JP5076917B2 - 移動無線端末装置 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば携帯電話機などの移動無線端末装置に関する。
周知のように、携帯電話機などの移動無線端末装置は、消費電力を節約するために、着信待ち受け時のおいては、例えば5秒ごとに受信部の起動と停止を繰り返して着信の発生を監視する間欠受信を行っていた。またバッテリの充電状態についても、この間欠受信に同期して、充電状態のチェックを行い、必要に応じて充電を行っていた。なお、バッテリの充電制御に関しては様々な手法が考案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、バッテリの自然放電は、間欠受信の期間程度ではほとんど生じないので、移動無線端末装置の電源が切られている場合には、充電状態をチェックする動作そのものがバッテリ電力の浪費につながっていた。また、このように短期間にバッテリの充電状態を監視することで、常に一定レベルの充電状態を保つことができる一方で、充電が比較的短い期間の間に頻繁に行われることになるため、充電の頻発によりバッテリに負荷を与え製品寿命に影響を与える虞があった。
特開平10−164764公報
従来の移動無線端末装置では、電源が投入されていない場合でも、充電器が接続されていれば、短期間の充電チェックが繰り返され、結果的に充電が比較的短い期間の間に頻繁に行われることになるため、充電の頻発によりバッテリに負荷を与え製品寿命に影響を与える虞があるという問題があった。
この発明は上記の問題を解決すべくなされたもので、電源が投入されていない場合の充電において、バッテリに負荷を与える負荷を軽減し、製品寿命に影響を軽減した移動無線端末装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、この発明は、ネットワークに接続された基地局と無線通信する移動無線端末装置において、充電器の接続を検出する充電器接続検出手段と、充電器から与えられる電力をバッテリに供給して所定の電圧レベルまで充電を行う充電手段と、電源のON/OFFを判定する判定手段と、充電手段によってバッテリが所定の閾値以上まで充電された後、判定手段が電源ONと判定した場合には、予め設定した第1周期が経過する毎に前回バッテリの電圧レベルを検出した時から所定の時間が経過後であればバッテリの電圧レベルを検出し、一方、判定手段が電源OFFと判定した場合には、第1周期よりも長い予め設定した第2周期が経過する毎に前回バッテリの電圧レベルを検出した時から所定の時間が経過後であればバッテリの電圧レベルを検出する検出手段と、検出手段が検出した電圧レベルが予め設定した閾値よりも低い場合に、充電手段によって充電を開始する充電開始手段とを具備して構成するようにした。
以上述べたように、この発明では、電源ONの場合には、第1周期が経過する毎にバッテリの電圧レベルを検出し、一方、電源OFFの場合には、第1周期よりも長い第2周期が経過する毎にバッテリの電圧レベルを検出して、充電の必要性の判定と充電を行うようにしている。
したがって、この発明によれば、電源がOFFの場合には、充電の必要性のチェックや充電を行うまでの時間を、電源がONの場合よりも長く設定しているので、電源が投入されていない場合の充電において、バッテリに負荷を与える負荷を軽減し、製品寿命に影響を軽減することが可能な移動無線端末装置を提供できる。
以下、図面を参照して、この発明の一実施形態について説明する。ここでは、この発明に係わる移動無線端末装置の一例として、携帯電話機を例に挙げて説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係わる移動無線端末装置の構成を示すブロック図である。この移動無線端末装置は、図1に示すように、主な構成要素として、アンテナ1と、無線通信部10と、信号処理部20と、通話部30と、表示部40およびそのインタフェース(I/F)41と、入力デバイス50およびそのインタフェース(I/F)51と、記憶部60と、充電器接続部70と、電力制御部71と、バッテリ80と、供給部81と、ハードウェアタイマ(HW)90と、制御部100とを備え、基地局装置BSと無線通信し、移動通信網NWを介して通信する機能を備える。
無線通信部10は、制御部100の指示にしたがって移動通信網NWに収容された基地局装置BSと無線通信を行うものであって、受信した無線信号をベースバンド信号にダウンコンバートして信号処理部20に出力し、また信号処理部20から出力される送信信号を無線周波の信号にアップコンバートしてアンテナ1より空間に放射する。
