JP2006029411A - 継手接続管用止水栓と該止水栓を備えた継手接続管 - Google Patents

継手接続管用止水栓と該止水栓を備えた継手接続管 Download PDF

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Abstract

【課題】
配管内部の流体を管外に排出するために設けられた継手接続管と、該継手接続管を密栓する止水栓で、継手接続管への止水栓のつけ外しが簡単で、止水栓が継手接続管から不用意に脱落せず、栓の開閉が外観から判別でき、流体排出の効率が良いものを提供する。
【解決手段】
継手接続管の水抜き管外周に、凸部と両端がクサビ形状に形成されたリード溝を設け、止水栓には可撓性があり先端同士がリングにてつながれた腕部を形成、リング内周には凸部と、前記リード溝内に係止する、側面がクサビ状に形成された係止部を形成し、さらに止水栓の軸部の断面積は水抜き管内側の断面積より小さいサイズに形成、軸部付根部分には溝を形成し、該溝に密栓用のOリングを配した。
【選択図】
図3

Description

本発明は給水・給湯や床暖房等の設備機器に使用する、継手接続管用止水栓と該止水栓を備えた継手接続管に係り、特に、外部から供給された水などの液体、不凍液、流体熱媒または蒸気等の流体(以下流体という)を任意の配管に供給する継手接続管で、該配管内部の流体を管の外部に出すために設けられる継手接続管用止水栓と該止水栓を備えた継手接続管に関する。
寒冷時に各種の配管内に水などの流体が残留したまま放置されてしまうと、該配管内の流体が凍結して体積が膨張し、管を破損する恐れがある。流体の凍結を防止するため、また検査や修理のために配管内部の流体を管の外部に出す目的で、配管には水抜き用の流体の出口と、配管に流体を通して通常使用する際に水抜き用の出口から水が漏れ出ないよう止水する止水栓が備えられている。
従来、止水栓を継手接続管に取り付ける方法は、止水栓とその取り付け部分に設けられたネジ部の螺合によるものが多く、これらの止水栓は、詳細は省略するが図35〜図39に示すような構造になっており、止水栓81を、継手接続管82の水抜き口4へ付け外しするには、継手接続管82側のネジ部84に止水栓81側のネジ部83を螺合させる必要があった。
また前記ネジ式以外の形状の止水栓は、止水栓または継手接続管の取り付け部分に設けられた段差部分とOリングやパッキン等の弾性部材とを密着嵌合させる方式のものがほとんどであった。(例えば、特許文献1参照)
特開平10−292442公報
上記の従来品である止水栓と継手接続管との取り付け部分の構造は止水栓・継手接続管双方に形成したネジ部を螺合させる方式であるため、ネジ部分等の製造が難しくコストがかかる。従来品が金属製であった場合、鋳型で外形を成形した後に本体内側に穴を掘って管を貫通させるか、金属加工を前提とした形状となり、やはり手間とコストがかかる。
また、使用時に継手接続管内部の流体を抜くために止水栓を開閉するにはネジ部分を何回も回さねばならず、作業に手間と時間がかかり面倒である。このような止水栓で閉栓する場合、作業者が何回ネジを回せば良いかわかりづらいため、回しすぎてネジを壊してしまう可能性があった。また、止水栓を開ける際、ネジを回しきると止水栓が継手接続管から外れ落ちてしまい、止水栓を紛失することがよくあった。
図35〜39に示す従来品の例では止水栓のネジ部分を全部回さずとも、少し回して継手接続管と止水栓との間に隙間をつくるだけで該管内部の流体は外部へと漏れ出すようになっているのだが、継手接続管内部の流体からの押圧力が強い場合、徐々に止水栓が流体により押圧されることにより、止水栓のネジ部分が回って緩んでしまい、継手接続管から止水栓が脱落してしまう可能性がある。上記のような止水栓の脱落や紛失を防止するためには、止水栓を継手接続管と繋いでおくための別部品が必要となり製造コストが上昇し、部品の組み立ても必要になるため作業に手間もかかるという問題点があった。
そして、長期にわたり該従来品のネジ螺合式止水栓を使用した場合、継手接続管内部の流体からの押圧力が止水栓にかかると、止水栓のネジ部分が閉栓状態においても徐々に緩んで回り、これにより出来た継手接続管と止水栓との隙間より管内部の流体が漏れ出て、最悪の場合は止水栓が回りきって継手接続管から外れるなどして、漏水事故を起こす恐れがあるという重大な欠点があった。現状は上記のような漏水事故を防ぐ目的で、止水栓が緩むと該止水栓を使用している機器のセンサーにエラー認識されるような対応策をとっているが、止水栓が緩む度に機器にエラー表示が出て修理員が呼び出され、対応に費用がかかるという問題があった。
加えて、部品の輸送中や取り付け作業中に継手接続管または止水栓のネジ山部分に傷をつけてしまうと、使い物にならなくなるという欠点があった。
上記のネジ螺合式従来品の問題点を解決するために、止水栓を継手接続官に嵌め込む方法を採用したものがある。一例として前記、特開平10−292442公報(特許文献1)が挙げられる。これは製作が容易な形状で、かつ止水栓の取り付け、取り外しの際の操作は簡単になった。しかしながら、接合円筒部の内壁に設けられた溝に装着された弾性部材Oリングと、止水栓外周に形成された段差部との係合のみによって固定保持されているため、止水栓を保持する力が弱く、管体内を通る流体による止水栓を押す圧力が強くなった場合の保持力に不安が残る。また長期にわたって使用された場合、止水栓の取り付け、取り外しを繰り返すうちにOリングが磨耗や変形によって劣化し、さらに保持力が弱まり栓の機能を果たさなくなるという難点がある。
本発明は上述した従来の止水栓と継手接続管との取り付け手段の問題点を解決するため、次のような構成を採用している。
つまり本発明は、熱源機等の機器に使用する、外部から供給される流体を通す管と管を接続し、該管内部の流体を外部に排出する目的で使用する継手接続管と、該継手接続管と一体に設けられた流体を排出するための水抜き管に取り付けて使用し、水抜き管を密栓する(閉栓する)止水栓に係る発明である。該止水栓には、止水栓の軸部から分岐した形状で軸部と一体に、可撓性のある腕部が一つまたは複数形成されており、該腕部の先端には係止部が形成されている。
