JP2006014386A - 動力出力装置およびこれを搭載する自動車並びに動力出力装置の制御方法 - Google Patents

動力出力装置およびこれを搭載する自動車並びに動力出力装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 エンジンから動力分配統合機構を介して駆動軸に直接出力される動力だけで走行する直行走行モード時におけるバッテリの過充電を抑制して走行不能状態となるのを抑制する。
【解決手段】 モータMG2やインバータ42に異常が生じて直行走行モードが設定されたときには、アクセルペダル83がオンされたときにエンジン22の回転数を目標回転数Ne*に保持してモータMG1から発電トルクを出力することによりリングギヤ軸32aに駆動力が出力されるようエンジン22とモータMG1とを駆動制御し、モータMG1の発電電力をモータMG2に代えてエアコンディショナのコンプレッサ90などを含む補機で消費されるよう制御する。これにより、バッテリ50が過充電するのを抑制し、直行走行モードにおける長時間の待避走行を確保することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、動力出力装置およびこれを搭載する自動車並びに動力出力装置の制御方法に関し、詳しくは、駆動軸に動力を出力する動力出力装置およびこれを搭載し前記駆動軸に車軸が接続されて走行する自動車並びに動力出力装置の制御方法に関する。
従来、この種の動力出力装置としては、プラネタリギヤのサンギヤ,キャリア,リングギヤにそれぞれ内燃機関の出力軸,発電機の回転軸,駆動軸が接続されると共に駆動軸に電動機の回転軸が接続されたハイブリッド自動車に搭載されたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この装置では、発電機で反力を受け持つことにより内燃機関からの動力の一部を駆動軸に直接出力すると共に発電機の発電電力を用いて電動機から動力を駆動軸に出力することにより、内燃機関からの動力をトルク変換して駆動軸に出力することができる。
特開平10−98805号公報
上述の動力出力装置では、発電機により反力を受け持つことで内燃機関からの動力の一部を駆動軸に出力できるから、電動機やその駆動回路の異常などにより電動機から駆動軸に動力を出力できなくなった場合でも駆動軸に動力を出力することができる。この場合、発電機により発電される電力は電動機で消費できずに蓄電装置に充電され続けることになるから、蓄電装置に過充電が生じ、この蓄電装置の過充電を防止するために発電機を停止させるとエンジンからの動力を駆動軸に伝達できなくなってしまう。
本発明の動力出力装置およびこれを搭載する自動車並びに動力出力装置の制御方法は、電動機から駆動軸に動力を出力不能で電力変換動力伝達手段を介して内燃機関から駆動軸に動力を出力しているときの蓄電手段の過充電をより確実に防止することを目的の一つとする。また、本発明の動力出力装置およびこれを搭載する自動車並びに動力出力装置の制御方法は、電動機から駆動軸に動力を出力不能で電力変換動力伝達手段を介して内燃機関から駆動軸に動力を出力しているときの動力性能を確保することを目的の一つとする。
本発明の動力出力装置およびこれを搭載する自動車並びに動力出力装置の制御方法は、上述の目的の少なくとも一部を達成するために以下の手段を採った。
本発明の動力出力装置は、
駆動軸に動力を出力する動力出力装置であって、
内燃機関と、
該内燃機関の出力軸と前記駆動軸とに接続され、該内燃機関からの動力の一部を電力に変換すると共に残余の動力を該駆動軸に出力可能な電力変換動力出力手段と、
動力を出力可能な電動機と、
前記電力変換動力出力手段および前記電動機と電力をやり取り可能な蓄電手段と、
前記電力変換動力出力手段からの電力および前記蓄電手段からの電力の少なくとも一方を消費可能な電力消費手段と、
前記電動機から前記駆動軸への動力の出力が不能となる所定の条件が成立しているとき、前記電力変換動力出力手段を介して前記内燃機関から前記駆動軸に出力される動力だけで該駆動軸に動力が出力されるよう該内燃機関と該電力変換動力出力手段とを駆動制御す
ると共に前記電力消費手段で電力が消費されるよう該電力消費手段を駆動制御する直達時制御手段と
を備えることを要旨とする。
この本発明の動力出力装置では、電動機から駆動軸への動力の出力が不能となる所定の条件が成立しているとき、電力変換動力出力手段を介して内燃機関から駆動軸に出力される動力だけで駆動軸に動力が出力されるよう内燃機関と電力変換動力伝達手段とを駆動制御すると共に電力変換動力出力手段からの電力およびこの電力変換動力出力手段と電力をやり取り可能な蓄電手段からの電力の少なくとも一方を消費可能な電力消費手段で電力が消費されるよう電力消費手段を駆動制御する。したがって、電動機から駆動軸への動力の出力が不能となった場合であっても内燃機関と電力変換動力出力手段とにより駆動軸に動力を出力できると共に電力変換動力出力手段で変換された電力を電動機に代えて電力消費手段で消費することができる。この結果、蓄電手段の過充電を防止することができ、動力性能を確保できる。
