JP2006033392A - 携帯端末機用充電器、携帯端末機用クレイドル装置及び携帯端末システム - Google Patents
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Abstract
【課題】回路構成を複雑にせず、常時時刻を自動修正して正確な時計としても利用する。
【解決手段】現在の時刻を計時する計時部76と、この計時部76で得る現在の時刻を表示する表示部31と、携帯電話機(1) の装着を検出する載置検出部37と、この載置検出部37で携帯電話機(1) の装着を検出した際に携帯電話機(1) から現在の時刻情報を取得し、計時部76の計時内容を修正する制御部71とを備える。
【選択図】 図4
【解決手段】現在の時刻を計時する計時部76と、この計時部76で得る現在の時刻を表示する表示部31と、携帯電話機(1) の装着を検出する載置検出部37と、この載置検出部37で携帯電話機(1) の装着を検出した際に携帯電話機(1) から現在の時刻情報を取得し、計時部76の計時内容を修正する制御部71とを備える。
【選択図】 図4
Description
本発明は、例えば携帯電話機とそのクレイドル装置等に好適な携帯端末機用充電器、携帯端末機用クレイドル装置及び携帯端末システムに関する。
従来、携帯端末機の充電台に携帯端末機が有する時計機能よりも高精度の時計機能を設け、充電台に装着された携帯端末機にこれを供給して、携帯端末機が保持している時刻を補正するようにした技術が考えられている。(例えば、特許文献1)
特開平10−178745号公報
しかしながら、しかしながら、上記特許文献1の技術は、充電台に高価な高精度の時計機能を設けたものであり、その回路、部品構成が複雑でコストも高く、広く普及させるには実現性の低いものであった。
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、回路構成を複雑にせずに、常時時刻を自動修正して正確な時計としても利用可能な携帯端末機用充電器、携帯端末機用クレイドル装置及び携帯端末機システムを提供することにある。
請求項1記載の発明は、無線通信ネットワークを形成する基地局との無線通信によりデータ通信を行なう携帯端末機用の充電器であって、現在の時刻を計時する計時手段と、この計時手段で得る現在の時刻を表示する表示手段と、上記携帯端末機の装着を検出する検出手段と、この検出手段で携帯端末機の装着を検出した際に、上記基地局とのデータ通信により計時内容を更新する携帯端末機から現在の時刻情報を取得し、上記計時手段の計時内容を修正する時刻修正手段とを具備したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、無線通信ネットワークを形成する基地局との無線通信によりデータ通信を行なう携帯端末機を載置することで、その充電を行なう一方、外部接続した機器及び携帯端末機を仲介する携帯端末機用のクレイドル装置であって、現在の時刻を計時する計時手段と、この計時手段で得る現在の時刻を表示する表示手段と、上記携帯端末機の載置を検出する検出手段と、この検出手段で携帯端末機の載置を検出した際に、上記基地局とのデータ通信により計時内容を更新する携帯端末機から現在の時刻情報を取得し、上記計時手段の計時内容を修正する時刻修正手段とを具備したことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、無線通信ネットワークを形成する基地局との無線通信によりデータ通信を行なう携帯端末機と、この携帯端末機を載置することで、その充電を行なう一方、外部接続した機器及び該携帯端末機間のデータ通信を仲介するクレイドル装置とを有する携帯端末システムであって、上記クレイドル装置は、上記携帯端末機の載置を検出する検出した際に、携帯端末機に対して基地局とのデータ通信による計時内容の修正を要求し、上記携帯端末機は、上記クレイドル装置からの要求に対応して最寄りの基地局とのデータ通信により計時内容を修正して修正後の時刻情報をクレイドル装置へ送信し、上記クレイドル装置は、上記携帯端末機から送られてくる時刻情報に基づいて、計時していた現在の時刻を修正して表示することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、無線通信ネットワークを形成する基地局との無線通信によりデータ通信を行なう携帯端末機と、この携帯端末機と信号の送受信が可能な時計とを有する携帯端末システムであって、上記時計は、上記携帯端末機に対して所定期間毎に基地局とのデータ通信による計時内容の修正を要求し、上記携帯端末機は、上記時計からの要求に対応して最寄りの基地局とのデータ通信により計時内容を修正して修正後の時刻情報を時計へ送信し、上記時計は、上記携帯端末機から送られてくる時刻情報に基づいて、計時していた現在の時刻を修正して表示することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、無線通信ネットワークを形成する基地局との無線通信によりデータ通信を行なう携帯端末機と、この携帯端末機からの信号の受信が可能な時計とを有する携帯端末システムであって、上記携帯端末機は、所定期間毎に最寄りの基地局とのデータ通信により計時内容を修正して修正後の時刻情報を時計へ送信し、上記時計は、上記携帯端末機から送られてくる時刻情報に基づいて、計時していた現在の時刻を修正して表示することを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、携帯端末機を充電器に装着する毎に、携帯端末機の有している正確な時刻情報に基づいて充電器側で計時内容を修正して時計表示するようにしたので、複雑な回路構成とせずに、適宜な頻度で時刻を自動修正して正確な時計としても使用することが可能となる。
