JP2006008278A - エレベータの戸開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 前側ドアと後側ドアを同時に開閉する時、音声アナウンスが重複しないようにし、どちらのドアが開閉するのかがアナウンスにて聞き分けできるエレベータの戸開閉装置を得る。
【解決手段】 かご1に二つ以上の出入口を有し、同一階に上記かごの出入口に対応する二つ以上の出入口を有し、かご内にはその出入口毎にそれぞれ音声アナウンス装置40、50が設置され、それぞれの出入口用のドア2、3が同時に開閉できるようにしたものにおいて、出入口用のドアが同時に開閉する時、出入口毎の音声アナウンス装置から発する音声が重複しないように優先付けを行うエレベータの戸の制御手段10を備える。
【選択図】 図1

Description

この発明は、かごに二つ以上の出入口を有するエレベータ(以下二方口エレベータという)のドアを開閉するエレベータの戸開閉装置に関するものである。
2000年の建築基準法の改正以前においては、二方口エレベータの場合、かごの両側のドアを同時に開くことが禁止されていたため、一方のドアが開いている間は、他方のドアは必ず閉めていなければならず、二方の両方に応答すべき呼びが有る場合は、何れか一方のドアを先に開閉させた後に、他方のドアを開閉させ、かご内乗客の希望する側のドアから降車させると共に、エレベータホールの待ち客を開いたドアから順次、かごに乗車させていた。
このように両側のドアを同時に開くことが禁止されている場合のかご内乗客への利便性の向上対策として、二方口エレベータにおいて、両側のドアが開く場合、先に開く方のドアの案内灯に、例えば、「こちらのドアが開きます」を点灯するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
なお、2000年の建築基準法の改正により、二方向口エレベータの場合の両側ドアが同時に開くことを禁止する規制が無くなったことから、一方のドア(以下前側ドアという)と他方のドア(以下後側ドアという)を同時に開くことが可能になった。これに応じて、前側ドアと後側ドアの二方向の出入口に対して、乗車または降車の乗客がいる場合、両側のドアを同時に開くようにした二方向口エレベータにあっても、前記特許文献1記載の案内灯と同様の案内表示灯をかご内乗客への利便性の向上の他、安全性の向上のために装備し、点灯している。これにより、ドアが開くことを事前に表示して引き込まれを防止している。
さらに、前側ドアと後側ドアのそれぞれの出入口上部近くにスピーカーを設け、このスピーカーから音声アナウンス、例えば、戸開き時のアナウンスとして、「こちらのドアが開きます」、または戸閉め時のアナウンスとして、「こちらのドアが閉まります」を流して、各ドアが実際に開く前、または閉じる前に事前予告し、前側ドアと後側ドアのどちらのドアが開閉するのかが識別できるようにし、かご内乗客、特に視覚障害者に対する利便性の向上と安全性の向上を図っている。
特開平9−77403号公報
図4は従来の前側ドアと後側ドアを同時に開閉する場合のそれぞれのドア出入口上部近くに設けたスピーカーから発する音声アナウンスの組合せを示す。なお、図4のA〜Dは各組合せに便宜上、付加した識別記号である。
以下、図4により前側ドアと後側ドアを同時に開閉する場合の従来の課題について説明する。
前側ドアと後側ドアのそれぞれの出入ロ上部の近くに設けたスピーカーから音声アナウンスする従来のものでは、二方向の両出入口に対して、乗車または降車の乗客がいる場合に、前側ドアと後側ドアを同時に開閉する時、図4に示すように、前側ドアと後側ドアを同時に開閉する組合せが4通りあり、例えば、図4の同時開閉の組合せAの場合は、前側ドア、後側ドアのスピーカーから同時に「こちらのドアが開きます」を音声アナウンスするので、かご内乗客は音声が重複して聞こえ、いずれのドアが開くのか聞き分け難いという問題がある。
次に、図4の同時開閉の組合せBの場合は、前側ドアのスピーカーから「こちらのドアが開きます」、後側ドアのスピーカーから「こちらのドアが閉まります」を同時に音声アナウンスするので、かご内乗客は音声が重複して聞こえ、いずれのドアが開閉するのか聞き分け難いという問題がある。