こうした本発明の動力出力装置において、前記蓄電手段が所定の充電状態にあるのを判定する充電状態判定手段を備え、前記直達時制御手段は、前記充電状態判定手段により前記蓄電手段が前記所定の充電状態にあると判定されたときを条件として前記電力消費手段で電力が消費されるよう該電力消費手段を駆動制御する手段であるものとすることもできる。こうすれば、蓄電手段の状態に応じてより適切に電力変換動力出力手段や蓄電手段からの電力を消費させることができる。
充電状態判定手段を備える態様の本発明の動力出力装置において、前記充電状態判定手段は、前記駆動軸の駆動状態に基づいて前記蓄電手段が前記所定の充電状態にあるのを判定する手段であるものとすることもできる。この態様の本発明の動力出力装置において、前記電力変換動力出力手段は、前記蓄電手段からの電力を用いて前記内燃機関の回転抵抗による制動力を前記駆動軸に出力可能な手段であり、前記充電状態判定手段は、前記駆動軸の駆動状態として前記駆動軸に出力される動力が制動力でないときに前記蓄電手段が前記所定の充電状態にあると判定する手段であるものとすることもできる。こうすれば、駆動軸の駆動状態から蓄電手段が所定の充電状態にあるのを判定することができる。
また、充電状態判定手段を備える態様の本発明の動力出力装置において、前記充電状態判定手段は、前記蓄電手段の残容量,該蓄電手段に入出力される電流の少なくとも一方に基づいて該蓄電手段が前記所定の充電状態にあるのを判定するものとすることもできる。
また、本発明の動力出力装置において、前記直達時制御手段は、前記電力変換動力出力手段を介して前記内燃機関から前記駆動軸に出力される動力だけで該駆動軸に動力を出力する制御を開始したとき又は該制御を開始してから所定時間が経過したときを条件として前記電力消費手段で電力が消費されるよう該電力消費手段を駆動制御する手段であるものとすることもできる。
さらに、本発明の動力出力装置において、前記電力消費制御手段は、前記蓄電手段に入出力される電力が該蓄電手段の入力制限の範囲内となるよう前記電力消費手段を駆動制御する手段であるものとすることもできる。こうすれば、蓄電手段が過大な電力により充電されるのを防止することができる。
あるいは、本発明の動力出力装置において、前記電力消費手段は、少なくとも1つの補機であるものとすることもできる。ここで、「補機」には、ライト類やエアコンディショナのコンプレッサなどが含まれる。
また、本発明の動力出力装置において、前記所定の条件は、前記電動機を含む電動機駆動系に異常が生じたときに成立する条件であるものとすることもできる。ここで、「電動機駆動系」には、電動機の他、これを駆動する駆動回路や制御手段なども含まれる。
本発明の動力出力装置において、前記電力変換動力出力手段は、前記内燃機関の出力軸と前記駆動軸と第3の回転軸の3軸に接続され、該3軸のうちのいずれか2軸に入出力される動力が決定されると残余の1軸に入出力される動力が決定される3軸式動力入出力手段と、前記第3の回転軸に動力を入出力可能な発電機とを備える手段であるものとすることもできるし、前記電力変換動力出力手段は、前記内燃機関の出力軸に接続された第1の回転子と前記駆動軸に接続された第2の回転子とを有し、該第1の回転子と該第2の回転子との電磁的な作用により該内燃機関からの動力の一部を電力に変換すると共に残余の動力を該駆動軸に出力可能な対回転子電動機であるものとすることもできる。
本発明の自動車は、
上述した各態様のいずれかの本発明の動力出力装置、即ち、基本的には、駆動軸に動力を出力する動力出力装置であって、内燃機関と、該内燃機関の出力軸と前記駆動軸とに接続され該内燃機関からの動力の一部を電力に変換すると共に残余の動力を該駆動軸に出力可能な電力変換動力出力手段と、動力を出力可能な電動機と、前記電力変換動力出力手段および前記電動機と電力をやり取り可能な蓄電手段と、前記電力変換動力出力手段からの電力および前記蓄電手段からの電力の少なくとも一方を消費可能な電力消費手段と、前記電動機から前記駆動軸への動力の出力が不能となる所定の条件が成立しているとき、前記電力変換動力出力手段を介して前記内燃機関から前記駆動軸に出力される動力だけで該駆動軸に動力が出力されるよう該内燃機関と該電力変換動力出力手段とを駆動制御すると共に前記電力消費手段で電力が消費されるよう該電力消費手段を駆動制御する直達時制御手段とを備える動力出力装置を搭載し、前記駆動軸が車軸に接続されて走行する
