JP6566251B2 - 光学ホイール装置、光源装置、投影装置、及び、光学ホイール装置の製造方法 - Google Patents
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また、本発明に係る第2の態様の光学ホイール装置は、所定の回転軸を中心に回転する光学ホイールと、保持しているレンズの少なくとも一部が前記光学ホイールと対向するように配置されるとともに、第1の取付面との間に所定のスペーサ部材が介在するように前記第1の取付面に取り付けられたレンズホルダと、前記回転軸の延伸方向に沿う方向に前記光学ホイールを移動可能な位置調整部と、を備え、前記レンズホルダは、前記光学ホイールに向けて突出するとともに、前記回転軸の延伸方向を法線にした平面座標上において前記光学ホイールとは重ならない位置に設けられた突出部を有し、前記突出部は、前記スペーサ部材が取り外されて前記レンズホルダが前記第1の取付面に接触するように取り付けられたときには、前記平面座標上において前記光学ホイールと重なるようになる位置に設けられている、ことを特徴とする。
また、本発明に係る第3の態様の光学ホイール装置は、所定の回転軸を中心に回転する光学ホイールと、保持しているレンズの少なくとも一部が前記光学ホイールと対向するように配置されるとともに、第1の取付面との間に所定のスペーサ部材が介在するように前記第1の取付面に取り付けられたレンズホルダと、前記回転軸の延伸方向に沿う方向に前記光学ホイールを移動可能な位置調整部と、を備え、前記レンズホルダは、前記光学ホイールに向けて突出する突出部を有し、前記光学ホイールは、前記レンズとの対向面に凹凸段差を有し、前記スペーサ部材は、当該スペーサ部材が取り外されて前記レンズホルダが前記取り付け面に接触するように取り付けられたときに、当該スペーサ部材が取り付けられているときには前記回転軸の延伸方向を法線にした平面座標上において前記凹凸段差のうちの凹部と重なる位置にある前記突出部が、前記平面座標上において前記凹凸段差のうちの凸部と重なる位置にくる厚みに形成されている、ことを特徴とする。
また、本発明に係る第4の態様の光学ホイール装置は、所定の回転軸を中心に回転する光学ホイールと、保持しているレンズの少なくとも一部が前記光学ホイールと対向するように配置されるとともに、第1の取付面との間に所定のスペーサ部材が介在するように前記第1の取付面に取り付けられたレンズホルダと、前記回転軸の延伸方向に沿う方向に前記光学ホイールを移動可能な位置調整部と、を備え、前記光学ホイールは、前記レンズとの対向面に凹凸段差を有し、前記レンズホルダは、前記光学ホイールに向けて突出するとともに、前記回転軸の延伸方向を法線にした平面座標上において前記凹凸段差のうちの凹部と重なる位置に設けられた突出部を有し、前記突出部は、前記スペーサ部材が取り外されて前記レンズホルダが前記取り付け面に接触するように取り付けられたときには、前記平面座標上において前記凹凸段差のうちの凸部と重なるようになる位置に設けられている、ことを特徴とする。
また、本発明に係る第2の態様の光学ホイール装置の製造方法は、所定の回転軸を中心に回転する光学ホイールと、保持しているレンズの少なくとも一部が前記光学ホイールと対向するように配置されて第1の取付面に取り付けられたレンズホルダと、を備えた光学ホイール装置の製造方法であって、前記第1の取付面との間に所定のスペーサ部材が介在するように前記第1の取付面に前記レンズホルダを取り付ける第1の工程に先立って、前記スペーサ部材の取り付けを省くことによって前記レンズホルダが前記第1の取付面に接触するように一時的に取り付ける第2の工程と、前記レンズホルダが前記第1の取付面に接触するように一時的に取り付けられた状態で、前記回転軸の延伸方向に沿う方向に前記光学ホイールを移動調整することによって、前記光学ホイールと前記レンズホルダとの間の隙間量を調整する第3の工程と、を有し、前記レンズホルダは、前記光学ホイールに向けて突出する突出部を有し、前記突出部は、前記第1の工程での前記レンズホルダの前記第1の取付面への取り付けでは前記回転軸の延伸方向を法線にした平面座標上において前記光学ホイールとは重ならない位置であって、前記第2工程での前記レンズホルダの前記第1の取付面への取り付けでは前記平面座標上において前記光学ホイールと重なる位置に形成されており、前記第3の工程は、前記突出部の突出高さを目安にして前記光学ホイールを移動調整し、前記第3の工程の後に前記第1の工程が実施される、ことを特徴とする。
