JP2006017921A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像形成装置に用いられるベルトに巻き癖が生じることを抑制できて、しかもベルトの張力を容易に付与できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】本画像形成装置1は、本体2に対して着脱可能なベルトユニット5を備える。ベルトユニット5は、ベルト6と、ベルト6に張力を付与するためのテンションローラ7Bと、テンションローラ7Bを張力付与方向T1に付勢可能に設けられた弾性体10とを備える。この弾性体10を付勢状態にするための操作手段12が本体2に設けられている。画像形成装置1の工場出荷時に、ベルト6に張力が付与されないようにでき、使用開始時に、作業者が操作手段12を操作すると、本体2に組み付けられた状態のベルトユニット5の弾性体10がテンションローラ7Bを付勢し、ベルト6に所要の張力が容易に付与される。ベルト6に巻き癖が生じることを抑制できる。
【選択図】 図1
【解決手段】本画像形成装置1は、本体2に対して着脱可能なベルトユニット5を備える。ベルトユニット5は、ベルト6と、ベルト6に張力を付与するためのテンションローラ7Bと、テンションローラ7Bを張力付与方向T1に付勢可能に設けられた弾性体10とを備える。この弾性体10を付勢状態にするための操作手段12が本体2に設けられている。画像形成装置1の工場出荷時に、ベルト6に張力が付与されないようにでき、使用開始時に、作業者が操作手段12を操作すると、本体2に組み付けられた状態のベルトユニット5の弾性体10がテンションローラ7Bを付勢し、ベルト6に所要の張力が容易に付与される。ベルト6に巻き癖が生じることを抑制できる。
【選択図】 図1
Description
この発明は、複写機、プリンタ等の画像形成装置に関する。
上述の画像形成装置には、トナー像を一時的に感光体ドラムから転写するための中間転写体としてベルトを利用するものや、用紙を搬送して用紙上に感光体ドラムからトナー像を転写するためにベルトを利用するものがある。ベルトは複数のローラ間に張り渡されていて、通例、所定の張力を常時付与されている。
また、画像形成装置には、工場出荷時に、ベルトに張力がかからないようにしたユニットを、本体に取り付けておき、使用開始時に、本体に対してユニットを一旦着脱して、ベルトに張力を付与するようにしているものもある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−171030号公報
また、画像形成装置には、工場出荷時に、ベルトに張力がかからないようにしたユニットを、本体に取り付けておき、使用開始時に、本体に対してユニットを一旦着脱して、ベルトに張力を付与するようにしているものもある(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、ベルトに張力を与えた状態でベルトを長期間放置すると、ローラの外周に倣ってベルトに巻き癖が生じることがある。例えば、巻き癖が静電転写ベルトに生じると、トナー像の転写の際に、画像に悪影響を与える虞がある。
また、特許文献1の画像形成装置では、使用開始時に、本体に対してユニットを一旦着脱する必要があり、作業が面倒である。
また、特許文献1の画像形成装置では、使用開始時に、本体に対してユニットを一旦着脱する必要があり、作業が面倒である。
そこで、この発明の目的は、ベルトに巻き癖が生じることを抑制できて、しかもベルトに張力を容易に付与できる画像形成装置を提供することである。
本発明は、トナー像を一時的に転写するための、または用紙を搬送して用紙上にトナー像を転写するためのベルトユニットを備えた画像形成装置において、上記ベルトユニットは、ベルトに張力を付与するためのテンションローラと、テンションローラを張力付与方向に付勢可能に設けられた弾性体とを備え、さらに上記ベルトユニットの上記弾性体を付勢状態にするための操作手段が設けられることを特徴とする。
この発明によれば、例えば、画像形成装置の工場出荷時に、操作手段を操作しない状態として、ベルトユニットの弾性体のテンションローラへの付勢を解除し、ベルトの張力を弱めることができる。また、例えば使用開始時に、作業者が操作手段を操作すると、ベルトユニットの弾性体をテンションローラに対して付勢状態として、ベルトに所要の張力を付与することができる。このように、工場出荷時から使用開始時までの間は、ベルトの張力を緩和でき、ベルトに巻き癖が生じることを抑制できる。しかも、操作手段により張力を容易に付与できる。
また、本発明において、上記ベルトユニットは、本体に対して着脱可能なユニットになっていて、上記操作手段は、本体に備えられ、本体のカバーを開けたときに操作できる操作手段である場合がある。この場合、カバーを開けて、本体側の操作手段により、本体に取り付けた状態のベルトユニットのベルトに張力を付与することができる。
