JP2006009730A - 農作業車輌の消音器出口管固定装置 - Google Patents

農作業車輌の消音器出口管固定装置 Download PDF

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健太 木色
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Abstract

【課題】 取付け時のストレスを減少して、消音器の破損を抑制することができる農作業車輌の消音器出口管固定装置を提供する。
【解決手段】 消音器出口管固定装置である支持部材17は、ラジエータブラケット16と接続する際のボルト20aを通す穴を上下方向の縦長の穴Aとし、消音器出口管6を支持部材17に繋止する際のボルト20cを通す穴を前後方向の横長の穴Bとすることで、前後及び上下の2次元のストレスを吸収することができるので、該ストレスによる消音器の破損を抑制することができるようになる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、農作業車輌の消音器に関し、特に、消音器の出口管を固定する際の農作業車輌の消音器出口管固定装置に関する。
従来、トラクタ等の作業車輌に設けられる消音器は、エンジンから排出される排気ガスを導入することでその排気音を消音する消音器本体と、消音器本体に導入された排気ガスを排出する消音器出口管とを備えている。
この消音器出口管を固定させる際には、取付用のプレート等を固定装置として用い、ラジエータを支えているラジエータブラケット等にネジ止めすることによって支持している。
また、前部のラジエータステーと後部のゴム支持部との間にマフラーステーを取り付け、このマフラーステーにマフラーを支持することによってエンジンの振動がマフラーに伝達されないようにするマフラー支持装置が提案されている(特許文献1参照)。
実開昭61−30530号公報
しかしながら、上述したような取付用のプレート等の固定装置やマフラー支持装置では、消音器出口管を取付ける先がラジエータブラケットやラジエータステー等に決まっていたため、その部品公差は上下方向の1次元しかなく、取付けた状態での消音器の接続部材や消音器出口管に対して絶えずストレスが掛かるという問題があった。
そこで、本発明は上記従来技術に鑑みてなされたものであり、取付けた状態での消音器の接続部材や消音器出口管等に掛かるストレスを減少し、それに起因する消音器の周辺部材の破損を抑制することができる農作業車輌の消音器出口管固定装置を提供することを目的とするものである。
前記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、エンジン(9)前方にラジエータ(10)を配置し、かつ前記エンジン(9)からの排ガスを消音器(7)に導入して、該消音器(7)に固定された出口管(6)から排出してなる農作業車輌(1)において、前記ラジエータ(10)と、前記エンジン(9)後方の遮風板(11)とを支持部材(17)にて連結し、前記支持部材(17)を、前記ラジエータ(10)に上下方向調節自在に固定し、かつ前記消音器(7)の出口管(6)を、前記支持部材(17)に前後方向調節自在に固定した、ことを特徴とする。
請求項1に係る本発明によると、消音器出口管を、ラジエータを補強支持する支持部材を利用して固定するため、専用の支持部材を必要とせず、部品点数を減少し得ると共に、該消音器出口管を、前後及び上下の2次元にて調節可能に取付けることができ、取付け時のストレスを減少して、該ストレスによる消音器の破損を抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態にかかる作業車輌を図1乃至図4に沿って説明する。図1は本実施の形態にかかる作業車輌の側面図、図2は消音器の取付状態を示す側面図、図3は消音器の取付状態を示す平面図、図4は消音器出口管の取付状態を示す側面図である。
図1に示すトラクタ1は、圃場の耕作等をおこなう作業車輌であり、機体前部の左右及び機体後部の左右に配設される車輪により支持される。
このトラクタ1には、原動機部2として図2に示すようなエンジン9やラジエータ10等がエンジンフード19内に搭載されており、エンジン9の動力は無段変速装置等を介して伝達される。機体中央の操作部3には、トラクタ1の操作者が扱うステアリングハンドル、座席シート、各種操作レバー等の機体操作をおこなう運転席が配設され、機体後部の昇降リンク機構部5には、昇降リンクを介してロータリ耕耘機等の作業機を昇降自在に支持する機構が配設される。
