JP2006018147A - ランプモジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】ランプから照射される光による影響を受けにくい構造のランプモジュールを提供する。
【解決手段】発光素子を備えるランプ10と、ランプ10を保持するランプホルダー20と、ランプ10の光軸方向の前面を覆う前面カバー部材30と、前面カバー部材30の前面に配置されたカバーグラス40と、ランプ10の光軸の位置決めを行うための位置決め部33と、ランプ10の上面を覆う上面カバー部材50と、ランプ10の下面を覆う下面カバー部材60と、を備えたランプモジュール1において、前面カバー部材30は、ランプ10の発光面122と同一又はそれ以上の面積を有する開口部32を備え、カバーグラス40には、前面カバー部材30に配置した際に位置決め部33に対応する部分に切欠部41を設け、上面カバー部材50及び下面カバー部材60には、カバーグラス40を係止する上係止部51及び下係止部61を備えて構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、ランプモジュールに関する。
高出力のランプを備えた光学機器として、例えば、拡大画像をスクリーンなどに映し出す、OHP(Overhead Projector)や液晶プロジェクタなどが知られている。特に、液晶プロジェクタは、ホームシアター用のツールとしてだけでなく、プレゼンテーション用のツールとして、近年、需要が増えている。
液晶プロジェクタは、例えば、ランプモジュール、投影レンズ、液晶パネルなどを備えている。
ランプモジュール1Aは、具体的には、例えば、図4に示すように、ランプ10Aやカバーグラス40Aなどの光学部品と、ランプホルダー20Aやカバー部材(前面カバー部材30A、上面カバー部材50A、下面カバー部材60Aなど)などの成形部品とから構成される。
ランプモジュール1Aの成形部品は、一般に耐熱性のプラスチック材料から形成されているが、高出力のランプ10Aから投射された光に含まれる紫外線によって劣化する。特に、光が直接照射される前面カバー部材30Aの開口部32A付近は、紫外線の影響を受けやすく、劣化しやすいという問題がある。
さらに、この劣化の過程で、成形部品を形成するプラスチック材料からガスが発生し、そのガスの成分が、ランプ10A、カバーグラス40Aのみならず、液晶プロジェクタに備えられている他の光学部品(例えば、ミラー、レンズなど)に沈着して、光の透過を妨げ、投影画像の照度を低下させるという問題がある。
その対策として、例えば、液晶パネルなどの光学部品を構成する透明基板の少なくとも一種類を、放熱効率の高いサファイア基板で形成することによって、透明基板を有する光学部品での発熱を効率よく放熱する方法(特許文献1参照)や、ランプから投射され、紫外線吸収加工を施したカバーグラスを透過した光の光路に、更に紫外線吸収加工を施したカバーグラスを備えることによって、部品を高温にする要因である、光エネルギーの高い短波長の光、すなわち、紫外線を徹底的に除去する方法(特許文献2参照)などを用いることが考えられる。
特開2003−195421号公報 特開2001−264729号公報
しかしながら、従来のランプモジュールのカバー部材の一部は、ランプの光が直接照射されるようになっているため、上述のような方法では、カバー部材の劣化を確実に防止することは困難である。
また、上述のような方法以外でも、例えば、カバー部材を大きくしてランプの光が直接照射されないように構成することも考えられるが、カバー部材を大きくすると、液晶プロジェクタ自体も大きくなってしまうという問題が生じる。
本発明の課題は、ランプから照射される光による影響を受けにくい構造のランプモジュールを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、発光素子を備えるランプと、前記ランプを保持するランプホルダーと、前記ランプホルダーに固定され、前記ランプの光軸方向の前面を覆う前面カバー部材と、前記前面カバー部材の前面に配置され、紫外線吸収加工が施されたカバーグラスと、前記前面カバー部材の前面に設けられ、前記ランプの光軸の位置決めを行うための位置決め部と、前記ランプの上面を覆う上面カバー部材と、前記ランプの下面を覆う下面カバー部材と、を備えたランプモジュールにおいて、前記前面カバー部材は、前記ランプの発光面と同一又はそれ以上の面積を有する円形の開口部を備えた略矩形状のプラスチック材料からなり、前記位置決め部は、前記前面カバー部材の四つの角部のうちの少なくも三つの角部に設けられ、前記カバーグラスには、前記前面カバー部材に配置した際に前記位置決め部に対応する部分に切欠部が形成され、前記上面カバー部材には、前記前面カバー部材よりも前面側に突出して、前記カバーグラスを係止する上係止部を備え、前記下面カバー部材には、前記前面カバー部材よりも前面側に突出して、前記カバーグラスを係止