JP2001346169A - データ放送装置 - Google Patents

データ放送装置

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JP2001346169A
JP2001346169A JP2001097515A JP2001097515A JP2001346169A JP 2001346169 A JP2001346169 A JP 2001346169A JP 2001097515 A JP2001097515 A JP 2001097515A JP 2001097515 A JP2001097515 A JP 2001097515A JP 2001346169 A JP2001346169 A JP 2001346169A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】視聴者に提示する付加データの変更タイミング
を従来よりも高い精度で制御することができるデータ放
送装置を提供する。 【解決手段】受信機において受信後一旦メモリ上に取り
込まれた後で再生される放送データをカルーセル方式で
繰り返し放送する放送装置100であって、受信機にお
いて再生を開始すべき開始時刻がそれぞれに指定されて
いる複数の放送データを入手する保持部103、104
と、複数の放送データを含むカルーセルデータを生成す
る生成部108と、複数の放送データのそれぞれに指定
されている各開始時刻の中の最も早い時刻からカルーセ
ルデータをカルーセル方式で繰り返し放送するカルーセ
ルデータ放送部109、111と、受信機に対して各開
始時刻のそれぞれに対応する放送データの再生を当該開
始時刻に開始するタイミングを指示する開始指示命令を
放送する命令放送部110、111とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、TV番組の切り替
わりのタイミングに連動して視聴者に提示すべき付加デ
ータを、TV番組用のデータと多重して放送するデータ
放送装置に関し、特に、当該付加データの提示タイミン
グを制御する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル放送においては、映像、
音声等の通常の番組データに、文字情報等の付加データ
が多重されて放送されている。通常、多重される付加デ
ータは、例えば5〜10秒程度の周期で、同じものある
いは更新されながら、番組データに繰り返し多重されて
放送されている。
【0003】このようなデータ放送装置は、特開平10
−313449に開示されている。付加データの放送方
法に関しては、DSM−CCデータカルーセル方式(以
下「カルーセル方式」と記す)という国際標準化されて
いる繰り返し送出する方式が最も一般的である(詳細
は、規格書「ISO/IEC 13818−6: Inf
ormation Technology−Gener
ic Coding of Moving Picture
s and Associated Audio: DSM
−CC」に記述されている)。カルーセル方式による付
加データの放送は、日本においてはBSデジタル放送等
で採用されている(詳細は、規格書「ARIB STD
−B24 デジタル放送におけるデータ放送符号化方式
と伝送方式」に記述されている)。
【0004】このような付加データを繰り返し送出する
方式によれば、データ受信装置は付加データの必要な部
分のみを順次受信して利用することができるので、デー
タ受信装置は大容量のメモリを搭載しなくても膨大な情
報を利用することができるという利点がある。カルーセ
ル方式により放送する付加データの内容を変更する場合
には、カルーセルのバージョンアップと呼ばれる方法が
用いられている。カルーセルのバージョンアップとは、
変更後の付加データの受信に係る時間を予測して、受信
側において提示される付加データが変更されるタイミン
グよりも、ここで予測した時間だけ早い時刻に、放送側
において放送する付加データの内容を変更する方法であ
る。詳細は、特開平10−313449に記述されてい
る。
【0005】しかしながら、付加データの受信に係る時
間にばらつきがあるため、上記のような方法では、受信
側において提示される付加データが変更されるタイミン
グの誤差が大きいという問題点がある。このタイミング
の誤差は付加データの繰り返し送出の周期に依存する。
例えば繰り返し周期が8秒の場合、付加データの受信に
係る時間は最大で約8秒であるが、早ければ1秒以内で
取得できる。つまり、この場合のタイミングの誤差は7
秒以上ということになる。この程度の精度では、放送時
間が30分以上あるような本編番組に連動すべき付加デ
ータの提供には使えても、例えば放送時間が15〜30
秒程度のCM番組に連動すべき付加データの提供には使
えない。
【0006】本発明は、視聴者に提示する付加データの
変更タイミングを、従来よりも高い精度で制御すること
ができるデータ放送装置、データ放送方法、データ放送
プログラムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るデータ放送
装置は、受信機において受信後一旦メモリ上に取り込ま
れた後で再生される放送データをカルーセル方式で繰り
返し放送するデータ放送装置であって、受信機において
再生を開始すべき開始時刻がそれぞれに指定されている
複数の放送データを入手する入手手段と、入手手段によ
り入手された複数の放送データを含むカルーセルデータ
を生成する生成手段と、入手手段により入手された複数
の放送データのそれぞれに指定されている各開始時刻の
中の最も早い時刻から生成手段により生成されたカルー
セルデータをカルーセル方式で繰り返し放送するカルー
セルデータ放送手段と、前記受信機に対して前記各開始
時刻のそれぞれに対応する放送データの再生を当該開始
時刻に開始するタイミングを指示する開始指示命令を放
送する命令放送手段とを備えることを特徴とする。
【0008】これによって、受信側において先に再生す
べき放送データと後で再生すべき放送データとを一緒に
繰り返し放送し、後で再生すべき放送データの再生を当
該放送データに指定されている開始時刻において開始す
るタイミングを指示する命令を放送することができる。
従って、受信機において、後で再生すべき放送データを
前もってメモリ上に取り込んでおくことができるので、
当該タイミングには取り込み時間による再生までの遅延
時間が実質的にゼロになり、視聴者に提示する放送デー
タの変更タイミングを従来よりも高い精度で制御するこ
とができる。
【0009】さらに、放送するカルーセルデータを頻繁
に切り替えなくてよくなるので、送信側の処理負担を軽
くすることができる。本発明に係るデータ放送装置は、
番組データを所定の放送時間に継続的に放送し受信機に
おいて受信後一旦メモリ上に取り込まれた後で再生され
る当該番組データに対応する付加データを当該所定の放
送時間にカルーセル方式で繰り返し放送するデータ放送
装置であって、それぞれに放送時間が指定されている複
数の番組データと当該番組データのそれぞれに対応する
付加データとを入手する入手手段と、入手手段により入
手された複数の付加データを含むカルーセルデータを生
成する生成手段と、入手手段により入手された複数の番
組データをそれぞれに指定されている各放送時間に継続
的に放送し入手手段により入手された複数の番組データ
のそれぞれに指定されている各放送時間の中の最も早い
放送時間の開始時刻から生成手段により生成されたカル
ーセルデータをカルーセル方式で繰り返し放送するデー
タ放送手段と、前記受信機に対して前記各放送時間の各
開始時刻のそれぞれに対応する付加データの再生を当該
開始時刻に開始するタイミングを指示する開始指示命令
を放送する命令放送手段とを備えることを特徴とする。
【0010】これによって、受信側において先に再生す
べき付加データと後で再生すべき付加データとを一緒に
繰り返し放送し、後で再生すべき付加データの再生を当
該付加データに対応する番組データに指定されている開
始時刻において開始するタイミングを指示する命令を放
送することができる。従って、受信機において、後で再
生すべき付加データを前もってメモリ上に取り込んでお
くことができるので、当該タイミングには取り込み時間
による再生までの遅延時間が実質的にゼロになり、視聴
者に提示する付加データの変更タイミングを従来よりも
高い精度で制御することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】(実施の形態1) <概要>本発明の実施の形態1に係る放送装置は、本編
番組に連動して視聴者に提示すべき本編番組付加データ
と、本編番組中で放送されるCM番組に連動して視聴者
に提示すべきCM番組付加データとを、本編番組の放送
時間の最初から繰り返し放送し、CM番組の放送開始時
刻に付加データの提示を変更させる変更指示を放送する
ものである。
【0012】受信装置はCM番組の放送前にCM番組付
加データを受信してメモリ上に取り込んでおき、変更指
示を受信した時に本編番組付加データの提示を止めて、
メモリ上に取り込んでおいたCM番組付加データを提示
する。 <構成>図1は、実施の形態1に係る放送システムの構
成を示す図である。
【0013】図1に示す放送システムは放送装置10
0、及び、受信装置112から構成される。なお、図1