請求項2記載の発明によれば、例えばカメラ付き携帯電話機等の携帯端末機を充電またはデータの吸上げ等のためにクレイドル装置に載置する毎に、携帯端末機の有している正確な時刻情報に基づいてクレイドル装置側で計時内容を修正して時計表示するようにしたので、複雑な回路構成とせずに、適宜な頻度で時刻を自動修正して正確な時計としても使用することが可能となる。
請求項3記載の発明によれば、例えばカメラ付き携帯電話機等の携帯端末機を充電またはデータの吸上げ等のためにクレイドル装置に載置する毎に、クレイドル装置からの要求に従って携帯端末機がその都度最寄りの基地局との交信により正確な時刻修正を行なった上でその修正した時刻情報をクレイドル装置へ送信し、クレイドル装置側でも計時内容を修正して時計表示するようにしたので、複雑な回路構成とせずに、常に最新の修正内容に基づいた時刻で自動修正して正確な時計としても使用することが可能となる。
請求項4記載の発明によれば、携帯端末機と例えばBluetooth(登録商標)等の近距離無線LAN技術により通信可能な時計が、所定時間毎に携帯端末機に最寄りの基地局との交信により正確な時刻修正を行なわせた上でその修正した時刻情報を受取り、計時内容を修正して表示するようにしたので、複雑な回路構成とせずに、常に最新の修正内容に基づいた時刻で自動修正して正確な時刻を表示することが可能となる。
請求項5記載の発明によれば、携帯端末機と例えばBluetooth(登録商標)等の近距離無線LAN技術により通信可能な時計が、所定時間毎に携帯端末機から送られてくる、最寄りの基地局との交信により正確な修正を行なった時刻情報を受取り、計時内容を修正して表示するようにしたので、複雑な回路構成とせずに、常に最新の修正内容に基づいた時刻で自動修正して正確な時刻を表示することが可能となる。
(第1の実施の形態)
以下本発明を携帯電話機とその充電台を兼ねたクレイドル装置でなる携帯電話システムに適用した場合の第1の実施の形態について図面を参照して説明する。
以下本発明を携帯電話機とその充電台を兼ねたクレイドル装置でなる携帯電話システムに適用した場合の第1の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、その外観構成を示すもので、図1(A)は折り畳み式の携帯電話機1を開いた状態でクレイドル装置2に載置した場合、図1(B)は同じく閉じた状態で載置した場合を示す。
携帯電話機1は、ヒンジ部11を介在して2つの筐体12,13が一体に構成されている。
図1(A)に示すように上部筐体12の内面には、受話器となるスピーカ14及びメイン表示部15が備えられる。
一方、下部筐体13の内面には、ダイヤルキー等を含む各種キー16及び送話器となる内面マイクロホン17が備えられる。
また、図1(B)に示すように、上部筐体12の外面には、カメラ部18、外面マイクロホン19、高輝度LEDでなる撮影ライト20、着信時のビープ音やメロディ音等を拡声放音するための外面スピーカ21、及びサブ表示部22が備えられる。
さらに、下部筐体13内にも延在されているアンテナ23がヒンジ部11外面側より突出形成され、該ヒンジ部11のアンテナ23が配されていない他端側面にシャッタキー24が配される。
また、クレイドル装置2の前面に、表示部31、強制転送/充電キー32、充電表示ランプ33、及びアラームランプ34が配される一方で、側面後端側に放音部35が配設される。
図2は、クレイドル装置2から携帯電話機1を取り外し、代わって後述するUSB(Universal Serial Bus)コネクタにUSBケーブル41を介して外部機器としてのキーボード42を接続した状態での外観構成を示す。
携帯電話機1の載置位置には、充電端子とデータの送受信端子を兼用するUSBコネクタ(凸)36が突出配置されると共に、携帯電話機1の載置に際して押圧されるスイッチでなる載置検出部37が配置される。
また、クレイドル装置2の背面側には、ここでは図示しないが上述した如くUSBケーブル41を介して上記キーボード42やパーソナルコンピュータ等の外部機器を接続するためのUSBコネクタが配されると共に、DC入力端子が配され、このDC入力端子にACアダプタケーブル43を介して図示しないACアダプタが接続される。
次に上記携帯電話機1がCDMA(Code Division Multiple Access:符号分割多元接続)方式の携帯電話システム、及び近距離無線LANの規格であるBluetooth(登録商標)に対応したものであるものとして、図3によりその回路構成を示す。
同図で、上記アンテナ23は最寄りの基地局とCDMA方式の通信を行ない、このアンテナ23にRF部51を接続している。
このRF部51は、受信時にはアンテナ23から入力された信号をデュプレクサで周波数軸上から分離し、PLLシンセサイザから出力される所定周波数の局部発振信号と混合することによりIF信号に周波数変換し、さらに広帯域BPFで受信周波数チャネルのみを抽出し、AGC増幅器で希望受信波の信号レベルを一定にしてから次段の変復調部52へ出力する。
一方、RF部51は送信時に、変復調部52から送られてくるOQPSK(Offset Quadri−Phase Shift Keying)の変調信号を、後述する制御部55からの制御に基づいてAGC増幅器で送信電力制御した後にPLLシンセサイザから出力される所定周波数の局部発振信号と混合してRF帯に周波数変換し、PA(Power Amplifier)で大電力に増幅して、上記デュプレクサを介してアンテナ23より輻射送信させる。
変復調部52は、受信時にRF部51からのIF信号を直交検波器でベースバンドI・Q(In−phase・Quadrature−phase)信号に分離し、デジタル化してCDMA部53に出力する。