信号処理部20は、無線通信部10から入力されたベースバンドの受信信号から受信データを復調する。この復調によって得た受信データのうち、音声データについては、通話部30に出力し、その他の受信データ(例えば、電子メールデータ(受信)、Webデータ、ストリーミングデータ、種々の制御データなど)については、制御部100に出力する。
また信号処理部20は、通話部30から入力される音声データや、制御部100から与えられる送信データ(例えば、電子メールデータ(送信)や種々の制御データなど)に基づいて送信信号を生成し、無線通信部10に出力する。
通話部30は、スピーカ31やマイクロホン32を備え、マイクロホン32を通じて入力されたユーザの音声を符号化して音声データに変換して信号処理部20に出力したり、通話相手などから受信した音声データを復号し、増幅後、スピーカ31から出力するものである。
表示部40は、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro Luminescence)などを用いた表示デバイスであって、画像(静止画像および動画像)や文字情報などを表示して、視覚的にユーザに情報を伝達するものである。また表示部40は、インタフェース41によって駆動制御される。インタフェース41は、制御部100から与えられる表示データに基づいて、表示部40を駆動制御して、種々の情報を表示部40に表示させる。
入力デバイス50は、複数のキースイッチなどを備え、これを通じてユーザから指示(主電源のON/OFFも含む)を受け付けるものであって、受け付けた指示をインタフェース51が上記指示に応じた指示データに変換し、制御部100に出力する。これにより、制御部100は、上位指示データを解析することでユーザからの要求を認識する。
記憶部60は、制御部100の制御プログラムや制御データ、アプリケーションソフトウェア、通信相手の名称や電話番号などを対応づけたアドレスデータ、送受信した電子メールのデータ、WebブラウジングによりダウンロードしたWebデータや、ダウンロードしたストリーミングデータなどを記憶するものである。
充電器接続部70は、例えばACアダプタなどの充電用電力の供給源と接続するためのインタフェースであって、上記供給源との接続を検出し、これを制御部100に通知したり、上記供給源から与えられる電力を電力制御部71に出力する。
電力制御部71は、充電器接続部70を介して上記供給源から与えられる電力を、供給部81に出力したり、あるいは制御部100からの指示にしたがってバッテリ80に供給して、バッテリ80を充電する。
バッテリ80は、例えばリチウムイオンやニッケル水素などを用いた二次電池で、電力制御部71から供給される電力を蓄積し、この蓄積した電力を供給部81に出力する。なお、バッテリ80の出力電圧は、電力制御部71によって逐次検出され、バッテリ80が蓄積している電力が監視される。電力制御部71によって検出された、バッテリ80の蓄積している電力は、制御部100に出力される。
供給部81は、電力制御部71から電力が供給される場合(充電器を接続している場合)には、この電力を制御部100から指示にしたがって当該移動無線端末装置の各部に供給し、また電力制御部71から電力が供給されない場合(充電器を接続していない場合)には、制御部100からの指示に応じてバッテリ80の電力を当該移動無線端末装置の各部に供給する。このような制御部100からの供給制御により、バッテリセービングが為される。なお、後述するハードウェア(HW)タイマ90に対しては、制御部100からの制御とは無関係に、常に電力を供給する。
制御部100は、CPU(Central Processing Unit)などのマイクロプロセッサを備え、記憶部60が記憶する制御プログラムや制御データにしたがって動作するOS(Operating System)を備え、これにより当該移動無線端末装置の各部を統括して制御し、音声通信やデータ通信を実現するものである。また制御部100は、記憶部50が記憶するアプリケーションソフトウェアにしたがって動作し、電子メールの送受信や、Webブラウジング、ダウンロードしたストリーミングデータに基づいて動画像を表示部40に表示する通信制御機能を備える。
また制御部100は、着信待ち受け時にあっては、無線通信部10および供給部81を制御して、着信信号が送信される予め設定されたタイミングだけ無線通信部10を起動して着信を待ち受けるようにして、無線通信部10に間欠受信を行わせることでバッテリセービングを実現する。
