JP2006012303A - 光ピックアップ - Google Patents

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Abstract

【課題】 2波長モノリシックレーザダイオードを用い、レーザ光のパワー低減を改善
し、良好な記録再生を行うことができ、しかも光学系のコストダウンも図れる光ピックア
ップを提供する。
【解決手段】 DVD用レーザが2波長モノリシックレーザダイオード1から出射され
、2波長片面回折素子2でメインビームと2個のサブビームに分光され、偏光ビームスプ
リッタ3を通過して所定素子を介して光ディスクの記録面に照射される。光ディスク上で
DVD用のメインビームと2個のサブビームの各光スポットを示す楕円の長軸方向がトラ
ッキング方向に対して斜めになる。光ディスクからの反射光は所定の光学素子を介して偏
光ビームスプリッタ3に入射されて反射され、更にシリンドリカルレンズ4で収束され、
光検出器5の受光面のDVD用受光部に入射され、DVDの再生信号として電気信号に変
換される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、CD(コンパクト・ディスク)や、DVD(デジタル・バーサタイル・ディ
スク)などの光ディスクに対して情報の記録/再生を行う光ディスク記録再生装置に備え
られる光ピックアップに関し、特に、光ピックアップおける光学系の構成に関する。
図11は第1の従来の光ピックアップにおける光学系の構成を模式的に示す図である。
この光ピックアップの光学系は、2波長ハイブリッドレーザダイオード91、2波長両面
回折素子92、偏光ビームスプリッタ93、光軸補正素子94、光検出器95、1/4波
長板96、アッパーミラー97などを備えている。
2波長ハイブリッドレーザダイオード91は、半導体チップを2個使用しており、図示
しない台座に取付けられていて、CD用のレーザ光aとDVD用のレーザ光bが各半導体
チップから個別に出射されるようになっている。2波長ハイブリッドレーザダイオード9
1は台座に取付けられているため、半導体チップ間の位置精度を厳しくしているが、位置
ずれを起こすと、光軸が変わってくるような状態がある。
2波長ハイブリッドレーザダイオード91から出射されたレーザ光(CD用のレーザ光
aまたはDVD用のレーザ光b)は、2波長両面回折素子92、偏光ビームスプリッタ9
3、および1/4波長板96を通ってアッパーミラー97で上方に立ち上げられて図示し
ない対物レンズを通って光ディスクのトラックに照射される。そして、照射されたレーザ
光は、光ディスクから反射されて、アッパーミラー97、1/4波長板96を介して偏光
ビームスプリッタ93に入射されて反射され、光軸補正素子94を通って光検出器95に
入射される。
光軸補正素子94は、偏光ビームスプリッタ93からの反射光が破線L1で示すような
方向になるのを補正して実線L2で示すような方向になるようにしている。この光軸補正
素子94が必要なのは、2波長ハイブリッドレーザダイオード91は半導体チップを2個
使用しているので、台座上の半導体チップ間の距離が誤差で変動した場合に、それを補正
するためである。この光軸補正素子94を用いると、光検出器95は従来からある一般的
なものを使用できるが、この光軸補正素子94が光学系に必要となり、光学系の素子が余
分に1個必要になり、コストアップにもつながる。光検出器95の受光面の形状は図12
に示すようになり、図12において、101はメインビームの反射光を受光する受光部で
あり、102,103はサブビームの反射光を受光部である。
また、以上説明したような構成の光学系にすると、図13に示すようにメインビーム1
11の光スポットおよびサブビーム112,113の光スポットが楕円形になる。メイン
ビーム111が光ディスク上のトラックから位置ずれを起こさないようにするために、光
ピックアップの対物レンズを光ディスクの半径方向に動かして、メインビーム111がト
ラックの中心に来るように制御するトラッキングアクチュエータ(図示せず)が光ピック
アップに備えられており、メインビーム111がトラックの中心に来ているかを検出する
ためにサブビーム112,113が設けられている。
メインビーム111の光スポットおよびサブビーム112,113の光スポットが楕円
形になっている長軸方向がトラッキング方向になるが、実際は微小な光があり、隣接する
トラックや近くのトラックの信号を拾ったりする場合があるので、信号の再生精度が劣る
ことになる。
図16は第2の従来の光ピックアップにおける光学系の構成を模式的に示す図である。
この光ピックアップの光学系は、CD用レーザダイオード141、CD用回折素子142
、DVD用レーザダイオード143、DVD用回折素子144、ビームスプリッタ145
、ビームスプリッタ146、1/4波長板、アッパーミラー148、光検出器149など
を備えている。このような光学系を有する光ピックアップは、バルク方式の光ピックアッ
