JP2006029172A - ディーゼルエンジンの排ガス浄化装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 酸化触媒を用いなくても、排ガス温度が100〜350℃と低温領域からやや高温領域の範囲で、選択還元型触媒の活性を向上する。
【解決手段】 エンジン11の排気通路13から吸気通路12にEGRガスを還流するEGRパイプ17にEGR弁17aを設け、EGR弁によりEGRパイプを流れるEGRガスの流量を調整する。燃料噴射装置22がエンジンに燃料を噴射し、排気通路に選択還元型触媒18を設ける。選択還元型触媒より排ガス上流側の排気通路に液体供給手段21の液体噴射ノズル21aを挿入し、液体噴射ノズルから尿素系液体21bを噴射する。コントローラ26は、運転状況検出手段24の検出出力に基づいて、選択還元型触媒より排ガス上流側の排気通路を流れる排ガス中のNO/NO2が重量比で0.8〜1.7の範囲になるように、EGR弁及び燃料噴射装置を制御する。
【選択図】 図1
【解決手段】 エンジン11の排気通路13から吸気通路12にEGRガスを還流するEGRパイプ17にEGR弁17aを設け、EGR弁によりEGRパイプを流れるEGRガスの流量を調整する。燃料噴射装置22がエンジンに燃料を噴射し、排気通路に選択還元型触媒18を設ける。選択還元型触媒より排ガス上流側の排気通路に液体供給手段21の液体噴射ノズル21aを挿入し、液体噴射ノズルから尿素系液体21bを噴射する。コントローラ26は、運転状況検出手段24の検出出力に基づいて、選択還元型触媒より排ガス上流側の排気通路を流れる排ガス中のNO/NO2が重量比で0.8〜1.7の範囲になるように、EGR弁及び燃料噴射装置を制御する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ディーゼルエンジンの排ガスに含まれる窒素酸化物(以下、NOxという)を低減する排ガス浄化装置に関するものである。
従来、排ガスの流通する排気管の途中に酸化触媒が設けられ、酸化触媒の下流側に酸素共存下でも選択的にNOxを還元剤と反応させ得るNOx還元触媒が設けられ、NOx還元触媒に対し還元剤を適宜に添加しかつ酸化触媒に対し排ガスを適宜に迂回させてNOx還元触媒に導き得るように構成された排気浄化装置(例えば、特許文献1参照。)が開示されている。この排気浄化装置では、酸化触媒に対し排ガスを迂回させてNOx還元触媒に導くバイパス流路が設けられ、このバイパス流路の排気管に対する分岐箇所に流路切換手段が設けられる。
このように構成された排気浄化装置では、酸化触媒上でサルフェートが生成されない条件下でのみ酸化触媒を使用して、この酸化触媒により酸化力の強いNO2を生成し、後段のNOx還元触媒上での還元剤による還元反応を著しく促進することができる。この結果、酸化触媒の無いNOx還元触媒の単独使用の場合より低い温度域から還元反応が起こるので、排ガス中のNOxを良好に還元処理して浄化することができる。また酸化触媒上でサルフェートが生成されるおそれが生じた場合には、排ガスをバイパス流路側に流して酸化触媒を迂回させることにより、酸化触媒上でのサルフェートの生成を確実に回避できるようになっている。
特開2001−317346号公報(請求項1及び2、段落[0004]、段落[0039])
このように構成された排気浄化装置では、酸化触媒上でサルフェートが生成されない条件下でのみ酸化触媒を使用して、この酸化触媒により酸化力の強いNO2を生成し、後段のNOx還元触媒上での還元剤による還元反応を著しく促進することができる。この結果、酸化触媒の無いNOx還元触媒の単独使用の場合より低い温度域から還元反応が起こるので、排ガス中のNOxを良好に還元処理して浄化することができる。また酸化触媒上でサルフェートが生成されるおそれが生じた場合には、排ガスをバイパス流路側に流して酸化触媒を迂回させることにより、酸化触媒上でのサルフェートの生成を確実に回避できるようになっている。
