JP2006034389A - 連続式加熱調理装置 - Google Patents

連続式加熱調理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006034389A
JP2006034389A JP2004215168A JP2004215168A JP2006034389A JP 2006034389 A JP2006034389 A JP 2006034389A JP 2004215168 A JP2004215168 A JP 2004215168A JP 2004215168 A JP2004215168 A JP 2004215168A JP 2006034389 A JP2006034389 A JP 2006034389A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating chamber
heated
heating
steam
inlet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004215168A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Tsuge
和幸 柘植
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aiho Corp
Original Assignee
Aiho Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aiho Corp filed Critical Aiho Corp
Priority to JP2004215168A priority Critical patent/JP2006034389A/ja
Publication of JP2006034389A publication Critical patent/JP2006034389A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
  • Baking, Grill, Roasting (AREA)
  • Commercial Cooking Devices (AREA)

Abstract

【課題】被加熱物を適切に加熱調理できる連続式加熱調理装置を提供する。
【解決手段】連続式加熱調理装置1は、熱気供給手段8からの熱気および蒸気供給手段9からの蒸気で被加熱物Aを加熱可能な第1加熱室11と、第1加熱室11と隣接して位置して遠赤外線ヒータ10で被加熱物Aを加熱可能な第2加熱室12とを備える。連続式加熱調理装置1は、被加熱物Aが第1加熱室11および第2加熱室12を順次通過するように被加熱物Aを搬送する搬送コンベヤ13を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、被加熱物を適切に加熱調理できる連続式加熱調理装置に関するものである。
従来、例えば搬送体と、加熱方法の異なる複数種の加熱装置(赤外線加熱装置および熱風加熱装置)とを備え、搬送体による被加熱物の搬送方向に沿った細長状の1つの加熱室を4つの領域に分けて各領域ごとに各加熱装置を制御するようにした連続複合加熱機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
実開昭63−136527号公報
しかしながら、上記従来の連続複合加熱機では、複数の領域に分けられた1つの加熱室内において、食材等の被加熱物の加熱が異なる加熱方法によって行われるようになっており、隣りの異なる加熱方法による領域の影響を受けやすいため、被加熱物の加熱調理に不具合が生じるおそれがある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、被加熱物を適切に加熱調理できる連続式加熱調理装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の連続式加熱調理装置は、被加熱物を搬送しながら連続的に加熱調理する連続式加熱調理装置であって、熱気供給手段からの熱気および蒸気供給手段からの蒸気のうちの少なくともいずれか一方によって被加熱物の加熱が行われる第1加熱室と、この第1加熱室と隣接した状態に配設され、遠赤外線加熱手段によって被加熱物の加熱が行われる第2加熱室と、被加熱物が前記第1加熱室および前記第2加熱室を順次通過するように被加熱物を搬送する搬送手段とを備えるものである。
そして、熱気供給手段からの熱気および蒸気供給手段からの蒸気のうちの少なくともいずれか一方によって被加熱物の加熱が行われる第1加熱室と、この第1加熱室と隣接した状態に配設され遠赤外線加熱手段によって被加熱物の加熱が行われる第2加熱室とを備えるため、1つの加熱室内で異なる加熱方法によって被加熱物を加熱する場合に比べて、被加熱物を適切に加熱調理することが可能となる。
請求項2記載の連続式加熱調理装置は、請求項1記載の連続式加熱調理装置において、第1加熱室が内部に形成され、前記第1加熱室に面した入口側開口が一側面部に形成され、前記第1加熱室に面した出口側開口が他側面部に形成された箱状の本体部と、この本体部の一側面部における前記入口側開口に臨んだ部分から一側方に向って突出した筒状入口部と、前記本体部の他側面部における前記出口側開口に臨んだ部分から他側方に向って突出した筒状出口部とを備えるものである。
