JP2006036467A - シート供給装置及び該装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

シート供給装置及び該装置を備えた画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 シートSの全面同士が密着するのを少なくして、重送の発生を少なくする。
【解決手段】 シート供給装置54は、シートに接触回転してシートを搬送するピックアップローラ9と、ピックアップローラ9によって搬送されるシートを搬送する方向に回転するフィードローラ10、及びフィードローラ10に圧接してシートを戻す方向に所定駆動力が伝達されて重なったシートを分離するリタードローラ11と、を備え、同一のシートをピックアップローラ9によってフィードローラ10より速く搬送して撓ませ、重なったシート同士を離間させてシート間に空気層を生じさせ、その後、ピックアップローラをシートから離間させて、空気層がシート間のほぼ全体に生じるようにして、シート間の密着を殆ど無くし、シートの重送を防止するようになっている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えば画像形成装置の画像形成手段にシートを供給するシート供給装置と、このシート供給装置を装置本体に備えた画像形成装置とに関するものである。
従来、例えば、画像形成装置の装置本体に装備されて装置本体にシートを供給するシート供給装置は、リタード方式によってシートを供給するようになっているものがある。画像形成装置には、複写機、プリンタ、ファクス及びこれらの複合機器等がある。
図4は、リタード方式を採用したシート供給装置の主要部分を示した図である。ピックアップローラ62およびフィードローラ63は、シートの搬送方向に回転させられている。リタードローラ64は、フィードローラ63と追従回転可能であるとともに、トルクリミッタ64bを介してシートの搬送方向とは逆回転方向に回転可能になっている。
図4(a)に示すように、搬送回転体としてのピックアップローラ62によってシートSが1枚、分離手段のフィード回転体としてのフィードローラ63とリタード回転体としてのリタードローラ64とのニップに到達すると、リタードローラ64はフィードローラ63に搬送されるシートS1に連れ回りして、シートS1の搬送方向に従動回転する。一方、シートSが2枚以上重送してニップに到達すると、図4(b)に示すようにリタードローラ64はトルクリミッタ64bを介してシートSの搬送方向に対して逆回転して、下側のシートS2を押し戻して重送を防止する。
このようなトルクリミッタ64bとリタードローラ64を利用したリタード方式は、他のシート供給方式と比べるとシートを分離する性能に優れており、様々なシート供給装置に採用されている。
ところが、ピックアップローラ62によって送り出されたシートSは、シートS同士の密着性が高く、重送されることが多かった。特に、グロス紙は、密着性が非常に高く、ピックアップローラ62によって数枚張り付いた状態で供給されることがある。このためはリタード方式であっても重送したグロス紙を戻されないで、重送されることがあった。このように密着性の高いシートSでも、重送しないようにしたシートの供給機構が提案されている(特許文献1参照)。
以下、従来の重送防止機能を備えた供給機構を図5に基づいて説明する。この構成は、シートSをピックアップローラ62によって供給するようになっている。シートSの先端がフィードローラ63とリタードローラ64のニップ到達後に、フィードローラ63が回転を開始する。
仮に、シートSが重送してフィードローラ63とリタードローラ64のニップに到達したとき、図5(a)に示すように上側の1枚目のシートS1が撓み、1枚目のシートS1と下側の2枚目のシートS2との間に空気層ができ、図5(b)に示すように上側のシートS1が撓みを減らしながら搬送されていく。
これにより、シートS同士の密着性がなくなり、通常のリタード方式に比べて重送の発生確立を減らすことができる。
特開2001−187652号公報(図4参照)
しかし、従来の供給機構は、以下の問題点がある。
まず、フィードローラ63とリタードローラ64のニップにシートSを搬送するとき、フィードローラ63とリタードローラ64が停止しているため、シートSの先端がニップに円滑に入るように搬送する必要がある。フィードローラ63やリタードローラ64が弾性部材であるため、図6(a)に示すように、シートSの先端は、少しでもニップの上下方向にずれると、フィードローラ63に引っ掛かり、折れて、ジャムの発生原因になることがある。
また、ピックアップローラ62とフィードローラ63との間に空気層を作ることができても、シートSの途中から後端にかけての部分は、密着したままである。このため、特に、密着性の高いシートSに関しては、重送を完全に解決することができない。
