JP2006008410A - 荷役用ハンガー - Google Patents

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Abstract

【課題】 巻上機械の旋回や揺れ等による吊荷の落下を防止する。
【解決手段】 フォーク状の荷受け台4を備えたハンガー本体1の上部に、巻上ロープ15の巻上げ力によって回動する第1リンク9を設け、同リンク9の回動力を、連結リンク11、第2リンク10及び引きバネ12を介して押えレバー5に伝えることにより、押えレバー5を、バランスウェイト7及び戻りバネ8に抗して回動させて、吊荷Wを上方から押え込んで保持するようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明はパレット積みの吊荷をパレットごと吊り上げるパレットハンガーや、コイル状の吊荷を吊り上げるコイルハンガー等として使用される荷役用ハンガーに関するものである。
この種のハンガーは、下部にフォーク状の荷受け台を備えた側面視コの字形に形成され、パレットハンガーの場合は荷受け台をパレット下に差し込んで吊荷をパレットごと支持した状態で、またコイルハンガーの場合は荷受け台を直接コイル状の吊荷に差し込んだ状態で、それぞれクレーン等の巻上機械のウィンチから繰り出された巻上ロープで吊り上げるように構成される。
また、コイルハンガーにおいて、荷受け台を水平に保って差し込みを容易にするために、ハンガー本体にスプリング機構を組み込んだ技術も提案されている(特許文献1参照)。
実開昭63−71179号公報
ところが、この種のハンガーでは、吊荷を片持ち状態で吊り上げるため、特許文献1の技術を用いるにせよ、たとえばクレーンの旋回や揺れ等により吊荷が運搬中に荷受け台上を移動して落下する危険性があり、この点の改善が求められていた。
そこで本発明は、吊荷の落下を防止することができる荷役用ハンガーを提供するものである。
請求項1の発明は、吊荷を荷受け台上に載置した状態で、巻上機械のウィンチから繰り出された巻上ロープによって吊り上げられる荷役用ハンガーにおいて、上記荷受け台を備えたハンガー本体に、吊荷を上記荷受け台上に保持してその落下を防止する吊荷保持装置が設けられたものである。
請求項2の発明は、請求項1の構成において、吊荷保持装置は、吊荷を上記荷受け台上に保持する保持位置と吊荷を解放する解放位置との間で作動する保持具と、この保持具に上記解放位置に向かう解放力を付与する解放保持手段と、ロープ巻上力により上記解放保持手段の解放力に抗して回動するリンク部材と、このリンク部材の回動力を上記保持具に上記保持位置に向かって作動する力として伝達する伝動手段とを具備するものである。
請求項3の発明は、請求項2の構成において、ハンガー全体を吊り上げる巻上ロープが止め付けられるロープ止め付け部がリンク部材に設けられ、上記巻上ロープの巻上げ力によってリンク部材を回動させるように構成されたものである。
請求項4の発明は、請求項3の構成において、リンク部材を回動不能にロックするロック手段が設けられたものである。
請求項5の発明は、請求項4の構成において、ロック手段として、リンク部材及びハンガー本体のブラケットに設けられたロックピン穴に跨って差し込まれることによってリンク部材をロックするロックピンと、このロックピンを上記ロックピン穴に差し込まれるロック位置とロックピン穴から離脱してロック解除するロック解除位置との間で移動させるロック操作機構とが設けられたものである。
請求項6の発明は、請求項2の構成において、ハンガー全体を吊り上げる巻上ロープが止め付けられる第1ロープ止め付け部がハンガー本体に設けられるとともに、上記巻上ロープとは別のロープによって巻上げられるリンク部材作動用のロープが止め付けられる第2ロープ止め付け部がリンク部材に設けられ、上記リンク部材作動用のロープの巻上げ力によってリンク部材を回動させるように構成されたものである。
