JP2006027422A - ナンバープレート凍結防止装置、および自動車 - Google Patents

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Abstract

【課題】雪や氷や泥等が付着して凍結することで外部からナンバープレートが視認できなくなるような不具合を解消することができる技術を提供する。
【解決手段】カメラCA1,CA2からのナンバープレートNP1,NP2表面に係る画像に基づき、制御部10がナンバープレートNP1,NP2が外部から視認できない視認不可状態を検出する。そして、ナンバープレートNP1の視認不可状態の検出に応答して、制御部10からヒーター駆動回路11に加熱開始信号が発せられ、導体を用いて構成されたナンバープレートNP1に所定の電圧が掛けられて加熱される。一方、ナンバープレートNP2の視認不可状態の検出に応答して、制御部10からシャッター駆動回路に加熱開始信号が発せられ、シャッター機構STによって、排気ガスをナンバープレートNP2に吹きかける開口を開放することで、ナンバープレートNP2が加熱される。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車及び自動車に搭載される装置に関する。
2輪や4輪等の各種自動車には、ナンバープレートが取り付けられている。このナンバープレートは、自動車を特定するという意義を有しており、特に、交通事故や交通違反の取り締まりの際に大きな役割を果たす。また、警察やその他の者がナンバープレートによって自動車を特定することができることを各運転者も認識しているため、運転者の交通マナーやモラルの向上にも供している。
しかしながら、寒冷地等では、ナンバープレートに雪や氷と泥等が付着して凍結し、外部からナンバープレートを視認することができない場合が容易に起こり得る。そのような場合には、交通安全の低下や運転者自身のモラルの低下等を引き起こしてしまう。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、雪や氷や泥等が付着して凍結することで外部からナンバープレートが視認できなくなるような不具合を解消することができる技術を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1の発明は、ナンバープレートが取り付けられた自動車に搭載されたナンバープレート凍結防止装置であって、前記ナンバープレートの所定位置が外部から視認することができない視認不可状態を検出する検出手段と、前記ナンバープレートを加熱する加熱手段と、前記検出手段による前記視認不可状態の検出に応答して、前記ナンバープレートを加熱するように前記加熱手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載のナンバープレート凍結防止装置であって、前記ナンバープレートの近傍に設置され、前記ナンバープレート上の所定ラインに係る画像を取得する1次元カメラを備え、前記検出手段が、前記1次元カメラによって取得された画像に基づいて、前記視認不可状態を検出することを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1に記載のナンバープレート凍結防止装置であって、前記ナンバープレートの近傍に設置され、前記ナンバープレート上の所定領域に係る画像を取得する2次元カメラを備え、前記検出手段が、前記2次元カメラによって取得された画像に基づいて、前記視認不可状態を検出することを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載のナンバープレート凍結防止装置であって、前記ナンバープレートが、導体を用いて構成され、前記加熱手段が、前記導体に電流を流すことで前記ナンバープレートを加熱することを特徴とする。
また、請求項5の発明は、請求項4に記載のナンバープレート凍結防止装置であって、前記ナンバープレートの文字の部分が、前記導体を用いた電気ヒーターとして構成され、前記加熱手段が、前記電気ヒーターに電流を流すことで前記ナンバープレートを加熱することを特徴とする。
また、請求項6の発明は、請求項4又は請求項5に記載のナンバープレート凍結防止装置であって、前記導体が、導電性プラスチックスであることを特徴とする。
また、請求項7の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載のナンバープレート凍結防止装置であって、前記ナンバープレートの近傍に設置され、前記ナンバープレートに対して光を照射する照明装置を備え、前記加熱手段が、前記照明装置によって前記ナンバープレートに対して光を照射することで当該ナンバープレートを加熱することを特徴とする。
また、請求項8の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載のナンバープレート凍結防止装置であって、前記自動車の排気ガスを当該自動車の外部に導く排気経路を備え、前記排気経路が、前記ナンバープレートに向けて排気ガスを吹き付けるように開口を有し、前記加熱手段が、前記開口から前記ナンバープレートに対して排気ガスを吹き付けることで当該ナンバープレートを加熱することを特徴とする。
