JP2006033252A - 番組表示装置 - Google Patents

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【課題】番組の切り換わりを正確に判別することができる番組表示装置を提供する。
【解決手段】デジタル放送の番組を記録するときは、MPEG2形式で圧縮されたトランスポートストリームから所望の番組のパケットで構成したパーシャルトランスポートストリームを記録する。パーシャルTSには、SIT(Selection Information Table)が挿入される。SITに含まれる番組開始情報を示すイベントスタートタイムを含む番組判別データを受信機で生成し、該番組判別データを用いることにより番組の切り換わりの正確な判別を行うことができる。番組の切り換わりを正確に判別することで、番組の切り換わりをトリガとする処理を行うことができ、ユーザの利便性も向上させることができる。
【選択図】 図5

Description

この発明は、番組表示装置、特にデジタル放送におけるMPEG(Moving Picture Coding Experts Group)2−TS(Transport Stream)から不要なパケットを除いたパーシャルトランスポートストリームを再生した場合に、番組の切り換わりを正確に判別することができる番組表示装置に関する。
近年、BSデジタル放送、広帯域CSデジタル方法、そして地上デジタル放送(以下、適宜、単にデジタル放送と略す)が開始されている。わが国におけるデジタル放送は、ARIB(Association of Radio Industries and Businesses)の規格に基づいて行われている。このARIBの規格は、ヨーロッパのDVB(Digital Video Broadcasting)方式の規格に準拠しており、MPEG2−TSのシステムで映像および音声を放送するものである。
MPEG2のシステムでは、符号化されたビデオやオーディオ、付加データなど個別のストリームを多重化し、それぞれの同期をとりながら再生するための方式を規定したもので、MPEG2−PS(Program Stream)とMPEG2−TSの2種類の方式がある。このうちMPEG−PS方式は、文字、音声、字幕などの情報を多重化し、DVD(Digital Versatile Disc)ビデオなどのデジタルストレージメディアに用いられている。
MPEG2−TSは、放送や通信ネットワークなどデータの伝送誤りが発生する環境に適用されることを想定しており、1本のストリームの中に複数のプログラムを構成することができることから、デジタル放送に使用されている。
このMPEG2−TSでは、188バイトの固定長のTSパケットが複数個集まって、トランスポートストリームが構成される。この188バイトのTSパケットの長さは、ATM(Asynchronous Transfer Mode)セル長との整合性を考慮して決定されている。
TSパケットは、4バイトの固定長のパケットヘッダと、可変長のアダプテーションフィールドおよびペイロードで構成される。パケットヘッダには、PID(パケット識別子)や各種のフラグが定義されている。このPIDにより、TSパケットの種類が識別される。
ビデオやオーディオなどの個別ストリームが収められたPES(Packetized Elementary Stream)パケットは、同じPID番号を持つ複数のTSパケットに分割されて伝送される。ビデオの符号化には、例えばMPEG2方式が用いられる。オーディオの符号化には、わが国のデジタル放送では、高い圧縮率と高音質が得られるMPEG2−AAC(MPEG2 Advanced Audio Coding)方式が用いられている。
また、データ放送における字幕などのデータが納められたPESパケットも、ビデオやオーディオのパケットと同様に、複数のTSパケットに分割されて伝送される。
更に、トランスポートストリームには、PSI(Program Specific Information)やSI(Service Information)のセクション形式のテーブルで記述された情報のパケットが含められる。PSIは、所望の放送のチャンネルを選択して受信するシステムで必要な情報であり、これには、PAT(Program Association Table)、PMT(Program Map Table)、NIT(Network Information Table)、CAT(Condition Access Table)などがある。PATにはプログラム番号に対応したPMTのPIDなどが記述されている。PMTには対応するプログラムに含まれる映像、音声、付加データおよびPCRのPIDが記述される。NITには、目的のプログラムがどの搬送波周波数で送られているかが記述されている。CATには、限定受信方式の識別と契約情報等の個別情報に関する情報が記述される。SIは、放送事業者のサービスに用いるセクションである。
