報364を生成し、NW第3記憶部360に格納する。
なお、本実施の形態とは異なり、端末30が例えば、複数の基地局20F、20G及び20H(図6参照)と通信している場合には、複数の基地局20F等の基地局位置情報を利用して、より正確な端末30の概位置を算出することができる。
図8に示すように、NWコントローラ50は、NW第1記憶部310に、周辺基地局情報取得プログラム314を格納している。周辺基地局情報取得プログラム314は、NW制御部300が、端末30と接続中の基地局である基地局20A(図6参照)のカバー範囲20aとカバー範囲が連続する基地局20B等の個別基地局情報を取得するための情報である。
例えば、図6に示すように、端末30が直接的に接続している基地局20Aのカバー範囲20aは、基地局20Bのカバー範囲20bと直接的に連続し、そのカバー範囲20bを介して基地局20C等のカバー範囲20cと連続している。従って、NW制御部300は、NW第2記憶部350の基地局情報352から、基地局20B乃至20Eの個別基地局情報を取得する。
NW制御部300は、取得した基地局20B乃至20Eの個別基地局情報を周辺基地局情報366としてNW第3記憶部360に格納する。
図8に示すように、NWコントローラ50は、NW第1記憶部310に、通信可能範囲情報生成プログラム316を格納している。通信可能範囲情報生成プログラム316は、
NW制御部300が、端末30と接続中の基地局20A(図6参照)の基地局情報122(図5参照)、及び、基地局20Aの位置T1とカバー範囲20a(図6参照)、及び、上述の周辺基地局情報366に示される基地局20B乃至20Eの位置T2乃至T5とカバー範囲20b乃至20eによって規定される通信可能範囲Lを示す通信可能範囲L情報368を生成するための情報である。この通信可能範囲Lは、端末30がNWコントローラ50と、通信を途切れることなく継続し得る地域であり、拡大通信範囲の一例である。通信可能範囲情報368は拡大通信範囲情報の一例である。通信可能範囲情報生成プログラム316とNW制御部300は、拡大通信範囲情報生成手段の一例である。
図8に示すように、NWコントローラ50は、NW第1記憶部310に、端末相対位置評価プログラム320を格納している。端末相対位置評価プログラム320は、NW制御部300が、上述の端末概位置情報362に示される端末30の位置が、上述の通信可能範囲Lの端部か否かを判断するための情報である。すなわち、端末相対位置評価プログラム320とNW制御部300は、相対位置判断手段の一例である。
NW制御部300は、端末相対位置評価プログラム320に基いて、端末概位置情報362に示される端末30の位置が、通信可能範囲Lの端部か否かを判断する。端末概位置情報362に示される端末30の位置が基地局20A(図6参照)の位置であれば、基地局20Aが、通信可能範囲Lの端部か否かによって、端末30の位置が通信可能範囲Lの端部か否かを判断する。
図6に示すように、端末30がカバー範囲20aに位置する場合には、基地局20が、カバー範囲20a乃至20eから構成される通信可能範囲Lにおいて端部に位置するから、NW制御部300は、端末30が通信可能範囲Lの端部に位置すると判断する。
図8に示すように、NWコントローラ50は、NW第3記憶部360に、アシストデータ送信実績情報372を格納している。アシストデータ送信実績情報372は、NWコントローラ50が、端末30等にアシストデータを送信した実績を示す情報であり、アシストデータを送信したことを示すアシストデータ送信済情報372a及び、アシストデータを送信した時刻を示すアシストデータ送信時刻情報372bを含む。
図8に示すように、NWコントローラ50は、NW第1記憶部310に、アシストデータ送信実績判断プログラム322を格納している。アシストデータ送信実績判断プログラム322は、NW制御部300が、上述のアシストデータ送信実績情報372を参照して、端末30にアシストデータを送信した実績があるか否かを判断するための情報である。
図8に示すように、NWコントローラ50は、NW第1記憶部310に、アシストデータ送信後時間判断プログラム324を格納している。アシストデータ送信後時間判断プログラム324は、NW制御部300が、端末30にアシストデータを送信してからの時間を判断するための情報である。具体的には、NW制御部は、上述のアシストデータ送信時刻情報372b及び端末概位置取得時刻情報364に示される時刻に基いて、前回端末30にアシストデータを送信してから現在までの時間を判断する。
図8に示すように、NWコントローラ50は、NW第1記憶部310に、アシストデータ送受信プログラム326を格納している。アシストデータ送受信プログラム326は、NW制御部300が、上述の端末相対位置評価プログラム320による判断結果に基いて、端末30に対してアシストデータを送信するための情報である。すなわち、アシストデータ送受信プログラム326とNW制御部300は、測位補助情報送信手段の一例である。
具体的には、NW制御部300は、端末相対位置評価プログラム320による判断結果が、端末30が通信可能範囲Lの端部に位置すると判断し、かつ、上述のアシストデータ送信実績判断プログラム322に基いてアシストデータを送信した実績がないと判断すれば、直ちに端末30に対してアシストデータを送信する。
一方、NW制御部300は、端末相対位置評価プログラム320による判断結果が、端末30が通信可能範囲Lの端部に位置すると判断し、かつ、アシストデータを送信した実績があれば、直ちには端末30に対してアシストデータを送信せずに、アシストデータ送信後時間判断プログラム324が判断した時間によって、アシストデータを送信するか否かを決定する。アシストデータは、GPS衛星12a等(図1参照)を捕捉して測位するための情報であるが、時間許容範囲である例えば、2時間(h)以内であれば更新しなくても、端末30の測位に影響はない。
従って、NW制御部300は、アシストデータ送受信プログラム326に基いて、前回端末30にアシストデータを送信してから2時間(h)以上の時間が経過していれば、アシストデータを送信する。一方、前回端末30にアシストデータを送信してから2時間(h)未満の時間しか経過していなければ、アシストデータを送信しない。
