JP2006017349A - コンロ用天板 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ガスバーナを具備するコンロ本体(1)の上端開放部を被覆するガラス板(5)を備えたコンロ用天板であって、前記ガスバーナに臨むように前記ガラス板(5)に開設されたバーナ対応孔(57)の周縁を被覆する保護カバー(H)と、前記ガラス板(5)の下面に隣接して設けられた裏板(B)とを具備し、前記裏板(B)には、前記バーナ対応孔(57)に重ねられる開口が開設されている、コンロ用天板に於いて、前記裏板(B)に穴加工部(831)が形成される場合でも、その穴加工部(831)からの光が前記ガラス板(5)へ透過されないようにする。
【解決手段】 前記裏板(B)に設けられる穴加工部(831)は、前記ガラス板(5)の前記保護カバー(H)の下側部位に対応配置させた。
【選択図】 図2

Description

本発明は、コンロ本体の上端開放部を被覆するコンロ用天板に関するものである。
図1は、本発明の対象となるコンロ用天板を備えたガスコンロ、さらに詳しくは、システムキッチンのカウンタートップ(K)に開設された開口(K1)に落とし込み状態に装着されるドロップインコンロの斜視図である。
この形式のドロップインコンロは、前面に操作部(10)(11)を備えたコンロ本体(1)と、その上端開放部を被覆する天板(2)を具備しているとともに、ガスバーナ(31)(32)(33)の上方には五徳(41)(42)(43)が配設されている。
図8は、天板(2)の従来の構造を示す断面図であり、図1に現れる特定のガスバーナ(31)の配設部から天板(2)の前辺部に至る範囲を図示している。
天板(2)の外周枠(4)から水平に張り出した内周フランジ(49)にはガラス板(5)の外周部(59)が載置されていると共に、このガラス板(5)に開設されたバーナ対応孔(57)の周縁(58)は、上保護リング(54)の内周垂下壁(540)の下端によって下保護リング(55)の内周縁(550)がカシメ止めされている。
また、ガラス板(5)の下方にはこれと平行な金属製の裏板(B)が隣接して設けられているとともに、この裏板(B)の外周縁(B1)は、外周枠(4)の内周に形成された係合溝(48)に係合されている。
このものでは、ガラス板(5)の下方に裏板(B)が隣接して設けられているから、ガラス板(5)が破損した場合の破片が裏板(B)で受け止められ、破片の飛散防止が図られる。また、裏板(B)を設けることにより、コンロ本体(1)の内部の光(例えば、ガスバーナに生成される炎の光)がガラス板(5)を透過して上方に漏れるのを防ぐことができ、ガラス板(5)の透け防止が図られる。
実用新案登録第2505158号公報
ところで、上記裏板(B)を一枚もので構成した場合、バーナ(31)(32)(33)からの熱が裏板(B)全体に伝導し、高温になってしまう。そこで、裏板(B)を、複数枚の板材からなる分割構造、例えば、中央裏板とその両側方に接続させる一対の側方裏板から構成される3枚組み構造とすることが考えられ、このような分割構造とすることにより、裏板(B)全体に熱が伝わりにくくなる。
しかしながら、上記中央裏板に側方裏板を接続させる際、各裏板の接続部を部分的に切り起こしてビス止め用の結合片を形成する構成を採用すると、これら裏板に穴加工を施さなければならない。この場合、バーナ(31)(32)(33)の炎の光等が、各裏板に設けた穴加工部からガラス板(5)の表面に透過し、穴加工部が透けて見苦しくなる。
また、上前記保護リング(55)を回り止め状態に固定するために、裏板(B)に係止窓を設ける構成とすることもあるが、その場合にも、前記係止窓から光が漏れて見苦しくなる。
本発明は、かかる点に鑑みて成されたもので、
『ガスバーナを具備するコンロ本体(1)の上端開放部を被覆するガラス板(5)を備えたコンロ用天板であって、
前記ガスバーナに臨むように前記ガラス板(5)に開設されたバーナ対応孔(57)の周縁を被覆する保護カバー(H)と、
前記ガラス板(5)の下面に隣接して設けられた裏板(B)とを具備し、
前記裏板(B)には、前記バーナ対応孔(57)に重ねられる開口が開設されている、コンロ用天板』に於いて、
前記裏板(B)に穴加工部が形成される場合でも、その穴加工部からの光が前記ガラス板(5)へ透過されないようにすることをその課題とする。
[請求項1に係る発明]
上記課題を解決する為の請求項1に係る発明の技術的手段は、
