JP2006021665A - 車両前照灯の配光パターン確認システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】前照灯制御装置(3)は制御演算部(20)と操作部(21)とを備え、制御演算部は前照灯制御装置への入力信号に基づいて配光パターンを決め、該配光パターンを実現する操作信号を演算して操作部に与える。同時にその時の入力信号と操作信号をカーナビゲーション装置(2)に送信する。操作部は操作信号に従って前照灯を操作する。カーナビゲーション装置の制御回路は前照灯制御装置から送られた入力信号と操作信号に基づいて前照灯の配光パターンを算出し、算出した配光パターンと自車位置と車体方位とを周辺地図に重ねて表示させる。
【選択図】図1
Description
しかしながら、こうした複雑な制御の結果としての前照灯の配光パターンや照射範囲は走行中にリアルタイムで変化するものであるため、運転しているユーザにはその配光パターン、照射範囲、配光制御の善し悪し等を確認しにくいという問題がある。また、これに付随して制御が複雑すぎるためユーザには制御内容が判りにくい、不具合の発見が困難、不具合状況の再現が困難等の問題も指摘されている。
前記カーナビゲーション装置は、自車位置検出手段と車体方位検出手段と表示装置(9)と地図データと制御回路(4)と入力手段とを備え、前記制御回路(4)は、前記前照灯制御装置から送られた前記入力信号と操作信号をその時の自車位置と共に内部の記憶装置に記憶しておき、前記入力手段を介して指示された場合には、該記憶した情報を順次読み出して前照灯の配光パターンを算出し、算出した配光パターンと、読み出した自車位置と車体方位とを、前記地図データから読み出した自車位置を中心とする周辺地図に重ねて前記表示装置上に表示させるように構成されていることを特徴とする車両前照灯の配光パターン確認システムである。
カーナビゲーション装置2は、制御回路4、GPS受信機5、車体方位センサ6、車速センサ7、操作スイッチ群8、表示装置9、磁気ディスク装置(以下、HDDという。)10を備えて構成される。
GPS受信機5は複数のGPS用人工衛星からの信号を受信して制御回路4に伝達するもので、その情報に基づいて制御回路4内で必要な演算処理が行なわれ車両の現在位置が算出される。車体方位センサ6は、地磁気センサ、振動ジャイロ等で構成され車体の方位を検出するものである。車速センサ7は車速を検出するためのもので、例えばトランスミッションの回転を電気信号に変換して車速を検出する。
以上のような装置の他にもカーナビゲーション装置2には、車両の上下/前後方向の加速度を検出する加速度センサ、車体の傾斜角を検出する車体傾斜角センサ等が必要により取り付けられる。
左前照灯水平旋回駆動機構23は、左前照灯30により発せられる光ビームの水平旋回角度を制御する機構で、操作信号MV2により指令された方向に光ビームの水平旋回角度を調節する。この角度調節は旋回用モータを使用したサーボ機構によるフィードバック制御で行なわれる場合と、例えばパルスモータを使用したオープンループ制御で行なわれる場合とがある。何れの制御方式を採用した場合も、最終的な水平旋回角度は操作信号MV2により指令された角度に一致させられる。
左前照灯ビーム広がり駆動機構25は、左前照灯30により発せられる光ビームの広がり(立体角)を制御する機構で、操作信号MV4により指令された広がりに光ビームの広がりを調節する。この光ビームの広がりは、ランプとその背面に設けられるリフレクタとの間隔を変化させることで調節される。間隔を狭くすると広がりは大きく、間隔を広げると広がりは小さくなる。間隔の調節は、ランプあるいはリフレクタを移動させる方式で行なってもよいが、リフレクタからの距離が異なる位置に複数のランプフィラメントを取り付け、通電するフィラメントを切り換える方式で行なうようにしてもよい。
制御演算部20は、上述した操作部21内の駆動回路22、26、駆動機構23〜25、27〜29に対してそれぞれの操作信号MV1〜MV8を生成して与えるものである。この操作信号MV1〜MV8は、左前照灯30と右前照灯31とにより形成される総合的な配光パターンが所定の目標配光パターンと一致させるように生成される。この目標配光パターンは、制御演算部20に入力される入力信号に基づいて制御演算部20内で決定され、その決定した目標配光パターンに従って操作信号MV1〜MV8が演算により生成される。
MV1=F1(S1,S2,S3,S4,S5,C) (1)式
MV2=F2(S1,S2,S3,S4,S5,C) (2)式
MV3=F3(S1,S2,S3,S4,S5,C) (3)式
MV4=F4(S1,S2,S3,S4,S5,C) (4)式
MV5=F5(S1,S2,S3,S4,S5,C) (5)式
MV6=F6(S1,S2,S3,S4,S5,C) (6)式
MV7=F7(S1,S2,S3,S4,S5,C) (7)式
MV8=F8(S1,S2,S3,S4,S5,C) (8)式
ここで、F1〜F8は、S1、S2、S3、S4、S5、Cを変数に持つ関数を表わしている。変数Cは、ユーザにより選択された配光モード選択信号である。配光モード選択は、表示装置9上に表示される後述する図2の画面の下部に設けた配光モード選択スイッチ40により選択される。この配光モード選択スイッチ40は、照明のON/OFF、周辺の暗さ加減等を考慮して選択されるスイッチである。入力信号S1、S2、S3、S4、S5の値が同じであっても、配光モード選択信号Cの情報により操作信号MV1〜MV8の値は異なったものとなる。また、関数F1〜F8は、左右前照灯30、31の内部構造、路面から取り付け位置までの高さ、左右前照灯間の間隔等によって異なり、車両の型式毎に決まる関数である。
前述したように配光パターンは、操作信号MV1〜MV8の値によって一義的に決定される。従って、演算で求められる配光パターンも操作信号MV1〜MV8が判明すれば一義的に算出される。即ち、配光パターンPATは次のように表現できる。
PAT=Y(MV1、MV2、MV3、MV4、MV5、MV6、MV7、MV8)
(9)式
ここでYは、変数MV1〜MV8用いた配光パターンのシミュレーションモデルを表わし、PATはそのシミュレーションによる結果としての配光パターンを表わす。算出される配光パターンPATは三次元情報である。
Claims (5)
- カーナビゲーション装置(2)と前照灯制御装置(3)とからなる車両前照灯の配光パターン確認システム(1)であって、
前記前照灯制御装置は制御演算部(20)と操作部(21)とを備え、前記制御演算部は前照灯制御装置への入力信号に基づいて配光パターンを決め、該配光パターンを実現する操作信号を演算して前記操作部に与えると同時にその時の前記入力信号と操作信号を前記カーナビゲーション装置に送信し、前記操作部は前記操作信号に従って前照灯を操作するように構成されており、
前記カーナビゲーション装置は、自車位置検出手段と車体方位検出手段と表示装置(9)と地図データと制御回路(4)とを備え、該制御回路は前記前照灯制御装置から送られた前記入力信号と操作信号とに基づいて前照灯の配光パターンを算出し、算出した配光パターンと、前記自車位置検出手段で検出した自車位置と、前記車体方位検出手段で検出した車体方位とを、前記地図データから読み出した自車位置を中心とする周辺地図に重ねて前記表示装置上に表示させるように構成されていることを特徴とする車両前照灯の配光パターン確認システム。 - カーナビゲーション装置(2)と前照灯制御装置(3)とからなる車両前照灯の配光パターン確認システム(1)であって、
前記前照灯制御装置は制御演算部(20)と操作部(21)とを備え、前記制御演算部は前照灯制御装置への入力信号に基づいて配光パターンを決め、該配光パターンを実現する操作信号を演算して前記操作部に与えると同時にその時の前記入力信号と操作信号を前記カーナビゲーション装置に送信し、前記操作部は前記操作信号に従って前照灯を操作するように構成されており、
前記カーナビゲーション装置は、自車位置検出手段と車体方位検出手段と表示装置(9)と地図データと制御回路(4)と入力手段とを備え、前記制御回路(4)は、前記前照灯制御装置から送られた前記入力信号と操作信号をその時の自車位置と共に内部の記憶装置に記憶しておき、前記入力手段を介して指示された場合には、該記憶した情報を順次読み出して前照灯の配光パターンを算出し、算出した配光パターンと、読み出した自車位置と車体方位とを、前記地図データから読み出した自車位置を中心とする周辺地図に重ねて前記表示装置上に表示させるように構成されていることを特徴とする車両前照灯の配光パターン確認システム。 - 制御演算部(20)と操作部(21)とを備えた車両の前照灯制御装置(3)であって、前記制御演算部は前照灯制御装置への入力信号に基づいて配光パターンを決め、該配光パターンを実現する操作信号を演算して前記操作部に与えると同時にその時の前記入力信号と操作信号を外部の装置に送信し、前記操作部は前記操作信号に従って前照灯を操作するように構成されていることを特徴とする車両の前照灯制御装置。
- 自車位置検出手段と車体方向検出装置と表示装置(9)と地図データと制御回路(4)とを備えたカーナビゲーション装置(2)であって、
前記制御回路(4)は、請求項3に記載の前照灯制御装置(3)から送られた前記入力信号と操作信号とに基づいて前照灯の配光パターンを算出し、算出した配光パターンと、前記自車位置検出手段で検出した自車位置と、前記車体方位検出手段で検出した車体方位とを、前記地図データから読み出した自車位置を中心とする周辺地図に重ねて前記表示装置上に表示させるように構成されていることを特徴とするカーナビゲーション装置。 - 自車位置検出手段と車体方向検出装置と表示装置(9)と地図データと制御回路(4)と入力手段とを備えたカーナビゲーション装置(2)であって、
前記制御回路(4)は、請求項3に記載の前照灯制御装置(3)から送られた前記入力信号と操作信号をその時の自車位置と共に内部の記憶装置に記憶しておき、前記入力手段を介して指示された場合には、該記憶した情報を順次読み出して前照灯の配光パターンを算出し、算出した配光パターンと、読み出した自車位置と車体方位とを、前記地図データから読み出した自車位置を中心とする周辺地図に重ねて前記表示装置上に表示させるように構成されていることを特徴とするカーナビゲーション装置。
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