しかし、上記従来の特許文献1に示された排気浄化装置では、エンジンの軽負荷運転時のように、排ガス温度が100〜200℃と低温領域の排ガスがこの排ガスより低温の酸化触媒を通過すると、排ガスの温度が酸化触媒で更に低下し、NOx還元触媒の低温活性が低下してしまう不具合があった。
また、上記従来の特許文献1に示された排気浄化装置では、エンジンの中負荷運転時のように、やや高い温度領域の排ガスが酸化触媒を通過すると、排ガス中のNOが酸化触媒でNO2に酸化されてしまい、NOx還元触媒で非常に反応の遅いNO2主体の還元しか起こらず、排ガス温度が250〜350℃とやや高い温度領域で、NOx還元触媒の活性の顕著な落ち込みが生じる問題点があった。
本発明の目的は、酸化触媒を用いなくても、排ガス温度が100〜350℃と低温領域からやや高温領域の範囲で、選択還元型触媒の活性を向上できる、ディーゼルエンジンの排ガス浄化装置を提供することにある。
また、上記従来の特許文献1に示された排気浄化装置では、エンジンの中負荷運転時のように、やや高い温度領域の排ガスが酸化触媒を通過すると、排ガス中のNOが酸化触媒でNO2に酸化されてしまい、NOx還元触媒で非常に反応の遅いNO2主体の還元しか起こらず、排ガス温度が250〜350℃とやや高い温度領域で、NOx還元触媒の活性の顕著な落ち込みが生じる問題点があった。
本発明の目的は、酸化触媒を用いなくても、排ガス温度が100〜350℃と低温領域からやや高温領域の範囲で、選択還元型触媒の活性を向上できる、ディーゼルエンジンの排ガス浄化装置を提供することにある。
ディーゼルエンジンでの燃焼によって生じるNOxはNOが主体であることが従来から知られている。また排ガス中のNO/NO2の重量比が約1であると、排ガスの低温領域での選択還元型触媒のNOx低減性能が高くなることが知られている。このため、酸化触媒ではなく、EGRガスのエンジンへの還流量やエンジンへの燃料の遅延噴射により、排ガス中のNO/NO2の重量比を制御できるのではないかと考えて、本発明をなすに至った。
請求項1に係る発明は、図1に示すように、ディーゼルエンジン11の排気通路13から吸気通路12にEGRガスを還流するEGRパイプ17と、EGRパイプ17に設けられこのEGRパイプ17を流れるEGRガスの流量を調整するEGR弁17aと、エンジン11に燃料を噴射する燃料噴射装置22と、排気通路13に設けられた選択還元型触媒18と、選択還元型触媒18より排ガス上流側の排気通路13に挿入された液体噴射ノズル21aを有しこの液体噴射ノズル21aから尿素系液体21bを噴射する液体供給手段21と、エンジン11の運転状況を検出する運転状況検出手段24と、運転状況検出手段24の検出出力に基づいてEGR弁17a、燃料噴射装置22及び液体供給手段21を制御するコントローラ26とを備えたディーゼルエンジンの排ガス浄化装置であって、コントローラ26が運転状況検出手段24の検出出力に基づいて、選択還元型触媒18より排ガス上流側の排気通路13を流れる排ガス中のNO/NO2が重量比で0.8〜1.7の範囲になるように、EGR弁17a及び燃料噴射装置22を制御することを特徴とするディーゼルエンジンの排ガス浄化装置である。
請求項1に係る発明は、図1に示すように、ディーゼルエンジン11の排気通路13から吸気通路12にEGRガスを還流するEGRパイプ17と、EGRパイプ17に設けられこのEGRパイプ17を流れるEGRガスの流量を調整するEGR弁17aと、エンジン11に燃料を噴射する燃料噴射装置22と、排気通路13に設けられた選択還元型触媒18と、選択還元型触媒18より排ガス上流側の排気通路13に挿入された液体噴射ノズル21aを有しこの液体噴射ノズル21aから尿素系液体21bを噴射する液体供給手段21と、エンジン11の運転状況を検出する運転状況検出手段24と、運転状況検出手段24の検出出力に基づいてEGR弁17a、燃料噴射装置22及び液体供給手段21を制御するコントローラ26とを備えたディーゼルエンジンの排ガス浄化装置であって、コントローラ26が運転状況検出手段24の検出出力に基づいて、選択還元型触媒18より排ガス上流側の排気通路13を流れる排ガス中のNO/NO2が重量比で0.8〜1.7の範囲になるように、EGR弁17a及び燃料噴射装置22を制御することを特徴とするディーゼルエンジンの排ガス浄化装置である。