このようなARIBの規格に基づく放送として、BSデジタル放送およびCSデジタル放送に加え、地上デジタル放送が開始されている。ところで、こうしたデジタル放送の番組の番組表示装置では、番組の切り換わりをトリガとする処理が行われる場合がある。例えば、番組の切換時にユーザに対する所定の提示画面を消去したり、またマルチビュー番組におけるコンポーネント選択をデフォルト設定に戻す等の処理である。このような処理を行うためには、正確に番組の切り換わりを判別することが必要となる。
番組の切換を判別する方法としてイベントID(event_id)を用いる方法がある。イベントIDとは、番組を特定するIDとして、SIのうちのEIT(Event Information Table)に記載されている情報である。イベントIDは、所定の時間内では、ユニーク、即ち異なる番組に対して同一のイベントIDが付与されることはないため、受信機においてこのイベントIDの変化を検出することで番組の切り換わりを判別することができる。
また、下記の特許文献1には、所定のテーブルに記述されているトランスポートID(transport_id)、ネットワークID(network_id)、サービスID(service_id)の変化を検出し、番組の切り換わりを判別する発明が記載されている。
特許第3490001号公報
ところで、デジタル放送ではMPEG2方式で圧縮されたTS(MPEG2−TS)を、デジタル信号のまま高速デジタルインターフェースを伝送させ、例えばD−VHSや大容量光ディスク等のストレージメディアに記録し、再生することが行われる。デジタル放送の番組を記録する場合、MPEG2−TSからユーザが録画したい番組を構成するパケットのみを取り出して受信機側で再構成したパーシャルトランスポートストリーム(Partial Transport Stream:以下、適宜、パーシャルTSと称する)を記録媒体に記録する。
パーシャルTSでは、所望の番組のオーディオ、ビデオ、データの各パケットと、PATおよびPMTセクションのパケットおよびSIT(Selection Information Table)セクションとDIT(Discontinuity Information Table)セクションのパケットが送られる。ここで、SITは、パーシャルTSで伝送される番組に関する情報の指示をするテーブルであり、DITは、パーシャルTSで伝送される番組の番組配列情報が不連続(例えば電源がオフされたとき)であるかもしれない変化点を指示するテーブルである。
なお、パーシャルTSの詳細については、DVB ETS 300 468 Specification for Service information(SI) in DVB systems、ARIB-STD B1/B21、及びARIB TR-B15/TR-B14に記載されている。
上述したように、従来、番組を判別する手段としてイベントIDの変化を検出する方法がある。パーシャルTSでは、イベントIDはSIT中の放送ID記述子に記載されるが、放送ID記述子が挿入される条件は、データES(Elementary Stream)を送る場合のみとされている。すなわち、パーシャルTSにデータESが含まれない場合は、放送ID記述子が挿入されず、イベントIDを検出することができない。
図6は、3つの番組(番組1、番組2、番組3)を例えばD−VHSに記録し、順に再生した場合を示す。図6に示すように、例えば番組1には全ての時間に対してイベントID=100が付与され、番組2はイベントIDが付与されておらず、また番組3に対してはイベントID=200が一部の時間に付与されていたとすると、番組の切り換わりのタイミングとイベントIDの切り換わりのタイミングが異なるため、正確に番組の切り換わりを判別することができない。
図7は、番組の切り換わりを正確に判別できない場合の他の例である。デジタル放送では、一つの番組に複数の映像を送信することができるため、マルチビューというサービスが行われる。例えば、野球番組では、“メイン画面”“1塁側画面”“3塁側画面”が同時に送信され、ユーザは三つの映像から所望の映像を選択したり、同時に表示させることができる。
例えば、図7に示すように、D−VHSに記録されたイベントID=100が付与されているマルチビュー番組4を再生している途中に早送り再生(CUE)を行ったとする。早送り再生等の特殊再生中のパーシャルTSの仕様は、そのパーシャルTSを送信する機器にもよるが、一般的には受信機はSIT中のサービスID以外の値は取得できない。そこで、通常の再生に戻ったタイミングで番組の特定を行う。
従来のようにイベントIDを用いて判別を行う場合は、早送り再生の前後で同一番組であるか否かの判別を行うことができない。これは、放送時刻が異なる場合は別番組に対して同じイベントIDが付与されている可能性があるためである。また、同じイベントIDでも放送局が異なる場合もあるため、番組単位の切り換わりを判別することができない。従って、上述したマルチビュー番組の例において、同じ番組であれば例えば3塁側画面を継続して表示し、異なる番組であれば、デフォルト設定に戻すなどの処理を行うことができない。
