JP2006036652A - イオン性液体の製造法及び新規オニウム塩 - Google Patents

イオン性液体の製造法及び新規オニウム塩 Download PDF

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Abstract

【課題】 イオン性液体の安価な製造法及び該製法で製造でき、広範囲な領域で溶液性を示すと共に電気化学的安定域が広く、電気デバイスの電解質として有用な新規イオン性液体を提供すること。
【解決手段】トリメチルアミンと塩化低級アルコキシ低級アルキルを反応させ、得られたアンモニウムクロライドに、式 YA
(式中Aは水素カチオンまたはアルカリ金属カチオンを示し、YはBF 、CFSO 、CFCO 、(Cn2n+1MO、PF6 、AsF6 又はSbF6 を示し、(Cn2n+1MOにおけるnは1または2を示し、Mは、2つの(Cn2n+1MO)基において独立にS又はCを示し、同じであってもまた異なっていてもよい)で示される酸またはそのアルカリ金属塩を反応させ、Yを対のアニオンとして有する低級アルコキシ低級アルキルトリメチルアンモニウムイオン性液体の製造法及び該製造法で得られる下記一般式
【化1】
Figure 2006036652

で示される50℃以下で溶融状態である新規なイオン性液体。


Description

本発明は、電気デバイスの電解質として有用な低級アルコキシ低級アルキルトリメチルアンモニウムイオン性液体の製造法及び新規オニウム塩に関する。
近年イオン性液体の電気科学分野への応用に関心が高まり、その研究が盛んに行われている。イオン性液体は一般的にイオン性化合物が室温、例えば40℃以下、好ましくは30℃以下で液状の溶融塩状態を示し、電導性を有する化合物を意味する。アルコキシアルキル基を有した4級アンモニウム塩の研究は古くからあるが、イオン性液体への関心の高まりと共に、イオン性液体として電気科学分野への利用に関心が高まっている。その1例として、低融点で、蓄電デバイスに使用される非水系有機溶媒への溶解性に優れ、低温時における電解質塩の析出の起こりにくいものとして、特許文献1に、4BF などを対アニオンとするメトキシエチルジエチルメチルアンモニウム等が上げられている。この化合物は イオン性液体として優れた性質を有する。しかし、その製造にはジエチルアミンを 原料として、塩化メトキシエチルを反応させ、2−メトキシエチルジエチルアミン塩酸とした後、ヨウ化メチルで4級化して、2−メトキシエチルジエチルメチルアンモニウムヨウ素塩とし、その後ヨウ素塩をテトラフルオロホウ酸等との塩に変えて、イオン性液体としている。この製造工程は一般的ではあるが、原料として比較的高価なヨウ素化合物若しくは臭素化合物が用いられること、また収率等においても満足すべきものでないことから、イオン性液体として優れると共に、より安価に、製造しうるものが求められている。
WO02/076924 A1
本発明は、電気デバイスの電解質として使用する上で有用な物理的、電気的特性を持ったイオン性液体を簡便でしかも安価に製造する方法及び該方法で得られる新規イオン性液体を提供することを課題とする。
本発明者らは上記課題を解決すべく種々検討の結果、アルコキシアルキルを有するトリメチルアンモニウムイオン性液体はトリメチルアミンから容易に安価に製造しうる上、アルコキシアルキルの選択により、低融点で、安定なイオン性液体とすることができることを見出し、本発明を完成した。
即ち、本発明は、
1.トリメチルアミンと塩化低級アルコキシ低級アルキルの反応により、低級アルコキシ低級アルキルトリメチルアンモニウムクロライドを得、該アンモニウムクロライドに、式
YA
(式中Aは水素カチオンまたはアルカリ金属カチオンを示し、YはBF 、CFSO 、CFCO 、(Cn2n+1MO、PF6 、AsF6 又はSbF6 を示し、(Cn2n+1MOにおけるnは1または2を示し、Mは、2つの(Cn2n+1MO)基において独立にS又はCを示し、同じであってもまた異なっていてもよい。)
で示される酸またはそのアルカリ金属塩を反応させ、Yを対のアニオンとして有する低級アルコキシ低級アルキルトリメチルアンモニウムイオン性液体の製造法、
2.塩化低級アルコキシ低級アルキルが塩化(C3−C4)アルコキシエチルであり、Yが(Cn2n+1MO である上記1に記載のイオン性液体の製造法、
3.Yが(CFSO である上記2に記載のイオン性液体の製造法、
4.下記一般式(1)
Figure 2006036652
(式中Rは炭素数3〜4の直鎖または分岐アルキル基を示す。YはBF 、CFSO 、CFCO 、(Cn2n+1MO 、PF6 、AsF6 又はSbF6 を示し、(Cn2n+1MOにおけるnは1または2を示し、Mは、2つの(Cn2n+1MO)基において独立にS又はCを示し、同じであってもまた異なっていてもよい。)
で示される新規オニウム塩、
