JP2006035333A - 薄板リングの切出し装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】リングを1枚ずつ確実に切り出すことを簡単な構成で実施でき、かつ品種の交換に簡単に対応することができる薄板リングの切出し装置を提供する。
【解決手段】サイドリング23をマガジン部の外周に積層状態で取り付け、サイドリング23をマガジン部の軸方向へ押出して先頭の1番サイドリング23Aをマガジン部の先端部32から切り出し、2番サイドリング23Bはマガジン部に残す如くにサイドリング23を1枚ずつ切り出す装置である。1番サイドリング23Aを切出し位置P3まで送り出した際に、1番サイドリング23Aを2番サイドリング23Aへ向けて押圧し、かつ1番サイドリング23Aを2番サイドリング23Bから切り出すことを許容する押圧手段35を備える。
【選択図】図7

Description

本発明は薄板リングの切出し装置に係り、特に、サイドリングなどのリングをマガジン部に複数枚積層し、積層したサイドリングをピストンに向けて送り出し、マガジン部の先端部からサイドリングを1枚ずつ切り出す薄板リングの切出し装置に関する。
ピストンをエンジンに組み込む際には、ピストンのトップリング溝およびセカンドリング溝にトップリングおよびセカンドリングをそれぞれ組み付け、オイルリング溝にオイルリングアッセンブリを組み付ける。
トップリング溝およびセカンドリング溝は、シリンダ室の圧力を保つためのリングで、オイルリングアッセンブリはシリンダ壁面の潤滑油を適度に掻き落とすためのリングである。
オイルリングアッセンブリは、オイルリングと、このオイルリングの両側に配置した一対のサイドリングとからなる。
これらのリングをピストンに組み付ける際には、複数枚のリングをマガジン部に積層し、積層したリングを、マガジン部の軸方向にリング1枚の厚さ分だけ送り出すことで、先頭のリングを1枚ずつ切り出し、切り出したリングをピストンに組み付ける。
しかし、リングには防錆用のオイルを塗布するため、複数枚のリングを積層した際に、隣接するリング同士がオイルで付着して離れ難くなる虞がある。
そこで、先頭のリングにノズルからエアを吹き付け、エアの吹付け力で先頭のリングを2番目のリングから離す(すなわち、切り出す)ようにしたリングの切出し装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平6−277957号公報(図4)
ここで、先頭のリングと2番目のリングとがオイルで付着した場合、切出し装置のノズルからエアを吹き付けても、2番目のリングから先頭のリングを切り出すことができない場合がある。
2番目のリングから先頭のリングを切り出すために、ノズルのエア圧を高くすることが考えられる。しかし、ノズルのエア圧を高くすると、先頭のリングと一緒に2番目のリングも離れてしまう虞がある。
この対策として、例えば、ノズルの吹付け位置を精度よく位置決めして、先頭のリングと2番目のリングとの間の隙間にのみエアの吹き付けを可能とし、位置決めしたノズルから、エア圧を高めてエアを吹き付けたり、複数回エアを吹き付けたりすることで先頭のリングを離す方法が考えられる。
しかし、この方法を実施するためには、ノズルの精度を高めることが必要になり、加えて、エア圧の制御や吹付け回数の制御が必要になる。このため、切出し装置の設備が複雑になることが考えられる。
特に、リングがサイドリングのような薄板リングの場合には、その傾向が顕著に表れる。
さらに、リングの品種が変更になった場合には、変更したリングに合わせて、ノズルを高精度に位置決めし、加えて、エア圧や吹付け回数の制御状況も調整する必要がある。このため、品種変更の際の段取りに手間がかかり、そのことが生産性を高める妨げになっていた。
本発明は、リングを1枚ずつ確実に切り出すことを簡単な構成で実施でき、かつ品種の交換に簡単に対応することができる薄板リングの切出し装置を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、リングの一箇所に切断部を有する金属製の薄板リングを、マガジン部の外周に積層状態で取り付け、この積層した薄板リングをマガジン部の軸方向へ押出して先頭の1番薄板リングをマガジン部から切り出し、その次の2番薄板リングはマガジン部に残す如くに、薄板リングを1枚ずつ切り出す薄板リングの切出し装置において、この切出し装置は、前記1番薄板リングを切出し位置まで送り出した際に、1番薄板リングを前記2番薄板リングへ向けて押圧し、かつ1番薄板リングを2番薄板リングから切り出すことを許容する押圧手段を備えたことを特徴とする。
