JP2006013291A - トランジスタの製造プロセス評価方法及び、トランジスタの製造プロセス評価素子 - Google Patents

トランジスタの製造プロセス評価方法及び、トランジスタの製造プロセス評価素子 Download PDF

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Abstract

【課題】 トランジスタの電気的特性に異常がある場合に、その不良解析に要する時間を短縮することができるようにしたトランジスタの製造プロセス評価方法及び、トランジスタの製造プロセス評価素子を提供する。
【解決手段】 ウエーハWに形成されたICチップ100に含まれる代表的なMOSトランジスタ1の製造プロセスを評価するための評価素子10であって、MOSトランジスタ1と同一の製造プロセスによってウエーハWに形成された通常のMOSトランジスタ10aと、この製造プロセスからチャネルドープ工程だけを除いた不完全製造プロセスによって当該ウエーハWに形成されたネイティブトランジスタ10bと、を備えたものである。通常のMOSトランジスタ10aの閾値等に異常があった場合に、その値とネイティブトランジスタ10bの閾値等とを比較することで、その原因がチャネルドープ工程に有るか否かを容易に判断することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、トランジスタの製造プロセス評価方法及び、トランジスタの製造プロセス評価素子に関し、特に、TEGの組合せ及び、このTEGの組合せを用いてMOSトランジスタの製造プロセスを解析、評価する方法に関するものである。
製品となるICチップが多数個形成されたウエーハのスクライブライン上には、通常、ICチップの素子レベルやICレベルでの基本的な構造、電気的特性等を代替評価するためのTEG(test element group)が設けられている(例えば、特許文献1,2参照。)。TEGは、その評価の対象や目的に応じて、様々な種類と大きさの素子群からなる。
例えば、ICチップ内に形成される代表的なMOSトランジスタの閾値電圧や、オン電流等を評価したい場合には、このMOSトランジスタと全く同一の製造プロセスによって、同じ大きさに形成される評価用のMOSトランジスタを、TEGの一素子としてスクライブライン上に配置する。半導体装置をプローブ検査する工程(以下、「プローブ工程」という。)では、このスクライブライン上に形成された評価用のMOSトランジスタの各パッド電極にプローブ針を当てて、プローブ検査する。これにより、ICチップ内の代表的なMOSトランジスタの閾値電圧等を間接的に評価する。
特開2000−223538号公報 特開2003−282665号公報
ところで、この評価用MOSトランジスタの電気的特性に異常が発見された場合には、その原因を突き止めることは容易でなく、その検証に多くの時間がかかるという問題があった。
例えば、MOSトランジスタの代表的な電気的特性である閾値電圧は、通常、チャネル部分にイオン注入される不純物の種類、その分布及びその濃度により調整される。しかしながら、閾値電圧自体は、チャネル部分の不純物だけでなく、ゲート絶縁膜、ソース及びドレイン拡散層、ウェル拡散層の不純物分布、ゲート電極の寸法及びその形状など、チャネル部分以外の多くのパラメータによっても変動してしまう。それゆえ、評価用MOSトランジスタの閾値電圧に異常があった場合には、第一に疑うべきチャネル部分への不純物注入に問題があったのか、それとも他のパラメータ起因なのか、その点の見極めが困難であった。
本発明は、このような従来の技術の有する未解決の課題に着目してなされたものであって、トランジスタの電気的特性に異常がある場合に、その不良解析に要する時間を短縮することができるようにしたトランジスタの製造プロセス評価方法及び、トランジスタの製造プロセス評価素子の提供を目的とする。
〔発明1〕 上記目的を達成するために、発明1のトランジスタの製造プロセス評価方法は、基板に形成される集積回路に含まれるトランジスタの製造プロセスを評価する方法であって、前記製造プロセスからチャネルドープ工程だけを除いた不完全製造プロセスによって前記基板にネイティブトランジスタを形成する形成工程と、前記ネイティブトランジスタを利用して前記製造プロセスを評価する評価工程と、を含むことを特徴とするものである。