5.Rがプロピル基であり、Yが(CFMO(式中Mは前記と同じ意味を示す)である上記4に記載の新規オニウム塩、
6.Yが(CFSOである上記5に記載の新規オニウム塩、
に関する。
従来公知の方法においては、4級アンモニウム塩を含むイオン性液体は通常2級アミンを原料として、前記特許文献1等に示されるように3級アミンとした後、臭化アルキル若しくはヨウ化アルキル等を用いて4級化した後、イオン性液体用のテトラフルオロホウ酸等の酸で交換し、イオン性液体を得るものであり、3工程を必要として、4級化に比較的高価な臭素若しくはヨウ素化合物を用い、かつ収率的にも満足しうるものでなかった。本発明においては安価なトリメチルアミンに直接比較的安価な塩化低級アルコキシ低級アルキルを反応させることにより、高収率で4級アンモニウムクロライド(低級アルコキシ低級アルキルトリメチルアンモニウムクロライド)を得ることができ、それをイオン性液体用の酸(前記式YAで表される化合物)で置換すればよく、製造工程が短い上に、比較的高価なヨウ素化合、臭素化合物等を使用する必要もなく、高収率でイオン性液体を製造しうるものである。また、該製造法により、融点及び粘性が低く、導電性及び電気化学的安定性が高いなど優れた性質を有するイオン性液体である前記一般式(1)で表される新規オニウム塩をも得ることができる。
以下、本発明を詳細に説明する。
本明細書において、低級アルコキシ又は低級アルキルにおける低級という語は通常炭素数1〜6のものを意味し、好ましくは1〜4である。これらのアルキル基は直鎖でも、また分岐していてもよい。これらのアルキル基としてはメチル基、エチル基、n−プロピル基、iso−プロピル基、n−ブチル基、iso−ブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、n−ペンチル基、iso−ペンチル基、neo−ペンチル基、n−ヘキシル基、等の基を上げることができる。
本発明におけるトリメチルアミンと塩化低級アルコキシ低級アルキルとの反応は、通常両者を混合して、好ましくはオートクレーブ中において、100℃〜200℃、好ましくは100℃〜150℃程度で、5〜30時間、好ましくは8〜24時間程度で行われる。両者の仕込み割合は、通常トリメチルアミン1モルに対して低級アルコキシ低級アルキルクロライドを1〜5モル割合、好ましくは1〜1.5モル程度で使用すればよい。両者は通常、常温において液体なので、溶媒は使用しなくてもよいが、必要に応じて使用することもできる。
上記反応で得られる塩化低級アルコキシ低級アルキルトリメチルアンモニウムは、必要に応じて、水に溶解させ、ジクロロメタン、酢酸エチル等の有機溶剤で余剰の原料成分を除去した後、必要に応じて乾燥し、次の塩交換に用いることができる。
塩化低級アルコキシ低級アルキルトリメチルアンモニウムと式
YA
(式中Y及びAは前記と同じ意味を示す)
で表される酸若しくはそのアルカリ金属塩との反応は、通常水溶媒中で、常温において両者をほぼ等モル量若しくは混合液のpHが5〜6程度になるように混合すればよい。目的化合物のイオン性液体が水溶性の場合には、ジクロロメタン等のハロゲン系有機溶媒、酢酸エチル等のエステル系溶媒など、適当な有機溶媒で抽出して、必要に応じて溶媒を除去することにより、また、目的化合物のイオン性液体が非水溶性の場合には、目的のイオン性液体は、液体として反応液から分離して来るので、分液し、必要により水洗浄等を行うことにより、粗イオン性液体を得ることができる。この粗イオン性液体は、必要に応じて、更にシリカゲル、活性アルミナ、活性炭等により常法により処理して、精製し、高純度のイオン性液体とすることもできる。
また、本発明の前記一般式(1)で表される新規オニウム塩は、上記方法で得ることことができ、原料としてトリメチルアミンと比較的安価な塩化C3〜C6アルコキシエチルを用いて、下記反応式
Figure 2006036652
(式中Rは炭素数3〜6の直鎖または分岐アルキル基を示す)
で表される反応により、塩化C3〜C6アルコキシエチルトリメチルアンモニウムを得、前記式YAで表されるイオン液体用の酸若しくはそのアルカリ金属塩で、塩交換することにより得ることができる。
上記の炭素数3〜6の直鎖または分岐アルキル基としては、炭素数3〜4のアルキル基が好ましく、それらとしてはn−プロピル、n−ブチル、iso−プロピル、iso−ブチル等を挙げることができる。
式YAにおけるYとしては例えば、BF4 、(Cn2n+1MO、CFCO 、PF6 、AsF6 、SbF6 等が挙げられ、(Cn2n+1MO、としてはCFSO 、(CFSO、(CSO、CFSONSO 、CFSONCOCF 等が挙げられる。これらのなかで、BF4 または(Cn2n+1MOが好ましく、(Cn2n+1MOのなかでは(Cn2n+1SOが好ましく、具体的には(CFSO、(CSOまたはCFSONSO 等が挙げられ、(CFSOがより好ましい。
