JP2006010098A - 地中熱利用家屋冷暖房装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 地中熱を利用した通常住宅の冷暖房装置であって、特に蓄熱槽を設けることなく、地中熱を一旦ベタ基礎コンクリート層に貯熱し、この熱を部屋の空気と熱交換するようにする。
【解決手段】 家屋を支える鋼管杭11中に第1熱交換体30が沈設してあり、ベタ基礎コンクリート層14中には第2の熱交換体31が埋設してあり、これらニつの熱交換体30及び31は液体循環ポンプ33を有する液体循環ポンプ33で液体回路35が形成してある。床18下空間Sと部屋26とは空気循環路35中には第2冷熱媒体液がそれぞれ液張してある。
【選択図】 図1

Description

この発明は地熱利用の一般住宅の冷暖房装置に関する。
従来の地熱利用としては、杭の中に空気を送り込み、地熱と熱交換された空気を冷暖房に利用する装置が特許文献1に示されている。また杭の中を特殊な形状にし、この中に水を直接送り込み、この水を冷暖房に利用しているものが特許文献2によって知られている。
しかしながら、文献1のものは、空気を熱媒体に使用しているため、熱効率が余りよくなく、実用的ではない。文献2に示すものは基礎杭を特殊な形状にするため価格が高価になり、一般住宅においては基礎工事費が高くなり、殆ど普及しないものであった。
特開2001−147056号 特開2001−255081号
この発明は前記の公知の方法及び装置の欠点を改善し、通常の基礎杭として鋼管杭を用い、家屋の強固な支持と同時にこれを地熱利用の主要な構成に使用し、別個の蓄熱槽を不要とし、構造を簡単にし、メンテナンスを容易とし、且つ価格の上昇を出来るだけ抑制した装置を市場に提供することを目的とする。
この発明は前記の課題を達成するために特許請求の範囲に示した手段としたものである。即ち
前記の課題を達成するためにこの特定発明は家屋の外壁及び屋根が断熱材で形成してある家屋の地熱利用の冷暖房装置であって、
家屋の近傍乃至真下に軸線が垂直にして地中に埋設してある鋼管杭の中に第1冷媒液が蓄えてあり、この鋼管杭中に熱伝導体よりなる密閉型の第1熱交換体が沈設してあり、
他方前記鋼管杭に支持されたベタ基礎コンクリート層の表層中には不錆材よりなる密閉型の第2熱交換体が埋設してあり、前記第1及び第2の熱交換体は適宜のパイプ及び送水ポンプを介して循環液路が形成してあり、
これら循環液路には第2の冷熱媒液が液張りしてあり、前記第2の熱交換体を含むベタ基礎コンクリート層が少なくとも蓄熱層としてあり、床下空間は外気遮断型空間としてあり、この床下空間と負荷部たる屋内とは循環空気路で連通してあることを特徴とする地中熱利用家屋冷暖房装置する。
また前記の課題を達成するために、この地中熱利用家屋冷暖房装置の前記鋼管は家屋を支持する基礎杭の全部乃至一部は鋼管製杭としてあり、家屋の輪郭部分の基礎外周起立面は断熱層で被覆してあることを特徴とすることが好ましい。
また前記の課題を達成するために、この地中熱利用家屋冷暖房装置の前記第1熱交換体は熱良導体パイプよりなるコイルばね形状であることを特徴とする。
また前記の課題を達成するために、この地中熱利用家屋冷暖房装置の前記鋼管杭の下端は水密的に塞いであることを特徴とすることが好ましい。
また前記の課題を達成するために、この地中熱利用家屋冷暖房装置の前記鋼管杭内と鋼管杭外の井戸と第2の液体循環ポンプを備えた循環液路によって連結してある補助装置が付設してあることを特徴とする場合もある。
また前記の課題を達成するために、この地中熱利用家屋冷暖房装置の前記第2熱交換体の不錆材とは、銅、アルミニウムパイプのうちの一種に不錆加工(メッキを含む)を施したもの、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミドで代表される合成樹脂製パイプであることを特徴とする。
また前記の課題を達成するために、この地中熱利用家屋冷暖房装置の前記鋼管杭の上端には機械的支持力の大きな材料よりなるフランジが固着してあり、このフランジに前記ベタ基礎コンクリート層が支持されており、前記鋼管杭部分のベタ基礎コンクリート層には上下に貫通したメンテナンス通穴が穿孔してあり、この通穴には開閉型蓋が設けてあることを特徴とする。
