JP2006021687A - 車両機器制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 車両固有のIDを所有する者の管理が容易な携帯端末機器による車両機器制御装置を提供する。
【解決手段】 携帯端末機器12を用いて車両機器25の制御を行う方法において、トランスミッタ1は特定のIDを有する記憶媒体11と、記憶媒体11が脱着可能であり記憶媒体11が有する特定のIDを含む信号を発信することが出来る携帯端末機器12とから構成され、車両2は少なくとも上記トランスミッタ1と交信可能な車両送受信部21と、車両機器25の制御が可能なECU22とから構成される制御装置20とを有しており、携帯端末機器12とは別体として構成された記憶媒体11が特定のIDを有していることによって、携帯端末機器12の機種を変更した際に特定のIDを登録し直す必要が無く煩雑さを解消することが出来る。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯端末機器によって車両機器の制御を行う技術に関するものである。
車両固有のIDが登録されたトランスミッタのボタンを操作することで車両機器の制御を行うキーレスエントリや、車両固有のIDが登録されたトランスミッタと車両とで相互通信の認証を行うスマートエントリ機能を用いて車両を制御する技術が従来から知られている。
しかし、上記従来の技術では、車両を使用する者(ユーザ)が、車両を使用する際に固有のトランスミッタを所持しなければならず、また、使用し得る者全てがトランスミッタを所持しなければならない。
また、上記従来の技術では、車両から比較的近い距離若しくは車室内でしか使用することが出来ず、さらに、車両に対して一対一の関係でトランスミッタが存在するため、ユーザが複数の車両を所有する場合には、複数のトランスミッタを所持せねばならず、非常に煩雑になるという問題がある。
かかる課題を解決するために、携帯電話機に上記車両固有のIDを付加し、車両を使用するユーザが、ユーザID情報を入力することでユーザ認証を行い携帯電話機を上記トランスミッタとして機能させる技術が下記特許文献1に開示されている。
特開2003−51892号公報
この技術は、携帯電話機をトランスミッタとして利用するためユーザがトランスミッタを所持する必要が無く、且つ携帯電話機の交信可能な範囲であれば車両から離れた位置から車両機器を制御することが出来るという利点を有する。
しかし、かかる先行技術では、携帯電話機に車両固有のIDを登録しトランスミッタとして用いるため、ユーザは携帯電話機の機種変更を行う際に、上記車両固有のID及びユーザID情報を登録し直さなければならず煩雑であるという問題がある。
また、トランスミッタとして使用する携帯電話機全てに車両固有のIDを登録する必要があり、登録作業が繁雑であるとともに、車両固有のIDが登録された携帯電話機の管理も複雑となる。
そこで、本願発明は、IDの登録をし直さず、車両固有のIDを所有する者の管理が容易な携帯端末機器による車両機器制御装置の提供を目的とする。
請求項1記載の本発明は、特定のIDが記憶される記憶媒体と、同記憶媒体が脱着可能であって上記IDを含む信号を発信できる携帯端末機器と、車両に搭載され上記携帯端末機器による信号に含まれる上記IDが自車両固有のIDとして許容できるものであるとき、上記信号に基づき車両機器を制御する制御装置とを有することを特徴とする。
尚、上記の構成における携帯端末機器の好ましい形態として、上記記憶媒体が脱着可能で、且つ公衆回線に接続可能なものであり、携帯電話機、PHS、PDA等が考えられる。
本発明の車両機器制御装置は、特定のIDが記憶される記憶媒体と、同記憶媒体が脱着可能であって上記IDを含む信号を発信できる携帯端末機器と、車両に搭載され上記携帯端末機器による信号に含まれる上記IDが自車両固有のIDとして許容できるものであるとき、上記信号に基づき車両機器を制御する制御装置とを有することを特徴とするので、ユーザが携帯端末機器の機種交換をする際に、IDの登録をし直す必要が無いため煩雑さがなく、また、車両固有のIDとして許容できるIDの所有者を管理することが容易となるという作用効果を奏する。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は、本発明の実施形態としてシステムの概略の構成を示し、図2は本発明の第1実施例におけるトランスミッタ側の制御の一例を示すフローチャートであり、図3は本発明の第1実施例及び第2実施例における制御装置側の制御の一例を示すフローチャートであり、図4は本発明の第2実施例におけるトランスミッタ側の制御の一例を示すフローチャートであり、図5は本発明の第3実施例におけるトランスミッタ側の制御の一例を示すフローチャートであり、図6は本発明の第3実施例における制御装置側の制御の一例を示すフローチャートである。
説明に用いる図において、トランスミッタ1は、記憶媒体11と前記記憶媒体11が脱着可能な携帯端末機器12とにより構成されている。
