JP2006022685A - 外扇形動力装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 外部冷却ファンの回転作用による冷却気体が効率よく、かつスムースに流れるようにして効果的に動力装置本体を冷却する。
【解決手段】 回転電機本体21の端面から突出する回転軸5に外部冷却ファン19を設けるとともにこの外部冷却ファン19を覆う外扇カバー20を設け、外部冷却ファン19の回転作用により外扇カバー20の吸気側開口部20aから吸引した冷却気体を、外扇カバー20の排気側開口部20bを介して回転電機本体21外周部の冷却フィン8に向けて排出する。外扇ファン19のボス部19aは外周面を冷却気体の流れに沿う方向に傾斜させ、外扇カバー20における軸方向中間部20cの傾斜角度は冷却気体の流れに沿う方向に小さくし、回転電機本体21の回転軸5を支持する軸受ブラケット16の外表面には突起物を設けず、湾曲部16bの曲率を冷却気体の流れに沿う方向に大きくし、外扇カバー20の排気側開口部20bの径は冷却フィン8の径よりも小さくしてその端部を冷却フィン8の端部に近付けて配置することにより冷却気体の流れをスムースにする。
【選択図】 図1
【解決手段】 回転電機本体21の端面から突出する回転軸5に外部冷却ファン19を設けるとともにこの外部冷却ファン19を覆う外扇カバー20を設け、外部冷却ファン19の回転作用により外扇カバー20の吸気側開口部20aから吸引した冷却気体を、外扇カバー20の排気側開口部20bを介して回転電機本体21外周部の冷却フィン8に向けて排出する。外扇ファン19のボス部19aは外周面を冷却気体の流れに沿う方向に傾斜させ、外扇カバー20における軸方向中間部20cの傾斜角度は冷却気体の流れに沿う方向に小さくし、回転電機本体21の回転軸5を支持する軸受ブラケット16の外表面には突起物を設けず、湾曲部16bの曲率を冷却気体の流れに沿う方向に大きくし、外扇カバー20の排気側開口部20bの径は冷却フィン8の径よりも小さくしてその端部を冷却フィン8の端部に近付けて配置することにより冷却気体の流れをスムースにする。
【選択図】 図1
Description
この発明は、電動機、発電機、エンジンなどの動力装置に係り、特に動力装置本体の端面から突出する回転軸に外部冷却ファンを設けた外扇形動力装置に関するものである。
電動機、発電機、エンジンなどの動力装置においては、動力装置本体内で発生する熱を外部に効率よく放出するために強制冷却するようにしている。例えば外扇形回転電機では、回転電機本体の端面から突出する回転軸の端部に外部冷却ファンを設けるとともに、この外部冷却ファンを覆う外扇カバーを設け、この外扇カバーの軸方向外側に位置する端面の吸気側開口部から外部冷却ファンの回転作用で吸引した冷却気体(一般には空気)を吸引し、外扇カバー内を通して外扇カバーの排気側開口部から回転電機本体の外周部に設けられている、軸方向に長い多数の冷却フィンに向けて排出し、この多数の冷却フィンを介して回転電機本体を冷却するように構成している。
図3は従来の外扇形回転電機の主要部を示す断面図である。図3において、回転電機本体1は、固定子枠2、固定子3、回転子4、回転軸5、軸受ブラケット6および軸受7を備えている。円筒状の固定子枠2は、内周面に固定子3が設けられており、外周面には軸方向に長い多数の冷却フィン8が周方向に間隔をおいて設けられている。固定子3の内側に位置する回転子4には回転軸5が設けられており、この回転軸5は、固定子枠2の両側の端面に設けられた円盤状の軸受ブラケット6に軸受7を介して回転自在に支持されている。
回転電機本体1の端面である軸受ブラケット6から突出する回転軸5の端部には、外部冷却ファン9が設けられており、さらに底部に分散した多数の吸気側開口部10aを有するカップ状の外扇カバー10が外部冷却ファン9を覆うように設けられている。外扇カバー10は、排気側開口部10bの端部が軸受ブラケット6の外周面に周方向に分散して設けられた複数個の支持金具11を介して回転電機本体1に固定されている。
この構成により、回転電機本体1が駆動され、回転軸5を介して外部冷却ファン9が回転すると、その回転作用により外扇カバー10の吸気側開口部10aから冷却気体を吸引し、外扇カバー10の排気側開口部10bを介して回転電機本体1外周部の冷却フィン8に向けて冷却気体を排出して回転電機本体1を冷却するようになっている。