には受信されたデータ放送に基づいて視聴者に対して番
組やデータを提示するテレビ113を記載している。放
送装置100は、本編AV素材保持部101、CMAV
素材保持部102と、本編データ素材保持部103、C
Mデータ素材保持部104、編成情報管理部105、送
出制御部106、AV送出部107、カルーセル生成部
108、カルーセル送出部109、イベントメッセージ
送出部110、及び、多重化部111を備える。
【0014】ここで、本編AV素材保持部101、CM
AV素材保持部102、本編データ素材保持部103、
及び、CMデータ素材保持部104は、例えば市販のV
TRやビデオサーバ等である。本編AV素材保持部10
1は本編番組用のAV素材を保持する。ここでAV素材
とは各番組の映像情報や音声情報等からなる番組データ
の素材である。
【0015】図2は、本編AV素材保持部101に保持
される本編番組用のAV素材の一例を示す図である。図
2に示した「ドラマA前半素材201」は「ドラマA」
という題名の本編番組の前半で用いられるAV素材であ
り、「ドラマA後半素材202」は「ドラマA」という
題名の本編番組の後半で用いられるAV素材である。
【0016】CMAV素材保持部102はCM番組用の
AV素材を保持する。図3は、CMAV素材保持部10
2に保持されるCM番組用のAV素材の一例を示す図で
ある。図3に示した「CM1素材301」は車のCM番
組用のAV素材であり、「CM2素材302」はパソコ
ンのCM番組用のAV素材であり、「CM3素材30
3」はカメラのCM番組用のAV素材である。
【0017】本編データ素材保持部103は、本編番組
用のデータ素材を保持する。ここでデータ素材とは対応
する番組に関する詳細な情報等からなる付加データの素
材である。図4は、本編データ素材保持部103に保持
されるデータ素材の表示の一例を示す図である。
【0018】図4に示した表示領域400は、「ドラマ
A」という名称の本編番組用のデータ素材が表示される
領域であり、ここでは「ドラマA付加データ401」
というデータ素材が表示されている。「ドラマA付加デ
ータ401」には、番組のロケ地を表すロケ地情報4
02、これまでのあらすじを表すあらすじ情報403、
登場人物を表す登場人物情報404などの本編番組「ド
ラマA」に関する各種の詳細な情報が含まれている。こ
こで表示領域405には、本編番組「ドラマA」が表示
される。
【0019】CMデータ素材保持部104は、CM番組
用のデータ素材を保持する。図5、図6、図7は、CM
データ素材保持部104に保持されるデータ素材の表示
の一例を示す図である。図5に示した表示領域500
は、車のCM番組用のデータ素材が表示される領域であ
り、ここでは「CM1付加データ501」というデータ
素材が表示されている。「CM1付加データ501」に
は、「くるま」という商品名を表す商品名情報502
や、この車の特徴を表す特徴情報503や、この車の詳
細なスペックを表すスペック情報504などの、このC
M番組が対象とする車に関する各種の詳細な情報が含ま
れている。ここで、表示領域505には、車のCM番組
が表示される。
【0020】図6に示した表示領域600は、パソコン
のCM番組用のデータ素材が表示される領域であり、
「CM2付加データ601」というデータ素材が表示さ
れている。「CM2付加データ601」には、例えば、
「パソコン」という商品名を表す商品名情報602や、
このパソコンの特徴を表す特徴情報603や、このパソ
コンの詳細なスペックを表すスペック情報604など
の、このCM番組が対象とするパソコンに関する各種の
詳細な情報が含まれている。ここで、表示領域605に
は、パソコンのCM番組が表示される。
【0021】図7に示した表示領域700は、デジタル
カメラのCM番組用のデータ素材が表示される領域であ
り、「CM3付加データ701」というデータ素材が表
示されている。「CM3付加データ701」には、「デ
ジタルカメラ」という商品名を表す商品名情報702
や、このデジタルカメラの特徴を表す特徴情報703
や、このデジタルカメラの詳細なスペックを表すスペッ
ク情報704などの、このCM番組が対象とするデジタ
ルカメラに関する各種の詳細な情報が含まれている。こ
こで、表示領域705には、デジタルカメラのCM番組
が表示される。
【0022】編成情報管理部105は、放送すべき番組
の編成情報を記録するメモリやHDDなどの記録媒体
と、編成担当者から放送すべき番組の編成情報の入力を
受けたり閲覧させる入出力端末とからなる。図8、図9
は編成情報管理部105により管理される編成情報の一
例を示す図である。
【0023】図8に示した編成情報は、番組単位の送出
スケジュールを管理する番組スケジュール管理表800
であり、番組名801の列は各番組の名称を表し、番組
開始時刻802の列は各番組の送出を開始すべき時刻を
表し、番組終了時刻803の列は番組の送出を停止すべ
き時刻を表し、番組内使用AV素材804の列はこの番
組内で使用されるAV素材の名称を表し、番組内使用デ
ータ素材805の列はこの番組内で使用されるデータ素
材の名称を表す。
【0024】図8では、「ドラマA」という名称の番組
を10時00分00秒から11時00分00秒まで送出
すべきであることを意味し、この番組内で、「ドラマA
前半素材」、「ドラマA後半素材」、「CM1素材」、
「CM2素材」、「CM3素材」という5つのAV素材
と、「ドラマA付加データ」、「ドラマA付加データ
」、「ドラマA付加データ」、「CM1付加デー
タ」、「CM2付加データ」、「CM3付加データ」と
いう6つのデータ素材とを使用することを表している。
【0025】図9に示した編成情報は、素材単位の提示
スケジュールを管理する素材スケジュール管理表900
であり、番組名901の列は番組の名称を表し、素材切
替時間902の列は対応する行の各素材の提示を開始す
べき素材切替時刻を番組開始時刻をゼロとした相対時間
で表し、AV素材名903の列は番組開始時刻より対応
する行の素材切替時間後から提示すべきAV素材の名称
を表し、データ素材904の列は番組開始時刻より対応
する行の素材切替時間後から提示すべきデータ素材の名
称を表す。
【0026】図9では、「ドラマA」という名称の番組
の番組開始時刻から「ドラマA前半素材」というAV素
材と「ドラマA付加データ」というデータ素材とを提
示すべきであることと、当該番組開始時刻より14分0
0秒経過した時刻から「CM1素材」というAV素材と
「CM1付加データ」というデータ素材とを提示すべき
であることと、当該番組開始時刻より14分15秒経過
した時刻から「CM2素材」というAV素材と「CM2
付加データ」というデータ素材とを提示すべきであるこ
とと、当該番組開始時刻より14分30秒経過した時刻
から「ドラマA後半素材」というAV素材と「ドラマA
付加データ」というデータ素材とを提示すべきである
ことと、当該番組開始時刻から29分45秒経過した時
刻から「CM3素材3」というAV素材と「CM3付加
データ」というデータ素材とを提示すべきであることを
表している。
【0027】送出制御部106は、時計を内蔵し、編成
情報管理部105により管理される編成情報を参照し
て、AV送出部107、カルーセル生成部108、カル
ーセル送出部109、イベントメッセージ送出部110
のそれぞれが動作すべきタイミングを管理してそれぞれ
に対して指示を出し、装置全体の動作を制御する。送出
制御部106はカルーセル生成部108へ、番組スケジ
ュール管理表800を参照することにより、各番組の番
組開始時刻よりもあらかじめ定められた時間だけ前の時
刻(例えば開始時刻の1分前)に、その番組内で使用す
る全てのデータ素材名を渡す。
【0028】カルーセル生成部108は、送出制御部1
06から渡されたデータ素材名のデータ素材を、本編デ
ータ素材保持部103、及び、CMデータ素材保持部1
04から読み出してカルーセルデータを生成する。ここ
でカルーセルデータとは、カルーセル方式でデータを繰
返し送出する際の1周分データの集合を表す。図10
は、カルーセル生成部108が生成するカルーセルデー
タの一例を示す図である。
【0029】図10ではカルーセルデータ1000に、
「ドラマA付加データ1001」、「ドラマA付加デ
ータ1002」、「ドラマA付加データ100
3」、「CM1付加データ1004」、「CM2付加デ
ータ1005」、「CM3付加データ1006」が含ま
れていることを表している。さらにまた送出制御部10
6はカルーセル送出部109へ、番組スケジュール管理
表800を参照することにより、各番組の番組開始時刻
に、カルーセル生成部108により生成されたカルーセ
ルデータの送出開始を指示し、各番組の番組終了時刻に
カルーセルデータの送出停止を指示する。
【0030】カルーセル送出部109は、送出制御部1
06の指示に従い、カルーセル生成部108により生成
されたカルーセルデータを多重化部111に繰返し渡
す。さらにまた送出制御部106はイベントメッセージ
送出部110へ、素材スケジュール管理表900を参照
することにより、素材切替時刻に、次に提示すべき付加
データに対応するデータ素材名を渡してイベントメッセ
ージを送出するように指示する。
【0031】イベントメッセージ送出部110は、送出
制御部106の指示に従い、送出制御部106から渡さ
れたデータ素材名に対応する付加データの提示を指示す
るイベントメッセージを生成して多重化部111に渡
す。ここでイベントメッセージとは、受信装置で動作中
のアプリケーションソフトウェアに対して、放送装置が
即座にあるいは指定した時刻に特定のイベントを実行す
るように指示する為に用いられる、データ量の小さなメ
ッセージ情報である。
【0032】ここでは、受信装置で動作しているアプリ
ケーションソフトウェアにおいて、メッセージIDに対
応するイベントを予め定義しておき、受信装置が受信す
るメッセージIDを含むイベントメッセージに基づい
て、例えば付加データを切り替えるなどのイベントを実
行することとする。ここでメッセージIDとは、イベン
トメッセージ送出部110により生成されるイベントメ
ッセージの識別子である。
【0033】上記のようなイベントの定義は、カルーセ
ルデータ中にスクリプト言語を用いてイベントの処理内
容を記述することにより実現できる。なお、イベントメ
ッセージについての詳細、およびスクリプト言語の記述
方法については、「ARIBSTD−B24 デジタル
放送におけるデータ放送符号化方式と伝送方式」規格書
に記述されている。
【0034】図11は、データ素材名とメッセージID
との対応表の一例を示す図である。図11に示したデー
タ素材−メッセージID対応表1100において、デー
タ素材名1101の列はイベントメッセージ送出部11
0が送出制御部106から受信するデータ素材名に基づ
いてメッセージIDを検索する際の索引として用いら
れ、メッセージID1102の列は対応する行のデータ
素材名に対応するメッセージIDを表す。
【0035】図11では、「ドラマA付加データ」と
いうデータ素材と「100」というメッセージIDとが
対応し、「CM1付加データ」というデータ素材名と
「101」というメッセージIDとが対応し、「CM2
付加データ」というデータ素材名と「102」というメ
ッセージIDとが対応し、「CM3付加データ」という
データ素材名と「103」というメッセージIDとが対
応することを表している。
【0036】さらにまた送出制御部106はAV送出部
107へ、番組スケジュール管理表800を参照するこ
とにより、各番組の番組開始時刻に当該番組のAV素材
名を渡して当該番組のAV素材の送出開始を指示し、当
該番組の番組終了時刻に当該番組のAV素材の送出停止
を指示する。さらに、送出制御部106はAV送出部1
07へ、素材スケジュール管理表900を参照すること
により、素材切替時刻に、次に提示すべきAV素材のA
V素材名を渡して、送出するAV素材を切り替えるよう
に指示する。
【0037】AV送出部107は、送出制御部106の
指示に従い、送出制御部106から渡されたAV素材名
のAV素材を本編AV素材保持部101、及び、CMA
V素材保持部102から読み出して多重化部111に渡
す。多重化部111は、AV送出部107から渡される
AV素材、カルーセル送出部109から渡されるカルー
セルデータ、イベントメッセージ送出部110から渡さ
れるイベントメッセージを多重化してデータストリーム
を生成し、受信装置に向けて放送する。
【0038】多重化部111は、一般のデジタル衛星放
送で使用されているトランスポートストリーム多重化装
置や、それと同等の働きをするソフトウェアで構成する
ことができる。受信装置112は、放送装置100が放
送するデータストリームを受信して、当該データストリ
ームに多重されたAV素材の番組をテレビ113に表示
させ、当該データストリームに多重されたイベントメッ
セージの指示に応じて、番組に関する詳細な情報等の提
示切り替えの動作を行いつつ、当該データストリームに
多重されたカルーセルデータ中のデータ素材に基づい
て、当該情報等をテレビ113に表示させる。
【0039】<動作>ここで、本発明の実施の形態1に
係る放送装置100における放送動作を説明する。図1
2は、本発明の実施の形態1の放送装置100における
送信動作の一例を示す図である。
【0040】(1)送出制御部106が、自身が内臓し
ている時計より時刻Tを取得する(ステップS1)。 (2)送出制御部106が、取得した時刻Tが編成情報
管理部105が管理する番組スケジュール管理表800
の番組開始時刻よりP分前の時刻になったか否かを判断
する(ステップS2)。ここでP分とは、あらかじめ定
められた時間であり、カルーセルデータを生成するのに
必要な最低限の時間以上に設定する。
【0041】(3)送出制御部106が、番組開始時刻
よりP分前の時刻になったと判断した場合に、番組スケ
ジュール管理表800から番組内で使用する全てのデー
タ素材名を読み出し、カルーセル生成部108へ渡す
(ステップS3)。 (4)カルーセル生成部108が、送出制御部106か
ら渡されたデータ素材名のデータ素材を、本編データ素
材保持部103、及び、CMデータ素材保持部104か
ら読み出してカルーセルデータを生成する(ステップS
4)。
【0042】(5)送出制御部106が、取得した時刻
Tが編成情報管理部105が管理する番組スケジュール
管理表800の番組開始時刻になったか否かを判断する
(ステップS5)。 (6)送出制御部106が、番組開始時刻になったと判
断した場合に、カルーセル送出部109へカルーセル生
成部108により生成されたカルーセルデータの送出開
始を指示し、AV送出部107へ当該番組のAV素材名
を渡してAV素材の送出開始を指示する(ステップS
6)。
【0043】(7)カルーセル送出部109が、送出制
御部106の指示に従い、カルーセル生成部108によ
り生成されたカルーセルデータの繰り返し送出を開始す
る。AV送出部107が、送出制御部106の指示に従
い、送出制御部106から渡されたAV素材名のAV素
材を本編AV素材保持部101、及び、CMAV素材保
持部102から読み出して送出を開始する(ステップS
7)。
【0044】(8)送出制御部106が、取得した時刻
Tが番組開始時刻から編成情報管理部105が管理する
素材スケジュール管理表900の素材切替時間経過した
素材切替時刻になったか否かを判断する(ステップS
8)。 (9)送出制御部106が、素材切替時刻になったと判
断した場合に、イベントメッセージ送出部110へ次に
提示すべき付加データに対応するデータ素材名を渡して
当該付加データの提示を指示するイベントメッセージを
送出するように指示し、AV送出部107へ次に提示す
べきAV素材のAV素材名を渡して送出するAV素材を
切り替えるように指示する(ステップS9)。
【0045】(10)イベントメッセージ送出部110
が、データ素材−メッセージID対応表1100を参照
して、送出制御部106から渡されたデータ素材名に対
応するメッセージIDを含むイベントメッセージを生成
して送出を開始する。AV送出部107が、送出制御部
106の指示に従い、送出制御部106から渡されたA
V素材名のAV素材を本編AV素材保持部101、及
び、CMAV素材保持部102から読み出して送出を開
始する(ステップS10)。
【0046】(11)送出制御部106が、取得した時
刻Tが編成情報管理部105が管理する番組スケジュー
ル管理表800の番組終了時刻になったか否かを判断す
る(ステップS11)。 (12)送出制御部106が、番組終了時刻になったと
判断した場合に、カルーセル送出部109へカルーセル
データの送出停止を指示し、AV送出部107へAV素
材の送出停止を指示する(ステップS12)。
【0047】(13)カルーセル送出部109が、送出
制御部106の指示に従い、カルーセルデータの送出を
停止する。AV送出部107が、送出制御部106の指
示に従い、AV素材の送出を停止する(ステップS1
3)。図13は、放送装置100が出力するデータスト
リームの具体例を示す図である。
【0048】ここでは、本編AV素材保持部101にド
ラマA前半素材201,ドラマA後半素材202が、C
MAV素材保持部102にCM1素材301,CM2素
材302,CM3素材303が、本編データ素材保持部
103にドラマA付加データ401が、CMデータ素
材保持部104にCM1付加データ501,CM2付加
データ601,CM3付加データ701が保持され、編
成情報管理部105が番組スケジュール管理表800と
素材スケジュール管理表900とを保持しているものと
する。
【0049】図13に示すデータストリーム1300
は、上段が番組データのデータストリーム1301、中
段が付加データのデータストリーム中のカルーセルデー
タ部分1302であり、下段が付加データのデータスト
リーム中のイベントメッセージ部分1303である。図
13に示す矢印1310は時間軸であり、左方向から右
方向へ時間が経過することを表し、矢印1310上の数
値は時刻を表している。
【0050】番組データのデータストリーム1301に
おいては、10時00分00秒から「ドラマA前半素材
201」の送出が開始され、10時14分00秒に「C
M1素材301」の送出に切り替えられ、10時14分
15秒に「CM2素材302」の送出に切り替えられ、
10時14分30秒に、「ドラマA後半素材202」の
送出に切り替えられ、10時29分45秒に「CM3素
材303」の送出に切り替えられ、10時30分00秒
に送出が終了する。
【0051】カルーセルデータ部分1302において
は、10時00分00秒からカルーセルデータ1000
の送出が開始され、10時30分00秒までカルーセル
データ1000が繰返し送出される。また、番組データ
