JP2006027554A - 車両用シートの衝撃吸収装置。 - Google Patents

車両用シートの衝撃吸収装置。 Download PDF

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Abstract

【課題】車両衝突時に優れたエネルギー吸収特性を有する車両用シートの衝撃吸収装置を提供する。
【解決手段】略U字断面の折返し部を介して小径管部と大径管部とが連続する金属管からなる衝撃吸収部材42を、車両用シート部材相互の位置関係を調整する位置関係調整部等に用いる。
【選択図】図6

Description

本発明は、車両用シートの衝撃吸収装置に関するもので、詳しくは車両衝突時に優れたエネルギー吸収特性を有する車両用シートの衝撃吸収装置に関するものである。
従来、自動車等における車両の被追突、あるいはバック走行時の衝突等、いわゆる後突の際に生じる衝撃エネルギーを、シート構成部材の座屈変形(塑性変形)により吸収し、衝撃に対し搭乗者を保護する車両用シートや摺動抵抗により後突時の衝撃エネルギーを吸収する車両用シートが知られている。
前記前者の車両用シートの1例を図18に示す。該車両用シートは、車両床体100に固定されたフロントレッグアーム101に、後突時に座屈変形する脆弱部102が形成されており、後突時に前記脆弱部102が座屈変形することにより衝撃エネルギーを吸収するとともに、シート角度を大きく変えることなく、シート全体が略平行に後方に移動するようになっている(特許文献1参照)。これを第1の従来技術とする。
また、前記前者の車両用シートの他の例を図19に示す。該車両用シートは、そのシートクッションフレームの側壁部200に車幅方向へ段差を有する脆弱部201や切欠状の脆弱部202が形成されており、衝突時に前記脆弱部201、202が変形することにより衝撃エネルギーを吸収するようになっている。また、シートクッションフレームの側壁部200とボデー側とを連結する前側のリンク203に変形部(伸張部)204が形成されており、衝突時に前記変形部204が伸びることにより前記脆弱部201、202における衝撃エネルギーの吸収量を増大するとともに、変形を安定させるようになっている(特許文献2参照)。これを第2の従来技術とする。
前記後者の車両用シートの1例を図20に示す。該車両用シートは、その左右一対のシートバックフレーム300間に架設されるクロスメンバ301が、左右に2分割され外側端末302がサイドフレームに固着される片持ち式のアウタパイプ303と、左右のアウタパイプに跨りアウタパイプ303内にスライド可能に内挿されるインナパイプ304とから形成されており、後突時に、アウタパイプ303が左右に拡がって後方に撓むとともに、アウタパイプ303内でインナパイプ304が摺動し、その摺動抵抗により衝撃エネルギーが吸収されるようになっている(特許文献2参照)。これを第3の従来技術とする。
特開2003−276489号公報 特開平11−115594号公報 特開平11−278128号公報
前記第1の従来技術の車両用シートにおいては、フロントレッグアーム101の脆弱部102における一点に応力集中する座屈変形であるため、図21に示される変形変位に対する吸収荷重特性図において、特許文献1記載の発明においては線図(I)の特性を示し、その初期変位(座屈変形初期)に対しては、吸収荷重が急激に立ち上がり大荷重を吸収することが可能であるが、その後の座屈変形の進行に伴い吸収荷重が急激に低下してしまい、衝撃吸収量(線(I)と特性図の横軸とで囲まれる面積401)が小さくなり、衝撃エネルギーを十分に吸収することができない懸念がある。
前記第2の従来技術の車両用シートにおいては、脆弱部201、202がシートクッションフレームの側壁部200に一体的に形成されており、シートクッションフレームの形状により脆弱部201、202の形状が制約を受け、設計自由度が少なくなるという問題点がある。また、後突時にシートクッションフレーム200自体が車両前後方向に圧縮変形するため、搭乗者に対するシートスペースが通常時と比較すると狭くなり、搭乗者の安全性確保の面において不安がある。