式YAにおけるAとしてはH、Li、Na、K等が好ましく、Li、Naがより好ましい。
本発明における一般式(1)で示される化合物が水溶性イオン性液体、例えばプロポキシエチルトリメチルアンモニウムテトラフルオロボレートは、トリメチルアミンと塩化プロポキシエチルより形成されるプロポキシエチルトリメチルアンモニウムクロライドを水に溶解させ、ジクロロメタン等のハロゲノ低級炭化水素系溶媒や、酢酸エチル等の低級脂肪酸の低級脂肪族エステル等の有機溶剤で余剰の原料成分を分液により除去した後、ナトリウムテトラフルオロボレートを加え均一水溶液とし、脱塩や有機溶剤による抽出を行うことにより得られる。また、必要であれば、常法によりクロマトとグラフィーなどの方法により、シリカゲル、活性アルミナ、活性炭処理等を行うこともできる。クロマトとグラフィーの場合、溶離液としては塩化メチレンなどのハロゲン系溶媒が使用される。他の一般式(1)に含まれる水溶性化合物も、それぞれ目的化合物に応じた原料を使用して、上記に準じた方法において合成することができる。
本発明における一般式(1)で示される化合物が非水溶性イオン性液体、例えばプロポキシエチルトリメチルアンモニウムビストリフルオロスルホンイミドやプロポキシエチルトリメチルアンモニウムヘキサフルオロフォスフェートは、トリメチルアミンと塩化プロポキシエチルより形成されるプロポキシエチルトリメチルアンモニウムクロライドを水に溶解させ、ジクロロメタン等のハロゲノ低級炭化水素系溶媒や、酢酸エチル等の低級脂肪酸の低級脂肪族エステル等の有機溶剤で余剰の原料成分を分液により除去した後、リチウムトリフルオロスルホンイミドを加えることにより液体として反応液より分離する粗プロポキシエチルトリメチルアンモニウムトリフルオロスルホンイミドを分液し、更に水で洗浄を行うことにより得られる。また、必要であれば、上記と同様にシリカゲル、活性アルミナ、活性炭処理等を行うこともできる。
次の実施例により本発明の態様を示すが、本発明の範囲を限定するものではない。尚、実施例および比較例に示す化合物の特性は、日本電子株式会社製製核磁気共鳴装置JNM−AL300を用い1H−NMRを、E型粘度計TOKI SANGYO社製 VISCOMETER TV−20を用いて粘度を測定した。
(1)オートクレープ中にトリメチルアミン5.9g と塩化プロポキシエチル12.9gを加え150℃で15時間反応させる。得られた結晶性粗生成物を加圧濾過、ヘキサン洗浄後、乾燥させることによりプロポキシエチルトリメチルアンモニウムクロリド17.8gを得た。(収率95%)
(2)上記(1)で得られたプロポキシエチルトリメチルアンモニウムクロリドに四フッ化ホウ素ナトリウム11.8gと水178mlを加え溶解させ、ジクロロメタンで抽出後、シリカゲルを用いて精製することにより、プロポキシエチルトリメチルアンモニウムテトラフルオロボレート20.6gを得た(収率90%)。
以下、得られたプロポキシエチルトリメチルアンモニウムテトラフルオロボレートのNMR結果を示す。
1H−NMR(DMSO-d6)δ ppm:3.75〜3.80(m 2H)、3.50〜3.53(m 2H)、3.38(s 2H)3.08(s 9H)、1.42−1.54(m 2H)、0.80(t 3H)
該化合物は常温で液体であり、粘度は338mPa(25℃)であり、−50℃においても結晶化は認められなかった。また、該化合物の電位窓は−3.0〜2.3V(5.3V)であった。
オートクレープ中にトリメチルアミン5.9g と塩化メトキシエチル9.9gを加え150℃で13時間反応させる。得られた結晶性粗生成物を加圧濾過、ヘキサン洗浄後、乾燥することによりプロポキシエチルトリメチルアンモニウムクロリド14.6gを得た。(収率95%)
以下実施例1の(2)と同様にして、メトキシキシエチルトリメチルアンモニウムテトラフルオロボレートを得た。(収率91%)
該化合物は常温で液体であり、粘度は307mPa(25℃)であり、−50℃においても結晶化は認められなかった。また、該化合物の電位窓は−3.0〜2.3V(5.3V)であった。
実施例1の(1)で得られたプロポキシエチルトリメチルアンモニウムクロリド17.4gにリチウムトリフルオロスルホンイミド30.9gと水178mlを加え溶解させ、析出したプロポキシエチルトリメチルアンモニウムトリフルオロスルホンイミドを分液後、蒸留水を用いて余剰の水溶性塩を洗浄することによりプロポキシエチルトリメチルアンモニウムトリフルオロスルホンイミド40.1gを得た。
該化合物は常温で液体であり、粘度は65mPa(25℃)であり、−50℃においても結晶化は認められなかった。また、該化合物の電位窓は−3.0〜2.3V(5.3V)であった。
該化合物のNMRを下記に示す。
1H−NMR(DMSO-d6)δ ppm:3.76〜3.81(m 2H)、3.50〜3.53(m 2H)、3.40(s 2H)3.10(s 9H)、1.47−1.59(m 2H)、0.88(t 3H)

