JP2006030409A - 画像色表示装置および画像色表示プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、ユーザによって指定された画像上の位置における色を表示する画像色表示装置、およびコンピュータをそのような画像色表示装置として動作させる画像色表示プログラムに関し、画面上に表示された画像上の位置における色や階調を容易に把握できる使い勝手の良い画像色表示装置、およびコンピュータをそのような画像色表示装置として動作させる画像色表示プログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】表示された画像上における複数の位置がユーザによって指定されると、指定された複数の位置を結ぶ線上の各位置の色を所定の色空間における座標のグラフで表示する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、ユーザによって指定された画像上の位置における色を表示する画像色表示装置、およびコンピュータをそのような画像色表示装置として動作させる画像色表示プログラムに関する。
従来より、例えばカラースキャナや電子スチールカメラ等といった入力デバイスで画像(以下、この画像を原稿画像と称する)を取り込んで画像データを得、その画像データに基づいて今度は印刷機やプリンタやディスプレイ画面等といった出力デバイスでその原稿画像が再現された再現画像を得ることが行われている。この場合、入力デバイスに応じた、原稿画像上の色と画像データにおける色表現とを対応付ける色変換定義(入力プロフィル)と、出力デバイスに応じた、画像データにおける色表現と再現画像上の色とを対応付ける色変換定義(出力プロファイル)とを求め、入力デバイスで原稿画像から得られた画像データを、それら双方の色変換定義に基づいて出力デバイスに適合した画像データに変換し、その出力デバイス用の画像データに基づいて再現画像を出力する。こうすることにより、もともとの原稿画像と色彩的に極力同一に似せた再現画像を得ることができる。
また、これと同様のことは、出力デバイスどうしの間でも成立する。例えば、印刷機を用いたカラー画像の印刷を行うにあたっては、印刷を行う前に、カラープリンタ等を用いて、その印刷機で印刷される画像の色と極力同じ色に似せたプルーフ画像を作成することが行われている。プリンタでプルーフ画像を作成するにあたっては、印刷を行おうとしている印刷機に対応した、例えばC(Cyan:シアン)、M(Magenta:マゼンタ)、Y(Yellow:イエロー)、K(Black:黒)の各網%を表す印刷用の画像データと、その印刷用の画像データに基づいて出力される実際の印刷物の色を表す測色値との対応を定義した色変換定義(印刷プロファイル)と、プルーフ画像を出力しようとしているプリンタに対応した、例えばCMYKの各網%を表すプリンタ用の画像データと、そのプリンタ用の画像データに基づいて実際にプリント出力されるプルーフ画像の色を表す測色値との対応を定義した色変換定義(プリンタプロファイル)とを知り、これらの印刷プロファイルとプリンタプロファイルとに基づいて印刷用の画像データをプリンタ用の画像データに変換し、この変換されたプリンタ用の画像データに基づいてプルーフ画像を作成する。こうすることにより、実際の印刷物と色彩的に極力同一に似せたプルーフ画像を作成することができる。
上記のようにして色を一致させた画像を得るためには、カラースキャナや電子スチールカメラなどといった入力デバイスの色変換定義(入力プロファイル)や、印刷機やプリンタなどといった出力デバイスの色変換定義(出力プロファイル)を正確に求める必要がある。
この入力プロファイルや出力プロファイルといった色変換定義を求めるにあたっては、例えば入力デバイスの場合は、カラーパッチが配列されたカラーチャートをその入力デバイスで読み取って画像データに変換し、例えばC、M、Y、Kの4色からなるCMYK色空間、あるいはR(Red:赤)、G(Green:緑)、B(Blue:青)の3色からなるRGB色空間などといった画像データ上の色空間(以下、このような色空間をデバイス依存色空間と称する)の座標値(CMYK値あるいはRGB値などといったデバイス値)を求めるとともに、その同じカラーチャートを構成する各カラーパッチを分光測色計で測色して、例えばL***色空間あるいはXYZ色空間などといった測色色空間(以下、このような色空間をデバイス非依存色空間と称する)の座標値(L***値あるいはXYZ値などといった測色値)を求め、それらデバイス依存色空間の複数のデバイス値とデバイス非依存色空間の複数の測色値とを1対1に対応付けることによって入力プロファイルを求めることができる。
また、出力デバイスの場合は、例えばCMYKの4色それぞれについて網%を0%,10%,……,100%のように順次変化させた複数種類の網点面積率それぞれに対応するカラーパッチが配列されたカラーチャートに相当する画像データを作成し、その画像データに基づいて出力デバイスでカラーチャートを出力し、その出力されたカラーチャートを構成する各カラーパッチを分光測色計で測色し、そのようにして得られたデバイス依存色空間の複数のデバイス値とデバイス非依存色空間の複数の測色値とを1対1に対応付けることによって出力プロファイルを求めることができる。
ところが、上述したようにして入力プロファイルや出力プロファイルといった色変換定義を正確に求め、その色変換定義に基づいて画像データを変換しても、分光測色計による測定誤差や、その色変換定義を作成しようとしている対象のデバイスにおける出力色の位置依存性などといったデバイスの特性に起因したカラーパッチの色誤差や、実用的なカラーマッチング精度を高めるために肌色に代表される特定の重要色のカラーパッチをカラーチャートを構成するカラーパッチとして追加することによる色変動などといった様々な誤差や変動要因によって、原稿画像と再現画像との間、あるいは印刷物とプルーフ画像との間の色が微妙に食い違うという現象が生じるおそれがある。
また、上述した様々な誤差や変動要因によって、作成された色変換定義に歪みが生じ、デバイス依存色空間上での単調な座標変化に対応したL***データやXYZデータ等の変化の単調性を崩すノイズが含まれてしまう場合がある。作成された色変換定義にこのようなノイズが含まれると、この色変換定義を使って色変換が行なわれて得られる色変換後の画像データに基づいてデバイスで画像が出力されるときに、出力されるカラー画像上の、色の濃度が連続的に変化するグラデーションの部分において色の濃度の不連続変化(以下、このような色の濃度の不連続変化をトーンジャンプと称する)が生じてしまい、トーンジャンプが視覚上認識され、色彩的に低い画質を持ったカラー画像が出力されるおそれもある。
また、上述したように、高精度の色校正を作成するために調整された色変換定義は部分的に歪みが生じている他、一般に、デバイスによって再現可能な色範囲(以下、デバイスによって再現可能な色範囲をガマットと称する)はデバイスごとに異なるため、色変換定義に基づいて画像データが変換される際には、デバイスによって再現不可能な色範囲の色とガマット内の色とを対応付けるような色域変換(ガマットマッピング)も施されることによって色再現が実現されるものの、例えば、ターゲットとなる印刷機のガマットが、プリンタのガマットよりも大きい場合に、その色変換定義を使って色変換が施されると、大きいガマットは小さいガマットに合わせてつぶれてしまい、その結果、プリンタのガマットから外れた部分で階調が失われてしまう傾向にあり、このような要因によっても、出力されるカラー画像の画質の低下をもたらすおそれがある。
このような状況にある中で、例えばカラープリンタで出力された画像の色がカラースキャナで画像データを取り込んだときの原稿画像の色を正しく再現しているか否か、あるいはカラープリンタで出力された画像の色が印刷物上の画像の色を再現しているか否か等、上述したような、画像上の色に関する問題点の原因を、デバイス値や測色値を参照して調べるための装置として、第1の色空間のCMYK値やRGB値などといった値が入力されると、選択されたプロファイルに基づいてその値を第2の色空間の値に変換して、変換前後の双方の値を同一画面上に数値表示する色空間値表示装置が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、画像表示画面上に表示された画像上の、ユーザによって指定される所望の位置にカーソルが置かれることによってその位置の色を表す測色値を数値表示することができる画像処理ソフトウェアや、画像をデバイスで再現しようとするときに、画像の中の、そのデバイスでは色再現が不可能な領域を画像上に表示することができる画像処理ソフトウェアや、所定の色変換定義に基づく色変換前の画像と色変換後の画像とを並べて画面上に表示させ、双方の画像上の対応する点それぞれの測色値を数値表示することによって色変換前後の色がどの程度相違しているのかを把握することができる画像処理ソフトウェアなどといった、画像上の色を調べるためのツールが市販されている。
特開2002−125131号公報
ところが、上述した特許文献1に開示された色空間値表示装置で画像上の色を調べるためには、この色空間値表示装置とは別のツールを使ってその画像上の色を表すCMYK値やRGB値などといった値を事前に調べ、調べた値を入力するといった手間が掛かる上、表示された数値を解釈しなければならないため、ユーザにとって使い勝手が悪い。
また、再現画像における色再現と同様に問題とされる、上述したトーンジャンプや階調の欠失などといった問題点の原因を調べるためには、再現画像における色目そのものよりも階調の再現性を把握することが要求される。ところが、上述した特許文献1に開示された色空間値表示装置や市販の画像処理ソフトウェアで階調の再現性を把握するにも、階調の再現性を調べたい、画像上の領域の色を表す値を解釈しなければならないため、非常に使い勝手が悪い。
このように、画像上の色や階調を把握・確認したり、原稿画像と再現画像、あるいは印刷物とプルーフ画像などといった、2種類のデバイスが介在することによって得られる2つの画像上の色や階調がどの程度相違しているかを把握・確認することのできるツールとして使い勝手の良いものは見当らないのが現状である。
本発明は上記問題点を解決し、画面上に表示された画像上の位置における色や階調を容易に把握できる使い勝手の良い画像色表示装置、およびコンピュータをそのような画像色表示装置として動作させる画像色表示プログラムを提供することを目的とするものである。
上記目的を達成する本発明の画像色表示装置のうちの第1の画像色表示装置は、
画像データに従って画像を表示する画像表示部と、
上記画像表示部に表示された画像上における複数の位置を操作に応じて指定する位置指定部と、
上記位置指定部によって指定された複数の位置を結ぶ線上の各位置における上記画像の各色を所定の色空間における座標のグラフで表示する色グラフ表示部とを備えたことを特徴とする。
本発明の画像色表示装置のうちの第1の画像色表示装置は、表示された画像上における複数の位置がユーザによって指定されると、指定された複数の位置を結ぶ線上の各位置の色を所定の色空間における座標のグラフで表示するものであるため、例えば画像上の2点を結ぶ直線や、画像上の3点を結ぶ2次曲線などといった線上における色や階調を視覚的に捉えることができ、色や階調の把握が容易である。また、この第1の画像色表示装置は、例えば階調の再現性を把握しようとするときに、上述した従来の装置のように画像上の複数の点を1つずつ調べるといった煩雑な操作が不要なため、ユーザにとって使い勝手が良く、色や階調の再現性の評価に好適なものである。
ここで、上記本発明の画像色表示装置のうちの第1の画像色表示装置は、
「上記画像データが、画像データと画像とを媒介する所定のデバイスに依存したデバイス色空間の座標で画像の色を表現したものであって、
上記色グラフ表示部が、上記デバイス色空間における座標のグラフで画像の色を表示するものである」
ことが好ましい。
