JP2006025158A - 携帯端末装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数のモードのうちのいずれかのモードに選択的に切替えられる端末装置本体20と、所定の外部装置との間で無線通信を行うものであって、無線通信による給電にて動作する制御通信部10とを備え、端末装置本体20は、モードの切替えタイミングの到来を監視するためのタイマ部50と、端末装置本体20が起動された場合であってタイマ部50にて切替えタイミングが到来したと判断された場合に端末装置本体20を所定モードから解除する本体側制御部30とを有し、制御通信部10は、モードの切替えタイミングを特定するための時間情報を外部装置から受信する通信処理部11と、通信処理部11にて受信された時間情報に基づいて、端末装置本体20が起動された場合にタイマ部50による切替えタイミングの到来を監視可能とするための所定制御を行う。
【選択図】 図2
Description
まず、本発明の基本的概念について説明する。本発明は、携帯端末装置が所定領域内に持ち込まれた場合、この携帯端末装置の主電源がONであるかOFFであるかを問わず、この携帯端末装置を一定時間だけ所定モードに自動的に切替えることを主たる特徴の一つとしている。例えば、携帯端末装置としての携帯電話が駅構内に持ち込まれた場合、この携帯電話を一定時間だけいわゆるマナーモードに切替えることで、着信音の鳴動を一定時間だけ停止させる。
次に、本発明に係る携帯端末装置の各実施の形態について説明する。ただし、これら各実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
以下、本発明の実施の形態1に係る携帯端末装置について説明する。この実施の形態1は、(1)端末装置本体と通信手段とを備え、端末装置本体は、モードの切替えタイミングの到来を監視するためのタイマ手段と、端末装置本体を所定モードから解除する本体側制御手段とを有し、通信手段は、時間情報を外部装置から受信する受信手段と、受信された時間情報に基づいて、タイマ手段による切替えタイミングの到来を監視可能とするための所定制御を行う通信側制御手段とを有すること、及び、(2)現在時刻情報を出力する時刻情報出力手段と、情報を記憶する記憶手段とを備え、受信手段は猶予時間情報を受信し、通信側制御手段は、受信された切替え猶予時間情報を記憶手段に記憶させると共に、受信時刻情報を時刻情報出力手段から取得して記憶手段に記憶させ、本体側制御手段は、記憶手段から前記猶予時間情報及び受信時刻情報を取得すると共に、起動時刻情報を時刻情報出力手段から取得し、タイマ情報を猶予時間情報、受信時刻情報、及び、起動時刻情報に基づいて算定し、タイマ情報に基づいてタイマ手段による監視条件の設定を行うこと、等を主たる特徴とする。
ここで、本実施の形態に関連する時間情報の概念について説明する。「猶予時間情報」とは、ユーザが入場ゲートを通過してから、携帯端末装置1を所定モード(例えば、スリープモード)に保持しておくべき時間である。具体的には、この猶予時間情報は、任意の方法で外部装置に予め設定されており、携帯端末装置1はこの猶予時間情報を時間情報として外部装置から取得する。また、「受信時刻情報」とは、携帯端末装置1が外部装置から猶予時間情報を受信した時刻を表す。具体的には、携帯端末装置1は、猶予時間情報の受信後、直ちに、後述する時刻情報出力手段から現在時刻情報を取得し、このように取得された現在時刻情報を受信時刻情報として取り扱う。さらに、「起動時刻情報」とは、携帯端末装置1の本体機能を担う端末装置本体が起動した時刻を表す。具体的には、端末装置本体は、起動後直ちに、後述する時刻情報出力手段から現在時刻情報を取得し、このように取得された現在時刻情報を起動時刻情報として取り扱う。
次に、本実施の形態に係る携帯端末装置1の構成について説明する。図2は、本実施の形態1に係る携帯端末装置1の構成を示す機能ブロック図である。この図2に示すように、携帯端末装置1は、制御通信部10と、端末装置本体20とを備える。
このうち、制御通信部10は、図示しない外部装置との間で無線通信を行うと共に、この無線通信によって取得した情報を必要に応じて記憶する通信手段であり、通信処理部11と、通信側制御部12と、記憶部13とを備える(ここで、制御通信部10、通信処理部11、通信側制御部12、及び記憶部13は、特許請求の範囲における、通信手段、受信手段、通信側制御手段、及び記憶手段にそれぞれ対応する)。この制御通信部10の具体的構成形態は任意であるが、例えば、携帯端末装置1に内蔵されたICチップとして構成することができる。
一方、端末装置本体20は、携帯端末装置1の主機能を実現するものであって、本実施の形態1では、携帯電話機の通話機能を実現する携帯電話機本体として構成されている。また端末装置本体20は、時間情報T等の所定の情報に基づき、自己が取り得る複数のモードのうち、所定のモードに自動的に切替えを行うものである。ここで所定のモードとは、携帯端末装置1の機能の全部又は一部を所定状態にすることを意味し、例えば、上述したマナーモード等である。このような機能を有する端末装置本体20は、本体側制御部30、時刻情報出力部40、タイマ部50、移動体通信部60、入力部70、報知部80、表示部90、及び電源部100を備える(ここで、端末装置本体20、本体側制御部30、時刻情報出力部40、及びタイマ部50は、特許請求の範囲における、端末装置本体、本体側制御手段、時刻情報出力手段、及びタイマ手段にそれぞれ対応する)。