請求項7の発明は、請求項2乃至6のいずれかの構成において、保持具として、吊荷を上方から押え込んで拘束する保持位置と、吊荷から離れて拘束を解く解放位置との間で回動する押えレバーが設けられたものである。
請求項8の発明は、請求項7の構成において、吊荷の上面に接触する水平な押え面を備えた押え部材が、押えレバーに対し、自重により垂下しかつ押えレバーの回動に関係なく上記押え面の水平状態が保たれるように水平軸まわりに回動可能に取付けられたものである。
請求項9の発明は、請求項7または8の構成において、リンク部材は中間部を支点として回動可能に設けられ、このリンク部材の作用点側端部と押えレバーの力点側端部との間に、伝動手段を構成するリンク機構と引きバネが設けられ、リンク部材の回動力が上記リンク機構及び引きバネを介して押えレバーに伝えられるように構成されたものである。
請求項10の発明は、請求項7または8の構成において、リンク部材は下端部を支点、上端部を力点として回動可能に設けられ、このリンク部材の中間部と押えレバーの力点側端部との間に伝動手段としての引きバネが設けられ、リンク部材の回動力がこの引きバネを介して押えレバーに伝えられるように構成されたものである。
請求項11の発明は、請求項9または10の構成において、ハンガー本体に、リンク部材の最大回動量を制限するストッパが設けられたものである。
請求項12の発明は、請求項2乃至6のいずれかの構成において、保持具として、ハンガー本体の前面側にゲートが、下降して本体前面を遮断する保持位置と上昇して本体前面を開く解放位置との間で上下移動可能に設けられたものである。
請求項13の発明は、請求項12の構成において、リンク部材とゲートとの間に、複数のシーブとこの各シーブに跨って掛け回されたロープから成る伝動手段としてのロープ伝動機構が設けられ、リンク部材の回動力が上記ロープ伝動機構を介して上記ゲートに伝えられるように構成されたものである。
本発明によると、ハンガー本体に、吊荷を荷受け台上に保持する吊荷保持装置を設けたから、巻上機械(とくにクレーン)の旋回や揺れ等による吊荷の落下を防止することができる。
この場合、請求項2の発明によると、ロープ巻上げ力によって保持具(請求項7〜11では押えレバー、請求項12,13ではゲート)が自動的に作動し、かつ、ロープ巻上げ力が無くなると解放保持手段によって保持具が解放位置に自動復帰する。すなわち、吊荷の保持・解放をロープ巻上操作のみによって自動的に行うことができる。このため、保持・解放の操作を行なう作業員を地上に配置する必要も、操作のためのスペースを確保する必要もない。
また、巻上機械に搭載されたウィンチとロープを用いるため、自動でありながら、自動のための余分な動力源を吊荷保持装置に搭載する必要も、これを遠隔操作する必要もない。このため、構成が簡単でコストが安くてすむ。
また、請求項3〜5の発明によると、ハンガー全体を吊り上げる巻上ロープによって保持具を作動させるため、ハンガー全体を吊り上げると自動的に吊荷が保持され、下ろすと自動的に解放される。
このため、保持・解放のための操作が不要となってオペレータの操作負担が軽くなるとともに、操作し忘れのおそれがなく、吊荷落下防止効果が確実となる。
この場合、請求項4,5の発明によると、リンク部材をロック手段(請求項5ではロックピンとロック操作装置)によって回動不能にロックできるため、空荷状態でハンガーを吊り位置まで搬送する場合にリンクの回動による重心の移動がなくなる。このため、ハンガーを一定姿勢のまま安定良く搬送することができる。
また、請求項5の発明によると、ロックピンが高い位置にある場合に、ロック操作装置を地上から操作し易い状態で設けることにより、ロック/ロック解除操作を容易に行うことができる。
これに対して請求項6の発明によると、別ロープによって保持具を作動させるため、たとえば安定性が良くて落下の危険性が低い場合や短距離の運搬時は保持具を作動させないなど、請求項4,5の発明のようなロック手段を設けるまでもなく、保持具を作動させるか否かの選択が可能となる。また、保持具がハンガー本体からはみ出して作動する場合(たとえば請求項12,13のゲート式の場合)に、その作動スペースが上で確保できないときは空中で作動させることもできる。