なお、アシストデータを利用する測位には、第1にGPS衛星12a等からの位置関連信号を受信すること、第2にGPS衛星12a等からの位置関連信号を受信して各GPS衛星12a等と端末30の擬似距離を算出すること、第3にGPS衛星12a等からの位置関連信号を受信して各GPS衛星12a等と端末30の擬似距離を算出しして現在位置の測位計算を行うこと、の3つの意味が考えられるが、そのすべての意味を含む。
以上で説明したように、NWコントローラ50は、通信可能範囲情報368を生成することができる。そして、端末30は通信可能範囲情報368に示される通信可能範囲L内に位置する限り、NWコントローラ50と基地局20A等を介して通信可能であるから、NWコントローラ50からアシストデータを取得することができる。
これに対して、端末30が、上述の通信可能範囲L外に位置する場合には、NWコントローラ50と通信することができないから、NWコントローラ50からアシストデータを取得することができず、端末GPS装置37(図3参照)による現在位置の測位に長時間を有する場合がある。
この場合、端末30が上述の通信可能範囲Lを離脱する直前にアシストデータを取得していれば、通信可能範囲Lからの離脱後もそのアシストデータを使用して迅速に測位をすることができる。
この点、上述のように、NWコントローラ50は、端末30の位置が上述の通信可能範囲Lの端部であるか否かを判断する。そして、NWコントローラ50は、その判断結果に基いて、端末30に対してアシストデータを送信する。
これにより、端末30が上述の通信可能範囲Lを離脱するタイミングでアシストデータを送信することができる。
しかも、NWコントローラ50は、端末30が接続中の基地局20A(図6参照)の位置に基いて、端末30の位置が通信可能範囲Lの端部であると判断するから、端末30の位置が通信可能範囲Lの端部か否かを迅速に判断することができる。
以上が本実施の形態に係るアシストデータ提供システム10の構成であるが、以下、アシストデータ提供システム10の動作例を主に図9を使用して説明する。
なお、図6に示すように、端末30の位置は基地局20Aのカバー範囲20a内であり、端末30は基地局20Aと接続中であるという前提で説明する。
図9は、アシストデータ提供システム10の動作例を示す概略フローチャートである。
まず、図8のNWコントローラ50が、端末30と直接通信している基地局20A(図6参照)の位置T1を示す端末概位置情報362を取得する(ステップST1)。このステップST1は、端末位置情報取得ステップの一例である。
続いて、NWコントローラ50は、上述の端末概位置情報362と、端末概位置情報362を取得した時刻を示す端末概位置取得時刻情報364を保存する(ステップST2)。
続いて、NWコントローラ50は、基地局20B乃至20Eに関する周辺基地局情報を取得し(ステップST3)、端末30がNWコントローラ50と通信可能な通信可能範囲Lを示す通信可能範囲情報368を生成する(ステップST4)。このステップST4は、拡大通信範囲情報生成ステップの一例である。
続いて、NWコントローラ50は、端末概位置情報362に示される端末30の位置と、通信可能範囲情報368に示される通信可能範囲Lを比較し(ステップST5)、端末30の位置が通信可能範囲Lの端部か否かを判断する(ステップST6)。このステップST6は、相対位置判断ステップの一例である。NWコントローラ50は、端末30と直接に接続している基地局20Aの位置T1が、通信可能範囲Lにおいて端部か否かによって、端末30の位置が通信可能範囲Lの端部か否かを判断する。
NWコントローラ50は、ステップST6において、端末30の位置が通信可能範囲Lの端部であると判断すると、端末30に対してアシストデータを送信した実績があるかを判断する(ステップST7)。
NWコントローラ50は、ステップST7において、前回、端末30に対してアシストデータを送信した実績がないと判断した場合には、図1のアシストサーバ80からアシストデータを取得し(ステップST8)、そのアシストデータを端末30に対して送信する(ステップST9)。上述のステップST7乃至ステップST9は、測位補助情報送信ステップの一例である。
一方、NWコントローラ50は、ステップST7において、端末30に対してアシストデータを送信した実績があると判断した場合には、前回、端末30に対してアシストデータを送信してからアシストデータの使用許容時間である例えば、2時間(h)を経過しているか否かを判断し(ステップST71)、2時間(h)を経過していれば、ステップST8乃至ステップST9を実行する。このステップST71は、測位補助情報送信ステップの一例の一部を構成する。
NWコントローラ50は、端末30にアシストデータを送信すると、端末30の送信フラグを1に設定してアシストデータを送信済である旨を示すアシストデータ送信済情報372a(図8参照)を生成する。また、端末30にアシストデータを送信した時刻に基いて、アシストデータ送信時刻情報372bを生成し、保存する(ステップST10)。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態について、説明する。
第2の実施の形態におけるアシストデータ提供システム10A(図1参照)の構成は、上記第1の実施の形態のアシストデータ提供システム10と多くの構成が共通するため共通する部分は同一の符号等とし、説明を省略し、以下、主な相違点を中心に説明する。
図10は、本発明の第2の実施の形態のアシストデータ提供システム10AにおけるNWコントローラ51の主なソフトウエア構成を示す概略図である。
図11は、基地局20A等の位置及びカバー範囲20a等を示す概略図である。
図10に示すように、NWコントローラ51は、NW第1記憶部310に端末位置情報取得プログラム312Aを格納している。この端末位置情報取得プログラム312Aは、第1の実施の形態のNWコントローラ50の端末位置情報取得プログラム312と異なり、NW制御部300が、端末概位置情報362のみならず、端末30が端末GPS装置37(図3参照)によって測位した現在位置の測位結果である測位位置を示す測位位置情報も取得するための情報である。