また、図4の同時開閉の組合せC及びDの場合も、同様にかご内乗客は音声が重複して聞こえ、いずれのドアが開閉するのか聞き分け難いという問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、二方向の両出入口に対して乗車または降車の乗客がいる場合、前側ドアと後側ドアを同時に開閉する時、前側ドア用のアナウンスと後側ドア用のアナウンスに優先付けを行い、一方のドア用アナウンスをし終えた時点で他方のドアのアナウンスとドアの開閉を許可するようにして、音声が重複しないようにし、どちらのドアが開閉するのかがアナウンスにて聞き分けできるエレベータの戸開閉装置を提供するものである。
この発明に係るエレベータの戸開閉装置は、かごに二つ以上の出入口を有し、同一階に上記かごの出入口に対応する二つ以上の出入口を有し、かご内にはその出入口毎にそれぞれ音声アナウンス装置が設置され、それぞれの出入口用のドアが同時に開閉できるようにしたものにおいて、出入口用のドアが同時に開閉する時、出入口毎の音声アナウンス装置から発する音声が重複しないように優先付けを行うエレベータの戸の制御手段を備えたものである。
この発明は以上説明したように、出入口用のドアが同時に開閉する時、出入口毎の音声アナウンス装置から発する音声が重複しないように優先付けを行うエレベータの戸の制御手段を備えたので、どちらのドアが開閉するのかがアナウンスにて聞き分けることができる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの戸開閉装置の概略構成を示すシステム構成図である。
図1において、かごに二つ以上の出入口を有する二方口エレベータは、かご室1の一方に前側ドア2、他方に後側ドア3を備えている。エレベータの戸の制御手段10は、エレベータが呼びに応答した時、ドア別に音声アナウンス指令を出力すると共にドア別に開閉指令を出力する。このエレベータの戸の制御手段10から出力される各指令は、前側ドア戸開き指令11a、前側ドア戸閉め指令11b、後側ドア戸開き指令12a、後側ドア戸閉め指令12b、前側ドア戸開きアナウンス指令13a、前側ドア戸閉めアナウンス指令13b、後側ドア戸開きアナウンス指令14a、後側ドア戸閉めアナウンス指令14b等である。前側戸開閉装置20は、エレベータの戸の制御手段10から前側ドア戸開き指令11a、或いは前側ドア戸閉め指令11bを受けて、前側ドア2を開閉させる。また、前側ドア2と前側戸開閉装置20は連結軸21により連結されている。後側戸開閉装置30は、エレベータの戸の制御手段10から後側ドア戸開き指令12a、或いは後側ドア戸閉め指令12bを受けて、後側ドア3を開閉させる。また、後側ドア3と後側戸開閉装置30は連結軸31により連結されている。前側音声アナウンス装置40は、エレベータの戸の制御手段10から前側ドア戸開きアナウンス指令13a、或いは前側ドア戸閉めアナウンス指令13bを受け、前側音声信号線41を介して前側ドア2側の出入り口上部に取り付けられた前側スピーカー60に対し前側ドア2用のアナウンス指令を発する。また、前側音声アナウンス装置40は、前側スピーカー60による音声アナウンスが終了すると、前側アナウンス完了信号42をエレベータの戸の制御手段10に返すものである。後側音声アナウンス装置50は、エレベータの戸の制御手段10から後側ドア戸開きアナウンス指令14a、或いは後側ドア戸閉めアナウンス指令14bを受け、後側音声信号線51を介して後側ドア3側の出入り口上部に取り付けられた後側スピーカー70に対し後側ドア3用のアナウンス指令を発する。また、後側音声アナウンス装置50は、後側スピーカー70による音声アナウンスが終了すると、後側アナウンス完了信号52をエレベータの戸の制御手段10に返すものである。
次に、この実施の形態1の動作について説明する。
図2はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの戸の制御手段の内部処理手順を表すフローチャートである。
図4のドア開閉の組合せAの前側ドアと後側ドアが同時に開く場合の動作について、図1及び図2により説明する。
かごが走行中にかご呼びまたは乗場呼びに応答した場合、或いは、かごが停止している階の乗場呼びが登録されて、こらの各種呼びに応答し両側のドアを開く場合、先ずエレベータの戸の制御手段10から前側ドア2用の前側音声アナウンス装置40に前側ドア戸開きアナウンス指令13aが送出され、前側音声アナウンス装置40は音声信号線41を通して前側スピーカー60から戸開用アナウンス、例えば、「こちらのドアが開きます」を発する。この時、前側戸開きアナウンスを行っている間はステップSlの判定はYESであるため、ステップS2にて後側ドア3用の戸開閉用アナウンスおよび後側ドア3の開閉が禁止される。