前記第3の従来技術の車両用シートにおいては、パイプ同士の摺動抵抗により衝撃エネルギーを吸収するため、アウタパイプ303の内面形状及びインナパイプ304の外面形状が、高精度に形成されていないと摺動抵抗にばらつきが生じ、安定した衝撃エネルギーの吸収性能が得られない懸念がある。
そこで、本発明は、これらの問題を解決する車両用シートの衝撃吸収装置を提供することを目的とするものである。
前記の課題を解決するために、請求項1記載の発明は、略U字断面の折返し部を介して小径管部と大径管部とが連続する金属管からなる衝撃吸収部材を、車両用シートにおける衝撃作用部位に設けたことを特徴とする車両用シートの衝撃吸収装置である。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の車両用シートの衝撃吸収装置において、前記衝撃吸収部材を、車両用シート部材相互の位置関係を調整する位置関係調整部に用いたことを特徴とするものである。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の車両用シートの衝撃吸収装置において、前記衝撃吸収部材を、前記位置関係調整部を構成するリンク部材に用いたことを特徴とするものである。
請求項4記載の発明は、請求項1又は2又は3記載の車両用シートの衝撃吸収装置において、車両に対し前後方向の衝撃エネルギーを吸収するように前記衝撃吸収部材が具備されたことを特徴とするものである。
請求項5記載の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の車両用シートの衝撃吸収装置において、車両に対して車幅方向の衝撃エネルギーを吸収するように前記衝撃吸収部材が具備されたことを特徴とするものである。
請求項6記載の発明は、請求項1乃至5のいずれかに記載の車両用シートの衝撃吸収装置において、前記衝撃吸収部材を、シートリフタ機構を構成するリンク部材に用いたことを特徴とするものである。
請求項7記載の発明は、請求項1乃至6のいずれかに記載の車両用シートの衝撃吸収装置において、前記衝撃吸収部材を、左右一対のシートバックフレーム間に架設されるクロスメンバに用いたことを特徴とするものである。
請求項8記載の発明は、請求項1乃至7のいずれかに記載の車両用シートの衝撃吸収装置において、前記衝撃吸収部材を、左右一対のシートクッションフレーム間に架設されたクロスメンバに用いたことを特徴とするものである。
請求項9記載の発明は、請求項1乃至8のいずれかに記載の車両用シートの衝撃吸収装置において、前記衝撃吸収部材を、シートの前後位置関係調整部を構成するレールと、車両用フロアとの間に介装したことを特徴とするものである。
請求項10記載の発明は、請求項1乃至9のいずれかに記載の車両用シートの衝撃吸収装置において、前記衝撃吸収部材を、左右一対のシートバックフレーム間に架設されるクロスメンバと、搭乗者の背部をクッションを介して支持するプレートとの間に介装したことを特徴とするものである。
請求項11記載の発明は、請求項1乃至10のいずれかに記載の車両用シートの衝撃吸収装置において、前記衝撃吸収部材を、シートの前後位置関係調整部を構成するアッパーレールを上下2分割してその間に介装したことを特徴とするものである。
請求項1及び2記載の発明によれば、衝撃作用部である車両用シート部材の位置関係を可変させる位置関係調整部に、略U字断面の折返し部を介して小径管部と大径管部とが連続する金属管からなる衝撃吸収部材を用いたことにより、衝突時において、位置関係調整部の衝撃吸収部材が連続的に塑性変形し、衝撃エネルギーは十分に吸収され、かつシートフレーム自体はほとんど変形しないため、搭乗者に対するシートスペースの確保ができ、搭乗者の安全性確保の点に効果がある。
また、衝撃吸収部材のU字断面の折返し部に伸び又は縮み又は曲げの連続的な塑性変形が引き起こされて、衝撃エネルギーが吸収されるため、あらゆる方向の衝撃エネルギーが吸収される。また、折返し部の連続的な塑性変形が引き起こされるため、持続的に衝撃エネルギーを吸収でき、変形変位に対する吸収荷重特性において、優れた特性を示す。
また、高精度の加工を必要とせずに安定した衝撃吸収特性を示す衝撃吸収部材がえられる。
