JP2006026270A - 薬液注入装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 チューブを装着した後、ドアを閉じて設定が完了した条件の下にのみ薬液が投入できるように、ドアの装着によって薬液の供給を可能にする薬液断続弁と、チューブの詰まり状態を検知して患者に報知する検知センサーを備えることによって、患者に安全に薬液が注入できる薬液注入装置を提供する。
【解決手段】 薬液断続弁51は、内部に流入した薬液を外部に流出させる入力及び出力ポート60が設けられ、その内部には空間部が形成された弁ハウジング52と、中央は小径部になり、両端は大径部になっており、中央から両端部に順次直径が線形的に増加する糸巻状であり、ドアの閉鎖状態によって前記弁ハウジングの空間部内で上下に移動自在に配設されるスプール54と、からなる。
【選択図】図1b

Description

本発明は薬液注入装置に関するもので、より詳細には、チューブを装着した後、ドアを閉じて設定が完了した条件の下にのみ薬液が投入できるように、ドアの装着によって薬液の供給を可能にする薬液断続弁と、チューブの詰まり状態を検知して患者に報知する検知センサーを備えることによって、患者に安全に薬液が注入できる薬液注入装置に関するものである。
周知のように、従来は、患者に注入する薬量を医師が処方すれば、看護婦は医師の処方に従って薬液容器を患者の注射位置より高い位置に固定させて、経験により捻りネジになっている開閉部が内蔵された弁を調節し、一定量の注射液が患者に投入されるようになっている。
しかし、鎮痛剤などの薬液を患者に注射する場合、間歇的にけいれんや鎮痛が起きる場合が多いので、そのような場合には注射量を一時的に増加させなければならない。この時、注射量の注入は専門家の医師が処方した量に基づいて薬液を投入しなければならないので患者自らその注射量を調節すれば、相当危険である。しかし、病院の環境によっては、間歇的な苦痛に対応して速かに医師や看護婦が薬液の注入量を調節することが非常に難しく、医師や看護婦も時間的な浪費を招く問題がある。
特に、注射液の投与時に未熟な看護婦の場合には、処方の通り薬液が正確に定量で注入されるように、時間当り注射量を調節するのが難しい問題がある。普段には注射をしていないが特殊な疾患の発病時にだけ注射をしてもらう患者の場合、たとえば、急性心臓発作症状などを有する患者の場合には、迅速な薬液の注入を必要とするので、個人が常時薬液を携帯しなければならず、注射時には正確に定量を注射しなければならないため、多くの難しさがある。
また、熟練者であったとしても、失敗して薬液を超過投入する危険性が常存しており、薬液に異質物や空気が含まれていたり、チューブが他の物により付勢されて薬液の供給が遮断された場合、患者に危険を与える問題がある。
したがって、最近は、一定量の薬液を自動で投入する薬液自動投入装置が開発されている。しかし、このような従来の薬液自動投入装置は、単に薬液をポンプにより強制的に注入する方式であり、別のセンサーが装着されていないため、事故を招く危険がある。また、ドアの開放時には一時に多量の薬液が患者に供給されて生命に危険を与える問題もある。
このような従来の問題点に鑑みてなされた本発明の目的は、チューブを装着した後、ドアを閉じて設定が完了した条件の下にだけ薬液が投入できるように、ドアの装着によって薬液の供給を可能にする薬液断続弁を備えることによって、ドアの開放による多量の薬液の供給を防止できる薬液注入装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、薬液に異質物や空気が含まれていたり、チューブが他の物により付勢されて薬液の供給が遮断された場合に、チューブの詰まり状態を検知して患者に報知できる検知センサーを備えることによって、患者に安全に薬液を注入できる薬液注入装置を提供することにある。