制御部300は、取得した測位位置情報を端末測位位置情報374としてNW第2記憶部360に格納する。
図10に示すように、NWコントローラ51は、NW第1記憶部310にアシストデータ送受信プログラム326Aを格納している。このアシストデータ送受信プログラム326A は、第1の実施の形態のNWコントローラ50のアシストデータ送受信プログラム326とは異なり、NW制御部300が、端末測位位置情報374に示される測位位置が、通信可能範囲Lの端部に位置する基地局20A(図11参照)のカバー範囲20aに位置する端末30が、カバー範囲離脱領域20axに位置するときに、端末30に対してアシストデータを送信する構成となっている。
このカバー範囲離脱領域20axは、カバー範囲20aが例えば、基地局20Aの位置T1を中心とする半径rの円であるとすれば例えば、位置T1を中心とする半径0.8rの円の外周とカバー範囲20aの外周の間の領域である。
端末30の位置が、基地局20Aのカバー範囲20a内であって、かつ、カバー範囲離脱領域20ax内である場合には、端末30が移動することによって、短時間でカバー範囲20aを離脱する可能性が、端末30がカバー範囲20aの中心部に位置する場合よりも大きいと言える。
この点、NWコントローラ51は、端末30の位置がカバー範囲20a内(図11参照)であると判断した場合に直ちにアシストデータを送信するのではない。NWコントローラ51は、端末30の位置がさらに、カバー範囲離脱領域20axに位置するときに、端末30に対してアシストデータを送信する。
このため、NWコントローラ51は端末30に対して、上述の通信可能範囲Lを離脱するタイミングをより正確に把握して、アシストデータを送信することができる。
これにより、端末30は、通信可能範囲Lを離脱する前に取得したアシストデータを使用して、通信可能範囲Lを離脱した後に、迅速に現在位置を測位することができる。
以上が本実施の形態のアシストデータ提供システム10Aの構成であるが、以下、その動作例を主に図12を使用して、第1の実施の形態のアシストデータ提供システム10との相違点を中心に説明する。
なお、図11に示すように、端末30の位置Q1乃至Q3は、基地局20のカバー範囲20a内であるという前提で説明する。
図12は本実施の形態のアシストデータ提供システム10Aの動作例を示す概略フローチャートである。
まず、NWコントローラ51は、端末30が現在位置を測位した測位結果を取得する(ステップST101)。第2の実施の形態のNWコントローラ51は、端末30の測位結果を端末測位位置情報374(図10参照)として格納する。
ステップST102乃至ステップST105は、第1の実施の形態のステップST2乃至ステップST5と同様であるから説明を省略する。
ステップST105に続いて、NWコントローラ51は、端末30に対してアシストデータを送信した実績があるか否かを判断し(ステップST106)、アシストデータを送信した実績がなければ、端末30の位置が通信可能範囲L外になる可能性が高いかを判断する(ステップST107)。ステップST107においては、図11に示すように、端末測位位置情報374に示される端末30の位置が、通信可能範囲Lの端部のカバー範囲20a内であって、かつ、カバー範囲離脱領域20ax内であるか否かを判断する。
ステップST107において、NWコントローラ51が、端末30の位置が通信可能範囲L外になる可能性が高いと判断した場合には、ステップST108乃至ステップST110を実行する。ステップST108乃至ステップST110は、第1の実施の形態のステップST8乃至ステップST10と同様であるから説明を省略する。
上述のステップST106において、NWコントローラ51が、端末30に対してアシストデータを送信した実績があると判断した場合には、端末測位位置情報374に示される端末30の位置がカバー範囲離脱領域20ax内であって、かつ、前回測位時よりも今回の測位時の方が通信可能範囲L外になる可能性が高いか否かを判断する(ステップST161)。ステップST161においては、具体的には、NWコントローラ51は、前回の端末30の測位位置と、今回の測位位置を比較して前回測位時より今回の測位時の方が通信可能範囲L外になる可能性が高いか否かを判断する。
上述のステップST161において、NWコントローラ51が、前回測位時より今回の測位時の方が通信可能範囲L外になる可能性が高いと判断した場合には、前回アシストデータを送信してからアシストデータの使用許容時間である例えば、2時間(h)を経過しているか否かを判断する(ステップST162)。ステップST162において、NWコントローラ51が、前回アシストデータを送信してから2時間(h)を経過していると判断した場合には、ステップST108乃至ステップST110を実行する。
(第3の実施の形態)
次に、第3の実施の形態について、説明する。
第3の実施の形態におけるアシストデータ提供システム10B(図1参照)の構成は、上記第2の実施の形態のアシストデータ提供システム10Aと多くの構成が共通するため共通する部分は同一の符号等とし、説明を省略し、以下、主な相違点を中心に説明する。
図13は、本発明の第3の実施の形態のアシストデータ提供システム10BにおけるNWコントローラ52の主なソフトウエア構成を示す概略図である。
図14は、基地局20A等の位置及びカバー範囲20a等を示す概略図である。
図13に示すようにNWコントローラ52は、NW第3記憶部360に、端末速度情報365を格納している。端末速度情報365は、NWコントローラ52が、今回、端末測位位置情報374を取得したときに取得した情報であり例えば、端末30の測位に基いて得られた情報である。
図13に示すように、NWコントローラ52は、端末速度方向情報生成プログラム328を有する。端末速度方向情報生成プログラム328は、NW制御部300が、端末30の移動方向及び移動速度を示す端末速度方向情報376を生成するための情報である。すなわち、端末速度方向情報生成プログラム328とNW制御部300は、移動方向情報取得手段の一例であり、また、移動速度情報取得手段の一例でもある。
