JP2002539898A - 医用注入ポンプと共に使用するための単一成形エラストマーコンジット - Google Patents
医用注入ポンプと共に使用するための単一成形エラストマーコンジットInfo
- Publication number
- JP2002539898A JP2002539898A JP2000607690A JP2000607690A JP2002539898A JP 2002539898 A JP2002539898 A JP 2002539898A JP 2000607690 A JP2000607690 A JP 2000607690A JP 2000607690 A JP2000607690 A JP 2000607690A JP 2002539898 A JP2002539898 A JP 2002539898A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conduit
- pump
- lumen
- tubular portions
- cassette
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M5/00—Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
- A61M5/36—Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests with means for eliminating or preventing injection or infusion of air into body
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M5/00—Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
- A61M5/14—Infusion devices, e.g. infusing by gravity; Blood infusion; Accessories therefor
- A61M5/142—Pressure infusion, e.g. using pumps
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M39/00—Tubes, tube connectors, tube couplings, valves, access sites or the like, specially adapted for medical use
- A61M39/08—Tubes; Storage means specially adapted therefor
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M5/00—Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
- A61M5/36—Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests with means for eliminating or preventing injection or infusion of air into body
- A61M5/365—Air detectors
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M2205/00—General characteristics of the apparatus
- A61M2205/14—Detection of the presence or absence of a tube, a connector or a container in an apparatus
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M39/00—Tubes, tube connectors, tube couplings, valves, access sites or the like, specially adapted for medical use
- A61M39/22—Valves or arrangement of valves
- A61M39/28—Clamping means for squeezing flexible tubes, e.g. roller clamps
- A61M39/281—Automatic tube cut-off devices, e.g. squeezing tube on detection of air
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M5/00—Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
- A61M5/14—Infusion devices, e.g. infusing by gravity; Blood infusion; Accessories therefor
- A61M5/142—Pressure infusion, e.g. using pumps
- A61M5/14212—Pumping with an aspiration and an expulsion action
- A61M5/14232—Roller pumps
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Anesthesiology (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Hematology (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Public Health (AREA)
- Vascular Medicine (AREA)
- Emergency Medicine (AREA)
- Pulmonology (AREA)
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
- External Artificial Organs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
医用注入ポンプと共に使用するための単一成形エラストマーコンジット。成形コンジットは、複数の細長管状部分を備え、これはそこを通る連続管腔を規定する。この成形コンジットの第1内面は、流体移送の流れを止める管腔をクランピングするため、または医用注入ポンプの蠕動メカニズムと共に使用するために管腔をクランピングオフするための表面特性を有する内側領域を備える。別の内面は、一体型エラストマーコンジットの複数の細長部分の別のものに関連した成形コンジットに備えられる。第2内面は、気体エントレインメントなどを検出するために、超音波をコンジットを通過して管腔を横切ってカップリングするための表面特性を有する、第2内側領域を規定する。従って、第2内側領域は、コンジットを通過して管腔を横切ってカップリングされた信号からの信号エネルギーを方向づけるため、第1内側領域に対してテクスチャード加工された表面を提供する。さらに、外部フィーチャーが、コンジットの複数の細長管状部分を、流体移送および特徴付けのための医用注入ポンプの蠕動ポンピングメカニズムに対して配置するために提供され得る。
Description
【0001】 (関連出願の相互参照) これは、1995年3月6日に出願された同時係属出願の米国特許出願第08
/398,886号の一部継続出願である。
/398,886号の一部継続出願である。
【0002】 (発明の背景) (1.発明の分野) 本発明は、ポンプに挿入されポンプから除去され得る、注入ポンプ用のカセッ
トに関する。より詳細には、本発明は、医用注入ポンプを用いて流体を移送する
ための、単一射出成形エラストマーコンジットを有する注入ポンプカセットに関
する。
トに関する。より詳細には、本発明は、医用注入ポンプを用いて流体を移送する
ための、単一射出成形エラストマーコンジットを有する注入ポンプカセットに関
する。
【0003】 (2.関連技術の背景および説明) 注入ポンプは、液体薬剤を患者に自動的に投与するために使用される。この液
体薬剤は、薬剤の供給源から供給され、カテーテルまたは他の注入デバイスによ
って患者にポンピングされる。液体薬剤が注入される様式は、注入ポンプによっ
て制御され、これは種々の注入モード(例えば、連続モード(ここで、液体薬剤
は、一定速度で連続的に注入される)、またはランプモード(ここで、注入速度
は徐々に増加し、次いで一定にとどまり、次いで徐々に減少する))を有し得る
。コスト節約は今日、在宅治療を利用することで達成され得るので、小さな携帯
型医用注入ポンプが、例えば、化学療法、疼痛処置などを提供する在宅処置にお
ける使用において一般的になった。これらの処置はしばしば、本明細書中で記載
される制御された注入レジメを必要とする。
体薬剤は、薬剤の供給源から供給され、カテーテルまたは他の注入デバイスによ
って患者にポンピングされる。液体薬剤が注入される様式は、注入ポンプによっ
て制御され、これは種々の注入モード(例えば、連続モード(ここで、液体薬剤
は、一定速度で連続的に注入される)、またはランプモード(ここで、注入速度
は徐々に増加し、次いで一定にとどまり、次いで徐々に減少する))を有し得る
。コスト節約は今日、在宅治療を利用することで達成され得るので、小さな携帯
型医用注入ポンプが、例えば、化学療法、疼痛処置などを提供する在宅処置にお
ける使用において一般的になった。これらの処置はしばしば、本明細書中で記載
される制御された注入レジメを必要とする。
【0004】 携帯型医用注入ポンプは典型的に、医用注入ポンプの蠕動ポンピングメカニズ
ムを用いてある容量の薬剤流体を排出するために、裸ループ(open loo
p)を作動させる。注入ポンプカセットのポンプチャンバは、細長コンジットを
支持するポンプカセットのコンジットを通って押し流される流体移送の細長管状
部分によって規定される、1ストローク容量で注入される所定の量の薬剤流体を
排出する。従って、体積流量は、細長管状部分の内径および長さの制御された寸
法公差(dimensional tolerance)によって部分的に決定
される。注入ポンプによって利用されるカセットは典型的に使い捨て可能であり
、従って、カセットアセンブリによって提供されるポンプチャンバの寸法公差に
よって規定される一貫したカセット作動を必要としながら、コスト効果のある様
式で製造されなければならい。
ムを用いてある容量の薬剤流体を排出するために、裸ループ(open loo
p)を作動させる。注入ポンプカセットのポンプチャンバは、細長コンジットを
支持するポンプカセットのコンジットを通って押し流される流体移送の細長管状
部分によって規定される、1ストローク容量で注入される所定の量の薬剤流体を
排出する。従って、体積流量は、細長管状部分の内径および長さの制御された寸
法公差(dimensional tolerance)によって部分的に決定
される。注入ポンプによって利用されるカセットは典型的に使い捨て可能であり
、従って、カセットアセンブリによって提供されるポンプチャンバの寸法公差に
よって規定される一貫したカセット作動を必要としながら、コスト効果のある様
式で製造されなければならい。
【0005】 在宅治療で使用される薬物は、肺高血圧症の処置、化学療法などに関係し得る
治療に対してますます高価になりつつある。さらに、血管開口維持(keep
vein open)(KVO)適用は、時々自宅に患者を往診し得る看護者ま
たは他の医療専門家による、定期的な液体薬剤の供給の補充を必要とする。従っ
て、薬剤が、患者に有効な処置のための狭い治療範囲内で患者に送達される確実
性の程度を、処置をしっかりとモニターすることで知り得ることが重要である。
また、これらの薬剤が高価である場合、薬剤バッグの残りの薬物が無駄をなくす
ために最小となることを確実にすることは利点である。なぜなら、これらの薬物
が処置に使用された後、これらの薬物は処分されなければならず、そして後の使
用に再利用できないからである。
治療に対してますます高価になりつつある。さらに、血管開口維持(keep
vein open)(KVO)適用は、時々自宅に患者を往診し得る看護者ま
たは他の医療専門家による、定期的な液体薬剤の供給の補充を必要とする。従っ
て、薬剤が、患者に有効な処置のための狭い治療範囲内で患者に送達される確実
性の程度を、処置をしっかりとモニターすることで知り得ることが重要である。
また、これらの薬剤が高価である場合、薬剤バッグの残りの薬物が無駄をなくす
ために最小となることを確実にすることは利点である。なぜなら、これらの薬物
が処置に使用された後、これらの薬物は処分されなければならず、そして後の使
用に再利用できないからである。
【0006】 さらに、薬剤液は、レジメを交換するために医療関係者が到着する前に使い果
たされてはいけない。KVO適用の場合において、この適用の終了が早すぎると
、血餅によって妨害される凝固したアクセスデバイスを生じ、これは在宅治療に
責任のある医療関係者による、相当なさらなる労力を必要とする。従って、この
ような携帯型医用注入ポンプ装置の固定された公差を維持し、この装置の精度を
改良することが重要である。
たされてはいけない。KVO適用の場合において、この適用の終了が早すぎると
、血餅によって妨害される凝固したアクセスデバイスを生じ、これは在宅治療に
責任のある医療関係者による、相当なさらなる労力を必要とする。従って、この
ような携帯型医用注入ポンプ装置の固定された公差を維持し、この装置の精度を
改良することが重要である。
【0007】 ポンプに挿入され、ポンプから除去され得るようなカセットまたはモジュール
は、Haberらの米国特許第5,257,978号に開示される。Haber
らによって開示されたモジュールは、その内側に、ある長さの静脈内ライン受容
し、そしてある長さのシリコーンチュービングが静脈内ラインに接続され、単一
の連続コンジットを形成する。モジュールは、蠕動ポンプの形態の注入ポンプに
、開閉し得るドアを介して挿入可能である。Haberらのポンプは、ドアが完
全に閉じた場合にのみ作動するように構成される。
は、Haberらの米国特許第5,257,978号に開示される。Haber
らによって開示されたモジュールは、その内側に、ある長さの静脈内ライン受容
し、そしてある長さのシリコーンチュービングが静脈内ラインに接続され、単一
の連続コンジットを形成する。モジュールは、蠕動ポンプの形態の注入ポンプに
、開閉し得るドアを介して挿入可能である。Haberらのポンプは、ドアが完
全に閉じた場合にのみ作動するように構成される。
【0008】 さらに、Williamsonらの米国特許第5,551,850号は、ポン
プチャンバに使用される弾性コンジットの使用を開示し、これは、比較的一定の
記憶弾性率(storage modulus)または剛性の材料を使用するこ
とによって、一様なポンプチャンバ流出容量を生じることが意図される。Wil
liamsonらのポンプチャンバアセンブリは、系の圧力変化による容量変化
に耐える水力学的に硬質な部分(hydraulically rigid s
ection)を生じる、ポリウレタンチュービングのリバウンド能力およびそ
の剛性のため、このポンプチャンバのために選択されたポリウレタンチュービン
グから作製されるポンプチャンバを備える。
プチャンバに使用される弾性コンジットの使用を開示し、これは、比較的一定の
記憶弾性率(storage modulus)または剛性の材料を使用するこ
とによって、一様なポンプチャンバ流出容量を生じることが意図される。Wil
liamsonらのポンプチャンバアセンブリは、系の圧力変化による容量変化
に耐える水力学的に硬質な部分(hydraulically rigid s
ection)を生じる、ポリウレタンチュービングのリバウンド能力およびそ
の剛性のため、このポンプチャンバのために選択されたポリウレタンチュービン
グから作製されるポンプチャンバを備える。
【0009】 ポンプチャンバアセンブリはまた、ポンプチャンバと連結された入口および出
口バルブチューブを備え、そして入口および出口クリップは、ポンプチャンバ、
およびポンプチャンバを注入ポンプのカセットモジュールに固定するためのバル
ブチューブから離れる。Williamsonらは、それらの力学的特性だけで
なく、アセンブリ構成材料を他の構成材料に溶媒結合(solvent bon
d)する能力に対する特定の材料の使用を教示する。Williamsonらは
、シリコーンが所望の特性(比較的一定の記憶弾性率または剛性、ならびに作動
温度の範囲にわたる温度に対する比較的低い動的機械分析のタンジェント(dy
namic mechanical analysis tangent)を含
む)を有することを認めるが、しかしシリコーンは、他の材料に溶媒結合しにく
く、従って、多成分溶液に不適切である考えられる。しかし、ポンプチャンバに
おける溶媒結合材料の使用により、製造コストがかかり、医用注入ポンプカセッ
トモジュールにおける使用のためのポンプチャンバのアセンブリの難点が増大し
、同様に材料間の溶媒結合の不十分さのため、故障の可能性が生じる。従って、
注入ポンプカセットモジュールのポンプチャンバでの使用に、単一成形エラスト
マーコンジットを提供することが望まれ、これは製造性および信頼性、ならびに
医用注入ポンプシステム全体のコストを改善する。
口バルブチューブを備え、そして入口および出口クリップは、ポンプチャンバ、
およびポンプチャンバを注入ポンプのカセットモジュールに固定するためのバル
ブチューブから離れる。Williamsonらは、それらの力学的特性だけで
なく、アセンブリ構成材料を他の構成材料に溶媒結合(solvent bon
d)する能力に対する特定の材料の使用を教示する。Williamsonらは
、シリコーンが所望の特性(比較的一定の記憶弾性率または剛性、ならびに作動
温度の範囲にわたる温度に対する比較的低い動的機械分析のタンジェント(dy
namic mechanical analysis tangent)を含
む)を有することを認めるが、しかしシリコーンは、他の材料に溶媒結合しにく
く、従って、多成分溶液に不適切である考えられる。しかし、ポンプチャンバに
おける溶媒結合材料の使用により、製造コストがかかり、医用注入ポンプカセッ
トモジュールにおける使用のためのポンプチャンバのアセンブリの難点が増大し
、同様に材料間の溶媒結合の不十分さのため、故障の可能性が生じる。従って、
注入ポンプカセットモジュールのポンプチャンバでの使用に、単一成形エラスト
マーコンジットを提供することが望まれ、これは製造性および信頼性、ならびに
医用注入ポンプシステム全体のコストを改善する。
【0010】 (発明の要旨) 注入ポンプへ挿入可能であり注入ポンプから取り外し可能であるよう適合され
たカセットは、可撓性チュービングを含むハウジングを有する。この可撓性チュ
ービングは、例えば、発熱性物質を含まないシリコーンのような単一エラストマ
ーコンジットを含む。可撓性チュービングは、一体型細長管状部分を有する成形
エラストマーコンジットとして提供される。成形エラストマーコンジットは、医
用注入ポンプと共に使用するために、カセットアセンブリに収容される。単一成
形エラストマーは、単一のポンプチャンバ構成要素に備えられ、カセットモジュ
ールの製造を簡単にし、同時に、信用できる寸法公差(tight dimen
sional tolerance)は成形プロセスにわたって維持され得る。
このために、エラストマーコンジットの成形は、医用注入ポンプのポンプチャン
バの構成部品として使用するためのエラストマーチュービングの押出しによって
達成され得るものより、一貫した製造および信用できる公差を提供する。この成
形プロセスはまた、1つ以上の外部フィーチャー(例えば、コンジットをカセッ
ト内に配置するためのコンジットの外側にあるアライメントタブ)の使用を容易
にする。記載される実施態様において、成形はまた、内面および外面を滑らかに
するかまたは狭くすることによって、全医用ポンプの作動を高め、所定の表面特
性を与え、そしてエラストマーコンジットの表面特性が規定されてカセット内の
チューブの整列を容易にし、コンジットにより規定される管腔をクランピングオ
フする。これは、エアーインライン(air−in−line)検出などのよう
な流体移送の特徴付けに使用される超音波のような超音波エネルギーをコンジッ
ト全体にカップリングする。
たカセットは、可撓性チュービングを含むハウジングを有する。この可撓性チュ
ービングは、例えば、発熱性物質を含まないシリコーンのような単一エラストマ
ーコンジットを含む。可撓性チュービングは、一体型細長管状部分を有する成形
エラストマーコンジットとして提供される。成形エラストマーコンジットは、医
用注入ポンプと共に使用するために、カセットアセンブリに収容される。単一成
形エラストマーは、単一のポンプチャンバ構成要素に備えられ、カセットモジュ
ールの製造を簡単にし、同時に、信用できる寸法公差(tight dimen
sional tolerance)は成形プロセスにわたって維持され得る。
このために、エラストマーコンジットの成形は、医用注入ポンプのポンプチャン
バの構成部品として使用するためのエラストマーチュービングの押出しによって
達成され得るものより、一貫した製造および信用できる公差を提供する。この成
形プロセスはまた、1つ以上の外部フィーチャー(例えば、コンジットをカセッ
ト内に配置するためのコンジットの外側にあるアライメントタブ)の使用を容易
にする。記載される実施態様において、成形はまた、内面および外面を滑らかに
するかまたは狭くすることによって、全医用ポンプの作動を高め、所定の表面特
性を与え、そしてエラストマーコンジットの表面特性が規定されてカセット内の
チューブの整列を容易にし、コンジットにより規定される管腔をクランピングオ
フする。これは、エアーインライン(air−in−line)検出などのよう
な流体移送の特徴付けに使用される超音波のような超音波エネルギーをコンジッ
ト全体にカップリングする。
【0011】 手短に要約すると、本発明は医用注入ポンプと共に使用するための単一成形エ
ラストマーコンジットに関する。成形コンジットは、複数の細長管状部分を備え
、これはそこを通る連続管腔を規定する。成形コンジットの第1内面は、複数の
細長管状部分のうちの1つに関連し、そしてこの第1内面は、流体移送の流れを
止めるように管腔をクランピングオフする(clamping off)ため、
または医用注入ポンプの蠕動メカニズムと共に使用するための管腔をクランピン
グする(clamping)ための表面特性を有する第1内側領域を備える。第
