JP2006018027A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006018027A
JP2006018027A JP2004195786A JP2004195786A JP2006018027A JP 2006018027 A JP2006018027 A JP 2006018027A JP 2004195786 A JP2004195786 A JP 2004195786A JP 2004195786 A JP2004195786 A JP 2004195786A JP 2006018027 A JP2006018027 A JP 2006018027A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
frame member
image display
reinforcing
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004195786A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Masunaga
孝幸 益永
Fujio Takahashi
不二男 高橋
Shinobu Obuchi
忍 大渕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2004195786A priority Critical patent/JP2006018027A/ja
Publication of JP2006018027A publication Critical patent/JP2006018027A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

【課題】製造コストの低減、およびフレームに対する部材の取り付け強度向上を図ることが可能な画像表示装置を提供する。
【解決手段】画像表示装置の外囲器を構成した矩形状の背面基板には、外囲器を補強した補強フレーム30が取り付けられている。補強フレームには付帯部品が取り付けられている。補強フレームは、背面基板の外面と対向した板状のフレーム本体31と、部品取り付け部38を一体に有しフレーム本体に固定された枠部材32、34と、フレーム本体に埋め込まれたスタッドと、を有している。付帯部品は、枠部材の部品取り付け部およびスタッドに跨って固定されている。
【選択図】 図6

Description

この発明は画像表示装置に係り、特に、補強フレームを備えた平面型の画像表示装置に関する。
近年、陰極線管(以下、CRTと称する)に代わる次世代の軽量、薄型の表示装置として様々な平面型の画像表示装置が開発されている。このような画像表示装置には、液晶の配向を利用して光の強弱を制御する液晶ディスプレイ(以下、LCDと称する)、プラズマ放電の紫外線により蛍光体を発光させるプラズマディスプレイパネル(以下、PDPと称する)、電界放出型電子放出素子の電子ビームにより蛍光体を発光させるフィールドエミッションディスプレイ(以下、FEDと称する)、表面伝導型電子放出素子の電子ビームにより蛍光体を発光させる表面伝導電子放出ディスプレイ(以下、SEDと称する)などがある。
例えばFEDやSEDでは、一般に、所定の隙間を置いて対向配置された2枚のガラス基板を有し、これらのガラス基板は周辺部同士を互いに接合することにより外囲器を構成している。このようなFEDやSEDでは、外囲器の厚さを数mm程度まで薄くすることができ、現在のテレビやコンピュータのディスプレイとして使用されているCRTと比較して、軽量化、薄型化を達成することができるとともに、省電力化を達成することができる。
近年、画像表示装置の大型化に伴い、外囲器を構成する基板も大型となっている。しかし、大型化に伴い、外囲器の強度低下、共振周波数の低下、重量増大等が問題となる。そこで、外囲器の機械的強度を上げる目的で、ガラス基板からなる背面基板の裏面側に補強用のフレームを取り付けた構造が提案されている。この補強フレームは、背面基板とほぼ同じ大きさを有した金属板を背面基板の裏面全体に貼り付けた構造を有している(例えば、特許文献1)。金属板には、表示装置を制御および駆動する回路基板、電源等が取り付けられている。
装置全体の軽量化を図るため、フレームの金属板は薄い板厚、例えば、1〜2mm程度に形成されている。また、回路基板、電源等の部材は、金属板に埋め込まれたスタッドにねじ止めすることでフレームに固定されている。
特開2000−10493号公報
しかしながら、上述した表示装置において、薄い金属板に埋め込まれたスタッドに回路基板、電源等の部材を取り付けた場合、これらの部材に落下衝撃や振動、その他の外的負荷が作用すると、スタッドには回転モーメントが発生する。そのため、スタッドの埋め込み部分に大きな応力が作用し、金属板の変形やスタッドの抜けが生じる虞がある。スタッドが抜けた場合、取り付け部材を安定して支持することが困難となる。特に、電源等の比較的重い部材を取り付けた場合、上記のような問題が顕著となる。