NW制御部300は、生成した端末速度方向情報376を、NW第3記憶部360に格納する。
図13に示すように、NWコントローラ52は、端末速度方向評価プログラム330を有する。端末速度方向評価プログラム330は、NW制御部300が、端末30が通信可能範囲Lの端部のカバー範囲20aにおいてカバー範囲離脱領域20a内に位置し、かつ、端末速度方向情報376に含まれる端末30の移動方向が図3のカバー範囲20aの外部の方向であるか否かを判断するための情報である。
ここで、端末30が接続中の基地局である基地局20(図14参照)のカバー範囲20a内においてカバー範囲離脱領域20axに位置しカバー範囲20aの外部の方向に位置するカバー範囲境界線20ayの方向であれば、短時間でカバー範囲20aを離脱する可能性が一層大きいと言える。
この点、NWコントローラ52は、端末30の移動方向が基地局20Aのカバー範囲境界線20ayの方向であるときに、端末30に対してアシストデータを送信する。これにより、NWコントローラ52は、端末30がカバー範囲20aを離脱する可能性が一層大きい場合に、端末30に対してアシストデータを送信することができる。
図13に示すように、NWコントローラ52は、アシストデータ送受信プログラム326bを有する。アシストデータ送受信プログラム326bは、NW制御部300が、端末30がカバー範囲離脱領域20a内に位置し、かつ、端末速度方向情報376に含まれる端末30の移動方向が図14のカバー範囲20aの境界線20ayの方向である場合に、端末30に対してアシストデータを送信するための情報である。ここで、NW制御部300はアシストデータ送受信プログラム326bに基いて、端末速度方向情報376に示される端末30の移動速度に対応して、図14のカバー範囲離脱領域20axの範囲を変更する。すなわち、端末30の移動速度が小さい場合には例えば、カバー範囲離脱領域20axは、基地局20Aの位置T1を中心とする半径0.8rと半径rの円の間の領域であるが、端末30の移動速度が大きい場合には例えば、カバー範囲離脱領域20axを、基地局20Aの位置T1を中心とする半径0.5r(図示せず)と半径rの円の間の領域とする。
ここで、端末30がカバー範囲20a内においてカバー範囲離脱領域20axに位置し、端末30の移動方向がカバー範囲境界線20ayの方向である場合において、端末30の移動速度が速いほど、端末30がより短時間でカバー範囲20aを離脱する可能性が大きい。
この点、NWコントローラ52は、基地局20Aのカバー範囲離脱領域20axの範囲を、端末30の移動速度に基いて変更する。すなわち、端末30の移動速度が速いほど、カバー範囲離脱領域20axの範囲を広く設定する。
このため、NWコントローラ52は、端末30の移動速度が速い場合には、端末30に対してより早期にアシストデータを送信することができる。
これにより、端末30は、高速で移動している場合であっても、カバー範囲20aを離脱する前に、確実にアシストデータを取得することができる。
以上が本実施の形態に係るアシストデータ提供システム10Bの構成であるが、以下、その動作例を主に図15を使用して、第2の実施の形態のアシストデータ提供システム10Aとの相違点を中心に説明する。
なお、図14に示すように、端末30の位置Q1乃至Q3は基地局20Aのカバー範囲20a内であるという前提で説明する。
図15は、本実施の形態のアシストデータ提供システム10Bの動作例を示す概略フローチャートである。
ステップST201乃至ステップST204は、第2の実施の形態のステップST101乃至ステップST204(図12参照)と同様であるから説明を省略する。
ステップST204に続いて、NWコントローラ52は、端末速度情報365、前回の測位位置と前回測位位置情報を取得した時刻、及び、今回の測位位置と今回測位位置情報を取得した時刻に基いて、端末速度方向情報376(図13参照)を生成する(ステップST205)。
続いて、NWコントローラ52は、端末速度方向情報376に示される端末移動速度及び端末移動方向と、通信可能範囲Lを比較する(ステップST206)。
続いて、NWコントローラ52は、アシストデータを送信した実績があると判断し(ステップST207)、さらに、端末30の位置が前回測位時よりも今回測位時の方がカバー範囲20a外になる可能性が高いと判断すると(ステップST208)、ステップST209乃至ステップST211を実行する。ステップST209乃至ステップST211は、第2の実施の形態のステップST108乃至ステップST110(図12参照)と同様であるから、説明を省略する。
上述のステップST208においては、ステップST206における比較結果に基いて、通信可能範囲L外になる可能性が高いか否かを判断する。例えば図14に示すように端末30の位置が通信可能範囲Lの端部のカバー範囲20aにおいてカバー範囲離脱領域20ax内の地点Q1であって、速度方向S1がカバー範囲境界線20ayに向かっている場合には、端末30の位置が通信可能範囲L外になる可能性が高いと判断する。
上述のステップST207において、NWコントローラ52が、アシストデータを
送信した実績がないと判断した場合には、前回測位時より今回測位時の方が通信可能範囲L外になる可能性が高いか否かを判断する(ステップST271)。例えば、前回測位時の端末30の位置がカバー範囲離脱領域20ax内の地点Q2であって、今回測位時の端末30の位置が地点Q2よりもカバー範囲境界線20ayから遠い地点Q1であっても、速度方向S1がカバー範囲境界線20ayに向かっている場合には、前回測位時より今回測位時の方が通信可能範囲L外になる可能性が高い。
ステップST271において、NWコントローラ52が、前回測位時より今回測位時の方が通信可能範囲L外になる可能性が高いと判断した場合には、ステップST272以下のステップを実行する。ステップST272以下は、第2の実施の形態のステップST162以下(図1参照)と同様であるから説明を省略する。
次に、第4の実施の形態について、説明する。
第4の実施の形態におけるアシストデータ提供システム10C(図1参照)の構成は、上記第1の実施の形態のアシストデータ提供システム10と多くの構成が共通するため共通する部分は同一の符号等とし、説明を省略し、以下、主な相違点を中心に説明する。