ここで、「トランジスタ」とは、例えばMOS(metal oxide semiconductor)電界効果トランジスタ又は、MIS(metal insulator semiconductor)電界効果トランジスタのことである。また、「チャネルドープ工程」とは、トランジスタのチャネル部分に所定の不純物を注入する工程である。所定の不純物としては、例えばリン(P)や、ボロン(B)等が挙げられる。トランジスタの代表的な電気的特性である閾値電圧は、通常、このチャネル部分にイオン注入される不純物の種類、その分布及びその濃度等により調整される。
発明1のトランジスタの製造プロセス評価方法によれば、トランジスタの電気的特性に異常があった場合に、集積回路に含まれるトランジスタの電気的特性と、ネイティブトランジスタの電気的特性とを比較することができる。そして、このトランジスタの電気的特性の異常が、チャネルドープ工程に原因があるのか、それともチャネルドープ以外の他の工程に原因があるのかを容易に判断することができる。これにより、従来と比べて、トランジスタの電気的特性に異常がある場合に、その不良解析に要する時間を短縮することが可能である。
例えば、集積回路に含まれるトランジスタの閾値電圧に異常があり、かつネイティブトランジスタの閾値電圧にも異常がある場合には、このトランジスタの閾値電圧の異常は、チャネルドープ工程以外に原因があると判断することができる。また、その逆に、集積回路に含まれるトランジスタの閾値電圧には異常があるものの、ネイティブトランジスタの閾値電圧には異常がない場合には、このトランジスタの閾値電圧の異常はチャネルドープ工程に原因があると判断することができる。
〔発明2〕 発明2のトランジスタの製造プロセス評価方法は、発明1のトランジスタの製造プロセス評価方法において、前記評価工程は、前記トランジスタの電気的特性と、前記ネイティブトランジスタの電気的特性とを比較する比較工程、を含むことを特徴とするものである。
このような構成であれば、トランジスタの電気的特性に異常があった場合に、上記比較結果から、トランジスタの電気的特性の異常が、チャネルドープ工程に原因があるのか、それともチャネルドープ以外の他の工程に原因があるのかを容易に判断することができる。
〔発明3〕 発明3のトランジスタの製造プロセス評価方法は、発明1のトランジスタの製造プロセス評価方法において、前記評価工程は、前記トランジスタをプローブ検査して当該トランジスタの電気的特性を検査する第1検査工程と、前記第1検査工程で得られた前記トランジスタの前記電気的特性が正常か否かを判断する判断工程と、前記判断工程で前記トランジスタの前記電気的特性が正常でないと判断された場合には、前記ネイティブトランジスタをプローブ検査して当該ネイティブトランジスタの電気的特性を検査する第2検査工程と、前記第1検査工程で得られた前記トランジスタの前記電気的特性と、前記第2検査工程で得られた前記ネイティブトランジスタの前記電気的特性とを比較する比較工程と、を含むことを特徴とするものである。
このような構成であれば、集積回路に含まれるトランジスタの電気的特性が異常であるという、不良の発生時のみネイティブトランジスタの電気的特性を検査するので、ネイティブトランジスタのプローブ検査を毎回行う場合と比べて、プローブ検査の検査項目を簡素化することができる。
〔発明4〕 発明4のトランジスタの製造プロセス評価方法は、発明1から発明3の何れか一のトランジスタの製造プロセス評価方法において、前記形成工程では、前記トランジスタと同一の前記製造プロセスによって前記基板に評価用トランジスタを形成し、前記評価工程では、前記評価用トランジスタを前記集積回路に含まれる前記トランジスタの代替として用いることを特徴とするものである。
このような構成であれば、集積回路に含まれるトランジスタに直接プローブ針を接触させる必要がないので、集積回路の設計の自由度に制約を与えずに済む。
〔発明5〕 発明5のトランジスタの製造プロセス評価方法は、発明4のトランジスタの製造プロセス評価方法において、前記形成工程では、前記評価用トランジスタと前記ネイティブトランジスタとを、前記基板の前記集積回路を形成する領域以外の領域にそれぞれ形成することを特徴とするものである。ここで、「基板」とは例えばウエーハであり、「基板の集積回路を形成する領域以外の領域」とは、例えばウエーハに作り込まれた一の集積回路と、他の集積回路とをダイシングする際の切り代であるスクライブラインのことである。
発明5のトランジスタの製造プロセス評価方法によれば、集積回路のパッド電極等にプローブ針を接触させなくても、この集積回路に含まれるトランジスタの製造プロセスを評価することができるので、プローブ針によって集積回路を傷つけてしまう可能性を低減することができる。
