JP2006008066A - 作業車輌の走行操作装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 無段変速装置のロック装置を、劣化が少なく長期に亘って正確な作動を保持することができる作業車輌の走行操作装置を提供する。
【解決手段】 HSTを任意の変速位置で定速走行状態に保持した際に、左ブレーキペダル10と右ブレーキペダル11とを同時に踏み込むと、操作アーム10bに連結された第1のリンクであるリンク81と、操作アーム11bに連結された第2のリンクであるリンク85とが下方に押し下げられ、これにより、リンク77も下方に押し下げられて定速走行状態が解除されることにより、劣化が少なく長期に亘って正確な作業車輌の走行操作装置の作動を保持することができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、農業等で用いられる作業車輌に関し、特に、無段変速装置を定速走行状態に保持する機構を備える作業車輌の走行操作装置に関する。
従来、農業で用いられるトラクタ等の作業車輌には、静油圧式無段変速装置(HST)が採用されているものがあり、このHSTを任意の変速位置で定速走行状態に保持(ロック状態)、或いは解除(アンロック状態)するロック装置(オートクルーズ機能)を備えているものがある。
そして、作業車輌には機体の左右の車輪毎に制動可能なブレーキペダルが設けられ、HSTのロック装置を備える作業車輌においては、ロック装置によりHSTを所望の変速位置に保持して定速走行している際に、左右それぞれのブレーキペダルを単独で操作することによって機体の旋回操作をおこなう。
また、ロック装置により定速走行している際に、左右のブレーキペダルを同時に踏み込むことでロック装置をアンロック状態に解除する操作部材を備え、そのまま制動機能を作動させることで機体を停止させるものが提案されている(特許文献1参照)。
特開平4−306138号公報
しかしながら、上述したような従来の左右のブレーキペダルを同時に踏み込むことでHSTのロック装置をアンロック状態に解除する操作部材を備えるものでは、ブレーキペダルを左右単独で操作する際にはその操作部材が押し操作されないようにブレーキペダルのストロークを逃がすための長孔やローラ等の揺動可能な融通機構を用いて連係するため、それらの空隙に起因するガタ等から、機械的な誤差や長期間使用することによる摩耗等が生じ易くなるという問題があった。
そこで、本発明は上記従来技術に鑑みてなされたものであり、HSTを所望の変速位置に保持したロック状態から解除する機構を、劣化が少なく長期に亘って正確な作動を保持することができる作業車輌の走行操作装置を提供することを目的とするものである。
前記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、ニュートラル位置に付勢されていると共に操作手段(12,12´)により前進及び後進方向に無段階に操作される無段変速装置(21,22)と、左右のブレーキにそれぞれ連動していると共に隣接して配置されている左右のブレーキペダル(10,11)と、前記無段変速装置(21,22)を任意の操作位置にてロックすると共に、該ロックを解除するように操作し得るロック装置(69)と、を備えてなる作業車輌(1)の走行操作装置において、前記左右のブレーキペダル(10,11)にそれぞれ第1及び第2のリンク(81,85)をピン(80,83)により回動自在に連結し、これら第1及び第2のリンク(81,85)の先端をピン(80,83)により互いに回動自在に連結すると共に、該ピンにより第3のリンク(77)を回動自在に連結し、前記第3のリンク(77)を前記ロック装置(69)に連係して、前記左右のブレーキペダル(10,11)を共に操作したときにのみ、前記第1,第2及び第3のリンク(81,85,77)を介して前記ロック装置(69)をロック解除位置に連動・操作する、ことを特徴とする。
請求項2に係る発明によれば、前記第1,第2,第3のリンク(81,85,77)の回動平面が、前記左右のブレーキペダル(10,11)の回動平面と平行である、ことを特徴とする。
