JP2006009373A - 浴室天井パネルの取付け構造 - Google Patents
浴室天井パネルの取付け構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006009373A JP2006009373A JP2004186886A JP2004186886A JP2006009373A JP 2006009373 A JP2006009373 A JP 2006009373A JP 2004186886 A JP2004186886 A JP 2004186886A JP 2004186886 A JP2004186886 A JP 2004186886A JP 2006009373 A JP2006009373 A JP 2006009373A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bathroom
- ceiling panel
- panel
- mounting
- screw mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Residential Or Office Buildings (AREA)
Abstract
【課題】浴室内からも天井パネル裏面側からでも施工できる浴室天井パネルの取付け構造を提供する。
【解決手段】ドア枠の上枠部材1に垂下端部21を有する天井パネル2を取付ける構造であって、該上枠部材1は浴室側に開口する側面視略コの字型のパネル取付け部11と浴室ドア4が装着されるドア装着部12とからなり、上記パネル取付け部11はその天部と該天部に連設される側壁部にそれぞれ縦方向ビス取付け孔1aと横方向ビス取付け孔1bが穿設されるとともに、上記天井パネル2の水平部と垂下端部21の上記ビス取付け孔に相当する位置にはそれぞれ縦方向ビス取付け長孔2aと横方向ビス取付け長孔2bとが設けられる。
【選択図】図1
【解決手段】ドア枠の上枠部材1に垂下端部21を有する天井パネル2を取付ける構造であって、該上枠部材1は浴室側に開口する側面視略コの字型のパネル取付け部11と浴室ドア4が装着されるドア装着部12とからなり、上記パネル取付け部11はその天部と該天部に連設される側壁部にそれぞれ縦方向ビス取付け孔1aと横方向ビス取付け孔1bが穿設されるとともに、上記天井パネル2の水平部と垂下端部21の上記ビス取付け孔に相当する位置にはそれぞれ縦方向ビス取付け長孔2aと横方向ビス取付け長孔2bとが設けられる。
【選択図】図1
Description
本発明は、天井パネルの取付け構造に関する。さらに詳しくは、浴室ユニット等における浴室天井パネルの取付け構造に関する。
従来、上記浴室ユニット等において浴室天井パネルを取付けるとき、浴室用ドア設置部位においては、通常、浴室用ドアを装着するドア枠の上枠部材に上記天井パネルを取付けることが行なわれている。例えば、下記特許文献には、ドア枠の上枠部材にアダプターを着脱自在に装着するアダプター装着部を設け、アダプターを装着することによって浴室床面から天井面までの高さが異なるいずれの浴室ユニットにも対応して天井パネルを取付けることができる構造が開示されている。
特開平11−200712号公報(第1−3頁、第4、5図)
しかしながら、上記技術においては、上記ドア枠の上枠部材への天井パネルの取付けは浴室内からのみ可能であるため、例えば、浴室床面の施工が遅れた場合は、その完成を待って浴室の天井パネルの取付けを行なわなければならず工期がかかり、また構造も複雑で作業性が悪いという問題がある。本発明は、このような問題を解決して、浴室床面等、浴室内の工事が未完成の時点でも、隣接する脱衣室から上記天井パネルの裏面に回って取付け施工が可能であるとともに、浴室内からも作業性よく施工できる浴室天井パネルの取付け構造を提供することを、その課題とする。
本発明は、上記課題を解決するために考え出されたものであって、つぎのような技術的手段を講じている。すなわち、本発明によれば、ドア枠の上枠部材に垂下端部を有する天井パネルを取付ける構造であって、該上枠部材は浴室側に開口する側面視略コの字型のパネル取付け部と浴室ドアが装着されるドア装着部とからなり、上記パネル取付け部はその天部と該天部に連設される側壁部にそれぞれ縦方向ビス取付け孔と横方向ビス取付け孔とが穿設され、上記天井パネルの水平部と垂下端部の上記ビス取付け孔に相当する位置にはそれぞれ縦方向ビス取付け長孔と横方向ビス取付け長孔が設けられた浴室天井パネルの取付け構造が提供される。上記ドア枠の上枠部材としては、通常、アルミの一体成形品が用いられる。
上記側壁部が浴室側に傾斜するとともに、該傾斜面に上記横方向ビス取付け孔が穿設されることが好ましい。また、上記パネル取付け部の天部に穿たれた縦方向ビス取付け孔の両側に一対のリブが上記天部の上面に立設されることが好ましい。
上記パネル取付け部の浴室側の開口部には、カバー部が着脱自在に取付けられるとともに、上記開口部の端部には、上記カバー部に設けられた係合部と係合する係止部が上下に対向して内設されることが好ましい。上記カバー部としてはバネ弾性を有する材料、例えば、弾性を有する合成樹脂から形成されることが好ましい。