本発明は、シートSが分離手段としてのフィード回転とリタード回転体とのニップから多少ずれていても先端折れを起こさず、また、シートSの全面同士が密着するのを少なくして、重送の発生を少なくしたシート供給装置を提供することを目的としている。
本発明は、重送の発生の少ないシート供給装置を備えて、シートの画像形成効率を良くした画像形成装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために本発明のシート供給装置は、シートに接触回転して前記シートを搬送する搬送回転体と、前記搬送回転体によって搬送される前記シートを搬送する方向に回転するフィード回転体、及び前記フィード回転体に圧接して前記シートを戻す方向に所定駆動力が伝達されて重なったシートを分離するリタード回転体を有する分離手段と、を備え、前記搬送回転体のシート搬送速度を前記フィード回転体によるシート搬送速度よりも速く設定し、前記フィード回転体が前記シートを搬送開始した後、前記搬送回転体が前記シートから離間するようになっている。
上記目的を達成するために本発明のシート供給装置は、シートに接触回転して前記シートを搬送する搬送回転体と、前記搬送回転体によって搬送される前記シートを搬送する方向に回転するフィード回転体、及び前記フィード回転体に圧接して前記シートを戻す方向に所定駆動力が伝達されて重なったシートを分離するリタード回転体を有する分離手段と、を備え、前記フィード回転体が、前記シートの先端が前記フィード回転体と前記リタード回転体との間を通過した後、回転を一旦停止して再度回転する間に、前記搬送回転体が、前記シートから離間するようになっている。
本発明のシート供給装置は、同一のシートを搬送回転体によってフィード回転体より速く搬送して撓ませ、重なったシート同士を離間させてシート間に空気層を生じさせ、その後、搬送回転体をシートから離間させて、空気層がシート間のほぼ全体に生じさせるようになっているので、シート間の密着を殆ど無くして、シートの重送を防止することができる。
本発明のシート供給装置は、搬送回転体とフィード回転体とでシートを搬送しているとき、フィード回転体を一旦停止させて、重なったシート同士を離間させてシート間に空気層を生じさせ、その後、搬送回転体をシートから離間させて、空気層がシート間のほぼ全体に生じさせるようになっているので、シート間の密着を殆ど無くして、シートの重送を防止することができる。
以下、本発明の実施形態の画像形成装置としてのカラーレーザプリンタと、このカラーレーザプリンタに組み込まれたシート供給装置とを図に基づいて説明する。
なお、画像形成装置には、複写機、プリンタ、ファクス及びこれらの複合機器等があり、本発明は、プリンタに限定されるものではない。また、シート供給装置は、画像形成装置に組み込まれるようになっているが、プリンタのみに組み込まれるものではない。
なお、本実施形態において示した数値は、およその参考数値であって、本発明を限定するものではない。
(カラーレーザプリンタ)
図1は、本発明の実施形態に係るシート供給装置を備えたカラーレーザプリンタの概略構成を示す正面断面図である。
カラーレーザプリンタ(以下、「プリンタ」という)50のカラーレーザプリンタ本体(以下、「プリンタ本体」という)51には、シートに画像を形成する画像形成部52と、プリンタ本体51の下部に引き出し可能に装着された給紙カセット1と、給紙カセット1に収納されたシートを画像形成部52に給送するシート供給装置54と、シート供給装置54から給送されたシートSを画像形成部52に搬送するシート搬送装置30と、シートSに形成されたトナー画像をシートに定着させる定着器32等が設けられている。
ここで、画像形成手段としての画像形成部52は、縦長に上下方向の向き配置されている。画像形成部52は、シアン、イエロー、マゼンタ、及びブラックの4色のトナー画像を担持する像担持体としての感光体ドラム34a乃至34dと、画像情報に基づいてレーザビームを照射して感光体ドラム上に静電潜像を形成する露光器35a乃至35d、感光体ドラム上に形成された静電潜像を現像する形成する現像器36a乃至36d等を備えている。
また、後述するシートを搬送する転写搬送ベルト30aの内側には、4個の感光体ドラム34a乃至34dと共に転写搬送ベルト30aを挟持する不図示の転写部材をそれぞれ併設してある。これらの転写部材は、転写バイアス用電源に接続されており、正極性の電荷を、転写搬送ベルト30aを介してシートに印加するようになっている。シートに転写バイアスが印加されると、感光体ドラム34a乃至34dに接触中のシートは、感光体ドラム上の負極性の各色トナー像が順次転写されて、多色画像を形成されるようになっている。
