JP2006014472A - Dc/dcコンバータを備える電子機器 - Google Patents

Dc/dcコンバータを備える電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】 ノイズと成り得る信号の数を低減することができる電子機器を提供する。
【解決手段】 システムクロック信号を発振するシステムクロック発振器4と、前記システムクロック信号に応じてON/OFFが切り替わるNPN形トランジスタTR1を有するDC/DCコンバータ2と、前記システムクロック信号に基づいて内部処理のタイミングをとって動作するIC5とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、DC/DCコンバータを備える電子機器に関する。
基本的な昇圧型DC/DCコンバータの回路構成について図5を参照して説明する。図5に示す昇圧型DC/DCコンバータは、インダクタL10と、スイッチSW10と、ダイオードD10と、コンデンサC10とから成り、スイッチSW10のON/OFFにより、直流電源10の出力電圧より高い電圧を取り出して負荷11に供給する回路である。
先ず、スイッチSW10をONにすると直流電源10よりインダクタL10→スイッチSW10→グランドの経路で電流が流れる。スイッチSW10の抵抗値は略0Ωであるため、ダイオードD10のアノード側の電位は略0Vとなり、ダイオードD10はOFFとなる。このとき負荷11にはコンデンサC10にチャージしていた電圧が加わる。
次に、スイッチSW10をOFFにするとインダクタL10の両端に逆起電力が加わるため、ダイオードD10のアノード側の電位はカソード側より高くなりダイオードD10はONとなり、コンデンサC10には直流電源10の出力電圧にインダクタL10の両端の逆起電力電圧が加わった電圧が印加され、その電圧でコンデンサC10はチャージされる。このとき負荷11にはコンデンサC10にチャージしていた電圧が加わる。
ここで、スイッチSW10のON/OFFを繰り返すと更に高い電圧がコンデンサC10にチャージされ、直流電源10の出力電圧より高い電圧を取り出す事が可能となる。ただし、実際は負荷11やDC/DCコンバータ回路内部の抵抗成分があるために、ある一定以上の電圧にはならない。
図5に示す昇圧型DC/DCコンバータは、スイッチSW10のONデューティを適切な値に設定にする事によって所要の電圧を取り出す回路であるが、スイッチSW10をON/OFF制御するためのスイッチング信号が必要であり、そのスイッチング信号の周波数によっては他の回路に悪影響を及ぼす可能性がある。
通常、DC/DCコンバータは電子チューナ等の電子機器に内蔵される(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。そして、最近の電子機器では、複雑な処理をするIC(Integrated Circuit)が多く使用されている。ICでは内部処理のタイミングをとる為のシステムクロック信号が必要であり、各ICにはそのシステムクロック信号を発振するシステムクロック発振器が付加されている。このシステムクロック信号も発振周波数によっては他の回路に悪影響を及ぼす可能性がある。
ここで、昇圧型DC/DCコンバータが内蔵されている電子機器の概略構成例を図6に示す。図6の構成図は電子チューナを用いたTVを基本に記載している。また、図6の構成図において、後述する本発明に関係のない部分は省いてある。なお、図6において図5と同一の部分には同一の符号を付す。
先ず、昇圧型DC/DCコンバータ12で昇圧された電圧(30V)が必要な回路として電子チューナ13がある。電子チューナ13は昇圧される前の電圧(5V)即ち直流電源10の出力電圧についても必要で2系統の電圧にて動作している。
又、電子機器17全体を制御する回路としてマイクロコンピュータ14があり、マイクロコンピュータ14は内部のシステムクロック発振器15から発振される数〜数十MHzのシステムクロック信号に基づいて内部処理のタイミングをとって動作している。
当然、昇圧型DC/DCコンバータ12も直流電源10の出力電圧(5V)が必要である。また、昇圧型DC/DCコンバータ12内のスイッチ(図示せず)は、スイッチング信号発振器16から発振されるスイッチング信号によってON/OFF制御される。スイッチング信号発振器16から発振されるスイッチング信号の発振周波数は、マイクロコンピュータ14内部にあるシステムクロック発振器15の発振周波数とは別の周波数である。つまり、図6に示す電子機器では2つの周波数の発振があり、どちらの発振とも電子機器17全体の性能を劣化させる可能性を含んでいる。