プと呼ばれている。光検出器149の受光面の形状は図17に示すようになる。図17に
おいて、151はメインビームの反射光を受光する受光部であり、152,153はサブ
ビームの反射光を受光部である。
この光ピックアップの光学系では、CD用レーザダイオード142とDVD用レーザダ
イオード143が個別に設けられているので、それぞれから出射されたレーザ光の光軸を
ビームスプリッタ145で合わすことができ、ビームスプリッタ145から以降の光路を
CD用とDVD用に共通して使用することができる。したがって、この光ピックアップの
光学系では前述した光軸補正素子が不要になる。
この構成の光学系では、CD用レーザダイオード142またはDVD用レーザダイオー
ド143からのレーザ光はトラッキング方向に対して斜め方向の入射になるので、図18
に示すようにメインビーム161およびサブビーム162,13の光スポットはトラッキ
ング方向に対して角度θだけ長軸が傾いた楕円形になる。このような構成にすると、隣接
するトラックや近くのトラックの信号が混入することが少なくなり、再生信号のノイズ成
分を削減することができる。
この構成の光学系でも性能的な改善ができるが、CD用レーザダイオード142とDV
D用レーザダイオード143を個別に設けているので、光学的な素子の個数が前述した第
1の従来の光ピックアップの光学系に比べて多くなり、この分、コストアップになる傾向
がある。
特開平9−326127号公報 特開2001−216677号公報
以上説明したように、図11に示すような第1の従来の光ピックアップにおける光学系
の構成では、2波長ハイブリッドレーザダイオード91は半導体チップを2個使用してい
るので、台座上の半導体チップ間の距離が誤差で変動した場合に、それを補正するために
光軸補正素子94が必要となり、この分、コストアップになるという課題がある。また、
図13に示すように、メインビーム111の光スポットおよびサブビーム112,113
の光スポットの楕円の長軸がトラッキング方向になるが、実際は微小な光があり、隣接す
るトラックや近くのトラックの信号を拾ったりする場合があるので、信号の再生精度が劣
るという課題がある。
また、図16に示すような第2の従来の光ピックアップにおける光学系の構成では、C
D用レーザダイオード142とDVD用レーザダイオード143を個別に設けているので
、光学的な素子の個数が前述した第1の従来の光ピックアップの光学系に比べて多くなり
、この分、コストアップになるという課題がある。
なお、特許文献1の従来技術は、特徴とする基本的な構成として、対物レンズにより再
生条件の異なる光ディスクの記録面にレーザビームを照射し、該記憶面より反射されるレ
ーザビームを光検出器に導く光学手段と、レーザビームの偏光方向を前記再生条件に応じ
て選択的に特定方向に変更させる変更面切換手段と、該偏光面切換手段を透過した光を入
射して特定方向に偏光するレーザビームの外周側を遮光する偏光選択手段とを備えている
。また、光学的な構成としては、前述したような2波長ハイブリッドレーザダイオードを
用いた光ピックアップや、バルク方式の光ピックアップ、あるいは後述するような2波長
モノリシックレーザダイオードを用いた光ピックアップが備えられている。
しかしながら、液晶素子で対物レンズの開口を制限するため、偏光方向は直交であり、
また、レーザダイオードの回動を調整することにより、偏光方向を水平または垂直方向に
調整するだけであり、レーザ光をトラッキング方向に対して斜め方向に入射するわけでは
ないので、傾いた楕円の光スポットを形成することはなく、これにより、隣接するトラッ
クや近くのトラックの信号が混入することがあり、再生信号にノイズ成分が乗ることにな
る。
特許文献2の従来技術では、マルチ半導体レーザ(モノリシックレーザダイオード)を
使用しているが、CD用格子(片面格子)とDVD用格子(片面格子)とが別々に設けら
れているので、前述した2波長両面回折素子を使用している場合の構成と同じで、光軸補
正素子が必要となって、光学系の素子数が多くなり、また、片面格子を用いているが、光
軸補正素子を用いた場合に対応した光検出器の受光面を有している。
なお、特許文献1,2の従来技術とも、2波長片面回折素子を用いて、光学補正素子は
用いなく、レーザ光をトラッキング方向に対して斜め方向に入射する場合の構成において
、光検出器の受光面形状については開示されていない。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、2波長モノリシックレ
ーザダイオードを用い、レーザ光のパワー低減を改善し、良好な記録再生を行うことがで
き、しかも光学系のコストダウンも図れる光ピックアップを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、光ディスクに情報を光学的に書き込ん
だり、光ディスクに記録された情報を光学的に読み出したりする光ピックアップにおいて