また、本発明に係る第3の態様の光学ホイール装置の製造方法は、所定の回転軸を中心に回転する光学ホイールと、保持しているレンズの少なくとも一部が前記光学ホイールと対向するように配置されて第1の取付面に取り付けられたレンズホルダと、を備えた光学ホイール装置の製造方法であって、前記第1の取付面との間に所定のスペーサ部材が介在するように前記第1の取付面に前記レンズホルダを取り付ける第1の工程に先立って、前記スペーサ部材の取り付けを省くことによって前記レンズホルダが前記第1の取付面に接触するように一時的に取り付ける第2の工程と、前記レンズホルダが前記第1の取付面に接触するように一時的に取り付けられた状態で、前記回転軸の延伸方向に沿う方向に前記光学ホイールを移動調整することによって、前記光学ホイールと前記レンズホルダとの間の隙間量を調整する第3の工程と、を有し、前記レンズホルダは、前記光学ホイールに向けて突出する突出部を有し、前記光学ホイールは、前記レンズとの対向面に凹凸段差を有し、前記スペーサ部材は、前記第1の工程での前記レンズホルダの前記第1の取付面への取り付けでは前記回転軸の延伸方向を法線にした平面座標上において前記凹凸段差のうちの凹部と重なる位置にある前記突出部が、前記第2工程での前記レンズホルダの前記第1の取付面への取り付けでは前記平面座標上において前記凹凸段差のうちの凸部と重なる位置にくる厚みに形成されており、前記第3の工程は、前記突出部の突出高さを目安にして前記光学ホイールを移動調整し、前記第3の工程の後に前記第1の工程が実施される、ことを特徴とする。
また、本発明に係る第4の態様の光学ホイール装置の製造方法は、所定の回転軸を中心に回転する光学ホイールと、保持しているレンズの少なくとも一部が前記光学ホイールと対向するように配置されて第1の取付面に取り付けられたレンズホルダと、を備えた光学ホイール装置の製造方法であって、前記第1の取付面との間に所定のスペーサ部材が介在するように前記第1の取付面に前記レンズホルダを取り付ける第1の工程に先立って、前記スペーサ部材の取り付けを省くことによって前記レンズホルダが前記第1の取付面に接触するように一時的に取り付ける第2の工程と、前記レンズホルダが前記第1の取付面に接触するように一時的に取り付けられた状態で、前記回転軸の延伸方向に沿う方向に前記光学ホイールを移動調整することによって、前記光学ホイールと前記レンズホルダとの間の隙間量を調整する第3の工程と、を有し、前記レンズホルダは、前記光学ホイールに向けて突出する突出部を有し、前記光学ホイールは、前記レンズとの対向面に凹凸段差を有し、前記突出部は、前記第1の工程での前記レンズホルダの前記第1の取付面への取り付けでは前記回転軸の延伸方向を法線にした平面座標上において前記凹凸段差のうちの凹部と重なる位置であって、前記第2工程での前記レンズホルダの前記第1の取付面への取り付けでは前記平面座標上において前記凹凸段差のうちの凸部と重なる位置に形成されており、前記第3の工程は、前記突出部の突出高さを目安にして前記光学ホイールを移動調整し、前記第3の工程の後に前記第1の工程が実施される、ことを特徴とする。
以下、本発明の第一実施形態について図を用いて説明する。図1は、投影装置10の外観斜視図である。なお、本実施形態において、投影装置10における左右とは投影方向に対しての左右方向を示し、前後とは投影装置10のスクリーン側方向及び光線束の進行方向に対しての前後方向を示す。
次に、図8及び図9(a),(b)に基づいて、本発明に係る第二実施形態について説明する。なお、第一実施形態と同様の部材や箇所には同じ符号を付して、その説明は省略又は簡略化する。本実施形態においては、第一実施形態におけるレンズホルダ107に換えて、投影方向に対して右側面(図では左側面)から2つの固定ピン207aが突出されるレンズホルダ207とされている。レンズホルダ207には、集光レンズ群109が保持されている。レンズホルダ207は、略矩形箱状に形成されている。
次に、本発明の第三実施形態を図10及び図11に示す。本実施形態においても、第一実施形態と同じ部材や箇所には同じ符号を付して、その説明は省略又は簡略化する。本実施形態においては、光学ホイール装置100は、第一実施形態のレンズホルダ107に換えて、ボス部307b−1〜3を複数有するレンズホルダ307が備えられる。そして、レンズホルダ307の下面及び左右の側面にそれぞれ固定ピン307a−1〜3が、各側面に2個ずつ設けられている。
[1]光学ホイールと、
