JP2006012395A - ヘッドドラム組立体とこれを備えた磁気記録/再生装置およびヘッドドラム組立体の組立方法 - Google Patents

ヘッドドラム組立体とこれを備えた磁気記録/再生装置およびヘッドドラム組立体の組立方法 Download PDF

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    • G11B25/063Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus using web-form record carriers, e.g. tape using tape inside container

Abstract

【課題】 本発明は予圧構造の改善されたヘッドドラム組立体とこれを備えた磁気記録/再生装置を提供する。
【解決手段】 本発明に係る磁気記録/再生装置のヘッドドラム組立体は、シャフトに回転自在に設けられる回転ドラムと、前記回転ドラム保持される磁気ヘッドと、前記回転ドラムと前記シャフトとの間に設けられる上部および下部軸受けと、前記シャフトに固定される固定ドラムおよびドラムカバーを含む磁気記録/再生装置のヘッドドラム組立体において、前記上部および下部軸受けに予圧を加えるために、前記上部および下部軸受けは前記シャフトへ緩む状態で係合され、前記上部および下部軸受けのいずれか1つの内輪を加圧する弾性部材を含む。
【選択図】 図3


Description

本発明は、磁気記録/再生装置に関し、詳細にはメインデッキに回転自在に取り付けられテープに記録された情報を再生および記録するヘッドドラム組立体とこれを備えた磁気記録/再生装置およびヘッドドラム組立体の組立方法に関する。
通常、軸受けは回転体とシャフトとの間に設けられて回転体がシャフト周りに回転できるよう前記回転体を保持する。しかし、軸受けの公差により前記回転体の正確性が落ちてしまう。係る理由で、高速回転および回転の精密性が求められる磁器記録/再生装置のヘッドドラム組立体は軸受けに一定の予圧(プリロード)を加えることで軸受けの公差による回転の不正確性を解除することができる。
図1は、従来におけるヘッドドラム組立体を概略的に示した断面図である。同図に示したように、磁気記録/再生装置のヘッドドラム組立体は、走行している回転ドラム40と、回転ドラム40に形成された中間軸孔42に結合されたシャフト10の下方向に並んだ状態で強制係合される固定ドラム48と、回転ドラム40とシャフト10との間に上下配置される上部軸受け20と下部軸受け30と、上部軸受け20と下部軸受け30との間に介在されそれぞれの内輪22,32を、向い合う方向で加圧するようシャフト10の外周に設けられるコイルバネ50とを含んでなる。
なお、上部軸受け20の外輪24は中間軸孔42に強制係合し、上部軸受け20の内輪22はシャフト10に強制係合する。下部軸受け30の外輪34は中間軸孔42に強制係合し、下部軸受け30の内輪32はシャフト10に緩む状態で係合挿入している。コイルバネ50は上部軸受け20の内輪22と下部軸受け30の内輪32にそれぞれ向かい合うように加圧する。上部軸受け20の内輪22がシャフト10に強制係合しているため、コイルバネが上部軸受け20の内輪22に加える力は軸へと伝達されて消尽される。しかし、下部軸受け30の内輪32はシャフト10に緩む状態で係合されるので、コイルバネ50により下部軸受け30の内輪32に伝達された力は下部軸受け30の内輪32を下部へと変位移動させる。これにより下部軸受け30の内輪32に伝達された力は、図1に示したように、下部軸受けボール36に作用して予圧が加えられる。さらに、下部軸受けボール36に伝わる力は下部軸受け30の内輪32を介して回転ドラム40へと下方に作用され、係る力は回転ドラム40の中間軸孔42に強制係合された上部軸受け20の外輪24に伝達されて上部軸受け20の外輪24を下方に変位移動させる。係る変位移動によって上部軸受け20の外輪24に伝わった力は上部軸受けボール26に、図1に示した方向へと作用して予圧が加えられる。