、互いに波長が異なるCD用レーザ光とDVD用レーザ光を出射する2波長モノリシック
レーザダイオードと、この2波長モノリシックレーザダイオードから出射されたCD用レ
ーザ光またはDVD用レーザ光を分光する2波長片面回折素子と、この2波長片面回折素
子を通過したレーザ光を光ディスク側へ導くために通過させる共に光ディスクからの反射
光を反射させて光検出器側に導くための偏光ビームスプリッタと、この偏光ビームスプリ
ッタで反射された反射光に非点収差を与えるシリンドリカルレンズと、このシリンドリカ
ルレンズを通過した収束光を受光できるように受光面におけるCD用受光部をDVD用受
光部よりずらして配置した光検出器とを備え、光ディスク上の光スポットを示す楕円の長
軸方向がトラッキング方向に対して斜めになるようにする光学系を構成し、この光学系に
合うように前記光検出器の受光部を受光面に配置した構成を有することを特徴とする光ピ
ックアップを提供する。
この構成において、CD用レーザが2波長モノリシックレーザダイオードから出射され
、2波長片面回折素子に入射されると、2波長片面回折素子でCD用のメインビームと2
個のサブビームに分光されて出射され、偏光ビームスプリッタを通過して、所定の光学素
子を介して光ディスクの記録面に照射される。この光学系は、光ディスク上でトラッキン
グ方向に対してCD用のメインビームと2個のサブビームの各光スポットを示す楕円の長
軸方向が斜めになるようにしている。そして、光ディスクからのCD用のメインビームと
2個のサブビームの各反射光は、所定の光学素子を介して偏光ビームスプリッタに入射さ
れて反射され、更にシリンドリカルレンズに入射されて非点収差で収束される。この非点
収差は、CDの記録/再生時のフォーカスエラー検出のために用いられる。その収束され
た光は、光検出器の受光面におけるCD用受光部に入射され、CDの再生信号としての電
気信号に変換される。
また、DVD用レーザが2波長モノリシックレーザダイオードから出射され、2波長片
面回折素子に入射されると、2波長片面回折素子でDVD用のメインビームと2個のサブ
ビームに分光されて出射され、偏光ビームスプリッタを通過して、所定の光学素子を介し
て光ディスクの記録面に照射される。この光学系は、光ディスク上でトラッキング方向に
対してDVD用のメインビームと2個のサブビームの各光スポットを示す楕円の長軸方向
が斜めになるようにしている。そして、光ディスクからのDVD用のメインビームと2個
のサブビームの各反射光は、所定の光学素子を介して偏光ビームスプリッタに入射されて
反射され、更にシリンドリカルレンズに入射されて非点収差で収束される。この非点収差
は、DVDの記録/再生時のフォーカスエラー検出のために用いられる。この収束された
光は、光検出器の受光面におけるDVD用受光部に入射され、DVDの再生信号として電
気信号に変換される。
この構成によれば、2波長モノリシックレーザダイオードを用いることにより、光軸補
正素子が不要になり、この分、コストダウンを図れる。また、メインビームおよびサブビ
ームを光ディスクのトラッキング方向に対して斜め入射させることにより、記録/再生の
精度の向上を図れる。また、2波長片面回折素子を用いることにより、当該レーザ光が不
要な格子を透過しないので、不要な分光を抑え、透過率が上がり、これにより、レーザ光
のパワーが高まり、記録/再生の精度の向上を図れる。
請求項2の発明は、光ディスクに情報を光学的に書き込んだり、光ディスクに記録され
た情報を光学的に読み出したりする光ピックアップにおいて、互いに波長が異なる第1の
レーザ光と第2のレーザ光を出射するモノリシックレーザ発光手段と、このモノリシック
レーザ発光手段から出射された第1のレーザ光または第2のレーザ光を分光する片面分光
手段と、この片面分光手段を通過したレーザ光を光ディスク側へ導くために通過させる共
に光ディスクからの反射光を反射させて光検出器側に導くための偏光手段と、この偏光手
段で反射された反射光に非点収差を与える非点収差手段と、この非点収差手段を通過した
収束光を受光できるように受光面における第1のレーザ反射光用受光部を第2のレーザ反
射光用受光部よりずらして配置した光検出器とを備え、光ディスク上の光スポットを示す
楕円の長軸方向がトラッキング方向に対して斜めになるようにする光学系を構成し、この
光学系に合うように前記光検出器の受光部を受光面に配置した構成を有することを特徴と
する光ピックアップを提供する。
この構成において、第1のレーザ光または第2のレーザ光がモノリシックレーザ発光手
段から出射され、片面分光手段に入射されると、片面分光手段で第1のレーザ光または第
2のレーザ光に対応するメインビームと2個のサブビームに分光されて出射され、偏光手
段を通過して、所定の光学素子を介して当該光ディスクの記録面に照射される。この光学
系は、当該光ディスク上でトラッキング方向に対してメインビームと2個のサブビームの
各光スポットを示す楕円の長軸方向が斜めになるようにしている。そして、当該光ディス