前記継手接続管には流体を通し、かつ各種配管に接続するための流入口と流出口が縦一本の管の両端に設けられ、その管の途中から水抜き管が分岐して設けられていて、略Tの字を90度横に倒したような形で一体に形成されている。加えて、水抜き管の外周には止水栓の係止部を取り付けるためのリード溝が一体に形成されている。
前記リード溝は水抜き管外周に、水抜き管の開放端から継手接続管との分岐部に向けて、略45度程度のリード角をとって一箇所または複数箇所形成されている。なお、該リード溝の溝始まり部分と溝終わり部分の端と、前記止水栓の係止部の端は互いに嵌合するようクサビ形状に形成されている。
前記水抜き管外周に設けたリード溝の両端、溝始まりと溝終わり付近に、水抜き管内部の流体が通る方向に対して垂直方向に直線状になるようストレート部を形成し、水抜き作業中も前記止水栓の係止部側面が該ストレート部に係止するようになっている。
前記止水栓の腕部先端には、該腕部と一体に可撓性のあるリングが腕部と腕部をつないで形成されており、該リング内周には前記係止部がリングと一体に形成されている。
前記継手接続管の水抜き管外周と前記リング内周にはそれぞれ凸部を一箇所または複数箇所形成し、前記止水栓の開閉作業時に該止水栓のツマミ部を手などで持って回転させると、止水栓の凸部が水抜き管の凸部を乗り越えて作業者の手にクリック感を感じさせ、また止水栓が水抜き管を密閉(閉栓)している際は、該水抜き管外周の凸部が止水栓のリング内周に当たりリングが撓まない形状に形成されている。
前記止水栓が開栓状態にある際は、前記リング外周の、係止部から約90度離れた部分を手指などでリング中央方向へ押すと、リングが撓むため、これに伴い前記腕部がリングの外周方向へと開くため係止部がリード溝から離れ、止水栓を水抜き管から取り外すことができる。
前記止水栓の軸部の、前記水抜き管内に保持される部分の断面積(軸部の長手方向に対して垂直な断面とする)は、水抜き管の内部空間の断面積(水抜き管の長手方向に対し垂直な断面とする)よりも小さいサイズに形成されていて、止水栓の軸部の、付根部分の断面積は水抜き管内を密に閉栓状態にするサイズに形成されている。
前記止水栓の軸部の、水抜き管内に保持される部分は、後述する実施例では水抜きの効率を良くするため、断面が略十字形の柱状になるよう、また別の実施例では円柱に十字形の空間を設けたすり割り形状になるよう形成されているが、水抜き管の内部空間のサイズよりも小さく水抜きの効率が良い形状に形成されていれば良いので、軸部分の形状はこれに限定しなくても良い。
前記止水栓には、止水栓の軸部と一体にツマミ部が形成されており、該ツマミ部には一般の各種工具(例えば、六角レンチ、スパナ、ドライバー等)が嵌合する形状に外形、または軸部中心に凹部や溝が形成されている。後述する実施例では、ツマミ部の外形や凹部を略六角形、溝を十字形で示したが、使用する工具に合わせてこの凹部、溝、外形は形状変更しても構わない。
また、前記止水栓のツマミ部には、該ツマミ部の外周方向へ延設された指掛け部が一体に形成されている。止水栓の回転と一致して該指掛け部の位置も相対的に回転し角度が変わる。実施例では指掛け部の形状を板状にて表したが、使用する状況により滑り止めの溝を形成したり、指掛け部の先端にソリをつけたりする等、形状変更しても良い。
前記止水栓に形成された係止部は、前記水抜き管のリード溝に引っ掛かるように形成されていて、該係止部がリード溝に引っ掛かっている状態において、止水栓のツマミ部を回すことにより、相対的に該係止部がリード溝内を摺動する。これにより止水栓の軸部は回転しながら水抜き管内の、分岐部から水抜き管の先端部分との間を移動する。
前記止水栓の軸付根部分には、前記水抜き管に取り付けた際に水抜き管を密閉状態にするためのOリングが配されており、該Oリングの取り付け位置にはOリングよりすこし幅広の溝を形成してOリングが僅かに溝内で動くようにし、該溝内の軸寄りの底部にはさらに深溝を形成してある。
なお、前記Oリングの取り付け位置は、止水栓が閉栓状態にある時は水抜き管内に入り込み、水抜き管外側からは目視できない位置で、止水栓が開栓状態にある時は水抜き管外に出て目視できる位置になっている。
また、上記とは別の実施例に示すが、前記継手接続管の水抜き管外周のリード溝終わりから、さらに溝を続け水抜き管外周上に延長して一周させ、リード溝の途中につなげて形成したものもある。
前述の止水栓と該止水栓を備えた継手接続管は、合成樹脂等の可撓性と剛性を併せ持つ材料、Oリングは弾性のある材料(一例としてゴムやエラストマーや、これらを混ぜたもの)を使用すると良い。
本発明は上記のように構成されているので、次に記載する効果を奏する。
請求項1の発明によれば、止水栓本体と係止部とを合成樹脂等で一体に成形すると、従来の止水栓(止水栓と止水栓の脱落を防止するための別パーツが必要なもの)に比べ部品点数が少ないため安価で軽量なものを作成できる上に、樹脂の撓む性質を利用して、可撓性のある腕部や係止部を備えたリングを撓ませてワンタッチで止水栓を継手接続管に取り付けることができるので、特別な工具も不要で作業が簡単に短時間で済むという利点がある。
請求項1の発明によれば、継手接続管のリード溝の溝終わり部分と、該リード溝に係合する止水栓の、係止部の端部の形状は、互いに嵌合し合うクサビ形状になるよう傾斜をつけてあるため、リード溝内の溝終わりに係止部28が到達した場合、係止部の端部はリード溝の溝終わり部分に当接して係止し、互いに引っ掛かっている状態になり外れなくなる。以上により、止水栓を閉める時に止水栓のツマミ部を強い力で回そうとしても、止水栓の係合部が滑って継手接続管のリード溝から外れたりすることは無く、回しすぎによって不用意に止水栓を継手接続管から外したり壊したりしてしまうことを防ぐことができる。また、係止部と一体に形成された腕部やリングが、何らかの外力により広がる方向に引っ張られたとしても、係止部と溝終わり部分が外れないため、止水栓が不用意に継手接続管から外れてしまうことがない。
同様に、継手接続管のリード溝の溝始まり部分と、該リード溝に係合する止水栓の、係止部の端部の形状も、互いに嵌合し合うクサビ形状になるよう傾斜をつけてある。このため、リード溝内の溝始まりに係止部28が到達した場合、係止部の端部はリード溝の溝始まり部分に当接して係止し、互いに引っ掛かっている状態になり外れなくなる。以上により、止水栓を開栓する時に止水栓のツマミ部を回しても、止水栓の係合部が滑って継手接続管のリード溝から外れたりすることは無く、回しすぎによって不用意に止水栓を継手接続管から外して紛失してしまうことを防ぐことができる。また、係止部と一体に形成された腕部やリングが、何らかの外力により広がる方向に引っ張られたとしても、係止部と溝始まり部分が外れないため、止水栓が継手接続管から不用意に外れてしまうことがない