のデータストリーム1301においてAV素材が切り替
えられる各時刻に、付加データの切り替えを指示するイ
ベントメッセージが送出される。ここでは、10時14
分00秒にイベントメッセージ1304が、10時14
分15秒にイベントメッセージ1305が、10時14
分30秒にイベントメッセージ1306が、10時29
分45秒にイベントメッセージ1307が送出される。
【0052】図14は、受信装置112が図13に示し
たようなデータストリーム1300を受信した際に、テ
レビ113に表示される画面の遷移の具体例を示した図
である。以下に、受信装置112がデータストリーム1
300を受信した際の動作を図14に添って説明する。
【0053】(1)画面1401は、受信装置112
が、番組開始時刻である10時00分00秒にデータス
トリーム1300の受信を開始し、データストリーム1
301の「ドラマA前半素材201」を右上の表示領域
に表示させ、カルーセルデータ部分1302のカルーセ
ルデータ1000中の「ドラマA付加データ401」
を左下のL字型の表示領域に表示させたところである。
【0054】ここで、受信装置が「ドラマA付加データ
401」を最初に提示することは放送装置により指定
されているものとする。受信装置が最初に表示するデー
タ素材を放送装置が指定するには、例えば受信装置にお
いてデフォルトで表示するデータ素材の識別子を固定し
ておき、放送装置でこの識別子を最初に表示させたいデ
ータ素材に付与する方法や、放送装置が最初に表示させ
たいデータ素材の識別子を制御情報として受信装置に送
信する方法などがある。これらの方法は「ARIB S
TD−B24 デジタル放送におけるデータ放送符号化
方式と伝送方式」規格書に記述されている。 (2)受信装置112が、次の付加データの切り替えに
備えて、切替後に提示すべき「CM1付加データ50
1」をメモリ上に取り込んでキャッシュしておく。
【0055】ここで、受信装置がメモリ上に取り込むべ
きデータ素材を決定するには、例えば、放送装置がデー
タ素材の優先度を指定して送信する方法や、先に提示す
るデータ素材の中にスクリプト言語で記述しておく方法
などがある。これらの方法は「ARIB STD−B2
4 デジタル放送におけるデータ放送符号化方式と伝送
方式」規格書に記述されている。
【0056】また受信装置112が、受信したカルーセ
ルデータ1000中の全てのデータ素材「ドラマA付加
データ401」、「CM1付加データ501」、「C
M2付加データ601」、及び、「CM3付加データ7
01」をメモリ上に取り込んでおいてもよい。 (3)画面1402は、受信装置112が、10時14
分00秒に、データストリーム1301の「CM1素材
301」を右上の表示領域に表示させ、同時に、イベン
トメッセージ1304を受信してイベントメッセージ1
304に含まれるメッセージID「101」に対応付け
られた「CM1付加データ501」を左下のL字型の表
示領域に表示させたところである。
【0057】ここで受信装置112は「CM1付加デー
タ501」を前もってメモリ上に取り込んでいるので、
「CM1付加データ501」の表示は素早く行うことが
できる。 (4)受信装置112が、次の付加データの切り替えに
備えて、切替後に提示すべき「CM2付加データ60
1」をメモリ上に取り込んでおく。
【0058】(5)画面1403は、受信装置112
が、10時14分15秒に、データストリーム1301
の「CM2素材302」を右上の表示領域に表示させ、
同時に、イベントメッセージ1305を受信してイベン
トメッセージ1305に含まれるメッセージID「10
2」に対応付けられた「CM2付加データ601」を左
下のL字型の表示領域に表示させたところである。
【0059】(6)受信装置112が、次の付加データ
の切り替えに備えて、切替後に提示すべき「ドラマA付
加データ401」をメモリ上に取り込んでおく。 (7)画面1404は、受信装置112が、10時14
分30秒に、データストリーム1301の「ドラマA後
半素材202」を右上の表示領域に表示させ、同時に、
イベントメッセージ1306を受信してイベントメッセ
ージ1306に含まれるメッセージID「100」に対
応付けられた「ドラマA付加データ401」を左下の
L字型の表示領域に表示させたところである。
【0060】(8)受信装置112が、次の付加データ
の切り替えに備えて、切替後に提示すべき「CM3付加
データ701」をメモリ上に取り込んでおく。 (9)画面1405は、受信装置112が、10時29
分45秒に、データストリーム1301の「CM3素材
303」を右上の表示領域に表示させ、同時に、イベン
トメッセージ1307を受信してイベントメッセージ1
307に含まれるメッセージID「103」に対応付け
られた「CM3付加データ701」を左下のL字型の表
示領域に表示させたところである。
【0061】以上のように、本発明の実施の形態1によ
れば、放送装置が、後で切り替えられるAV素材に添付
すべきデータ素材をカルーセルデータに含めて番組開始
時刻から繰返し送出し、切り替えられるAV素材に対応
するデータ素材の提示を指示するイベントメッセージを
AV素材の切り替え時刻に放送し、受信装置が、切り替
えられるAV素材に対応するデータ素材をAV素材の切
り替え時刻前にメモリ上に取り込み、当該イベントメッ
セージを合図としてメモリ上のデータ素材を遅滞なく提
示することができる。
【0062】ここで切り替えられるAV素材に対応する
データ素材の提示を指示するイベントメッセージのデー
タ量は1トランスポートパケット(188バイト)以下
で実現可能なため、受信装置が当該イベントメッセージ
の取得に要する時間は、例えば500Kbps(ビット
/秒)の帯域を用いて送信した場合には0.00300
8秒以下となり、ほとんど遅延が発生しない。
【0063】従って、高い精度でAV素材とデータ素材
の提示の切替えタイミングを同期させることが可能とな
る。 (実施の形態2) <概要>本発明の実施の形態2に係る放送装置は、実施
の形態1と同様に、本編番組に連動して視聴者に提示す
べき本編番組付加データと、本編番組中で放送されるC
M番組に連動して視聴者に提示すべきCM番組付加デー
タとを、本編番組の放送時間の最初から繰り返し放送
し、CM番組の放送開始時刻に付加データの提示を変更
させる変更指示を放送するものであり、さらに、CM番
組付加データの識別子をイベントメッセージを用いてC
M番組の放送開始時刻より適当な時間だけ前に放送し
て、CM番組の放送開始時刻までに受信装置に識別子が
示すCM番組付加データをメモリ上に取り込ませるもの
である。
【0064】<構成>図15は、実施の形態2に係る放
送システムの構成を示す図である。図15に示す放送シ
ステムは放送装置120、及び、受信装置132から構
成される。なお、図15には受信されたデータ放送に基
づいて視聴者に対して番組やデータを提示するテレビ1
33を記載している。
【0065】ここで、実施の形態1の図1に示した放送
システムと同様の構成要素には同一番号を付し、その説
明を省略する。放送装置120は、本編AV素材保持部
101、CMAV素材保持部102と、本編データ素材
保持部103、CMデータ素材保持部104、編成情報
管理部105、送出制御部126、AV送出部107、
カルーセル生成部108、カルーセル送出部109、イ
ベントメッセージ送出部130、及び、多重化部131
を備える。
【0066】送出制御部126は、実施の形態1の送出
制御部106の動作に加えて、さらにイベントメッセー
ジ送出部130へ、素材スケジュール管理表900を参
照することにより、素材切替時刻よりもあらかじめ定め
られた時間だけ前の時刻(例えば開始時刻の1分前)
に、次に提示すべき付加データに対応するデータ素材名
を渡して、当該付加データのキャッシュを指示するイベ
ントメッセージを送出するように指示し、また、素材切
替時刻以降に、提示の終わったデータ素材のキャッシュ
の解除を指示するイベントメッセージを送出するように
指示する。
【0067】イベントメッセージ送出部130は、送出
制御部126の指示に従い、送出制御部126から渡さ
れたデータ素材名に対応する付加データの提示を指示す
るイベントメッセージと、送出制御部126から渡され
たデータ素材名に対応する付加データのキャッシュを指
示するイベントメッセージと、提示の終わったデータ素
材のキャッシュの解除を指示するイベントメッセージと
を生成して多重化部131に渡す。
【0068】多重化部131は、AV送出部107から
渡されるAV素材、カルーセル送出部109から渡され
るカルーセルデータ、イベントメッセージ送出部130
から渡されるイベントメッセージを多重化してデータス
トリームを生成し、受信装置に向けて放送する。受信装
置132は、放送装置120により放送されるデータス
トリームを受信して、当該データストリームに多重され
たAV素材の番組をテレビ133に表示させ、当該デー
タストリームに多重されたイベントメッセージの指示に
応じて番組に関する詳細な情報等のキャッシュ、提示切
り替え、キャッシュ解除の動作を行いつつ、当該データ
ストリームに多重されたカルーセルデータ中のデータ素
材に基づいて、当該情報等をテレビ133に表示させ
る。
【0069】<動作>ここで、本発明の実施の形態2に
係る放送装置120における放送動作を説明する。図1