する下係止部を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、発光素子を備えるランプと、前記ランプを保持するランプホルダーと、前記ランプホルダーに固定され、前記ランプの光軸方向の前面を覆う前面カバー部材と、前記前面カバー部材の前面に配置され、紫外線吸収加工が施されたカバーグラスと、を備えたランプモジュールにおいて、前記前面カバー部材は、前記ランプの発光面と同一又はそれ以上の面積を有する開口部を備えたプラスチック材料からなることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のランプモジュールであって、前記開口部は、円形状であり、前記前面カバー部材は、略矩形状に形成され、前記前面カバー部材の前面の角部に設けられ、前記ランプの光軸の位置決めを行うための位置決め部を備え、前記カバーグラスには、前記前面カバー部材に配置した際に前記位置決め部に対応する部分に切欠部が形成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、発光素子を備えるランプと、前記ランプを保持するランプホルダーと、前記ランプホルダーに固定され、前記ランプの光軸方向の前面を覆うプラスチック製の前面カバー部材と、前記前面カバー部材の前面に配置され、紫外線吸収加工が施されたカバーグラスと、を備えたランプモジュールにおいて、前記ランプと前記前面カバー部材との間に、紫外線非透過性の中間部材を備えたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、前面カバー部材は、ランプの発光面と同一又はそれ以上の面積を有する開口部を備えているため、プラスチック材料からなる前面カバー部材の開口部付近において、ランプの光が直接照射される部分をなくすことができることとなって、ランプの光に含まれる紫外線によって劣化する部分をより少なくすることができる。また、これに伴い、劣化の過程で発生するガスの量が少なくなるため、ガスの成分が光学部品へ沈着することによって引き起こされる投影画像の照度の低下を抑えることができる。
前面カバー部材の四つの角部のうち、少なくとも三つの角部に位置決め部が設けられているため、ランプモジュールの設置場所の位置決め、すなわち、ランプの光軸の位置決めを、より正確に行うことができる。
また、カバーグラスには、カバーグラスを前面カバー部材に配置した際に、位置決め部に対応する部分に切欠部が備えられているため、例えば、ランプモジュールのサイズを大きくすることができないなどの理由で、前面カバー部材の開口部の近傍に位置決め部を設けたような場合であっても、位置決め部に邪魔されることなく、カバーグラスによって、前面カバー部材の開口部の前面側全体を覆うことができることとなる。さらには、カバー
グラスを前面カバー部材の前面側から配置した後に、上面カバー部材に備えられた上係止部と下面カバー部材に備えられた下係止部とでカバーグラスを係止することができるため、位置決め部に邪魔されることなく、カバーグラスを前面カバー部材の前面に配置することができることとなって、サイズを大きくすることなく、ランプから照射される光による影響を受けにくいランプモジュールを提供することができる。
また、前面カバー部材へのランプから照射される光による影響をより排除できるので、前面カバー部材の耐熱性能を下げることが可能となって、より安価な材料を用いることができる。したがって、前面カバー部材のコストダウンを図ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、プラスチック材料からなる前面カバー部材の開口部付近において、ランプの光が直接照射される部分をなくすことができることとなって、ランプの光に含まれる紫外線によって劣化する部分をより少なくすることができる。また、これに伴い、劣化の過程で発生するガスの量が少なくなるため、ガスの成分が光学部品へ沈着することによって引き起こされる投影画像の照度の低下を抑えることができる。
また、前面カバー部材へのランプから照射される光による影響をより排除できるので、前面カバー部材の耐熱性能を下げることが可能となって、より安価な材料を用いることができる。したがって、前面カバー部材のコストダウンを図ることができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、前面カバー部材の角部に位置決め部が設けられているため、ランプモジュールの設置場所の位置決め、すなわち、ランプの光軸の位置決めを、より正確に行うことができる。
また、カバーグラスには、カバーグラスを前面カバー部材に配置した際に、位置決め部に対応する部分に切欠部が備えられているため、例えば、ランプモジュールのサイズを大きくすることができないなどの理由で、前面カバー部材の開口部の近傍に位置決め部を設けたような場合であっても、位置決め部に邪魔されることなく、カバーグラスによって、前面カバー部材の開口部の前面側全体を覆うことができることとなって、サイズを大きくすることなく、ランプから照射される光による影響を受けにくいランプモジュールを提供することができる。