ところで、上記のような構成の外扇形回転電機においては、外部冷却ファン9を回転軸5に固定しているボス部9aが円筒形状であるため、吸気側開口部10aより吸引される冷却気体の流れ(矢印で示す)が阻害され、外部冷却ファン9の羽根9bの内径側近傍をファンとして有効に活用できていない問題があった。
また外扇カバー10の形状において、特に軸方向中間部10cが外部冷却ファン9の冷却気体排出部付近で急激に広がっており、冷却気体が排気側開口部10bに向けてスムースに流れていないという問題があった。
さらに軸受ブラケット6の外表面には冷却フィン6aなどの突起物があり、また軸受ブラケット6が排気側開口部10bに対して急激に曲がっている湾曲部6bを有しており、これらが障害となって冷却気体が排気側開口部10bに向けてスムースに流れていないという問題があった。
一方、外扇カバー10の排気側開口部10bの径は、回転電機本体1外周部の冷却フィン8の外径と同等もしくはそれ以上となっており、排気側開口部10bの開口面積が広いので、冷却気体の風速が遅くなり、冷却フィン8に向けて冷却気体が有効に排出されていないという問題もあった。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、外部冷却ファンの回転作用による冷却気体が効率よく、かつスムースに流れるようにして効果的に動力装置本体を冷却することのできる外扇形動力装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明による外扇形動力装置は、動力装置本体の端面から突出する回転軸に外部冷却ファンを設けるとともにこの外部冷却ファンを覆う外扇カバーを設け、外部冷却ファンの回転作用により外扇カバーの吸気側開口部から吸引した冷却気体を、外扇カバーの排気側開口部を介して動力装置本体の外周部の冷却フィンに向けて排出する外扇形動力装置において、外扇ファンを回転軸に固定するボス部の外周面を冷却気体の流れに沿う方向に傾斜させて構成したことを特徴とする。
また本発明による本発明による外扇形動力装置は、動力装置本体の端面から突出する回転軸に外部冷却ファンを設けるとともにこの外部冷却ファンを覆う外扇カバーを設け、外部冷却ファンの回転作用により外扇カバーの吸気側開口部から吸引した冷却気体を、外扇カバーの排気側開口部を介して動力装置本体の外周部の冷却フィンに向けて排出する外扇形動力装置において、外扇カバーにおける軸方向中間部の傾斜角度を冷却気体の流れに沿う方向に小さく構成したことを特徴とする。
さらに本発明による外扇形動力装置は、動力装置本体の端面から突出する回転軸に外部冷却ファンを設けるとともにこの外部冷却ファンを覆う外扇カバーを設け、外部冷却ファンの回転作用により外扇カバーの吸気側開口部から吸引した冷却気体を、外扇カバーの排気側開口部を介して動力装置本体の外周部の冷却フィンに向けて排出する外扇形動力装置において、動力装置本体の回転軸を支持する軸受ブラケットの外表面に突起物を設けず、かつ外扇カバー側に位置する湾曲部の曲率を冷却気体の流れに沿う方向に大きく構成したことを特徴とする。
また本発明による外扇形動力装置は、動力装置本体の端面から突出する回転軸に外部冷却ファンを設けるとともにこの外部冷却ファンを覆う外扇カバーを設け、外部冷却ファンの回転作用により外扇カバーの吸気側開口部から吸引した冷却気体を、外扇カバーの排気側開口部を介して動力装置本体の外周部の冷却フィンに向けて排出する外扇形動力装置において、外扇カバーの排気側開口部の径を動力装置本体外周部の冷却フィンの径よりも小さく構成し、かつ外扇カバーの排気側開口部の端部を冷却フィンの端部に近付けて配置したことを特徴とする。
さらに本発明による外扇形動力装置は、動力装置本体の端面から突出する回転軸に外部冷却ファンを設けるとともにこの外部冷却ファンを覆う外扇カバーを設け、外部冷却ファンの回転作用により外扇カバーの吸気側開口部から吸引した冷却気体を、外扇カバーの排気側開口部を介して動力装置本体の外周部の冷却フィンに向けて排出する外扇形動力装置において、外扇ファンを回転軸に固定するボス部の外周面を冷却気体の流れに沿う方向に傾斜させる第1の構成、外扇カバーにおける軸方向中間部の傾斜角度を冷却気体の流れに沿う方向に小さくする第2の構成、動力装置本体の回転軸を支持する軸受ブラケットの外表面に突起物を設けず、かつ外扇カバー側に位置する湾曲部の曲率を冷却気体の流れに沿う方向に大きくする第3の構成、外扇カバーの排気側開口部の径を動力装置本体外周部の冷却フィンの径よりも小さく構成し、かつ外扇カバーの排気側開口部の端部を冷却フィンの端部に近付けて配置する第4の構成のうち、少なくとも2以上の構成を組み合わせて構成したことを特徴とする。