上部および下部軸受け20、30がシャフト10に全て強制係合している場合、コイルバネ50の力はシャフト10に伝達されて消尽されるので、上部および下部軸受けボール26,36には予圧が加われない。さらに、上部および下部軸受け20、30全てがシャフト10に緩む状態で係合される場合、シャフト10と上部および下部軸受けの内輪22,32は相対運動されて回転ドラム40が上下に移動してしまう問題点を抱えている。係る理由により、上部軸受けの内輪22はシャフト10に強制係合し、下部軸受けの内輪32はシャフト10に緩んだ状態で係合しなければならない。
しかし、前述のような予圧構造を形成するために、上部軸受け20の内輪22はシャフト10に強制係合しなければならず、下部軸受け30の内輪32はシャフト10に緩んだ状態で係合しなければならない。よって、上部軸受け20と下部軸受け30の内輪22の内径が同一でないことから2種類の軸受けを使用しなければならない不具合がある。このように異なった軸受けを使用することにより組立固定が複雑になると同時に、1つのヘッドドラム組立体を生産するのに2種類の軸受けを製造しなければならないため、軸受けコストが上昇してしまう。
また、ヘッドドラム組立体の組立順につき詳説すると、まず、上部軸受け20をシャフト10に構成係合する。次に、シャフト10に強制係合された上部軸受け20を回転ドラム40に強制係合する。そして、コイルバネ50を上部軸受け20の内輪22に配するように、コイルバネ50を下部から上部へとシャフト10に挿入する。次に、下部軸受け30を回転ドラム40に強制係合すると同時にシャフト10に挿入する。最後に、回転ドラム40に挿入されたシャフトをドラムカバー46と固定ドラム48に強制係合する。前述のように数多い強制係合のステップを含んでいることからヘッドドラム組立体の生産性が低くなる恐れがある。
本発明は前述した問題点を解決するために案出されたもので、本発明の目的は、予圧構造の改善されたヘッドドラム組立体とこれを備えた磁気記録/再生装置を提供することにある。
さらに、本発明の他の目的は組立方法が簡単になるよう改善されたヘッドドラム組立体の組立方法を提供することにある。
前述の目的を達成するために本発明に係る磁気記録/再生装置のヘッドドラム組立体は、シャフトに回転自在に設けられる回転ドラムと、前記回転ドラム保持される磁気ヘッドと、前記回転ドラムと前記シャフトとの間に設けられる上部および下部軸受けと、前記シャフトに固定される固定ドラムおよびドラムカバーを含む磁気記録/再生装置のヘッドドラム組立体において、前記上部および下部軸受けに予圧を加えるために、前記上部および下部軸受けは前記シャフトへ緩む状態で係合され、前記上部および下部軸受けのいずれか1つの内輪を加圧する弾性部材を含むことを特徴とする。
なお、前記上部軸受けは、前記下部軸受けと同じ内径を有することが好ましい。
さらに、前記固定ドラムには突出条が形成され、前記突出条は前記下部軸受けの内輪を保持し、前記弾性部材は前記上部軸受けの内輪を加圧することが好ましい。
さらに、前記弾性部材はコイルバネであることが好ましい。
そして、前述の目的を達成するための本発明に係る磁気記録/再生装置は、磁気テープが装着され磁気テープに記録および再生のための種々の部品が設けられるデッキと、前記デッキ上に設けられて磁気テープに情報を記録したり磁気テープに記録された情報を再生し、シャフトに回転自在に設けられる回転ドラムと、前記回転ドラムに保持される磁気ヘッドと、前記回転ドラムと前記シャフトとの間に設けられる上部および下部軸受けと、前記シャフトに固定される固定ドラムおよびドラムカバーを備えるヘッドドラム組立体とを含み、前記上部および下部軸受けに予圧を加えるために、前記上部および下部軸受けの少なくとも1つの内輪を加圧する弾性部材とを含むことが好ましい。
なお、前記上部軸受けは、前記下部軸受けと同じ内径を有することが好ましい。
さらに、前記固定ドラムに突出条が形成され、前記突出条は前記下部軸受けの内輪を保持し、前記弾性部材は前記上部軸受けの内輪を加圧することが好ましい。