そして、本体部の一側面部における入口側開口に臨んだ部分から一側方に向って突出した筒状入口部と、本体部の他側面部における出口側開口に臨んだ部分から他側方に向って突出した筒状出口部とを備えるため、例えば第1加熱室の蒸気が第1加熱室外に逃げにくくなり、被加熱物をより一層適切に加熱調理することが可能となる。
請求項3記載の連続式加熱調理装置は、請求項2記載の連続式加熱調理装置において、筒状入口部側からの余剰蒸気を受け入れこの受け入れた余剰蒸気を排気煙突部から排気する入口側煙突付排気フードと、筒状出口部側からの余剰蒸気を受け入れこの受け入れた余剰蒸気を排気煙突部から排気する出口側煙突付排気フードとを備えるものである。
そして、入口側煙突付排気フードにて筒状入口部側からの余剰蒸気を適切に排気することが可能となるとともに、出口側煙突付排気フードにて筒状出口部側からの余剰蒸気を適切に排気することが可能となる。
請求項1に係る発明によれば、熱気供給手段からの熱気および蒸気供給手段からの蒸気のうちの少なくともいずれか一方によって被加熱物の加熱が行われる第1加熱室と、この第1加熱室と隣接した状態に配設され遠赤外線加熱手段によって被加熱物の加熱が行われる第2加熱室とを備えるため、1つの加熱室内で異なる加熱方法によって被加熱物を加熱する場合に比べて、被加熱物を適切に加熱調理でき、しかも、搬送手段にて被加熱物が第1加熱室および第2加熱室を順次通過するように被加熱物を搬送するため、例えば後工程の第2加熱室において、遠赤外線加熱手段によって被加熱物をその内部から適切に加熱できる。
請求項2に係る発明によれば、本体部の一側面部における入口側開口に臨んだ部分から一側方に向って突出した筒状入口部と、本体部の他側面部における出口側開口に臨んだ部分から他側方に向って突出した筒状出口部とを備えるため、例えば第1加熱室の蒸気が第1加熱室外に逃げにくくなり、被加熱物をより一層適切に加熱調理できる。
請求項3に係る発明によれば、入口側煙突付排気フードにて筒状入口部側からの余剰蒸気を適切に排気できるとともに、出口側煙突付排気フードにて筒状出口部側からの余剰蒸気を適切に排気できる。
本発明の連続式加熱調理装置の一実施の形態を図面を参照して説明する。
図1ないし図5において、1は連続式加熱調理装置で、この連続式加熱調理装置1は、例えば給食センター等に設置され、食材等の被加熱物Aをこの被加熱物Aを網等のトレイBに載せた状態として水平な搬送方向に搬送しながら連続的に加熱調理する業務用の調理装置(スチーム遠赤オーブン)である。
そして、連続式加熱調理装置1は、熱気のみによる加熱、蒸気のみによる加熱および熱気・蒸気の両方による加熱を選択的に行うことが可能なスチームコンベクションオーブン(第1加熱部)3と遠赤外線による加熱を行う遠赤外線加熱機(第2加熱部)4とを組み合わせて一体化したもので、操作パネル5の操作に基づく制御手段6からの制御により所望の加熱条件で被加熱物Aの加熱が行われる。
連続式加熱調理装置1は、熱気供給手段8からの熱気および蒸気供給手段9からの蒸気のうちの少なくともいずれか一方によって被加熱物Aの加熱が行われる第1加熱室11と、この第1加熱室11とは別室として形成されこの第1加熱室11と隣接した状態に配設され複数の遠赤外線加熱手段である遠赤外線ヒータ10によって被加熱物Aの加熱が行われる第2加熱室12とを備えている。
また、連続式加熱調理装置1は、被加熱物Aが第1加熱室11および第2加熱室12を順次通過するように被加熱物Aを搬送方向に向けて搬送するロッド式の搬送手段である搬送コンベヤ13を備えている。
第1加熱室11は、前面部21、後面部22、左右の側面部23,24、上面部25および下面部26を有する略直方体状で箱状の本体部である第1本体部27の内部に形成されている。
第1本体部27の一側面部(正面視右側の側面部)23には、第1加熱室11に面した横長略矩形状の入口側開口28が形成されている。そして、この第1本体部27の一側面部23における入口側開口28に臨んだ部分からは、断面横長略矩形状をなす略四角筒状の筒状入口部(入口側トンネル)29が一側方に向って突出しており、この筒状入口部29の先端位置の開口30が調理前の被加熱物Aの入口となっている。この開口(入口)30は、複数の被加熱物Aを2列のトレイBに載せたまま通過させることができる最小限の大きさのものである。
第1本体部27の他側面部(正面視左側の側面部)24には、第1加熱室11に面した横長略矩形状の出口側開口31が形成されている。そして、この第1本体部27の他側面部24における出口側開口31に臨んだ部分からは、断面横長略矩形状をなす略四角筒状の筒状出口部(出口側トンネル)32が他側方に向って突出しており、この筒状出口部32の先端位置の開口33が調理途中の被加熱物Aの中間出口となっている。この開口(中間出口)33は、複数の被加熱物Aを2列のトレイBに載せたまま通過させることができる最小限の大きさのものである。
なお、前面部21の少なくとも一部、後面部22の少なくとも一部および上面部25の少なくとも一部が、掃除時或いはメンテナンス時に第1加熱室11を開放できるように開閉扉34にて構成されている(図2および図4参照)。
また、第1本体部27から突出した筒状入口部29の上方部には、筒状入口部29側からの余剰蒸気(つまり入口から流出して上方に流動する余剰蒸気)をフード本体部36で受け入れこの受け入れた余剰蒸気を排気煙突部37から上方に向けて排気する入口側煙突付排気フード38が配設されている。