特許文献1には、上述したようにトランスポートID、ネットワークID、サービスIDの変化を検出し、番組の切り換わりを判別する発明が開示されている。ここで、トランスポートIDはTSを識別し、ネットワークIDはネットワークを識別し(例えばBSデジタルは「4」、CSデジタルは「6」、「7」など)、サービスIDは編成チャンネルを識別する。即ち、特許文献1に記載された発明では、放送業者の区別により番組の切り換わりを判別することはできるが、例えば同じ放送業者が提供する番組の切り換わりを識別することはできない。また、イベントIDが異なる番組でも、トランスポートID、ネットワークID、サービスIDの全てが同じであれば同一番組と判別してしまうという問題点があった。
従って、この発明の目的は、番組単位の切り換わりを正確に判別することのできる番組表示装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために、請求項1に係る発明は、映像信号や音声信号等が多重化された信号から所望の信号が抽出され、所望の信号および複数の制御信号からなるストリームが入力される番組表示装置において、複数の制御信号の中の所定の制御信号から、少なくとも番組開始時刻を示すデータを含む番組判別データを生成する生成手段と、番組判別データを他の番組判別データと比較することにより番組の切り換わりを検出する検出手段を備えることを特徴とする番組表示装置である。
この発明によれば、番組の切り換わりを正確に判別することができるため、番組切り換わりをトリガとする処理を行うことができ、さらにユーザに対してはより利便性の高い番組表示装置を提供することができる。
以下、図面を参照しながらこの発明の一実施形態について説明する。図1は番組表示装置1を示す。この発明に対する理解を容易にするため、番組表示装置1は、デジタル放送を受信できる受信機能を有するが、必ずしも受信機能を有する必要はない。
図1において、参照符号11は、受信用アンテナを示す。受信用アンテナ11では、例えば12GHz帯に割り当てられた電波を受信し、受信用アンテナ11に設けられた低雑音コンバータ(低雑音増幅器)により、950MHz〜約2GHzの中間周波数に変換される。
受信用アンテナ11の出力はチューナ回路13に供給される。チューナ回路13では、コントローラ40の制御信号に基づき、放送受信信号の中から、所望の搬送波周波数の信号が選択される。
チューナ回路13の出力が復調回路14に供給される。復調回路14では、例えば、BPSK(Binary Phase Shift Keying )と、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying )と、TC−8PSK(トレリス8相PSK)の復調処理が行える。
復調回路14の出力がエラー訂正部15に供給される。エラー訂正部15では、ビタビ復号、同期検出、リードソロモン符号、デインターリーブなどが行われる。
誤り訂正復号された信号は、デスクランブラ16に供給される。デスクランブルされた信号は、端子aを介してデマルチプレクス(Demux)17に供給される。デマルチプレクス17では、コントローラ40の指令に基づいて、映像や音声が多重化されたストリームから所望のパケットのストリームを分離する。また、デマルチプレクス17において、パケットのヘッダ部に記述されているパケット識別子(PID)に基づいて、所望のビデオパケット、オーディオパケット、データパケット、PSI、SIのパケットが分離される。
デマルチプレクス17で分離されたビデオパケットはビデオデコーダ18に、オーディオパケットはオーディオデコーダ19にそれぞれ送られる。また、データパケット、PSI、SIはコントローラ40に送られる。
ビデオデコーダ18およびオーディオデコーダ19では、MPEG方式により圧縮されたビデオデータおよびオーディオデータをデコードして、圧縮前の信号に再生する。再生されたビデオデータは出力端子20から、またオーディオデータは出力端子21から、例えばモニタなどに対して出力される。
また、番組表示装置1にはICカードおよびカードI/F(以下、ICカード制御部と称する)30が設けられる。詳細な説明は省略するが、ICカード制御部30では、限定受信システムにおける鍵データの管理、課金情報の処理が行われる。また、モデム31が設けられ、課金情報がモデム31を介して、番組の放送センタに送られる。
次に、例えば、放送の番組を記録媒体に記録、再生する処理について説明する。図1に示す番組表示装置1には、D−VHSやHDD(Hard Disk Drive)、パーソナルコンピュータと組み合わせてAV(Audio Visual)システムを構築できるように、例えばIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394インターフェース50が設けられている。また、録画機器に限らず、IEEE1394を介してデジタルテレビジョンなどの再生機器とも接続できる。
インターフェースを介して接続される機器間においてTSを転送する場合、不要なTSセクションが取り除かれ、必要なセクションが挿入され、パーシャルTSとして転送される。
番組表示装置1において、デスクランブラ16によりデスクランブルされた信号は、PIDパーサ51に供給される。PIDパーサ51では、パーシャルTSで許されるパケットだけを通過させ、それ以外のパケットを破棄するものである。すなわち、PIDパーサ51では、所望の番組のオーディオ、ビデオ、データのPESパケットを通過させ、他のパケットは破棄される。