図16は、本発明の第4の実施の形態のアシストデータ提供システム10Cにおける
端末31の主なソフトウエア構成を示す概略図である。
図17は、アシストデータ提供システム10CにおけるNWコントローラ53の主なソフトウエア構成を示す概略図である。
図16に示すように、端末31は、第1の実施の形態のNWコントローラ50が有している端末位置情報取得プログラム312(図8参照)、周辺基地局情報取得プログラム314(図8参照)等を、端末位置情報取得プログラム212、端末側周辺基地局情報取得プログラム214等として有している。
すなわち、第1の実施の形態のNWコントローラ50が有している構成の多くを、端末31が有する。
これに対応して、図17に示すように、第4の実施の形態のNWコントローラ53は、第1の実施の形態のNWコントローラ50が有している構成の多くを有していない。
以上が本実施の形態に係るアシストデータ提供システム10Cの構成であるが、以下、その動作例を主に図18を使用して、第1の実施の形態のアシストデータ提供システム10との相違点を中心に説明する。
なお、図6に示すように、端末31の位置P1は基地局20Aのカバー範囲20a内であるという前提で説明する。
図18は、アシストデータ提供システム10Cの動作例を示す概略フローチャートである。
まず、端末31が、NWコントローラ53に対して、接続中の基地局20A(図6参照)の位置T1を示す基地局位置情報を要求し(ステップST301)、基地局位置情報を取得する(ステップST302)。端末31は、取得した基地局位置情報を端末概位置情報253として端末第2記憶部250(図16参照)に格納する。
続いて、端末31が図6の基地局20B乃至20Eに対応する周辺基地局情報を有していれば(ステップST303)、通信可能範囲情報256(図16参照)を生成し(ステップST304)、基地局20Aの位置T1と通信可能範囲Lを比較する(ステップST305)。
ステップST305の比較結果に基いて、端末31は、基地局20Aが、通信可能範囲L内の端点の基地局か否かを判断する(ステップST306)。
端末31が、ステップST306において基地局20Aが、通信可能範囲L内の端点の基地局であると判断し、前回アシストデータを取得していないと判断すると(ステップST307)、ただちにNWコントローラ53に対してアシストデータを要求し(ステップST308)、NWコントローラ53からアシストデータを取得する(ステップST309)。続いて、端末31は、アシストデータ取得時刻情報260b(図16参照)を保存する(ステップST310)。
上述のステップST307において、端末31が、アシストデータを取得した実績があると判断した場合には、前回アシストデータを取得してから使用許容時間である例えば、2時間(h)が経過しているかを判断し(ステップST371)、その2時間(h)が経過していれば、ステップST308乃至ステップST310を実行する。
上述のように、端末31は、通信可能範囲情報256を生成することができる。そして、端末30は通信可能範囲情報256に示される通信可能範囲L内に位置する限り、NWコントローラ53と基地局20A等を介して通信可能であるから、NWコントローラ53からアシストデータを取得することができる。
これに対して、端末31が、上述の通信可能範囲L外に位置する場合には、NWコントローラ53と通信することができないから、NWコントローラ53からアシストデータを取得することができず、端末GPS装置37(図3参照)による現在位置の測位に長時間を有する場合がある。
この場合、端末31が上述の通信可能範囲Lを離脱する前にアシストデータを取得していれば、通信可能範囲Lからの離脱後もそのアシストデータを使用して迅速に測位をすることができる。
この点、上述のように、端末31は、端末31の位置が上述の通信可能範囲Lの端部であるか否かを判断する。そして、端末31は、その判断結果に基いて、NWコントローラ53対してアシストデータを要求する。
これにより、端末31は、上述の通信可能範囲Lを離脱するタイミングでアシストデータを取得することができる。
しかも、端末31は、接続中の基地局20A(図6参照)の位置に基いて、端末31の位置が通信可能範囲Lの端部であると判断するから、端末31の位置が通信可能範囲Lの端部か否かを迅速に判断することができる。
次に、第5の実施の形態について、説明する。
第5の実施の形態におけるアシストデータ提供システム10D(図1参照)の構成は、上記第4の実施の形態のアシストデータ提供システム10Cと多くの構成が共通するため共通する部分は同一の符号等とし、説明を省略し、以下、主な相違点を中心に説明する。
図19は、本発明の第5の実施の形態のアシストデータ提供システム10Dにおける
端末32の主なソフトウエア構成を示す概略図である。
図19に示すように、端末32は、第4の実施の形態の端末31と異なり、端末位置情報取得プログラム212Aを有しており、端末概位置情報253のみならず、GPS装置37(図3参照)による測位によって現在位置情報も取得し、端末測位位置情報264として端末第2記憶部250に格納する。
図19に示すように、端末32は、端末第1記憶部210に端末側移動方向情報生成プログラム228を格納している。端末側移動方向情報生成プログラム228は、端末制御部200が、端末32の移動方向を示す端末側移動方向情報262を生成するための情報である。
端末制御部200は、生成した端末側移動方向情報262を端末第2記憶部250に格納する。
図19に示すように、端末32は、端末側移動方向評価プログラム230を格納している。端末側移動方向評価プログラム230は、端末制御部200が、端末側移動方向情報262に示される端末32の移動方向がカバー範囲20aのカバー範囲境界線20ay(図14参照)に向かっているか否かを判断するための情報である。
端末制御部200が、端末32が通信可能範囲Lの端部のカバー範囲20a(図14参照)に位置し、かつ、端末32の移動方向が、カバー範囲20aの外部方向であるカバー範囲境界線20ayに向かっていると判断した場合には、端末32の位置が通信可能範囲L外になる可能性が高いからNWコントローラ53に対して、アシストデータを要求する。