フード本体部36は、前後に互いに離間対向した対向板41を有し、両対向板41の水平状の上縁部相互は、第1本体部27の上面部と略同一面上に位置する天板42にて連結されている。両対向板41の傾斜状の縁部相互は傾斜板43にて連結されている。両対向板41の垂直状の縁部相互は垂直板44にて連結されている。この垂直板44には筒状入口部29の先端位置の開口30と離間対向した横長略矩形状の開口45が切欠形成されている。また、排気煙突部37は、上下方向に延びた略四角筒状のもので、フード本体部36の天板42から上方に向って垂直状に突出しており、この排気煙突部37の内部空間はフード本体部36の内部空間に連通している。
一方、第1本体部27から突出した筒状出口部32の少なくとも上方部には、筒状出口部32側からの余剰蒸気(つまり中間出口から流出して上方に流動する余剰蒸気)をフード本体部46で受け入れこの受け入れた余剰蒸気を排気煙突部47から上方に向けて排気する出口側煙突付排気フード48が配設されている。
フード本体部46は、前後に互いに離間対向した対向板51を有し、両対向板51の水平状の上縁部相互は、第1本体部27の上面部25と略同一面上に位置する天板52にて連結されている。また、排気煙突部47は、上下方向に延びた略四角筒状のもので、フード本体部46の天板52から上方に向って垂直状に突出しており、この排気煙突部47の内部空間はフード本体部46の内部空間に連通している。
また一方、第1加熱室11に熱気を供給する熱気供給手段8は、第1加熱室11を通過する搬送コンベヤ13の上方位置および下方位置に配設され搬送コンベヤ13によって移送される被加熱物Aに向けて噴射する熱気噴射孔が複数形成された着脱可能な中空状の複数の熱気案内体55と、これら熱気案内体55内に熱気を送り込んで第1加熱室11において熱気を循環させるファン56と、高温の熱気を発生させる熱気発生手段であるセラミックバーナー57とを有している。
また、第1加熱室11に蒸気を供給する蒸気供給手段9は、第1加熱室11を通過する搬送コンベヤ13より下方の位置に配設され蒸気噴射孔が複数形成された複数本の蒸気供給パイプ58を有し、蒸気供給パイプ58の基端側が高温の蒸気を発生させる蒸気発生手段(図示せず)に接続されている。
第2加熱室12は、前面部61、後面部62、左右の側面部63,64、上面部65および下面部66を有する略直方体状で箱状の本体部である第2本体部67の内部に形成されている。
第2本体部67の一側面部(正面視右側の側面部)63には第2加熱室12に面した横長略矩形状の入口側開口68が形成され、第2本体部67の他側面部(正面視左側の側面部)64には第2加熱室12に面した横長略矩形状の出口側開口69が形成されている。そして、入口側開口68が調理途中の被加熱物Aの中間入口、出口側開口69が調理済の被加熱物Aの出口となっており、それら中間入口および出口はいずれも複数の被加熱物Aを2列のトレイBに載せたまま通過させることができる最小限の大きさのものである。また、入口側開口(中間入口)68から流出して上方に流動する熱気等は第1本体部27および第2本体部67間に配設された出口側煙突付排気フード48の排気煙突部47から排気され、出口側開口(出口)69から流出して上方に流動する熱気等は排気フード70の排気煙突部71から排気される。
なお、前面部61の少なくとも一部および上面部65の少なくとも一部が、掃除時或いはメンテナンス時に第2加熱室12を開放できるように開閉扉72にて構成されている(図3および図4参照)。
また、図1および図3に示されるように、第2本体部67の下面部66は傾斜面を有する油受皿部73にて構成され、この油受皿部73の最下部には排水口と接続した排水管であるオーバーフロー管74が立設されている。そして、調理時には給水管75から給水が行なわれて水が少量づつオーバーフロー管74から排水される程度とし、水面に落下した油分を優先して排水させ引火を防止させている。
さらに、複数の遠赤外線ヒータ10は、第2加熱室12を通過する搬送コンベヤ13の上方位置および下方位置に搬送方向に沿って並設されている。各遠赤外線ヒータ10は、通電に基いて遠赤外線を放射して被加熱物Aを内部から加熱するもので、搬送方向と直交する方向に長手方向を有する長手状に形成され、ヒータ取付部81に取り付けられている。ヒータ取付部81は、平行リンク82にて保持され、この平行リンク82の回動で上下動可能となっている。このため、遠赤外線ヒータ10は、調理時に搬送コンベヤ13の搬送面部83上の被加熱物Aを加熱する接近位置と掃除時或いはメンテナンス時に搬送コンベヤ13の搬送面部83からやや離れて位置する離反位置との間で上下動可能となっている。すなわち、遠赤外線ヒータ10は搬送コンベヤ13の搬送面部83に対して進退可能となっている。また、複数の遠赤外線ヒータ10はそれぞれ個別にオンオフが可能で、入口側開口68から出口側開口69に向けて必要な熱量分の遠赤外線ヒータ10をオン状態とすることができるようになっている。さらに、複数の遠赤外線ヒータ10はそれぞれ個別に加熱の強弱が可能で遠赤外線による加熱調整ができるようになっている。
また、第2加熱室12に下部には、掃除時に第2加熱室12に蒸気を供給する掃除用蒸気供給手段である蒸気供給パイプ84が配設され、この蒸気供給パイプ84には蒸気噴射孔が複数形成されている。この蒸気供給パイプ84の基端側は高温の蒸気を発生させる蒸気発生手段(図示せず)に接続されている。