前記目的を達成するための本発明に係る薬液注入装置は、内部に3個の隔室がそれぞれ分離されており、その外部を支持するためのハウジングと、前記ハウジングの上端に隔室で構成され、内部に薬液パックを格納する薬液貯蔵室と、薬液を圧送してチューブを通した薬液の排出を駆動するための圧力ポンプが内設され、薬液投入状態を断続するための駆動室と、電線を介して前記ハウジングの側面の所定部に連結されて追加の薬液投入命令信号を発生するボウラススイッチと、前記駆動室の内部から外部に延びて前記薬液パックからの薬液を注射針に移送させるチューブとを含む薬液注入装置において、一側には薬液パックに連結したチューブが接続され、他側には注射針に連結したチューブが接続され、前記駆動室の内部に受納され、駆動室ドアの開閉状態によって薬液の流動を断続する薬液断続弁を備えることを特徴とする。
ここで、 前記薬液断続弁は、内部に流入した薬液を外部に流出させる入力及び出力ポートが設けられ、その内部には空間部が形成された弁ハウジングと、中央は小径部になり、両端は大径部になっており、中央から両端部に順次直径が線形的に増加する糸巻状であり、ドアの閉鎖状態によって前記弁ハウジングの空間部内で上下に移動自在に配設されるスプールと、からなることが好ましい。
また、前記弁ハウジングは、その内部空間部が前記スプールに対称となる形状を持つように、その中央から両端に向けて漸増するテーパーになっており、上端の直径に比べて下端の直径が大きくなって、前記スプールが下部に付勢されると、ハウジングの内周縁とスプールとの間に流動ギャップが発生して薬液の流動が可能になることが好ましい。
前記他の目的を達成するための本発明に係る薬液注入装置は、前記弁ハウジングの空間部の下部に前記スプールと所定の間隔をおいて配置され、それ自体の弾性によりチューブの詰まりによって下方に膨張するメンブレインと、前記メンブレインの下部に配置され、前記メンブレインが検知センサーの方に膨脹することによって液体、金属等による電気信号を発生するチューブの詰まり状態を検知する検知センサーと、をさらに備えることを特徴とする。
前述の構成によれば、ドアの開閉状態によって薬液の供給を断続する薬液断続弁を備えることによって、チューブを装着した後、ドアを閉じて設定が完了した条件の下にだけ薬液が投入されるので、ドアの開放時に多量の薬液が一時に供給されることが防止できる。
また、チューブの詰まり状態を検知して患者に報知できる検知センサーを備えることによって、薬液に異質物や空気が含まれていたり、チューブが他の物により付勢されて薬液の供給が遮断された場合に、患者にこれを迅速に報知することによって、事故が予防できる。
以下、添付図面を参照して本発明の好ましい実施形態に対して詳細に説明する。
図1a、1bは本発明の好ましい実施形態に係る薬液断続弁の構成及び動作状態を示す縦断面図である。
これらの図面を参照すれば、本発明の好ましい実施形態に係る薬液注入装置では、チューブを装着した後に、その弁51の上面に配設されたドアを閉じて設定が完了した条件の下にだけ薬液が投入できるように、ドアの装着状態を検知する薬液断続弁51及びチューブの詰まり状態を検知するための検知センサー44を内設し、患者自ら安全に薬液を注入できるようにする。
そのために、本発明の好ましい実施形態に係る薬液断続弁51は内部に受容空間部を有し、両側にはそれぞれチューブ(不図示)が連結されて流入した薬液を外部に流出させる入力及び出力ポート60、62が形成された弁ハウジング52を備える。
この弁ハウジング52は、内部にスプール54を受け入れることができる空間部58を備える。この空間部58はスプール54に対称となる形状を持つように、その中央から上端及び下端へ行くほどテーパーされた形状である。
すなわち、スプール54は糸を巻く糸巻状として、基本的には筒状を有するが、その中央は小径部になり、両端は大径部になっている。したがって、スプール54は中央から上端及び下端へ行くほど直径が線形的に増加するテーパー状になっている。この時、スプール54の上部は被押圧部55aとして作動し、その下部の外縁は直接弁を通じて流動する薬液を断続する開閉部55bとして動作する。
より詳細には、スプール54は水平に切開した断面が円状を有しているが、その外周54cの直径が中央部を中心としてその上端及び下端へ行くほど増加する糸巻状になっている。また、その上面54aは中央が上方に突き出ており、その下面54bは薬液断続弁が載置される載置溝34の底面と水平をなすように平坦な形状になっている。