前記止水栓の係止部は、継手接続管の管の外周に略螺旋状に形成されたリード溝内を移動するので、リード溝内に係止させるため通常は略半球形状をしたものが多いが、本発明実施例に係る止水栓の係止部は略四角形に形成されているため、丸い形状のものと比べ止水栓の腕部やリングと接する面積が広くなり強度が増すため、係止部が腕部やリングから壊れて取れてしまうことが従来品より少なくなる。
後述する実施例にて開示するが、継手接続管に形成するリード溝を二重に形成し、それに合わせ係合する止水栓の係止部も数を増やすと、止水栓が継手接続管に係合する力をさらに増すことが可能である。
請求項3または4の発明によると従来品と比べ本発明の止水栓は、密に閉栓するためのOリングを止水栓の軸付根側に配設した上、止水栓の軸の断面形状を、軸の断面積が水抜き管の断面積(水抜き管の長手方向に対し垂直な断面とする)よりも小さくなるよう形成した。後述する実施例では、軸を断面が略十字形の柱状もしくは円筒に一箇所以上の空間を設けた十字形のすり割り形状に形成した。よって止水栓を水抜き管から完全に外さずに、少し回転させてずらすだけで管内部の流体を水抜き管と軸部の隙間を通して外部へと排出することが可能で、なおかつ、従来品に比べて水抜き管内部の流体が流れる方向への、流体に対して軸部分が当たるための抵抗は少なくなっているため、水抜き管外への流体排出流量を、同じ時間あたりで多くすることが出来た。これにより水抜き管からの水抜きを効率よく行うことが出来、作業時間を短縮できる。
また、継手接続管の水抜き管のリード溝両端(溝始まりと溝終わり部分)にはストレート部が設けてあり、水抜き管内の流体が通る方向に対して垂直方向に直線状に形成されている。該リード溝のストレート部側面は、水抜き管の外周に対して垂直に形成されていて、止水栓の係止部側面が当接して係止し、移動しないようになっている。このため水抜き管内部の流体からの押圧力が止水栓にかかった場合も、止水栓係止部がリード溝両端のストレート部から外れることは無く、該ストレート部に係止したまま動かない。よって、止水栓を閉めた状態で水抜き管の密栓状態を保ち、管内部の流体から押圧力がかかった場合に止水栓が緩んで起こる水漏れ事故や止水栓の脱落を防ぐことができる。
同様に、止水栓を開けた状態でも、水抜き作業中に該止水栓を継手接続管から外さないまま水抜き作業を行うことができるため、従来品のように取り外して止水栓を紛失する心配も無い。
請求項5の発明によると、止水栓のツマミ部は略六角に形成された凹部26があり、さらに十字溝19が形成され、ツマミ部の外形もスパナやレンチ、ドライバー等の、一般の工具と嵌合するよう形成されているので、これら工具を使用して止水栓を回して栓を開閉することができ、人間の手が入らないような狭い場所でも止水栓の開閉作業が可能である。
さらに、止水栓のツマミの指掛け部には一本または複数本の滑り止め溝を形成してあるので、手で止水栓を開閉する際の作業時に手が滑りにくいため、さらに使い勝手が良くなっている。
請求項5の発明によると、止水栓のツマミ部からツマミ部外周方向へ延設された指掛け部は、栓の開閉動作、つまり止水栓を回すと、止水栓の動きと一致して回る。後述する実施例において、止水栓の係止部とツマミ部は一体に形成されていて、係止部が水抜き管のリード溝内を移動すると、止水栓の軸部やツマミ部が相対的に約90度回転するようにリード溝の角度や長さを計算して形成してあるため、止水栓の閉栓状態と開栓状態では指掛け部の角度が約90度変わるようになっている。
このため、指掛け部の位置、角度によって、一目見ただけで止水栓の開閉状態が判別可能であり、止水栓の閉め忘れも防ぐことができるので大変便利である。また、ツマミ部を約90度回転させるだけで止水栓による水抜き管の開閉ができるので、何度も止水栓を回す必要があった従来品(ネジ嵌合式)と比べ、開閉作業が簡単になった。
従来品は水抜き管を密栓するためのOリングが止水栓先端付近に配されており、止水栓を水抜き管に取り付け使用する際は、止水栓に配されたOリングを水抜き管内の最奥部まで挿入せねばならない。作業者が止水栓を水抜き管にまっすぐに差し込むことが出来れば問題は無いが、作業スペースが狭い等の理由により、止水栓を斜めにしたまま水抜き栓に差し込んでしまうと、Oリングが水抜き管の内壁に当たり、該内壁との摩擦によってOリングが摩滅し劣化するという欠点があった。しかし、請求項6の発明によると、本発明の止水栓においてはOリングの取り付け位置、つまり溝を軸の付根側に形成した。このため、Oリングが水抜き管内を通過する距離が比較的短くなった上、Oリングが水抜き管内に入り込む時には、それ以前に止水栓の軸は先端からOリングの手前までの部分が水抜き管に入っているため、止水栓の挿入角度が適正になり、Oリングの摩滅による劣化を軽減する事ができ、止水栓の開閉操作が楽になった。そして、軸(継手接続管の水抜き管内に挿入する部分)を長く形成してあるので、継手接続管に取り付けた際に、がたついて外れることがない。
さらに、水抜き管内に挿入されて止水栓が閉栓している状態ではOリングは水抜き管内に入り込んでいるために目視できず、開栓している状態ではOリングが外側から目視できる位置に来るように形成した。これにより、Oリングが目視できるかどうかで止水栓の開閉状態を一目で見分けることができる。尚、目立つ色のOリングを使用するとさらに判別しやすい。
請求項6の発明によると、止水栓のOリングを装着する部分である溝は、Oリングの幅より僅かに広く形成され、さらに溝内の軸寄りの底部には深溝を形成してある。止水栓を水抜き管に挿入するとOリングは水抜き管内壁との摩擦により、溝内のツマミ部に近い側へと摺動して水抜き管内壁と溝に当接し、水抜き管内を密閉(閉栓)状態にする。
止水栓を水抜き管から外す時は、Oリングは水抜き管内壁との摩擦により溝内を摺動し、溝内の軸側に移動する。溝の軸側の底部には深溝が形成されていて、Oリングが深溝内に入ると、Oリングと水抜き管内壁との接触面積が少なくなる。
よって止水栓を外す際、Oリングと水抜き管内壁との摩擦が少なくなるため、開栓動作に対する抵抗が少なくなるため、作業者は少しの力で開栓することができる。