6は、本発明の実施の形態2の放送装置120における
送信動作の一例を示す図である。
【0070】図16は、図12に、ステップS21、ス
テップS22のが追加され、図12のステップS9、ス
テップS10の2つのステップがステップS23、ステ
ップS24に変更されたものである。ここで、実施の形
態1の図12に示した送信動作と同様のステップには同
一番号を付し、その説明を省略する。
【0071】(1)〜(7)図12の(1)〜(7)と
同様なのでその説明を省略する(ステップS1〜ステッ
プS7)。ただし、説明文中の送出制御部106は送出
制御部126に変える。 (8)送出制御部126が、取得した時刻Tが素材切替
時刻のN分前の時刻になったか否かを判断する(ステッ
プS21)。ここでN分とは、あらかじめ定められた時
間であり、受信装置でデータ素材の取り込みに必要な最
低限の時間以上に設定しておくことが望ましい。
【0072】(9)送出制御部126が、素材切替時刻
のN分前になったと判断した場合に、イベントメッセー
ジ送出部130へ、次に提示すべき付加データに対応す
るデータ素材名を渡して、当該付加データのキャッシュ
を指示するイベントメッセージを送出するように指示す
る(ステップS22)。 (10)図12の(8)と同様なのでその説明を省略す
る(ステップS8)。ただし、説明文中の送出制御部1
06は送出制御部126に変える。
【0073】(11)送出制御部126が、素材切替時
刻になったと判断した場合に、イベントメッセージ送出
部130へ次に提示すべき付加データに対応するデータ
素材名を渡して当該付加データの提示を指示するイベン
トメッセージと、提示の終わった付加データのキャッシ
ュの解除を指示するイベントメッセージとを送出するよ
うに指示し、AV送出部107へ次に提示すべきAV素
材のAV素材名を渡して送出するAV素材を切り替える
ように指示する(ステップS23)。
【0074】(12)イベントメッセージ送出部130
が、データ素材−メッセージID対応表1100を参照
して、送出制御部126から渡されたデータ素材名に対
応するメッセージIDを含む付加データの提示を指示す
るイベントメッセージと、提示の終わった付加データの
キャッシュの解除を指示するイベントメッセージとを生
成して送出を開始する。
【0075】AV送出部107が、送出制御部126の
指示に従い、送出制御部126から渡されたAV素材名
のAV素材を本編AV素材保持部101、及び、CMA
V素材保持部102から読み出して送出を開始する(ス
テップS24)。(13)〜(15)図12の(11)
〜(13)と同様なのでその説明を省略する(ステップ
S11〜S13)。ただし、説明文中の送出制御部10
6は送出制御部126に変える。
【0076】図17は、放送装置120が出力するデー
タストリームの具体例を示す図である。ここでは、実施
の形態1の図13に示した具体例と同様に、本編AV素
材保持部101にドラマA前半素材201,ドラマA後
半素材202が、CMAV素材保持部102にCM1素
材301,CM2素材302,CM3素材303が、本
編データ素材保持部103にドラマA付加データ40
1が、CMデータ素材保持部104にCM1付加データ
501,CM2付加データ601,CM3付加データ7
01が保持され、編成情報管理部105が番組スケジュ
ール管理表800と素材スケジュール管理表900とを
保持しているものとする。
【0077】図17に示すデータストリーム1700
は、上段が番組データのデータストリーム1301、中
段が付加データのデータストリーム中のカルーセルデー
タ部分1302であり、下段が付加データのデータスト
リーム中のイベントメッセージ部分1701である。こ
こで、実施の形態1の図13に示した具体例と同様の部
分には同一番号を付し、その説明を省略する。
【0078】図17に示したデータストリーム1700
は、実施の形態1の図13に示したデータストリーム1
300とイベントメッセージ部分のみが異なり、付加デ
ータのキャッシュを指示するイベントメッセージ170
2、1703、1706と、提示の終わった付加データ
のキャッシュの解除を指示するイベントメッセージ17
04、1705、1707とが追加されている。
【0079】イベントメッセージ1702は、付加デー
タの切り替えを指示するイベントメッセージ1304が
送出されるN分前の時刻に送出される、付加データのキ
ャッシュを指示するイベントメッセージである。イベン
トメッセージ1703は、付加データの切り替えを指示
するイベントメッセージ1305が送出されるN分前の
時刻に送出される、付加データのキャッシュを指示する
イベントメッセージである。
【0080】イベントメッセージ1704は、付加デー
タの切り替えを指示するイベントメッセージ1305が
送出される時刻以後に送出される、提示の終わった付加
データのキャッシュの解除を指示するイベントメッセー
ジである。イベントメッセージ1705は、付加データ
の切り替えを指示するイベントメッセージ1306が送
出される時刻以後に送出される、提示の終わった付加デ
ータのキャッシュの解除を指示するイベントメッセージ
である。
【0081】イベントメッセージ1706は、付加デー
タの切り替えを指示するイベントメッセージ1307が
送出されるN分前の時刻に送出される付加データのキャ
ッシュを指示するイベントメッセージである。イベント
メッセージ1707は、番組終了時刻以後に送出され
る、提示の終わった付加データのキャッシュの解除を指
示するイベントメッセージである。
【0082】受信装置132が図17に示したようなデ
ータストリーム1700を受信した際に、テレビ133
に表示される画面の遷移は、実施の形態1の図14と同
様である。以下に、受信装置132がデータストリーム
1700を受信した際の動作を図14に添って説明す
る。
【0083】(1)画面1401は、受信装置132
が、番組開始時刻である10時00分00秒にデータス
トリーム1700の受信を開始し、データストリーム1
301の「ドラマA前半素材201」を右上の表示領域
に表示させ、カルーセルデータ部分1302のカルーセ
ルデータ1000中の「ドラマA付加データ401」
を左下のL字型の表示領域に表示させたところである。
【0084】ここで、受信装置が「ドラマA付加データ
401」を最初に提示することは放送装置により指定
されているものとする。 (2)受信装置132が、10時14分00秒のN分前
(例えば10時13分00秒)にイベントメッセージ1
702を受信してイベントメッセージ1702に含まれ
るメッセージID「101」に対応付けられた「CM1
付加データ501」のメモリ上への取り込みを開始す
る。
【0085】(3)受信装置132が、10時14分1
5秒のN分前(例えば10時13分15秒)にイベント
メッセージ1703を受信してイベントメッセージ17
03に含まれるメッセージID「102」に対応付けら
れた「CM2付加データ601」のメモリ上への取り込
みを開始する。 (4)画面1402は、受信装置132が、10時14
分00秒に、データストリーム1301の「CM1素材
301」を右上の表示領域に表示させ、同時に、イベン
トメッセージ1304を受信してイベントメッセージ1
304に含まれるメッセージID「101」に対応付け
られた「CM1付加データ501」を左下のL字型の表
示領域に表示させたところである。
【0086】(5)画面1403は、受信装置132
が、10時14分15秒に、データストリーム1301
の「CM2素材302」を右上の表示領域に表示させ、
同時に、イベントメッセージ1305を受信してイベン
トメッセージ1305に含まれるメッセージID「10
2」に対応付けられた「CM2付加データ601」を左
下のL字型の表示領域に表示させたところである。
【0087】(6)受信装置132が、「CM1付加デ
ータ501」の提示が終わった後に、イベントメッセー
ジ1704を受信して「CM1付加データ501」をメ
モリ上から消去可とする。 (7)画面1404は、受信装置132が、10時14
分30秒に、データストリーム1301の「ドラマA後
半素材202」を右上の表示領域に表示させ、同時に、
イベントメッセージ1306を受信してイベントメッセ
ージ1306に含まれるメッセージID「100」に対
応付けられた「ドラマA付加データ401」を左下の
L字型の表示領域に表示させたところである。
【0088】(8)受信装置132が、「CM2付加デ
ータ601」の提示が終わった後に、イベントメッセー
ジ1705を受信して「CM2付加データ601」をメ
モリ上から消去可とする。 《 》(9)受信装置132が、10時29分45秒の
N分前(例えば10時28分45秒)にイベントメッセ
ージ1706を受信してイベントメッセージ1706に
含まれるメッセージID「103」に対応付けられた
「CM3付加データ701」のメモリ上への取り込みを
開始する。
【0089】(10)画面1405は、受信装置132
が、10時29分45秒に、データストリーム1301
の「CM3素材303」を右上の表示領域に表示させ、
同時に、イベントメッセージ1307を受信してイベン
トメッセージ1307に含まれるメッセージID「10
3」に対応付けられた「CM3付加データ701」を左
下のL字型の表示領域に表示させたところである。 《 》(11)受信装置132が、「CM3付加データ
701」の提示が終わった後に、イベントメッセージ1