また、請求項9の発明は、請求項8に記載のナンバープレート凍結防止装置であって、前記排気経路が、複数の経路に分岐され、前記加熱手段が、前記複数の経路のうちの一部の経路から排出される排気ガスを前記ナンバープレートに対して吹き付けることで当該ナンバープレートを加熱することを特徴とする。
また、請求項10の発明は、請求項1から請求項9のいずれかに記載のナンバープレート凍結防止装置であって、前記検出手段による前記視認不可状態の検出に応答して、視認不可状態にある旨を運転者に対して報知する報知手段をさらに備えることを特徴とする。
また、請求項11の発明は、請求項1から請求項10のいずれかに記載のナンバープレート凍結防止装置を備えたことを特徴とする。
請求項1から請求項10のいずれかに記載の発明によれば、ナンバープレートが外部から視認することができない状態が検出されると、ナンバープレートを加熱することで、ナンバープレートに付着した雪や氷等を融かすことができるため、雪や氷等が付着して凍結することで外部からナンバープレートが視認できなくなるような不具合を解消することができる。
特に、請求項2に記載の発明によれば、ナンバープレート上の所定ラインに係る画像に基づいて、ナンバープレートが外部から視認することができない状態を検出するような構成とすることで、簡単な構成でナンバープレートが外部から視認することができない状態を検出することができる。
また、請求項3に記載の発明によれば、ナンバープレート上の所定領域に係る画像に基づいて、ナンバープレートが外部から視認することができない状態を検出するような構成とすることで、ナンバープレート上の広い範囲を検出対象とすることができるため、検出結果の信頼性を向上させることができる。
また、請求項4から請求項6のいずれかに記載の発明によれば、ナンバープレートを構成する導体に電流を流してナンバープレートを加熱するような構成とすることで、簡単な構造でナンバープレートに付着した雪や氷等を融かすことができる。
また、請求項5に記載の発明によれば、ナンバープレートの文字の部分を構成する電気ヒーターによってナンバープレートを加熱するような構成とすることで、ナンバープレートの必要な部分に付着した雪や氷等を効率良く溶かすことができる。
また、請求項7に記載の発明によれば、光を照射してナンバープレートを加熱するような構成とすることで、簡単な構成でナンバープレートに付着した雪や氷等を融かすことができる。
また、請求項8又は請求項9に記載の発明によれば、排気ガスを吹き付けてナンバープレートを加熱するような構成とすることで、燃費を悪化させることなく、ナンバープレートに付着した雪や氷等を融かすことができる。
また、請求項9に記載の発明によれば、排気ガスの一部を吹き付けてナンバープレートを加熱するような構成とすることで、ナンバープレートに吹き付けられる排気ガスの総量が低減されるため、ナンバープレートが排気ガスで汚れ難くなり、ナンバープレートが外部から視認され難くなるのを極力防止することができる。
また、請求項10に記載の発明によれば、ナンバープレートが外部から視認することができない状態が検出されると、その旨を運転者に対して報知するため、その報知によって、運転者は、現在ナンバープレートが外部から視認することが出来ない状態にあることと、ナンバープレートが加熱されている状態にあることとを把握することができる。また、例えば、ナンバープレートが外部から視認することが出来ない状態にあるような場合に、自動車の走行を開始しないように、運転者に対して注意を喚起させることもできる。さらに、例えば、その報知に応じて、運転者が、自動車から降りて、直接ナンバープレートの状況を確認することで、加熱によって除去することができない汚れ等がナンバープレートに付着しているような場合に対しても対処することができる。
また、請求項11に記載の発明によれば、請求項1から請求項10のいずれかに記載の発明と同様な効果を奏することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施形態に係るナンバープレート凍結防止装置(以下、「NP凍結防止装置」と称する)2の機能ブロック図である。NP凍結防止装置2は、自動車1に搭載され、自動車1の前後に取り付けられたナンバープレートNP1,NP2の所定位置が外部から視認することが出来ない状態(以下「視認不可状態」と称する)において、ナンバープレートNP1,NP2を加熱することで、ナンバープレートNP1,NP2に付着した雪や氷等を融かすことができる装置である。
このNP凍結防止装置2は、図1に示すように、2台のカメラCA1,CA2、制御部10、加熱機能を有するナンバープレートNP1、ヒーター駆動回路11、シャッター機構ST、シャッター駆動回路12、コンソールパネルCP、及びスピーカSPを備えて構成される。そして、NP凍結防止装置2の構成は、4つの機能を果たすための構成、すなわち、(1)ナンバープレートNP1,NP2の視認不可状態を検出するための構成、(2)ナンバープレートNP1を加熱するための構成、(3)ナンバープレートNP2を加熱するための構成、及び(4)視認不可状態を運転者に報知するための構成、に大別される。以下、この4つの目的を果たすための構成について、機械的な構成の説明を交えながら、順次説明する。