請求項7〜11の発明によると、保持具としての押えレバーにより吊荷を上から押え込んで拘束するため、確実な落下防止効果が得られるとともに、荷受け台上での吊荷の移動を抑え、安定した吊り作業を行うことができる。
この場合、請求項8の発明によると、押えレバーに設けられた押え部材が吊荷を真上から押え込むため、吊荷をより安定良く保持することができる。
また、請求項9,10の発明によると、押えレバーが吊荷に当たった時点から引きバネが働き、この引きバネの力で吊荷を押え込むため、吊荷に過大な力が作用しない。また、一つのロープでハンガー全体の吊り上げとリンク部材の回動(押えレバーの作動)を行わせる請求項3の構成をとる場合に、吊荷の大小に応じて押えレバーの回動量が変化するが、引きバネの伸び量は吊荷の重さによって変化するため、大きいほど重いという前提に立てば、吊荷の大小変化に対する吊り位置の変動が少なくなる。このため、安定した吊り作業を行なうことができる。さらに、引きバネにより吊荷の振動等を吸収する緩衝効果が得られる。
さらに、請求項11の発明によると、請求項3の構成をとる場合に、吊荷が重くてもリンク部材の最大回動量を制限できるため、引きバネが伸び切る等の不都合が生じない。
一方、請求項12,13の発明によると、ゲートを下降させて本体前面を遮断することによって吊荷の落下を防止するため、吊荷を直接押え込むことができない、または好ましくない場合に好適となる。
以下の各実施形態ではパレットハンガーを適用対象として例にとっている。
この各実施形態のハンガーは、図1〜図8に示すようにハンガー本体1と、吊荷Wの落下を防止する吊荷保持装置2とによって構成される。
ハンガー本体1は、鋼材等によって鉤形に組まれたメインフレーム3の下端左右両側にフォーク状の荷受け台4,4が水平に取付けられて成り、この荷受け台4,4を図示しないパレットに差し込んで吊荷Wをパレットごと吊り上げるように構成されている。
また、各実施形態において吊荷保持装置2は、吊荷Wを荷受け台4,4上に保持する保持位置と吊荷Wを解放する解放位置との間で作動する保持具(第1、第2両実施形態の押えレバー5,20、第3実施形態のゲート35)と、この保持具に解放位置に向かう力を付与する解放保持手段と、ロープ巻上げ力によって回動するリンク部材(第1実施形態の第1リンク9、第2実施形態のリンク19、第3実施形態のリンク34)と、このリンク部材の回動力を保持具に保持位置に向かって作動する力として伝達する伝動手段(第1実施形態の第2リンク10及び連結リンク11と引きバネ12、第2実施形態の引きバネ21、第3実施形態のロープ伝動機構36)とを具備している。
これら保持具、解放保持手段、リンク部材、伝動手段は、それぞれハンガー本体1の左右両側に配置されているが、これらは左右同一構成であるため、以下には原則として片側のみについて説明を加える。
第1実施形態(図1〜図3参照)
第1実施形態においては、吊荷保持装置2の保持具として、吊荷Wを上方から押え込んで保持する押えレバー5が設けられている。
この押えレバー5は、後端側がハンガー本体1のメインフレーム3に左右方向の水平軸6によって取付けられ、この水平軸6を中心として、前端部(作用点側端部)で吊荷Wを押え込む保持位置と、前端部が吊荷Wから離れる解放位置との間で回動する。
また、解放保持手段として、押えレバー5の後端部(力点側端部)にバランスウェイト7が取付けられるとともに、押えレバー後端部とメインフレーム3との間に戻りバネ8が設けられ、この両者により押えレバー5に解放位置に向かう力(前上がり方向の回動力)が付与される。
一方、この押えレバー5を作動させるリンク部材としてメインフレーム3の上部に第1リンク9が設けられるとともに、伝動手段として第2リンク10及び連結リンク11と引きバネ12が設けられている。