このように構成された携帯端末装置1による処理について、以下説明する。この処理は、(1)外部装置から猶予時間情報を取得すると共に、時刻情報出力部40から受信時刻情報を取得するための処理であって、主として制御通信部10によって実行される「時間情報設定処理」と、(2)さらに時刻情報出力部40から起動時刻情報を取得し、猶予時間情報、受信時刻情報、及び起動時刻情報に基づいて端末装置本体の設定を行う処理であって、主として端末装置本体20によって実行される「モード切替え処理」とに大別される。これら各処理について、まず、上述した使用状況1の場合、すなわち、ユーザが入場ゲートを通過した際には携帯端末装置1の電源をOFFにしており、入場ゲートを通って領域に入場した後で電源をONにした場合について説明する。また、ここでは、領域内において携帯端末装置1に設定すべき所定モードを「スリープモード」として説明する。
まず、制御通信部10にて実行される時間情報設定処理について説明する。図3は、時間情報設定処理のフローチャートである。ユーザが携帯端末装置1を保持して入場ゲートを通過する際、制御通信部10の通信処理部11は、入場ゲートに設置された外部装置から制御信号を受信する(この際、通信による電磁誘導によって電力が供給されるので、携帯端末装置1の電源をOFFにしている場合においても、以下の各処理が実行される)。この制御信号には、変調された猶予時間情報が含まれている。このような制御信号を受信した通信処理部11は、この制御信号を復調して猶予時間情報を読取り、読取った猶予時間情報を通信側制御部12に送出する。通信側制御部12は、通信処理部11が送出した猶予時間情報を受信し(ステップS101)、当該猶予時間情報の受信後、直ちに時刻情報出力部40から受信時刻情報を取得する(ステップS102)。そして、通信側制御部12は、このように取得した猶予時間情報及び受信時刻情報を、記憶部13に保存する(ステップS103)。以上が、通信側制御部12の時間情報設定処理である。
次に、端末装置本体20にて実行されるモード切替え処理について説明する。図4は、モード切替え処理のフローチャートである。ユーザが、領域内で、携帯端末装置1の電源をONにするために電源キー101を押下すると、電源制御部102は蓄電部103の端末装置本体20への電力供給を開始し、端末装置本体20の各部が起動する。
まず、制御通信部10にて実行される時間情報設定処理について説明する。ユーザが入場ゲートを通過した際、制御通信部10の通信側制御部12は、図3のフローチャートで説明した時間情報設定処理(図3のステップS101〜S103)を行い、それに加え、本体側制御部30に対し、報知情報を送出する。この報知情報とは、本体側制御部30に対し、制御通信部10が猶予時間情報及び受信時刻情報を取得したことを報知する情報である。以上が、通信側制御部12の時間情報設定処理のうち、入場時電源OFFの場合の処理と異なる手順についての説明である。
次に、端末装置本体20にて実行されるモード切替え処理について説明する。ここでは、端末装置本体20、及び端末装置本体20の構成要素である本体側制御部30は、すでに起動状態である。この状態において、本体側制御部30は、通信側制御部12の送出した報知情報を受信すると、図4のフローチャートで説明したモード切替え処理と同様の処理を開始する。ここで本体側制御部30が行うモード切替え処理は、図4のフローチャートで説明したモード切替え処理と、以下の(1)〜(4)の点で異なる。まず、(1)本体側制御部30は、すでに起動状態であるため、図4のステップS201における起動時刻情報の取得を行わない。次に、(2)本体側制御部30は、図4のステップS202において、制御通信部10の記憶部13が記憶する情報のうち、猶予時間情報のみを取得し、受信時刻情報を取得しない。これは、本体側制御部30は、報知情報の受信後直ちにこのモード切替え処理を開始するためである。また、(3)本体側制御部30は、図4のステップS204におけるスリープモードへの切替えを実行するか否かの判断処理を行わない。これは、本体側制御部30は、端末装置本体20のスリープモードへの切替えを必ず実行するためである(ただし、猶予時間が0であるような特殊な場合を除く)。さらに、(4)本体側制御部30は、図4のステップS205において、タイマ情報の算定を行わず、取得した猶予時間情報をそのままタイマ部50に設定し、このタイマ情報の計時を行わせる。これも、本体側制御部30は、報知情報の受信後直ちに、このモード切替え処理を実行するためである。以上が、本体側制御部30のモード切替え処理のうち、入場時電源OFFの場合の処理と異なる手順についての説明である。このような処理を行うことにより、ユーザは、入場ゲートを通過した際に携帯端末装置1の電源を既にONにしていた場合においても、入場ゲートを通過してから猶予時間が経過するまではスリープモード、猶予時間が経過した後には着信モード等にて、端末装置本体20を使用することができる。