また、本発明において、上記操作手段は、本体の側面にスライド可能に取り付けられた操作部材を含み、この操作部材の先端は、押圧操作できるように本体から前方側へ突出しており、先端が押圧操作されることにより、押圧されてスライドした位置に操作部材をロックするロック手段を有する場合がある。操作部材は、使用開始時に一度操作するだけの部材だから、一旦ロックされると、元に戻らないようにした。
また、本発明において、上記操作手段は、本体の側面にスライド可能に取り付けられた操作部材を含み、この操作部材の先端は、押圧操作できるように本体から前方側へ突出しており、先端が押圧操作されることにより、押圧されてスライドした位置に操作部材をロックするロック手段を有する場合がある。操作部材は、使用開始時に一度操作するだけの部材だから、一旦ロックされると、元に戻らないようにした。
また、本発明において、上記ベルトユニットは、感光体に形成されたトナー像が転写される中間転写体用のベルトユニットである場合が好ましい。従来、中間転写体用のベルトユニットの場合には、そのベルトに直接トナー像が転写されるので、ベルトに巻き癖があると、その影響が直接画像に表れるのに対し、ベルトで用紙を搬送して用紙上にトナー像を転写する場合には、用紙によってベルトの巻き癖ひいては画像への影響が緩和されるからである。本発明では、巻き癖による画像品質の低下を効果的に抑制できる。
以下では、この発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。本実施形態では、画像形成装置がプリンタである場合に則して説明するが、本発明はこれに限らず、例えば、画像形成装置は、複写機、ファクシミリ等であってもよい。図1は、本発明の一実施形態のプリンタの概略構成を示す模式図である。
画像形成装置1は、箱状の本体2を有する。本体2内に、画像データに基づき所定の用紙に画像を形成する画像形成部3等が備えられている。画像形成部3は、感光体ドラム4と、この感光体ドラム4の下方に配置された中間転写体用のベルトユニット5とを有している。
画像形成装置1は、箱状の本体2を有する。本体2内に、画像データに基づき所定の用紙に画像を形成する画像形成部3等が備えられている。画像形成部3は、感光体ドラム4と、この感光体ドラム4の下方に配置された中間転写体用のベルトユニット5とを有している。
ベルトユニット5は、無端状のベルト6と、このベルト6を移動させるための少なくとも3つのローラ7A,7B,7Cと、これらのローラ7A,7B,7Cを回動自在に支持する支持部材8とを有している。
ベルト6は、感光体ドラム4に形成されたトナー像を一時的に転写される中間転写体としての転写ベルトであり、3つのローラ7A,7B,7Cに巻き掛けられている。
ベルト6は、感光体ドラム4に形成されたトナー像を一時的に転写される中間転写体としての転写ベルトであり、3つのローラ7A,7B,7Cに巻き掛けられている。
ローラ7Aは、駆動ローラであり、図示しない電動モータにより駆動可能に連結されている。
ローラ7Bは、ベルト6に張力を付与するためのテンションローラである。ローラ7Bは、受け部9を介して、所定の張力付与方向T1に沿って変位可能に支持部材8に保持されている。
ローラ7Bは、ベルト6に張力を付与するためのテンションローラである。ローラ7Bは、受け部9を介して、所定の張力付与方向T1に沿って変位可能に支持部材8に保持されている。
また、ローラ7Bを張力付与方向T1へ向けて付勢するための弾性体10が、ベルトユニット5に備えられている。
弾性体10は、コイルばねを含んでいる。弾性体10の一端は、受け部9により保持されている。弾性体10の他端は、受け部11を介して、所定の張力付与方向T1に沿って変位可能に支持部材8に保持されている。
弾性体10は、コイルばねを含んでいる。弾性体10の一端は、受け部9により保持されている。弾性体10の他端は、受け部11を介して、所定の張力付与方向T1に沿って変位可能に支持部材8に保持されている。
本実施形態では、弾性体10は、後述する操作手段12により、弾性変形していない自然状態(図2参照)から圧縮された付勢状態(図3参照)に弾性変形して、その状態を切り換え可能とされている。図1の弾性体10は自然状態にある。
受け部9、弾性体10、受け部11および操作手段12はそれぞれ、ローラ7Bの両端部に一対で同様に設けられている。以下、ローラ7Bの一方の端部について説明する。
受け部9、弾性体10、受け部11および操作手段12はそれぞれ、ローラ7Bの両端部に一対で同様に設けられている。以下、ローラ7Bの一方の端部について説明する。
付勢状態では、弾性体10は、受け部9,11を介してローラ7Bを所定の大きさの付勢力で押圧する。この付勢力を受けて、テンションローラ7Bは、ベルト6に所定の張力を付与できるようになっている。また、自然状態(付勢解除状態)の弾性体10は、ベルト6に張力を付与しない。
画像形成装置1では、画像形成部3を機能させるためには、ベルト6に所定の張力を付与しなければならない。
画像形成装置1では、画像形成部3を機能させるためには、ベルト6に所定の張力を付与しなければならない。
