JP2006038125A - 配管継手 - Google Patents

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Masaru Yokogawa
勝 横川
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Abstract

【課題】
壁面あるいは床面等の平板面に開設された開口部間、配管と別の配管やホースとを短時間に、かつ、簡易に接続し得て、必要な作業期間に亙って液体の漏出と脱管を防ぐことができる配管継手を提供することをその目的とする。
【解決手段】
管体の一端にストッパーを設け、他端側に螺子部を形成するとともに、前記ストッパーに当接するように弾性スリーブを嵌装し、該弾性スリーブの後端を押圧する螺子を螺合せしめたものである。
【選択図】 図1


Description

本発明は、配管継手に関するものである。
壁面、あるいは、床面に開設された流体の給排口を有する貯槽、プール、浴槽等において、前記する給排口を一時的に接続する場合、さらには、配管同士の一時的な接続を行う必要が生じるケースが多々存在する。例えば、図6に示される様な循環式浴場設備にあっては、長期の使用にあって、浴場設備における機器ならびに配管、特に、配管内における湯垢の付着、汚れ、バイオフィルム(生物膜=ヌメリ)が生成され、レジオネラ属菌、その他の雑菌の繁殖の温床となることから、定期的に機器ならびに配管内部における付着する汚れ、堆積物を洗浄除去するために化学薬剤(以下、単に薬剤という。)、例えば、過酸化水素水を使用し、前記機器類を循環させて洗浄することが行われる。
かかる洗浄に際しては、薬液貯留タンクAに薬剤を投入し、ポンプBによりヘアキャッチャーC、熱交換器(ボイラー)E、浴槽Fを順次に循環せしめ、配管内部に生成された湯垢、汚れ、バイオフィルム(生物膜=ヌメリ)を洗浄除去するものであるが、この時、薬剤濃度を一定の濃度に維持しつつ洗浄する必要があることから、浴槽Fを経由させることは、使用薬剤量が増大することとなり、処理費の増大を招くことになる。
このため、浴槽Fをショートカットするように、浴槽Fにおける湯の循環供給口Gと、循環排出口Hとを配管により連絡し、さらには、洗浄時における異常反応を回避するために、ろ過機Dを迂回するようにバイパス管路Jを設置し、これにより洗浄を行うことが行われている。
しかして、浴槽Fにおいてショートカットのための配管又はホースIを接続するに当たっては、循環供給口Gに外形がテーパー状のゴム栓Kをハンマー等で叩き込むことにより貫入し(図7参照)、さらに、ゴム栓Kの中央部に設けた挿入孔Lに、一端にネジNを形成した接続管Pをハンマー等で叩き込むことにより打設し、これにより、前記ゴム栓Kを循環供給口Gの内面に圧入固定して配管継手Qとなし、循環排出口Hにおいても同様に配管継手Qを施すとともに、両配管継手Qを連結管としての配管又はホースIで接続することにより、ショートカット配管系を構成し、洗浄することが行われる。
しかしながら、かかる構成にあっては、浴槽Fの壁面に開設された開口部や配管に対して、ハンマー等で叩き込む構成であるため、長時間の洗浄作業における振動や管内液圧等により、テーパー状の弾性スリーブにパイプを差込んで形成した配管継手が、平板面に開設された開口部や配管から抜けて、配管内部の液体が漏出する事故を招く可能性がある。
また、配管継手Qを打設するにテーパー状の弾性スリーブにパイプを差込んで形成した配管継手をハンマー等で叩き込むことにより、壁面に開設された循環供給口Gと、循環排出口Hや配管に対して、強い衝撃を与えることとなり、循環供給口Gと、循環排出口Hや配管の破損を招く可能性があるのみならず、循環供給口Gと、循環排出口Hの口径に適合する多数のゴム栓Kを用意する必要がある等の問題を有するものである。
かかる現状に鑑み、壁面のような平板面に開設された配管の開口部にパイプを接続する技術として、例えば、実用新案登録第3032171号公報に示される技術が提案されている。即ち、横引枝管用配管継手が、口縁に差込ソケット部の内径よりも拡径された内径を持つパッキン収容部を持つ差込ソケット部と、このパッキン収容部から集合縦管の軸方向外方に一体的に延在する内ネジ付き環状端部とを備えており、パッキン収容部には、横引枝管の管端部外周に嵌められた弾性環状パッキンが収容されると共に、押し輪の回動操作用の工具との係合部を有する鍔部を持ち、環状端部の内ネジと螺合して弾性環状パッキンを押圧する押し輪が挿入される。
しかしながら、この先行技術は、壁面の開口部に、枝管の先端部を膨出(バーリング)加工することにより、壁面の開口部に恒久的に枝管を固設するものであって、必要に応じて着脱しうる目的からは懸隔せるものである。
実用新案登録第3032171号公報
そこで、本発明は、壁面あるいは床面等の平板面に開設された開口部間、配管と別の配管やホースとを短時間に、かつ、簡易に接続し得て、必要な作業期間に亙って液体の漏出と脱管を防ぐことができる配管継手を提供することをその目的とする。