また、フレームに対する部材の取り付けにスタッドを用いた場合、スタッドの部材費用、スタッド埋め込みの加工費用が高くなる。そのため、スタッドの数をなるべく少なくした方が製造コストの面で有利となる。
この発明は、以上の点に鑑みなされたもので、その目的は、製造コストの低減、およびフレームに対する部材の取り付け強度向上を図ることが可能な画像表示装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の態様に係る画像表示装置は、表示面を有した前面基板およびこの前面基板に対向配置された背面基板を備えた外囲器と、前記背面基板の外面側に固定され、前記外囲器を補強する補強フレームと、前記補強フレームに取り付けられた付帯部品と、を備え、
前記補強フレームは、前記背面基板の外面側と対向した板状のフレーム本体と、部品取り付け部を有し前記フレーム本体に固定された枠部材と、前記フレーム本体に埋め込まれたスタッドと、を具備し、前記付帯部品は、前記枠部材の部品取り付け部およびスタッドに跨って固定されている。
この発明によれば、スタッドの数を減らして製造コストの低減を図ることができるとともに、補強フレームに対する部材の取り付け強度向上を図ることが可能な画像表示装置を提供することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る画像表示装置をSEDに適用した実施の形態について詳細に説明する。
図1および図2に示すように、SEDは、絶縁基板としてそれぞれ矩形状のガラス基板からなる前面基板11、および背面基板12を備え、これらの基板は1〜2mmの隙間を置いて対向配置されている。前面基板11および背面基板12は矩形の枠状部材13を介して周縁部同士が接合され、内部が真空状態に維持された偏平な矩形状の外囲器10を構成している。前面基板11の内面周縁部と枠状部材13との間、および背面基板12の内面周縁部と枠状部材13との間は、例えば、インジウムあるいはインジウム合金等の低融点金属封着材、フリットガラス等の低融点封着材により接合されている。
図2に示すように、外囲器10の内部には、前面基板11および背面基板12に加わる大気圧荷重を支えるため、複数の板状のスペーサ14が設けられている。これらのスペーサ14は、外囲器10の長辺と平行な方向に配置されているとともに、短辺と平行な方向に沿って所定の間隔を置いて配置されている。なお、スペーサ14の形状については、特にこれに限定されるものではなく、例えば、柱状のスペーサ等を用いることもできる。
前面基板11の内面側には表示面として機能する蛍光体スクリーン15が設けられている。この蛍光体スクリーン15は、赤、緑、青に発光する蛍光体層16およびマトリクス状の黒色光吸収層17を有している。蛍光体スクリーン15上には、アルミニウム等からなるメタルバック20が形成され、更に、メタルバック20に重ねて図示しないゲッター膜が形成されている。
背面基板12の内面側には、蛍光体層16に電子を衝突させて励起する電子放出源として多数の表面伝導型の電子放出素子18が設けられている。電子放出素子18は、画素毎に対応して複数列および複数行に配列され、それぞれの蛍光体層16と対向して位置している。各電子放出素子18は、図示しない電子放出部、この電子放出部に電圧を印加する一対の素子電極等で構成されている。また、図1に示すように、背面基板12の内面上には、電子放出素子18を駆動する多数の配線21がマトリックス状に形成され、その端部は背面基板12の周縁部に引出されている。
上記のように構成されたSEDにおいて、画像を表示する場合、メタルバック20にアノード電圧が印加され、電子放出素子18から放出された電子ビームをアノード電圧により加速して蛍光体スクリーン15へ衝突させる。これにより、蛍光体スクリーン15の蛍光体層16が励起されて発光し、画像を表示する。
一方、図2ないし図4に示すように、SEDは、背面基板12の外面側に取付けられ外囲器10を補強した補強フレーム30を備えている。ここで、前面基板11の内面側および背面基板12の内面側とは、前面基板11と背面基板12とが対向する内側を示し、前面基板11の外面側および背面基板12の外面側とは、前面基板11と背面基板12とが対向する内側と反対側をそれぞれ示している。
補強フレーム30は、背面基板12とほぼ同一の大きさの矩形板状に形成されたフレーム本体31と、それぞれフレーム本体31に固定された細長い一対の第1枠部材32および細長い一対の第2枠部材34と、を有している。