請求項1に記載の発明は上記のとおりであり、天井パネルの裏面側から、固定用ビスを用いて天井パネルを取付けることができるとともに、浴室内からも天井パネルを取付けることができるため、浴室床面が未施工等の場合でも、隣接する脱衣室から浴室天井部に上がり、天井パネルの裏面側から天井パネルを取付けることができる。また、床面の施工が完了しているときや、浴室リフォーム等の場合は、浴室内から天井パネルを取付けることができる。
上記側壁部が浴室側に傾斜するとともに、該傾斜面に上記横方向ビス取付け孔が穿設されているため、浴室内から作業し易い姿勢で固定用ビスの捻じ込み作業を行うことができる。
上記パネル取付け部の天部に穿たれた縦方向ビス取付け孔の両側に一対のリブが上記天部の上面に立設されているため、固定用ビスを締め付けるとき、上記一対のリブの介在により、縦方向ビス取付け長孔と縦方向ビス取付け孔の各取付け周辺部が変形することを防いで、しっかりと天井パネルを取付けることができる。
上記パネル取付け部の浴室側の開口部には、カバー部が着脱自在に取付けられるため、パネル取付け部の内部を目隠しできるとともに、必要なときには簡単に取外して、点検、修理、取替え等の諸作業を行うことができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して、詳細に説明する。図1は、本発明にかかる浴室天井パネルの取付け構造Aを示す概略構成図である。図1において、上記取付け構造Aはドア枠の上枠部材1と垂下端部21を有する天井パネル2とからなり、上記上枠部材1は、浴室側に開口する側面視略コの字型のパネル取付け部11と、後記浴室ドア4が装着されるドア装着部12とからなっている。
図1からよくわかるように、上記パネル取付け部11の天部111には縦方向ビス取付け孔1aが、また、天部111に連設される側壁部112には横方向ビス取付け孔1bがそれぞれ穿設されるとともに、上記縦方向ビス取付け孔1aの両側には、一対のリブ13が天部111の上面に立設されている。
一方、天井パネル2の水平部には、上記縦方向ビス取付け孔1aに相当する位置に縦方向ビス取付け長孔2aが、垂下端部21には、上記横方向ビス取付け孔1bに相当する位置に横方向ビス取付け長孔2bがそれぞれ設けられている。また、パネル取付け部11の開口部にはカバー部3が着脱自在に取付けられように、開口部の浴室側端部には係止部14が上下に対向して内設され、カバー部3には上記係止部14と係合する係合部31が設けられている。
つぎに、本発明にかかる浴室天井パネルの取付け構造Aを用いて、ドア枠の上枠部材1に天井パネル2を取付ける方法について説明する。図2は浴室床面が未施工等の場合、隣接する脱衣室から浴室天井部に上がり、天井パネル2の裏面側から、縦方向ビス取付け長孔2aと縦方向ビス取付け孔1aとを用いて天井パネル2を取付ける第一実施形態を示す説明図である。
図2からよくわかるように、第一実施形態においては、天井パネル2の裏面側から、タッピングビス等の固定用ビス5を上記縦方向ビス取付け長孔2aに挿入し、上記天部111に設けられた縦方向ビス取付け孔1aに電動工具等を用いて締着する。このとき、リブ13が介在しているため、縦方向ビス取付け長孔2aと縦方向ビス取付け孔1aの各取付け周辺部が変形することを防いで、固定用ビスをしっかりと締め付けることが可能となる。その結果、天井パネル2の裏面側から、天井パネル2をパネル取付け部11に固定することができる。
ついで、カバー部3の係合部31を上記係止部14に係合してパネル取付け部11の開口部にカバー部3を取付ける。さらに、パネル取付け部11の天部111と天井パネル2との隙間にコーキング材6を充填してシーリングを行い、かくして天井パネル2がドア枠の上枠部材1に取付けられ、浴室ドア4が装着される。
つぎに本発明の第二実施形態について、図面を参照して説明する。図3は、浴室内から上記パネル取付け部11の側壁部112に穿たれた横方向ビス取付け孔1bに固定用ビス5を挿入して天井パネル2の垂下端部21に設けられた横方向ビス取付け長孔2bに締着した状態を示す説明図である。このとき、上記横方向ビス取付け孔1bは、浴室側に傾斜した傾斜面に穿設されている。このようにすることによって、浴室内から作業し易い姿勢で固定用ビス5の捻じ込み作業を行うことができる。ついで、第一実施形態における場合と同様な作業を行い、天井パネル2がドア枠の上枠部材1に取付けられ、浴室ドア4が装着される。
図4は、上記のように構成された浴室天井パネルの取付け構造Aを用いて天井パネル2を浴室に施工した状態を示す浴室内面図である。図4において、符号7は、浴室床面を示す。図4からよくわかるように、本発明を実施することにより、浴室ドアのドア枠の上枠部材に天井パネルを簡単に、デザイン性よく取付けできることが明らかである。
A 本発明にかかる浴室天井パネルの取付け構造
1 ドア枠の上枠部材
11 パネル取付け部
111 天部
1a 縦方向ビス取付け孔
112 側壁部
1b 横方向ビス取付け孔
12 ドア装着部
13 リブ
14 係止部
2 天井パネル
21 垂下端部
2a 縦方向ビス取付け長孔
2b 横方向ビス取付け長孔
3 カバー部
31 係合部
4 浴室ドア
5 固定用ビス
6 コーキング材
7 浴室床面
1 ドア枠の上枠部材
11 パネル取付け部
111 天部
1a 縦方向ビス取付け孔
112 側壁部
1b 横方向ビス取付け孔
12 ドア装着部
13 リブ
14 係止部
2 天井パネル
21 垂下端部
2a 縦方向ビス取付け長孔
2b 横方向ビス取付け長孔
3 カバー部
31 係合部
4 浴室ドア
5 固定用ビス
6 コーキング材