一方、変復調部52は送信時に、CDMA部53から送られてくるデジタル値のI・Q信号をアナログ化した後に直交変調器でOQPSK変調してRF部51に送出する。
CDMA部53は、受信時に変復調部52からのデジタル信号をPN(Pseudo Noise:擬似雑音)符号のタイミング抽出回路及びそのタイミング回路の指示に従って逆拡散・復調を行なう複数の復調回路に入力し、そこから出力される複数の復調シンボルの同期をとって合成器で合成して音声処理部54に出力する。
一方、CDMA部53は送信時に、音声処理部54からの出力シンボルを拡散処理した後にデジタルフィルタで帯域制限をかけてI・Q信号とし、変復調部52に送出する。
音声処理部54は、受信時にCDMA部53からの出力シンボルをデインタリーブし、それからビタビ復調器で誤り訂正処理を施した後に、音声処理DSP(Digital Signal Proccessor)で圧縮されたデジタル信号から通常のデジタル音声信号へと伸長し、これをアナログ化して上記スピーカ14を拡声駆動させる。
一方、音声処理部54は送信時に、上記内面マイクロホン17及び外面マイクロホン19から入力されるアナログの音声信号をデジタル化した後に音声処理DSPでデータ量を圧縮し、それから畳込み符号器で誤り訂正符号化してからインタリーブし、その出力シンボルをCDMA部53へ送出する。
しかして、上記RF部51、変復調部52、変復調部52、及び音声処理部54に対して制御部55を接続し、この制御部55にGPSレシーバ56、ブルートゥース通信部57、画像処理部58、メモリカード59、上記メイン表示部15、上記サブ表示部22、報知ドライバ60、及びUSBインタフェース(I/F)61を接続している。
ここで制御部55は、CPUと後述する時刻修正動作等を含むその動作プログラムを固定的に記憶したROM、及びワークメモリとして使用されるRAM等で構成され、上記種キー16及び各種シャッタキー24の操作を直接受付けて、この携帯電話機1全体の動作を制御する。
GPSレシーバ56は、GPSアンテナ62が受信する複数のGPS衛星からの測位情報を符号化し、それらから正確な位置情報、すなわち緯度、経度及び高度の各情報と原子時計オーダーの時刻情報とを算出してもらうべく、符号化した情報を制御部55へ出力する。
ブルートゥース通信部57は、ブルートゥースアンテナ66を介してこの携帯電話機1の近傍に位置する他のブルートゥース対応機器との間で、ピコネットと呼称される無線ネットワークを構築してデータの送受を行なう。
画像処理部58は、制御部55の制御の下に、上記カメラ部18を構成する光学レンズ系63の撮影光軸後方に配置されたCCD64での撮影動作を制御し、その撮影により得られる画像データをデジタル化し、所定の画像圧縮方式に基づいてデータ圧縮する一方で、受信した画像データのデータ圧縮を解いて伸長し、元のビットマップ状の画像データを得る。
メモリカード59は、この携帯電話機1に着脱自在に備えられるもので、自機で撮影した画像データや受信により得た画像データ等を記憶しておく。
報知ドライバ60は、着信時等に、予め設定された振動パターン及び振動強度でバイブレータ65を振動駆動し、また上記外面スピーカ21で着信音または着信メロディを拡声駆動する。
USBインタフェース61は、上記クレイドル装置2のUSBコネクタ(凸)36と結合可能なUSBコネクタ(凹)67を有し、クレイドル装置2に載置された状態で時刻情報等のデータ通信を行なう。
続く図4は、上記クレイドル装置2内の回路構成を示すものである。クレイドル装置2は、このクレイドル装置2全般の制御を司る制御部71を中心として、この制御部71に上記表示部31、インジケータ部72、第1USBインタフェース(I/F)73、電源制御部74、第2USBインタフェース75、計時部76、報音ドライバ77、上記検出部37、及びブルートゥース通信部78を接続して構成される。
しかるに制御部71は、CPUと後述する時刻修正動作等を含むその動作プログラムを固定的に記憶したROM、及びワークメモリとして使用されるRAM等で構成され、上記強制転送/充電キー32の操作を直接受付けて、このクレイドル装置2全体の動作を制御する。
表示部31は、バックライト付きのカラー液晶ディスプレイとその駆動回路とで構成されるもので、携帯電話機1の充電状態や時刻、スケジュールデータ等を表示する。
インジケータ部72は、上記充電表示ランプ33及びアラームランプ34とその駆動回路でなり、各ランプを構成するLEDを点灯/点滅駆動する。
第1USBインタフェース73は、上記USBコネクタ36を介してこのクレイドル装置2に載置される携帯電話機1と接続され、画像データを含む各種データの送受を行なう。
電源制御部74は、上記USBコネクタ36を介して、このクレイドル装置2に載置された携帯電話機1に電力を供給して充電させる。
第2USBインタフェース75は、このクレイドル装置2の背面に設けられたUSBコネクタ79に接続される、例えば上記図2で示したキーボード42やパーソナルコンピュータ等の外部機器との間でデータの送受を行なう。
計時部76は、例えば水晶発振子とその駆動回路及びカウンタ回路等でなり、現在の時刻を計時し続ける。
ヒンジ部11は、上記放音部35を構成するスピーカを拡声駆動してビープ音等を報音させる。
載置検出部37は、上述した如くこのクレイドル装置2への携帯電話機1の載置を検出するスイッチでなる。
ブルートゥース通信部78は、ブルートゥースアンテナ80を介してこのクレイドル装置2の近傍に位置する他のブルートゥース対応機器との間で、ピコネットと呼称される無線ネットワークを構築してデータの送受を行なう。
次に上記実施の形態の動作について説明する。