また、衝撃吸収部材の折返し部の位置や数の変更により衝撃吸収部材の特性を容易に変更することができる。
請求項3記載の発明によれば、従来のリンク部材を前記衝撃吸収部材に置き換えるだけでよいため、衝撃吸収部材の搭載空間の確保の点において効果がある。更に、通常時においては剛体としてリンク部材として十分に機能し、かつ、衝突時においては、衝撃吸収装置として機能するため、通常時及び衝突時双方において優れた特性を示す車両用シートがえられる。
請求項4記載の発明によれば、車両前後方向の衝撃に対して優れた衝撃吸収性能を示す車両用シートが得られる。
請求項5記載の発明によれば、車両の車幅方向の衝撃に対して優れた衝撃吸収性能を示す車両用シートが得られる。
請求項6乃至11記載の発明のように衝撃吸収部材を設けることにより、あらゆる方向の衝撃エネルギーを吸収することができる。
本発明を実施するための最良の形態を図に示す実施例に基づいて説明する。
先ず、本発明の衝撃吸収部材について説明する。
図1乃至図3及び図21は実施例1を示す。
図1(a)は、衝撃吸収部材1の軸方向の断面図、図1(b)は、図1(a)における衝撃吸収部材1の平面図である。
図1に示すように、衝撃吸収部材1は、小径管部2、U字断面折返し部3及び4、大径管部5の順に連続的に、同軸、かつ一体的に形成された金属管である。ここで、折返し部3から折返し部4の間A1は、中間管部6で連続され、このA1の範囲は小径管部2、中間管部(中間層)6、大径管部5の3重管構造となっている。
前記衝撃吸収部材1は、適宜な工法で製造するものであるが、例えば、特開平11−82824号公報に記載されている製造方法により製造することができ、この公報記載の製造方法により製造することで、形状精度に優れた衝撃吸収部材1が得られる。
前記衝撃吸収部材1の材質は、例えば、STKM材、SPH270材や、部材の軽量化を図るために、高張力鋼(通称ハイテン材)やアルミニウム材等、吸収荷重などに応じて任意に設定するものである。板厚tは、1mm、1.2mmなど任意に設定するものである。
前記衝撃吸収部材1の各部は、例えば、小径管部2の直径d=22.2mm、大径管部5の直径D=34.2mmの略真円断面であり、中間管部6の長さA1は24mmである。また、他の例として、小径管部2の直径d=25.4mm、大径管部5の直径D=34.2mmとしてもよい。この小径管部2の直径d、大径管部5の直径D及び中間管部6の長さA1は、前記数値に限定されるものではなく任意に設定することができる。
また、衝撃吸収部材1の各部における管軸に直交する断面形状は、図の実施例では図1(b)に示すような略円形や図2に示すような四角形であるが、この形状以外にも楕円、長円、多角形等、任意の形状に設定することができる。
次に、車両衝突時における前記衝撃吸収部材1の座屈変形(塑性変形)について図3を用いて説明する。なお、この図3では説明上、衝撃吸収部材1を車両用シートの構成部材として取り付けた状態については省略する。また、荷重の作用端は、図において、小径管部2の上端と大径管部5の下端である。
図3(a)は座屈変形(塑性変形)前の状態の軸方向の断面図である。
前記図3(a)状態において、衝撃吸収部材1に引張方向(小径管部2には図3(a)に示すX方向、大径管部3にはY方向)の衝撃荷重が作用すると、その荷重によって図3(a)に示す状態から、中間管部6が下折返し部3側を反転開始点として小径管部2側へ折返し反転され、更にこの反転が上折返し部4の方向へ移動して塑性変形し、中間管部6の長さはA1からA2へと減少するのに伴い、小径管部2の長さはA3からA4へと増加して図3(b)の状態になる。この塑性変形の際に、中間管部層6の下端部の部材は、折り曲げられ、折返し部3を形成し、更に小径管部2に折返し反転されるという一連の塑性変形が引き起こされ、衝撃エネルギーが、この一連の塑性変形エネルギーに変換されて衝撃エネルギーが吸収される。