図2及び図3は、原動機部2内の消音器7の取付状態を示している。エンジンフード19内の前部には、エンジン9を冷却するためのラジエータ10が、ラジエータブラケット16に支持されて配設されている。また、エンジンフード19内の後部には、走行中にエンジンフード19内に吸気される外気や、ラジエータ10によって吸排気された空気等、を遮蔽するための遮風板11がクラッチハウジング等に設置されている。消音器7は、エンジン9の左半の上側であって、ラジエータ10と遮風板11との間に配設される。
この消音器7は、エンジン9の排気ガスを導入してその排気音を消音する本体と、エンジン9の排気マニホールド12と消音器7とを接続する接続部材13と、消音器7から排気ガスを排気する消音器出口管6とによって構成されている。
消音器7は、両端が塞がれた円筒状の外皮21を備え、その内部に形成される拡張室で排気ガスを減圧させる。この外皮21の外周面の一端部には排気ガスを導入する入口21aが設けられ、他端部には出口21bが設けられている。
入口21aには、鋼管材或いは鋳造品で構成される接続部材13が排気マニホールド12からの排気ガスを導入するために接続される。この接続部材13が、消音器7と排気マニホールド12とに連結されることにより、消音器7を支持する支点の1つとなっている。
また、出口21bには、鋼管材からなる消音器出口管6が接続され、その外周は外皮21に溶着されている。そして、消音器出口管6の出口21b側の近傍には、消音器出口管6を支持するための取付プレート15が溶着されている。
一方、ラジエータブラケット16と遮風板11との間には、ラジエータ10を補強支持する支持部材17(消音器出口管固定装置)が設置される。
この支持部材17のラジエータブラケット16側の先端はL字型に曲げられ、曲げられた面とラジエータブラケット16の面とはボルト20aを用いて前後方向でネジ止めされている。また、支持部材17の遮風板11側の先端は、遮風板11から凸設された鋼板部材とボルト20bを用いて左右方向でネジ止めされている。これら支持部材17をネジ止めする穴のうちボルト20aを用いて繋止する穴は、図4の穴Aに示すような上下方向に縦長の長穴となっている。
このラジエータブラケット16と遮風板11との間に設置される支持部材17は、前述した消音器7に接続されている消音器出口管6を接続して固定するための部材である。つまり、消音器出口管6に溶着された取付プレート15は、この支持部材17にネジ止めするために設けられるものであり、取付プレート15とこの支持部材17とをボルト20cを用いてネジ止めすることによって消音器出口管6が固定される。そして、このボルト20cを用いて消音器出口管6を繋止する穴は、図4の穴Bに示されるような前後方向に横長の長穴となっている。
上述したように、支持部材17をラジエータブラケット16に設置するための穴Aと、消音器出口管6を支持部材17に繋止するための穴Bとが、それぞれ上述したような長穴として形成されることにより、消音器出口管6の取付け位置の自由度が増し、消音器7の周辺部材に無理な応力をかけずに設置することができる。
以上説明したように、本実施の形態にかかる消音器出口管固定装置によれば、消音器出口管固定装置である支持部材17は、ラジエータブラケット16と接続する際のボルト20aを通す穴を上下方向に縦長の穴Aとし、消音器出口管6を支持部材17に繋止する際のボルト20cを通す穴を前後方向に横長の穴Bとすることで、消音器出口管6の取付け位置の自由度が増し、消音器7の周辺部材に掛かるストレスの減少を図ることができるので、該ストレスに起因した破損を抑制することができるようになる。
また、本実施の形態にかかる消音器出口管固定装置によれば、消音器出口管固定装置としてラジエータ10を補強支持する支持部材17を用いることにより、他の専用の部材を必要としないので、部品点数を減少し得ると共にコストの削減を図ることができるようになる。
なお、本実施の形態においては、支持部材17を設置する部材をラジエータブラケット16及び遮風板11として説明したが、遮風板11だけに限らず、ラジエータ10を支持できるものであれば他のシャーシ類等を用いてもよい。
本実施の形態にかかる作業車輌の側面図。 消音器の取付状態を示す側面図。 消音器の取付状態を示す平面図。 消音器出口管の取付状態を示す側面図。
符号の説明
1 作業車輌(農作業車輌)
6 消音器出口管(出口管)
7 消音器
9 エンジン
10 ラジエータ
11 遮風板
17 支持部材

Claims (1)

  1. エンジン前方にラジエータを配置し、かつ前記エンジンからの排ガスを消音器に導入して、該消音器に固定された出口管から排出してなる農作業車輌において、
    前記ラジエータと、前記エンジン後方の遮風板とを支持部材にて連結し、
    前記支持部材を、前記ラジエータに上下方向調節自在に固定し、かつ前記消音器の出口管を、前記支持部材に前後方向調節自在に固定した、
    ことを特徴とする農作業車輌の消音器出口管固定装置。
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