この請求項1に記載されたディーゼルエンジンの排ガス浄化装置では、EGRガスを吸気に還流せず、燃料噴射装置22の噴射時期を遅延しない場合、ディーゼルエンジン11の排ガスのNOxはNOが主体であるけれども、排ガス温度が100〜350℃と低温領域からやや高温領域の範囲で、コントローラ26が、EGR弁17aを制御してエンジン11に所定量のEGRガスを還流し、燃料噴射装置22を制御してエンジン11に燃料を所定のクランク角だけ遅延させて噴射すると、排ガス中のNO/NO2が重量比で0.8〜1.7の範囲になる。一方、液体噴射ノズル21aから噴射された尿素系液体21bは加水分解してアンモニアが生成される。このアンモニアが排ガスとともに選択還元型触媒18に導入されると、選択還元型触媒18にて上記アンモニアと上記排ガス中のNO及びNO2とが反応し、NO及びNO2がN2に還元される。
以上述べたように、本発明によれば、コントローラが、運転状況検出手段の検出出力に基づいて、選択還元型触媒より排ガス上流側の排気通路を流れる排ガス中のNO/NO2が重量比で0.8〜1.7の範囲になるように、EGR弁及び燃料噴射装置を制御する、換言すれば、排ガス温度が100〜350℃と低温領域からやや高温領域の範囲で、EGR弁を制御してエンジンに所定量のEGRガスを還流し、燃料噴射装置を制御してエンジンに燃料を所定のクランク角だけ遅延させて噴射すると、排ガス中のNO/NO2が重量比で0.8〜1.7の範囲になる。この結果、排ガス中のNOxが選択還元型触媒でN2に速やかに還元されるので、酸化触媒を用いなくても、排ガス温度が上記低温領域からやや高温領域の範囲で、選択還元型触媒の活性を向上できる。
次に本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、ディーゼルエンジン11の吸気ポートには吸気マニホルド12aを介して吸気管12bが接続され、排気ポートには排気マニホルド13aを介して排気管13bが接続される。吸気管12bには、ターボ過給機14のコンプレッサケース14aと、ターボ過給機14により圧縮された吸気を冷却するインタクーラ16とがそれぞれ設けられ、排気マニホルド13aに近い排気管13bにはターボ過給機14のタービンケース14bが設けられる。図示しないがコンプレッサケース14a内にはコンプレッサホイールが回転可能に設けられ、タービンケース14bにはタービンホイールが回転可能に設けられ、これらのホイールはシャフトにより連結される。エンジン11から排出される排ガスのエネルギによりタービンホイール及びシャフトを介してコンプレッサホイールが回転し、このコンプレッサホイールの回転により吸気管12b内の吸入空気が圧縮されるように構成される。
図1に示すように、ディーゼルエンジン11の吸気ポートには吸気マニホルド12aを介して吸気管12bが接続され、排気ポートには排気マニホルド13aを介して排気管13bが接続される。吸気管12bには、ターボ過給機14のコンプレッサケース14aと、ターボ過給機14により圧縮された吸気を冷却するインタクーラ16とがそれぞれ設けられ、排気マニホルド13aに近い排気管13bにはターボ過給機14のタービンケース14bが設けられる。図示しないがコンプレッサケース14a内にはコンプレッサホイールが回転可能に設けられ、タービンケース14bにはタービンホイールが回転可能に設けられ、これらのホイールはシャフトにより連結される。エンジン11から排出される排ガスのエネルギによりタービンホイール及びシャフトを介してコンプレッサホイールが回転し、このコンプレッサホイールの回転により吸気管12b内の吸入空気が圧縮されるように構成される。
