JPH11206072A - モータの冷却構造 - Google Patents

モータの冷却構造

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Publication number
JPH11206072A
JPH11206072A JP61798A JP61798A JPH11206072A JP H11206072 A JPH11206072 A JP H11206072A JP 61798 A JP61798 A JP 61798A JP 61798 A JP61798 A JP 61798A JP H11206072 A JPH11206072 A JP H11206072A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
blade
rotor
outer frame
cooling
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP61798A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Koike
修 小池
Norimasa Ooguchi
徳聖 大口
Saburo Ozawa
三郎 小沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
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Publication of JPH11206072A publication Critical patent/JPH11206072A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モータの小型化や冷却構造部のメンテナンス
フリーを図り、冷却効率を向上する。 【解決手段】 ロータ5が取り付けられているロータ外
枠6は、軸受7を介して固定軸3に回転自在に設けられ
ている。ケーシング8の端面には、吸込口9及び吐出口
10が形成されている。冷却ファン20の羽根21は、
ロータ外枠6の外周面に取り付けられている。モータ駆
動してロータ外枠6が回転すると、羽根21も回転し
て、空気がケーシング8内を流通して冷却が行われる。
羽根21がロータ外枠6に取り付けられており、羽根2
1がモータと一体構造となっているため、モータ全体が
小型になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はモータの冷却構造に
関し、モータの小型化や冷却構造部分でのメンテナンス
フリーが図れるように工夫したものである。
【0002】
【従来の技術】モータ(電動機)を運転すると、内部に
は損失による発熱が生じ、モータの温度が上昇する。モ
ータ温度が高くなりすぎると、絶縁物や軸受等を損傷し
てしまう恐れがあるため、モータ温度が許容温度を越え
ないように冷却をしている。
【0003】冷却の手法としては、空冷通風型の冷却手
法を用いることが多い。この空冷通風型冷却手法では、
モータに冷却ファンを取り付けており、冷却ファンの回
転により空気を流通させて、モータを冷却している。
【0004】従来技術では、モータと冷却ファンとは別
体の部材であり、モータの回転を冷却ファンに伝達し
て、冷却ファンを回転させている。具体的には、冷却フ
ァンをモータの回転軸に直結したり、動力伝達機構(ベ
ルト等)を介してモータの回転軸からの回転動力を冷却
ファンに伝達したりして、冷却ファンを回転させてい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来技術で
はモータと冷却ファンとは別体の部材であるため、冷却
ファンを取り付けるための余分なスペースが必要であ
り、モータ全体としての構成が大型化していた。
【0006】またベルト等を用いた動力伝達機構を用い
たものでは、動力伝達機構のメンテナンスが必要であ
り、保守が面倒であった。また、動力伝達機構における
ロス(ベルトの滑り等)があり、冷却効率がやや劣って
いた。
【0007】本発明は、上記従来技術に鑑み、小型化や
冷却構造部分でのメンテナンスフリーが実現できしか
も、冷却効率のよいモータの冷却構造を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の構成は、固定設置されている固定軸に対して、ステ
ータコイルが固定して設けられると共に、ロータが固定
して取り付けられているロータ外枠が回転自在に設けら
れており、前記ロータ外枠には冷却ファンの羽根が取り
付けられていることを特徴とする。
【0009】また本発明では、前記羽根は、前記ロータ
外枠の外周面に取り付けられていることを特徴とする。