『前記裏板(B)に形成される穴加工部(831)は、前記ガラス板(5)の前記保護カバー(H)の下側部位に対応配置させた』ことである。
上記技術手段によれば、裏板(B)に設けられた穴加工部(831)を保護カバー(H)の下側部位に配置させたから、その部分から光が保護カバー(H)で遮断されて外に透過されない。
[請求項2に係る発明]
前記請求項1に係る発明に於いて、
『前記裏板(B)は、中央裏板(8)とこの中央裏板(8)の両脇に配置する2枚の側方裏板(9)(9)とからなる3枚組み構成とし、
前記中央裏板(8)と両側方裏板(9)(9)との接続用の穴加工部(831)は、前記保護カバー(H)の下側部位に対応配置させた』こととすることができる。
ここで、「両脇」とは、中央裏板(8)に対して左右方向に続く部位及び前後方向に続く部位の両者を含む概念である。
このものでは、バーナからの熱が裏板(B)全体に伝導するのを有効に防止して、しかも、各裏板(8)(9)の接続部に穴加工部(831)を設けても、その部分から光が保護カバー(H)で遮断されて外に透過されない。
[請求項3に係る発明]
前記請求項2に係る発明に於いて、
『前記穴加工部(831)は、
重ね合わせ状態にビス(8)で固定するために前記中央裏板(8)と前記側方裏板(9)の接続部に各別に設けられた結合片(83)(92)の配設部であって、少なくとも一方の結合片を前記中央裏板(8)又は側方裏板(9)から切り起こした加工部である』ものとすることができる。
[請求項4に係る発明]
又、前記請求項1又は2に係る発明に於いて、
『前記穴加工部(831)は、
前記保護カバー(H)に設けられた回り止め用立上り爪(554)を差し込んで係止させる為に前記裏板(B)に形成した係止窓(89)の開設部である』こととすることができる。
本発明は次の特有の効果を有する。
裏板(B)に穴加工部(831)を設けても、その部分から光が保護カバー(H)で遮断されて外に透過されないので、見苦しくない。
請求項2に係る発明では、裏板(B)が中央裏板(8)とその両脇の2枚の側方裏板(9)(9)とからなる3枚組み構成とされている。従って、ガラス板(5)の外周縁に沿って設けられた外周枠(4)の裏面に嵌め込む場合には、裏板(B)全体が一枚板で構成されたものに比べて、嵌入作業が容易に行なえる。
請求項3に係る発明では、上下に重ね合わされた結合片(83)(92)を相互に固定するビス(80)が過度にねじ込まれても、このビス(80)の先端が保護カバー(H)で受け止められる。従って、ビス(80)の先端がガラス板(5)に衝突することがなく、このガラス板(5)の損傷を防止することができる。
請求項4に係る発明では、裏板(B)によって保護カバー(H)の回転防止が図れる。
次に、本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るコンロ用の天板(2)を備えたドロップインコンロの斜視図である。
[全体構成]
このドロップインコンロは、前面に操作部(10)(11)を備えたコンロ本体(1)とその上方開放部を被覆する天板(2)を具備しているとともに、前記コンロ本体(1)に配設されたガスバーナ(31)(32)(33)は、天板(2)に開設されたバーナ用開口(21)(22)(23)を介して露出している。また、天板(2)には、各ガスバーナ(31)(32)(33)に対して上方から臨むように五徳(41)(42)(43)が載置されている。
以下、各部の詳細を説明する。
[コンロ本体(1)]
ガスバーナ(31)(32)(33)を収納するコンロ本体(1)は、上方開放の矩形箱状に形成された本体ケース(13)を具備しているともに、その中央にグリル部(G)を設けた構造になっている。
グリル部(G)の左右に形成された操作部(10)(11)には、前記グリル部(G)やガスバーナ(31)(32)(33)の火力を調節する火力調節レバー(101)(102)(111)(112)や、点・消火ボタン(T)(T)や、更に各種スイッチ(S)(S)が配設されている。
[天板(2)]
図2は、中央裏板(8)の組み付け部を斜め下方から見た状態の分解斜視図であり、図3は、天板(2)全体を斜め下方から見た状態の分解斜視図である。
天板(2)は、外周枠(4)と、外周枠(4)内に嵌入される矩形状のガラス板(5)と、ガラス板(5)の一方の長辺に沿って配設される排気枠(6)と、排気枠(6)上に載置される排気口カバー(7)(7)を備えている。また、ガラス板(5)の下方に配設される中央裏板(8)及びその両脇に配設される側方裏板(9)(9)からなる三枚構成の裏板(B)を備えている。