以上が本実施の形態に係るアシストデータ提供システム10Dの構成であるが、以下、その動作例を主に図20を使用して、第4の実施の形態のアシストデータ提供システム10Cとの相違点を中心に説明する。
なお、図14に示すように、端末32の位置Q1乃至Q3は通信可能範囲Lの端部の基地局20Aのカバー範囲20a内であるという前提で説明する。
図20は、アシストデータ提供システム10Dの動作例を示す概略フローチャートである。
まず、端末32が、前回測位位置情報である端末測位位置情報264(図19参照)を有していると判断し(ステップST401)、さらに、図14の基地局20B乃至20Eに対応する周辺基地局情報を有していると判断すれば(ステップST402)、通信可能範囲L情報256(図19参照)を生成する(ステップST403)。
続いて、端末32は、移動方向情報262(図19参照)を生成し、端末32の位置が通信可能範囲L外になる可能性が高く(ステップST405)、前回アシストデータを取得してから使用許容時間が経過していれば(ステップST406)、NWコントローラ53に対してアシストデータを要求する(ステップST407)。
続いて、端末32は、NWコントローラ53からアシストデータを取得すると(ステップST408)、アシストデータ取得時刻情報260b(図19参照)を保存する(ステップST409)。
上述のステップST401において、端末32が、前回測位位置情報を有していなければ、今回、測位によって位置情報を取得し、端末位置情報264(図19参照)として記録する(ステップST411)。
また、上述のステップST402において、端末32が、周辺基地局情報254を有していない場合には、NWコントローラ53に対して周辺基地局情報を要求し(ステップST421)、NWコントローラ53から周辺基地局情報を取得する(ステップST422)。
ここで、端末32が接続中の基地局である基地局20(図14参照)のカバー範囲20a内においてカバー範囲離脱領域20axに位置し、端末32の移動方向がカバー範囲20aのカバー範囲境界線20ayの方向であれば、短時間で通信可能範囲Lを離脱する可能性が大きいといえる。
この点、端末32は移動方向が基地局20Aのカバー範囲境界線20ayの方向であるときに、NWコントローラ53に対してアシストデータを要求する。
これにより、端末32は通信可能範囲Lを離脱する可能性がより大きい場合に、NWコントローラ53対してアシストデータを要求することができる。
次に、第6の実施の形態について、説明する。
第6の実施の形態におけるアシストデータ提供システム10E(図1参照)の構成は、上記第5の実施の形態のアシストデータ提供システム10Dと多くの構成が共通するため共通する部分は同一の符号等とし、説明を省略し、以下、主な相違点を中心に説明する。
図21は、本発明の第6の実施の形態のアシストデータ提供システム10Eにおける
端末33の主なソフトウエア構成を示す概略図である。
図21に示すようにに、端末33は端末第2記憶部250に端末速度情報265を格納している。端末33は、端末位置情報264を取得するときに、端末33の移動速度を示す端末速度情報265を取得する。端末速度情報265は、端末GPS装置37(図3参照)によって取得してもよいし、図示しない自律航行装置等によって取得してもよい。
図21に示すように、端末33は、端末第1記憶部210に、端末側移動速度方向情報生成プログラム232を格納している。端末側移動速度方向情報生成プログラム232は、端末制御部200が、端末33の移動方向及び移動速度を示す端末側移動速度方向情報266を生成するための情報である。
端末制御部200は、生成した端末側移動速度方向情報266を端末第2記憶部250に格納する。
図21に示すように、端末33は、端末第1記憶部210に、端末側移動速度方向評価プログラム234を格納している。端末側移動速度方向評価プログラム234は、端末制御部200が、端末側移動速度方向情報266に示される端末32の移動速度によってカバー範囲離脱領域20ax(図14参照)の範囲を変更し、さらに、端末32の移動方向が、カバー範囲20aのカバー範囲境界線20ayに向かっているか否かを判断するための情報である。
すなわち、端末制御部200は、端末33が移動速度に応じて変更したカバー範囲離脱領域20axに位置し、かつ、端末33の移動方向がカバー範囲20aのカバー範囲境界線20ayに向かっていると判断した場合には、端末33の位置がカバー範囲20a外になる可能性が高いと判断し、NWコントローラ53に対して、アシストデータを要求する。
以上が本実施の形態に係るアシストデータ提供システム10Eの構成であるが、以下、その動作例を主に図22を使用して、第5の実施の形態のアシストデータ提供システム10Dとの相違点を中心に説明する。
なお、図14に示すように、端末33の位置Q1及びQ2は基地局20Aのカバー範囲20a内であるという前提で説明する。
図22は、アシストデータ提供システム10Eの動作例を示す概略フローチャートである。
まず、端末33は、今回測位位置情報である端末位置情報264及び端末速度情報265を取得する(ステップST501)。
ステップST502、ステップST503、ステップST521及びステップST522は、第5の実施の形態のステップST401、ステップST402、ステップST421及びステップST403(図20参照)と同様であるから説明を省略する。
ステップST503に続いて、端末33は、端末速度情報265、前回測位位置及び今回測位位置に基いて、端末側移動速度方向情報266を生成する。
続いて、端末33が前回、アシストデータを取得していない判断し(ステップST505)、さらに、カバー範囲20a(図14参照)外になる可能性が高いと判断した場合(ステップST506)には、NWコントローラ53にアシストデータを要求し(ステップST507)、NWコントローラ53からアシストデータを取得する(ステップST508)。続いて、端末33は、アシストデータ取得時刻情報260b(図21参照)を保存する。