ことを要旨とする。
この本発明の自動車では、上述した各態様のいずれかの本発明の動力出力装置を搭載するから、本発明の動力出力装置が奏する効果、例えば、電動機から駆動軸に動力を出力不能で電力変換動力伝達手段を介して内燃機関から駆動軸に動力を出力しているときの蓄電手段の過充電を防止できる効果や電動機から駆動軸に動力を出力不能で電力変換動力伝達手段を介して内燃機関から駆動軸に動力を出力しているときの動力性能を確保できる効果などを奏することができる。
本発明の動力出力装置の制御方法は、
内燃機関と、該内燃機関の出力軸と前記駆動軸とに接続され該内燃機関からの動力の一部を電力に変換すると共に残余の動力を該駆動軸に出力可能な電力変換動力出力手段と、動力を出力可能な電動機と、前記電力変換動力出力手段および前記電動機と電力をやり取り可能な蓄電手段と、前記電力変換動力出力手段からの電力および前記蓄電手段からの電力の少なくとも一方を消費可能な電力消費手段と、を備える動力出力装置の制御方法であって、
前記電動機から前記駆動軸への動力の出力が不能となる所定の条件が成立しているとき、前記電力変換動力出力手段を介して前記内燃機関から前記駆動軸に出力される動力だけで該駆動軸に動力が出力されるよう該内燃機関と該電力変換動力出力手段とを駆動制御すると共に前記電力消費手段で電力が消費されるよう該電力消費手段を駆動制御する
ことを要旨とする。
この本発明の動力出力装置の制御方法によれば、電動機から駆動軸への動力の出力が不能となる所定の条件が成立しているとき、電力変換動力出力手段を介して内燃機関から駆動軸に出力される動力だけで駆動軸に動力が出力されるよう内燃機関と電力変換動力伝達
手段とを駆動制御すると共に電力変換動力出力手段からの電力およびこの電力変換動力出力手段と電力をやり取り可能な蓄電手段からの電力の少なくとも一方を消費可能な電力消費手段で電力が消費されるよう電力消費手段を駆動制御する。したがって、電動機から駆動軸への動力の出力が不能となった場合であっても内燃機関と電力変換動力出力手段とにより駆動軸に動力を出力できると共に電力変換動力出力手段で変換された電力を電動機に代えて電力消費手段で消費することができる。この結果、蓄電手段の過充電を防止することができ、動力性能を確保できる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態としての動力出力装置を搭載したハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。実施例のハイブリッド自動車20は、図示するように、エンジン22と、エンジン22の出力軸としてのクランクシャフト26にダンパ28を介して接続された3軸式の動力分配統合機構30と、動力分配統合機構30に接続された発電可能なモータMG1と、動力分配統合機構30に接続された駆動軸としてのリングギヤ軸32aに取り付けられた減速ギヤ35と、この減速ギヤ35に接続されたモータMG2と、動力出力装置全体をコントロールするハイブリッド用電子制御ユニット70とを備える。
エンジン22は、ガソリンまたは軽油などの炭化水素系の燃料により動力を出力する内燃機関であり、エンジン22の運転状態を検出する各種センサから信号を入力するエンジン用電子制御ユニット(以下、エンジンECUという)24により燃料噴射制御や点火制御,吸入空気量調節制御などの運転制御を受けている。エンジンECU24は、ハイブリッド用電子制御ユニット70と通信しており、ハイブリッド用電子制御ユニット70からの制御信号によりエンジン22を運転制御すると共に必要に応じてエンジン22の運転状態に関するデータをハイブリッド用電子制御ユニット70に出力する。
動力分配統合機構30は、外歯歯車のサンギヤ31と、このサンギヤ31と同心円上に配置された内歯歯車のリングギヤ32と、サンギヤ31に噛合すると共にリングギヤ32に噛合する複数のピニオンギヤ33と、複数のピニオンギヤ33を自転かつ公転自在に保持するキャリア34とを備え、サンギヤ31とリングギヤ32とキャリア34とを回転要素として差動作用を行なう遊星歯車機構として構成されている。動力分配統合機構30は、キャリア34にはエンジン22のクランクシャフト26が、サンギヤ31にはモータMG1が、リングギヤ32にはリングギヤ軸32aを介して減速ギヤ35がそれぞれ連結されており、モータMG1が発電機として機能するときにはキャリア34から入力されるエンジン22からの動力をサンギヤ31側とリングギヤ32側にそのギヤ比に応じて分配し、モータMG1が電動機として機能するときにはキャリア34から入力されるエンジン22からの動力とサンギヤ31から入力されるモータMG1からの動力を統合してリングギヤ32側に出力する。リングギヤ32に出力された動力は、リングギヤ軸32aからギヤ機構60およびデファレンシャルギヤ62を介して、最終的には車両の駆動輪63a,63bに出力される。