この時、スプール54は上端の直径に比べて下端の直径が大きく形成されているので、後述するように、ドア22の閉鎖によってスプール54が下方に付勢されると、弁ハウジング52の内周縁とスプール54の外周縁との間に流動ギャップが発生して薬液の流動が可能になる。
また、スプール54はそれ自体に弾性があるので、弁ハウジング52に初期結合時に、その弁ハウジング52の上部に構成された穴にスプール54を位置して押し込めば、下端及び外周縁が内部中央に圧縮されながらその弁ハウジング52の内部の空間部58に押し込まれる。
スプール54が弁ハウジング52に装着された後、出力ポート60、入力ポート62、及び内部空間部58を通した薬液の流動は、スプール54の上面に付勢力が存在しているかの可否によって断続することが可能になる。すなわち、スプール54が弁ハウジング52に装着されると、スプール54は弁ハウジング52の内部で上下に一定の距離の範囲で流動する。流動時に、スプール54の被押圧部55aは弁ハウジング52の内周縁と持続的に密着して薬液が通過できるギャップが発生しないが、その下部に構成された開閉部55bは弁ハウジング52の内周縁に対して流動ギャップ53が形成されるので、その流動ギャップ53を通じて薬液が空間部58に流入できるようになる。
したがって、出力ポート60を通じて流入した薬液はスプール54が下方へ付勢された状態であるか、または元来の位置に復帰した状態であるかによって空間部58を通じて入力ポート62方への移動が断続される。
すなわち、ドア22が閉塞されながら、その下面に設けられた付勢突起26がスプール54を下方へ付勢すれば、スプール54は下方へ付勢されながら、流動ギャップ53が発生して入力ポート62を通じて流入した薬液は図1bに示すように、空間部58を経由して出力ポート60から排出される反面、スプール54が下方へ付勢されない状態では図1aに示すように、流動ギャップ53が閉鎖されて入力ポート62を通じて流入した薬液が空間部58に流入することが阻止されるので、出力ポート60への薬液の排出が遮断される。
図2は本発明の好ましい実施形態によって薬液断続弁の下部に設けられたメンブレイン及び検知センサー44の配設状態を示す縦断面図である。
これを参照すれば、本発明の好ましい実施形態において、薬液断続弁51の空間部58の下部にはメンブレイン56が配置される。このメンブレイン56は弁ハウジング52の下縁部に付着されて空間部58の下面を形成する。
メンブレイン56は微細な膜になっており、それ自体に弾性を有しているが、薬液が流動する時は別の伸縮動作を行わない。したがって、入力ポート62に連結された弁(不図示)の中間が折り曲げられるか、または他の物体により押圧されてその弁を通じた薬液の正常な排出ができない場合は、薬液によって空間部58に蓄積された圧力により下部方向に膨脹する。
また、図2に示すように、メンブレイン56の下部には液体、金属等により電気信号を発生する検知センサー44が所定の間隔をおいて配置される。チューブの一部が物体により押圧されて薬液が正常に流動しないと、メンブレイン56が検知センサー44の方へ膨脹されるので、検知センサー44はチューブの詰まり状態が検知できる。
検知センサー44は本体4に内設され、メンブレイン56の近接状態を検知してマイクロチップ(不図示)にその検知信号を出力する。検知センサー44からの信号に基づいてマイクロチップは後述する警報ブザー31を作動させることによって、警報音を発生する。したがって、患者は警報ブザー31からの警報音を通じて、ドア22が正確に閉められないか、出力ポート60に結びついたチューブが押圧されて正常に薬液が供給されていないのかを報知できる。
この時、マイクロチップは警報ブザー31を駆動させると同時に、後述するLCD11を通じて薬液の非正常供給に関する情報をディスプレーすることも可能である。
図3は本発明に係る薬液断続弁が適用された薬液注入装置の外形を示す斜視図である。
これを参照すれば、本発明の好ましい実施形態に係る薬液注入装置2は、装置の内部にチューブが配設され、ドアを閉じて設定が完了した条件の下にだけ薬液が投入できるように、ドアの装着状態を検知するドア検知センサー及びチューブの詰まり状態を検知するための検知センサーが内設されているので、患者自ら安全に薬液を注入できるようになる。