さらに制御部100は、当該移動無線端末装置が充電器に接続される場合には、主電源がONかOFFかに応じて、異なる充電制御を行う。このような充電制御を行うために、通常タイマ111、HW(ハードウェア)タイマ制御手段112、イベント検出手段113、充電アプリケーション手段114、バッテリ監視制御手段115とを備える。これらの手段の詳細な動作については、後述する。
次に、上記構成の移動無線端末装置の動作について説明する。以下の説明では特に、この発明に係わる充電制御について説明する。
まず図2および図3を参照して、主電源がONの状態で、当該移動無線端末装置が充電器に接続された場合の動作について説明する。
移動無線端末装置が充電器に接続されると、これを充電器接続部70が検出し、充電器に接続された旨を制御部100に通知する(シーケンスS201)。これにより低消費電力動作中のCPUが通常の動作に移行する。なお、低消費電力動作とは、制御部100が動作を停止している状態である。また通常の動作とは、制御部100が動作している状態である。
また通常の動作に移行したCPUは、イベント検出手段113により、充電器の接続や電源ONのイベントの発生を監視する処理を開始するとともに、充電アプリケーション手段114を起動する。この状態で、充電器接続部70は、イベント検出手段113に対して、充電器に接続された旨を通知する(シーケンスS202)。これに対してイベント検出手段113は、「充電器に接続」というイベントの発生を検出し、これに伴い、充電アプリケーション手段114に対して、充電器に接続された旨を通知する(シーケンスS203)。
これに対して充電アプリケーション手段114は、充電中であることを示すLEDランプなどを点灯させ、バッテリ監視制御手段115に対して、充電の開始を指示する(シーケンスS204)。これを受けたバッテリ監視制御手段115は、電力制御部71によってバッテリ80の出力電圧レベルを測定し、所定の閾値以下であれば、バッテリ監視制御手段115は、OS110に対して、上記低消費電力動作の禁止要求を行う(シーケンスS205)。この禁止要求を受けたOS110は、以後、制御部100の稼働率低下などをきっかけに実行される低消費電力動作を、新たに解除要求が与えられるまで行わない。すなわち、制御部100の稼働率が低下しても低消費電力動作は行わない。
またバッテリ監視制御部115は、バッテリ80の出力電圧レベルが所定の閾値以下であるため、電力制御部71を制御してバッテリ80に電力を供給して充電を開始する(シーケンスS206)。
さらにバッテリ監視制御手段115は、通常タイマ111を起動して、現在時刻から予め設定された時間t1だけ未来の時刻を設定する(シーケンスS207)。t1として設定される時刻は、例えば現在より10秒後の時刻である。これにより通常タイマ111は、現在時刻を監視して、シーケンスS207によって設定された未来の時刻が到来するのを監視する。
やがて、通常タイマ111は、現在時刻が上記設定された未来の時刻となった、あるいはそれよりも経過したことを検出すると、タイマ満了時刻が到来した旨をバッテリ監視制御手段115に通知して、監視を終了する(シーケンスS208)。
これに対してバッテリ監視制御手段115は、通常タイマ満了時刻の到来の検出をきっかけに、電力制御部71によってバッテリ80の出力電圧レベルを測定する(シーケンスS209)。ここで、バッテリ80の出力電圧レベルが予め設定した充電閾値以上であることを検出すると(シーケンスS210)、バッテリ監視制御手段115は、充電アプリケーション手段114に対して、充電が完了している旨を通知する(シーケンスS211)。なお、バッテリ80の出力電圧レベルが上記充電閾値未満の場合については、後述するシーケンスS303以降の処理と同様の処理がなされて充電が開始される。
そしてバッテリ監視制御手段115は、シーケンスS207と同様にして、通常タイマ111を起動して、現在時刻から予め設定された時間t1だけ未来の時刻を設定する(シーケンスS212)。これにより通常タイマ111は、現在時刻の監視を開始し、シーケンスS212によって設定された未来の時刻が到来するのを監視する。
またバッテリ監視制御手段115は、OS110に対して、シーケンスS206の禁止要求により禁止された低消費電力動作を解除する解除要求を行う(シーケンスS213)。この解除要求を受けたOS110は、シーケンスS206以後、行わないようにしていた低消費電力動作を、所定の条件(例えば、制御部100の稼働率低下など)を満たした場合に実行するようにする。