<(1)視認不可状態を検出するための構成>
カメラCA1,CA2は、それぞれナンバープレートNP1,NP2の表面状態を検出するためのものであり、ともに同様な構成及び機能を有するため、ここではカメラCA1を例として取り上げて説明する。
図2及び図3はカメラCA1の設置状態を例示する図であり、図2は自動車1を斜め前方から見た斜視図、図3は自動車1の前方のバンパーFBP、カメラCA1、及びナンバープレートNP1近傍を側面から見た断面図となっている。なお、図3の2本の破線L1に挟まれた領域がカメラCA1によって撮影することができる範囲(撮影可能範囲)を示している。図2及び図3に示すように、カメラCA1は、ナンバープレートNP1の表面を斜め上方から撮影することができるように、ナンバープレートNP1近傍のバンパーFBPに設置されている。ここで、図4はカメラCA1の撮影可能範囲を例示する図であり、図4に示すように、カメラCA1は、ナンバープレートNP1の表面のうち破線L2で囲まれた所定の2次元の領域(2次元領域)を撮影可能範囲とするカメラ(以下、「2次元カメラ」と称する)となっている。なお、ここでは、カメラCA1をナンバープレートNP1の上方に設置する構成としたが、カメラCA1をナンバープレートNP1近傍の任意の方向に設置するようにしても良い。
また、カメラCA1,CA2は、CCD等の撮像素子を備えて構成され、ナンバープレートNP1,NP2の表面上の所定の2次元領域に係る画像データ(画像)を取得し、その画像を制御部10に出力する。
制御部10は、例えばCPU、及び各種データを記憶する記憶部(RAM、及びROM等)等を備え、ROM等に格納される各種プログラムをCPUにおいて実行することで種々の演算や制御等の機能を実現する。そして、制御部10はカメラCA1,CA2から入力された画像に基づいて、視認不可状態を検出する。
例えば、制御部10は、ナンバープレートNP1,NP2の表面が外部から視認できる基準となる状態(以下、「基準状態」と称する)において予めカメラCA1,CA2からのナンバープレートNP1,NP2に係る画像を取得して、その画像における色の変化のパターンを制御部10内の記憶部に記憶しておき、その後、カメラCA1,CA2によって取得される画像における色の変化のパターンと、基準状態に係る色の変化のパターンとが類似しない場合に、視認不可状態にあるものとして検出する。すなわち、ここでは、図4に示した撮影可能範囲に含まれる文字(所定位置)が外部から視認することができない状態が視認不可状態として検出される。
一方、制御部10は、カメラCA1,CA2によって取得される画像における色の変化のパターンと、基準状態に係る色の変化のパターンとが類似する場合には、ナンバープレートNP1,NP2表面の所定位置が外部から視認できる状態(以下、「視認可能状態」と称する)にあるものとして検出する。
なお、カメラCA1,CA2等、NP凍結防止装置2に含まれる各構成の動作は、制御部10からの信号に基づいて制御される。
また、制御部10は、視認不可状態の検出に応答してナンバープレートNP1,NP2の加熱を開始するための信号(以下、「加熱開始信号」と称する)、及び視認不可状態であることの報知を開始させるための信号(以下、「報知開始信号」と称する)を出力し、一旦加熱開始信号及び報知開始信号を出力した後、視認可能状態の検出に応答してナンバープレートNP1,NP2の加熱を終了するための信号(以下、「加熱終了信号」と称する)、及び視認可能状態であることの報知を終了させるための信号(以下、「報知終了信号」と称する)を出力する。なお、ここでは、加熱開始信号、報知開始信号、加熱終了信号、及び報知終了信号は、ナンバープレートNP1,2についてそれぞれ出力されるものとする。
このように、ここでは、視認不可状態にある場合には、雪や氷が各ナンバープレートNP1,NP2の表面に付着して凍り付いたことによって視認不可状態となったものとみなして、各ナンバープレートNP1,NP2を加熱するように制御する。
<(2)ナンバープレートNP1を加熱するための構成>
ナンバープレートNP1は、そのほぼ全体が導電性プラスチック等の導体を用いて構成され、例えば、図5に示すように、ナンバープレートNP1の両端にそれぞれ端子を取り付けて、所定の電圧Voを与え、ナンバープレートNP1を構成する導体に電流が流れる状態(通電状態)とすることで、ナンバープレートNP1自体が発熱可能となっている。そして、ナンバープレートNP1自体が発熱することで、ナンバープレートNP1を加熱することができる。
ヒーター駆動回路11は、バッテリーや電源回路等によって構成される電源より給電され、制御部10から視認不可状態の検出に応答した加熱開始信号を受信することで、ナンバープレートNP1を通電状態とする。一方、制御部10から視認可能状態の検出に応答した加熱終了信号を受信することで、ナンバープレートNP1の通電状態を解除する。
<(3)ナンバープレートNP2を加熱するための構成>
図6は、ナンバープレートNP2を加熱するための機構20を例示する図であり、自動車1のエンジンからの排気ガスを外部に導く経路(排気経路)を構成するマフラーMFやパイプユニットPUと、ナンバープレートNP2との近傍に着目して、自動車1の下面側から見た図となっている。