707を受信して「CM3付加データ701」をメモリ
上から消去可とする。
【0090】以上のように、本発明の実施の形態2によ
れば、放送装置がキャッシュやキャッシュ解除を指示す
るイベントメッセージを放送し、受信装置がキャッシュ
やキャッシュ解除を指示するイベントメッセージに従っ
て必要な期間に必要な付加データだけをキャッシュする
ことができる。従って、受信装置のメモリ容量を節約で
きる。 (変形例) <概要>本発明の変形例に係る放送装置は、実施の形態
1及び実施の形態2におけるイベントメッセージの代わ
りに、モジュールを追加することにより、同様の動作を
実現するものである。
【0091】<構成>図18は、変形例に係る放送シス
テムの構成を示す図である。図18に示す放送システム
は放送装置140、及び、受信装置152から構成され
る。なお、図18には受信されたデータ放送に基づいて
視聴者に対して番組やデータを提示するテレビ153を
記載している。
【0092】ここで、実施の形態1の図1及び実施の形
態2の図15に示した放送システムと同様の構成要素に
は同一番号を付し、その説明を省略する。放送装置14
0は、本編AV素材保持部101、CMAV素材保持部
102と、本編データ素材保持部103、CMデータ素
材保持部104、編成情報管理部105、送出制御部1
46、AV送出部107、カルーセル生成部108、カ
ルーセル送出部109、ダミーモジュール送出部15
0、及び、多重化部151を備える。
【0093】送出制御部146は、実施の形態1の送出
制御部106におけるイベントメッセージ送出部110
に対する動作や、実施の形態2の送出制御部126にお
けるイベントメッセージ送出部130に対する動作を、
同様に、ダミーモジュール送出部150に対して行う。
ダミーモジュール送出部150は、送出制御部146の
指示に従い、送出制御部146から渡されたデータ素材
名に対応する付加データの提示を指示するモジュールを
生成して多重化部151に渡す。《 》また、ダミーモ
ジュール送出部150は、送出制御部146から渡され
たデータ素材名に対応する付加データのキャッシュを指
示するモジュールと、提示の終わったデータ素材のキャ
ッシュの解除を指示するモジュールとを生成して多重化
部151に渡す。
【0094】ここで、ダミーモジュール送出部150に
より生成される各モジュールはそれぞれ特定のモジュー
ルIDを有する。多重化部151は、AV送出部107
から渡されるAV素材、カルーセル送出部109から渡
されるカルーセルデータを多重化してデータストリーム
を生成し、ダミーモジュール送出部150からモジュー
ルを渡された時のみ当該カルーセルデータに当該モジュ
ールを加えて、受信装置に向けて放送する。
【0095】受信装置152は、放送装置140により
放送されるデータストリームを受信して、当該データス
トリームに多重されたAV素材の番組をテレビ153に
表示させ、当該データストリームに多重されたカルーセ
ルデータへのモジュールの追加を監視し、モジュールが
追加された時にそのモジュールIDに応じて番組に関す
る詳細な情報等のキャッシュ、提示切り替え、キャッシ
ュ解除の動作を行いつつ、当該データストリームに多重
されたカルーセルデータ中のデータ素材に基づいて、当
該情報等をテレビ153に表示させる。
【0096】<動作>本発明の変形例に係る動作は、実
施の形態1及び実施の形態2における動作と同様なの
で、その説明を省略する。以上のように、本発明の変形
例によれば、放送装置が、イベントメッセージの代わり
にモジュールを使用して、受信装置にデータ素材の切り
替えやキャッシュやキャッシュ解除のイベントを実行す
るように指示することができる。
【0097】従って、使用できるイベントメッセージの
数が限られている場合において、データ素材の切り替え
やキャッシュやキャッシュ解除のイベントを実行する合
図としてイベントメッセージを使わない分だけ、イベン
トメッセージの数が減らないので、最大数のイベントメ
ッセ−ジを他の目的に使用することができる。なお、本
発明の実施の形態1、実施の形態2、変形例では、各動
作開始の合図となるイベントメッセージやモジュール
を、一度だけ送信することとしているが、受信装置にお
いて取りこぼしが発生した場合の対処のため、同じイベ
ントメッセージを複数回ずつ送信することとしてもよ
い。
【0098】また、コンピュータに本発明の実施の形態
1、実施の形態2、変形例のような動作を実行させるこ
とができるプログラムが、コンピュータ読み取り可能な
記録媒体に記録されて流通したり、ネットワークで直接
転送されたりして、取り引きの対象となりうる。ここで
コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えば、フ
ロッピー(登録商標)ディスク、CD、MO、DVD、
メモリーカード等の着脱可能な記録媒体、ハードディス
ク、半導体メモリ等の固定記録媒体等であり、特に限定
されるものではない。
【0099】
【発明の効果】本発明に係るデータ放送装置は、受信機
において受信後一旦メモリ上に取り込まれた後で再生さ
れる放送データをカルーセル方式で繰り返し放送するデ
ータ放送装置であって、受信機において再生を開始すべ
き開始時刻がそれぞれに指定されている複数の放送デー
タを入手する入手手段と、入手手段により入手された複
数の放送データを含むカルーセルデータを生成する生成
手段と、入手手段により入手された複数の放送データの
それぞれに指定されている各開始時刻の中の最も早い時
刻から生成手段により生成されたカルーセルデータをカ
ルーセル方式で繰り返し放送するカルーセルデータ放送
手段と、前記受信機に対して前記各開始時刻のそれぞれ
に対応する放送データの再生を当該開始時刻に開始する
タイミングを指示する開始指示命令を放送する命令放送
手段とを備えることを特徴とする。
【0100】これによって、受信側において先に再生す
べき放送データと後で再生すべき放送データとを一緒に
繰り返し放送し、後で再生すべき放送データの再生を当
該放送データに指定されている開始時刻において開始す
るタイミングを指示する命令を放送することができる。
従って、受信機において、後で再生すべき放送データを
前もってメモリ上に取り込んでおくことができるので、
当該タイミングには取り込み時間による再生までの遅延
時間が実質的にゼロになり、視聴者に提示する放送デー
タの変更タイミングを従来よりも高い精度で制御するこ
とができる。
【0101】さらに、放送するカルーセルデータを頻繁
に切り替えなくてよくなるので、送信側の処理負担を軽
くすることができる。また、データ放送装置において、
前記命令放送手段は、さらに、前記受信機に対して当該
開始時刻に対応する放送データを当該開始時刻より前に
メモリ上に取り込むタイミングを指示する取り込み指示
命令を放送することを特徴とすることもできる。
【0102】これによって、放送データの切り替わる時
刻の前に、切り替わった後に再生すべき放送データをメ
モリ上に取り込むタイミングを指示する命令を放送する
ことができる。従って、受信機において必要な時に必要
な放送データだけをメモリ上に取り込むことができるの
で、受信機のメモリ容量を節約できる。
【0103】また、データ放送装置において、前記命令
放送手段は、さらに、前記受信機に対してメモリ上に取
り込んだ放送データを再生時刻が経過した後に消去可と
するタイミングを指示する消去指示命令を放送すること
を特徴 とすることもできる。これによって、放送デー
タを消去するタイミングを指示する命令を放送すること
ができる。
【0104】従って、受信機において不要になった時に
放送データをメモリ上から消去可にすることができるの
で、受信機のメモリ容量を節約できる。また、データ放
送装置において、前記命令放送手段は、前記開始指示命
令を、イベントメッセージ、又は、特定の識別子を有す
るモジュールとして放送することを特徴とすることもで
きる。
【0105】これによって、開始指示命令をイベントメ
ッセージ、又は、特定の識別子を有するモジュールとし
て放送することができる。従って、従来の受信機に本発
明の動作を実行させることができる。本発明に係るデー
タ放送装置は、番組データを所定の放送時間に継続的に
放送し受信機において受信後一旦メモリ上に取り込まれ
た後で再生される当該番組データに対応する付加データ
を当該所定の放送時間にカルーセル方式で繰り返し放送
するデータ放送装置であって、それぞれに放送時間が指
定されている複数の番組データと当該番組データのそれ
ぞれに対応する付加データとを入手する入手手段と、入
手手段により入手された複数の付加データを含むカルー
セルデータを生成する生成手段と、入手手段により入手
された複数の番組データをそれぞれに指定されている各
放送時間に継続的に放送し入手手段により入手された複
数の番組データのそれぞれに指定されている各放送時間
の中の最も早い放送時間の開始時刻から生成手段により
生成されたカルーセルデータをカルーセル方式で繰り返
し放送するデータ放送手段と、前記受信機に対して前記
各放送時間の各開始時刻のそれぞれに対応する付加デー
タの再生を当該開始時刻に開始するタイミングを指示す
る開始指示命令を放送する命令放送手段とを備えること
を特徴とする。
【0106】これによって、受信側において先に再生す
べき付加データと後で再生すべき付加データとを一緒に