このように、例えばCMYK色空間あるいはRGB色空間などといったデバイス色空間における座標のグラフで画像の色を表示することにより、CMYK値あるいはRGB値などといったデバイス値で色や階調の再現性を視覚的に把握することができるため、ユーザにとって感覚的な色方向が捉えやすいといった利点がある。
また、上記本発明の画像色表示装置のうちの第1の画像色表示装置は、上記色グラフ表示部が、画像データと画像とを媒介する所定のデバイスによって、上記画像表示部で用いられた画像データが媒介される場合に再現される画像の色を、デバイスに非依存の非依存色空間における座標のグラフで表示するものであることも好ましい形態である。
このように、例えばL***色空間あるいはXYZ色空間などといった非依存色空間における座標のグラフで、画像が出力されると想定されているデバイス上での再現色を表示することにより、L***値あるいはXYZ値などといった測色値で色や階調の再現性を視覚的に把握することができるため、デバイスに依存しない客観的な色表現として、色の差やずれ方向を客観的に捉えることができる。
また、上記本発明の画像色表示装置のうちの第1の画像色表示装置は、上記色グラフ表示部が、画像データと画像とを媒介する所定のデバイスによって再現可能な色範囲も上記グラフに表示するものであることがさらに好ましい。
このように、画像が出力されると想定されているデバイスによって再現可能な色範囲(ガマット)もグラフに表示されることにより、ユーザは、グラフに表示された画像の色がそのガマットの周縁部か否かなどといったことを把握することができるため、例えば背景技術の欄で説明した階調の欠失などといった問題点の原因を検証するのに有効である。
さらに、上記本発明の画像色表示装置のうちの第1の画像色表示装置は、
「上記画像表示部が、複数の画像を並べて表示するものであり、
上記位置指定部が、上記画像表示部に表示された複数の画像のうちの第1の画像上における複数の位置を操作に応じて指定するものであり、
上記色グラフ表示部が、上記位置指定部によって指定された複数の位置を結ぶ線上の各位置における上記第1の画像の各色を、上記所定の色空間における座標のグラフで表示すると共に、上記複数の画像のうち第2の画像における、上記線上に相応する線上の各位置における各色も、そのグラフに表示するものである」
という形態も好ましい。
このように、表示された複数の画像のうちの第1の画像上における指定された複数の位置を結ぶ線上に相応する、第2の画像における線上の各位置における各色も同一グラフで表示されることにより、複数の画像上の相応する領域の色や階調を対応付けて視覚的に把握することができる。
ここで、上記本発明の画像色表示装置のうちの、複数の画像を並べて表示する画像表示部を備えた第1の画像色表示装置において、上記画像表示部が、上記第2の画像として、上記第1の画像に対して所定の色変換が施されてなる画像を表示するものであることが好ましい。
ここで、所定の色変換とは、画像の色や階調の再現性などが求められているプルーフシステムなどといった色変換装置における色変換をシミュレートしたものであってもよいが、そのような色変換装置そのもので実行される色変換であることの方が望ましい。
このように、色変換前の画像と色変換後の画像とが表示されることにより、双方の画像上の相応する領域における色変換処理が施されることによる色や階調の変化を対応付けて視覚的に把握することができる。
また、上記本発明の画像色表示装置のうちの、複数の画像を並べて表示する画像表示部を備えた第1の画像色表示装置は、上記第1の画像における各色と、上記第2の画像における各色との対応を図示する対応図示部を備えたものであることも好ましい形態である。
このような対応図示部を備えた、第1の画像色表示装置によれば、色の対応を視覚的に、かつより一層詳細に把握することができる。
また、上記目的を達成する本発明の画像色表示装置のうちの第2の画像色表示装置は、
画像データと画像とを媒介する所定のデバイスに依存したデバイス色空間における複数の座標点それぞれが表す色を有する複数のカラーパッチを表示するカラーパッチ表示部と、
上記カラーパッチ表示部に表示された複数のカラーパッチのうちから複数のカラーパッチを操作に応じて指定するカラーパッチ指定部と、
上記カラーパッチ指定部によって指定された複数のカラーパッチそれぞれの色を表した上記デバイス色空間における複数の座標点を結ぶ線上の各座標点が表す色を所定の色空間における座標のグラフで表示する色グラフ表示部とを備えたことを特徴とする。
本発明の画像色表示装置のうちの第2の画像色表示装置は、表示された複数のカラーパッチのうちから複数のカラーパッチがユーザによって指定されると、指定された複数のカラーパッチそれぞれの色を表した上記デバイス色空間における複数の座標点を結ぶ線上の各座標点が表す色を所定の色空間における座標のグラフで表示するものであるため、上記線上における色や階調を視覚的に捉えることができ、色や階調の把握が容易である。従って、ユーザにとって使い勝手が良く、色や階調の再現性の評価に好適な装置が実現される。
ここで、上記本発明の画像色表示装置のうちの第2の画像色表示装置は、上記色グラフ表示部が、上記デバイス色空間における座標のグラフで画像の色を表示するものであることが好ましい。
このように、例えばCMYK色空間あるいはRGB色空間などといったデバイス色空間における座標のグラフで画像の色を表示することにより、CMYK値あるいはRGB値などといったデバイス値で色や階調の再現性を視覚的に把握することができるため、ユーザにとって感覚的な色方向が捉えやすいといった利点がある。
また、上記本発明の画像色表示装置のうちの第2の画像色表示装置は、上記色グラフ表示部が、上記線上の各座標点が表す色を上記デバイスが再現するときの色を、デバイスに非依存の非依存色空間における座標のグラフで表示するものであることも好ましい形態である。
このように、例えばL***色空間あるいはXYZ色空間などといった非依存色空間における座標のグラフで、画像が出力されると想定されているデバイス上での再現色を表示することにより、L***値あるいはXYZ値などといった測色値で色や階調の再現性を視覚的に把握することができるため、デバイスに依存しない客観的な色表現として、色の差やずれ方向を客観的に捉えることができる。
また、上記本発明の画像色表示装置のうちの第2の画像色表示装置は、上記色グラフ表示部が、上記所定のデバイスによって再現可能な色範囲も上記グラフに表示するものであることがさらに好ましい。
このように、画像が出力されると想定されているデバイスによって再現可能な色範囲(ガマット)もグラフに表示されることにより、ユーザは、グラフに表示された画像の色がそのガマットの周縁部か否かなどといったことを把握することができるため、例えば背景技術の欄で説明した階調の欠失などといった問題点の原因を検証するのに有効である。
さらに、上記本発明の画像色表示装置のうちの第2の画像色表示装置は、上記色グラフ表示部が、上記カラーパッチ指定部によって指定された複数のカラーパッチそれぞれの色を表した上記デバイス色空間における複数の座標点を結ぶ線上の各座標点が表す色を、上記所定の色空間における座標のグラフで表示すると共に、それらの各座標点が表す色に所定の色変換が施されてなる色もそのグラフに表示するものであるという形態も好ましい。
このように、指定された複数のカラーパッチそれぞれの色を表した上記デバイス色空間における複数の座標点を結ぶ線上の各座標点が表す色に所定の色変換が施されてなる色も、上記所定の色空間における座標のグラフで表示されることにより、色変換処理が施されることによる色や階調の変化を対応付けて視覚的に把握することができる。
ここで、上記本発明の画像色表示装置のうちの、上記各座標点が表す色に所定の色変換が施されてなる色もグラフに表示する色グラフ表示部を備えた第2の画像色表示装置は、上記各座標点が表す色と、その色に上記所定の色変換が施されてなる色との対応を図示する対応図示部を備えたものであることが好ましい。
このような対応図示部を備えた、第2の画像色表示装置によれば、色の対応を視覚的に、かつより一層詳細に把握することができる。
また、上記目的を達成する本発明の画像色表示プログラムのうちの第1の画像色表示プログラムは、
画像データに従って画像を表示する画像表示部と、
上記画像表示部に表示された画像上における複数の位置を操作に応じて指定する位置指定部と、
上記位置指定部によって指定された複数の位置を結ぶ線上の各位置における上記画像の各色を所定の色空間における座標のグラフで表示する色グラフ表示部とを有することを特徴とする。
本発明の画像色表示プログラムのうちの第1の画像色表示プログラムは、この第1の画像色表示プログラムをコンピュータにインストールして動作させたときに、そのコンピュータが本発明の画像色表示装置のうちの第1の画像色表示装置として動作するように構成されたものであり、この第1の画像色表示プログラムには、その第1の画像色表示装置の各種態様に対応する全ての態様が含まれる。
さらに、上記目的を達成する本発明の画像色表示プログラムのうちの第2の画像色表示プログラムは、
画像データと画像とを媒介する所定のデバイスに依存したデバイス色空間における複数の座標点それぞれが表す色を有する複数のカラーパッチを表示するカラーパッチ表示部と、
上記カラーパッチ表示部に表示された複数のカラーパッチのうちから複数のカラーパッチを操作に応じて指定するカラーパッチ指定部と、
上記カラーパッチ指定部によって指定された複数のカラーパッチそれぞれの色を表した上記デバイス色空間における複数の座標点を結ぶ線上の各座標点が表す色を所定の色空間における座標のグラフで表示する色グラフ表示部とを有することを特徴とする。
本発明の画像色表示プログラムのうちの第2の画像色表示プログラムは、この第2の画像色表示プログラムをコンピュータにインストールして動作させたときに、そのコンピュータが本発明の画像色表示装置のうちの第2の画像色表示装置として動作するように構成されたものであり、この第2の画像色表示プログラムには、その第2の画像色表示装置の各種態様に対応する全ての態様が含まれる。
また、本発明の画像色表示プログラムを構成する色グラフ表示部などといった構成要素は、1つの構成要素の機能が1つのプログラム部品によって担われるものであってもよく、1つの構成要素の機能が複数のプログラム部品によって担われるものであってもよく、複数の構成要素の機能が1つのプログラム部品によって担われるものであってもよい。また、これらの構成要素は、そのような作用を自分自身で実行するものであってもよく、あるいは、コンピュータに組み込まれている他のプログラムやプログラム部品に指示を与えて実行させるものであっても良い。
なお、本発明の画像色表示装置と画像色表示プログラムとで、それぞれ構成要素に同じ名前を付したが、それらの構成要素は、画像色表示装置ではハードウェアおよびソフトウェアを意味し、画像色表示プログラムではソフトウェアのみを意味する。
本発明によれば、画面上に表示された画像上の位置における色や階調を容易に把握できる使い勝手の良い画像色表示装置、およびコンピュータをそのような画像色表示装置として動作させる画像色表示プログラムが提供される。
以下図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態が適用された印刷およびプルーフ画像作成システムの全体構成図である。
カラースキャナ10では、原稿画像11が読み取られて、その読み取った原稿画像11を表すR(Red:赤)、G(Green:緑)、およびB(Blue:青)からなる3色の色分解画像データが生成される。このRGB3色の画像データはワークステーション20に入力される。このRGB3色の画像データは、このワークステーション20の内部で、LUT(Look Up Table)の形式を持つ色変換定義(プロファイル)が参照され、印刷機40に適合したC(Cyan:シアン)、M(Magenta:マゼンタ)、Y(Yellow:イエロー)、およびK(Black:黒)からなる4色の色分解画像データに色変換される。また、ワークステーション20では、オペレータにより、色変換された画像データに基づく、電子的な集版が行われ、印刷用の画像を表す画像データが生成される。この印刷用の画像データは、印刷を行う場合は、フィルムプリンタ30に入力され、フィルムプリンタ30では、その入力された画像データに対応した、CMYK各版の印刷用フィルム原版が作成される。