図5は、基本的にクレイドル装置2の制御部71が予め固定記憶された動作プログラムに基づいて実行する、携帯電話機1の載置検出と充電に関する処理内容を示すものである。
図5は、基本的にクレイドル装置2の制御部71が予め固定記憶された動作プログラムに基づいて実行する、携帯電話機1の載置検出と充電に関する処理内容を示すものである。
その当初には、携帯電話機1が載置されたか否かを載置検出部37からの信号により繰返し判断することで、携帯電話機1が載置されるのを待機する(ステップA01)。
そして、携帯電話機1がクレイドル装置2に載置されると、ステップA01でこれを判断し、次いで電源制御部74による充電動作を開始させると共に(ステップA02)、第1USBインタフェース73、USBコネクタ36を介して携帯電話機1側に現在の時刻情報の送信を要求する(ステップA03)。
この要求に対し、一定時間が経過する間に携帯電話機1側から応答があったか否かを判断し(ステップA04)、あったと判断した場合にのみ、送られてきた時刻情報に基づいて計時部76の保持する時刻情報を修正し、表示部31で表示する現在時刻を更新する(ステップA05)。
ここで上述したCDMA方式の携帯電話システムでは、基地局間の同期をGPS(Global Positioning System:全地球測位システム)で用いる原子時計に基づいてとっており、携帯電話機1は最寄りの基地局との位置登録処理時等において常に正確な現在時刻の修正動作を行なう、一種の電波時計としても機能しているものとする。
したがって、携帯電話機1からの時刻情報を用いてクレイドル装置2側の計時部76で時刻修正を行なうことにより、クレイドル装置2の表示部31で表示される現在の時刻をきわめて正確なものとすることができる。
その後、上記充電状態を続行しながら、携帯電話機1の充電端子電圧、すなわち携帯電話機1のUSBコネクタ67の2本の電力線間の電位差をチェックし(ステップA06)、フル充電状態となったか否かを判断し(ステップA07)、さらにまだ携帯電話機1がクレイドル装置2上に載置されたままであるか否かを確認する(ステップA08)、という処理を繰返し実行することで、フル充電状態となるか、携帯電話機1がクレイドル装置2上から取り外されるのを待機する。
しかして、携帯電話機1がフル充電状態となるか、携帯電話機1がクレイドル装置2上から取り外されると、ステップA07またはA08でこれを判断し、携帯電話機1への充電を停止させた上で(ステップA09)、再び新たに携帯電話機1がクレイドル装置2に載置されるのを待機するべく上記ステップA01からの処理に戻る。
なお、上記クレイドル装置2の強制転送/充電キー32の操作に対しても、既に携帯電話機1が載置されていれば、当該携帯電話機1の充電と時刻修正を実行するものとしてもよい。
図6は、上記図5の処理内容に加えて実行する、強制転送/充電キー32の操作に対応するものであり、その当初には強制転送/充電キー32の操作がなされるのを待機し(ステップA21)、強制転送/充電キー32が操作されたと判断した時点で、次いで載置検出部37の状態をチェックし(ステップA22)、携帯電話機1が載置されているか否かを判断する(ステップA23)。
ここで、携帯電話機1が載置されていなかったと判断した場合には、上記強制転送/充電キー32の操作はNOP(No OPeration:無効)として再び上記ステップA21からの処理に戻る。
また、ステップA23で携帯電話機1が載置されていると判断すると、強制転送/充電キー32の操作に対応して強制的に充電を実行するべく、上記図5のステップA02からの処理に移行する。
なお、この強制転送/充電キー32の操作に対しては、併せて携帯電話機1のメモリカード59に記憶している各種データを、クレイドル装置2に外部接続されている外部機器、例えばパーソナルコンピュータに予めインストールされているデータ取込みソフトウェアにしたがって転送するものとしてもよいが、本実施の形態に係る動作とは直接関係しないので、ここではその内容の説明は省略するものとする。
このように、携帯電話機1をクレイドル装置2に載置する毎に、携帯電話機1の有している正確な時刻情報に基づいてクレイドル装置2側で計時内容を修正して時計表示するようにしたので、クレイドル装置2側には複雑な回路構成を必要とせず、また最低限、携帯電話機1の充電を行なう頻度など、適宜な頻度で時刻を自動修正して正確な時計としても使用することが可能となる。
加えて、単なる充電台ではなく、USB等の高速なデータ通信機能を有する請クレイドル装置2に携帯電話機1を載置した際に求項2記載の発明によれば、例えばカメラ付き携帯電話機等の携帯端末機を充電またはデータの吸上げ等のためにクレイドル装置に載置する毎に、携帯端末機の有している正確な時刻情報に基づいてクレイドル装置側で計時内容を修正して時計表示するようにしたので、複雑な回路構成とせずに、適宜な頻度で時刻を自動修正して正確な時計としても使用することが可能となる。
(第2の実施の形態)
以下本発明を携帯電話機とその充電台を兼ねたクレイドル装置でなる携帯電話システムに適用した場合の第2の実施の形態について図面を参照して説明する。
以下本発明を携帯電話機とその充電台を兼ねたクレイドル装置でなる携帯電話システムに適用した場合の第2の実施の形態について図面を参照して説明する。
なお、その外観構成に関しては上記図1、図2に示したものと、携帯電話機の回路構成については上記図3に示したものと、そしてクレイドル装置の回路構成については上記図4に示したものとそれぞれ基本的には同様であるものとし、同一部分には同一符号を付してその図示及び説明は省略するものとする。
次に上記実施の形態の動作について説明する。
図7は、基本的にクレイドル装置2の制御部71が予め固定記憶された動作プログラムに基づいて実行する、携帯電話機1の載置検出と充電に関する処理内容を示すものである。
図7は、基本的にクレイドル装置2の制御部71が予め固定記憶された動作プログラムに基づいて実行する、携帯電話機1の載置検出と充電に関する処理内容を示すものである。
その当初には、携帯電話機1が載置されたか否かを載置検出部37からの信号により繰返し判断することで、携帯電話機1が載置されるのを待機する(ステップB01)。
そして、携帯電話機1がクレイドル装置2に載置されると、ステップB01でこれを判断し、次いで電源制御部74による充電動作を開始させると共に(ステップB02)、第1USBインタフェース73、USBコネクタ36を介して携帯電話機1側に最寄りの基地局との通信により現在の時刻情報の更新を要求する(ステップB03)。
この要求に対し、携帯電話機1側では最寄りの基地局とのデータ通信により時刻情報の更新動作を実行するもので、その動作に成功した場合にのみ、更新後の時刻情報を上記要求に対する応答としてクレイドル装置2に返送する。
クレイドル装置2では、上記要求送信後、一定時間が経過する間に携帯電話機1側から応答があったか否かを判断し(ステップB04)、あったと判断した場合には、送られてきた時刻情報に基づいて計時部76の保持する時刻情報を修正し、表示部31で表示する現在時刻を更新する(ステップB05)。
また、上記ステップB04で携帯電話機1側から要求に対する応答がなかったと判断した場合には、あらためて載置されている携帯電話機1に直接現在の時刻情報の送信を要求し、この携帯電話機1が計時している時刻情報に基づいて計時部76の保持する時刻情報を修正し、表示部31で表示する現在時刻を更新する(ステップB06)。
ここで上述したCDMA方式の携帯電話システムでは、基地局間の同期をGPS(Global Positioning System:全地球測位システム)で用いる原子時計に基づいてとっており、携帯電話機1は最寄りの基地局との位置登録処理時等において常に正確な現在時刻の修正動作を行なう、一種の電波時計としても機能しているものとする。
したがって、携帯電話機1からの時刻情報を用いてクレイドル装置2側の計時部76で時刻修正を行なうことにより、クレイドル装置2の表示部31で表示される現在の時刻をきわめて正確なものとすることができる。
加えて、携帯電話機1がクレイドル装置2からの要求に応じて最寄りの基地局との間でその都度時刻修正を更新することにより、微少な誤差も排除してさらに携帯電話機1が計時している時刻情報をより正確にし、そのより正確な時刻情報をクレイドル装置2側に供することができる。
その後、上記充電状態を続行しながら、携帯電話機1の充電端子電圧、すなわち携帯電話機1のUSBコネクタ67の2本の電力線間の電位差をチェックし(ステップB07)、フル充電状態となったか否かを判断し(ステップB08)、さらにまだ携帯電話機1がクレイドル装置2上に載置されたままであるか否かを確認する(ステップB09)、という処理を繰返し実行することで、フル充電状態となるか、携帯電話機1がクレイドル装置2上から取り外されるのを待機する。
しかして、携帯電話機1がフル充電状態となるか、携帯電話機1がクレイドル装置2上から取り外されると、ステップB08またはC09でこれを判断し、携帯電話機1への充電を停止させた上で(ステップB10)、再び新たに携帯電話機1がクレイドル装置2に載置されるのを待機するべく上記ステップB01からの処理に戻る。
このように、携帯電話機1をクレイドル装置2に載置する毎に、クレイドル装置2からの要求に従って携帯電話機1がその都度最寄りの基地局との交信により正確な時刻情報の更新を行なった上でその更新した時刻情報をクレイドル装置2へ送信し、クレイドル装置2側でも計時内容を修正して時計表示するようにしたので、特にクレイドル装置2側が複雑な回路構成を必要とせずに、常に最新の修正内容に基づいた時刻で自動修正して正確な時計としても使用することが可能となる。
(第3の実施の形態)
以下本発明を携帯電話機とその充電台を兼ねたクレイドル装置でなる携帯電話システムに適用した場合の第3の実施の形態について図面を参照して説明する。
以下本発明を携帯電話機とその充電台を兼ねたクレイドル装置でなる携帯電話システムに適用した場合の第3の実施の形態について図面を参照して説明する。
なお、その外観構成に関しては上記図1、図2に示したものと、携帯電話機の回路構成については上記図3に示したものと、そしてクレイドル装置の回路構成については上記図4に示したものとそれぞれ基本的には同様であるものとし、同一部分には同一符号を付してその図示及び説明は省略するものとする。
次に上記実施の形態の動作について説明する。
ここでは、携帯電話機1をクレイドル装置2に載置せず、したがって携帯電話機1の充電を行なっていない状態で、クレイドル装置2を単に時計として用いる場合の時刻修正に係る処理内容を示す。
ここでは、携帯電話機1をクレイドル装置2に載置せず、したがって携帯電話機1の充電を行なっていない状態で、クレイドル装置2を単に時計として用いる場合の時刻修正に係る処理内容を示す。
図8は、基本的にクレイドル装置2の制御部71が予め固定記憶された動作プログラムに基づいて実行するもので、ここでは所定時間、例えば1時間に1回、正時となる毎に時刻修正処理を行なうものとする。
その当初には、計時部76の計時内容により正時となったか否かを繰返し判断することでこれを待機し(ステップC01)、なったと判断した時点で携帯電話機1とブルートゥースによる通信が可能か否かを判断する(ステップC02)。