また、前記図3(a)状態において、衝撃吸収部材1に圧縮方向(小径管部2には図3(a)に示すY方向、大径管部3にはX方向)の衝撃荷重が作用すると、図3(a)に示す状態から、小径管部2が下折返し部3側を反転開始点として中間管部6側へ折返し反転され、更にこの反転が図3の下方向へ移動して塑性変形し、中間管部6の長さはA1からA5へと増加するのに伴い、小径管部2の長さはA3からA6へと減少する。この座屈変形の際に、小径管部2の下端部の部材は、折り曲げられ、折返し部3を形成し、更に中間管部6に折返し反転されるという一連の塑性変形が引き起こされ衝撃エネルギーが、この一連の塑性変形エネルギーに変換されて、衝撃エネルギーが吸収される。
前記、実施例1における引張及び圧縮方向への変位に対する吸収荷重特性図を、図21の線(II)に示す。線(II)は、初期変位(座屈変形初期)において、線が急に立ち上がり、かつ、その後変位が増大しても吸収荷重が下がることなく略一定の値で保持される。このことから、初期において大荷重を吸収し、かつ、特許文献1記載の発明と比較して、座屈変形の進行においても大荷重を吸収し続けることができ、衝撃エネルギー吸収性能に優れていることが分かる。また、特許文献1記載の発明の衝撃吸収量(線(I)と特性図の横軸とで囲まれる面積401)よりも本発明の衝撃吸収量(線(II)と特性図の横軸とで囲まれる面積)の方が明らかに大きく、本発明においては衝撃吸収量を増大させることができる。
図4は衝撃吸収部材の実施例2を示す。
図4は、衝撃吸収部材11、19の軸方向の断面図である。
図4(a)に示すように、衝撃吸収部材11は、小径管部12、U字断面折返し部13及び14、中径管部15、U字断面折返し部16及び17、大径管部18の順に連続的に同軸、かつ一体的に形成された金属管である。ここで、折返し部13から折返し部14の間および折返し部16から折返し部17の間は、前記と同様に中間管部6を有する3重管構造となっている。
また、図4(b)に示すように、衝撃吸収部材19は、折返し部20を1つのみ有し、小径管部21、U字断面折返し部20、大径管部22の順に連続的に形成された金属管であり、小径管部21、大径管部22の端を目的部材に固定する衝撃吸収部材19は、折返し部および中間管部を有しないために、三重管構造を取らず、折返し部20から大径管部22端の間は二重管構造を取る。この衝撃吸収部材19においても、前記と同様の効果を有し、本願発明に適用することができる。
その他の衝撃吸収部材の形状、材質等については前記実施例1と同様である。
本実施例2においても、前記実施例1と同様の効果を奏する。
なお、折返し部の数及び位置は、前記実施例1および本実施例2の例に限らず、任意に設定することができ、折り返し部の位置、数の変更により荷重特性を容易に変更できる。
次に前記衝撃吸収部材1、11、19を車両用シートの衝撃吸収装置に適用した例を実施例3乃至11として説明する。
本発明の実施例3を図5乃至図8により説明する。
先ず、従来の一般的な車両用シート23の全体構成について図5により説明する。なお、シートクッション、背部及び座部のSばねについては省略し、フレームのみ図示する。
ロアレール24、25は、図示しない車両用フロアにブラケットを介して固定されている。ロアレール24、25上には、前側リンク27、28および後側リンク29、30を介してシートクッションフレーム31、32を上方に支持するアッパーレール33、34が、車両前後方向へスライド可能に取り付けられており、図示しない調節レバーによりシートの前後位置関係調節が可能になっている。また、左右一対のシートクッションフレーム31、32の後端には、クロスメンバ(ロッド)35及び図示しないシートバックフレーム傾動手段により、左右一対のシートバックフレーム36、37がシートクッションフレーム31、32に対して傾動可能に軸支されている。また、シートクッションフレーム31、32には、前側リンク27、28、後側リンク29、30、ロッド38、駆動リンク39および駆動手段40、41からなるシートリフタ機構が備えられており、図示しない昇降レバーにより、シートクッションフレーム31、32とシートバックフレーム36、37が一体的に、車体に対して昇降可能となっている。
すなわち、ロアレール24、25とアッパーレール33、34間の前後位置関係調整部、シートバックフレーム36、37の傾動位置関係調整部、及びシートクッションフレーム31、32とシートバックフレーム36、37の一体的な昇降位置関係調整部の3種類の車両用シート部材の位置関係調整部を車両用シート23は有する。