また、車両2はトランスミッタ1と交信可能な車両送受信部21と、車両機器25の制御が可能なECU22とを少なくとも有する制御装置20を有していることを特徴とする。
記憶媒体11は、少なくともID情報A(以下IDA)を有している。
携帯端末機器12は、公衆回線に接続可能なもので且つ記憶媒体11が脱着可能であり、ディスプレイ14、入力用のボタン15を有するものであれば、携帯電話機、PHS,PDAなどその形態を問うものではない。
ECU22は、車両固有のID情報a(以下IDa)を有し、車両側送受信部21は電話番号Bを有している。
記憶媒体がもつIDAが車両固有のIDaとして許容できるものである場合、トランスミッタ1による車両2の制御を許可するものである。
次に、図2に示すトランスミッタ1側の制御を示すフローチャートの一例と図3に示す制御装置20の制御の一例を示すフローチャートとを用いて第1実施例について説明する。
第1実施例は、トランスミッタ1からの信号によって制御される制御対象が、予め決まっている場合、つまり、制御対象の選択をしない場合の制御である。
制御対象である車両機器25としては、ドアのロック/アンロック、エンジンの始動/停止、エアコンの始動/停止、窓の開閉などが含まれる。
尚、これら以外にも、制御装置20によって制御可能な車両機器全般を指す。
図2は、本発明のシステムにおけるトランスミッタ1のフローチャートの一例であり、車両2における制御対象が予め決まっている場合のものである。
まずステップS201では、携帯端末機器12に記憶媒体11が装着され、ユーザがトランスミッタ1を用いて車両2を制御することを許可することをトリガとして制御を開始する。
次にステップS202では、記憶媒体11がもつIDAを携帯端末機器12に取り込む。
ステップS203において、車両2の制御装置20が有する電話番号Bの入力及び通信を開始するボタン15の入力を確認し、ボタン15の入力が確認された場合は、ステップS204において、車両2へとIDA及び車両機器制御信号を送信し、ボタン15の入力が確認されない場合には、ステップS205において所定時間(例えば30秒)入力を待ち、所定時間を経過しても入力が確認されない場合には、ステップS206においてディスプレイ14にタイムアップを表示し制御を終了する。
S204において、車両2へのIDA及び車両機器制御信号の送信が完了した場合の次のステップとして、ステップS207は、トランスミッタ1が車両側送受信部21からの返信信号を受信するかを確認し、返信信号の受信が確認された場合にはステップS208へと進み、S208において車両側から受信した制御結果をディスプレイ14に表示して制御を終了し、返信信号の受信が確認されない場合には、トランスミッタ1と車両側送受信部21との回線が維持されているかを確認するステップS209へと進む。
S209において、回線が維持されていることが確認された場合、ステップS210において車両側からの入力を所定時間待ったかを確認し、所定時間を経過している場合は、S206においてディスプレイ14にタイムアップを表示し制御を終了し、所定時間を経過していない場合には、S207へと進み上記の制御を繰り返し、S209において回線が維持されていないことが確認された場合はステップS211において回線が維持されていないことをディスプレイ14に表示して制御を終了する。
図3は、本発明の第1実施例及び第2実施例における制御装置20の制御を示すフローチャートの一例である。
まず、ステップS301において、トランスミッタ1によって送信されたIDA及び車両機器制御信号を車両側送受信部21が受信したことをトリガとして制御を開始する。
次にステップS302において、車両側送受信部21が受信した情報の中にIDAが確実に付随しているかを確認し、IDAが付随している場合はIDAをECU22に取り込むステップS303へと進み、IDAが付随していない場合には、ステップS304として、車両側送受信部21を用いてIDAが付随していないことをトランスミッタ側に送信する。
ECU22において、S303で取り込まれたIDAが車両固有のIDaとして許容できるものであるかをステップS305で確認し、IDAが車両固有のIDaとして許容できるものである場合、ステップS306として車両機器25に対して動作命令を行い、IDAが車両固有のIDaとして許容できるものではない場合、ステップS307として、車両側送受信部21を用いてIDAが車両固有のIDaと異なることをトランスミッタ側に送信する。
ECU22は、S306において車両機器25に対して行った動作命令に対する制御実行結果情報をステップS308で受領する。
ここまでの制御を行った時点でECU22は、ステップS309において、車両側送受信部21とトランスミッタ1との回線が維持されているかを確認し、回線が維持されている場合は、ステップS310として、S308で得た制御実行結果をトランスミッタ1へと送信し制御を終了する。