請求項3に係る発明によれば、前記第1,第2,第3のリンク(81,85,77)の回動平面が、前記左右のブレーキペダル(10,11)の回動平面の間に位置してなる、ことを特徴とする。
請求項1に係る本発明によると、左ブレーキペダルのみを踏圧操作した場合、右ブレーキペダルとの連結ピンを枢支点として第2のリンクが回動することにより、第3のリンクは、その作動方向である長手方向には大きく動くことはなく、また右ブレーキペダルのみを踏圧操作した場合も同様に、右ブレーキペダルとの連結ピンを枢支点として第1のリンクが回動することにより、第3のリンクは、作動方向に大きく動くことはなく、左右のブレーキペダルが両方共踏圧操作したときのみ、第1及び第2のリンクを介して、第3のリンクは、作動方向に大きく動き、ロック装置をロック解除位置に連係・操作するので、左右ブレーキの作動時、無段変速装置の変速設定(オートクルーズ)が解除されて自動的にニュートラル位置になるものでありながら、第1,第2及び第3のリンクは、それぞれピンにより回動自在に連結されているので、長孔又はローラと山型の操作部等の空隙による融通機構を必要とせず、ガタ等による誤差及び摩耗の進行を抑えて、長期に亘って正確な作動を保持することができる。
請求項2に係る本発明によると、第1,第2及び第3のリンクの回動平面が、左右のブレーキペダルの回動平面と平行にあるので、上記リンクの作動空間を、ブレーキペダル等の他の作動部材と干渉しない狭い場所に設置することが可能となる。
請求項3に係る本発明によると、第1,第2及び第3のリンクを、左右のブレーキペダルの回動空間の間に配置したので、特別なスペースを必要とすることなく、左右ブレーキペダルによるオートクルーズの解除装置を設置することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態にかかる作業車輌を図1乃至図6に沿って説明する。図1は本実施の形態にかかる作業車輌の上面図、図2は変速ペダルによるHSTの操作系の側面図、図3は変速ペダルによるHSTの操作系の平面図、図4は走行操作装置の左ブレーキペダル制動時の側面図、図5は走行操作装置の右ブレーキペダル制動時の側面図、図6は走行操作装置の左右ブレーキペダル制動時の側面図である。
図1に示すトラクタ1は、圃場の耕作等をおこなう作業車輌であり、機体前部が原動機部2、中央が操作部3、後部が昇降リンク機構部5から構成され、機体は機体前部の原動機部2の左右及び後部の昇降リンク機構部5の左右に配設される不図示の車輪により支持される。
原動機部2の機体フレーム上には、エンジンやエンジンの冷却用ラジエータ等がボンネット6内に搭載されており、このエンジンの動力はHST等を介して伝達される。機体中央の操作部3には、トラクタ1の操作者が扱うステアリングハンドル、座席シート、各種操作レバー等の機体操作をおこなう運転席が配設され、機体後部の昇降リンク機構部5には、昇降リンクを介してロータリ耕耘機等の作業機を昇降自在に支持する機構が配設される。
そして、上述した操作部3に配設された運転席のステップ7の左半には、クラッチペダル9が配設される。また、ステップ7の右半には、左後輪を制動する左ブレーキペダル10、右後輪を制動する右ブレーキペダル11、及び、エンジンの駆動力を車輪に伝達するHSTの変速位置を操作する変速ペダル12,12´が配設される。これらの左ブレーキペダル10、右ブレーキペダル11、変速ペダル12の各枢支部であるボス部10a〜12aは、共通のペダル軸13によって支持されている。
そして、左ブレーキペダル10に加えられる力は、機体左側から後方に延びるブレーキロッド15を介して左の後輪ブレーキに伝達される。また、右ブレーキペダル11に加えられる力は、機体右側から後方に延びるブレーキロッド16を介して右の後輪ブレーキに伝達される。これら左右のブレーキペダル10,11は、力が加えられた後も取付ブラケット20に取り付けられた戻しスプリング17,19によって元の位置に復帰するよう常時付勢される。
次に、HSTの操作系を説明する。図2及び図3に示すように、トラニオン軸21の軸方向端部には、トラニオンアーム22が固定されている。このトラニオンアーム22の下部にはピン23が取付けられ、ピン23には連結杆25が軸着される。