1番薄板リングを切出し位置まで送り出した際に、2番薄板リングはマガジン部に残っている。この状態で、1番薄板リングを押圧手段で2番薄板リングへ向けて押圧することで、1番薄板リングで2番薄板リングを押圧しながら1番薄板リングを切り出す。
このように、2番薄板リングを1番薄板リングで押圧することで、マガジン部から2番薄板リングが離れることを防ぐ。これにより、マガジン部に2番薄板リングを残して、1番薄板リングのみを確実に切り出すことができる。
請求項2は、押圧手段を着脱自在に設けたことを特徴とする。
押圧手段を着脱自在に設けることで、多種の薄板リングに対応する押圧手段を用意しておくことが可能になる。よって、薄板リングの品種が変更になった場合に、現行の押圧手段を外して、新たな薄板リングに対応する押圧手段を取り付けることができる。
これにより、薄板リングの品種の変更に合わせて、押圧手段を手間をかけないで簡単に交換することができる。
請求項1に係る発明では、押圧手段を備えるだけの簡単な構成で、薄板リングを1枚ずつ確実な切り出すことが可能になり設備の簡素化を図ることができるという利点がある。
請求項2に係る発明では、押圧手段を着脱自在に設けることで、押圧手段を手間をかけないで簡単に交換することができ、生産性を高めることができるという利点がある。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。
図1(a)は本発明に係る薄板リングの切出し装置で組み付けるサイドリングを示す分解斜視図、図1(b)はサイドリングをピストンに組み付けた状態を示す断面図である。
(a)に示すように、ピストン10は、外周11aにヘッド11側からスカート12側に向けて順にトップリング溝13、セカンドリング溝14およびオイルリング溝15を備える。
トップリング溝13には、トップリング18を組み付け、セカンドリング溝14には、セカンドリング19を組み付ける。トップリング18およびセカンドリング19は、リングの一箇所にそれぞれ切断部18a,19aを有し、燃焼ガスをシールするための金属製のC形リングである。
オイルリング溝15には、オイルリングアッセンブリ20を組み付ける。オイルリングアッセンブリ20は、シリンダ壁面(図示せず)の潤滑油を適度に掻き落とすためのリングである。
このオイルリングアッセンブリ20は、オイルリング21と、このオイルリング21の両側に配置する一対のサイドリング(薄板リング)23,23とからなる。
オイルリング21は、リングの一箇所に切断部22があり、伸縮性に富む波形に成形し、外力を取り除くとオイルリング21の端部21a、21b同士が重なる性質を有するC形リングである。
なお、図1においては、理解を容易にするために、オイルリング21の両端部21a、21bを離した状態で示す。
サイドリング23は、リングの一箇所に切断部24があり、厚さが0.5mmを超えない薄板の金属製C形リングである。
ここで、オイルリング21をエキスパンダといい、サイドリング23をレールともいう。
(b)に示すように、トップリング溝13にトップリング18を組み付け、セカンドリング溝14にセカンドリング19を組み付ける。
オイルリング溝15にオイルリング21を組み付けた後、サイドリング23,23を組み付け、組み付けたサイドリング23,23をオイルリング21の両側に配置する。
図2は本発明に係る薄板リングの切出し装置を示す断面図であり、サイドリング23を切出し位置の直前まで送り出した状態を示す。
薄板リングの切出し装置30は、複数枚のサイドリング23…(…は複数枚を示す)を積層した状態で蓄え、かつ先端部32にピストン10を配置可能なマガジン部31と、このマガジン部31と平行に設け、マガジン部31に積層したサイドリング23…をピストン10に向けて送り出すことにより、先頭のサイドリング(1番薄板リングとしての1番サイドリング)23(23A)をマガジン部31の先端部32から送り出す送出し手段34と、サイドリング23…を1枚ずつ切り出すための押圧手段35(図3も参照)を備える。
なお、発明の理解を容易にするために、1番サイドリング23の符号を「23A」、1番サイドリング23Aの次の2番サイドリング(2番薄板リング)23の符号を「23B」として説明する。