この印刷用フィルム原版からは刷版が作成され、その作成された刷版が印刷機40に装着される。この印刷機40に装着された刷版にはインクが塗布され、その塗布されたインクが印刷用の用紙上に転移されてその用紙上に印刷画像41が形成される。
このフィルムプリンタ30によりフィルム原版を作成し、さらに刷版を作成して印刷機40に装着し、その刷版にインクを塗布して用紙上に印刷を行う一連の作業は、大がかりな作業であり、コストもかかる。このため、実際の印刷作業を行う前に、プリンタ60により、以下のようにしてプルーフ画像61を作成し、印刷画像41の仕上りの事前予測が行われる。
プルーフ画像を作成するにあたっては、ワークステーション20上の電子集版により作成された画像データがパーソナルコンピュータ50に入力される。ここで、このパーソナルコンピュータ50に入力される画像データは、いわゆるPDL(Page Description Language)で記述された記述言語データであり、パーソナルコンピュータ50では、いわゆるRIP(Raster Image Processor)により、ビットマップに展開されたCMYK4色の画像データに変換される。このCMYK4色の画像データは、実質的には、フィルムプリンタ30に入力される印刷用の画像データと同一である。
このCMYK4色の印刷用の画像データは、このパーソナルコンピュータ50の内部で、LUT(Look Up Table)の形式を持つ色変換定義(プロファイル)が参照され、プリンタ60に適合したCMYK4色の画像データに変換される。プリンタ60には、そのプリンタ用のCMYK4色の画像データが入力され、プリンタ60では、その入力されたプリンタ用のCMYK4色の画像データに基づくプルーフ画像61が作成される。
このようにしてプルーフ画像を作成してそのプルーフ画像を確認することにより、印刷の仕上りを事前に予測することができる。
また、この図1に示すパーソナルコンピュータ70は、本発明にいう画像色表示装置の一例に相当するものであって、ワークステーション20およびパーソナルコンピュータ50と接続されて画像データやプロファイルの入出力が行われ、ユーザによって指定された画像上の位置における色を表示する。
ここで、この図1に示す印刷およびプルーフ画像作成システムにおける、本発明の一実施形態としての特徴は、パーソナルコンピュータ70の内部で実行される処理内容に関連があり、以下、先ず、このパーソナルコンピュータ70について説明する。
図2は、図1に1つのブロックで示すパーソナルコンピュータ70の外観斜視図、図3は、そのパーソナルコンピュータ70のハードウェア構成図である。
ここでは、このパーソナルコンピュータ70のハードウェアおよびOS(Operation System)と、このパーソナルコンピュータ70にインストールされて実行される画像色表示プログラムとにより、本発明の画像色表示装置の一実施形態が構成されている。
このパーソナルコンピュータ70は、外観構成上、本体装置71、その本体装置71からの指示に応じて表示画面72a上に画像を表示する画像表示装置72、本体装置71に、キー操作に応じた各種の情報を入力するキーボード73、および、表示画面72a上の任意の位置を指定することにより、その指定時にその位置に表示されていた、例えばアイコン等に応じた指示を入力するマウス74を備えている。この本体装置71は、外観上、フレキシブルディスク(FD)を装填するためのFD装填口71a、およびCD−ROMを装填するためのCD−ROM装填口71bを有する。
本体装置71の内部には、図3に示すように、各種プログラムを実行するCPU711、ハードディスク装置713に格納されたプログラムが読み出されCPU711での実行のために展開される主メモリ712、各種プログラムやデータ等が保存されたハードディスク装置713、FD100が装填されその装填されたFD100をアクセスするFDドライブ714、CD−ROM110が装填され、その装填されたCD−ROM110をアクセスするCD−ROMドライブ715、および図1,図2に示すパーソナルコンピュータ50およびワークステーション20と接続され、パーソナルコンピュータ50およびワークステーション20との通信を制御するI/Oインタフェース716が内蔵されており、これらの各種要素と、さらに図2にも示す画像表示装置72、キーボード73、マウス74は、バス75を介して相互に接続されている。
ここで、CD−ROM110には、このパーソナルコンピュータ70を第1および第2の画像色表示装置として動作させるための第1および第2の画像色表示プログラムが記憶されており、そのCD−ROM110はCD−ROMドライブ715に装填され、そのCD−ROM110に記憶された第1および第2の画像色表示プログラムがこのパーソナルコンピュータ70にアップロードされてハードディスク装置713に記憶される。
先ず、CD−ROM110に記憶された第1の画像色表示プログラムがパーソナルコンピュータ70にアップロードされてハードディスク装置713に記憶され、このパーソナルコンピュータ70が第1の画像色表示装置として動作する実施形態を説明する。
図4は、本発明の画像色表示プログラムのうちの第1の画像色表示プログラムの一実施形態を示した図である。
この図4に示す第1の画像色表示プログラム200は、図3に示すCD−ROM110に記憶されている。
この第1の画像色表示プログラム200は、図1,図2,図3に示すパーソナルコンピュータ70内で実行され、そのパーソナルコンピュータ70を、ユーザによって指定された画像上の位置における色を表示する、本発明の画像色表示装置のうちの第1の画像色表示装置の一実施形態として動作させるものである。この第1の画像色表示プログラム200は、画像表示部201と、位置指定部202と、色グラフ表示部203と、対応図示部204とから構成されている。
この第1の画像色表示プログラム200の各要素の作用については後述する。
図5は、本発明の画像色表示装置のうちの第1の画像色表示装置の一実施形態を示す機能ブロック図である。
この図5に示す第1の画像色表示装置300は、図1,図2,図3に示すパーソナルコンピュータ70に、図4に示す第1の画像色表示プログラム200がローディングされ、その第1の画像色表示プログラム200がそのパーソナルコンピュータ70内で実行されることにより実現される。
この図5に示す第1の画像色表示装置300は、ユーザによって指定された画像上の位置における色を表示するものであって、この第1の画像色表示装置300には、画像表示部301と、位置指定部302と、色グラフ表示部303と、対応図示部304とが備えられている。
この第1の画像色表示装置300に備えられている画像表示部301、位置指定部302、色グラフ表示部303、および対応図示部304の各要素は、それぞれ、図4に示す第1の画像色表示プログラム200を構成するソフトウェア部品としての画像表示部201、位置指定部202、色グラフ表示部203、および対応図示部204の各要素と、それらのソフトウェア部品の各機能を実現するために必要な、図1,図2,図3に示すパーソナルコンピュータ70のハードウェアとOS(Operation System)やアプリケーションプログラムとの組み合わせから構成されている。
以下、図5に示す第1の画像色表示装置300の各要素を説明することによって、図4に示す第1の画像色表示プログラム200の各要素も合わせて説明する。
なお、ここでは、この第1の画像色表示装置300の各要素の概念的な作用について説明し、これら各要素の具体的な作用については後述する。
図5に示す第1の画像色表示装置300の画像表示部301は、アプリケーションソフトウェア上は、図4に示す第1の画像色表示プログラム200の画像表示部201に対応する要素であり、画像データに従って1つの画像を表示し、あるいは画像の色や階調の再現性などが求められている、図1に示す印刷およびプルーフ画像作成システムの色変換装置として機能するワークステーション20あるいはパーソナルコンピュータ50で実行される色変換前後の2つの画像を並べて表示するものである。この画像表示部301は、本発明にいう画像表示部の機能の一例を示すものであり、その機能は、図1,図2,図3に示すパーソナルコンピュータ70の本体装置71に内蔵された、プログラム部品としての画像表示部201(図4参照)を実行するCPU711によって主に実現される。
尚、以下説明する、第1の画像色表示装置300の各要素においても、各要素の機能は、図1,図2,図3に示すパーソナルコンピュータ70の本体装置71に内蔵されたCPU711によって主に実現されるので、重複説明を避けるため、これら各要素のハードウェア上の説明は省略する。
また、位置指定部302は、アプリケーションソフトウェア上は、図4に示す第1の画像色表示プログラム200の位置指定部202に対応する要素であり、画像表示部301に1つの画像が表示された場合には、その表示された画像上における複数の位置を操作に応じて指定するものである。また、この位置指定部302は、画像表示部301に上記色変換前後の2つの画像が並べて表示された場合には、それら2つの画像のうちの、本発明にいう第1の画像の一例に相当する色変換前の画像上における複数の位置を操作に応じて指定するものである。この位置指定部302は、本発明にいう位置指定部の機能の一例を示すものである。
また、色グラフ表示部303は、アプリケーションソフトウェア上は、図4に示す第1の画像色表示プログラム200の色グラフ表示部203に対応する要素であり、画像表示部301に1つの画像が表示された場合には、位置指定部302によって指定された複数の位置を結ぶ線上の各位置における、画像表示部301に表示された画像の各色を所定の色空間における座標のグラフで表示するものである。また、この色グラフ表示部303は、画像表示部301に上記色変換前後の2つの画像が並べて表示された場合には、位置指定部302によって指定された複数の位置を結ぶ線上の各位置における上記第1の画像の各色を所定の色空間における座標のグラフで表示すると共に、画像表示部301に並べて表示された2つの画像のうち、本発明にいう第2の画像の一例に相当する色変換後の画像における、位置指定部302によって指定された複数の位置を結ぶ線上に相応する線上の各位置における各色も、そのグラフに表示するものである。さらに、この色グラフ表示部303は、画像データと画像とを媒介する所定のデバイスによって再現可能な色範囲(ガマット)も上記グラフに表示するものである。この色グラフ表示部303は、本発明にいう色グラフ表示部の機能の一例を示すものである。
さらに、対応図示部304は、アプリケーションソフトウェア上は、図4に示す第1の画像色表示プログラム200の対応図示部204に対応する要素であり、画像表示部301に上記色変換前後の2つの画像が並べて表示された場合に、色変換前の画像における各色と、色変換後の画像における各色との対応を図示するものである。この対応図示部304は、本発明にいう対応図示部の機能の一例を示すものである。
以下、本発明の画像色表示装置のうちの第1の画像色表示装置の実施形態をさらに具体的に説明する。
尚、以下の、第1の画像色表示装置の実施形態の具体的な説明において、図1,図2,図3に示すパーソナルコンピュータ70には、色や階調の再現性を調べようとしている画像に対応する画像ファイルや、後述する各種プロファイルおよび各種レンダリングインテントが、このパーソナルコンピュータ70に接続されたパーソナルコンピュータ50あるいはワークステーション20から事前に取り込まれて保存されているものとする。
図6は、図1,図2,図3に示すパーソナルコンピュータ70の画像表示装置72の表示画面72a上に表示される第1の画像色表示ウィンドウを示す図である。
図1,図2,図3に示すパーソナルコンピュータ70のキーボード73あるいはマウス74により、図示しない、1つの画像における色や階調を調べるためのメニューを選択する操作を行うと、この図6に示す第1の画像色表示ウィンドウ400がパーソナルコンピュータ70の画像表示装置72の表示画面72a上に表示される。