クからのメインビームと2個のサブビームの各反射光は、所定の光学素子を介して偏光手
段に入射されて反射され、更に非点収差手段に入射されて非点収差で収束される。この非
点収差は、当該ディスクの記録/再生時のフォーカスエラー検出のために用いられる。そ
の収束された光は、光検出器の受光面における受光部に入射され、当該光ディスクの再生
信号としての電気信号に変換される。
この構成によれば、モノリシックレーザ発光手段を用いることにより、光軸補正素子が
不要になり、この分、コストダウンを図れる。また、メインビームおよびサブビームを光
ディスクのトラッキング方向に対して斜め入射させることにより、記録/再生の精度の向
上を図れる。また、片面分光手段を用いることにより、当該レーザ光が不要な格子を透過
しないので、不要な分光を抑え、透過率が上がり、これにより、レーザ光のパワーが高ま
り、記録/再生の精度の向上を図れる。
請求項3の発明では、請求項2の発明において、前記第1のレーザ光はCD用レーザ光
であり、前記第2のレーザ光はDVD用レーザ光であるので、CDおよびDVDに対して
記録/再生を行うために用いられる光ピックアップに適用できる。
請求項4の発明では、請求項2の発明において、前記モノリシックレーザ発光手段は2
波長モノリシックレーザダイオードであるので、2波長モノリシックレーザダイオードは
、半導体チップを台座に載置してレーザダイオード間の位置調整するものではなく、第1
のレーザ光と第2のレーザ光との間の位置精度が格段に上がり、これにより、従来の光ピ
ックアップの光学系のような光軸補正素子を除去することができる。
請求項5の発明では、請求項2の発明において、前記片面分光手段は2波長片面回折素
子であるので、当該レーザ光が不要な格子を透過しなくなり、不要な分光を抑え、透過率
が上がる。
請求項6の発明では、請求項2の発明において、前記偏光手段は偏光ビームスプリッタ
であるので、光ディスクへのレーザ光は通過させ、光ディスクからの反射光は反射させる
ことができる。
請求項7の発明では、請求項2の発明において、非点収差手段はシリンドリカルレンズ
であるので、シリンドリカル面のR(アール)により第1,第2のレーザ光の反射光の光
軸をそれぞれ傾斜させることができ、これにより、光検出器の所定の受光部に反射光を入
射させることができる。また、反射光に非点収差を与えることにより、フォーカスエラー
検出が可能になる。
以上のように本発明によれば、光ディスクに情報を光学的に書き込んだり、光ディスク
に記録された情報を光学的に読み出したりする光ピックアップにおいて、互いに波長が異
なるCD用レーザ光とDVD用レーザ光を出射する2波長モノリシックレーザダイオード
と、この2波長モノリシックレーザダイオードから出射されたCD用レーザ光またはDV
D用レーザ光を分光する2波長片面回折素子と、この2波長片面回折素子を通過したレー
ザ光を光ディスク側へ導くために通過させる共に光ディスクからの反射光を反射させて光
検出器側に導くための偏光ビームスプリッタと、この偏光ビームスプリッタで反射された
反射光に非点収差を与えるシリンドリカルレンズと、このシリンドリカルレンズを通過し
た収束光を受光できるように受光面におけるCD用受光部をDVD用受光部よりずらして
配置した光検出器とを備え、光ディスク上の光スポットを示す楕円の長軸方向がトラッキ
ング方向に対して斜めになるようにする光学系を構成し、この光学系に合うように前記光
検出器の受光部を受光面に配置した構成を有する。
したがって、2波長モノリシックレーザダイオードを用いることにより、光軸補正素子
が不要になり、この分、コストダウンを図れる。また、メインビームおよびサブビームを
光ディスクのトラッキング方向に対して斜め入射させることにより、記録/再生の精度の
向上を図れる。また、2波長片面回折素子を用いることにより、当該レーザ光が不要な格
子を透過しないので、不要な分光を抑え、透過率が上がり、これにより、レーザ光のパワ
ーが高まり、記録/再生の精度の向上を図れる。
また、本発明によれば、光ディスクに情報を光学的に書き込んだり、光ディスクに記録
された情報を光学的に読み出したりする光ピックアップにおいて、互いに波長が異なる第
1のレーザ光と第2のレーザ光を出射するモノリシックレーザ発光手段と、このモノリシ
ックレーザ発光手段から出射された第1のレーザ光または第2のレーザ光を分光する片面
分光手段と、この片面分光手段を通過したレーザ光を光ディスク側へ導くために通過させ
る共に光ディスクからの反射光を反射させて光検出器側に導くための偏光手段と、この偏
光手段で反射された反射光に非点収差を与える非点収差手段と、この非点収差手段を通過
した収束光を受光できるように受光面における第1のレーザ反射光用受光部を第2のレー
ザ反射光用受光部よりずらして配置した光検出器とを備え、光ディスク上の光スポットを
示す楕円の長軸方向がトラッキング方向に対して斜めになるようにする光学系を構成し、
この光学系に合うように前記光検出器の受光部を受光面に配置した構成を有する。