次に、衝撃吸収部材1、11を図5に示す車両用シート23に用いた実施例について説明する。
実施例3は、図6(a)に示すように、前記衝撃吸収部材1、11を、図5に示す車両用シート23のシートリフタ機構を構成する駆動リンク39に設けて衝撃吸収部材42としたものである。
図6(a)に、後突前の状態図、図6(b)に、後突時の状態図を示す。
前記衝撃吸収部材42は、通常時においては、全長Lであり剛体である駆動リンク部材として機能している。そして、車両の後突によって車両後方Jから前方Kへ向かう衝撃荷重が車両(車両用シート23)に作用すると、図6(b)に示すように、衝撃吸収部材42に引張方向の衝撃荷重が作用し、衝撃吸収部材42の全長がLからL+aへと伸びる塑性変形(図3(b))が連続的に引き起こされ衝撃エネルギーは十分に吸収される。同時にシート23全体が略平行に後方に移動される。
また、図7(a)は、図6(a)に対し、駆動手段の回動によりシートポジションを変化させた状態の図である。この状態においても、車両の後突によって車両後方Jから前方Kへ向かう衝撃荷重が車両に作用すると、図7(b)に示すように衝撃吸収部材42に引張方向の衝撃過重が作用し、衝撃吸収部材42の全長がLからL+bへと伸びる塑性変形(図3(b))が連続的に引き起こされ、衝撃エネルギーが吸収される。同時にシート23全体が略平行に後方に移動される。
また、車両の後突時ばかりでなく、正面衝突又はオフセット衝突に対しても、衝撃吸収部材42が伸びたり(図3(b))、縮んだり(図3(c))して塑性変形したり、図8で示すように一方側45の軸方向全長の伸び(引張)と他方側44の軸方向全長の縮み(圧縮)との複合した曲げの塑性変形が連続的に引き起こされ、衝撃エネルギーは十分に吸収される。
衝撃エネルギーは、前記実施例1、2で述べたように、衝撃吸収部材42の三重管部の連続的な塑性変形により吸収される。また、図8で示すような曲げを伴う連続的な塑性変形においても、図21の線(II)と略同じ荷重特性を示し、曲げを伴う塑性変形が連続的に引き起こされても衝撃エネルギーは十分に吸収される。
なお、衝撃吸収性能は、三重管部の長さや折返し部の数を変更することにより任意に設計できる。
以上のようであるから、本実施例の衝撃吸収部材42は、通常時においては剛体である駆動リンク部材として機能を十分に発揮し、かつ車両衝突時においてはシートポジションに影響されることなく、塑性変形が連続的に引き起こされて、衝撃エネルギーは十分に吸収されるため、通常時及び衝突時の両方の時において優れた機能を発揮する車両のシートが得られる。
したがって、本実施例によれば従来の例えば板状の駆動リンク39から衝撃吸収部材42に変更するだけでよく、車両シート23への衝撃吸収部材の搭載空間を、駆動リンク39と別に設ける必要がない。
図9は、実施例4を示す。
実施例4は、図9に示すように前記衝撃吸収部材1、11を図5に示す車両用シート23の前側リンク27、28に設けて衝撃吸収部材45としたものである。
なお、前記実施例3と同じ部品については前記と同じ符号を付して、説明は省略する。
本実施例4も前記実施例3と同様、車両衝突時においてシートポジションに影響されることなく、衝撃吸収部材45の図3で示すような伸び(引張)、縮みの(圧縮)塑性変形や、図8で示すような伸びと縮みとの複合した曲げの塑性変形が連続的に引き起こされて、衝撃エネルギーは十分に吸収される。
本実施例4も前記実施例3と同様に、衝撃吸収が優れた車両用シートが得られる。
図10は、実施例5を示す。
実施例5は、図10に示すように前記衝撃吸収部材1、11を図5に示す車両用シート23の後側リンク29、30に用いて衝撃吸収部材46としたものである。
なお、前記実施例3と同じ部品については前記と同じ符号を付して、説明は省略する。
本実施例5も前記実施例3と同様、車両衝突時において衝突方向及びシートポジションに影響されることなく、衝撃吸収部材46の図3で示すような伸び(引張)、縮み(圧縮)塑性変形や、図8で示すような伸びと縮みとの複合した曲げの塑性変形が連続的に引き起こされて、衝撃エネルギーは十分に吸収される。