2内面は、成形コンジット内に設けられ、これは一体型エラストマーコンジット
の複数の細長部分の別のものに関連する。第2内面は、信号(例えば、超音波エ
ネルギー)を、コンジットおよび薬剤中のエアーエントレインメント(air
entrainment)の識別が高められる様式で、コンジットを通過して管
腔を横切って効率的にカップリングするための表面特性を有する第2内側領域を
備える。従って、この第2内側領域は、信号エネルギーをコンジットを通過して
管腔を横切ってカップリングするための第1内側領域に対して、テクスチャード
加工された表面を提供する。さらに、外部フィーチャーが、コンジットの複数の
細長管状部分を、流体移送および特徴付けのために、医用注入ポンプの蠕動ポン
ピングメカニズムに対して配置するために提供され得る。
ラストマーコンジットに関する。成形コンジットは、複数の細長管状部分を備え
、これはそこを通る連続管腔を規定する。成形コンジットの第1内面は、複数の
細長管状部分のうちの1つに関連し、そしてこの第1内面は、流体移送の流れを
止めるように管腔をクランピングオフする(clamping off)ため、
または医用注入ポンプの蠕動メカニズムと共に使用するための管腔をクランピン
グする(clamping)ための表面特性を有する第1内側領域を備える。第
2内面は、成形コンジット内に設けられ、これは一体型エラストマーコンジット
の複数の細長部分の別のものに関連する。第2内面は、信号(例えば、超音波エ
ネルギー)を、コンジットおよび薬剤中のエアーエントレインメント(air
entrainment)の識別が高められる様式で、コンジットを通過して管
腔を横切って効率的にカップリングするための表面特性を有する第2内側領域を
備える。従って、この第2内側領域は、信号エネルギーをコンジットを通過して
管腔を横切ってカップリングするための第1内側領域に対して、テクスチャード
加工された表面を提供する。さらに、外部フィーチャーが、コンジットの複数の
細長管状部分を、流体移送および特徴付けのために、医用注入ポンプの蠕動ポン
ピングメカニズムに対して配置するために提供され得る。
【0012】 本発明のこれらおよび他の特徴および利点は、好ましい実施態様の詳細な説明
を考慮すると当業者に明らかであり、これは図面を参照してなされる。以下に図
面の簡単な説明を提出する。
を考慮すると当業者に明らかであり、これは図面を参照してなされる。以下に図
面の簡単な説明を提出する。
【0013】 (好ましい実施態様の詳細な説明) 本発明による、バッテリー駆動の、持ち運び可能な注入ポンプ10の好適な実
施態様を、そのポンプ10に挿入可能なカセット12の第1のタイプとともに図
1に示す。携帯型ポンプ10は、患者に取り付けられたポーチまたは他のデバイ
ス(示されず)によって持ち運ばれ得、そのためポンプ10は患者がどこへ行こ
うと持ち運ばれ得る。
施態様を、そのポンプ10に挿入可能なカセット12の第1のタイプとともに図
1に示す。携帯型ポンプ10は、患者に取り付けられたポーチまたは他のデバイ
ス(示されず)によって持ち運ばれ得、そのためポンプ10は患者がどこへ行こ
うと持ち運ばれ得る。
【0014】 注入ポンプ10は、キーパッド14(これを介してユーザは、データーおよび
コマンドを入力し得る)と、選択的にバックライトで照らされた、ユーザにテキ
ストメッセージを表示するためのドットマトリックスディスプレイ16と、周囲
光のレベルを検出するための光センサ18と、ならびに一組の発光ダイオード(
LED)20(ポンプ10の正常作動を表示するための緑色LED、およびアラ
ームまたはポンプ10の異常作動状態を表示するための赤色LED)とを有する
。以下に記載されるように、周囲光センサ18によって感知される光のレベルを
使用して、ディスプレイ16がバックライトで照らされる場合を制御する。
コマンドを入力し得る)と、選択的にバックライトで照らされた、ユーザにテキ
ストメッセージを表示するためのドットマトリックスディスプレイ16と、周囲
光のレベルを検出するための光センサ18と、ならびに一組の発光ダイオード(
LED)20(ポンプ10の正常作動を表示するための緑色LED、およびアラ
ームまたはポンプ10の異常作動状態を表示するための赤色LED)とを有する
。以下に記載されるように、周囲光センサ18によって感知される光のレベルを
使用して、ディスプレイ16がバックライトで照らされる場合を制御する。
【0015】 ドア30は、複数のヒンジ32を介して注入ポンプ10の上部に旋回可能に取
り付けられる。ドア30の裏面(これは図1に示される)は、その中に形成され
た一組のスロットを有し、ここに一組の金属ロッド35が固定される。下記に記
載するように、各金属ロッド35は、選択的に一組のスライド可能な鎖錠部材を
係合し、ポンプ10の操作中、ドア30を閉鎖位置に保持する。
り付けられる。ドア30の裏面(これは図1に示される)は、その中に形成され
た一組のスロットを有し、ここに一組の金属ロッド35が固定される。下記に記
載するように、各金属ロッド35は、選択的に一組のスライド可能な鎖錠部材を
係合し、ポンプ10の操作中、ドア30を閉鎖位置に保持する。
【0016】 弓形の金属板バネ36はドア30の裏面に配置される。板バネ36の2つの端
部は、ドア30に固定される一組の保持要素38によって固定される。カセット
12(ここに可撓性のシリコーンチューブ40が配置される)が、ポンプ10に
挿入され、そしてドア30が閉まる場合、板バネ36は、垂直移動可能なプラテ
ン44の上表面42に接触し、そして下向きの力を付与する。図1および4Bに
示されるように、プラテン44の上表面42は、カセットハウジング12の上表
面に配置された細長スロット内または開口部43内に配置される。プラテン44
は、下部の湾曲した表面46を有し、可撓性のチューブ40は、従来的なロータ
リーポンプホイール49(図2A参照)に配置された多数のローラー48によっ
てこの表面に押し付けられ、このチューブ40を通して液体のポンピングを容易
にする。そのロータリーポンプホイール49はギア50(図2B)に固定され、
ギア50は、ギアドライブアセンブリ(図示せず)を介してDCモーター51(
図7)に接続されたドライブベルト(図示せず)により駆動される。
部は、ドア30に固定される一組の保持要素38によって固定される。カセット
12(ここに可撓性のシリコーンチューブ40が配置される)が、ポンプ10に
挿入され、そしてドア30が閉まる場合、板バネ36は、垂直移動可能なプラテ
ン44の上表面42に接触し、そして下向きの力を付与する。図1および4Bに
示されるように、プラテン44の上表面42は、カセットハウジング12の上表
面に配置された細長スロット内または開口部43内に配置される。プラテン44
は、下部の湾曲した表面46を有し、可撓性のチューブ40は、従来的なロータ
リーポンプホイール49(図2A参照)に配置された多数のローラー48によっ
てこの表面に押し付けられ、このチューブ40を通して液体のポンピングを容易
にする。そのロータリーポンプホイール49はギア50(図2B)に固定され、
ギア50は、ギアドライブアセンブリ(図示せず)を介してDCモーター51(
図7)に接続されたドライブベルト(図示せず)により駆動される。
【0017】 液体は、液体源に接続された供給チューブ52を介してチューブ40に供給さ
れる。液体源は、ポンプ10のハウジングに固定される液体供給コンテナまたは
バッグ(図示せず)であってもよい。その液体は、チューブ40に流体的に接続
されたある長さのチュービング54に流体的に接続されたカテーテルまたは他の
注入デバイス(図示せず)を介して患者に注入される。チュービング52、54
は、可撓性チューブ40の内径よりわずかに大きい外径を有する、従来のポリ塩
化ビニル(PVC)チュービングを含んでもよく、それにより、チュービング5
2、54は、可撓性チューブ40に挿入され、防水封止を行う。
れる。液体源は、ポンプ10のハウジングに固定される液体供給コンテナまたは
バッグ(図示せず)であってもよい。その液体は、チューブ40に流体的に接続
されたある長さのチュービング54に流体的に接続されたカテーテルまたは他の
注入デバイス(図示せず)を介して患者に注入される。チュービング52、54
は、可撓性チューブ40の内径よりわずかに大きい外径を有する、従来のポリ塩
化ビニル(PVC)チュービングを含んでもよく、それにより、チュービング5
2、54は、可撓性チューブ40に挿入され、防水封止を行う。
【0018】 チュービング52、54は、プラスチックであるカセットハウジング12に溶
媒結合されてもよく、それにより、チュービング52、54がチューブ40から
不注意で引き出されることを防ぐ。図4Aに示されるように、カセット12の下
部は一体的に形成された2つの半円形保持部材56を有し、その各々は、チュー
ビング52、54と重なる可撓性チューブ40の一部と接触し、それにより、チ
ュービング52、54がチューブ40から不注意で引き出されることを更に防ぐ
。同様の半円形保持部材の第2の対は、同じ目的で図2Aおよび図3Aに示され
るように、保持部材56のすぐ下でポンプハウジングと共に一体的に形成される
。
媒結合されてもよく、それにより、チュービング52、54がチューブ40から
不注意で引き出されることを防ぐ。図4Aに示されるように、カセット12の下
部は一体的に形成された2つの半円形保持部材56を有し、その各々は、チュー
ビング52、54と重なる可撓性チューブ40の一部と接触し、それにより、チ
ュービング52、54がチューブ40から不注意で引き出されることを更に防ぐ
。同様の半円形保持部材の第2の対は、同じ目的で図2Aおよび図3Aに示され
るように、保持部材56のすぐ下でポンプハウジングと共に一体的に形成される
。
【0019】 カセット12は、カセット12がポンプ10に配置されない場合、または、ポ
ンプドア30が開いている場合、閉じられた可撓性チューブ40を自動的にクラ
ンプするフロー停止機構60を有する。図2Aおよび図2Bにおいて詳細に示さ
れるフロー停止機構60は、垂直にずらすことが可能なフロー停止部材64とバ
ネ66が配置されるハウジング62を有する。図2Bに示されるように、可撓性
チューブ40はフロー停止部材64に形成されるスロット68を通過し、バネ6
6はフロー停止部材64を上方にバイアスさせる。
ンプドア30が開いている場合、閉じられた可撓性チューブ40を自動的にクラ
ンプするフロー停止機構60を有する。図2Aおよび図2Bにおいて詳細に示さ
れるフロー停止機構60は、垂直にずらすことが可能なフロー停止部材64とバ
ネ66が配置されるハウジング62を有する。図2Bに示されるように、可撓性
チューブ40はフロー停止部材64に形成されるスロット68を通過し、バネ6
6はフロー停止部材64を上方にバイアスさせる。
【0020】 ドア30が閉じられた状態でカセット12がポンプ10に配置される間、バネ
保持部材38の一つは、フロー停止部材64の上面70に接触し、したがって、
可撓性チューブ40をスロット68の下面が平坦化するのに充分なほど、バネ6
6は、フロー停止部材64に上方への力を付与することを防ぐ。ドア30が開い
ている場合、または、カセット12がポンプ10内に配置されない場合、バネ6
6は、図4Aに示すように、フロー停止部材64に可撓性チューブ40を平坦化
するのに充分な距離で上向きに力を付与し、それにより、液体がそこを通って流
れるのを防ぐ。
保持部材38の一つは、フロー停止部材64の上面70に接触し、したがって、
可撓性チューブ40をスロット68の下面が平坦化するのに充分なほど、バネ6
6は、フロー停止部材64に上方への力を付与することを防ぐ。ドア30が開い
ている場合、または、カセット12がポンプ10内に配置されない場合、バネ6
6は、図4Aに示すように、フロー停止部材64に可撓性チューブ40を平坦化
するのに充分な距離で上向きに力を付与し、それにより、液体がそこを通って流
れるのを防ぐ。
【0021】 カセット12がポンプ10にある場合、ポンプドア30を閉じるにつれて、ロ
ータリーポンプホイール49のローラー48の一つは、可撓性チューブ40に接
し、図2Aおよび図3Aに示すようにそれを閉じるようにクランプする。次いで
続いて、ドア30を更に閉めるにつれて、可撓性チューブ40のクランピングを
緩めてフロー停止部材64は下方に力が付与される。従って、チューブ40は、
ローラー48の一つ、または、フロー停止部材64のいずれかによって、常にク
ランプされる。同様に、ドア30が開いている場合、ロータリポンプホイール4
9の1つまたは複数のローラー48がチューブ40のクランピングを緩める前に
、フロー停止部材64は可撓性チューブ40をクランプし、それにより、液体が
チューブ40を自由に流れることを防ぐ。
ータリーポンプホイール49のローラー48の一つは、可撓性チューブ40に接
し、図2Aおよび図3Aに示すようにそれを閉じるようにクランプする。次いで
続いて、ドア30を更に閉めるにつれて、可撓性チューブ40のクランピングを
緩めてフロー停止部材64は下方に力が付与される。従って、チューブ40は、
ローラー48の一つ、または、フロー停止部材64のいずれかによって、常にク
ランプされる。同様に、ドア30が開いている場合、ロータリポンプホイール4
9の1つまたは複数のローラー48がチューブ40のクランピングを緩める前に
、フロー停止部材64は可撓性チューブ40をクランプし、それにより、液体が
チューブ40を自由に流れることを防ぐ。
【0022】 カセット12がポンプ10に挿入されない場合、フロー停止機構60は、フロ
ー停止部材64のボア76でフロー停止ハウジング62のボア74(図2B)を
手動で位置合わせし、位置合わせされたボア74、76にピン78(図1参照)
を挿入することにより、不能となり得る。ピン78がボア74、76に配置され
る場合、ピン78は、フロー停止部材64がバネ66によって上方にずれること
を防ぎ、したがって、可撓性チューブ44を平坦化することを防ぎ、液体の流れ
が遮断されるのを防ぐ。
ー停止部材64のボア76でフロー停止ハウジング62のボア74(図2B)を
手動で位置合わせし、位置合わせされたボア74、76にピン78(図1参照)
を挿入することにより、不能となり得る。ピン78がボア74、76に配置され
る場合、ピン78は、フロー停止部材64がバネ66によって上方にずれること
を防ぎ、したがって、可撓性チューブ44を平坦化することを防ぎ、液体の流れ
が遮断されるのを防ぐ。
【0023】 図3Aおよび図3Bは、注入ポンプ10に配置されることが示される、第2の
タイプのカセットを図示する。2つのタイプのカセット12の間の差異は、フロ
ー停止部材64の下部の大きさおよび形状のみである。図2Aおよび図2Bに示
される、第1のタイプのカセット12におけるフロー停止部材64の下部は概し
て球状であり、フロー停止ハウジング62の外に伸長しない。図3Aおよび図3
Bに示される、第2のタイプのカセット12におけるフロー停止部材64の下部
は、下方に角度付けされたフィンガ82を有し、フィンガ82はフロー停止ハウ
ジング62の下部に配置された円形ボア84を介して伸長する。
タイプのカセットを図示する。2つのタイプのカセット12の間の差異は、フロ
ー停止部材64の下部の大きさおよび形状のみである。図2Aおよび図2Bに示
される、第1のタイプのカセット12におけるフロー停止部材64の下部は概し
て球状であり、フロー停止ハウジング62の外に伸長しない。図3Aおよび図3
Bに示される、第2のタイプのカセット12におけるフロー停止部材64の下部
は、下方に角度付けされたフィンガ82を有し、フィンガ82はフロー停止ハウ
ジング62の下部に配置された円形ボア84を介して伸長する。
【0024】 図4Aおよび図4Bを参照して、カセット12は、約9.7センチメートル(
cm)の長さL、約1.5cmの高さH、約0.8cmの幅Wを有する。(歪ま
ない場合)可撓性チューブ40の外径は、約0.4cmである。
cm)の長さL、約1.5cmの高さH、約0.8cmの幅Wを有する。(歪ま
ない場合)可撓性チューブ40の外径は、約0.4cmである。
【0025】 図4Aおよび図4Bで示されるプラテン44の上面42は、内部に形成される
細長い中心開口部86を有し、板バネ36の弓形形状にほぼ適合するようにわず
かに曲げられる。図5Aおよび図5Bに示されるように、プラテン44は、下部
90および上部92を有し、下部90は上部92より広い。プラテン44の上部
92は、カセット12に形成されるスロット43(図4B)に緩く配置され、図
4Aに示されるようにプラテン44の下部の下の可撓性チューブ40の存在によ
ってのみスロット43に保持される。
細長い中心開口部86を有し、板バネ36の弓形形状にほぼ適合するようにわず
かに曲げられる。図5Aおよび図5Bに示されるように、プラテン44は、下部
90および上部92を有し、下部90は上部92より広い。プラテン44の上部
92は、カセット12に形成されるスロット43(図4B)に緩く配置され、図
4Aに示されるようにプラテン44の下部の下の可撓性チューブ40の存在によ
ってのみスロット43に保持される。
【0026】 注入ポンプ10は、ドア30を閉じた位置に保持するために、図6に示される
ラッチ機構100を有する。図6を参照して、ラッチ機構100は、水平にスラ
イド可能な金属板102a、102bの対を含み、金属板102a、102bは
、ロータリポンプホイールハウジング104の平面部および支持ビーム106の
対により支持される。金属板102a、102bの各々は、それらと共に一体的
に形成される湾曲ラッチ部材108a、108bのそれぞれの対を有する。独立
に作動可能なドア−解放ボタン110a、110bの対は、注入ポンプ10の側
部に配置される。ドア−解放ボタン110a、110bの各々は、中空円柱本体
部112a、112bおよび中空本体部112a、112b内に配置される中心
部材114a、114bを有する。中心部材114a、114bの各々は、スラ
イド可能板102a、102bの一方の端部にそれぞれ係合する。環状スロット
116a、116bの対は本体部112a、112bに形成され、ポンプハウジ
ングで一体的に形成されるリッジ部118a、118bの対はスロット116a
、116b内に配置され、それにより、ドア−解放ボタン110a、110bの
水平変位を制限する。
ラッチ機構100を有する。図6を参照して、ラッチ機構100は、水平にスラ
イド可能な金属板102a、102bの対を含み、金属板102a、102bは
、ロータリポンプホイールハウジング104の平面部および支持ビーム106の
対により支持される。金属板102a、102bの各々は、それらと共に一体的
に形成される湾曲ラッチ部材108a、108bのそれぞれの対を有する。独立
に作動可能なドア−解放ボタン110a、110bの対は、注入ポンプ10の側
部に配置される。ドア−解放ボタン110a、110bの各々は、中空円柱本体
部112a、112bおよび中空本体部112a、112b内に配置される中心
部材114a、114bを有する。中心部材114a、114bの各々は、スラ
イド可能板102a、102bの一方の端部にそれぞれ係合する。環状スロット
116a、116bの対は本体部112a、112bに形成され、ポンプハウジ
ングで一体的に形成されるリッジ部118a、118bの対はスロット116a
、116b内に配置され、それにより、ドア−解放ボタン110a、110bの
水平変位を制限する。
【0027】 スライド可能板102a、102bの各々は、内部に配置されるそれぞれの中
心開口部120a、120bを有し、バネ122は、中心開口120a、120
bの両方の内部に配置され、それにより、スライド可能板102a、102bの
端部が接するドア−解放ボタン100a、110bの中心部材114a、114
bに対してスライド可能板102a、102bのそれぞれにバネ付勢または力を
付与する。バネ122は、L字形状保持部材(図示せず)により開口部120a
、120b内に保持され得る。
心開口部120a、120bを有し、バネ122は、中心開口120a、120
bの両方の内部に配置され、それにより、スライド可能板102a、102bの
端部が接するドア−解放ボタン100a、110bの中心部材114a、114
bに対してスライド可能板102a、102bのそれぞれにバネ付勢または力を
付与する。バネ122は、L字形状保持部材(図示せず)により開口部120a
、120b内に保持され得る。
【0028】 図6に示されるように、板102a、102bのそれぞれの2つの湾曲ラッチ
108a、108bは、バネ122の力によってポンプドア30の下面に固定さ
れる両方のロッド35に係合し、したがって、ドア30が開くのを防ぐ。各板1
02a、102bだけで、ドア30を閉じたままにするのに充分である。ドア3
0を開けるために、ドア−解放ボタン110a、110bの両方は、同時に押さ
れる必要があり、その場合、スライド可能板102a、102bはバネ122の
力に対向して移動され、湾曲ラッチ108a、108bを金属ロッド35に係合
させないようにし、したがって、ドア30を開くことができる。ドア30は、ド
ア−解放ボタン110a、110bの両方が押される場合、ドア30を自動的に
開けるようにバネまたは他の手段(図示せず)が設けられ得る。ドア−解放ボタ
ン110a、110bの両方がドア30を開けるために作動される必要があるの
で、注入ポンプ10の落下または振動に起因するドア30の不慮の開放が減少ま
たはなくなる。
108a、108bは、バネ122の力によってポンプドア30の下面に固定さ
れる両方のロッド35に係合し、したがって、ドア30が開くのを防ぐ。各板1
02a、102bだけで、ドア30を閉じたままにするのに充分である。ドア3
0を開けるために、ドア−解放ボタン110a、110bの両方は、同時に押さ
れる必要があり、その場合、スライド可能板102a、102bはバネ122の
力に対向して移動され、湾曲ラッチ108a、108bを金属ロッド35に係合
させないようにし、したがって、ドア30を開くことができる。ドア30は、ド
ア−解放ボタン110a、110bの両方が押される場合、ドア30を自動的に
開けるようにバネまたは他の手段(図示せず)が設けられ得る。ドア−解放ボタ
ン110a、110bの両方がドア30を開けるために作動される必要があるの
で、注入ポンプ10の落下または振動に起因するドア30の不慮の開放が減少ま
たはなくなる。
【0029】 注入ポンプ10のエレクトロニクスのブロック図を図7に示す。図7を参照す
ると、注入ポンプ10は、組み込みアナログ/デジタル(A/D)変換器200
aを備えるコントローラー200、組み込み入力/出力(I/O)インターフェ
イス204aを有する電気プログラム可能読出し専用メモリー(EPROM)2
04、ランダムアクセスメモリ(RAM)208、リアルタイムクロック210
、およびディスプレイ16を備え、これら全ては通信バス212によって相互に
接続される。ディスプレイ16は、バックライト220を有し、これはコントロ