この第1の画像色表示ウィンドウ400の左下には、「プロファイル」ドロップダウンリストボックス401、「レンダリング」ドロップダウンリストボックス402、および「画像」ドロップダウンリストボックス403が設けられている。
「プロファイル」ドロップダウンリストボックス401の右端の「▽印」に、マウス操作によりマウスポインタを合わせてクリックすると、図示しないプロファイルの一覧が表示される。ここで表示されるプロファイルの一覧は、図1,図2,図3に示すパーソナルコンピュータ70に保存されているプロファイルの一覧であって、このプロファイルの一覧上で所望のプロファイルをクリックすることにより1つのプロファイルが選択される。この図6に示す例では、図1に示すカラースキャナ10に着目し、このカラースキャナ10の「StandardRGB1.icc」という入力プロファイルが選択されている。
「レンダリング」ドロップダウンリストボックス402の右端の「▽印」をクリックすると、図示しないレンダリングインテントの一覧が表示される。ここで表示されるレンダリングインテントの一覧は、図1,図2,図3に示すパーソナルコンピュータ70に保存されているレンダリングインテントの一覧であって、このレンダリングインテントの一覧上で所望のレンダリングインテントをクリックすることにより1つのレンダリングインテントが選択される。この図6に示す例では、「Perceptual」が選択されている。
「画像」ドロップダウンリストボックス403の右端の「▽印」をクリックすると、図示しない画像ファイルの一覧が表示される。ここで表示される画像ファイルの一覧は、図1,図2,図3に示すパーソナルコンピュータ70に保存されている画像ファイルの一覧であって、この画像ファイルの一覧上で所望の画像ファイルをクリックすることにより1つの画像ファイルが選択される。この図6に示す例では、図1に示すカラースキャナ10に着目し、このカラースキャナ10により入力された「Music1.jpg」という画像ファイルが選択されている。
また、この第1の画像色表示ウィンドウ400の左上には、画像表示欄410が設けられている。この画像表示欄410には、上述した「画像」ドロップダウンリストボックス403で選択された画像ファイルに対応する画像が、図5に示す画像表示部301によって表示される。また、この画像表示欄410に表示された画像上における複数の位置をクリックすると、クリックされた複数の位置が、図5に示す位置指定部302によって指定されると共に、指定された複数の位置を結ぶ線も指定される。この図6に示す例では、位置411,412がクリックされて指定されると共に、それらの位置411,412を結ぶ線413が指定されている。また、この画像表示欄410に表示された画像上における任意の位置をドラッグすることによってその画像の表示位置を任意の位置に移動することができる。
また、画像表示欄410の下には、画像表示欄410に表示された画像を拡大・縮小表示させるためのボタン414も設けられている。
また、この第1の画像色表示ウィンドウ400の右上には、色グラフ表示欄420が設けられている。この色グラフ表示欄420には、上述した画像表示欄410において指定された2つの位置411,412を結ぶ線413上の各位置における、画像表示欄410に表示された画像の各色を表すグラフ421が、上述した「プロファイル」ドロップダウンリストボックス401で選択されたプロファイル、および「レンダリング」ドロップダウンリストボックス402で選択されたレンダリングインテントが参照されることによって、デバイスに非依存の、本発明にいう非依存色空間の一例に相当するL***色空間における立体的なグラフで、図5に示す色グラフ表示部303によって表示される。また、この色グラフ表示欄420には、画像データと画像とを媒介する、本発明にいう所定のデバイスの一例に相当する図1に示すカラースキャナ10によって再現可能な色範囲(ガマット)422も表示される。また、この色グラフ表示欄420に表示されたグラフ上における任意の位置をドラッグすることによってそのグラフおよび色範囲(ガマット)422を回転することができ、そのグラフおよび色範囲(ガマット)422を様々な角度から表示することができる。
このように、L***色空間における立体的なグラフで、画像が出力されると想定されているデバイス上での再現色を表示することにより、L***値で色や階調を視覚的に把握することができるため、デバイスに依存しない客観的な色表現として、色の差やずれ方向を客観的に捉えることができる。また、画像が出力されると想定されているデバイスによって再現可能な色範囲(ガマット)もグラフに表示されることにより、ユーザは、グラフに表示された画像の色がそのガマットの周縁部か否かなどといったことを把握することができるため、例えば背景技術の欄で説明した階調の欠失などといった問題点の原因を検証するのに有効である。
さらに、この第1の画像色表示ウィンドウ400の右下には、色グラフ表示欄430が設けられている。この色グラフ表示欄430には、上述した画像表示欄410において指定された2つの位置411,412を結ぶ線413上の各位置における、画像表示欄410に表示された画像の各色が、画像データと画像とを媒介する、本発明にいう所定のデバイスの一例に相当する図1に示すカラースキャナ10に依存した、本発明にいうデバイス色空間の一例に相当するRGB色空間における、「R」成分,「G」成分,「B」成分といった座標の成分が抜き出された平面的なグラフで、図5に示す色グラフ表示部303によって表示される。
このように、RGB色空間における、座標の成分が抜き出された平面的なグラフで画像の色を表示することにより、RGB値で色や階調を視覚的に把握することができるため、ユーザにとって感覚的な色方向が捉えやすいといった利点がある。
以上説明したように、1つの画像における色や階調を調べるための第1の画像色表示ウィンドウによれば、画像上の2点を結ぶ直線上における色や階調を視覚的に捉えることができ、色や階調の把握が容易である。また、この第1の画像色表示装置は、例えば階調を把握しようとするときに、上述した従来の装置のように画像上の複数の点を1つずつ調べるといった煩雑な操作が不要なため、ユーザにとって使い勝手が良く、色や階調の評価に好適なものである。
図7は、図1,図2,図3に示すパーソナルコンピュータ70の画像表示装置72の表示画面72a上に表示される第2の画像色表示ウィンドウを示す図である。
図1,図2,図3に示すパーソナルコンピュータ70のキーボード73あるいはマウス74により、図示しない、画像の色や階調の再現性などが求められている、図1に示す印刷およびプルーフ画像作成システムの色変換装置として機能するワークステーション20で実行される色変換前後の2つの画像間における色や階調の再現性を調べるためのメニューを選択する操作を行うと、この図7に示す第2の画像色表示ウィンドウ500がパーソナルコンピュータ70の画像表示装置72の表示画面72a上に表示される。
この第2の画像色表示ウィンドウ500の右下には、「入力プロファイル」ドロップダウンリストボックス501、「出力プロファイル」ドロップダウンリストボックス502、「レンダリング」ドロップダウンリストボックス503、「色変換前画像」ドロップダウンリストボックス504、および「色変換後画像」ドロップダウンリストボックス505が設けられている。
「入力プロファイル」ドロップダウンリストボックス501の右端の「▽印」をクリックすると、図示しない入力プロファイルの一覧が表示される。ここで表示される入力プロファイルの一覧は、図1,図2,図3に示すパーソナルコンピュータ70に保存されている入力プロファイルの一覧であって、この入力プロファイルの一覧上で所望の入力プロファイルをクリックすることにより1つの入力プロファイルが選択される。この図7に示す例では、着目した色変換で用いられた「StandardRGB1.icc」という入力プロファイルが選択されている。
「出力プロファイル」ドロップダウンリストボックス502の右端の「▽印」をクリックすると、図示しない出力プロファイルの一覧が表示される。ここで表示される出力プロファイルの一覧は、図1,図2,図3に示すパーソナルコンピュータ70に保存されている出力プロファイルの一覧であって、この出力プロファイルの一覧上で所望の出力プロファイルをクリックすることにより1つの出力プロファイルが選択される。この図7に示す例では、着目した色変換で用いられた「StandardCMYK1.icc」という出力プロファイルが選択されている。
「レンダリング」ドロップダウンリストボックス503の右端の「▽印」をクリックすると、図示しないレンダリングインテントの一覧が表示される。ここで表示されるレンダリングインテントの一覧は、図1,図2,図3に示すパーソナルコンピュータ70に保存されているレンダリングインテントの一覧であって、このレンダリングインテントの一覧上で所望のレンダリングインテントをクリックすることにより1つのレンダリングインテントが選択される。この図7に示す例では、着目した色変換で用いられた「Perceptual」というレンダリングインテントが選択されている。
「色変換前画像」ドロップダウンリストボックス504の右端の「▽印」をクリックすると、図示しない色変換前画像ファイルの一覧が表示される。ここで表示される色変換前画像ファイルの一覧は、図1,図2,図3に示すパーソナルコンピュータ70に保存されている色変換前画像ファイルの一覧であって、この色変換前画像ファイルの一覧上で所望の色変換前画像ファイルをクリックすることにより、本発明にいう第1の画像の一例に相当する1つの色変換前画像ファイルが選択される。この図7に示す例では、着目した色変換の対象となった「Music1.jpg」という色変換前画像ファイルが選択されている。
「色変換後画像」ドロップダウンリストボックス505の右端の「▽印」をクリックすると、図示しない色変換後画像ファイルの一覧が表示される。ここで表示される色変換後画像ファイルの一覧は、図1,図2,図3に示すパーソナルコンピュータ70に保存されている色変換後画像ファイルの一覧であって、この色変換後画像ファイルの一覧上で、上述した「色変換前画像」ドロップダウンリストボックス504で選択された色変換前画像に対して色変換処理が施された画像に対応する色変換後画像ファイルをクリックすることにより、本発明にいう第2の画像の一例に相当する1つの色変換後画像ファイルが選択される。この図7に示す例では、上記「Music1.jpg」が色変換された「Music2.jpg」という色変換後画像ファイルが選択されている。
また、この第2の画像色表示ウィンドウ500の左上には、色変換前画像表示欄510が設けられている。この色変換前画像表示欄510には、上述した「色変換前画像」ドロップダウンリストボックス504で選択された色変換前画像ファイルに対応する色変換前画像が、図5に示す画像表示部301によって表示される。また、この色変換前画像表示欄510に表示された色変換前画像上における複数の位置をクリックすると、クリックされた複数の位置が、図5に示す位置指定部302によって指定されると共に、指定された複数の位置を結ぶ線も指定される。この図7に示す例では、位置511,512がクリックされて指定されると共に、それらの位置511,512を結ぶ線513が指定されている。また、この色変換前画像表示欄510に表示された色変換前画像上における任意の位置をドラッグすることによってその色変換前画像の表示位置を任意の位置に移動することができる。
また、色変換前画像表示欄510の右下には、色変換前画像表示欄510に表示された色変換前画像を拡大・縮小表示させるためのボタン514も設けられている。
また、色変換前画像表示欄510の下には、色変換後画像表示欄520が設けられている。この色変換後画像表示欄520には、上述した「色変換後画像」ドロップダウンリストボックス505で選択された色変換後画像ファイルに対応する色変換後画像が、図5に示す画像表示部301によって表示される。また、上述した色変換前画像表示欄510に表示された色変換前画像において2つの位置511,512がクリックされたことを受けて、この色変換後画像表示欄520に表示された色変換後画像における、それら2つの位置511,512に相応する2つの位置521,522が、図5に示す位置指定部302によって指定されると共に、その指定された位置521,522を結ぶ線523も指定される。また、この色変換後画像表示欄520に表示された色変換後画像上における任意の位置をドラッグすることによってその色変換後画像の表示位置を任意の位置に移動することができる。