【0010】また本発明では、前記羽根は、前記ロータ
外枠の端面に取り付けられており、回転することにより
前記ロータ外枠の内部に空気を流通させることを特徴と
する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づき詳細に説明する。
【0012】図1は本発明の第1の実施の形態にかかる
モータの冷却機構を示す。同図に示すようにベース1に
は支え部2が立設されており、固定軸3は、支え部2の
支えボス2aに固定されている。
【0013】ステータコイル4は固定軸3に固定して設
けられている。ロータ5はロータ外枠6の内周面に固定
して取り付けられており、ロータ外枠6は軸受7を介し
て、固定軸3に回転自在に設けられている。なお、ステ
ータコイル4に電流を供給するためのリード線が、固定
軸3内に配線されている。
【0014】ケーシング8は、支えボス2aを中心とし
て放射状に配置されているケーシング支え8a(図1で
は隠れていて見えない、図6参照)を介して、支え部2
に固定されている。このケーシング8には、一方の端面
(図1では右端面)に吸込口9が形成され、他方の端面
(図1では左端面)に吐出口10が形成されている。そ
して、吸込口9及び吐出口10には、金網11が設置さ
れている。
【0015】更に、冷却ファン20を形成する複数の羽
根21は、ロータ外枠6の外周面に取り付けられてい
る。羽根21をロータ外枠6に取り付ける構造として
は、図2〜図3に示す各種の手法が採用される。
【0016】即ち、図2に示すように、羽根21の羽根
ボス21aを、ボルト30によりロータ外枠6に固定す
る。または、図3に示すように、羽根21の羽根ボス2
1aとロータ外枠6の外周面に形成したロータ外枠ボス
6aとをボルト31により固定する。または、図4に示
すように、ロータ外枠6の外周面に径方向に延びる長い
ロータ外枠ボス6bを形成し、羽根21の羽根面21b
を、ボルト32により前記ロータ外枠ボス6bに固定す
る。
【0017】上記構成となっているモータでは、モータ
駆動が行われてロータ5及びロータ外枠6が回転する
と、この回転に伴い、冷却ファン20の羽根21が、固
定軸3の軸回りで回転する。このため、空気が吸込口9
からケーシング8内に取り込まれ、取り込まれた空気
は、ケーシング8内を軸方向に沿い流通し、吐出口10
から排出される。このような空気の流れにより、モータ
の空冷が行われる。
【0018】かかる第1の実施の形態では、冷却ファン
20の羽根21が、モータに一体的に形成されているた
め、羽根21を設置するための余分なスペースが不要に
なり、モータ全体として小型になる。また、羽根とモー
タとの間に動力伝達機構が存在しないため、動力伝達機
構のメンテナンスは不要になり、また、動力伝達機構に
おいて生ずるロスも無くなる。
【0019】次に本発明の第2の実施の形態にかかるモ
ータの冷却構造を、図5を参照して説明する。第2の実
施の形態では、ロータ外枠6の一端面(図5では右端
面)に吸込口35を形成し、ロータ外枠6の他端面(図
5では左端面)に吐出口36を形成している。更に、ロ
ータ外枠6の一端部(図5では右端部)に第2の羽根4
1を取り付けている。
【0020】ケーシング8の一端面(右端面)には、内
周側に吸込口9aが、外周側に吸込口9が形成され、ケ
ーシング8の他端面(左端面)には、内周側に吐出口1
0aが、外周側に吐出口10が形成されている。また、
ケーシング8内には、内周側空間と、外周側空間とを仕
切るように、リング状の仕切り板8bが配置されてい
る。
【0021】他の部分の構成は、図1に示す第1の実施
の形態と同様である。
【0022】上記構成となっているモータでは、モータ
駆動が行われてロータ5及びロータ外枠6が回転する
と、この回転に伴い、冷却ファン20の羽根21が、固
定軸3の軸回りで回転する。このため、空気が吸込口9
からケーシング8内に取り込まれ、取り込まれた空気
は、ケーシング8内のうち仕切り板8bよりも外周側の
空間を軸方向に沿い流通し、吐出口10から排出され
る。このような空気の流れにより、特にモータの外周側
部分の空冷が行われる。
【0023】また、モータ駆動が行われてロータ5及び
ロータ外枠6が回転すると、この回転に伴い、羽根41
が、固定軸3の軸回りで回転する。このため、空気が吸
込口35からケーシング8内のうち仕切り板8bよりも
内周側の空間に取り込まれ、取り込まれた空気は吸込口
9aからロータ外枠6内に入り、ロータ外枠6内の空間
を軸方向に沿い流通し、ステータコイル4やロータ5を
冷却してから、吐出口36,10aを通って排出され
る。このような空気の流れにより、モータの内周側部分
(特に発熱の大きいステータコイル4やロータ5)の空
冷が良好に行われる。