このため、やがて充電制御すら生じず、制御部100の稼働率が低下すると、これを検出したOS110は、低消費電力動作を開始し(シーケンスS214)、これにより、制御部100の動作を停止した低消費電力状態となる。なお、低消費電力動作に移行しても、電源ONの場合、制御部100は、無線の処理を行うために所定の時間(n秒)の経過後に通常の動作に復帰する。所定の時間(n秒)は、例えば5秒である。
やがて、n秒間の間、低消費電力動作を実行した、すなわち低消費電力動作を開始してからn秒が経過したことを制御部100は検出すると、低消費電力動作を行っていた制御部100は、図3に示すように、通常の動作に復帰する。これにより、制御部100は、が再び動作する。そして、制御部100が再び動作を開始するのに応動してOS110が無線通信部10および信号処理部20を動作制御して、基地局装置BSからの無線信号を受信し、着信信号の到来を監視する。
また、通常タイマ111により現在時刻の監視も再開される。すると、通常タイマ111は、現在時刻がシーケンスS212で設定された未来の時刻となった、あるいはそれよりも経過したことを検出するため、タイマ満了時刻が到来した旨をバッテリ監視制御手段115に通知して、監視を終了する(シーケンスS301)。
バッテリ監視制御手段115は、通常タイマ満了時刻の到来の検出をきっかけに、電力制御部71によってバッテリ80の出力電圧レベルを測定する(シーケンスS302)。ここで、バッテリ80の出力電圧レベルが予め設定した充電閾値未満であることを検出すると(シーケンスS303)、バッテリ監視制御手段115は、充電アプリケーション手段114に対して、充電を行うように依頼する(シーケンスS304)。なお、バッテリ80の出力電圧が上記充電閾値以上の場合については、前述したシーケンスS211のように、充電完了を充電アプリケーション手段114に通知する。
これに対して充電アプリケーション手段114は、充電中を示すLEDランプなどを点灯させ、バッテリ監視制御手段115に対して充電の開始を許可する。これによりバッテリ監視制御手段115は、OS110に対して、上記低消費電力動作の禁止要求を行う(シーケンスS306)。この禁止要求を受けたOS110は、以後、低消費電力動作を、新たに解除要求が与えられるまで行わない。
またバッテリ監視制御手段115は、電力制御部71を制御してバッテリ80に電力を供給し充電を開始する(シーケンスS307)。さらにバッテリ監視制御手段115は、通常タイマ111を起動して、現在時刻から予め設定された時間t1だけ未来の時刻を設定する(シーケンスS308)。
これにより通常タイマ111は、現在時刻の監視を開始し、シーケンスS308によって設定された未来の時刻が到来するのを監視する。以後、シーケンスS208移行の動作を繰り返し実行する(シーケンスS309)。
次に、図4および図5を参照して、主電源がOFFの状態で、当該移動無線端末装置が充電器に接続された場合の動作について説明する。
主電源がOFFの状態にある移動無線端末装置は、充電器接続部70に充電器が接続されて電力が供給されると、電力制御部71および供給部81を介して制御部100に電力が供給されて制御部100が起動される(シーケンスS401)。
これにより制御部100は、記憶部60から制御プログラムや制御データを読み込み、OS100を起動する(シーケンスS402)。なお、これまで主電源がOFFの状態にあったため、この時点において、イベント検出手段113、充電アプリケーション手段114、バッテリ監視制御手段115は、それぞれ起動されていない。
起動されたOS110は、イベント検出手段113を起動し(シーケンスS403)、バッテリ監視制御手段115を起動し(シーケンスS404)、充電アプリケーション手段114を起動する(シーケンスS405)。
これに対してイベント検出手段113は、充電器接続部70に対して、充電器の接続状態について確認を行い(シーケンスS406)、充電器が接続状態にあることを検出する(シーケンスS407)。
これによりイベント検出手段113は、HWタイマ制御手段112を起動してHWタイマ90を始動するように指示し(シーケンスS408)、これに応動してHWタイマ制御手段112は、HWタイマ90を起動して、時間t2(>t1)のカウントダウンを開始する。時間t1は、充電完了を監視するために、例えば10秒であったのに対して、時間t2は、充電されたバッテリ80が放電して所定の閾値以下の電圧レベルとなるのを検出するために用いるため、例えば1時間というように長い時間とする。