搬送コンベヤ13は、2列のロッドコンベヤにて構成されたもので、被加熱物Aが入口側煙突付排気フード38の開口45、筒状入口部29の先端位置の開口(入口)30、筒状入口部29の内部空間、第1本体部の入口側開口28、第1加熱室11、第1本体部27の出口側開口31、筒状出口部32の内部空間、筒状出口部32の先端位置の開口(中間出口)33、出口側煙突付排気フード48内、第2本体部67の入口側開口(中間入口)68、第2加熱室12、第2本体部67の出口側開口69および排気フード70の開口71aを順次通過するように被加熱物Aを搬送方向に向けて搬送する無端状の搬送面部83を有している。そして、この無端状の搬送面部83は、複数の回転体85に掛け渡され、駆動モータ86からの動力で所定方向に向って回転する。
次に、上記一実施の形態の作用等を説明する。
連続式加熱調理装置1を使用して加熱調理をする場合は、トレイBに載せられた調理対象物である食材等の被加熱物Aを搬送コンベヤ13の搬送面部83にて搬送方向に向けて搬送し、第1加熱室11および第2加熱室12を順次通過させる。
第1加熱室11では、例えば熱気供給手段8の熱気案内体55からの熱気と蒸気供給手段9の蒸気供給パイプ58からの蒸気とによって被加熱物Aの加熱が行われる。このとき、第1加熱室11内は、蒸気が充満されることによって被加熱物Aがもっている水分はある程度保持され、特に被加熱物Aの表面部分から内部に向けて加熱される。なお、被加熱物Aの種類によっては、循環する熱気(熱風)のみで加熱処理したり、充満した蒸気のみで加熱処理したりすることもある。
次いで、第1加熱室11に隣接した第2加熱室12では、複数の遠赤外線ヒータ10によって被加熱物Aの加熱が行われる。このとき、第1加熱室11で一次加熱処理された被加熱物Aは、所定の接近位置に位置した上下の複数の遠赤外線ヒータ10から放射される遠赤外線によってその被加熱物Aの内部から加熱される。こうして、被加熱物Aは、隣合う2つの加熱室11,12内で所望の加熱条件に基いて順次加熱される。
また、連続式加熱調理装置1の掃除時やメンテナンス時には、開閉扉34および開閉扉72を開き、第1加熱室11および第2加熱室12の内部全体が容易に確認できるようそれぞれ開放させる。また、第2加熱室12では、搬送コンベヤ13の搬送面部83周辺の空間を広げるために、ヒータ取付部81を移動させて遠赤外線ヒータ10を所定の離反位置に位置させる。なお、第2加熱室12内の掃除の際には、付着した汚れを取れやすくするために、蒸気供給パイプ84からの蒸気を第2加熱室12に充満させる。
そして、上記一実施の形態によれば、熱気供給手段8からの熱気および蒸気供給手段9からの蒸気のうちの少なくともいずれか一方によって被加熱物Aの加熱が行われる第1加熱室11と、この第1加熱室11と隣接した状態に配設され遠赤外線ヒータ10によって被加熱物Aの加熱が行われる第2加熱室12とを備えるため、従来のような1つの加熱室内で異なる加熱方法によって被加熱物を加熱する場合に比べて、それぞれの加熱方法に適応させた別々の室内の中で被加熱物Aを適切に加熱調理でき、よって例えば様々な食材においても複数の加熱方法を用いて、それぞれ所望の加熱条件で適切に調理することができる。しかも、搬送コンベヤ13にて被加熱物Aが第1加熱室11および第2加熱室12を順次通過するように被加熱物Aを搬送するため、例えば後工程の第2加熱室12において、遠赤外線ヒータ10によって被加熱物Aをその内部から適切な熱量でもって加熱することができる。
また、第1本体部27の一側面部23における入口側開口28に臨んだ部分から一側方に向って突出した筒状入口部29と、第1本体部27の他側面部24における出口側開口31に臨んだ部分から他側方に向って突出した筒状出口部32とを備えるため、被加熱物Aの調理時に第1加熱室11の蒸気が第1加熱室11外に逃げにくく充満させることが可能となり、第1加熱室11内に必要とされる蒸気の流出を抑制でき、被加熱物Aをより一層適切に加熱調理できる。
さらに、第2加熱室12側では、遠赤外線ヒータ10を接近位置および離反位置間で移動可能とし、かつ開閉扉72および蒸気供給パイプ84を設けたため、掃除やメンテナンスを容易に行うことができる。
なお、上記実施の形態では、第2加熱室12内で被加熱物Aを加熱する遠赤外線加熱手段が遠赤外線ヒータである場合について説明したが、遠赤外線加熱手段はガスを利用する遠赤外線ガスバーナ等でもよい。
また、上記実施の形態では、第1加熱室11側の筒状出口部32の先端位置の開口(中間出口)33と第2加熱室12側の側面部63の入口側開口(中間入口)68とが間隙を介して離間対向した構成について説明したが、第1加熱室11側の筒状出口部32の先端部が第2加熱室12側の側面部63における入口側開口68の周縁部に当接した構成等でもよい。
本発明の連続式加熱調理装置の一実施の形態を示す正面視断面図である。 同上連続式加熱調理装置の第1加熱室部分の側面視断面図である。 同上連続式加熱調理装置の第2加熱室部分の側面視断面図である。 同上連続式加熱調理装置の平面図である。 同上連続式加熱調理装置の正面図である。
符号の説明
1 連続式加熱調理装置
8 熱気供給手段
9 蒸気供給手段
10 遠赤外線加熱手段である遠赤外線ヒータ
11 第1加熱室
12 第2加熱室
13 搬送手段である搬送コンベヤ
23 一側面部
24 他側面部
27 本体部である第1本体部
28 入口側開口
29 筒状入口部
31 出口側開口
32 筒状出口部
37,47 排気煙突部
38 入口側煙突付排気フード
48 出口側煙突付排気フード