図6に示すように、マフラーMFに対してパイプユニットPUが連結される。パイプユニットPUは、マフラーMFに対して直接連結された直線的なパイプP1と、中途の分岐点DVにおいてパイプP1から分岐するように連結されたパイプP2とを備えて構成される。すなわち、エンジンからの排気ガスの排気経路には、図6中矢印Cで示すようにパイプP1から外部に排出される経路と、図6中矢印Bに示すようにパイプP1から分岐したパイプP2から外部に排出される経路とがある。また、パイプP2から外部に排気ガスを排出する開口部OPには、その開口部OPを開放したり閉鎖したりするシャッター機構STが設けられており、パイプP2の開口部OPが開放された状態(開放状態)で、パイプP2から外部に排出される排気ガスが、図6中矢印Bに示すようにナンバープレートNP2に対して吹き付けられるようにパイプP2が形成されている。つまり、ここでは、排気経路が複数の経路に分岐され、その複数の経路のうちの一部の経路であるパイプP2から排出される排気ガスをナンバープレートNP2に対して吹き付け可能に構成される。
シャッター機構STは、パイプP2の開口部OPを塞いで閉鎖した状態(閉鎖状態)とするシャッター部ST1と、シャッター部ST1を軸PLを中心として回動自在に自動車1の本体に対して取り付ける回動部ST2とを備えて構成される。回動部ST2は、例えば、シャッター部ST1を軸PLを中心として回動させるモータ等を備える。
シャッター駆動回路12は、バッテリーや電源回路等によって構成される電源より給電され、制御部10から視認不可状態の検出に応答した加熱開始信号を受信すると、回動部ST2のモーターを駆動させてシャッター部ST1を自動車1本体に対して回動させて、パイプP2の開口部OPを閉鎖状態から開放状態へと移行させる。つまり、制御部10からの加熱開始信号に応答してパイプP2の開口部OPからナンバープレートNP2に対する排気ガスの吹き付けが開始され、ナンバープレートNP2の加熱が開始される。
一方、シャッター駆動回路12は、制御部10から視認可能状態の検出に応答した加熱終了信号を受信すると、回動部ST2のモーターを駆動させてシャッター部ST1を自動車1本体に対して回動させて、パイプP2の開口部OPを開放状態から閉鎖状態へと移行させる。つまり、制御部10からの加熱終了信号に応答してパイプP2からナンバープレートNP2に対する排気ガスの吹き付けを停止させて、ナンバープレートNP2の加熱を終了する。なお、この閉鎖状態では、排気ガスは、パイプP2のみから外部へ排出される。
<(4)視認不可状態を運転者に報知するための構成>
コンソールパネルCPは、一般的なコンソールパネルとほぼ同様な構成を有し、制御部10から視認不可状態の検出に応答した報知開始信号を受信すると、視認不可状態である旨を運転者に対して報知する専用の点灯部(例えば、ランプ)を点灯させるように構成される。このコンソールパネルCPには、前方のナンバープレートNP1が視認不可状態である旨と、後方のナンバープレートNP2が視認不可状態である旨とをそれぞれ示す専用の点灯部が設けられているものとする。
なお、視認不可状態が検出されると、その旨をコンソールパネルCPを点灯させるといった視覚的な手段によって運転者に報知するだけでなく、例えば、視認不可状態が検出されると、その旨を伝える音声をスピーカーSPから出力させるといった聴覚的な手段によって運転者に報知するようにしても良い。
<その他の構成>
図示を省略するが、制御部10は、イグニッションキーの回動に応答したエンジンの点火を検出して、その検出に応答してNP凍結防止装置2の動作フローを開始させる一方、イグニッションキーの回動に応答したエンジンの停止を検出して、その検出に応答してNP凍結防止装置2の動作フローを終了させる。
<NP凍結防止装置2の動作フロー>
図7及び図8はNP凍結防止装置2の動作フローを示すフローチャートであり、図7は前方のナンバープレートNP1の凍結を防止するための動作フロー、図8は後方のナンバープレートNP2の凍結を防止するための動作フローである。これらの動作フローは、制御部10の制御によって実現され、イグニッションキーの回動に応じたエンジンの点火に応答して、図7及び図8に示す動作フローがそれぞれ開始される。
まず、図7に示す動作フローについて説明する。
ステップS1では、カメラCA1からの画像に基づいて、前方のナンバープレートNP1の状態を認識し、ステップS2に進む。ここでは、制御部10とカメラCA1とが協働することで、前方のナンバープレートNP1が視認可能状態にあるのか視認不可状態にあるのかを検出する。
ステップS2では、ステップS1で認識された状態に基づいて、前方のナンバープレートNP1が視認不可状態にあるか否かを判別する。ここでは、視認不可状態であると判別されるとステップS3に進み、視認不可状態でないと判別されるとステップS1に戻る。つまり、視認不可状態が検出されるまでステップS1及びステップS2のフローが繰り返される。