シート搬送装置30は、シート担持体としての転写搬送ベルト30aを備えている。転写搬送ベルト30aは、駆動ローラ30bと従動ころ30c乃至30eとにより張架支持されて、すべての感光体ドラム34a乃至34dに対向している。転写搬送ベルト30aは、感光体ドラム34a乃至34dに対向する外周面にシートを静電吸着するとともに、感光体ドラム34a乃至34dにシートを接触させるため、駆動ローラ30bによって循環するようになっている。シートは、循環する転写搬送ベルト30aに静電吸着されることにより、転写搬送ベルト30aにより転写位置まで搬送されて、感光体ドラム上のトナー像を転写されるようになっている。
次に、このように構成されたプリンタ50の画像形成動作を説明する。
まず、不図示の帯電器により一様に帯電された感光体ドラム34a乃至34dの表面に露光装置35a乃至35dから射出された画像情報に対応するレーザ光が走査される。すると、感光体ドラムの表面に、潜像が形成される。潜像は、現像器36a乃至36dによってトナー現像されて、感光体ドラム表面にシアン、イエロー、マゼンタ及びブラックの4色のトナー画像に変わる。
一方、このトナー画像形成動作に並行して、給紙カセット1に収容されたシートは、レジストローラ対38に導かれた後、レジストローラ対38によって画像形成動作に同期するようにして転写搬送ベルト30aに吸着される。そして、シートは、転写搬送ベルト30aによって、感光体ドラム34a乃至34dと転写搬送ベルト30aとが圧接する転写部に搬送される。
次に、このように転写部に搬送されたシートは、各転写部に配置されトナーと逆極性の電圧を印加された転写部材の作用により、感光体ドラム34a乃至34d上の各色のトナー画像が、順次重ね合わせて転写される。そして、このようにして4色のトナー画像が多重転写されたシートは、転写搬送ベルト30aから分離されて定着器32に搬送される。
未定着トナー画像を形成されたシートは、定着器32を通過するとき、加圧加熱されて、未定着トナー画像を定着される。この結果、フルカラーのプリント画像が永久画像としてシート上に定着される。最後、シートは排出部39に排出されて、積載される。
(シート供給装置)
図2は、シート供給装置の要部を示す正面図である。
給紙カセット1の本体を構成するカセットハウジング1aには、中板22と、リフター4とが備えられている。中板22は、カセットハウジング1aの回動支点3を支点として上下方向に回動自在に設けられて、シートSを積載されるようになっている。リフター4は、中板2をシートSの上面が適正な給送位置になるまで持ち上げるようになっている。
プリンタ本体51側には、ピックアップローラ9、フィードローラ10、及び搬送ころ13が取付けられている。また、給紙カセット1側には、リタードローラ11、及び搬送ローラ12が取付けられている。給紙カセット1にセットされたシートSは、これらのローラ9,10,11、12、およびころ13によって、給紙カセット1から送り出されるようになっている。シート供給装置54は、搬送回転体としてのピックアップローラ9、フィード回転体としてのフィードローラ10、リタード回転体としてのリタードローラ11、トルクリミッタ11b等で構成されている。フィードローラ10とリタードローラ11は、分離手段を構成している。なお、ピックアップローラ9、フィードローラ10、リタードローラ11の代わりにベルトを使用してもよい。したがって、搬送回転体、フィード回転体、リタード回転体は、ローラに限定されない。
通常、ピックアップローラ9は、シートを1枚ずつフィードローラ10とリタードローラ11のニップに送る。しかし、図2(a)に示すように、シートによっては、強く密着して重送されることがある。重送される2枚のシートS1,S2は、フィードローラ10とリタードローラ11のニップに送られる。このときフィードローラ10は、シートSを搬送する方向へ回転している。リタードローラ11はトルクリミッタ11bを介してシートの搬送方向とは逆回転方向に回転力を受けているが、フィードローラ10に連れ回りして、シートSの搬送方向に従動回転している。よって、シートSの先端は、フィードローラ10とリタードローラ11のニップより多少上方または下方へずれても、フィードローラ10とリタードローラ11がシートSの搬送方向へ回転しているため、シートSは、フィードローラ10とリタードローラ11のニップへ円滑に導かれる。
重なったシートS1,S2は、フィードローラ10とリタードローラ11のニップに到達すると、図2(b)に示すように、下側のシートS2はリタードローラ11の戻し作用により、フィードローラ10とリタードローラ11のニップより先へは進まない。
このとき、ピックアップローラ9の周速Vpとフィードローラ10の周速Vfは、それぞれVp=140mm/s、Vf=120mm/sに設定されている。この両方の周速差によって、上側のシートS1は、ピックアップローラ9に押されて、徐々に撓み、下側のシートS2から離れて、両シート間に空気層が形成される。