《外周枠(4)》
前記外周枠(4)は、アルミニウム材を押し出し成形した長尺状の型材を適宜長さに切断して矩形状に曲成したもので、一対の平行な前後辺(4h)(4i)及び側辺(4f)(4g)を備えている。
図5に示すように、矩形状に曲成された外周枠(4)の内周には、ガラス板(5)の外周縁を差し込むための第1後退部(45)と、これに続く第2後退部(46)が形成されており、第2後退部(46)の奥側起立壁(461)には、裏板(B)を構成する中央裏板(8)やその両脇の側方裏板(9)(9)の端縁を差し込むための水平溝(462)とこれの奥端から下方に屈曲する垂直溝(463)が形成されている。
なお、図5に示すように、外周枠(4)は、コンロ本体(1)を構成する本体ケース(13)の上端から張り出した外周フランジ(14)に外嵌されたゴムパッキン(15)に載置されるとともに、該ゴムパッキン(15)は、システムキッチンのカウンタートップ(K)に開設されたコンロ落とし込み用の開口(K1)を包囲する位置に配設されている。
《排気枠(6)》
排気枠(6)も、アルミニウム材を押し出し成形したもので、グリル部(G)の庫内で発生する排気を排出する排気窓(61)等がプレス抜きされているとともに、後方の長辺部(62)と左右一対の短辺部(63)(63)は、外周枠(4)の内周に形成された既述水平溝(462)に挿入されるようになっている。
また、上記長辺部(62)に対向する前方の長辺部(64)(ガラス板(5)側の長辺部)の下面には、長手方向に連続するビス螺入用の細溝(65)が形成されている。
《ガラス板(5)》
ガラス板(5)は、セラミックガラスで形成されているとともに、既述ガスバーナ(31)(32)(33)と同心状に形成された後述の三個のバーナ対応孔(57)が開設されており、該バーナ対応孔(57)の周縁部には保護カバー(H)たる上下の保護リング(54)(55)が装着されている。
《上下の保護リング(54)(55)》
図3に現れる三箇所の保護カバー(H)の装着部は、それぞれ同一構造を有している。
図5は、図1に現れるガスバーナ(31)に対応する保護カバー(H)の配設部から天板(2)の前辺部に至る範囲の断面構造を図示している。
図5に示すように、上記ガラス板(5)に開設されたバーナ対応孔(57)の周縁にはシールパッキン(50)が外嵌されているとともに、該シールパッキン(50)の装着部は、保護カバー(H)を構成する上下の保護リング(54)(55)でサンドイッチ状に挟まれており、これにより、割れ易いガラス板(5)の上記バーナ対応孔(57)の周縁が保護されてその損傷防止が図られている。
上記保護カバー(H)の構造をさらに詳述する。
保護カバー(H)を構成する金属製の上保護リング(54)は、平面視が円環状に形成されているとともに、その頂部環状板(541)の内周から下方に屈曲する内周垂下壁(540)の下端からは下部フランジ(542)が内側に屈曲突出している。そして、この下部フランジ(542)の内周には、周方向へ所定ピッチで配設された6個の折返し片(543)(543)が設けられているとともに、折返し片(543)(543)は、後述の下保護リング(55)の内周縁に巻き付けてカシメ止めされるようになっている。
保護カバー(H)を構成する金属製の他方の下保護リング(55)は、図2および図3に現れるように、平面視が正方形状に形成されているとともに、その四隅部近傍には、下保護リング(55)を構成する金属板を下方に絞り加工して形成した4個の凸部(552)(552)が隆起している。また、図3に示すように、下保護リング(55)の中央部には、上保護リング(54)の中央孔に重なる中央孔(553)が形成されている。
《裏板(B)》
裏板(B)は、前述したように、中央裏板(8)及びその両脇に配設される側方裏板(9)(9)からなる三枚構成の分割構造とされている。
中央裏板(8)には、図3および図5に示すように、上記保護カバー(H)を構成する下保護リング(55)の中央孔(553)に対応する開口(81)(81)(81)が開設されているとともに、中央裏板(8)を上方に絞り加工して形成した天板支持リブ(82)(82)が設けられている。