発明の作用
請求項1記載の発明においては、鋼管杭中に第1冷熱媒液は概ね地中温度となっており、この中に沈設されている第1熱交換体中の第2の冷熱媒液も概ね地中温度に近い温度となっている。
夏期に於いて、冷房すべき上部の部屋の温度が例えば25℃を越えた時前記液体循環ポンプを運転すると、ベタ基礎コンクリート層中の第2熱交換体も冷却されて、熱容量の大きいベタ基礎コンクリート層も次第にゆっくりと冷却されこの冷却されたベタ基礎コンクリート層によって、これと床材及びこれらと外壁周面で囲まれた空間の空気も冷却される。
次に空気循環ファンを運転することによって、床下の空間の冷却された空気は負荷部たる部屋を冷房し、再び床下の空間に戻り、再度冷却され循環する。
外気温が高いとき、及び鋼管杭の外周の地下水が低いときは、鋼管内の第1冷熱媒液の温度が、幾分上昇し、冷房が不完全となる傾向にはあるが、冷房すべき部屋の温度が幾分でも低下すれば、本来の冷房に要する電気エネルギーを節約できる作用を為す。
冬季或いは寒冷地においても、日本国内においては地中熱の温度は一年中殆ど変化なく、地中熱は外気温より充分に高いから、前記液体循環ポンプを運転することによって、ベタ基礎コンクリート層の温度は地中温度近くまでゆっくりと上昇し、前記空間の空気温度を温め自然対流若しくは空気ファンを運転することによって、負荷部たる部屋を暖房する。
請求項2記載の発明においては、特に前記鋼管杭は家屋を支持する基礎杭の一部若しくは全部を使用するものであるから、第1冷熱媒液を貯える液槽を別途に設ける必要がなく、蓄熱槽を設ける資材を別途要せず、また家屋輪郭部の基礎外周起立面からの外気温の影響は少なく、全体としての蓄熱効果率を向上させている。
請求項3記載の発明においては特に第1熱交換体は熱良導体の金属パイプよりなるコイル形状としてあるから、全体として、可撓性に富み、この第1熱交換体を鋼管杭内に設置したり、メンテナンスのために、鋼管杭からの引き出し、挿入時においても曲げ易く、狭隘な床下の前記空間においても容易にこれらの作業ができる作用を為す。
請求項4記載の発明においては特に鋼管杭の下端は水密的に閉塞してあるから地下水との出入はなく、第1冷媒液として最も熱効率の良好な液体が使用できる。
請求項5記載の発明においては、特に外部の井戸と送水ポンプ付の循環液路によって連結してあるから、万一鋼管杭の外側の地下水脈の水位が低く充分に鋼管杭の熱が地中熱と熱交換され難いとき、この送水ポンプを運転することによって、鋼管杭内の温度を井戸水温度に維持することができる。勿論この場合の第1冷熱媒液は井戸水となる。
請求項6記載の発明においては、特にベタ基礎コンクリート層中に埋設してある第2熱交換体は不錆材として前記の材質であるから、殆ど家屋が老朽化するまで錆びることがなく、メンテナンス不要となる。
請求項7記載の発明においては、特に鋼管杭フランジが強固に固着して、これにベタ基礎コンクリート層が支持してあるから、家屋は充分に鋼管杭に支持されまた杭上端は開閉型蓋が設けてあるから、第1熱交換体の設置時やメンテナンス時の出入が容易であるし、蓋付であるから、第1冷熱媒液の不必要な蒸発を阻ぎ、かつ床下空間の湿度を上昇させない。
この請求項1記載の発明においては、前述のように構成し、作用をする発明においては地中熱が冷暖房に係らず、まず第1熱交換体30と、第2熱交換体31とこの中を循環する第2冷熱媒液によって、熱容量の大きいベタ基礎コンクリート層14に蓄熱(冷却含む)される。
またこのベタ基礎コンクリート層14は面積が広いから、この部分の上面が空気との熱交換面として利用でき、外気遮断型の空間S内において、強制気流を起すことによって順次空気を冷却又は暖められ、この空気を空気ファン27によって負荷たる上部の部屋26に供給することによって冷房又は暖房の効果ないしはこの補助効果が得られる。
またこの装置においては、基礎杭たる鋼管杭を用いるためこの中に入れる第1熱交換体30、とベタ基礎コンクリート層14内に埋設する第2熱交換体32及び液循環ポンプ33があれば、特別な蓄熱槽などが不要となり、資材の節約にもなり、また設備費のコストが、従来の地中熱利用のものよりも半減でき、経済負担も少ない。
またベタ基礎コンクリート層14に熱容量が大きいから一度地中熱温度に近づけば、急激な温度変化はなく、その効果が持続する。