本発明によれば、外部冷却ファンの回転作用により外扇カバーの吸気側開口部から吸引され、外扇カバーの排気側開口部を介して動力装置本体の外周部の冷却フィンに向けて排出される冷却気体が効率よく、かつスムースに流れるようになるので、動力装置本体を効果的に冷却することができる。
図1は本発明による第1の実施の形態に係る外扇形回転電機の主要部を示す断面図である。図1において、回転電機本体21は、固定子枠2、固定子3、回転子4、回転軸5、軸受ブラケット16および軸受7を備えており、円筒状の固定子枠2の内周面に固定子3が設けられ、外周面に軸方向に長い多数の冷却フィン8が周方向に間隔をおいて設けられ、さらに固定子3の内側に位置する回転子4には回転軸5が設けられて固定子枠2の両側の端面に設けられた円盤状の軸受ブラケット16に軸受7を介して回転自在に支持されているところは従来と同様である。
また回転電機本体21の端面である軸受ブラケット16から突出する回転軸5の端部に外部冷却ファン19が設けられ、さらに底部に分散した多数の吸気側開口部20aを有するカップ状の外扇カバー20が外部冷却ファン19を覆うように設けられ、外扇カバー20における排気側開口部20bの端部が軸受ブラケット16の外周面に周方向に分散して設けられた複数個の支持金具11を介して回転電機本体21に固定されているところも従来と同様である。
本実施の形態における第1の特徴は、外扇ファン19を回転軸5に固定するボス部19aの外周面を、端面から羽根19bの取付部に近づくに従って径が徐々に大きくなるようにして冷却気体の流れ(矢印で示す)に沿う方向に傾斜させて構成したところにある。
また本実施の形態における第2の特徴は、外扇カバー20における軸方向中間部20cの傾斜角度を冷却気体の流れに沿う方向に小さくし、緩やかな傾斜となるように構成したことにある。
さらに本実施の形態における第3の特徴は、回転電機本体21の回転軸5を支持する軸受ブラケット16の外表面に冷却フィンなどの突起物を設けずに、しかも外扇カバー20側に位置する湾曲部16bの曲率を冷却気体の流れに沿う方向に大きくしたところにある。
また本実施の形態における第4の特徴は、外扇カバー20の排気側開口部20bの径を回転電機本体21外周部の冷却フィン8の径よりも小さく構成し、しかも外扇カバー20の排気側開口部20bの端部を冷却フィン8の端部に可能な限り近付けて配置し、その間から冷却気体が大きく漏れないように構成したところにある。
この構成により、回転電機本体21が駆動され、回転軸5を介して外部冷却ファン19が回転すると、その回転作用により外扇カバー20の吸気側開口部20aから冷却気体を吸引し、外扇カバー20の排気側開口部20bを介して回転電機本体21外周部の冷却フィン8に向けて冷却気体を排出して回転電機本体21を冷却することができる。そして本実施の形態においては、外部冷却ファン19を回転軸5に固定しているボス部19aの外周面が冷却気体の流れに沿うように傾斜しているため、外部冷却ファン19の内径側近傍の羽根19bをファンとして有効に活用できるようになり、しかも吸気側開口部20aより吸引される冷却気体の流れがスムースになって効率よく冷却気体を送り出すことができる。
また外扇カバー20においては、特に軸方向中間部20cが外部冷却ファン19の冷却気体排出部付近から排気側開口部20b側に向けて緩やかな傾斜になっているために冷却気体が排気側開口部20bに向けてスムースに流れていくようになる。
さらに軸受ブラケット16の外表面には冷却フィンなどの突起物がなく、また軸受ブラケット16の湾曲部16bが排気側開口部20bに向けて緩やかに湾曲していることから、冷却気体が排気側開口部20bに向けてスムースに流れていくことになる。