また、色変換後画像表示欄520の右下には、色変換後画像表示欄520に表示された色変換後画像を拡大・縮小表示させるためのボタン524も設けられている。
さらに、この色変換後画像表示欄520の下には、有効・無効の二状態をとる「連動表示」チェックボックス507が設けられている。この「連動表示」チェックボックス507において、マウス操作により、連動表示が有効に設定された場合は、色変換前画像表示欄510に表示された色変換前画像、あるいは色変換後画像表示欄520に表示された色変換後画像のいずれか一方の画像に対して、上述した位置移動処理や拡大・縮小表示処理が施されると、他方の画像に対しても同様の処理が連動して施される。また、この「連動表示」チェックボックス507において、連動表示が無効に設定された場合は、上述した連動処理が解除される。この図7に示す例では、連動表示が有効に設定されている。
また、この第2の画像色表示ウィンドウ500の右上には、色グラフ表示欄530が設けられている。この色グラフ表示欄530には、上述した色変換前画像表示欄510において指定された2つの位置511,512を結ぶ線513上の各位置における、色変換前画像表示欄510に表示された色変換前画像の各色を表すグラフ531が、上述した「入力プロファイル」ドロップダウンリストボックス501で選択された入力プロファイル、および「レンダリング」ドロップダウンリストボックス503で選択されたレンダリングインテントが参照されることによって、デバイスに非依存の、本発明にいう非依存色空間の一例に相当するL***色空間における立体的なグラフで、図5に示す色グラフ表示部303によって表示される。また、この色グラフ表示欄530には、上述した色変換前画像表示欄510に表示された色変換前画像において2つの位置511,512がクリックされたことを受けて指定された、色変換後画像表示欄520に表示された色変換後画像における2つの位置521,522を結ぶ線523上の各位置における、色変換後画像表示欄520に表示された色変換後画像の各色を表すグラフ532も表示される。また、この色グラフ表示欄530には、画像データと画像とを媒介する、本発明にいう所定のデバイスの一例に相当する図1に示すフィルムプリンタ30によって再現可能な色範囲(ガマット)533、および、本発明にいう所定のデバイスの一例に相当する図1に示すプリンタ60によって再現可能な色範囲(ガマット)534も表示される。また、この色グラフ表示欄530に表示されたグラフ上における任意の位置をドラッグすることによってそのグラフおよび色範囲(ガマット)533,534を回転することができ、そのグラフおよび色範囲(ガマット)533,534を様々な角度から表示することができる。
また、色グラフ表示欄530の下には、色グラフ表示欄540が設けられている。この色グラフ表示欄540には、上述した色変換前画像表示欄510において指定された2つの位置511,512を結ぶ線513上の各位置における、色変換前画像表示欄510に表示された色変換前画像の各色が、画像データと画像とを媒介する、本発明にいう所定のデバイスの一例に相当する図1に示すカラースキャナ10に依存した、本発明にいうデバイス色空間の一例に相当するRGB色空間における、座標の成分が抜き出された平面的なグラフで、図5に示す色グラフ表示部303によって表示される。また、この色グラフ表示欄540には、上述した色変換前画像表示欄510に表示された色変換前画像において2つの位置511,512がクリックされたことを受けて指定された、色変換後画像表示欄520に表示された色変換後画像における2つの位置521,522を結ぶ線523上の各位置における、色変換後画像表示欄520に表示された色変換後画像の各色を表すグラフも表示される。また、この色グラフ表示欄540の右には、択一選択が可能なラジオボタン541が設けられている。このラジオボタン541において、マウス操作により、「すべて」,「R」,「G」,「B」のいずれかの座標の成分を選択する。この図7に示す例では、ラジオボタン541において「R」成分が選択されており、線513に対応するグラフ、および線523に対応するグラフが、RGB色空間における「R」成分が抜き出された平面的なグラフで色グラフ表示欄540に示されている。
さらに、この第2の画像色表示ウィンドウ500の左下には、「対応図示」ボタン506が設けられている。この「対応図示」ボタン506をクリックすると、図5に示す対応図示部304によって、後述する対応図示ウィンドウ550(図8参照)が表示される。
図8は、図1,図2,図3に示すパーソナルコンピュータ70の画像表示装置72の表示画面72a上に表示される対応図示ウィンドウの一例を示す図である。
この図8に示す対応図示ウィンドウ550は、図7に示す「対応図示」ボタン506をクリックすると表示される。
この対応図示ウィンドウ550には、図7に示す第2の画像色表示ウィンドウ500の右上に設けられた色グラフ表示欄530に重ねて表示された、上述した色範囲(ガマット)533,534が表示されると共に、色変換前画像における各色と、色変換後画像における各色との対応が、上述した「入力プロファイル」ドロップダウンリストボックス501で選択された入力プロファイル、「出力プロファイル」ドロップダウンリストボックス502で選択された出力プロファイル、および「レンダリング」ドロップダウンリストボックス503で選択されたレンダリングインテントが参照されることによって、デバイスに非依存のL***色空間における立体的なグラフで図示される。この図8に示す例では、上述したグラフ531とグラフ532との対応が、対応関係を表す矢印551によって図示されている。
このような対応図示ウィンドウによれば、色の対応を視覚的に、かつより一層詳細に把握することができる。
以上説明したように、色変換前後の2つの画像間における色や階調の再現性を調べるための第2の画像色表示ウィンドウによれば、表示された2つの画像のうちの色変換前の画像上における指定された複数の位置を結ぶ線上に相応する、色変換後の画像における線上の各位置における各色も同一グラフで表示されるため、これら2つの画像上の相応する領域における色変換処理が施されることによる色や階調の変化を対応付けて視覚的に把握することができる。
次に、図3に示すCD−ROM110に記憶された第2の画像色表示プログラムが図1,図2,図3に示すパーソナルコンピュータ70にアップロードされてハードディスク装置713に記憶され、このパーソナルコンピュータ70が第2の画像色表示装置として動作する実施形態を説明する。
図9は、本発明の画像色表示プログラムのうちの第2の画像色表示プログラムの一実施形態を示した図である。
この図9に示す第2の画像色表示プログラム600は、図3に示すCD−ROM110に記憶されている。
この第2の画像色表示プログラム600は、図1,図2,図3に示すパーソナルコンピュータ70内で実行され、そのパーソナルコンピュータ70を、ユーザによって指定された画像上の位置における色を表示する、本発明の画像色表示装置のうちの第2の画像色表示装置の一実施形態として動作させるものである。この第2の画像色表示プログラム600は、カラーパッチ表示部601と、カラーパッチ指定部602と、色グラフ表示部603と、対応図示部604とから構成されている。
この第2の画像色表示プログラム600の各要素の作用については後述する。
図10は、本発明の画像色表示装置のうちの第2の画像色表示装置の一実施形態を示す機能ブロック図である。
この図10に示す第2の画像色表示装置700は、図1,図2,図3に示すパーソナルコンピュータ70に、図9に示す第2の画像色表示プログラム600がローディングされ、その第2の画像色表示プログラム600がそのパーソナルコンピュータ70内で実行されることにより実現される。
この図10に示す第2の画像色表示装置700は、ユーザによって指定された画像上の位置における色を表示するものであって、この第2の画像色表示装置700には、カラーパッチ表示部701と、カラーパッチ指定部702と、色グラフ表示部703と、対応図示部704とが備えられている。
この第2の画像色表示装置700に備えられているカラーパッチ表示部701、カラーパッチ指定部702、色グラフ表示部703、および対応図示部704の各要素は、それぞれ、図9に示す第2の画像色表示プログラム600を構成するソフトウェア部品としてのカラーパッチ表示部601、カラーパッチ指定部602、色グラフ表示部603、および対応図示部604の各要素と、それらのソフトウェア部品の各機能を実現するために必要な、図1,図2,図3に示すパーソナルコンピュータ70のハードウェアとOS(Operation System)やアプリケーションプログラムとの組み合わせから構成されている。
以下、図10に示す第2の画像色表示装置700の各要素を説明することによって、図9に示す第2の画像色表示プログラム600の各要素も合わせて説明する。
なお、ここでは、この第2の画像色表示装置700の各要素の概念的な作用について説明し、これら各要素の具体的な作用については後述する。
図10に示す第2の画像色表示装置700のカラーパッチ表示部701は、アプリケーションソフトウェア上は、図9に示す第2の画像色表示プログラム600のカラーパッチ表示部601に対応する要素であり、画像データと画像とを媒介する所定のデバイスに依存したデバイス色空間における複数の座標点それぞれが表す色を有する複数のカラーパッチを表示するものである。このカラーパッチ表示部701は、本発明にいうカラーパッチ表示部の機能の一例を示すものであり、その機能は、図1,図2,図3に示すパーソナルコンピュータ70の本体装置71に内蔵された、プログラム部品としてのカラーパッチ表示部601(図9参照)を実行するCPU711によって主に実現される。
尚、以下説明する、第2の画像色表示装置700の各要素においても、各要素の機能は、図1,図2,図3に示すパーソナルコンピュータ70の本体装置71に内蔵されたCPU711によって主に実現されるので、重複説明を避けるため、これら各要素のハードウェア上の説明は省略する。
また、カラーパッチ指定部702は、アプリケーションソフトウェア上は、図9に示す第2の画像色表示プログラム600のカラーパッチ指定部602に対応する要素であり、カラーパッチ表示部701に表示された複数のカラーパッチのうちから複数のカラーパッチを操作に応じて指定するものである。このカラーパッチ指定部702は、本発明にいうカラーパッチ指定部の機能の一例を示すものである。
また、色グラフ表示部703は、アプリケーションソフトウェア上は、図9に示す第2の画像色表示プログラム600の色グラフ表示部603に対応する要素であり、カラーパッチ指定部702によって指定された複数のカラーパッチそれぞれの色を表した上記デバイス色空間における複数の座標点を結ぶ線上の各座標点が表す色を所定の色空間における座標のグラフで表示するものである。また、この色グラフ表示部703は、カラーパッチ指定部702によって指定された複数のカラーパッチそれぞれの色を表した上記デバイス色空間における複数の座標点を結ぶ線上の各座標点が表す色を、上記所定の色空間における座標のグラフで表示すると共に、それらの各座標点が表す色に、画像の色や階調の再現性などが求められている、図1に示す印刷およびプルーフ画像作成システムの色変換装置として機能するワークステーション20あるいはパーソナルコンピュータ50で実行される色変換が施されてなる色もそのグラフに表示することもできる。さらに、この色グラフ表示部703は、上記所定のデバイスによって再現可能な色範囲(ガマット)も上記グラフに表示するものである。この色グラフ表示部703は、本発明にいう色グラフ表示部の機能の一例を示すものである。