この連結杆25は、防振ジョイント26を介してボス部12aによってペダル軸13に回動自在に支持されており、さらに、ボス部12aから突き出した中間リンク27a,27bの一方の中間リンク27aに対してピン29を使って軸着されている。
防振ジョイント26は、連結杆25に固定された保持金具30と、保持金具30に保持された防振ゴム31,32と、防振ゴム31,32を介してボルト33とナット35により連結杆25と連結されたL金具36とを有し、このL金具36が中間リンク27aと軸着されている。
そして、変速ペダル12の操作アーム12bは、ペダル軸13に支持されたボス部12aに固定されており、変速ペダル12´の操作アーム12´bは、ペダル軸13に軸着された中間リンク27bに固定されているため、変速ペダル12或いは変速ペダル12´を踏み込むと、ボス部12aと防振ジョイント26を介してトラニオンアーム22が引っ張られ、トラニオン軸21が回動される。すなわち、このような変速ペダル12,12´を操作手段とし、トラニオン軸21が回動されることで、無段変速装置内のHSTポンプの斜板の傾き方向及び傾き量が変えられ、作動油の吐出量が変化してエンジンの出力回転が制御される。
また、変速ペダル12,12´の操作アーム12b,12´bの近傍には前進側ストッパ37及び後進側ストッパ87が配置される。この前進側ストッパ37は、戻しスプリング17,19の取付ブラケット20に設けられ、後進側ストッパ87は、ステップ支持ブラケット89に設けられており、それぞれ変速ペダル12,12´の前進側及び後進側の操作量を制限する。
一方、トラニオンアーム22の下部はY字状の凹部39aに形成されており、凹部39aに軸40を中心として回動自在なL字形のニュートラルアーム41a,41bが軸着されている。
このニュートラルアーム41aの先端には、ニュートラルアーム41aに枢支されたローラ42が当接されている。他方のニュートラルアーム41bの先端には、ニュートラル位置への付勢力を付与する戻しスプリング43が取り付けられ、戻しスプリング43はアンカーボルト45を介してブラケット46に締結されている。すなわち、この戻しスプリング43の付勢力により、トラニオンアーム22は常にニュートラル位置に戻るように付勢されている。
ニュートラルアーム41bの移動路上にはニュートラルスイッチ47が配置され、ニュートラルアーム41bとニュートラルスイッチ47との間隔を位置調節自在な調整ボルト49を用いて取り付けられている。
この調整ボルト49の一端は、ニュートラルスイッチ47との当接部49aとなっている。また、ニュートラルアーム41bの長手方向の中間位置には、中間リンク27bの先端部との間にオイルダンパ50が装着されている。このオイルダンパ50は、内部にゴミや塵が侵入しないように蛇腹51で覆われている。
一方、中間リンク27bには、ピン52から前方に向って連結杆53の一端が軸着され、この連結杆53の他端は、軸54に連係されたリンク55がピン56を介して軸着されている。軸54には、アーム57が一体的に突設されているとともに、扇形状のブレーキプレート58の基部が回動自在に遊嵌されている。また、ブレーキプレート58の前部に形成された円弧状の摩擦板59の前面には、隣接する軸60に遊嵌されたボス61から腕61aが突設され、腕61aに枢着されたブレーキシュー62が摩擦板59に摺接している。
さらに、アーム57の先端部に突設されたピン63が、ブレーキプレート58に形成された長孔58aに嵌合されているとともに、ブレーキプレート58とアーム57との間に捩りバネ65を介装して、ピン63が長孔58aの上端側に常時圧接するように付勢されている。そして、ボス61から前方へ突設されたアーム66の前端は、ロッド67を介してロックレバー69に連結されている。このような構成により、トラクタ1ではロック装置を形成し、HSTを任意の変速位置で定速走行状態の保持或いは解除をおこなう。
一方、ロックレバー69の長手方向の中間位置には、ロックレバー69をロック位置からアンロック位置に引き操作をするワイヤ70が接続され、このワイヤ70の他端には長孔を有する楕円形の部材71が中間リンク27aの中間位置に係止されている。この部材71と隣設する位置に設置されたブラケット72には、軸73から下方に向かうリンク75と、前方に向かうリンク76とが軸着される。