再度、水抜き管に挿入する際にはOリングが(水抜き管内壁との摩擦により)再び溝内側を摺動してツマミ部に近い側へとスムーズに摺動する。以上により、止水栓を水抜き管に出し入れする際にはOリングが溝内で動くため、水抜き管の開栓・閉栓動作(止水栓の出し入れ)に対する抵抗が少なく、作業者は少しの力で開栓・閉栓動作をすることが出来る。また、溝内に予めグリースなどの潤滑剤を塗布しておくとさらに水抜き管の開閉作業がスムーズになる。
従来品の継手接続管は、水抜き流路6管内の分岐部7に近い部分が、管の内径の中心方向へテーパーを施されているため、少しずつ管の内径が小さくなっていく形状となっている。このテーパー部と止水栓Oリングのシールにより水抜き流路内部を密閉していることから、流路形状がテーパー部で細く形成されているため、流体が流れにくく水抜き効果が悪かったが、本発明の継手接続管は水抜き管内の流路を同一内径の管状にして広く形成したので、流体の流量を従来品より増すことができ、水抜き効率がさらに良くなった。
従来品の止水栓は爪部(本発明実施例では係止部に相当する)のみで止水栓を継手接続管のリード溝に係止させているが、爪部に何かが当たる等の外力が不意に加わって、爪部が撓み、リード溝から不用意に外れてしまう可能性があった。請求項2の発明によると、本発明実施例の止水栓はリング21を係止部と一体に形成して係止部を補強しており、係止部が何らかの外力がかかることにより外側(リングの外周方向)に撓んでしまうことを防いでいるので、係止部がリード溝から不用意に外れる心配が無い。これにより、止水栓の脱落、紛失等の心配の無い、さらに信頼性が高い止水栓を提供できる。
請求項2の発明によると、水抜き管を開栓している状態で止水栓のリングを外側から、リングの上下方向(腕部と腕部の間の部分)を指等で潰すように押し、横方向へ膨らむよう撓ませて変形させると、腕部がリング外周方向へ向かって開き、腕部先端に設けられた係止部が水抜き管のリード溝から外れるので、止水栓を水抜き管から取り外す事ができる。
請求項2の発明によると、継手接続管の水抜き管外周には凸部が設けられており、止水栓のリング内側にも凸部が設けられている。継手接続管の凸部と止水栓のリング内側の凸部は、止水栓を継手接続管に装着して閉栓状態にする際、止水栓のリング内側の凸部が継手接続管の凸部を乗り越える位置にそれぞれ形成されている。このため栓の開閉操作の際には凸部が凸部を乗り越える際に起こるクリック感を出す事ができ、作業者は栓の開閉操作の終わりをクリック感にて感じとることができる。このため、回しすぎ等による止水栓の破壊を防ぐことができる。
また、閉栓状態では、継手接続管の凸部が止水栓のリング内側に当たるため、止水栓のリングを外側から指などで押してもリングは潰れず、腕部がリングの外周方向へ開かない。これにより、係止部はリード溝内から外れないので止水栓も継手接続管から外れない。
後述する実施例にて示すが、継手接続管の本体側の管外周に、管の外周方向へ向けて延設されたツバ部を設け、また、該管外周の、ツバ部とは適度な距離をあけ、かつ、ツバ部と対向する位置に板押さえ部を一箇所ないし複数箇所設ける。なお、ツバ部には一箇所もしくは複数箇所、管の外周方向へさらに延設された部分44を形成し、延設部分44の先端には凸部45を形成する。ツバ部の形成場所は限定せず、継手接続管の取り付け場所(機器筐体、取り付け用穴の場所)に合わせて形成する。
この継手接続管を熱源機等使用機器に取り付ける際、使用機器の筐体の固定部(板金など)に図21に示すような取り付け孔を予め開口形成しておき、この取り付け孔に継手接続管を流入口側から(継手接続管の向きは図19に示す状態で)まず通す。続いて板押さえ部を通したら、継手接続管を図21に示す矢印D方向へ90度回転させる。すると、ツバ部と板押さえ部の間に固定部が挟まり、固定部に継手接続管が係止した状態となる。続いて、固定部に予め形成された孔39に凸部45を嵌め込むと、継手接続管は固定されて回転しなくなる。以上により、継手接続管を使用機器の筐体固定部に簡単に、工具やネジ等の接続部品も使わずに取り付けることが出来、作業効率がさらに良くなる。
請求項7の発明によると、継手接続管の水抜き管外周に設けたリード溝を、溝終わり部分から延長して、その延長先を該リード溝の途中につなげて形成した。これにより、前記止水栓を閉栓するために回しすぎた時に、前記止水栓の係止部がリード溝から外れることがなくなり、止水栓の脱落や紛失を防ぐことができる。溝終わり部分からリード溝の延長部分に入る箇所には段差を設けてあるので、作業者の手には止水栓の係止部が該段差を乗り越えて、リード溝の延長部分に入る際にクリック感を感じさせるので、作業者は回しすぎに気付くことが可能である。
次に、本発明の一実施例の形(以下、「実施例」という)について、図面に基づいて詳しく説明する。
図1は本発明実施例に係る継手接続管1を表す正面図である。継手接続管1は一本の管状になっており、その片方の端に水などの流体の入り口となる流入口2と、もう一方の端に流体の出口となる流出口3を備えている。流入口2と流出口3はそれぞれ、各種配管に取り付けて使用できるように形成してある。該継手接続管1の流入口2と流出口3との途中には分岐部31があり、該分岐部31から管が分岐した形状になっている水抜き管4を備えている。継手接続管1全体の形状は略Tの字を90度横に倒したような形状である。
前記水抜き管4は、水抜き作業の際に継手接続管内部の流体を外に出すための管であり、かつ止水栓13を保持するためのものである。水抜き管4の外周表面部分には、水抜き管4の先端付近から分岐部31方向へと略45度程度のゆるい螺旋を描いてリード溝5が形成されている。該リード溝5は、後述する止水栓13の係止部28を係止させるためのものである。
上記リード溝5は略45度とリード角を大きく取ることにより、(従来のネジ螺合式のものに比べて)止水栓が少ない回転で長い距離を移動することができる。該リード溝は、この実施例においては180度間隔で2本設けられているが、円滑に移動するため2本以上設けることが望ましい。複数形成すると止水栓13の係止部28を安定して係止させることができる。