ーラー200とバックライト220とを相互に接続するライン222で発生され
るイネーブル信号によって選択的に起動される。RAM208およびリアルタイ
ムクロック210の両方は、バッテリー214に接続され、このバッテリーは、
(第2バッテリー282によって発生する)システム電源がないときのみこれら
に電力を供給する。これは常に動力が供給されているため、RAM208は不揮
発性メモリである。
ると、注入ポンプ10は、組み込みアナログ/デジタル(A/D)変換器200
aを備えるコントローラー200、組み込み入力/出力(I/O)インターフェ
イス204aを有する電気プログラム可能読出し専用メモリー(EPROM)2
04、ランダムアクセスメモリ(RAM)208、リアルタイムクロック210
、およびディスプレイ16を備え、これら全ては通信バス212によって相互に
接続される。ディスプレイ16は、バックライト220を有し、これはコントロ
ーラー200とバックライト220とを相互に接続するライン222で発生され
るイネーブル信号によって選択的に起動される。RAM208およびリアルタイ
ムクロック210の両方は、バッテリー214に接続され、このバッテリーは、
(第2バッテリー282によって発生する)システム電源がないときのみこれら
に電力を供給する。これは常に動力が供給されているため、RAM208は不揮
発性メモリである。
【0030】 コントローラー200(これは、Intel Corporationから市
販されている80C196KBなどの従来的なマイクロコントローラーであり得
る)は、ライン232を介して可聴アラーム発生器230を制御し、ライン23
4を介してLED20を制御し、そしてライン238を介して増幅器回路236
を制御する。増幅器回路236は、ロータリーポンプホイール49を駆動するポ
ンプモーター51を駆動するために接続される。正常に作動している間、コント
ローラー200はまた、ライン252を介して周期的信号を従来的なウォッチド
ッグタイマー250に送る。コントローラー200が周期的信号をウォッチドッ
グタイマー250(これは、コントローラー200の故障または誤動作を表示す
る)に伝達できない場合、ウォッチドッグタイマー250は、アラーム230が
音を出すようにライン260を介して信号を伝達し、赤色のLEDが点灯するよ
うにライン262を介して信号を伝達し、そしてポンプモーター51が止まるよ
うにライン264を介して増幅器回路236に信号を伝達する。
販されている80C196KBなどの従来的なマイクロコントローラーであり得
る)は、ライン232を介して可聴アラーム発生器230を制御し、ライン23
4を介してLED20を制御し、そしてライン238を介して増幅器回路236
を制御する。増幅器回路236は、ロータリーポンプホイール49を駆動するポ
ンプモーター51を駆動するために接続される。正常に作動している間、コント
ローラー200はまた、ライン252を介して周期的信号を従来的なウォッチド
ッグタイマー250に送る。コントローラー200が周期的信号をウォッチドッ
グタイマー250(これは、コントローラー200の故障または誤動作を表示す
る)に伝達できない場合、ウォッチドッグタイマー250は、アラーム230が
音を出すようにライン260を介して信号を伝達し、赤色のLEDが点灯するよ
うにライン262を介して信号を伝達し、そしてポンプモーター51が止まるよ
うにライン264を介して増幅器回路236に信号を伝達する。
【0031】 ポンプ10は多数のセンサを有し、これらはポンプの作動に関する様々な状態
を感知する。これらのセンサは、ロータリーポンプホイール49の上流地点で、
可撓性チューブ40内の液圧を検出するための入力圧力センサ270、およびロ
ータリーポンプホイール49の下流地点で、可撓性チューブ40内の液圧を検出
するための出力圧力センサ272を備える。この入力圧力センサ270は、入力
圧力を示すアナログ信号を発生し、これはライン274を介してA/D変換器2
00aに伝達される。出力圧力センサ272は出力圧力を示すアナログ信号を発
生し、これはライン276を介してA/D変換器200aに伝達される。各圧力
センサ270、272は、これらに接続された可撓性チューブ40またはチュー
ビング52、54で閉塞を検出し、ひずみゲージまたはビーム(示されず)の形
態で提供され得、可撓性チューブ40の外部およびひずみビームに接続された高
利得増幅器(示されず)に接触している。
を感知する。これらのセンサは、ロータリーポンプホイール49の上流地点で、
可撓性チューブ40内の液圧を検出するための入力圧力センサ270、およびロ
ータリーポンプホイール49の下流地点で、可撓性チューブ40内の液圧を検出
するための出力圧力センサ272を備える。この入力圧力センサ270は、入力
圧力を示すアナログ信号を発生し、これはライン274を介してA/D変換器2
00aに伝達される。出力圧力センサ272は出力圧力を示すアナログ信号を発
生し、これはライン276を介してA/D変換器200aに伝達される。各圧力
センサ270、272は、これらに接続された可撓性チューブ40またはチュー
ビング52、54で閉塞を検出し、ひずみゲージまたはビーム(示されず)の形
態で提供され得、可撓性チューブ40の外部およびひずみビームに接続された高
利得増幅器(示されず)に接触している。
【0032】 圧力センサ270、272は、電源スイッチ280に接続され、電源スイッチ
280から電力を受け取り、この電源スイッチは、システム電源スイッチ284
、電圧調整器286,およびシステム電源ライン287を介してバッテリー28
2に接続される。システム電源スイッチ284は、システム電源スイッチ284
に接続されたポンプのオン/オフスイッチ288の状態に基づいて、バッテリー
282からの電力を、選択的に電圧調整器286に供給する。電源スイッチ28
0は、バス212、I/Oインターフェイス204a、およびI/Oインターフ
ェイス204aと電源スイッチ280とを互いに接続するライン294を介して
コントローラー200によって制御される。
280から電力を受け取り、この電源スイッチは、システム電源スイッチ284
、電圧調整器286,およびシステム電源ライン287を介してバッテリー28
2に接続される。システム電源スイッチ284は、システム電源スイッチ284
に接続されたポンプのオン/オフスイッチ288の状態に基づいて、バッテリー
282からの電力を、選択的に電圧調整器286に供給する。電源スイッチ28
0は、バス212、I/Oインターフェイス204a、およびI/Oインターフ
ェイス204aと電源スイッチ280とを互いに接続するライン294を介して
コントローラー200によって制御される。
【0033】 ポンプ10は、エアーインラインセンサ300を有する。これは、センシング
回路(示さず)に連結された従来の圧電性トランスミッターおよびレシーバ(示
さず)の形式で提供され得、可塑性チューブ40内の有意なエアーバブルの存在
を検出する。このエアーインラインセンサ300は、電源スイッチ302から電
力を受ける。このスイッチは、システム電源ライン287に接続され、そしてI
/Oインターフェース204aに接続されるライン304を介してコントローラ
ー200により制御される。
回路(示さず)に連結された従来の圧電性トランスミッターおよびレシーバ(示
さず)の形式で提供され得、可塑性チューブ40内の有意なエアーバブルの存在
を検出する。このエアーインラインセンサ300は、電源スイッチ302から電
力を受ける。このスイッチは、システム電源ライン287に接続され、そしてI
/Oインターフェース204aに接続されるライン304を介してコントローラ
ー200により制御される。
【0034】 ポンプ10は、シャフトエンコーダーセンサ308およびホール効果センサ3
10を有する。これらは、システム電源ライン287に連結され、且つ、ライン
314を介してコントローラー200により制御される電源スイッチ312から
電力を受ける。モーター51のシャフトに配置されるシャフトエンコーダーセン
サ308は、コントローラー200に2つの信号出力を提供する2相運動センシ
ングエンコーダーであり得る。モーター51の回転速度およびその回転の方向は
、2つの信号出力間の速度および位相の関係に基づいてコントローラー200に
より決定される。ホール効果センサ310は、ロータリーポンプホイール49に
近接して配置され、そしてホイール49の回転を検出するためのポンプホイール
49上の磁気コード化を検出する。
10を有する。これらは、システム電源ライン287に連結され、且つ、ライン
314を介してコントローラー200により制御される電源スイッチ312から
電力を受ける。モーター51のシャフトに配置されるシャフトエンコーダーセン
サ308は、コントローラー200に2つの信号出力を提供する2相運動センシ
ングエンコーダーであり得る。モーター51の回転速度およびその回転の方向は
、2つの信号出力間の速度および位相の関係に基づいてコントローラー200に
より決定される。ホール効果センサ310は、ロータリーポンプホイール49に
近接して配置され、そしてホイール49の回転を検出するためのポンプホイール
49上の磁気コード化を検出する。
【0035】 カセットセンサ320(これも電源スイッチ312に接続される)は、ポンプ
10に挿入されるカセットのタイプを検出する。以下に示すように、ポンプ10
は、異なるタイプのカセットを受け入れ、挿入されるカセットのタイプに基づい
て異なる作動動作を行い得る。カセットセンサ320のさまざまに可能な実施態
様を図8A〜図8Cに示す。各実施態様は、センシング回路に配置される力−感
応抵抗素子322を備える。図8Aおよび図8Bの回路は力−電圧変換器として
機能し(図8Bの増幅器323は演算増幅器である)、図8Cの回路(これはシ
ュミットトリガ324を含む)は、力−周波数変換器として機能する。
10に挿入されるカセットのタイプを検出する。以下に示すように、ポンプ10
は、異なるタイプのカセットを受け入れ、挿入されるカセットのタイプに基づい
て異なる作動動作を行い得る。カセットセンサ320のさまざまに可能な実施態
様を図8A〜図8Cに示す。各実施態様は、センシング回路に配置される力−感
応抵抗素子322を備える。図8Aおよび図8Bの回路は力−電圧変換器として
機能し(図8Bの増幅器323は演算増幅器である)、図8Cの回路(これはシ
ュミットトリガ324を含む)は、力−周波数変換器として機能する。
【0036】 カセット12がポンプ12に挿入され、ドア30が閉じられる場合、図3Aお
よび図3Bに示される、第2のタイプのカセット12の下方に角度付けされたフ
ィンガ82と力−感応抵抗素子322との間の物理的な接触により力を発生する
。図2Aおよび図2Bに示される第1のタイプのカセット12は、下方に伸長す
るフィンガを有さないので、そのタイプのカセットの挿入は、力−感応抵抗素子
322とのなんら物理的接触を生じない。したがって、第2のタイプのカセット
12が挿入される場合にのみ、抵抗素子322の抵抗は変化し、それにより、I
/Oインターフェース204aに接続されたライン325で、挿入されたカセッ
トのタイプを示す電気信号(図8Aおよび図8Bの場合に電圧信号、図8Cの場
合に周波数信号)を、カセットセンサ320に発生させる。力−感応抵抗素子3
22は、CaliforniaのInterlink Electronics
of Carpinteriaから市販される従来の構成要素である。
よび図3Bに示される、第2のタイプのカセット12の下方に角度付けされたフ
ィンガ82と力−感応抵抗素子322との間の物理的な接触により力を発生する
。図2Aおよび図2Bに示される第1のタイプのカセット12は、下方に伸長す
るフィンガを有さないので、そのタイプのカセットの挿入は、力−感応抵抗素子
322とのなんら物理的接触を生じない。したがって、第2のタイプのカセット
12が挿入される場合にのみ、抵抗素子322の抵抗は変化し、それにより、I
/Oインターフェース204aに接続されたライン325で、挿入されたカセッ
トのタイプを示す電気信号(図8Aおよび図8Bの場合に電圧信号、図8Cの場
合に周波数信号)を、カセットセンサ320に発生させる。力−感応抵抗素子3
22は、CaliforniaのInterlink Electronics
of Carpinteriaから市販される従来の構成要素である。
【0037】 図7を参照して、周囲光センサ18は、電源スイッチ326に接続される。こ
れは、I/Oインターフェース204aからのライン328を介してコントロー
ラー200により制御される。ドア開放センサ330、ボーラス注入要求スイッ
チ332およびキーパッド14により生成される信号は、I/Oインターフェー
ス204aを介してコントローラー200へ伝達される。単純化の目的のため、
図7に示されないが、コントローラー200、EPROM204、RAM208
およびディスプレイ16はまた、システム電源ライン287に接続され、そして
それからの電力を受け取る。
れは、I/Oインターフェース204aからのライン328を介してコントロー
ラー200により制御される。ドア開放センサ330、ボーラス注入要求スイッ
チ332およびキーパッド14により生成される信号は、I/Oインターフェー
ス204aを介してコントローラー200へ伝達される。単純化の目的のため、
図7に示されないが、コントローラー200、EPROM204、RAM208
およびディスプレイ16はまた、システム電源ライン287に接続され、そして
それからの電力を受け取る。
【0038】 注入ポンプ10の作動は、EPROM204に保存され、そしてコントローラ
ー200によって実行されるコンピュータープログラムにより制御される。全体
的な作動のフローチャートを図9に図示する。図9を参照すれば、ポンプ10が
オン/オフスイッチ288を通してオンに切り替えられる場合、工程402でポ
ンプは初期化され、そしてポンプ作動の試験が実行される。ポンプ10は、注入
の間に一時的にオフに切り替えられ得、この場合、ポンプ10は、以下に記載さ
れるように再びオンに切り替えられる場合、注入を継続し得る。工程404で、
ポンプにより注入されるべきいくらかの液体の残量、または注入のためのいくら
かのさらなる残り時間が存在する場合(これはポンプが注入の間に一時的に切ら
れる場合である)、このプログラムは、工程406へ分岐し、ここでユーザは、
ディスプレイ16に表示されたメッセージを介して、以前の注入が再開されるべ
きであるかどうか尋ねられる。ユーザの回答がYES(キーボード14を介して
)である場合、プログラムは、実行準備工程(ready−to−run st
ep)410に分岐する。以前の注入を再開すべきでない場合、プログラムは工
程412に分岐する。
ー200によって実行されるコンピュータープログラムにより制御される。全体
的な作動のフローチャートを図9に図示する。図9を参照すれば、ポンプ10が
オン/オフスイッチ288を通してオンに切り替えられる場合、工程402でポ
ンプは初期化され、そしてポンプ作動の試験が実行される。ポンプ10は、注入
の間に一時的にオフに切り替えられ得、この場合、ポンプ10は、以下に記載さ
れるように再びオンに切り替えられる場合、注入を継続し得る。工程404で、
ポンプにより注入されるべきいくらかの液体の残量、または注入のためのいくら
かのさらなる残り時間が存在する場合(これはポンプが注入の間に一時的に切ら
れる場合である)、このプログラムは、工程406へ分岐し、ここでユーザは、
ディスプレイ16に表示されたメッセージを介して、以前の注入が再開されるべ
きであるかどうか尋ねられる。ユーザの回答がYES(キーボード14を介して
)である場合、プログラムは、実行準備工程(ready−to−run st
ep)410に分岐する。以前の注入を再開すべきでない場合、プログラムは工
程412に分岐する。
【0039】 注入ポンプ10は、ユーザが注入パラメータ(例えば、注入される容量または
注入速度)をプログラムすることを妨げられ得るロックアウトモードを有する。
例えば、ポンプ10は、看護者によってプログラムされ、特定のフロープロフィ
ール、流速、および注入される容量を有する特定の注入を与え得る。その注入を
プログラミングした後、看護者は、ポンプを、患者が任意の注入パラメータを変
化させることを防ぐロックアウトモードにし得る。工程412で、ポンプ10が
以前にロックアウトモードにされている場合、プログラムは、すべてのプログラ
ミング工程を迂回して実行準備工程410に直接に分岐する。
注入速度)をプログラムすることを妨げられ得るロックアウトモードを有する。
例えば、ポンプ10は、看護者によってプログラムされ、特定のフロープロフィ
ール、流速、および注入される容量を有する特定の注入を与え得る。その注入を
プログラミングした後、看護者は、ポンプを、患者が任意の注入パラメータを変
化させることを防ぐロックアウトモードにし得る。工程412で、ポンプ10が
以前にロックアウトモードにされている場合、プログラムは、すべてのプログラ
ミング工程を迂回して実行準備工程410に直接に分岐する。
【0040】 工程412で、ポンプがロックアウトモードでない場合、プログラムは、工程
414に分岐し、ここでプログラムは、引き続く注入の間、患者がポンプをプロ
グラムすることを可能にすべきか否かを入力することを、ユーザにディスプレイ
16を介して促す。ポンプがプログラム可能であるべきでない場合、プログラム
は工程416へ分岐し、ここでロックアウトシーケンスがユーザにどの注入モー
ドがロックアウトされるべきであるかを入力するように要求することによって実
行される。ポンプが患者によりプログラム可能である場合、プログラムは工程4
16を迂回する。
414に分岐し、ここでプログラムは、引き続く注入の間、患者がポンプをプロ
グラムすることを可能にすべきか否かを入力することを、ユーザにディスプレイ
16を介して促す。ポンプがプログラム可能であるべきでない場合、プログラム
は工程416へ分岐し、ここでロックアウトシーケンスがユーザにどの注入モー
ドがロックアウトされるべきであるかを入力するように要求することによって実
行される。ポンプが患者によりプログラム可能である場合、プログラムは工程4
16を迂回する。
【0041】 注入ポンプ10は、注入のための5つのベーシックモードを有する:1)ポン
プが単一速度で単一容量を送達する連続モード;2)閾値速度へ徐々に上昇し、
閾値速度で一定を保ち、次いで徐々に減少する速度でポンプが液体を送達する自
動ランプ(auto−ramp)モード;3)ポンプが比較的に長い時間にわた
って間隔をあけた別個の液体容量(例えば、3時間ごとの液体容量)を送達する
断続(intermittent)モード;4)ポンプが25の異なる期間のそ
れぞれの間、固有の注入速度で送達するようにプログラムされ得るカスタムモー
ド;および5)ポンプが、患者による定期的な要求(この要求はボーラス要求キ
ー332を介してなされる)に応答して鎮痛薬のボーラスを定期的に注入する間
の疼痛制御鎮痛(pain−controlled analgesic)(P
CA)モード。
プが単一速度で単一容量を送達する連続モード;2)閾値速度へ徐々に上昇し、
閾値速度で一定を保ち、次いで徐々に減少する速度でポンプが液体を送達する自
動ランプ(auto−ramp)モード;3)ポンプが比較的に長い時間にわた
って間隔をあけた別個の液体容量(例えば、3時間ごとの液体容量)を送達する
断続(intermittent)モード;4)ポンプが25の異なる期間のそ
れぞれの間、固有の注入速度で送達するようにプログラムされ得るカスタムモー
ド;および5)ポンプが、患者による定期的な要求(この要求はボーラス要求キ
ー332を介してなされる)に応答して鎮痛薬のボーラスを定期的に注入する間
の疼痛制御鎮痛(pain−controlled analgesic)(P
CA)モード。
【0042】 工程418で、ポンプ10は、ユーザへのプロンプト「連続ですか?」をディ
スプレイ16上に出す。ユーザが連続モードにおけるポンプの使用を望む場合、
ユーザは、キーパッド14を介して「YES」を回答する。そしてプログラムは
、連続モードが多数の注入パラメータ(所望される注入速度、注入される容量な
ど)を入力することによりユーザによりプログラムされる工程420に分岐する
。工程418で、ユーザが連続モードを用いることを望まない場合、ユーザは「
NO」と回答し、そしてプログラムは、工程422に分岐する。工程422〜4
36は、一般に、ユーザが異なる注入パラメータ(5つの可能性のある注入モー
ドのどれが選択されるかに依存する)で促され得ることを除いて工程418およ
び420と同様である。
スプレイ16上に出す。ユーザが連続モードにおけるポンプの使用を望む場合、
ユーザは、キーパッド14を介して「YES」を回答する。そしてプログラムは
、連続モードが多数の注入パラメータ(所望される注入速度、注入される容量な
ど)を入力することによりユーザによりプログラムされる工程420に分岐する
。工程418で、ユーザが連続モードを用いることを望まない場合、ユーザは「
NO」と回答し、そしてプログラムは、工程422に分岐する。工程422〜4
36は、一般に、ユーザが異なる注入パラメータ(5つの可能性のある注入モー
ドのどれが選択されるかに依存する)で促され得ることを除いて工程418およ
び420と同様である。
【0043】 工程420、424、428、432または436の一つを完了した後、プロ
グラムは、実行準備工程410に分岐する。そのフローチャートを図10に示す
。図10を参照して、実行準備工程410は、プログラミング工程420、42
4、428、432、436の一つの間に入力された、注入速度および注入され
る容量をディスプレイ16に示す工程440を包含する。次いで、プログラムは
、キーパッド14の「実行」キーが押されるまで工程442で待機し、その押さ
れた時点で、プログラムは工程444に分岐し、ここで、カセットセンサ320
をチェックし、カセットのいずれのタイプが注入ポンプ10に挿入されているか
を判断する。
グラムは、実行準備工程410に分岐する。そのフローチャートを図10に示す
。図10を参照して、実行準備工程410は、プログラミング工程420、42
4、428、432、436の一つの間に入力された、注入速度および注入され
る容量をディスプレイ16に示す工程440を包含する。次いで、プログラムは
、キーパッド14の「実行」キーが押されるまで工程442で待機し、その押さ
れた時点で、プログラムは工程444に分岐し、ここで、カセットセンサ320
をチェックし、カセットのいずれのタイプが注入ポンプ10に挿入されているか
を判断する。
【0044】 注入ポンプ10は、カセットセンサ320により判断される場合、ポンプ10
に挿入されるカセット12のタイプに基づいてその作動を変更する機能を有する
。ある実施態様において、図3A〜図3Bに示される、本明細書中で「マイクロ