フレーム本体31は、板厚1.5mmのアルミニウム板により形成され、その周縁部は約高さ8mmに折り曲げられている。図2、図4および図5に示すように、第1枠部材32および第2枠部材34は、それぞれアルミニウムを押し出し成形して形成され、矩形状の横断面を有した中空の棒状に構成されている。第1枠部材32は、それぞれフレーム本体31の長辺と間隔を置いてこの長辺と平行に延びている。第2枠部材34は、それぞれフレーム本体31の短辺と間隔を置いてこの短辺と平行に延びている。図3および図4に示すように、各第2枠部材34の両端部はそれぞれ第1枠部材32に固定され、第1枠部材を互いに連結している。これにより、第1および第2枠部材32、34は、全体としてほぼ井形状に形成されている。また、第1および第2枠部材32、34が取り付けられている部分を除いて、フレーム本体31の複数箇所には後述するスタッドが埋め込まれ、フレーム本体31の表面から外方に突出している。
図4ないし図8に示すように、各第1枠部材32は矩形の横断面形状に形成され、フレーム本体31に当接した底壁32a、この底壁32aと直交して延びた一対の側壁32b、32c、底壁と対向した天壁32d、および底壁と天壁との間をこれらと平行に延びた隔壁32eを有している。また、各第1枠部材32は、側壁32b、32cの下端から底壁32aと平行に、つまり、フレーム本体31の表面に沿ってそれぞれ延出した延出部36を有している。第1枠部材32の各壁32a〜32eおよび延出部36は、例えば、1.5mmの板厚に形成されている。各延出部36の延出端は肉厚に形成され、部品取り付け部38を構成している。この部品取り付け部38は、フレーム本体31の表面と直交する方向に対して付帯部品をねじ止め可能な厚さ、例えば、5mmに形成され、また、幅5mmに形成されている。部品取り付け部38を一体に備えた各延出部36は、第1枠部材32の全長に渡って延びている。
隔壁32eの底壁32a側表面にはビード40が一体に成形され、このビード内にはねじ孔40aが形成されている。ビード40は、第1枠部材32の全長に渡って延びている。一方の側壁32bにおいて、隔壁32eと天壁32dとの間に開口部42が形成され、第1枠部材32の全長に渡って延びている。開口部42は、枠部材の外方に開放しているとともに他方の側壁32cと対向している。図6に示すように、第1枠部材32の各延出部36は、その複数箇所がリベット41によってフレーム本体31にリベット止めされている。これにより、第1枠部材32は、底壁32aおよび延出部36がフレーム本体31の表面に当接した状態でフレーム本体に固定されている。
図4ないし図8に示すように、各第2枠部材34は矩形の横断面形状に形成され、フレーム本体31に当接する底壁34a、底壁34aと直交して延びた一対の側壁34b、34c、および底壁34aと対向した天壁34dを有している。また、各第2枠部材34は、側壁34b、34cの下端から底壁34aと平行に、つまり、フレーム本体31の表面に沿ってそれぞれ延出した延出部36を有している。第2枠部材34の各壁34a〜34dおよび延出部36は、例えば、1.5mmの板厚に形成されている。各延出部36の延出端は肉厚に形成され、部品取り付け部38を構成している。この部品取り付け部38は、フレーム本体31の表面と直交する方向に対して付帯部品をねじ止め可能な厚さ、例えば、5mmに形成され、また、幅5mmに形成されている。部品取り付け部38を一体に備えた各延出部36は、第2枠部材34の全長に渡って延びている。
一方の側壁34bの内面にはビード44が一体に成形され、このビード44内にはねじ孔44aが形成されている。ビード44は、第2枠部材34の全長に渡って延びている。第2枠部材の各延出部36は、その複数箇所が図示しないリベットによってフレーム本体31にリベット止めされている。これにより、第2枠部材34は、底壁34aおよび延出部36がフレーム本体31の表面に当接した状態でフレーム本体に固定されている。
図3、図4、図7および図8に示すように、各第2枠部材34の両端は、それぞれ第1枠部材32にねじ止めすることにより第1枠部材に結合されている。図7および図8に示すように、結合位置において、第1枠部材32の側壁32cにはねじ止めようの透孔45が形成され、開口部42と対向している。そして、ねじ46を、開口部42から透孔45を通して第2枠部材34のねじ孔44aにねじ込むことにより、第2枠部材34の端が第1枠部材32の側壁32cにねじ止めされている。
このような結合構造とすることにより、連結用の専用部材を設ける必要がなく、製造コスト低減および軽量化を図ることが可能となる。また、開口部42と対向した側壁32cに透孔45を穴あけ加工することにより、穴あけ加工時に発生する削りかすは開口部42を介して容易に洗浄することができる。更に、全長に渡って形成された開口部42を通してねじ止め作業を行うことができ、枠部材の閉塞空間にねじを落としてしまうといった不都合をなくすることができる。従って、組立て作業性の向上を図ることができる。