モータMG1およびモータMG2は、いずれも発電機として駆動することができると共に電動機として駆動できる周知の同期発電電動機として構成されており、インバータ41,42を介してバッテリ50と電力のやりとりを行なう。インバータ41,42とバッテリ50とを接続する電力ライン54は、各インバータ41,42が共用する正極母線および負極母線として構成されており、モータMG1,MG2のいずれかで発電される電力を他のモータで消費することができるようになっている。したがって、バッテリ50は、モ
ータMG1,MG2のいずれかから生じた電力や不足する電力により充放電されることになる。なお、モータMG1,MG2により電力収支のバランスをとるものとすれば、バッテリ50は充放電されない。モータMG1,MG2は、いずれもモータ用電子制御ユニット(以下、モータECUという)40により駆動制御されている。モータECU40には、モータMG1,MG2を駆動制御するために必要な信号、例えばモータMG1,MG2の回転子の回転位置を検出する回転位置検出センサ43,44からの信号や図示しない電流センサにより検出されるモータMG1,MG2に印加される相電流などが入力されており、モータECU40からは、インバータ41,42へのスイッチング制御信号が出力されている。モータECU40は、ハイブリッド用電子制御ユニット70と通信しており、ハイブリッド用電子制御ユニット70からの制御信号によってモータMG1,MG2を駆動制御すると共に必要に応じてモータMG1,MG2の運転状態に関するデータをハイブリッド用電子制御ユニット70に出力する。
モータMG1およびモータMG2とバッテリ50とが接続された電力ライン54には、補機としてのエアコンディショナのコンプレッサ90がインバータ92を介して接続されると共に図示しないDC/DCコンバータを介してヘッドライトやルームライト等の補機に給電する低圧系電源が接続されている。
バッテリ50は、バッテリ用電子制御ユニット(以下、バッテリECUという)52によって管理されている。バッテリECU52には、バッテリ50を管理するのに必要な信号、例えば、バッテリ50の端子間に設置された電圧センサ51aからの端子間電圧,バッテリ50の出力端子に接続された電力ライン54に取り付けられた電流センサ51bからの充放電電流,バッテリ50に取り付けられた温度センサ51cからの電池温度Tbなどが入力されており、必要に応じてバッテリ50の状態に関するデータを通信によりハイブリッド用電子制御ユニット70に出力する。なお、バッテリECU52では、バッテリ50を管理するために電流センサ51bにより検出された充放電電流の積算値に基づいて残容量(SOC)も演算している。
ハイブリッド用電子制御ユニット70は、CPU72を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPU72の他に処理プログラムを記憶するROM74と、データを一時的に記憶するRAM76と、図示しない入出力ポートおよび通信ポートとを備える。ハイブリッド用電子制御ユニット70には、イグニッションスイッチ80からのイグニッション信号,シフトレバー81の操作位置を検出するシフトポジションセンサ82からのシフトポジションSP,アクセルペダル83の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Acc,ブレーキペダル85の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ86からのブレーキペダルポジションBP,車速センサ88からの車速Vなどが入力ポートを介して入力されている。ハイブリッド用電子制御ユニット70は、前述したように、エンジンECU24やモータECU40,バッテリECU52と通信ポートを介して接続されており、エンジンECU24やモータECU40,バッテリECU52と各種制御信号やデータのやりとりを行なっている。
こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20は、運転者によるアクセルペダル83の踏み込み量に対応するアクセル開度Accと車速Vとに基づいて駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力すべき要求トルクを計算し、この要求トルクに対応する要求動力がリングギヤ軸32aに出力されるように、エンジン22とモータMG1とモータMG2とが運転制御される。ハイブリッド自動車20の走行モードとしては、要求動力に見合う動力がエンジン22から出力されるようにエンジン22を運転制御すると共にエンジン22から出力される動力のすべてが動力分配統合機構30とモータMG1とモータMG2とによってトルク変換されてリングギヤ軸32aに出力されるようモータMG1およびモータMG2を駆動制御して走行するトルク変換走行モードや要求動力とバッテリ50の充放