また、S309において、車両側送受信部21とトランスミッタ1との回線が維持されていない場合には、ステップS311として制御対象を制御前の状態に戻し制御を終了する。
尚、S311において制御対象を制御前の状態に戻すとしたが、予め車両2に対して初期状態を設定しておくことによって、前記初期状態となるように車両2を制御することが望ましい。
前記初期状態としては、ドアのロック、エンジンの停止、エアコンの停止、窓を閉じるといったものが好ましい。
ここまでに示したとおり、S207においてトランスミッタ1が受信する車両2からの返信信号には、車両側送受信部21を用いて送信されるS304のIDAが付随していないことを警告する信号、S307のIDAが車両固有のIDaと異なることを警告する信号、S310の制御実行結果が少なくとも含まれる。
次に、図4に示すトランスミッタ1側の制御を示すフローチャートの一例と第1実施例の説明の際に用いた図3に示す制御装置20の制御の一例を示すフローチャートとを用いて第2実施例について説明する。
第2実施例は、トランスミッタ1からの信号によって制御される制御対象が、予め決まっておらず、制御対象の選択をすることができる場合の制御である。
制御対象である車両機器25としては、ドアのロック/アンロック、エンジンの始動/停止、エアコンの始動/停止、窓の開閉などが含まれる。
尚、これら以外にも、制御装置20によって制御可能な車両機器全般を指す。
以下、第2実施例について詳しく説明する。
まずステップS401では、携帯端末機器12に記憶媒体11が装着され、ユーザがトランスミッタ1を用いて車両2を制御することを許可することをトリガとして制御を開始する。
次にステップS402では、記憶媒体11がもつIDAを携帯端末機器12に取り込む。
ここでステップS403として、ディスプレイ14に制御対象として選択することの出来る車両機器25を表示し、ステップS404として、制御対象とする車両機器25を決定するためのボタン15の入力内容を確認する。
ステップS405において、車両2の制御装置20が有する電話番号Bの入力及び通信を開始するボタン15の入力を確認し、ボタン15の入力が確認された場合は、ステップS406において、車両2へIDA及びS404において選択された車両機器25を制御するための制御信号を送信し、ボタン15の入力が確認されない場合には、ステップS407において所定時間(例えば30秒)入力を待ち、所定時間を経過しても入力が確認されない場合には、ステップS408においてディスプレイ14にタイムアップを表示し制御を終了する。
S406において、車両2へのIDA及び車両機器制御信号の送信が完了した場合の次のステップとして、ステップS409は、トランスミッタ1が車両側送受信部21からの返信信号を受信するかを確認し、返信信号の受信が確認された場合にはステップS410へと進み、S410において車両側から受信した制御結果をディスプレイ14に表示して制御を終了し、返信信号の受信が確認されない場合には、トランスミッタ1と車両側送受信部21との回線が維持されているかを確認するステップS411へと進む。
S411において、回線が維持されていることが確認された場合、ステップS412において車両側からの入力を所定時間待ったかを確認し、所定時間を経過している場合は、S408においてディスプレイ14にタイムアップを表示し制御を終了し、所定時間を経過していない場合には、S409へと進み上記の制御を繰り返し、S411において回線が維持されていないことが確認された場合はステップS413において回線が維持されていないことをディスプレイ14に表示して制御を終了する。
第2実施例において、制御装置20の制御の一例を示すフローチャートは、第1実施例の説明の際に用いた図3と同じものである。
まず、ステップS301において、トランスミッタ1によって送信されたIDA及び車両機器制御信号を車両側送受信部21が受信したことをトリガとして制御を開始する。
次にステップS302において、車両側送受信部21が受信した情報の中にIDAが確実に付随しているかを確認し、IDAが付随している場合はIDAをECU22に取り込むステップS303へと進み、IDAが付随していない場合には、ステップS304として、車両側送受信部21を用いてIDAが付随していないことをトランスミッタ側に送信する。
ECU22において、S303で取り込まれたIDAが車両固有のIDaとして許容できるものであるかをステップS305で確認し、IDAが車両固有のIDaとして許容できるものである場合、ステップS306として車両機器25に対して動作命令を行い、IDAが車両固有のIDaとして許容できるものではない場合、ステップS307として、車両側送受信部21を用いてIDAが車両固有のIDaと異なることをトランスミッタ側に送信する。
ECU22は、S306において車両機器25に対して行った動作命令に対する制御実行結果情報をステップS308で受領する。