その後、前側音声アナウンス装置40は戸開用アナウンス「こちらのドアが開きます」のアナウンスが終了すると同時に前側アナウンス完了信号42をエレベータの戸の制御手段10に返す。この時、前側戸開きアナウンスが完了しているのでステップSlの判定はNOとなり、ステップS4で前側ドア戸開閉が許可され、前側アナウンス完了信号42を受けたエレベータの戸の制御手段10は前側ドア戸開き指令11aを前側戸開閉装置20に送り、前側戸開閉装置20は駆動軸21を介して前側ドア2を開く。
これと同時に、ステップS4で後側ドア開閉用アナウンスが許可されるのでエレベータの戸の制御手段10から後側ドア3用の後側音声アナウンス装置50に後側ドア戸開きアナウンス指令14aが送出され、後側音声アナウンス装置50は音声信号線51を通して後側スピーカー70から戸開用アナウンス、「こちらのドアが開きます」を発する。
その後、後側音声アナウンス装置50は戸開用アナウンス「こちらのドアが開きます」のアナウンスが終了すると同時に後側アナウンス完了信号52をエレベータの戸の制御手段10に返す。この時、後側戸開きアナウンスが完了しているのでステップS5の判定はNOとなり、ステップS8で後側ドア戸開閉が許可され、後側アナウンス完了信号52を受けたエレベータの戸の制御手段10は後側ドア戸開き指令信号12aを後側戸開閉装置30に送り、後側戸開閉装置30は駆動軸31を介して後側ドア3を開く。
その結果、前側スピーカー60と後側スピーカー70から同時に「こちらのドアが開きます」を重複して発することがなくなる。
次に、図1及び図2により、図4のドア開閉の組合せBの前側ドアが開くと後側ドアが閉じる状態が同時に発生した場合の動作について説明する。
先ずエレベータの戸の制御手段10から前側ドア2用の前側音声アナウンス装置40に前側ドア戸開きアナウンス指令13aが送出され、前側音声アナウンス装置40は音声信号線41を通して前側スピーカー60から戸開用アナウンス「こちらのドアが開きます」を発する。この時、前側戸開きアナウンスを行っている間はステップS1の判定はYESであるためステップS2にて後側ドア3用の戸開閉アナウンス及び後側ドア3の開閉が禁止される。
その後、前側音声アナウンス装置40は戸開用アナウンス「こちらのドアが開きます」のアナウンスが終了すると同時に前側アナウンス完了信号42をエレベータの戸の制御手段10に返す。この時、前側戸開きアナウンスが完了しているのでステップS1の判定はNOとなり、ステップS4で前側ドア戸開閉が許可され、前側アナウンス完了信号42を受けたエレベータの戸の制御手段10は前側戸開き指令信号11aを前側戸開閉装置20に送り、前側戸開閉装置20は駆動軸21を通して前側ドア2を開く。
これと同時に、ステップS4で後側ドア開閉用アナウンスが許可されるのでエレベータの戸の制御手段10から後側ドア3用の後側音声アナウンス装置50に後側ドア戸閉めアナウンス指令14bが送出され、後側音声アナウンス装置50は音声信号線51を通して後側スピーカー70から戸閉め用アナウンス「こららのドアが閉まります」を発する。
その後、後側音声アナウンス装置50は戸閉め用アナウンス「こちらのドアが閉まります」のアナウンスが終了すると同時に後側アナウンス完了信号52をエレベータの戸の制御手段10に返す。この時、後側戸閉めアナウンスが完了しているのでステップS5の判定はNOとなり、ステップS8で後側ドア戸開閉が許可され、後側アナウンス完了信号52を受けたエレベータの戸の制御手段10は後側戸閉め指令信号12bを後側戸開閉装置30に送り、後側戸開閉装置30は駆動軸31を介して後側ドア3を閉める。
その結果、前側スピーカー60から「こちらのドアが開きます」と後側スピーカー70から「こちらのドアが閉まります」を同時に重複して発することがなくなる。
同様にして、図4のドア開閉の組合せCの前側ドアが閉じると後側ドアが開く状態が同時に発生した場合、前側スピーカー60から「こちらのドアが閉まります」と後側スピーカー70から「こちらのドアが開きます」を同時に重複して発することがなくなる。
また、図4のドア開閉組合せDの前側ドアと後側ドアが同時に閉じる場合も同様に、前側スピーカー60と後側スピーカー70から同時に「こちらのドアが閉まります」を重複して発することがなくなる。
実施の形態2.