このために、本発明で例示した薬液断続弁51を、図3に示すような構成の薬液注入装置2に適用して使用することができる。この薬液注入装置2は、装置の外形をなすハウジング4が提供されており、このハウジング4は3個の隔室に区分されている。3個の隔室の中で最上段の隔室は薬液パックが格納される薬液貯蔵室6であり、その下段には薬液の注入量や注入周期を制御して、その設定状態が画面にディスプレーされるLCD11が付着した制御室8が備わる。
また、制御室8の下段には薬液を圧送してチューブ16を通じて排出して、薬液の投入を断続するための駆動室12が提供されている。
一方、ハウジング4の側面の所定位置には電線を介してボウラススイッチ14が連結される。使用者はこのボウラススイッチ14を操作して一時的に薬液投入量を増加させることができる。また、注射針20とチューブ16との中間部にはエアフィルター18が配置される。エアフィルター18はチューブ16を通じて流動される薬液中に含まれていた空気をろ過して外部に排出させる。制御室8の外部にはキー操作を通じて各種設定を変更するボタン部10が備わる。
したがって、患者はマルチセンサーが内設された薬液注入装置2を常時携帯しながら時間と場所に拘らずに、予め設定した定量の薬液が投入できるので、非常に便利であり、薬液投入に対する患者の安全を確保するために各種センサーを有機的に結合して薬液投入が制御できるので、日常生活でも別途に看病人が必要ない。
図4は本発明に係る薬液断続弁が適用された薬液注入装置の構成を詳細に示す部分斜視図である。
これを参照すれば、薬液注入装置2は薬液の投入制御信号を受信して薬液が投入できるように駆動力を発生する駆動室12がハウジング4の下部に備わる。この駆動室12の上面にはドア22がヒンジにより開閉自在に設けられており、ドア22の下面にはチューブ16を付勢するために一定長さで突出した支持台24と、チューブ16に構成された逆止弁を開放状態で維持するために付勢する付勢突起26がそれぞれ備わっている。
駆動室12の内部には圧力ポンプ28が備わる。この圧力ポンプ28は電気制御により一定回転数の回転駆動力を発生するモーター(不図示)と、このモーターの回転駆動力によって上下に移動自在に、横方向で結びつく複数の付勢片30からなる。
また、付勢片30はカム(不図示)の回転力によりサイン派の形態で上下移動する。したがって、付勢片30はメーンチューブ(不図示)の下面をサイン派の形態で付勢して、これを通じてチューブ16内の薬液は一方向に流動する。
一方、駆動室12のドア22が結びつくハウジング4の上面にはチューブ16を内部に装着した状態でそのチューブ16をガイドするためのガイド溝32が形成されており、その側部には薬液断続弁が載置される載置溝34が形成されている。
したがって、薬液パック(不図示)を薬液貯蔵室6に受け入れた状態で、薬液断続弁51を駆動室12に挿設して、ドア22を閉めると、ドア12の下面が薬液断続弁51のスプール54を付勢することによって、薬液の流動路を形成するようになる。反面に、ドア22を開くと、スプール54がそれ自体の弾性により上方に移動して復帰するので、薬液の流動路が閉鎖される。また、チューブの中間が物体により押圧されたり薬液が正常に流動されないと、メンブレイン56が検知センサー44の方に膨脹するので、検知センサー44はチューブの詰まり状態を検知できる。したがって、患者がひとりで安全に薬液を投入できる。
すなわち、検知センサー44はチューブの押圧状態を検知するようになるので、チューブの押圧状態が検知されると、警報ブザー31が駆動されて警報音が発生する。したがって、ドア22が正確に閉められないか、出力ポート60に結びついたチューブが押圧されて正常な薬液の供給がなされないことを患者に報知できる。
図5は本発明に係る薬液注入装置の他の使用例を示す斜視図である。
これを参照すれば、本発明の薬液断続弁51が適用される薬液注入装置2は、図3に示すように、別の薬液パックが格納される薬液貯蔵室6を有することができて、また図5に示すように特定の薬液パック70に直接連結チューブ72を結合して使用することもできる。