また、PIDパーサ51から出力されるストリームに、コントローラ40により生成されたSIT、PMT、PAT,DITが挿入され、パーシャルTSが生成される。生成されたパーシャルTSは、IEEE1394インターフェース50を介して、接続された各機器に向け転送される。
一方、番組表示装置1とIEEE1394インターフェース50を介して接続された各機器から転送されてくるパーシャルTSは出力端子bを介してデマルチプレクサ17に供給される。デマルチプレクサ17で所望のプログラムのビデオパケット、オーディオパケット、データパケット、PSI、SIのパケットが分離される。
分離されたビデオパケットはビデオデコーダ18に供給され、ビデオパケットが再生される。再生されたビデオ信号が出力端子20から出力される。同様に、オーディオデータは、オーディオデコーダ19に供給され、オーディオパケットが再生される。再生されたオーディオ信号は、出力端子21から出力される。また、分離されたPSI、SIはコントローラ40に送られる。
また、番組表示装置1は、ネットワークインターフェース53を介してインターネットと接続できるようにもされている。即ち、ネットワークを通じて配信される放送を受信することも可能とされている。
ところで、パーシャルTSに挿入されるSITには、種々の識別子(id)が記載されている。この発明では、番組を特定するデータ(以下、適宜、番組判別IDと称する)として、図2に示すようなネットワークID(network_id)、サービスID(service_id)、イベントスタートタイム(event_start_time)を組み合わせた72ビットのデータを用いる。ネットワークID、サービスIDおよびイベントスタートタイムはすべてSITの所定の記述子の中に記載されているため、コントローラ40においてこれらを利用した番組判別IDを構築することができる。
ネットワークIDは、SITのネットワーク識別記述子に記載されている16ビットのデータである。サービスIDは、SITに記載されている16ビットのデータである。
イベントスタートタイムは、SITのパーシャルTSタイム記述子に記載されている40ビットのデータであり、放送時の番組開始時刻(年、月、日、時、分、秒)を意味する。番組開始時刻の性質上、同一ネットワークIDで同一サービスIDであれば、イベントスタートタイムはユニークと考えられるため、図2に示す番組判別IDを使用すれば、異なるネットワークIDやサービスIDが混在するパーシャルTSにおいても番組を特定することができる。
上述した番組判別IDを用いて、番組の切り換わりを判別する例について説明する。図3は、例えば、D−VHSに記録された番組1、番組2および番組3を再生する際に、番組判別IDを用いて番組の切り換わりを判別する例を示す。上述したように、デジタル放送の番組を記録するときはSITが含まれるパーシャルTSが記録される。従って、コントローラ40において、SITの情報から各番組毎の番組判別IDを生成することができる。
デジタル放送におけるパーシャルTSの再生時は、図3に示すように各番組の番組判別IDは全期間にわたり定義され、番組の途中では値は変化しない。言い換えれば、番組判別IDの値の変化により番組の切り換わりを判別することができる。
例えば、番組2の視聴中に、ユーザ操作によりES画面が提示されていたとする。番組2は、例えば映画であり音声が日本語と英語を選択できるようにされていたとする。また、番組3は例えばニュースであり、日本語の音声しか選択できないようにされていたとする。このようなとき、番組判別IDを用いて、番組2と番組3の切り換わりを判別することにより、ユーザへ提示されていたES画面を消去する処理を行うことができ、ユーザの利便性を高めることができる。なお、番組3が例えば日本語および英語を選択できるような場合は、ES画面の提示を継続するようにすることもできる。
図4は、図7を用いて説明したあるマルチビュー番組の視聴中に早送り再生を行った場合の例である。マルチビュー番組では、最大3までのコンポーネントグループが存在し、各コンポーネントグループにはそれぞれ一つの映像ストリームが存在する。例えば上述したように野球番組における3つの画面である。
あるマルチビュー番組においてコンポーネントグループ2の映像を視聴中に早送り再生を行った場合、番組表示装置1でコンポーネントグループを特定するコンポーネント識別子(component_group_descriptor)を記憶しておく。早送り再生から、通常の再生に戻ったタイミングで番組判別IDを用いて、番組の判別を行う。同一番組と判別された場合は、記憶されているコンポーネント番号、この場合コンポーネント2の映像を選択し、再生する。また、別の番組と判別した場合は、例えばデフォルトコンポーネントグループに戻す処理を行うことが可能である。
この発明の一実施形態におけるコントローラ40の処理について図5を用いて説明する。コントローラ40では、周期的にSITが生成される。ステップS1の処理では、SITの変化の検出が行われる。SITの変化が検出されない場合は、その後の処理は行われない。SITの変化が検出された場合は、動作はステップS2に進む。