さらに、対応図示部704は、アプリケーションソフトウェア上は、図9に示す第2の画像色表示プログラム600の対応図示部604に対応する要素であり、上記各座標点が表す色と、その色に上記色変換が施されてなる色との対応を図示するものである。この対応図示部704は、本発明にいう対応図示部の機能の一例を示すものである。
以下、本発明の画像色表示装置のうちの第2の画像色表示装置の実施形態をさらに具体的に説明する。
尚、以下の、第2の画像色表示装置の実施形態の具体的な説明において、図1,図2,図3に示すパーソナルコンピュータ70には、色や階調の再現性を調べようとしている複数のカラーパッチに対応するカラーパッチファイルや、後述する各種プロファイルおよび各種レンダリングインテントが、このパーソナルコンピュータ70に接続されたパーソナルコンピュータ50あるいはワークステーション20から事前に取り込まれて保存されているものとする。
図11は、図1,図2,図3に示すパーソナルコンピュータ70の画像表示装置72の表示画面72a上に表示される第1のカラーパッチ色表示ウィンドウを示す図である。
図1,図2,図3に示すパーソナルコンピュータ70のキーボード73あるいはマウス74により、図示しない、1つのカラーパッチファイルに対応する複数のカラーパッチにおける色や階調を調べるためのメニューを選択する操作を行うと、この図11に示す第1のカラーパッチ色表示ウィンドウ800がパーソナルコンピュータ70の画像表示装置72の表示画面72a上に表示される。
この第1のカラーパッチ色表示ウィンドウ800の左下には、「プロファイル」ドロップダウンリストボックス801、「レンダリング」ドロップダウンリストボックス802、および「カラーパッチ」ドロップダウンリストボックス803が設けられている。
「プロファイル」ドロップダウンリストボックス801の右端の「▽印」をクリックすると、図示しないプロファイルの一覧が表示される。ここで表示されるプロファイルの一覧は、図1,図2,図3に示すパーソナルコンピュータ70に保存されているプロファイルの一覧であって、このプロファイルの一覧上で所望のプロファイルをクリックすることにより1つのプロファイルが選択される。この図11に示す例では、図1に示すカラースキャナ10に着目し、このカラースキャナ10の「StandardRGB1.icc」という入力プロファイルが選択されている。
「レンダリング」ドロップダウンリストボックス802の右端の「▽印」をクリックすると、図示しないレンダリングインテントの一覧が表示される。ここで表示されるレンダリングインテントの一覧は、図1,図2,図3に示すパーソナルコンピュータ70に保存されているレンダリングインテントの一覧であって、このレンダリングインテントの一覧上で所望のレンダリングインテントをクリックすることにより1つのレンダリングインテントが選択される。この図11に示す例では、「Perceptual」が選択されている。
「カラーパッチ」ドロップダウンリストボックス803の右端の「▽印」をクリックすると、図示しないカラーパッチファイルの一覧が表示される。ここで表示されるカラーパッチファイルの一覧は、図1,図2,図3に示すパーソナルコンピュータ70に保存されているカラーパッチファイルの一覧であって、このカラーパッチファイルの一覧上で所望のカラーパッチファイルをクリックすることにより1つのカラーパッチファイルが選択される。この図11に示す例では、図1に示すカラースキャナ10に着目し、このカラースキャナ10により入力された「Patch1.jpg」というカラーパッチファイルが選択されている。
また、この第1のカラーパッチ色表示ウィンドウ800の左上には、画像表示欄810が設けられている。この画像表示欄810には、上述した「カラーパッチ」ドロップダウンリストボックス803で選択されたカラーパッチファイルの中の、画像データと画像とを媒介する、本発明にいう所定のデバイスの一例に相当する図1に示すカラースキャナ10に依存した、本発明にいうデバイス色空間の一例に相当するRGB色空間において規則的に並んだ座標点の中から、本発明にいう複数の座標点の一例に相当する20個の代表的な座標点が抽出されることにより、抽出された20個の座標点それぞれが表す色を有する20個のカラーパッチが、図10に示すカラーパッチ表示部701によって表示される。また、この画像表示欄810に表示された20個のカラーパッチのうちから2個のカラーパッチをクリックすると、クリックされた2個のカラーパッチが、図10に示すカラーパッチ指定部702によって指定される。また、この画像表示欄810において2個のカラーパッチがクリックされると、上述した「カラーパッチ」ドロップダウンリストボックス803で選択されたカラーパッチファイルが表す複数のカラーパッチそれぞれの色を表したRGB色空間座標のうち、クリックされた2個のカラーパッチそれぞれの色を表した2個の座標点を結ぶ線上の各座標点も指定される。この図11に示す例では、20個のカラーパッチのうちの左上のカラーパッチ811、および左から3番目、かつ上から2番目のカラーパッチ812がクリックされて指定されている。
また、この第1のカラーパッチ色表示ウィンドウ800の右上には、色グラフ表示欄820が設けられている。この色グラフ表示欄820には、上述した画像表示欄810において2個のカラーパッチ811,812がクリックされたことを受けて指定されたRGB色空間における線上の各座標点が表す色のグラフ821が、上述した「プロファイル」ドロップダウンリストボックス801で選択されたプロファイル、および「レンダリング」ドロップダウンリストボックス802で選択されたレンダリングインテントが参照されることによって、デバイスに非依存の、本発明にいう非依存色空間の一例に相当するL***色空間における立体的なグラフで、図10に示す色グラフ表示部703によって表示される。また、この色グラフ表示欄820には、画像データと画像とを媒介する、本発明にいう所定のデバイスの一例に相当する図1に示すカラースキャナ10によって再現可能な色範囲(ガマット)822も表示される。また、この色グラフ表示欄820に表示されたグラフ上における任意の位置をドラッグすることによってそのグラフおよび色範囲(ガマット)822を回転することができ、そのグラフおよび色範囲(ガマット)822を様々な角度から表示することができる。
さらに、この第1のカラーパッチ色表示ウィンドウ800の右下には、色グラフ表示欄830が設けられている。この色グラフ表示欄830には、上述した画像表示欄810において2個のカラーパッチ811,812がクリックされたことを受けて指定されたRGB色空間における線上の各座標点が表す色が、画像データと画像とを媒介する、本発明にいう所定のデバイスの一例に相当する図1に示すカラースキャナ10に依存した、本発明にいうデバイス色空間の一例に相当するRGB色空間における、「R」成分,「G」成分,「B」成分といった座標の成分が抜き出された平面的なグラフで、図10に示す色グラフ表示部703によって表示される。
以上説明したように、1つのカラーパッチファイルに対応する複数のカラーパッチにおける色や階調を調べるための第1のカラーパッチ色表示ウィンドウによれば、上記線上における色や階調を視覚的に捉えることができ、色や階調の把握が容易である。従って、ユーザにとって使い勝手が良く、色や階調の評価に好適な装置が実現される。
図12は、図1,図2,図3に示すパーソナルコンピュータ70の画像表示装置72の表示画面72a上に表示される第2のカラーパッチ色表示ウィンドウを示す図である。
図1,図2,図3に示すパーソナルコンピュータ70のキーボード73あるいはマウス74により、図示しない、画像の色や階調の再現性などが求められている、図1に示す印刷およびプルーフ画像作成システムの色変換装置として機能するワークステーション20で実行される色変換前後の2つのカラーパッチファイルに対応する複数のカラーパッチ間における色や階調の再現性を調べるためのメニューを選択するの操作を行うと、この図12に示す第2のカラーパッチ色表示ウィンドウ900がパーソナルコンピュータ70の画像表示装置72の表示画面72a上に表示される。
この第2のカラーパッチ色表示ウィンドウ900の右下には、「入力プロファイル」ドロップダウンリストボックス901、「出力プロファイル」ドロップダウンリストボックス902、「レンダリング」ドロップダウンリストボックス903、および「色変換前カラーパッチ」ドロップダウンリストボックス904が設けられている。
「入力プロファイル」ドロップダウンリストボックス901の右端の「▽印」をクリックすると、図示しない入力プロファイルの一覧が表示される。ここで表示される入力プロファイルの一覧は、図1,図2,図3に示すパーソナルコンピュータ70に保存されている入力プロファイルの一覧であって、この入力プロファイルの一覧上で所望の入力プロファイルをクリックすることにより1つの入力プロファイルが選択される。この図12に示す例では、着目した色変換で用いられた「StandardRGB1.icc」という入力プロファイルが選択されている。
「出力プロファイル」ドロップダウンリストボックス902の右端の「▽印」をクリックすると、図示しない出力プロファイルの一覧が表示される。ここで表示される出力プロファイルの一覧は、図1,図2,図3に示すパーソナルコンピュータ70に保存されている出力プロファイルの一覧であって、この出力プロファイルの一覧上で所望の出力プロファイルをクリックすることにより1つの出力プロファイルが選択される。この図12に示す例では、着目した色変換で用いられた「StandardCMYK1.icc」という出力プロファイルが選択されている。
「レンダリング」ドロップダウンリストボックス903の右端の「▽印」をクリックすると、図示しないレンダリングインテントの一覧が表示される。ここで表示されるレンダリングインテントの一覧は、図1,図2,図3に示すパーソナルコンピュータ70に保存されているレンダリングインテントの一覧であって、このレンダリングインテントの一覧上で所望のレンダリングインテントをクリックすることにより1つのレンダリングインテントが選択される。この図12に示す例では、着目した色変換で用いられた「Perceptual」というレンダリングインテントが選択されている。
「色変換前カラーパッチ」ドロップダウンリストボックス904の右端の「▽印」をクリックすると、図示しない色変換前カラーパッチファイルの一覧が表示される。ここで表示される色変換前カラーパッチファイルの一覧は、図1,図2,図3に示すパーソナルコンピュータ70に保存されている色変換前カラーパッチファイルの一覧であって、この色変換前カラーパッチファイルの一覧上で所望の色変換前カラーパッチファイルをクリックすることにより1つの色変換前カラーパッチファイルが選択される。ここで、図1,図2,図3に示すパーソナルコンピュータ70に保存されている色変換前カラーパッチファイルに対しては、図1に示すワークステーション20で実行される色変換が事前に施されており、この色変換が施されてなる色変換後カラーパッチファイルも対の状態で、このパーソナルコンピュータ70に保存されている。ここでは、この「色変換前カラーパッチ」ドロップダウンリストボックス904で色変換前カラーパッチファイルが選択されたことを受けて、選択された色変換前カラーパッチファイルと対の状態で保存された色変換後カラーパッチファイルも自動的に選択される。この図12に示す例では、着目した色変換の対象となった「Patch1.jpg」という色変換前カラーパッチファイルが選択されている。また、図示しない、「Patch1.jpg」と対の状態で保存された「Patch2.jpg」という色変換後カラーパッチファイルも自動的に選択されている。