請求項4に記載の発明によれば、中間部材を備えるだけで、例えば、前面カバー部材の開口部を大きくするなどの対策を講じずに、前面カバー部材に照射される紫外線の量を抑えることができることとなって、サイズを大きくすることなく、ランプから照射される光による影響を受けにくいランプモジュールを提供することができる。
また、前面カバー部材へのランプから照射される光による影響をより排除できるので、前面カバー部材の耐熱性能を下げることが可能となって、より安価な材料を用いることができる。したがって、前面カバー部材のコストダウンを図ることができる。
以下、図を参照して、本発明にかかるランプモジュールの最良の形態を詳細に説明する。
〔第1の実施の形態〕
まず、第1の実施の形態について説明する。
本実施の形態のランプモジュール1は、例えば、液晶プロジェクタなどに備えられている。ランプモジュール1は、例えば、図1及び図2に示すように、ランプ10、カバーグラス40などの光学部品と、ランプ10を保持するランプホルダー20、ランプ10の光軸方向の前面を覆う前面カバー部材30、ランプホルダー20の上面を覆う上面カバー部材50、ランプホルダー20の下面を覆う下面カバー部材60などの成形部品とを備えて構成される。成形部品を形成する材料は、プラスチック材料であれば特に制限は無く、例えば、PPS(Polyphenylene Sulfide)などの耐熱性プラスチックなどが挙げられる。
ランプ10は、例えば、図1及び図2に示すように、ハロゲン光やキセノン光などの光を発する発光素子11や、発光素子11から発せられた光を反射させる反射鏡12などを備える。
ランプホルダー20は、例えば、図1(a)及び図2に示すように、ランプ10の前方を保持するランプ前方ホールド部21や、前面カバー部材30を固定する前面カバー部材固定部22などを備える。
ランプ前方ホールド部21の中央部には、ランプ10の反射鏡12の外縁121と係合する円形状の係合孔211が設けられている。
前面カバー部材30は、例えば、図1(a)及び図2に示すように、ランプホルダー20の前面カバー部材固定部22の前面側に、ビス31などによって固定されている。前面カバー部材30は、例えば、図1(b)に示すように、略矩形状をなしており、前面カバー部材30の中央部には、ランプ10の発光面122の面積と同一又はそれ以上の面積を有する円形状の開口部32が設けられている。
前面カバー部材30の前面側の四つの角部の少なくとも三つの角部には、例えば、図1及び図2に示すように、前面側に突出した位置決め部33が備えられている。位置決め部33は、例えば、液晶プロジェクタなどの内部における、ランプモジュール1の設置場所の位置決め、すなわち、ランプモジュール1中のランプ10の光軸の位置決めを行うために備えられている。
カバーグラス40は、少なくとも片面に紫外線吸収加工が施されている。
カバーグラス40は、例えば、図1(b)に示すように、前面カバー部材30の一辺の長さと略等しい一辺の長さを有する略矩形状のガラス板の四つの角部に、切欠部41を設けた形状をしている。切欠部41は、カバーグラス40をランプモジュール1に備えた状態で、前面カバー部材30の前面側の角部に備えた位置決め部33と、前面カバー部材30をランプホルダー20に固定するために取り付けたビス31とに対応する位置に設けられ、且つ、カバーグラス40によって前面カバー部材30の開口部32の前面側全体が覆われるように設けられている。
上面カバー部材50及び下面カバー部材60は、例えば、図1及び図2に示すように、それぞれランプモジュール1の上面及び下面に備えられている。上面カバー部材50及び下面カバー部材60の前面側には、上面カバー部材50及び下面カバー部材60をランプモジュール1に備えた際に、カバーグラス40よりも前面側に突出する上係止部51及び下係止部61が設けられている。
上係止部51は下面側に折り返された形状を有し、下係止部61は上面側に折り返された形状を有している。上係止部51及び下係止部61の折り返しの高さは、上面カバー部材50及び下面カバー部材60をランプモジュール1に備えた際に、カバーグラス40を前面カバー部材30の前面側に当接させた状態で固定でき、且つ、前面カバー部材30の開口部32を覆わないように設定されている。
次いで、上記ランプモジュール1の組立方法について説明する。
まず、図2に示すように、ランプ10をランプホルダー20に保持させ、ランプホルダー20の前面カバー部材固定部22に、ビス31などを用いて、前面カバー部材30を固定する。次に、前面カバー部材30の前面側に、カバーグラス40を当接させる。そして、ランプ10を保持したランプホルダー20と、ランプホルダー20に固定した前面カバー部材30と、前面カバー部材30の前面側に配置したカバーグラス40との上面及び下面に、接着剤やビスなどを用いて、それぞれ上面カバー部材50及び下面カバー部材60