このような場合には薬液注入装置2のハウジング4の外側面にその連結チューブ72を挿入させるためのスロット102を長手方向に形成することが好ましい。したがって、どんな種類の薬液パック70でも連結チューブ72を利用して薬液注入装置2に連結させることができ、その薬液定量注入装置2の内部で既設定した定量の薬液を患者に投入できる。
一方、本明細書内で本発明をいくつかの好ましい実施例によって記述したが、当業者ならば、添付の特許請求範囲に開示した本発明の範疇及び思想から外れずに、多くの変形及び修正がなされ得ることがわかるはずである。
以上のように、本発明によれば、ドアの開閉状態によって薬液の供給を断続する薬液断続弁を備えることによって、チューブを装着した後、ドアを閉じて設定が完了した条件の下にだけ薬液が投入されるので、ドアの開放時に多量の薬液が一時に供給されることが防止できる。
また、チューブの詰まり状態を検知して患者に報知できる検知センサーを備えることによって、薬液に異質物や空気が含まれていたり、チューブが他の物により付勢されて薬液の供給が遮断された場合に、患者にこれを迅速に報知することによって、事故が予防できる。
図1a、図1bは本発明の好ましい実施形態に係る薬液断続弁の構成及び動作状態を示す縦断面図。 図2は本発明の好ましい実施形態によって薬液断続弁に配置されたメンブレイン及び検知センサーの装着状態を示す縦断面図。 図3は本発明に係る薬液注入装置の外形を示す斜視図。 図4は本発明に係る薬液注入装置の構成を詳細に示す部分斜視図。 図5は本発明に係る薬液注入装置の他の使用例を示す斜視図。
符号の説明
4 ハウジング
16 排出チューブ
22 ドア
44 検知センサー
51 薬液断続弁
52 弁ハウジング
54 スプール
56 メンブレイン
58 空間部
60 出力ポート
62 出力ポート

Claims (4)

  1. 内部に3個の隔室がそれぞれ分離されており、その外部を支持するためのハウジングと、前記ハウジングの上端に隔室で構成され、内部に薬液パックを格納する薬液貯蔵室と、薬液を圧送してチューブを通した薬液の排出を駆動するための圧力ポンプが内設され、薬液の投入状態を断続するための駆動室と、電線を介して前記ハウジングの側面の所定部に連結されて追加の薬液投入命令信号を発生するボウラススイッチと、前記駆動室の内部から外部に延びて前記薬液パックからの薬液を注射針に移送させるチューブとを含む薬液注入装置において、
    一側には薬液パックに連結したチューブが接続され、他側には注射針に連結したチューブが接続され、前記駆動室の内部に受納され、駆動室ドアの開閉状態によって薬液の流動を断続する薬液断続弁を備えることを特徴とする薬液注入装置。
  2. 前記薬液断続弁は、内部に流入した薬液を外部に流出させる入力及び出力ポートが設けられ、その内部には空間部が形成された弁ハウジングと、
    中央は小径部になり、両端は大径部になっており、中央から両端部に順次直径が線形的に増加する糸巻状であり、ドアの閉鎖状態によって前記弁ハウジングの空間部内で上下に移動自在に配設されるスプールと、からなることを特徴とする請求項1に記載の薬液注入装置。
  3. 前記弁ハウジングは、その内部空間部が前記スプールに対称となる形状を持つように、その中央から両端に向けて漸増するテーパーになっており、上端の直径に比べて下端の直径が大きくなって、前記スプールが下部に付勢されると、ハウジングの内周縁とスプールとの間に流動ギャップが発生して薬液の流動が可能になることを特徴とする請求項2に記載の薬液注入装置。
  4. 前記弁ハウジングの空間部の下部に前記スプールと所定の間隔をおいて配置され、それ自体の弾性によりチューブの詰まりによって下方に膨張するメンブレインと、
    前記メンブレインの下部に配置され、前記メンブレインが検知センサーの方に膨脹することによって液体、金属等による電気信号を発生するチューブの詰まり状態を検知する検知センサーと、をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の薬液注入装置。
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