電に必要な電力との和に見合う動力がエンジン22から出力されるようにエンジン22を運転制御すると共にバッテリ50の充放電を伴ってエンジン22から出力される動力の全部またはその一部が動力分配統合機構30とモータMG1とモータMG2とによるトルク変換を伴って要求動力がリングギヤ軸32aに出力されるようモータMG1およびモータMG2を駆動制御して走行する充放電走行モード、エンジン22の運転を停止してモータMG2からの要求動力に見合う動力をリングギヤ軸32aに出力するよう運転制御して走行するモータ走行モード、モータMG2の運転を停止してモータMG1で反力を受け持ちながらエンジン22からの動力が動力分配統合機構30を介してリングギヤ軸32aに伝達されるようエンジン22とモータMG1とを駆動制御して走行する直行走行モードなどがある。直行走行モードは、主としてモータMG2やインバータ42に異常が生じたときに設定されるモードである。モータMG2やインバータ42の異常の判定は、例えば、モータMG2やインバータ42を流れる電流がトルク指令に対応するか否かを判定したり、モータMG2やインバータ42の温度が予め設定された許容限界温度を超えているか否かを判定することにより行なうことができる。
次に、こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20の動作、特に直行走行モードで走行する際の動作について説明する。図2は、実施例のハイブリッド自動車20のハイブリッド用電子制御ユニット70により実行される直行走行モード時駆動制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、直行走行モードで走行しているときに所定時間毎(例えば、8msec毎)に繰り返し実行される。
直行走行モード時駆動制御ルーチンが実行されると、ハイブリッド用電子制御ユニット70のCPU72は、まず、アクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Accや車速センサ88からの車速V,モータMG1の回転数Nm1,バッテリ50の残容量SOC,バッテリ50の入力制限Winなどのデータを入力する処理を行なう(ステップS100)。ここで、回転数Nm1は、回転位置検出センサ43により検出されたモータMG1の回転子の回転位置に基づいて演算されたものをモータECU40から通信により入力するものとした。また、バッテリ50の残容量SOCは、電流センサ51bにより検出されたバッテリ50の充放電電流の積算値に基づいて演算されたものをモータECU40から通信により入力するものとした。バッテリ50の入力制限Winは、残容量SOCと温度センサ51cにより検出された電池温度Tbとに基づいて−15kWや−20kWなどのように設定されたものをモータECU40から通信により入力するものとした。
こうしてデータを入力すると、入力したアクセル開度Accと車速Vとに基づいて駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力すべき要求トルクTr*を設定する(ステップS110)。ここで、要求トルクTr*の設定は、実施例では、アクセルペダル83がオンされているときには車両を走行させるために必要なトルクのうちできる限り小さなトルク(例えば、40Nmや50Nmなど)を設定し、アクセルペダル83がオフされているときには車速Vが大きくなるほど制動力が大きくなるトルクを設定することにより行なうものとした。図3に、直行走行モードで走行しているときの動力分配統合機構30の各回転要素の回転数とトルクの力学的な関係を示す共線図を示す。図示するように、直行走行モードでは、エンジン22を所定回転数で運転すると共にモータMG1から発電トルクを出力することによりリングギヤ軸32aに正のトルクが出力されて走行することができる。この直行走行モードでは、モータMG2は停止状態にあるから、アクセルペダル83がオンされてリングギヤ軸32aに要求トルクTr*を出力する際にモータMG1で発電した電力はバッテリ50に充電され続ける。このため、直行走行モードで長時間走行すると、バッテリ50が過充電する場合がある。そこで、アクセルペダル83がオンされたときにその開度に拘わらず小さなトルクを要求トルクTr*に設定することにより、モータMG1で発電した電力によりバッテリ50が早期に過充電するのを抑制しているのである。アクセルペダル83がオフされたときには、エンジン22を燃料カットすると共にバッテリ5