〔発明6〕 発明6のトランジスタの製造プロセス評価方法は、発明4又は発明5のトランジスタの製造プロセス評価方法において、前記形成工程では、前記評価用トランジスタと前記ネイティブトランジスタとを隣接させて形成することを特徴とするものである。ここで、「隣接」とは、隣りあい接触していることを意味するものではなく、近隣関係にあるということを意味するものである。即ち、ここでいう「隣接」とは、僅かなスペースをおいて隣りあっている状態のことである。僅かなスペースとは、例えば20〜5[μm]程度である。
発明6の製造プロセスの評価方法によれば、例えば、ウエーハ面内での不純物の注入ばらつきや、ゲート絶縁膜の厚さのばらつきや、ゲート電極を形成する際のエッチングばらつき等の影響をできるだけ排除して、評価用トランジスタとネイティブトランジスタのそれぞれの電気的特性を比較することができる。ウエーハ面内で、評価用トランジスタとネイティブトランジスタとが離れている場合と比べて、チャネルドープ工程に原因が有るか否かをより正確に判断することができる。
〔発明7〕 発明7のトランジスタの製造プロセス評価方法は、発明1から発明6の何れか一のトランジスタの製造プロセス評価方法において、前記チャネルドープ工程以外に前記製造プロセスが異なる複数種類のトランジスタが前記集積回路に含まれる場合には、
前記形成工程では、前記複数種類の製造プロセスからチャネルドープ工程だけを除いた複数種類の不完全製造プロセスによって、前記基板に複数種類のネイティブトランジスタをそれぞれ形成することを特徴とするものである。
ここで、「チャネルドープ工程以外に製造プロセスが異なる複数種類のトランジスタが集積回路に含まれる場合」とは、例えば、チャネルドープ工程以外に製造プロセスが異なる一の種類の製造プロセスと、他の種類の製造プロセスとが有り、一の種類の製造プロセスによって形成される一のトランジスタと、他の種類の製造プロセスによって形成される他のトランジスタとが、同一の集積回路内に作られる場合である。
チャネルドープ以外の製造プロセスとしては、例えば、不純物のイオン注入や熱拡散によってトランジスタのウェル拡散を形成する工程や、熱酸化によってゲート絶縁膜を形成する工程、ポリシリコン膜のパターニングによってゲート電極を形成する工程、不純物のイオン注入や熱拡散によってソース及びドレイン拡散層を形成する工程等が挙げられる。
これらチャネルドープ以外の工程で、その処理内容が一の製造プロセスと他の製造プロセスとで異なる場合には、当然、一のトランジスタの電気的特性と、他のトランジスタの電気的特性は異なったものとなる。また、同様に、一の種類の製造プロセスからそのチャネルドープ工程だけを除いた不完全製造プロセスによって形成される一のネイティブトランジスタの電気的特性と、他の種類の製造プロセスからそのチャネルドープ工程だけを除いた不完全製造プロセスによって形成される他のネイティブトランジスタの電気的特性も、それぞれ異なったものとなる。
発明7のトランジスタの製造プロセス評価方法によれば、チャネルドープ工程以外に製造プロセスが異なる一のトランジスタと他のトランジスタとにそれぞれ対応させて、一のネイティブトランジスタと他のネイティブトランジスタとをそれぞれ同一の基板に形成する。
従って、一のトランジスタの電気的特性と一のネイティブトランジスタの電気的特性とを比較することができる。また、他のトランジスタの電気的特性と他のネイティブトランジスタの電気的特性とを比較することもできる。これにより、集積回路内に形成された複数種類のトランジスタについて、それらの電気的特性に異常がある場合に、その不良解析に要する時間をそれぞれ短縮することが可能である。
〔発明8〕 発明8のトランジスタの製造プロセス評価素子は、基板に形成された集積回路に含まれるトランジスタの製造プロセスを評価するための素子であって、前記トランジスタと同一の前記製造プロセスによって前記基板に形成された評価用トランジスタと、前記製造プロセスからチャネルドープ工程だけを除いた不完全製造プロセスによって当該基板に形成されたネイティブトランジスタと、を備えたことを特徴とするものである。ここで、トランジスタの製造プロセス評価素子とは、例えばTEG(test element group)のことである。
発明8のトランジスタの製造プロセス評価素子によれば、トランジスタとネイティブトランジスタとをそれぞれプローブ検査して、このトランジスタの電気的特性と、ネイティブトランジスタの電気的特性とをそれぞれ検査することができる。そして、上記プローブ検査で得られたトランジスタの電気的特性と、ネイティブトランジスタの電気的特性とを比較することができる。