セット」とよばれるカセット12の挿入は、プログラムされた注入速度が所定の
制限を越える場合、注入ポンプ10がその注入を実行することを防ぐ。この実施
態様において、工程446でマイクロセットをインストールしている場合、プロ
グラムは工程448に分岐し、ここでプログラミング工程420〜436の1つ
の間に入力される注入速度パラメータをチェックする。工程450において、プ
ログラムされた注入速度が所定の制限(これは99.9ミリリットル/時間であ
り得る)を越える場合、そのプログラムは工程452に分岐し(ここでポンプは
ディスプレイ16にその結果に対するメッセージを出す)、工程454で押され
るキーに基づいて工程440に戻るように分岐する。工程446でマイクロセッ
トがインストールされていないと判断された場合、プログラムは、工程448〜
454をスキップし、図9に示される実行モード460に直接分岐する。
に挿入されるカセット12のタイプに基づいてその作動を変更する機能を有する
。ある実施態様において、図3A〜図3Bに示される、本明細書中で「マイクロ
セット」とよばれるカセット12の挿入は、プログラムされた注入速度が所定の
制限を越える場合、注入ポンプ10がその注入を実行することを防ぐ。この実施
態様において、工程446でマイクロセットをインストールしている場合、プロ
グラムは工程448に分岐し、ここでプログラミング工程420〜436の1つ
の間に入力される注入速度パラメータをチェックする。工程450において、プ
ログラムされた注入速度が所定の制限(これは99.9ミリリットル/時間であ
り得る)を越える場合、そのプログラムは工程452に分岐し(ここでポンプは
ディスプレイ16にその結果に対するメッセージを出す)、工程454で押され
るキーに基づいて工程440に戻るように分岐する。工程446でマイクロセッ
トがインストールされていないと判断された場合、プログラムは、工程448〜
454をスキップし、図9に示される実行モード460に直接分岐する。
【0045】 図9に戻って参照すると、実行モード460の間、ポンプ10は、工程418
、422、426、430、434の一つで選択された注入モード、および、工
程420、424、428、432、436の一つで入力された注入パラメータ
に従って液体薬剤を患者に注入する。ポンプ10は、工程462で決定されるよ
うに、ホールドキーを押すまで、実行モード460のままである。アラーム条件
の発生に基づいて、アラームは工程464で報告される。
、422、426、430、434の一つで選択された注入モード、および、工
程420、424、428、432、436の一つで入力された注入パラメータ
に従って液体薬剤を患者に注入する。ポンプ10は、工程462で決定されるよ
うに、ホールドキーを押すまで、実行モード460のままである。アラーム条件
の発生に基づいて、アラームは工程464で報告される。
【0046】 工程462においてホールドキーを押す場合、注入は工程466で停止され、
ポンプ10は工程468で実行キーが押されるか、または、オン/オフスイッチ
を工程470でオフにするのを待つ。
ポンプ10は工程468で実行キーが押されるか、または、オン/オフスイッチ
を工程470でオフにするのを待つ。
【0047】 上記の作動を要約すると、ポンプがロックモードで使用される場合、看護者は
ポンプをオンにし、工程420、424、428、432、436の一つで所望
の注入モードをプログラムし、次いで、ポンプをオフにする。プログラムされた
注入パラメータは、不揮発性メモリ208に保持される。次いで、看護者はポン
プを再びオンにし、工程414で「プログラム可能?」プロンプトに応答して「
NO」キーを押し、工程416でロックアウト情報を入力し、次いで、ポンプを
再びオフにする。患者が引き続きポンプをオンにして注入を行う(カセット12
が注入される液体で満たされ、ポンプに挿入された後)場合、プログラムは、工
程412から直接、実行準備工程410に進み、これにより、患者が注入パラメ
ータを変更することを防ぐ。
ポンプをオンにし、工程420、424、428、432、436の一つで所望
の注入モードをプログラムし、次いで、ポンプをオフにする。プログラムされた
注入パラメータは、不揮発性メモリ208に保持される。次いで、看護者はポン
プを再びオンにし、工程414で「プログラム可能?」プロンプトに応答して「
NO」キーを押し、工程416でロックアウト情報を入力し、次いで、ポンプを
再びオフにする。患者が引き続きポンプをオンにして注入を行う(カセット12
が注入される液体で満たされ、ポンプに挿入された後)場合、プログラムは、工
程412から直接、実行準備工程410に進み、これにより、患者が注入パラメ
ータを変更することを防ぐ。
【0048】 ロックアウトモードを使用しなかった場合、看護者または患者はポンプをオン
にし、所望の注入モードをプログラムし、次いで、「実行]キーを押すことで、
毎回ポンプをオフに切り替えることなく注入を始めることができる。
にし、所望の注入モードをプログラムし、次いで、「実行]キーを押すことで、
毎回ポンプをオフに切り替えることなく注入を始めることができる。
【0049】 ポンプに挿入されるカセットのタイプに基づいて異なる動作を行うポンプの性
能は、多くの態様で使用され得る。例えば、ポンプはカセットの4つの異なるタ
イプのいずれかで使用され得、ポンプは固有の注入モードおよび/またはカセッ
トのそれぞれのタイプの注入パラメータの固有のセットでプログラムされ得る。
能は、多くの態様で使用され得る。例えば、ポンプはカセットの4つの異なるタ
イプのいずれかで使用され得、ポンプは固有の注入モードおよび/またはカセッ
トのそれぞれのタイプの注入パラメータの固有のセットでプログラムされ得る。
【0050】 異なる注入モードは、注入される液体薬剤に基づき得る。ある液体薬剤に対し
て、注入の自動ランプモードを利用して、患者に比較的大きな流速で注入を開始
することによるショックを与えないことが望ましくあり得る。これらの液体薬剤
は、ポンプに挿入される場合にポンプが注入モードを自動的に自動ランプモード
に設定するタイプのカセットと共に使用される。したがって、この例において、
図9に図示されるプログラムは、プログラミング工程を全く間断することなく工
程414から直接、工程424に分岐する。他の液体薬剤に関して、注入の連続
モードは適切であり得る。工程420、424、428、432、436の一つ
で入力される注入パラメータは、また、挿入されたカセットのタイプおよび/ま
たは注入される液体薬剤に基づいてカスタマイズされ得る。
て、注入の自動ランプモードを利用して、患者に比較的大きな流速で注入を開始
することによるショックを与えないことが望ましくあり得る。これらの液体薬剤
は、ポンプに挿入される場合にポンプが注入モードを自動的に自動ランプモード
に設定するタイプのカセットと共に使用される。したがって、この例において、
図9に図示されるプログラムは、プログラミング工程を全く間断することなく工
程414から直接、工程424に分岐する。他の液体薬剤に関して、注入の連続
モードは適切であり得る。工程420、424、428、432、436の一つ
で入力される注入パラメータは、また、挿入されたカセットのタイプおよび/ま
たは注入される液体薬剤に基づいてカスタマイズされ得る。
【0051】 カセットの異なるタイプはフロー停止部材(これは4つのわずかに異なる長さ
または可撓性を有し得る)の長さ(または可撓性)に基づいてポンプ10により
識別可能であり得る。それにより、4つの別個の力が、力−感応抵抗素子322
に、または、カセットのほかの構造的特徴に基づいた従来の態様で発生される。
または可撓性を有し得る)の長さ(または可撓性)に基づいてポンプ10により
識別可能であり得る。それにより、4つの別個の力が、力−感応抵抗素子322
に、または、カセットのほかの構造的特徴に基づいた従来の態様で発生される。
【0052】 例えば、2つの光検出器はポンプの上部に並んで配置され得、各光検出器は光
線を関連する受信器に送信する送信器を有する。各カセットは、各々が光検出器
の一つに近接して配置される、2つのノッチの存在(または非存在)により固有
に同定され得る。カセットがポンプに挿入される場合、光線が連続しているので
、各光検出器はノッチの存在を検出する。一方、ノッチがないと、光線がカセッ
トの挿入により遮られる。したがって、2つの光検出器および2つの関連するノ
ッチ位置の使用は、カセットの4つの異なるタイプの検出を可能にし、それによ
り、ポンプ作動の4つのプレプログラムモードを可能にする。
線を関連する受信器に送信する送信器を有する。各カセットは、各々が光検出器
の一つに近接して配置される、2つのノッチの存在(または非存在)により固有
に同定され得る。カセットがポンプに挿入される場合、光線が連続しているので
、各光検出器はノッチの存在を検出する。一方、ノッチがないと、光線がカセッ
トの挿入により遮られる。したがって、2つの光検出器および2つの関連するノ
ッチ位置の使用は、カセットの4つの異なるタイプの検出を可能にし、それによ
り、ポンプ作動の4つのプレプログラムモードを可能にする。
【0053】 注入ポンプ10の作動システム500のフローチャートを図11に図示する。
作動システム500は、図9のフローチャートに示される作動およびタスクがど
のように行われるかを決定する。
作動システム500は、図9のフローチャートに示される作動およびタスクがど
のように行われるかを決定する。
【0054】 ポンプは図9に示される実行モード460であり、ポンプが比較的低いフロー
レートで注入される場合、ポンプは、バッテリー282からの電力消費の比較的
低いレート(例えば、50マイクロアンペア)を利用する、スリープモードで作
動し得る。スリープモードの場合、コントローラー200は、コンピュータプロ
グラムの命令を全く実行せず、その内部クロックをオフにする。ポンプは電力消
費の中間レート(例えば、8ミリアンペア)を利用するアイドルモードに周期的
に入れられる。ポンプがアイドルモードである場合、コントローラー200はコ
ンピュータプログラムの命令を全く実行しないが、内部クロックは実行しつづけ
る。ポンプがスリープモードでもアイドルモードでもない場合、コンピュータプ
ログラムを実行し、コントローラー200の内部クロックが実行する。この作動
モードにおいて、電力は比較的高いレート(例えば、17ミリアンペア)で消費
される。
レートで注入される場合、ポンプは、バッテリー282からの電力消費の比較的
低いレート(例えば、50マイクロアンペア)を利用する、スリープモードで作
動し得る。スリープモードの場合、コントローラー200は、コンピュータプロ
グラムの命令を全く実行せず、その内部クロックをオフにする。ポンプは電力消
費の中間レート(例えば、8ミリアンペア)を利用するアイドルモードに周期的
に入れられる。ポンプがアイドルモードである場合、コントローラー200はコ
ンピュータプログラムの命令を全く実行しないが、内部クロックは実行しつづけ
る。ポンプがスリープモードでもアイドルモードでもない場合、コンピュータプ
ログラムを実行し、コントローラー200の内部クロックが実行する。この作動
モードにおいて、電力は比較的高いレート(例えば、17ミリアンペア)で消費
される。
【0055】 図11を参照して、ポンプが工程502で決定されたように実行モード460
において作動されていない場合、このプログラムは、図9の工程402〜436
の任意のプロセス化タスクが実行され得る工程504に分岐する。上記のように
、これらのタスクは、注入ポンプ10の初期プログラミングに関し、そしてユー
ザ対話型(user−interactive)である。実行されるべきこのよ
うなタスクがそれ以上ない時(例えば、ユーザがポンプのプログラミングの間に
停止したかまたは、ポンプのプログラミングを完了した場合)、このプログラム
は、コントローラー200が上記のように、ソフトウエアの命令を介してアイド
ルモードにある、工程506に分岐する。コントローラー200は、工程508
で生成される中断が生じる際にアイドルモードを存在させる。中断はコントロー
ラー200により周期的に(例えば20ミリ秒ごとに)生成される。
において作動されていない場合、このプログラムは、図9の工程402〜436
の任意のプロセス化タスクが実行され得る工程504に分岐する。上記のように
、これらのタスクは、注入ポンプ10の初期プログラミングに関し、そしてユー
ザ対話型(user−interactive)である。実行されるべきこのよ
うなタスクがそれ以上ない時(例えば、ユーザがポンプのプログラミングの間に
停止したかまたは、ポンプのプログラミングを完了した場合)、このプログラム
は、コントローラー200が上記のように、ソフトウエアの命令を介してアイド
ルモードにある、工程506に分岐する。コントローラー200は、工程508
で生成される中断が生じる際にアイドルモードを存在させる。中断はコントロー
ラー200により周期的に(例えば20ミリ秒ごとに)生成される。
【0056】 従って、ポンプが実行モード460にない場合、プログラムは工程502〜5
08を通して循環し、ここで、プログラムは工程504で代替的に図9の工程4
02〜436に示される1つ以上のプロセス化タスクを実行し、そしてバッテリ
ーの電力を保存するため工程506でアイドリングされる。
08を通して循環し、ここで、プログラムは工程504で代替的に図9の工程4
02〜436に示される1つ以上のプロセス化タスクを実行し、そしてバッテリ
ーの電力を保存するため工程506でアイドリングされる。
【0057】 特定の条件下で、このポンプは、上記のスリープモードで作動し得る。このポ
ンプは、それが実行モード460(図9)にある場合、スリープモードで作動し
得、そして比較的に低い注入速度閾値(例えば、5ミリリットル/時間)未満で
ポンピングする。
ンプは、それが実行モード460(図9)にある場合、スリープモードで作動し
得、そして比較的に低い注入速度閾値(例えば、5ミリリットル/時間)未満で
ポンピングする。
【0058】 このような低い注入速度を与えるため、モーター51は、連続的に活性化され
ないが、モーターは、代わりに、比較的に小容量(例えば、50マイクロリット
ル)の液体薬剤を送達するために定期的に(モーター51は、駆動するのに必要
な最小速度を有する、さもなければ停止する)オンに切り替えられ、次いで、オ
フに切り替えられる。コントローラー200がスリープモードになる時は、モー
ター51が、オフに切り替えられる時である。プログラムされた注入速度が閾値
未満である場合、モーターがオンおよびオフに切り替わる頻度は、プログラムさ
れた注入速度により決定される。プログラムされた注入速度が閾値を超える場合
、モーター51は、連続的にポンピングする。
ないが、モーターは、代わりに、比較的に小容量(例えば、50マイクロリット
ル)の液体薬剤を送達するために定期的に(モーター51は、駆動するのに必要
な最小速度を有する、さもなければ停止する)オンに切り替えられ、次いで、オ
フに切り替えられる。コントローラー200がスリープモードになる時は、モー
ター51が、オフに切り替えられる時である。プログラムされた注入速度が閾値
未満である場合、モーターがオンおよびオフに切り替わる頻度は、プログラムさ
れた注入速度により決定される。プログラムされた注入速度が閾値を超える場合
、モーター51は、連続的にポンピングする。
【0059】 図11を参照して、工程510で、ポンプがステルス(stealth)モー
ド(以下に記載)でない場合、このプログラムは、注入に関する多数のプロセス
化タスクが実行され得る工程512に分岐する。工程514で、ウォッチドッグ
タイマー250はストローブされ、そして工程516でこのプログラムは、コン
トローラー200がスリープモードに置かれ得るか否かを決定する。上記のよう
に、コントローラー200は、注入速度が所定の閾値速度未満である場合、スリ
ープモードに置かれ得る。満たされなければならない他の条件がまた存在する。
例えば、モーター51が活動中ではあり得ず、音声のブザー(beep)(例え
ば、押されたキーに対応する)が活動中ではあり得ず、時間調整された機能(例
えば、時間調整されたLED照明)が活動中ではあり得ず、バックライト220
が、オンではあり得ず、そしてディスプレイ16が、文書をスクロール中であっ
てはいけない。これらの条件が満たされる場合、プログラムは、多数のセンサへ
の電源がオフに切り替えられる工程520に、およびコントローラー200がそ
のスリープモードに入れられる工程522に分岐する。
ド(以下に記載)でない場合、このプログラムは、注入に関する多数のプロセス
化タスクが実行され得る工程512に分岐する。工程514で、ウォッチドッグ
タイマー250はストローブされ、そして工程516でこのプログラムは、コン
トローラー200がスリープモードに置かれ得るか否かを決定する。上記のよう
に、コントローラー200は、注入速度が所定の閾値速度未満である場合、スリ
ープモードに置かれ得る。満たされなければならない他の条件がまた存在する。
例えば、モーター51が活動中ではあり得ず、音声のブザー(beep)(例え
ば、押されたキーに対応する)が活動中ではあり得ず、時間調整された機能(例
えば、時間調整されたLED照明)が活動中ではあり得ず、バックライト220
が、オンではあり得ず、そしてディスプレイ16が、文書をスクロール中であっ
てはいけない。これらの条件が満たされる場合、プログラムは、多数のセンサへ
の電源がオフに切り替えられる工程520に、およびコントローラー200がそ
のスリープモードに入れられる工程522に分岐する。
【0060】 コントローラー200は、それが3つ事象のいずれかにより「覚醒する」まで
、スリープモードのままである:1)ボーラス要求キー332を含む任意のキー
の圧迫;2)ウォッチドッグタイマーの時間切れ;または3)リアルタイムクロ
ック210により発生される1秒のストローブ。条件1)および2)の非存在下
で、コントローラー200は、リアルタイムクロック210からのストローブに
より毎秒覚醒される。覚醒される際に、コントローラー200の内部クロックは
、工程524で開始され、そしてプログラムは、コントローラー200により生
成される次回の20msの中断を待つ工程508に分岐する。
、スリープモードのままである:1)ボーラス要求キー332を含む任意のキー
の圧迫;2)ウォッチドッグタイマーの時間切れ;または3)リアルタイムクロ
ック210により発生される1秒のストローブ。条件1)および2)の非存在下
で、コントローラー200は、リアルタイムクロック210からのストローブに
より毎秒覚醒される。覚醒される際に、コントローラー200の内部クロックは
、工程524で開始され、そしてプログラムは、コントローラー200により生
成される次回の20msの中断を待つ工程508に分岐する。
【0061】 注入ポンプ10はまた、図9の断続注入モードに関するステルスモードを有す
る。このモードにおいて、ポンプ10は、比較的長い時間間隔(例えば、数分ま
たは数時間)で間隔をあけた注入を与える。注入の間、ポンプは、コントローラ
ー200がスリープに置かれるステルスモードに入れられる。
る。このモードにおいて、ポンプ10は、比較的長い時間間隔(例えば、数分ま
たは数時間)で間隔をあけた注入を与える。注入の間、ポンプは、コントローラ
ー200がスリープに置かれるステルスモードに入れられる。
【0062】 図12は、注入ポンプ10のオン/オフスイッチ288(図7)がオフに切り
替えられたか否かを決定するために定期的に行使されるオフ制御ルーチン530
を例示する。その場合、工程532で決定されるように、このプログラムは、ポ
ンプをオフに切り替えることを承認されるか否かを決定する工程534(実行モ
ード460でない限り、ポンプをオフに切り替えることは承認される)に分岐す
る。電源をオフに切り替えることが承認される場合、このプログラムは工程53
6に分岐する。ポンプが工程536で決定されたような断続モードにない場合、
電源はオフに切り替えられる。ポンプが断続モードにある場合、プログラムは工
程538(成されるべきより周期的な投与(注入)が存在するか否かを決定する
)に分岐する。それ以上の投与が存在しない場合、電源はオフに切り替えられる
。
替えられたか否かを決定するために定期的に行使されるオフ制御ルーチン530
を例示する。その場合、工程532で決定されるように、このプログラムは、ポ
ンプをオフに切り替えることを承認されるか否かを決定する工程534(実行モ
ード460でない限り、ポンプをオフに切り替えることは承認される)に分岐す
る。電源をオフに切り替えることが承認される場合、このプログラムは工程53
6に分岐する。ポンプが工程536で決定されたような断続モードにない場合、
電源はオフに切り替えられる。ポンプが断続モードにある場合、プログラムは工
程538(成されるべきより周期的な投与(注入)が存在するか否かを決定する
)に分岐する。それ以上の投与が存在しない場合、電源はオフに切り替えられる
。
【0063】 少なくとも1回のさらなる投与が存在する場合、ポンプは、工程540でステ
ルスモードに入れられる。図11の工程510に戻って参照すれば、ポンプがス
テルスモードにある場合、プログラムは、工程550(断続モードにおける次の
投与が次の30分間に予定されるか否かを決定する)に分岐する。そうでない場
合、プログラムは、コントローラー200がスリープにおかれる工程520〜5
22に分岐する。
ルスモードに入れられる。図11の工程510に戻って参照すれば、ポンプがス
テルスモードにある場合、プログラムは、工程550(断続モードにおける次の
投与が次の30分間に予定されるか否かを決定する)に分岐する。そうでない場
合、プログラムは、コントローラー200がスリープにおかれる工程520〜5
22に分岐する。
【0064】 次の投与が工程550で決定されるように30分以内である場合、プログラム
は、工程552(次の投与までの時間、または投与されない場合は投与後の時間
が、数10分であるか否かを決定する)に分岐する。そうである場合、次いで、
プログラムは、工程554に分岐する。ここで、ポンプ10は、使用者に対して
、次の投与が数十分空いているという注意である可聴ブザーを発する。従って、
断続注入モードが用いられ、そしてポンプがステルスモードである場合、患者に
は、次の投与が差し迫っているということを警告する3回の可聴警告(投与30
分前の第1警告、投与20分前の第2警告、および投与10分前の第3警告)が
与えられる。次の投与が予定通りに与えられない場合、4番目の警告が投与の時
点で発せられ、そして10分間隔で3回のさらなる警告が投与の時間後に与えら
れる。
は、工程552(次の投与までの時間、または投与されない場合は投与後の時間
が、数10分であるか否かを決定する)に分岐する。そうである場合、次いで、
プログラムは、工程554に分岐する。ここで、ポンプ10は、使用者に対して