第1リンク9は、メインフレーム3の上面ほぼ中央部に設けられたリンクブラケット13に対して中間部が左右方向の水平軸14によって支持され、この水平軸14を支点として回動する。
この第1リンク9の後端部には、ハンガー全体を吊り上げる巻上ロープ(たとえばクレーンの主巻ウィンチから繰り出された主巻ロープ)15が止め付けられるロープ止め付け部9aが設けられ、各図中に二重線矢印で示す上向きのロープ巻上力によって第1リンク9が回動する。
また、メインフレーム3の上面に第1リンク9と近接してストッパ16が設けられ、このストッパ16によって第1リンク9の最大回動量が制限される。
第2リンク10は、中間部が左右方向の水平軸17によってメインフレーム3の前側上部に支持され、この水平軸17を中心として回動する。
連結リンク11は第1及び第2両リンク9,10の端部間に取付けられ、第1リンク9の回動力がこの連結リンク11を介して第2リンク10に伝えられる。
引きバネ(引っ張りコイルバネ)12は第2リンク10と押えレバー5との間に設けられ、第2リンク10の回動力がこの引きバネ12を介して押えレバー5に伝えられる。
なお、図3において、押えレバー5及び第1、第2両リンク9,10の回動支点となる水平軸6,14,17に、これらが固定支点であることを示すために斜線を付している。また、押えレバー5及び各リンク9,10,11について、吊荷保持作用が働く前の状態(解放状態)を太線の実線、働いた状態(保持状態)を細線の二点鎖線でそれぞれ示している。
この構成において、図示しない巻上機械(クレーンの場合で説明する)のウィンチから繰り出された巻上ロープ15を第1リンク9のロープ止め付け部9aに止め付けた状態で巻上ロープ15を巻上げると、図3の二点鎖線で示すように第1リンク9が起立方向に回動し、この回動力が連結リンク11経由で第2リンク10に伝えられて、同リンク10が図3の時計まわり方向に回動する。
この回動力が引きバネ12を介して押えレバー5に加えられ、押えレバー5が下向きに回動して吊荷Wを上方から押え込む。図3には大小二種類の吊荷Wを示している。
この場合、引きバネ12は、押えレバー5の先端が吊荷Wに当たるまでは力の伝達作用のみを行い、押えレバー先端が吊荷Wに当たった時点から伸び始め、その伸び量に応じた力で吊荷Wを押え込む。
そして、この引きバネ12のバネ力と吊荷重量が釣り合ったところ(吊荷重量が大きい場合はストッパ16によって制限される第1リンク9の最大回動量)で吊荷Wが吊り上げられる。
そして、運搬後、吊荷Wを着地させ、巻上ロープ15を緩めると、バランスウェイト7及び戻りバネ8によって押えレバー5が図3太線で示す解放位置に自動的に復帰し、吊荷Wの拘束が解かれる。
このように、吊荷Wを押えレバー5によって荷受け台4上に押え込んだ状態で吊り上げるため、クレーンの旋回や揺れ等による吊荷Wの落下を防止することができる。
また、この第1実施形態の構成によると次の作用効果が得られる。
i) 押えレバー5によって吊荷Wを上から押え込んで荷受け台4,4上に拘束するため、確実な落下防止効果が得られるとともに、荷受け台上での吊荷Wの移動を抑え、安定した吊り作業を行うことができる。
ii) 上記のように吊荷Wの保持・解放をロープ巻上操作のみによって自動的に行うことができる。このため、保持・解放の操作を行なう作業員を地上に配置する必要も、操作のためのスペースを確保する必要もない。
iii) クレーンに搭載されたウィンチと巻上ロープ15を用いるため、自動でありながら、自動のための余分な動力源を吊荷保持装置に搭載する必要も、これを遠隔操作する必要もない。このため、構成が簡単でコストが安くてすむ。
iv) ハンガー全体を吊り上げる巻上ロープ15によって押えレバー5を作動させるため、ハンガー全体を吊り上げると自動的に吊荷が保持され、下ろすと自動的に解放される。
このため、保持・解放のための操作が不要となってオペレータの操作負担が軽くなるとともに、操作し忘れのおそれがなく、吊荷落下防止効果が確実となる。
v) 押えレバー5が吊荷Wに当たった時点から引きバネ12が働き、この引きバネ12の力で吊荷Wを押え込むため、吊荷Wに過大な力が作用しない。