上述のステップST505において、端末33が、アシストデータを取得した実績があると判断した場合には、前回測位時より通信可能範囲L外になる可能性が高いかを判断し(ステップST551)、前回測位時より通信可能範囲L外になる可能性が高いと判断した場合には、前回、アシストデータを取得してから使用許容時間を経過しているかを判断する(ステップST552)。
ここで、端末33が通信可能範囲Lの端部のカバー範囲20a内においてカバー範囲離脱領域20axに位置し、端末33の移動方向がカバー範囲境界線20ayの方向であって、端末33の移動速度が速いほど、端末33がより短時間で通信可能範囲Lを離脱する可能性が大きい。
この点、端末33は、基地局20Aのカバー範囲離脱領域20axの範囲を、端末33の移動速度に基いて変更する。すなわち、端末33の移動速度が速いほど、カバー範囲離脱領域20axの範囲を広く設定する。
このため、端末33は移動速度が速い場合には、NWコントローラ53に対してより早期にアシストデータを要求することができる。
これにより、端末33は、高速で移動している場合であっても、通信可能範囲Lを離脱する前に、確実にアシストデータを取得することができる。
(プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体等について)
コンピュータに上述の動作例の端末位置情報取得ステップと、拡大通信範囲情報生成ステップと、相対位置判断ステップと、測位補助情報送信ステップ等を実行させるための情報提供装置の制御プログラムとすることができる。
また、このような情報提供装置の制御プログラム等を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体等とすることもできる。
これら情報提供装置の制御プログラム等をコンピュータにインストールし、コンピュータによって実行可能な状態とするために用いられるプログラム格納媒体は、例えばフロッピー(登録商標)のようなフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Compact Disc−Recordable)、CD−RW(Compact Disc−Rewriterble)、DVD(Digital Versatile Disc)などのパッケージメディアのみならず、プログラムが一時的若しくは永続的に格納される半導体メモリ、磁気ディスクあるいは光磁気ディスクなどで実現することができる。
本発明は、上述の各実施の形態に限定されない。さらに、上述の各実施の形態は、相互に組み合わせて構成するようにしてもよい。
第1の実施の形態のアシストデータ提供システムを示す概略図である。 基地局の主なハードウエア構成を示す概略図である。 端末の主なハードウエア構成を示す概略図である。 NWコントローラの主なハードウエア構成を示す概略図である。 基地局の主なソフトウエア構成を示す概略図である。 基地局の位置及びカバー範囲を示す概略図である。 端末の主なソフトウエア構成等を示す概略図である。 NWコントローラの主なソフトウエア構成を示す概略図である。 アシストデータ提供システムの動作例を示す概略フローチャートである。 NWコントローラの主なソフトウエア構成を示す概略図である。 基地局の位置及びカバー範囲を示す概略図である。 アシストデータ提供システムの動作例を示す概略フローチャートである。 NWコントローラの主なソフトウエア構成を示す概略図である。 基地局位置及びカバー範囲を示す概略図である。 アシストデータ提供システムの動作例を示す概略フローチャートである。 端末の主なソフトウエア構成を示す概略図である。 NWコントローラの主なソフトウエア構成を示す概略図である。 アシストデータ提供システムの動作例を示す概略フローチャートである。 端末の主なソフトウエア構成を示す概略図である。 アシストデータ提供システムの動作例を示す概略フローチャートである。 端末の主なソフトウエア構成を示す概略図である。 アシストデータ提供システムの動作例を示す概略フローチャートである。
符号の説明
10,10A,10B,10C,10D,10E・・・アシストデータ提供システム、12a,12b,12c,12d・・・GPS衛星、20A,20B,20C・・・基地局、30・・・端末、50・・・NWコントローラ、70・・・インターネット網、80・・・アシストサーバ、312・・・端末位置情報取得プログラム、314・・・周辺基地局情報取得プログラム、316・・・通信可能範囲情報生成プログラム、320・・・端末相対位置評価プログラム、322・・・アシストデータ送信実績判断プログラム、324・・・アシストデータ送信後時間判断プログラム、326・・・アシストデータ送受信プログラム

Claims (10)

  1. 位置情報衛星から位置関連信号を受信して現在位置を測位する端末装置と、
    前記端末装置と通信可能な通信範囲において前記端末装置の通信の仲介を行う複数の基地局と、
    前記基地局を介して前記端末装置と通信可能であって、前記端末装置に対して前記測位のための測位補助情報を提供する情報提供装置と、
    を有する情報提供システムであって、
    前記端末装置は、前記情報提供装置から前記基地局を介して前記測位補助情報を取得する測位補助情報取得手段を有し、
    前記基地局は、
    前記基地局の位置を示す基地局位置情報を格納する基地局位置情報格納手段と、
    前記通信範囲を示す通信範囲情報を格納する通信範囲情報格納手段と、
    を有し、
    前記情報提供装置は、
    前記端末装置の現在位置である端末位置を示す端末位置情報を取得する端末位置情報取得手段と、
    前記端末装置と接続中の前記基地局である接続中基地局の位置及び通信範囲、及び、前記接続中基地局と前記通信範囲が連続する前記基地局の位置及び通信範囲によって規定される拡大通信範囲を示す拡大通信範囲情報を生成する拡大通信範囲情報生成手段と、
    前記端末位置が前記拡大通信範囲の端部であるか否かを判断する相対位置判断手段と、
    前記相対位置判断手段の判断結果に基いて、前記端末装置に対して前記測位補助情報を送信する測位補助情報送信手段と、
    を有することを特徴とする情報提供システム。
