JP2006034036A - 燃料電池車両の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 回生制動時の余剰電力を有効に利用できる燃料電池車両を提供する。
【解決手段】 パワーマネジャ30は、回生制動時に車両駆動モータ31が回生電力を発生する発電機となるように制御する。回生電力が燃料電池車両で余剰電力となる場合、コンプレッサ5を余剰に回転させて余剰空気流を作り、第1可変弁7、バイパス管路9を介して空気流利用手段12へ供給する。空気流利用手段12では、ブレーキ14の負荷に応じて、第2可変弁13により余剰空気流をブレーキ14に供給する空気流量と、パージ水素希釈装置15に供給する空気流量とに分配する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、回生制動を行う燃料電池車両の制御装置に関する。
燃料電池は、水素ガスなどの燃料ガスと酸素を有する酸化剤ガスとを電解質を介して電気化学的に反応させ、電解質両面に設けた電極間から電気エネルギを直接取り出すものである。燃料電池は、電解質の種類により、水酸化カリウム型燃料電池、リン酸型燃料電池、溶融炭酸塩型燃料電池、固体酸化物型燃料電池、固体高分子型燃料電池等に分類される。特に、後2者は、固体電解質を用いるので取り扱いが容易であることから電動車両用の電源として注目されている。
ところで、電動車両やハイブリッド車両では、燃費向上や一充電当たりの航続距離伸延のために、車両制動時に発生する制動トルクを電力として回収する回生制動が一般に用いられている。この回生制動時に、バッテリが満充電状態であったり、バッテリを備えない燃料電池車両では、回生電力を消費する必要がある。
例えば、車両駆動用のバッテリを備えない燃料電池車両においては、燃料電池に空気を供給するコンプレッサにより回生電力を消費する構成としたものがある(例えば、特許文献1)。この燃料電池車両では、回生制動時にコンプレッサが発生する高圧、高流量の空気から燃料電池本体を保護するために、燃料電池に供給する空気をバイパスさせるバイパスバルブと、カソード圧力を制限する背圧バルブとを備えていた。
特開2003−180006号公報(第5頁、図3)
しかしながら、上記従来の燃料電池車両にあっては、回生制動時に発生する余剰電力が無駄に消費され、有効に活用されないという問題点があった。
上記問題点を解決するために、本発明は、燃料ガスと酸化剤ガスとの供給を受けて発電する燃料電池と、該燃料電池へ空気を供給するコンプレッサと、少なくとも前記燃料電池の電力を受けて車両を駆動するとともに、車両制動時に回生制動を行うことができる車両駆動モータと、前記コンプレッサが燃料電池に供給する空気に余剰が生じた場合、この余剰空気を利用する空気流利用手段と、前記コンプレッサから燃料電池の空気入口までの管路から分岐して前記空気流利用手段に空気を供給するバイパス管路と、前記コンプレッサから燃料電池へ供給する空気と、前記空気流利用手段へ供給する空気との割合を任意に調節する第1可変弁と、を備えた燃料電池車両の制御装置であって、車両の回生制動時の余剰電力で前記コンプレッサを余剰に運転し、燃料電池が必要としない余剰空気を前記第1可変弁及び前記バイパス管路を介して前記空気流利用手段へ供給することを要旨とする。
本発明によれば、車両の回生制動時に発生する余剰電力をコンプレッサで空気流のエネルギーに変換し、この空気流を空気流利用手段で有効に利用することができるという効果がある。
次に、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。尚、本発明を固体高分子型燃料電池を用いた燃料電池車両に適用した例を説明するが、燃料電池の形式は固体高分子型に限らず、水酸化カリウム型燃料電池、リン酸型燃料電池、溶融炭酸塩型燃料電池、固体酸化物型燃料電池等の他の形式の燃料電池を用いた燃料電池車両にも本発明を適用可能であることは明らかである。
図1は、本発明に係る燃料電池車両の制御装置が適用される燃料電池車両の構成を説明するシステム構成図である。