その後、図2(c)に示すように、ピックアップローラ9が、シートSから離間する。すると、空気層がシートS1とシートS2との間の全面に広がる。この結果、シートS1とS2との密着力が、殆ど無くなり、上側のシートS1は円滑に搬送ローラ対12に搬送される。
このように、シートS同士の密着性が高くても、ピックアップローラ9とフィードローラ10との間で、上側のシートS1と下側のシートS2との間に空気層が作られて、その空気層をシートのほぼ全面に広げることで、シートS1とシートS2の密着性を殆ど無くすことができる。よって、シートの重送を防止することができて、上側のシートS1のみを搬送ローラ対12に送ることができる。
シート供給装置54は、1枚目のシートS1を供給した後、2枚目のシートS2も同様な動作により、その下の3枚目との密着性を少なくして、2枚目のシートS2のみを供給する。以後、シート供給装置54は、3枚目以降のシートも同様にして、1枚ずつ順次供給していく。
ピックアップローラ9の周速Vpとフィードローラ10の周速Vfと周速差は、ピックアップローラ9とフィードローラ10の距離などの条件に応じて自由に設定して良い。しかし、周速差があまり少ないと、シート供給装置54は、シート間に空気層を充分に形成することができないで、シートを分離するのが困難である。逆に、速度差が大きすぎると、シート供給装置54は、シートに大きな撓みを形成して、シートにジャムを発生させるおそれがある。よって、ピックアップローラ9の周速Vp、フィードローラ10の周速Vf、および両者の周速差、ピックアップローラ9とフィードローラ10との間隔等は、種々のシートの種類、シートの厚み、シートの長さに対応できるように、実験的に求めるのが好ましい。
以上の説明では、シート供給装置54は、ピックアップローラ9の周速Vpとフィードローラ10の周速Vfとに周速差を持たせてシート間に空気層が生じさせて、シートの重送を防止するようになっているが、図3に示すように、ピックアップローラ9の周速Vpとフィードローラ10の周速Vfとを、ほぼ同じ(Vp≒Vf)に設定し、且つフィードローラ10とリタードローラ11の駆動を止めることによっても、シート間に空気層を生じさせて、シートの重送を防止することができる。
すなわち、シート供給装置54は、図3(a)に示すように、ピックアップローラ9によって、2枚のシートSがフィードローラ10とリタードローラ11のニップに供給された後、リタードローラ11を戻し回転させて、下側の2枚目のシートS2がフィードローラ10とリタードローラ11のニップより先へは進まないようにする。一方、上側の1枚目のシートS1は、ピックアップローラ9の周速Vpとフィードローラ10の周速Vfとがほぼ同じ(Vp≒Vf)に設定されているので、ピックアップローラ9とフィードローラ10の間で殆ど撓むことなく搬送される。
そして、シート供給装置54は、不図示の電磁クラッチを切って、フィードローラ10とリタードローラ11との回転を止めて、図3(b)に示すように上側の1枚目のシートS1をピックアップローラ9で搬送して撓ませ、下側の2枚目のシートS2との間に空気層を形成させる。シート供給装置54は、ある程度、空気層が生じたところで、図3(c)に示すように、ピックアップローラ9をシートSから離す。すると、空気層がシートS1とシートS2の間全面に広がり、上側の1枚目のシートS1と下側の2枚のシートS2との密着力が殆ど無くなる。そして、シート供給装置54は、再び、フィードローラ10とリタードローラ11の駆動を開始する。すると、上側の1枚目のシートS1のみが搬送ローラ対12へ搬送される。
ピックアップローラ9がシートから離れるのと、フィードローラ10とリタードローラ11の駆動再開とのタイミングは、どちらを先に行っても良い。もし、フィードローラ10とリタードローラ11の駆動再開を先に行う場合には、ピックアップローラ9の離間は、シートS1の撓みがなくなる前、およびシートS1の先端が搬送ローラ対12に到達する前に行う必要がある。
以上の説明では、ピックアップローラ9の周速Vpとフィードローラ10の周速Vfを、ほぼ同じ(Vp≒Vf)に設定してあるが、必ずしもその設定にする必要はなく、例えば、前述したようにVp>Vfとし、搬送しつつ撓みを作り、さらにフィードローラ10の回転を開始してからピックアップローラ9がシートから離れるまでの間に一旦止めることにより撓みを大きくしてもよい。この場合には、より一層をシートの重送を防止することができる。
また、フィードローラ10とリタードローラ11とが、ピックアップローラ9によってシートが搬送されてくるまでに、回転を開始することによって、シートの先端が、フィードローラ10とリタードローラ11とのニップの上下方向にずれるようなことがあっても、フィードローラ10とリタードローラ11は、図2(a)に示すような回転によって、シートの先端をニップに引き込むことができる。