ステップS3では、前方のナンバープレートNP1が視認不可状態である旨の報知を開始させ、ステップS4に進む。ここでは、制御部10からコンソールパネルCPに対してナンバープレートNP1に係る報知開始信号が発せられ、前方のナンバープレートNP1が視認不可状態にある旨を、コンソールパネルCPを点灯させることで、運転車に対して報知する。
ステップS4では、前方のナンバープレートNP1の加熱を開始させ、ステップS5に進む。ここでは、制御部10からヒーター駆動回路11に対して加熱開始信号が発せられ、前方のナンバープレートNP1を通電状態とすることで、当該前方のナンバープレートNP1の加熱を開始させる。
ステップS5では、ステップS1と同様に、カメラCA1からの画像に基づいて、前方のナンバープレートNP1の状態を認識し、ステップS6に進む。
ステップS6では、ステップS2と同様に、ステップS5で認識された状態に基づいて、前方のナンバープレートNP1が視認不可状態であるか否かを判別する。ここでは、視認不可状態でないと判別されるとステップS7に進み、視認不可状態であると判別されるとステップS5に戻る。つまり、一旦、視認不可状態が検出されて、前方のナンバープレートNP1の加熱が開始されると、視認可能状態が検出されるまでステップS5及びステップS6のフローが繰り返される。
ステップS7では、前方のナンバープレートNP1が視認不可状態である旨の報知を終了させ、ステップS8に進む。ここでは、制御部10からコンソールパネルCPに対してナンバープレートNP1に係る報知終了信号が発せられ、前方のナンバープレートNP1が視認不可状態にある旨を示すコンソールパネルCPの点灯を終了する。
ステップS8では、前方のナンバープレートNP1の加熱を終了させ、ステップS9に進む。ここでは、制御部10からヒーター駆動回路11に対して加熱終了信号が発せられ、前方のナンバープレートNP1の通電状態を解消させることで、当該前方のナンバープレートNP1の加熱を終了させる。
ステップS9では、自動車1のエンジンが停止されたか否かを判別する。ここでは、制御部10が、イグニッションキーの回動に応答したエンジンの停止を検出していない場合には、ステップS1に戻る。つまり、エンジンが点火された能動状態にある場合には、運転者が自動車1を走行させる意図があるものとして、NP凍結防止装置2の機能を能動化させた状態を維持する。一方、ステップS9において、エンジンの停止を検出した場合には、図7に示す動作フローを終了する。
次に、図8に示す動作フローについて説明する。
ステップS11では、カメラCA2からの画像に基づいて、後方のナンバープレートNP2の状態を認識し、ステップS12に進む。ここでは、制御部10とカメラCA2とが協働することで、後方のナンバープレートNP2が視認可能状態にあるのか視認不可状態にあるのかを検出する。
ステップS12では、ステップS11で認識された状態に基づいて、後方のナンバープレートNP2が視認不可状態であるか否かを判別する。ここでは、視認不可状態であると判別されるとステップS13に進み、視認不可状態でないと判別されるとステップS11に戻る。つまり、視認不可状態が検出されるまでステップS11及びステップS12のフローが繰り返される。
ステップS13では、後方のナンバープレートNP2が視認不可状態である旨の報知を開始させ、ステップS14に進む。ここでは、制御部10からコンソールパネルCPに対してナンバープレートNP2に係る報知開始信号が発せられ、後方のナンバープレートNP1が視認不可状態にある旨を、コンソールパネルCPを点灯させることで、運転車に対して報知する。
ステップS14では、後方のナンバープレートNP2の加熱を開始させ、ステップS15に進む。ここでは、制御部10からシャッター駆動回路12に対して加熱開始信号が発せられ、パイプP2の開口部OPに設けられるシャッター部ST1を開放させた状態(開放状態)とすることで、後方のナンバープレートNP2の加熱を開始させる。
ステップS15では、ステップS11と同様に、カメラCA2からの画像に基づいて、後方のナンバープレートNP2の状態を認識し、ステップS16に進む。
ステップS16では、ステップS12と同様に、ステップS15で認識された状態に基づいて、後方のナンバープレートNP2が視認不可状態であるか否かを判別する。ここでは、視認不可状態でないと判別されるとステップS17に進み、視認不可状態であると判別されるとステップS15に戻る。つまり、一旦、視認不可状態が検出されて、後方のナンバープレートNP2の加熱が開始されると、視認可能状態が検出されるまでステップS15及びステップS16のフローが繰り返される。
ステップS17では、後方のナンバープレートNP2が視認不可状態である旨の報知を終了させ、ステップS18に進む。ここでは、制御部10からコンソールパネルCPに対してナンバープレートNP2に係る報知終了信号が発せられ、後方のナンバープレートNP2が視認不可状態にある旨を示すコンソールパネルCPの点灯を終了する。
ステップS18では、後方のナンバープレートNP2の加熱を終了させ、ステップS19に進む。ここでは、制御部10からシャッター駆動回路12に対して加熱終了信号が発せられ、パイプP2の開口部OPに設けられるシャッター部ST1を開放状態から閉鎖状態とすることで、後方のナンバープレートNP2の加熱を終了させる。