同図において、燃料電池車両1は、カソード3とアノード4を備える燃料電池2と、酸化剤ガスとしての空気を圧縮するコンプレッサ5と、コンプレッサ5で圧縮された空気を冷却するアフタークーラ6と、アフタークーラ6で冷却された空気をカソード3と空気流利用手段12とに分配する第1可変弁7と、カソード3の圧力を制御する空気圧制御弁10と、回生制動時の余剰電力で余剰に駆動されたコンプレッサ5の空気流を利用する空気流利用手段12と、冷却液の流量を要冷却部品16とアフタークーラ6とに任意に分配する可変弁17と、冷却液を循環させる冷却液ポンプ18と、冷却液を放熱させるラジエタ19と、ラジエタ19へ送風するラジエタファン20と、燃料ガスとしての水素を貯蔵する水素タンク21と、水素圧力を調整する水素圧力調整弁22と、アノード4の出口から排出される未反応水素をアノード入口へ戻す水素循環路23と、水素循環路23の水素ガスを循環駆動する水素循環ポンプ24と、アノード4及び水素循環路23に蓄積した不純物を排出するパージ弁25と、燃料電池2の発電電力を適宜変換して負荷装置に供給するパワーマネジャ30と、車両駆動モータ31と、二次電池32と、補機用インバータ33〜37と、制御装置38とを備えている。
燃料電池2は、例えば固体高分子型燃料電池であり、カソード3に供給された空気中の酸素と、アノード4に供給された水素とを反応ガスとして、これらの電気化学反応により発電する。この発電電力は、パワーマネジャ30を介して、二次電池32、車両駆動モータ31、補機用インバータ33〜37へ供給される。
燃料ガスとしての水素は、高圧ガスタンクや水素吸蔵材料タンクを用いた水素タンク21に貯蔵されている。水素タンク21の水素は、水素圧力調整弁22により圧力調整されて、アノード4の入口へ供給される。アノード4で電気化学反応しなかった水素は、アノード出口から排出され、水素循環ポンプ24に駆動されて水素循環路23によりアノード入口側へ循環される。
燃料電池2の運転中にカソード3からアノード4へリークした空気中の窒素やアルゴン等の不活性ガスは、アノード4、水素循環路23、水素循環ポンプ24で構成される循環経路内に蓄積し水素分圧が低下する。また発電の電気化学反応による生成水がアノード4の内部に凝結し液水となって水素ガスの供給を妨げる場合がある。このような状況が生じた場合、パージ弁25を開いて不純物を含んだ水素ガスをアノード4から排出させる。排出されたガスは、パージ水素希釈装置15に入り、希釈空気供給装置(希釈ファン)27から供給される空気により、水素の燃焼限界未満の濃度まで希釈された後に排出される。
燃料電池2、パワーマネジャ30、車両駆動モータ31等は、その動作に伴う発熱量が多いので冷却する必要がある。これらは、要冷却部品16に代表させて図1に示されているが、実際には個々に冷却液を循環させる配管が設けられている。またコンプレッサ5により圧縮された空気を冷却するアフタークーラ6も冷却を要する。
これらを冷却するために、ラジエタ19、ラジエタファン20、冷却液ポンプ18、可変弁17が設けられている。ラジエタ19で放熱して温度が低下した冷却液は、冷却液ポンプ18により圧送され、可変弁17により冷却液流量がアフタークーラ6と要冷却部品16とに分配される。アフタークーラ6及び要冷却部品16を冷却して温度が上昇した冷却液は、ラジエタ19に戻って再び放熱される。
酸化剤ガスとしての空気は、コンプレッサ5により必要な圧力まで圧縮され、圧縮されて高温となった空気は液冷式のアフタークーラ6で冷却される。アフタークーラ6で冷却された空気は、第1可変弁7によりカソード供給管路8とバイパス管路9とに分流する。通常の運転時には、第1可変弁7は全流量をカソード供給管路8に供給する。しかし、車両の回生制動時に回生電力が余剰となる場合、制御装置38は、コンプレッサ5の回転速度を上昇させて余剰電力を吸収させると共に、カソード3が必要とする空気量より余剰の空気流を発生させる。この余剰空気流は、制御装置38に制御される第1可変弁7によりバイパス管路9を介して空気流利用手段12へ供給される。
これにより回生制動時の回生電力消費のために、燃料電池2が必要とする量以上の空気量をコンプレッサが吐出しても、第1可変弁7を介してバイパス管路9へ流すことができ、過剰な空気流による燃料電池カソード3の乾燥を防止することができる。また余剰空気流は、空気流利用手段12により有効に利用される。
余剰空気流利用手段12は、本実施例では、各車輪に設けられた摩擦制動装置であるブレーキ14と、パージ水素希釈装置15である。制御装置38により制御される第2可変弁13は、バイパス管路9から供給される余剰空気流をブレーキ14とパージ水素希釈装置15とに任意に分配可能となっている。
ブレーキ14は、ブレーキ状態信号として、ブレーキ系統毎のブレーキ液圧力、各ブレーキのブレーキロータ(ディスク)またはブレーキパッドの温度をブレーキ温度として制御装置38へ出力している。制御装置38は、後述するように、ブレーキ液圧力及びまたはブレーキ温度に基づいて第2可変弁13を制御して、余剰空気流のブレーキ14への供給量を制御する。
車両の回生制動時には、燃料電池2は車両駆動のために発電する必要が無く、燃料電池2が必要とする空気量は多くない。このため、回生制動による余剰電力をコンプレッサ5の回転速度増加により消費すると、コンプレッサ5が吐出する空気量のうち大部分は、第1可変弁7を介して空気流利用手段12へ供給することになる。
空気流利用手段12における空気流量を分配するのが第2可変弁13である。第2可変弁13は、制御装置38の制御により、ブレーキ14とパージ水素希釈装置15に余剰空気流を分配する。パージ水素希釈装置15に余剰空気流が供給される場合、本来の希釈空気供給装置27からパージ水素希釈装置15への供給空気量を低減し、希釈空気供給装置27による電力消費を抑制することができる。
パワーマネジャ30は、車両の回生制動時に、車両駆動モータ31を回生制動するように制御する。回生制動により発生した回生電力は、二次電池32の充電状態により優先的に二次電池の充電に利用されるが、充電可能でない場合や充電しても余剰電力がある場合には、制御装置38の制御により補機用インバータ33を介してコンプレッサ5により消費される。このとき、燃料電池2のカソード3が必要とする量以上の空気量がコンプレッサ5から吐出され、この余剰空気を第1可変弁7によりバイパス管路9に分配する。
補機用インバータ33〜37は、それぞれコンプレッサ5,冷却液ポンプ18,ラジエタファン20,水素循環ポンプ24,及び希釈空気供給装置27である補機を所望の回転速度で駆動するインバータである。制御装置38は、燃料電池を適切な運転状態に維持する為に、各補機用インバータ33〜37に対してそれぞれ回転速度の指示を行う。
制御装置38は、ブレーキ14のブレーキ液圧力、ブレーキ温度、駆動トルク指令値、及び車速を入力して、各補機用インバータ33〜37,及び可変弁7,13,17を制御することにより、回生制動時の余剰電力制御を行うと共に、燃料電池車両1における燃料電池システムの制御を行うものである。
制御装置38は、特に限定されないが本実施例では、CPUと、プログラム及び各種制御マップを記憶したROMと、作業用RAMと、入出力インタフェースとを備えたマイクロプロセッサで構成されている。
次に図8のフローチャートを参照して、制御装置38による回生制動時の制御内容を説明する。尚、このフローチャートは、燃料電池車両1の起動後、所定時間(例えば、50[mS])毎に呼び出されて実行されるものとする。
まず、ステップ(以下、ステップをSと略す)10において、回生制動中か否かを判定する。回生制動中か否かの判定は、車速の符号と駆動トルク指令値の符号との積の符号が負であれば回生中と判定する。ここで、車速の符号は、前進時を+とし、駆動トルク指令値の符号は、前方への駆動を+とする。これを図示すれば、図4となる。
S10の判定で、回生制動中でなければ、何もせずにリターンする。S10の判定で、回生制動中であれば、次いでS12で余剰電力の有無を判定する。ここで余剰電力は、供給電力から消費電力を減じた電力である。供給電力は、燃料電池の発電電力と回生電力との和である。燃料電池の発電電力は、アイドリング発電電力、或いはアイドルストップによる0である。消費電力は、燃料電池がアイドリング状態で有れば、その状態における補機の消費電力と、二次電池32の充電電力との和である。二次電池32の充電電力は、二次電池32の充電状態(SOC)の関数である。二次電池を備えない燃料電池車両であれば、充電電力を考慮する必要はない。