また、本実施形態では、ベルトユニット5と感光体ドラム4とは、一体的なユニット13を構成し、このユニット13が本体2に対して着脱可能に取り付けられている。
本体2は、その前部2aに形成された開口14と、この開口14を開閉可能に覆うカバー2bとを有している。カバー2bは、これの上端部に沿う回動中心軸線2cの回りに回動自在に本体2の主体部2eに支持されている。カバー2bを開けて、開口14を通じて、上記ユニット13の交換等のメンテナンスのために、本体2の内部の装着部(図示せず)に対してユニット13を着脱することができる。このように、上記ユニット13を着脱可能とすることにより、感光体ドラム4およびベルトユニット5の交換が容易である。
本体2は、その前部2aに形成された開口14と、この開口14を開閉可能に覆うカバー2bとを有している。カバー2bは、これの上端部に沿う回動中心軸線2cの回りに回動自在に本体2の主体部2eに支持されている。カバー2bを開けて、開口14を通じて、上記ユニット13の交換等のメンテナンスのために、本体2の内部の装着部(図示せず)に対してユニット13を着脱することができる。このように、上記ユニット13を着脱可能とすることにより、感光体ドラム4およびベルトユニット5の交換が容易である。
本実施形態では、画像形成装置1の工場出荷時からユーザの使用開始までの期間に、ベルト6に張力がかからないようにして、ベルト6に巻き癖が生じることを防止している。また、使用開始時に、ベルト6に所要の張力を容易に付与できるように、弾性体10を付勢状態にするための操作手段12を設けてある。
操作手段12は、本体2に設けられている。操作手段12は、作業者による操作によって変位可能な操作部材15と、操作部材15および弾性体10を連結する連結部材としてのレバー16とを含んでいる。レバー16は、操作部材15の変位を、本体2に組み込まれた状態のベルトユニット5の弾性体10の他端に、受け部11を介して伝達する伝達機構として機能する。
操作手段12は、本体2に設けられている。操作手段12は、作業者による操作によって変位可能な操作部材15と、操作部材15および弾性体10を連結する連結部材としてのレバー16とを含んでいる。レバー16は、操作部材15の変位を、本体2に組み込まれた状態のベルトユニット5の弾性体10の他端に、受け部11を介して伝達する伝達機構として機能する。
操作部材15の先端15aは、作業者が直接操作する部分であり、弾性体10を付勢状態にするための押圧の操作が可能なように、本体2の前部2aから前方側Xへ突出している。
操作部材15の先端15aは、前部2aにおいて、閉じた状態のカバー2bにより覆われる位置に配置され、操作部材15の先端15aは、閉じたカバー2bに接触せず、カバー2bを開けたときにのみ操作できるようになっている。
操作部材15の先端15aは、前部2aにおいて、閉じた状態のカバー2bにより覆われる位置に配置され、操作部材15の先端15aは、閉じたカバー2bに接触せず、カバー2bを開けたときにのみ操作できるようになっている。
図2および図3を参照して、操作部材15は、本体2の側面2dに前後方向に沿ってスライド可能に取り付けられている。操作部材15は、第1の位置としての前位置(図2参照)と、第2の位置としての後位置(図3参照)とに変位可能とされている。
操作部材15のもう一方の端部15bは、連結ピン17を介してレバー16の一端に、回動可能に連結されている。レバー16の中間部には、長孔が形成され、この長孔を支軸18が挿通している。支軸18は、本体2に支持されている。これにより、レバー16の中間部は、本体2に回動自在に且つレバー16の延びる方向(長孔の延びる方向に相当する。)に沿って移動自在に支持されている。レバー16の他端16bは、受け部11に、本体2へのベルトユニット5の装着方向T2側から当接し、受け部11を介して、弾性体10の他端を変位させることができるようにされている。また、レバー16の他端16bは受け部11と当接して係合し、本体2に対するベルトユニット5の着脱操作に伴い自律的に、係合および係合解除できるようになっている。
操作部材15のもう一方の端部15bは、連結ピン17を介してレバー16の一端に、回動可能に連結されている。レバー16の中間部には、長孔が形成され、この長孔を支軸18が挿通している。支軸18は、本体2に支持されている。これにより、レバー16の中間部は、本体2に回動自在に且つレバー16の延びる方向(長孔の延びる方向に相当する。)に沿って移動自在に支持されている。レバー16の他端16bは、受け部11に、本体2へのベルトユニット5の装着方向T2側から当接し、受け部11を介して、弾性体10の他端を変位させることができるようにされている。また、レバー16の他端16bは受け部11と当接して係合し、本体2に対するベルトユニット5の着脱操作に伴い自律的に、係合および係合解除できるようになっている。
図2を参照して、前位置では、操作部材15の先端15aは、本体2の前部2aから突出している。前位置は、操作手段12を操作する前の状態に対応している。操作部材15が前位置にあるときは、レバー16の他端16bは相対的に後方に位置し、これに伴い、弾性体10は自然状態にある。このとき、ベルト6に張力はかかっていない。