図2、および図6に示すように、補強フレーム30のフレーム本体31は、接着剤51、両面テープ52等により背面基板12の外面側に複数箇所を貼付することにより外囲器10に固定されている。接着剤51、両面テープ52の部分を除いて、フレーム本体31は僅かな隙間を置いて背面基板12と対向している。図3に示すように、外囲器10に固定した状態において、フレーム本体31は背面基板12全体を覆っているとともに、その長辺および短辺は背面基板の長辺および短辺とほぼ平行に延びている。また、一対の第1枠部材32はそれぞれ背面基板12の長辺とほぼ平行に延び、一対の第2枠部材34はそれぞれ背面基板の短辺とほぼ平行に延びている。各第1枠部材32は、背面基板12の対応する長辺から所定間隔だけ離間して配置され、同様に、各第2枠部材34は、背面基板12の対応する短辺から所定間隔だけ離間して配置されている。
図2ないし図4、および図6に示すように、補強フレーム30上には、電源、回路基板、制御部、駆動回路等を含む種々の付帯部品50が取り付けられている。各付帯部品50は、第1あるいは第2枠部材32、34の部品取り付け部38とフレーム本体31に埋め込まれたスタッド54とに跨って取り付けられている。
例えば、付帯部品50としてのプリント回路基板55は、平坦な支持板56上に固定されている。この支持板56は、その一側縁部が第1枠部材32の部品取り付け部38上に載置され複数のねじ60により部品取り付け部38にねじ止めされている。図3に示すように、支持板56の反対側の側縁部は他方の第1枠部材32の部品取り付け部38上に載置され複数のねじ61により部品取り付け部38にねじ止めている。また、図2、図4および図6に示すように、支持板56の中央部、および他の側縁部の複数箇所は、フレーム本体31に埋め込まれた複数のスタッド54にねじ止めされている。各スタッド54の高さは部品取り付け部38の厚さとほぼ等しく形成されている。これにより、支持板56は、フレーム本体31とほぼ平行に対向した状態で、部品取り付け部38およびスタッド54に固定されている。支持板56上には複数のプリント回路基板55が固定されている。
なお、支持板56を用いることなく、プリント回路基板55を直接、部品取り付け部38およびスタッド54にねじ止め固定しても良く、あるいは、部品取り付け部38のみに固定してもよい。他の付帯部品50も同様に、第1あるいは第2枠部材32、34の部品取り付け部38およびスタッド54に直接、あるいは支持板56を介して取り付けられている。
図3および図9に示すように、付帯部品50の一部は、各第1枠部材32の長手方向端部に取り付けされている。本実施形態において、各第1枠部材32の長手方向端の角部は切欠かれ、フレーム本体31の表面に対し傾斜している。この長手方向端には、第1枠部材32に設けられたねじ孔40aを利用して、支持板66が固定されている。支持板66は、フレーム本体31の短辺に沿って延びているとともに、フレーム本体の表面に対して傾斜している。そして、この支持板66上に、付帯部品50として複数の回路基板68が並んで配置されている。図9に示すように、各回路基板68は、フレキシブル回路基板70を介して背面基板12側に接続されている。
上記のように第1枠部材32の長手方向端に付帯部品50を固定することにより、部品取り付けの省スペース化を図ることができるとともに、第1枠部材32に直接固定することにより、取り付け強度向上および低コスト化を図ることが可能となる。また、付帯部品50を斜めに傾けて取り付けることにより、装置の厚さ方向の寸法を低減し、薄型化を図ることができる。
図6に示すように、付帯部品50に接続された配線62の少なくとも一部は、第1枠部材32の開口部42を介して第1枠部材内32に収納され、第1枠部材32内を通して引き回されている。そのため、第1枠部材32により配線62へのノイズ混入を低減することができる。同時に、配線62からの電磁波の放射を第1枠部材32により低減することが可能となる。また、配線62が外部から直接見えなくなり、見栄えが良くなるとともに、配線をまとめるための結束具等を省略することが可能となる。
上記のように構成されたSEDによれば、大画面化に伴い外囲器10が大型化した場合でも、補強フレーム30を設けることにより充分な強度を維持することができる。そして、必要最小限の最適な補強フレームとし、SED全体の軽量化および薄型化を図りながら、装置の機械的強度向上および共振防止を実現することができる。アルミニウムで形成されたフレーム本体31を背面基板12の全面と対向配置することにより、SEDの電磁シールドを兼ねることができる。
また、枠部材32、34に部品取り付け部38を一体形成し、付帯部品50の少なくとも一部を部品取り付け部38に固定した構成としている。そのため、付帯部品50に落下衝撃や振動などの横荷重が作用した場合でも、押し出し成型された高強度の枠部材、32、34で荷重を受け止めることができる。従って、補強フレーム30に対する付帯部品50の取り付け強度が向上し、フレーム本体31の変形やスタッド54の抜け、付帯部品50の落下等を防止することができる。更に、フレーム本体31に設けるスタッド54の数を低減し、スタッド54の埋め込み加工費を削減でき、SED全体の製造コスト削減を図ることができる。