ステップS19では、図7のステップS9と同様に、自動車1のエンジンが停止されたか否かを判別する。ここでは、制御部10がエンジンの停止を検出していない場合には、ステップS11に戻り、エンジンの停止を検出した場合には、図8に示す動作フローを終了する。
以上のように、カメラCA1,CA2と制御部10との協働により、各ナンバープレートNP1,NP2に係る視認不可状態が検出される。そして、各ナンバープレートNP1,NP2に係る視認不可状態の検出に応答して、各ナンバープレートNP1,NP2を加熱する。したがって、ナンバープレートNP1,NP2に付着した雪や氷等を融かすことができるため、雪や氷等が付着して凍結することで外部からナンバープレートNP1,NP2が視認できなくなるような不具合を解消することができる。
また、前方のナンバープレートNP1については、ナンバープレートNP1を導電性プラスチック等の導体を用いて構成し、その導体に電流を流すことでナンバープレートNP1を加熱する。その結果、簡単な構造でナンバープレートNP1に付着した雪や氷等を融かすことができる。さらに、一旦ナンバープレートNP1の加熱が開始された後に、ナンバープレートNP1に係る視認可能状態が検出されると、ナンバープレートNP1の加熱を終了するため、不要な加熱のためのエネルギーの浪費を低減することができる。
また、後方のナンバープレートNP2については、排気ガスを吹き付けてナンバープレートNP2を加熱する。その結果、ナンバープレートNP2を加熱するための特別のエネルギーを要しないため、自動車1の燃費を悪化させることなく、ナンバープレートNP2に付着した雪や氷等を融かすことができる。
また、各ナンバープレートNP1,NP2について視認不可状態が検出されると、その旨を、コンソールパネルを点灯させることで運転者に対して報知する。その報知によって、運転者は、現在ナンバープレートが視認不可状態にあるとともに、ナンバープレートNP1,NP2が加熱されている状態にあることを把握することができる。そして、例えば、ナンバープレートNP1,NP2が視認不可状態にあるような場合に、自動車1の走行を開始しないように、運転者に対して注意を喚起させることもできる。さらに、例えば、ナンバープレートNP1,NP2に泥や汚れ等が付着していることが想定される場合には、運転者は、自動車1から降りて、直接ナンバープレートNP1,NP2の状況を確認することで、加熱によって除去することができないものが付着して視認不可状態となっている場合に対しても対処することができる。
<変形例>
以上、この発明の実施形態について説明したが、この発明は上記説明した内容のものに限定されるものではない。
◎例えば、上述した実施形態では、前方のナンバープレートNP1については、ナンバープレートNP1を導体を用いて構成し、その導体に通電することで加熱する一方、後方のナンバープレートNP2については、排気ガスを吹き付けることで加熱したが、これに限られるものではなく、ナンバープレートNP1,NP2の近傍にナンバープレートNP1,NP2を加熱する各種加熱装置を設置しても良い。具体的には、例えば、照明装置等によって光を照射することでナンバープレートNP1,NP2を加熱するようにしても良い。
図9及び図10は照明装置LUによって光を照射することで後方のナンバープレートNP2を加熱する例について示す図であり、図9は変形例に係る自動車1Aを斜め後方から見た図、図10は照明装置LUとナンバープレートNP2付近に着目した図9のA1−A2線断面図である。なお、図10の破線は、照明装置LUによって照明可能な範囲を例示している。
図9及び図10に示すように、ナンバープレートNP2の上方には、ヘッドランプ等の点灯に同期してナンバープレートNP2を照明するための照明装置(第1の照明装置)31,32が設置されている。また、第1の照明装置31,32とは別に、ナンバープレートNP2を挟み込むように、ナンバープレートNP2近傍の左右に照明ユニットLU1,LU2がそれぞれ配置された第2の照明装置LUが設置される。各照明ユニットLU1,LU2は、電圧等を与えることで発光する発光体と反射鏡等によって構成される各照明部LT1,LT2と、各照明部LT1,LT2を雨露風雪等から防護するための各カバーCB1,CB2とを備えて構成される。
なお、ここでは、第1の照明装置31,32は、ナンバープレートNP2を暗所においても見えやすくすることを目的としたものである。その一方で、第2の照明装置LUは、ナンバープレートNP2を加熱することを目的として設けられたものであり、第1の照明装置31,32と比較して、熱をより多く放射するように構成され、ナンバープレートNP2に対して光を照射することでナンバープレートNP2により多くの熱を付加して加熱することができる。このように簡単な構成により、ナンバープレートNP2に付着した雪や氷等を融かすことができる。なお、照明装置LUによる光によって、暗い所でもナンバープレートNP2をより見え易くすることもできる。