そして、前述の目的を達成するための本発明に係る磁気記録/再生装置のヘッドドラム組立体の組立方法は、デッキに回転自在に設けられ磁気テープに記録された情報を再生したり記録する磁気記録/再生装置のヘッドドラム組立体の組立方法において、シャフトを固定ドラムに強制係合して第1組立体を製造するステップと、回転ドラムに複数の軸受けを強制係合して第2組立体を製造するステップと、前記シャフトに前記複数の軸受けを緩む状態で係合し前記第1組立体と前記第2組立体とを結合するステップと、前記複数の軸受けのいずれか1つの内輪を加圧するように前記シャフトに弾性部材を設けるステップとを含むことを特徴とする。
なお、前記弾性部材を設けるステップは、前記複数の軸受けのいずれか1つの軸受け内輪の一方が接するように、前記シャフトに弾性部材を取り付けるステップと、前記弾性部材の他方を加圧するように、ドラムカバーを前記シャフトに強制係合するステップとを含むことがよい。
さらに、前記複数の軸受けは上部および下部軸受けから構成され、前記固定ドラムは上端部に突出された突出条を備え、前記第1組立体と第2組立体とを結合するステップは、前記シャフトを前記下部軸受けに緩む状態で係合するステップと、前記シャフトを前記上部軸受けに緩む状態で係合するステップと、前記突出条に前記下部軸受けの内輪が保持されるように、前記シャフトに前記第2組立体を密着させるステップとを含むことが好ましい。
本発明の改善されたヘッドドラム組立体とこれを備えた磁気記録/再生装置およびヘッドドラム組立体の組立方法によると、上部軸受けと下部軸受けの内径を同一にすることにより組立工程が簡単になる。また、同じ軸受けを上部および下部軸受けで使用することにより軸受けの製造コストも低減させる。
また、既存のヘッドドラム組立体の組立工程における強制係合の工程を減らすことによりヘッドドラム組立体の生産性を向上させることができる。
以下、添付の図面を参照して本発明の好適な実施形態を詳述する。
図2は、本発明の実施形態に係る磁気記録/再生装置を概略的に示した斜視図である。同図に示したように、本発明の実施形態に係る磁気記録/再生装置には磁気テープが取り付けられ、磁気テープに記録および再生のための種々の部品が設けられている。サブデッキ120およびメインデッキ110を含んでなるデッキ100と、デッキ100上に設けられて磁気テープに情報を記録したり磁気テープに記録された情報を再生するヘッドドラム組立体200を含む。ヘッドドラム組立体200はメインデッキ110上に一定の角度斜めに設けられ、磁気テープに情報を記録または再生するため高速回転を行う回転ドラム210を有する。係る回転ドラム210は高速回転により回転ドラム210がシャフト240に回転自在に保持される軸受けに一定の予圧を加えるようになる。このような予圧構造およびヘッドドラム組立体200について詳説する。
図3は本発明の実施形態に係るヘッドドラム組立体200を示した断面図である。同図に示したように、本発明の実施形態に係るヘッドドラム組立体200はシャフト240と中心軸が並んで配するよう結合された回転ドラム210と、回転ドラム210とシャフト240との間に上下配するよう設けられた上部軸受け220および下部軸受け230と、シャフト240の両端が固定し回転ドラム210の上下に配するよう設けられたドラムカバー250と固定ドラム260と、一端が上部軸受け220の内輪222に加圧接触され他端はドラムカバー250に保持されるように設けられた弾性部材270とを含んでなる。
回転ドラム210はシャフト240に上部および下部軸受け220、230を挟んで結合され、シャフト240を中心に回転することができる。係る回転は固定ドラム260に設けられたモータ固定子214と回転ドラム210の下部に設けられる回転子266により回転される。回転ドラム210の回転により回転ドラム210に固定されたヘッド216は磁気テープから情報を取得したり磁気テープに情報を記録することになる。