前述の課題解決するための本発明に係る配管継手の構成は、平板面に開設された開口にパイプを接続する配管継手において、管体の一端にストッパーを設け、他端側に螺子部を形成するとともに、前記ストッパーに当接するように弾性スリーブを嵌装し、該弾性スリーブの後端を押圧する螺子を螺合せしめた点に存するものである。
本発明にかかる配管継手によれば、弾性スリーブの膨出による開口部あるいは配管内面との摩擦による掛止を行うことにより、配管の接続が容易に行なえると共に、打撃貫入作業をなくすることからこれに伴う平板面に開設された配管開口部の破損を回避しえるとともに、液体の漏出と脱管を確実に防ぐことが可能となり、加えて、弾性スリーブ、さらには、補助弾性スリーブの使用により、これらの膨出作用によって配管開口部の寸法に対する適合性が増大し、配管継手の保有数を削減しうる経済性を有し、産業上奏する効果大なるものである。
以下、図面を参照して本発明配管継手を説明するが、これは発明を限定する意図でなされるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲において変形し得るものであることは勿論である。
図1、図2において、配管継手1はパイプ2の一端に該端部2’が突出するようにストッパー3を嵌着し、溶接4により固定し、中間部分に平滑な胴部5を形成するとともに、反ストッパー側にネジ部6を形成する。前記パイプ2の胴部5にストッパー3の外径より若干寸法の大なる外径を有するゴム製の弾性スリーブ7を嵌挿し、さらに、弾性スリーブ7の端面に当接する回転環8を嵌挿するとともに、前記ネジ部6に螺合するナット9を螺合せしめている。このパイプ2の端部2’にネジを螺設し、該ネジ部6’にキャップ栓10が螺着することも可能である。(図2)
図3は実施の態様を示すもので、壁面あるいは床面等の平面11に開設された開口12に本発明にかかる配管継手1を用いてパイプを接続する状態を示し、壁面11の開口12に配管継手1の端部2’側からネジ部6が開口12から突出するように内部に挿通する。この状態において、ナット9を回転させて前進させると、ナット9が回転環8を押圧し、回転環8はパイプ2の胴部5上をストッパー3へ向かって前進することから、ストッパー3と回転環8に挟持されている弾性スリーブ7は半径方向に変形され、換言すれば、半径方向に膨出することとなり、弾性スリーブ7と開口12内面とは圧着状態、即ち、密封状態が確保できることになり、しかる後、ネジ部6にショートカットのための配管又はホースを接続する。
また、図4は本発明の他の実施例を示すもので、壁面あるいは床面等の平面11に開設された開口12寸法に合わせて配管継手1における弾性スリーブ7を準備するのが望ましいが、例えば、弾性スリーブ7の外周に嵌着する種々の外径寸法を有するゴム製の補助弾性スリーブ13を準備し、補助弾性スリーブ13を配管継手1の弾性スリーブ7の外周に嵌着して使用することも可能なもので、前述と同様に、弾性スリーブ7の膨出が補助弾性スリーブ13に伝達され、該補助弾性スリーブ13が膨出することにより開口12との密着を行わせることができる。
また、図5は本発明の他の実施例を示すもので、配管継手1におけるパイプ2の変形例を示すもので、パイプ2の端部に鍔部14を一体的に形成してなり、その内面にネジ部15を形成し、該ネジ部15にパッキングを介してプラグ栓16を螺着せしめたもので、たとえば、図6に示す機器をショートカットする場合に機器配管の端部を閉塞する場合に盲栓として使用するものである。
本発明にかかる配管継手の組み立て状態を示す説明図 本発明にかかる配管継手の構成部品を示す説明図 本発明にかかる配管継手の作用状態を示す説明図 本発明にかかる配管継手の他の実施態様を示す説明図 本発明にかかる配管継手の他の実施例を示す説明図 循環型浴場設備の一例を示す説明図 従来における配管接続構造を示す説明図
符号の説明
1:配管接続継手
2:パイプ
3:ストッパー
4:溶接
5:胴部
6:ネジ部
7:弾性スリーブ
8:回転環
9:ナット
10:キャップ栓
11:壁面
12:開口
13:補助弾性リング

Claims (2)

  1. 開口部や配管に対して配管やホースを接続する配管継手において、管体の一端にストッパーを設け、他端側に螺子部を形成するとともに、前記ストッパーに当接するように弾性スリーブを嵌装し、該弾性スリーブの後端を押圧する螺子を螺合せしめたことを特徴とする配管継手。
  2. 開口部や配管に対して、配管やホースを接続する配管継手において、前述の弾性スリーブに、その外径にほぼ等しい内径とその外径より大きい外径を有する補助弾性スリーブを組合せ嵌装することにより、前記弾性スリーブの後端を押圧する螺子を螺合せしめたことを特徴とする配管継手。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016161091A (ja) * 2015-03-04 2016-09-05 株式会社藤井合金製作所 埋設式ガス栓

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