ステップS2では、コントローラ40により変化後のSITに記述されているネットワークID、サービスID、イベントスタートタイムから図2を用いて説明したような72ビットの番組判別IDを生成する。その後、動作はステップS3に進む。
ステップS3では、ステップS2で生成された番組判別IDと、直前の番組における番組判別IDの比較が行われる。SITには、種々の記述子が記載されているため、ステップS1においてSITの変化を検出しても、番組判別IDが変化しない場合もある。そのため、ステップS3で番組判別IDの比較を行う。それぞれの番組判別IDが同じと判断された場合は、同じ番組と判別する。また、それぞれの番組判別IDが異なる場合は、番組が切り換わったものと判別し、番組切り換わり時の処理を行う(ステップS4)。番組切り換わり時の処理とは、例えば、デフォルトの設定に戻す等の処理が考えられるが、その他にも多様な処理を行うようにすることができる。
この発明は、この発明の要旨を逸脱しない範囲内でさまざまな変形や応用が可能であり、上述した一実施形態に限定されることはない。番組の切り換わりをトリガとする処理は、種々の処理を行うことができ、上述した一実施形態において説明した例に限定されることはない。
また、アナログ放送で行われているサービス(例えば、Gガイドなど)においても、番組開始情報を使用することにより上述したような番組判別IDを生成することができ、番組の切り換わりを判別できるようにすることもできる。
この発明の一実施形態における番組表示装置1のブロック図である。 この発明の一実施形態における番組判別IDを示す略線図である。 この発明の一実施形態における番組の切り換わりを判別する例を示す図である。 この発明の一実施形態における番組の切り換わりを判別する他の例を示す図である。 この発明の一実施形態におけるコントローラ40の処理を示すフローチャートである。 従来の番組の切り換わりの例を示す略線図である。 従来の番組の切り換わりの他の例を示す略線図である。
符号の説明
1 番組表示装置
16 デスクランブラ
17 Demux
40 コントローラ
51 PIDパーサ

Claims (11)

  1. 映像信号や音声信号等が多重化された信号から所望の信号が抽出され、上記所望の信号および複数の制御信号からなるストリームが入力される番組表示装置において、
    上記複数の制御信号の中の所定の制御信号から、少なくとも番組開始時刻を示すデータを含む番組判別データを生成する生成手段と、
    上記番組判別データを他の番組判別データと比較することにより番組の切り換わりを検出する検出手段を備えることを特徴とする番組表示装置。
  2. 請求項1に記載の番組表示装置において、
    ビデオ、オーディオ、字幕、文字スーパーの内の1以上のデータを出力する番組表示装置。
  3. 請求項1に記載の番組表示装置において、
    上記番組判別データは、放送局を示す第1のデータと番組開始時刻を示す第2のデータにより構成される番組表示装置。
  4. 請求項1に記載の番組表示装置において、
    上記番組判別データは、ネットワークID、サービスID、イベントスタートタイムからなる番組表示装置。
  5. 請求項1に記載の番組表示装置において、
    上記所定の制御信号は、セレクションインフォメーションテーブル(SIT)である番組表示装置。
  6. 請求項1、請求項3または請求項4に記載の番組表示装置において、
    上記番組判別データは、固定長のデータである番組表示装置。
  7. 請求項1に記載の番組表示装置において、
    上記検出手段による結果を使用して、ユーザに提示する所定の情報を示す画面を継続して表示するか、または他の画面に切り替えるかの処理を行う番組表示装置。
  8. 請求項1に記載の番組表示装置において、
    上記番組判別データは、上記所定の制御信号の変化が検出されたときに生成される番組表示装置。
  9. 請求項1に記載の番組表示装置において、
    上記番組判別データを用いて番組の切り換わりを検出し、
    同じ番組と判別した場合は、判別前の動作環境を継続し、
    異なる番組と判別した場合は、デフォルト設定に戻す処理を行う番組表示装置。
  10. 請求項1に記載の番組表示装置において、
    上記ストリームは、デジタル放送におけるマルチビュー番組のストリームであり、
    上記番組判別データを用いて番組の切り換わりを検出し、
    同じ番組と判別した場合は、判別前と同じコンポーネントグループを表示し、
    異なる番組と判別した場合は、デフォルト設定に戻す処理を行う番組表示装置。
  11. 請求項1に記載の番組表示装置において、
    上記ストリームに複数のエレメンタリーストリームが含まれており、
    上記番組判別データを用いて番組の切り換わりを検出した結果を使用して、ユーザに提示するエレメンタリーストリームを変更する番組表示装置。
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