上部および下部軸受け220、230は回転ドラム210に形成された中間軸孔211上にその外輪224,234が強制係合されることにより結合されている。さらに、上部および下部軸受け220、230はシャフト240に緩んだ状態で係合され挿入されている。上部軸受け220の内輪222の上端は弾性部材270により加圧接触されて上部軸受け220の外輪224の下端は回転ドラム210の中間軸孔211上に形成された軸受け収容部212に収容される。下部軸受け230の内輪232の下端は固定ドラム260の下部軸孔262の上端に突設された突出条264により保持される。さらに下部軸受け230の外輪234の上端は回転ンドラム210の中間軸孔211上に形成された軸受け収容部212に収容される。
ドラムカバー250には、シャフト240の上部が強制係合されて固定されることができるように上部軸孔252が形成されている。この上部軸孔252の下端部の周縁に弾性部材270が保持される。さらにドラムカバー250には回転ドラム210に設けられた回転変圧器218と対応するように固定変圧器254が設けられている。係る構造で回転ドラム210と制御部は信号のやりとりが可能になる。これについての詳説は公知の技術であるのでその詳説は除く。
固定ドラム260にはシャフト240の下部が強制係合されて固定することができるように下部軸孔262が形成される。下部軸孔262の上端の周りには突出条264が上向き突設されており、このような突出条264には下部軸受け230の内輪232の下端が保持される。さらに、固定ドラム260には回転ドラム210に固定された回転子266に対応するようにモータ固定子214が設けられている。
弾性部材270は上部軸受け220の内輪222の上端に一端が保持されて上部軸受け220の内輪222を加圧する。弾性部材270の他端はドラムカバー250の上部軸孔252の下端部の周りに保持される。
本実施形態では、ドラムカバー250に固定変圧器254が形成され、固定ドラム260にモータ固定子214が設けられているが、本発明はこれに限らず前記構造が変形することも可能である。すなわち、ドラムカバー250にモータ固定子214が設けられ、固定ドラム260に固定変圧器254が設けられるようにヘッドドラム組立体200の構造が変形されることもできる。さらに、弾性部材270としてコイルバネを図面上に示したが、これに限らず弾性力の有する部材であれば本発明に適用可能であろう。
前述の構造により上部および下部軸受け220、230上には、図3に示した矢印方向に予圧が加えられる。この予圧の加える原理につき図4に基づいて詳説する。
図4は本発明の実施形態に係る予圧が加えられる原理を説明するための概念図である。同図に示したように、まず、弾性部材270が上部軸受け220の内輪222を加圧する。このような加圧によりシャフト240と緩む状態で係合されている上部軸受け220の内輪222は下向き方向に変位移動される。本図面において、本発明が容易に理解できるよう上部軸受け220の内輪222の変位移動を拡大して図示したが、実際は目で確認できない微細な変位移動でなされる。前述のように上部軸受け220の内輪222が下向き変位移動されることにより上部軸受け220のボールは下向き移動される。しかし、上部軸受け220の外輪224は回転ドラム210に強制係合されていることにより変位移動が生じない。結局、上部軸受け220の構造は図4に示した状態になる。係る構造で弾性部材270が上部軸受け220の内輪222に加えられる力は上部軸受け220のボールに、図4に示した矢印の方向へ伝達されて予圧が加えられる。
上部軸受けボール226に加えられた力は上部軸受け220の外輪224に伝わる。この際、上部軸受け220の外輪224と回転ドラム210は強制係合されている状態であるため、回転ドラム210に下方向へと作用することになる。回転ドラム210に伝わった力は回転ドラム210の中間軸孔211に強制係合された下部軸受け230の外輪234に伝わり、このように伝達された力により下部軸受け230の外輪234は下方向へと変位移動される。このような変位移動により下部軸受け230は、図4に示した通りの配列を有する。この配列により下部軸受け230の外輪234に伝わった力は下部軸受けボール236に、図4に示した矢印の方向に予圧を加えることになる。前述のような予圧構造による場合、上部軸受け220の内輪222の内径と下部軸受け230の内輪232の内径とを統一させることができ、これにより上部軸受け220と下部軸受け230は同じ軸受けとして構成され得る。従って、上部軸受け220と下部軸受け230とを区分し組立てる必要がないため組立工程が簡単になると同時に、同一な軸受けが使用されることにより軸受け生産にかかるコストを節減できる。