、次の投与が数十分空いているという注意である可聴ブザーを発する。従って、
断続注入モードが用いられ、そしてポンプがステルスモードである場合、患者に
は、次の投与が差し迫っているということを警告する3回の可聴警告(投与30
分前の第1警告、投与20分前の第2警告、および投与10分前の第3警告)が
与えられる。次の投与が予定通りに与えられない場合、4番目の警告が投与の時
点で発せられ、そして10分間隔で3回のさらなる警告が投与の時間後に与えら
れる。
【0065】 注入ポンプ10の作動の間、種々の条件を検知するために使用される多くのセ
ンサは、バッテリー電力を温存するために作動時にのみ、オンにされ得る。選択
的にオンにされるセンサは、入力圧力センサ270、出力圧力センサ272、エ
アーインライン検出器300、シャフトエンコーダー308、ホール効果センサ
310および周囲光センサ18を備える。これらのセンサのこの電力供給は、多
くのコンピュータプログラムルーチンによって制御され、これらのうち3つは、
図13A〜13Cに記載される。
ンサは、バッテリー電力を温存するために作動時にのみ、オンにされ得る。選択
的にオンにされるセンサは、入力圧力センサ270、出力圧力センサ272、エ
アーインライン検出器300、シャフトエンコーダー308、ホール効果センサ
310および周囲光センサ18を備える。これらのセンサのこの電力供給は、多
くのコンピュータプログラムルーチンによって制御され、これらのうち3つは、
図13A〜13Cに記載される。
【0066】 図13Aを参照すると、圧力センサルーチン600は、入力圧力センサ270
および出力圧力センサ272の選択的電力供給のために使用され得る。工程60
2で測定されるように、可撓性のチューブ40における入力圧力または出力圧力
のいずれかをチェックする時間になると、両方の圧力センサ270および圧力セ
ンサ272に供給される電力は、工程604で、電源スイッチ280へのライン
294を介してオンに切り替えられる。次いで、このプログラムは、工程606
で遅延し(例えば、20msの遅延)、センサ270、272が安定化するのを
可能とし、次いで検知された圧力は、工程608で読まれ、続いて、両方のセン
サ270、272は、工程610で、電源スイッチ280へのコントロールライ
ン294を介してオフに切り替えられる。
および出力圧力センサ272の選択的電力供給のために使用され得る。工程60
2で測定されるように、可撓性のチューブ40における入力圧力または出力圧力
のいずれかをチェックする時間になると、両方の圧力センサ270および圧力セ
ンサ272に供給される電力は、工程604で、電源スイッチ280へのライン
294を介してオンに切り替えられる。次いで、このプログラムは、工程606
で遅延し(例えば、20msの遅延)、センサ270、272が安定化するのを
可能とし、次いで検知された圧力は、工程608で読まれ、続いて、両方のセン
サ270、272は、工程610で、電源スイッチ280へのコントロールライ
ン294を介してオフに切り替えられる。
【0067】 図13Bを参照すると、センサルーチン620が、モーター51のシャフトエ
ンコーダー308の選択的電力供給のために使用され得る。工程622で決定さ
れるように、シャフトエンコーダー308は、モーター51が回転する場合のみ
、作動状態にある。モーター51を回転させる時間になると、シャフトエンコー
ダー308に供給される電力は、工程624で、電源スイッチ312へのコント
ロールライン314を介してオンに切り替えられる。次いで、このプログラムは
、工程626で遅延し、シャフトエンコーダー308に安定するための時間を許
容し、その時間の後、シャフト308は、自動的に、モーターシャフトの回転速
度および方向を表す信号を発生する。このモーターが回転を停止する場合(工程
628で決定されるように)、シャフトエンコーダー308への電力は、工程6
30で、電源スイッチ312へのコントロールライン314を介してオフに切り
替えられる。
ンコーダー308の選択的電力供給のために使用され得る。工程622で決定さ
れるように、シャフトエンコーダー308は、モーター51が回転する場合のみ
、作動状態にある。モーター51を回転させる時間になると、シャフトエンコー
ダー308に供給される電力は、工程624で、電源スイッチ312へのコント
ロールライン314を介してオンに切り替えられる。次いで、このプログラムは
、工程626で遅延し、シャフトエンコーダー308に安定するための時間を許
容し、その時間の後、シャフト308は、自動的に、モーターシャフトの回転速
度および方向を表す信号を発生する。このモーターが回転を停止する場合(工程
628で決定されるように)、シャフトエンコーダー308への電力は、工程6
30で、電源スイッチ312へのコントロールライン314を介してオフに切り
替えられる。
【0068】 図13Cを参照し、センサルーチン640は、エアーインラインセンサ300
の選択的電力供給のために使用され得る。工程642で決定されるようにエアー
インラインセンサ300をチェックする時間になると、エアーインラインセンサ
300へ供給される電力は、工程644で、電力スイッチ302へのライン30
4を介してオンに切り替えられる。次いで、このプログラムは、工程646で遅
延し(例えば、2msの遅延)、センサ300が安定するのを可能にし、次いで
、センサ300は工程648で読まれ、それに続いて、センサ300は、工程6
50で、電源スイッチ302へのコントロールライン304を介してオフに切り
替えられる。図13Bおよび13Cに示されるルーチンは、スリープモードのた
めの基準が、工程516と連絡して前述のように満たされる場合にのみ、実施さ
れ得る。
の選択的電力供給のために使用され得る。工程642で決定されるようにエアー
インラインセンサ300をチェックする時間になると、エアーインラインセンサ
300へ供給される電力は、工程644で、電力スイッチ302へのライン30
4を介してオンに切り替えられる。次いで、このプログラムは、工程646で遅
延し(例えば、2msの遅延)、センサ300が安定するのを可能にし、次いで
、センサ300は工程648で読まれ、それに続いて、センサ300は、工程6
50で、電源スイッチ302へのコントロールライン304を介してオフに切り
替えられる。図13Bおよび13Cに示されるルーチンは、スリープモードのた
めの基準が、工程516と連絡して前述のように満たされる場合にのみ、実施さ
れ得る。
【0069】 注入ポンプ10は、別の電力節約(power−saving)フィーチャー
を組み込み、ここで、ディスプレイ16のためのバックライト220は、特定の
条件下のみで起動される。キーボード14のキーが押される場合または視覚的ア
ラームメッセージがディスプレイ16に発生される場合のいずれかの場合、ルー
チン700は、コントロールライン222を介してバックライト220を起動さ
せ、この時、周囲光が、周囲光センサ18によって検出されるように、予め設定
した閾値を越えない。
を組み込み、ここで、ディスプレイ16のためのバックライト220は、特定の
条件下のみで起動される。キーボード14のキーが押される場合または視覚的ア
ラームメッセージがディスプレイ16に発生される場合のいずれかの場合、ルー
チン700は、コントロールライン222を介してバックライト220を起動さ
せ、この時、周囲光が、周囲光センサ18によって検出されるように、予め設定
した閾値を越えない。
【0070】 図14(これは、バックライトオン切り替えルーチン700のフローチャート
である)を参照すると、工程702で決定されるようなアラームが存在する場合
、このプログラムは工程704に分岐し、ここで、周囲光センサ18が読まれる
(センサ18が、電源スイッチ326へ接続されるコントロールライン328を
介して電力を与えられた後)。センサ18により検出される周囲光の量が、工程
706で決定されるような予め決定した光閾値を超えない場合、バックライト2
20は、工程708で、バックライト220へ接続されるコントロールライン2
22を介してオンに切り替えられる。工程710で、バックライトタイマー(こ
れは、予め決められた期間の間、バックライト220をオンに切り替える)は、
その時、休止している。
である)を参照すると、工程702で決定されるようなアラームが存在する場合
、このプログラムは工程704に分岐し、ここで、周囲光センサ18が読まれる
(センサ18が、電源スイッチ326へ接続されるコントロールライン328を
介して電力を与えられた後)。センサ18により検出される周囲光の量が、工程
706で決定されるような予め決定した光閾値を超えない場合、バックライト2
20は、工程708で、バックライト220へ接続されるコントロールライン2
22を介してオンに切り替えられる。工程710で、バックライトタイマー(こ
れは、予め決められた期間の間、バックライト220をオンに切り替える)は、
その時、休止している。
【0071】 工程702で決定されるようなアラームが存在しなかった場合、プログラムは
、キーが押されたかどうかを決定する工程712に分岐する。そうであるならば
、周囲光が閾値レベルを超えない場合、上述のように、プログラムは工程704
〜710を実施して、バックライト220をオンに切り替える。
、キーが押されたかどうかを決定する工程712に分岐する。そうであるならば
、周囲光が閾値レベルを超えない場合、上述のように、プログラムは工程704
〜710を実施して、バックライト220をオンに切り替える。
【0072】 キーが押されていない(そして、アラームが存在しない)場合、プログラムは
、工程714へ分岐する。工程714〜720は、バックライト220を、バッ
クライトタイマーにより決定されるような予め決定された時間の間の後、自動的
にオフに切り替えられる。工程714で、バックライトがついている場合、プロ
グラムは、バックライトタイマーが増加される工程716へ分岐する(ルーチン
700は、周期的に、例えば20ミリ秒毎に実施される)。工程718で、バッ
クライトタイマーがその限界(バックライト220が照射されるべきである予め
決定された時間が経過したことを示す)にある場合、プログラムは、バックライ
ト220がオフに切り替えられる工程720へ分岐する。
、工程714へ分岐する。工程714〜720は、バックライト220を、バッ
クライトタイマーにより決定されるような予め決定された時間の間の後、自動的
にオフに切り替えられる。工程714で、バックライトがついている場合、プロ
グラムは、バックライトタイマーが増加される工程716へ分岐する(ルーチン
700は、周期的に、例えば20ミリ秒毎に実施される)。工程718で、バッ
クライトタイマーがその限界(バックライト220が照射されるべきである予め
決定された時間が経過したことを示す)にある場合、プログラムは、バックライ
ト220がオフに切り替えられる工程720へ分岐する。
【0073】 プログラミングおよび作動の間、注入ポンプ10は、自動的に、全ての有意な
注入データを不揮発性メモリー208に記録し、後にメモリー208から検索さ
れ得、そして種々の目的に用いられ得る、完全な履歴データ記録を作成する。こ
の目的には、特定の注入療法がいかに有効であったかを決定する補助となる臨床
的目的、および処方された注入が実際に送達されたことを確認するための治療目
的が挙げられる。
注入データを不揮発性メモリー208に記録し、後にメモリー208から検索さ
れ得、そして種々の目的に用いられ得る、完全な履歴データ記録を作成する。こ
の目的には、特定の注入療法がいかに有効であったかを決定する補助となる臨床
的目的、および処方された注入が実際に送達されたことを確認するための治療目
的が挙げられる。
【0074】 図15は種々の工程を示し、ここで、図9に一般的に示される全てのポンプ作
動の間に実施される注入データが記録される。メモリー208に記録された注入
データは、以下の表1に記載される。データの保存を引き起こす多数の事象が表
1の左側カラムに列挙される。そしてそれぞれの事象の発生の際に記録される注
入データが表1の右側カラムに列挙される。注入データが記録される時間(これ
は、リアルタイムクロック210により決定される)はまた、注入データととも
に保存される。
動の間に実施される注入データが記録される。メモリー208に記録された注入
データは、以下の表1に記載される。データの保存を引き起こす多数の事象が表
1の左側カラムに列挙される。そしてそれぞれの事象の発生の際に記録される注
入データが表1の右側カラムに列挙される。注入データが記録される時間(これ
は、リアルタイムクロック210により決定される)はまた、注入データととも
に保存される。
【0075】
【表1】 表1および図15を参照して、注入ポンプ10への電源がオンに切り替えられ
る場合、電源オンの日時が記録される。ポンプが、工程802で決定されるよう
に工程420、424、428、432、または436(図9)の1つに応じて
完全にプログラムされる場合、プログラムされた注入パラメータは、この保存の
時間とともに、工程804で保存される。保存される特定のパラメータは、どの
注入モードがプログラムされたかに依存する。多数の注入モードの各々について
保存される注入パラメータのいくつかの例を、以下に記載の表2において示す。
る場合、電源オンの日時が記録される。ポンプが、工程802で決定されるよう
に工程420、424、428、432、または436(図9)の1つに応じて
完全にプログラムされる場合、プログラムされた注入パラメータは、この保存の
時間とともに、工程804で保存される。保存される特定のパラメータは、どの
注入モードがプログラムされたかに依存する。多数の注入モードの各々について
保存される注入パラメータのいくつかの例を、以下に記載の表2において示す。
【0076】
【表2】 ポンプが、工程806で決定されるように実行モード460(図9)に入ると、
実行モードが開始された時間は、注入がそれに従って行われるパラメータと共に
、工程808で保存される。
実行モードが開始された時間は、注入がそれに従って行われるパラメータと共に
、工程808で保存される。
【0077】 工程810で、ホールドキーが押される場合、ホールドキーが押された時間が
、ホールドキーが押された時間に注入された全容量とともに、工程812で保存
される。ポンプは、また、いかなる注入速度変化(例えば、連続速度から血管開
口維持(KVO)速度へのスイッチングによって引き起こされる変化、または、
断続的なモードにおいて、KVO速度からより高い注入速度まで変化させること
によって引き起こされる変化)、工程814で検出される存在を保存する。新し
い速度および時間(ここで、新しい速度が開始される)は、工程816で保存さ
れる。
、ホールドキーが押された時間に注入された全容量とともに、工程812で保存
される。ポンプは、また、いかなる注入速度変化(例えば、連続速度から血管開
口維持(KVO)速度へのスイッチングによって引き起こされる変化、または、
断続的なモードにおいて、KVO速度からより高い注入速度まで変化させること
によって引き起こされる変化)、工程814で検出される存在を保存する。新し
い速度および時間(ここで、新しい速度が開始される)は、工程816で保存さ
れる。
【0078】 工程818で、任意のアラームが生じる場合、そのアラームタイプ、そのアラ
ームが生じる時間、およびそのアラームの時点で注入される全容量が、工程82
0で記録される。工程822で決定されるように注入が完了する場合、プログラ
ムは工程824へ分岐し、ここで、注入が完了した時間が、注入した全容量とと
もに保存される。工程826で、誤作動がある場合、誤作動のタイプ、その誤作
動が生じた時間、およびその誤作動の時点で注入された全容量が、工程826で
記録される。
ームが生じる時間、およびそのアラームの時点で注入される全容量が、工程82
0で記録される。工程822で決定されるように注入が完了する場合、プログラ
ムは工程824へ分岐し、ここで、注入が完了した時間が、注入した全容量とと
もに保存される。工程826で、誤作動がある場合、誤作動のタイプ、その誤作
動が生じた時間、およびその誤作動の時点で注入された全容量が、工程826で
記録される。
【0079】 工程830で、注入が再開される場合(ポンプが、注入の間にオフに切り替え
られた後に再びオンに切り替えれる場合)、その注入が再開された時間が、その
注入のパラメータとともに、工程832で保存される。工程834で決定される
ロックアウトシーケンスのプログラミングの完了の際に(すなわち、図9の工程
416の後で)、そのロックアウトのプログラミングが完了した時間を、ロック
アウトされた注入モードとともに保存する。工程838で、ボーラス要求(図7
のボーラス要求キー332を介して)の検出の際、ボーラスが要求された時間が
、そのボーラスが実際に与えられたか否かの指標およびそのボーラスの量ととも
に保存される。
られた後に再びオンに切り替えれる場合)、その注入が再開された時間が、その
注入のパラメータとともに、工程832で保存される。工程834で決定される
ロックアウトシーケンスのプログラミングの完了の際に(すなわち、図9の工程
416の後で)、そのロックアウトのプログラミングが完了した時間を、ロック
アウトされた注入モードとともに保存する。工程838で、ボーラス要求(図7
のボーラス要求キー332を介して)の検出の際、ボーラスが要求された時間が
、そのボーラスが実際に与えられたか否かの指標およびそのボーラスの量ととも
に保存される。
【0080】 ここで図16を参照すると、単一成形エラストマーコンジット1000が斜視
図で示されている。コンジット1000は、流体移送のために設けられ、このコ
ンジット1000は、医用注入ポンプと共に使用するために、ポンプチャンバ、
クランピング、流体移送の特徴付けなどを容易にするために成形されたコンジッ
トと一体化した幾つかの細長管状部分を有する。図16は、コンジット1000
の外側に成形された幾つかの外部フィーチャーを示す。特に、配置フィーチャー
1002および1004は、カセット12内にコンジット1000を整列させる
ために使用され、この配置フィーチャーは、流体移送の特徴付けを容易にする領
域1014(図17を参照)にて、コンジット1000内に任意の有意なエアー
バブルの存在を検出するために使用されるエアーインラインセンサ300の超音
波圧電性送信機および受信機に対して配置するために使用される。従って、自己
整合フィーチャーは、カセット12内のコンジット1000の配置の際に製造性
および正確性を改善するために設けられる。
図で示されている。コンジット1000は、流体移送のために設けられ、このコ
ンジット1000は、医用注入ポンプと共に使用するために、ポンプチャンバ、
クランピング、流体移送の特徴付けなどを容易にするために成形されたコンジッ
トと一体化した幾つかの細長管状部分を有する。図16は、コンジット1000
の外側に成形された幾つかの外部フィーチャーを示す。特に、配置フィーチャー
1002および1004は、カセット12内にコンジット1000を整列させる
ために使用され、この配置フィーチャーは、流体移送の特徴付けを容易にする領
域1014(図17を参照)にて、コンジット1000内に任意の有意なエアー
バブルの存在を検出するために使用されるエアーインラインセンサ300の超音
波圧電性送信機および受信機に対して配置するために使用される。従って、自己
整合フィーチャーは、カセット12内のコンジット1000の配置の際に製造性
および正確性を改善するために設けられる。
【0081】 外部フィーチャーはまた、自由フロークランプのクランピング機能を容易にす
るためにコンジット1000に設けられ、特に外部フィーチャー1006および
1008、ならびに配置フィーチャー1010は、コンジット1000を通して
規定される管腔のクランピングオフを容易にするために上記のように自由フロー
クランプ60に配置され得る。さらに以下で議論されるように、成形したコンジ
ット1000は、そこを通して流体移送による薬剤送達のための、コンジット1
000を通して連続する管腔を規定する(図18と組み合わせて議論される)複
数の一体化した細長管状部分を備える。コンジット1000の少なくとも第1内
面は、複数の細長管状部分のうちの1つと関連し、そして管腔をクランピングオ
フするための第1内側領域を備える。さらに、コンジット1000の少なくとも
第2内面は、複数の管状部分の別のものと関連し、そしてコンジットを通過して
管腔を横切って信号をカップリングするための第2内側領域を備え、これによっ
て流体移送を特徴付ける。この第2内側領域は、コンジットを通過して管腔を横
切ってカップリングされた信号からのエネルギーを制御するために、第1内側領
域に対してテクスチャード加工された表面を有する。このテクスチャード加工さ
れた表面は信号の伝播を実施し、例えば、超音波エネルギーが領域1014にて
コンジット1000内におよびそれを通してカップリングされる。コンジット1
000の管腔のクランピングオフは、領域1016における少なくとも第1内面
と組み合わせて議論されるように、自由フロークランプを用いるクランピングを
容易にし、例えば、フィーチャー1010および1006は、管腔のクランピン
グを容易にし、そしてまた、ポンピングの間に、蠕動ポンプを用いて送達される
流体薬剤の通りぬける容量の正確さを保証するのに十分なクランピング圧を提供
する蠕動ポンピングメカニズムにとって、適切な内面テクスチャーの使用を容易
にする。
るためにコンジット1000に設けられ、特に外部フィーチャー1006および
1008、ならびに配置フィーチャー1010は、コンジット1000を通して
規定される管腔のクランピングオフを容易にするために上記のように自由フロー
クランプ60に配置され得る。さらに以下で議論されるように、成形したコンジ
ット1000は、そこを通して流体移送による薬剤送達のための、コンジット1
000を通して連続する管腔を規定する(図18と組み合わせて議論される)複
数の一体化した細長管状部分を備える。コンジット1000の少なくとも第1内
面は、複数の細長管状部分のうちの1つと関連し、そして管腔をクランピングオ
フするための第1内側領域を備える。さらに、コンジット1000の少なくとも
第2内面は、複数の管状部分の別のものと関連し、そしてコンジットを通過して
管腔を横切って信号をカップリングするための第2内側領域を備え、これによっ
て流体移送を特徴付ける。この第2内側領域は、コンジットを通過して管腔を横
切ってカップリングされた信号からのエネルギーを制御するために、第1内側領
域に対してテクスチャード加工された表面を有する。このテクスチャード加工さ
れた表面は信号の伝播を実施し、例えば、超音波エネルギーが領域1014にて
コンジット1000内におよびそれを通してカップリングされる。コンジット1
000の管腔のクランピングオフは、領域1016における少なくとも第1内面