このように本実施の形態1によれば、端末装置本体20の起動状態に関らず、記憶部13に猶予時間情報及び受信時刻情報を保存して、これら猶予時間情報及び受信時刻情報と、端末装置本体の起動時に取得した起動時間情報とに基づいて、端末装置本体20を所定のモードへ自動的に切替えることができる。また、タイマ情報に基づいて解除タイミングを設定することで、猶予時間経過後には所定モードを自動的に解除することができる。また、この実施の形態1では、端末装置本体20の本体側制御部30に常に電源を供給する必要が無いため、蓄電部103の電力消費を節約できる。
以下、本発明の実施の形態2に係る携帯端末装置について説明する。この実施の形態2は、(1)端末装置本体と通信手段とを備え、端末装置本体は、モードの切替えタイミングの到来を監視するためのタイマ手段と、端末装置本体を所定モードから解除する本体側制御手段とを有し、通信手段は、時間情報を外部装置から受信する受信手段と、受信された時間情報に基づいて、タイマ手段による切替えタイミングの到来を監視可能とするための所定制御を行う通信側制御手段とを有すること、及び、(2)現在時刻情報を出力する時刻情報出力手段と、情報を記憶する記憶手段とを備え、受信手段は、解除時刻情報を受信し、通信側制御手段は、解除時刻情報を記憶手段に記憶させ、本体側制御手段は、記憶手段から解除時刻情報を取得すると共に、起動時刻情報を時刻情報出力手段から取得し、タイマ手段にて監視されるタイマ情報を解除時刻情報及び起動時刻情報に基づいて算定し、タイマ情報に基づいてタイマ手段による監視条件の設定を行うこと、等を主たる特徴とする。
ここで、本実施の形態に関連する時間情報の概念について説明する。「解除時刻情報」とは、携帯端末装置の所定モードへの切替えを行った後、携帯端末装置を所定モードから解除する時刻である。具体的には、この解除時刻情報は、任意の方法で外部装置に予め設定されており、携帯端末装置は、この解除時刻情報を時間情報として外部装置から取得する。
次に、本実施の形態に係る携帯端末装置の構成について説明する。図5は、本実施の形態2に係る携帯端末装置2の構成を示す機能ブロック図である。図5において、この携帯端末装置2は、制御通信部14及び端末装置本体21を備える。なお、特に説明なき構造及び処理については、上述した実施の形態1と同様であり、同一の構成及び処理を同一の符号を付して説明する。
制御通信部14は、図示しない外部装置との間で無線通信を行うと共に、この無線通信によって取得した情報を必要に応じて記憶する通信手段であり、通信処理部11と、通信側制御部15と、記憶部13とを備える(ここで、制御通信部14及び通信側制御部15は、特許請求の範囲における、通信手段及び通信側制御手段にそれぞれ対応する)。この制御通信部14の具体的構成形態は任意であるが、例えば、携帯端末装置2に内蔵されたICチップとして構成することができる。
一方、端末装置本体21は、本体側制御部31、時刻情報出力部40、タイマ部50、移動体通信部60、入力部70、報知部80、表示部90、及び、電源部100を備える(ここで、端末装置本体21及び本体側制御部31は、特許請求の範囲における、端末装置本体及び本体側制御手段にそれぞれ対応する)。
このように構成された携帯端末装置2による処理について、以下説明する。この処理は、(1)外部装置から解除時刻情報を取得するための処理であって、主として制御通信部14によって実行される「時間情報設定処理」と、(2)さらに時刻情報出力部40から起動時刻情報を取得し、解除時刻情報及び起動時刻情報に基づいて端末装置本体の設定を行う処理であって、主として端末装置本体21によって実行される「モード切替え処理」とに大別される。これら各処理について、まず、ユーザが入場ゲートを通過した際には携帯端末装置2の電源をOFFにしており、入場ゲートを通って領域に入場した後で電源をONにした場合について説明する。また、領域内において携帯端末装置2に設定すべき所定モードを「スリープモード」として説明する。
まず、制御通信部14にて実行される時間情報設定処理について説明する。図6は、時間情報設定処理のフローチャートである。ユーザが携帯端末装置2を保持して入場ゲートを通過する際、制御通信部14の通信処理部11は、入場ゲートに設置された外部装置から制御信号を受信する。この制御信号には、変調された解除時刻情報が含まれている。このような制御信号を受信した通信処理部11は、この制御信号を復調して解除時刻情報を読取り、読取った解除時刻情報を通信側制御部15に送出する。通信側制御部15は、通信処理部11が送出した解除時刻情報を受信し(ステップS301)、取得した解除時刻情報を、記憶部13に保存する(ステップS302)。以上が、通信側制御部15の時間情報設定処理である。
次に、端末装置本体21にて実行されるモード切替え処理について説明する。図7は、モード切替え処理のフローチャートである。ユーザが、領域内で、携帯端末装置2の電源をONにするために電源キー101を押下すると、電源制御部102は蓄電部103の端末装置本体21への電力供給を開始し、端末装置本体21の各部が起動する。
まず、制御通信部14にて実行される時間情報設定処理について説明する。ユーザが入場ゲートを通過した際、制御通信部14の通信側制御部15は、図6のフローチャートで説明した時間情報設定処理(図6のステップS301〜S302)を行い、それに加え、本体側制御部31に対し、報知情報を送出する。この報知情報とは、本体側制御部31に対し、制御通信部14が解除時刻情報を取得したことを報知する情報である。以上が、通信側制御部15の時間情報設定処理のうち、入場時電源OFFの場合の処理と異なる手順についての説明である。