一方、外扇カバー20の排気側開口部20bの端部は、冷却フィン8の端部と突き合わさるように配置されており、外扇カバー20の排気側開口部20bから排出される冷却気体がその間からほとんど漏れないようになっているので、排気側開口部20bの開口面積が狭くなることにより冷却気体の風速が速くなることと相俟って冷却フィン8に向けて冷却気体が効率よく排出されることになる。しかも外扇カバー20のサイズが小さくなるので軽量化を図ることもできる。
これらの構成により外部冷却ファン19の回転作用による冷却気体が外扇カバー20内を効率よく、かつスムースに流れるようになって効果的に回転電機本体21を冷却することができる。
図2は本発明による第2の実施の形態に係る外扇形回転電機の主要部を示す断面図である。図2において、本実施の形態が図1に示す第1の実施の形態と異なる点は、回転軸15が外扇カバー20を貫通して相手側機器と連結できるように構成されているところにある。このような構成であっても、外扇ファン19を回転軸15に固定するボス部19aの外周面を冷却気体の流れに沿う方向に傾斜させる第1の構成、外扇カバー20における軸方向中間部20cの傾斜角度を冷却気体の流れに沿う方向に小さくする第2の構成、回転電機本体21の回転軸15を支持する軸受ブラケット16の外表面に突起物を設けず、かつ外扇カバー20側に位置する湾曲部16bの曲率を冷却気体の流れに沿う方向に大きくする第3の構成、および外扇カバー20の排気側開口部20bの径を回転電機本体21外周部の冷却フィン8の径よりも小さく構成し、かつ外扇カバー20の排気側開口部20bの端部を冷却フィン8の端部に近付けて配置する第4の構成を採用することができる。
なお上記各実施の形態においては、第1から第4の構成のすべてを備えた場合について説明したが、1つの構成のみを採用したり、あるいは2または3個の構成(特徴)を組み合わせても、冷却気体が外扇カバー20内を効率よく、かつスムースに流れるようになって効果的に回転電機本体21を冷却することができる。
また上記実施の形態においては、回転電機を例にとり説明したが、本発明は、エンジンなどの機器本体を冷却するために回転軸に外部冷却ファンを取り付けた動力装置においても同様に適用できるものである。
1,21…回転電機本体(動力装置本体)
2…固定子枠
3…固定子
4…回転子
5,15…回転軸
6,16…軸受ブラケット
6a…突起物
6b,16b…湾曲部
7…軸受
8…冷却フィン
9,19…外部冷却ファン
9a,19a…ボス部
9b,19b…羽根
10,20…外扇カバー
10a,20a…吸気側開口部
10b,20b…排気側開口部
10c,20c…軸方向中間部
11…支持金具
2…固定子枠
3…固定子
4…回転子
5,15…回転軸
6,16…軸受ブラケット
6a…突起物
6b,16b…湾曲部
7…軸受
8…冷却フィン
9,19…外部冷却ファン
9a,19a…ボス部
9b,19b…羽根
10,20…外扇カバー
10a,20a…吸気側開口部
10b,20b…排気側開口部
10c,20c…軸方向中間部
11…支持金具
Claims (5)
- 動力装置本体の端面から突出する回転軸に外部冷却ファンを設けるとともにこの外部冷却ファンを覆う外扇カバーを設け、前記外部冷却ファンの回転作用により前記外扇カバーの吸気側開口部から吸引した冷却気体を、前記外扇カバーの排気側開口部を介して前記動力装置本体の外周部の冷却フィンに向けて排出する外扇形動力装置において、前記外扇ファンを前記回転軸に固定するボス部の外周面を前記冷却気体の流れに沿う方向に傾斜させて構成したことを特徴とする外扇形動力装置。
- 動力装置本体の端面から突出する回転軸に外部冷却ファンを設けるとともにこの外部冷却ファンを覆う外扇カバーを設け、前記外部冷却ファンの回転作用により前記外扇カバーの吸気側開口部から吸引した冷却気体を、前記外扇カバーの排気側開口部を介して前記動力装置本体の外周部の冷却フィンに向けて排出する外扇形動力装置において、前記外扇カバーにおける軸方向中間部の傾斜角度を前記冷却気体の流れに沿う方向に小さく構成したことを特徴とする外扇形動力装置。
- 動力装置本体の端面から突出する回転軸に外部冷却ファンを設けるとともにこの外部冷却ファンを覆う外扇カバーを設け、前記外部冷却ファンの回転作用により前記外扇カバーの吸気側開口部から吸引した冷却気体を、前記外扇カバーの排気側開口部を介して前記装置本体の外周部の冷却フィンに向けて排出する外扇形動力装置において、前記動力装置の回転軸を支持する軸受ブラケットの外表面に突起物を設けず、かつ前記外扇カバー側に位置する湾曲部の曲率を冷却気体の流れに沿う方向に大きく構成したことを特徴とする外扇形動力装置。