と組み合わせて議論されるように、自由フロークランプを用いるクランピングを
容易にし、例えば、フィーチャー1010および1006は、管腔のクランピン
グを容易にし、そしてまた、ポンピングの間に、蠕動ポンプを用いて送達される
流体薬剤の通りぬける容量の正確さを保証するのに十分なクランピング圧を提供
する蠕動ポンピングメカニズムにとって、適切な内面テクスチャーの使用を容易
にする。
【0082】 図17は、カセット12内に配置されるコンジット1000を示す。図17に
示されるように、領域1012は、医用注入ポンプの蠕動ポンピングメカニズム
を受容するために配置される。フィーチャー1004、1006、および101
0は、ポンピング領域を有する領域1012を制限しそしてロックする。領域1
014は、議論されるように、エアーインラインセンサ300を用いる使用のた
めにカセット12内に配置される。さらに、コンジット1000の領域1018
および1020は、それぞれ参照番号1018および1020にてコンジット1
000の外側と接触するひずみゲージまたはビームを用いる使用のためにカセッ
ト12内に開口部を設け、このことによって、カンチレバーひずみゲージまたは
ビームが、コンジット1000の管腔を通して流体移送の上流および下流の閉塞
特性を決定することを可能にする。チュービング52および54は、上記のよう
に、コンジット1000に末端領域にて結合され、この末端領域は、コンジット
1000とチュービング52および54との間に整合したフィットを提供する、
チュービング52および54をそれぞれ参照番号1022および1024にて受
容するための段付開口部を備える(図18を参照のこと)。
示されるように、領域1012は、医用注入ポンプの蠕動ポンピングメカニズム
を受容するために配置される。フィーチャー1004、1006、および101
0は、ポンピング領域を有する領域1012を制限しそしてロックする。領域1
014は、議論されるように、エアーインラインセンサ300を用いる使用のた
めにカセット12内に配置される。さらに、コンジット1000の領域1018
および1020は、それぞれ参照番号1018および1020にてコンジット1
000の外側と接触するひずみゲージまたはビームを用いる使用のためにカセッ
ト12内に開口部を設け、このことによって、カンチレバーひずみゲージまたは
ビームが、コンジット1000の管腔を通して流体移送の上流および下流の閉塞
特性を決定することを可能にする。チュービング52および54は、上記のよう
に、コンジット1000に末端領域にて結合され、この末端領域は、コンジット
1000とチュービング52および54との間に整合したフィットを提供する、
チュービング52および54をそれぞれ参照番号1022および1024にて受
容するための段付開口部を備える(図18を参照のこと)。
【0083】 図18は、単一成形エラストマーコンジットと一体的に形成されるように示さ
れるコンジット1000を通して連続管腔を規定する幾つかの細長管状部分を有
するコンジット1000の断面を示す。この好ましい実施態様の単一エラストマ
ーコンジットは、発熱性物質の存在しない環境にてシリコーン化合物を使用して
コアピン上に注入成形される。シリコーンは、相対的に一定の記憶弾性率または
剛性、およびポリウレタンまたは可塑化したポリ塩化ビニル(PVC)のような
最も従来のエラストマーに比べて優れた最小容量ドリフトを有する温度にわたっ
て力学的な機械的分析特性を含む所望の特性を有する。熱可塑性樹脂に対向して
、シリコーンのようなエラストマーの使用を通して、コアピン上の液体射出成形
は、コンジット1000の幾つかの内側フィーチャーおよび外側フィーチャーの
正確かつ反復可能な製造を提供する。
れるコンジット1000を通して連続管腔を規定する幾つかの細長管状部分を有
するコンジット1000の断面を示す。この好ましい実施態様の単一エラストマ
ーコンジットは、発熱性物質の存在しない環境にてシリコーン化合物を使用して
コアピン上に注入成形される。シリコーンは、相対的に一定の記憶弾性率または
剛性、およびポリウレタンまたは可塑化したポリ塩化ビニル(PVC)のような
最も従来のエラストマーに比べて優れた最小容量ドリフトを有する温度にわたっ
て力学的な機械的分析特性を含む所望の特性を有する。熱可塑性樹脂に対向して
、シリコーンのようなエラストマーの使用を通して、コアピン上の液体射出成形
は、コンジット1000の幾つかの内側フィーチャーおよび外側フィーチャーの
正確かつ反復可能な製造を提供する。
【0084】 図18に示されるように、領域1012は医用注入ポンプの蠕動ポンピングメ
カニズムによって受容され得、この領域は、シリコーンチューブの付着を防止す
るのに十分に目の粗い内面テクスチャーを備え、これによって、医用注入ポンプ
の蠕動メカニズムによってコンジット1000を通して通り抜ける容量の薬剤が
流れる際に、薬物送達の間にクランピング圧を維持するために、蠕動ポンピング
作動の間、領域1012の適切なクランピングオフを提供する。さらに、領域1
012は、その中での所定のおよび再現性のある容量を保証するために成形され
、これによって成形されたコンジット1000に例えば+/−1%の高度な精度
を維持する。領域1014は管状部分を提供し、これが医用注入ポンプ内に配置
される場合、以下に議論されるように、流体薬剤とともにライン中のエアーの存
在を決定するために、エアーインラインセンサにおいてコンジット1000を通
過して管腔を横切る十分な超音波エネルギー移動のために、その滑らかな外面か
らローレット加工されテクスチャード加工された部分を通して超音波信号の十分
なカップリングを提供する。このローレット加工された内側フィーチャーは、エ
アー/壁界面における向上した散乱を提供し、これによってエアーと水または他
の流体との間をより区別する。さらに、領域1016に設けられた外部フィーチ
ャーは、管腔のピンチオフを容易にする。上記のように、領域1016は、カセ
ット12の自由フロークランプを用いて使用されるクランピング作用のために提
供される。領域1018および1020は、上記のように閉塞試験とともに使用
され、そして領域1022および1024は、蠕動ポンプのカセットモジュール
に流体薬剤をカップリングするチューブ52および54を受容するために、コン
ジット1000の末端にて段付内側フィーチャーを有する。
カニズムによって受容され得、この領域は、シリコーンチューブの付着を防止す
るのに十分に目の粗い内面テクスチャーを備え、これによって、医用注入ポンプ
の蠕動メカニズムによってコンジット1000を通して通り抜ける容量の薬剤が
流れる際に、薬物送達の間にクランピング圧を維持するために、蠕動ポンピング
作動の間、領域1012の適切なクランピングオフを提供する。さらに、領域1
012は、その中での所定のおよび再現性のある容量を保証するために成形され
、これによって成形されたコンジット1000に例えば+/−1%の高度な精度
を維持する。領域1014は管状部分を提供し、これが医用注入ポンプ内に配置
される場合、以下に議論されるように、流体薬剤とともにライン中のエアーの存
在を決定するために、エアーインラインセンサにおいてコンジット1000を通
過して管腔を横切る十分な超音波エネルギー移動のために、その滑らかな外面か
らローレット加工されテクスチャード加工された部分を通して超音波信号の十分
なカップリングを提供する。このローレット加工された内側フィーチャーは、エ
アー/壁界面における向上した散乱を提供し、これによってエアーと水または他
の流体との間をより区別する。さらに、領域1016に設けられた外部フィーチ
ャーは、管腔のピンチオフを容易にする。上記のように、領域1016は、カセ
ット12の自由フロークランプを用いて使用されるクランピング作用のために提
供される。領域1018および1020は、上記のように閉塞試験とともに使用
され、そして領域1022および1024は、蠕動ポンプのカセットモジュール
に流体薬剤をカップリングするチューブ52および54を受容するために、コン
ジット1000の末端にて段付内側フィーチャーを有する。
【0085】 図19は、コンジット1000の断面図であり、これは、図20〜22に断面
で示される領域1012、1014、および1016を特に明確にする。図20
において、領域1016は、外面1028および幾分粗い内面1026を有する
ように示され、ここで、内面1026はN4の表面テクスチャーを有するように
提供される。内面の粗さ規格の表示N4は、粗さがメートル単位であり、そして
平方自乗平均した表面粗さは4μmを超えるべきではない。N4の粗さは、この
領域において、フロークランプの作動下において管腔をクランプオフするのに十
分なホールド圧を得るのに十分であり、ここで置換された容量は図21に示され
るような領域1012の場合ほど問題にはならない。図21の領域1012は、
内面1030および外面1032を設ける。図21の内面は、ポンプ作動の間、
管腔をクランプオフするのに十分なホールド圧を得るために、グリットクロスハ
ッチホーニング加工(grit cross−hatched,honed)さ
れた220の表面テクスチャーを有するように提供される。この実施態様におい
て、内面1026および1030のテクスチャーは同一である。領域1014は
図22に断面で示され、ローレット加工された内側領域1034および滑らかな
外側領域1036を有し、これは、領域1014を通した超音波信号エネルギー
移動に特に適切なテクスチャー加工された表面を設ける。1034における内面
テクスチャーおよび1036における外面テクスチャーは、エアーインライン状
態の超音波検出の使用のための記載される実施態様において提供され、これによ
って管腔を通る流体の流れを特徴付ける。特に、滑らかな表面1036は、コン
ジット1000に対して外部の流体の存在下においてでさえ、領域1014への
超音波信号のカップリングを容易にし、これによって、このような状態において
エアーインライン検出の正確な評価が提供されることが保証される。さらに、ロ
ーレット加工された内面テクスチャー1034は、管腔を通過してコンジット1
000を横切って伝播する超音波信号にとって、無響チャンバ構造内での散乱を
容易にする。この散乱の程度は、コンジットの相対的なインピーダンスおよびコ
ンジット1000の管腔内のコンテンツに依存する。従って、コンジット100
0内へのおよびそれを通した信号伝達の適合は、エアーインラインセンサ300
において信号の正確な増幅検出を容易にする十分な信号対ノイズ比(SNR)を
有するイルミネーションを可能にする。
で示される領域1012、1014、および1016を特に明確にする。図20
において、領域1016は、外面1028および幾分粗い内面1026を有する
ように示され、ここで、内面1026はN4の表面テクスチャーを有するように
提供される。内面の粗さ規格の表示N4は、粗さがメートル単位であり、そして
平方自乗平均した表面粗さは4μmを超えるべきではない。N4の粗さは、この
領域において、フロークランプの作動下において管腔をクランプオフするのに十
分なホールド圧を得るのに十分であり、ここで置換された容量は図21に示され
るような領域1012の場合ほど問題にはならない。図21の領域1012は、
内面1030および外面1032を設ける。図21の内面は、ポンプ作動の間、
管腔をクランプオフするのに十分なホールド圧を得るために、グリットクロスハ
ッチホーニング加工(grit cross−hatched,honed)さ
れた220の表面テクスチャーを有するように提供される。この実施態様におい
て、内面1026および1030のテクスチャーは同一である。領域1014は
図22に断面で示され、ローレット加工された内側領域1034および滑らかな
外側領域1036を有し、これは、領域1014を通した超音波信号エネルギー
移動に特に適切なテクスチャー加工された表面を設ける。1034における内面
テクスチャーおよび1036における外面テクスチャーは、エアーインライン状
態の超音波検出の使用のための記載される実施態様において提供され、これによ
って管腔を通る流体の流れを特徴付ける。特に、滑らかな表面1036は、コン
ジット1000に対して外部の流体の存在下においてでさえ、領域1014への
超音波信号のカップリングを容易にし、これによって、このような状態において
エアーインライン検出の正確な評価が提供されることが保証される。さらに、ロ
ーレット加工された内面テクスチャー1034は、管腔を通過してコンジット1
000を横切って伝播する超音波信号にとって、無響チャンバ構造内での散乱を
容易にする。この散乱の程度は、コンジットの相対的なインピーダンスおよびコ
ンジット1000の管腔内のコンテンツに依存する。従って、コンジット100
0内へのおよびそれを通した信号伝達の適合は、エアーインラインセンサ300
において信号の正確な増幅検出を容易にする十分な信号対ノイズ比(SNR)を
有するイルミネーションを可能にする。
【0086】 本発明の改変および代替の実施態様は、上の記載の観点において当業者に明ら
かである。この記載は、例示にすぎず、本発明は添付の特許請求の範囲によって
規定される。
かである。この記載は、例示にすぎず、本発明は添付の特許請求の範囲によって
規定される。
【図1】 図1は、持ち運び可能な注入ポンプ、およびこのポンプに挿入可能な第1のタ
イプのカセットの斜視図である。
イプのカセットの斜視図である。
【図2A】 図2Aは、その中にカセットが配置された、図1の注入ポンプの一部の断面正
面図である。
面図である。
【図2B】 図2Bは、その中にカセットが配置された、図1の注入ポンプの一部の断面側
面図である。
面図である。
【図3A】 図3Aは、その中に第2のタイプのカセットが配置された、図1の注入ポンプ
の一部の断面正面図である。
の一部の断面正面図である。
【図3B】 図3Bは、その中に第2のタイプのカセットが配置された、図1の注入ポンプ
の一部の断面側面図である。
の一部の断面側面図である。
【図4A】 図4Aは、第1のタイプのカセットの断面側面図であり、ここに可撓性チュー
ブがクランプされる。
ブがクランプされる。
【図4B】 図4Bは、図4Aのカセットの上面図である。
【図5A】 図5Aは、図4Aのカセットの一部を形成するプラテンの正面図である。
【図5B】 図5Bは、図5Aのプラテンの側面図である。
【図6】 図6は、注入ポンプの一部の側断面図である。
【図7】 図7は、図1の注入ポンプの電子部品のブロック図である。
【図8A】 図8Aは、図7で概略的に示されるカセットセンサの種々の実施態様を例示す
る。
る。
【図8B】 図8Bは、図7で概略的に示されるカセットセンサの種々の実施態様を例示す
る。
る。
【図8C】 図8Cは、図7で概略的に示されるカセットセンサの種々の実施態様を例示す
る。
る。
【図9】 図9は、注入ポンプの全操作のフローチャートである。
【図10】 図10は、図9で概略的に示される実行準備工程のフローチャートである。
【図11】 図11は、注入ポンプによって利用される作動システムのフローチャートであ
る。
る。
【図12】 図12は、注入ポンプの作動中に実施される、オフ切り替えルーチンのフロー
チャートである。
チャートである。
【図13A】 図13Aは、注入ポンプの作動中に実施されるセンサルーチンのフローチャー
トである。
トである。
【図13B】 図13Bは、注入ポンプの作動中に実施されるセンサルーチンのフローチャー
トである。
トである。
【図13C】 図13Cは、注入ポンプの作動中に実施されるセンサルーチンのフローチャー
トである。
トである。
【図14】 図14は、注入ポンプの作動中に実施されるバックライトルーチンのフローチ
ャートである。
ャートである。
【図15】 図15は、注入ポンプの作動中に実施される多数のデータ記録工程を例示する
。
。
【図16】 図16は、本発明に従って、医用注入ポンプと共に使用するための単一成形エ
ラストマーコンジットの斜視図である。
ラストマーコンジットの斜視図である。
【図17】 図17は、医用注入ポンプカセットモジュール内に配置された図16のエラス
トマーコンジットを例示する。
トマーコンジットを例示する。
【図18】 図18は、医用注入ポンプと共に使用するためのコンジットの様々な領域を示
す、単一成形エラストマーコンジットに対して連続管腔を規定する複数の細長管
状部分を示す。
す、単一成形エラストマーコンジットに対して連続管腔を規定する複数の細長管
状部分を示す。
【図19】 図19は、医用注入ポンプと共に使用するためのコンジットの様々な領域を示
す、単一成形エラストマーコンジットに対して連続管腔を規定する複数の細長管
状部分を示す。
す、単一成形エラストマーコンジットに対して連続管腔を規定する複数の細長管
状部分を示す。
【図20】 図20は、図19のエラストマーコンジットの断面図であり、コンジットの複
数の細長管状部分に関連する、コンジットの内面を例示する。
数の細長管状部分に関連する、コンジットの内面を例示する。
【図21】 図21は、図19のエラストマーコンジットの断面図であり、コンジットの複
数の細長管状部分に関連する、コンジットの内面を例示する。
数の細長管状部分に関連する、コンジットの内面を例示する。
【図22】 図22は、図19のエラストマーコンジットの断面図であり、コンジットの複
数の細長管状部分に関連する、コンジットの内面を例示する。
数の細長管状部分に関連する、コンジットの内面を例示する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マーズク, ジェームズ ティー. アメリカ合衆国 ウィスコンシン 53142, ケノシャ, 60ティーエイチ プレイス 3180 (72)発明者 ブラウン, ジェフリー ピー. アメリカ合衆国 バージニア 24540, ダンビル, ベント クリーク ロード 136 Fターム(参考) 4C066 AA09 BB01 CC01 DD17 FF01 HH01 QQ24 QQ35 QQ47 QQ52 QQ56 4C077 DD07 DD19 DD24 EE02 EE04 KK25 【要約の続き】 提供され得る。
Claims (30)
- 【請求項1】 流体移送のための単一成形エラストマーコンジットであって
、該コンジットは以下: 複数の細長管状部分であって、そこを通る連続管腔を規定する、細長管状部分
; 該複数の細長管状部分の1つに関連した該コンジットの第1内面であって、該
管腔をクランピングオフするための第1内側領域を備える、第1内面; 該複数の細長管状部分の別のものに関連した該コンジットの第2内面であって
、該第2内面は、超音波エネルギー信号を該コンジットを通過して該管腔を横切
ってカップリングし、該流体移送を特徴付けるための第2内側領域を備え、該第
2内側領域は、該第1内側領域に対してテクスチャード加工された表面を有し、
該コンジットを通過して該管腔を横切ってカップリングされた該信号からの信号
エネルギーの伝達の伝播を行い、従ってエントレインメントエアーの検出の識別
を高める、第2内面、 を備える、コンジット。 - 【請求項2】 前記第2内面が、前記信号エネルギーのインピーダンス依存
伝達のための前記第1内側領域に対してテクスチャード加工される、請求項1に
記載のコンジット。 - 【請求項3】 請求項1に記載のコンジットであって、該コンジットが前記
複数の細長管状部分の別のものと関連したコンジットの第3内面を備え、該第3
内面が該コンジットのポンピング領域を制限するための蠕動ポンピングメカニズ
ムを受容するための第3内側領域を備える、コンジット。 - 【請求項4】 前記第2内面が前記第1内面に対してローレット加工されて
いる、請求項1に記載のコンジット。 - 【請求項5】 前記複数の細長管状部分が、コアピンの上で射出成形されて
、単一成形エラストマーコンジットを形成する、請求項1に記載のコンジット。 - 【請求項6】 前記エラストマーが、発熱性物質を含有しないシリコーン化
合物を含有する、請求項1に記載のコンジット。 - 【請求項7】 請求項1に記載のコンジットであって、該コンジットが前記
細長管状部分に関連したコンジットの前記第2内面に対して外面を備え、該外面
は、前記信号を該コンジットを通過して前記管腔を横切ってカップリングするた
めのものである、コンジット。 - 【請求項8】 前記コンジットの前記第2内面および前記外面が、超音波エ
ネルギーを前記管腔を横切ってカップリングし、前記流体移送を特徴付けるため
に提供される、請求項7に記載のコンジット。 - 【請求項9】 請求項8に記載のコンジットであって、ここで、前記複数の
細長管状部分に関連したコンジットの前記第2内面に対する前記外面が、該関連
した複数の細長管状部分の別のものの外面に対して滑らかであり、該相対的に滑
らかな外面が該コンジットを横切る信号の音響伝播を改善するために提供される
、コンジット。 - 【請求項10】 請求項1に記載のコンジットであって、該コンジットが、
流体移送および特徴付けのためのコンジットの、前記複数の細長管状部分を配置
するために、1つ以上の外部フィーチャーを備える、コンジット。 - 【請求項11】 前記1つ以上の外部フィーチャーが、前記管状部分を閉じ
るために異なる厚さを有し、前記コンジットの管腔のクランピングオフを容易に
する、請求項10に記載のコンジット。 - 【請求項12】 医用注入ポンプと共に使用するための単一成形エラストマ
ーコンジットを作製する方法であって、該コンジットが以下: 複数の細長管状部分を提供する工程であって、該管状部分がそこを通る連続管
腔を規定する、工程; 該複数の細長管状部分の1つに関連したコンジットの第1内面を成形する工程
であって、該第1内面が該管腔をクランピングオフするための第1内側領域を備
える、工程; 該複数の細長管状部分の別のものに関連したコンジットの第2内面を成形する
工程であって、該第2内面が、信号を該コンジット通過して該管腔を横切ってカ
ップリングし、流体移送を特徴付けるための第2内側領域を備え、該第2内側領
域が該第1内側領域に対してテクスチャード加工された表面を有し、該コンジッ
トを通過して該管腔を横切ってカップリングした信号からの信号エネルギーを方
向づける、工程、を包含し、そして 該第1内側領域およびその関連した該細長管状部分は、該医用注入ポンプの該
蠕動ポンピングメカニズムに対して配置される、 方法。 - 【請求項13】 請求項12に記載の方法であって、該方法が、前記コンジ
ットで蠕動メカニズムを受容するポンピング領域を提供するために、前記複数の
細長管状部分の別のものに関連したコンジットの第3内面を形成する工程を包含
する、方法。 - 【請求項14】 請求項12に記載の方法であって、該方法が、エントレイ
ンメントエアーの検出の識別を高めるために、前記コンジットを通過して前記管
腔を横切ってカップリングした信号からのエネルギーのインピーダンス依存伝達
を提供するための第2内側領域の表面をテクスチャード加工する工程を包含する