このリンク75の中央部には円柱状の突設物が配設され、部材71が有する長孔内で移動可能に嵌め込まれることでリンク75と部材71とが連結される。他方のリンク76の先端には円柱状の突設物が配設され、リンク(第3のリンク)77の一方の端に穿設された長孔内に移動可能に嵌め込まれることでリンク76とリンク77とが枢着される。
また、左ブレーキペダル10の操作アーム10bのペダル軸13側の端部内側には、連結杆79が固着され、連結杆79の先端にはピン80を軸としてリンク(第1のリンク)81が軸着される。同様に、右ブレーキペダル11の操作アーム11bのペダル軸13側の端部内側には、連結杆82が固着され、連結杆82の先端にはピン83を軸としてリンク(第2のリンク)85が軸着される。さらに、リンク81及びリンク85の先端であり、かつ、これらに挟まれた位置にリンク77がピン86を介して軸着される。このような構成により、走行操作装置を形成し、HSTでの定速走行の保持の解除をおこなう。
次に、本実施の形態にかかるHSTを任意の変速位置で定速走行状態に保持した際の制動操作について説明する。
まず、前進側の変速ペダル12を踏み込み、増速した状態でロックレバー69をロック位置に操作すると、摩擦板59がブレーキシュー62により押し付けられる。この状態で変速ペダル12の踏み込みを解除すると、ブレーキプレート58は摩擦板59とブレーキシュー62との間の摩擦力によってその位置が保持されるため、変速ペダル12は増速状態に保持され、機体は一定の速度で走行し続ける。
ここで、図4に示すように、左ブレーキペダル10だけを踏み込む場合、操作アーム10bが下方に押されるとともに操作アーム10bに連結された第1のリンクであるリンク81が、リンク77の先端のピン86を支点に回動しながら、リンク77を前方に押して回動させる。このことから、リンク77は下方へと移動せず、左ブレーキペダル10が踏み込まれた際のストロークを前方向へと逃がす。
また、図5に示すように、右ブレーキペダル11だけを踏み込む場合には、操作アーム11bが下方に押されるとともに操作アーム11bに連結された第2のリンクであるリンク85が、リンク77の先端のピン86を支点に回動しながら、リンク77を後方に押して回動させる。このことから、リンク77は下方へと移動せず、右ブレーキペダル11が踏み込まれた際のストロークを後方へと逃がす。
このように、左ブレーキペダル10或いは右ブレーキペダル11を単独で踏み込む場合には、リンク77は下方向への力を受けないため、リンク75及びリンク76が回動せずにワイヤ70も引き操作されることはない(すなわち、ロックレバー69のロック位置が解除されずにロック状態が保持される)。
次に、図6に示すように左ブレーキペダル10と右ブレーキペダル11とを同時に踏み込む場合には、操作アーム10bに連結された第1のリンクであるリンク81と、操作アーム11bに連結された第2のリンクであるリンク85とが同時に下方に押し下げられるため、これらとピン86とにより軸着されたリンク77も前後方向に回動せず、下方に押し下げられる。リンク77が下方に押し下げられると、リンク77と連結されたリンク76及びリンク75が軸73を中心として時計方向に回転し、部材71は矢印aの方向に引き寄せられる。これにより、ロックレバー69はロック位置からアンロック位置へと移動する。
ロックレバー69がアンロック位置へと移動すると、ロッド67を介してアーム66が軸60を中心として時計方向に回転し、アーム66と一体の腕61aも同方向に回転する結果、ブレーキシュー62が摩擦板59から離れる。このため、ニュートラルアーム41a,41bは、戻しスプリング43の付勢力で、軸40を中心として反時計方向に回転し、ローラ42、凹部39a、トラニオンアーム22を介してトラニオン軸21をニュートラル位置に戻す。これにより、連結杆24及び防振ジョイント26を介して、中間リンク27aがペダル軸13を中心として反時計方向に回転し、変速ペダル12も元の位置に復帰する(すなわち、ロックレバー69のロック位置が解除され、ロック状態がアンロック状態へと解除される)。この状態において、調節ボルト49の一端の当接部49aがニュートラルスイッチ47に当接してニュートラル位置を検出する。