次に、端末装置本体21にて実行されるモード切替え処理について説明する。ここでは、端末装置本体21、及び端末装置本体21の構成要素である本体側制御部31は、すでに起動状態である。この状態において、本体側制御部31は、通信側制御部15の送出した報知情報を受信すると、図7のフローチャートで説明したモード切替え処理と同様の処理を開始する。ここで本体側制御部31が行うモード切替え処理は、図7のフローチャートで説明したモード切替え処理と、以下の(1)〜(4)の点で異なる。まず、(1)本体側制御部30は、すでに起動状態であるため、図7のステップS401における起動時刻情報の取得を行わない。次に、(2)本体側制御部30は、報知情報の受信後直ちに、時刻情報出力部40から現在時刻情報(以降、このように取得された現在時刻情報を、報知情報の受信時刻を表す「報知時刻情報」と称する)を取得する。また、(3)図4のステップS403において、タイマ情報をタイマ情報解除時刻情報−報知時刻情報と算定する。さらに、(4)本体側制御部31は、図7のステップS404におけるスリープモードへの切替えを実行するか否かの判断処理を行わない。これは、本体側制御部31は、端末装置本体21のスリープモードへの切替えを必ず実行するためである(ただし、解除時刻がその時点の時刻であるような特殊な場合を除く)。以上が、本体側制御部31のモード切替え処理のうち、入場時電源OFFの場合の処理と異なる手順についての説明である。このような処理を行うことにより、ユーザは、入場ゲートを通過した際に携帯端末装置1の電源を既にONにしていた場合においても、入場ゲートを通過してから解除時刻が到来するまではスリープモード、解除時刻が到来した後には着信モード等にて、端末装置本体20を使用することができる。
このように本実施の形態2によれば、端末装置本体21の起動状態に関らず、記憶部13に解除時刻情報を保存して、この解除時刻情報と端末装置本体の起動時に取得した起動時間情報とに基づいて、端末装置本体21を所定のモードへ自動的に切替えることができる。また、タイマ情報に基づいて解除タイミングを設定することで、解除時刻には所定モードを自動的に解除することができる。さらに、この実施の形態2の通信側制御部15は、実施の形態1の通信側制御部12に比して、猶予時間情報及び受信時刻情報の代わりに解除時刻情報のみ取得すれば良いので、通信側制御部15の処理内容が簡潔になり、記憶部13に保存される情報量も少なくなるため、実施の形態1に比して制御通信部14を簡素化することができる。また、この実施の形態2においても、実施の形態1と同様に、端末装置本体21の本体側制御部31に常に電源を供給する必要が無いため、蓄電部103の電力消費を節約できる。
以下、本発明の実施の形態3に係る携帯端末装置について説明する。この実施の形態3は、(1)端末装置本体と通信手段とを備え、端末装置本体は、モードの切替えタイミングの到来を監視するためのタイマ手段と、端末装置本体を所定モードから解除する本体側制御手段とを有し、通信手段は、時間情報を外部装置から受信する受信手段と、受信された時間情報に基づいて、タイマ手段による切替えタイミングの到来を監視可能とするための所定制御を行う通信側制御手段とを有すること、及び、(2)受信手段は、猶予時間情報を受信し、通信側制御手段は、猶予時間情報をタイマ情報としてタイマ手段に監視させ、本体側制御手段は、タイマ手段にて切替えタイミングが到来したと判断された場合に当該端末装置本体を所定モードから解除すること、等を主たる特徴とする。
まず、本実施の形態に係る携帯端末装置の構成について説明する。図8は、本実施の形態3に係る携帯端末装置3の構成を示す機能ブロック図である。図8において、この携帯端末装置3は、制御通信部16及び端末装置本体22を備える。なお、特に説明なき構造及び処理については、上述した実施の形態1と同様であり、同一の構成及び処理を同一の符号を付して説明する。
制御通信部16は、図示しない外部装置との間で無線通信を行う通信手段であり、通信処理部11と、通信側制御部17と、記憶部13とを有する(ここで、制御通信部16及び通信側制御部17は、特許請求の範囲における、通信手段及び通信側制御手段にそれぞれ対応する)。
一方、端末装置本体22は、本体側制御部32、時刻情報出力部40、タイマ部51、移動体通信部60、入力部70、報知部80、表示部90、及び、電源部100を備える(ここで端末装置本体22、本体側制御部32、及びタイマ部51は、特許請求の範囲における、端末装置本体、本体側制御手段、及びタイマ手段にそれぞれ対応する)。
このように構成された携帯端末装置3による処理について、以下説明する。この処理は、(1)外部装置から猶予時間情報を取得し、取得した猶予時間情報に基づいてタイマ部51の設定処理を行うための処理であって、主として制御通信部16によって実行される「時間情報設定処理」と、(2)タイマ部51の計時状態に基づいて端末装置本体22の設定を行う処理であって、主として端末装置本体22によって実行される「モード切替え処理」とに大別される。これら各処理について、まず、ユーザが入場ゲートを通過した際には携帯端末装置3の電源をOFFにしており、入場ゲートを通って領域に入場した後で電源をONにした場合について説明する。また、領域内において携帯端末装置3に設定すべき所定モードを「スリープモード」として説明する。