本実施例5も前記実施例3と同様に、衝撃吸収が優れた車両用シートが得られる。
図11、12は実施例6を示す。
本実施例6は、図11に示すように前記衝撃吸収部材1、11、19を、図5に示す車両用シート23の左右一対のシートバックフレーム36、37間や、左右一対のシートクッションフレーム31、32間に架設されるクロスメンバ35、38、50に各々用いて衝撃吸収部材47、48、49としたものである。図11には、シートバックフレーム36,37、シートクッションフレーム31、32、衝撃吸収部材47、48、49以外の部品については図の簡略化のため図示していない。
なお、前記実施例3と同じ部品については前記と同じ符号を付して、説明は省略する。
前記衝撃吸収部材47、48、49は、図12に示すように一本の金属管で構成され、小径管部51の両端に三重管部52、53が形成されている。なお、図12は図が煩雑になるために点線部は管の外径のみを示し、管の内径の線は示していない。
なお、三重管部52、53の位置は、両端付近ではなく中央付近など任意に設定するものである。また、三重管部52、53の数は、図12では2箇所であるが、1箇所や3箇所など任意の数に設定してもよい。また、図12では、中央付近が小径で両端部が大径になるように三重管部を設計しているが、中央付近が大径で両端が小径や、図4に示すように一端から他端に向かうにつれて小径から大径にするなど任意の形状に設定できる。
この実施例において、後突時には、前記衝撃吸収部材47、48、49の折返し部が、図8に示すような一方側45の伸びと他方側44の縮みとの複合した曲げの塑性変形が引き起こされて撓む。このような曲げ変形においても図21(II)に示す特性曲線とほぼ同等の特性曲線を示すため、衝撃は十分に吸収される。
また、車両の側方衝突によって車両に対し左右方向、すなわち車両用シート23(シートバックフレーム36、37及びシートクッションフレーム31、32)に対し左右方向への衝撃荷重が前記衝撃吸収部材47、48、49に付与された場合、実施例1で述べたように折返し部の縮み(圧縮)塑性変形(図3(c))が連続的に引き起こされて、衝撃エネルギーは十分に吸収される。そして、図12で示す小径管部51端の折返し部54、55がシートバックフレーム36、37或いはシートクッションフレーム31、32に底付き(接した)後は、衝撃吸収部材47、48、49の縮み(圧縮)塑性変形が進行せず、衝撃吸収部材は剛体として機能し、搭乗者に対する空間(シートスペース)を確保する。
図13は実施例7を示す。
実施例7は、図13に示すように前記衝撃吸収部材1、11、19をシートの前後位置関係調整機構を構成するロアレール24、25と車両用フロア58との間に介装して衝撃吸収部材56、57としたものである。前側衝撃吸収部材56は、その軸が車両の前後方向に配置されるように介装され、後側衝撃吸収部材57は、その軸が車両の上下方向に配置されるように介装されている。なお、固定ブラケット59、60を介することなくロアレール24、25に直接衝撃吸収部材56、57を固設しても良い。
なお、前記実施例3〜5と同じ部品については前記と同じ符号を付して説明は省略する。
本実施例において、後突の際、前側衝撃吸収部材56の縮み(圧縮)の塑性変形が連続的に引き起こされて、衝撃エネルギーは十分に吸収され、後側衝撃吸収部材60の伸び(引張)および図8に示すような曲げの塑性変形が引き起こされて、衝撃エネルギーは十分に吸収される。
また、本実施例8も前記実施例3と同様、車両衝突時において衝突方向及びシートポジションに影響されることなく、衝撃吸収部材59、60の塑性変形が引き起こされて、衝撃エネルギーは十分に吸収される。
なお、図13では、前記実施例3〜5で示した衝撃吸収部材42、45、46を装着しているが、それぞれ、駆動リンク39、前側リンク26、27、後側リンク29、30に変更しても同様の効果を奏する。
本実施例7も前記実施例3と同様に、衝撃吸収が優れた車両用シートが得られる。
図14は実施例8を示す。