Claims (3)

  1. 被加熱物を搬送しながら連続的に加熱調理する連続式加熱調理装置であって、
    熱気供給手段からの熱気および蒸気供給手段からの蒸気のうちの少なくともいずれか一方によって被加熱物の加熱が行われる第1加熱室と、
    この第1加熱室と隣接した状態に配設され、遠赤外線加熱手段によって被加熱物の加熱が行われる第2加熱室と、
    被加熱物が前記第1加熱室および前記第2加熱室を順次通過するように被加熱物を搬送する搬送手段と
    を備えることを特徴とする連続式加熱調理装置。
  2. 第1加熱室が内部に形成され、前記第1加熱室に面した入口側開口が一側面部に形成され、前記第1加熱室に面した出口側開口が他側面部に形成された箱状の本体部と、
    この本体部の一側面部における前記入口側開口に臨んだ部分から一側方に向って突出した筒状入口部と、
    前記本体部の他側面部における前記出口側開口に臨んだ部分から他側方に向って突出した筒状出口部と
    を備えることを特徴とする請求項1記載の連続式加熱調理装置。
  3. 筒状入口部側からの余剰蒸気を受け入れこの受け入れた余剰蒸気を排気煙突部から排気する入口側煙突付排気フードと、
    筒状出口部側からの余剰蒸気を受け入れこの受け入れた余剰蒸気を排気煙突部から排気する出口側煙突付排気フードと
    を備えることを特徴とする請求項2記載の連続式加熱調理装置。
JP2004215168A 2004-07-23 2004-07-23 連続式加熱調理装置 Pending JP2006034389A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004215168A JP2006034389A (ja) 2004-07-23 2004-07-23 連続式加熱調理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004215168A JP2006034389A (ja) 2004-07-23 2004-07-23 連続式加熱調理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006034389A true JP2006034389A (ja) 2006-02-09