vi) 一本の巻上ロープ15でハンガー全体の吊り上げと押えレバー5の作動を行なわせるこの実施形態の場合、図3中に示すように吊荷Wの大小に応じて押えレバー5の回動量が変化するが、引きバネ12の伸び量は吊荷Wの重さによって変化するため、大きいほど重いという前提に立てば、吊荷Wの大小変化に対する吊り位置の変動が少なくなる。このため、安定した吊り作業を行なうことができる。
vii) 引きバネ12により吊荷Wの振動等を吸収する緩衝効果を得ることができる。
viii) 吊荷Wが重くてもストッパ16によって第1リンク9の最大回動量を制限できるため、引きバネ12が伸び切る等の不都合が生じない。
なお、押えレバー5の作動とハンガー全体の吊り上げを別のウィンチ及びロープ(たとえばクレーンの主巻と補巻両ウィンチ及びロープ)で行なうようにしてもよい。この場合、第1リンク9のロープ止め付け部9aとは別のロープ止め付け部をハンガー本体1の上部に設け、巻上ロープ15とは別のロープによってハンガー全体を吊り上げる構成とすればよい。
第2実施形態(図4〜図6参照)
第2及び第3両実施形態において、第1実施形態と同一部分には同一符号を付して示し、その重複説明を省略する。
第2実施形態の吊荷保持装置2は、メインフレーム3の上部にリンクブラケット18を介して取付けられたリンク(リンク部材)19と、吊荷Wを上方から押え込んで保持する保持具としての押えレバー20と、リンク19の回動力を押えレバー20に伝える伝動手段としての引きバネ21とを具備する。
リンク19は、下端部がリンクブラケット18に水平軸22によって取付けられ、この水平軸22を支点として起伏方向に回動する。
19aはリンク19の上端部に設けられたロープ止め付け部で、巻上ロープ15がこのロープ止め付け部19aに止め付けられ、図4中に二重線矢印で示す上向きのロープ巻上力によってリンク19が起立方向に回動する。
押えレバー20は、第1実施形態の押えレバー5と同様に、後端側がメインフレーム3に左右方向の水平軸23によって取付けられ、この水平軸23を中心として、吊荷Wを押え込む保持位置と吊荷Wから離れる解放位置との間で回動する。
この押えレバー20には、前端部及び中間部に押え部材24,24が自重によって垂下する状態で設けられている。
この押え部材24,24は、吊荷Wの上面に真上から接触する水平な押え面24a,24aを備え、この押え面24a,24aが押えレバー20の回動(傾き角度の変化)に関係なく常に水平を保つように押えレバー20に対して水平軸25,25まわりに回動可能に取付けられている。
26は押えレバー20の後端部(力点側端部)に取付けられたバランスウェイト27は押えレバー20とメインフレーム3との間に設けられた戻りバネで、この両者によって解放保持手段が構成され、押えレバー20に解放位置に向かう力(前上がり方向の回動力)が付与される。
伝動手段としての引きバネ21は、この押えレバー20の後端部とリンク19の上部との間に架け渡され、リンク19の回動力がこの引きバネ21を介して押えレバー20に伝えられる。
このように、リンク19の回動力を引きバネ21のみを介して押えレバー20に伝える構成である(引きバネ21のみで伝動手段を構成する)ため、第1実施形態のように第1リンク9の回動力を連結リンク11、第2リンク10、引きバネ12を介して押えレバー5に伝える構成と比較して、構造を簡素化及び小形化することができる。
一方、リンクブラケット18には、リンク19を回動不能にロックするロック手段としてのロックピン28が設けられている。
このロックピン28は、図5,6に示すようにリンクブラケット18及びリンク19に設けられたロック穴18a,18b,19aに跨って差し込まれ、ロック解除時には図6中に二点鎖線で示すようにリンク19のロック穴19aから抜かれる。