、方法。 - 【請求項15】 請求項12に記載の方法であって、該方法が、成形第2内
面上の外部フィーチャーに外力を提供することによって管腔をクランピングする
工程を包含する、方法。 - 【請求項16】 請求項12に記載の方法であって、ここで、前記提供する
工程が、前記医用注入ポンプに挿入可能な、カセットに収容可能な1つ以上の外
部フィーチャーを有する、複数の細長管状部分を形成する工程を包含する、方法
。 - 【請求項17】 請求項16に記載の方法であって、ここで、前記外部フィ
ーチャーが、前記コンジットの前記複数の細長管状部分を、前記医用注入ポンプ
の前記蠕動ポンピングメカニズムに対して、前記カセットの所定の位置に配置す
るために成形される、方法。 - 【請求項18】 請求項17に記載の方法であって、該方法が、前記コンジ
ットを自己配置するための外部フィーチャーを提供する工程を包含する、方法。 - 【請求項19】 前記外部フィーチャーを提供する工程が、ポンピングサイ
クル中に前記コンジットの移動を妨げる、請求項18に記載の方法。 - 【請求項20】 請求項17に記載の方法であって、ここで前記外部フィー
チャーが、前記医用注入ポンプの前記蠕動ポンピングメカニズムに対して配置す
るために、前記コンジットの外側にある外側カラーまたはリングと共に形成され
る、方法。 - 【請求項21】 請求項20に記載の方法であって、該方法が、結合される
チュービングとの整合のために前記内側コンジットを配置する、内側カラーを提
供する工程を包含する、方法。 - 【請求項22】 請求項20に記載の方法であって、ここで、前記外部フィ
ーチャーが、前記医用注入ポンプの前記蠕動ポンピングメカニズムに対して、少
なくとも前記第1内側領域および前記関連した細長管状部分の整合を提供する、
方法。 - 【請求項23】 請求項20に記載の方法であって、ここで、前記外部フィ
ーチャーが、前記コンジットが前記カセットの内側でねじれることを防止し、該
カセットの内側の該コンジットに一様な記憶弾性率を維持する、方法。 - 【請求項24】 医用注入ポンプを用いて薬剤を注入する方法であって、該
方法が以下の工程: 複数の管状部分を通る連続管腔を規定する該複数の管状部分を有する単一エラ
ストマーコンジットを成形する工程; 該コンジットを、該医用注入ポンプによって収容されるカセットに固定する工
程; 該管腔をクランピングオフするための第1内側領域を有する、該複数の細長管
状部分の1つに関連したコンジットの第1内面を提供する工程; 信号を該コンジットを通過して該管腔を横切ってカップリングし、流体移送を
特徴付けるための第2内側領域を有する、該複数の細長管状部分の別のものに関
連したコンジットの第2内面を提供する、工程; 該第1内側領域に対して表面をテクスチャード加工し、該コンジットを通過し
て該管腔を横切ってカップリングされた該信号の伝達を促進する工程;および 該コンジットにおいて、液体薬剤を受容する工程であって、該第1内側領域お
よび関連した管状部分が、該コンジットの該複数の細長管状部分によって規定さ
れる該連続管腔を通る流体移送のために、該医用注入ポンプの蠕動ポンピングメ
カニズムに対して配置される、工程、 を包含する、方法。 - 【請求項25】 請求項24に記載の方法であって、該方法が、前記コンジ
ットの前記複数の細長管状部分を前記カセット内に配置するために、該コンジッ
トの外側に成形フィーチャーを提供する工程を包含する、方法。 - 【請求項26】 請求項24に記載の方法であって、該方法が、前記コンジ
ットを通過して前記管腔を横切ってカップリングされた信号からの信号エネルギ
ーを方向づけるために、テクスチャード加工された内面を有する前記第2内側領
域に対して滑らかな外面を提供する、方法。 - 【請求項27】 請求項26に記載の方法であって、該方法が、前記コンジ
ットを通過して前記管腔を横切ってカップリングするための前記第2内側領域で
、超音波信号を提供して、流体移送を特徴付ける工程を包含する、方法。 - 【請求項28】 請求項27に記載の方法であって、該方法が、前記コンジ
ットの粗い内面を提供し、そこを通るポンピングを促進しながら該表面の付着を
防止する工程を包含する、方法。 - 【請求項29】 医用注入ポンプであって、該ポンプが以下: ポンプチャンバカセットコンジットであって、該コンジットが以下: 複数の細長管状部分を通る連続管腔を規定する、複数の細長管状部分; 該複数の細長管状部分の1つに関連したコンジットの第1内面であって、該
第1内面が該管腔をクランピングオフするための第1内側領域を備える、第1内
面;および 該複数の細長管状部分の別のものに関連したコンジットの第2内面であって
、該第2内面が、信号を該コンジットを通過して該管腔を横切ってカップリング
し、流体移送を特徴付けるための第2内側領域を備え、該第2内側領域が該コン
ジットを通過して該管腔を横切ってカップリングされた該信号からの信号エネル
ギーを方向づける該第1内側領域に対してテクスチャード加工された表面を有す
る、第2内面、 を備えるコンジット; 該コンジットで液体薬剤を受容するためのチューブであって、該第1内側領域
および該関連した管状部分が、該コンジットの該複数の細長管状部分によって規
定される該連続管腔を通る流体移送のために、該医用注入ポンプの蠕動ポンピン
グメカニズムに対して配置される、チューブ;ならびに 該ポンプチャンバカセットのコンジットを通過して該液体薬剤を移送するため
の蠕動ポンプメカメカニズム、 を備える、ポンプ。 - 【請求項30】 請求項29に記載の医用注入ポンプであって、ここで、前
記コンジットが、該コンジットの前記複数の細長管状部分を該ポンプによる流体
移送のために、ポンプチャンバカセット内に配置するための1つ以上の外部フィ
ーチャーを備える、ポンプ。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/281,236 US6203528B1 (en) | 1995-03-06 | 1999-03-30 | Unitary molded elastomer conduit for use with a medical infusion pump |
US09/281,236 | 1999-03-30 | ||
PCT/US2000/002986 WO2000057941A1 (en) | 1999-03-30 | 2000-02-04 | Unitary molded elastomer conduit for use with a medical infusion pump |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002539898A true JP2002539898A (ja) | 2002-11-26 |
Family
ID=23076493
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000607690A Withdrawn JP2002539898A (ja) | 1999-03-30 | 2000-02-04 | 医用注入ポンプと共に使用するための単一成形エラストマーコンジット |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6203528B1 (ja) |
EP (1) | EP1082154A1 (ja) |
JP (1) | JP2002539898A (ja) |
KR (1) | KR20010043910A (ja) |
WO (1) | WO2000057941A1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006026270A (ja) * | 2004-07-21 | 2006-02-02 | Woo Young Medical Co Ltd | 薬液注入装置 |
JP2009172399A (ja) * | 2002-12-31 | 2009-08-06 | Baxter Internatl Inc | ポンプ動作式カセットに基づく治療のためのシステム、方法、および装置 |
JP2017508507A (ja) * | 2014-02-21 | 2017-03-30 | ネステク ソシエテ アノニム | グラフィックユーザインタフェースを有する輸液ポンプ |
Families Citing this family (102)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6669682B1 (en) * | 1998-02-25 | 2003-12-30 | Bryher Holdings Limited | Veterinary delivery device and method |
US6527743B1 (en) | 2000-05-03 | 2003-03-04 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Surgical system pump and method therefor |
US6899697B2 (en) * | 2000-05-03 | 2005-05-31 | Conmed Corp. | Surgical system pump and method therefor |
US6699230B2 (en) * | 2000-05-10 | 2004-03-02 | Minnesota Medical Physics, Llc | Apparatus and method for out-of-hospital thrombolytic therapy |
DE60123086T2 (de) * | 2000-09-22 | 2007-06-06 | Sorenson Development, Inc., Salt Lake City | Schlauchpumpe |
IL141137A0 (en) * | 2001-01-28 | 2002-02-10 | Caesaria Med Electronics Ltd | Liquid pump |
IL142446A (en) * | 2001-04-04 | 2009-07-20 | Caesarea Medical Electronics Ltd | Flow set and a method to identify said flow set by a liquid pump |
US7540854B2 (en) * | 2001-07-10 | 2009-06-02 | Medrad, Inc. | Method of substituting a first fluid delivery device with a second fluid delivery device |
US8775196B2 (en) | 2002-01-29 | 2014-07-08 | Baxter International Inc. | System and method for notification and escalation of medical data |
US10173008B2 (en) | 2002-01-29 | 2019-01-08 | Baxter International Inc. | System and method for communicating with a dialysis machine through a network |
US8234128B2 (en) | 2002-04-30 | 2012-07-31 | Baxter International, Inc. | System and method for verifying medical device operational parameters |
US7018361B2 (en) | 2002-06-14 | 2006-03-28 | Baxter International Inc. | Infusion pump |
US20040064435A1 (en) * | 2002-07-26 | 2004-04-01 | Ahmad-Maher Moubayed | Clinical assessment and diagnostic tool for use with peristaltic pump |
EP1393762A1 (fr) * | 2002-08-29 | 2004-03-03 | Precimedix S.A. | Pompe médicale péristaltique |
JP4565193B2 (ja) | 2003-04-23 | 2010-10-20 | バレリタス, インコーポレイテッド | 長い持続時間の医薬投与のための液圧作動式ポンプ |
JP4468729B2 (ja) * | 2003-10-16 | 2010-05-26 | 株式会社湯山製作所 | 薬剤払出装置 |
US7092797B2 (en) * | 2004-05-25 | 2006-08-15 | Sherwood Services Ag | Flow monitoring system for a flow control apparatus |
WO2006014425A1 (en) | 2004-07-02 | 2006-02-09 | Biovalve Technologies, Inc. | Methods and devices for delivering glp-1 and uses thereof |
CN2796728Y (zh) * | 2005-01-28 | 2006-07-19 | 深圳市深科医疗器械技术开发有限公司 | 一种无泵门结构的输液泵 |
US8343100B2 (en) * | 2006-03-29 | 2013-01-01 | Novartis Ag | Surgical system having a non-invasive flow sensor |
US8006570B2 (en) * | 2006-03-29 | 2011-08-30 | Alcon, Inc. | Non-invasive flow measurement |
US8251944B2 (en) | 2006-03-29 | 2012-08-28 | Novartis Ag | Surgical system having a cassette with an acoustic coupling |
SG173319A1 (en) | 2006-03-30 | 2011-08-29 | Valeritas Inc | Multi-cartridge fluid delivery device |
US8348879B2 (en) * | 2006-08-28 | 2013-01-08 | Novartis Ag | Surgical system having a cassette with an acoustic air reflector |
US7981082B2 (en) * | 2007-08-21 | 2011-07-19 | Hospira, Inc. | System and method for reducing air bubbles in a fluid delivery line |
US7934912B2 (en) * | 2007-09-27 | 2011-05-03 | Curlin Medical Inc | Peristaltic pump assembly with cassette and mounting pin arrangement |
US8083503B2 (en) * | 2007-09-27 | 2011-12-27 | Curlin Medical Inc. | Peristaltic pump assembly and regulator therefor |
US8062008B2 (en) * | 2007-09-27 | 2011-11-22 | Curlin Medical Inc. | Peristaltic pump and removable cassette therefor |
US7922695B2 (en) | 2007-10-18 | 2011-04-12 | Roche Diagnostics Operations, Inc. | Drug delivery pump drive using linear piezoelectric motor |
US8517990B2 (en) | 2007-12-18 | 2013-08-27 | Hospira, Inc. | User interface improvements for medical devices |
US9446185B2 (en) * | 2008-03-12 | 2016-09-20 | Roche Diabetes Care, Inc. | Devices and methods for improving accuracy of fluid delivery |
US8172811B2 (en) * | 2008-05-15 | 2012-05-08 | Roche Diagnostics Operations, Inc. | Drug delivery pump drive using a shaped memory alloy wire |
US8057679B2 (en) | 2008-07-09 | 2011-11-15 | Baxter International Inc. | Dialysis system having trending and alert generation |
US10089443B2 (en) | 2012-05-15 | 2018-10-02 | Baxter International Inc. | Home medical device systems and methods for therapy prescription and tracking, servicing and inventory |
US8554579B2 (en) | 2008-10-13 | 2013-10-08 | Fht, Inc. | Management, reporting and benchmarking of medication preparation |
US8105269B2 (en) | 2008-10-24 | 2012-01-31 | Baxter International Inc. | In situ tubing measurements for infusion pumps |
MX2011008084A (es) * | 2009-01-30 | 2011-10-03 | Nestec Sa | Cartucho de bomba de infusion con mecanismo de válvula de anti-flujo. |
BRPI1007936A2 (pt) * | 2009-01-30 | 2016-02-23 | Nestec Sa | cassete de bomba de infusão com mecanismo de válvula antifluxo livre |
US8950728B2 (en) * | 2009-03-06 | 2015-02-10 | Deka Products Limited Partnership | Devices and methods for occluding a flexible tube |
US8137083B2 (en) | 2009-03-11 | 2012-03-20 | Baxter International Inc. | Infusion pump actuators, system and method for controlling medical fluid flowrate |
DE102009057792B4 (de) * | 2009-12-11 | 2016-08-18 | Harm Kölln | Kontinuierlich fördernde Infusionspumpe |
US8382447B2 (en) | 2009-12-31 | 2013-02-26 | Baxter International, Inc. | Shuttle pump with controlled geometry |
US8567235B2 (en) | 2010-06-29 | 2013-10-29 | Baxter International Inc. | Tube measurement technique using linear actuator and pressure sensor |
WO2012094641A2 (en) | 2011-01-06 | 2012-07-12 | Thoratec Corporation | Percutaneous heart pump |
CA2838261A1 (en) | 2011-06-30 | 2013-01-03 | Hospira, Inc. | Flow stop protective means for a fluid delivery device of a medical pump |
AU2012299169B2 (en) | 2011-08-19 | 2017-08-24 | Icu Medical, Inc. | Systems and methods for a graphical interface including a graphical representation of medical data |
WO2013090709A1 (en) | 2011-12-16 | 2013-06-20 | Hospira, Inc. | System for monitoring and delivering medication to a patient and method of using the same to minimize the risks associated with automated therapy |
WO2013127725A1 (en) * | 2012-02-27 | 2013-09-06 | Coloplast A/S | Method for manufacturing of urinary catheters |
EP2830687B1 (en) | 2012-03-30 | 2019-07-24 | ICU Medical, Inc. | Air detection system and method for detecting air in a pump of an infusion system |
US8974415B2 (en) | 2012-04-10 | 2015-03-10 | Smiths Medical Asd, Inc. | Flow stop insert apparatus and methods |