まず、制御通信部16にて実行される時間情報設定処理について説明する。図9は、時間情報設定処理のフローチャートである。ユーザが携帯端末装置3を保持して入場ゲートを通過する際、制御通信部16の通信処理部11は、入場ゲートに設置された外部装置から制御信号を受信する。この制御信号には、変調された猶予時間情報が含まれ、通信処理部11は、この制御信号を受信すると共に、当該制御信号を復調して猶予時間情報を読取り、読取った猶予時間情報を通信側制御部17に送出する。通信側制御部17は、通信処理部11が送出した猶予時間情報を受信する(ステップS501)。通信側制御部17は、受信した猶予時間情報に基づき、端末装置本体22の所定モードからの解除のタイミングを監視するタイマ部51の監視条件の設定を行う(ステップS502)。設定されたタイマ部51は、猶予時間情報の計時を開始する。以上が、通信側制御部17の時間情報設定処理である。
次に、端末装置本体22にて実行されるモード切替え処理について説明する。図10は、モード切替え処理のフローチャートである。ユーザが、領域内で、携帯端末装置3の電源をONにするために電源キー101を押下すると、電源制御部102は蓄電部103の端末装置本体22への電力供給を開始し、端末装置本体22の各部が起動する。
まず、制御通信部16にて実行される時間情報設定処理について説明する。制御通信部16の通信側制御部17は、図9のフローチャートで説明した時間情報設定処理を行い、それに加え、本体側制御部32に対し、報知情報を送出する。この報知情報とは、本体側制御部32に対し、制御通信部16が猶予時間情報を取得し、タイマ部51の設定を行ったことを報知する情報である。以上が、通信側制御部17の時間情報設定処理のうち、入場時電源OFFの場合の処理と異なる手順についての説明である。
次に、端末装置本体22にて実行されるモード切替え処理について説明する。ここでは、端末装置本体22、及び端末装置本体22の構成要素である本体側制御部32は、すでに起動状態である。この状態において、本体側制御部32は、通信側制御部17の送出した報知情報を受信すると、図10のフローチャートで説明したモード切替え処理と同様の処理を開始する。ここで本体側制御部32が行うモード切替え処理は、図10のフローチャートで説明したモード切替え処理と、以下の点で異なる。すなわち、本体側制御部32は、図10のステップS603におけるスリープモードへの切替えを実行するか否かの判断処理を行わない。これは、本体側制御部32は、端末装置本体22のスリープモードへの切替えを必ず実行するためである(ただし、猶予時間が0であるような特殊な場合を除く)。以上が、本体側制御部32のモード切替え処理のうち、入場時電源OFFの場合の処理と異なる手順についての説明である。このような処理を行うことにより、ユーザは、入場ゲートを通過した際に携帯端末装置1の電源を既にONにしていた場合においても、入場ゲートを通過してから猶予時間が経過するまではスリープモード、猶予時間が経過した後には着信モード等にて、端末装置本体20を使用することができる。
このように本実施の形態3によれば、端末装置本体22の起動状態に関らず、通信側制御部17は、取得した猶予時間情報に基づいてタイマ部51による監視条件の設定を行う。このため、端末装置本体22の起動後、本体側制御部32は、タイマ部51の計時状態に基づいて、端末装置本体22の所定モードへの切替えを自動的に行うことができる。また、本体側制御部32は、タイマ部51の計時状態に基づいて、猶予時間経過後には所定モードを自動的に解除することができる。さらに、この実施の形態3では、通信側制御部17は、猶予時間情報の取得後直ちに、このタイマ部51による監視条件の設定を行うため、実施の形態1又は実施の形態2に比して、記憶部13に取得した猶予時間情報を保存しなくてもよく、それに加え、本体側制御部32及び通信側制御部17は、現在時刻情報を取得しなくてもよくなる。また、この実施の形態3においても、実施の形態1及び実施の形態2同様に、端末装置本体22の本体側制御部32に常に電源を供給する必要が無いため、蓄電部103の電力消費を節約できる。
以下、本発明の実施の形態4に係る携帯端末装置について説明する。この実施の形態4は、(1)端末装置本体と通信手段とを備え、端末装置本体は、モードの切替えタイミングの到来を監視するためのタイマ手段と、端末装置本体を所定モードから解除する本体側制御手段とを有し、通信手段は、時間情報を外部装置から受信する受信手段と、受信された時間情報に基づいて、タイマ手段による切替えタイミングの到来を監視可能とするための所定制御を行う通信側制御手段とを有すること、及び、(2)記憶手段を備え、受信手段は、猶予時間情報を受信し、通信側制御手段は、猶予時間情報を記憶手段に記憶させると共に、当該猶予時間情報が記憶された旨を示す情報を記憶手段に設定した後、本体側制御手段を起動させ、本体側制御手段は、猶予時間情報が記憶された旨の情報が記憶手段に設定されている場合には、記憶手段にて記憶されている猶予時間情報をタイマ情報としてタイマ手段に監視させると共に、猶予時間情報が記憶された旨の情報に代えて所定の初期値を記憶手段に設定すること、等を主たる特徴とする。