マガジン部31は、ベース37にガイド体38を立て、ガイド体38の先端部39にカップ部材41を取り付けたものである。
ガイド体38は、複数枚のサイドリング23…を先端部39側から順次嵌め込むことで、外周42aに沿って複数枚のサイドリング23…を積層可能な本体42と、この本体42の外周42aに軸線43に沿って(すなわち、軸方向に)設けるとともに、外周42aから突出させたキープレート44とを備える。
本体42には載置板46を昇降自在に配置し、この載置板46に、本体42に積層したサイドリング23…を載せる。
本体42にキープレート44を備えることで、本体42にサイドリング23…を積層した際に、サイドリング23…の切断部24…(図1参照)をキープレート44に嵌め込む。
これにより、サイドリング23…の切断部24…の位置を所定位置に決めた状態で本体42に積層する。
カップ部材41は、ガイド体38の先端部39に取り付けた部材で、先端部32に嵌合凹部32aを形成し、この嵌合凹部32aにピストン10のヘッド11側を収納する部材である。
カップ部材41は、外周48を、ガイド体38(すなわち、本体42)端部から上方に延びた下部外周48aと、下部外周48aから上方に延びた中央テーパ外周48bと、中央テーパ外周48bから上方に延びた上部外周48cとで形成したものである。
下部外周48aは、ガイド体38の外周、すなわち本体42の外周42aと同一の外径で形成したストレート状の外周である。
上部外周48cは、ガイド体38の外周、すなわち本体42の外周42aの外径より大きな外径で形成したストレート状の外周である。
中央テーパ外周48bは、下部外周48aから上部外周48cに向けて外径が漸次大きくなるように形成したテーパ状の外周である。
これにより、ガイド体38に積層したサイドリング23…を、カップ部材41の下部外周48aに円滑に移動することができる。
さらに、下部外周48aまで移動したサイドリング23…を、下部外周48aから中央テーパ外周48bを介して上部外周48cまで円滑に移動することができる。
ここで、サイドリング23…を上部外周48cに配置した際に、サイドリング23…は拡径された状態に弾性変形する。
送出し手段34は、ベース51にケーシング52を立て、ケーシング52内にボールねじ53を配置し、このボールねじ53を上下の軸受54,55を介して回転自在に取り付け、ボールねじ53の下端部にサーボモータ56を連結し、ボールねじ53に昇降体57を連結し、昇降体57にブラケット58を介して載置板46を取り付けたものである。
サーボモータ56を駆動することにより昇降体57が上昇し、昇降体57とともにブラケット58および載置板46を上昇する。
載置板46を上昇することで、載置板46に積層したサイドリング23…を、マガジン部31の軸方向へ送り出してピストン10に向けて上昇する。
これにより、載置板46に積層したサイドリング23…をガイド体38からカップ部材41に送り出し、送り出したサイドリング23…のうち、1番サイドリング23Aをカップ部材41の先端部32から送り出す。
カップ部材41の先端部32から送り出された1番サイドリング23Aは、1番サイドリング23Aのばねによる復元力で縮径して2番サイドリング21Bから分離して切り出す。
すなわち、薄板リングの切出し装置30は、マガジン部31の外周に沿わせてサイドリング23…を積層し、積層したサイドリング23…をマガジン部31の軸43方向へ送出し手段34で送り出して先頭の1番サイドリング23Aをマガジン部31の先端部32から分離して切り出し、その次の2番サイドリング23Bはマガジン部31に残す如くに、積層したサイドリング23…群から1枚ずつサイドリング23…を切り出す装置である。
図3は本発明に係る薄板リングの切出し装置の押圧手段を示す斜視図である。
押圧手段35は、カップ部材41の先端部32近傍に支持ブラケット61を設け、支持ブラケット61に一対のクランプ(市販品)62,62を設け、クランプ62,62で支持ブラケット61にプレート63を着脱自在に取り付け、このプレート63に一対の板ばね65,65を一定間隔をおいて取り付けたものである。
支持ブラケット61は、中央に矩形状の収納凹部67を備え、この収納凹部67の中央に開口部(図示せず)を形成した略矩形状の部材である。支持ブラケット61を、架台36(図2参照)に取り付ける。