請求項2記載の発明においては鋼管杭を用いているから、この鋼管杭自体が地中との熱交換を行い第1冷熱媒液を地中熱湿度に対しより近づける効果を有し、かつ、基礎外周起立面は断熱材で被覆してあるから外気温が床下の空間に与える影響を少なくしている。
第1熱交換体は熱良導体の金属パイプをコイルばね形状に形成したものであるから、全体として曲げ易くこれを前記交換杭内に挿入抜去する設置若しくはメンテナンス時の作業が狭隘な前記床下の空間でも作業者が入れる程度の空間があれば充分にできる。或いは床18にメンテナンス口18aを設けることによって容易にできる。
請求項4記載の発明においては、鋼管杭の下端は水密的に閉塞してあるから、第1冷熱媒液と鋼管杭11下端が、第1冷熱媒液としては最も効率のよい液体を選んでも、そのまま長期に使用できる。
請求項5記載の発明においては、地下水位の低いところでも充分な効果が得られる。
請求項6記載の発明においてもベタ基礎コンクリート層に第2熱交換体が永久的に埋設されたとしても、腐蝕することなく、メンテナンス不要である。
請求項7記載の発明においては、鋼管杭にはフランジが強固に固定され、これにベタ基礎コンクリート層が結合されているから、鋼管杭は家屋による荷重を充分に支持している。
また、鋼管杭の上部開口部位置のベタ基礎コンクリート層及びメンテナンス口が設けてあり、これに開閉自在の蓋が取り付けてあるから、第1冷熱媒液の蒸発が少なく、また第1熱交換体の手入れや、交換などのメンテナンスが容易となる。
実施の形態1
請求項1、3、4及び6、7記載の発明を含む実施の形態である。
図において、10は一般住宅用の家屋であり、11は鋼管杭であり、通常2乃至6本用いる、この鋼管杭は打ち込み時に先端にオーガースクリュー12を固着し、施工地盤に所望深さまでねじ込み施工する鋼管杭11の上端部には、荷重支持用のフランジ13を固着し、これがベタ基礎コンクリート層14に強固に一体化してある。
杭の外径は通常139mm、長さ6mのものを用いるが、これに限定されるわけではない。鋼管杭11の外周面に、この周りの地盤との熱交換率を向上させるため、オーガースクリュー12と同一リード角の不連続な翼片12aを設ける場合もある。
家屋10の外周壁部分を支持するベタ基礎コンクリート層14の外周基礎起立壁15の外周面には地上部から地下部にわたって、基礎断熱材16で被覆してあり、厚さ約5cmの独立発泡のウレタンホーム層によって被膜してある。
この外周起立壁15及び外周起立壁15以外の連続フーチン上に土台17が設置され、この上に前記家屋10が建設される。
前記土台17の高さ若しくはこれよりも若干上位レベルに、水平方向の根太が設けられ、これに床18が形成される。
前記ベタ基礎コンクリート層14、床18及び外周起立壁15で囲まれた空間Sは外部と空気遮断型のとしてある。
前記家屋10の家屋外周壁19や、天井裏乃至屋根20内に、第2断熱層21及び第3断熱層22を含み、家屋10全体が断熱構造にしてある。
また、家屋外周壁19と内装壁材28の内には空気ダクト23となる隙間が設けてあり、この一部に空気ファン27を設ける。また必要場所に、負荷部たる部屋26には空気吹き出し口24が設けてある。前記ダクト23の一部の天井裏又は床18下には空気ファン27を設け、夏期は床下空気を天井裏へ、冬期は天井裏空気を床下へ送り込む。
家屋10の必要箇所には、通常外気との間に熱交換型の換気装置29が通常設置してある。
鋼管杭11の中には、実施の形態においては、連続した銅パイプをコイルねじ形状に巻いて形成した第1熱交換体30が挿入してあって、この両端が鋼管杭11の上端より上部空間S内に位置させてある。
鋼管杭11の上端には開閉型の蓋31が設けてあって、前記第1熱交換体30の上端部分はこの蓋31が貫通した状態としてある(図3参照)。
32は第2熱交換体であり、実施例においては架橋ポリエチレン管を用い、直径(内径)10mm長さ約300mのものを蛇行させて、ベタ基礎コンクリート層14の施工時に埋設施工してある。
第2熱交換体32として、鋼、アルミニウムなどの細管を用いる場合には表面に合成樹脂などの不錆材料で充分に被覆した後に前記ベタ基礎コンクリート層14に埋設する。