前記光学ホイールを回転駆動するホイールモータと、
光学部品を保持して前記光学ホイールと対向して配置され、前記光学ホイールに向けて突出するボス部を有するレンズホルダと、
前記ホイールモータの回転軸の方向に前記光学ホイールを移動させる位置調整部と、
前記ボス部が前記光学ホイールの所定領域に当接した状態から非当接した状態に位置されるよう前記レンズホルダを前記ホイールモータの回転軸に対して直交方向に移動させるレンズホルダ移動部と、
を有することを特徴とする光学ホイール装置。
[2]前記光学ホイールの外周より内側に段差部が形成されており、前記非当接した状態は、前記光学ホイールの内側に対応する領域の前記光学ホイールに前記ボス部が当接しない状態である、
又は、前記非当接した状態は、前記光学ホイールの外周より外側に対応する領域に前記ボス部が位置する状態であることを特徴とする前記[1]に記載の光学ホイール装置。
[3]前記レンズホルダ移動部は、前記レンズホルダの側面と固定されるベース部材と、前記レンズホルダと前記ベース部材間に着脱可能に設けられるスペーサと、を備えることを特徴とする前記[1]又は前記[2]に記載の光学ホイール装置。
[4]前記レンズホルダ移動部は、前記レンズホルダの下面に設けられることを特徴とする前記[3]に記載の光学ホイール装置。
[5]前記位置調整部は、前記ホイールモータを支持する支持部材に設けられることを特徴とする前記[1]乃至前記[4]の何れか記載の光学ホイール装置。
[6]前記位置調整部は、前記ホイールモータの回転軸の方向と平行な長軸を備えて前記支持部材に設けられる長孔と、前記長孔に挿通されて前記支持部材を取付面に固定するボルトと、を有することを特徴とする前記[5]に記載の光学ホイール装置。
[7]前記ボス部は、前記レンズホルダに複数設けられることを特徴とする前記[1]乃至前記[6]の何れか記載の光学ホイール装置。
[8]前記[1]乃至前記[7]の何れか記載の光学ホイール装置と、
半導体発光素子により構成され、励起光を出射する励起光照射装置と、
を有し、
前記光学ホイールは、励起光が照射されることにより蛍光光を発光する蛍光発光領域を有することを特徴とする光源装置。
[9]前記光学ホイールは、前記蛍光発光領域に対して円周方向に並設されて前記励起光照射装置からの出射光を拡散透過させる拡散透過領域を有し、
前記蛍光発光領域は、前記蛍光光として緑色波長帯域光を発光し、
半導体発光素子により構成された赤色光源装置を備え、
前記励起光照射装置は、前記半導体発光素子により青色波長帯域光を出射することを特徴とする前記[8]に記載の光源装置。
[10]前記光学ホイールの前記蛍光発光領域に前記励起光の光軸が対応するように前記レンズホルダを前記非当接した状態に移動することを特徴とする前記[9]に記載の光源装置。
[11]前記[8]乃至前記[10]に記載の光源装置と、
前記光源装置からの光源光が照射され、画像光を形成する表示素子と、
前記表示素子から出射された前記画像光をスクリーンに投影する投影側光学系と、
前記表示素子と、前記光源装置を制御する投影装置制御部と、
を有することを特徴とする投影装置。
[12]光学部品が保持されてベース部材に直接固定されるレンズホルダと対向して配置される光学ホイールを、前記レンズホルダに対して接近させて、前記光学ホイールに向けて突出して前記レンズホルダに設けられるボス部に当接させる工程と、
前記レンズホルダを前記ベース部材から取り外す工程と、
前記レンズホルダを前記ベース部材にスペーサを介して取り付けて、前記ボス部を前記光学ホイールの外周により形成される領域よりも外側に位置させる工程と、
を含むことを特徴とする光学ホイール装置の位置調整方法。
12 正面パネル 13 背面パネル
14 右側パネル 15 左側パネル
17 排気孔 18 吸気孔
19 レンズカバー 21 入出力コネクタ部
22 入出力インターフェース 23 画像変換部
24 表示エンコーダ 25 ビデオRAM
26 表示駆動部 31 画像圧縮/伸長部
32 メモリカード 35 Ir受信部
36 Ir処理部 37 キー/インジケータ部
38 制御部 41 光源制御回路
43 冷却ファン駆動制御回路 45 レンズモータ
47 音声処理部 48 スピーカ
51 表示素子 60 光源装置
70 励起光照射装置 71 青色レーザダイオード
73 コリメータレンズ 75 反射ミラー群
76 ミラー基板 78 集光レンズ
80 緑色光源装置 81 ヒートシンク
100 光学ホイール装置
101 光学ホイール 102 基材