以上説明したように、本実施の形態にかかるトラクタ1によれば、HSTを任意の変速位置で定速走行状態に保持した際に、左ブレーキペダル10と右ブレーキペダル11とを同時に踏み込むと、操作アーム10bに連結された第1のリンクであるリンク81と、操作アーム11bに連結された第2のリンクであるリンク85とが下方に押し下げられ、これにより、リンク77も下方に押し下げられて、定速走行状態が解除され、さらに、これら第1,第2及び第3のリンクは、それぞれピンにより回動自在に連結されているので、長孔又はローラと山型の操作部等の空隙による融通機構を必要とせず、ガタ等による誤差及び摩耗の進行を抑えて、長期に亘って正確な作動を保持することができるようになる。
また、本実施の形態にかかるトラクタ1によれば、左ブレーキペダル10と右ブレーキペダル11とが同時に踏み込まれた場合に、操作アーム10bに連結されたリンク(第1のリンク)81と、操作アーム11bに連結されたリンク(第2のリンク)85とが同時に下方に押し下げられるため、これらとピン86とにより軸着されたリンク(第3のリンク)77も下方に押し下げられることにより、第1,第2及び第3のリンクの回動平面が左右のブレーキペダルの回動平面と平行な位置関係にあるので、各リンクの作動空間を、ブレーキペダル等の他の作動部材と干渉しない狭い場所に設置することができるようになる。
また、本実施の形態にかかるトラクタ1によれば、リンク(第1のリンク)81は操作アーム10bのペダル軸13側の端部内側に軸着し、リンク(第2のリンク)85は操作アーム11bのペダル軸13側の端部内側に軸着し、さらに、これら2つの間にリンク(第3のリンク)77を軸着するので、特別なスペースを必要とすることなく、左右ブレーキペダルによるロック装置(オートクルーズ)の解除装置を設置することができるようになる。
本実施の形態にかかる作業車輌の上面図。 変速ペダルによるHSTの操作系の側面図。 変速ペダルによるHSTの操作系の平面図。 走行操作装置の左ブレーキペダル制動時の側面図。 走行操作装置の右ブレーキペダル制動時の側面図。 走行操作装置の左右ブレーキペダル制動時の側面図。
符号の説明
1 作業車輌(トラクタ)
10 左ブレーキペダル
11 右ブレーキペダル
12,12´ 変速ペダル(操作手段)
21 トラニオン軸(無段変速装置)
22 トラニオンアーム(無段変速装置)
69 ロックレバー(ロック装置)
77 リンク(第3のリンク)
80,83,86 ピン
81 リンク(第1のリンク)
85 リンク(第2のリンク)

Claims (3)

  1. ニュートラル位置に付勢されていると共に操作手段により前進及び後進方向に無段階に操作される無段変速装置と、
    左右のブレーキにそれぞれ連動していると共に隣接して配置されている左右のブレーキペダルと、
    前記無段変速装置を任意の操作位置にてロックすると共に、該ロックを解除するように操作し得るロック装置と、
    を備えてなる作業車輌の走行操作装置において、
    前記左右のブレーキペダルにそれぞれ第1及び第2のリンクをピンにより回動自在に連結し、
    これら第1及び第2のリンクの先端をピンにより互いに回動自在に連結すると共に、該ピンにより第3のリンクを回動自在に連結し、
    前記第3のリンクを前記ロック装置に連係して、前記左右のブレーキペダルを共に操作したときにのみ、前記第1,第2及び第3のリンクを介して前記ロック装置をロック解除位置に連動・操作する、
    ことを特徴とする作業車輌の走行操作装置。
  2. 前記第1,第2,第3のリンクの回動平面が、前記左右のブレーキペダルの回動平面と平行である、
    請求項1記載の作業車輌の走行操作装置。
  3. 前記第1,第2,第3のリンクの回動平面が、前記左右のブレーキペダルの回動平面の間に位置してなる、
    請求項2記載の作業車輌の走行操作装置。
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