したがって、モノリシックレーザ発光手段を用いることにより、光軸補正素子が不要に
なり、この分、コストダウンを図れる。また、メインビームおよびサブビームを光ディス
クのトラッキング方向に対して斜め入射させることにより、記録/再生の精度の向上を図
れる。また、片面分光手段を用いることにより、当該レーザ光が不要な格子を透過しない
ので、不要な分光を抑え、透過率が上がり、これにより、レーザ光のパワーが高まり、記
録/再生の精度の向上を図れる。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の
一実施形態に係る光ピックアップにおける光学系の構成を模式的に示す図である。
この光ピックアップの光学系は、2波長モノリシックレーザダイオード1、2波長片面
回折素子2、偏光ビームスプリッタ3、シリンドリカルレンズ4、光検出器5、1/4波
長板6、アッパーミラー7などを備えている。なお、対物レンズは図示を省略する。この
光学系に用いられている2波長モノリシックレーザダイオード1は半導体チップが1個か
らなるモノリシックレーザダイオードであり、図示しない台座に載置され、CD用レーザ
光aとDVD用レーザ光bを出射する。この2波長モノリシックレーザダイオード1は、
半導体チップを台座に載置してレーザダイオード間の位置調整するものではないので、C
D用レーザ光aとDVD用レーザ光bとの間の位置精度が格段に上がり、これにより、従
来の光ピックアップの光学系のような光軸補正素子を除去することができる。
2波長モノリシックレーザダイオード1は、一つの半導体チップ内に2個のレーザダイ
オードが収納されており、図示しない台座に取付けられていて、CD用のレーザ光aとD
VD用のレーザ光bが個別に出射されるようになっている。2波長モノリシックレーザダ
イオード1は台座に取付けられているため、半導体チップ間の位置精度を高くして厳しく
しているが、位置ずれを起こすと、光軸が変わってくるような状態がある。
ところで、前述した図11に示す従来の光ピックアップの光学系において、2波長ハイ
ブリッドレーザダイオード91から出射されたレーザ光(CD用のレーザ光aまたはDV
D用のレーザ光b)は、2波長両面回折素子92、偏光ビームスプリッタ93、および1
/4波長板96を通ってアッパーミラー97で上方に立ち上げられて図示しない対物レン
ズを通って光ディスクのトラックに照射される。そして、照射されたレーザ光は、光ディ
スクから反射されて、アッパーミラー97、1/4波長板96を介して偏光ビームスプリ
ッタ93に入射されて反射され、光軸補正素子94を通って光検出器95に入射される。
図11に示す光ピックアップの光学系において、光軸補正素子94を除去した場合は、
DVD用レーザ光bの反射光は破線L1で示すような光路で光検出器95に入射されるの
で、それに合うように受光面を光検出器95に設けたとしても、2波長ハイブリッドレー
ザダイオード91のCD用半導体チップとDVD用半導体チップ間の位置の調整精度が劣
るので、図2に示すような受光面形状を作成してもレーザ光の反射光を正しく受光するこ
とが不可能であった。
そこで、本実施形態では、2波長ハイブリッドレーザダイオードの代わりに2波長モノ
リシックレーザダイオードを用い、光軸補正素子を除去している。また、本実施形態では
、図6に示すように、斜めにメインビームMとサブビームS1,S2を光ディスクの記録
面に入射させることによって再生精度の向上を図っている。
本実施形態では、光検出器5の受光面は図2に示すような形状を有し、図2において、
21はDVD側のメインビーム反射光受光部、22,23はDVD側のサブビーム反射光
受光部、24はCD側のメインビーム反射光受光部、25,26はCD側のサブビーム反
射光受光部を示す。DVD側のメインビーム反射光受光部21とサブビーム反射光受光部
22またはサブビーム反射光受光部23との間隔は例えば150μmであり、CD側のメ
インビーム反射光受光部24とサブビーム反射光受光部25またはサブビーム反射光受光
部26との間隔は例えば180μmである。
詳しくは、図4に示すように、例えば、DVD側のメインビーム反射光受光部21は縦
横110μmであり、サブビーム反射光受光部22,23は縦120μmで横115μm
である。CD側のメインビーム反射光受光部24は縦横90μmであり、サブビーム反射
光受光部22,23は縦100μmで横90μmである。
また、図3に示すように、CD側のメインビーム反射光受光部24は、DVD側のメイ
ンビーム反射光受光部21に対して、X方向に α・cosθ+β・cos45°移動さ
せ、Y方向に α・sinθ+β・sin45°移動させた位置にある。但し、αはDV
D側の発光点とCD側の発光点との間隔、βは復路におけるシリンドリカルレンズ4によ
る光軸ずれ、θは光ディスク上における光スポットの長円方向(楕円の長軸方向)のトラ
ッキング方向に対する傾き(図6参照)を示す。
シリンドリカルレンズ4は、図10(C)に示すように円筒の一部を切断したような形