なお、この発明は上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施の形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
第1枠部材32に形成された開口部42は矩形状に限らず他の形状としてもよい。また、図10に示すように、第1枠部材32の天壁32dを省略し、開口部42を広げた構造としてもよい。図11に示すように、付帯部品50をフレーム本体31の表面に対し垂直に立てた状態で第1枠部材32の長手方向端に固定してもよい。
上述した実施形態において、部品取り付け部38を各枠部材32、34の両側縁部に設けた構成としたが、部品取り付け部38は枠部材の少なくとも一側にのみ設けてもよく、また、1つの枠部材のみに設けられてもよい。上述した実施形態では、電子放出素子として表面伝導型の電子放出素子を用いたが、これに限らず、pn型の冷陰極素子あるいは電界放出型の電子放出素子等の他の電子放出素子を用いてもよい。また、この発明は、FEDやSEDに限らず、例えば、PDPのような他の平面型表示装置にも適用することができる。
この発明の実施の形態に係るSEDの外観を示す斜視図。 図1の線A−Aに沿ったSEDの断面図。 上記SEDの背面側および補強フレームを示す斜視図。 上記補強フレームの一部を拡大して示す斜視図。 前記補強フレームの枠部材を示す断面図。 前記補強フレームにおける枠部材とフレーム本体との取り付け構造、および付帯部品の取り付け構造を示す断面図。 前記補強フレームにおける枠部材の配置関係を示す分解斜視図。 前記補強フレームにおける枠部材同士の結合構造を示す断面図。 前記枠部材端部を示す側面図。 前記枠部材の他の実施形態を示す断面図。 前記枠部材の他の実施形態を示す断面図。
符号の説明
10…外囲器、 11…前面基板、 12…背面基板、
14…支持部材、 15…蛍光体スクリーン、 18…電子放出素子、
30…補強フレーム、 31…フレーム本体、 32…第1枠部材、
34…第2枠部材、 36…延出部、 38…部品取り付け部、
42…開口部、 45…透孔、 50…付帯部品、 55…プリント回路基板、
62…配線

Claims (10)

  1. 表示面を有した前面基板およびこの前面基板に対向配置された背面基板を備えた外囲器と、前記背面基板の外面側に固定され、前記外囲器を補強する補強フレームと、前記補強フレームに取り付けられた付帯部品と、を備え、
    前記補強フレームは、前記背面基板の外面側と対向した板状のフレーム本体と、部品取り付け部を有し前記フレーム本体に固定された枠部材と、前記フレーム本体に埋め込まれたスタッドと、を具備し、前記付帯部品は、前記枠部材の部品取り付け部およびスタッドに跨って固定されている画像表示装置。
  2. 前記枠部材は棒状に形成されているとともに、前記フレーム本体の表面に沿って延出した延出部を有し、前記部材取り付け部は前記延出部と一体的に形成され、前記フレーム本体の表面と直交する方向に対して前記付帯部品をねじ止め可能な厚さを有している請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記延出部は、前記枠部材の全長に渡って延びている請求項2に記載の画像表示装置。
  4. 前記枠部材は、金属を押し出し成形して中空の棒状に形成され、前記部品取り付け部は、前記枠部材の他の部分よりも肉厚に形成されている請求項2又は3に記載の画像表示装置。
  5. 前記枠部材はそれぞれ金属を押し出し成形して中空の棒状に形成された第1および第2枠部材を含み、
    前記第1枠部材は、その全長に渡って所定方向に開口した開口部と、この開口部に対向した壁部と、を有し、前記第2枠部材は、前記第1枠部材の前記壁部にねじ止めされた端部を有している請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  6. 前記枠部材は金属を押し出し成形して中空の棒状に形成され、その全長に渡って所定方向に開口した開口部を有し、
    前記付帯部品に接続されているとともに、前記開口部を通して前記枠部材内に配置された配線が設けられている請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  7. 前記枠部材は金属を押し出し成形して中空の棒状に形成されているとともに、ねじ止め部を有した一端を備え、前記枠部材の一端に付帯部品が取り付けられている請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  8. 表示面を有した前面基板およびこの前面基板に対向配置された背面基板を備えた外囲器と、前記背面基板の外面側に固定され、前記外囲器を補強する補強フレームと、前記補強フレームに取り付けられた付帯部品と、を備え、