繰り返し放送し、後で再生すべき付加データの再生を当
該付加データに対応する番組データに指定されている開
始時刻において開始するタイミングを指示する命令を放
送することができる。従って、受信機において、後で再
生すべき付加データを前もってメモリ上に取り込んでお
くことができるので、当該タイミングには取り込み時間
による再生までの遅延時間が実質的にゼロになり、視聴
者に提示する付加データの変更タイミングを従来よりも
高い精度で制御することができる。
【0107】また、データ放送装置において、前記命令
放送手段は、さらに、前記受信機に対して当該開始時刻
に対応する付加データを当該開始時刻より前にメモリ上
に取り込むタイミングを指示する取り込み指示命令を放
送することを特徴とすることもできる。これによって、
付加データの切り替わる時刻の前に、切り替わった後に
再生すべき付加データをメモリ上に取り込むタイミング
を指示する命令を放送することができる。
【0108】従って、受信機において必要な時に必要な
付加データだけをメモリ上に取り込むことができるの
で、受信機のメモリ容量を節約できる。また、データ放
送装置において、前記命令放送手段は、さらに、前記受
信機に対してメモリ上に取り込んだ付加データを再生時
刻が経過した後に消去可とするタイミングを指示する消
去指示命令を放送することを特徴とすることもできる。
【0109】これによって、付加データを消去するタイ
ミングを指示する命令を放送することができる。従っ
て、受信機において不要になった時に付加データをメモ
リ上から消去可にすることができるので、受信機のメモ
リ容量を節約できる。また、データ放送装置において、
前記命令放送手段は、前記開始指示命令を、イベントメ
ッセージ、又は、特定の識別子を有するモジュールとし
て放送することを特徴とすることもできる。
【0110】これによって、開始指示命令をイベントメ
ッセージ、又は、特定の識別子を有するモジュールとし
て放送することができる。従って、従来の受信機に本発
明の動作を実行させることができる。本発明に係るデー
タ放送プログラムは、受信機において受信後一旦メモリ
上に取り込まれた後で再生される放送データをカルーセ
ル方式で繰り返し放送するデータ放送プログラムであっ
て、コンピュータに、受信機において再生を開始すべき
開始時刻がそれぞれに指定されている複数の放送データ
を入手する入手ステップと、入手ステップにより入手さ
れた複数の放送データを含むカルーセルデータを生成す
る生成ステップと、入手ステップにより入手された複数
の放送データのそれぞれに指定されている各開始時刻の
中の最も早い時刻から生成ステップにより生成されたカ
ルーセルデータをカルーセル方式で繰り返し放送するカ
ルーセルデータ放送ステップと、前記受信機に対して前
記各開始時刻のそれぞれに対応する放送データの再生を
当該開始時刻に開始するタイミングを指示する開始指示
命令を放送する命令放送ステップとを実行させることを
特徴とする。
【0111】本発明に係るデータ放送方法は、受信機に
おいて受信後一旦メモリ上に取り込まれた後で再生され
る放送データをカルーセル方式で繰り返し放送するデー
タ放送方法であって、受信機において再生を開始すべき
開始時刻がそれぞれに指定されている複数の放送データ
を入手する入手ステップと、入手ステップにより入手さ
れた複数の放送データを含むカルーセルデータを生成す
る生成ステップと、入手ステップにより入手された複数
の放送データのそれぞれに指定されている各開始時刻の
中の最も早い時刻から生成ステップにより生成されたカ
ルーセルデータをカルーセル方式で繰り返し放送するカ
ルーセルデータ放送ステップと、前記受信機に対して前
記各開始時刻のそれぞれに対応する放送データの再生を
当該開始時刻に開始するタイミングを指示する開始指示
命令を放送する命令放送ステップとを備えることを特徴
とする。
【0112】これによって、受信側において先に再生す
べき放送データと後で再生すべき放送データとを一緒に
繰り返し放送し、後で再生すべき放送データの再生を当
該放送データに指定されている開始時刻において開始す
るタイミングを指示する命令を放送することができる。
従って、受信機において、後で再生すべき放送データを
前もってメモリ上に取り込んでおくことができるので、
当該タイミングには取り込み時間による再生までの遅延
時間が実質的にゼロになり、視聴者に提示する放送デー
タの変更タイミングを従来よりも高い精度で制御するこ
とができる。
【0113】さらに、放送するカルーセルデータを頻繁
に切り替えなくてよくなるので、送信側の処理負担を軽
くすることができる。本発明に係るデータ放送プログラ
ムは、番組データを所定の放送時間に継続的に放送し受
信機において受信後一旦メモリ上に取り込まれた後で再
生される当該番組データに対応する付加データを当該所
定の放送時間にカルーセル方式で繰り返し放送するデー
タ放送プログラムであって、コンピュータに、それぞれ
に放送時間が指定されている複数の番組データと当該番
組データのそれぞれに対応する付加データとを入手する
入手ステップと、入手ステップにより入手された複数の
付加データを含むカルーセルデータを生成する生成ステ
ップと、入手ステップにより入手された複数の番組デー
タをそれぞれに指定されている各放送時間に継続的に放
送し入手ステップにより入手された複数の番組データの
それぞれに指定されている各放送時間の中の最も早い放
送時間の開始時刻から生成ステップにより生成されたカ
ルーセルデータをカルーセル方式で繰り返し放送するデ
ータ放送ステップと、前記受信機に対して前記各放送時
間の各開始時刻のそれぞれに対応する付加データの再生
を当該開始時刻に開始するタイミングを指示する開始指
示命令を放送する命令放送ステップとを実行させること
を特徴とする。
【0114】本発明に係るデータ放送方法は、番組デー
タを所定の放送時間に継続的に放送し受信機において受
信後一旦メモリ上に取り込まれた後で再生される当該番
組データに対応する付加データを当該所定の放送時間に
カルーセル方式で繰り返し放送するデータ放送方法であ
って、それぞれに放送時間が指定されている複数の番組
データと当該番組データのそれぞれに対応する付加デー
タとを入手する入手ステップと、入手ステップにより入
手された複数の付加データを含むカルーセルデータを生
成する生成ステップと、入手ステップにより入手された
複数の番組データをそれぞれに指定されている各放送時
間に継続的に放送し入手ステップにより入手された複数
の番組データのそれぞれに指定されている各放送時間の
中の最も早い放送時間の開始時刻から生成ステップによ
り生成されたカルーセルデータをカルーセル方式で繰り
返し放送するデータ放送ステップと、前記受信機に対し
て前記各放送時間の各開始時刻のそれぞれに対応する付
加データの再生を当該開始時刻に開始するタイミングを
指示する開始指示命令を放送する命令放送ステップとを
備えることを特徴とする。
【0115】これによって、受信側において先に再生す
べき付加データと後で再生すべき付加データとを一緒に
繰り返し放送し、後で再生すべき付加データの再生を当
該付加データに対応する番組データに指定されている開
始時刻において開始するタイミングを指示する命令を放
送することができる。従って、受信機において、後で再
生すべき付加データを前もってメモリ上に取り込んでお
くことができるので、当該タイミングには取り込み時間
による再生までの遅延時間が実質的にゼロになり、視聴
者に提示する付加データの変更タイミングを従来よりも
高い精度で制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1に係る放送システムの構成を示す
図である。
【図2】本編AV素材保持部101に保持される本編番
組用のAV素材の一例を示す図である。
【図3】CMAV素材保持部102に保持されるCM番
組用のAV素材の一例を示す図である。
【図4】本編データ素材保持部103に保持されるデー
タ素材の表示の一例を示す図である。
【図5】CMデータ素材保持部104に保持されるデー
タ素材の表示の一例を示す図である。
【図6】CMデータ素材保持部104に保持されるデー
タ素材の表示の一例を示す図である。
【図7】CMデータ素材保持部104に保持されるデー
タ素材の表示の一例を示す図である。
【図8】編成情報管理部105により管理される編成情
報の一例を示す図である。
【図9】編成情報管理部105により管理される編成情
報の一例を示す図である。
【図10】カルーセル生成部108が生成するカルーセ
ルデータの一例を示す図である。
【図11】データ素材名とメッセージIDとの対応表の
一例を示す図である。
【図12】本発明の実施の形態1の放送装置100にお
ける送信動作の一例を示す図である。
【図13】放送装置100が出力するデータストリーム
の具体例を示す図である。
【図14】受信装置112が図13に示したようなデー
タストリーム1300を受信した際に、テレビ113に
表示される画面の遷移の具体例を示した図である。
【図15】実施の形態2に係る放送システムの構成を示
す図である。
【図16】本発明の実施の形態2の放送装置120にお
ける送信動作の一例を示す図である。
【図17】放送装置120が出力するデータストリーム
の具体例を示す図である。
【図18】変形例に係る放送システムの構成を示す図で
ある。
【符号の説明】