図5Aないし図5Eは本発明の実施形態に係るヘッドドラム組立体200を組立てる方法を説明するための断面図である。
図5Aに示したように、まず、シャフト240を固定ドラム260に形成された下部軸孔262に強制係合する。このような強制係合によりシャフト240は固定ドラム260に固定されて第1組立体300が完成される。
図5Bに示したように、回転ドラム210に形成された空間軸孔211に上部軸受け220を上部から下部に強制係合し、下部軸受け230を回転ドラム210の下部から上部に強制係合する。上部および下部軸受け220、230は軸受け収容部212まで強制係合され、これにより第2組立体310が完成される。
図5Cに示したように、第1組立体300は固定ドラム260の下部軸孔262に強制係合されたシャフト240を第2組立体310の上部および下部軸受け220、230の内輪222,232に摺動挿入して第3組立体320が完成される。上部および下部軸受け220、230の内輪222,232の内径はシャフト240の直径より大きく形成されてシャフト240が上部および下部軸受け220、230の内輪222,232への挿入する時は緩む状態で係合挿入される。挿入が完了されれば、固定ドラム260の下部軸孔262の外周面に上向き突出された突出条264が下部軸受け230の内径と接触される。
図5Dに示したように、第3組立体320に弾性部材270が挿入される。本発明の実施形態に例示された弾性部材270のコイルバネはシャフト240の外周面にそって挿入され、これにより第4組立体330が完成される。コイルバネ270はシャフト240の直径よりやや大きい直径を有しており、上部から小さな力を加えることで挿入されることが好ましい。これによりコイルバネ270はシャフト240に挿入された後シャフト240の外周面で流動しなくなる。
図5Eに示したように、第4組立体330のシャフト240の上部は、ドラムカバー250に形成された上部軸孔252に強制係合される。なお、弾性部材270はドラムカバー250の一端が接触され圧縮される。このように圧縮された弾性部材270は、上部軸受け220の内輪222に圧力を加え、固定ドラム260の突出条264は下部軸受け230の内輪232に圧力を加えるようになる。これにより上部および下部軸受け220、230に予圧が加えられて回転ドラム210が安定的回転される。
以上、図面を参照して本発明の好適な実施形態を図示および説明してきたが本発明の保護範囲は、前述の実施形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物にまで及ぶものである。
本発明におけるヘッドドラムが適用される磁気記録/再生装置として、カムコーダー、ビデオカセット、オーディオカセットなどがあり、その以外にも本発明は磁器テープを記録媒体として使用する全ての磁気記録/再生装置に適用され得る。
従来のヘッドドラム組立体の断面図である。 本発明の実施形態に係る磁気記録/再生装置を概略的に示した斜視図である。 図2のIII−III部分を切開した断面図である。 図3に示した上部および下部軸受けの予圧原理を説明するための概念図である。 本発明の実施形態に係るヘッドドラム組立体の組立過程を示した図である。 本発明の実施形態に係るヘッドドラム組立体の組立過程を示した図である。 本発明の実施形態に係るヘッドドラム組立体の組立過程を示した図である。 本発明の実施形態に係るヘッドドラム組立体の組立過程を示した図である。 本発明の実施形態に係るヘッドドラム組立体の組立過程を示した図である。
符号の説明
100 デッキ
200 ヘッドドラム組立体
210 回転ドラム
211 中間軸孔
220 上部軸受け
222 上部軸受け内輪
224 上部軸受け外輪
230 下部軸受け
232 下部軸受け内輪
234 下部軸受け外輪
240 シャフト