これは、ブルートゥース通信部78によりピコネットを構築し、例えばホールドモードまたはスニフモード等の低消費電力モードにおいて携帯電話機1が該ピコネットに参加しているか否かを携帯電話機1のスレーブ識別子の有無により判断するもので、携帯電話機1との通信が確立できない場合には、今回の時刻修正をあきらめ、1時間後の次の正時を待機するべく上記ステップC01からの処理に戻る。
また、ステップC02で携帯電話機1とのブルートゥースによる通信が可能手あると判断すると、当該携帯電話機1に対して最寄りの基地局との通信による現在の時刻情報の更新を要求する(ステップC03)。
この要求に対し、携帯電話機1側では最寄りの基地局とのデータ通信により時刻情報の更新動作を実行するもので、その動作に成功した場合にのみ、更新後の時刻情報を上記要求に対する応答としてクレイドル装置2に返送する。
クレイドル装置2では、上記要求送信後、一定時間が経過する間に携帯電話機1側から応答があったか否かを判断し(ステップC04)、あったと判断した場合には、送られてきた時刻情報に基づいて計時部76の保持する時刻情報を修正し、表示部31で表示する現在時刻を更新する(ステップC05)。
また、上記ステップC04で携帯電話機1側から要求に対する応答がなかったと判断した場合には、あらためてブルートゥースにより無線接続されている携帯電話機1に直接現在の時刻情報の送信を要求し、この携帯電話機1が計時している時刻情報に基づいて計時部76の保持する時刻情報を修正し、表示部31で表示する現在時刻を更新する(ステップC06)。
ここで上述したCDMA方式の携帯電話システムでは、基地局間の同期をGPS(Global Positioning System:全地球測位システム)で用いる原子時計に基づいてとっており、携帯電話機1は最寄りの基地局との位置登録処理時等において常に正確な現在時刻の修正動作を行なう、一種の電波時計としても機能しているものとする。
したがって、携帯電話機1からの時刻情報を用いてクレイドル装置2側の計時部76で時刻修正を行なうことにより、クレイドル装置2の表示部31で表示される現在の時刻をきわめて正確なものとすることができる。
加えて、携帯電話機1がクレイドル装置2からの要求に応じて最寄りの基地局との間でその都度時刻修正を更新することにより、微少な誤差も排除してさらに携帯電話機1が計時している時刻情報をより正確にし、そのより正確な時刻情報をクレイドル装置2側に供することができる。
こうしてステップC05またはC06での必要に応じた時刻修正処理を行なった後、1時間後の次の正時を待機するべく上記ステップC01からの処理に戻る。
このように、クレイドル装置2を携帯電話機1を載置しない状態で単に時計として使用する場合であっても、携帯電話機1と例えばブルートゥース等の近距離無線LAN技術により通信可能であるものとすれば、所定時間毎に携帯電話機1に最寄りの基地局との交信により正確な時刻修正を行なわせた上でその修正した時刻情報を受取り、計時内容を修正して表示することができるので、複雑な回路構成とせずに、常に最新の修正内容に基づいた時刻で自動修正して正確な時刻を表示することが可能となる。
加えて、上記クレイドル装置2のような時計機能を有する機器が複数ある場合でも、それぞれ時刻補正を行なうタイミングを相互にずらして重複しないように予め設定しておけば、個々の機器が携帯電話機1を時刻修正用のツールとして共用して任意のタイミングで時刻修正を行なうことができる。
(第4の実施の形態)
以下本発明を携帯電話機とその充電台を兼ねたクレイドル装置でなる携帯電話システムに適用した場合の第4の実施の形態について図面を参照して説明する。
以下本発明を携帯電話機とその充電台を兼ねたクレイドル装置でなる携帯電話システムに適用した場合の第4の実施の形態について図面を参照して説明する。
なお、その外観構成に関しては上記図1、図2に示したものと、携帯電話機の回路構成については上記図3に示したものと、そしてクレイドル装置の回路構成については上記図4に示したものとそれぞれ基本的には同様であるものとし、同一部分には同一符号を付してその図示及び説明は省略するものとする。
次に上記実施の形態の動作について説明する。
ここでは、携帯電話機1をクレイドル装置2に載置せず、したがって携帯電話機1の充電を行なっていない状態で、クレイドル装置2を単に時計として用いる場合の時刻修正に係る処理内容を示す。
ここでは、携帯電話機1をクレイドル装置2に載置せず、したがって携帯電話機1の充電を行なっていない状態で、クレイドル装置2を単に時計として用いる場合の時刻修正に係る処理内容を示す。
図8は、携帯電話機1の制御部55と、クレイドル装置2の制御部71とがそれぞれ予め固定記憶された動作プログラムに基づいて実行するもので、ここでは所定時間、例えば1時間に1回、正時となる毎に時刻修正処理を行なうものとする。
時計として機能するクレイドル装置2の側では、計時部76の計時内容により正時近傍、例えば正時の前後1分の範囲となったか否かを繰返し判断することでこれを待機し(ステップD01)、なったと判断した時点で携帯電話機1とブルートゥースによる通信リンク、具体的にはピコネットを確立し(ステップD02)、確立できたか否かを判断する(ステップD03)。
ここで、ピコネットの接続ができず、通信リンクが確立できないと判断した場合には、再び上記ステップD01からの処理に戻り、正時近傍の範囲内において通信リンクが確立できるまで同様の処理を繰返す。
そして、通信リンクが確立できたと判断すると、以後時刻情報の受信があったか否か(ステップD04)、正時近傍の範囲を経過してしまっていないかどうか(ステップD05)を繰返し判断することで、時刻情報を受信するか、正時近傍の範囲を経過するのを待機する。
一方、携帯電話機1の側では、制御部55の内部レジスタに更新記憶される計時内容により正時となったか否かを繰返し判断することでこれを待機し(ステップE01)、なったと判断した時点でクレイドル装置2とブルートゥースによる通信リンク、具体的にはピコネットを確立し(ステップE02)、確立できたか否かを判断する(ステップE03)。