0からの電力を用いてエンジン22の回転数を引き上げる方向にモータMG1を駆動することによりエンジン22のフリクションによる制動力をリングギヤ軸32aに出力することができる。
要求トルクTr*を設定すると、要求トルクTr*に動力分配統合機構30のギヤ比ρを乗じたものに−1を乗じてモータMG1から出力すべきトルク指令Tm1*を計算し(ステップS120)、このトルク指令Tm1*に見合うトルクがモータMG1から出力されたときにエンジン22がストールしない回転数のうちできる限り小さな回転数となるようエンジン22の目標回転数Ne*を設定する(ステップS130)。
そして、要求トルクTr*が所定値Trefよりも大きいか否か(ステップS140)、バッテリ50の残容量SOCが所定量Srefよりも大きいか否かを判定する(ステップS150)。ここで、所定値Trefは、モータMG1の発電によりバッテリ50が充電の状態にあるか否かを判定するための閾値である。また、所定量Srefは、バッテリ50の残容量SOCに余裕があるか否かを判定するための閾値であり、60%や70%などのように定められる。要求トルクTr*が所定値Tref以下のときや残容量SOCが所定量Sref以下のときには、バッテリ50は充電の状態にあるがバッテリ50の残容量SOCに余裕があるためにモータMG1やバッテリ50からの電力を消費する必要はないと判断し、目標回転数Ne*とエンジン22の現在の回転数Neとの偏差が打ち消されるようフィードバック制御によりエンジン22を駆動制御すると共にトルク指令Tm1*に見合うトルクがモータMG1から出力されるようモータMG1を駆動制御して(ステップS210)、本ルーチンを終了する。エンジン22やモータMG1の駆動制御は、具体的には、目標回転数Ne*をエンジンECU24に送信すると共にトルク指令Tm1*をモータECU40に送信することにより、エンジンECU24が受信した目標回転数Ne*でエンジン22が運転されるよう吸入空気量調節制御や燃料噴射制御,点火制御などを行ない、モータECU40が受信したトルク指令Tm1*でモータMG1が運転されるようインバータ41のスイッチング素子のスイッチング制御を行なう。
一方、要求トルクTr*が所定値Trefよりも大きく且つ残容量SOCが所定量Srefよりも大きいときには、バッテリ50が充電の状態にありしかも残容量SOCに余裕がないためにモータMG1やバッテリ50からの電力を消費すべきと判断し、モータMG1のトルク指令Tm1*に回転数Nm1を乗じたもの(モータMG1の発電電力)をバッテリ50の入力制限Winから減じて余剰電力Psurを計算し(ステップS160)、計算した余剰電力Psurが値0未満か否か、即ちモータMG1の発電電力が入力制限Winを超えており余剰電力が生じているか否かを判定する(ステップS170)。余剰電力が生じていないと判定されたときには、所定電力Psetを必要消費電力P*に設定し(ステップS180)、余剰電力が生じていると判定されたときには、余剰電力Psurの絶対値を必要消費電力P*に設定し(ステップS190)、必要消費電力P*が消費されるよう補機を駆動、例えば、エアコンディショナのコンプレッサ90を強制駆動するようインバータ92を駆動制御したりヘッドライドやルームライトを点灯すると共に(ステップS200)、目標回転数Ne*でエンジン22をトルク指令Tm1*でモータMG1をそれぞれ駆動制御して(ステップS210)、本ルーチンを終了する。なお、所定電力Psetは、必要消費電力P*を受け持つ補機の数やその性能などにより例えば0.5kwや1kwなどのように定めることができる。
以上説明した実施例のハイブリッド自動車20によれば、直行走行モードで走行しているときにはアクセルペダル83がオンされて駆動軸としてのリングギヤ軸32aに走行に必要なトルクを出力する際にモータMG1で発電した電力やバッテリ50からの電力を、モータMG2に代えてエアコンディショナのコンプレッサを強制的に駆動したりヘッドライトやルームライト等を点灯させたりして補機により消費させるから、バッテリ50の過
充電を抑制でき、直行走行モードにおける長時間の待避走行を確保することができる。しかも、モータMG1の発電電力がバッテリ50の入力制限Winの範囲内となるように補機を駆動するから、バッテリ50が過大な電力により充電されるのを抑制できる。