従って、トランジスタの電気的特性に異常があった場合に、集積回路に含まれるトランジスタの電気的特性と、ネイティブトランジスタの電気的特性とを比較することで、このトランジスタの電気的特性の異常が、チャネルドープ工程に原因があるのか、それともチャネルドープ以外の他の工程に原因があるのかを容易に判断することができる。従来と比べて、トランジスタの電気的特性に異常がある場合に、その不良解析に要する時間を短縮することが可能である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係るトランジスタの製造プロセス評価方法及び、トランジスタの製造プロセス評価素子について説明する。
(1)第1実施形態
図1は、本発明の第1実施形態に係る評価素子(以下、単に「評価素子」という。)10の配置の一例を示す平面図である。図1に示すように、この評価素子10は、ウエーハWのスクライブラインSに形成されるTEG90の一部であり、通常のMOSトランジスタ10aと、ネイティブのMOSトランジスタ(以下、単に「ネイティブトランジスタ10b」という。)とを有する。この評価素子10を構成する通常のMOSトランジスタ10aは例えばn型のMOSトランジスタであり、ICチップ100内に形成された代表的なnMOSトランジスタ1と同一の構成を有する。また、ネイティブトランジスタ10bも、例えばnMOSトランジスタである。
図2は、評価素子10の構成の一例を示す断面図である。図2に示すように、評価素子10の一方を構成する通常のMOSトランジスタ10aと、他方を構成するネイティブトランジスタ10bは、同一のウエーハW上に素子分離層11を挟んで隣接して設けられている。
通常のMOSトランジスタ10aのチャネル部分12aは、例えばp型のウェル拡散層13aに閾値電圧(以下、単に「閾値」という。)調整用の不純物が注入されている。また、評価素子10の他方であるネイティブトランジスタ10bは、例えばp型のウェル拡散層13bの中にあるチャネル部分12bに閾値調整用の不純物が注入されていない。通常のMOSトランジスタ10aとネイティブトランジスタ10bの構成上の相違点は、そのチャネル部分に閾値調整用の不純物が注入されているか否かだけである。チャネル部分以外のウェル拡散層13a,13b、ゲート絶縁膜15a,15bの材質及びその厚さ、ゲート長、ゲート幅、ソース及びドレイン拡散層(以下、S/D拡散層)16a,16b,17a,17b等は、通常のMOSトランジスタ10aとネイティブトランジスタ10bとで同じである。
図3(A)〜(C)は、評価素子10の製造方法の一例を示す工程図である。この図3(A)〜(C)において、通常のMOSトランジスタ10aとネイティブトランジスタ10bは、ICチップ100(図1参照。)内に形成される代表的なnMOSトランジスタ1の製造プロセスを利用して形成することを前提条件とする。言い換えれば、通常のMOSトランジスタ10aとネイティブトランジスタ10bは、代表的なnMOSトランジスタと同時に、並行して形成する。
まず始めに、図3(A)に示すように、ウエーハWのスクライブラインS(図1参照。)に、素子分離層11を形成する。この素子分離層11の形成は例えばLOCOS(local oxidation of silicon)法によって行う。次に、この素子分離層11から露出した領域に例えばボロン等のp不純物をイオン注入して、ウェル拡散層13a,13bを形成する。このウェル拡散層を形成する工程では、ネイティブトランジスタ10bを形成する領域(以下、「ネイティブトランジスタ形成領域」という。)と、通常のMOSトランジスタ10aを形成する領域(以下、通常MOSトランジスタ形成領域という。)とで、イオン注入する不純物の種類や、その分布(横方向への広がり、注入深さ等)、その濃度等を同じにしておく。
次に、ネイティブトランジスタ形成領域をレジストマスク18で覆い、この状態でウエーハWの全面にリン(P)又はボロン(B)等をイオン注入する(チャネルドープ工程)。これにより、通常MOSトランジスタ形成領域には閾値調整用の不純物19が注入され、ネイティブトランジスタ形成領域には上記不純物19が注入されない。
次に、レジストマスク18を取り除き、図3(B)に示すように、通常MOSトランジスタ形成領域と、ネイティブトランジスタ形成領域とに、それぞれゲート絶縁膜15a,15bと、ゲート電極21a,21bとを形成する。ここで、ゲート絶縁膜15a,15bの材質及びその厚さ、ゲート電極21a,21bの材質とその厚さ、ゲート長、ゲート幅等は、通常MOSトランジスタ形成領域とネイティブトランジスタ形成領域とで同じにしておく。