このようにリンク19をロックピン28によって回動不能にロックすることにより、空荷状態でこのハンガーを吊り位置まで搬送する場合に、リンク19の回動による重心の移動がなくなる。このため、ハンガーを一定姿勢(水平姿勢)のまま安定良く搬送し、吊り位置にセットすることができる。いいかえれば、ハンガーを水平姿勢で吊り上げることができるようにロック状態でのリンク19の角度等が設定されている。
但し、ロックピン28は高所にあって地上から直接には操作し難い。そこでロックピン28をロック操作装置29(図5,6に一部を拡大して示す)によって地上から容易に操作できるように構成されている。
このロック操作装置29は、地上から操作できる高さ位置でメインフレーム3に水平軸30まわりに回動可能に取付けられた操作レバー31と、この操作レバー31の回動運動をロックピン28にロック/ロック解除方向のスライド力として伝える複数のロッドとリンク体から成るロック伝動機構32とによって構成され、操作レバー31が図4,5の実線で示す垂直姿勢から二点鎖線で示すように手前側に引かれたときに図6二点鎖線で示すロック解除状態となる。
そして、この状態で巻上ロープ15を巻上げると、図4の二点鎖線で示すようにリンク19が起立方向に回動し、この回動力が引きバネ21を介して押えレバー20に加えられる。
これにより、同レバー20が図4二点鎖線で示すように下向きに回動し、押え部材24,24によって吊荷Wを上方から押え込む。
この場合、第1実施形態と同様に、引きバネ21は、押えレバー5の先端が吊荷Wに当たるまでは力の伝達作用のみを行い、押えレバー先端が吊荷Wに当たった時点から伸び始め、その伸び量に応じた力で吊荷Wを押え込む。また、この引きバネ21のバネ力と吊荷重量が釣り合ったところで吊荷Wが吊り上げられる。
なお、図示しないが、この第2実施形態においても、リンク19の最大回動量をストッパによって規制する構成をとるのが望ましい。
そして、運搬後、吊荷Wを着地させ、巻上ロープ15を緩めると、バランスウェイト26及び戻りバネ27によって押えレバー20が図4実線で示す解放位置に自動的に復帰し、吊荷Wの拘束が解かれる。
この第2実施形態によっても、基本的に第1実施形態と同等の効果を得ることができる。
第3実施形態(図7,8参照)
第3実施形態の吊荷保持装置2は、ハンガー本体1におけるメインフレーム3の上部にリンクブラケット33を介して取付けられたリンク(リンク部材)34と、ハンガー本体1の前面左右両側に設けられた保持具としてのゲート35と、リンク34の回動力をゲート35に伝える伝動手段としてのロープ伝動機構36とによって構成されている。
リンク34は、中間部が左右方向の水平軸37によってブラケット33に取付けられ、この水平軸37を中心として上下方向に回動する。
このリンク34には、巻上ロープ(たとえばクレーンの主巻ウィンチから繰り出された主巻ロープ)15が止め付けられる第1ロープ止め付け部38が上向きに取付けられ、巻上ロープ15の巻上げ力によってリンク34が図7実線の位置から二点鎖線の位置に回動する。
一方、ゲート35は、ハンガー本体1の前面に固着されたパイプ状のゲートガイド39に沿って、本体前面を遮断する保持位置と、本体前面を開く解放位置との間で上下移動する。
なお、両側のゲート35,35は、連動して上下移動するように、図8に示すように互いの上部と下部で連結部材35a,35bによって連結されている。
ロープ伝動機構36は、リンク34の後端部に取付けられた第1シーブ40と、この第1シーブ40に臨んで本体メインフレーム3に取付けられた第2シーブ41と、ゲートガイド39に取付けられた第3シーブ42と、これら各シーブ40,41,42に跨って掛け回されたロープ43とによって構成されている。
ロープ43は、第1シーブ40側の端末が本体メインフレーム3に、第3シーブ42側の端末がゲート35(下部連結部材35b)にそれぞれ止め付けられている。
また、解放保持手段として、リンク34の前端部(力点側端部)と本体メインフレーム3との間に解放バネ(引っ張りコイルバネ)44が設けられ、この解放バネ44により、リンク34が実線の位置に向けて付勢される。