上記吸気マニホルド12aと吸気管12bとにより吸気通路12が構成され、上記排気マニホルド13aと排気管13bにより排気通路13が構成される。また排気マニホルド13aと吸気管12bとはエンジン11をバイパスするようにEGRパイプ17にて連通接続され、このEGRパイプ17には排気マニホルド13aから吸気管12bに向って排ガスの一部であるEGRガスが還流されるように構成される。更にEGRパイプ17には、このEGRパイプを流れるEGRガスの流量を調整するEGR弁17aと、EGRパイプ17を流れるEGRガスをエンジン冷却水により冷却するEGRクーラ17bとが設けられる。
一方、タービンケース14bより排ガス下流側の排気管13bには選択還元型触媒18が設けられ、この選択還元型触媒18は排気管13bの直径より大径の筒状のコンバータ19に収容される。選択還元型触媒18は、例えば銅−ゼオライト系のモノリス触媒であって、コージェライト製のハニカム担体に銅イオン交換ゼオライト(Cu−ZSM−5)がコーティングされたものである。この銅イオン交換ゼオライト触媒はNa型のZSM−5ゼオライトのNaイオンをCuイオンとイオン交換した物質である。なお、銅イオン交換ゼオライトを用いた触媒ではなく、ゼオライト、酸化チタン、酸化バナジウム又は酸化タングステン等を用いた触媒であってもよい。
一方、選択還元型触媒18より排ガス上流側であってターボ過給機14より排ガス下流側の排気管13bには、液体供給手段21の液体噴射ノズル21aが挿入される。液体供給手段21は、選択還元型触媒18に向って尿素系液体21bを噴射する上記液体噴射ノズル21aと、尿素系液体21bを貯留する液体タンク21cと、液体タンク21c及び液体噴射ノズル21aを連通接続する液体供給管21dと、この液体供給管21dに設けられ液体噴射ノズル21aへの尿素系液体21bの流量を調整する液体調整弁21eと、液体調整弁21e及び液体タンク21c間の液体供給管21dに設けられ液体タンク21c内の尿素系液体21bを液体噴射ノズル21aに圧送する液体ポンプ21fとを有する。上記尿素系液体21bとしては、この実施の形態では尿素水溶液を用いたが、アンモニア水やアンモニア誘導物質等を用いてもよい。また液体調整弁21eは液体供給管21dの開度を変更することにより、液体噴射ノズル21aへの尿素水溶液21bの流量を調整可能に構成される。
エンジン11に燃料を噴射する燃料噴射装置22は蓄圧型燃料噴射装置(図示せず)である。この蓄圧型燃料噴射装置22は、エンジン11の各シリンダに設けられた電子制御のインジェクタと、これらのインジェクタに接続されたコモンレールと、このコモンレールに接続された供給ポンプとを有する。上記インジェクタは、シリンダに臨む噴射ノズルと、噴射ノズルの噴孔を開閉可能なニードル弁と、このニードル弁を上下動させるインジェクタ用電磁弁22aとからなる。このインジェクタ用電磁弁22aがオフの状態では噴射ノズルの噴孔が閉止され、オンすると噴孔が開いて燃料がシリンダに噴射されるように構成される。
選択還元型触媒18より排ガス上流側であって液体噴射ノズル21aより排ガス下流側のコンバータ19には排ガスの温度を検出する温度センサ23が挿入され、エンジン11のクランク軸11aにはこの軸の回転速度を検出する回転センサ24aが設けられ、更にアクセルペダル(図示せず)にはこのペダルの踏込み量を検出することによりエンジン11の負荷を検出する負荷センサ24bが設けられる。上記温度センサ23、回転センサ24a及び負荷センサ24bの各検出出力はマイクロコンピュータからなるコントローラ26の制御入力に接続され、コントローラ26の制御出力はEGR弁17a、液体調整弁21e、液体ポンプ21f及びインジェクタ用電磁弁22aにそれぞれ接続される。なお、回転センサ24a及び負荷センサ24bにより運転状況検出手段24が構成される。