収納凹部67は、プレート63の外形より一回り大きく形成した矩形状の凹部であり、底部67a(図4参照)に一対の位置決めピン68,68(図10(b)も参照)を備える。収納凹部67の深さをプレート63の板厚と略同じに形成する。
収納凹部67の中央に形成した開口部(開口部)は、カップ部材41やピストン10の外径より大きな径で形成された円形状の孔である。
収納凹部67に嵌め込むプレート63は、外形を矩形状に形成し、中央に開口部69を備えるとともに、対角線上のコーナ部71,71に位置決め孔72,72を備える。
プレート63を収納凹部67に収納した際に、一対の位置決め孔72,72に位置決めピン68,68をそれぞれ差し込むことにより、位置決めピン68,68で開口部69を所定位置に位置決めする。
開口部69は、支持ブラケット61の開口部(図示せず)と同様に、カップ部材41やピストン10の外径より大きな径で形成された円形状の孔である。
さらに、開口部69は、支持ブラケット61の開口部(図示せず)より小さな径で形成した孔である。
この開口部69の周縁69a近傍に、一対の板ばね65を一定間隔をおいて、開口部69の半径方向に向けて取り付ける。
具体的には、一対の板ばね65,65の基端部65a,65aに保持片74,74を載せ、保持片74,74を支持ブラケット61にボルト75,75でねじ結合する。
一対の板ばね65,65の基端部65a,65aを、開口部69の周縁69a近傍に取り付ける。この状態で、一対の板ばね65,65の先端部65b、65b側が、開口部69の半径方向内側に向けて突出する。
一対のクランプ62,62を、支持ブラケット61のうち、収納凹部67の両側の部位にそれぞれボルト76…で取り付ける。
一対のクランプ62,62は、トグル機構を利用したクランプである。
一対のクランプ62,62によれば、操作レバー77,77を支軸78,78を軸にして矢印aの如く上方に揺動することにより、押さえ部79,79が支軸81,81を軸に矢印bの如く上方に揺動する。
押さえ部79,79が矢印bの如く揺動することで、押さえ部79,79のロッド先端82,82がプレート63の表面から離れ、プレート63の押圧を解除する。
ロッド先端82,82をプレート63の表面から離すことで、プレート63を支持ブラケット61から外すことができる。
支持ブラケット61の収納凹部67に新たなプレートを収納させた後、操作レバー77,77を支軸78,78を軸にして下方に揺動することにより、押さえ部79,79が支軸81,81を軸に下方に揺動する。
この際に、ある点を過ぎると反力の方向が逆向き(すなわち、下向きに)なり、セルフロック状態になる。
これにより、押さえ部79,79のロッド先端82,82が、新たなプレートに当接して、新たなプレートを収納凹部67内に保持する。
図4は本発明に係る薄板リングの切出し装置の要部拡大図である。
支持ブラケット61の収納凹部67にプレート63を配置し、プレート63に開口部69を形成し、開口部69の周縁69a近傍にねじ孔84を形成する。
プレート63と保持片74との間にシム85,86を介在させて板ばね65の基端部65aを挟み、保持片74の取付孔74aにボルト75を差し込む。
差し込んだボルト75を、シム86、板ばね65の基端部65aおよびシム85を貫通させて、ボルト75のねじ部をねじ孔84に臨ませる。このねじ孔84にボルト75のねじ部をねじ結合する。
これにより、プレート63と保持片74とで、板ばね65の基端部65aを挟持する。ここで、プレート63と板ばね65の基端部65aとの間にシム85を介在させることで、板ばね65の高さP1を調整することが可能になる。
すなわち、板ばね65を、カップ部材41の先縁32bの高さP2に対して所望の高さP1に位置決めすることができる。
ここで、(P1−P2)の値として、オフセット量Sを例示して説明する。
オフセット量とは、カップ部材41の先縁32bの位置を基準して、1番サイドリング23Aが2番サイドリング23Bから分離する(離れる)直前の位置までの距離をいう。
具体的には、オフセット量Sは、サイドリング23の厚さtに対して、t×(1/4)≦S≦t×(3/4)である。
板ばね65は、基端部65aを支持端とし、先端部65bを自由端とした片持ち支持の部材である。
サイドリング23…をピストン10に向けて送り出すことにより、先頭の1番サイドリング23Aで板ばね65の先端部65bを押圧する。板ばね65の先端部65bを押圧することにより、先端部65bが矢印cの如く上方に弾性変形する。