また、本実施形態のプリンタ50は、シートを重ねて送ることが殆ど無いシート搬送装置54を備えているので、シート、1枚1枚に画像を確実に形成することができて、シートの画像形成効率を高めることができる。
本発明の実施形態に係るシート供給装置を備えたカラーレーザプリンタの概略構成を示す正面断面図である。 シート供給装置の要部を示す正面図であり、ピックアップローラのシート搬送速度をフィードローラのシート搬送速度より速く場合の動作説明図である。(a)はシートの供給を開始した状態の図である。(b)は上側のシートに撓みを形成させて、シート間に空気層を形成した状態の図である。(c)はピックアップローラをシートから離して、シート間のほぼ全体に空気層を形成した状態の図である。 シート供給装置の要部を示す正面図であり、ピックアップローラのシート搬送速度とフィードローラのシート搬送速度とをほぼ同じにした場合の動作説明図である。(a)はシートの供給を開始した状態の図である。(b)は上側のシートに撓みを形成させて、シート間に空気層を形成した状態の図である。(c)はピックアップローラをシートから離して、シート間のほぼ全体に空気層を形成した状態の図である。 従来の給紙機構の正面図であり、動作説明用の図である。(a)はシートを搬送している状態の図である。(b)はリタードローラが逆転して、下側のシートを押し戻している状態の図である。 従来の給紙機構の正面図であり、動作説明用の図である。(a)はシート間に空気層を作った状態の図である。(b)は上側のシートS1が撓みを減らしながら搬送されていく状態の図である。 従来の給紙機構の正面図であり、課題を説明するための動作説明用の図である。(a)はシートの先端がフィードローラに当接した状態の図である。(b)はシートの先端が屈曲した状態の図である。
符号の説明
1 給紙カセット
9 ピックアップローラ(搬送回転体)
10 フィードローラ(フィード回転体、分離手段)
11 リタードローラ(リタード回転体、分離手段)
11b トルクリミッタ
12 搬送ローラ対
30 シート搬送装置
32 定着器
34a乃至34d 感光体ドラム
35a乃至35d 露光器
36a乃至36d 現像器
50 カラーレーザプリンタ
51 カラーレーザプリンタ本体
52 画像形成部(画像形成手段)
54 シート供給装置

Claims (5)

  1. シートに接触回転して前記シートを搬送する搬送回転体と、
    前記搬送回転体によって搬送される前記シートを搬送する方向に回転するフィード回転体、及び前記フィード回転体に圧接して前記シートを戻す方向に所定駆動力が伝達されて重なったシートを分離するリタード回転体を有する分離手段と、を備え、
    前記搬送回転体のシート搬送速度を前記フィード回転体によるシート搬送速度よりも速く設定し、前記フィード回転体が前記シートを搬送開始した後、前記搬送回転体が前記シートから離間することを特徴とするシート供給装置。
  2. シートに接触回転して前記シートを搬送する搬送回転体と、
    前記搬送回転体によって搬送される前記シートを搬送する方向に回転するフィード回転体、及び前記フィード回転体に圧接して前記シートを戻す方向に所定駆動力が伝達されて重なったシートを分離するリタード回転体を有する分離手段と、を備え、
    前記フィード回転体が、前記シートの先端が前記フィード回転体と前記リタード回転体との間を通過した後、回転を一旦停止して再度回転する間に、前記搬送回転体が、前記シートから離間することを特徴とするシート供給装置。
  3. 前記搬送回転体のシート搬送速度が、前記フィード回転体によるシート搬送速度以上に設定されていることを特徴とする請求項2に記載のシート供給装置。
  4. 前記フィード回転体が、前記搬送回転体によって前記シートが搬送されてくるまでに、回転を開始していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート供給装置。
  5. シートに画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段にシート供給する請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシート供給装置と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013220891A (ja) * 2012-04-16 2013-10-28 Dainippon Printing Co Ltd 枚葉基材包装体、基材供給システムおよび基材供給方法

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