Claims (6)

  1. トリメチルアミンと塩化低級アルコキシ低級アルキルの反応により、低級アルコキシ低級アルキルトリメチルアンモニウムクロライドを得、該アンモニウムクロライドに、式
    YA
    (式中Aは水素カチオンまたはアルカリ金属カチオンを示し、YはBF 、CFSO 、CFCO 、(Cn2n+1MO、PF6 、AsF6 又はSbF6 を示し、(Cn2n+1MOにおけるnは1または2を示し、Mは、2つの(Cn2n+1MO)基において独立にS又はCを示し、同じであってもまた異なっていてもよい)
    で示される酸またはそのアルカリ金属塩を反応させ、Yを対のアニオンとして有する低級アルコキシ低級アルキルトリメチルアンモニウムイオン性液体の製造法。
  2. 塩化低級アルコキシ低級アルキルが塩化(C3−C4)アルコキシエチルであり、Yが(Cn2n+1MO である請求項第1項に記載のイオン性液体の製造法。
  3. Yが(CFSO である請求項第2項に記載のイオン性液体の製造法。
  4. 下記一般式(1)
    Figure 2006036652
    (式中Rは炭素数3〜4の直鎖または分岐アルキル基を示す。YはBF 、CFSO 、CFCO 、(Cn2n+1MO、PF6 、AsF6 又はSbF6 を示し、(Cn2n+1MO、におけるMは、2つの(Cn2n+1MO)基において独立にS又はCを示し、同じであってもまた異なっていてもよく、nは1又は2を示す)
    で示される新規オニウム塩。
  5. Rがプロピル基であり、Yが(CFMO(式中Mは前記と同じ意味を示す)である請求項第4項に記載の新規オニウム塩。
  6. Yが(CFSOである請求項第5項に記載の新規オニウム塩。
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