またコントローラ26にはメモリ27が設けられ、このメモリ27には、排ガス温度、エンジン回転及びエンジン負荷に応じたEGR弁17aの開度と、液体調整弁21eの開度と、液体ポンプ21fの作動又は不作動と、インジェクタ用電磁弁22aの開閉時期及び開閉時間が予めマップとして記憶される。そして、コントローラ26は温度センサ23、回転センサ24a及び負荷センサ24bの各検出出力に基づいてエンジン11の運転状況を把握し、その運転状況からメモリ27に記憶された条件に従ってEGR弁17a、液体調整弁21e、液体ポンプ21f及びインジェクタ用電磁弁22aを制御し、その運転状況に応じて、所定のタイミングでエンジン11に燃料を噴射し、所定の時期に最適な量のEGRガスを吸気管12bを通してエンジン11に供給し、所定の時期に最適な量の尿素水溶液21bを液体噴射ノズル21aから噴射するように構成される。
このように構成されたディーゼルエンジン11の排ガス浄化装置の動作を説明する。
[1] エンジン11の低負荷運転時(排ガス温度が100℃未満と極めて低い場合)
エンジン11始動直後は、選択還元型触媒18の入口側の排ガス温度が低過ぎて選択還元型触媒18によりNOxを殆ど還元できないので、コントローラ26は、温度センサ23、回転センサ24a及び負荷センサ24bの各検出出力に基づいて、EGR弁17aを制御しEGRパイプ17を第1の開度で開き、排ガスを吸気に対して40〜60%となるように還流する。これによりエンジン11の排ガスの一部であるEGRガスがEGRパイプ17、EGRクーラ17b、吸気管12b及び吸気マニホルド12aを通ってエンジン11に還流されるので、エンジン11における燃料の燃焼温度が低下し、NOxの発生を抑制できる。また排ガス温度が低いため、EGRガスがEGRクーラ17bを通過しても、EGRガスがEGRクーラ17bを流通するエンジン冷却水を殆ど昇温させない。なお、液体ポンプ21fは不作動のままにし、かつ液体調整弁21eにより液体供給管21dを閉じて、液体噴射ノズル21aから尿素水溶液21bを噴射しない状態に保つ。また、インジェクタ用電磁弁22aは燃料噴射時期を遅延させずに、通常の時期(上死点位置)に燃料をエンジン11に噴射する。
[1] エンジン11の低負荷運転時(排ガス温度が100℃未満と極めて低い場合)
エンジン11始動直後は、選択還元型触媒18の入口側の排ガス温度が低過ぎて選択還元型触媒18によりNOxを殆ど還元できないので、コントローラ26は、温度センサ23、回転センサ24a及び負荷センサ24bの各検出出力に基づいて、EGR弁17aを制御しEGRパイプ17を第1の開度で開き、排ガスを吸気に対して40〜60%となるように還流する。これによりエンジン11の排ガスの一部であるEGRガスがEGRパイプ17、EGRクーラ17b、吸気管12b及び吸気マニホルド12aを通ってエンジン11に還流されるので、エンジン11における燃料の燃焼温度が低下し、NOxの発生を抑制できる。また排ガス温度が低いため、EGRガスがEGRクーラ17bを通過しても、EGRガスがEGRクーラ17bを流通するエンジン冷却水を殆ど昇温させない。なお、液体ポンプ21fは不作動のままにし、かつ液体調整弁21eにより液体供給管21dを閉じて、液体噴射ノズル21aから尿素水溶液21bを噴射しない状態に保つ。また、インジェクタ用電磁弁22aは燃料噴射時期を遅延させずに、通常の時期(上死点位置)に燃料をエンジン11に噴射する。
[2] エンジン11の低負荷から中負荷運転時(排ガス温度が100〜350℃と低温領域からやや高温領域である場合)