次に、実施の形態2について、図1、図2、図3により説明する。
なお、実施の形態1においては、かごが走行中にかご呼びまたは乗場呼びに応答した場合、或いは、かごが停止している階の乗場呼びが登録されて、これらの各種呼びに応答し両側のドアを開く場合、各種呼びの種類(前側及び後側の一般かご呼び、車椅子がご呼び、一般乗場呼び、車椅子乗場呼び、視覚障害者専用呼び、役員専用呼びなど)に拘らず、前側ドア2の戸開アナウンスを優先し、前側ドア2が後側ドア3よりも先に開くようにしたが、実施の形態2は前記の各種呼びの種類によって先に戸開アナウンスするドアを変更できるようにしたものである。
図3は、各種呼びの種類によって音声アナウンスの優先度を変更させる優先度パラメータの番号P1〜P4と各種呼びの種類とアナウンスする側(前側、後側)を示す図である。
図3の優先度パラメータは、エレベータの戸の制御手段10の内部記憶装置(図示せず)に格納され、エレベータの所有者または建物の管理者などの意向や指定により、その一つが選択・設定されるものである。
次に、図3の優先度パラメータP2が選択されている場合の実施の形態2の動作について説明する。
かごが走行中に後側の車椅子かご呼びと前側の一般乗場呼びが登録され、それらの呼びにエレベータが応答した場合、優先度パラメータP2において、「後側の車椅子かご呼びがあれば後側ドアの戸開アナウンスを前側ドアの戸開きアナウンス、及び前側ドアの戸閉めアナウンスよりも優先して発報する」条件に該当するため、エレベータの戸の制御手段10は先ず、後側ドア3用の後側音声アナウンス装置50に後側ドア戸開きアナウンス指令14aを送出し、後側音声アナウンス装置50は音声信号線51を通して後側スピーカー70から戸開き用アナウンス「こちらのドアが開きます」を発する。
この時、後側戸開きアナウンスを行っている間はステップS5の判定はYESであるためステップS6にて前側ドア2用の戸開閉アナウンス及び前側ドア2の開閉が禁止される。
その後、後側音声アナウンス装置50は戸開用アナウンス「こちらのドアが開きます」のアナウンスが終了すると同時に後側アナウンス完了信号52をエレベータの戸の制御手段10に返す。この時、後側戸開きアナウンスが完了しているのでステップS5の判定はNOとなり、ステップS8で後側ドア戸開閉が許可され、後側アナウンス完了信号52を受けたエレベータの戸の制御手段10は後側戸開き指令信号12aを後側戸開閉装置30に送り、後側戸開閉装置30は駆動軸31を介して後側ドア3を開く。
これと同時に、ステップS8で前側ドア開閉用アナウンスが許可されるのでエレベータの戸の制御手段10から前側ドア2用の前側音声アナウンス装置40に前側ドア戸開きアナウンス指令13aが送出され、前側音声アナウンス装置40は音声信号線41を通して前側スピーカー60から戸開用アナウンス「こちらのドアが開きます」を発する。
その後、前側音声アナウンス装置40は戸開用アナウンス「こちらのドアが開きます」のアナウンスが終了すると同時に前側アナウンス完了信号42をエレベータの戸の制御手段10に返す。この時、前側戸開きアナウンスが完了しているのでステップS1の判定はNOとなり、ステップS4で前側ドア戸開閉が許可され、前側アナウンス完了信号42を受けたエレベータの戸の制御手段10は前側戸開き指令信号11aを前側戸開閉装置20に送り、前側戸開閉装置20は駆動軸21を介して前側ドア2を開く。
その結果、後側の車椅子がご呼びを登録した車椅子利用者が降車する方向の後側スピーカー70から「こちらのドアが開きます」を先にアナウンスし、その後、前側の一般乗場呼びを登録した一般乗客が乗車する方向の前側スピーカー60から「こちらのドアが開きます」をアナウンスするので音声が重複することがなく、車椅子利用者は自分が降車する後側ドアを誤り無く識別することができる。
同様にして、図3の優先度パラメータP1が選択されている場合は、前側の一般かご呼びまたは前側の車椅子がご呼びがあれば前側ドアの戸開アナウンスを後側ドアの戸開きアナウンス、及び後側ドアの戸閉めアナウンスよりも優先して発報し、音声が重複することがない。
同様に、優先度パラメータP3、P4が選択されている場合は、それぞれ前側または後側の乗場呼びの種類に応じ、前側または後側の戸開アナウンスの優先を変えることができ、いずれも音声が重複することがない。
実施の形態3.