続いて、昇圧型DC/DCコンバータが内蔵されている電子機器の他の概略構成例を図7に示す。図7の構成図は電子チューナを基本に記載している。また、図7の構成図において、後述する本発明に関係のない部分は省いてある。なお、図7において図6と同一の部分には同一の符号を付す。
先ず、昇圧型DC/DCコンバータ12で昇圧された電圧(30V)が必要な回路として電子チューナ18がある。電子チューナ18は昇圧される前の電圧(5V)即ち直流電源10の出力電圧についても必要で2系統の電圧にて動作している。
また、電子チューナ18はICであるPLL回路19を内蔵しており、そのPLL回路19は内部のシステムクロック発振器20から発振されるシステムクロック信号(通常4MHz)に基づいて内部処理のタイミングをとって動作している。
当然、昇圧型DC/DCコンバータ12も直流電源10の出力電圧(5V)が必要である。また、昇圧型DC/DCコンバータ12内のスイッチ(図示せず)は、スイッチング信号発振器16から発振されるスイッチング信号によってON/OFF制御される。スイッチング信号発振器16から発振されるスイッチング信号の発振周波数は、PLL回路19内部にあるシステムクロック発振器20の発振周波数とは別の周波数である。つまり、図7に示す電子機器では2つの周波数の発振があり、どちらの発振とも電子機器21全体の性能を劣化させる可能性を含んでいる。
特開平7−250002号公報 特表平9−507995号公報
電子機器内部にはDC/DCコンバータ用のスイッチング信号やIC用のシステムクロック信号などのノイズと成り得る信号が多く、このノイズと成り得る信号信号に起因する問題は多機能な電子機器ほど多くなる。このため、設計者はノイズと成り得る信号を1つでも減少させる事に苦労している。
本発明は、上記の問題点に鑑み、ノイズと成り得る信号の数を低減することができる電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明に係る電子機器は、システムクロック信号を発振するシステムクロック発振器と、前記システムクロック信号に応じてON/OFFが切り替わるスイッチを有するDC/DCコンバータと、前記システムクロック信号に基づいて内部処理のタイミングをとって動作する集積回路とを備える。
このような構成によると、システムクロック発振器から発振されるシステムクロック信号がDC/DCコンバータ用のスイッチング信号と集積回路用のシステムクロック信号とを兼ねているので、ノイズと成り得る信号の数を低減することができる。
また、前記DC/DCコンバータが、前記システムクロック発振器と前記スイッチとの間に設けられるコンデンサを備えるようにしてもよい。
このような構成によると、システムクロック発振器から発振されるシステムクロック信号の直流成分がコンデンサによって阻止されるので、DC/DCコンバータのスイッチング動作はシステムクロック発振器から発振されるシステムクロック信号の直流成分の影響を受けない。
上記いずれかの構成の電子機器において、前記DC/DCコンバータが、第1のダイオード、第1のコンデンサ、第1のトランジスタ、及び第1のコイルを備え、第1のダイオードのカソードと第1のコンデンサの一端とを接続し、第1のコンデンサの他端を接地し、第1のダイオードのアノードと第1のトランジスタの第1の端子と第1のコイルの一端とを接続し、第1のトランジスタの第2の端子を接地し、第1のコイルの他端に入力電圧に基づく電圧が入力され、第1のトランジスタの制御端子に前記システムクロック信号に基づく信号が入力され、第1のダイオードのカソードと第1のコンデンサの一端との接続点電圧を出力電圧として出力してもよく、前記DC/DCコンバータが、第1のダイオード、第1のコンデンサ、及び第1のコイルを備え、第1のダイオードのカソードと第1のコンデンサの一端とを接続し、第1のコンデンサの他端を接地し、第1のダイオードのアノードと第1のコイルの一端とを接続し、第1のコイルの他端に入力電圧に基づく電圧が入力され、第1のダイオードのアノードと第1のコイルの一端との接続点に前記システムクロック信号に基づく信号が入力され、第1のダイオードのカソードと第1のコンデンサの一端との接続点電圧を出力電圧として出力してもよい。
前者の構成によると、DC/DCコンバータを昇圧型DC/DCコンバータにすることができる。後者の構成によると、DC/DCコンバータを昇圧型DC/DCコンバータにすることができるとともに、前者の構成から第1のトランジスタを取り除いている構成であるため、省電力化及び小型化を図る上で前者の構成に比べて有利である。
また、上記いずれかの構成の電子機器において、前記DC/DCコンバータが、前記DC/DCコンバータの出力端にカソードが接続されアノードが接地されるツェナーダイオードを備えるようにしてもよい。