を固定する。このとき、図1(a)に示すように、カバーグラス40は、上面カバー部材50の上係止部51及び下面カバー部材60の下係止部61によって、前面カバー部材30の前面側に当接したまま固定される。
以上説明した本発明のランプモジュール1によれば、前面カバー部材30は、ランプの発光面122と同一又はそれ以上の面積を有する開口部32を備えているため、プラスチック材料からなる前面カバー部材30の開口部32付近において、ランプ10の光が直接照射される部分をなくすことができることとなって、ランプ10の光に含まれる紫外線によって劣化する部分を、より少なくすることができる。また、これに伴い、劣化の過程で発生するガスの量が少なくなるため、ガスの成分が光学部品へ沈着することによって引き起こされる投影画像の照度の低下を抑えることができる。
前面カバー部材30の四つの角部のうち、少なくとも三つの角部に位置決め部33が設けられているため、例えば、液晶プロジェクタなどの内部における、ランプモジュール1の設置場所の位置決め、すなわち、ランプモジュール1中のランプ10の光軸の位置決めを、より正確に行うことができる。
また、カバーグラス40には、カバーグラス40を前面カバー部材30に配置した際に、位置決め部33及びビス31に対応する部分に切欠部41が備えられているため、例えば、ランプモジュール1のサイズを大きくすることができないなどの理由で、前面カバー部材30の開口部32の近傍に位置決め部33やビス31などを設けたような場合であっても、位置決め部33やビス31などに邪魔されることなく、カバーグラス40によって、前面カバー部材30の開口部32の前面側全体を覆うことができることとなる。さらには、カバーグラス40を前面カバー部材30の前面側から配置した後に、上面カバー部材50の上係止部51と下面カバー部材60の下係止部61とでカバーグラス40を係止するため、位置決め部33やビス31などに邪魔されることなく、カバーグラス40を前面カバー部材30の前面に配置することができることとなって、サイズを大きくすることなく、ランプ10から照射される光による影響を受けにくいランプモジュール1を提供することができる。
また、前面カバー部材30へのランプ10からの光の照射による影響をより排除できるので、前面カバー部材30の耐熱性能を下げることが可能となって、より安価な材料を用いることができる。したがって、前面カバー部材30のコストダウンを図ることができる。
なお、本発明は、上記した第1の実施の形態のものに限るものではない。
例えば、位置決め部33の個数には特に制限はなく、位置決め部33によって、ランプ10の光軸の位置決めを正確に行うことができれば何個でもよい。
カバーグラス40に設けた四つの切欠部41の大きさを統一する必要はなく、カバーグラス40が、ビス31と位置決め部33とに邪魔されることなく、前面カバー部材30の開口部32の前面側全体を覆うことができ、且つ、上面カバー50の上係止部51及び下面カバー部材60の下係止部61によって係止されればよい。
カバーグラス40は、紫外線だけでなく、画像を投影するために不必要な波長の光(例えば、赤外線など)であれば、その光も透過しないよう、加工が施されてもよい。
〔第2の実施の形態〕
次いで、第2の実施の形態について説明する。
図3は、本発明の第2の実施の形態であるランプモジュール1aを示す図である。
なお、第2の実施の形態におけるランプモジュール1aは、第1の実施の形態におけるランプモジュール1と対比すると、前面カバー部材30及びカバーグラス40の構造と、
ランプ10と前面カバー部材30との間に中間部材を設けた点とが異なる。したがって、この第1の実施の形態と異なる箇所のみについて説明し、その他の共通する部分は、同一符号を付して説明を省略する。
図3(b)に示すように、前面カバー部材30aの中央部には、ランプ10の発光面122の面積より小さい面積を有する略矩形状の開口部32aが設けられている。また、ランプモジュール1aには、開口部32aの面積より大きい面積を有する、略矩形状のカバーグラス40aが備えられている。カバーグラス40aによって、前面カバー部材30aの開口部32aの前面側全体は覆われている。
図3(a)に示すように、前面カバー部材30aの開口部32aの前面側の上縁付近及び下縁付近には、それぞれカバーグラス40aよりも前面側に突出する上係止部34及び下係止部35が備えられている。上係止部34は下面側に折り返られた形状を有し、下係止部35は上面側に折り返られた形状を有している。折り返しの高さは、カバーグラス40aを前面カバー部材30aの前面側に当接させた状態で固定でき、且つ、前面カバー部材30aの開口部32aを覆わないように設定されている。
図3に示すように、ランプモジュール1aには、平らな上面カバー部材50a及び下面カバー部材60aが備えられている。
図3に示すように、ランプモジュール1aのランプ10と前面カバー部材30aとの間には、中間部材70が備えられている。中間部材70は、例えば、略矩形状の紫外線非透過性の金属板などから形成されている。中間部材70の中央部には、前面カバー部材30aの開口部32aの面積と略等しい面積を有する略矩形状の開口部71が設けられている。開口部71は、中間部材70をランプモジュール1aに備えた状態で、前面カバー部材30aの開口部32aと重なる位置に設けられている。
なお、本発明は、上記した第2の実施の形態のものに限るものではない。
例えば、中間部材70を形成する材料は、紫外線を透過しない材料であれば制限はなく、例えば、ガラス板などから形成してもよい。このとき、画像を投影するために必要な波長の光を透過する材料(例えば、ガラス板など)を用いて、中間部材70を形成した場合には、開口部71を必ずしも設ける必要は無い。また、中間部材70は、紫外線だけでなく、画像を投影するために不必要な波長の光(例えば、赤外線など)であれば、その光も透過しない材料で形成してもよい。
前面カバー部材30aの開口部32a及び中間部材70の開口部71の形状に制限はなく、画像を投影するために必要な輝度が得られれば、例えば、円形状などでもよい。
また、第1の実施の形態のランプモジュール1に第2の実施の形態の中間部材70を組み込んだ構成としてもよい。
本発明のランプモジュール1又は1aは、液晶プロジェクタに限らず、ランプを備えた光学機器であれば、例えば、OHPなどに備えてもよい。
本発明の第1の実施の形態であるランプモジュールの側面図(a)及び正面図(b)である。 本発明の第1の実施の形態であるランプモジュールの分解側面図である。 本発明の第2の実施の形態であるランプモジュールの側面図(a)及び正面図(b)である。 従来のランプモジュールの側面図(a)及び正面図(b)である。
符号の説明
1、1a ランプモジュール
10 ランプ
122 発光面
20 ランプホルダー
30、30a 前面カバー部材
32、32a 開口部
33 位置決め部
40、40a カバーグラス
41 切欠部
50、50a 上面カバー部材
51 上係止部
60、60a 下面カバー部材
61 下係止部
70 中間部材

Claims (4)

  1. 発光素子を備えるランプと、前記ランプを保持するランプホルダーと、前記ランプホルダーに固定され、前記ランプの光軸方向の前面を覆う前面カバー部材と、前記前面カバー部材の前面に配置され、紫外線吸収加工が施されたカバーグラスと、前記前面カバー部材の前面に設けられ、前記ランプの光軸の位置決めを行うための位置決め部と、前記ランプの上面を覆う上面カバー部材と、前記ランプの下面を覆う下面カバー部材と、を備えたランプモジュールにおいて、
    前記前面カバー部材は、前記ランプの発光面と同一又はそれ以上の面積を有する円形の開口部を備えた略矩形状のプラスチック材料からなり、
    前記位置決め部は、前記前面カバー部材の四つの角部のうちの少なくも三つの角部に設けられ、
    前記カバーグラスには、前記前面カバー部材に配置した際に前記位置決め部に対応する部分に切欠部が形成され、
    前記上面カバー部材には、前記前面カバー部材よりも前面側に突出して、前記カバーグラスを係止する上係止部を備え、
    前記下面カバー部材には、前記前面カバー部材よりも前面側に突出して、前記カバーグラスを係止する下係止部を備えることを特徴とするランプモジュール。
  2. 発光素子を備えるランプと、前記ランプを保持するランプホルダーと、前記ランプホルダーに固定され、前記ランプの光軸方向の前面を覆う前面カバー部材と、前記前面カバー部材の前面に配置され、紫外線吸収加工が施されたカバーグラスと、を備えたランプモジュールにおいて、
    前記前面カバー部材は、前記ランプの発光面と同一又はそれ以上の面積を有する開口部を備えたプラスチック材料からなることを特徴とするランプモジュール。
  3. 前記開口部は、円形状であり、
    前記前面カバー部材は、略矩形状に形成され、
    前記前面カバー部材の前面の角部に設けられ、前記ランプの光軸の位置決めを行うための位置決め部を備え、
    前記カバーグラスには、前記前面カバー部材に配置した際に前記位置決め部に対応する部分に切欠部が形成されていることを特徴とする請求項2に記載のランプモジュール。
  4. 発光素子を備えるランプと、前記ランプを保持するランプホルダーと、前記ランプホルダーに固定され、前記ランプの光軸方向の前面を覆うプラスチック製の前面カバー部材と、前記前面カバー部材の前面に配置され、紫外線吸収加工が施されたカバーグラスと、を備えたランプモジュールにおいて、
    前記ランプと前記前面カバー部材との間に、紫外線非透過性の中間部材を備えたことを特徴とするランプモジュール。
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