またイベント検出手段113は、「充電器に接続」というイベントの発生を検出したことより、充電アプリケーション手段114に対して、充電器に接続された旨を通知する(シーケンスS409)。
これに対して充電アプリケーション手段114は、バッテリ監視制御手段115に対して、充電の開始を指示する(シーケンスS410)。これを受けたバッテリ監視制御手段115は、OS110に対して、上記低消費電力動作の禁止要求を行う(シーケンスS411)。この禁止要求を受けたOS110は、以後、制御部100の稼働率低下などをきっかけに実行する低消費電力動作を、新たに解除要求が与えられるまで行わない。すなわち、制御部100の稼働率が低下しても低消費電力動作は行わない。
またバッテリ監視制御手段115は、電力制御部71を制御してバッテリ80に電力を供給して充電を開始する(シーケンスS412)。
さらにバッテリ監視制御手段115は、通常タイマ111を起動して、現在時刻から予め設定された時間t1だけ未来の時刻を設定する(シーケンスS413)。これにより通常タイマ111は、現在時刻を監視し、シーケンスS413によって設定された未来の時刻が到来するのを監視する。
やがて、通常タイマ111は、現在時刻が上記設定された未来の時刻となった、あるいはそれよりも経過したことを検出すると、タイマ満了時刻が到来した旨をバッテリ監視制御手段115に通知して、監視を終了する(シーケンスS414)。
これに対してバッテリ監視制御手段115は、通常タイマ満了時刻の到来をきっかけに、電力制御部71によってバッテリ80の出力電圧レベルを測定する(シーケンスS415)。ここで、バッテリ80の出力電圧レベルが予め設定した充電閾値以上であることを検出すると(シーケンスS416)、バッテリ監視制御手段115は、充電アプリケーション手段114に対して、充電が完了している旨を通知する(シーケンスS417)。なお、バッテリ80の出力電圧レベルが上記充電閾値未満の場合については、引き続き充電が行われる。
そしてバッテリ監視制御手段115は、シーケンスS413と同様にして、通常タイマ111を起動して、現在時刻から予め設定された時間t1だけ未来の時刻を設定する(シーケンスS418)。これにより通常タイマ111は、現在時刻の監視を開始し、シーケンスS418によって設定された未来の時刻が到来するのを監視する。
またバッテリ監視制御手段115は、OS110に対して、シーケンスS412の禁止要求により禁止された低消費電力動作を解除する解除要求を行う(シーケンスS419)。この解除要求を受けたOS110は、シーケンスS412以後、行わないようにしていた低消費電力動作を、所定の条件(例えば、制御部100の稼働率低下など)を満たした場合に実行するようにする。
このため、やがて充電制御すら生じず、制御部100の稼働率が低下すると、これを検出したOS110は、低消費電力動作を開始する(シーケンスS420)。これにより、制御部100は動作を停止する。なお、電源ONの状態とは異なり、電源OFFでは無線の処理を行わないため、n秒(例えば5秒)という短い時間では制御部100は再度動作を開始しない。また、低消費電力動作に移行しても、供給部81によりHWタイマ90に電力は供給されるので、HWタイマ90によるカウントダウンは継続される。
やがて、シーケンスS408によるHWタイマ90の起動から時間t2が経過すると、HWタイマ90は、低消費電力動作していた制御部100を起動する(シーケンスS501)。これにより制御部100は、通常動作を再開する。
通常動作状態となった制御部100では、イベント検出手段113がHWタイマ90のタイムアウトをイベント発生として検出し(シーケンスS502)、シーケンスS408と同様にして、HWタイマ制御手段112を起動してHWタイマ90を始動するように指示する(シーケンスS503)。これに応動してHWタイマ制御手段112は、HWタイマ90を起動して、再び、時間t2(>t1)のカウントダウンを開始する。
やがて、制御部100が通常動作状態となったことより、シーケンスS418で設定された未来の時刻を経過したことが通常タイマ111によって検出される。これにより、通常タイマ111は、タイマ満了時刻が到来した旨をバッテリ監視制御手段115に通知して、監視を終了する(シーケンスS504)。