- 動力装置本体の端面から突出する回転軸に外部冷却ファンを設けるとともにこの外部冷却ファンを覆う外扇カバーを設け、前記外部冷却ファンの回転作用により前記外扇カバーの吸気側開口部から吸引した冷却気体を、前記外扇カバーの排気側開口部を介して前記動力装置本体の外周部の冷却フィンに向けて排出する外扇形動力装置において、前記外扇カバーの排気側開口部の径を前記動力装置本体外周部の冷却フィンの径よりも小さく構成し、かつ前記外扇カバーの排気側開口部の端部を前記冷却フィンの端部に近付けて配置したことを特徴とする外扇形動力装置。
- 動力装置本体の端面から突出する回転軸に外部冷却ファンを設けるとともにこの外部冷却ファンを覆う外扇カバーを設け、前記外部冷却ファンの回転作用により前記外扇カバーの吸気側開口部から吸引した冷却気体を、前記外扇カバーの排気側開口部を介して前記動力装置本体の外周部の冷却フィンに向けて排出する外扇形動力装置において、前記外扇ファンを前記回転軸に固定するボス部の外周面を前記冷却気体の流れに沿う方向に傾斜させる第1の構成、前記外扇カバーにおける軸方向中間部の傾斜角度を冷却気体の流れに沿う方向に小さくする第2の構成、前記動力装置本体の回転軸を支持する軸受ブラケットの外表面に突起物を設けず、かつ前記外扇カバー側に位置する湾曲部の曲率を冷却気体の流れに沿う方向に大きくする第3の構成、前記外扇カバーの排気側開口部の径を前記動力装置本体外周部の冷却フィンの径よりも小さく構成し、かつ前記外扇カバーの排気側開口部の端部を前記冷却フィンの端部に近付けて配置する第4の構成のうち、少なくとも2以上の構成を組み合わせて構成したことを特徴とする外扇形動力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004200139A JP2006022685A (ja) | 2004-07-07 | 2004-07-07 | 外扇形動力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004200139A JP2006022685A (ja) | 2004-07-07 | 2004-07-07 | 外扇形動力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006022685A true JP2006022685A (ja) | 2006-01-26 |
Family
ID=35796150
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004200139A Withdrawn JP2006022685A (ja) | 2004-07-07 | 2004-07-07 | 外扇形動力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006022685A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102420490A (zh) * | 2011-10-08 | 2012-04-18 | 台邦电机工业有限公司 | 一种马达壳体 |
JP2012196032A (ja) * | 2011-03-16 | 2012-10-11 | Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd | 回転電機 |
WO2015190077A1 (ja) * | 2014-06-11 | 2015-12-17 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 温度調和ユニット、温度調和システムおよび温度調和ユニットを備えた車両 |
-
2004
- 2004-07-07 JP JP2004200139A patent/JP2006022685A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20071002 |