ここまでの制御を行った時点でECU22は、ステップS309において、車両側送受信部21とトランスミッタ1との回線が維持されているかを確認し、回線が維持されている場合は、ステップS310として、S308で得た制御実行結果をトランスミッタ1へと送信し制御を終了する。
また、S309において、車両側送受信部21とトランスミッタ1との回線が維持されていない場合には、ステップS311として制御対象を制御前の状態に戻し制御を終了する。
尚、S311において制御対象を制御前の状態に戻すとしたが、予め車両2に対して初期状態を設定しておくことによって、前記初期状態となるように車両2を制御することが望ましい。
前記初期状態としては、ドアのロック、エンジンの停止、エアコンの停止、窓を閉じるといったものが好ましい。
ここまでに示したとおり、S409においてトランスミッタ1が受信する車両2からの返信信号には、車両側送受信部21を用いて送信されるS304のIDAが付随していないことを警告する信号、S307のIDAが車両固有のIDaと異なることを警告する信号、S310の制御実行結果が少なくとも含まれる。
次に、図5に示すトランスミッタ1側の制御を示すフローチャートの一例と図6に示す制御装置20の制御の一例を示すフローチャートとを用いて第3実施例について説明する。
第3実施例は、トランスミッタ1からの信号を受信して、車両2が制御対象の選択を要求する場合の制御である。
制御対象である車両機器25としては、ドアのロック/アンロック、エンジンの始動/停止、エアコンの始動/停止、窓の開閉などが含まれる。
尚、これら以外にも、制御装置20によって制御可能な車両機器全般を指す。
以下、第3実施例について詳しく説明する。
まずステップS501では、携帯端末機器12に記憶媒体11が装着され、ユーザがトランスミッタ1を用いて車両2を制御することを許可することをトリガとして制御を開始する。
次にステップS502では、記憶媒体11がもつIDAを携帯端末機器12に取り込む。
ステップS503において、車両2の制御装置20が有する電話番号Bの入力及び通信を開始するボタン15の入力を確認し、ボタン15の入力が確認された場合は、ステップS504において、車両2へとIDA及び車両機器制御信号を送信し、ボタン15の入力が確認されない場合には、ステップS505において所定時間(例えば30秒)入力を待ち、所定時間を経過しても入力が確認されない場合には、ステップS506においてディスプレイ14にタイムアップを表示し制御を終了する。
S504において、車両2へのIDA及び車両機器制御信号の送信が完了した場合の次のステップとして、ステップS507は、トランスミッタが車両送受信部21から動作命令要求信号を受信するかを確認し、動作命令受信信号の受信が確認された場合にはステップS508へと進み、動作命令要求信号の受信が確認されない場合には、ステップS509において所定時間(例えば30秒)入力を待ち、所定時間を経過しても入力が確認されない場合には、ステップS506においてディスプレイ14にタイムアップを表示し制御を終了する。
S507において、動作命令要求信号の受信が確認された場合には、S508として、動作命令選択画面をディスプレイ14に表示し、ステップS510において、動作命令がボタン15によって入力されることを確認し、動作命令の入力が確認された場合にはステップS511へと進み、動作命令の入力が確認されない場合には、ステップS512において所定時間(例えば30秒)入力を待ち、所定時間を経過しても入力が確認されない場合には、S506においてディスプレイ14にタイムアップを表示し制御を終了する。
S510において、動作命令の入力が確認された場合には、S511として、入力された動作命令を車両2へと送信する。
ステップS513は、トランスミッタ1が車両側送受信部21からの返信信号を受信するかを確認し、返信信号の受信が確認された場合にはステップS514へと進み、S514において車両側から受信した制御結果をディスプレイ14に表示して制御を終了し、返信信号の受信が確認されない場合には、トランスミッタ1と車両側送受信部21との回線が維持されているかを確認するステップS515へと進む。
S515において、回線が維持されていることが確認された場合、ステップS516において車両側からの入力を所定時間待ったかを確認し、所定時間を経過している場合は、S506においてディスプレイ14にタイムアップを表示し制御を終了し、所定時間を経過していない場合には、S513へと進み上記の制御を繰り返し、S515において回線が維持されていないことが確認された場合はステップS517において回線が維持されていないことをディスプレイ14に表示して制御を終了する。
図6は、本発明の第3実施例における制御装置20の制御を示すフローチャートの一例である。
まず、ステップS601において、トランスミッタ1によって送信されたIDA及び車両機器制御信号を車両側送受信部21が受信したことをトリガとして制御を開始する。