1番サイドリング23Aが、オフセット量Sにサイドリング23の厚さtを加えた距離(S+t)だけ上昇すると、2番サイドリング23Bから離れる。すなわち、1番サイドリング23Aが切出し位置P3(図7参照)に位置し、1番サイドリング23Aの切出しが完了する。
1番サイドリング23Aの切出しが完了して、1番サイドリング23Aが板ばね65の先端部65bから離れると、板ばね65の復元力で先端部65bが矢印dの如く下方に戻る。
板ばね65の先端部65bが矢印dの如く下方に戻ることで、先端部65bが2番サイドリング23Bに当接する。
図5は本発明に係る薄板リングの切出し装置でサイドリングを切り出す手順を示すフローチャートであり、図中ST××はステップ番号を示す。なお、符号は図3、図4に示す。
ST01;サイドリング23…を送り出す。
ST02;先頭の1番サイドリング23Aを一対の板ばね65、65の先端部65b,65bに当接する。
ST03;1番サイドリング23Aを切出し位置P3(図7参照)まで送り出す。
ST04;1番サイドリング23Aを切り出す。
ST05;一対の板ばね65,65が復元して、先端部65b,65bが2番サイドリング23Bに当接する。
以下、図6〜図9に基づいて薄板リングの切出し装置30でサイドリング23…を切り出す手順を詳しく説明する。
図6(a),(b)は本発明に係る薄板リングの切出し装置でサイドリングを送り出す例を説明する図であり、(a)はST01、(b)はST02を示す。
(a)において、図2に示すマガジン部31のガイド体38に複数枚のサイドリング23…を積層した後、支持ブラケット61の収納凹部67にプレート63を配置する。
このプレート63をクランプ62,62(図3参照)で固定して、一対の板ばね65,65を高さP1の位置に配置する。
ここで、一対の板ばね65,65は同じ部材であり、以下、理解の容易化を図るために1枚の板ばね65について説明する。
一対の板ばね65,65を高さP1の位置に配置した後、カップ部材41の嵌合凹部32aにピストン10を、ヘッド11側を下向きにして載置する(図2も参照)。
次いで、送出し手段34のサーボモータ56(図2参照)を駆動することにより、サイドリング23…を矢印eの如く送り出す。
(b)において、先頭の1番サイドリング23Aが板ばね65の先端部65bに当接して、先頭の1番サイドリング23Aで板ばね65の先端部65bを押圧する。
板ばね65の先端部65bを押圧することにより、先端部65bが矢印fの如く上方に弾性変形する。
図7(a),(b)は本発明に係る薄板リングの切出し装置で1番サイドリングを切り出す例を説明する図であり、(a)はST03、(b)はST04の前半を示す。
(a)において、1番サイドリング23Aが、カップ部材41の先縁32bの位置から、オフセット量Sにサイドリング23の厚さtを加えた距離(S+t)だけ上昇する。
1番サイドリング23Aが切出し位置P3に位置する。
(b)において、板ばね65の先端部65bの押圧力により、1番サイドリング23Aに矢印gの如く2番サイドリング23Bへ向けて押圧力がかかる。
一方、1番サイドリング23Aは拡径された状態でカップ部材41に積層されている。よって、1番サイドリング23Aがカップ部材41の先縁32bの位置から距離(S+t)だけ上昇すると、1番サイドリング23Aはばねの復元力により縮径しようとする。
ここで、1番サイドリング23Aと2番サイドリング23Bとの間の隙間には防錆用のオイルが介在されている。このため、1番サイドリング23Aと2番サイドリング23Bとが付着されている。
このため、板ばね65の押圧力が1番サイドリング23Aにかかっていないと、1番サイドリング23Aがばねの復元力で縮径する際に、1番、2番のサイドリング23A,23Bとが一体的に矢印hの如く斜め上方に縮径することが考えられる。
このため、1番、2番のサイドリング23A,23Bとが一体的にカップ部材41の先端部32から離れてしまう虞がある。
しかし、薄板リングの切出し装置30によれば、板ばね65の押圧力を、1番サイドリング23Aに矢印gの如く2番サイドリング23Bへ向けてかけることで、1番、2番のサイドリング23A,23Bとが一体的に矢印hの如く斜め上方に縮径することを防止する。
よって、1番サイドリング23Aはばねの復元力により矢印iの如く水平方向に縮径する。
これにより、1番サイドリング23Aで2番サイドリング23Bを押圧しながら、1番サイドリング23Aを切り出すことができる。