    前記補強フレームは、前記背面基板の外面側と対向した板状のフレーム本体と、それぞれ中空の棒状に形成され前記フレーム本体に固定された第1および第2枠部材と、を具備し、前記第1枠部材は、その全長に渡って所定方向に開口した開口部と、この開口部に対向した壁部と、を有し、前記第2枠部材は、前記第1枠部材の前記壁部にねじ止めされた端部を有している画像表示装置。
  9. 表示面を有した前面基板およびこの前面基板に対向配置された背面基板を備えた外囲器と、前記背面基板の外面側に固定され、前記外囲器を補強する補強フレームと、前記補強フレームに取り付けられた付帯部品と、前記付帯部品に接続された配線と、を備え、
    前記補強フレームは、前記背面基板の外面側と対向した板状のフレーム本体と、中空の棒状に形成され前記フレーム本体に固定された枠部材と、を具備し、前記枠部材は、その全長に渡って所定方向に開口した開口部を有し、前記配線は、前記開口部を通して前記枠部材内に配置されている画像表示装置。
  10. 前記前面基板の内面に設けられ前記表示面を構成した蛍光面と、前記背面基板の内面にそれぞれ設けられ前記蛍光面を励起する複数の電子放出素子と、を備えている請求項1ないし9のいずれか1項に記載の画像表示装置。
JP2004195786A 2004-07-01 2004-07-01 画像表示装置 Pending JP2006018027A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004195786A JP2006018027A (ja) 2004-07-01 2004-07-01 画像表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004195786A JP2006018027A (ja) 2004-07-01 2004-07-01 画像表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006018027A true JP2006018027A (ja) 2006-01-19

Family

ID=35792362

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004195786A Pending JP2006018027A (ja) 2004-07-01 2004-07-01 画像表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006018027A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20060098136A1 (en) Image display device
JP2011124194A (ja) 表示パネルおよび画像表示装置
JP2002196683A (ja) プラズマディスプレイ装置の放熱システム
JP2006209008A (ja) 画像表示装置
US8350458B2 (en) Display panel and image display apparatus
JP2008003315A (ja) 画像表示装置
JP2006215193A (ja) 画像表示装置
EP1785970A1 (en) Display device
JP2006018027A (ja) 画像表示装置
US7012582B2 (en) Spacer-less field emission display
JP2007086642A (ja) 画像表示装置
JP2003346689A (ja) 表示装置
JP2006209007A (ja) 画像表示装置
TW200306605A (en) Image display and method for manufacturing the same
JP2005091662A (ja) 画像表示装置及び搬送治具及び搬送方法
JP4047662B2 (ja) 平面型表示装置
JP2007206261A (ja) 表示装置
KR100488149B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
JP2005275123A (ja) 表示装置、およびその製造方法
JP2005227766A (ja) 画像表示装置
KR100731457B1 (ko) 플라즈마 표시장치
KR20060095725A (ko) 디스플레이 모듈
JP2003297267A (ja) 冷陰極発光素子およびその製造方法、画像表示装置
JP2007293003A (ja) 画像表示装置
JP2966585B2 (ja) フラットディスプレイの端子部補強構造