EP4218887A1 (en) | 2012-05-14 | 2023-08-02 | Tc1 Llc | Mechanical circulatory support device for stabilizing a patient after cardiogenic shock |
US8721517B2 (en) | 2012-05-14 | 2014-05-13 | Thoratec Corporation | Impeller for catheter pump |
WO2014014574A2 (en) * | 2012-06-06 | 2014-01-23 | Piezotech, Llc | Ultrasonic identification or replaceable component for host system |
DE102012105919A1 (de) | 2012-07-03 | 2014-06-12 | B. Braun Avitum Ag | Schlauchrollenpumpe mit schwenkbarem Deckel und medizinisches Gerät zur extrakorporalen Blutbehandlung mit Schlauchrollenpumpe |
US9358329B2 (en) | 2012-07-03 | 2016-06-07 | Thoratec Corporation | Catheter pump |
US10463788B2 (en) | 2012-07-31 | 2019-11-05 | Icu Medical, Inc. | Patient care system for critical medications |
US20140114283A1 (en) * | 2012-10-23 | 2014-04-24 | Cory Congleton | Nurse controlled access of medication pump |
KR102078768B1 (ko) | 2012-10-26 | 2020-02-19 | 백스터 코포레이션 잉글우드 | 의료 투여분 조제 시스템을 위한 개선된 이미지 취득 |
JP2015536181A (ja) | 2012-10-26 | 2015-12-21 | バクスター・コーポレーション・イングルウッドBaxter Corporation Englewood | 医学的用量調製システムのためのワーク・ステーションの改善 |
EP2908882B1 (en) | 2012-12-21 | 2018-05-23 | Alcon Research, Ltd. | Cassette clamp mechanism |
US11033728B2 (en) | 2013-03-13 | 2021-06-15 | Tc1 Llc | Fluid handling system |
EP4122520A1 (en) | 2013-03-13 | 2023-01-25 | Tc1 Llc | Fluid handling system |
WO2014143593A1 (en) | 2013-03-15 | 2014-09-18 | Thoratec Corporation | Catheter pump assembly including a stator |
US9308302B2 (en) | 2013-03-15 | 2016-04-12 | Thoratec Corporation | Catheter pump assembly including a stator |
US10046112B2 (en) | 2013-05-24 | 2018-08-14 | Icu Medical, Inc. | Multi-sensor infusion system for detecting air or an occlusion in the infusion system |
ES2838450T3 (es) | 2013-05-29 | 2021-07-02 | Icu Medical Inc | Sistema de infusión que utiliza uno o más sensores e información adicional para hacer una determinación de aire en relación con el sistema de infusión |
ES2845748T3 (es) | 2013-05-29 | 2021-07-27 | Icu Medical Inc | Sistema de infusión y método de uso que impiden la sobresaturación de un convertidor analógico-digital |
US20150133861A1 (en) | 2013-11-11 | 2015-05-14 | Kevin P. McLennan | Thermal management system and method for medical devices |
ES2776363T3 (es) | 2014-02-28 | 2020-07-30 | Icu Medical Inc | Sistema de infusión y método que utiliza detección óptica de aire en línea de doble longitud de onda |
EP3799918A1 (en) | 2014-04-15 | 2021-04-07 | Tc1 Llc | Sensors for catheter pumps |
EP3137155A4 (en) | 2014-04-28 | 2017-06-07 | Smiths Medical ASD, Inc. | Infusion pump pressure plate |
CA2947045C (en) | 2014-05-29 | 2022-10-18 | Hospira, Inc. | Infusion system and pump with configurable closed loop delivery rate catch-up |
CA2953392A1 (en) | 2014-06-30 | 2016-01-07 | Baxter Corporation Englewood | Managed medical information exchange |
US10449279B2 (en) | 2014-08-18 | 2019-10-22 | Tc1 Llc | Guide features for percutaneous catheter pump |
US10143795B2 (en) | 2014-08-18 | 2018-12-04 | Icu Medical, Inc. | Intravenous pole integrated power, control, and communication system and method for an infusion pump |
US11107574B2 (en) | 2014-09-30 | 2021-08-31 | Baxter Corporation Englewood | Management of medication preparation with formulary management |
US11575673B2 (en) | 2014-09-30 | 2023-02-07 | Baxter Corporation Englewood | Central user management in a distributed healthcare information management system |
AU2015358483A1 (en) | 2014-12-05 | 2017-06-15 | Baxter Corporation Englewood | Dose preparation data analytics |
US11344668B2 (en) | 2014-12-19 | 2022-05-31 | Icu Medical, Inc. | Infusion system with concurrent TPN/insulin infusion |
EP3247420B1 (en) | 2015-01-22 | 2019-10-02 | Tc1 Llc | Reduced rotational mass motor assembly for catheter pump |
US10850024B2 (en) | 2015-03-02 | 2020-12-01 | Icu Medical, Inc. | Infusion system, device, and method having advanced infusion features |
CA2978455A1 (en) | 2015-03-03 | 2016-09-09 | Baxter Corporation Englewood | Pharmacy workflow management with integrated alerts |
AU2016267763B2 (en) | 2015-05-26 | 2021-07-08 | Icu Medical, Inc. | Disposable infusion fluid delivery device for programmable large volume drug delivery |
EP3314488B1 (en) | 2015-06-25 | 2024-03-13 | Gambro Lundia AB | Medical device system and method having a distributed database |
EP4085944A1 (en) | 2016-05-13 | 2022-11-09 | ICU Medical, Inc. | Infusion pump system with common line auto flush |
CA3027176A1 (en) | 2016-06-10 | 2017-12-14 | Icu Medical, Inc. | Acoustic flow sensor for continuous medication flow measurements and feedback control of infusion |
IL296753B2 (en) | 2016-06-16 | 2024-05-01 | Smiths Medical Asd Inc | Assemblies and methods for infusion pump system delivery kits |
WO2018017678A1 (en) | 2016-07-21 | 2018-01-25 | Thoratec Corporation | Fluid seals for catheter pump motor assembly |
EP3808401A1 (en) | 2016-07-21 | 2021-04-21 | Tc1 Llc | Gas-filled chamber for catheter pump motor assembly |
KR102476516B1 (ko) | 2016-12-21 | 2022-12-09 | 감브로 룬디아 아베 | 외부 도메인을 지원하는 안전한 클러스터 도메인을 구비한 정보 기술 인프라를 포함하는 의료 장치 시스템 |
CA3069538A1 (en) | 2017-07-19 | 2019-01-24 | Smiths Medical Asd, Inc. | Housing arrangements for infusion pumps |
USD870263S1 (en) | 2017-07-26 | 2019-12-17 | Smiths Medical Asd, Inc. | Infusion set |
AU201810653S (en) * | 2017-12-06 | 2018-05-04 | Nutricia Nv | Control panels with displays for feeding devices [medical] |
US10089055B1 (en) | 2017-12-27 | 2018-10-02 | Icu Medical, Inc. | Synchronized display of screen content on networked devices |
US11426515B2 (en) | 2019-07-25 | 2022-08-30 | Zevex, Inc. | Infusion pump cassette having integrated pinch clip occluder |
USD939079S1 (en) | 2019-08-22 | 2021-12-21 | Icu Medical, Inc. | Infusion pump |
US11278671B2 (en) | 2019-12-04 | 2022-03-22 | Icu Medical, Inc. | Infusion pump with safety sequence keypad |
DE102020201483A1 (de) * | 2020-02-06 | 2021-08-12 | B. Braun Melsungen Aktiengesellschaft | Rückschlagventil, Tropfkammer, Port zum nadellosen Zudosieren einer Flüssigkeit, Rückflusssperre, Infusions- oder Transfusionssystem und Verfahren zum Herstellen eines Rückschlagventils |
WO2022020184A1 (en) | 2020-07-21 | 2022-01-27 | Icu Medical, Inc. | Fluid transfer devices and methods of use |
CH717820A1 (de) | 2020-09-08 | 2022-03-15 | Integra Biosciences Ag | Schlauch zum Anbringen an einer Dispensierkassette zur Aufnahme in einer Peristaltikpumpe. |
US11135360B1 (en) | 2020-12-07 | 2021-10-05 | Icu Medical, Inc. | Concurrent infusion with common line auto flush |
US20220241499A1 (en) * | 2021-02-04 | 2022-08-04 | Micrel Medica Devices S.A. | Peristaltic infusion pump tube segment and infusion pump device with such a tube segment |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3848634A (en) | 1972-08-16 | 1974-11-19 | United States Surgical Corp | Fluid control system for controlling intravenous flow rate |
GB2207902A (en) | 1987-06-18 | 1989-02-15 | Craig Med Prod Ltd | Tubes for transmitting liquids and bags for containing liquids |
US5177993A (en) | 1991-07-22 | 1993-01-12 | Ivac Corporation | Air-in-line sensor |
US5205153A (en) | 1992-01-23 | 1993-04-27 | Cobe Laboratories, Inc. | Method and apparatus for detection of air bubbles in tubing |
US5257978A (en) | 1992-07-14 | 1993-11-02 | Habley Medical Technology Corporation | IV safety module |
US5482446A (en) | 1994-03-09 | 1996-01-09 | Baxter International Inc. | Ambulatory infusion pump |
-
1999
- 1999-03-30 US US09/281,236 patent/US6203528B1/en not_active Expired - Fee Related
-
2000
- 2000-02-04 WO PCT/US2000/002986 patent/WO2000057941A1/en not_active Application Discontinuation
- 2000-02-04 JP JP2000607690A patent/JP2002539898A/ja not_active Withdrawn
- 2000-02-04 EP EP00913370A patent/EP1082154A1/en not_active Withdrawn
- 2000-02-04 KR KR1020007013432A patent/KR20010043910A/ko not_active Application Discontinuation
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009172399A (ja) * | 2002-12-31 | 2009-08-06 | Baxter Internatl Inc | ポンプ動作式カセットに基づく治療のためのシステム、方法、および装置 |
JP2006026270A (ja) * | 2004-07-21 | 2006-02-02 | Woo Young Medical Co Ltd | 薬液注入装置 |
JP2017508507A (ja) * | 2014-02-21 | 2017-03-30 | ネステク ソシエテ アノニム | グラフィックユーザインタフェースを有する輸液ポンプ |
US10387624B2 (en) | 2014-02-21 | 2019-08-20 | Nestec S.A. | Infusion pump with graphic user interface |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6203528B1 (en) | 2001-03-20 |
EP1082154A1 (en) | 2001-03-14 |
KR20010043910A (ko) | 2001-05-25 |
WO2000057941A1 (en) | 2000-10-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2002539898A (ja) | 医用注入ポンプと共に使用するための単一成形エラストマーコンジット | |
US5904668A (en) | Cassette for an infusion pump | |
US5766155A (en) | Infusion pump with selective backlight | |
US5628619A (en) | Infusion pump having power-saving modes | |
US5683367A (en) | Infusion pump with different operating modes | |
US5620312A (en) | Infusion pump with dual-latching mechanism | |
US5795327A (en) | Infusion pump with historical data recording | |
US6468242B1 (en) | Medical apparatus with patient data recording | |
JP3525297B2 (ja) | 携行注入ポンプ | |
US6077055A (en) | Pump system including cassette sensor and occlusion sensor | |
US5078683A (en) | Programmable infusion system | |
JP3124766B2 (ja) | 薬剤注入システム用患者側閉塞検知システム | |
JP5230688B2 (ja) | 投薬のレベルを自動的に制御するための方法および装置 | |
US5630710A (en) | Ambulatory infusion pump | |
US5478211A (en) | Ambulatory infusion pump | |
TW202026021A (zh) | 用於輸注泵之偵測組件 | |
US6830558B2 (en) | Flow condition sensor assembly for patient infusion device | |
US6690280B2 (en) | Apparatus and process for infusion monitoring | |
US8016790B2 (en) | Infusion status indicator | |
EP0275214A2 (en) | Programmable multiple pump medication infusion system with printer | |
WO2000028217A1 (en) | Curvilinear peristaltic pump | |
JP2006503600A (ja) | 投与装置のための流れ状況センサ | |
MX2010010858A (es) | Metodos y sistemas para controlar una bomba de infusion. | |
NZ504205A (en) | Operating an infusion device comprising transmitting audible messages from the device to a remote location over the telephone | |
CA2695376A1 (en) | System and method for reducing air bubbles in a fluid delivery line |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070501 |