工場出荷時には、操作部材15は、運搬時に移動しないように梱包用のテープで一時的に固定されている。
工場出荷時には、操作部材15は、運搬時に移動しないように梱包用のテープで一時的に固定されている。
前位置にある操作部材15の先端15aが後方へ向けて押圧操作されると、操作部材15は所定長さ後退して、後位置に移動する。これとともに、レバー16は、支軸18の回りに回動して、レバー16の他端16bが受け部11を介して弾性体10を所定の張力付与方向T1に押す。
図3を参照して、後位置では、操作部材15の先端15aは、前位置よりも後方に位置し、本体2の前部2aから突出しない状態にある。後位置は、操作手段を操作した後の状態に対応し、先端15aが押圧された操作部材15がスライドした位置である。操作部材15が後位置にあるときは、レバー16の他端16bは相対的に前方に位置し、弾性体10は圧縮されて付勢状態にあり、ベルト6に張力がかかるようになっている。
図3を参照して、後位置では、操作部材15の先端15aは、前位置よりも後方に位置し、本体2の前部2aから突出しない状態にある。後位置は、操作手段を操作した後の状態に対応し、先端15aが押圧された操作部材15がスライドした位置である。操作部材15が後位置にあるときは、レバー16の他端16bは相対的に前方に位置し、弾性体10は圧縮されて付勢状態にあり、ベルト6に張力がかかるようになっている。
図4A,図4Bを参照して、後位置にある操作部材15をロックするロック手段19が設けられている。
ロック手段19は、操作部材15から本体2に向けて突出可能にばね20で付勢された突出部21と、この突出部21と係合可能な本体2の凹部22とを含んでいる。
操作部材15が前位置にあるときには、突出部21は凹部22から離れて位置していて、本体2の平坦部23と対向する(図4A参照)。このときは、操作部材15を移動させることができる。操作部材15が後位置へ向けてスライドする間、操作部材15とともに突出部21が平坦部23に沿って移動する。操作部材15が後位置に到達すると、ロック手段19が動作する。すなわち、ばね20に付勢された突出部21が、対向する凹部22内にはまり込む。この結果、操作部材15の移動が規制される。この移動が規制される状態で、操作部材15はレバー16を介して弾性体10を押圧し、この弾性体10が所定の付勢力でローラ7Bを付勢し、ベルト6に所定の張力が付与される。
ロック手段19は、操作部材15から本体2に向けて突出可能にばね20で付勢された突出部21と、この突出部21と係合可能な本体2の凹部22とを含んでいる。
操作部材15が前位置にあるときには、突出部21は凹部22から離れて位置していて、本体2の平坦部23と対向する(図4A参照)。このときは、操作部材15を移動させることができる。操作部材15が後位置へ向けてスライドする間、操作部材15とともに突出部21が平坦部23に沿って移動する。操作部材15が後位置に到達すると、ロック手段19が動作する。すなわち、ばね20に付勢された突出部21が、対向する凹部22内にはまり込む。この結果、操作部材15の移動が規制される。この移動が規制される状態で、操作部材15はレバー16を介して弾性体10を押圧し、この弾性体10が所定の付勢力でローラ7Bを付勢し、ベルト6に所定の張力が付与される。
このように本実施形態では、ベルトユニット5の張力付与用の弾性体10を、付勢状態と付勢解除状態とに切り換え可能とし、操作手段12により、弾性体10の状態を切り換えて付勢状態にするようにしている。これにより、例えば、画像形成装置1の工場出荷時に、操作手段12を操作しない状態(操作部材15が前位置にある状態に相当する。)としておく。この状態では、本体2に組み込まれたベルトユニット5の弾性体10は、テンションローラ7Bを付勢せず、ベルト6に張力が付与されないようにできる。また、例えば使用開始時に、作業者が操作手段12を操作して、操作手段12を操作した状態(操作部材15が後位置にある状態に相当する。)とすると、本体2に組み付けられた状態のベルトユニット5の弾性体10がテンションローラ7Bを付勢し、テンションローラ7Bを介してベルト6に所要の張力が付与される。
このように、工場出荷時から使用開始時までの間は、ベルト6の張力を緩和でき、ベルト6に巻き癖が生じることを抑制できる。しかも、操作手段12により張力を容易に付与できる。
また、操作部材15を、押圧操作可能に本体2にスライド可能に取り付けて、ロック手段19を設けている。操作手段12は、一旦ロックされると、元には戻らない。これは、操作部材15は、使用開始時に一度操作するだけの部材だからである。
また、操作部材15を、押圧操作可能に本体2にスライド可能に取り付けて、ロック手段19を設けている。操作手段12は、一旦ロックされると、元には戻らない。これは、操作部材15は、使用開始時に一度操作するだけの部材だからである。