制御通信部18は、図示しない外部装置との間で無線通信を行うと共に、この無線通信によって取得した情報を必要に応じて記憶する通信手段であり、通信処理部11と、通信側制御部19と、記憶部13とを有する(ここで、制御通信部18及び通信側制御部19は、特許請求の範囲における、通信手段、及び通信側制御手段にそれぞれ対応する)。
一方、端末装置本体23は、本体側制御部33、時刻情報出力部40、タイマ部51、移動体通信部60、入力部70、報知部80、表示部90、及び、電源部104を備える(ここで、端末装置本体23及び本体側制御部33は、特許請求の範囲における、端末装置本体及び本体側制御手段にそれぞれ対応する)。
このように構成された携帯端末装置4による処理について、以下説明する。この処理は、(1)外部装置から猶予時間情報を取得すると共に、端末装置本体23を起動させるための処理であって、主として制御通信部18によって実行される時間情報設定処理と、(2)タイマ部の設定処理を行うための処理であって、主として一時的に起動された端末装置本体23によって実行されるモード切替え処理とに大別される。これら各処理について、まず、ユーザが入場ゲートを通過した際には携帯端末装置4の電源をOFFにしており、入場ゲートを通って領域に入場した後で電源をONにした場合について説明する。また、領域内において携帯端末装置4に設定すべき所定モードを「スリープモード」として説明する。
まず、制御通信部18にて実行される時間情報設定処理について説明する。図12は、時間情報設定処理のフローチャートである。ユーザが携帯端末装置4を保持して入場ゲートを通過する際、制御通信部18の通信処理部11は、入場ゲートに設置された外部装置から制御信号を受信する。この制御信号には、変調された猶予時間情報が含まれ、通信処理部11は、この制御信号を受信すると共に、当該制御信号を復調して猶予時間情報を読取り、読取った猶予時間情報を通信側制御部19に送出する。通信側制御部19は、通信処理部11が送出した猶予時間情報を受信し(ステップS701)、記憶部13に保存する(ステップS702)。次に通信側制御部19は、記憶部13の保存するフラグ情報を変更する(ステップS703)。このフラグ情報とは、通信側制御部19が新たに猶予時間情報を取得したか否かを判断する基準である。通信側制御部19は、新たに猶予時間情報を受信した場合にのみこのフラグ情報を変更する。例えば、ここではフラグ情報を、0から1に変更する。さらに通信側制御部19は、電源制御部105に対し、本体側制御部33への電力供給を指示する(ステップS704)。以上が、通信側制御部19の時間情報設定処理である。
次に、端末装置本体23にて実行されるモード切替え処理について説明する。図13は、モード切替え処理のフローチャートである。領域内で、通信側制御部19からの電力供給の指示、又はユーザの電源キー101の押下に基づく電力供給の指示があった場合、電源制御部105は、蓄電部103の本体側制御部33への電力供給を開始し、これによって本体側制御部33が起動する。
次に、端末装置本体23にて実行されるモード切替え処理について説明する。ここでは、端末装置本体23、及び端末装置本体23の構成要素である本体側制御部33は、すでに起動状態である。この状態において、本体側制御部33は、通信側制御部19の送出した報知情報を受信すると、図13のフローチャートで説明したモード切替え処理と同様の処理を開始する。ここで本体側制御部33が行うモード切替え処理は、図13のフローチャートで説明したモード切替え処理と、以下の(1)〜(3)の点で異なる。フラグ情報の取得後、(1)本体側制御部33は、図13のステップS802におけるタイマ部の設定を実行するか否かの判断処理を行わず、タイマ部51の設定を必ず実行する。(2)図13のステップS806における停止状態への移行を行わず、(3)図13のステップS807におけるモード切替え処理を行う。これは、実施の形態3の図10で説明したモード切替え処理である。以上が、本体側制御部33のモード切替え処理のうち、入場時電源OFFの場合の処理と異なる手順についての説明である。
このように本実施の形態4によれば、通信側制御部19は、猶予時間情報を受信し記憶部13に保存する。本体側制御部33は、通信側制御部19の指示に基づいて、一時的に起動し、記憶部13の記憶する猶予時間情報に基づいてタイマ部51による監視条件の設定を行うため、その後再び起動した本体側制御部33は、タイマ部51の計時状態に基づいて、端末装置本体23の所定のモードへの切替えを行うことができる。また、本体側制御部33は、タイマ部51の計時状態に基づいて、猶予時間経過後には所定モードを自動的に解除することができる。さらに、この実施の形態4では、本体側制御部33は、通信側制御部19による猶予時間情報の取得後直ちに、猶予時間情報に基づいてタイマ部51による監視条件の設定を行う。そのため実施の形態1又は実施の形態2に比して、本体側制御部33及び通信側制御部19は、現在時刻情報を取得する必要がない。また、この実施の形態4においても、実施の形態1〜3同様に、端末装置本体23の本体側制御部33に常に電源を供給する必要が無いため、蓄電部103の電力消費を節約できる。