図5は、二次電池残量(SOC)に基づく余剰電力の算出例を示す図である。二次電池残量に対する充電可能電力は、二次電池のタイプによって異なるが、本実施例では、二次電池残量に対して負の係数を有する一次関係となっている。燃料電池がアイドルストップしていれば、回生電力から二次電池充電可能電力を減じたものが余剰電力となる。
S12の判定で、余剰電力が0または負であれば、何もせずにリターンする。S12の判定で、余剰電力が正であれば、S14へ進み、制御装置38は、コンプレッサ5で余剰電力を消費するように、コンプレッサ5を駆動する補機用インバータ33へ回転速度上昇を指示する。これによりコンプレッサ5の回転速度が上昇し、燃料電池2のカソード3が必要とする空気流量より多くの空気流量を吐出するようになる。
次いでS16において、制御装置38は、第1可変弁7をバイパス管路9側にも開くように制御して、燃料電池2のカソード3が発電に必要としない余剰空気流を空気流利用手段12へ供給する。
次いでS18において、制御装置38は、ブレーキ温度、またはブレーキ液圧力からブレーキ14の使用状況としてブレーキ負荷を算出する。図2は、ブレーキ温度からブレーキ負荷を算出するマップの例を示す。ブレーキ温度が高いほど大きいブレーキ負荷を算出する。図3は、ブレーキ液圧力からブレーキ負荷を算出するマップの例を示す。このマップの代わりにブレーキ液圧力に比例してブレーキ負荷を算出してもよい。
次いでS20において、制御装置38は、ブレーキ負荷に応じて、第2可変弁13によりブレーキ14とパージ水素希釈装置15へ供給する余剰空気量の供給割合を調節する。ここで、図6に示すように、ブレーキ負荷が大きければ大きいほど、ブレーキ冷却の必要があるので、ブレーキ14に余剰空気流が多く流れるように、言い換えればパージ水素希釈装置15に少なく流れるように、第2可変弁13を制御する。このように、ブレーキ負荷が大きいほど、ブレーキ14を冷却する余剰空気流の流量を増加させることができるので、ブレーキ温度の過度な上昇を防止し、常に適正な制動力を得ることができる。
次いでS22において、制御装置38は、第2可変弁13を介してパージ水素希釈装置15に供給される余剰空気流量に応じて、希釈空気供給装置27から供給する希釈空気量を減じるために、希釈空気供給装置27の回転速度を制御する補機用インバータ37へ回転速度を低下させる指令を行う。
図7は、パージ水素希釈装置15に流れる余剰空気量に対する希釈空気供給装置27の回転速度計算マップの例である。パージ水素希釈装置15の必要希釈空気量を一定とすれば、これに供給される余剰空気量の分だけ、希釈空気供給装置27が供給すべき空気量を低減させ、その回転速度を低下させることができる。これにより、パージ水素希釈装置15における希釈用空気量を減じることなく、希釈空気供給装置27の消費電力を削減することができる。
次いでS24において、制御装置38は、まだ回生制動による余剰電力があるか否かを判定し、余剰電力がなければ、リターンする。S24の判定で、余剰電力が残っていればこれを消費させるために、S26へ進み、冷却液ポンプ18及びラジエタファン20の回転速度を上昇させることにより冷却液温度を低下させる。そして要冷却部品16を冷却するのに必要な冷却水量以外は、アフタークーラ6へ流れるように、可変弁17のアフタークーラ側への開度を増加させて、リターンする。これによりアフタークーラ6の冷却能力が増加し、より温度の低い余剰空気流をブレーキ14に供給できるようになり、ブレーキ14の冷却効果をより一層増加させることができる。