7 浴室床面
Claims (4)
- ドア枠の上枠部材に垂下端部を有する天井パネルを取付ける構造であって、該上枠部材は浴室側に開口する側面視略コの字型のパネル取付け部と浴室ドアが装着されるドア装着部とからなり、上記パネル取付け部はその天部と該天部に連設される側壁部にそれぞれ縦方向ビス取付け孔と横方向ビス取付け孔とが穿設され、上記天井パネルの水平部と垂下端部の上記ビス取付け孔に相当する位置にはそれぞれ縦方向ビス取付け長孔と横方向ビス取付け長孔とが設けられた浴室天井パネルの取付け構造。
- 上記側壁部が浴室側に傾斜するとともに、該傾斜面に上記横方向ビス取付け孔が穿設された請求項1に記載の浴室天井パネルの取付け構造。
- 上記パネル取付け部の天部に穿たれた縦方向ビス取付け孔の両側に一対のリブが上記天部の上面に立設された請求項1に記載の浴室天井パネルの取付け構造。
- 上記パネル取付け部の浴室側の開口部には、カバー部が着脱自在に取付けられるとともに、上記開口部の端部には、上記カバー部に設けられた係合部と係合する係止部が上下に対向して内設された請求項1に記載の浴室天井パネルの取付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004186886A JP2006009373A (ja) | 2004-06-24 | 2004-06-24 | 浴室天井パネルの取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004186886A JP2006009373A (ja) | 2004-06-24 | 2004-06-24 | 浴室天井パネルの取付け構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006009373A true JP2006009373A (ja) | 2006-01-12 |
Family
ID=35776906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004186886A Pending JP2006009373A (ja) | 2004-06-24 | 2004-06-24 | 浴室天井パネルの取付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006009373A (ja) |
-
2004
- 2004-06-24 JP JP2004186886A patent/JP2006009373A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
RU138236U1 (ru) | Устройство дверей | |
JP2006342542A (ja) | 引違いサッシの下枠改装構造 | |
JP2006009373A (ja) | 浴室天井パネルの取付け構造 | |
JP3876891B2 (ja) | ユニットバス構造 | |
JP2005226375A (ja) | 改装サッシ | |
JP2009011648A (ja) | 洗面ボウルの取付け構造 | |
KR101695826B1 (ko) | 발코니에 설치된 기존 창틀을 활용한 창호의 리모델링장치 | |
JPH1193321A (ja) | 天井の構造 | |
JP5773482B2 (ja) | 開口部装置の枠周り部材の設置構造 | |
JP2009068208A (ja) | レール取付構造 | |
JP2008099386A (ja) | 配電盤用化粧板装置およびこれを用いた配電盤 | |
JP5424609B2 (ja) | 天板取付け方法及びそれに用いる固定具 | |
JP6715674B2 (ja) | 樹脂製枠体用の取付器具及びこれを備える建具 | |
JP2006125840A (ja) | 浴室換気乾燥装置 | |
JP2018150730A (ja) | ドリルねじステー及びこれを利用した取付台座又はボイラ備品の配設方法 | |
JP5049258B2 (ja) | サッシ | |
JP2009191549A (ja) | 屋外ユニットを備えた建具及びその屋外ユニットの取付方法 | |
JP2005282147A (ja) | 玄関備品の取付装置 | |
JP4023245B2 (ja) | ドア枠の取付け構造 | |
JP2008240408A (ja) | ユニットルームの上スペーサパネルの取付構造 | |
KR200243041Y1 (ko) | 세면기의 하부 가리개 조립장치 | |
JP2003129756A5 (ja) | 改修用下枠 | |
JPH094245A (ja) | 設備ユニットの天井取付け構造 | |
JP6274651B2 (ja) | 水切部材 | |
JP2009091864A (ja) | 天井点検口の蓋体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20060421 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060516 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20060919 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |