JP2002193030A - 車両用灯具の点灯及び配光制御装置 - Google Patents
車両用灯具の点灯及び配光制御装置Info
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- JP2002193030A JP2002193030A JP2000398869A JP2000398869A JP2002193030A JP 2002193030 A JP2002193030 A JP 2002193030A JP 2000398869 A JP2000398869 A JP 2000398869A JP 2000398869 A JP2000398869 A JP 2000398869A JP 2002193030 A JP2002193030 A JP 2002193030A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ナビゲーション装置を有効に活用して、車両に
装備した各種の前方照明用ランプを運転者が自車の走行
地域、走行環境等に応じて簡単な操作により選択的に点
灯し得ると共に、同前方照明用ランプの点灯ビームの配
光を前記ナビゲーション装置から付与される道路情報に
基づいて自動的に制御する。 【解決手段】ナビゲーション装置のメニュー画面に配光
設定項目を表示せて、運転者がスイッチ操作により選択
して設定した項目の配光制御モードを表す信号を出力す
る配光制御モード設定手段30と、該配光制御モード設
定手段30の出力信号に応答してナビゲーション装置の
制御下にて各種の前方照明用ランプを選択的に点灯させ
る点灯制御手段21と、該点灯制御手段21により点灯
された前方照明用ランプの点灯ビームの配光をナビゲー
ション装置から付与される道路情報データに基づいて制
御する点灯ビーム制御手段22を備えた点灯及び配光制
御装置を提供する。
装備した各種の前方照明用ランプを運転者が自車の走行
地域、走行環境等に応じて簡単な操作により選択的に点
灯し得ると共に、同前方照明用ランプの点灯ビームの配
光を前記ナビゲーション装置から付与される道路情報に
基づいて自動的に制御する。 【解決手段】ナビゲーション装置のメニュー画面に配光
設定項目を表示せて、運転者がスイッチ操作により選択
して設定した項目の配光制御モードを表す信号を出力す
る配光制御モード設定手段30と、該配光制御モード設
定手段30の出力信号に応答してナビゲーション装置の
制御下にて各種の前方照明用ランプを選択的に点灯させ
る点灯制御手段21と、該点灯制御手段21により点灯
された前方照明用ランプの点灯ビームの配光をナビゲー
ション装置から付与される道路情報データに基づいて制
御する点灯ビーム制御手段22を備えた点灯及び配光制
御装置を提供する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両に装備した各種前方
照明用ランプの点灯及び配光を制御する装置に関するも
のである。
照明用ランプの点灯及び配光を制御する装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年開発されている自動車においては、
ナビゲーション装置から付与される道路情報データに基
づいて点灯ビームの配光を制御されるヘッドランプ、悪
天候のとき点灯するフォグランプ、道路案内標識を照明
する道路案内標識照明用ランプ、曲路走行時に点灯する
曲路照明用ランプ、交差点で点灯するコーナリングラン
プ、交通量の多い道路等走行環境に応じて対向車に眩光
を与えず下向きビームにより前方の路面を照射するため
に近赤外線光を照射する近赤外線照射ランプ等の各種前
方照明用ランプが装備されている。
ナビゲーション装置から付与される道路情報データに基
づいて点灯ビームの配光を制御されるヘッドランプ、悪
天候のとき点灯するフォグランプ、道路案内標識を照明
する道路案内標識照明用ランプ、曲路走行時に点灯する
曲路照明用ランプ、交差点で点灯するコーナリングラン
プ、交通量の多い道路等走行環境に応じて対向車に眩光
を与えず下向きビームにより前方の路面を照射するため
に近赤外線光を照射する近赤外線照射ランプ等の各種前
方照明用ランプが装備されている。
【0003】ところで、上記の各種前方照明用ランプを
選択的に点灯するため、それぞれ点灯スイッチを設けた
場合には、点灯スイッチの設置に要する製造コストが増
大するのみならず、各点灯スイッチの設置箇所が判りず
らくなる。このため、夜間のスイッチ操作時には夜間運
転の安全性を脅かすことになり、誤って点灯したランプ
によって自車周辺の対向車、先行車、歩行者等の道路利
用者に迷惑を与えることになる。
選択的に点灯するため、それぞれ点灯スイッチを設けた
場合には、点灯スイッチの設置に要する製造コストが増
大するのみならず、各点灯スイッチの設置箇所が判りず
らくなる。このため、夜間のスイッチ操作時には夜間運
転の安全性を脅かすことになり、誤って点灯したランプ
によって自車周辺の対向車、先行車、歩行者等の道路利
用者に迷惑を与えることになる。
【0004】また、運転者は若年者から高齢者それに初
心者、熟練者、職業運転者等と様々であって、配光パタ
ーンの好み、ビーム駆動制御の好み等が人によって異な
る。これに対処するため、配光パターンの選択とビーム
駆動制御の選択を運転者に委ねた場合には、その選択に
専門知識が必要であり、一般の運転者にとって困難な操
作を強いることになる。
心者、熟練者、職業運転者等と様々であって、配光パタ
ーンの好み、ビーム駆動制御の好み等が人によって異な
る。これに対処するため、配光パターンの選択とビーム
駆動制御の選択を運転者に委ねた場合には、その選択に
専門知識が必要であり、一般の運転者にとって困難な操
作を強いることになる。
【0005】一方、ナビゲーション装置の表示画面には
走行進路の道路交通情報、市街地・山岳地等の走行地域
に関する道路情報が表示されるので、運転者はその好み
に適した点灯ビームを選択したり、点灯ビームの駆動制
御モードを選択したい場合がある。例えば、山岳路のス
ラローム走行時には点灯ビームを固定した広角配光に設
定したい場合がある。
走行進路の道路交通情報、市街地・山岳地等の走行地域
に関する道路情報が表示されるので、運転者はその好み
に適した点灯ビームを選択したり、点灯ビームの駆動制
御モードを選択したい場合がある。例えば、山岳路のス
ラローム走行時には点灯ビームを固定した広角配光に設
定したい場合がある。
【0006】
【発明の目的】本発明は、上記の実状に対処するため、
各前方照明用ランプの点灯スイッチを設けることなく、
ナビゲーション装置のメニュー画面を有効に活用して、
運転者が自車の走行地域、走行環境等に応じて各種の前
方照明用ランプを簡単な操作により選択的に点灯し得る
と共に、同前方照明用ランプの点灯ビームの配光を前記
ナビゲーション装置から付与される道路情報に基づいて
自動的に制御し得る装置を提供しようとするものであ
る。
各前方照明用ランプの点灯スイッチを設けることなく、
ナビゲーション装置のメニュー画面を有効に活用して、
運転者が自車の走行地域、走行環境等に応じて各種の前
方照明用ランプを簡単な操作により選択的に点灯し得る
と共に、同前方照明用ランプの点灯ビームの配光を前記
ナビゲーション装置から付与される道路情報に基づいて
自動的に制御し得る装置を提供しようとするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記の
目的は、車両に装備したナビゲーション装置から付与さ
れる道路情報データに基づいて点灯ビームの配光を制御
されるヘッドランプ、フォグランプ、道路案内標識照明
用ランプ、曲路照明用ランプ、コーナリングランプ、近
赤外線光照射ランプ等の各種前方照明用ランプの点灯及
び配光制御装置において、前記ナビゲーション装置のメ
ニュー画面に走行地域ビーム、走行環境ビーム、ビーム
駆動モード、ドライバ属性等の配光設定項目を表示させ
て運転者がスイッチ操作により選択して設定した項目の
配光制御モードを表す信号を出力する配光制御モード設
定手段と、該配光制御モード設定手段の出力信号に応答
して前記ナビゲーション装置の制御下にて前記前方照明
用ランプを選択的に点灯させる点灯制御手段と、該点灯
制御手段により点灯された前方照明用ランプの点灯ビー
ムの配光を前記ナビゲーション装置から付与される道路
情報データに基づいて制御する点灯ビーム制御手段を備
えてなる各種前方照明用ランプの点灯及び配光制御装置
を提供することにより達成される。
目的は、車両に装備したナビゲーション装置から付与さ
れる道路情報データに基づいて点灯ビームの配光を制御
されるヘッドランプ、フォグランプ、道路案内標識照明
用ランプ、曲路照明用ランプ、コーナリングランプ、近
赤外線光照射ランプ等の各種前方照明用ランプの点灯及
び配光制御装置において、前記ナビゲーション装置のメ
ニュー画面に走行地域ビーム、走行環境ビーム、ビーム
駆動モード、ドライバ属性等の配光設定項目を表示させ
て運転者がスイッチ操作により選択して設定した項目の
配光制御モードを表す信号を出力する配光制御モード設
定手段と、該配光制御モード設定手段の出力信号に応答
して前記ナビゲーション装置の制御下にて前記前方照明
用ランプを選択的に点灯させる点灯制御手段と、該点灯
制御手段により点灯された前方照明用ランプの点灯ビー
ムの配光を前記ナビゲーション装置から付与される道路
情報データに基づいて制御する点灯ビーム制御手段を備
えてなる各種前方照明用ランプの点灯及び配光制御装置
を提供することにより達成される。
【0008】
【発明の実施形態】図1は本発明の一実施形態の構成を
概略的に示したもので、この実施形態におけるナビゲー
ション装置10は市販のナビゲーション装置であって、
方位データ入力手段11、車速データ入力手段12及び
道路地図データ記憶手段13から付与される入力信号を
ナビゲーションデータとして入力するナビゲーションデ
ータ入力手段14と、このナビゲーションデータ入力手
段14から付与されるナビゲーションデータに基づいて
車両の現在位置を判定して表示画面(図示せず)に表示
設定する現在位置設定手段15a、前記ナビゲーション
データに基づき走行路を判定する走行路判定手段15
b、走行路の環境を判定する走行環境判定手段15c、
走行地域を判定する走行地域判定手段15d及び車両の
位置を予測する車両位置予測手段15eとして機能する
ため前記ナビゲーションデータの演算処理と記憶処理を
実行する中央処理装置CPUを備えたマイクロコンピュ
ータを有している。
概略的に示したもので、この実施形態におけるナビゲー
ション装置10は市販のナビゲーション装置であって、
方位データ入力手段11、車速データ入力手段12及び
道路地図データ記憶手段13から付与される入力信号を
ナビゲーションデータとして入力するナビゲーションデ
ータ入力手段14と、このナビゲーションデータ入力手
段14から付与されるナビゲーションデータに基づいて
車両の現在位置を判定して表示画面(図示せず)に表示
設定する現在位置設定手段15a、前記ナビゲーション
データに基づき走行路を判定する走行路判定手段15
b、走行路の環境を判定する走行環境判定手段15c、
走行地域を判定する走行地域判定手段15d及び車両の
位置を予測する車両位置予測手段15eとして機能する
ため前記ナビゲーションデータの演算処理と記憶処理を
実行する中央処理装置CPUを備えたマイクロコンピュ
ータを有している。
【0009】ナビゲーション装置10と連動して車両に
装備したヘッドランプ、フォグランプ、道路案内標識照
明用ランプ、曲路照明用ランプ、コーナリングランプ、
近赤外線光照射ランプ等の各種前方照明用ランプ(図示
せず)の点灯及び配光を制御する点灯制御手段21とビ
ーム駆動制御手段22は、ナビゲーション装置10の前
記中央処理装置CPUからデータ出力手段16を介して
付与される制御信号により制御回路23の制御下にて作
動する。この実施形態において、点灯制御手段21は、
後述するメニューデータ入力手段30から付与される指
令信号に応答してナビゲーション装置10の前記中央処
理装置CPUが所定の処理を実行しその結果得られた制
御信号をデータ出力手段16を介して付与されて制御回
路23の制御下にて運転者が選択した配光制御モードに
対応する前方照明用ランプを点灯させる機能を有してい
る。また、ビーム駆動制御手段22は、ナビゲーション
装置10の前記中央処理装置CPUが前記ナビゲーショ
ンデータの演算処理と記憶処理を実行した結果得られる
道路情報データをデータ出力手段16を介して付与され
て前記点灯制御手段21の制御下にて点灯された前方照
明用ランプの点灯ビームの配光を制御する機能を有して
いる。
装備したヘッドランプ、フォグランプ、道路案内標識照
明用ランプ、曲路照明用ランプ、コーナリングランプ、
近赤外線光照射ランプ等の各種前方照明用ランプ(図示
せず)の点灯及び配光を制御する点灯制御手段21とビ
ーム駆動制御手段22は、ナビゲーション装置10の前
記中央処理装置CPUからデータ出力手段16を介して
付与される制御信号により制御回路23の制御下にて作
動する。この実施形態において、点灯制御手段21は、
後述するメニューデータ入力手段30から付与される指
令信号に応答してナビゲーション装置10の前記中央処
理装置CPUが所定の処理を実行しその結果得られた制
御信号をデータ出力手段16を介して付与されて制御回
路23の制御下にて運転者が選択した配光制御モードに
対応する前方照明用ランプを点灯させる機能を有してい
る。また、ビーム駆動制御手段22は、ナビゲーション
装置10の前記中央処理装置CPUが前記ナビゲーショ
ンデータの演算処理と記憶処理を実行した結果得られる
道路情報データをデータ出力手段16を介して付与され
て前記点灯制御手段21の制御下にて点灯された前方照
明用ランプの点灯ビームの配光を制御する機能を有して
いる。
【0010】メニューデータ入力手段30は、ナビゲー
ション装置10のメニュー画面を有効に活用して構成さ
れるもので、走行地域入力手段31,走行環境入力手段
32、ビーム駆動制御モード入力手段33及び運転者属
性入力手段34を備えている。しかして、この実施形態
におけるメニューデータ入力手段30は、図2(a)及
び2(b)に示したナビゲーション装置10のメニュー
画面によって構成され、図2(a)に示したメニュー画
面には従来の項目(1:行き先を決める;2:情報・通
信;3:設定・編集;5:地図に戻る)の他に「4:配
光設定」の項目を新設し、この「配光設定」の項目が選
択されたとき図2(b)に示したメニュー画面が表示さ
れるようにする。なお、図2(a)のメニュー画面はナ
ビゲーション装置10を操作する遠隔操作スイッチ又は
表示画面に設けたメニューボタンを押すことにより地図
表示画面(図示せず)から切り替って表示され、図2
(b)のメニュー画面は図2(a)のメニュー画面にて
「配光設定」の項目を遠隔操作スイッチによるスクロー
ル又は同項目に設けたタッチスイッチを操作することに
より表示される。
ション装置10のメニュー画面を有効に活用して構成さ
れるもので、走行地域入力手段31,走行環境入力手段
32、ビーム駆動制御モード入力手段33及び運転者属
性入力手段34を備えている。しかして、この実施形態
におけるメニューデータ入力手段30は、図2(a)及
び2(b)に示したナビゲーション装置10のメニュー
画面によって構成され、図2(a)に示したメニュー画
面には従来の項目(1:行き先を決める;2:情報・通
信;3:設定・編集;5:地図に戻る)の他に「4:配
光設定」の項目を新設し、この「配光設定」の項目が選
択されたとき図2(b)に示したメニュー画面が表示さ
れるようにする。なお、図2(a)のメニュー画面はナ
ビゲーション装置10を操作する遠隔操作スイッチ又は
表示画面に設けたメニューボタンを押すことにより地図
表示画面(図示せず)から切り替って表示され、図2
(b)のメニュー画面は図2(a)のメニュー画面にて
「配光設定」の項目を遠隔操作スイッチによるスクロー
ル又は同項目に設けたタッチスイッチを操作することに
より表示される。
【0011】図2(b)に示した配光設定のためのメニ
ュー画面においては、「1:走行地域ビーム」、「2:
走行環境ビーム」、「3:ビーム駆動モード」、「4:
運転者属性」、「5:戻る」の項目が表示され、これら
の項目にそれぞれ対応して設けたタッチスイッチにより
上記の走行地域入力手段31、走行環境入力手段32、
ビーム駆動制御モード入力手段33及び運転者属性入力
手段34が構成されている。
ュー画面においては、「1:走行地域ビーム」、「2:
走行環境ビーム」、「3:ビーム駆動モード」、「4:
運転者属性」、「5:戻る」の項目が表示され、これら
の項目にそれぞれ対応して設けたタッチスイッチにより
上記の走行地域入力手段31、走行環境入力手段32、
ビーム駆動制御モード入力手段33及び運転者属性入力
手段34が構成されている。
【0012】上記のメニュー画面における「1:走行地
域ビーム」の項目においては、配光制御を実施する走行
路が「高速道路」、「市街地」又は「一般道」の1つ又
は複数を選択的に指示して選択した走行路に適した配光
制御を実施するようにナビゲーション装置10の中央処
理装置CPUに指令する。
域ビーム」の項目においては、配光制御を実施する走行
路が「高速道路」、「市街地」又は「一般道」の1つ又
は複数を選択的に指示して選択した走行路に適した配光
制御を実施するようにナビゲーション装置10の中央処
理装置CPUに指令する。
【0013】「2:走行環境ビーム」の項目において
は、走行時の状況が「悪天候(雨・雪・霧)」又は「渋
滞路」であるときその状況に適した配光制御を実施する
ように前記中央処理装置CPUに指令する。
は、走行時の状況が「悪天候(雨・雪・霧)」又は「渋
滞路」であるときその状況に適した配光制御を実施する
ように前記中央処理装置CPUに指令する。
【0014】「3:ビーム駆動モード」の項目において
は、上記の「1:走行地域ビーム」における配光制御の
度合いを「高」、「基準値」、「低」のいずれかを選択
して設定し、その設定値に基づいて配光制御を実施する
ように前記中央処理装置CPUに指令する。なお、「基
準値」は一般(通常)の制御値とし、「高」は基準値よ
りも強めの制御値、「低」は基準値より弱めの制御値と
する。
は、上記の「1:走行地域ビーム」における配光制御の
度合いを「高」、「基準値」、「低」のいずれかを選択
して設定し、その設定値に基づいて配光制御を実施する
ように前記中央処理装置CPUに指令する。なお、「基
準値」は一般(通常)の制御値とし、「高」は基準値よ
りも強めの制御値、「低」は基準値より弱めの制御値と
する。
【0015】「4:運転者属性」の項目においては、
「初心者」、「一般」又は「高齢者」のいずれであるか
を指示して運転者の運転技能に適した配光制御を実施す
るように前記中央処理装置CPUに指令する。なお、
「5:戻る」の項目は表示画面を図2(a)の画面に戻
るためのキーである。
「初心者」、「一般」又は「高齢者」のいずれであるか
を指示して運転者の運転技能に適した配光制御を実施す
るように前記中央処理装置CPUに指令する。なお、
「5:戻る」の項目は表示画面を図2(a)の画面に戻
るためのキーである。
【0016】本発明の実施にあたっては、上述したメニ
ューデータ入力手段30を備えたナビゲーション装置
に、前記中央処理装置CPUの制御下にて図2(b)の
メニュー画面にて選択された項目が設定されたことを運
転者に音声によって知らせる音声案内手段41を設け、
さらに前記中央処理装置CPUに前記メニュー画面にて
運転者が選択した項目の内容を表すデータを記憶して学
習する記憶・学習手段42を設けるのが望ましい。この
場合、中央処理装置CPUには前記音声案内手段41及
び記憶・学習手段42から付与されたデータを必要に応
じて削除するデータ削除手段43を付加するものとす
る。
ューデータ入力手段30を備えたナビゲーション装置
に、前記中央処理装置CPUの制御下にて図2(b)の
メニュー画面にて選択された項目が設定されたことを運
転者に音声によって知らせる音声案内手段41を設け、
さらに前記中央処理装置CPUに前記メニュー画面にて
運転者が選択した項目の内容を表すデータを記憶して学
習する記憶・学習手段42を設けるのが望ましい。この
場合、中央処理装置CPUには前記音声案内手段41及
び記憶・学習手段42から付与されたデータを必要に応
じて削除するデータ削除手段43を付加するものとす
る。
【0017】上記のようにナビゲーション装置10のメ
ニュー画面を有効に活用して前記中央処理装置CPUの
制御下にて前記点灯制御手段21とビーム駆動制御手段
22の作動を制御するように構成した点灯及び配光制御
装置においては、前記メニューデータ入力手段30が運
転者により選択された項目の配光制御モードを表す信号
を出力する配光制御モード設定手段として機能すること
に特徴があり、これにより車両に装備された各種の前方
照明用ランプを運転者がその好みに応じて簡単に点灯さ
せることができるとともにナビゲーション装置10の機
能を有効に活用して点灯ビームの配光を当該車両の走行
地域、走行環境及び運転者の属性に応じて最適に制御す
ることができる。
ニュー画面を有効に活用して前記中央処理装置CPUの
制御下にて前記点灯制御手段21とビーム駆動制御手段
22の作動を制御するように構成した点灯及び配光制御
装置においては、前記メニューデータ入力手段30が運
転者により選択された項目の配光制御モードを表す信号
を出力する配光制御モード設定手段として機能すること
に特徴があり、これにより車両に装備された各種の前方
照明用ランプを運転者がその好みに応じて簡単に点灯さ
せることができるとともにナビゲーション装置10の機
能を有効に活用して点灯ビームの配光を当該車両の走行
地域、走行環境及び運転者の属性に応じて最適に制御す
ることができる。
【0018】また、上述した記憶・学習手段42を中央
処理装置CPUに設けた場合には、記憶・学習手段42
に記憶された配光制御モードのデータに基づいて自車周
辺或いは前方の走行地域、走行環境に応じた点灯ビーム
の選択と配光制御モードの選択が自動的に行われるよう
にすることができる。
処理装置CPUに設けた場合には、記憶・学習手段42
に記憶された配光制御モードのデータに基づいて自車周
辺或いは前方の走行地域、走行環境に応じた点灯ビーム
の選択と配光制御モードの選択が自動的に行われるよう
にすることができる。
【図1】 本発明による各種前方照明用ランプの点灯及
び配光制御装置を概略的に示した構成図。
び配光制御装置を概略的に示した構成図。
【図2】 (a)は図1に示したナビゲーション装置の
メニュー画面を示す図;(b)は(a)に示した配光設
定項目のメニュー画面を示す図。
メニュー画面を示す図;(b)は(a)に示した配光設
定項目のメニュー画面を示す図。
10・・・ナビゲーション装置、21・・・点灯制御手段、2
2・・・ビーム駆動制御手段(点灯ビーム制御手段)、3
0・・・メニューデータ入力手段(配光制御モード設定手
段)
2・・・ビーム駆動制御手段(点灯ビーム制御手段)、3
0・・・メニューデータ入力手段(配光制御モード設定手
段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丹羽 俊明 愛知県岡崎市岡町原山6番地18 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 (72)発明者 椎窓 利博 東京都千代田区外神田2丁目19番12号 株 式会社エクォス・リサーチ内 (72)発明者 小林 正自 静岡県清水市北脇500番地 株式会社小糸 製作所静岡工場内 Fターム(参考) 3K039 AA08 CC01
Claims (6)
- 【請求項1】ナビゲーション装置の道路情報データに基
づいて点灯ビームの配光を制御される点灯及び配光制御
装置において、 前記ナビゲーション装置のメニュー画面に走行地域ビー
ム、走行環境ビーム、ビーム駆動モード、運転者属性等
の配光設定項目を表示させて運転者がスイッチ操作によ
り選択して設定した項目の配光制御モードを表す信号を
出力する配光制御モード設定手段と、 該配光制御モード設定手段の出力信号に応答して前記ナ
ビゲーション装置の制御下にて前記前方照明用ランプを
選択的に点灯させる点灯制御手段と、該点灯制御手段に
より点灯された前方照明用ランプの点灯ビームの配光を
前記ナビゲーション装置から付与される道路情報データ
に基づいて制御する点灯ビーム制御手段を備えてなる各
種前方照明用ランプの点灯及び配光制御装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の配光制御モード設定手段
が、前記配光設定項目における前記走行地域ビームの項
目にて「高速道路」、「市街地」及び「一般道」の走行
にそれぞれ適した配光制御モードを選択して設定できる
ように構成されていることを特徴とする各種前方照明用
ランプの点灯及び配光制御装置。 - 【請求項3】請求項1に記載の配光制御モード設定手段
が、前記配光設定項目における前記走行環境ビームの項
目にて「悪天候」の走行に適した配光制御モード又は
「渋滞路」の走行に適した配光制御モードを選択して設
定できるように構成されていることを特徴とする各種前
方照明用ランプの点灯及び配光制御装置。 - 【請求項4】請求項2に記載の配光制御モード設定手段
が、前記配光設定項目における前記ビーム駆動モードの
項目にて、前記走行地域ビームの項目にて選択された配
光制御モードにおける配光制御の度合いを少なくとも
「高」、「基準値」、「低」の3段階に選択して設定で
きるように構成されていることを特徴とする各種前方照
明用ランプの点灯及び配光制御装置。 - 【請求項5】請求項1に記載の配光制御モード設定手段
が、前記配光設定項目における前記ドライバ属性の項目
にて、「初心者」、「一般」及び「高齢者」の運転にそ
れぞれ適した配光制御モードを選択して設定できるよう
に構成されていることを特徴とする各種前方照明用ラン
プの点灯及び配光制御装置。 - 【請求項6】前記配光制御モード設定手段の出力信号に
応答して運転者が選択した項目の配光制御モードが設定
されたことを音声により知らせる音声案内手段を前記ナ
ビゲーション装置に設けたことを特徴とする請求項1に
記載した各種前方照明用ランプの点灯及び配光制御装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000398869A JP2002193030A (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | 車両用灯具の点灯及び配光制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000398869A JP2002193030A (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | 車両用灯具の点灯及び配光制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002193030A true JP2002193030A (ja) | 2002-07-10 |
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ID=18863744
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000398869A Pending JP2002193030A (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | 車両用灯具の点灯及び配光制御装置 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002193030A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006021665A (ja) * | 2004-07-08 | 2006-01-26 | Denso Corp | 車両前照灯の配光パターン確認システム |
CN109466419A (zh) * | 2017-09-08 | 2019-03-15 | 斯坦雷电气株式会社 | 车辆的前照灯的控制装置和车辆的前照灯系统 |
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2000
- 2000-12-27 JP JP2000398869A patent/JP2002193030A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006021665A (ja) * | 2004-07-08 | 2006-01-26 | Denso Corp | 車両前照灯の配光パターン確認システム |
CN109466419A (zh) * | 2017-09-08 | 2019-03-15 | 斯坦雷电气株式会社 | 车辆的前照灯的控制装置和车辆的前照灯系统 |
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