  2. 通信の仲介を行う基地局を介して端末装置と通信可能であって、前記端末装置に対して測位のための測位補助情報を提供する情報提供装置であって、
    前記情報提供装置は、
    前記端末装置の現在位置である端末位置を示す端末位置情報を取得する端末位置情報取得手段と、
    前記端末装置と接続中の前記基地局である接続中基地局の位置及び通信範囲、及び、前記接続中基地局と前記通信範囲が連続する前記基地局の位置及び通信範囲によって規定される拡大通信範囲を示す拡大通信範囲情報を生成する拡大通信範囲情報生成手段と、
    前記端末位置が前記拡大通信範囲の端部であるか否かを判断する相対位置判断手段と、
    前記相対位置判断手段の判断結果に基いて、前記端末装置に対して前記測位補助情報を送信する測位補助情報送信手段と、
    を有することを特徴とする情報提供装置。
  3. 前記相対位置判断手段は、前記接続中基地局が前記拡大通信範囲の端部に位置するときに、前記端末位置が前記拡大通信範囲の端部であると判断する構成となっていることを特徴とする請求項2に記載の情報提供装置。
  4. 前記端末装置から前記端末装置の現在位置の測位結果である測位位置を示す測位位置情報を取得する測位位置情報取得手段を有し、
    前記測位補助情報送信手段は、前記測位位置が前記拡大通信範囲の端部に位置する前記接続中基地局の前記通信範囲の境界部であるときに、前記端末装置に対して前記測位補助情報を送信する構成となっていることを特徴とする請求項3に記載の情報提供装置。
  5. 前記端末装置の移動方向を示す移動方向情報を取得する移動方向情報取得手段を有し、
    前記測位補助情報送信手段は、前記移動方向が前記接続中基地局の前記通信範囲の外部の方向であるときに、前記端末装置に対して前記測位補助情報を送信する構成となっていることを特徴とする請求項4に記載の情報提供装置。
  6. 前記端末装置の移動速度を示す移動速度情報を取得する移動速度情報取得手段を有し、
    前記測位補助情報送信手段は、前記測位位置が前記接続中基地局の前記通信範囲の境界部の範囲を、前記移動速度情報に基いて変更する構成となっていることを特徴とする請求項5に記載の情報提供装置。
  7. 通信の仲介を行う基地局を介して端末装置と通信可能であって、前記端末装置に対して測位のための測位補助情報を提供する情報提供装置が、前記端末装置の現在位置である端末位置を示す端末位置情報を取得する端末位置情報取得ステップと、
    前記情報提供装置が、前記端末装置と接続中の前記基地局である接続中基地局の位置及び通信範囲、及び、前記接続中基地局と前記通信範囲が連続する前記基地局の位置及び通信範囲によって規定される拡大通信範囲を示す拡大通信範囲情報を生成する拡大通信範囲情報生成ステップと、
    前記情報提供装置が、前記端末位置が前記拡大通信範囲の端部であるか否かを判断する相対位置判断ステップと、
    前記情報提供装置が、前記相対位置判断手段の判断結果に基いて、前記端末装置に対して前記測位補助情報を送信する測位補助情報送信ステップと、
    を有することを特徴とする情報提供装置の制御方法。
  8. コンピュータに、
    通信の仲介を行う基地局を介して端末装置と通信可能であって、前記端末装置に対して測位のための測位補助情報を提供する情報提供装置が、前記端末装置の現在位置である端末位置を示す端末位置情報を取得する端末位置情報取得ステップと、
    前記情報提供装置が、前記端末装置と接続中の前記基地局である接続中基地局の位置及び通信範囲、及び、前記接続中基地局と前記通信範囲が連続する前記基地局の位置及び通信範囲によって規定される拡大通信範囲を示す拡大通信範囲情報を生成する拡大通信範囲情報生成ステップと、
    前記情報提供装置が、前記端末位置が前記拡大通信範囲の端部であるか否かを判断する相対位置判断ステップと、
    前記情報提供装置が、前記相対位置判断手段の判断結果に基いて、前記端末装置に対して前記測位補助情報を送信する測位補助情報送信ステップと、
    を実行させることを特徴とする情報提供装置の制御プログラム。
  9. コンピュータに、
    通信の仲介を行う基地局を介して端末装置と通信可能であって、前記端末装置に対して測位のための測位補助情報を提供する情報提供装置が、前記端末装置の現在位置である端末位置を示す端末位置情報を取得する端末位置情報取得ステップと、
    前記情報提供装置が、前記端末装置と接続中の前記基地局である接続中基地局の位置及び通信範囲、及び、前記接続中基地局と前記通信範囲が連続する前記基地局の位置及び通信範囲によって規定される拡大通信範囲を示す拡大通信範囲情報を生成する拡大通信範囲情報生成ステップと、
    前記情報提供装置が、前記端末位置が前記拡大通信範囲の端部であるか否かを判断する相対位置判断ステップと、
    前記情報提供装置が、前記相対位置判断手段の判断結果に基いて、前記端末装置に対して前記測位補助情報を送信する測位補助情報送信ステップと、
    を実行させることを特徴とする情報提供装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  10. 測位のための測位補助情報を提供する情報提供装置と通信の仲介を行う基地局を介して通信可能な端末装置であって、
    前記端末装置は、
    前記端末装置の現在位置である端末位置を示す端末位置情報を取得する端末側端末位置情報取得手段と、
    前記端末装置と接続中の前記基地局である接続中基地局の位置及び通信範囲、及び、前記接続中基地局と前記通信範囲が連続する前記基地局の位置及び通信範囲によって規定される拡大通信範囲を示す拡大通信範囲情報を生成する端末側拡大通信範囲情報生成手段と、
    前記端末位置が前記拡大通信範囲の端部であるか否かを判断する端末側相対位置判断手段と、
    前記相対位置判断手段の判断結果に基いて、前記情報提供装置に対して前記測位補助情報を要求する端末側測位補助情報要求手段と、
    を有することを特徴とする端末装置。
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