Family

ID=35900031

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004215168A Pending JP2006034389A (ja) 2004-07-23 2004-07-23 連続式加熱調理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006034389A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5451702B2 (ja) パン屋、ペストリーショップ、ケーキ屋の製品、または類似する製品の加熱調理オーブン
JP2010041995A (ja) 蒸気投入型コンベアオーブン
JPH1118669A (ja) ベーキングオーブン
JP2005090952A (ja) 対流式オーブンおよび関連するエア・フロー装置
JP2010187813A (ja) 連続炊飯装置
JP4575255B2 (ja) 連続炊飯装置
JP2004024322A (ja) 食品調理装置
JP5258000B2 (ja) 蒸気加熱装置及び蒸気投入型コンベアオーブン
JP2006034389A (ja) 連続式加熱調理装置
JP4781317B2 (ja) オーブン装置
JP4223998B2 (ja) 連続炊飯装置
JP4117239B2 (ja) 連続式コンビオーブン
JP2018201766A (ja) ハイブリッドオーブン
JP6730081B2 (ja) 連続炊飯装置
JP5215430B2 (ja) オーブン装置
JP6944585B2 (ja) 連続炊飯装置
US20090272371A1 (en) Multiple pass linear oven
JP4951316B2 (ja) 食品焼き機
JP3971242B2 (ja) 連続炊飯装置
JP4620533B2 (ja) 連続炊飯装置
JP4347781B2 (ja) 加熱装置
KR101894893B1 (ko) 스파이럴 오븐기용 가열장치
JP2001112637A (ja) 焼き物機
CA2170708C (en) Heating furnace
JP4100683B2 (ja) 連続炊飯機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070622

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080623

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080702

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080805

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081112