ここで、ピコネットの接続ができず、通信リンクが確立できないと判断した場合には、再び上記ステップE01からの処理に戻り、次の正時のタイミングでの通信リンクの確立を待機する。
また、上記ステップE03で通信リンクが確立できたと判断した場合には、続いて制御部55内部のRAMに記憶される、最寄りの基地局からの時刻情報の受信履歴を参照し(ステップE04)、直近の5分以内に受信した時刻情報があるか否かを判断する(ステップE05)。
ここで、5分以内に受信した時刻情報がないと判断した場合には、クレイドル装置2に対する時刻修正は行なわないものとして、再び上記ステップE01からの処理に戻り、次の正時になるのを待機する。
また、ステップE05で5分以内に受信した時刻情報があると判断した場合には、充分に正確な時刻情報を有しているものとして、その時点で有している時刻情報を通信のリンクが確立されているクレイドル装置2その他に対して一括送信し(ステップE05)、以上で一連の処理を終了して、再び上記ステップE01からの処理に戻り、次の正時になるのを待機する。
ここで上述したCDMA方式の携帯電話システムでは、基地局間の同期をGPS(Global Positioning System:全地球測位システム)で用いる原子時計に基づいてとっており、携帯電話機1は最寄りの基地局との位置登録処理時等において常に正確な現在時刻の修正動作を行なう、一種の電波時計としても機能しているものとする。
したがって、携帯電話機1からの時刻情報を用いてクレイドル装置2側の計時部76で時刻修正を行なうことにより、クレイドル装置2の表示部31で表示される現在の時刻をきわめて正確なものとすることができる。
加えて、携帯電話機1が例えば所定時間、例えば5分以内の受信履歴を有する場合にのみ時刻情報を送信するものとしたことにより、微少な誤差が発生している可能性を排除し、その精度においてきわめて信頼性の高い時刻情報をクレイドル装置2側に供することができる。
この携帯電話機1からの時刻情報を受けたクレイドル装置2の側では、ステップD04でこれを判断した上で、受信した時刻情報に基づいて計時部76の保持する時刻情報を修正し、表示部31で表示する現在時刻を更新して(ステップD06)、一連の処理を終了し、再び上記ステップD01からの処理に戻り、次の正時近傍になるのを待機する。
また、クレイドル装置2において、携帯電話機1からの時刻情報を受信しないままに正時近傍の時間帯が経過してしまった場合には、ステップD05でこれを判断し、一旦携帯電話機1とのブルートゥースによる通信リンクを切断した後(ステップD07)、一連の処理を終了し、再び上記ステップD01からの処理に戻り、次の正時近傍になるのを待機する。
このように、携帯電話機1と例えばブルートゥース等の近距離無線LAN技術により通信可能な、時計として機能するクレイドル装置2が、所定時間毎に携帯電話機1から送られてくる、最寄りの基地局との交信により正確な修正を行なった時刻情報を受取り、計時内容を修正して表示するようにした。
そのため、時計として機能するクレイドル装置2側に複雑な回路構成を必要とせずに、常に最新の修正内容に基づいた時刻で自動修正してきわめて正確な時刻を表示することが可能となる。
加えて、上記クレイドル装置2のような時計機能を有する機器が複数ある場合でも、携帯電話機1からの時刻情報の送信により、個々の機器が携帯電話機1を時刻修正用のツールとして共用して同時に一括して時刻修正を行なうことができる。
なお、上記第3及び第4の実施の形態にあっては、携帯電話機1とクレイドル装置2とがブルートゥース技術により無線接続可能であるものとして説明したが、本発明はこれに限らず、他の電波や、IrDA等の赤外線通信技術、あるいは音波等、他の無線通信技術を用いるものとしてもよい。
また、上記第1乃至第4の実施の形態は、いずれも本発明をCDMA方式の携帯電話機1とその充電台を兼ねたクレイドル装置2でなる携帯電話システムに適用した場合について述べたものであるが、本発明はこれに限らず、基地局との交信により常時正確な時刻情報を取得可能な携帯端末機と、この携帯端末機に対応した充電器あるいはクレイドル装置あるいは時計等とでなるシステムにも適用可能である。
その他、本発明は上記実施の形態に限らず、その要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施することが可能であるものとする。
さらに、上記実施の形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施の形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題の少なくとも1つが解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果の少なくとも1つが得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
1…携帯電話機、2…クレイドル装置、11…ヒンジ部、12…上部筐体、13…下部筐体、14…スピーカ、15…メイン表示部、16…各種キー、17…内面マイクロホン、18…カメラ部、19…外面マイクロホン、20…撮影ライト、21…外面スピーカ、22…サブ表示部、23…アンテナ、24…シャッタキー、31…表示部、32…強制転送/充電キー、33…充電表示ランプ、34…アラームランプ、35…放音部、36…USBコネクタ、37…検出部、41…USBケーブル、42…キーボード、43…ACアダプタケーブル、51…RF部、52…変復調部、53…CDMA部、54…音声処理部、55…制御部、56…GPSレシーバ、57…ブルートゥース通信部、58…画像処理部、59…メモリカード、60…報知ドライバ、61…USBインタフェース(I/F)、62…GPSアンテナ、63…光学レンズ系、64…CCD、65…USBコネクタ、66…ブルートゥースアンテナ、67…USBコネクタ、71…制御部、72…インジケータ部、73…第1USBインタフェース(I/F)、74…電源制御部、75…第2USBインタフェース(I/F)、76…計時部、77…報音ドライバ、78…ブルートゥース通信部、79…USBコネクタ、80…ブルートゥースアンテナ。