エンジン11が低負荷から中負荷運転に移行すると、選択還元型触媒18の入口側の排ガス温度が高くなり選択還元型触媒18にてNOxを還元可能になるので、コントローラ26は、温度センサ23、回転センサ24a及び負荷センサ24bの各検出出力に基づいて、EGR弁17a及びインジェクタ用電磁弁22aをそれぞれ制御する。具体的には、EGR弁17aを制御してEGRパイプ17を第2の開度で開き、排ガスを吸気に対して30〜40%、好ましくは35〜40%となるように還流する。またインジェクタ用電磁弁22aを制御して、燃料をクランク角で上死点前8〜4度、好ましくは上死点前6〜4度付近で噴射する。従来、燃料をクランク角で上死点前10度付近で噴射していたため、この実施の形態の燃料噴射時期は遅延噴射となる。これによりエンジン11から排出される排ガス中のNO/NO2の重量比を0.8〜1.7、好ましくは1.0〜1.5、更に好ましくは1.0〜1.2にする。同時に液体ポンプ21fを作動させるとともに液体調整弁21eを制御して液体供給管21dを所定の開度で開く。
エンジン11が低負荷から中負荷運転に移行すると、選択還元型触媒18の入口側の排ガス温度が高くなり選択還元型触媒18にてNOxを還元可能になるので、コントローラ26は、温度センサ23、回転センサ24a及び負荷センサ24bの各検出出力に基づいて、EGR弁17a及びインジェクタ用電磁弁22aをそれぞれ制御する。具体的には、EGR弁17aを制御してEGRパイプ17を第2の開度で開き、排ガスを吸気に対して30〜40%、好ましくは35〜40%となるように還流する。またインジェクタ用電磁弁22aを制御して、燃料をクランク角で上死点前8〜4度、好ましくは上死点前6〜4度付近で噴射する。従来、燃料をクランク角で上死点前10度付近で噴射していたため、この実施の形態の燃料噴射時期は遅延噴射となる。これによりエンジン11から排出される排ガス中のNO/NO2の重量比を0.8〜1.7、好ましくは1.0〜1.5、更に好ましくは1.0〜1.2にする。同時に液体ポンプ21fを作動させるとともに液体調整弁21eを制御して液体供給管21dを所定の開度で開く。
液体噴射ノズル21aから噴射された尿素水溶液21bは加水分解してアンモニアが生成される。
(NH2)2CO + H2O → CO2 + 2NH3 …(1)
上記式(1)は尿素水溶液21bが加水分解してアンモニアが生成される化学反応式を示す。
この生成されたアンモニアは排ガスとともに選択還元型触媒18に導入され、選択還元型触媒18にて上記アンモニアと上記排ガス中のNO及びNO2とが反応し、NO及びNO2がN2に還元される。
2NO + NO2 + 2NH3 → 3N2 + 3H2O …(2)
4NO + 4NH3 + O2 → 4N2 + 6H2O …(3)
6NO2 + 8NH3 → 7N2 + 12H2O …(4)
上記式(2)〜式(4)は排ガス中のNO及びNO2がアンモニアと反応してN2に還元される化学反応式を示す。この結果、酸化触媒を用いなくても、排ガス温度が100〜350℃と低温領域からやや高温領域の範囲で、大気に排出される排ガス中のNOxを効率良く低減でき、選択還元型触媒18の活性を向上できる。
なお、この実施の形態では、エンジンとしてターボ過給機付ディーゼルエンジンを挙げたが、自然吸気型ディーゼルエンジンに本発明の排ガス浄化システムを用いてもよい。
(NH2)2CO + H2O → CO2 + 2NH3 …(1)
上記式(1)は尿素水溶液21bが加水分解してアンモニアが生成される化学反応式を示す。
この生成されたアンモニアは排ガスとともに選択還元型触媒18に導入され、選択還元型触媒18にて上記アンモニアと上記排ガス中のNO及びNO2とが反応し、NO及びNO2がN2に還元される。
2NO + NO2 + 2NH3 → 3N2 + 3H2O …(2)
4NO + 4NH3 + O2 → 4N2 + 6H2O …(3)
6NO2 + 8NH3 → 7N2 + 12H2O …(4)
上記式(2)〜式(4)は排ガス中のNO及びNO2がアンモニアと反応してN2に還元される化学反応式を示す。この結果、酸化触媒を用いなくても、排ガス温度が100〜350℃と低温領域からやや高温領域の範囲で、大気に排出される排ガス中のNOxを効率良く低減でき、選択還元型触媒18の活性を向上できる。