このとき、2番サイドリング23Bの内周23aは、カップ部材41の先端部32に当接しているので、2番サイドリング23Bが1番サイドリング23Aと一緒にカップ部材41から離れることを防ぐ。
よって、2番サイドリング23Bをカップ部材41の先端部32に残した状態で、1番サイドリング23Aのみを確実に切り出すことができる。
図8(a),(b)は本発明に係る薄板リングの切出し装置で2番サイドリングを板ばねで押さえる例を説明する図であり、(a)はST04の後半、(b)はST05を示す。
(a)において、1番サイドリング23Aが切り出されて、板ばね65の先端部65bから離れる。
2番サイドリング23Bと、板ばね65の先端部65bとの間に隙間88が生じ、板ばね65の復元力で先端部65bが矢印jの如く下方に戻る。
(b)において、板ばね65の先端部65bが2番サイドリング23Bに当接する。
ここで、2番サイドリング23Bから離れた1番サイドリング23Aは、ピストン10のオイルリング溝15に入り込み、オイルリング21の上側側面に組み付けられる。
なお、本実施の形態においては、オイルリング21の上側側面に、1番サイドリング23Aを組み付ける例について説明するが、オイルリング21の下側側面に1番サイドリング23Aを組み付けることも可能である。
1番サイドリング23Aをピストン10に組み付けた後、ピストン10をカップ部材41の嵌合凹部32aから矢印kの如く取り外す。
以下、図6〜図8で説明した手順を順次繰り返すことにより、2番サイドリング23Bを切り出し、さらに、その下方に積層したサイドリング23…を順次1枚ずつ切り出すことができる。
図9(a)〜(c)は薄板リングの切出し装置の比較例を説明する図である。
(a)において、ピストン100をカップ部材101の嵌合凹部101aに載置する。このピストン100は、オイルリング溝102にオイルリング103および一方のサイドリング104が組み付けられている。
ピストン100をカップ部材101の嵌合凹部101aに載置した後、マガジン部(図示せず)積層したサイドリング104…を矢印mの如く送り出す。
(b)において、1番サイドリング104Aが、カップ部材101の先縁101bの位置から、オフセット量Sにサイドリング104の厚さtを加えた距離(S+t)だけ上昇する。
同時に、エアノズル106からエア107を噴射して、1番サイドリング104Aと2番サイドリング104Bとの間の隙間にエア107を吹き付ける。
このエア107の吹き付けは、2番サイドリング104Bから1番サイドリング104Aを離すことを目的としておこなう。
しかし、1番サイドリング104Aと2番サイドリング104Bとの間の隙間には防錆用のオイルが介在され、1番サイドリング104Aと2番サイドリング104Bとが付着されている。
よって、1番サイドリング104Aと2番サイドリング104Bとの間の隙間にエア107を吹き付けても、2番サイドリング104Bから1番サイドリング104Aを離すことは難しい。
このため、1番サイドリング104Aがばねの復元力で縮径する際に、1番、2番のサイドリング104A,104Bとが一体的に矢印nの如く斜め上方に縮径する。
(c)において、1番、2番のサイドリング23A,23Bとが一体的に斜め上方に縮径することで、1番、2番のサイドリング23A,23Bとが一体的にカップ部材41の先端部32から離れてしまう虞がある。
ところで、薄板リングの切出し装置30は、図2、図3に示すようにカップ部材41の先端部32近傍に押圧手段35(図3も参照)を備える。このため、ピストン10やサイドリング23の品種変更に合わせて、カップ部材41を交換する際に、押圧手段35が交換の妨げになる虞がある。
そこで、薄板リングの切出し装置30は、押圧手段35を備え、かつ、カップ部材41を手間をかけないで簡単に交換することができるように構成した。
以下、カップ部材41を交換する手順を図10(a),(b)に基づいて説明する。
図10(a),(b)は本発明に係る薄板リングの切出し装置の押圧手段を交換する例を説明する図である。
(a)において、クランプ62,62の操作レバー77,77を、支軸78,78を軸にして矢印pの如く上方に揺動して、押さえ部79,79を支軸81,81を軸に矢印qの如く上方に揺動する。
(b)において、押さえ部79,79のロッド先端82,82が、プレート63の表面から離れ、プレート63の押圧を解除するとともに、プレート63の外側に位置する。