250 ドラムカバー
252 下部軸孔
264 突出条
270 弾性部材
300 第1組立体
310 第2組立体
320 第3組立体
330 第4組立体

Claims (10)

  1. シャフトに回転自在に設けられる回転ドラムと、前記回転ドラム保持される磁気ヘッドと、前記回転ドラムと前記シャフトとの間に設けられる上部および下部軸受けと、前記シャフトに固定される固定ドラムおよびドラムカバーを含む磁気記録/再生装置のヘッドドラム組立体であって、
    前記上部および下部軸受けに予圧を加えるために、前記上部および下部軸受けは前記シャフトへ緩む状態で係合され、前記上部および下部軸受けのいずれか1つの内輪を加圧する弾性部材を含むことを特徴とする磁気記録/再生装置のヘッドドラム組立体。
  2. 前記上部軸受けは、前記下部軸受けと同じ内径を有することを特徴とする請求項1に記載の磁気記録/再生装置のヘッドドラム組立体。
  3. 前記固定ドラムには突出条が形成され、前記突出条は前記下部軸受けの内輪を保持し、前記弾性部材は前記上部軸受けの内輪を加圧することを特徴とする請求項2に記載の磁気記録/再生装置のヘッドドラム組立体。
  4. 前記弾性部材はコイルバネであることを特徴とする請求項3に記載の磁気記録/再生装置のヘッドドラム組立体。
  5. 磁気テープが装着され磁気テープに記録および再生のための種々の部品が設けられるデッキと、
    前記デッキ上に設けられて磁気テープに情報を記録したり磁気テープに記録された情報を再生し、シャフトに回転自在に設けられる回転ドラムと、前記回転ドラムに保持される磁気ヘッドと、前記回転ドラムと前記シャフトとの間に設けられる上部および下部軸受けと、前記シャフトに固定される固定ドラムおよびドラムカバーを備えるヘッドドラム組立体とを含み、
    前記上部および下部軸受けに予圧を加えるために、前記上部および下部軸受けの少なくとも1つの内輪を加圧する弾性部材とを含むことを特徴とする磁気記録/再生装置。
  6. 前記上部軸受けは、前記下部軸受けと同じ内径を有することを特徴とする請求項5に記載の磁気記録/再生装置のヘッドドラム組立体。
  7. 前記固定ドラムに突出条が形成され、前記突出条は前記下部軸受けの内輪を保持し、前記弾性部材は前記上部軸受けの内輪を加圧することを特徴とする請求項6に記載の磁気記録/再生装置。
  8. デッキに回転自在に設けられ磁気テープに記録された情報を再生したり記録する磁気記録/再生装置のヘッドドラム組立体の組立方法であって、
    シャフトを固定ドラムに強制係合して第1組立体を製造するステップと、
    回転ドラムに複数の軸受けを強制係合して第2組立体を製造するステップと、
    前記シャフトに前記複数の軸受けを緩む状態で係合し前記第1組立体と前記第2組立体とを結合するステップと、
    前記複数の軸受けのいずれか1つの内輪を加圧するように前記シャフトに弾性部材を設けるステップとを含むことを特徴とする磁気記録/再生装置のヘッドドラム組立体の組立方法。
  9. 前記弾性部材を設けるステップは、
    前記複数の軸受けのいずれか1つの軸受け内輪の一方が接するように、前記シャフトに弾性部材を取り付けるステップと、
    前記弾性部材の他方を加圧するように、ドラムカバーを前記シャフトに強制係合するステップとを含むことを特徴とする請求項8に記載の磁気記録/再生装置のヘッドドラム組立体の組立方法。
  10. 前記複数の軸受けは上部および下部軸受けから構成され、前記固定ドラムは上端部に突出された突出条を備え、前記第1組立体と第2組立体とを結合するステップは、
    前記シャフトを前記下部軸受けに緩む状態で係合するステップと、
    前記シャフトを前記上部軸受けに緩む状態で係合するステップと、
    前記突出条に前記下部軸受けの内輪が保持されるように、前記シャフトに前記第2組立体を密着させるステップとを含むことを特徴とする請求項8または9に記載の磁気記録/再生装置のヘッドドラム組立体の組立方法。
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