また、中央裏板(8)に開設された開口(81)の近傍は、既述下保護リング(55)の下面に隆起する凸部(552)に近接又は接触しており、これにより、ガスバーナ(31)に載置された鍋の荷重でガラス板(5)のバーナ対応孔(57)近傍が下方に若干撓むように変形しても、中央裏板(8)と保護カバー(H)の下保護リング(55)が凸部(552)部分で部分的に接触するようにしている。これにより、下保護リング(55)の下面がほぼ全域にわたって中央裏板(8)に面接触するものに比べてこれら両者の接触面積を少なくし、高温の保護カバー(H)の熱が裏板を介して伝熱して外周枠(4)が熱くなるのを防止している。
また、中央裏板(8)の外端部(84)は、外周枠(4)の内周に開放する水平溝(462)に挿入されているとともに、前記外端部(84)から垂下屈曲する係合片(85)は、前記水平溝(462)の奥端に続く垂直溝(463)に係合されている。そして、上記垂直溝(463)と係合片(85)の係合により、外周枠(4)が外方(中心から離れる方向)に膨出変形するのを防止している。
また、中央裏板(8)には、既述排気枠(6)側の長辺に沿ってネジ挿通孔(86)(86)が形成されており、これらネジ挿通孔(86)(86)から既述排気枠(6)の下面の細溝(65)内にタッピングビス(87)(87)を螺入することにより、中央裏板(8)を排気枠(6)に固定している。
図3,図4に示すように、中央裏板(8)の両側縁部には、その一部をL字状に切り起こして形成した結合片(83)(83)が設けられており、この切り起こし加工を施した加工跡が既述発明特定事項たる穴加工部(831)(831)に対応している。又、結合片(83)を構成する垂直板部(83a)の先端から屈曲した水平板部(83b)にはネジ挿通穴(83c)が形成されている。
上記中央裏板(8)とともに裏板(B)を構成する側方裏板(9)の外周縁も、外周枠(4)の水平溝(462)に挿入されるとともに、中央裏板(8)との接合側の長辺部(91)には結合片(92)(92)が起立している。この結合片(92)は、図4に示すように、垂直板部(92a)とその先端から屈曲し且つネジ穴(92c)が形成された水平板部(92b)とを具備し、水平板部(92b)の両側部からは一対の側板部(92d)(92d)が屈曲垂下している。
このものでは、図7に示すように、結合片(92)に対して、これに対応する中央裏板(8)側の結合片(83)を重ね合わせて両者をビス(80)でネジ止めして結合すると、側方裏板(9)と中央裏板(8)が相互に連結一体化される。このとき、下保護リング(55)の周縁をバーリング加工した周縁起立板(55a)が結合片(92)の側板部(92d)と垂直板部(92a)との間隙(N)に差し込まれた状態になり、これにより、側方裏板(9)及び中央裏板(8)と下保護リング(55)との固定時にこれらが相対的に回転する(捩じれる)のを防止することができる。又、ビス(80)を締め込む際に、ドライバーからの力が結合片(92)に作用したときには、結合片(92)の側板部(92d)(92d)が下保護リング(55)に当接し、結合片(92)が前傾姿勢に変形する不都合がない。
ところで、上記結合片(83)は、前述のように、中央裏板(8)の側縁部の一部を切り起こして形成するため、この結合片(83)の形成部には穴加工部(831)が付随的に形成されることになる。この穴加工部(831)が前記ガラス板(5)に直接対面すると、ガスバーナ(31)(32)(33)の炎の光等がガラス板(5)の表面に透過して透けてしまい、外観上見栄えが悪い。
本実施形態においては、この点を考慮して、中央裏板(8)に設けられる穴加工部(831)を、ガラス板(5)の保護カバー(H)、具体的には下保護リング(55)の下側部位つまり裏側に対応配置させている。これにより、これら中央裏板(8)と側方裏板(9)(9)との接合箇所は、下保護リング(55)の裏側に位置する。よって、ガスバーナ(31)(32)(33)の炎の光等が下方から上記穴加工部(831)に照射されて透過しても、この照射光が保護カバー(H)で遮断されてガラス板(5)の外部へ透過されず、コンロ用天板の外観を損なうことはない。
また、このような配置構造とすることにより、ビス(80)が必要以上捻じ込まれた場合でも、上記下保護リング(55)で受けるから、ガラス板(5)に傷がつくことはない。