状を有している。図10(A)は図10(C)に示す断面線Xから見たシリンドリカルレ
ンズ4の形状を示し、図10(B)は図10(C)に示す断面線Yから見たシリンドリカ
ルレンズ4の形状を示す。このシリンドリカルレンズ4は、フォーカスエラー検出のため
に光ディスクからの反射光に非点収差を与えている。図10(A)に示すように凹面4d
により、非点収差を与えると共に、シリンドリカルレンズ母線と直交する方向に収束光の
光軸が互いに離れるように屈折される。また、シリンドリカルレンズ4は、図10(A)
に示すように面4eに図示しない格子が形成され、光軸補正素子としての作用を発揮でき
るように構成されている。
このシリンドリカルレンズ4を用いることによって、焦点の位置を軸上で異ならせ、断
面線X(X軸)上のレーザ光は図10(A)の場合、受光面位置よりも図から見て下側に
焦点が合っている状態を示し、断面線Y(Y軸)上のレーザ光は図10(B)の場合、受
光面位置よりも図から見て上側に焦点が合っている状態を示している。
ところで、前述した従来の光ピックアップの光学系に用いられている2波長両面回折素
子120は例えば図14に示すような構成になっている。図14において、2波長両面回
折素子120は、一方面にCD用格子121が、他方面にDVD用格子122がそれぞれ
形成されており、CD用レーザ光aはCD用格子121によりメインビームa1とサブビ
ームa2,a3との3個に分光され、DVD用レーザ光bはDVD用格子122によりメ
インビームb1とサブビームb2,b3との3個に分光される。DVD用格子122は、
DVD用の波長のレーザ光bが来たときに、そのレーザ光bをメインビームb1とサブビ
ームb2,b3の3個に分光する。したがって、理想的にはDVD用の波長以外のレーザ
光(CD用レーザ光a)が来たときは、DVD用格子122は、そのレーザ光aを全部透
過すれば良いが、実際は破線で示すように分光される光が僅かにある。
逆に、CD用格子121は、CD用の波長のレーザ光aが来たときに、そのレーザ光a
をメインビームa1とサブビームa2,a3の3個に分光するが、CD用の波長以外のレ
ーザ光(DVD用レーザ光b)が来たときは、CD用格子121は、そのレーザ光bを全
部透過すれば良いが、実際は破線で示すように分光される光が僅かにある。
このような構成の2波長両面回折素子120は、光検出器の受光面でのサブビーム位置
を格子ピッチやCD用格子とDVD用格子との間隔などで制御でき、また、CD/DVD
の分光比を個別に設定できるが、2個の格子を通過するため、破線で示すように不必要に
分光されてしまい、全体として透過率が悪化する。
それを改善するために、図8に示すような2波長片面回折素子2を用いると、同一の格
子であるCD・DVD用格子201でCD用レーザ光aの分光、またはDVD用レーザ光
bの分光を行うため、各波長のレーザ光における1次光の角度差により、光検出器の受光
面でのサブビーム位置がCDとDVDとで異なる。また、同一の格子であるため、DVD
分光比を設定すると自動的にCD分光比も決定され、また、不必要な分光が発生せず、透
過率が上がる。
その透過率が上がる理由は、例えばDVD用レーザ光bは波長λが660nmであり、
それに対して図7に示すようにCD・DVD用格子201のピッチをdとし、DVD用レ
ーザ光bのメインビームb1とサブビームb2,b3との角度をαとすると、d・sin
α=λという関係式がある。また、メインビームb1とサブビームb2,b3との比を設
定することができ、これは格子201の深さfを変えることによって、例えばサブビーム
の光強度:メインビームの光強度:サブビームの光強度=1:10:1になったり、サブ
ビームの光強度:メインビームの光強度:サブビームの光強度=1:20:1になったり
する。理論的(理想的)には、サブビームの光強度:メインビームの光強度:サブビーム
の光強度=1:∞:1になれば良いが、これは実現が難しい。
一方、図14で説明した2波長両面回折素子120においてCD用格子121で、例え
ばサブビームの光強度:メインビームの光強度:サブビームの光強度=1:7:1とし、
DVD用格子122で、例えばサブビームの光強度:メインビームの光強度:サブビーム
の光強度=1:20:1としている。このような設定にすると、2波長両面回折素子12
0は2個の格子を使用しているので、不必要な格子を透過することによって、透過率が低
下する。
それに対して図7に示すような2波長片面回折素子2は必要のない格子は光を透過しな
いので、格子のピッチdと深さfは、CD用とDVD用の両方のレーザ光において2波長
両面回折素子120における前記光強度の比をほぼ満足するような値に設定されている。
したがって、2波長片面回折素子2は、光が不要格子を透過しないことによって透過率が
向上する。
なお、従来の光ピックアップでは、2波長両面回折素子を使用して、2波長片面回折素
子を使用しなかったのは次のような理由によるものである。光検出器の受光面には、例え