さらに、本体メインフレーム3の上面に第2ロープ止め付け部45が設けられ、巻上ロープ15とは別のウィンチ(たとえばクレーンの補巻ウィンチ)から繰り出された吊りロープ46がこの第2ロープ止め付け部45に止め付けられる。
この構成において、吊荷Wを荷受け台4,4上に載置した状態で巻上ロープ15及び吊りロープ46を巻上げると、吊りロープ46によってハンガー全体が吊り上げられる一方、巻上ロープ15の巻上げ力によってリンク34が図7実線の位置から二点鎖線の位置に回動する。
これにより、第1シーブ40が下降してロープ43が緩み、ゲート35が自重により二点鎖線で示す保持位置に下降するため、本体前面が遮断されて吊荷Wの落下が防止される。
また、ハンガー本体1を着地させて巻上ロープ15を緩めると、解放バネ44によってリンク34が原位置に回動し、この回動力がロープ43を介してゲート35に引き上げ力として伝えられるため、ゲート35が自動的に解放位置に上昇して本体前面が開かれ、吊荷Wの出し入れが可能となる。
このように、第3実施形態によっても、基本的に第1、第2両実施形態と同様に、吊荷Wをゲート35によって荷受け台4上に保持した状態で吊り上げるため、クレーンの旋回や揺れ等による吊荷Wの落下を防止することができる。
また、ゲート35の作動とハンガー全体の吊り上げを別ロープ15,46で行なうため、たとえばゲート35の作動スペースが地上で確保できないときは、ハンガー全体を空中に吊り上げた後にゲート35を作動させることもできる。
ただし、第1実施形態と同様に、ハンガー全体の吊り上げとリンク34の作動を一本のロープで行なうように構成してもよい。この場合、リンク34の回動量を制限するストッパを設ければよい。
ところで、上記各実施形態では、フォーク状の荷受け台4,4をパレットに差し込んで吊荷Wをパレットごと吊り上げるパレットハンガーを適用対象として例示したが、本発明はフォーク状の荷受け台をコイル状の吊荷に差し込んで吊り上げるコイルハンガーとして、また荷受け台上に吊荷を載置させるハンガーとしても適用することができる。
本発明の第1実施形態にかかるパレットハンガーの側面図である。 同正面図である。 図1の一部を拡大して示す図である。 本発明の第2実施形態にかかるパレットハンガーの側面図である。 同ハンガーにおけるロック操作装置を拡大して示す側面図である。 図5VI−VI線拡大断面図である。 本発明の第3実施形態にかかるパレットハンガーの側面図である。 同正面図である。
符号の説明
1 ハンガー本体
2 吊荷保持装置
4 荷受け台
5 保持具としての押えレバー
7 解放保持手段を構成するバランスウェイト
8 同戻りバネ
9 リンク部材としての第1リンク
9a ロープ止め付け部
10 伝動手段を構成する第2リンク
11 同連結リンク
12 同引きバネ
15 巻上ロープ
16 ストッパ
19 リンク(リンク部材)
20 押えレバー
21 引きバネ
22 リンクの回動支点となる水平軸
23 押えレバーの回動支点となる水平軸
24 押え部材
24a 押え部材の押え面
25 押え部材の回動中心となる水平軸
26 解放保持手段を構成するバランスウェイト
27 同戻りバネ
28 ロックピン
18a,18b,19a ロック穴
29 ロック操作装置
32 ロック操作装置のロック伝動機構
34 リンク(リンク部材)
35 保持具としてのゲート
36 伝動手段としてのロープ伝動機構
38 第2ロープ止め付け部
40 ロープ伝動機構を構成する第1シーブ
41 同第2シーブ
42 同第3シーブ
43 同ロープ
44 解放保持手段としての解放バネ
45 第1ロープ止め付け部
46 吊り上げロープ

Claims (13)

  1. 吊荷を荷受け台上に載置した状態で、巻上機械のウィンチから繰り出された巻上ロープによって吊り上げられる荷役用ハンガーにおいて、上記荷受け台を備えたハンガー本体に、吊荷を上記荷受け台上に保持してその落下を防止する吊荷保持装置が設けられたことを特徴とする荷役用ハンガー。