実施例のハイブリッド自動車20では、要求トルクTr*に基づいてバッテリ50が充電の状態にあるか否かを判定したが、モータMG1のトルク指令Tm1*に基づいてバッテリ50が充電の状態にあるか否かを判定するものとしてもよいし、電流センサ51aからのバッテリ50の充放電電流に基づいてバッテリ50が充電の状態にあるか否かを判定するものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、直行走行モードで走行しているときにバッテリ50の残容量SOCが所定量Sref未満のときには補機を駆動させないものとしたが、所定量Sref未満であっても補機を駆動させるものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、直行走行モードで走行しているときに要求トルクTr*が所定値Trefよりも大きいか否かを判定、即ちバッテリ50が充電の状態にあるか否かを判定し、バッテリ50が充電の状態にあると判定されたときに補機で電力を消費させるものとしたが、直行走行モードで走行しているときにはバッテリ50が充電される場合が多いから、バッテリ50が充電の状態にあるか否かを判定することなく直行走行モードによる走行が開始されたときや直行走行モードによる走行が開始されてから所定時間経過したときに補機で電力を消費させるものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、直行走行モードで走行しているときにアクセルペダル83がオンされたときそのアクセル開度に拘わらず一定のトルクを要求トルクTr*に設定したが、補機で消費可能な電力の大きさによっては、アクセルペダル83がオンされたときにそのアクセル開度に応じた要求トルクTr*を設定するものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、モータMG2の動力を減速ギヤ35により変速してリングギヤ軸32aに出力するものとしたが、図4の変形例のハイブリッド自動車120に例示するように、モータMG2の動力をリングギヤ軸32aが接続された車軸(駆動輪63a,63bが接続された車軸)とは異なる車軸(図4における車輪64a,64bに接続された車軸)に接続するものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、エンジン22の動力を動力分配統合機構30を介して駆動輪63a,63bに接続された駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力するものとしたが、図5の変形例のハイブリッド自動車220に例示するように、エンジン22のクランクシャフト26に接続されたインナーロータ232と駆動輪63a,63bに動力を出力する駆動軸に接続されたアウターロータ234とを有し、エンジン22の動力の一部を駆動軸に伝達すると共に残余の動力を電力に変換する対ロータ電動機230を備えるものとしてもよい。
以上、本発明の実施の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明の一実施例であるハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。 実施例のハイブリッド自動車20のハイブリッド用電子制御ユニット70により実行される直行走行モード時駆動制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 直行走行モードで走行しているときの動力分配統合機構30の各回転要素の回転数とトルクの力学的な関係を示す共線図である。 変形例のハイブリッド自動車120の構成の概略を示す構成図である。 変形例のハイブリッド自動車220の構成の概略を示す構成図である。
符号の説明
20,120,220 ハイブリッド自動車、22 エンジン、24 エンジン用電子制御ユニット(エンジンECU)、26 クランクシャフト、28 ダンパ、30 動力分配統合機構、31 サンギヤ、32 リングギヤ、32a リングギヤ軸、33 ピニオンギヤ、34 キャリア、35,135 減速ギヤ、40 モータ用電子制御ユニット(モータECU)、41,42 インバータ、43,44 回転位置検出センサ、50 バッテリ、51a 電圧センサ、51b 電流センサ、51c 温度センサ、52 バッテリ用電子制御ユニット(バッテリECU)、54 電力ライン、60 ギヤ機構、62
デファレンシャルギヤ、63a,63b,64a,64b 駆動輪、70 ハイブリッド用電子制御ユニット、72 CPU、74 ROM、76 RAM、80 イグニッションスイッチ、81 シフトレバー、82 シフトポジションセンサ、83 アクセルペダル、84 アクセルペダルポジションセンサ、85 ブレーキペダル、86 ブレーキペダルポジションセンサ、88 車速センサ、90 エアコンディショナのコンプレッサ、92 インバータ、230 対ロータ電動機、232 インナーロータ 234 アウターロータ、MG1,MG2 モータ。

Claims (13)

  1. 駆動軸に動力を出力する動力出力装置であって、
    内燃機関と、