以上、本発明の各実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び方法は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
領域は、駅構内及び映画館に限らず、任意の領域であってよい。領域は、公共の場所に限らず、例えば私有地等であってもよい。さらに領域は、例えば映画館の座席周辺のように、所定の領域の所定の部分であってもよい。
図1において、入場ゲートは領域の境界に設置されているが、これに限らず、領域の内部及び外部に設置されてもよい。
外部装置の設置場所は入場ゲートに限らず、例えば、壁、床、天井等、構造物等のいずれの場所に設置してもよい。さらに、外部装置の設置位置は、領域の境界に限らず、領域の内部及び外部であってもよい。
上述した実施の形態1〜4において、端末装置本体20,21,22,及び23は携帯電話であったが、これに限らず、例えば、ポケベル等の通信機器でもよいし、通信機器に限らず、例えば、PDA、コンピュータ、映像装置、音声装置、撮像装置、ゲーム装置等の情報装置であってもよい。
上述した実施の形態1〜4で説明した制御通信部10,14,16,及び18は、無線ICタグ又は、例えば、フェリカ、スイカ等の無線ICカードであってもよい。制御通信部10,14,16,及び18の伝送媒体方式は、実施の形態1〜4で説明した電磁誘導方式に限らず、電磁結合方式、静電結合方式、マイクロ波方式、及び光方式であってもよい。また、実施の形態1〜4において、制御通信部10,14,16,及び18は電源を備えていないパッシブ型であったが、電源を備えるアクティブ型であってもよい。
上述した実施の形態1〜4において、本体側制御部30,31,32,及び33は、端末装置本体20,21,22,及び23を所定モードである「スリープモード」に切替えるモード切替え処理を行ったが、これに限らず、端末装置本体20,21,22,及び23の所定の機能を制限するモードである限りにおいて、いかなるモードに切替えるモード切替え処理を行ってもよい。例えば、端末装置本体20,21,22,及び23がカメラ機能を備え、そのカメラ機能を制限する場合、「撮影禁止モード」を所定モードとしてもよい。
タイマ部50,51は、本体側制御部30,31,32,及び33の送出した計時状態の送出の指示を受けて、本体側制御部30,31,32,及び33へ、その計時状態を送出しているが、これに限らず、タイマ部50,51が、自発的にその計時状態を本体側制御部30,31,32,及び33に送出するようにしてもよい。
実施の形態1の制御通信部10は、猶予時間情報と受信時刻情報の両方を、外部装置から受信してもよい。また、実施の形態3の通信側制御部17は、猶予時間情報を記憶部13に保存していないが、これに限らず、猶予時間情報を記憶部13に保存してもよい。
ここで、タイマ情報の具体的算定方法も、上述した実施の形態に限らず種々の異なる形態を取り得る。例えば、タイマ情報は、実施の形態1はタイマ情報=受信時刻情報+猶予時間情報−起動時刻情報、実施の形態2ではタイマ情報=解除時刻情報−起動時刻情報として算定したが、タイマ情報=起動時刻情報−受信時刻情報−猶予時間情報、あるいはタイマ情報=起動時刻情報−解除時刻情報等のように算定してもよい。この場合、タイマ情報は、実施の形態1又は2の場合とは正負が逆転して算定されることになるので、図4のステップS204及び図7のステップS404における判断基準も正負を逆にし、タイマ情報が負の値の場合に切替えを実行すると判断し、負の値ではない場合(正の値又は零の場合)に切替えを実行しないと判断する。
図12のステップS703において、通信側制御部19が、フラグ情報を0から1に変更する例を示したが、フラグ情報に限らず、新たな猶予時間情報が記憶部に記憶されたことを、起動された本体側制御部に認識させることができ得る限りにおいて、いかなる情報を用いても良い。例えば、フラグ情報に代えて、文字、記号等を用いてもよく、また値、文字、記号等の組み合わせを用いてもよい。さらに、ステップS805における本体側制御部33によるフラグ情報の変更は、ステップS804とステップS806との間で実行されるものとして説明したが、これに限らず、ステップS802とステップS806との間であれば、いずれのタイミングで実行されても良い。ここで、本体側制御部30,31,32,及び33は、不揮発性記憶手段を有していてもよい。その場合、フラグ情報は本体側制御部33の不揮発性記憶手段に保存されてもよく、保存されたフラグ情報は、通信側制御部19及び本体側制御部33によって変更される。
10,14,16,18,60 通信部
11,64 通信処理部
11a,64a アンテナ
12,15,17,19 通信側制御部
13 記憶部
20,21,22,23 端末装置本体
30,31,32,33 本体側制御部
40 時刻情報出力部
50,51 タイマ部
61 受話部
62 送話部
63 信号処理部
70 入力部
80 報知部
90 表示部
100,104 電源部
101 電源キー
102,105 電源制御部
103 蓄電部
201 入場ゲート
202 領域
203 外部装置
T 時間情報
Claims (7)
- 携帯端末装置であって、
複数のモードのうちのいずれかのモードに選択的に切替えられる端末装置本体と、