次にステップS602において、車両側送受信部21が受信した情報の中にIDAが確実に付随しているかを確認し、IDAが付随している場合はIDAをECU22に取り込むステップS603へと進み、IDAが付随していない場合には、ステップS604として、車両側送受信部21を用いてIDAが付随していないことをトランスミッタ側に送信する。
ECU22において、S603で取り込まれたIDAが車両固有のIDaとして許容できるものであるかをステップS605で確認し、IDAが車両固有のIDaとして許容できるものである場合、ステップS606として送受信部21によってトランスミッタ1に対して動作命令要求信号を送信し、IDAが車両固有のIDaとして許容できるものではない場合、ステップS607として、車両側送受信部21を用いてIDAが車両固有のIDaと異なることをトランスミッタ側に送信する。
ステップS608において、トランスミッタ1から動作命令信号を受信するかを確認し、動作命令信号を受信した場合にはステップS609へと進み、動作命令信号の受信が確認されない場合には、トランスミッタと車両側送受信部21との回線が維持されているかを確認するステップS610へと進む。
S610において、回線が維持されていることが確認された場合、ステップS611において車両側からの入力を所定時間待ったかを確認し、所定時間を経過している場合は、制御を終了するステップS612へと進み、所定時間を経過していない場合には、S608へと進み上記の制御を繰り返し、S610において回線が維持されていないことが確認された場合はS612へと進み制御を終了する。
ECU22は、S609において車両機器25に対して行った動作命令に対する制御実行結果情報をステップS613で受領する。
ここまでの制御を行った時点でECU22は、ステップS614において、車両側送受信部21とトランスミッタ1との回線が維持されているかを確認し、回線が維持されている場合は、ステップS615として、S613で得た制御実行結果をトランスミッタ1へと送信し制御を終了する。
また、S614において、車両側送受信部21とトランスミッタ1との回線が維持されていない場合には、ステップS616として制御対象を制御前の状態に戻し制御を終了する。
尚、S616において制御対象を制御前の状態に戻すとしたが、予め車両2に対して初期状態を設定しておくことによって、前記初期状態となるように車両2を制御することが望ましい。
前記初期状態としては、ドアのロック、エンジンの停止、エアコンの停止、窓を閉じるといったものが好ましい。
ここまでに示したとおり、S513においてトランスミッタ1が受信する車両2からの返信信号には、車両側送受信部21を用いて送信されるS604のIDAが付随していないことを警告する信号、S607のIDAが車両固有のIDaと異なることを警告する信号、S615の制御実行結果が少なくとも含まれる。
尚、以上の第1実施例から第3実施例についての説明において、携帯端末機器12に記憶媒体11が装着され、ユーザがトランスミッタ1を用いて車両2を制御することを許可することをトリガとして制御を開始するとしたが、ユーザがトランスミッタ1を用いて車両2を制御することを許可する際に、ユーザが予め設定できるパスワードを設けユーザの認証を行ってもよい。
本発明の一実施形態例にかかる車両機器制御装置の概略図。 第1実施例におけるトランスミッタ側の制御を示すフローチャート。 第1実施例及び第2実施例における車両側の制御を示すフローチャート。 第2実施例におけるトランスミッタ側の制御を示すフローチャート。 第3実施例におけるトランスミッタ側の制御を示すフローチャート。 第3実施例における車両側の制御を示すフローチャート。
符号の説明
1 トランスミッタ
2 車両
11 記憶媒体
12 携帯端末器
21 車両送受信部
22 ECU
25 車両機器
A ID
a 車両固有のID

Claims (6)

  1. 車両機器制御装置において、
    特定のIDが記憶される記憶媒体と、
    同記憶媒体が脱着可能であって上記IDを含む信号を発信できる携帯端末機器と、
    車両に搭載され上記携帯端末機器から発信される上記信号を受信可能で上記携帯端末機器による上記信号に含まれる上記IDが自車両固有のIDとして許容できるものであるとき上記信号に基づき車両機器を制御する制御装置と、
    を有することを特徴とする車両機器制御装置。
  2. 前記車両機器制御は、公衆回線を通じて行われることを特徴とする請求項1記載の車両機器制御装置。
  3. 前記制御装置は、上記携帯端末機器からの上記信号に応じて返信信号を発信することを特徴とする請求項1記載の車両機器制御装置。
  4. 前記信号には、車両機器を制御するための命令を含むことを特徴とする請求項1記載の車両機器制御装置。
  5. 前記携帯端末機器は、上記車両機器を制御するための命令を選択して送信することを特徴とする請求項1記載の車両機器制御装置。
  6. 前記携帯端末機器は、上記返信信号の内容を表示する手段を有することを特徴とする請求項2記載の車両機器制御装置。
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