  2. 請求項1記載の荷役用ハンガーにおいて、吊荷保持装置は、吊荷を上記荷受け台上に保持する保持位置と吊荷を解放する解放位置との間で作動する保持具と、この保持具に上記解放位置に向かう解放力を付与する解放保持手段と、ロープ巻上力により上記解放保持手段の解放力に抗して回動するリンク部材と、このリンク部材の回動力を上記保持具に上記保持位置に向かって作動する力として伝達する伝動手段とを具備することを特徴とする荷役用ハンガー。
  3. 請求項2記載の荷役用ハンガーにおいて、ハンガー全体を吊り上げる巻上ロープが止め付けられるロープ止め付け部がリンク部材に設けられ、上記巻上ロープの巻上げ力によってリンク部材を回動させるように構成されたことを特徴とする荷役用ハンガー。
  4. 請求項3記載の荷役用ハンガーにおいて、リンク部材を回動不能にロックするロック手段が設けられたことを特徴とする荷役用ハンガー。
  5. 請求項4記載の荷役用ハンガーにおいて、ロック手段として、リンク部材及びハンガー本体のブラケットに設けられたロックピン穴に跨って差し込まれることによってリンク部材をロックするロックピンと、このロックピンを上記ロックピン穴に差し込まれるロック位置とロックピン穴から離脱してロック解除するロック解除位置との間で移動させるロック操作装置とが設けられたことを特徴とする荷役用ハンガー。
  6. 請求項2記載の荷役用ハンガーにおいて、ハンガー全体を吊り上げる巻上ロープが止め付けられる第1ロープ止め付け部がハンガー本体に設けられるとともに、上記巻上ロープとは別のロープによって巻上げられるリンク部材作動用のロープが止め付けられる第2ロープ止め付け部がリンク部材に設けられ、上記リンク部材作動用のロープの巻上げ力によってリンク部材を回動させるように構成されたことを特徴とする荷役用ハンガー。
  7. 請求項2乃至6のいずれか1項に記載の荷役用ハンガーにおいて、保持具として、吊荷を上方から押え込んで拘束する保持位置と、吊荷から離れて拘束を解く解放位置との間で回動する押えレバーが設けられたことを特徴とする荷役用ハンガー。
  8. 請求項7記載の荷役用ハンガーにおいて、吊荷の上面に接触する水平な押え面を備えた押え部材が、押えレバーに対し、自重により垂下しかつ押えレバーの回動に関係なく上記押え面の水平状態が保たれるように水平軸まわりに回動可能に取付けられたことを特徴とする荷役用ハンガー。
  9. 請求項7または8記載の荷役用ハンガーにおいて、リンク部材は中間部を支点として回動可能に設けられ、このリンク部材の作用点側端部と押えレバーの力点側端部との間に、伝動手段を構成するリンク機構と引きバネが設けられ、リンク部材の回動力が上記リンク機構及び引きバネを介して押えレバーに伝えられるように構成されたことを特徴とする荷役用ハンガー。
  10. 請求項7または8記載の荷役用ハンガーにおいて、リンク部材は下端部を支点、上端部を力点として回動可能に設けられ、このリンク部材の中間部と押えレバーの力点側端部との間に伝動手段としての引きバネが設けられ、リンク部材の回動力がこの引きバネを介して押えレバーに伝えられるように構成されたことを特徴とする荷役用ハンガー。
  11. 請求項9または10記載の荷役用ハンガーにおいて、ハンガー本体に、リンク部材の最大回動量を制限するストッパが設けられたことを特徴とする荷役用ハンガー。
  12. 請求項2乃至6のいずれか1項に記載の荷役用ハンガーにおいて、保持具として、ハンガー本体の前面側にゲートが、下降して本体前面を遮断する保持位置と上昇して本体前面を開く解放位置との間で上下移動可能に設けられたことを特徴とする荷役用ハンガー。
  13. 請求項12記載の荷役用ハンガーにおいて、リンク部材とゲートとの間に、複数のシーブとこの各シーブに跨って掛け回されたロープから成る伝動手段としてのロープ伝動機構が設けられ、リンク部材の回動力が上記ロープ伝動機構を介して上記ゲートに伝えられるように構成されたことを特徴とする荷役用ハンガー。
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