なお、この実施の形態では、エンジンとしてターボ過給機付ディーゼルエンジンを挙げたが、自然吸気型ディーゼルエンジンに本発明の排ガス浄化システムを用いてもよい。
次に本発明の実施例を比較例とともに詳しく説明する。
<実施例1>
図1に示すように、7700ccのターボ過給機付ディーゼルエンジン11の排気マニホルド13aから吸気管12bにEGRガスを還流するEGRパイプ17を設け、このEGRパイプ17にEGR弁17aを設けた。またエンジン11には、インジェクタ、コモンレール、供給ポンプ及びインジェクタ用電磁弁22aを用いた蓄圧型燃料噴射装置22を設けた。更に排気管13bには選択還元型触媒18を設け、選択還元型触媒18より排ガス上流側の排気管13bには尿素水溶液21bを噴射する液体噴射ノズル21aを設けた。なお、上記選択還元型触媒18はハニカム担体に金属イオン交換ゼオライトをコーティングしたものを用いた。この排ガス浄化装置を実施例1とした。
<比較例1>
EGRパイプ及びEGR弁を有しないことを除いて、実施例1と同一の排ガス浄化装置を用いた。この排ガス浄化装置を比較例1とした。
<比較例2>
液体噴射ノズルより排ガス上流側の排気管に酸化触媒を設けたことを除いて、比較例1と同一の排ガス浄化装置を用いた。この排ガス浄化装置を比較例2とした。
<比較試験1及び評価>
実施例1と比較例1及び2の排ガス浄化装置によるNOx低減率をそれぞれ測定した。具体的には、排ガス温度が100〜350℃と低温領域からやや高温領域の範囲となるように、エンジンの負荷を周期的に変化させてNOx低減率をそれぞれ測定した。その結果を図1に示す。
図1から明らかなように、比較例1ではNOx低減率が12%極めて低かったのに対し、実施例1ではNOx低減率が78%と、比較例2のNOx低減率(63%)より高くなった。
<実施例1>
図1に示すように、7700ccのターボ過給機付ディーゼルエンジン11の排気マニホルド13aから吸気管12bにEGRガスを還流するEGRパイプ17を設け、このEGRパイプ17にEGR弁17aを設けた。またエンジン11には、インジェクタ、コモンレール、供給ポンプ及びインジェクタ用電磁弁22aを用いた蓄圧型燃料噴射装置22を設けた。更に排気管13bには選択還元型触媒18を設け、選択還元型触媒18より排ガス上流側の排気管13bには尿素水溶液21bを噴射する液体噴射ノズル21aを設けた。なお、上記選択還元型触媒18はハニカム担体に金属イオン交換ゼオライトをコーティングしたものを用いた。この排ガス浄化装置を実施例1とした。
<比較例1>
EGRパイプ及びEGR弁を有しないことを除いて、実施例1と同一の排ガス浄化装置を用いた。この排ガス浄化装置を比較例1とした。
<比較例2>
液体噴射ノズルより排ガス上流側の排気管に酸化触媒を設けたことを除いて、比較例1と同一の排ガス浄化装置を用いた。この排ガス浄化装置を比較例2とした。
<比較試験1及び評価>
実施例1と比較例1及び2の排ガス浄化装置によるNOx低減率をそれぞれ測定した。具体的には、排ガス温度が100〜350℃と低温領域からやや高温領域の範囲となるように、エンジンの負荷を周期的に変化させてNOx低減率をそれぞれ測定した。その結果を図1に示す。
図1から明らかなように、比較例1ではNOx低減率が12%極めて低かったのに対し、実施例1ではNOx低減率が78%と、比較例2のNOx低減率(63%)より高くなった。
<比較試験2及び評価>
実施例1の排ガス浄化装置を備えたエンジンを用いて、排ガス温度が100〜350℃と低温領域からやや高温領域の範囲となるように、エンジンの負荷を周期的に変化させ、またエンジンへのEGRガスの還流量及びエンジンへの燃料噴射時期の遅延角度を変化させ、更にエンジンから排出される排ガス中のNO/NO2の重量比を0.31、0.58、0.84、0.97、1.20、1.47、1.71及び2.32に変化させたときのNOx低減率をそれぞれ測定した。その結果を図2に示す。