このような構成によると、DC/DCコンバータの出力電圧の値をツェナーダイオードのツェナー電圧に固定することができるので、DC/DCコンバータの出力を安定化させることができる。
また、上記いずれかの構成の電子機器において、前記DC/DCコンバータが、前記DC/DCコンバータの入力端に接続されるローパスフィルタを備えるようにしてもよい。
このような構成によると、入力電圧を供給する直流電源にDC/DCコンバータのスイッチングノイズが到達することをローパスフィルタが防止する。これにより、DC/DCコンバータのスイッチングノイズレベルが高くても、DC/DCコンバータのスイッチングノイズが入力電圧を供給する直流電源に悪影響を与えなくなる。
また、上記いずれかの構成の電子機器において、前記システムクロック信号を入力し、前記システムクロック信号を分周した分周信号を前記DC/DCコンバータ又は前記集積回路に出力する分周回路を備えるようにしてもよく、前記システムクロック信号を入力し、前記システムクロック信号を逓倍した逓倍信号を前記DC/DCコンバータ又は前記集積回路に出力する逓倍回路を備えるようにしてもよい。
このような構成によると、分周回路の分周比や逓倍回路の逓倍比を任意に設定することで、DC/DCコンバータのスイッチング周波数又は集積回路のクロック周波数も任意に設定することができるので、設計の自由度が増す。また、DC/DCコンバータ用のスイッチング信号の周波数とIC用のシステムクロック信号の周波数との比が整数であるので、DC/DCコンバータ用のスイッチング信号の高調波信号と集積回路用のシステムクロック信号の高調波信号とが一部一致する。したがって、ノイズと成り得る信号の数を低減することができる。
本発明によると、ノイズと成り得る信号の数を低減することができる電子機器を実現することができる。
本発明の実施形態について図面を参照して以下に説明する。本発明に係る電子機器の概略構成例を図1に示す。図1に示す本発明に係る電子機器6は、直流電源1と、昇圧型DC/DCコンバータ2と、負荷3と、システムクロック発振器4と、IC5とを備えている。なお、本実施形態では直流電源1は電子機器6に内蔵されているが、電子機器6に外付けされても構わない。また、システムクロック発振器4が発振するシステムクロック信号の周波数の値はIC5の種類に応じて設定されるが、本実施形態では24MHzとする。
昇圧型DC/DCコンバータ2は、抵抗R1と、コンデンサC3と、インダクタL1と、NPN形トランジスタTR1と、コンデンサC2と、ダイオードD1と、コンデンサC1とから成り、トランジスタTR1のON/OFFにより、直流電源1の出力電圧より高い電圧を取り出して負荷3に供給する回路である。
システムクロック発振器4は、昇圧型DC/DCコンバータ2及びIC5に24MHzの交流信号であるシステムクロック信号を供給する。
IC5は、システムクロック発振器4から発振されるシステムクロック信号に基づいて内部処理のタイミングをとって動作をしている。
一方、システムクロック発振器4から発振されるシステムクロック信号がコンデンサC2を介してトランジスタTR1のベースに入力され、トランジスタTR1がスイッチング動作を行う。コンデンサC2によって直流成分が阻止されるので、ダイオードD1のアノードに発生する電圧はシステムクロック発振器4から発振されるシステムクロック信号の直流成分の影響を受けない。
システムクロック発振器4から発振されるシステムクロック信号の電位が高くて(略0V以上)トランジスタTR1がONであるとき、直流電源1より抵抗R1→インダクタL1→トランジスタTR1→グランドの経路で電流が流れる。トランジスタTR1のコレクタ−エミッタ間の抵抗値は略0Ωであるため、ダイオードD1のアノード側の電位は略0Vとなり、ダイオードD1はOFFとなる。このとき負荷3にはコンデンサC1にチャージしていた電圧が加わる。
次に、システムクロック発振器4から発振されるシステムクロック信号の電位が低くて(略0V以下)トランジスタTR1がOFFであるとき、インダクタL1の両端に逆起電力が加わるため、ダイオードD1のアノード側の電位はカソード側より高くなりダイオードD1はONとなり、コンデンサC1には直流電源1の出力電圧にインダクタL1の両端の逆起電力電圧が加わった電圧が印加され、その電圧でコンデンサC1はチャージされる。このとき負荷3にはコンデンサC1にチャージしていた電圧が加わる。
ここで、システムクロック発振器4から発振されるシステムクロック信号の電位に応じてトランジスタTR1がON/OFFを繰り返すと更に高い電圧がコンデンサC1にチャージされ、直流電源1の出力電圧より高い電圧を取り出す事が可能となる。