100 放送装置 101 本編AV素材保持部 102 CMAV素材保持部 103 本編データ素材保持部 104 CMデータ素材保持部 105 編成情報管理部 106 送出制御部 107 AV送出部 108 カルーセル生成部 109 カルーセル送出部 110 イベントメッセージ送出部 111 多重化部 120 放送装置 126 送出制御部 130 イベントメッセージ送出部 131 多重化部 140 放送装置 146 送出制御部 150 ダミーモジュール送出部 151 多重化部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信機において受信後一旦メモリ上に取
    り込まれた後で再生される放送データを、カルーセル方
    式で繰り返し放送するデータ放送装置であって、 受信機において再生を開始すべき開始時刻がそれぞれに
    指定されている複数の放送データを入手する入手手段
    と、 入手手段により入手された複数の放送データを含むカル
    ーセルデータを生成する生成手段と、 入手手段により入手された複数の放送データのそれぞれ
    に指定されている各開始時刻の中の最も早い時刻から、
    生成手段により生成されたカルーセルデータをカルーセ
    ル方式で繰り返し放送するカルーセルデータ放送手段
    と、 前記受信機に対して、前記各開始時刻のそれぞれに対応
    する放送データの再生を当該開始時刻に開始するタイミ
    ングを指示する開始指示命令を放送する命令放送手段と
    を備えることを特徴とするデータ放送装置。
  2. 【請求項2】 前記命令放送手段は、さらに、 前記受信機に対して、当該開始時刻に対応する放送デー
    タを当該開始時刻より前にメモリ上に取り込むタイミン
    グを指示する取り込み指示命令を放送することを特徴と
    する請求項1に記載のデータ放送装置。
  3. 【請求項3】 前記命令放送手段は、さらに、 前記受信機に対して、メモリ上に取り込んだ放送データ
    を再生時刻が経過した後に消去可とするタイミングを指
    示する消去指示命令を放送することを特徴とする請求項
    2に記載のデータ放送装置。
  4. 【請求項4】 前記命令放送手段は、 前記開始指示命令を、イベントメッセージ、又は、特定
    の識別子を有するモジュールとして放送することを特徴
    とする請求項1に記載のデータ放送装置。
  5. 【請求項5】 番組データを所定の放送時間に継続的に
    放送し、受信機において受信後一旦メモリ上に取り込ま
    れた後で再生される当該番組データに対応する付加デー
    タを、当該所定の放送時間にカルーセル方式で繰り返し
    放送するデータ放送装置であって、 それぞれに放送時間が指定されている複数の番組データ
    と、当該番組データのそれぞれに対応する付加データと
    を入手する入手手段と、 入手手段により入手された複数の付加データを含むカル
    ーセルデータを生成する生成手段と、 入手手段により入手された複数の番組データを、それぞ
    れに指定されている各放送時間に継続的に放送し、入手
    手段により入手された複数の番組データのそれぞれに指
    定されている各放送時間の中の最も早い放送時間の開始
    時刻から、生成手段により生成されたカルーセルデータ
    をカルーセル方式で繰り返し放送するデータ放送手段
    と、 前記受信機に対して、前記各放送時間の各開始時刻のそ
    れぞれに対応する付加データの再生を当該開始時刻に開
    始するタイミングを指示する開始指示命令を放送する命
    令放送手段とを備えることを特徴とするデータ放送装
    置。
  6. 【請求項6】 前記命令放送手段は、さらに、 前記受信機に対して、当該開始時刻に対応する付加デー
    タを当該開始時刻より前にメモリ上に取り込むタイミン
    グを指示する取り込み指示命令を放送することを特徴と
    する請求項5に記載のデータ放送装置。
  7. 【請求項7】 前記命令放送手段は、さらに、 前記受信機に対して、メモリ上に取り込んだ付加データ
    を再生時刻が経過した後に消去可とするタイミングを指
    示する消去指示命令を放送することを特徴とする請求項
    6に記載のデータ放送装置。
  8. 【請求項8】 前記命令放送手段は、 前記開始指示命令を、イベントメッセージ、又は、特定
    の識別子を有するモジュールとして放送することを特徴
    とする請求項5に記載のデータ放送装置。
  9. 【請求項9】 受信機において受信後一旦メモリ上に取
    り込まれた後で再生される放送データを、カルーセル方
    式で繰り返し放送するデータ放送プログラムであって、 コンピュータに、 受信機において再生を開始すべき開始時刻がそれぞれに
    指定されている複数の放送データを入手する入手ステッ
    プと、 入手ステップにより入手された複数の放送データを含む
    カルーセルデータを生成する生成ステップと、 入手ステップにより入手された複数の放送データのそれ
    ぞれに指定されている各開始時刻の中の最も早い時刻か
    ら、生成ステップにより生成されたカルーセルデータを
    カルーセル方式で繰り返し放送するカルーセルデータ放
    送ステップと、 前記受信機に対して、前記各開始時刻のそれぞれに対応
    する放送データの再生を当該開始時刻に開始するタイミ
    ングを指示する開始指示命令を放送する命令放送ステッ
    プとを実行させることを特徴とするデータ放送プログラ
    ム。
  10. 【請求項10】 番組データを所定の放送時間に継続的
    に放送し、受信機において受信後一旦メモリ上に取り込
    まれた後で再生される当該番組データに対応する付加デ
    ータを、当該所定の放送時間にカルーセル方式で繰り返
    し放送するデータ放送プログラムであって、 コンピュータに、 それぞれに放送時間が指定されている複数の番組データ
    と、当該番組データのそれぞれに対応する付加データと
    を入手する入手ステップと、 入手ステップにより入手された複数の付加データを含む
    カルーセルデータを生成する生成ステップと、 入手ステップにより入手された複数の番組データを、そ
    れぞれに指定されている各放送時間に継続的に放送し、
    入手ステップにより入手された複数の番組データのそれ
    ぞれに指定されている各放送時間の中の最も早い放送時
    間の開始時刻から、生成ステップにより生成されたカル
    ーセルデータをカルーセル方式で繰り返し放送するデー
    タ放送ステップと、 前記受信機に対して、前記各放送時間の各開始時刻のそ
    れぞれに対応する付加データの再生を当該開始時刻に開
    始するタイミングを指示する開始指示命令を放送する命
    令放送ステップとを実行させることを特徴とするデータ
    放送プログラム。
  11. 【請求項11】 受信機において受信後一旦メモリ上に
    取り込まれた後で再生される放送データを、カルーセル
    方式で繰り返し放送するデータ放送方法であって、 受信機において再生を開始すべき開始時刻がそれぞれに
    指定されている複数の放送データを入手する入手ステッ
    プと、 入手ステップにより入手された複数の放送データを含む
    カルーセルデータを生成する生成ステップと、 入手ステップにより入手された複数の放送データのそれ
    ぞれに指定されている各開始時刻の中の最も早い時刻か
    ら、生成ステップにより生成されたカルーセルデータを
    カルーセル方式で繰り返し放送するカルーセルデータ放
    送ステップと、 前記受信機に対して、前記各開始時刻のそれぞれに対応
    する放送データの再生を当該開始時刻に開始するタイミ
    ングを指示する開始指示命令を放送する命令放送ステッ
    プとを備えることを特徴とするデータ放送方法。
  12. 【請求項12】 番組データを所定の放送時間に継続的
    に放送し、受信機において受信後一旦メモリ上に取り込
    まれた後で再生される当該番組データに対応する付加デ
    ータを、当該所定の放送時間にカルーセル方式で繰り返
    し放送するデータ放送方法であって、 それぞれに放送時間が指定されている複数の番組データ
    と、当該番組データのそれぞれに対応する付加データと
    を入手する入手ステップと、 入手ステップにより入手された複数の付加データを含む
    カルーセルデータを生成する生成ステップと、 入手ステップにより入手された複数の番組データを、そ
    れぞれに指定されている各放送時間に継続的に放送し、
    入手ステップにより入手された複数の番組データのそれ
    ぞれに指定されている各放送時間の中の最も早い放送時
    間の開始時刻から、生成ステップにより生成されたカル
    ーセルデータをカルーセル方式で繰り返し放送するデー
    タ放送ステップと、 前記受信機に対して、前記各放送時間の各開始時刻のそ
    れぞれに対応する付加データの再生を当該開始時刻に開
    始するタイミングを指示する開始指示命令を放送する命
    令放送ステップとを備えることを特徴とするデータ放送
    方法。
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