所定の外部装置との間で無線通信を行うものであって、当該無線通信による給電にて動作する通信手段とを備え、
前記端末装置本体は、前記モードの切替えタイミングの到来を監視するためのタイマ手段と、当該端末装置本体が起動された場合であって前記タイマ手段にて前記切替えタイミングが到来したと判断された場合に当該端末装置本体を所定モードから解除する本体側制御手段とを有し、
前記通信手段は、前記モードの切替えタイミングを特定するための時間情報を前記外部装置から受信する受信手段と、前記受信手段にて受信された時間情報に基づいて、前記端末装置本体が起動された場合に前記タイマ手段による前記切替えタイミングの到来を監視可能とするための所定制御を行う通信側制御手段とを有すること、
を特徴とする携帯端末装置。 - 前記端末装置本体の起動状態に関わらず動作するものであって、現在時刻情報を出力する時刻情報出力手段と、情報を記憶する記憶手段とを備え、
前記受信手段は、前記時間情報として、当該時間情報を受信してから前記所定モードを保持する時間を示す猶予時間情報を受信し、
前記通信側制御手段は、前記受信手段にて受信された前記猶予時間情報を前記記憶手段に記憶させると共に、前記時間情報を受信した時点における前記現在時刻情報である受信時刻情報を前記時刻情報出力手段から取得して前記記憶手段に記憶させ、
前記本体側制御手段は、前記端末装置本体が起動された場合に、前記記憶手段から前記猶予時間情報及び前記受信時刻情報を取得すると共に、前記起動が行われた時点における前記現在時刻情報である起動時刻情報を前記時刻情報出力手段から取得し、前記タイマ手段にて監視されるタイマ情報を前記猶予時間情報、前記受信時刻情報、及び、前記起動時刻情報に基づいて算定し、前記タイマ情報に基づいて前記タイマ手段による監視条件の設定を行うこと、
を特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。 - 前記端末装置本体の起動状態に関わらず動作するものであって、現在時刻情報を出力する時刻情報出力手段と、情報を記憶する記憶手段とを備え、
前記受信手段は、前記時間情報として、前記所定モードの解除を許容する時刻を示す解除時刻情報を受信し、
前記通信側制御手段は、前記受信手段にて受信された前記解除時刻情報を前記記憶手段に記憶させ、
前記本体側制御手段は、前記端末装置本体が起動された場合に、前記記憶手段から前記解除時刻情報を取得すると共に、前記起動が行われた時点における前記現在時刻情報である起動時刻情報を前記時刻情報出力手段から取得し、前記タイマ手段にて監視されるタイマ情報を前記解除時刻情報及び前記起動時刻情報に基づいて算定し、前記タイマ情報に基づいて前記タイマ手段による監視条件の設定を行うこと、
を特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。 - 前記受信手段は、前記時間情報として、当該時間情報を受信してから前記所定モードを保持する時間を示す猶予時間情報を受信し、
前記通信側制御手段は、前記受信手段にて受信された前記猶予時間情報を前記タイマ情報として前記タイマ手段に監視させ、
前記本体側制御手段は、前記端末装置本体が起動された場合に、前記タイマ手段にて前記切替えタイミングが到来したと判断された場合に当該端末装置本体を所定モードから解除すること、
を特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。 - 前記端末装置本体の起動状態に関わらず動作するものであって、情報を記憶する記憶手段を備え、
前記受信手段は、前記時間情報として、当該時間情報を受信してから前記所定モードを保持する時間を示す猶予時間情報を受信し、
前記通信側制御手段は、前記受信手段にて受信された前記猶予時間情報を前記記憶手段に記憶させると共に、当該猶予時間情報が記憶された旨を示す情報を前記記憶手段に設定した後、前記本体側制御手段を起動させ、
前記本体側制御手段は、前記端末装置本体が起動された場合に、前記猶予時間情報が記憶された旨の情報が前記記憶手段に設定されている場合には、前記記憶手段にて記憶されている前記猶予時間情報を前記タイマ情報として前記タイマ手段に監視させると共に、前記猶予時間情報が記憶された旨の情報に代えて所定の初期値を前記記憶手段に設定すること、
を特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。 - 前記通信側制御手段は、受信した前記時間情報が、当該受信時点において前記記憶手段に記憶されている前記時間情報と等価である場合に、当該受信した前記時間情報を前記記憶手段に記憶させないこと、
を特徴とする請求項2、3、又は、5に記載の携帯端末装置。 - 前記通信手段は、前記モードの解除を行う旨の強制解除情報を前記外部装置から受信し、
前記本体側制御手段は、前記通信手段にて前記強制解除情報が受信された場合には、前記タイマ手段による監視状態に関わらず、前記所定モードを強制的に解除すること、
を特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の携帯端末装置。
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