また、この第2のカラーパッチ色表示ウィンドウ900の左上には、色変換前画像表示欄910が設けられている。この色変換前画像表示欄910には、上述した「色変換前カラーパッチ」ドロップダウンリストボックス904で選択された色変換前カラーパッチファイルの中の、画像データと画像とを媒介する、本発明にいう所定のデバイスの一例に相当する図1に示すカラースキャナ10に依存した、本発明にいうデバイス色空間の一例に相当するRGB色空間において規則的に並んだ座標点の中から、本発明にいう複数の座標点の一例に相当する20個の代表的な座標点が抽出されることにより、抽出された20個の座標点それぞれが表す色を有する、色変換前の20個のカラーパッチが、図10に示すカラーパッチ表示部701によって表示される。また、この色変換前画像表示欄910に表示された色変換前の20個のカラーパッチのうちから2個のカラーパッチをクリックすると、クリックされた2個のカラーパッチが、図10に示すカラーパッチ指定部702によって指定される。また、この色変換前画像表示欄910において2個のカラーパッチがクリックされると、上述した「色変換前カラーパッチ」ドロップダウンリストボックス904で選択された色変換前カラーパッチファイルが表す複数のカラーパッチそれぞれの色を表したRGB色空間座標のうち、クリックされた2個のカラーパッチそれぞれの色を表した2個の座標点を結ぶ線上の各座標点も指定される。この図12に示す例では、色変換前の20個のカラーパッチのうちの左上のカラーパッチ911、および左から3番目、かつ上から2番目のカラーパッチ912がクリックされて指定されている。
また、色変換前画像表示欄910の下には、色変換後画像表示欄920が設けられている。この色変換後画像表示欄920には、上述した「色変換前カラーパッチ」ドロップダウンリストボックス904で色変換前カラーパッチファイルが選択されたことを受けて自動的に選択された色変換後カラーパッチファイルの中の、上述した色変換前画像表示欄910に表示された色変換前の20個のカラーパッチそれぞれの色に色変換が施されてなる色を有する、色変換後の20個のカラーパッチが、図10に示すカラーパッチ表示部701によって表示される。また、上述した色変換前画像表示欄910に表示された色変換前の20個のカラーパッチにおいて2個のカラーパッチ911,912がクリックされたことを受けて、この色変換後画像表示欄920に表示された色変換後の20個のカラーパッチにおける、それら2個のカラーパッチ911,912それぞれに対して色変換が施されてなる2個のカラーパッチ921,922が、図10に示すカラーパッチ指定部702によって指定される。また、上述した色変換前画像表示欄910に表示された色変換前の20個のカラーパッチにおいて2個のカラーパッチがクリックされたことを受けて指定されたRGB色空間における線上の各座標点が表す色に色変換が施されてなる色を表した各座標点も指定される。この図12に示す例では、色変換後の20個のカラーパッチのうちの左上のカラーパッチ921が、色変換前の20個のカラーパッチのうちの左上のカラーパッチ911に対して色変換が施されてなるカラーパッチとして指定され、左から3番目、かつ上から2番目のカラーパッチ922が、色変換前の20個のカラーパッチのうちの左から3番目、かつ上から2番目のカラーパッチ911に対して色変換が施されてなるカラーパッチとして指定されている。
また、この第2のカラーパッチ色表示ウィンドウ900の右上には、色グラフ表示欄930が設けられている。この色グラフ表示欄930には、上述した色変換前画像表示欄910において2個のカラーパッチ911,912がクリックされたことを受けて指定されたRGB色空間における線上の各座標点が表す色のグラフ931が、上述した「入力プロファイル」ドロップダウンリストボックス901で選択された入力プロファイル、および「レンダリング」ドロップダウンリストボックス903で選択されたレンダリングインテントが参照されることによって、デバイスに非依存の、本発明にいう非依存色空間の一例に相当するL***色空間における立体的なグラフで、図10に示す色グラフ表示部703によって表示される。また、この色グラフ表示欄930には、上述した色変換前画像表示欄910において2個のカラーパッチ911,912がクリックされたことを受けて指定されたRGB色空間における線上の各座標点が表す色に色変換が施されてなる色を表すグラフ932も表示される。また、この色グラフ表示欄930には、画像データと画像とを媒介する、本発明にいう所定のデバイスの一例に相当する図1に示すフィルムプリンタ30によって再現可能な色範囲(ガマット)933、および、本発明にいう所定のデバイスの一例に相当する図1に示すプリンタ60によって再現可能な色範囲(ガマット)934も表示される。また、この色グラフ表示欄930に表示されたグラフ上における任意の位置をドラッグすることによってそのグラフおよび色範囲(ガマット)933,934を回転することができ、そのグラフおよび色範囲(ガマット)933,934を様々な角度から表示することができる。
また、色グラフ表示欄930の下には、色グラフ表示欄940が設けられている。この色グラフ表示欄940には、上述した色変換前画像表示欄910において2個のカラーパッチ911,912がクリックされたことを受けて指定されたRGB色空間における線上の各座標点が表す色が、画像データと画像とを媒介する、本発明にいう所定のデバイスの一例に相当する図1に示すカラースキャナ10に依存した、本発明にいうデバイス色空間の一例に相当するRGB色空間における、「R」成分,「G」成分,「B」成分といった座標の成分が抜き出された平面的なグラフで、図10に示す色グラフ表示部703によって表示される。また、この色グラフ表示欄940には、上述した色変換前画像表示欄910において2個のカラーパッチ911,912がクリックされたことを受けて指定されたRGB色空間における線上の各座標点が表す色に色変換が施されてなる色を表すグラフも表示される。また、この色グラフ表示欄940の右には、択一選択が可能なラジオボタン941が設けられている。このラジオボタン941において、マウス操作により、「すべて」,「R」,「G」,「B」のいずれかの座標の成分を選択する。この図12に示す例では、ラジオボタン941において「R」成分が選択されており、RGB色空間における「R」成分が抜き出された平面的なグラフで色グラフ表示欄940に示されている。
さらに、この第2のカラーパッチ色表示ウィンドウ900の左下には、「対応図示」ボタン905、「色変換表示」ボタン906、および「デバイス値入力」ボタン907が設けられている。
「対応図示」ボタン905をクリックすると、図10に示す対応図示部704によって、後述する対応図示ウィンドウ950(図13参照)が表示される。
「色変換表示」ボタン906をクリックすると、後述する色変換表示ウィンドウ960(図14参照)が表示される。
「デバイス値入力」ボタン907をクリックすると、後述するデバイス値入力ウィンドウ970(図15参照)が表示される。
図13は、図1,図2,図3に示すパーソナルコンピュータ70の画像表示装置72の表示画面72a上に表示される対応図示ウィンドウの一例を示す図である。
この図13に示す対応図示ウィンドウ950は、図12に示す「対応図示」ボタン905をクリックすると表示される。
この対応図示ウィンドウ950には、図12に示す第2のカラーパッチ色表示ウィンドウ900の右上に設けられた色グラフ表示欄930に重ねて表示された、上述した色範囲(ガマット)933,934が表示されると共に、上述した色変換前画像表示欄910において2個のカラーパッチ911,912がクリックされたことを受けて指定されたRGB色空間における線上の各座標点が表す色と、この線上の各座標点が表す色に色変換が施されてなる色との対応が、上述した「入力プロファイル」ドロップダウンリストボックス901で選択された入力プロファイル、「出力プロファイル」ドロップダウンリストボックス902で選択された出力プロファイル、および「レンダリング」ドロップダウンリストボックス903で選択されたレンダリングインテントが参照されることによって、デバイスに非依存のL***色空間における立体的なグラフで図示される。この図13に示す例では、上述したグラフ931とグラフ932との対応が、対応関係を表す矢印951によって図示されている。
図14は、図1,図2,図3に示すパーソナルコンピュータ70の画像表示装置72の表示画面72a上に表示される色変換表示ウィンドウの一例を示す図である。
この図14に示す色変換表示ウィンドウ960は、図12に示す「色変換表示」ボタン906をクリックすると表示される。
この色変換表示ウィンドウ960には、上述した色範囲(ガマット)933,934が表示されると共に、上述した「色変換前カラーパッチ」ドロップダウンリストボックス904で選択された色変換前カラーパッチファイルの中の、画像データと画像とを媒介する、本発明にいう所定のデバイスの一例に相当する図1に示すカラースキャナ10に依存した、本発明にいうデバイス色空間の一例に相当するRGB色空間において規則的に並んだ座標点の中から抽出された、色範囲(ガマット)933の境界部分近傍の複数の座標点961それぞれと、上述した「色変換前カラーパッチ」ドロップダウンリストボックス904で色変換前カラーパッチファイルが選択されたことを受けて自動的に選択された色変換後カラーパッチファイルの中の、上記複数の座標点961それぞれが表す色に色変換が施されてなる色を表す複数の座標点962それぞれとの対応が、上述した「入力プロファイル」ドロップダウンリストボックス901で選択された入力プロファイル、「出力プロファイル」ドロップダウンリストボックス902で選択された出力プロファイル、および「レンダリング」ドロップダウンリストボックス903で選択されたレンダリングインテントが参照されることによって、デバイスに非依存のL***色空間における立体的なグラフで図示される。この図14に示す例では、色範囲(ガマット)933,934が表示されると共に、複数の座標点961それぞれと、複数の座標点962それぞれとの対応が矢印963によって図示されている。
このような色変換表示ウィンドウによれば、色変換前後の各座標点の対応を視覚的に把握することができる。
図15は、図1,図2,図3に示すパーソナルコンピュータ70の画像表示装置72の表示画面72a上に表示されるデバイス値入力ウィンドウの一例を示す図である。
この図15に示すデバイス値入力ウィンドウ970は、図12に示す「デバイス値入力」ボタン907をクリックすると表示される。
このデバイス値入力ウィンドウ970は、所望のデバイス値を入力することによって座標点を指定するものであって、デバイス値の入力を受けると、図13示す対応図示ウィンドウ950が表示される。この図15に示す例では、デバイス値(R,G,B)として、グリーンを表す(0,255,0)、およびイエローを表す(255,255,0)が入力されており、その入力を受けて、図13示す対応図示ウィンドウ950が表示される。この場合には、対応図示ウィンドウ950には、図15に示すデバイス値入力ウィンドウ970で入力されたデバイス値が表す座標点と、その座標点が表す色に色変換が施されてなる色を表した座標点との対応が、L***色空間上の矢印で図示される。
このようなデバイス値入力ウィンドウによれば、所望の個々の座標点について、色変換前後の対応を視覚的に把握することができる。
以上説明したように、色変換前後の2つのカラーパッチファイルに対応する複数のカラーパッチ間における色や階調の再現性を調べるための第2のカラーパッチ色表示ウィンドウによれば、色変換処理が施されることによる色や階調の変化を対応付けて視覚的に把握することができる。
尚、本実施形態の説明では、第1および第2の画像色表示プログラムが1つのCD−ROMに記憶された例を挙げたが、この第1および第2の画像色表示プログラムはそれぞれが異なる記憶媒体に記憶されていてもよい。
また、本実施形態の説明では、本発明にいう画像色表示装置の一例に相当するパーソナルコンピュータ70がワークステーション20およびパーソナルコンピュータ50と接続されて画像データやプロファイルの入出力が行われる例を挙げたが、本発明にいう画像色表示装置における画像データやプロファイルの入出力は、例えば記憶媒体を介する手段や無線通信による手段などであってもよい。
また、本実施形態の説明では、1つの画像における色や階調を調べるための機能と、2つの画像間における色や階調の再現性を調べるための機能とを有する画像色表示装置の例を挙げたが、本発明にいう画像色表示装置は、各機能を個別に実現するものであってもよい。