次に、図3(C)に示すように、ゲート電極21a,21bをマスクにして、通常MOSトランジスタ形成領域とネイティブトランジスタ形成領域とに、リン等のn型不純物をそれぞれイオン注入して、S/D拡散層16a,16b,17a,17bをそれぞれ形成する。このS/D拡散層を形成する工程では、ネイティブトランジスタ形成領域と、通常MOSトランジスタ形成領域とで、イオン注入する不純物の種類や、その分布(横方向への広がり、注入深さ等)、その濃度等を同じにしておく。
次に、ウエーハWの全面に層間絶縁膜(図示せず)を形成する。さらに、S/D拡散層16a,16b,17a,17b上と、ゲート電極21a,21b上とにそれぞれコンタクトホール(図示せず)を形成する。そして、S/D拡散層16a,16b,17a,17bと、ゲート電極21a,21bとを層間絶縁膜上に引き出す配線パターン及び、この配線パターンに接続するパッド電極と形成する。
図4は、配線パターン70及びパッド電極71〜75等の形状及びその配置の一例を示す平面図である。図4に示すように、スクライブライン上のTEG90を形成する領域には、第1から第5のパッド電極71〜75が形成されている。第1のパッド電極71は、配線パターン70を介して通常のMOSトランジスタ10aのゲート電極21aに接続している。また、第2のパッド電極72は、配線パターン70を介して通常のMOSトランジスタ10aのソース拡散層16aと、ネイティブトランジスタ10bのソース拡散層16bとに接続している。
第3のパッド電極73は、配線パターン70を介して通常のMOSトランジスタ10aのドレイン拡散層17aに接続している。第4のパッド電極74は、配線パターン70を介してネイティブトランジスタ10bのドレイン拡散層17bに接続している。そして、第5のパッド電極75は、配線パターン70を介してネイティブトランジスタ10bのゲート電極21bに接続している。
次に、この評価素子10を用いて、ICチップ100内に代表的なMOSトランジスタ1を製造した際の製造プロセスが正常であったか否かを評価する方法について、図1、図4及び図5を参照しながら説明する。
図5は、評価素子10を用いた製造プロセスの評価方法の一例を示すフローチャートである。上述したように、評価素子10を構成する通常のMOSトランジスタ10aは、ICチップ100内に形成された代表的なMOSトランジスタ1の評価用として(言い換えれば、代替として)、この代表的なMOSトランジスタ1と全く同一の製造プロセスによってTEG90内に形成されたものである。従って、この通常のMOSトランジスタ10aをプローブ検査することで、ICチップ100内に形成された代表的なMOSトランジスタ1の電気的特性を知ることができる。
図5のステップS1では、まず始めに、第1〜第5のパッド電極71〜75にそれぞれプローブ針(図示せず)を接触させる。次に、プローブ針を介して第2のパッド電極72を基準電位にし、第3のパッド電極73にドレイン電圧を印加する。また、所定のタイミングで、第1のパッド電極71にゲート電圧を印加する。このようにして、評価素子10を構成する通常のMOSトランジスタ10aの閾値や、オン電流(ソース、ドレイン間に流せる電流)等を測定する。
次に、図5のステップS2で、通常のMOSトランジスタ10aの閾値等に異常が有るか無いかを判断する。通常のMOSトランジスタ10aの閾値等に異常が無い場合には、ICチップ100内に形成された代表的なMOSトランジスタ1の閾値等に異常が無いと判断して、図5のフローチャートを終了する。
また、このステップS2で異常が有ると判断した場合には、図5のステップS3へ進む。ステップS3では、プローブ針を介して第4のパッド電極74にドレイン電圧を印加すると共に、所定のタイミングで第5のパッド電極75にゲート電圧を印加する。このようにして、ネイティブトランジスタ10bの閾値や、オン電流等を測定する。
なお、通常のMOSトランジスタ10aと、ネイティブトランジスタ10bとでプローブ検査の検査条件を揃えるために、このステップS3で第4のパッド電極74に印加するドレイン電圧は、ステップS1で第3のパッド電極73に印加したドレイン電圧と同じ電圧値にしておく。また、このステップS3で第5のパッド電極75に印加するゲート電圧は、ステップS1で第1のパッド電極71に印加したゲート電圧と同じ電圧値にしておく。次に、図5のステップS4へ進む。
ステップS4では、ネイティブトランジスタ10bの閾値等に異常が有るか無いかを判断する。ネイティブトランジスタ10bの閾値等に異常が有る場合には、図5のステップS5へ進む。また、ネイティブトランジスタ10bの閾値等に異常が無い場合には、図5のステップS6へ進む。
ステップS5に進んだときには、代表的なMOSトランジスタ1と全く同一の製造プロセスによって形成された通常のMOSトランジスタ10aの閾値等に異常があり、かつ、この製造プロセスからチャネルドープ工程だけを意図的に除いた不完全製造プロセスによって形成されたネイティブトランジスタ10bの閾値等にも異常がある。このような状況から、通常のMOSトランジスタ10aの閾値等の異常は、チャネルドープ工程に原因が有るのではなく、チャネルドープ以外の他の工程に原因が有ると判断する。そして、この判断をした後で、図5のフローチャートを終了する。
一方、ステップS6に進んだときには、代表的なMOSトランジスタ1と全く同一の製造プロセスによって形成された通常のMOSトランジスタ10aの閾値等には異常があるが、この製造プロセスからチャネルドープ工程だけを意図的に除いた不完全製造プロセスによって形成されたネイティブトランジスタ10bの閾値等には異常がない。このような状況から、通常のMOSトランジスタ10aの閾値等の異常は、チャネルドープ工程に原因が有ると判断し、図5のフローチャートを終了する。
このように、本発明の実施形態に係る評価素子10及び、この評価素子10を用いた製造プロセスの評価方法によれば、通常のMOSトランジスタ10aの閾値等に異常があり、かつネイティブトランジスタ10bの閾値等にも異常がある場合には、この通常のMOSトランジスタ10aの閾値等の異常は、チャネルドープ以外の工程に原因があると判断する。また、その逆に、通常のMOSトランジスタ10aの閾値等には異常があるものの、ネイティブトランジスタ10bの閾値等には異常がない場合には、この通常のMOSトランジスタ10aの異常はチャネルドープ工程に原因があると判断する。
通常のMOSトランジスタ10aの閾値等の異常、即ち、ICチップ100内に作られた代表的なMOSトランジスタ1の閾値等の異常が、そのチャネルドープ工程に起因しているのか、それともチャネルドープ以外の他の工程に原因があるのかを容易に判断することができるので、従来と比べて、代表的なMOSトランジスタ1の不良解析に要する時間を短縮することが可能である。
また、図1に示したように、評価素子10では、通常のMOSトランジスタ10aとネイティブトランジスタ10bとが隣接している。これにより、ウエーハW面内での不純物の注入ばらつきや、ゲート絶縁膜の厚さのばらつきや、ゲート電極を形成する際のエッチングばらつき等の影響をできるだけ排除して、評価用トランジスタとネイティブトランジスタのそれぞれの電気的特性を比較することができる。ウエーハW面内で、通常のMOSトランジスタ10aとネイティブトランジスタ10bとが離れている場合と比べて、チャネルドープ工程に原因が有るか否かをより正確に判断することができる。
この実施形態では、ウエーハWが本発明の基板に対応し、ICチップ100が本発明の集積回路に対応している。また、このICチップ100内の代表的なMOSトランジスタ1が本発明の集積回路に含まれるトランジスタに対応し、通常のMOSトランジスタ10aが本発明の評価用トランジスタに対応している。さらに、評価素子10が本発明のトランジスタの製造プロセス評価素子に対応している。
(2)第2実施形態
ところで、ICチップ100にゲート絶縁膜の厚さや、ゲート長等が異なる複数種類のMOSトランジスタが形成されている場合には、これら複数種類の製造プロセスによって形成される複数種類の評価用MOSトランジスタと、これら複数種類の製造プロセスからチャネルドープ工程だけを除いた複数種類の不完全製造プロセスによってそれぞれ形成される複数種類のネイティブトランジスタとを各々用意し、これらをその製造プロセスの種類毎に対にして、上述した評価素子とすれば良い。これにより、複数種類のMOSトランジスタの製造プロセスをそれぞれ個別に評価することが可能である。以下、この点について説明する。
図6は、本発明の第2実施形態に係る評価素子10,20,30の配置の一例を示す平面図である。図6において、図1と同一の部分には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
この第2実施形態では、図6に示すように、ICチップ100に形成される代表的なMOSトランジスタとして、例えば3種類のMOSトランジスタを想定する。第1の代表的なMOSトランジスタ1については、上述したように、評価素子10を構成する通常のMOSトランジスタ10aとその構成が同一のものである。
また、第2の代表的なMOSトランジスタ3は、第1の代表的なMOSトランジスタ1と比べて、例えばゲート絶縁膜の厚さが大きいことを想定する。ここでは、第1の代表的なMOSトランジスタ1のゲート絶縁膜の厚さをT1とし、第2の代表的なMOSトランジスタ3のゲート絶縁膜の厚さをT2としたとき、T1<T2である。ゲート絶縁膜の厚さ以外は、第1の代表的なMOSトランジスタ1と第2の代表的なMOSトランジスタ3とで、その構成は同じである。
さらに、第3の代表的なMOSトランジスタ5は、第1の代表的なMOSトランジスタ1と比べて、例えばゲート長が長いことを想定する。ここでは、第1の代表的なMOSトランジスタ1のゲート長をL1とし、第3の代表的なMOSトランジスタ5のゲート長をL3としたとき、L1<L3である。ゲート長以外は、第1の代表的なMOSトランジスタ1と第3の代表的なMOSトランジスタ5とで、その構成は同じである。
上記のように、第1の代表的なMOSトランジスタ1のゲート絶縁膜の厚さがT1、ゲート長がL1と規定する場合には、通常の(以下、「第1の評価用」という。)MOSトランジスタ10aと、ネイティブトランジスタ(以下、「第1のネイティブトランジスタ」という。)10bのそれぞれのゲート絶縁膜15a,15b(図2参照。)の厚さはT1、ゲート長はL1となる。このような前提条件のもと、第2実施形態の説明を続ける。
図6に示すように、評価素子20は、第2の評価用MOSトランジスタ30aと、第2のネイティブトランジスタ30bとで構成される。第2の評価用MOSトランジスタ30aは、ICチップ100内に形成された第2の代表的なMOSトランジスタ3と全く同一の製造プロセスによって形成されたものである。
つまり、この第2の評価用MOSトランジスタ30aは、第2の代表的なMOSトランジスタ3と同様に、そのゲート絶縁膜の厚さがT2である。また、第2のネイティブトランジスタは、第2の代表的なMOSトランジスタ3の製造プロセスからチャネルドープ工程だけを除いた不完全製造プロセスによって形成されたものであるから、そのゲート絶縁膜の厚さもT2である。
評価素子30は、第3の評価用MOSトランジスタ50aと、第3のネイティブトランジスタ50bとで構成される。第3の評価用MOSトランジスタ50aは、ICチップ100内に形成された第3の代表的なMOSトランジスタ5と全く同一の製造プロセスによって形成されたものである。つまり、この第3の評価用MOSトランジスタ50aは、第3の代表的なMOSトランジスタ5と同様に、そのゲート長がL3である。また、第3のネイティブトランジスタ50bは、第3のMOSトランジスタ5の製造プロセスからチャネルドープ工程だけを除いた不完全製造プロセスによって形成されたものであるから、そのゲート長もL3である。
ここで、第1のネイティブトランジスタ10bのゲート絶縁膜の厚さはT1であり、第2のネイティブトランジスタ30bのゲート絶縁膜の厚さはT2である。従って、チャネルドープがなされていないという共通項はあっても、製造プロセスに異常がない場合には、両者の閾値等は当然異なったものとなる。また、第1のネイティブトランジスタ10bと、第3のネイティブトランジスタ50bについても、それぞれのゲート長がL1、L3と異なるので、製造プロセスに異常がない場合には、それぞれの閾値等は異なったものとなる。
このような複数種類の評価素子10,20,30をスクライブラインSに備えたウエーハWにおいて、例えば、第2の評価用MOSトランジスタ30aの閾値等に異常があった場合には、第2のネイティブトランジスタ30bの閾値等を測定する。そして、第2の評価用MOSトランジスタ30aの閾値等と、第2のネイティブトランジスタ30bの閾値等とを比較する。これにより、第2の評価用MOSトランジスタ30aの閾値等の異常が、そのチャネルドープ工程に原因があるのか、それともチャネルドープ以外の他の工程に原因があるのかを容易に判断することができる。
また、同様に、第3の評価用MOSトランジスタ50aの閾値等に異常があった場合には、第3のネイティブトランジスタ50bの閾値を測定し、これらを比較する。これにより、第3の評価用MOSトランジスタ50aの閾値等の異常が、そのチャネルドープ工程に原因があるのか否かを容易に判断することができる。
従って、ICチップ100に形成された3種類の代表的なMOSトランジスタ1,3,5について、それらに不良がある場合には、その不良解析に要する時間をMOSトランジスタ1,3,5毎にそれぞれ短縮することが可能である。
第1実施形態に係る評価素子10の配置の一例を示す平面図。 評価素子10の構成の一例を示す断面図。 評価素子10の製造方法の一例を示す工程図。 配線パターン70及びパッド電極71〜75等の形状及びその配置の一例を示す平面図。 評価素子10を用いた製造プロセスの評価方法の一例を示すフローチャート。 第2実施形態に係る評価素子10,20,30の配置の一例を示す平面図。
符号の説明
1,2,3 (ICチップ100内に形成される)代表的なMOSトランジスタ、10,20,30 評価素子、10a,30a,50a 評価用MOSトランジスタ、10b,30b,50b ネイティブトランジスタ、11 素子分離層、12a,12b チャネル部分、13a,13b ウェル拡散層、15a,15b ゲート絶縁膜、16a,16b ソース拡散層、17a,17b ドレイン拡散層、18 レジストマスク、19 閾値調整用の不純物、21a,21b ゲート電極、70 配線パターン、71〜75 パッド電極、100 ICチップ、S スクライブライン、W ウエーハ

Claims (8)

  1. 基板に形成される集積回路に含まれるトランジスタの製造プロセスを評価する方法であって、
    前記製造プロセスからチャネルドープ工程だけを除いた不完全製造プロセスによって前記基板にネイティブトランジスタを形成する形成工程と、
    前記ネイティブトランジスタを利用して前記製造プロセスを評価する評価工程と、を含むことを特徴とするトランジスタの製造プロセス評価方法。
  2. 前記評価工程は、
    前記トランジスタの電気的特性と、前記ネイティブトランジスタの電気的特性とを比較する比較工程、を含むことを特徴とする請求項1に記載のトランジスタの製造プロセス評価方法。
  3. 前記評価工程は、
    前記トランジスタをプローブ検査して当該トランジスタの電気的特性を検査する第1検査工程と、
    前記第1検査工程で得られた前記トランジスタの前記電気的特性が正常か否かを判断する判断工程と、
    前記判断工程で前記トランジスタの前記電気的特性が正常でないと判断された場合には、前記ネイティブトランジスタをプローブ検査して当該ネイティブトランジスタの電気的特性を検査する第2検査工程と、
    前記第1検査工程で得られた前記トランジスタの前記電気的特性と、前記第2検査工程で得られた前記ネイティブトランジスタの前記電気的特性とを比較する比較工程と、を含むことを特徴とする請求項1に記載のトランジスタの製造プロセス評価方法。
  4. 前記形成工程では、前記トランジスタと同一の前記製造プロセスによって前記基板に評価用トランジスタを形成し、
    前記評価工程では、前記評価用トランジスタを前記集積回路に含まれる前記トランジスタの代替として用いることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一に記載のトランジスタの製造プロセス評価方法。
  5. 前記形成工程では、
    前記評価用トランジスタと前記ネイティブトランジスタとを、前記基板の前記集積回路を形成する領域以外の領域にそれぞれ形成することを特徴とする請求項4に記載のトランジスタの製造プロセス評価方法。
  6. 前記形成工程では、
    前記評価用トランジスタと前記ネイティブトランジスタとを隣接させて形成することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のトランジスタの製造プロセス評価方法。
  7. 前記チャネルドープ工程以外に前記製造プロセスが異なる複数種類のトランジスタが前記集積回路に含まれる場合には、
    前記形成工程では、前記複数種類の製造プロセスからチャネルドープ工程だけを除いた複数種類の不完全製造プロセスによって、前記基板に複数種類のネイティブトランジスタをそれぞれ形成することを特徴とする請求項1から請求項6の何れか一項に記載のトランジスタの製造プロセス評価方法。
  8. 基板に形成された集積回路に含まれるトランジスタの製造プロセスを評価するための素子であって、
    前記トランジスタと同一の前記製造プロセスによって前記基板に形成された評価用トランジスタと、
    前記製造プロセスからチャネルドープ工程だけを除いた不完全製造プロセスによって当該基板に形成されたネイティブトランジスタと、を備えたことを特徴とするトランジスタの製造プロセス評価素子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015005708A (ja) * 2013-06-24 2015-01-08 富士通セミコンダクター株式会社 半導体装置の製造方法及び半導体装置を測定する方法

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