【0024】かかる第2の実施の形態では、羽根21及
び羽根41が、モータに一体的に形成されているため、
羽根21,41を設置するための余分なスペースが不要
になり、モータ全体として小型になる。また、羽根とモ
ータとの間に動力伝達機構が存在しないため、動力伝達
機構のメンテナンスは不要になり、また、動力伝達機構
において生ずるロスも無くなる。
【0025】なお、羽根41を、ロータ外枠6の他端部
(図5では左端部)に取り付けるようにしてもよい。羽
根41を右端部に取り付けるときには、羽根41は吸込
ファンとして機能し、羽根41を左端部に取り付けると
きには、羽根41は吐出ファンとして機能する。
【0026】次に本発明の第3の実施の形態にかかるモ
ータの冷却構造を図6に示す。第3の実施の形態では、
ケーシング8の端面に吸込口9を形成し、ケーシング8
の周面の一か所に吐出口10bを形成している。他の部
分の構成は、第1または第2の実施の形態と同様になっ
ている。
【0027】第3の実施の形態では、特に、モータ容量
およびファン容量の大きい場合に適用して有効である。
【0028】
【発明の効果】以上実施の形態と共に具体的に説明した
ように、本発明によれば、冷却ファンの羽根をロータ外
枠に取り付けているため、つまり、羽根をモータと一体
とした部材としているため、羽根を設置するための余分
なスペースが不要になり、モータ全体として小型にな
る。また、羽根とモータとの間に動力伝達機構が存在し
ないため、動力伝達機構のメンテナンスは不要になり、
また、動力伝達機構において生ずるロスも無くなり冷却
効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかるモータの冷
却構造を示す構成図。
【図2】羽根とロータ外枠との取り付け構造を示す構成
図。
【図3】羽根とロータ外枠との取り付け構造を示す構成
図。
【図4】羽根とロータ外枠との取り付け構造を示す構成
図。
【図5】本発明の第2の実施の形態にかかるモータの冷
却構造を示す構成図。
【図6】本発明の第3の実施の形態にかかるモータの冷
却構造を示す構成図。
【符号の説明】
1 ベース 2 支え部 2a 支えボス 3 固定軸 4 ステータコイル 5 ロータ 6 ロータ外枠 6a,6b ロータ外枠ボス 7 軸受 8 ケーシング 8a ケーシング支え 8b 仕切り板 9,9a 吸込口 10,10a,10b 吐出口 11 金網 20 冷却ファン 21 羽根 21a 羽根ボス 21b 羽根面 30,31,32 ボルト 35 吸込口 36 吐出口 41 羽根

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定設置されている固定軸に対して、ス
    テータコイルが固定して設けられると共に、ロータが固
    定して取り付けられているロータ外枠が回転自在に設け
    られており、 前記ロータ外枠には冷却ファンの羽根が取り付けられて
    いることを特徴とするモータの冷却構造。
  2. 【請求項2】 前記羽根は、前記ロータ外枠の外周面に
    取り付けられていることを特徴とする請求項1のモータ
    の冷却構造。
  3. 【請求項3】 前記羽根は、前記ロータ外枠の端面に取
    り付けられており、回転することにより前記ロータ外枠
    の内部に空気を流通させることを特徴とする請求項1の
    モータの冷却構造。
JP61798A 1998-01-06 1998-01-06 モータの冷却構造 Withdrawn JPH11206072A (ja)

Priority Applications (1)

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JP61798A JPH11206072A (ja) 1998-01-06 1998-01-06 モータの冷却構造

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JP61798A JPH11206072A (ja) 1998-01-06 1998-01-06 モータの冷却構造

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JPH11206072A true JPH11206072A (ja) 1999-07-30

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JP61798A Withdrawn JPH11206072A (ja) 1998-01-06 1998-01-06 モータの冷却構造

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