ば図15に示すように配置されたDVD側のメインビームの反射光の受光部131と、D
VD側のサブビームの反射光の受光部132,133と、CD側のメインビームの反射光
の受光部134と、CD側のサブビームの反射光の受光部135,136とが設けられて
おり、このように配置された受光部にそれぞれのビームの反射光が受光できるように、C
D用レーザ光の回折角度とDVD用レーザ光の回折角度とを2波長両面回折素子で個別に
設定できるため、また、一方、2波長片面回折素子は格子が1個であるので、DVD側で
格子のピッチを決めてしまうと、分光の角度が決まってしまい、CD用レーザ光の反射光
が所定の受光部に届かなくなるため、従来の光ピックアップでは2波長両面回折素子を使
用している。
したがって、透過率が劣るので、光の伝達効率が悪い。このような光ピックアップを用
いてDVDに情報を記録する場合、例えば4倍速や8倍速で記録できるものがあるが、倍
速と対物レンズからの光量とが比例している状態に近いもので、2波長両面回折素子の透
過率が劣ると、レーザダイオードから出射されたレーザ光が対物レンズまで届くまでに、
レーザ光のパワーが低下することになるので、レーザダイオードの光出力を上げなければ
ならなくなり、これがコストアップにつながることになる。このため、レーザダイオード
の光出力を下げて、しかも対物レンズからの光出力を上げようとすると、2波長両面回折
素子の透過率を上げて行かなければならないので、本実施形態では、2波長片面回折素子
を用いるようにしている。
なお、2波長片面回折素子2のCD・DVD用格子は、2波長両面回折素子のDVD用
格子の部分に近いものであるが、格子の深さはそれとは異なる。2波長両面回折素子のD
VD用格子はCD用レーザ光を100%近く透過させるようにしているが、2波長片面回
折素子CD・DVD用格子では、CD用レーザ光が入射したときに前述した比率に近いと
ころで回折させなければならないので、その比率に近いところで設定できるように格子の
深さを適切に選んでいる。
図7は本実施形態における光検出器の受光面を示す図であり、71はDVD側のメイン
ビームの反射光の受光部、72,73はDVD側のサブビームの反射光の受光部、74は
CD側のメインビームの反射光の受光部、75,76はCD側のサブビームの反射光の受
光部を示す。DVD側のメインビームの反射光の受光部71と、DVD側のサブビームの
反射光の受光部72,73との間隔は、例えば150μmであり、CD側のメインビーム
の反射光の受光部74と、CD側のサブビームの反射光の受光部75,76との間隔は、
例えば180μmである。このように、CD側のサブビームの反射光の受光部75,76
の配置がDVD側のサブビームの反射光の受光部72,73の配置に対してずらすのは、
シリンドリカルレンズを用いることができるようにするためである。
図8に示すような2波長片面回折素子2でCD用レーザ光aの分光またはDVD用レー
ザ光bの分光を行うため、各レーザ光の波長における1次光の角度差により、光検出器の
受光面上でのサブビームの反射光の受光部の位置がメインビームの反射光の受光部の位置
に対して図9で説明したようにCD側とDVD側とで異なる。したがって、本実施形態で
は、図1に示すように、2波長片面回折素子2を用い、しかも2波長モノリシックレーザ
ダイオード1を用い、従来のような光軸補正素子を削除して、その代わりにシリンドリカ
ルレンズ4を用い、光ディスク上で楕円の長軸方向がトラッキング方向に対して斜めにな
るようにした光学系を構成し、この光学系に合うような光検出器5の受光部が図9に示す
ように配置されている。
以上説明したように本実施形態によれば、2波長モノリシックレーザダイオード1を用
いることにより、光軸補正素子が不要になり、この分、コストダウンを図れる。また、メ
インビームおよびサブビームを光ディスクのトラッキング方向に対して斜め入射させるこ
とにより、記録/再生の精度の向上を図れる。また、2波長片面回折素子2を用いること
により、当該レーザ光が不要な格子を透過しないので、不要な分光を抑え、透過率が上が
り、これにより、レーザ光のパワーが高まり、記録/再生の精度の向上を図れる。
本発明の一実施形態に係る光ピックアップにおける光学系の構成を模式的に示す図である。 前記実施形態において光ピックアップにおける光検出器の受光面形状を示す図である。 図2におけるDVD側のメインビーム反射光の受光部とCD側のサブビーム反射光の受光部との位置関係を示す図である。 図2に対応する詳細なDVD側のメインビーム反射光の受光部とCD側のサブビーム反射光の受光部との位置関係を示す図である。 図4におけるDVD側のメインビーム反射光の受光部とCD側のサブビーム反射光の受光部との位置関係を示す図である。 前記実施形態においてトラッキング方向に対して斜めにメインビームとサブビームが光ディスクの記録面に入射されている状態を示す図である。 前記実施形態において2波長片面回折素子のCD・DVD用格子のピッチと、DVD用メインビームとサブビームとの角度と、ビームの波長との関係を説明するための図である。 