直流電源1の出力電圧値を5V、抵抗R1の抵抗値を100Ω、コンデンサC3の静電容量値を1μF、インダクタL1のインダクタンスを4.7μH、コンデンサC2の静電容量値を1nF、コンデンサC1の静電容量値を1μF、負荷3の抵抗値を100kΩとした場合、昇圧型DC/DCコンバータ2は負荷3に供給する電圧を実用上問題無いレベルである35Vにまで昇圧することができる。
抵抗R1とコンデンサC3とから成るフィルタ回路は、昇圧型DC/DCコンバータ2のスイッチングノイズが直流電源1に到達することを防止する回路である。昇圧型DC/DCコンバータ2のスイッチングノイズが直流電源1に与える悪影響が問題にならないレベルであれば、抵抗R1とコンデンサC3とから成るフィルタ回路を設けなくても構わない。
図1に示す電気機器6では、システムクロック発振器4から発振されるシステムクロック信号がDC/DCコンバータ用のスイッチング信号とIC用のシステムクロック信号とを兼ねているので、ノイズと成り得る信号の数を低減することができる。
次に、本発明に係る電子機器の他の概略構成例を図2に示す。なお、図2において図1と同一の部分には同一の符号を付し詳細な説明を省略する。図2に示す本発明に係る電子機器7が図1に示す本発明に係る電子機器6と異なる点は昇圧型DC/DCコンバータ2の代わりに昇圧型DC/DCコンバータ2’を用いたことである。
昇圧型DC/DCコンバータ2’は、昇圧型DC/DCコンバータ2からNPN形トランジスタTR1を取り除き、コンデンサC2の一端を直接ダイオードD1のアノードに接続した構成である。昇圧型DC/DCコンバータ2’は、システムクロック発振器4の出力レベルが十分に高い場合に用いることができ、昇圧型DC/DCコンバータ2からトランジスタを1つ取り除いている構成であるため、省電力化及び小型化を図る上で昇圧型DC/DCコンバータ2に比べて有利である。
システムクロック発振器4から発振されるシステムクロック信号のAC電位が上下することによりダイオードD1のON/OFFが切り替われば昇圧型DC/DCコンバータ2’は昇圧動作を行うことができるので、システムクロック発振器4から発振されるシステムクロック信号の振幅が3V程度以上であれば、昇圧型DC/DCコンバータ2’を用いることができる。
次に、本発明に係る電子機器の更に他の概略構成例を図3に示す。なお、図3において図1と同一の部分には同一の符号を付し詳細な説明を省略する。図3に示す本発明に係る電子機器8が図1に示す本発明に係る電子機器6と異なる点は昇圧型DC/DCコンバータ2の代わりに昇圧型DC/DCコンバータ2’’を用いたことである。
昇圧型DC/DCコンバータ2’’は、昇圧型DC/DCコンバータ2にツェナーダイオードD2を加えた構成である。昇圧型DC/DCコンバータ2’’において、ツェナーダイオードD2のカソードがダイオードD1のカソードに接続され、ツェナーダイオードD2のアノードが接地されている。昇圧型DC/DCコンバータ2’’は、出力電圧の値をツェナーダイオードD2のツェナー電圧(例えば30V)に固定することができるので、安定した出力を得ることが可能となる。
図1中の昇圧型DC/DCコンバータ2では、負荷3にかかる電圧はかなり不安定であり直流電源1の出力電圧の変化によって数Vの変動が起こってしまうことがある。負荷3が入力電圧(昇圧型DC/DCコンバータの出力電圧)の数V程度の変動を問題としない負荷である場合には、図1に示す構成で十分であるが、負荷3が入力電圧(昇圧型DC/DCコンバータの出力電圧)の変動を問題とする負荷である場合には、図3に示す構成にするとよい。
なお、システムクロック発振器4から発振されるシステムクロック信号の振幅が3V程度以上であれば、昇圧型DC/DCコンバータ2’’からNPN形トランジスタTR1を取り除き、コンデンサC2の一端を直接ダイオードD1のアノードに接続しても構わない。
次に、本発明に係る電子機器の更に他の概略構成例を図4に示す。なお、図4において図3と同一の部分には同一の符号を付し詳細な説明を省略する。図4に示す本発明に係る電子機器8’が図3に示す本発明に係る電子機器8と異なる点は分周回路9を新たに設けたことである。
分周回路9は、システムクロック発振器4から発振されるシステムクロック信号を入力し、当該システムクロック信号を分周したのち、昇圧型DC/DCコンバータ2’’のコンデンサ2に出力する。分周回路9の分周比を任意に設定することで、昇圧型DC/DCコンバータ2’’のスイッチング周波数も任意に設定することができ、設計の自由度が増す。
図4に示す電気機器8’では、DC/DCコンバータ用のスイッチング信号の周波数の整数倍がIC用のシステムクロック信号の周波数と一致するので、DC/DCコンバータ用のスイッチング信号の高調波信号とIC用のシステムクロック信号の高調波信号とが一部一致する。したがって、ノイズと成り得る信号の数を低減することができる。