次に、実施の形態3について説明する。
実施の形態3は図3の優先度パラメータを階床毎にエレベータの戸の制御手段10の内部記憶装置(図示せず)に格納し、階床毎に各種呼びの種類によって音声アナウンスの優先度を変更させることができるようにしたものである。
例えば、1階〜3階は優先度パラメータP1、4階〜6階は優先度パラメータP4、7階は優先度パラメータP3、8階は優先度パラメータP2など、階床毎に優先度パラメータを変えて設定し、各階床毎にそれぞれ前側または後側の各種呼びの種類に応じ、前側または後側の戸開アナウンスの優先度を変えることができ、いずれも音声が重複することがない。
実施の形態4.
次に、実施の形態4について説明する。
実施の形態4は図3の優先度パラメータを時間帯毎にエレベータの戸の制御手段10の内部記憶装置(図示せず)に格納し、時間帯毎に各種呼びの種類によって音声アナウンスの優先度を変更させることができるようにしたものである。
例えば、0時〜7時は優先度パラメータP1、8時〜12時は優先度パラメータP4、13時〜17時は優先度パラメータP3、18時〜23時は優先度パラメータP2など、時間帯毎に優先度パラメータを変えて設定し、各時間帯毎にそれぞれ前側または後側の各種呼びの種類に応じ、前側または後側の戸開アナウンスの優先度を変えることができ、いずれも音声が重複することがない。
なお、時間帯に変えて年月日や曜日毎に優先度パラメータを設定することも実施できる。
以上、前側と後側の二方向出入口について説明したが、三方向以上の出入口についても、同様に実施できる。
この発明の実施の形態1におけるエレベータの戸開閉装置の概略構成を示すシステム構成図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの戸の制御手段の内部処理手順を表すフローチャートである。 優先度パラメータと各種呼びの種類とアナウンスする側を示す図である。 前側ドアと後側ドアを同時に開閉する場合のそれぞれのドア出入口上部近くに設けたスピーカーから発する音声アナウンスの組合せを示す図である。
符号の説明
1 エレベータのかご
2 前側ドア
3 後側ドア
10 エレベータの戸の制御手段
11a 前側ドア戸開き指令
11b 前側ドア戸閉め指令
12a 後側ドア戸開き指令
12b 後側ドア戸閉め指令
13a 前側ドア戸開きアナウンス指令
13b 前側ドア戸閉めアナウンス指令
14a 後側ドア戸開きアナウンス指令
14b 後側ドア戸閉めアナウンス指令
20 前側戸開閉装置
21 連結軸
30 後側戸開閉装置
31 連結軸
40 前側音声アナウンス装置
41 前側音声信号線
42 前側アナウンス完了信号
50 後側音声アナウンス装置
51 後側音声信号線
52 後側アナウンス完了信号
60 前側スピーカー
70 後側スピーカー

Claims (5)

  1. かごに二つ以上の出入口を有し、同一階に上記かごの出入口に対応する二つ以上の出入口を有し、かご内にはその出入口毎にそれぞれ音声アナウンス装置が設置され、それぞれの出入口用のドアが同時に開閉できるようにしたエレベータにおいて、
    出入口用のドアが同時に開閉する時、出入口毎の音声アナウンス装置から発する音声が重複しないように優先付けを行うエレベータの戸の制御手段を備えたことを特徴とするエレベータの戸開閉装置。
  2. エレベータの戸の制御手段は、かご内及び乗場で登録された呼びの種類によって先に戸開閉アナウンスするドアを変更できるようにしたことを特徴とする請求項1記載のエレベータの戸開閉装置。
  3. 各種呼びの種類によって音声アナウンスの優先度を変更させる優先度パラメータを選択・設定できることを特徴とする請求項2記載のエレベータの戸開閉装置。
  4. かご内及び乗場で登録された呼びの種類によって先に戸開閉アナウンスするドアの変更を階床毎に設定できるようにしたことを特徴とする請求項2又は請求項3記載のエレベータの戸開閉装置。
  5. かご内及び乗場で登録された呼びの種類によって先に戸開閉アナウンスするドアの変更を時間帯毎、年月日、或いは曜日毎に設定できるようにしたことを特徴とする請求項2又は請求項3記載のエレベータの戸開閉装置。
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