例えば、着脱可能なベルトユニット5の場合には、工場出荷時に本体2に取り付けられているベルトユニット5の張力を付与するために、使用開始時に操作部材15を一度操作する必要があるが、その後、ベルトユニット5を着脱する際には、操作部材15を操作する必要はない。
また、本実施形態を、中間転写体用のベルトユニット5に適用するのが好ましく、巻き癖による画像品質の低下を効果的に抑制できる。
また、本実施形態を、中間転写体用のベルトユニット5に適用するのが好ましく、巻き癖による画像品質の低下を効果的に抑制できる。
また、本実施形態について、以下のような変形例を考えることができる。以下の説明では、上述の実施形態と異なる点を中心に説明し、同様の構成については説明を省略する。例えば、弾性体10としては、コイルばねの他、板ばね等のばね部品を利用でき、ゴム部材を用いてもよい。
また、上述の実施形態では、操作部材15の先端15aが本体2の前部2aに配置される場合を説明したが、操作部材15は、画像形成装置1の所望の部分に、所望の向きで配置されてもよい。
また、上述の実施形態では、操作部材15の先端15aが本体2の前部2aに配置される場合を説明したが、操作部材15は、画像形成装置1の所望の部分に、所望の向きで配置されてもよい。
ベルト6は、中間転写体としての上述の転写ベルトの他、用紙を搬送して用紙上にトナー像を転写するための搬送用のベルトであってもよい。また、ベルト6は、3つのローラ7A,7B,7Cに巻きかけられていたが、例えば4つ以上のローラに巻きかけられていてもよい。その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1 画像形成装置
2 本体
2b カバー
2d 側面
4 感光体ドラム(感光体)
5 ベルトユニット
6 ベルト(中間転写体)
7B ローラ(テンションローラ)
10 弾性体
12 操作手段
15 操作部材
15a 先端
19 ロック手段
T1 張力付与方向
X 前方
2 本体
2b カバー
2d 側面
4 感光体ドラム(感光体)
5 ベルトユニット
6 ベルト(中間転写体)
7B ローラ(テンションローラ)
10 弾性体
12 操作手段
15 操作部材
15a 先端
19 ロック手段
T1 張力付与方向
X 前方
Claims (4)
- トナー像を一時的に転写するための、または用紙を搬送して用紙上にトナー像を転写するためのベルトユニットを備えた画像形成装置において、
上記ベルトユニットは、ベルトに張力を付与するためのテンションローラと、テンションローラを張力付与方向に付勢可能に設けられた弾性体とを備え、
さらに上記ベルトユニットの上記弾性体を付勢状態にするための操作手段が設けられることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
上記ベルトユニットは、本体に対して着脱可能なユニットになっていて、
上記操作手段は、本体に備えられ、本体のカバーを開けたときに操作できるものであることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1または2に記載の画像形成装置において、
上記操作手段は、本体の側面にスライド可能に取り付けられた操作部材を含み、この操作部材の先端は、押圧操作できるように本体から前方側へ突出しており、
先端が押圧操作されることにより、押圧されてスライドした位置に操作部材をロックするロック手段を有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1から3の何れかに記載の画像形成装置において、
上記ベルトユニットは、感光体に形成されたトナー像が転写される中間転写体用のベルトユニットである。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007033807A (ja) * | 2005-07-26 | 2007-02-08 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置 |
-
2004
- 2004-06-30 JP JP2004194347A patent/JP2006017921A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007033807A (ja) * | 2005-07-26 | 2007-02-08 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置 |
JP4591254B2 (ja) * | 2005-07-26 | 2010-12-01 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置 |
US7957672B2 (en) | 2005-07-26 | 2011-06-07 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus with a belt unit |
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