    該内燃機関の出力軸と前記駆動軸とに接続され、該内燃機関からの動力の一部を電力に変換すると共に残余の動力を該駆動軸に出力可能な電力変換動力出力手段と、
    動力を出力可能な電動機と、
    前記電力変換動力出力手段および前記電動機と電力をやり取り可能な蓄電手段と、
    前記電力変換動力出力手段からの電力および前記蓄電手段からの電力の少なくとも一方を消費可能な電力消費手段と、
    前記電動機から前記駆動軸への動力の出力が不能となる所定の条件が成立しているとき、前記電力変換動力出力手段を介して前記内燃機関から前記駆動軸に出力される動力だけで該駆動軸に動力が出力されるよう該内燃機関と該電力変換動力出力手段とを駆動制御すると共に前記電力消費手段で電力が消費されるよう該電力消費手段を駆動制御する直達時制御手段と
    を備える動力出力装置。
  2. 請求項1記載の動力出力装置であって、
    前記蓄電手段が所定の充電状態にあるのを判定する充電状態判定手段を備え、
    前記直達時制御手段は、前記充電状態判定手段により前記蓄電手段が前記所定の充電状態にあると判定されたときを条件として前記電力消費手段で電力が消費されるよう該電力消費手段を駆動制御する手段である
    動力出力装置。
  3. 前記充電状態判定手段は、前記駆動軸の駆動状態に基づいて前記蓄電手段が前記所定の充電状態にあるのを判定する手段である請求項2記載の動力出力装置。
  4. 請求項3記載の動力出力装置であって、
    前記電力変換動力出力手段は、前記蓄電手段からの電力を用いて前記内燃機関の回転抵抗による制動力を前記駆動軸に出力可能な手段であり、
    前記充電状態判定手段は、前記駆動軸の駆動状態として前記駆動軸に出力される動力が制動力でないときに前記蓄電手段が前記所定の充電状態にあると判定する手段である
    動力出力装置。
  5. 前記充電状態判定手段は、前記蓄電手段の残容量,該蓄電手段に入出力される電流の少なくとも一方に基づいて該蓄電手段が前記所定の充電状態にあるのを判定する手段である請求項2記載の動力出力装置。
  6. 前記直達時制御手段は、前記電力変換動力出力手段を介して前記内燃機関から前記駆動軸に出力される動力だけで該駆動軸に動力を出力する制御を開始したとき又は該制御を開始してから所定時間が経過したときを条件として前記電力消費手段で電力が消費されるよう該電力消費手段を駆動制御する手段である請求項1記載の動力出力装置。
  7. 前記電力消費制御手段は、前記蓄電手段に入出力される電力が該蓄電手段の入力制限の範囲内となるよう前記電力消費手段を駆動制御する手段である請求項1ないし6いずれか記載の動力出力装置。
  8. 前記電力消費手段は、少なくとも1つの補機である請求項1ないし7いずれか記載の動力出力装置。
  9. 前記所定の条件は、前記電動機を含む電動機駆動系に異常が生じたときに成立する条件である請求項1ないし8いずれか記載の動力出力装置。
  10. 前記電力変換動力出力手段は、前記内燃機関の出力軸と前記駆動軸と第3の回転軸の3軸に接続され、該3軸のうちのいずれか2軸に入出力される動力が決定されると残余の1軸に入出力される動力が決定される3軸式動力入出力手段と、前記第3の回転軸に動力を入出力可能な発電機とを備える手段である請求項1ないし9いずれか記載の動力出力装置。
  11. 前記電力変換動力出力手段は、前記内燃機関の出力軸に接続された第1の回転子と前記駆動軸に接続された第2の回転子とを有し、該第1の回転子と該第2の回転子との電磁的な作用により該内燃機関からの動力の一部を電力に変換すると共に残余の動力を該駆動軸に出力可能な対回転子電動機である請求項1ないし9いずれか記載の動力出力装置。
  12. 請求項1ないし11いずれか記載の動力出力装置を搭載し、前記駆動軸が車軸に接続されて走行する自動車。
  13. 内燃機関と、該内燃機関の出力軸と前記駆動軸とに接続され該内燃機関からの動力の一部を電力に変換すると共に残余の動力を該駆動軸に出力可能な電力変換動力出力手段と、動力を出力可能な電動機と、前記電力変換動力出力手段および前記電動機と電力をやり取り可能な蓄電手段と、前記電力変換動力出力手段からの電力および前記蓄電手段からの電力の少なくとも一方を消費可能な電力消費手段と、を備える動力出力装置の制御方法であって、
    前記電動機から前記駆動軸への動力の出力が不能となる所定の条件が成立しているとき、前記電力変換動力出力手段を介して前記内燃機関から前記駆動軸に出力される動力だけで該駆動軸に動力が出力されるよう該内燃機関と該電力変換動力出力手段とを駆動制御すると共に前記電力消費手段で電力が消費されるよう該電力消費手段を駆動制御する
    動力出力装置の制御方法。
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