102a 面 103 蛍光発光領域
104 拡散透過領域 107 レンズホルダ
107a 固定ピン 107b ボス部
108 ボルト 109 集光レンズ群
110 ホイールモータ 110a モータベースプレート
112 支持部材 112a 連結部
112b 制御盤支持部 112c 支持板部
112d 固定部 112e 長孔
112f ガイド用長孔 113 モータ制御部
114 モータ軸 115 集光レンズ
117 台座 117a ガイドピン
118 ボルト 119a ベース部材
119b スペーサ 120 赤色光源装置
121 赤色光源 125 集光レンズ群
130 ヒートシンク 140 導光光学系
141 第一ダイクロイックミラー 143 第一反射ミラー
145 第二反射ミラー 146 集光レンズ
147 集光レンズ 148 第二ダイクロイックミラー
149 集光レンズ 170 光源側光学系
173 集光レンズ 175 ライトトンネル
178 集光レンズ 181 光軸変換ミラー
183 集光レンズ 185 照射ミラー
190 ヒートシンク 195 コンデンサレンズ
207 レンズホルダ 207a 固定ピン
207b ボス部 219a ベース部材
219b スペーサ 220 投影側光学系
225 固定レンズ群 235 可動レンズ群
241 制御回路基板 261 冷却ファン
262 ヒートシンク 307 レンズホルダ
307a−1〜3 固定ピン 307b−1〜3 ボス部
319a ベース部材 319b スペーサ
Claims (16)
- 所定の回転軸を中心に回転する光学ホイールと、
保持しているレンズの少なくとも一部が前記光学ホイールと対向するように配置されるとともに、第1の取付面との間に所定のスペーサ部材が介在するように前記第1の取付面に取り付けられたレンズホルダと、
前記回転軸の延伸方向に沿う方向に前記光学ホイールを移動可能な位置調整部と、
を備え、
前記レンズホルダは、前記光学ホイールに向けて突出する突出部を有し、
前記スペーサ部材は、当該スペーサ部材が取り外されて前記レンズホルダが前記第1の取付面に接触するように取り付けられたときに、当該スペーサ部材が取り付けられているときには前記回転軸の延伸方向を法線にした平面座標上において前記光学ホイールとは重ならない位置にある前記突出部が、前記平面座標上において前記光学ホイールと重なる位置にくる厚みに形成されている、
ことを特徴とする光学ホイール装置。 - 所定の回転軸を中心に回転する光学ホイールと、
保持しているレンズの少なくとも一部が前記光学ホイールと対向するように配置されるとともに、第1の取付面との間に所定のスペーサ部材が介在するように前記第1の取付面に取り付けられたレンズホルダと、
前記回転軸の延伸方向に沿う方向に前記光学ホイールを移動可能な位置調整部と、
を備え、
前記レンズホルダは、前記光学ホイールに向けて突出するとともに、前記回転軸の延伸方向を法線にした平面座標上において前記光学ホイールとは重ならない位置に設けられた突出部を有し、
前記突出部は、前記スペーサ部材が取り外されて前記レンズホルダが前記第1の取付面に接触するように取り付けられたときには、前記平面座標上において前記光学ホイールと重なるようになる位置に設けられている、
ことを特徴とする光学ホイール装置。 - 所定の回転軸を中心に回転する光学ホイールと、
保持しているレンズの少なくとも一部が前記光学ホイールと対向するように配置されるとともに、第1の取付面との間に所定のスペーサ部材が介在するように前記第1の取付面に取り付けられたレンズホルダと、
前記回転軸の延伸方向に沿う方向に前記光学ホイールを移動可能な位置調整部と、
を備え、
前記レンズホルダは、前記光学ホイールに向けて突出する突出部を有し、
前記光学ホイールは、前記レンズとの対向面に凹凸段差を有し、
前記スペーサ部材は、当該スペーサ部材が取り外されて前記レンズホルダが前記取り付け面に接触するように取り付けられたときに、当該スペーサ部材が取り付けられているときには前記回転軸の延伸方向を法線にした平面座標上において前記凹凸段差のうちの凹部と重なる位置にある前記突出部が、前記平面座標上において前記凹凸段差のうちの凸部と重なる位置にくる厚みに形成されている、
ことを特徴とする光学ホイール装置。 - 所定の回転軸を中心に回転する光学ホイールと、
保持しているレンズの少なくとも一部が前記光学ホイールと対向するように配置されるとともに、第1の取付面との間に所定のスペーサ部材が介在するように前記第1の取付面に取り付けられたレンズホルダと、
前記回転軸の延伸方向に沿う方向に前記光学ホイールを移動可能な位置調整部と、
を備え、
前記光学ホイールは、前記レンズとの対向面に凹凸段差を有し、
前記レンズホルダは、前記光学ホイールに向けて突出するとともに、前記回転軸の延伸方向を法線にした平面座標上において前記凹凸段差のうちの凹部と重なる位置に設けられた突出部を有し、
前記突出部は、前記スペーサ部材が取り外されて前記レンズホルダが前記取り付け面に接触するように取り付けられたときには、前記平面座標上において前記凹凸段差のうちの凸部と重なるようになる位置に設けられている、
ことを特徴とする光学ホイール装置。 - 前記光学ホイールを回転駆動するホイールモータを備え、
前記位置調整部は、前記ホイールモータを支持する支持部材に設けられている、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の光学ホイール装置。 - 前記位置調整部は、前記回転軸の延伸方向と平行な長軸を備えて前記支持部材に設けられる長孔と、前記長孔に挿通されて前記支持部材を第2の取付面に固定するボルトと、を有する、
ことを特徴とする請求項5に記載の光学ホイール装置。 - 前記突出部は、前記レンズホルダに複数設けられている、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れかに記載の光学ホイール装置。 - 前記光学ホイールは、前記回転軸の延伸方向が前記第1の取付面における法線方向に対して直交するように配置されている、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れかに記載の光学ホイール装置。 - 前記突出部の突出高さが、前記光学ホイールと前記レンズホルダとの間の隙間量に対応させた高さに設定されている、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れかに記載の光学ホイール装置。 - 前記突出部は、前記レンズホルダにおける前記光学ホイールと対向する側の面に設けられている、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項9の何れかに記載の光学ホイール装置。 - 請求項1乃至請求項10の何れかに記載の光学ホイール装置と、
半導体発光素子により構成され、励起光を出射する励起光照射装置と、
を備え、
前記光学ホイールは、励起光が照射されることにより蛍光光を発光する蛍光発光領域を有する、
ことを特徴とする光源装置。 - 請求項11に記載の光源装置と、
前記光源装置からの光源光が照射され、画像光を形成する表示素子と、
前記表示素子から出射された前記画像光をスクリーンに投影する投影側光学系と、
前記表示素子と、前記光源装置を制御する投影装置制御部と、
を備えた、
ことを特徴とする投影装置。 - 所定の回転軸を中心に回転する光学ホイールと、保持しているレンズの少なくとも一部が前記光学ホイールと対向するように配置されて第1の取付面に取り付けられたレンズホルダと、を備えた光学ホイール装置の製造方法であって、
前記第1の取付面との間に所定のスペーサ部材が介在するように前記第1の取付面に前記レンズホルダを取り付ける第1の工程に先立って、前記スペーサ部材の取り付けを省くことによって前記レンズホルダが前記第1の取付面に接触するように一時的に取り付ける第2の工程と、
前記レンズホルダが前記第1の取付面に接触するように一時的に取り付けられた状態で、前記回転軸の延伸方向に沿う方向に前記光学ホイールを移動調整することによって、前記光学ホイールと前記レンズホルダとの間の隙間量を調整する第3の工程と、
を有し、
前記レンズホルダは、前記光学ホイールに向けて突出する突出部を有し、
前記スペーサ部材は、前記第1の工程での前記レンズホルダの前記第1の取付面への取り付けでは前記回転軸の延伸方向を法線にした平面座標上において前記光学ホイールとは重ならない位置にある前記突出部が、前記第2工程での前記レンズホルダの前記第1の取付面への取り付けでは前記平面座標上において前記光学ホイールと重なる位置にくる厚みに形成されており、
前記第3の工程は、前記突出部の突出高さを目安にして前記光学ホイールを移動調整し、
前記第3の工程の後に前記第1の工程が実施される、
ことを特徴とする光学ホイール装置の製造方法。 - 所定の回転軸を中心に回転する光学ホイールと、保持しているレンズの少なくとも一部が前記光学ホイールと対向するように配置されて第1の取付面に取り付けられたレンズホルダと、を備えた光学ホイール装置の製造方法であって、
前記第1の取付面との間に所定のスペーサ部材が介在するように前記第1の取付面に前記レンズホルダを取り付ける第1の工程に先立って、前記スペーサ部材の取り付けを省くことによって前記レンズホルダが前記第1の取付面に接触するように一時的に取り付ける第2の工程と、
前記レンズホルダが前記第1の取付面に接触するように一時的に取り付けられた状態で、前記回転軸の延伸方向に沿う方向に前記光学ホイールを移動調整することによって、前記光学ホイールと前記レンズホルダとの間の隙間量を調整する第3の工程と、
を有し、
前記レンズホルダは、前記光学ホイールに向けて突出する突出部を有し、
前記突出部は、前記第1の工程での前記レンズホルダの前記第1の取付面への取り付けでは前記回転軸の延伸方向を法線にした平面座標上において前記光学ホイールとは重ならない位置であって、前記第2工程での前記レンズホルダの前記第1の取付面への取り付けでは前記平面座標上において前記光学ホイールと重なる位置に形成されており、
前記第3の工程は、前記突出部の突出高さを目安にして前記光学ホイールを移動調整し、
前記第3の工程の後に前記第1の工程が実施される、
ことを特徴とする光学ホイール装置の製造方法。 - 所定の回転軸を中心に回転する光学ホイールと、保持しているレンズの少なくとも一部が前記光学ホイールと対向するように配置されて第1の取付面に取り付けられたレンズホルダと、を備えた光学ホイール装置の製造方法であって、
前記第1の取付面との間に所定のスペーサ部材が介在するように前記第1の取付面に前記レンズホルダを取り付ける第1の工程に先立って、前記スペーサ部材の取り付けを省くことによって前記レンズホルダが前記第1の取付面に接触するように一時的に取り付ける第2の工程と、
前記レンズホルダが前記第1の取付面に接触するように一時的に取り付けられた状態で、前記回転軸の延伸方向に沿う方向に前記光学ホイールを移動調整することによって、前記光学ホイールと前記レンズホルダとの間の隙間量を調整する第3の工程と、
を有し、
前記レンズホルダは、前記光学ホイールに向けて突出する突出部を有し、
前記光学ホイールは、前記レンズとの対向面に凹凸段差を有し、
前記スペーサ部材は、前記第1の工程での前記レンズホルダの前記第1の取付面への取り付けでは前記回転軸の延伸方向を法線にした平面座標上において前記凹凸段差のうちの凹部と重なる位置にある前記突出部が、前記第2工程での前記レンズホルダの前記第1の取付面への取り付けでは前記平面座標上において前記凹凸段差のうちの凸部と重なる位置にくる厚みに形成されており、
前記第3の工程は、前記突出部の突出高さを目安にして前記光学ホイールを移動調整し、
前記第3の工程の後に前記第1の工程が実施される、
ことを特徴とする光学ホイール装置の製造方法。 - 所定の回転軸を中心に回転する光学ホイールと、保持しているレンズの少なくとも一部が前記光学ホイールと対向するように配置されて第1の取付面に取り付けられたレンズホルダと、を備えた光学ホイール装置の製造方法であって、
前記第1の取付面との間に所定のスペーサ部材が介在するように前記第1の取付面に前記レンズホルダを取り付ける第1の工程に先立って、前記スペーサ部材の取り付けを省くことによって前記レンズホルダが前記第1の取付面に接触するように一時的に取り付ける第2の工程と、
前記レンズホルダが前記第1の取付面に接触するように一時的に取り付けられた状態で、前記回転軸の延伸方向に沿う方向に前記光学ホイールを移動調整することによって、前記光学ホイールと前記レンズホルダとの間の隙間量を調整する第3の工程と、
を有し、
前記レンズホルダは、前記光学ホイールに向けて突出する突出部を有し、
前記光学ホイールは、前記レンズとの対向面に凹凸段差を有し、
前記突出部は、前記第1の工程での前記レンズホルダの前記第1の取付面への取り付けでは前記回転軸の延伸方向を法線にした平面座標上において前記凹凸段差のうちの凹部と重なる位置であって、前記第2工程での前記レンズホルダの前記第1の取付面への取り付けでは前記平面座標上において前記凹凸段差のうちの凸部と重なる位置に形成されており、
前記第3の工程は、前記突出部の突出高さを目安にして前記光学ホイールを移動調整し、
前記第3の工程の後に前記第1の工程が実施される、
ことを特徴とする光学ホイール装置の製造方法。
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