◎また、上述した実施形態では、視認不可状態を検出する装置として、ナンバープレートNP1,NP2表面の2次元領域を撮影可能範囲とするカメラCA1,CA2を用いたが、これに限られるものではなく、例えば、撮像素子が略一直線上にのみ並んだカメラ(以下「1次元カメラ」と称する)を用いても良い。この1次元カメラを用いた場合には、例えば、図11に示すように、1次元カメラが、ナンバープレートNP1,NP2表面のうち破線で示した所定のラインLS上を撮影対象とし、そのラインLSに係る画像を取得する。そして、その画像に基づいて、制御部10が、視認不可状態及び視認可能状態を検出する。具体的には、ラインLSに係る画像における色の変化パターンに基づいて、視認不可状態及び視認可能状態を検出するようにすることができる。このように1次元カメラを用いた場合には、上述した2次元カメラを用いる場合よりも、簡単な構成で視認不可状態を検出することができる。但し、2次元カメラを用いた場合の方が、ナンバープレート上の広い範囲を検出対象とするため、ナンバープレート上における氷や雪等の付着状態のムラによる影響を低減することができ、検出結果の信頼性を向上させることができる。
◎また、上述した実施形態では、排気ガスの排気経路を分岐させ、視認不可状態にある場合には、パイプP1,P2から排気ガスを排出させることで、排気ガスの一部にあたるパイプP2からの排気ガスを吹き付けてナンバープレートNP2を加熱したが、これに限られるものではなく、視認不可状態にある場合には、例えば、パイプP1からの排気ガスの排出を止め、排気ガスのほぼ全量をナンバープレートNP2に向けて開口が設けられたパイプP2から排出することでナンバープレートNP2を加熱するようにしても良い。つまり、このように、視認不可状態にある場合には、排気ガスの排気経路を切り替えることで、より多量の排気ガスによって迅速にナンバープレートNP2を加熱することができる。
但し、排気ガスのほぼ全量をナンバープレートNP2に吹き付けると、排気ガスに含まれる汚れがより多く付着してしまうため、上述した実施形態のように、排気ガスの一部を吹き付けてナンバープレートNP2を加熱する方が、ナンバープレートNP2に吹き付けられる排気ガスの総量が低減され、ナンバープレートNP2が排気ガスで汚れ難くなる。その結果として、ナンバープレートNP2が外部から視認され難くなるのを極力防止することができる。
◎また、上述した実施形態では、排気ガスの排気経路を2つに分岐させて2つの開口から排気ガスを外部に排出したが、これに限られるものではなく、例えば、3以上の複数の経路に分岐させて3以上の開口から排気ガスを外部に排出させるようにしても良い。つまり、排気ガスの排気経路を複数に分岐させ、複数の経路のうちの一部の経路から排出される排気ガスをナンバープレートNP2に対して吹き付けることでナンバープレートNP2を加熱しても良い。
◎また、上述した実施形態では、排気ガスをナンバープレートNP2の表面に吹き付けて加熱したが、これに限られるものではなく、例えば、排気ガスの排気経路を複数に分岐させ、複数の経路のうちの一部の経路の開口をナンバープレートNP2の背面に向けて設け、視認不可状態にある場合には、排気ガスをナンバープレートNP2の背面から吹き付けるようにしても良い。また、排気ガスをナンバープレートNP2に直接吹き付けるのではなく、例えば、熱伝導性に優れた部材(熱伝導部材)をナンバープレートNP2の背面から連結させて、熱伝導部材に対して排気ガスを吹き付けることで、間接的にナンバープレートNP2を加熱するようにしても良い。このようにナンバープレートNP2の表面に対して直接排気ガスを吹き付けないような構成とすることで、ナンバープレートNP2の表面が排気ガスで汚れ難くなるため、ナンバープレートNP2が外部から視認され難くなるのを極力防止することができる。
◎また、上述した実施形態では、後方のナンバープレートNP2のみを排気ガスを用いて加熱したが、これに限られるものではなく、前方のナンバープレートNP1を排気ガスを用いて加熱しても良い。但し、前方のナンバープレートNP1に排気ガスを直接吹き付けたりするためには、排気ガスの排気経路たるパイプの構造が複雑化してしまう。よって、構造の複雑化を避けるためには、前方のナンバープレートNP1については、上述したように、ナンバープレートNP1へ直接通電することによる加熱方法や、照明による加熱方法等を使用する方が好ましい。
◎また、上述した実施形態では、図5等に示すように、前方のナンバープレートNP1の全体を導体を用いて構成し、通電させることでナンバープレートNP1を加熱したが、これに限られるものではなく、例えば、ナンバープレートNP1の表面上の文字のみが導電性プラスチック等の導体で形成した電気ヒーターとして構成され、各文字によって形成される電気ヒーターに対してそれぞれ所定の電圧を付加して電流を流すことで、ナンバープレートNP1を加熱するようにしても良い。このような構成とすることで、ナンバープレートNP1において自動車を特定するという機能に供する必要な文字の部分に付着した雪や氷等を効率良く溶かすことができる。
◎また、上述したナンバープレートNP1を加熱する方法を、ナンバープレートNP2を加熱する方法として適宜用いることや、上述したナンバープレートNP2を加熱する方法を、ナンバープレートNP1を加熱する方法として適宜用いることも勿論可能である。