ロッド先端82,82をプレート63の表面から離すことで、プレート63を支持ブラケット61から外す。
さらに、ロッド先端82,82をプレート63の外側に位置させることで、プレート63を支持ブラケット61の収納凹部67から矢印rの如く取り外す。
プレート63を支持ブラケット61の収納凹部67から取り外すことで、カップ部材41をガイド体38から矢印sの如く取り外す。
カップ部材41を取り外した後、新たなカップ部材(図示せず)をガイド体38に取り付ける。新たなカップ部材をガイド体38に取り付けた後、新たなカップ部材に対応するプレートおよび板ばねを、支持ブラケット61の収納凹部67に収納する。
この際に、新たなプレートの位置決め孔を位置決めピン68,68に嵌め込むことにより、新たなプレートを所定位置に位置決めする。
この状態で、操作レバー77,77を支軸78,78を軸にして下方に揺動して、押さえ部79,79が支軸81,81を軸に下方に揺動する。
これにより、押さえ部79,79のロッド先端82,82で、新たなプレートを押圧し、新たなプレートを収納凹部67内に保持する。
これにより、カップ部材41を新たなカップ部材に交換する手順が完了する。
図10(a),(b)で説明したように、一対のクランプ62,62を操作するだけで、カップ部材41を新たなカップ部材に交換することができるので、カップ部材の交換を、手間をかけないで簡単におこなうことができる。
加えて、押圧手段35のプレート63および板ばね65,65を着脱自在に構成することで、多種のサイドリング23に対応する押圧手段35を用意しておくことが可能になる。
よって、サイドリング23の品種が変更になった場合に、プレート63および板ばね65,65(押圧手段35の一部構成部材)を外して、新たなサイドリングに対応するプレートおよび板ばね(新たな押圧手段の一部構成部材)を取り付けることができる。
これにより、サイドリング23の品種の変更に合わせて、押圧手段35を手間をかけないで簡単に交換することができる。
なお、前記実施の形態では、薄板リングとしてサイドリング23を例に説明したが、トップリングやセカンドリングなどのその他のピストンリングに適用することも可能である。
本発明の薄板リングの切出し装置は、ピストンのオイルリング溝にサイドリングを組み付ける装置への適用に好適である。
(a)は本発明に係る薄板リングの切出し装置で組み付けるサイドリングを示す分解斜視図、(b)はサイドリングをピストンに組み付けた状態を示す断面図である。 本発明に係る薄板リングの切出し装置を示す断面図である。 本発明に係る薄板リングの切出し装置の押圧手段を示す斜視図である。 本発明に係る薄板リングの切出し装置の要部拡大図である。 本発明に係る薄板リングの切出し装置でサイドリングを切り出す手順を示すフローチャートである。 本発明に係る薄板リングの切出し装置でサイドリングを送り出す例を説明する図である。 本発明に係る薄板リングの切出し装置で1番サイドリングを切り出す例を説明する図である。 本発明に係る薄板リングの切出し装置で2番サイドリングを板ばねで押さえる例を説明する図である。 薄板リングの切出し装置の比較例を説明する図である。 本発明に係る薄板リングの切出し装置の押圧手段を交換する例を説明する図である。
符号の説明
10…ピストン、23…サイドリング(薄板リング)、23A…1番サイドリング(1番薄板リング)、23B…2番サイドリング(2番薄板リング)、24…切断部、30…薄板リングの切出し装置、31…マガジン部、35…押圧手段、42a…外周、P…切出し位置。

Claims (2)

  1. リングの一箇所に切断部を有する金属製の薄板リングを、マガジン部の外周に積層状態で取り付け、この積層した薄板リングをマガジン部の軸方向へ押出して先頭の1番薄板リングをマガジン部から切り出し、その次の2番薄板リングはマガジン部に残す如くに、薄板リングを1枚ずつ切り出す薄板リングの切出し装置において、
    この切出し装置は、前記1番薄板リングを切出し位置まで送り出した際に、1番薄板リングを前記2番薄板リングへ向けて押圧し、かつ1番薄板リングを2番薄板リングから切り出すことを許容する押圧手段を備えたことを特徴とする薄板リングの切出し装置。
  2. 前記押圧手段を着脱自在に設けたことを特徴とする請求項1記載の薄板リングの切出し装置。
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