本発明に係る燃料電池車両の制御装置が適用される燃料電池車両の構成を説明するシステム構成図である。 ブレーキ温度に対するブレーキ負荷の関係を説明する図である。 ブレーキ液圧力に対するブレーキ負荷の関係を説明する図である。 車速と駆動トルク指令値による回生中の判定を説明する図である。 回生中の余剰電力算出を説明する図である。 第2可変弁によるブレーキと希釈装置とに供給する余剰空気流の供給割合を説明する図である。 パージ水素希釈装置へ供給する希釈空気量算出を説明する図である。 制御装置による回生中の余剰電力消費制御を説明するフローチャートである。
符号の説明
1…燃料電池車両
2…燃料電池
3…カソード
4…アノード
5…コンプレッサ
6…アフタークーラ
7…可変弁(第1可変弁)
8…カソード供給管路
9…バイパス管路
10…空気圧力調整弁
11…カソード排出管路
12…空気流利用手段
13…可変弁(第2可変弁)
14…ブレーキ
15…パージ水素希釈装置
16…要冷却部品
17…可変弁
18…冷却液ポンプ
19…ラジエタ
20…ラジエタファン
21…水素タンク
22…水素圧力調整弁
23…水素循環管路
24…水素循環ポンプ
25…パージ弁
26…水素排出管路
27…希釈空気供給装置
28…希釈空気供給管路
30…パワーマネジャ
31…車両駆動モータ
32…二次電池
33〜37…補機用インバータ
38…制御装置

Claims (6)

  1. 燃料ガスと酸化剤ガスとの供給を受けて発電する燃料電池と、
    該燃料電池へ空気を供給するコンプレッサと、
    少なくとも前記燃料電池の電力を受けて車両を駆動するとともに、車両制動時に回生制動を行うことができる車両駆動モータと、
    前記コンプレッサが燃料電池に供給する空気に余剰が生じた場合、この余剰空気を利用する空気流利用手段と、
    前記コンプレッサから燃料電池の空気入口までの管路から分岐して前記空気流利用手段に空気を供給するバイパス管路と、
    前記コンプレッサから燃料電池へ供給する空気と、前記空気流利用手段へ供給する空気との割合を任意に調節する第1可変弁と、
    を備えた燃料電池車両の制御装置であって、
    車両の回生制動時の余剰電力で前記コンプレッサを余剰に運転し、燃料電池が必要としない余剰空気を前記第1可変弁及び前記バイパス管路を介して前記空気流利用手段へ供給することを特徴とする燃料電池車両の制御装置。
  2. 前記空気流利用手段は、車輪と一体となって回転する回転体に摩擦部材を押圧して車両を制動する摩擦制動装置であり、前記バイパス管路を介して供給される空気により、該摩擦制動装置を冷却するように制御することを特徴とする請求項1記載の燃料電池車両の制御装置。
  3. 前記コンプレッサと前記可変弁との間に液冷式アフタークーラが配置され、
    前記回生制動時に、前記液冷式アフタークーラの冷却液を循環させる冷却液ポンプと、該冷却液用のラジエタに送風するラジエタファンとの少なくとも一方の駆動量を増加させることを特徴とする請求項2記載の燃料電池車両の制御装置。
  4. 前記空気流利用手段は、前記燃料電池のアノードから排出されるパージガスを希釈するパージ水素希釈装置であり、
    前記コンプレッサから該パージ水素希釈装置に供給される空気量に応じて、該パージ水素希釈装置に空気を供給する希釈空気供給装置の空気供給量を調節することを特徴とする請求項1記載の燃料電池車両の制御装置。
  5. 車輪と一体となって回転する回転体に摩擦部材を押圧して車両を制動する摩擦制動装置と、前記燃料電池のアノードから排出されるパージガスを希釈するパージ水素希釈装置とを前記空気流利用手段として備えるとともに、
    前記余剰空気を前記摩擦制動装置と前記パージ水素希釈装置とに任意の割合で分配する第2可変弁を備えたことを特徴とする請求項1記載の燃料電池車両の制御装置。
  6. 前記摩擦制動装置の状態を検出する摩擦制動状態検出手段と、
    該摩擦制動状態検出手段が検出した摩擦制動状態に基づいて、前記第2可変弁を制御する余剰空気分配制御手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項5記載の燃料電池車両の制御装置。
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