図2から明らかなように、NOx低減率は、排ガス中のNO/NO2の重量比を0.8〜1.7、好ましくは1.0〜1.5、更に好ましくは1.0〜1.2の範囲にしたときに、最も高くなったことが分かった。
実施例1の排ガス浄化装置を備えたエンジンを用いて、排ガス温度が100〜350℃と低温領域からやや高温領域の範囲となるように、エンジンの負荷を周期的に変化させ、またエンジンへのEGRガスの還流量及びエンジンへの燃料噴射時期の遅延角度を変化させ、更にエンジンから排出される排ガス中のNO/NO2の重量比を0.31、0.58、0.84、0.97、1.20、1.47、1.71及び2.32に変化させたときのNOx低減率をそれぞれ測定した。その結果を図2に示す。
図2から明らかなように、NOx低減率は、排ガス中のNO/NO2の重量比を0.8〜1.7、好ましくは1.0〜1.5、更に好ましくは1.0〜1.2の範囲にしたときに、最も高くなったことが分かった。
11 ディーゼルエンジン
12 吸気通路
13 排気通路
17 EGRパイプ
17a EGR弁
18 選択還元型触媒
21 液体供給手段
21a 液体噴射ノズル
21b 尿素水溶液(尿素系液体)
22 燃料噴射装置
24 運転状況検出手段
26 コントローラ
12 吸気通路
13 排気通路
17 EGRパイプ
17a EGR弁
18 選択還元型触媒
21 液体供給手段
21a 液体噴射ノズル
21b 尿素水溶液(尿素系液体)
22 燃料噴射装置
24 運転状況検出手段
26 コントローラ
Claims (2)
- ディーゼルエンジン(11)の排気通路(13)から吸気通路(12)にEGRガスを還流するEGRパイプ(17)と、
前記EGRパイプ(17)に設けられこのEGRパイプ(17)を流れるEGRガスの流量を調整するEGR弁(17a)と、
前記エンジン(11)に燃料を噴射する燃料噴射装置(22)と、
前記排気通路(13)に設けられた選択還元型触媒(18)と、
前記選択還元型触媒(18)より排ガス上流側の排気通路(13)に挿入された液体噴射ノズル(21a)を有しこの液体噴射ノズル(21a)から尿素系液体(21b)を噴射する液体供給手段(21)と、
前記エンジン(11)の運転状況を検出する運転状況検出手段(24)と、
前記運転状況検出手段(24)の検出出力に基づいて前記EGR弁(17a)、前記燃料噴射装置(22)及び前記液体供給手段(21)を制御するコントローラ(26)と
を備えたディーゼルエンジンの排ガス浄化装置であって、
前記コントローラ(26)が前記運転状況検出手段(24)の検出出力に基づいて、前記選択還元型触媒(18)より排ガス上流側の排気通路(13)を流れる排ガス中のNO/NO2が重量比で0.8〜1.7の範囲になるように、前記EGR弁(17a)及び前記燃料噴射装置(22)を制御することを特徴とするディーゼルエンジンの排ガス浄化装置。 - 運転状況検出手段(24)が、エンジン(11)の回転速度を検出する回転センサ(24a)と、前記エンジン(11)の負荷を検出する負荷センサ(24b)とを有する請求項1記載のディーゼルエンジンの排ガス浄化装置。
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JP2004207956A JP2006029172A (ja) | 2004-07-15 | 2004-07-15 | ディーゼルエンジンの排ガス浄化装置 |
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2004
- 2004-07-15 JP JP2004207956A patent/JP2006029172A/ja active Pending
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