これに対してバッテリ監視制御手段115は、通常タイマ満了時刻の到来の検出をきっかけに、バッテリ80の出力電圧レベルを測定する(シーケンスS505)。ここで、バッテリ80の出力電圧レベルが予め設定した充電閾値未満であることを検出すると(シーケンスS506)、バッテリ監視制御手段115は、充電アプリケーション手段114に対して、充電を行うように依頼する(シーケンスS507)。なお、バッテリ80の出力電圧が上記充電閾値以上の場合については、前述したシーケンスS417のように、充電完了を充電アプリケーション手段114に通知する。
これに対して充電アプリケーション手段114は、充電中を示すLEDランプなどを点灯させ、バッテリ監視制御手段115に対して充電の開始を許可する。これによりバッテリ監視制御手段115は、OS110に対して、上記低消費電力動作の禁止要求を行う(シーケンスS509)。この禁止要求を受けたOS110は、以後、低消費電力動作を、新たに解除要求が与えられるまで行わない。
またバッテリ監視制御手段115は、電力制御部71を制御してバッテリ80に電力を供給し充電を開始する(シーケンスS510)。さらにバッテリ監視制御手段115は、通常タイマ111を起動して、現在時刻から予め設定された時間t1だけ未来の時刻を設定する(シーケンスS511)。
これにより通常タイマ111は、現在時刻の監視を開始し、シーケンスS511によって設定された未来の時刻が到来するのを監視する。以後、シーケンスS414移行の動作を繰り返し実行する(シーケンスS512)。
やがて、制御部100が低消費電力動作を行っている際に、充電器接続部70が当該移動無線端末装置と充電器との接続が解除されたことを検出すると、電力制御部71および供給部81を介して制御部100に電力が供給されて制御部100が起動される(シーケンスS513)。
また充電器接続部70は、充電器接続の解除をイベント検出手段113に通知する。この通知を受けたイベント検出手段113は、イベント「充電器接続の解除」の発生を検出し、これによりHWタイマ制御手段112にHWタイマ90を停止するように指示し(シーケンスS515)、これに応動してHWタイマ制御手段112は、HWタイマ90を停止する。
またイベント検出手段113は、イベント「充電器接続の解除」の発生を検出したことより、充電アプリケーション手段114に対して、充電器接続が解除された旨を通知する(シーケンスS516)。
これに対して充電アプリケーション手段114は、OS110に対して、主電源をOFFにするように指示する(シーケンスS517)。これを受けたOS110は、供給部81を制御して、制御部100への電力の供給を停止する要求を行う(シーケンスS518)。これにより供給部81は、制御部100への電力供給を停止し、主電源のOFF状態となる。
以上のように、上記構成の移動無線端末装置では、主電源がONの場合に充電器が接続された際には、低消費電力動作開始から無線処理を行うための短い時間(n)が経過するまで低消費電力動作を行い、その後、通常動作に復帰した時に通常タイマ111に設定された時間t1が経過していればバッテリ80の充電を必要に応じて行うようにし、一方、主電源がOFFの場合に充電器が接続された際には、低消費電力動作開始からHWタイマ90が時間t2(nやt1より大きい)が経過するまでの間だけ、低消費電力動作を行い、その後、通常動作に復帰した時に通常タイマ111に設定された時間t1が経過していればバッテリ80の充電を必要に応じて行うようにしている。つまり、低消費電力動作のときに、主電源がONの場合には、nが経過し、なおかつt1が経過するごとにバッテリ80の充電確認を行うのに対して、主電源がOFFの場合には、nよりも長いt2が経過し、なおかつt1が経過していればバッテリ80の充電確認を行う。
したがって、上記構成の移動無線端末装置によれば、主電源がOFFの場合には、充電の必要性のチェックや充電を行うまでの時間を、主電源がONの場合よりも長く設定しているので、主電源が投入されていない場合の充電において、バッテリに負荷を与える負荷を軽減し、製品寿命に影響を軽減することができる。
なお、この発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また上記実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって種々の発明を形成できる。また例えば、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除した構成も考えられる。さらに、異なる実施形態に記載した構成要素を適宜組み合わせてもよい。
その一例として例えば、上記実施の形態では、主電源のON/OFFは無関係に、充電器接続部70は充電器の接続を検出するものとして説明したが、低消費電力動作から通常の動作に移行した際に、制御部100が充電器接続部70を動作させてその検出結果を取得し、充電器の接続を判定するようにしてもよい。