前記第1熱交換体30と第2熱交換体32とは液体循環ポンプ33及び膨張タンク34を介して、循環液路35が形成してあり、結合部分において着脱自在とし、第1熱交換体30液体循環ポンプ33などのメンテナンスが可能としてある。
前記メンテナンスをするため、床18下の空間が狭隘な場合はその真上の床18に一辺が45乃至50cmの蓋床18a付のメンテナンス口18bを設け、メンテナンスが容易にしてある。
実施の形態2
図1に示すものである。実施の形態1に更に次の施設を付設にしたものである。
実施形態1の住宅の近くに、既設の井戸37があればこれを利用し、この井戸水と前記鋼管杭11の中の第1冷熱媒液との液体循環ポンプ33を備えた第2循環液路38によって接続する。よってこの場合は第1冷熱媒液としては井戸水と云うことになる。
既設の井戸がないときは、この発明として打込型の井戸37を設けることを妨げるものではない。
この外部の井戸を使用する場合は地下水質が低い場合である。一般に一般住宅において鋼管杭を使用する場合には軟弱地盤が多く、地下水位は高く、この外部井戸を用いることは殆ど必要ではないが、丘陵地区、局部的台地など地下水位の低い場合は鋼管杭11の外側の地盤が乾燥しがちであり、地盤と鋼管杭との間の熱交換が不充分な事が起ることを防ぐためである。
実施の形態1の説明図 実施形態2の説明図 鋼管杭部分の説明図
符号の説明
10 家屋
11 鋼管杭
12 スクリューオーガー
13 フランジ
14 ベタ基礎コンクリート
15 外周起立壁
16 基礎断熱材
17 土台
18 床
19 家屋外周壁
20 天井
21 第2断熱層
22 第3断熱層
24 吹き出し口
25 吸排気口
26 部屋
27 空気ファン
28 内装壁材
29 換気装置
S 空間
30 第1熱交換体
31 蓋
32 第2熱交換体
33 液体循環ポンプ
34 膨張タンク
35 循環液路
36 第2の液体循環ポンプ
37 井戸
38 第2循環液路

Claims (7)

  1. 家屋の外壁及び屋根が断熱材で形成してある家屋の地熱利用の冷暖房装置であって、
    家屋の近傍乃至真下に軸線が垂直にして地中に埋設してある鋼管杭の中に第1冷媒液が蓄えてあり、この鋼管杭中に熱伝導体よりなる密閉型の第1熱交換体が沈設してあり、
    他方前記鋼管杭に支持されたベタ基礎コンクリート層の表層中には不錆材よりなる密閉型の第2熱交換体が埋設してあり、前記第1及び第2の熱交換体は適宜のパイプ及び送水ポンプを介して循環液路が形成してあり、
    これら循環液路には第2の冷熱媒液が液張りしてあり、前記第2の熱交換体を含むベタ基礎コンクリート層が少なくとも蓄熱層としてあり、床下空間は外気遮断型空間としてあり、この床下空間と負荷部たる屋内とは循環空気路で連通してあることを特徴とする地中熱利用家屋冷暖房装置。
  2. 前記鋼管杭は家屋を支持する基礎杭の全部乃至一部は鋼管製杭としてあり、家屋の輪郭部分の基礎外周起立面は断熱層で被覆してあることを特徴とする請求項1記載の地中熱利用家屋冷暖房装置。
  3. 前記第1熱交換体は熱良導体パイプよりなるコイルばね形状であることを特徴とする請求項1、又2記載の地中熱利用家屋冷暖房装置。
  4. 前記鋼管杭の下端は水密的に塞いであることを特徴とする請求項1、2又は3記載の地中熱利用家屋冷暖房装置。
  5. 前記鋼管内の熱冷媒液はこの鋼管外の井戸と第2の液体循環ポンプを備えた循環液路によって連結してある補助装置が付設してあることを特徴とする請求項4記載の地中熱利用家屋冷暖房装置。
  6. 前記第2熱交換体の不錆材とは、銅、アルミニウムパイプのうちの一種に不錆加工(メッキを含む)を施したもの、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミドで代表される合成樹脂製パイプであることを特徴とする請求項1、2、4又は5記載の地中熱利用家屋冷暖房装置。
  7. 前記鋼管杭の上端部には機械的支持力の大きな材料よりなるフランジが固着してあり、このフランジに前記ベタ基礎コンクリート層が支持されており、前記鋼管杭部分のベタ基礎コンクリート層には上下に貫通したメンテナンス通穴が穿孔してあり、この通穴には開閉型蓋が設けてあることを特徴とする請求項3、4、5又は6記載の地中熱利用家屋冷暖房装置。
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