また、本実施形態の説明では、本発明にいう非依存色空間の例としてL***色空間を挙げたが、本発明にいう非依存色空間は、例えばXYZ色空間などであってもよい。
また、本実施形態の説明では、本発明にいうデバイス色空間の例としてRGB色空間を挙げたが、本発明にいうデバイス色空間は、例えばCMYK色空間などであってもよい。
また、本実施形態の説明では、本発明にいう第2の画像の例として、本発明にいう第1の画像に対して所定の色変換が施されてなる画像の例を示したが、本発明にいう第2の画像は、任意に選択された画像であってもよい。
また、本実施形態の説明では、本発明にいう画像表示部の例として、2つの画像を並べて表示する例を示したが、本発明にいう画像表示部は、3つ以上の画像を並べて表示するものであってもよい。
また、本実施形態の説明では、本発明にいう位置指定部の例として、2つの位置を指定する例を示したが、本発明にいう位置指定部は、3つ以上の位置を指定するものであってもよい。
また、本実施形態の説明では、本発明にいうカラーパッチ指定部の例として、2つのカラーパッチを指定する例を示したが、本発明にいうカラーパッチ指定部は、3つ以上のカラーパッチを指定するものであってもよい。
本発明の一実施形態が適用された印刷およびプルーフ画像作成システムの全体構成図である。 図1に1つのブロックで示すパーソナルコンピュータ70の外観斜視図である。 図1に1つのブロックで示すパーソナルコンピュータ70のハードウェア構成図である。 本発明の画像色表示プログラムのうちの第1の画像色表示プログラムの一実施形態を示した図である。 本発明の画像色表示装置のうちの第1の画像色表示装置の一実施形態を示す機能ブロック図である。 図1,図2,図3に示すパーソナルコンピュータ70の画像表示装置72の表示画面72a上に表示される第1の画像色表示ウィンドウを示す図である。 図1,図2,図3に示すパーソナルコンピュータ70の画像表示装置72の表示画面72a上に表示される第2の画像色表示ウィンドウを示す図である。 図1,図2,図3に示すパーソナルコンピュータ70の画像表示装置72の表示画面72a上に表示される対応図示ウィンドウの一例を示す図である。 本発明の画像色表示プログラムのうちの第2の画像色表示プログラムの一実施形態を示した図である。 本発明の画像色表示装置のうちの第2の画像色表示装置の一実施形態を示す機能ブロック図である。 図1,図2,図3に示すパーソナルコンピュータ70の画像表示装置72の表示画面72a上に表示される第1のカラーパッチ色表示ウィンドウを示す図である。 図1,図2,図3に示すパーソナルコンピュータ70の画像表示装置72の表示画面72a上に表示される第2のカラーパッチ色表示ウィンドウを示す図である。 図1,図2,図3に示すパーソナルコンピュータ70の画像表示装置72の表示画面72a上に表示される対応図示ウィンドウの一例を示す図である。 図1,図2,図3に示すパーソナルコンピュータ70の画像表示装置72の表示画面72a上に表示される色変換表示ウィンドウの一例を示す図である。 図1,図2,図3に示すパーソナルコンピュータ70の画像表示装置72の表示画面72a上に表示されるデバイス値入力ウィンドウの一例を示す図である。
符号の説明
10 カラースキャナ
11 原稿画像
20 ワークステーション
30 フィルムプリンタ
40 印刷機
41 印刷画像
50,70 パーソナルコンピュータ
60 プリンタ
61 プルーフ画像
71 本体装置
71a FD装填口
71b CD−ROM装填口
711 CPU
712 主メモリ
713 ハードディスク装置
714 FDドライブ
715 CD−ROMドライブ
716 I/Oインタフェース
72 画像表示装置
72a 表示画面
73 キーボード
74 マウス
75 バス
100 FD
110 CD−ROM
200 第1の画像色表示プログラム
201 画像表示部
202 位置指定部
203 色グラフ表示部
204 対応図示部
300 第1の画像色表示装置
301 画像表示部
302 位置指定部
303 色グラフ表示部
304 対応図示部
400 第1の画像色表示ウィンドウ
401,801 「プロファイル」ドロップダウンリストボックス
402,503,802,903 「レンダリング」ドロップダウンリストボックス
403 「画像」ドロップダウンリストボックス
410,810 画像表示欄
411,412,511,512,521,522 位置
413,513,523 線
414,514,524 ボタン
420,430,530,540,820,830,930,940 色グラフ表示欄
421,531,532,821,931,932 グラフ
422,533,534,822,933,934 色範囲(ガマット)
500 第2の画像色表示ウィンドウ
501,901 「入力プロファイル」ドロップダウンリストボックス
502,902 「出力プロファイル」ドロップダウンリストボックス
504 「色変換前画像」ドロップダウンリストボックス
505 「色変換後画像」ドロップダウンリストボックス
506,905 「対応図示」ボタン
507 「連動表示」チェックボックス
510,910 色変換前画像表示欄
520,920 色変換後画像表示欄
541,941 ラジオボタン
550,950 対応図示ウィンドウ
551,951,963 矢印
600 第2の画像色表示プログラム
601 カラーパッチ表示部
602 カラーパッチ指定部
603 色グラフ表示部
604 対応図示部
700 第2の画像色表示装置
701 カラーパッチ表示部
702 カラーパッチ指定部
703 色グラフ表示部
704 対応図示部
800 第1のカラーパッチ色表示ウィンドウ
803 「カラーパッチ」ドロップダウンリストボックス
811,812,911,912,921,922 カラーパッチ
900 第2のカラーパッチ色表示ウィンドウ
904 「色変換前カラーパッチ」ドロップダウンリストボックス
906 「色変換表示」ボタン
907 「デバイス値入力」ボタン
960 色変換表示ウィンドウ
970 デバイス値入力ウィンドウ
961,962 座標点

Claims (15)

  1. 画像データに従って画像を表示する画像表示部と、
    前記画像表示部に表示された画像上における複数の位置を操作に応じて指定する位置指定部と、
    前記位置指定部によって指定された複数の位置を結ぶ線上の各位置における前記画像の各色を所定の色空間における座標のグラフで表示する色グラフ表示部とを備えたことを特徴とする画像色表示装置。
  2. 前記画像データが、画像データと画像とを媒介する所定のデバイスに依存したデバイス色空間の座標で画像の色を表現したものであって、
    前記色グラフ表示部が、前記デバイス色空間における座標のグラフで画像の色を表示するものであることを特徴とする請求項1記載の画像色表示装置。
  3. 前記色グラフ表示部が、画像データと画像とを媒介する所定のデバイスによって、前記画像表示部で用いられた画像データが媒介される場合に再現される画像の色を、デバイスに非依存の非依存色空間における座標のグラフで表示するものであることを特徴とする請求項1記載の画像色表示装置。
  4. 前記色グラフ表示部が、画像データと画像とを媒介する所定のデバイスによって再現可能な色範囲も前記グラフに表示するものであることを特徴とする請求項1記載の画像色表示装置。
  5. 前記画像表示部が、複数の画像を並べて表示するものであり、
    前記位置指定部が、前記画像表示部に表示された複数の画像のうちの第1の画像上における複数の位置を操作に応じて指定するものであり、
    前記色グラフ表示部が、前記位置指定部によって指定された複数の位置を結ぶ線上の各位置における前記第1の画像の各色を、前記所定の色空間における座標のグラフで表示すると共に、前記複数の画像のうち第2の画像における、前記線上に相応する線上の各位置における各色も、該グラフに表示するものであることを特徴とする請求項1記載の画像色表示装置。
  6. 前記画像表示部が、前記第2の画像として、前記第1の画像に対して所定の色変換が施されてなる画像を表示するものであることを特徴とする請求項5記載の画像色表示装置。
  7. 前記第1の画像における各色と、前記第2の画像における各色との対応を図示する対応図示部を備えたことを特徴とする請求項5記載の画像色表示装置。
  8. 画像データと画像とを媒介する所定のデバイスに依存したデバイス色空間における複数の座標点それぞれが表す色を有する複数のカラーパッチを表示するカラーパッチ表示部と、
    前記カラーパッチ表示部に表示された複数のカラーパッチのうちから複数のカラーパッチを操作に応じて指定するカラーパッチ指定部と、
    前記カラーパッチ指定部によって指定された複数のカラーパッチそれぞれの色を表した前記デバイス色空間における複数の座標点を結ぶ線上の各座標点が表す色を所定の色空間における座標のグラフで表示する色グラフ表示部とを備えたことを特徴とする画像色表示装置。
  9. 前記色グラフ表示部が、前記デバイス色空間における座標のグラフで画像の色を表示するものであることを特徴とする請求項8記載の画像色表示装置。
  10. 前記色グラフ表示部が、前記線上の各座標点が表す色を前記デバイスが再現するときの色を、デバイスに非依存の非依存色空間における座標のグラフで表示するものであることを特徴とする請求項8記載の画像色表示装置。
  11. 前記色グラフ表示部が、前記所定のデバイスによって再現可能な色範囲も前記グラフに表示するものであることを特徴とする請求項8記載の画像色表示装置。
  12. 前記色グラフ表示部が、前記カラーパッチ指定部によって指定された複数のカラーパッチそれぞれの色を表した前記デバイス色空間における複数の座標点を結ぶ線上の各座標点が表す色を、前記所定の色空間における座標のグラフで表示すると共に、それらの各座標点が表す色に所定の色変換が施されてなる色も該グラフに表示するものであることを特徴とする請求項8記載の画像色表示装置。
  13. 前記各座標点が表す色と、その色に前記所定の色変換が施されてなる色との対応を図示する対応図示部を備えたことを特徴とする請求項12記載の画像色表示装置。
  14. 画像データに従って画像を表示する画像表示部と、
    前記画像表示部に表示された画像上における複数の位置を操作に応じて指定する位置指定部と、
    前記位置指定部によって指定された複数の位置を結ぶ線上の各位置における前記画像の各色を所定の色空間における座標のグラフで表示する色グラフ表示部とを有することを特徴とする画像色表示プログラム。
  15. 画像データと画像とを媒介する所定のデバイスに依存したデバイス色空間における複数の座標点それぞれが表す色を有する複数のカラーパッチを表示するカラーパッチ表示部と、
    前記カラーパッチ表示部に表示された複数のカラーパッチのうちから複数のカラーパッチを操作に応じて指定するカラーパッチ指定部と、
    前記カラーパッチ指定部によって指定された複数のカラーパッチそれぞれの色を表した前記デバイス色空間における複数の座標点を結ぶ線上の各座標点が表す色を所定の色空間における座標のグラフで表示する色グラフ表示部とを有することを特徴とする画像色表示プログラム。
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JP2012231388A (ja) * 2011-04-27 2012-11-22 Konica Minolta Business Technologies Inc 色変換テーブル編集装置
US11849095B2 (en) * 2022-01-31 2023-12-19 Seiko Epson Corporation Profile creation device and method generating and displaying input and output device color gamuts as 3D images

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