実施例8は、図14に示すように前記衝撃吸収部材1、11、19を図5に示す車両用シート23の左右一対のシートバックフレーム36,37間に架設されるクロスメンバ62と、搭乗者の背部をクッションを介して支持する板状のプレート63との間に設けて衝撃吸収部材61としたものである。
なお、前記実施例3と同じ部品については前記と同じ符号を付して説明は省略する。
本実施例8は、後突時にシートポジションに影響されることなく、衝撃吸収部材61の図3で示すような伸び(引張)、縮み(圧縮)の塑性変形や、図8で示すような伸びと圧縮との複合した曲げの塑性変形が連続的に引き起こされて衝撃エネルギーは十分に吸収される。
本実施例8も前記実施例3と同様に、衝撃吸収が優れた車両用シートが得られる。
図15及び図16は実施例9を示す。図16(a)は、図15に示す車両用シート65のC−C線断面図、図16(b)は、図15に示す車両用シート65のD−D線断面図である。
実施例9は、図16(a)に示すように、前記衝撃吸収部材1、11、19を前記実施例のアッパーレールを上下2分割し、その下側のアッパーレール66aと上側のアッパーレール66bの間に介装して衝撃吸収部材67、68としたものである。なお、衝撃吸収部材67は前記図4(b)に示す二重管のものを使用している。
また、下側のアッパーレール66aはロアレール69に摺動可能に設けられ、上側アッパーレール66bは前側リンク70、後側リンク71を介してシートクッションフレーム72に連通されている。
また、図16(b)に示すように、前記衝撃吸収部材1、11、19を、前記下側のアッパーレール66aと上側のアッパーレール66bの間に介装して衝撃吸収部材73としている。
なお、衝撃吸収部材67、68、73は、図16に示す衝撃吸収部材67(図16(a)左)のような折返し部を1箇所(二重管構造)のみ有するものでも、図16に示す衝撃吸収部材68(図16(a)右)のような折返し部を2箇所(三重管構造)有するものでもよい。
折返し部を1箇所(二重管構造)だけ有するタイプは、後突の際に引張方向の荷重が付与されると、折返し部が連続的に塑性変形して消失し一重管になることにより、衝撃エネルギーは吸収される。
また、塑性変形を一定量に留めておきたい場合は、図17に示すようなストッパ74を設けることにより、衝撃吸収部材67、68、73が衝撃荷重により引き伸ばされてもストッパ74に当接した後は、引き伸ばされず、塑性変形が抑えられる。また、このストッパ74を設けることにより、万一の過大入力により衝撃吸収部材67が破断をした場合のバックアップ機構として機能する。
本実施例9においても、前記実施例3と同様に、衝撃吸収が優れた車両用シートが得られる。
図17は、図15に示す車両用シート65の前側の衝撃吸収部材の他の例を示すもので図15のC−C線に相当する断面図である。
実施例10は、前記衝撃吸収部材1、11、19を、前記下側のアッパーレール66aと上側のアッパーレール66bの間に介装して衝撃吸収部材75とし、かつ、前述したストッパ74を設けたものである。
前記実施例9と同じ部品については前記と同じ符号を付して説明は省略する。
本実施例10においても、前記実施例3および9と同様に、衝撃吸収が優れた車両用シートが得られる。
その他の実施例
前記実施例3乃至図10において述べた衝撃吸収装置における衝撃吸収部材はそれぞれの図に示すような位置に単独で使用してもよく、更に、各実施例の位置に設けられた衝撃吸収部材を所望に複数組みあわせて車両用シートに用いてもよく、このような組合せにより、衝撃吸収効果を一層高めることができる。
本発明の実施例1を示す衝撃吸収部材で、(a)は軸方向の断面図、(b)は平面図。 本発明の実施例1の他の衝撃吸収部材の平面図。 (a)〜(c)は、本発明の実施例1の衝撃吸収部材の車両衝突時における塑性変形の過程を示す軸方向の断面図。 (a)及び(b)は、本発明の実施例2を示す衝撃吸収部材の2例の軸方向断面図。 従来の車両用シートの斜視図。 本発明の実施例3の車両用シートを示すもので、(a)は側面図、(b)は後突時の状態を示す側面図。 (a)及び(b)は、本発明の実施例3の車両用シートのシートポジジョンを変化させた側面図。 本発明の衝撃吸収部材の車両衝突時における曲げ塑性変形の軸方向の断面図。 