本発明の実施形態に係るNP凍結防止装置の機能ブロック図である。 カメラの設置状態を例示する図である。 カメラの設置状態を例示する図である。 カメラによる撮影可能範囲を例示する図である。 前方のナンバープレートを加熱するための機構を例示する図である。 後方のナンバープレートを加熱するための機構を例示する図である。 NP凍結防止装置の動作フローを示すフローチャートである。 NP凍結防止装置の動作フローを示すフローチャートである。 照明装置によってナンバープレートを加熱する例について示す図である。 照明装置によってナンバープレートを加熱する例について示す図である。 変形例に係るカメラによる撮影可能範囲を示す図である。
符号の説明
1 自動車
2 NP凍結防止装置
10 制御部
11 ヒーター駆動回路
12 シャッター駆動回路
CA1,CA2 カメラ
CP コンソールパネル
LU 照明装置
LU1,LU2 照明ユニット
LT1,LT2 照明部
NP1,NP2 ナンバープレート
PU パイプユニット
P1,P2 パイプ
ST シャッター機構
ST1 シャッター部
ST2 回動部

Claims (11)

  1. ナンバープレートが取り付けられた自動車に搭載されたナンバープレート凍結防止装置であって、
    前記ナンバープレートの所定位置が外部から視認することができない視認不可状態を検出する検出手段と、
    前記ナンバープレートを加熱する加熱手段と、
    前記検出手段による前記視認不可状態の検出に応答して、前記ナンバープレートを加熱するように前記加熱手段を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とするナンバープレート凍結防止装置。
  2. 請求項1に記載のナンバープレート凍結防止装置であって、
    前記ナンバープレートの近傍に設置され、前記ナンバープレート上の所定ラインに係る画像を取得する1次元カメラ、
    を備え、
    前記検出手段が、
    前記1次元カメラによって取得された画像に基づいて、前記視認不可状態を検出することを特徴とするナンバープレート凍結防止装置。
  3. 請求項1に記載のナンバープレート凍結防止装置であって、
    前記ナンバープレートの近傍に設置され、前記ナンバープレート上の所定領域に係る画像を取得する2次元カメラ、
    を備え、
    前記検出手段が、
    前記2次元カメラによって取得された画像に基づいて、前記視認不可状態を検出することを特徴とするナンバープレート凍結防止装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のナンバープレート凍結防止装置であって、
    前記ナンバープレートが、導体を用いて構成され、
    前記加熱手段が、前記導体に電流を流すことで前記ナンバープレートを加熱することを特徴とするナンバープレート凍結防止装置。
  5. 請求項4に記載のナンバープレート凍結防止装置であって、
    前記ナンバープレートの文字の部分が、前記導体を用いた電気ヒーターとして構成され、
    前記加熱手段が、前記電気ヒーターに電流を流すことで前記ナンバープレートを加熱することを特徴とするナンバープレート凍結防止装置。
  6. 請求項4又は請求項5に記載のナンバープレート凍結防止装置であって、
    前記導体が、導電性プラスチックスであることを特徴とするナンバープレート凍結防止装置。
  7. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のナンバープレート凍結防止装置であって、
    前記ナンバープレートの近傍に設置され、前記ナンバープレートに対して光を照射する照明装置を備え、
    前記加熱手段が、前記照明装置によって前記ナンバープレートに対して光を照射することで当該ナンバープレートを加熱することを特徴とするナンバープレート凍結防止装置。
  8. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のナンバープレート凍結防止装置であって、
    前記自動車の排気ガスを当該自動車の外部に導く排気経路、
    を備え、
    前記排気経路が、前記ナンバープレートに向けて排気ガスを吹き付けるように開口を有し、
    前記加熱手段が、前記開口から前記ナンバープレートに対して排気ガスを吹き付けることで当該ナンバープレートを加熱することを特徴とするナンバープレート凍結防止装置。
  9. 請求項8に記載のナンバープレート凍結防止装置であって、
    前記排気経路が、複数の経路に分岐され、
    前記加熱手段が、前記複数の経路のうちの一部の経路から排出される排気ガスを前記ナンバープレートに対して吹き付けることで当該ナンバープレートを加熱することを特徴とするナンバープレート凍結防止装置。
  10. 請求項1から請求項9のいずれかに記載のナンバープレート凍結防止装置であって、
    前記検出手段による前記視認不可状態の検出に応答して、視認不可状態にある旨を運転者に対して報知する報知手段、
    をさらに備えることを特徴とするナンバープレート凍結防止装置。
  11. 請求項1から請求項10のいずれかに記載のナンバープレート凍結防止装置を備えたことを特徴とする自動車。
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