前記実施形態における2波長片面回折素子の構成を説明するための図である。 前記実施形態において光検出器の受光面上でのサブビーム反射光の受光部の位置がメインビームの反射光の受光部の位置に対してずれていることを説明するための図である。 前記実施形態においてシリンドリカルレンズの形状を説明するための図である。 第1の従来の光ピックアップにおける光学系の構成を模式的に示す図である。 前記第1の従来の光ピックアップにおける光検出器の受光面の形状を示す図である。 前記第1の従来の光ピックアップにおいてトラッキング方向に対してメインビームとサブビームが光ディスクの記録面に入射されている状態を示す図である。 前記第1の従来の光ピックアップにおいて2波長両面回折素子の構成を説明するための図である。 前記第1の従来の光ピックアップにおいて光検出器の受光面の形状を示す図である。 第2の従来の光ピックアップにおける光学系の構成を模式的に示す図である。 前記第2の従来の光ピックアップにおいて光検出器の受光面の形状を示す図である。 前記第2の従来の光ピックアップにおいてトラッキング方向に対して斜めにメインビームとサブビームが光ディスクの記録面に入射されている状態を示す図である。
符号の説明
1 2波長モノリシックレーザダイオード(モノリシックレーザ発光手段)
2 2波長片面回折素子(片面分光手段)
3 偏光ビームスプリッタ(偏光手段)
4 シリンドリカルレンズ(非点収差手段)
5 光検出器
21 DVD側のメインビーム反射光受光部(DVD用受光部)
22,23 DVD側のサブビーム反射光受光部(DVD用受光部)
24 CD側のメインビーム反射光受光部(CD用受光部)
25,26 CD側のサブビーム反射光受光部(CD用受光部)

Claims (7)

  1. 光ディスクに情報を光学的に書き込んだり、光ディスクに記録された情報を光学的に読
    み出したりする光ピックアップにおいて、互いに波長が異なるCD用レーザ光とDVD用
    レーザ光を出射する2波長モノリシックレーザダイオードと、この2波長モノリシックレ
    ーザダイオードから出射されたCD用レーザ光またはDVD用レーザ光を分光する2波長
    片面回折素子と、この2波長片面回折素子を通過したレーザ光を光ディスク側へ導くため
    に通過させる共に光ディスクからの反射光を反射させて光検出器側に導くための偏光ビー
    ムスプリッタと、この偏光ビームスプリッタで反射された反射光に非点収差を与えるシリ
    ンドリカルレンズと、このシリンドリカルレンズを通過した収束光を受光できるように受
    光面におけるCD用受光部をDVD用受光部よりずらして配置した光検出器とを備え、光
    ディスク上の光スポットを示す楕円の長軸方向がトラッキング方向に対して斜めになるよ
    うにする光学系を構成し、この光学系に合うように前記光検出器の受光部を受光面に配置
    した構成を有することを特徴とする光ピックアップ。
  2. 光ディスクに情報を光学的に書き込んだり、光ディスクに記録された情報を光学的に読
    み出したりする光ピックアップにおいて、互いに波長が異なる第1のレーザ光と第2のレ
    ーザ光を出射するモノリシックレーザ発光手段と、このモノリシックレーザ発光手段から
    出射された第1のレーザ光または第2のレーザ光を分光する片面分光手段と、この片面分
    光手段を通過したレーザ光を光ディスク側へ導くために通過させる共に光ディスクからの
    反射光を反射させて光検出器側に導くための偏光手段と、この偏光手段で反射された反射
    光に非点収差を与える非点収差手段と、この非点収差手段を通過した収束光を受光できる
    ように受光面における第1のレーザ反射光用受光部を第2のレーザ反射光用受光部よりず
    らして配置した光検出器とを備え、光ディスク上の光スポットを示す楕円の長軸方向がト
    ラッキング方向に対して斜めになるようにする光学系を構成し、この光学系に合うように
    前記光検出器の受光部を受光面に配置した構成を有することを特徴とする光ピックアップ
  3. 前記第1のレーザ光はCD用レーザ光であり、前記第2のレーザ光はDVD用レーザ光
    であることを特徴とする請求項2に記載の光ピックアップ。
  4. 前記モノリシックレーザ発光手段は2波長モノリシックレーザダイオードであることを
    特徴とする請求項2に記載の光ピックアップ。
  5. 前記片面分光手段は2波長片面回折素子であることを特徴とする請求項2に記載の光ピ
    ックアップ。
  6. 前記偏光手段は偏光ビームスプリッタであることを特徴とする請求項2に記載の光ピッ
    クアップ。
  7. 非点収差手段はシリンドリカルレンズであることを特徴とする請求項2に記載の光ピッ
    クアップ。
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