本発明の実施例4を示す車両用シート側面図。 本発明の実施例5を示す車両用シート側面図。 本発明の実施例6を示す車両用シート斜視図。 本発明の実施例6における衝撃吸収部材の斜視図。 本発明の実施例7を示す車両用シート側面図。 本発明の実施例8を示すもので、(a)は車両用シート側断面図、(b)は(a)におけるB−B線拡大断面図。 本発明の実施例9を示す車両用シート断面図。 (a)は図15におけるC−C線断面図、(b)は図15におけるD−D線断面図。 本発明の実施例10の車両用シートを示すもので図15におけるC−C線に相当する断面図。 第1の従来技術の車両用シートを示す図。 (a)及び(b)は、第2の従来技術の車両用シートを示す図。 第3の従来技術の車両用シートを示す図。 第1の従来技術(I)と本発明(II)における変形変位に対する荷重特性の特性図。
符号の説明
1、11、19、42、45、46、47、48、49、56、57、61、67、68、73、75 衝撃吸収部材
24、25、69 ロアレール
27、28、70 前側リンク
29、30、71 後側リンク
31、32、72 シートクッションフレーム
36、37 シートバックフレーム
35、38、50、62 クロスメンバ
33、34、66a、66b アッパーレール
39 駆動リンク

Claims (11)

  1. 略U字断面の折返し部を介して小径管部と大径管部とが連続する金属管からなる衝撃吸収部材を、車両用シートにおける衝撃作用部位に設けたことを特徴とする車両用シートの衝撃吸収装置。
  2. 前記衝撃吸収部材を、車両用シート部材相互の位置関係を調整する位置関係調整部に用いたことを特徴とする請求項1記載の車両用シートの衝撃吸収装置。
  3. 前記衝撃吸収部材を、前記位置関係調整部を構成するリンク部材に用いたことを特徴とする請求項2記載の車両用シートの衝撃吸収装置。
  4. 車両に対し前後方向の衝撃エネルギーを吸収するように前記衝撃吸収部材が具備されたことを特徴とする請求項1又は2又は3記載の車両用シートの衝撃吸収装置。
  5. 車両に対して車幅方向の衝撃エネルギーを吸収するように前記衝撃吸収部材が具備されたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の車両用シートの衝撃吸収装置。
  6. 前記衝撃吸収部材を、シートリフタ機構を構成するリンク部材に用いたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の車両用シートの衝撃吸収装置。
  7. 前記衝撃吸収部材を、左右一対のシートバックフレーム間に架設されるクロスメンバに用いたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の車両用シートの衝撃吸収装置。
  8. 前記衝撃吸収部材を、左右一対のシートクッションフレーム間に架設されたクロスメンバに用いたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の車両用シートの衝撃吸収装置。
  9. 前記衝撃吸収部材を、シートの前後位置関係調整部を構成するレールと、車両用フロアとの間に介装したことを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の車両用シートの衝撃吸収装置。
  10. 前記衝撃吸収部材を、左右一対のシートバックフレーム間に架設されるクロスメンバと、搭乗者の背部をクッションを介して支持するプレートとの間に介装したことを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の車両用シートの衝撃吸収装置。
  11. 前記衝撃吸収部材を、シートの前後位置関係調整部を構成するアッパーレールを上下2分割してその間に介装したことを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の車両用シートの衝撃吸収装置。
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