また、図2,図3に示すように、保護カバー(H)の下保護リング(55)には、回り止め用の立上り爪(554)(554)が設けられるとともに、中央裏板(8)には、上記立上り爪(554)(554)に対応して係止窓(89)(89)が設けられており、これら係止窓(89)(89)に上記立上り爪(554)(554)がそれぞれ差し込まれて係止されることで、下保護リング(55)が回り止め状態に固定される。具体的には、図6に示すようにして、下保護リング(55)が回り止め状態に固定される。即ち、中央裏板(8)の一部をプレス加工で切り起こして起立片(88)を形成することによって、係止窓(89)を形成し、この係止窓(89)に下保護リング(55)の立上り爪(554)を差し込んだ状態(中央裏板(8)を取付けた状態)では、前記起立片(88)に対して下保護リング(55)の周縁の立上り爪(554)が当接するようにし、これにより、下保護リング(55)の回り止めとしての強度向上を図る。このようにして、図6に現れるように、係止窓(89)と立上り爪(554)を係止させたときの係止窓(89)が、下保護リング(55)の下側部位つまり裏側に対応配置できるようにする。これにより、上記穴加工部(831)と同様、ガスバーナの炎の光等が下方から上記係止窓(89)に照射されて透過しても、この照射光が保護カバー(H)で遮断されてガラス板(5)の外部へ透過されず、コンロ用天板の外観を損なうことはない。
尚、上記実施の形態では、中央裏板(8)の両側縁部に、穴加工部(831)たる結合片(83)の切り起こし跡が形成されているが、側方裏板(9)の側縁の結合片(92)を、切り起こして形成し、この切り起こし跡が側方裏板(9)に形成されるようにしてもよい。この場合、結合片(92)の切り起こし跡としての穴加工部は保護カバー(H)を構成する下保護リング(54)の裏側に位置させ、これにより、ガスバーナの炎の光等が下方から穴加工部に照射されて透過しても、この照射光が保護カバー(H)で遮断されてガラス板(5)の外部へ透過されないようにする。
なお、上記実施の形態では、システムキッチンのカウンタートップに装着されるドロップインコンロの天板(2)に本発明を適用したが、テーブルコンロの天板に本発明を適用することもできる。
本発明のコンロ天板の適用対象であるドロップインコンロの全体斜視図 天板(2)の分解斜視図 同じく天板(2)の分解斜視図 裏板(B)の要部の断面図 天板(2)の要部の断面図 下保護リング(55)の回り止め構造を示す拡大断面図 結合片(92)(83)のネジ止め部の拡大断面図 従来例の説明図
符号の説明
(1)・・・コンロ本体
(2)・・・天板
(4)・・・外周枠
(5)・・・ガラス板
(8)・・・中央裏板
(9)・・・側方裏板
(31)(32)(33)・・・ガスバーナ
(54)・・・上保護リング
(55)・・・下保護リング
(57)・・・バーナ対応孔
(89)・・・係止窓
(554)・・・立上り爪
(831)・・・穴加工部
(B)・・・裏板
(H)・・・保護カバー

Claims (4)

  1. ガスバーナを具備するコンロ本体(1)の上端開放部を被覆するガラス板(5)を備えたコンロ用天板であって、
    前記ガスバーナに臨むように前記ガラス板(5)に開設されたバーナ対応孔(57)の周縁を被覆する保護カバー(H)と、
    前記ガラス板(5)の下面に隣接して設けられた裏板(B)とを具備し、
    前記裏板(B)には、前記バーナ対応孔(57)に重ねられる開口が開設されている、コンロ用天板に於いて、
    前記裏板(B)に形成される穴加工部(831)は、前記ガラス板(5)の前記保護カバー(H)の下側部位に対応配置させた、コンロ用天板。
  2. 請求項1に記載のコンロ用天板に於いて、
    前記裏板(B)は、中央裏板(8)とこの中央裏板(8)の両脇に配置する2枚の側方裏板(9)(9)とからなる3枚組み構成とし、
    前記中央裏板(8)と両側方裏板(9)(9)との接続用の穴加工部(831)は、前記保護カバー(H)の下側部位に対応配置させた、コンロ用天板。
  3. 請求項2に記載のコンロ用天板に於いて、
    前記穴加工部(831)は、
    重ね合わせ状態にビス(8)で固定するために前記中央裏板(8)と前記側方裏板(9)の接続部に各別に設けられた結合片(83)(92)の配設部であって、少なくとも一方の結合片を前記中央裏板(8)又は側方裏板(9)から切り起こした加工部である、コンロ用天板。
  4. 請求項1又は請求項2に記載のコンロ用天板に於いて、
    前記穴加工部(831)は、
    前記保護カバー(H)に設けられた回り止め用立上り爪(554)を差し込んで係止させる為に前記裏板(B)に形成した係止窓(89)の開設部である、コンロ用天板。
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