また上記実施の形態では、主電源のON/OFFがいずれであっても、同じ閾値とバッテリ80の電圧レベルを比較してで充電の必要性を判定するようにしたが、主電源のON/OFFに応じた閾値とバッテリ80の電圧レベルを比較して、充電の必要性を判定するようにしてもよい。例えば、主電源がONの場合の閾値は、OFFの場合の閾値よりも高く設定する。
その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を施しても同様に実施可能であることはいうまでもない。
この発明に係わる移動無線端末装置の一実施の形態の構成を示す回路ブロック図。 図1に示した移動無線端末装置の動作を説明するシーケンス図。 図1に示した移動無線端末装置の動作を説明するシーケンス図。 図1に示した移動無線端末装置の動作を説明するシーケンス図。 図1に示した移動無線端末装置の動作を説明するシーケンス図。
符号の説明
1…アンテナ、10…無線通信部、20…信号処理部、30…通話部、31…スピーカ、32…マイクロホン、40…表示部、41,51…インタフェース(I/F)、50…入力デバイス、60…記憶部、70…充電器接続部、71…電力制御部、80…バッテリ、81…供給部、90…ハードウェア(HW)タイマ、100…制御部、111…通常タイマ、112…ハードウェア(HW)タイマ制御手段、113…イベント検出手段、114…充電アプリケーション手段、115…バッテリ監視制御手段、BS…基地局装置、NW…移動通信網。

Claims (5)

  1. ネットワークに接続された基地局と無線通信する移動無線端末装置において、
    充電器の接続を検出する充電器接続検出手段と、
    前記充電器から与えられる電力をバッテリに供給して所定の電圧レベルまで充電を行う充電手段と、
    電源のON/OFFを判定する判定手段と、
    前記充電手段によってバッテリが所定の閾値以上まで充電された後、前記判定手段が電源ONと判定した場合には、予め設定した第1周期が経過する毎に前回バッテリの電圧レベルを検出した時から所定の時間が経過後であればバッテリの電圧レベルを検出し、一方、前記判定手段が電源OFFと判定した場合には、前記第1周期よりも長い予め設定した第2周期が経過する毎に前回バッテリの電圧レベルを検出した時から所定の時間が経過後であればバッテリの電圧レベルを検出する検出手段と、
    前記検出手段が検出した電圧レベルが予め設定した閾値よりも低い場合に、前記充電手段によって充電を開始する充電開始手段とを具備することを特徴とする移動無線端末装置。
  2. 前記検出手段は、
    前記第1周期の経過を検出する第1周期検出手段と、
    前記第2周期の経過を検出する第2周期検出手段と、
    バッテリの電圧レベルを検出する電圧レベル検出手段とを備え、
    さらに、前記電圧レベル検出手段が検出した電圧レベルが予め設定した閾値以上となり前記充電手段による充電を停止した後に、前記電圧レベル検出手段による検出を停止させ、一方、電源ONの時には前記第1周期検出手段を継続させ、電源OFFの時には前記第2周期検出手段による検出を継続させる制御手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の移動無線端末装置。
  3. 前記第1周期検出手段は、前記電圧レベル検出手段による検出が停止した場合に、前記第1周期の経過の検出を開始することを特徴とする請求項2に記載の移動無線端末装置。
  4. 前記第2周期検出手段は、前記充電器接続検出手段が充電器の接続を検出した場合に、前記第2周期の経過の検出を開始することを特徴とする請求項2に記載の移動無線端末装置。
  5. 前記第2周期検出手段は、ハードウェアを用いたタイマにより前記第2周期の経過を検出し、
    前記制御手段は、電源OFFの時に前記電圧レベル検出手段が検出した電圧レベルが予め設定した閾値以上の場合には、ソフトウェアを停止させることで前記電圧レベル検出手段による検出を停止させ、一方、前記ハードウェアを継続動作させることで前記第2周期検出手段による検出を継続させ、前記第2周期検出手段によって前記第2周期の経過が検出されたときに前記電圧レベル検出手段による検出を行うことを特徴とする請求項2に記載の移動無線端末装置。
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