図2は該継手接続管1に取り付けて使用するための、止水栓13を表す正面図である。(但し、止水栓13のOリング16は細部を見やすくする為、一部切断面で表されている。)止水栓13は、軸部19と軸部と一体に形成されたツマミ部14と、ツマミ部から延設して形成された指掛け部15、軸部19とツマミ部14の境目から分岐して形成された腕部20と、腕部20同士の先端をつないで補強するため環状に形成されたリング21と、軸部の付根付近(ツマミ部14との境目付近)には溝17が形成され、さらに溝17部分に取り付けられたOリング16にて成る。
図3は上記継手接続管1に上記止水栓13を取り付けたところ、つまり、継手接続管1の水抜き管4に、止水栓13の軸部19を挿入し、係止部28をリード溝5に係止させている状態を示す。水抜き管4に止水栓13を取り付けるには、水抜き管4の挿入用溝10に止水栓13の係止部28を嵌合させ、同時に止水栓13の軸部19は水抜き管4内に挿入する。この状態で止水栓13をリード溝の方向へ強い力で回転させると、止水栓13のリング21が変形して係止部28は挿入用溝10とリード溝5の間を仕切る壁を乗り越え、リード溝5に嵌まり込む。以上の方法により止水栓13を水抜き管4に取り付ける。図4は図3の状態から、止水栓13を回転させ、止水栓13にて継手接続管1の水抜き管4を閉栓している状態を示す。通常、継手接続管1を使用する際は水抜き管4は閉栓された状態である。検査等で継手接続管1内部の流体を排出させたい場合には、止水栓13を回転させて水抜き管4を図3に示した開栓状態にする。
止水栓13に形成された係止部28は、前記水抜き管4のリード溝5に引っ掛かるように形成されていて、使用時には係止部28がリード溝5に引っ掛かけてある状態において、止水栓13のツマミ部14を回すことにより、相対的に該係止部28がリード溝5内を移動する。これにより止水栓14の軸部19は回転しながら水抜き管4内を左右(図3に示す矢印E方向とその逆方向)に移動する。
図5は図3の右側面図の、止水栓13のみを示した要部拡大図である。止水栓13のツマミ部14は、外形が略六角形に、また、軸部分の内側に略六角形の凹部26が形成され、さらに略六角形の凹部内部の奥には十字溝27が形成されている。これは、各種の六角レンチやドライバー等、一般の工具に合う形状となっており、止水栓13を開閉する際、工具を使っての操作も出来るように配慮してある。これらの形状は外形や略六角形の凹部や十字の溝に限定せず、使用する工具に合わせて変更しても良い。
また、手で操作する際に滑らず作業性が良くなるよう、ツマミ部14の指掛け部15には滑り止め溝を一本〜複数本形成した。この他、図42に表すように、ツマミ部14の外形を略六角形状に形成、ツマミ部14の軸部分の内側には六角形の穴26を形成し、さらに六角形の穴26は中心に向かって段階的に小さな六角形になるよう形成した。これにより、外側からの工具による操作も可能である上、軸部分内側の六角形の穴26は様々なサイズの工具を嵌合させることが可能になる。
止水栓13の軸部19の付根部分(ツマミ部14との境目付近)には、軸外周をぐるりと囲んで溝17が設けられていて、該溝17内の軸寄りの底部にはさらに深く、深溝18が形成されている。溝17には、各種ゴムやエラストマー等の、もしくはそれら2種以上を混合した弾性材料にて形成されたOリング16を装着しておく。溝17は装着するOリング16の幅より僅かに広く形成し、さらに溝17内にはグリース等の潤滑剤を塗布しておくことが望ましい。
図43、図44は止水栓13の溝17を示す要部拡大図である。図43は、水抜き管4が開栓状態で、止水栓13の軸部19を水抜き管4の開放端から差し込んだところを表す。Oリング16が水抜き管4の外側から見えているので、開栓状態であることが判別できる。この状態から、止水栓13の軸部19を水抜き管4の内部へと押し込むと、Oリング16は水抜き管4の内壁との摩擦によって深溝18から溝17(止水栓13のツマミ部14付根側)へと移動し、図44のようになる。図44は水抜き管4がOリング16によって閉栓された状態で、止水栓13が水抜き管4に完全に入り込んだところを表す。
図6は図5の背面図である(止水栓13のみ示す)。図7は図3の断面図で、止水栓が開栓している状態を示す。図8は図4の断面図で、止水栓が閉栓している状態を示す。止水栓13の軸部19の付根部分(ツマミ部14との境目付近)は円柱状に形成され、その外周は継手接続管1の水抜き管4の内部空間をぴったりと塞ぐサイズに形成する。さらに該円柱状の部分に前述の溝17や深溝18が形成されていて、Oリング16が装着される。Oリング16によって水抜き管4の内部空間を密栓状態する。図6に示すように、軸19の先端側は断面が十字形のリブ状に形成されている。図9は図3に示した止水栓の拡大図であり、溝17や深溝18を見やすくするためOリングを省略して表す。s
図10は図3と同じ図である(図3に全ての番号と矢印を記入すると、図が見づらくなるため別図にて表した)。
図14は図10の右側面図で、H−H矢印部分で切断し、矢印Hと反対向きに見た状態を表す。なお、止水栓13と水抜き管4は断面図にて表す。継手接続管1の水抜き管4に止水栓を取り付けるため、止水栓の係止部28を取り付け用溝10内に摺接させたところである。図15は図14の状態から、図14に示す矢印C方向へ止水栓13を回転させ、係止部28がリード溝5に入ることにより止水栓13を水抜き管4に係止させたところを示す図である。図14と同様、止水栓13と水抜き管4は断面図にて表す。
本発明実施例にかかる継手接続管1を取り付けた熱源機等を通常使用する際、流入口2から継手接続管1内に入った流体は図3、図8、図16等に示す矢印A方向へ流れ、流出口3から流出する。このうち分岐部31経由で水抜き管4に流入した流体は、水抜き管4内部を、止水栓13の軸部19の付根部分にあるOリング16が完全に密栓状態にしているため、水抜き管4からは外部へ流出できず、最終的には流出口3へ流れてゆき継手接続管1外へと流出する。
図13は図2に示した止水栓13のF−F矢視断面(要部拡大)図である。軸19部分とツマミ部14は省略してある。止水栓13の腕部20と腕部20先端をつないで形成されたリング21の内周側には係止部28が凸状に形成されている。
図11は図4のG−G矢視断面図であり、止水栓13が水抜き管4内に挿入されて水抜き管4を閉栓している状態を示す。止水栓13のリング21内周側には、上記係止部28が凸状に形成されていて、該係止部28の端部29、29はクサビ形状に形成されている。水抜き管4のリード溝5の溝終わり8もこの端部29と係合するクサビ形状に形成されている。止水栓13を閉めると、端部29が溝終わり8にしっかりと係止するため、それ以上は閉栓方向(図11に示す矢印Bの反対方向)へは回転できず、腕部20も外側(リング21外周方向)へ開かないようになる。
図11の状態から止水栓13を図11に示す矢印B方向へ回転させると、係止部28はリード溝5内を溝終わり8から溝始まり9側へ移動し、図12に示す状態となり、止水栓13の付根部分のOリング16は水抜き管4内から出る。以上により、Oリング16による密栓状態が解除されるため水抜き管4は開栓される。継手接続管1内の流体は流入口2から分岐部31を経て、水抜き管4内を図7、図8に示す矢印E方向へ向かって水抜き管4と止水栓13の軸19の先端部分との隙間を通り、水抜き管4の開放端(つまり出口)から流出する。流体を水抜き管外部に出す水抜き作業の際、なるべく流体への抵抗が少なくなるよう、水抜き管4は内部を一定の径の円管状に、軸19先端の形状は断面が十字形の柱状に形成した。
図15は水抜き管4を開栓している状態を表す図である。リード溝5の溝始まり9は止水栓13の端部29と係合するクサビ形状に形成されていて、止水栓13を開栓すると、端部29が溝始まり9にしっかりと係止するため、それ以上は開栓方向(図14に示す矢印Cの反対方向)へは回転できず、腕部20も外側(リング21外周方向)へ開かないようになる。
図17は水抜き管4と止水栓13の要部拡大図であり、止水栓13が水抜き管4を閉栓している状態を示す断面図である。止水栓13の軸部19は水抜き管4内部の流体から、図17に示す矢印E方向への押圧力を受けるが、止水栓13は係止部28の側面50がリード溝5のストレート部7の側面に係止しているので移動しない。よって、止水栓13は水抜き管4を閉栓した状態を保つ。
同様に、止水栓13が水抜き管4を開栓している時は、止水栓13の軸部19は水抜き管4内部の流体から、図3に示す矢印E方向への押圧力を受けるが、止水栓13は係止部28の側面50がリード溝5のストレート部6の側面に係止しているので、移動しない。また、係止部28の端部29は溝始まり9に係止する。以上により止水栓13が開栓状態にあり、水抜き管4内部の流体からの押圧力を受けても、止水栓13は水抜き管4を開栓した状態を保ち、また水抜き管4から脱落することもない。
図1や図11、12に示すように、水抜き管4の外周には凸部12が、止水栓13のリング21内周側には凸部24が形成されている。止水栓13にて水抜き管4の開栓・閉栓動作を行うと、止水栓13の回転に従い凸部24は凸部12を乗り越えるため、止水栓13を操作する作業者の手に凸部24が凸部12を乗り越えた際のクリック感が伝わる。
水抜き管4を開栓状態から閉栓状態にする時、止水栓13を回転させる(つまり、図12の状態から図11の状態にしようとする)と、リード溝5内に係止している係止部28は溝終わり8側のストレート部7に入るが、その際に凸部24が凸部12を乗り越える位置に形成されている。これにより、閉栓作業を行うと、凸部24が凸部12を乗り越えたクリック感が手に伝わるため、係止部28がストレート部7に入ったことがわかる。以上により、係止部28がストレート部7に入ったことが作業者にわかるため閉栓動作が終了したことがわかる。よって、閉栓動作の際に止水栓13を回しすぎて破壊したり、止水栓が滑って水抜き管4から外れてしまったりすることを防ぐことができる。
水抜き管4に取り付けてある止水栓13を取り外す場合、まず止水栓13を開栓状態(図3や図15に示す状態)にし、止水栓13のリング21の外周側から、円状のリング21を潰すように、リング21と腕部20との接続箇所の間の部分を指等で押し、リング21が横方向へ膨らむよう撓ませて変形させると(止水栓13は合成樹脂等の剛性と可撓性とを併せ持つ材料にて形成されている)、腕部20がリング21外周方向へ向かって撓んで開き、腕部20先端に設けられた係止部28が水抜き管4のリード溝から外れる。この状態から止水栓13を(図14に示す矢印Cの反対方向へと)回転させると、係止部28が取り付け用溝10に入って図14に示す状態となる。そのままリング21を手前(図3に示す矢印E方向)側へ引くと。軸部19は水抜き栓4から外れるので、止水栓13を水抜き管4から取り外す事ができる。指を離せばリング21は弾性復元して元の形状に戻る。
前記止水栓13に形成された係止部28は、前記水抜き管4のリード溝5に引っ掛かるように形成されていて、該係止部28がリード溝5に引っ掛かっている状態において、止水栓13のツマミ部14を回すことにより、相対的に該係止部28がリード溝5内を摺動する。これにより止水栓13の軸部19は回転しながら水抜き管4内の、分岐部31から水抜き管4の先端部分との間を相対的に移動する(図3に表す矢印E方向とその逆方向へと移動する)。止水栓13のツマミ部14からツマミ部14外周方向へ延設された指掛け部15は、栓の開閉動作を行うと、つまり止水栓13を回すと、止水栓13の動きと一致して回る。止水栓13の係止部28とツマミ部14は一体に形成されているので、係止部28がリード溝5内を移動すると、止水栓13の軸部19やツマミ部14が相対的に約90度回転するようにリード溝5の角度や長さを計算して形成してあるため、止水栓13の閉栓状態と開栓状態では指掛け部15の角度が約90度変わるようになっている。
このため、指掛け部15の位置、角度によって、一目見ただけで止水栓13による水抜き管4の開閉状態が判別可能であり、止水栓13の閉め忘れも防ぐことができる。
図16は図1のM−M矢視断面図である。継手接続管1の流出口3に熱源機等の機器の配管34を挿し込み接続したところを示す。流路30の内径と接続先の配管34の内径が同じになるよう形成したので、内部流体の圧力損失を低減出来る。
図7や図8にて示すように、水抜き管4は内径が一定の円管状に形成した。止水栓13にて水抜き管4を閉栓状態にした際、Oリング16は水抜き管4の円管内面(内周)に密接して閉栓するので、従来品のように水抜き管と止水栓の嵌合状態によってOリングの密栓具合が変わったりする事が無く、密栓状態を保つことが可能である。
図1、図3、図4等に示した継手接続管1の回り止め11は、継手接続管1を取り付けて使用する機器の筐体に、回り止め11を挿入できる孔や窪みを予め開けておき、該孔または窪みに回り止め11を嵌め込んで筐体に固定しておくと、継手接続管1が使用中に不用意に回って機器の配管から外れてしまうことが無く安心である。
図18、図19は本発明の継手接続管に係る第2の実施例の正面図である。実施例1の継手接続管1と形状はほぼ同じであるが、継手接続管1の外周に形成したツバ部36と、該ツバ部36と対向する位置に形成した板押さえ35と、ツバ部の一部を延設して形成したベント部44と、ベント部の先端に凸状に形成した固定凸部45が実施例1と異なる部分である。その他の部分は実施例1の継手接続管1と形状や機能は同じであり、実施例1にて開示したとおりであるので説明の重複を避けるため、ここでは記述しない。
図19は図18の平面図である。図20は(第2実施例の)継手接続管1を熱源機等の使用機器の筐体40に取り付けたところを表す図である。図21は使用機器の筐体40の一部分であり、筐体40には取り付け孔38と固定穴39が予め開口形成されている。
熱源機等の使用機器の筐体40に継手接続管1を取り付けるには、図19の状態の継手接続管1を、流入口2側から筐体40の取り付け孔38に挿し込み、板押さえ35が取り付け孔38を通過したところで、図21に示す矢印D方向へと継手接続管1を約90度回転させる。すると、筐体40の取り付け孔38の端が、板押さえ35とツバ部36の間に入り、継手接続管1は筐体40に板押さえ35とツバ部36が係止して上下方向に対して固定された状態となる。さらに、ベント部44先端の固定凸部45を固定穴39に挿入し、継手接続管1が回転しないよう固定する。以上により、継手接続管1を機器に簡単に、かつ工具等も使用せずに取り付けることができる。
図23は本発明の止水栓に係る他の実施例を表す正面図、図22は該止水栓を備えた継手接続管に係る、他の実施例を表す正面図である。図24は図23の左側面図である。継手接続管1の水抜き管4に形成するリード溝5を二重に形成し、それに合わせてリード溝5に係止する止水栓13の係止部28も数を増やすと、止水栓13が継手接続管1に係止する力がさらに増し、止水栓13が水抜き管4を密栓する力を増すことが可能である。止水栓のツマミ部14は上記実施例1の形状に限定せず、使用する機器に合わせて変更しても良い。また、止水栓13の軸部19の形状は、円筒状の軸部19に一本または複数の溝を形成し、水抜きのための流路にする。本実施例では複数本の溝を形成して、十字形のすりわり形状を形成した。その他の部分は第一実施例と同様である。説明の重複を避けるため、他の図や説明文は省略する。
図25は本発明の止水栓と該止水栓を備えた継手接続管にかかる他の実施例を表す正面図、図26は図25の右側面図、図27は図26のJ−J矢視断面図である。止水栓のツマミ部14は上記実施例1の形状に限定せず、使用する機器に合わせて変更しても良い。本実施例においては、円筒形の側面に滑り止めの溝を複数箇所形成した。さらに、Oリングを軸部19とツマミ部14との境目に配設し、水抜き管4の出口(先端)部分には管の内周側に、出口(先端)方向へ向かって管の円筒の厚みが薄くなっていくようテーパー加工を施した。本実施例の場合、水抜き管4に止水栓13を取り付ける際は、水抜き管4の出口先端のテーパー加工を施した部分にOリング16を突き当てて、ツマミ部14と水抜き管4先端にてOリング16を挟んで押圧して密栓状態にするため、Oリング16が水抜き管4内には挿入されない。よって、他の実施例のようにOリング16を水抜き管4内にて移動させるための潤滑剤が不要となるため、潤滑剤を塗布する手間やそれにかかる費用等がかからなくなる。
本実施例においては、軸19の形状は第三実施例と同様、つまり円柱に空間を設けた形状になっているが、第一実施例の軸形状を採用しても良いし、水抜き管4の内部空間より小さいサイズで水抜き効率が良い形状であるという条件さえ満たせば、それ以外の形状でももちろん構わない。その他の部分は第一実施例と同様である。説明の重複を避けるため、他の図や説明文は省略する。
図28は本発明の継手接続管に係る他の実施例を表す図である。継手接続管を下から見た底面図となる。継手接続管1の水抜き管4外周の、リード溝5に溝終わり8を形成せず、水抜き管外周上に延長して一周させ、リード溝の途中につなげて形成したものである。その他の部分は第一実施例と同様である。説明の重複を避けるため、他の図や説明文は省略する。
図29は本発明の継手接続管に係る他の実施例を表す正面図、図30は図29の平面図、図31は図29の底面図、図32は図29〜31に示す継手接続管の斜視図、図33は図29の右側面図である。左側面は図33と対称に現れる。本発明実施例に係る継手接続管は流体を通す管部分を複数形成して、ツバ部36にてこれらの管を連結しても良い。その際、ツバ部36には、機器に取り付けるためのネジ等を通す孔51、52を形成しておくと良い。
また、図40や図41に示すようにツバ部36にはベント部分60を設けておく。こうすると、本実施例の継手接続管を複数の配管に取り付けた後に、配管にそれぞれ何らかの外力がかかって本来の位置よりズレてしまった場合も、ベント部分60が捻れたり広がったりしてズレを解消するので、ツバ部36が反って継手接続管が配管から外れるのを防ぐ。また、ベント部分60は図示した略Uの字形状に限らず、図41に図示した薄板部分62のように、他の部分より薄肉状に形成しても良い。
以上により本発明実施例に係る継手接続管用止水栓と、該止水栓を備えた継手接続管は「発明の効果」欄に記した効果を得ることができる。
本発明実施例に係る継手接続管を表す正面図である。 本発明実施例に係る止水栓を表す正面図である。 図1の継手接続管に図2の止水栓を取り付け、水抜き管が開栓状態にあるところを示す正面図である。 図1の継手接続管に図2の止水栓を取り付け、水抜き管が閉栓状態にあるところを示す正面図である。 図3の右側面要部(止水栓のみの)拡大図である。 図5の背面図である。 図3の断面図である。 図4の断面図である。 本発明実施例に係る止水栓を表す図である。 本発明実施例に係る継手接続管を表す正面図である。図1と同一の図である。 図10のG−G断面図である。 図10のH−H矢視断面図である。 図2のF−F矢視断面図であり、要部拡大断面図である。 図10のH−H断面図であり、矢印Hの反対方向から見た図である。 図4のG−G断面図であり、矢印Gの反対方向から見た図である。 図1のM−M矢視断面図で、継手接続管を任意の配管に取り付けた状態を表す。 