なお、図4に示す電気機器8’において、分周回路9に代えて逓倍回路を用いても構わない。また、分周回路9又は逓倍回路をシステムクロック発振器4と昇圧型コンバータ2’’との間に設けるのでなく、システムクロック発振器4とIC5との間に設けるようにしても構わない。また、図4に示す電気機器8’において、昇圧型コンバータ2’’の代わりに図1中の昇圧型コンバータ2や図2中の昇圧型コンバータ2’を用いても構わない。
上述した実施形態において、IC5の一部又は全部が負荷3であっても構わない。また、上述した実施形態ではシステムクロック発振器4をIC5の外部に設けていたが、IC5がシステムクロック発振器4を内蔵していてもよい。また、IC5の例としては、マイクロコンピュータや電子チューナ用PLL回路等が挙げられる。さらに、上述した実施形態では電子機器が昇圧型DC/DCコンバータを備える構成であったが、本発明に係る電子機器が備えるDC/DCコンバータは昇圧型DC/DCコンバータに限らず降圧型DC/DC型コンバータや昇降圧型DC/DC型コンバータであってもよい。
は、本発明に係る電子機器の概略構成例を示す図である。 は、本発明に係る電子機器の他の概略構成例を示す図である。 は、本発明に係る電子機器の更に他の概略構成例を示す図である。 は、本発明に係る電子機器の更に他の概略構成例を示す図である。 は、基本的な昇圧型DC/DCコンバータの回路構成を示す図である。 は、昇圧型DC/DCコンバータが内蔵されている電子機器の概略構成例を示す図である。 は、昇圧型DC/DCコンバータが内蔵されている電子機器の他の概略構成例を示す図である。
符号の説明
1 直流電源
2、2’、2’’ 昇圧型DC/DCコンバータ
3 負荷
4 システムクロック発振器
5 IC
6〜8 電子機器
9 分周回路
D2 ツェナーダイオード

Claims (8)

  1. システムクロック信号を発振するシステムクロック発振器と、前記システムクロック信号に応じてON/OFFが切り替わるスイッチを有するDC/DCコンバータと、前記システムクロック信号に基づいて内部処理のタイミングをとって動作する集積回路とを備えることを特徴とする電子機器。
  2. 前記DC/DCコンバータが、前記システムクロック発振器と前記スイッチとの間に設けられるコンデンサを備える請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記DC/DCコンバータが、第1のダイオード、第1のコンデンサ、第1のトランジスタ、及び第1のコイルを備え、第1のダイオードのカソードと第1のコンデンサの一端とを接続し、第1のコンデンサの他端を接地し、第1のダイオードのアノードと第1のトランジスタの第1の端子と第1のコイルの一端とを接続し、第1のトランジスタの第2の端子を接地し、第1のコイルの他端に入力電圧に基づく電圧が入力され、第1のトランジスタの制御端子に前記システムクロック信号に基づく信号が入力され、第1のダイオードのカソードと第1のコンデンサの一端との接続点電圧を出力電圧として出力する請求項1または請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記DC/DCコンバータが、第1のダイオード、第1のコンデンサ、及び第1のコイルを備え、第1のダイオードのカソードと第1のコンデンサの一端とを接続し、第1のコンデンサの他端を接地し、第1のダイオードのアノードと第1のコイルの一端とを接続し、第1のコイルの他端に入力電圧に基づく電圧が入力され、第1のダイオードのアノードと第1のコイルの一端との接続点に前記システムクロック信号に基づく信号が入力され、第1のダイオードのカソードと第1のコンデンサの一端との接続点電圧を出力電圧として出力する請求項1または請求項2に記載の電子機器。
  5. 前記DC/DCコンバータが、前記DC/DCコンバータの出力端にカソードが接続されアノードが接地されるツェナーダイオードを備える請求項1〜4のいずれかに記載の電子機器。
  6. 前記DC/DCコンバータが、前記DC/DCコンバータの入力端に接続されるローパスフィルタを備える請求項1〜5のいずれかに記載の電子機器。
  7. 前記システムクロック信号を入力し、前記システムクロック信号を分周した分周信号を前記DC/DCコンバータ又は前記集積回路に出力する分周回路を備える請求項1〜6のいずれかに記載の電子機器。
  8. 前記システムクロック信号を入力し、前記システムクロック信号を逓倍した逓倍信号を前記DC/DCコンバータ又は前記集積回路に出力する逓倍回路を備える請求項1〜6のいずれかに記載の電子機器。
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