Claims (5)
- 無線通信ネットワークを形成する基地局との無線通信によりデータ通信を行なう携帯端末機用の充電器であって、
現在の時刻を計時する計時手段と、
この計時手段で得る現在の時刻を表示する表示手段と、
上記携帯端末機の装着を検出する検出手段と、
この検出手段で携帯端末機の装着を検出した際に、上記基地局とのデータ通信により計時内容を更新する携帯端末機から現在の時刻情報を取得し、上記計時手段の計時内容を修正する時刻修正手段と
を具備したことを特徴とする携帯端末機用充電器。 - 無線通信ネットワークを形成する基地局との無線通信によりデータ通信を行なう携帯端末機を載置することで、その充電を行なう一方、外部接続した機器及び携帯端末機を仲介する携帯端末機用のクレイドル装置であって、
現在の時刻を計時する計時手段と、
この計時手段で得る現在の時刻を表示する表示手段と、
上記携帯端末機の載置を検出する検出手段と、
この検出手段で携帯端末機の載置を検出した際に、上記基地局とのデータ通信により計時内容を更新する携帯端末機から現在の時刻情報を取得し、上記計時手段の計時内容を修正する時刻修正手段と
を具備したことを特徴とする携帯端末機用クレイドル装置。 - 無線通信ネットワークを形成する基地局との無線通信によりデータ通信を行なう携帯端末機と、この携帯端末機を載置することで、その充電を行なう一方、外部接続した機器及び該携帯端末機間のデータ通信を仲介するクレイドル装置とを有する携帯端末システムであって、
上記クレイドル装置は、上記携帯端末機の載置を検出する検出した際に、携帯端末機に対して基地局とのデータ通信による計時内容の修正を要求し、
上記携帯端末機は、上記クレイドル装置からの要求に対応して最寄りの基地局とのデータ通信により計時内容を修正して修正後の時刻情報をクレイドル装置へ送信し、
上記クレイドル装置は、上記携帯端末機から送られてくる時刻情報に基づいて、計時していた現在の時刻を修正して表示する
ことを特徴とする携帯端末システム。 - 無線通信ネットワークを形成する基地局との無線通信によりデータ通信を行なう携帯端末機と、この携帯端末機と信号の送受信が可能な時計とを有する携帯端末システムであって、
上記時計は、上記携帯端末機に対して所定期間毎に基地局とのデータ通信による計時内容の修正を要求し、
上記携帯端末機は、上記時計からの要求に対応して最寄りの基地局とのデータ通信により計時内容を修正して修正後の時刻情報を時計へ送信し、
上記時計は、上記携帯端末機から送られてくる時刻情報に基づいて、計時していた現在の時刻を修正して表示する
ことを特徴とする携帯端末システム。 - 無線通信ネットワークを形成する基地局との無線通信によりデータ通信を行なう携帯端末機と、この携帯端末機からの信号の受信が可能な時計とを有する携帯端末システムであって、
上記携帯端末機は、所定期間毎に最寄りの基地局とのデータ通信により計時内容を修正して修正後の時刻情報を時計へ送信し、
上記時計は、上記携帯端末機から送られてくる時刻情報に基づいて、計時していた現在の時刻を修正して表示する
ことを特徴とする携帯端末システム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004208958A JP2006033392A (ja) | 2004-07-15 | 2004-07-15 | 携帯端末機用充電器、携帯端末機用クレイドル装置及び携帯端末システム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004208958A Pending JP2006033392A (ja) | 2004-07-15 | 2004-07-15 | 携帯端末機用充電器、携帯端末機用クレイドル装置及び携帯端末システム |
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JP (1) | JP2006033392A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013102405A (ja) * | 2011-11-10 | 2013-05-23 | Kyocera Corp | 携帯端末用充電装置 |
WO2014057798A1 (ja) * | 2012-10-12 | 2014-04-17 | 株式会社 東芝 | 冷蔵庫 |
US8873722B2 (en) | 2008-04-04 | 2014-10-28 | Kenji Yoshida | Cradle for mobile telephone, videophone system, karaoke system, car navigation system, and emergency information notification system |
-
2004
- 2004-07-15 JP JP2004208958A patent/JP2006033392A/ja active Pending
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