図8の要部拡大断面図である。 本発明第二実施例に係る継手接続管を表す正面図である。 図18の平面図である。 本発明第二実施例にかかる継手接続管を、機器の筐体に取り付けた状態を示す図である。 本発明第二実施例に係る継手接続管を取り付ける機器の要部拡大図である。 本発明第三実施例に係る継手接続管を示す正面図である。 本発明第三実施例に係る止水栓を示す正面図である。 図23の左側面図である。 本発明第四実施例に係る止水栓と該止水栓を備えた継手接続管を示す正面図である。 図25の右側面図である。 図26のJ−J断面図である。 本発明第五実施例に係る継手接続管を表す底面図である。 本発明第六実施例に係る継手接続管を表す正面図である。 図29の平面図である。 図29の底面図である。 図29に示す継手接続管の斜視図である。 図29の右側面図である。 従来の継手接続官を示す正面図である。 従来の継手接続官を示す図34の斜視図である。 図34の右側面図である。 図36のK−K断面図である。 図37に示す従来の継手接続官に止水栓を取り付け閉栓状態にした状態を示す断面図である。 図37に示す従来の継手接続官に止水栓を取り付け開栓状態にした状態を示す断面図である。 本発明第六実施例に係る継手接続官を示す図である。 本発明に係る継手接続管の、他の実施例を表す図である。 本発明に係る止水栓の、他の実施例を表す図である。 本発明に係る止水栓の溝の、要部拡大断面図である。 本発明に係る止水栓の溝の、要部拡大断面図である。
符号の説明
1 継手接続管
2 流入口
3 流出口
4 水抜き管
5 リード溝
6 ストレート部
7 ストレート部
8 溝終わり
9 溝始まり
10 挿入用溝
11 回り止め凸部
12 凸部
13 止水栓
14 ツマミ部
15 指掛け部
16 Oリング
17 溝
18 深溝
19 軸
20 腕部
21 リング
22 リブ
23 リブ
24 凸部
25 滑り止め溝
26 凹部
27 十字溝
28 係止部
29 端部
31 分岐部
32 ヘコミ
33 テーパー
35 板押さえ
36 ツバ部
37 スキマ
38 取り付け孔
39 孔
40 固定部材
41 軸
42 延長部
44 ベント部分
45 固定ボス
46 テーパー
50 側面
60 ベント部
62 薄肉部
81 止水栓
82 継手接続管
83 ネジ部
84 ネジ部

Claims (7)

  1. 熱源機システム等に使用される、外部から供給される水や温水、不凍液、流体熱媒または蒸気等の流体を通す管と管を接続する継手接続管と、該継手接続管内部の流体を外部へと出す目的で、継手接続管と一体に(ひと続きに)形成された水抜き管に使用し、水抜き管内を密栓状態にするための止水栓で、かつ、該止水栓には継手接続管に取り付けるための係止部を一つまたは複数箇所形成した可撓性のある腕部を一つまたは複数箇所形成し、該係止部が水抜き管外周に一つまたは複数形成したリード溝に係止することにより該止水栓が水抜き管内に保持され、該リード溝は止水栓が小回転で水抜き管内を閉栓・開栓状態にすることが可能なようにリード角を大きく取ってあり、該リード溝の両端と、前記止水栓の係止部の端は互いに係止し合うクサビ形状に形成したことを特徴とする止水栓と該止水栓を備えた継手接続管。
  2. 前記止水栓の腕部先端には、該腕部と一体に可撓性のあるリングが腕部と腕部をつないで形成されており、継手接続管の水抜き管外周と該止水栓のリング内側にはそれぞれ凸部を一つまたは複数形成し、止水栓の開閉作業時に該止水栓のツマミ部を手で持って回転させると、止水栓の凸部が水抜き管の凸部を乗り越えて作業者の手にクリック感を感じさせ、止水栓が水抜き管を密栓している際は、前記水抜き管外周の凸部が止水栓のリング内周に当たるためリングが撓まない形状であり、リング外周の、係止部から90度程度離れた部分を手などでリング中央方向へ向けて押すとリングが撓み、係止部がリード溝から離れるよう形成したことを特徴とした、請求項1に記載の止水栓と該止水栓を備えた継手接続管。
  3. 前記止水栓の軸部の、前記水抜き管内に保持される部分の、水抜き管の長手方向に対して垂直断面の断面積を、水抜き管の内部空間の断面積よりも小さいサイズに形成し、止水栓軸部の付根部分では水抜き管内側を密に閉栓状態にするサイズに形成され、前記水抜き管から止水栓を完全に外さずとも、少しずらすだけで管内部の流体を排出することが可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の継手接続管。
  4. 前記止水栓軸部の水抜き管内に保持される先端側は、断面が略十字型の柱状もしくは円柱に一箇所以上の空間を設けたすり割り形状に形成したことを特徴とする請求項1、2または3に記載の継手接続管。
  5. 前記止水栓には、止水栓の軸部と一体にツマミ部が形成されており、該ツマミ部には一般の工具と嵌合する形状に外形、または軸部中心部分に凹部や溝等が形成され、かつ、ツマミ部からツマミ部の外周方向へ延設された指掛け部も形成され、該指掛け部の位置が止水栓の密栓・開栓状態によって角度が変わることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の止水栓と該止水栓を備えた継手接続管。
  6. 前記止水栓の軸付根部分には、前記水抜き管に取り付けた際に水抜き管を密栓状態にするためのOリングが配されており、該Oリングの取り付け位置は、止水栓が水抜き管を密栓している場合はOリングが目視できず、止水栓が開栓状態にある場合はOリングが目視できる位置であり、かつ、Oリングの取り付け位置には底部に深溝を備えた、該Oリングの厚さより僅かに大きいサイズの溝を形成したことを特徴とした、請求項1〜5のいずれかに記載の止水栓と該止水栓を備えた継手接続管。
  7. 前記水抜き管外周の、リード溝の溝終わり部分から該溝を延長した先を、リード溝途中につなげて形成し、前記止水栓を閉栓するために回しすぎた時に、前記止水栓の係止部がリード溝から外れないことを特徴とした請求項1〜6のいずれかに記載の止水栓と該止水栓を備えた継手接続管。
JP2004207226A 2004-07-14 2004-07-14 継手接続管用止水栓と該止水栓を備えた継手接続管 Active JP4521698B2 (ja)

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